JP2018094939A - 表示装置、表示システム、表示方法及びプログラム - Google Patents

表示装置、表示システム、表示方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】乗務員の操作なしに、簡易な構成で、種々の案内表示を正確に表示する表示装置、表示システム、表示方法及びプログラムを提供する。【解決手段】車両に設けられる表示装置100は、表示部110と、車両が走行する経路沿いに設置された無線機によって車両が走行する走行路上に送信された識別情報を含む無線信号S20を受信する無線部120と、無線部120が受信した無線信号S20から識別情報を取得する情報取得部132とを備える。表示装置100は、さらに、情報取得部132が取得した識別情報に基づいて、表示部110が表示する画像を表す表示情報を選択する選択部136と、選択部136によって選択された表示情報が表す画像を表示部110に表示させる表示制御部138とを備える。【選択図】図2

Description

本発明は、表示装置、表示システム、表示方法及びプログラムに関する。
近年に製造された鉄道車両には、車両の位置を取得して、取得した車両の位置に適した行き先の案内、停車駅の案内、乗り換えの案内、ドアの開閉の案内、広告の多彩な案内を表示する表示装置が設けられている。
また、特許文献1に記載されている行先表示器のように、公共交通機関の車両に設けられ、衛星測位システムから車両の位置情報を取得して、車両がいずれの停留所又は駅に停車しているか特定し、特定された停留所又は駅に応じた行き先の案内を表示する表示装置が知られている。
一方で、車両の乗務員の操作によって、行き先と次の停車駅の簡易な案内を表示する表示装置が設けられている車両も、多く使用されている。
特開2015−132975号公報
簡易な案内を表示する表示装置を備えている車両が使用されている路線においても、乗客へのサービス向上のために、細やかな案内を表示する表示装置を車両に備えることが求められている。また、乗務員による操作をなくし、乗務員の負担を軽減することも求められている。
簡易な案内を表示する表示装置が設けられている車両を、例えば、速度発電機が検出した車軸の回転数と車輪の円周の長さから求められた車両の位置に応じて、多彩な案内を表示する表示装置が設けられた車両に改装するためには、多額の費用が必要になる。また、衛星測位システムから位置情報を取得して案内表示を行う表示装置は、車両が山間部や地下に位置する場合に、正確な位置が得られず、誤った案内表示を行うおそれがある。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、乗務員の操作なしに、簡易な構成で、種々の案内を正確に表示する表示装置、表示システム、表示方法及びプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の表示装置は、
車両に設けられる表示装置であって、表示部と、車両が走行する経路沿いに設置された無線機によって車両が走行する走行路上に送信された識別情報を含む無線信号を受信する無線部と、無線部が受信した識別情報を含む無線信号から識別情報を取得する情報取得部と、情報取得部が取得した識別情報に基づいて、表示部が表示する画像を表す表示情報を選択する選択部と、選択部によって選択された表示情報が表す画像を表示部に表示させる表示制御部と、を備える。
本発明によれば、表示装置は、車両が走行する経路沿いに設けられた無線機によって送信された無線信号に含まれる識別情報に基づいて案内を表示するので、簡易な構成で、車両の乗務員の操作なしに種々の案内を正確に表示できる。
本発明の実施の形態1に係る表示装置が設けられる鉄道車両と鉄道車両が運行される経路を示す模式図 本発明の実施の形態1に係る表示装置の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態1に係る表示装置のハードウェアの構成を示す図 本発明の実施の形態1に係る表示画像データを示す図 本発明の実施の形態1に係る表示装置における片道運行の表示処理を示すフローチャート 本発明の実施の形態2に係る表示装置の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態2に係る鉄道車両の駅Aから駅Dへの運行における識別情報と走行方向を示すテーブル 本発明の実施の形態2に係る鉄道車両の駅Dから駅Aへの運行における識別情報と走行方向を示すテーブル 本発明の実施の形態2に係る表示画像データを示す図 本発明の実施の形態3に係る表示装置の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態3に係る表示画像データを示す図 本発明の実施の形態3に係る表示装置における受信状態による表示処理を示すフローチャート 本発明の実施の形態4に係る表示装置の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態4に係る表示装置における信号強度による表示処理を示すフローチャート 本発明の実施の形態5に係る表示装置の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態5に係る開閉画像データを示す図 本発明の実施の形態5に係る表示装置における開閉の表示処理を示すフローチャート 本発明の実施の形態6に係る表示装置の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態6に係る更新された表示画像データを示す図 本発明の実施の形態1の変形例に係る表示画像データを示す図
以下、本発明の実施の形態に係る表示装置について、図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1〜図5を参照して、本発明の実施の形態1に係る表示装置100を説明する。表示装置100は、駅に設けられた無線機の識別情報を含む無線信号を受信することによって、鉄道車両がいずれの駅の停車位置に位置するか判別し、車両が位置する駅に応じた案内を表示する。
なお、理解を容易にするために、図1に示すように、表示装置100が設けられた鉄道車両10は、駅Aを始発駅とし、駅Bと駅Cとを経由する経路で終着駅である駅Dに向かって、一方向に運行されるものとして説明する。鉄道車両10が、往復で運行される場合については、後述する実施の形態2において説明する。また、鉄道車両10は1両編成として説明する。
まず、駅A〜Dに設けられる無線機20A〜20Dについて、説明する。
図1に示すように、無線機20Aは、駅Aの鉄道車両10が入線するホームA1の中央に設けられる。無線機20Aは、無線機20を表す識別情報を含む無線信号S20Aを送信する。無線信号S20Aは、鉄道車両10が走行する走行路R上、すなわち鉄道車両10が走行するレール上に送信される。また、無線信号S20Aは、鉄道車両10がホームA1に停車した場合に、鉄道車両10を覆う範囲に送信される。
無線機20B、20C、20Dのそれぞれは、鉄道車両10が入線する駅BのホームB1、駅CのホームC1、駅DのホームD1のそれぞれに設けられる点が無線機20Aと異なる。また、無線機20B、20C、20Dのそれぞれは、無線機20Bを表す識別情報を含む無線信号S20B、無線機20Cを表す識別情報を含む無線信号S20C、無線機20Dを表す識別情報を含む無線信号S20Dのそれぞれを送信する点が無線機20Aと異なる。無線信号S20B、S20C、S20Dのそれぞれが送信される範囲は、無線信号S20Aと同様に、鉄道車両10がホームB1、C1、D1に停車した場合に、鉄道車両10を覆う範囲に送信される。
以下では、無線機20A、20B、20C、20Dを総称する場合には無線機20と、無線信号S20A、S20B、S20C、S20Dを総称する場合には無線信号S20と記載する。また、駅A、B、C、Dを総称する場合には、駅STと記載する。
次に、表示装置100について説明する。
表示装置100は、鉄道車両10内において乗客用ドアの上部に設けられる。表示装置100は、乗客への案内を表示する。乗客への案内とは、例えば、行き先の案内、停車駅の案内、乗り換えの案内、広告である。
図2に示すように、表示装置100は、鉄道車両10の車内に画像を表示する表示部110と、無線機20が送信した無線信号S20を受信する無線部120と、表示部110の表示を制御する制御部130と、表示画像データ142を記憶する記憶部140とを備える。
