JP2018097557A - 医薬品在庫管理システム、医薬品在庫管理装置、医薬品在庫管理方法、プログラム - Google Patents

医薬品在庫管理システム、医薬品在庫管理装置、医薬品在庫管理方法、プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】使用期限超過や欠品が生じにくい医薬品の在庫管理方法を提供する。
【解決手段】本発明の医薬品在庫管理システムは、処方情報取得手段、設定在庫数計算手段、在庫情報更新手段、在庫状況判断手段を備える。属性情報は、医薬品が常習性または時期性を有するか否かを示す情報である。リピートパラメータは、属性情報が常習性有りの場合に設定されるパラメータであって、薬局ごとの同じ患者が再度同じ医薬品を購入する割合を示すパラメータである。販売数情報は、属性情報が時期性無しの場合には、薬局ごとの平均的な販売数を示す情報であり、時期性有りの場合には薬局ごとの年間の変化を含んだ販売数を示す情報である。設定在庫数計算手段は、常習性有りの医薬品の場合は処方情報とリピートパラメータと販売数情報を用いて設定在庫下限数を求め、常習性無しの医薬品の場合は販売数情報を用いて設定在庫下限数を求める。
【選択図】図1

Description

本発明は、薬局における医薬品の在庫を管理するための医薬品在庫管理システム、医薬品在庫管理装置、医薬品在庫管理方法、プログラムに関する。
在庫の無駄をなくすための在庫管理システムとしては、特許文献1の技術などが知られている。医薬品の在庫管理としては販売(使用)した数量を補充する方法が一般的であり、特許文献2にはこの方法を前提とした技術が示されている。
特開2002−251456号公報 特開2003−44591号公報
一般的な在庫管理の方法は販売した数量だけ補充するので、目標として設定している在庫の数量は一定である。また、設定している在庫の数量は、人が適宜設定しているに過ぎない。そして、最初に設定する在庫の余裕を大きくすると使用期限を過ぎてしまう医薬品が多くなり、在庫の余裕を小さくすると欠品が生じやすくなる。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、使用期限超過や欠品が生じにくい医薬品の在庫管理方法を提供することを目的とする。
本発明の医薬品在庫管理システムは、薬局に設置された端末である薬局端末とネットワークを介して接続される。本発明の医薬品在庫管理システムは、医薬品共通情報記録部と医薬品個別情報記録部と処方情報記録部を有する記録手段、処方情報取得手段、設定在庫数計算手段、在庫情報更新手段、在庫状況判断手段を備える。医薬品共通情報記録部は、医薬品ごとの、医薬品を識別する情報である医薬品ID、属性情報を記録する。医薬品個別情報記録部は、薬局ごとかつ医薬品ごとの、リピートパラメータ、販売数情報、設定在庫下限数、使用期限ごとの数量の情報を含む在庫情報を記録する。処方情報記録部は、受け付けた薬局を識別する情報である薬局ID、患者を識別する情報である患者ID、処方箋の発行日を含む情報である日付情報、医薬品ごとの数量と日数の情報を含む処方情報を記録する。属性情報は、医薬品が常習性または時期性を有するか否かを示す情報である。リピートパラメータは、属性情報が常習性有りの場合に設定されるパラメータであって、薬局ごとかつ医薬品ごとの同じ患者が再度同じ医薬品を購入する割合を示すパラメータである。販売数情報は、属性情報が時期性無しの場合には、薬局ごとかつ医薬品ごとの平均的な販売数を示す情報であり、時期性有りの場合には薬局ごとかつ医薬品ごとの年間の変化を含んだ販売数を示す情報である。処方情報取得手段は、処方箋ごとの処方情報を取得し、処方情報記録部に記録する。設定在庫数計算手段は、処方情報、属性情報、リピートパラメータ、販売数情報を用いて、薬局ごとかつ医薬品ごとに、設定する在庫数の下限である設定在庫下限数を計算する。より具体的には、設定在庫数計算手段は、常習性有りの医薬品の場合は処方情報とリピートパラメータと販売数情報を用いて設定在庫下限数を求め、常習性無しの医薬品の場合は販売数情報を用いて設定在庫下限数を求める。在庫情報更新手段は、薬局ごとかつ医薬品ごとに、記録手段が記録する在庫情報を更新する。在庫状況判断手段は、薬局ごとかつ医薬品ごとに、在庫数と設定在庫下限数を比較し、在庫数が設定在庫下限数より少ない状態のときはあらかじめ定めた処理を行う。
本発明の医薬品在庫管理システムによれば、医薬品を常習性の有無、時期性の有無の属性で区別し、リピートパラメータと販売数の年間の変化を考慮して在庫として持つべき医薬品の数の下限を求める。したがって、人が適宜在庫の数量を設定する場合に比べ、使用期限超過や欠品が生じにくい。
本発明の医薬品在庫管理システムの機能構成例を示す図。 記録手段190の構成例を示す図。 本発明の医薬品在庫管理システムの在庫管理の処理フロー例を示す図。 本発明の医薬品在庫管理システムのパラメータ更新の処理フロー例を示す図。 本発明の医薬品在庫管理システムのパラメータ初期設定の処理フロー例を示す図。
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。なお、同じ機能を有する構成部には同じ番号を付し、重複説明を省略する。
図1に医薬品在庫管理システムの機能構成例を示す。医薬品在庫管理システム100は、少なくとも記録手段190、処方情報取得手段120、設定在庫数計算手段110、在庫情報更新手段130、在庫状況判断手段140を備え、さらに調整情報取得手段125、パラメータ学習手段150、パラメータ更新手段200、パラメータ初期設定手段300も備えてもよい。各手段はネットワークで接続された異なる装置(コンピュータ)の中に配置してもよいし、1つの装置内に配置してもよい。各手段を異なるコンピュータの中に配置する場合には、例えば、設定在庫数計算手段110としてコンピュータを機能させるためのプログラムのように、手段ごとのプログラムが存在することになる。また、すべての手段を1つの装置内に配置した場合(医薬品在庫管理システムを1つの装置内に構成した場合)は、医薬品在庫管理装置101となる。医薬品在庫管理システム100は、少なくとも薬局に設置された端末である薬局端末400,…,400とネットワーク900を介して接続される。医薬品在庫管理システム100は、さらに、薬卸会社に設置された端末又は装置である卸端末500,…,500ともネットワーク900を介して接続してもよい。NとMは1以上の整数である。
