JP2018097188A - グリップベルト及び撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本体部をより良好な保持感で保持できる撮像装置を提供する。
【解決手段】撮像素子(4)を有する本体部(1)と、本体部(1)を、撮像素子(4)の画素配列の水平及び垂直方向がそれぞれ水平及び上下となる基準姿勢にした状態で、本体部(1)における前部の第1連結部(R1),後下部の第2連結部(R2),及び後上部の第3連結部(R3)で連結支持されたグリップベルト(21)と、を備えた。
【選択図】図2

Description

本発明は、グリップベルト及び撮像装置に係り、特に、撮像装置の本体部を、良好な保持感で保持できるグリップベルト及び撮像装置に関する。
本体部と、本体部の光軸方向である前後方向の前端及び後端に両端を支持されたグリップベルトと、の間に手を差し入れて、本体部を手で保持し使用する撮像装置が知られている。
このような撮像装置は、いわゆるハンディタイプと称され、例えばスチルカメラ、ビデオカメラがある。特許文献1には、ビデオカメラの例が記載されている。
特開2006−251177号公報
従来のハンディタイプの撮像装置は、グリップベルトが、本体部の前端と後端との二点で支持され、手で本体部を保持した状態で、本体部の重心位置が、手から十分離隔し、かつグリップベルトの支持位置よりも上方に位置しているのが一般的である。
そのため、本体部が、前後方向を軸として上部が手から離れ方向に回動しようとして、使用者には手に密着している良好な保持感が得られにくく、特許文献1に記載されたような改善が重ねられていた。
この状況において、近年、撮像装置の更なる小型化及びバッテリの技術向上により、本体部の形状が変化してきている。
具体的には、本体部の手に当てる部分に装着配置していたバッテリは、従来の扁平な略直方体状のものではなく、前後方向に延びる柱形状(例えば円柱形状)のものを内蔵できるようになってきている。
柱形状のバッテリを適用した場合、本体部における手に当てる部分の側方突出が顕著になって重心位置が手からさらに遠くなり、良好な保持感が従来以上に得にくくなる。
そのため、本体部をより良好な保持感で保持できるための更なる工夫が望まれる。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、本体部をより良好な保持感で保持できるグリップベルト及び撮像装置を提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明は次の構成を有する。
1) 一方の端部から一の方向に延在し、他方の端部に二股に分岐した第1のベルト部と第2のベルト部とを有するグリップベルトである。
2) 撮像素子を有する本体部と、
前記本体部を、前記撮像素子の画素配列の水平及び垂直方向がそれぞれ水平及び上下となる基準姿勢にした状態で、前記本体部における前部の第1連結部,後下部の第2連結部,及び後上部の第3連結部で連結支持されたグリップベルトと、
を備えた撮像装置である。
本発明によれば、本体部をより良好な保持感で保持できる。
図1は、本発明の実施の形態に係る撮像装置の実施例であるビデオカメラ51の第1の斜視図である。 図2は、ビデオカメラ51の第2の斜視図である。 図3は、ビデオカメラ51の右側面図である。 図4は、ビデオカメラ51の後面図である。 図5は、本発明の実施の形態に係るグリップベルトの実施例であるグリップベルト21を説明するための展開平面図である。 図6は、ビデオカメラ51を右手fで保持した状態を説明するための第3の斜視図である。 図7は、ビデオカメラ51を右手fで保持した状態を説明するための右側面図である。 図8は、ビデオカメラ51を右手fで保持した状態を説明するための後面図である。 グリップベルト21の変形例1であるグリップベルト21Aを説明するための右側面図である。 グリップベルト21の変形例2であるグリップベルト21Bを説明するための右側面図である。
本発明の実施の形態に係るグリップベルト及び撮像装置を、実施例であるグリップベルト21及びビデオカメラ51により説明する。