制御部130は、無線信号S20に含まれる無線機20を表す識別情報を取得する情報取得部132を有する。また、制御部130は、情報取得部132が取得した識別情報に基づいて鉄道車両10の位置を判別する判別部134を有する。制御部130は、さらに、判別部134によって判別された鉄道車両10の位置に基づいて、表示画像データ142から表示部110が表示する画像を表す表示情報を選択する選択部136と、選択部136が選択した表示情報が表す画像を表示部110に表示させる表示制御部138とを有する。記憶部140に記憶されている表示画像データ142は、鉄道車両10の位置を表す位置情報と表示部110が表示する画像を表す表示情報とが関連付けられたデータである。
図3は、表示装置100のハードウェアの構成を示す。制御部130は、CPU(Central Processing Unit)152とRAM(Random Access Memory)154から構成される。制御部130における情報取得部132と判別部134と選択部136と表示制御部138の機能は、CPU152が記憶部140に記憶されたプログラムを実行することによって実現される。CPU152と、RAM154と表示部110と無線部120と記憶部140は、バス156によって接続される。
表示部110は、発光ダイオード(LED:Light Emitting Diode)がマトリクス状に配列されたLEDディスプレイである。表示部110は、選択部136が選択した表示情報が表す画像を表示する。
無線部120は、無線機20が送信する無線信号S20を受信し、復調する。また、無線部120は、復調した無線信号S20を制御部130の情報取得部132に送信する。無線部120は、図示しない、公知のアンテナと復調器と増幅器と通信制御部を含む。無線部120は、表示部110の画像を表示する表示面と反対側の面に設けられる。
無線部120と無線機20は、無線における通信規格を使用して通信する。通信規格としては、Bluetooth(登録商標)、ZigBee(登録商標)、無線LAN(Local Area Network)がある。
記憶部140は、表示画像データ142と制御部130を機能させるプログラムを記憶する。記憶部140は、ROM(Read Only Memory)とRAMから構成される。
図2に戻り、制御部130について説明する。制御部130は表示部110の表示を制御する。
情報取得部132は、無線部120が送信した無線信号S20を受信する。情報取得部132は、受信した無線信号S20から無線機20を表す識別情報を取得する。そして、情報取得部132は取得した識別情報を判別部134に出力する。
判別部134は、受信した識別情報に基づいて、鉄道車両10がいずれの駅STに位置するか判別する。情報取得部132から出力された識別情報は、無線機20A〜20Dのそれぞれを表す識別情報であるので、判別部134は、受信した識別情報に基づいて、鉄道車両10が、識別情報が表す無線機20が設けられた駅STに位置することを判別できる。例えば、無線機20Bは駅Bに設けられているので、判別部134は、無線機20Bを表す識別情報が入力された場合に、鉄道車両10が駅Bに位置すると判別する。
判別部134は、判別した鉄道車両10が位置する駅STを表す位置情報を生成して、選択部136に出力する。
選択部136は、判別部134から出力された位置情報、すなわち判別部134によって判別された鉄道車両10が位置する駅STに基づいて、表示画像データ142から表示部110が表示する画像を表す表示情報を選択する。
表示画像データ142は、図4に示すように、位置情報と表示部110が表示する画像を表す表示情報とが関連付けられたデータである。例えば、駅Bを表す位置情報と「この車両は駅D行き。次の停車駅は駅Cです。」を表す表示情報が関連付けられる。
表示制御部138は、選択部136によって選択された表示情報が表す画像を、表示部110に表示させる。表示制御部138は、表示部110に表示させている画像と異なる画像を表す表示情報が選択部136によって選択されるまで、表示部110に表示させている画像の表示を表示部110に継続させる。
次に、図5を参照して、表示装置100における片道運行の表示処理について説明する。
駅STに設けられた無線機20は、公知のタイマーによって電力が供給され、始発列車の運行開始前に無線信号S20の送信を開始する。一方、鉄道車両10は、表示装置100に電力が供給された状態で車両倉庫から始発駅である駅AのホームA1に入線し、駅Aから出発する。
無線部120は、無線機20が送信した無線信号S20を受信した場合に、無線信号S20を復調し、情報取得部132に出力する(ステップS101)。情報取得部132は、無線部120から出力された無線信号S20から、送信元の無線機20を表す識別情報を取得して判別部134に出力する(ステップS102)。なお、情報取得部132は、無線部120から無線信号S20が出力されるまで待機している。
判別部134は、情報取得部132から出力された識別情報に基づいて、鉄道車両10が位置する駅STを判別する。さらに、判別部134は、判別した鉄道車両10が位置する駅STを表す位置情報を生成して選択部136に出力する(ステップS103)。選択部136は、判別部134から出力された位置情報に基づいて、表示画像データ142から表示部110が表示する画像を表す表示情報を選択し、選択した表示情報を表示制御部138に出力する(ステップS104a、S104b、104c、104d)。表示制御部138は、選択部136から出力された表示情報が表す画像を表示部110に表示させる(ステップS105)。選択された画像の表示(ステップS105)の後、制御部130に終了指示が入力されない場合(ステップS106;NO)、表示処理は無線信号S20の受信(ステップS101)に戻る。制御部130に終了指示が入力された場合(ステップS106;YES)、表示処理は終了する。
鉄道車両10の走行と表示装置100の表示について、具体的に説明する。
鉄道車両10は、出発前には始発駅である駅Aに停車している。この場合、無線部120は、駅Aに設けられた無線機20Aの無線信号S20Aを受信するので、無線機20Aを表す識別情報が情報取得部132から判別部134へ出力される。判別部134は、情報取得部132から出力された識別情報に基づいて、鉄道車両10は駅Aに位置すると判別する。選択部136は、判別部134が判別した鉄道車両10が位置する駅、すなわち駅Aに基づいて、図4に示す「この車両は駅D行き。次の停車駅は駅Bです。」を表す表示情報を選択する。表示部110には、「この車両は駅D行き。次の停車駅は駅Bです。」の画像が表示される。
鉄道車両10が駅Aを出発すると、図1に示すように、鉄道車両10は駅Aと駅Bとの間に位置する。この場合、無線部120は、駅Aに設けられた無線機20Aの無線信号S20Aを受信しなくなるので、情報取得部132は、無線部120から無線信号S20が出力されるまで待機する。一方、表示制御部138は、選択部136によって、表示部110に表示させている画像と異なる画像を表す表示情報が選択されるまで、表示部110に表示させている画像の表示を表示部110に継続させるので、表示部110には、「この車両は駅D行き。次の停車駅は駅Bです。」の画像が表示され続ける。
鉄道車両10が走行を続けて駅Bの構内に入ると、無線部120は、駅Bに設けられた無線機20Bの無線信号S20Bを受信する。この場合、無線機20Bを表す識別情報が情報取得部132から判別部134へ出力され、判別部134は、鉄道車両10が駅Bに位置すると判別する。そして、選択部136は、図4に示す「この車両は駅D行き。次の停車駅は駅Cです。」を表す表示情報を選択し、表示部110には、「この車両は駅D行き。次の停車駅は駅Cです。」の画像が表示される。
鉄道車両10が駅Bから駅C、駅Cから駅Dへ走行する場合も、上述した鉄道車両10が駅Aから駅Bへ走行する場合と同様に、選択部136によって選択された表示情報が表す画像が表示部110に表示される。
以上のように、表示装置100は、無線機20の無線信号S20に含まれる識別情報に基づいて鉄道車両10の位置を判別し、判別された鉄道車両10の位置に基づいて選択された画像を表示するので、乗務員の操作なしに、種々の案内を正確に表示できる。無線機20が駅STに設けられているので、表示装置100は、周辺の地理的な条件や建物に関係なく鉄道車両10の位置を正確に判別でき、乗務員の操作なしに正確な案内を表示できる。
実施の形態2.
