JP2018097499A - 情報処理装置、及びその制御方法、コンピュータプログラム - Google Patents
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Abstract
Description
また、仮に機会があったとしても、有効期限(賞味期限)を迎える寸前のタイミングでは所望の備蓄品への交換検討が十分に行えずに従前の備蓄品交換を行わざるを得なくなってしまう、という問題がある。
図1は、本実施形態に係るリマインド情報通知システムの機能構成の一例を説明するための図である。
リマインド情報通知システムSは、情報処理装置100、PC(パーソナルコンピュータ)500を含んで構成される。
情報処理装置100、PC500は、例えばパーソナルコンピュータなどの情報処理機能を備えた装置である。なお、情報処理装置100とPC500は、インターネット回線Nを介して各種情報の授受ができるように接続される。
また、情報処理装置100は主として備蓄品を販売・納入する企業、あるいは備蓄品の管理サービスを提供する企業などの管理者が使用し、PC500は主として備蓄品を購入して備蓄しているユーザ(保有者)が使用するものとする。
なお、リマインドメールの内容(メール文書)は、例えば後述するメールID(識別情報)、備蓄品の賞味期限など各ユーザ毎で異なる情報が示される部分と、共通の情報が示される部分とを含んで構成される。また、リマインドメールを生成する際には、ユーザに共通して伝えるメッセージ部分の文書は、所定の雛形文書を用いたり、登録部103を介して登録された文言(メッセージ)を用いたり、あるいは雛形文書に当該文言を加えたものを用いたりすることができる。また、登録されている備蓄品に替わるおすすめ品(推奨品)の情報をリマインドメールに加えることなどもできる。
また、入力部111は、ユーザがインターネット回線N、PC500を介して入力した情報(例えば、後述するフォーム入力画面を介した顧客情報の入力)を受け付ける。このように入力部111は、各種情報を受け付ける受付手段として機能する。
また、出力部112は、インターネット回線Nを介して、ユーザが使用するPC500に向けて各種情報(例えば、リマインドメールなど)を出力する。このように出力部112は、各種情報を出力してユーザ等に通知する通知手段として機能する。
図2に示すように、顧客情報は「No」、「氏名/名称」、「属性」、「属性フラグ」、「備蓄品番号」、「賞味期限」、「個数」、「メーカー名」、「品目(種別)」、「メールアドレス」などの項目を含んで構成される。なお、顧客情報の入力は、例えばユーザがPC500及びインターネット回線Nを介して情報処理装置100が有するフォーム入力画面(後述する図8参照)にアクセスして、このフォーム入力画面上の各項目に情報を入力することにより行われる。また、情報処理装置100が入力部111を介して受け付けた顧客情報は、先述したように顧客DB101に格納される。
項目「氏名/名称」には、ユーザ名が格納される。なお、例えば備蓄品の保有者が個人であればその個人の氏名が格納される。また、備蓄品の保有者が自治体(例えば、市役所)であればその機関名と備蓄品の購入や管理を行う担当者の氏名が格納される。また、備蓄品の保有者が企業(例えば、株式会社)であればその会社名と備蓄品の購入や管理を行う担当者の氏名が格納される。
項目「賞味期限」には、項目「備蓄品番号」に格納された備蓄品の賞味期限(例えば、年月日)を表す時刻データ(日付情報)が格納される。なお、賞味期限は年月日に係る情報の他、例えば年月日に加えて時分の情報を付加したものなどであっても良い。
項目「個数」には、項目「備蓄品番号」に格納された備蓄品の備蓄個数(保有個数)が格納される。
項目「品目(種別)」には、項目「備蓄品番号」に格納された備蓄品の品目(例えば、パンの缶詰、アルファ化米など)が格納される。
項目「メールアドレス」は、項目「氏名/名称」に格納されたユーザのメールアドレスが格納される。なお、上記した顧客DB101に格納する顧客情報の各項目は一例である。
図3は、リマインド情報(リマインドメール)の通知タイミングを規定するタイミング情報(図3に示すリマインドタイミング1、2)の一例である。