まず、外観上の概略構成を、図1〜図4を参照して説明する。以下の説明において、前後方向を光軸CL方向(被写体側を前)とし、ビデオカメラ51で得られる画像の上下左右を、それぞれ上下左右方向として各図に示される矢印で規定している。
図1は、ビデオカメラ51を右前斜め上方から見た斜視図である。
図2は、ビデオカメラ51を右後斜め上方から見た斜視図である。
図3及び図4は、それぞれビデオカメラ51の右側面図及び後面図である。
ビデオカメラ51は、前後に長い本体部1と、本体部1の右側面2a4の側に取り付けられたグリップベルト21と、を有する。
図1において、本体部1は、筐体2と、筐体2の内部の前部に配置されたレンズ部3と、レンズ部3の直後に配置され、レンズ部3による被写体の光学像を電気信号に変換する撮像素子4と、撮像素子4からの電気信号を処理する回路部5と、を有する。
以下、本体部1の、撮像素子4の画素配列における水平及び垂直方向がそれぞれ水平及び上下となる姿勢を、基準姿勢と称する。
図1において、筐体2の左側面2a5には、本体部1に沿う姿勢の閉位置(実線)と、閉位置に対し概ね90°回動して開いた開位置(二点鎖線)と、の間で回動可能(矢印DRa方向)なモニタ部6が取り付けられている。
筐体2の上面2a1の後部には、操作部としてのズームスイッチ7が配置されている。
ズームスイッチ7は、ビデオカメラ51の通常の持ち方で、人差し指と中指によって前後に揺動操作するシーソータイプである。
図2及び図4において、筐体2の後面2a3の中央に対するやや右上部には、録画釦8が配置されている。録画釦8の左側には、入出力端子を覆う端子カバー9が、開閉可能に取り付けられている。
図1及び図4に示されるように、筐体2の内部の右部には、バッテリ10が収容されている。バッテリ10は、柱状(例えば円柱)を呈し、筐体2内に、前後方向に延在する姿勢で収められている。
図4に示されるように、バッテリ10の左右方向の収容位置は、筐体2の上面2a1の右縁の位置P1及び下面2a2の右縁の位置P2に対し、右方に張り出している。
従って、意匠上、本体部1には、位置P1及び位置P2を繋ぐ仮想の線分LN1よりも右方に張り出し、手のひらを当てるための当て部2bが形成されている。
実施例において線分LN1は、ほぼ上下方向に延びるように設定されている。
当て部2bの外形形状は、図4に示される後面視で、右方凸の弧状とされている。
また、当て部2bの右方への最大突出位置である位置P3は、高さラインLNで示されるように、上下位置において筐体2の高さに相当する位置P1と位置P2との間の高さH12の中間位置よりも下側にある。すなわち、位置P2を基準とした位置P3の高さH23は、
H23<H12/2 …(式1)
である。
これにより、図4の後面視で位置P3を通る当て部2bの外形線は、上方の位置P1に対し緩やかな弧状曲線LN2で接続し、下方の位置P2に対して、弧状曲線LN2よりも急な弧状曲線LN3で接続している。
当て部2bは、前後方向に延在しており、この例では、筐体2の前部から後部に至る。また、当て部2bは、延在範囲の前後方向のいずれの位置でも(式1)が満たされるように形成されている。
図4に示されるように、質量の大きいバッテリが、筐体2内の右下に偏った位置にあるため、モニタ部6が閉位置のときの重心Gの位置も、筐体2の左右中央より右方にずれたやや下側の位置にある。モニタ部6を開位置にすると、重心Gの位置は左方にずれる。
次に、グリップベルト21について詳述する。
グリップベルト21は、筐体2に対し、前部の1点である連結部R1と、後部の2点である連結部R2及びR3と、の3点で連結支持されている。
この内、連結部R2は製造者側で連結し、連結部R1、R3は、ビデオカメラ51を購入した使用者が連結するようになっている。
連結部R1は、筐体2の右側面2a4における光軸CLよりも下方の、前面2a6又は前面2a6近くに位置している。
筐体2の連結部R1には、使用者がグリップベルト21を取り付けるためのフックベルト2cが設けられている。