図6〜図9を参照して、本実施の形態2に係る表示装置200を説明する。
実施の形態1において、鉄道車両10は駅Aから駅Dに向かって一方向に運行されたが、本実施の形態においては、表示装置200が設けられる鉄道車両10は、駅Aと駅Dとの間を往復で運行される。表示装置200は、識別情報に基づいて鉄道車両10が位置する駅STと鉄道車両10の走行方向を判別する。
表示装置200は、実施の形態1における駅Aと駅Dとの間を往復する鉄道車両10に設けられる。表示装置200は、図6に示すように、実施の形態1における判別部134と選択部136に代えて判別部234と選択部236を備える。また、記憶部140には、表示画像データ142に代えて、表示画像データ242が記憶されている。
その他の構成は、実施の形態1と同様である。
判別部234は、実施の形態1の判別部134と同様に、情報取得部132から入力された識別情報に基づいて、鉄道車両10が位置する駅STを判別する。
また、判別部234は、表示装置200の起動時又はリセット時に、初期の識別情報として無線機20Aを表す識別情報を記憶する。さらに、判別部234は、受信した識別情報と記憶している識別情報とが異なる場合に、受信した識別情報を記憶する。判別部234は、後述する鉄道車両10の走行方向の判別の後に、受信した識別情報を上書き記憶する。
判別部234は、記憶されている識別情報と受信した識別情報との組み合わせに基づいて、鉄道車両10の走行方向を判別する。
図7は、鉄道車両10の駅Aから駅Dへの運行における、識別情報と走行方向を示すテーブルである。図8は、鉄道車両10の駅Dから駅Aへの運行における、識別情報と走行方向を示すテーブルである。例えば、鉄道車両10が駅Aから駅Dへ運行される場合、判別部234は、表示装置200の起動時に無線機20Aを表す識別情報を記憶しているので、駅Aにおいて、記憶されている識別情報は無線機20Aを表す識別情報となる。また、情報取得部132から入力された識別情報も無線機20Aを表す識別情報となる。したがって、判別部234は、鉄道車両10の走行方向は駅D方向と判別できる。
また、鉄道車両10が駅Aから駅Dへ運行され駅Bの構内に入る場合、記憶されている識別情報は無線機20Aを表す識別情報となり、情報取得部132から入力された識別情報は無線機20Bを表す識別情報となる。したがって、判別部234は、図7に示すように、鉄道車両10の走行方向は駅D方向と判別できる。判別部234は、駅C、Dにおいても同様に、鉄道車両10の走行方向を判別できる。
一方、鉄道車両10が駅Dから駅Aへ運行される場合、判別部234は、表示装置200の起動時又はリセット時に無線機20Aを表す識別情報を記憶しているので、駅Dにおいて、記憶されている識別情報は無線機20Aを表す識別情報となる。また、情報取得部132から入力された識別情報は無線機20Dを表す識別情報となる。したがって、判別部234は、鉄道車両10の走行方向は駅A方向と判別できる。鉄道車両10が駅Dから駅Aへ運行され駅Cから駅Bの構内に入る場合、記憶されている識別情報は無線機20Cを表す識別情報となり、情報取得部132から入力された識別情報は無線機20Bを表す識別情報となるので、判別部234は、鉄道車両10の走行方向は駅A方向と判別できる。判別部234は、駅A、Cにおいても同様に、鉄道車両10の走行方向を判別できる。
以上のように、判別部234は、記憶されている識別情報と情報取得部132から入力された識別情報に基づいて、鉄道車両10の走行方向を判別できる。
なお、図7において、記憶されている識別情報が無線機20Cを表す識別情報、情報取得部132から入力された識別情報が無線機20Dを表す識別情報である場合に、判別される走行方向を駅D方向としているが、駅Dが終着駅となるので、駅A方向と判別してもよい。また、図8において、記憶されている識別情報が無線機20Bを表す識別情報、情報取得部132から入力された識別情報が無線機20Aを表す識別情報である場合についても、駅Aが終着駅となるので、駅D方向と判別してもよい。
判別部234は、判別した鉄道車両10が位置する駅STを表す位置情報と判別した走行方向を表す走行情報を生成して、選択部236に出力する。
選択部236は、判別部234から出力された位置情報と走行情報に基づいて、表示画像データ242から表示部110が表示する画像を表す表示情報を選択する。
表示画像データ242は、図9に示すように、位置情報と走行情報と表示部110が表示する画像を表す表示情報とが関連付けられたデータである。例えば、駅Bを表す位置情報と駅D方向を表す走行情報と、「この車両は駅D行き。次の停車駅は駅Cです。」を表す表示情報が関連付けられる。また、駅Bを表す位置情報と駅A方向を表す走行情報と、「この車両は駅A行き。次の停車駅は駅Aです。」を表す表示情報が関連付けられる。
選択部236によって選択された表示情報が表す画像が、表示制御部138によって、表示部110に表示される。
以上のように、表示装置200は、無線機20の無線信号S20に含まれる識別情報に基づいて、鉄道車両10が位置する駅STと鉄道車両10の走行方向を判別し、判別された鉄道車両10が位置する駅STと鉄道車両10の走行方向に基づいて、選択された画像を表示するので、鉄道車両10が往復で運行される場合であっても、乗務員の操作なしに、種々の案内を正確に表示できる。また、無線機20が駅STに設けられているので、表示装置200は、周辺の地理的な条件や建物に関係なく鉄道車両10の位置を正確に判別でき、乗務員の操作なしに正確な案内を表示できる。
実施の形態3.