例えば、リマインドタイミング1では、項目「属性フラグ」がA(個人)であれば、「T1(賞味期限)」、「T2(お知らせ期限)」がリマインド情報の通知タイミングであり(「1」を格納)、「T3(品目決定期限)」、「T4(予算策定期限)」はリマインド情報の通知タイミングではない(「0」を格納)と規定している。
項目「属性フラグ」がB(自治体)であれば、「T1(賞味期限)」、「T2(お知らせ期限)」、「T3(品目決定期限)」、「T4(予算策定期限)」がリマインド情報の通知タイミングであると規定している。項目「属性フラグ」がC(企業)では、項目「属性フラグ」がB(自治体)の場合と同様の通知タイミングであると規定されている。
項目「属性フラグ」がB(自治体)であれば、「T1(賞味期限)」、「T2(お知らせ期限)」、「T3(品目決定期限)」、「T4(予算策定期限)」がリマインド情報の通知タイミングであると規定している。
項目「属性フラグ」がC(企業)であれば、「T1(賞味期限)」、「T2(お知らせ期限)」、「T3(品目決定期限)」がリマインド情報の通知タイミングであり(「1」を格納)、「T4(予算策定期限)」はリマインド情報の通知タイミングではない(「0」を格納)と規定している。
また、「T2(お知らせ期限)」の通知タイミング(第2のタイミング:以下、T2期限と称す)は、顧客DB101に格納された備蓄品の賞味期限の日付に基づいて、当該賞味期限月の月初日(例えば、賞味期限が2017年5月24日であれば2017年5月1日)、つまり当該賞味期限を含む月の初日にリマインドメールを通知するものとする。
この場合、リマインド情報の通知対象として第2のタイミングに至った備蓄品が特定されることになる。
また、「T4(予算策定期限)」の通知タイミング(第4のタイミング:以下、T4期限と称す)は、顧客DB101に格納された備蓄品の賞味期限の日付に基づいて、例えば当該賞味期限年の前年以前にリマインドメールを通知するものとする。この場合、リマインド情報の通知対象として第4のタイミングに至った備蓄品が特定されることになる。
このことは一般的に4月を新年度とすることが多く、当該新年度の予算策定はその前年の12月から次年の1月にかけて行われるケースが多いためである。つまり、賞味期限がある年の1月1日〜3月31日の間に含まれる場合には、当該年の前前年の12月から前年の1月の範囲に含まれるタイミングを通知タイミングとすることも必要な場合がある。
本実施形態に係るリマインド情報通知システムSでは、T4期限からT1期限までの期間が相当に長くなる場合も想定して、T4期限のタイミングでリマインドメールを通知して備蓄品交換のための予算確保をユーザに促し、さらにT3期限のタイミングでもリマインドメールを通知して交換品の品目検討や購入準備をユーザに促すことが可能になる。
つまり、予算策定から交換品の購入までの期間が長期であるがために所望の備蓄品への交換検討を忘れてしまい、賞味期限を迎える寸前で気づいて従前のまま備蓄品交換を行わざるを得なくなってしまう、あるいは交換品の在庫が無かったりするなど備蓄品交換自体ができない、というユーザにとっての不利益の発生を防ぐことが可能になる。
また、T4期限は、例えば自治体や企業などのユーザ毎の予算策定時期が明らかであれば予めT1期限に基づいてその日付を決定して、決定した日付を設定することもできる。
図4に示すように、管理情報は「No」、「氏名/名称」、「属性フラグ」、「交換購入」、「T1」、「T2」、「T3」、「T4」などの項目を含んで構成される。また、管理情報は、「T1メールID」、「T2メールID」、「T3メールID」、「T4メールID」などの項目を有する。
なお、項目「No」、「氏名/名称」、「属性フラグ」は顧客DB101の項目「No」、「氏名/名称」、「属性フラグ」と同様であるためその説明を省略する。
なお、リマインドタイミング1、2に応じて予めリマインド情報を通知する予定がない場合も同様にNullと示している。
なお、メールIDは、例えば生成部106がリマインドメールを生成する際に当該生成部106により生成される。また、メールIDは、リマインドメールの通知を受けたユーザが認識可能な態様(例えば、メール文書内で表示したり、件名として表示したりするなど)でも示されるものとする。