図2に記録手段190の構成例を示す。記録手段190は、少なくとも医薬品共通情報記録部191と医薬品個別情報記録部192と処方情報記録部193を有する。また、記録手段190は、さらに転送可能情報記録部194も備えてもよい。図3は医薬品在庫管理システムの在庫管理の処理フロー例を示す図、図4は医薬品在庫管理システムのパラメータ更新の処理フロー例を示す図、図5は医薬品在庫管理システムのパラメータ初期設定の処理フロー例を示す図である。
医薬品共通情報記録部191は、すべての薬局で共通する医薬品に関する情報を記録する記録部であって、少なくとも医薬品ごとの、医薬品を識別する情報である医薬品ID、属性情報を記録する。属性情報は、医薬品が常習性または時期性を有するか否かを示す情報である。常習性とは、糖尿病や高血圧症の薬や抗がん剤などのように常習的に使用することを示す性質である。時期性とは、花粉症や風邪やインフルエンザの薬のような販売数(処方される数量)が時期(季節)に依存することを示す性質である。例えば、花粉症の薬は常習性も時期性も有る医薬品、糖尿病の薬は常習性は有るが時期性は無い医薬品、風邪の薬は常習性は無いが時期性は有る薬、傷薬は常習性も時期性もない薬のように、属性情報によって医薬品は4種類に分類される。医薬品共通情報記録部191は、さらに、納期を示す納期情報、薬卸会社から購入するときの個数の単位である発注単位、薬局間で医薬品を転送するときの個数の単位である転送単位、医薬品の製造時から使用期限までの期間の情報を含む使用期限情報、販売数の変化に関する情報である調整情報も記録すればよい。なお、納期情報は後述の医薬品個別情報記録部192に記録してもよい。また、転送単位は発注単位よりも小さい数である。
医薬品個別情報記録部192は、薬局ごとかつ医薬品ごとの情報を記録する記録部であって、少なくとも薬局を識別する情報である薬局ID、医薬品ID、リピートパラメータ、販売数情報、設定在庫下限数、使用期限ごとの数量の情報を含む在庫情報を記録する。リピートパラメータは、属性情報が常習性有りの場合に設定されるパラメータであって、薬局ごとかつ医薬品ごとの同じ患者が再度同じ医薬品を購入する割合を示すパラメータである。販売数情報は、属性情報が時期性無しの場合には、薬局ごとかつ医薬品ごとの平均的な販売数を示す情報であり、時期性有りの場合には薬局ごとかつ医薬品ごとの年間の変化を含んだ販売数を示す情報である。「平均的な販売数」とは、例えば年間の販売総数から求めた所定期間分(例えば、1日分、1週間分、1ヶ月分)の平均の販売数とすればよい。「年間の変化を含んだ販売数」とは、例えば、一年間を所定期間ごと(例えば、1日ごと、1週間ごと、1ヶ月ごと)に区切った販売数としてもよいし、平均的な販売数と平均的な販売数に対する所定期間ごとに区切ったときの販売数の割合(時期パラメータ)の情報としてもよい。医薬品個別情報記録部192は、さらに、当該医薬品の薬卸会社を識別する識別情報である卸ID、設定在庫上限数も記録してもよい。なお、設定在庫上限数は、設定在庫下限数よりも発注単位より1少ない数以上大きい数である。つまり、設定在庫上限数は、設定在庫下限数よりも1少ない在庫数になり発注単位だけ在庫数を増やしたときに、在庫数が上回ってしまわない数である。
処方情報記録部193は、薬局端末400(ただし、nは1以上N以下の整数)から、少なくとも受け付けた薬局の薬局ID、患者を識別する情報である患者ID、処方箋の発行日を含む情報である日付情報、医薬品ごとの数量と日数の情報を含む処方情報を記録する。処方情報取得手段120は、処方箋ごとの処方情報を取得し、処方情報記録部193に記録する(S120)。処方情報には、処方箋を発行した病院を識別する情報である病院ID、患者の性別と年齢も含んでもよい。なお、患者IDは患者の氏名のような個人を特定できる情報である必要はなく、処方情報同士を比較する際に、同じ患者か否かが判断できる情報であればよい。例えば番号や記号のような情報でよい。
調整情報取得手段125も備える場合は、調整情報取得手段125は、販売数の変化に関する情報である調整情報がある場合は、調整情報を取得する(S125)。調整情報とは、例えば、インフルエンザが例年よりも早期に流行し始めたとことを示す情報などである。
設定在庫数計算手段110は、少なくとも処方情報、属性情報、リピートパラメータ、販売数情報を用いて、薬局ごとかつ医薬品ごとに、設定する在庫数の下限である設定在庫下限数を計算する(S110)。設定在庫数計算手段110は、常習性有りの医薬品の場合は処方情報とリピートパラメータと販売数情報を用いて設定在庫下限数を求める。また、常習性無しの医薬品の場合は販売数情報を用いて設定在庫下限数を求める。例えば、リピートパラメータを薬局ごとの同じ患者が再度同じ医薬品を購入する割合自体とする(例えば、10人中8人が再度購入する場合はリピートパラメータを0.8とする)。この場合であれば、「設定下限数=1か月の平均販売数×α+リピートパラメータ×対象となる処方情報に示された医薬品の数」のように計算すればよい。常習性有りの場合は「1か月の平均販売数×α」は余裕分に相当し、αの値は医薬品の納期などを考慮して薬局ごとかつ医薬品ごとに決定すればよい。また、常習性無しの場合は「設定下限数=1か月の平均販売数×α」のように計算してもよいし、常習性有りのときと同じ式を用いてリピートパラメータ=0としてもよい。なお、αの値は常習性無しの方が常習性有りよりも大きい値となるであろう。なお、設定在庫数計算手段110は、処方情報に複数の常習性有りの医薬品が含まれるときには、複数の常習性有りの医薬品のリピートパラメータのすべてを、それらのリピートパラメータの中で患者が再度購入する割合が最も高いことを示すリピートパラメータに設定して、設定在庫下限数を求めればよい。例えば、重篤な病気ほど再度購入する割合は高い傾向にある。そして、再度購入する割合が高い医薬品を購入する際には、軽度の病気のための医薬品も購入するので、このように計算する方が正確に必要な在庫数を求められる。
例えば、医薬品Aと医薬品Bは常習性が有り時期性が無い、医薬品Cは常習性も時期性も有る、医薬品Dは常習性がないとする。また、以下の例では、薬局ごとの同じ患者が再度同じ医薬品を購入する割合自体をリピートパラメータとする。例えば10人中8人が同じ医薬品を再度購入する場合は0.8である。なお、前述のとおりリピートパラメータは薬局ごとの同じ患者が再度同じ医薬品を購入する割合を示せばいいので、この例に限定する必要はない。例えば、再度購入しない患者の割合を用いてもよく、10人中8人が同じ医薬品を再度購入する場合のリピートパラメータは0.2となる。
<例1>
