JP2018094536A - Striking type crusher - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、打撃式破砕機に関する。 The present invention relates to an impact crusher.
従来から、対象物に打撃を与えることによって当該対象物を破砕する打撃式破砕機が知られている。特許文献1は、この種の打撃式破砕機を開示する。
2. Description of the Related Art Conventionally, a hit type crusher that crushes an object by hitting the object is known.
特許文献1の打撃式破砕機は、回転体を備えている。特許文献1には回転体の詳細な構成については記載されていないが、回転体は、例えば、回転駆動される主軸(シャフト)と、当該主軸に沿って間隔を空けて配置されて当該主軸と一体的に回転するディスク部材と、ディスク部材の間の空間に揺動可能に設けられるハンマと、を備えるものとすることが考えられる。この構成で、主軸及びディスク部材を回転させると、ハンマに遠心力が作用し、当該ハンマがディスク部材の外方に向かって突出した状態となる。この状態において、打撃式破砕機に対象物を投入すると、ハンマが対象物に打撃を与え、これにより対象物が破砕されて破片となる。
The blow-type crusher of
上記のような構成の打撃式破砕機では、反作用として加わる衝撃に対してハンマが十分に揺動(回転)して逃げることを可能とするために、ディスク部材の間の空間の外周のうち、少なくともハンマの回転軌跡と重複する範囲は、外部に対して開放された開口部をなす構成となっていた。そのため、この開口部から、ディスク部材の間の空間の内部に、対象物を破砕した際に生じたダストが侵入し、堆積するという問題があった。 In the striking crusher configured as described above, in order to enable the hammer to sufficiently oscillate (rotate) and escape from the impact applied as a reaction, out of the outer periphery of the space between the disk members, At least a range that overlaps the rotation trajectory of the hammer is configured to form an opening that is open to the outside. For this reason, there is a problem that dust generated when the object is crushed enters and accumulates in the space between the disk members from the opening.
ディスク部材の間の空間の内部に不均一にダストが堆積すると、主軸及びディスク部材が回転する際に重力バランスに偏りがあるために振動が発生し、打撃式破砕機の周辺の環境を悪化させる場合があった。一方、ディスク部材の間の空間の内部からダストを取り除くための清掃作業は大変手間が掛かり、清掃作業の頻度を削減することが強く望まれていた。 If dust accumulates unevenly in the space between the disk members, vibration occurs due to the bias in the balance of gravity when the main shaft and disk members rotate, which worsens the environment around the percussion crusher. There was a case. On the other hand, the cleaning work for removing dust from the inside of the space between the disk members is very laborious, and it has been strongly desired to reduce the frequency of the cleaning work.
本発明は以上の事情に鑑みてされたものであり、その目的は、打撃式破砕機において、堆積したダストを除去するための清掃作業の頻度を削減することにある。 This invention is made in view of the above situation, The objective is to reduce the frequency of the cleaning operation | work for removing the accumulated dust in an impact-type crusher.
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段とその効果を説明する。 The problems to be solved by the present invention are as described above. Next, means for solving the problems and the effects thereof will be described.