以下、主として主制御部200が行う情報処理装置100のリマインド情報通知処理について詳細に説明する。
主制御部200は、顧客情報等の登録受け付けが完了したことを表す受付完了メールをユーザに向けて通知する(S505)。このような一連の処理により、リマインド情報の通知を受けたい備蓄品に係る各種情報が特定される。
主制御部200は、リマインドメールの通知が完了したか否かを判別する(S606)。
管理者は、品処理により通信エラーなどが発生した場合、あるいはメールアドレスそのものが間違って登録されていた場合、登録メールアドレスが使用できない場合などリマインドメールが未達状態であるか否かを確認することができる。
なお、フォーム入力画面を介してリマインドメールのメールIDを受け付けた場合は本処理となる。また、メールIDの入力が無ければリマインド情報の通知を受けたい備蓄品の登録処理(顧客情報等を登録する処理:図2)と同等の処理となる。
また、図7に示すステップS701〜S703の処理は、図2に示すステップS501〜S503と同様の処理であるため、その説明を省略する。
交換購入後のリマインドメールの通知中止は、入力を受け付けた情報にメールIDが含まれている場合、例えばそれ以降はこのメールIDに関連付けられた備蓄品をリマインド情報の通知対象から除外する処理によって行うことができる。また、備蓄品の交換購入が行われていることから、通知したメールIDに関連付けられた従前の備蓄品に関する情報を削除する処理を行いDBをメンテナンスするように構成しても良い。
なお、図8に示すフォーム入力画面600は、情報処理装置100、インターネット回線Nを介して、ユーザのPC500の表示画面上に表示される。
また、項目609では項目606において入力した備蓄品の製造販売メーカーが選択可能になっている。項目610では項目606において入力した備蓄品の品目(種別)が選択可能になっている。
また、項目611は、リマインドメールの通知を受けたユーザがこのリマインドメールに応じて交換品を購入した場合に当該リマインドメールのメールIDを入力する。例えば、ユーザがメールIDの入力を含む所定項目の入力を行い、登録ボタン612を選択(押下)すれば、情報処理装置100は、当該リマインドメールに応じて交換品を購入して、その購入した交換品(備蓄品)を登録したと判定することができる。
なお、情報処理装置100では、備蓄品番号とメーカー、備蓄品の品目(種別)とを関連付けた情報が予め設定されているものとするが、このような構成に限るものではない。また、例えばリマインド情報の通知を可能とするために、例えば少なくとも項目602、項目605、項目606、項目607を入力必須の項目として設定する。
また、フォーム入力画面600上でリマインドメールに応じた備蓄品の登録を行うか否かを選択可能に構成することもできる。この場合、前述した図5に示す各処理と、図7に示す処理(リマインド情報通知後に交換購入したときの登録)とをフォーム入力画面600上でユーザが選択可能になる。
図9(a)に示す文章700では、ユーザ名:山田太郎、備蓄品番号:aaaaa、T2期限において通知するリマインドメールの内容を示している。
また、図9(b)に示す文書701は、ユーザ名:鈴木一郎、備蓄品番号:ccccc、T4期限において通知するリマインドメールの内容を示している。
これにより、予算策定から交換品の購入までの期間が長期であるために所望の備蓄品への交換検討を忘れてしまい、賞味期限を迎える寸前で気づいて従前のまま備蓄品交換を行わざるを得なくなってしまう、というユーザにとっての不利益の発生を防ぐことができる。また、リマインドメールに応じて交換購入したにもかかわらず、その後も引き続き従前の備蓄品に対するリマインドメールが通知されてしまうことを防ぐことができる。また、不要なメール送信を防ぐことができるため、管理者、ユーザ双方にとって通信費削減などの効果が生じる。
また、リマインドメールを通知するタイミング(T1期限〜T4期限)それぞれに対応した異なるメッセージを当該リマインドメールに加えることが可能となる。そのため、それぞれのタイミングに応じた推奨品の紹介、例えば在庫の有無、納期などを勘案した交換品検討のメッセージをユーザに通知することができる。