初めての患者Xから医薬品Aを60個、30日分と示された処方箋を受け付け、医薬品Aのリピートパラメータが0.8の場合、処方情報取得手段120が処方情報を取得する。設定在庫数計算手段110は、受け付けた薬局の医薬品Aの設定在庫下限数を48個(=60×0.8)増やし、その処方情報が設定在庫下限数の計算に用いられていることを示す情報を記録する。そして、処方箋発行日から30日後までに患者Xが、再度医薬品Aが処方された処方箋を持って購入に来た場合、同じ数量の処方箋のときは、設定在庫下限数は変化させない。処方された数量が変化した場合は、変化分×リピートパラメータだけ設定在庫下限数を変化させる。また、古い処方情報が在庫下限数の計算に用いられていることを示す情報は削除し、新しい処方情報が在庫下限数の計算に用いられていることを示す情報を記録する。処方箋発行日から30日後までに患者Xが来なかった場合、受け付けた薬局の医薬品Aの設定在庫下限数を48個減らし、その処方情報が設定在庫下限数の計算に用いられていることを示す情報を削除する。この後、再び患者Xが来た場合は、初めての患者として扱えばよい。なお、この例では、設定在庫下限数の見直しを処方箋発行日から起算したが、処方情報の日付情報が薬局で受け付けた日の情報も有している場合は、起算日を薬局が受け付けた日にしても構わない。
<例2>
初めての患者Xから医薬品Aを30個、15日分、医薬品Bを15個、15日分と示された処方箋を受け付け、医薬品Aのリピートパラメータが0.8、医薬品Bのリピートパラメータが0.9の場合、設定在庫数計算手段110は、医薬品Aのリピートパラメータも0.9で計算する。つまり、受け付けた薬局の医薬品Aの設定在庫下限数を27個(=30×0.9)増やし、医薬品Bの設定在庫下限数を13.5個(=15×0.9)増やし、その処方情報が設定在庫下限数の計算に用いられていることを示す情報を記録する。そして、処方箋発行日から15日後までに患者Xが、再度医薬品Aと医薬品Bが処方された同等の処方箋を持って購入に来た場合は、設定在庫下限数は変化させない。処方箋発行日から15日後までに患者Xが来なかった場合、受け付けた薬局の医薬品Aの設定在庫下限数を27個、医薬品Bの設定在庫下限数を13.5個減らし、その処方情報が設定在庫下限数の計算に用いられていることを示す情報を削除する。
<例3>
患者Xから医薬品Cを30個、30日分と示された処方箋を受け付け、医薬品Cのリピートパラメータが0.6(10人中6人が同じ医薬品を再度購入する割合)であって、販売数情報から処方箋発行日の販売数に対する30日後の販売数の比が0.9の場合を説明する。設定在庫数計算手段110は、一年間に患者Xの同じ薬局で同じ医薬品の処方情報が無い場合、受け付けた薬局の医薬品Cの設定在庫下限数を16.2個(=30×0.6×0.9)増やし、その処方情報が設定在庫下限数の計算に用いられていることを示す情報を記録する。そして、処方箋発行日から30日後までに患者Xが、再度医薬品Cが処方された処方箋を持って購入に来た場合、設定在庫下限数を処方された個数と販売数の比に従って変化させる。また、古い処方情報が在庫下限数の計算に用いられていることを示す情報は削除し、新しい処方情報が在庫下限数の計算に用いられていることを示す情報を記録する。処方箋発行日から30日後までに患者Xが来なかった場合、受け付けた薬局の医薬品Cの設定在庫下限数を16.2個減らし、その処方情報が設定在庫下限数の計算に用いられていることを示す情報を削除する。なお、医薬品Cの場合は、時期性が有るため一時的に不要になっただけの可能性もあるので、設定在庫数計算手段110は、設定在庫下限数を、販売数情報が示す販売数にあらかじめ定めた余裕分を含んだ数量より少なくならないようにする(設定在庫下限数の最小値を、販売数情報に連動させて変化させる)。また、一年前(昨年の同じ時期)に患者Xが同じ薬局で同じ医薬品を購入した情報は、その薬局の今年の販売数情報に含まれていると考えられるので、設定在庫数計算手段110は、一年間に患者Xの同じ薬局で同じ医薬品の処方情報が有るが、その(それらの)処方情報が設定在庫下限数の計算に用いられていることを示す情報がない場合は、設定在庫下限数は変化させないようにすればよい。
<例4>
医薬品Dの場合は、販売数情報が示す販売数にあらかじめ定めた余裕分を含んだ数量を設定在庫下限数とすればよい。なお、医薬品Dが時期性有りの場合は、例えば、医薬品ごとの納期を考慮した日数後の販売数情報から設定在庫下限数を求めてもよいし、すべての時期性有りの医薬品に対してあらかじめ定めた日数後の販売数情報を用いて設定在庫下限数を求めてもよい。
また、設定在庫数計算手段110は、調整情報取得手段125が調整情報を取得した場合は、調整情報も用いて設定在庫下限数を求める。例えば、例年であればインフルエンザが11月20日ごろから流行するところ、11月5日ごろから流行する可能性が高くなった場合を想定する。この場合、調整情報取得手段125は、インフルエンザ用の医薬品に対する需要が例年よりも15日早くなることを示す情報を調整情報として取得する。設定在庫数計算手段110は、例えば、納期を考慮した日数に15日を加算した日数後の販売数情報を用いてインフルエンザ用の医薬品の設定在庫下限数を求めればよい。
さらに、設定在庫数計算手段110は、設定在庫上限数も求めてもよい。設定在庫上限数SMAXは、設定在庫下限数SMINよりも発注単位Uより1少ない数以上大きい数になるように、あらかじめ定めた方法で計算すればよい。つまり、
MAX≧SMIN+U−1
となるように設定在庫上限数SMAXを求めればよい。この場合は、医薬品個別情報記録部192は、設定在庫上限数も記録する。
在庫情報更新手段130は、薬局ごとかつ医薬品ごとに、記録手段190の医薬品個別情報記録部192が記録する在庫情報を更新する(S130)。例えば、在庫情報更新手段130は、取得した処方情報にしたがって、使用期限までの期間が短い在庫の数量を減らせばよい。あるいは、在庫情報更新手段130は、薬局端末400から処方情報とは別に、販売情報として医薬品IDと使用期限ごとの数量の情報を取得し、在庫情報を更新してもよい。後者の方が、在庫の状況をより正確に把握できるが、薬局での処理は煩雑になる。