図10〜図12を参照して、本実施の形態3に係る表示装置300を説明する。
実施の形態1、実施の形態2において、判別部134、234は、無線部120が無線信号S20を受信した状態で鉄道車両10が位置する駅STを判別した。表示装置300は、無線信号S20を受信した場合に、鉄道車両10が位置する駅STを判別する。表示装置300は、さらに、無線信号S20が途絶した場合に、鉄道車両10が駅STと次の駅STとの間に位置することを判別する。
理解を容易にするために、表示装置300が設けられる鉄道車両10は、実施の形態1と同様に、駅Aを始発駅とし、駅Bと駅Cとを経由する経路で終着駅である駅Dに向かって運行されるものとして説明する。
表示装置300は、図10に示すように、実施の形態1における無線部120と判別部134と選択部136に代えて、無線部320と判別部334と選択部336を備える。また、記憶部140には、表示画像データ142に代えて、表示画像データ342が記憶されている。
その他の構成は、実施の形態1と同様である。
無線部320は、通信規格に則った間隔で受信状態になる。Bluetooth(登録商標)規格では、無線部320は1.28秒間隔で受信状態になる。受信状態にある無線部320は、実施の形態1における無線部120と同様に、受信した無線信号S20を復調して、情報取得部132に送信する。
また、無線部320は、受信していた無線信号S20が途絶した場合に、無線信号S20が途絶したことを表す途絶情報を生成し、判別部334に出力する。無線部320は、通信規格に則った間隔で受信状態になるので、受信していた無線信号S20が途絶したことを判別できる。ここでの途絶は、無線部320が無線信号S20を受信できないことを意味する。
判別部334は、実施の形態1における判別部134と同様に、受信した識別情報に基づいて、鉄道車両10が位置する駅STを判別する。また、判別部334は、情報取得部132から出力された識別情報を記憶する。
さらに、判別部334は、記憶している識別情報と無線部320から出力された途絶情報に基づいて、鉄道車両10が駅STと次の駅STとの間に位置することを判別する。
受信していた無線信号S20の受信が途絶したことは、鉄道車両10が停車していた駅STを出発したことを意味する。鉄道車両10が停車していた駅STを出発した場合、鉄道車両10は、記憶されている識別情報が表す無線機20が設けられた駅STと、次の駅STとの間に位置する。したがって、判別部334は、記憶している識別情報と途絶情報に基づいて、鉄道車両10が、記憶している識別情報が表す無線機20が設けられた駅STと、次の駅STとの間に位置することを判別できる。
例えば、駅Aから駅Dへ運行される鉄道車両10が駅Bの構内に入る場合、判別部334は、実施の形態1と同様に、無線部320が受信した無線信号S20Bに含まれる無線機20Bを表す識別情報に基づいて、鉄道車両10が駅Bに位置すると判別する。判別部334は、無線機20Bを表す識別情報を記憶する。そして、鉄道車両10が駅Bを出発し駅Cに向かう場合、判別部334は、記憶している識別情報と無線部320から出力された途絶情報に基づいて、鉄道車両10が駅Bと駅Cとの間に位置すると判別する。
以上のように、判別部334は、無線信号S20を受信した状態と無線信号S20が途絶した状態、すなわち無線信号S20の受信状態に基づいて、鉄道車両10が位置する駅STと、鉄道車両10が駅ST間に位置することとを判別できる。
判別部334は、判別した鉄道車両10が位置する駅ST、又は鉄道車両10が位置する駅STと駅STとの間を表す位置情報を選択部336に出力する。
選択部336は、判別部334から出力された位置情報に基づいて、表示画像データ342から表示部110が表示する画像を表す表示情報を選択する。
表示画像データ342は、図11に示すように、位置情報と表示部110が表示する画像を表す表示情報とが関連付けられたデータである。例えば、駅Bを表す位置情報と「この車両は駅D行き。駅Bです。次の停車駅は駅Cです。」を表す表示情報が関連付けられる。また、駅Bと駅Cとの間を表す位置情報と「この車両は駅D行き。次の停車駅は駅Cです。」を表す表示情報が関連付けられる。選択部336が選択した表示情報が表す画像は、表示制御部138によって、表示部110に表示される。
次に、図12を参照して、表示装置300における受信状態による表示処理について説明する。
実施の形態1と同様に、無線機20は、始発列車の運行開始前に無線信号S20の送信を開始する。鉄道車両10は、表示装置300に電力が供給された状態で車両倉庫から始発駅である駅AのホームA1に入線し、駅Aから出発する。
まず、実施の形態1の表示装置100と同様に、無線部320が無線信号S20を受信した場合に、鉄道車両10が位置する駅STを判別し選択した画像を表示する(ステップS101〜ステップS105)。制御部130が終了指示を受けた場合、表示処理は終了する(ステップS106;YES)。なお、判別部334は、位置の判別(ステップS103)において、情報取得部132が出力した識別情報を記憶する。
制御部130が終了指示を受けない場合(ステップS106;NO)、無線部320は無線信号S20が途絶したか判別する(ステップS301)。無線部320が、無線信号S20は途絶していない、すなわち無線信号S20を受信していると判別した場合には(ステップS301;受信)、識別情報の取得(ステップS102)に戻る。無線部320は、無線信号S20が途絶したと判別した場合に、無線信号S20の途絶したことを表す途絶情報を生成して、判別部334に出力する(ステップS301;途絶)。
判別部334は、記憶している識別情報と無線部320から出力された無線情報に基づいて、鉄道車両10が駅STと次の駅STとの間に位置することを判別する。さらに、判別部334は、判別した鉄道車両10が位置する駅STと駅STとの間を表す位置情報を生成して選択部336に出力する(ステップS302)。選択部336は、判別部334から出力された位置情報に基づいて、表示画像データ342から表示部110が表示する画像を表す表示情報を選択し、選択した表示情報を表示制御部138に出力する(ステップS303a、S303b、S303c)。表示制御部138は、選択部336から出力された表示情報が表す画像を表示部110に表示させる(ステップS304)。制御部130に終了指示が入力されない場合(ステップS305:NO)、表示処理は、途絶の判別(ステップS301)に戻る。制御部130に終了指示が入力された場合(ステップS305:YES)、表示処理は終了する。
以上のように、表示装置300は、無線機20によって送信された無線信号S20に含まれる識別情報と無線信号S20の受信状態とに基づいて、鉄道車両10の位置を判別し、判別された鉄道車両10の位置に基づいて選択された画像を表示するので、車両の乗務員の操作なしに、より細やかな案内を正確に表示できる。また、無線機20が駅STに設けられているので、周辺の地理的な条件や建物に関係なく、表示装置300は正確な案内を表示できる。なお、本実施の形態においては、判別部334が、情報取得部132が出力した識別情報を記憶するので、実施の形態2と同様に、鉄道車両10が往復で運行される場合にも、より細やかな案内を正確に表示できる。
実施の形態4.