また、本発明は、コンピュータに、上述した情報処理システム、情報処理装置においてなされる各処理の手順を実行させるためのコンピュータプログラムであっても良い。このコンピュータプログラムは、各種記録媒体、あるいはネットワークを介して流布させることが可能なものである。このコンピュータプログラムがROMなどの記憶装置を有するコンピュータにインストールされることで実行可能となり、上述の情報処理システム、情報処理装置を実現する。また、本発明は、上述した情報処理システム、情報処理装置においてなされる各処理の手順を含む方法であっても良い。
Claims (8)
- 有効期限を有する物品の交換を促すリマインド情報を通知する情報処理装置であって、
前記物品の有効期限を含む、当該物品の保有者の情報を顧客情報として受け付ける受付手段と、
前記顧客情報を格納する格納手段と、
前記格納手段に格納された前記顧客情報の中から所定の条件に基づいて、前記リマインド情報の通知対象となる物品を特定する特定手段と、
前記特定手段が特定した物品に応じた前記リマインド情報を生成する生成手段と、
前記特定手段が特定した物品の保有者に対して前記生成手段が生成したリマインド情報を通知する通知手段と、を有することを特徴とする、
情報処理装置。 - 前記所定の条件は、前記物品の有効期限が満了するタイミングと同じ第1のタイミングに至った物品の特定を含む条件であることを特徴とする、
請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記所定の条件は、前記物品の有効期限が年月日で定められるものである場合、当該有効期限を含む月の初日を第2のタイミングとし、当該第2のタイミングに至った物品の特定を含む条件であることを特徴とする、
請求項1又は2に記載の情報処理装置。 - 前記所定の条件は、前記物品の有効期限が年月日で定められるものである場合、当該有効期限を含む月よりも前の月以前のタイミングを第3のタイミングとし、当該第3のタイミングに至った物品の特定を含む条件であることを特徴とする、
請求項1、2又は3に記載の情報処理装置。 - 前記所定の条件は、前記物品の有効期限が年月日で定められるものである場合、当該有効期限を含む年よりも前の年以前のタイミングを第4のタイミングとし、当該第4のタイミングに至った物品の特定を含む条件であることを特徴とする、
請求項1乃至4いずれか一項に記載の情報処理装置。 - 前記生成手段は、前記特定手段が特定した物品に応じた前記リマインド情報を生成する際にこのリマインド情報を一意に特定するための識別情報を生成し、
前記特定手段は、前記受付手段が前記識別情報を受け付けた場合、それ以降は当該識別情報に関連付けられた物品を前記リマインド情報の通知対象から除外することを特徴とする、
請求項1乃至5いずれか一項に記載の情報処理装置。 - 有効期限を有する物品の交換を促すリマインド情報を通知する情報処理装置の制御方法であって、前記情報処理装置が、
前記物品の有効期限を含む、当該物品の保有者の情報を顧客情報として受け付ける工程と、
前記顧客情報を格納する工程と、
前記格納された前記顧客情報の中から所定の条件に基づいて、前記リマインド情報の通知対象となる物品を特定する工程と、
前記特定した物品に応じた前記リマインド情報を生成する工程と、
前記特定した物品の保有者に対して前記生成したリマインド情報を通知する工程と、を有することを特徴とする、
情報処理装置の制御方法。 - コンピュータを有効期限を有する物品の交換を促すリマインド情報を通知する情報処理装置として機能させるコンピュータプログラムであって、
前記コンピュータを、
前記物品の有効期限を含む、当該物品の保有者の情報を顧客情報として受け付ける受付手段、
前記顧客情報を格納する格納手段、
前記格納手段に格納された前記顧客情報の中から所定の条件に基づいて、前記リマインド情報の通知対象となる物品を特定する特定手段、
前記特定手段が特定した物品に応じた前記リマインド情報を生成する生成手段、
前記特定手段が特定した物品の保有者に対して前記生成手段が生成したリマインド情報を通知する通知手段、として機能させることを特徴とする、
コンピュータプログラム。
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