在庫状況判断手段140は、薬局ごとかつ医薬品ごとに、在庫数と設定在庫下限数を比較し、在庫数が設定在庫下限数より少ない状態のときはあらかじめ定めた処理を行う(S140)。「あらかじめ定めた処理」としては、いろいろな処理があり得る。例えば、在庫数が設定在庫下限数より少ない状態の薬局に設置されている薬局端末400に、在庫が少なくなった医薬品の情報を送信することである。医薬品個別情報記録部192に卸IDが記録されている場合は、さらに、薬局端末400から発注の指示があった場合には、卸IDで識別される薬卸会社に設置されている卸端末500(ただし、mは1以上M以下の整数)に発注単位の数量だけ医薬品を発注する処理を含めてもよい。あるいは、自動的に卸IDで識別される卸端末500に発注単位の数量だけ医薬品を発注し、薬局端末400には発注済であることを通知する処理としてもよい。
設定在庫上限数が医薬品個別情報記録部192に記録されている場合は、在庫状況判断手段140は、在庫数と前記設定在庫上限数も比較する。この場合であって、Nが2以上の場合は、記録手段190は転送可能情報記録部194も備えることが望ましい。そして、在庫状況判断手段140は、在庫数が設定在庫上限数より多いときは、医薬品ID、薬局ID、転送可能な数量を示す情報である転送可能数情報、使用期限を転送可能情報として転送可能情報記録部194に記録する。転送可能数情報は、数量自体でもよいし、転送単位で何口分かを示す情報でもよい。この場合は、前述の「あらかじめ定めた処理」のバリエーションが増える。例えば、在庫状況判断手段140は、まず転送可能情報記録部194が記録する転送可能情報に、在庫数が設定在庫下限数より少ない医薬品の情報があるかを確認する。無い場合には、上述の発注の処理に進む。ある場合には、さらにいろいろな手順の処理があり得る。例えば、在庫状況判断手段140は、薬局間で転送できる医薬品が存在することと転送可能情報を薬局端末400に通知する。その薬局では、使用期限などを確認した上で、転送を希望する旨を薬局端末400から送信すればよい。在庫状況判断手段140は、転送可能情報に含まれる薬局IDで識別される薬局端末400(ただし、kは1以上N以下の整数であって、k≠n)に薬局端末400が設置された薬局を特定して、医薬品を転送するように通知する。この例は、転送を薬局間の責任で行う前提の処理であるが、第三者が介在して転送の業務を行うなどこともあり得るため、「あらかじめ定めた処理」の部分はビジネスの形態や薬局の要望に合わせて適宜設計すればよい。
医薬品在庫管理システム100が、さらにパラメータ学習手段150を備える場合には以下のような処理を行う。在庫状況判断手段140は、使用期限までの期間があらかじめ定めた期間よりも短くなった医薬品の在庫がないかを確認し(S145)、ある場合は、薬局と医薬品を指定してパラメータ学習手段150に在庫を減らす学習を指示する。「あらかじめ定めた期間」は、例えば180日のように定めればよいが、これに限定する必要はなく、医薬品ごとに製造時から使用期限までの間隔を考慮しながら決めればよい。この確認と指示は、使用期限超過を生じにくくするためである。また、在庫状況判断手段140は、在庫があらかじめ定めた数が少ないことを示す範囲になっている医薬品がないかを確認し(S145)、ある場合は、薬局と医薬品を指定してパラメータ学習手段150に在庫を増やす学習を指示する。「あらかじめ定めた数が少ないことを示す範囲」は、例えば設定在庫下限数の半分のように定めてもよいし、100個のように具体的な数量で定めてもよい。この確認と指示は欠品を生じにくくするためである。なお、使用期限超過と欠品のどちらか一方が頻繁に発生する場合は、どちらか一方の確認と指示のみを行うようにしても構わない。
パラメータ学習手段150は、在庫を減らす学習を指示された場合は、以下のように常習性有りの医薬品と常習性無しの医薬品に応じた学習を行う(S150)。指定された医薬品が常習性有りのときは、パラメータ学習手段150は、指定された薬局の指定された医薬品の販売数情報を販売数が少なくなる方向に変更することと、指定された薬局の指定された医薬品のリピートパラメータを患者が再度利用する可能性が低くなる方向に変更することの両方またはいずれか一方を行う。指定された医薬品が常習性無しのときは、パラメータ学習手段150は、指定された薬局の指定された医薬品の販売数情報を販売数が少なくなる方向に変更する。例えば、設定在庫数計算手段110が求める設定在庫下限数が使用期限までの期間が短くなった医薬品の数量(又はこの数量に0より大きく1未満のあらかじめ定めた係数を乗じた数量)だけ少なくなるように、販売数情報とリピートパラメータを変更すればよい。例えば、「設定下限数=1か月の平均販売数×α+リピートパラメータ×対象となる処方情報に示された医薬品の数」のように計算するとする。そして、リピートパラメータが0.8の常習性有りの医薬品Aに対する300個分の処方情報を設定在庫下限数の計算に用いているときに、リピートパラメータを0.75に変更すると、設定在庫下限数を15個減らすことになる(15=300×(0.8−0.75))。また、1か月の平均販売数を減らせば、減らした数×αだけ設定下限数が少なくなる。
パラメータ学習手段150は、在庫を増やす学習を指示された場合は、以下のように常習性有りの医薬品と常習性無しの医薬品に応じた学習を行う(S150)。指定された医薬品が常習性有りのときは、パラメータ学習手段150は、指定された薬局の指定された医薬品の販売数情報を販売数が多くなる方向に変更することと、指定された薬局の指定された医薬品のリピートパラメータを患者が再度利用する可能性が高くなる方向に変更することの両方またはいずれか一方を行う。指定された医薬品が常習性無しのときは、パラメータ学習手段150は、指定された薬局の指定された医薬品の前記販売数情報を販売数が多くなる方向に変更する。例えば、設定在庫数計算手段110が求める設定在庫下限数が、あらかじめ定めた数が少ないことを示す範囲外になるために不足している医薬品の数量(又はこの数量に0より大きく1未満のあらかじめ定めた係数を乗じた数量)だけ多くなるように、販売数情報とリピートパラメータを変更すればよい。このような処理を行えば、在庫の状況に応じてリピートパラメータと販売数情報を変更できるので、されに使用期限超過や欠品を生じにくくできる。
医薬品在庫管理システム100が、さらにパラメータ更新手段200を備える場合には以下のような処理を行う(図4参照)。パラメータ更新手段200は、薬局IDと医薬品IDを指定して、処方情報記録部193から蓄積された処方情報を取得する(S220)。パラメータ更新手段200は、取得した薬局ごとかつ医薬品ごとの処方情報から、医薬品が常習性有りのときは同じ患者が再度同じ医薬品を購入する割合であるリピートパラメータを求め、医薬品が時期性なしのときは平均的な販売数を示す情報である販売数情報を求め、時期性有りのときは一年間の変化を含んだ販売数を示す情報である販売数情報を求め、医薬品個別情報記録部に記録する(S200)。例えば、処方情報Aに対して、同じ患者ID、同じ医薬品IDであって、処方箋が発行された日から処方情報に含まれる日数(医薬品を使用する期間)後までの間に処方箋が発行された別の処方情報Bが存在するかを確認することで、リピートパラメータを求めればよい。また、販売数情報は、販売された実績から作成すればよい。