フックベルト2cは、図1に示されるように、一端側が筐体2側に固定された連結ベルト2c1と連結ベルト2c1に保持されたリング2c2とを有する。
連結部R2は、図4で明らかなように、筐体2の後面2a3における、光軸CLの右下側に位置している。この位置は、録画釦8に対する右下側でもある。
筐体2の連結部R2には、予めグリップベルト21に取り付けられたブラケット2e(図4及び図5参照)が、撮像装置51の製造行程で取り付けられる。
従って、使用者が購入したビデオカメラ51において、グリップベルト21は、筐体2に対し連結部R2のみで連結された状態になっている。
連結部R3は、筐体2における上面2a1と右側面2a4とが接続する稜線部2a7の後部に位置している。ビデオカメラ51の外観形状において、稜線部2a7は、入隅となる凹稜線とされている。
筐体2の連結部R3には、図1〜図4に示されるように、グリップベルト21を使用者が連結するためのフック2dが設けられている。
フック2dは、棒状の基部2d1の両端から一対の腕が同方向に延出したコ字状に形成されている。
基部2d1は、グリップベルト21が引っ掛けられてそれを支持する部分であり、前後方向に延在するように設けられている。
また、フック2dは、ズームスイッチ7よりも後方に位置している。
詳しくは、図3に示されるように、フック2dの前端部2d2とズームスイッチ7の後端部7aとの間の前後方向の距離Laが、0(ゼロ)以上とされる。
図5は、グリップベルト21を、ブラケット2eが取り付けられた状態で説明するための展開部品図であり、その向きは本体部1に取り付けられた状態において当て部2b側から見たものに相当する。
また、前後上下の各方向は、理解容易のため、概ね、使用状態でのビデオカメラ51の前後上下の方向に対応させてある。従って、図5の紙面奥側が右方、紙面手前側が左方となる。
グリップベルト21は、図5において、上方にわずかに凸となる弓状を呈して前後に平たく延びる基部22を有する。
基部22は、グリップベルトの材料として周知のもので形成されており、折り曲げ及び厚さ方向の圧縮において柔軟性を有する。材料例は、PET(ポリエチレンテレフタレート)樹脂である。
基部22は、その後部において、上下に二股に分かれる分岐部22aを有する。
詳しくは、分岐部22aでは、基部22の曲率をそのままに延長して延出する下部連結ベルト23と、上方に分離延出する部分である分離上部22g及び分離上部22gから延出した上部連結ベルト部24と、に分岐する。
詳しくは、上部連結ベルト部24は、基部22の延在方向に沿う下部連結ベルト23に対し、分岐角度θaで上方分岐する。分岐角度θaは、例えば60°であり、45°以上であることが望ましい(詳細は後述する)。
すなわち、上部連結ベルト部24は、基部22の延在方向に対し直交又は斜交する方向に延在している。
下部連結ベルト23の上縁と、上部連結ベルト部24の下縁と、を繋ぐ基部22の分岐部22aの後縁部22a1は、内側凸の滑らかな弧状に形成されている。
上部連結ベルト部24及び下部連結ベルト23は、折り曲げにおいて柔軟性を有し、例えば、PET樹脂で形成される。
下部連結ベルト23は、先端側が、ブラケット2eの孔2e1に通されて折り返し固定されている。これにより、ブラケット2eは、下部連結ベルト23の先端に保持される。
グリップベルト21には、2ヶ所において、面ファスナの雌雄組みが取り付けられている。
まず、1ヶ所目は、基部22における右面22s1(図5の紙面裏側、図1も参照)であり、右面22s1において、延在方向の概ね中央部分を挟む前方と後方とに離隔して、面ファスナの雌雄一方側である第1面ファスナ22bと、他方側である第2面ファスナ22cと、が取り付けられている。
これにより、図1に示されるように、基部22の前端部22eを、フックベルト2cのリング2c2に内側(筐体2側)から外側に向けて通して折り返し、第1面ファスナ22bを第2面ファスナ22cに係止させることで、グリップベルト21の前端部分を、連結部R1において連結支持させることができる。