図11、図13、図14を参照して、本実施の形態4に係る表示装置400を説明する。
実施の形態1〜実施の形態3において、表示装置100、200、300は、表示部110と無線部120、320と制御部130と、記憶部140とを備えるが、その他の構成を備えてもよい。
理解を容易にするために、表示装置400が設けられる鉄道車両10は、駅Aを始発駅とし、駅Bと駅Cとを経由する経路で終着駅である駅Dに向かって運行されるものとして説明する。また、無線機20は、駅STにおけるホームの鉄道車両10の走行方向の先頭に設けられ、無線信号S20は、鉄道車両10がホームに停車した場合に鉄道車両10を覆う範囲に送信されるものとして説明する。
図13に示すように、表示装置400は、表示部110と、無線機20が送信する無線信号S20を受信する無線部420と、表示部110の表示を制御する制御部130と、表示画像データ342を記憶する記憶部140と、無線部420が受信した無線信号S20の信号強度を検出する検出部460とを備える。制御部130は、情報取得部132と判別部434と選択部436と表示制御部138とを有する。
本実施の形態における表示部110は、実施の形態1における表示部110と同様である。また、記憶部140は、表示画像データ142に代えて、実施の形態3における表示画像データ342を記憶する以外は、実施の形態1における記憶部140と同様である。
無線部420は、実施の形態1における無線部120と同様に、無線機20が送信する無線信号S20を受信し、復調する。無線部420は、復調した無線信号S20を情報取得部132に送信する。
検出部460は、無線部420が受信した無線信号S20の信号強度を検出する。検出部460は、無線信号S20の信号強度が変化した場合に、無線信号S20の信号強度が変化したことを表す信号強度情報を生成して、判別部434に出力する。ここで、無線信号S20の信号強度が変化したことを表す信号強度情報は、無線信号S20の信号強度が、一定値であること、一定値から増加したこと、又は一定値から減少したことを表す。ここで、信号強度が一定値とは、信号強度の受信レベルが継続することを意味する。
本実施の形態における制御部130のハードウェアの構成は、実施の形態1における制御部130と同様である。また、本実施の形態における情報取得部132と表示制御部138は、実施の形態1における情報取得部132と表示制御部138と同様である。
判別部434は、受信した識別情報と検出部460から出力された信号強度情報とに基づいて、鉄道車両10が位置する駅STを判別する。
鉄道車両10が駅STの構内に入り停車位置に停車する場合、無線機20が駅STのホームの先頭に設けられているので、表示装置400と無線機20との距離は、徐々に短くなり、鉄道車両10が停車位置に停車すると一定となる。したがって、検出部460が、信号強度が一定値であることを表す信号強度情報を出力した場合、判別部434は、受信した識別情報と信号強度情報とに基づいて、鉄道車両10が駅STに位置することを判別できる。
さらに、鉄道車両10が停車位置から出発した場合、表示装置400と無線機20との距離は、一定から徐々に短くなり、その後、長くなる。したがって、検出部460が、信号強度が一定値から増加したことを表す信号強度情報を出力した場合、判別部434は、受信した識別情報と信号強度情報とに基づいて、鉄道車両10が、無線機20が設けられた駅STと、次の駅STとの間に位置することを判別できる。
判別部434は、判別した鉄道車両10が位置する駅ST、又は鉄道車両10が位置する駅STと駅STとの間を表す位置情報を選択部436に出力する。
選択部436は、判別部434から出力された位置情報に基づいて、表示画像データ342から表示部110が表示する画像を表す表示情報を選択する。表示画像データ342は、図11に示すように、位置情報と表示部110が表示する画像を表す表示情報とが関連付けられたデータである。
次に、図14を参照して、表示装置400における信号強度による表示処理について説明する。
実施の形態1と同様に、無線機20は、始発列車の運行開始前に無線信号S20の送信を開始する。鉄道車両10は、表示装置400に電力が供給された状態で車両倉庫から始発駅である駅AのホームA1に入線し、駅Aから出発する。
無線部420は、無線信号S20を受信した場合に、受信した無線信号S20を情報取得部132に出力する(ステップS401)。情報取得部132は、無線部420から出力された無線信号S20から、無線機20を表す識別情報を取得して判別部434に出力する。また、検出部460は、受信した無線信号S20の信号強度を検出し、無線信号S20の信号強度が変化したことを表す信号強度情報を生成して、判別部434に出力する(ステップS402)。
判別部434は、情報取得部132から出力された識別情報と検出部460から出力された信号強度情報に基づいて、鉄道車両10が位置する駅ST、鉄道車両10が駅STと次の駅STとの間に位置することを判別する。さらに、判別部434は、位置情報を生成して選択部436に出力する(ステップS403)。選択部436は、判別部434から出力された位置情報に基づいて、表示画像データ342から表示部110が表示する画像を表す表示情報を選択し、選択した表示情報を表示制御部138に出力する(ステップS404a〜ステップS404g)。表示制御部138は、選択部436から出力された表示情報が表す画像を表示部110に表示させる(ステップS405)。選択された画像の表示(ステップS405)の後、制御部130に終了指示が入力されない場合(ステップS406;NO)、表示処理は無線信号の受信(ステップS401)に戻る。制御部130に終了指示が入力された場合(ステップS406;YES)、表示処理は終了する。
以上のように、表示装置400は、情報取得部132が取得した識別情報と検出部460が検出した無線信号S20の信号強度に基づいて、鉄道車両10の位置を判別し、判別された鉄道車両10の位置に基づいて選択された画像を表示するので、乗務員の操作なしに、さらに正確で細やかな案内を表示できる。また、無線機20が駅STに設けられているので、周辺の地理的な条件や建物に関係なく、表示装置400は正確な案内を表示できる。なお、2つの無線機20の一方を駅STのホームの一方の端に、他方の無線機20を駅STのホームの他方の端に設けることによって、表示装置400は、鉄道車両10が往復で運行される場合にも、より細やかな案内を正確に表示できる。
実施の形態5.
