JP2018096639A - Fluidized bed system - Google Patents
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Abstract
Description
本開示は、固形物の流動層が形成される流動層室を備えた流動層システムに関する。 The present disclosure relates to a fluidized bed system including a fluidized bed chamber in which a solid fluidized bed is formed.
粒子状の固形物が収容された流動層室の下方から上方に向けてガスを噴出させることで形成される流動層を用いた流動層システムは、固形物の乾燥、燃焼、ガス化、造粒等様々な分野で利用されている。 A fluidized bed system using a fluidized bed formed by jetting gas from the bottom to the top of a fluidized bed chamber in which particulate solids are accommodated is used to dry, burn, gasify, and granulate solids. It is used in various fields.
流動層システムでは、鉛直方向に延在した仕切板を流動層室内に設けることで、固形物の滞留時間を均等化する技術も開発されている(例えば、特許文献1)。 In the fluidized bed system, a technique for equalizing the residence time of solids by providing a partition plate extending in the vertical direction in the fluidized bed chamber has been developed (for example, Patent Document 1).
しかし、流動層システムで取り扱う固形物は、大きさ(粒径)にバラツキがある場合がある。この場合、相対的に大きい固形物が仕切板の下方に滞留(堆積)して、仕切板の下方が固形物で閉塞されてしまい、運転ができなくなる。このため、メンテナンス頻度が増加してしまうという問題がある。 However, the solid matter handled in the fluidized bed system may vary in size (particle size). In this case, relatively large solid matter stays (deposits) below the partition plate, and the lower portion of the partition plate is blocked by the solid matter, so that the operation cannot be performed. For this reason, there is a problem that the maintenance frequency increases.
本開示は、このような課題に鑑み、仕切板の下方に堆積する固形物の単位時間当たりの滞留量を低減することが可能な流動層システムを提供することを目的としている。 In view of such a problem, the present disclosure is intended to provide a fluidized bed system capable of reducing the retention amount per unit time of solid matter deposited below the partition plate.
上記課題を解決するために、本開示の一態様に係る流動層システムは、第1側壁に設けられる投入口と、該第1側壁と対向する第2側壁に設けられる排出口とを有する流動層室と、前記流動層室内における前記第1側壁と前記第2側壁との間に、該第2側壁との距離が、下記式(A)で示される距離Bの0.8倍〜3倍の範囲内となるように設けられ、底面との連通状態を維持したまま、該流動層室内を上流室と下流室とに区画する仕切板と、を備える。
また、前記流動層室の底面のうち、前記仕切板の鉛直下方から前記第2側壁の鉛直下方までの間に設けられる抜出口を備えてもよい。 Moreover, you may provide the extraction opening provided in the bottom face of the said fluidized bed chamber from the perpendicular downward direction of the said partition plate to the perpendicular downward direction of the said 2nd side wall.
仕切板の下方に堆積する固形物の単位時間当たりの滞留量を低減することが可能となる。 It becomes possible to reduce the residence amount per unit time of the solid substance deposited below the partition plate.
以下に添付図面を参照しながら、本開示の一実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値等は、理解を容易とするための例示にすぎず、特に断る場合を除き、本開示を限定するものではない。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本開示に直接関係のない要素は図示を省略する。 Hereinafter, an embodiment of the present disclosure will be described in detail with reference to the accompanying drawings. The dimensions, materials, and other specific numerical values shown in the embodiment are merely examples for facilitating understanding, and do not limit the present disclosure unless otherwise specified. In the present specification and drawings, elements having substantially the same functions and configurations are denoted by the same reference numerals, and redundant description is omitted, and elements not directly related to the present disclosure are not illustrated. To do.