また、前端部22eの折り返し長さを変えることにより、すなわち、第2面ファスナ22cに対する第1面ファスナ22bの前後方向の係止位置を変えることにより、グリップベルト21の前後方向の延面距離を長短調整できる。
2ヶ所目は、上部連結ベルト部24である。
上部連結ベルト部24の先端側の左面(図5の紙面表側)に、面ファスナの雌雄の一方側である第3面ファスナ24aが取り付けられている。
また、基部22における上部連結ベルト部24の近傍には、第3面ファスナ24aが係止可能な雌雄の他方側である第4面ファスナ22dが取り付けられている。
従って、第3面ファスナ24aと第4面ファスナ22dとの間の折り返し部分24bは、上部連結ベルト部24の素地が露出した部分となる。
上部連結ベルト部24は、図2に示されるように、先端側をフック2dの基部2d1に上から下へ掛けるように通して折り返し、第3面ファスナ24aを、基部22に設けられた第4面ファスナ22dに係止させることで、連結部R3に連結支持させることができる。
上述のように、本体部1及び本体部1に取り付けられたグリップベルト21を備えた撮像装置51は、図6〜図8に示される保持態様で、右手fにより保持される。図6〜図8には、本体部1が基準姿勢とされた状態が示されている。
図6は、撮像装置51を、後右斜め上方から見た斜視図であり、図2に対応している。
図7は、撮像装置51の右側面図であり、図3に対応している。
図8は、撮像装置51の後面図であり、図4に対応している。
図6〜図8に示されるように、使用者が本体部1を保持する際には、まず、右手fを、筐体2の当て部2b(図8)と、グリップベルト21の基部22との間に下方から上方に向け差し入れる。
次いで、手の平と当て部2bとが適度な圧迫感で密着し、本体部1を安定保持できるように、グリップベルト21を締め上げる。
具体的には、基部22における連結部R1と連結部R2との間の延面距離を、連結部R1におけるリング2c2での折り返し量を調整して(多くして)適度に短くする。
また、本体部1の上部が、保持した右手fから離れる方向に回動しそうな場合には、回動を阻止して右手fに密着させるように、上部連結ベルト部24の折り返し長さを調整して、連結部R3と右手fとの間の間隔を適度に短くすることができる。
保持終了で右手fを下方に抜くには、連結部R1の折り返し量を減らしてグリップベルト21を緩めればよく、上部連結ベルト部24の折り返しを調整する必要はない。
図6及び図7に示されるように、本体部1の保持の際に、親指f1は、下部連結ベルト23と上部連結ベルト部24との間に通すことで自ずと録画釦8に掛かるので、使用者は、録画の開始/停止の操作を容易に行える。
人差し指f2及び中指f3は、自ずとズームスイッチ7の前後両端に掛かるので、使用者」は、それぞれワイド(ズームアウト)及びテレ(ズームイン)の操作を容易に行える。
薬指f4及び小指f5は、筐体2の上面2a1に位置して、撮像装置51の姿勢を安定させるように保持を補助する。
この保持態様において、グリップベルト21は、筐体2における前下部の連結部R1と、筐体2の後下部の連結部R2及び後上部の連結部R3と、の3点で筐体2に対し連結されている。
そして、グリップベルト21の連結部R1と連結部R2との間の延面距離を、基部22の前端部22eの折り返し量で調整することで、保持した右手fを、筐体2の当て部2bに適度な押圧力で当てることができる。
また、上部連結ベルト部24における基部22と連結部R3との間の延面距離の長短を、フック2dでの折り返し量の減増により調整することで、筐体2が、図8に示される重心Gを中心とする反時計回り方向(矢印DRb)に回動することを防止できる(回動防止の意味で矢印DRbに×印を付与)。
すなわち、上部連結ベルト部24により、本体部1の上部が右手fから離れるよう回動するのを防止できる。
これにより、筐体2と右手fとの密着度が向上し、使用者は良好な保持感が得られる。
また、上部連結ベルト部24は、既述のように、基部22からその延在方向に対して上方に分岐して設けられている。
これにより、上部連結ベルト部24における基部22と連結部R3との間の延面距離を調整しても、基部22の延面距離調整で得られた張り具合に対応した手の甲を押圧する力に大きな影響を与えない。