医薬品在庫管理システム100が、さらにパラメータ初期設定手段300を備える場合には以下のような処理を行う(図5参照)。この処理を行うために、処方情報には、患者の性別と年齢も含まれている。パラメータ初期設定手段300は、医薬品IDを指定して、処方情報記録部193から蓄積された処方情報を取得する(S320)。この処方情報の取得では、すべての薬局分の医薬品IDで指定された処方情報を取得してもよいし、モデルとなるような薬局を複数選択して処方情報を取得してもよい。パラメータ初期設定手段300は、患者の性別ごとかつあらかじめ定めた年齢のグループごとかつ常習性有りの医薬品ごとに、同じ患者が再度同じ薬局で同じ医薬品を購入する割合であるリピートパラメータ基礎データを求める。例えば、処方情報Aに対して、同じ薬局ID、同じ患者ID、同じ医薬品IDであって、処方箋が発行された日から処方情報に含まれる日数(医薬品を使用する期間)後までの間に処方箋が発行された別の処方情報Bが存在するかを確認することで、リピートパラメータを求めればよい。「あらかじめ定めた年齢のグループ」とは、0〜9歳のグループ、10歳〜19歳のグループのような年齢のグループである。パラメータ初期設定手段300は、薬局端末400から医薬品ID、薬局ID、患者の性別と年齢の分布の情報を取得する(S310)。パラメータ初期設定手段300は、リピートパラメータ基礎データと取得した医薬品IDと取得した薬局IDと利用する患者の性別と年齢の分布を用いて、薬局IDで識別される薬局での常習性有りの医薬品ごとリピートパラメータを求め、医薬品個別情報記録部192に記録する(S300)。なお、販売数情報は、人口などから人手により予測して作成すればよい。
本発明の医薬品在庫管理システム100によれば、医薬品を常習性の有無、時期性の有無の属性で区別し、リピートパラメータと販売数の年間の変化を考慮して在庫として持つべき医薬品の数の下限を求める。したがって、人が適宜在庫の数量を設定する場合に比べ、使用期限超過や欠品が生じにくい。調整情報取得手段125を備えれば、流行などを考慮した変更にも対応できる。設定在庫上限数を定め、転送可能情報記録部194も備えれば、薬局間での医薬品の転送が可能になるので、さらに使用期限超過を生じにくくできる。また、パラメータ学習手段150も備えれば、在庫の状況に応じてリピートパラメータと販売数情報を変更できるので、されに使用期限超過や欠品を生じにくくできる。パラメータ更新手段200を備えれば、過去の実績からリピートパラメータと販売数情報を適正に更新できる。パラメータ初期設定手段300を備えれば、周辺住民の人口分布などから予測した患者の性別と年齢の分布からリピートパラメータと販売数情報を予測できる。よって、過去の実績が無い新設の薬局でも、使用期限超過や欠品を少なくできる。
[プログラム、記録媒体]
上述の各種の処理は、記載に従って時系列に実行されるのみならず、処理を実行する装置の処理能力あるいは必要に応じて並列的にあるいは個別に実行されてもよい。その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能であることはいうまでもない。
また、上述の構成をコンピュータによって実現する場合、各装置(手段)が有すべき機能の処理内容はプログラムによって記述される。そして、このプログラムをコンピュータで実行することにより、上記処理機能がコンピュータ上で実現される。
この処理内容を記述したプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録しておくことができる。コンピュータで読み取り可能な記録媒体としては、例えば、磁気記録装置、光ディスク、光磁気記録媒体、半導体メモリ等どのようなものでもよい。
また、このプログラムの流通は、例えば、そのプログラムを記録したDVD、CD−ROM等の可搬型記録媒体を販売、譲渡、貸与等することによって行う。さらに、このプログラムをサーバコンピュータの記憶装置に格納しておき、ネットワークを介して、サーバコンピュータから他のコンピュータにそのプログラムを転送することにより、このプログラムを流通させる構成としてもよい。
このようなプログラムを実行するコンピュータは、例えば、まず、可搬型記録媒体に記録されたプログラムもしくはサーバコンピュータから転送されたプログラムを、一旦、自己の記憶装置に格納する。そして、処理の実行時、このコンピュータは、自己の記録媒体に格納されたプログラムを読み取り、読み取ったプログラムに従った処理を実行する。また、このプログラムの別の実行形態として、コンピュータが可搬型記録媒体から直接プログラムを読み取り、そのプログラムに従った処理を実行することとしてもよく、さらに、このコンピュータにサーバコンピュータからプログラムが転送されるたびに、逐次、受け取ったプログラムに従った処理を実行することとしてもよい。また、サーバコンピュータから、このコンピュータへのプログラムの転送は行わず、その実行指示と結果取得のみによって処理機能を実現する、いわゆるASP(Application Service Provider)型のサービスによって、上述の処理を実行する構成としてもよい。なお、本形態におけるプログラムには、電子計算機による処理の用に供する情報であってプログラムに準ずるもの(コンピュータに対する直接の指令ではないがコンピュータの処理を規定する性質を有するデータ等)を含むものとする。
また、この形態では、コンピュータ上で所定のプログラムを実行させることにより、本装置を構成することとしたが、これらの処理内容の少なくとも一部をハードウェア的に実現することとしてもよい。
100 医薬品在庫管理システム 101 医薬品在庫管理装置
110 設定在庫数計算手段 120 処方情報取得手段
125 調整情報取得手段 130 在庫情報更新手段
140 在庫状況判断手段 150 パラメータ学習手段
190 記録手段 191 医薬品共通情報記録部
192 医薬品個別情報記録部 193 処方情報記録部
194 転送可能情報記録部 200 パラメータ更新手段
300 パラメータ初期設定手段 400 薬局端末
500 卸端末 900 ネットワーク

Claims (20)