(流動層システム100)
図1は、流動層システム100を説明する図である。本実施形態では、流動層システム100が、流動媒体として褐炭を乾燥させる構成を例に挙げて説明する。図1中、ガスの流れを実線の矢印で示し、流動媒体の流れを破線の矢印で示す。図1に示すように、流動層システム100は、導入部110と、流動層部210とを含んで構成される。
(Fluidized bed system 100)
FIG. 1 is a diagram illustrating a fluidized
(導入部110)
導入部110は、コンベア112と、ホッパ114と、導入管116と、導入バルブ118とを含んで構成される。コンベア112は、褐炭の供給源からホッパ114に褐炭を搬送する。ホッパ114は、コンベア112によって搬送された褐炭を一時的に貯留する。導入管116は、ホッパ114と流動層部210(流動層室220の投入口222a)とを連通する配管である。導入バルブ118は、導入管116に設けられ、導入管116の開度を調整する。
(Introduction unit 110)
The
(流動層部210)
流動層部210は、流動層室220と、流動化ガス供給部230と、伝熱部240と、オーバーフロー部250と、サイクロン260と、仕切板270とを含んで構成される。
(Fluidized bed part 210)
The
流動層室220は、直方体形状の容器である。流動層室220を構成する第1側壁222には、投入口222aが設けられている。また、流動層室220を構成する側壁のうち、第1側壁222と対向する第2側壁224には、排出口224aが設けられている。投入口222aには、導入管116が接続されており、投入口222aを通じて流動層室220に褐炭が導入される。そして、流動層室220は、導入された褐炭を収容する。
The fluidized
流動化ガス供給部230は、流動層室220の底面から流動化ガス(例えば、水蒸気)を供給する。具体的に説明すると、流動化ガス供給部230は、風箱232と、流動管234と、ブロワ236とを含んで構成される。
The fluidizing
風箱232は、流動層室220の下方に設けられる。風箱232の上部は、第1側壁222の底面としても機能し、通気可能である分散板232aで形成されている。分散板232aは、例えば、褐炭の粒径よりも小さい径の開孔が複数設けられた板や、ノズルを設置した板で構成される。流動管234は、風箱232に接続される。また、流動管234には、流動化ガスを送り込むブロワ236が設けられている。ブロワ236は、流動層室220において褐炭の流動層が好適に形成される流量で、流動管234に流動化ガスを供給する。
The
こうして、ブロワ236によって流動層室220内に流動化ガスが供給される。流動化ガスは、流動層室220内で褐炭を流動させて、褐炭の流動層を形成する。また、ブロワ236は、流動化ガスを褐炭と接触させることで褐炭に含まれる水の一部を蒸発させる。
Thus, the fluidizing gas is supplied into the fluidized
伝熱部240は、例えば、熱媒体が流通する配管で構成され、流動層室220内(本実施形態では、後述する上流室272)に配される。伝熱部240は、熱媒体の流通過程において、熱媒体が有する熱で褐炭を加熱する。伝熱部240を備える構成により、流動層室220内において、熱媒体と、流動化ガスとの間で熱交換が行われ、上方に移動する流動化ガスをさらに加熱することができる。したがって、流動化ガスによる褐炭の乾燥がより促進されることとなる。
The
オーバーフロー部250は、排出口224aに接続されたオーバーフロー管252を含んで構成される。オーバーフロー部250は、排出口224aからオーバーフローした褐炭を外部に送出する。具体的に説明すると、投入口222aを通じて、流動層部210(流動層室220内)に褐炭が導入されると、導入された褐炭の体積分だけ、流動層の体積が増加する。そうすると、褐炭(流動層)が排出口224aからオーバーフローして、オーバーフロー管252を通じて外部に送出される。
The
サイクロン260は、流動層室220の天井226に形成された通気口226aに接続されている。サイクロン260は、通気口226aを通じて流動層室220から排出された流動化ガスを固気分離する。流動層室220を通過した流動化ガスには、褐炭が含まれている。したがって、サイクロン260を備えることにより、通気口226aを通じて流動層室220から排出された流動化ガス(褐炭を含む)を固気分離する。そして、サイクロン260によって分離された流動化ガスは、外部に排気される。また、サイクロン260によって分離された褐炭は、外部に送出される。
The
このように、流動層室220内に未乾燥の褐炭が導入され、流動化ガス供給部230および伝熱部240によって褐炭が加熱され、褐炭から水の一部が蒸発されて除去される。一方、褐炭の流れについて説明すると、投入口222aを通じて、流動層室220に導入された褐炭は、流動層室220内において流動層となり、流動層室220内を移動して、排出口224a、オーバーフロー管252を通じ、流動層室220内から外部に排出される。
Thus, undried lignite is introduced into the