図15〜図17を参照して、本実施の形態5に係る表示装置500を説明する。
実施の形態4において、判別部434は、情報取得部132が取得した識別情報と検出部460が検出した無線信号S20の信号強度とに基づいて、鉄道車両10の位置を判別したが、検出部460が検出した無線信号S20の信号強度に基づいて、鉄道車両10の状態を判別してもよい。
表示装置500は、図15に示すように、実施の形態4における判別部434と選択部436に代えて、判別部534と選択部536を備える。また、記憶部140には、表示画像データ342と開閉画像データ512が記憶されている。その他の構成は、実施の形態4と同様である。
判別部534は、実施の形態4における判別部434と同様に、受信した識別情報と検出部460が検出した信号強度に基づいて、鉄道車両10が位置する駅STと鉄道車両10が駅STと、次の駅STとの間に位置することを判別する。
また、判別部534は、鉄道車両10が駅STに位置すると判別した場合に、鉄道車両10のドアの開閉状態を判別する。
表示装置500は、鉄道車両10内において乗客用ドアの上部に設けられているので、鉄道車両10のドアが閉状態から開状態となる場合には、無線部420が受信する無線信号S20の信号強度は増加する。また、鉄道車両10のドアが開状態から閉状態となる場合には、無線部420が受信する無線信号S20の信号強度は減少する。したがって、判別部534は、検出部460から出力された信号強度情報に基づいて、鉄道車両10のドアの開閉状態を判別できる。
鉄道車両10のドアは、鉄道車両10が駅STに停車した後、閉状態から開状態になる。一方、鉄道車両10が停車すると無線信号S20の信号強度は一定値となり、鉄道車両10のドアが閉状態から開状態となると無線信号S20の信号強度は増加する。したがって、判別部534は、検出部460から、無線信号S20の信号強度が一定値から増加したことを表す信号強度情報が入力された場合に、鉄道車両10のドアが開状態であると判別する。また、鉄道車両10のドアが開状態から閉状態になるまでの期間において、無線信号S20の信号強度は一定値となり、ドアが閉状態になると無線信号S20の信号強度は減少する。したがって、判別部534は、検出部460から、無線信号S20の信号強度が一定値から減少したことを表す信号強度情報が入力された場合に、鉄道車両10のドアが閉状態であると判別する。
判別部534は、鉄道車両10のドアが開状態又は閉状態であることを表す開閉情報を生成し、選択部536に出力する。
選択部536は、判別部534から出力された開閉情報に基づいて、記憶部140に記憶されている開閉画像データ512から表示部110が表示する画像を表す表示情報を選択する。
開閉画像データ512は、図16に示すように、開閉情報と表示部110が表示する画像を表す表示情報が関連付けられたデータである。例えば、ドアが開状態であることを表す開閉情報と「間もなくドアが閉まります。」を表す表示情報とが関連付けられている。選択部536が選択した表示情報が表す画像は、表示制御部138によって、表示部110に表示される。
表示装置500における表示処理について説明する。
表示装置500は、実施の形態4における表示装置400の表示処理と同様に、表示処理を行う。ここで、表示装置500は、鉄道車両10が駅STの停車位置に位置すると判別され表示部110に画像が表示された後に、開閉の表示処理を行う。
図17は、表示装置500における開閉の表示処理を示す。
開閉の表示処理においては、まず、検出部460が出力した信号強度情報が、判別部534に入力される(ステップS501)。判別部534は、信号強度情報に基づいて鉄道車両10のドアの開閉状態を判別する(ステップS502)。
判別部534によって、鉄道車両10のドアが開状態であると判別された場合、判別部534は、ドアが開状態であることを表す開閉情報を生成して、選択部536に出力する(ステップS502;開)。選択部536は、ドアが開状態であることを表す開閉情報に基づいて、開閉画像データ512から表示部110が表示する画像を表す画像情報を選択し、表示制御部138に出力する(ステップS503)。表示制御部138は、選択部536から出力された表示情報が表す画像を表示部110に表示させる(ステップS504)。この場合、開閉の表示処理は、信号強度情報の入力(ステップS501)に戻る。
一方、判別部534によって、鉄道車両10のドアが閉状態であると判別された場合、判別部534は、ドアが閉状態であることを表す開閉情報を生成して、選択部536に出力する(ステップS502;閉)。選択部536は、ドアが閉状態であることを表す開閉情報に基づいて、開閉画像データ512から表示部110が表示する画像を表す画像情報を選択し、表示制御部138に出力する(ステップS505)。表示制御部138は、選択部536から出力された表示情報が表す画像を表示部110に表示させる(ステップS506)。この場合、開閉の表示処理は終了し、表示装置500の表示処理は、実施の形態4における無線信号の受信(ステップS401)に戻る。
以上のように、表示装置500は、無線信号S20の信号強度に基づいて鉄道車両10のドアの開閉状態を判別して、判別されたドアの開閉状態に基づいて選択された画像を表示できる。したがって、表示装置500は、乗務員の操作なしに、さらに細やかな案内を正確に表示できる。また、無線機20が駅STに設けられているので、周辺の地理的な条件や建物に関係なく、表示装置500は正確な案内を表示できる。
実施の形態6.