  1. 薬局に設置された端末である薬局端末とネットワークを介して接続された医薬品在庫管理システムであって、
    医薬品ごとの、医薬品を識別する情報である医薬品ID、属性情報を記録した医薬品共通情報記録部と、薬局ごとかつ医薬品ごとの、リピートパラメータ、販売数情報、設定在庫下限数、使用期限ごとの数量の情報を含む在庫情報を記録する医薬品個別情報記録部と、受け付けた薬局を識別する情報である薬局ID、患者を識別する情報である患者ID、処方箋の発行日を含む情報である日付情報、医薬品ごとの数量と日数の情報を含む処方情報を記録する処方情報記録部を有する記録手段と、
    処方箋ごとの処方情報を取得し、前記処方情報記録部に記録する処方情報取得手段と、
    前記処方情報、前記属性情報、前記リピートパラメータ、前記販売数情報を用いて、薬局ごとかつ医薬品ごとに、設定する在庫数の下限である設定在庫下限数を計算する設定在庫数計算手段と、
    薬局ごとかつ医薬品ごとに、前記記録手段が記録する前記在庫情報を更新する在庫情報更新手段と、
    薬局ごとかつ医薬品ごとに、在庫数と前記設定在庫下限数を比較し、在庫数が前記設定在庫下限数より少ない状態のときはあらかじめ定めた処理を行う在庫状況判断手段と
    を備え、
    前記属性情報は、医薬品が常習性または時期性を有するか否かを示す情報であり、
    前記リピートパラメータは、前記属性情報が常習性有りの場合に設定されるパラメータであって、薬局ごとかつ医薬品ごとの同じ患者が再度同じ医薬品を購入する割合を示すパラメータであり、
    前記販売数情報は、前記属性情報が時期性無しの場合には、薬局ごとかつ医薬品ごとの平均的な販売数を示す情報であり、時期性有りの場合には薬局ごとかつ医薬品ごとの年間の変化を含んだ販売数を示す情報であり、
    前記設定在庫数計算手段は、
    常習性有りの医薬品の場合は前記処方情報と前記リピートパラメータと前記販売数情報を用いて前記設定在庫下限数を求め、
    常習性無しの医薬品の場合は前記販売数情報を用いて前記設定在庫下限数を求める
    医薬品在庫管理システム。
  2. 請求項1記載の医薬品在庫管理システムであって、
    前記設定在庫数計算手段は、前記処方情報に複数の常習性有りの医薬品が含まれるときには、前記複数の常習性有りの医薬品のリピートパラメータのすべてを、それらのリピートパラメータの中で患者が再度購入する割合が最も高いことを示すリピートパラメータに設定して、前記設定在庫下限数を求める
    ことを特徴とする医薬品在庫管理システム。
  3. 請求項1または2記載の医薬品在庫管理システムであって、
    さらに調整情報取得手段を備え、
    前記調整情報取得手段は、販売数の変化に関する情報である調整情報を取得し、
    前記設定在庫数計算手段は、前記調整情報も用いて前記設定在庫下限数を求める
    ことを特徴とする医薬品在庫管理システム。
  4. 請求項1から3のいずれかに記載の医薬品在庫管理システムであって、
    前記記録手段は転送可能情報記録部も有し、
    前記医薬品共通情報記録部は、医薬品を購入するときの個数の単位である発注単位と、薬局間で医薬品を転送するときの個数の単位である転送単位も記録し、
    前記医薬品個別情報記録部は、設定在庫上限数も記録し、
    前記転送単位は、前記発注単位よりも小さい数であり、
    前記設定在庫計算手段は、前記設定在庫下限数よりも前記発注単位より1少ない数以上大きい数である前記設定在庫上限数も求め、
    前記在庫状況判断手段は、在庫数と前記設定在庫上限数も比較し、在庫数が前記設定在庫上限数より多いときは、医薬品ID、薬局ID、転送可能な数量を示す情報である転送可能数情報、使用期限を転送可能情報として前記転送可能情報記録部に記録し、
    前記在庫状況判断手段が行う前記あらかじめ定めた処理は、前記転送可能情報記録部が記録する転送可能情報に、在庫数が前記設定在庫下限数より少ない医薬品の情報があるかを確認する処理を含んでいる
    ことを特徴とする医薬品在庫管理システム。
  5. 請求項1から4のいずれかに記載の医薬品在庫管理システムであって、
    さらにパラメータ学習手段を備え、
    前記在庫状況判断手段は、使用期限までの期間があらかじめ定めた期間よりも短くなった医薬品の在庫がないかを確認し、ある場合は、薬局と医薬品を指定して前記パラメータ学習手段に学習を指示し、
    前記パラメータ学習手段は、
    指定された医薬品が常習性有りのときは、指定された薬局の指定された医薬品の前記販売数情報を販売数が少なくなる方向に変更することと、指定された薬局の指定された医薬品のリピートパラメータを患者が再度利用する可能性が低くなる方向に変更することの両方またはいずれか一方を行い、
    指定された医薬品が常習性無しのときは、指定された薬局の指定された医薬品の前記販売数情報を販売数が少なくなる方向に変更する
    ことを特徴とする医薬品在庫管理システム。
  6. 請求項1から4のいずれかに記載の医薬品在庫管理システムであって、
    さらにパラメータ学習手段を備え、
    前記在庫状況判断手段は、在庫があらかじめ定めた数が少ないことを示す範囲の医薬品がないかを確認し、ある場合は、薬局と医薬品を指定して前記パラメータ学習手段に学習を指示し、
    前記パラメータ学習手段は、
    指定された医薬品が常習性有りのときは、指定された薬局の指定された医薬品の前記販売数情報を販売数が多くなる方向に変更することと、指定された薬局の指定された医薬品のリピートパラメータを患者が再度利用する可能性が高くなる方向に変更することの両方またはいずれか一方を行い、
    指定された医薬品が常習性無しのときは、指定された薬局の指定された医薬品の前記販売数情報を販売数が多くなる方向に変更する
    ことを特徴とする医薬品在庫管理システム。
  7. 請求項1から4のいずれかに記載の医薬品在庫管理システムであって、
    さらにパラメータ学習手段を備え、
    前記在庫状況判断手段は、
    使用期限までの期間があらかじめ定めた期間よりも短くなった医薬品の在庫がないかを確認し、ある場合は、薬局と医薬品を指定して前記パラメータ学習手段に在庫を減らす学習を指示し、
    在庫があらかじめ定めた数が少ないことを示す範囲の医薬品がないかを確認し、ある場合は、薬局と医薬品を指定して前記パラメータ学習手段に在庫を増やす学習を指示し、
    前記パラメータ学習手段は、
    在庫を減らす学習を指示された場合は、