ところで、褐炭は、大きさ(粒径)にバラツキがある。このため、ブロワ236が供給する流動化ガスの流速を、相対的に小さい粒子(以下、「小粒子」と称する)が流動層を形成できるように設定すると、相対的に大きい粒子(以下、「大粒子」と称する)は流動化せず、流動層室220の下部に堆積してしまう。一方、大粒子が流動層を形成できるように流速を設定すると、小粒子が飛散し、通気口226aを通じて外部に排出されてしまう。そこで、ブロワ236は、平均粒径の粒子が流動層を形成できる流速で流動化ガスを供給する。しかし、粒子の大きさによって、流動層室220内の移動速度が異なり、流動層室220内における粒子の滞留時間が異なる。このため、乾燥されずに、排出される褐炭が生じ得る。
By the way, lignite has variations in size (particle size). For this reason, when the flow rate of the fluidizing gas supplied by the
そこで、本実施形態の流動層部210では、流動層室220内に仕切板270を備える。仕切板270は、流動層室220内における第1側壁222と第2側壁224との間に、流動層室220の天井226および底面(分散板232a)から離隔して設けられる。また、仕切板270は、第1側壁222と第2側壁224と略平行に設けられる。仕切板270は、流動層室220を構成する側壁のうち、第1側壁222、第2側壁224以外の両側壁に接続され、流動層室220内を上流室272と、下流室274とに区画する。上流室272は、第1側壁222と仕切板270との間に形成され、下流室274は、仕切板270と第2側壁224との間に形成される。したがって、上流室272内に形成された流動層(褐炭)は、仕切板270の下方を通じて下流室274に移動する。また、本実施形態において、仕切板270は、上流室272より下流室274の方が、水平断面積(容積)が小さくなるように、流動層室220内に設けられる。
Therefore, in the
仕切板270を備える構成により、大きさに拘わらず粒子は、仕切板270の下方を通過することとなる。これにより、粒子が、投入口222aから排出口224aまでを最短距離で移動する事態を回避することが可能となる。したがって、滞留時間のバラツキを低減する(滞留時間を均等化(平均化)する)ことができる。
With the configuration including the
一方、仕切板270を備えると、仕切板270の下方(仕切板270の下端と、分散板232aとの間)に褐炭が詰まることがある。具体的に説明すると、流動化しない大粒子が流動層室220の下部に滞留する。そうすると、大粒子が堆積し、大粒子によって仕切板270の下方が閉塞してしまう。
On the other hand, when the
そこで、流動層室220の底面(分散板232a)に、抜出口280を設けておき、抜出口280を通じて、流動層室220から大粒子を抜き出す。抜出口280には、抜出管282が接続されており、抜出管282には開閉バルブ284が設けられている。
Therefore, an
しかし、抜出口280から抜き出す粒子は、乾燥が不十分である。具体的に説明すると、分散板232aの機能確保やメンテナンス等を勘案して、伝熱部240は、分散板232aから所定距離上方に設けられる。このため、流動層室220の下部に堆積した粒子は乾燥が不十分となる。したがって、抜出口280から抜き出す粒子は、乾燥が不十分となる。このため、抜出口280から抜き出す粒子の量を低減する技術が希求されている。
However, the particles extracted from the
そこで、仕切板270と第2側壁224との距離を工夫して、流動層室220の底部に滞留する粒子の単位時間当たりの滞留量を低減する。
Therefore, the distance between the
図2は、仕切板270と、第2側壁224との距離を説明する図である。なお、理解を容易にするために、図2中、投入口222a、排出口224a、通気口226a、抜出口280を省略する。図2に示すように、本実施形態において、仕切板270と第2側壁224との距離Rが、下記式(A)で示される距離Bの0.8倍〜3倍の範囲内となるように、仕切板270が流動層室220内に設けられる。
下流室274における粒子の流速を高くすることで、流動層室220の下部に滞留する粒子を排出口224aまで持ち上げる。具体的に説明すると、下流室274における粒子の流速は、下記式(B)を用いて算出される。
粒子の流速=(投入量−抜出量−オーバーフロー量)/(R×L) …式(B)
したがって、距離Rが小さいほど、下流室274における粒子の流速を向上することができる。
By increasing the flow velocity of the particles in the
Particle flow rate = (input amount−extraction amount−overflow amount) / (R × L) Formula (B)
Therefore, the smaller the distance R is, the more the flow rate of particles in the