図4、図18、図19を参照して、本実施の形態6に係る表示装置600を説明する。
表示画像データ142、242、342における表示部110が表示する画像を表す画像情報は、無線機20が送信する無線信号S20に基づいて更新されてもよい。
本実施の形態において、無線機20は、図示しない情報配信装置に無線又は有線によって接続される。情報配信装置は、表示部110が表示する表示対象画像を配信する装置である。情報配信装置は、例えば、タブレット型端末、ラップトップ型コンピュータ、デスクトップ型コンピュータ、鉄道車両10の運行を監視する指揮所に設けられた情報配信サーバである。無線機20は、情報配信装置から表示部110が表示する表示対象画像を表す更新画像情報が配信された場合に、無線機20を表す識別情報と、情報配信装置から配信された更新画像情報を含む無線信号S20を送信する。情報配信装置から更新画像情報が配信されない場合、無線機20は、更新画像情報を含まず、無線機20を表す識別情報を含む無線信号S20を送信する。
理解を容易にするために、表示装置600が設けられる鉄道車両10は、実施の形態1と同様に、駅Aを始発駅とし、駅Bと駅Cとを経由する経路で終着駅である駅Dに向かって運行されるものとして説明する。
図18に示すように、表示装置600は、表示部110と、無線機20が送信する無線信号S20を受信する無線部120と、表示部110の表示を制御する制御部630と、表示画像データ142を記憶する記憶部140とを備える。
制御部630は、無線信号S20から、無線機20を表す識別情報と表示部110が表示する表示対象画像を表す更新画像情報を取得する情報取得部632と、鉄道車両10の位置を判別する判別部634とを有する。さらに、制御部630は、画像更新部660と、表示部110が表示する画像を表す画像情報を選択する選択部136と、表示部110に選択部136が選択した表示情報が表す画像を表示させる表示制御部138とを有する。
なお、制御部630のハードウェアの構成は、実施の形態1における制御部130と同様である。
画像更新部660は、情報取得部632が取得した、表示部110が表示する表示対象画像を表す更新画像情報に基づいて、表示画像データ142の表示部110が表示する画像を表す画像情報を更新する。
表示部110と無線部120と記憶部140は、実施の形態1における表示部110と無線部120と記憶部140と同様である。また、制御部630の選択部136と表示制御部138も、実施の形態1における選択部136と表示制御部138と同様である。
制御部630は、無線信号S20に更新画像情報が含まれない場合には、実施の形態1の制御部130と同様である。ここでは、無線信号S20に、無線機20を表す識別情報と、更新画像情報とが含まれる場合について、説明する。
情報取得部632は、無線部120が出力した無線信号S20から、無線機20を表す識別情報と表示部110が表示する表示対象画像を表す更新画像情報を取得する。情報取得部632は、取得した識別情報を判別部634に出力する。さらに、情報取得部632は、所得した更新画像情報を画像更新部660に出力する。
判別部634は、実施の形態1における判別部134と同様に、受信した識別情報に基づいて、鉄道車両10が位置する駅STを判別する。判別部634は、鉄道車両10が位置する駅STを表す位置情報を生成して、選択部136と画像更新部660に出力する。
画像更新部660は、判別部634が出力した位置情報と情報取得部632が出力した更新画像情報に基づいて、更新画像情報を、表示画像データ142の表示部110が表示する画像を表す画像情報として、表示画像データ142の位置情報と関連付ける。これにより、表示画像データ142の表示部110が表示する画像を表す画像情報が更新される。
表示画像データ142の更新について、具体的に説明する。
例えば、無線機20Bが送信する無線信号S20に、無線機20Bを表す識別情報と、「この車両は駅D行き。次の停車駅は駅Cです。駅Cでは、駅弁フェア開催中です。」を表す更新画像情報が含まれるものとする。この場合、鉄道車両10が駅Bの構内に入ると、判別部634が、鉄道車両10が駅Bに位置すると判別する。画像更新部660は、位置情報と更新画像情報に基づいて、図4に示される表示画像データ142において、駅Bを表す位置情報に関連付けられている「この車両は駅D行き。次の停車駅は駅Cです。」を表す画像情報を「この車両は駅D行き。次の停車駅は駅Cです。駅Cでは、駅弁フェア開催中です。」を表す画像情報に更新する。図19は、更新された表示画像データ142を示す。
選択部136は、判別部634から出力された位置情報に基づいて、更新された表示画像データ142から、表示部110が表示する画像を表す表示情報を選択する。選択部136が選択した表示情報が表す画像は、表示制御部138によって、表示部110に表示される。
以上のように、表示装置600は、無線機20が送信する無線信号S20に基づいて、表示部110が表示する画像を表す表示情報を更新できるので、鉄道車両10が運行されている場合であっても、表示部110が表示する画像を更新して、乗務員の操作なしに、さらに細やかな案内を正確に表示できる。また、無線機20が駅STに設けられているので、周辺の地理的な条件や建物に関係なく、表示装置600は正確な案内を表示できる。
以上、本発明の複数の実施の形態を説明したが、本発明は、上記の実施の形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
例えば、実施の形態1〜実施の形態6において、無線機20と無線部120、320、420は、Bluetooth(登録商標)、ZigBee(登録商標)、無線LANの通信規格に限られず、独自の通信規格を使用して通信してもよい。また、無線機20は駅STに限らず、鉄道車両10が走行する経路沿いに設置され、鉄道車両10から乗客が名所、旧跡が見渡せる位置に設けられてもよい。
実施の形態1〜実施の形態6においては、駅STに1つの無線機20が設けられているが、駅STには複数の無線機20が設けられてもよい。また、無線機20が設けられる位置は任意である。さらに、無線信号S20が送信される範囲も任意である。
例えば、実施の形態1において、2つの無線機20のそれぞれが駅STのホームの両端に設けられる。一方の無線機20の無線信号S20は、鉄道車両10が停車位置に停車する前に表示装置100に受信される範囲に送信される。他方の無線機20の無線信号S20は、鉄道車両10が停車位置から出発した後に表示装置100に受信される範囲に送信される。なお、2つの無線機20の無線信号S20は、鉄道車両10が停車位置に停車した状態では、表示装置100に受信されない。この場合、鉄道車両10に設けられた表示装置100は、一方の無線機20を表す識別情報に基づいて鉄道車両10が位置する駅STが判別され、判別された駅STに基づいて選択された画像を表示部110に表示できる。また、表示装置100は、他方の無線機20を表す識別情報に基づいて、鉄道車両10が駅STと次の駅STとの間に位置すると判別され、判別された駅STと駅STとの間に基づいて選択された画像を表示部110に表示できる。これにより、表示装置100は、より細やかな案内を正確に表示できる。
また、表示装置100〜600が設けられる鉄道車両10は、一両編成に限らず、複数両で編成されていてもよい。この場合、表示装置100〜600は鉄道車両10を編成する車両のそれぞれに設けられる。表示装置100〜600は、鉄道車両10の車内に限らず、鉄道車両10の車外に画像を表示してもよい。表示装置100〜600は、複数の表示部110を備えてもよい。さらに、表示装置100〜600が設けられる車両は、鉄道車両10に限らず、バスであってもよい。