すなわち、右手fの当て部2bへの圧着感と、本体部1を回動不能とすることでの右手fへの追従感及び密着感と、を、実質独立して調整できる。
これにより、使用者はより良好な保持感が得られる。
また、図3に示されるように、フック2dは、ズームスイッチ7よりも後方に配置されている。
詳しくは、フック2dの前端部2d2とズームスイッチ7の後端部7aとの間の前後方向の距離を距離Laとしたときに、前端部2d2と後端部7aとについて、前後方向位置を揃える(La=0)、又は間に間隙を設けている(La>0)。
そのため、ズームスイッチ7の後部を下げる操作(ズームダウン)をする人差し指に、上部連結ベルト部24が干渉しにくくなっている。
これにより、使用者は、良好な保持感が得られると共に、ズーム操作においても良好な操作感が得られる。
図6〜図8に示されるように、グリップベルト21の分岐部22aにおける後縁部22a1は、筐体2を保持した右手fの親指f1の根本部位f1aに当接する。この根本部位f1aは、手のひらの母指球に対応した甲側の部位であり、親指f1側から手の厚みが徐々に増加する部位である。
そこで、グリップベルト21では、既述のように後縁部22a1を、基部22の前端部22eに向け抉れた弧状に形成してある。
そのため、後縁部22a1は、根本部位f1aにおける右手fの厚みの増加方向に対し、直交方向ではなくできるだけ沿った方向に延在して、右手fに当接するようになっている。
これにより、後縁部22a1が右手fに食い込むように当たることがなく、本体部1の保持感が良好となる。
グリップベルト21の基部22の形状は、撮像装置51に線分LN4(図7参照)を仮想設定して次のようにするとよい。
すなわち、線分LN4は、図7に示される、撮像装置51を右手fで把持して光軸CL及び左右方向が水平となる姿勢にしたときの右側面視において、グリップベルト21の連結部R1における上下方向の中央位置R1cと、連結部R2における上下方向の中央位置R2cと、を繋ぐ線分とする。
このときに、基部22の形状は、線分LN4を含むように形成されていることが好ましい。図7において線分LN4の延びる方向は、連結部R1及び連結部R2における互いに逆向きの張力T1、T2の方向に相当する。
グリップベルト21は、線分LN4を含むように基部22を形成することで、基部22に曲がりや皺などの変形が生じにくく、基部22が右手fの甲に面当たりで当たるようになる。これにより、使用者の本体部1の保持感が良好となる。
また、基部22に変形が生じにくいことから、グリップベルト21の寿命が長くなりより長期間使用することができる。
また、図7の右側面視において、連結部R3の前後方向の中央位置R3cから上部連結ベルト部24の延在方向で延び、基部22との交点R4に至る仮想の線分LN5を設定したときに、線分LN4と線分LN5とのなす角度θb(0≦θb≦90°)は、実質的にグリップベルト21単体での分岐角度θa(図5参照)と同じになる。
ここで、連結部R3においてグリップベルト21にかかる張力T3が、張力T1,T2に及ぼす影響を考えると、張力T3は線分LN5の方向の力であるため、角度θbが大きいほど(90°に近いほど)、張力T3の線分LN4に沿う方向の分力が小さくなり、張力T1,T2に及ぼす影響が小さくなる。
また、逆に、張力T1,T2が、張力T3に及ぼす影響も小さくなる。
すなわち、角度θb、すなわち分岐角度θaが90°に近いほど、上部連結ベルト部24の張り具合が基部22の張り具合で変わりにくく、好ましい。
ただし、角度θbは、親指f1を進入させるため、ある程度の抉り量の分岐部22aを設ける必要があること、及び上部連結ベルト部24とズームスイッチ7を操作する人差し指f2との干渉を避ける必要があること、により、あまり90°に近づけることができず、自ずと好適な範囲が定まる。
検討の結果、角度θbは、概ね45°〜70°の範囲で設定すると、分岐形状が無理なく実現でき、張り具合の効果も得られるので好ましい。