    指定された医薬品が常習性有りのときは、指定された薬局の指定された医薬品の前記販売数情報を販売数が少なくなる方向に変更することと、指定された薬局の指定された医薬品のリピートパラメータを患者が再度利用する可能性が低くなる方向に変更することの両方またはいずれか一方を行い、
    指定された医薬品が常習性無しのときは、指定された薬局の指定された医薬品の前記販売数情報を販売数が少なくなる方向に変更し、
    在庫を増やす学習を指示された場合は、
    指定された医薬品が常習性有りのときは、指定された薬局の指定された医薬品の前記販売数情報を販売数が多くなる方向に変更することと、指定された薬局の指定された医薬品のリピートパラメータを患者が再度利用する可能性が高くなる方向に変更することの両方またはいずれか一方を行い、
    指定された医薬品が常習性無しのときは、指定された薬局の指定された医薬品の前記販売数情報を販売数が多くなる方向に変更する
    ことを特徴とする医薬品在庫管理システム。
  8. 請求項1から7のいずれかに記載の医薬品在庫管理システムであって、
    さらにパラメータ更新手段を備え、
    前記パラメータ更新手段は、前記処方情報記録部に記録された処方情報を用いて、薬局ごとかつ医薬品ごとに、医薬品が常習性有りのときは同じ患者が再度同じ医薬品を購入する割合であるリピートパラメータを求め、医薬品が時期性なしのときは平均的な販売数を示す情報である販売数情報を求め、時期性有りのときは一年間の変化を含んだ販売数を示す情報である販売数情報を求め、前記医薬品個別情報記録部に記録する
    ことを特徴とする医薬品在庫管理システム。
  9. 請求項1から8のいずれかに記載の医薬品在庫管理システムであって、
    さらにパラメータ初期設定手段を備え、
    前記処方情報は、患者の性別と年齢も含んでおり、
    前記パラメータ初期設定手段は、前記処方情報記録部に記録された処方情報を用いて、患者の性別ごとかつあらかじめ定めた年齢のグループごとかつ常習性有りの医薬品ごとに、同じ患者が再度同じ薬局で同じ医薬品を購入する割合であるリピートパラメータ基礎データを求め、
    前記リピートパラメータ基礎データと取得した医薬品IDと取得した薬局IDと利用する患者の性別と年齢の分布を用いて、前記薬局IDで識別される薬局での常習性有りの医薬品ごとリピートパラメータを求め、前記医薬品個別情報記録部に記録する
    ことを特徴とする医薬品在庫管理システム。
  10. 請求項1から9のいずれかに記載の医薬品在庫管理システムを1つの装置内に構成した
    ことを特徴とする医薬品在庫管理装置。
  11. 薬局に設置された端末である薬局端末とネットワークを介して接続された医薬品在庫管理システムが実行する医薬品在庫管理方法であって、
    前記医薬品在庫管理システムは、医薬品ごとの、医薬品を識別する情報である医薬品ID、属性情報を記録した医薬品共通情報記録部と、薬局ごとかつ医薬品ごとの、リピートパラメータ、販売数情報、設定在庫下限数、使用期限ごとの数量の情報を含む在庫情報を記録する医薬品個別情報記録部と、受け付けた薬局を識別する情報である薬局ID、患者を識別する情報である患者ID、処方箋の発行日を含む情報である日付情報、医薬品ごとの数量と日数の情報を含む処方情報を記録する処方情報記録部を有する記録手段を備えており、
    処方情報取得手段が、処方箋ごとの処方情報を取得し、前記処方情報記録部に記録する処方情報取得ステップと、
    設定在庫数計算手段が、前記処方情報、前記属性情報、前記リピートパラメータ、前記販売数情報を用いて、薬局ごとかつ医薬品ごとに、設定する在庫数の下限である設定在庫下限数を計算する設定在庫数計算ステップと、
    在庫情報更新手段が、薬局ごとかつ医薬品ごとに、前記記録手段が記録する前記在庫情報を更新する在庫情報更新ステップと、
    在庫状況判断手段が、薬局ごとかつ医薬品ごとに、在庫数と前記設定在庫下限数を比較し、在庫数が前記設定在庫下限数より少ない状態のときはあらかじめ定めた処理を行う在庫状況判断ステップと
    を有しており、
    前記属性情報は、医薬品が常習性または時期性を有するか否かを示す情報であり、
    前記リピートパラメータは、前記属性情報が常習性有りの場合に設定されるパラメータであって、薬局ごとかつ医薬品ごとの同じ患者が再度同じ医薬品を購入する割合を示すパラメータであり、
    前記販売数情報は、前記属性情報が時期性無しの場合には、薬局ごとかつ医薬品ごとの平均的な販売数を示す情報であり、時期性有りの場合には薬局ごとかつ医薬品ごとの年間の変化を含んだ販売数を示す情報であり、
    前記設定在庫数計算ステップでは、
    常習性有りの医薬品の場合は前記処方情報と前記リピートパラメータと前記販売数情報を用いて前記設定在庫下限数を求め、
    常習性無しの医薬品の場合は前記販売数情報を用いて前記設定在庫下限数を求める
    医薬品在庫管理方法。
  12. 請求項11記載の医薬品在庫管理方法であって、
    前記設定在庫数計算ステップは、前記処方情報に複数の常習性有りの医薬品が含まれるときには、前記複数の常習性有りの医薬品のリピートパラメータのすべてを、それらのリピートパラメータの中で患者が再度購入する割合が最も高いことを示すリピートパラメータに設定して、前記設定在庫下限数を求める
    ことを特徴とする医薬品在庫管理方法。
  13. 請求項11または12記載の医薬品在庫管理方法であって、
    前記医薬品在庫管理システムは、さらに調整情報取得手段を備え、
    前記前記調整情報取得手段が、販売数の変化に関する情報である調整情報を取得する調整情報取得ステップを実行し、
    前記設定在庫数計算ステップは、前記調整情報も用いて前記設定在庫下限数を求める
    ことを特徴とする医薬品在庫管理方法。
  14. 請求項11から13のいずれかに記載の医薬品在庫管理方法であって、
    前記記録手段は転送可能情報記録部も有し、
    前記医薬品共通情報記録部は、医薬品を購入するときの個数の単位である発注単位と、薬局間で医薬品を転送するときの個数の単位である転送単位も記録し、
    前記医薬品個別情報記録部は、設定在庫上限数も記録し、
    前記転送単位は、前記発注単位よりも小さい数であり、
    前記設定在庫計算ステップは、前記設定在庫下限数よりも前記発注単位より1少ない数以上大きい数である前記設定在庫上限数も求め、