しかし、距離Rが距離Bの1.0倍(以下、「1.0B」と称する)未満であると、下流室274においてスラッギング(突沸)が生じてしまう。スラッギングが生じると、流動層室220および下流(流動層室220の下流)側の設備に衝撃を与えてしまう。一方、距離Rが距離Bの3.0倍(以下、「3.0B」と称する)を上回ると、気泡が大きくならず、大粒子を持ち上げることができなくなり、大粒子が下流室274の底面に滞留する。
However, if the distance R is less than 1.0 times the distance B (hereinafter referred to as “1.0B”), slagging (bumping) occurs in the
図3は、下流室274における距離Rの違いによる粒子の移動をシミュレーションした結果を説明する図である。なお、図3(a)は、距離Rを1.0Bとした場合のシミュレーション結果を示し、図3(b)は、距離Rを3.0Bとした場合のシミュレーション結果を示す。なお、図3中、粒径が500μm以上の大粒子のみを示す。
FIG. 3 is a diagram for explaining the result of simulating the movement of particles due to the difference in the distance R in the
図3(a)に示すように、距離R=1.0Bであると、下流室274の大粒子を排出口224aまで到達させる(持ち上げる)ことができる。一方、図3(b)に示すように、距離R=3.0Bであると、下流室274の流速が低く、大粒子を排出口224aまで到達させることができない。
As shown in FIG. 3A, when the distance R = 1.0B, the large particles in the
また、下流室274における距離Rを小さくするほど、上流室272から下流室274に移動する大粒子の量が増加する。図4は、距離Rの違いによる上流室272から下流室274への質量流量のシミュレーション結果を説明する図である。なお、図4(a)は、粒径が20μm〜3000μmの粒子の質量流量を示し、図4(b)は、図4(a)における粒径が500μm〜1100μmまでの質量流量の拡大図を示し、図4(c)は、図4(a)における粒径が1100μm〜3000μmまでの質量流量の拡大図を示す。また、図4中、距離R=1.0Bを実線で示し、距離R=3.0Bを破線で示す。
Further, as the distance R in the
図4に示すように、距離R=1.0Bでは、平均粒径が500μm以上の大粒子が上流室272から下流室274に移動することが分かる。一方、距離R=3.0Bでは、平均粒径が500μm以上の大粒子がほとんど下流室274に移動しないことが分かった。
As shown in FIG. 4, it can be seen that large particles having an average particle diameter of 500 μm or more move from the
以上説明したように、距離Rを1.0B以上3.0B以下の範囲内とすることで、流動層室220の底部に滞留する粒子を排出口224aまで効率よく移動させることができる。なお、上記したように、距離Rが短いほど、下流室274の流速が向上するため、距離Rは1.0Bが好ましい。ただし、距離Rが0.8Bであっても、流動層室220の耐久性を維持できる。このため、距離Rは、0.8B以上3.0B以下の範囲内としてもよい。
As described above, by setting the distance R within the range of 1.0B or more and 3.0B or less, the particles staying at the bottom of the
また、下記式(C)〜式(E)に示すように、下流室274の平均層高H、および、下流室274に供給される単位面積あたりの流動化ガスの流量Qbが等しい場合、距離Rが小さいほど、気泡径Dbは大きくなる。
上記したように、上流室272より下流室274の方が、水平断面積が小さい。すなわち、上流室272より下流室274の方が、距離Rが小さい。したがって、上記式(C)〜式(E)に示すように、下流室274における流動化ガスの気泡の大きさは、上流室272より大きくなる。つまり、下流室274に形成される流動層は、上流室272の流動層より密度が小さい。したがって、煙突効果により、上流室272から下流室274への粒子(褐炭)の移動を促進させることができる。
As described above, the
また、本実施形態の流動層部210では、上流室272から下流室274に褐炭がスムーズに移動し、また、ほとんどの大粒子を排出口224aから排出することができる。したがって、抜出口280は、流動層室220の底面(分散板232a)のうち、仕切板270の鉛直下方から第2側壁224の鉛直下方の間、好ましくは、仕切板270の真下に設けられるとよい。これにより、仕切板270の下方に粒子が閉塞してしまう事態を回避することができる。
Moreover, in the
以上説明したように、本実施形態にかかる流動層システム100によれば、流動層室220内に仕切板270を設け、仕切板270と第2側壁224との距離Rを上記範囲内とすることで、大粒子を排出口224aに導くことができる。これにより、仕切板270の下方への、単位時間当たりの固形物の堆積量を低減することが可能となる。したがって、抜出口280から抜き出される粒子量を低減することができる。