また、図7に示されるように、グリップベルト21の基部22の上縁部22fは、本体部1を保持した右手fの、親指f1を除く4本の指の中手指節関節f2a,f3a,f4a,f5a(以下、これらを纏めて中手指節関節群faとも称する)よりも下方に位置している。
すなわち、基部22は、本体部1を保持した右手fの中手指節関節群faにかからないようになっている。
中手指節関節群faは、右手fが本体部1を保持すべく、親指f1を除く4本の指を筐体2の上面2a1(ズームスイッチ7を含む)に載せるよう曲げるため、局部的に突出した部位群である。
従って、グリップベルト21の基部22が中手指節関節群faを覆うことなく避けた形状になっていることで、中手指節関節群faは開放され、右手fに圧迫感が生じることはない。
これにより,使用者は、本体部1の保持において良好な保持感が得られる。
また、図8に示されるように、グリップベルト21の基部22は、本体部1を右手fで保持した状態で、当て部2bの最大突出位置である位置P3(図4:高さラインLN)に対応し、位置P3を右手fを挟んで覆うように形成されている。
これにより、図8において、当て部2bの位置P3から上方及び下方に延びる弧状曲線LN2及び弧状曲線LN3で示される形状が、右手fのひらに包まれるように当たり押圧される。これにより、本体部1を保持した右手fの保持感は、より良好になり、かつ本体部1の保持がより安定する。
以上詳述した実施例は、上述の構成に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において変形した変形例としてもよい。
(変形例1)
例えば、グリップベルト21は、図9に示される変形例1のグリップベルト21Aとしてもよい。
グリップベルト21Aは、連結部R3の位置が、筐体2における上面2a1と右側面2a4とが接続する稜線部2a7の後部ではなく、後面2a3と右側面2a4との接続する稜線部の上部に設定されるものである。
この例も、グリップベルト21と同様、3点支持による保持感の向上が得られる。
一方、グリップベルト21Aでは、実施例のグリップベルト21における線分LN4及び線分LN5(図7参照)に相当する線分LN4A,LN5Aのなす角度θbAが、必然的に角度θbよりも小さくなる。従って、この観点において実施例のグリップベルト21の方が好ましい。
(変形例2)
例えば、グリップベルト21は、図10に示される変形例2のグリップベルト21Bとしてもよい。
グリップベルト21Bは、グリップベルト21Aに対し、連結部R2及び連結部R3の位置が同じで、連結部R1の位置が、筐体2の下部ではなく中央部(例えば光軸CLの位置)に設定されるものである。
この例も、グリップベルト21,21Aと同様に、3点支持による保持感の向上が得られる。
一方、グリップベルト21Bでは、実施例のグリップベルト21における線分LN4に相当する線分LN4Bが、前上がりに傾斜する。そのため、右手fに対するグリップベルト21Bの長さ調整が、グリップベルト21,21Aほど容易ではない。また、連結部R1の位置上昇に伴い、基部22Bの上縁部22Bfの位置も必然的に上方にずれるので、基部22Bが中手指節関節群faにかかってしまう可能性がある。この観点で、グリップベルト21,21Aの方が好ましい。
撮像装置51は、動画を撮影するビデオカメラ及び静止画を撮影するスチルカメラに限定されない。手で保持して画像を撮像する装置であればよい。
ズームスイッチ7及び録画釦8は、それぞれ上述の位置に備えてなくてもよい。
グリップベルト21を筐体2の連結部R1〜R3に取り付ける方法、及びそれぞれの連結部R1〜R3において使用者が取り付け可能であるか否かは限定されない。
グリップベルト21の延面距離調整は、上述の面ファスナに係止させることで行う態様に限定されない。長さ調整可能なバックルによるものでもよい。
また、面ファスナやバックルによる長さ調整によらず、グリップベルト21自体を伸縮可能なゴム材で形成し、その伸縮で手にフィットさせるものであってもよい。
実施例及び各変形例は、本体部1を右手fで保持するように、右側面にグリップベルト21,21A,21Bを配置してものを説明したが、左右対称形状として、本体部1を左手で保持するためのグリップベルト及びそれを備えた撮像装置であってもよい。