    前記在庫状況判断ステップは、在庫数と前記設定在庫上限数も比較し、在庫数が前記設定在庫上限数より多いときは、医薬品ID、薬局ID、転送可能な数量を示す情報である転送可能数情報、使用期限を転送可能情報として前記転送可能情報記録部に記録し、
    前記在庫状況判断ステップが行う前記あらかじめ定めた処理は、前記転送可能情報記録部が記録する転送可能情報に、在庫数が前記設定在庫下限数より少ない医薬品の情報があるかを確認する処理を含んでいる
    ことを特徴とする医薬品在庫管理方法。
  15. 請求項11から14のいずれかに記載の医薬品在庫管理方法であって、
    前記医薬品在庫管理システムは、さらにパラメータ学習手段を備え、
    前記在庫状況判断ステップは、使用期限までの期間があらかじめ定めた期間よりも短くなった医薬品の在庫がないかを確認し、ある場合は、薬局と医薬品を指定して前記パラメータ学習手段に学習を指示し、
    前記パラメータ学習手段が、
    指定された医薬品が常習性有りのときは、指定された薬局の指定された医薬品の前記販売数情報を販売数が少なくなる方向に変更することと、指定された薬局の指定された医薬品のリピートパラメータを患者が再度利用する可能性が低くなる方向に変更することの両方またはいずれか一方を行い、
    指定された医薬品が常習性無しのときは、指定された薬局の指定された医薬品の前記販売数情報を販売数が少なくなる方向に変更する
    パラメータ学習ステップを実行する
    ことを特徴とする医薬品在庫管理方法。
  16. 請求項11から14のいずれかに記載の医薬品在庫管理方法であって、
    前記医薬品在庫管理システムは、さらにパラメータ学習手段を備え、
    前記在庫状況判断ステップは、在庫があらかじめ定めた数が少ないことを示す範囲の医薬品がないかを確認し、ある場合は、薬局と医薬品を指定して前記パラメータ学習手段に学習を指示し、
    前記パラメータ学習手段が、
    指定された医薬品が常習性有りのときは、指定された薬局の指定された医薬品の前記販売数情報を販売数が多くなる方向に変更することと、指定された薬局の指定された医薬品のリピートパラメータを患者が再度利用する可能性が高くなる方向に変更することの両方またはいずれか一方を行い、
    指定された医薬品が常習性無しのときは、指定された薬局の指定された医薬品の前記販売数情報を販売数が多くなる方向に変更する
    パラメータ学習ステップを実行する
    ことを特徴とする医薬品在庫管理方法。
  17. 請求項11から14のいずれかに記載の医薬品在庫管理方法であって、
    前記医薬品在庫管理システムは、さらにパラメータ学習手段を備え、
    前記在庫状況判断ステップは、
    使用期限までの期間があらかじめ定めた期間よりも短くなった医薬品の在庫がないかを確認し、ある場合は、薬局と医薬品を指定して前記パラメータ学習手段に在庫を減らす学習を指示し、
    在庫があらかじめ定めた数が少ないことを示す範囲の医薬品がないかを確認し、ある場合は、薬局と医薬品を指定して前記パラメータ学習手段に在庫を増やす学習を指示し、
    前記パラメータ学習手段が、
    在庫を減らす学習を指示された場合は、
    指定された医薬品が常習性有りのときは、指定された薬局の指定された医薬品の前記販売数情報を販売数が少なくなる方向に変更することと、指定された薬局の指定された医薬品のリピートパラメータを患者が再度利用する可能性が低くなる方向に変更することの両方またはいずれか一方を行い、
    指定された医薬品が常習性無しのときは、指定された薬局の指定された医薬品の前記販売数情報を販売数が少なくなる方向に変更し、
    在庫を増やす学習を指示された場合は、
    指定された医薬品が常習性有りのときは、指定された薬局の指定された医薬品の前記販売数情報を販売数が多くなる方向に変更することと、指定された薬局の指定された医薬品のリピートパラメータを患者が再度利用する可能性が高くなる方向に変更することの両方またはいずれか一方を行い、
    指定された医薬品が常習性無しのときは、指定された薬局の指定された医薬品の前記販売数情報を販売数が多くなる方向に変更する
    パラメータ学習ステップを実行する
    ことを特徴とする医薬品在庫管理方法。
  18. 請求項1から7のいずれかに記載の医薬品在庫管理システムが実行する医薬品在庫管理方法であって、
    前記医薬品在庫管理システムは、さらにパラメータ更新手段を備え、
    前記パラメータ更新手段が、前記処方情報記録部に記録された処方情報を用いて、薬局ごとかつ医薬品ごとに、医薬品が常習性有りのときは同じ患者が再度同じ医薬品を購入する割合であるリピートパラメータを求め、医薬品が時期性なしのときは平均的な販売数を示す情報である販売数情報を求め、時期性有りのときは一年間の変化を含んだ販売数を示す情報である販売数情報を求め、前記医薬品個別情報記録部に記録するパラメータ更新ステップを実行する
    ことを特徴とする医薬品在庫管理方法。
  19. 請求項1から8のいずれかに記載の医薬品在庫管理システムが実行する医薬品在庫管理方法であって、
    前記医薬品在庫管理システムは、さらにパラメータ初期設定手段を備え、
    前記処方情報は、患者の性別と年齢も含んでおり、
    前記パラメータ初期設定手段が、前記処方情報記録部に記録された処方情報を用いて、患者の性別ごとかつあらかじめ定めた年齢のグループごとかつ常習性有りの医薬品ごとに、同じ患者が再度同じ薬局で同じ医薬品を購入する割合であるリピートパラメータ基礎データを求め、
    前記リピートパラメータ基礎データと取得した医薬品IDと取得した薬局IDと利用する患者の性別と年齢の分布を用いて、前記薬局IDで識別される薬局での常習性有りの医薬品ごとリピートパラメータを求め、前記医薬品個別情報記録部に記録する
    パラメータ初期設定ステップを実行する
    ことを特徴とする医薬品在庫管理方法。
  20. 請求項1から7のいずれかに記載の医薬品在庫管理システムの前記設定在庫数計算手段もしくは前記在庫状況判断手段、請求項5から7のいずれかに記載の医薬品在庫管理システムの前記パラメータ学習手段、請求項8記載の医薬品在庫管理システムの前記パラメータ更新手段、請求項9記載の医薬品在庫管理システムの前記パラメータ初期設定手段、請求項10記載の医薬品在庫管理装置のいずれかとしてコンピュータを機能させるためのプログラム。
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