As described above, according to the
以上、添付図面を参照しながら実施形態について説明したが、本開示はかかる実施形態に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に技術的範囲に属するものと了解される。 As mentioned above, although embodiment was described referring an accompanying drawing, it cannot be overemphasized that this indication is not limited to this embodiment. It will be apparent to those skilled in the art that various changes and modifications can be made within the scope of the claims and that they naturally fall within the technical scope.
例えば、上記実施形態において、流動媒体として褐炭を例に挙げて説明した。しかし、粒子状の固形物であれば、流動媒体の種類に限定はない。 For example, in the above embodiment, lignite has been described as an example of the fluid medium. However, there is no limitation on the type of fluid medium as long as it is a particulate solid.
また、上記実施形態において、流動層部210が褐炭を乾燥させる構成を例に挙げて説明した。しかし、流動層システム100は、固形物の流動層を形成して、固形物に対して処理(乾燥、燃焼、ガス化、造粒等)を行うことができれば、流動層部210が行う処理に限定はない。
Moreover, in the said embodiment, the structure which the
また、上記実施形態において、仕切板270が、流動層室220の天井226および底面(分散板232a)から離隔して設けられる構成を例に挙げて説明した。しかし、仕切板270は、底面との連通状態を維持したまま、上流室272と下流室274と区画できれば、形状に限定はない。例えば、仕切板が、天井226から底面まで延在し、上部と下部に孔が設けられた板であってもよいし、下部のみに孔が設けられた板であってもよい。また、仕切板の一部が天井226や底面に接続されていてもよい。
Moreover, in the said embodiment, the
また、上記実施形態において、流動層部210が抜出口280を備える構成を例に挙げて説明した。しかし、仕切板270から第2側壁224までの距離Rを、すべての粒子を排出口224aから排出することができる距離Rに設定した場合、抜出口280を省略することができる。
Moreover, in the said embodiment, the structure which the
本開示は、固形物の流動層が形成される流動層室を備えた流動層システムに利用することができる。 The present disclosure can be used for a fluidized bed system including a fluidized bed chamber in which a fluidized bed of solids is formed.
100 流動層システム
220 流動層室
222 第1側壁
222a 投入口
224 第2側壁
224a 排出口
226 天井
232a 分散板(底面)
270 仕切板
272 上流室
274 下流室
280 抜出口
100
270
Claims (2)
前記流動層室内における前記第1側壁と前記第2側壁との間に、該第2側壁との距離が、下記式(A)で示される距離Bの0.8倍〜3倍の範囲内となるように設けられ、底面との連通状態を維持したまま、該流動層室内を上流室と下流室とに区画する仕切板と、
を備えた流動層システム。
Between the first side wall and the second side wall in the fluidized bed chamber, the distance to the second side wall is within a range of 0.8 to 3 times the distance B represented by the following formula (A). A partition plate that divides the fluidized bed chamber into an upstream chamber and a downstream chamber while maintaining a communication state with the bottom surface,
Fluidized bed system.
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