1 本体部
2 筐体
2a1 上面、 2a2 下面、 2a3 後面、 2a4 右側面
2a5 左側面、 2a6 前面、 2a7 稜線部、 2b 当て部
2c フックベルト、 2c1 連結ベルト、 2c2 リング
2d フック、 2d1 基部、 2d2 前端部
2e ブラケット、 2e1 孔
3 レンズ部
4 撮像素子
5 回路部
6 モニタ部
7 ズームスイッチ、 7a 後端部
8 録画釦
9 端子カバー
10 バッテリ
21,21A,21B グリップベルト
22 基部
22a 分岐部、 22a1 後縁部、 22b 第1面ファスナ
22c 第2面ファスナ、 22d 第4面ファスナ、 22e 前端部
22f,22Bf 上縁部、 22g 分離上部、 22s1 右面
23 下部連結ベルト
24 上部連結ベルト部
24a 第3面ファスナ、 24b 折り返し部分
51 ビデオカメラ(撮像装置)
CL 光軸
f 右手
f1 親指、 f1a 根本部位、 f2 人差し指、 f3 中指
f4 薬指、 f5 小指、 fa 中手指節関節群
f2a,f3a,f4a,f5a 中手指節関節
G 重心
H12,H23 高さ
La 距離、 LN 高さライン
LN1,LN4,LN5,LN4A,LN5A,LN4B, 線分
LN2,LN3 弧状曲線
P1,P2,P3 位置
R1,R2,R3 連結部、 R1c,R2c 中央位置、 R4 交点
T1,T2,T3 張力
θa 分岐角度、 θb 角度

Claims (9)

  1. 一方の端部から一の方向に延在し、他方の端部に二股に分岐した第1のベルト部と第2のベルト部とを有するグリップベルト。
  2. 撮像装置の本体部に取りつけられ、
    前記一方の端部が前記本体部の前部に取りつけられ、
    前記第1のベルト部が前記本体部の後下部に取りつけられ
    前記第2のベルト部が前記本体部の後上部に取りつけられることを特徴とする請求項1記載のグリップベルト。
  3. 前記一方の端部と前記第1のベルト部との間が前記一の方向に延在し、
    前記第2のベルト部は、前記一の方向に対し斜交又は直交する方向に分岐延出していることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のグリップベルト。
  4. 撮像素子を有する本体部と、
    前記本体部を、前記撮像素子の画素配列の水平及び垂直方向がそれぞれ水平及び上下となる基準姿勢にした状態で、前記本体部における前部の第1連結部,後下部の第2連結部,及び後上部の第3連結部で連結支持されたグリップベルトと、
    を備えた撮像装置。
  5. 前記グリップベルトは、一方の端部から一の方向に延在し、他方の端部が二股に分岐して第1のベルト部及び第2のベルト部とされており、
    前記一方の端部が前記第1連結部に支持され、前記第1のベルト部が前記第2
    連結部に連結支持され、前記第2のベルト部が前記第3連結部に連結支持されていることを特徴とする請求項4記載の撮像装置。
  6. 前記本体部を基準姿勢にした状態での前記本体部の側面視において、前記第1連結部と前記第2連結部とを繋ぐ第1の仮想線分は光軸よりも下方において前後方向に延び、前記第3連結部は、前記第1の仮想線分に対し直交又は斜交する第2の仮想線分上に位置していることを特徴とする請求項4又は請求項5記載の撮像装置。
  7. 前記第3連結部は、前記本体部の側面と上面とが接続する部位の後部に位置していることを特徴とする請求項4〜6のいずれか1項に記載の撮像装置。
  8. 前記上面に操作部を有し、
    前記第3連結部は、前記操作部よりも後方に位置していることを特徴とする請求項7記載の撮像装置。
  9. 前記本体部と前記グリップベルトとの間に手を進入して前記本体部を保持した状態で、前記手の人差し指から小指までの中手指節関節が外部に露出することを特徴とする請求項4〜8のいずれか1項に記載の撮像装置。
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