表示装置100〜600の各機能は、専用のシステムによらず、通常のコンピュータを用いて実現できる。例えば、表示処理を実行するためのプログラムを、コンピュータが読み取り可能な記録媒体に格納して配布し、プログラムをコンピュータにインストールすることにより、表示処理を実行する表示装置100〜600を構成してもよい。
表示部110は、LEDディスプレイに限られず、液晶ディスプレイや有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイであってもよい。表示画像データ142、242、342は、記憶部140に限られず、制御部130、630に記憶されてもよい。
実施の形態1においては、情報取得部132が判別部134の機能を兼ねてもよい。
実施の形態1において、無線機20A、20B、20C、20Dのそれぞれは、駅A、B、C、Dのそれぞれに設けられている。したがって、情報取得部132が無線信号S20から識別情報を取得することは、鉄道車両10がいずれの駅STに位置するか判別することを兼ねることになる。この場合、選択部136は、情報取得部132が取得した識別情報に基づいて、識別情報と表示部110が表示する画像を関連付けた、図20に示す表示画像データ144から、表示部110が表示する画像を選択する。実施の形態2においても同様に、選択部236が判別部234の機能を兼ねてもよい。
実施の形態2において、初期の識別情報として、表示装置200の起動時又はリセット時に判別部234が記憶する識別情報は、無線機20Aを表す識別情報に限られない。初期の識別情報は、途中駅である駅B、Cに設けられる無線機20B、20Cを表す識別情報以外であればよい。例えば、初期の識別情報は、駅Dに設けられる無線機20Dを表す識別情報であってもよい。
実施の形態4、5において、検出部460は、無線部420又は制御部130に含まれてもよい。また、判別部434、534は、検出部460から出力された信号強度から無線機20と鉄道車両10との距離を求め、識別情報と、求められた無線機20と鉄道車両10との距離に基づいて、鉄道車両10の位置を判別してもよい。さらに、実施の形態5において、開閉画像データ512は、記憶部140に限られず、制御部130に記憶されてもよい。
10 鉄道車両、20,20A,20B,20C,20D 無線機、100,200,300,400,500 表示装置、110 表示部、120,320,420 無線部、130,630 制御部、132,332,632 情報取得部、134,234,334,434,534,634 判別部、136,236,336,436,536 選択部、138 表示制御部、140 記憶部、142,144,242,342 表示画像データ、152 CPU、154 RAM、156 バス、460 検出部、512 開閉画像データ、660 画像更新部、ST,A,B,C,D 駅、A1,B1,C1,D1 ホーム、R 走行路、S20,S20A,S20B,S20C,S20D 無線信号

Claims (11)

  1. 車両に設けられる表示装置であって、
    表示部と、
    前記車両が走行する経路沿いに設置された無線機によって前記車両が走行する走行路上に送信された、識別情報を含む無線信号を受信する無線部と、
    前記無線部が受信した前記識別情報を含む無線信号から、前記識別情報を取得する情報取得部と、
    前記情報取得部が取得した前記識別情報に基づいて、前記表示部が表示する画像を表す表示情報を選択する選択部と、
    前記選択部によって選択された前記表示情報が表す画像を、前記表示部に表示させる表示制御部と、を備える、
    表示装置。
  2. 前記情報取得部が取得した前記識別情報に基づいて、前記車両の位置を判別する判別部を備え、
    前記選択部は、前記判別部が判別した前記車両の位置に基づいて、前記車両の位置を表す位置情報と前記表示部が表示する画像を表す表示情報とを関連付けた表示画像データから、前記表示情報を選択する、
    請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記判別部は、前記情報取得部が取得した前記識別情報と前記無線部が受信した前記識別情報を含む無線信号の受信状態に基づいて、前記車両の位置を判別する、
    請求項2に記載の表示装置。
  4. 前記判別部は、前記識別情報を含む無線信号の途絶に基づいて、前記車両の位置を判別する、
    請求項3に記載の表示装置。
  5. 前記無線部が受信した前記識別情報を含む無線信号の信号強度を検出する検出部を備え、
    前記判別部は、前記情報取得部が取得した前記識別情報と前記検出部が検出した前記信号強度に基づいて、前記車両の位置を判別する、
    請求項2に記載の表示装置。
  6. 前記判別部は、前記検出部が検出した前記信号強度に基づいて、前記車両のドアの開閉状態を判別し、
    前記選択部は、前記判別部が判別した前記車両のドアの開閉状態に基づいて、前記車両のドアの開閉状態を表す開閉情報と前記表示部が表示する画像を表す画像情報とを関連付けた開閉画像データから、前記表示情報を選択する、
    請求項5に記載の表示装置。
  7. 前記選択部は、前記情報取得部が取得した前記識別情報と、該識別情報に基づいて判別される前記車両の走行方向とに基づいて、前記表示部が表示する画像を表す表示情報を選択する、
    請求項1から6のいずれか1項に記載の表示装置。
  8. 前記無線信号は、前記表示部に表示される表示対象画像を表す更新画像情報を含み、
    前記情報取得部は、前記更新画像情報を含む無線信号から前記更新画像情報を取得し、
    前記情報取得部が取得した前記更新画像情報を前記表示情報として、前記表示情報を更新する画像更新部を備える、
    請求項1から7のいずれか1項に記載の表示装置。
  9. 車両が走行する経路沿いに設置された無線機と、
    前記車両に設けられた表示装置と、を備え、
    前記表示装置は、
    表示部と、
    前記無線機によって前記車両が走行する走行路上に送信された、識別情報を含む無線信号を受信する無線部と、
    前記無線部が受信した前記識別情報を含む無線信号から、前記識別情報を取得する情報取得部と、
    前記情報取得部が取得した前記識別情報に基づいて、前記表示部が表示する画像を表す表示情報を選択する選択部と、
    前記選択部によって選択された前記表示情報が表す画像を、前記表示部に表示させる表示制御部と、を有する、
    表示システム。
  10. 車両に設けられた表示装置に画像を表示する方法であって、
    識別情報を含む無線信号を受信する工程と、
    受信された前記識別情報を含む無線信号から前記識別情報を取得する工程と、
    取得された前記識別情報に基づいて、前記表示装置が表示する画像を表す表示情報を選択する工程と、
    選択された前記表示情報が表す画像を、前記表示装置に表示させる工程と、を含む、
    表示方法。
  11. コンピュータを、
    識別情報を含む無線信号を受信する無線部、
    受信された前記識別情報を含む無線信号から前記識別情報を取得する情報取得部、
    取得された前記識別情報に基づいて、表示装置が表示する画像を表す表示情報を選択する選択部、
    選択された前記表示情報が表す画像を、前記表示装置に表示させる表示制御部、
    として、機能させるプログラム。
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