本発明の観点によれば、以下の構成の打撃式破砕機が提供される。即ち、この打撃式破砕機は、主軸と、複数のディスク部材と、外周閉鎖部材と、ハンマと、ダスト侵入防止部材と、を備える。前記複数のディスク部材は、前記主軸の軸線方向に間隔をあけて並べて配置され、前記主軸と一体的に回転する。前記外周閉鎖部材は、前記ディスク部材の間の空間の外周のうち一部を閉鎖する。前記ハンマは、前記外周閉鎖部材が配置されていない部分である開口部において、前記ディスク部材の間に揺動可能に軸支持される。前記ダスト侵入防止部材は、前記ディスク部材の間で、前記外周閉鎖部材よりも前記主軸の軸線に近い側に配置される。また、前記ハンマ、前記外周閉鎖部材及び前記ダスト侵入防止部材は、前記ディスク部材に対する設置位置を周方向で変更可能に設けられている。 According to an aspect of the present invention, an impact crusher having the following configuration is provided. That is, this striking crusher includes a main shaft, a plurality of disk members, an outer periphery closing member, a hammer, and a dust intrusion prevention member. The plurality of disk members are arranged side by side in the axial direction of the main shaft, and rotate integrally with the main shaft. The outer periphery closing member closes a part of the outer periphery of the space between the disk members. The hammer is pivotally supported between the disk members in an opening, which is a portion where the outer periphery closing member is not disposed. The dust intrusion prevention member is disposed between the disk members on a side closer to the axis of the main shaft than the outer periphery closing member. Further, the hammer, the outer periphery closing member, and the dust intrusion prevention member are provided such that the installation position with respect to the disk member can be changed in the circumferential direction.
これにより、ディスク部材の間の空間にダストが開口部を介して侵入しても、当該空間の奥に当該ダストが入り込むことをダスト侵入防止部材によって防止することができる。この結果、振動発生の原因となるダストを除去するための清掃作業の頻度及び手間を軽減することができる。また、ハンマの近傍部分におけるディスク部材の摩耗等を理由として当該ハンマの設置位置を変更してローテーションしたい場合があるが、この場合でも、ダスト侵入防止部材の位置を容易に変更して対応することができる。 Thus, even if dust enters the space between the disk members through the opening, the dust penetration preventing member can prevent the dust from entering the back of the space. As a result, it is possible to reduce the frequency and labor of cleaning work for removing dust that causes vibration. In addition, there is a case where it is desired to rotate by changing the installation position of the hammer for reasons such as wear of the disk member in the vicinity of the hammer, but even in this case, the position of the dust intrusion prevention member can be easily changed and handled. Can do.
本発明によれば、打撃式破砕機において、堆積したダストを除去するための清掃作業の頻度を削減することができる。 ADVANTAGE OF THE INVENTION According to this invention, the frequency of the cleaning operation | work for removing the accumulated dust can be reduced in an impact type crusher.
次に、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る打撃式破砕機10の全体的な構成を示す側面模式図である。
Next, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. FIG. 1 is a schematic side view showing an overall configuration of a
打撃式破砕機10は、投入された対象物に打撃を与えることによって当該対象物を破砕して破片にするものである。打撃式破砕機10に投入される対象物としては、廃車、金属スクラップ、産業廃棄物(粗大ごみ)等の、比較的大型で寸法や強度のバラツキが大きいものが想定されている。
The hit-
本実施形態の打撃式破砕機10は、ケース1と、ロールフィーダ12と、グレート13と、調整式天井グレート14と、回転体20と、を主として備えている。
The
ケース1は、打撃式破砕機10の外郭をなすものであり、内部にロールフィーダ12、グレート13、調整式天井グレート14、及び回転体20が収容される。ケース1の上部には外部に開放された投入口2が形成されており、この投入口2から対象物を打撃式破砕機10の内部に投入できるようになっている。ケース1の下端部は防振部材3,3,・・・を介して地面や床等に設置されている。
The
ロールフィーダ12,12は、回転することにより、投入された対象物が回転体20へ向かうことを促進する。また、ロールフィーダ12,12が回転することにより、対象物が概ね一定量ずつ回転体20の方へと供給される。なお、図1では打撃式破砕機10に複数のロールフィーダ12,12が備えられている場合を図示しているが、これは例示に過ぎず、ロールフィーダ12の数はこれよりも多くても少なくてもよい。
The
回転体20は、対象物に打撃を与えて破砕するものである。回転体20が回転することにより、遠心力によってハンマ24が回転体20の外方に突出して対象物に作用する。回転体20の詳細な構成については後述する。
The
グレート13は、回転体20の下部に沿うように配置される。グレート13には所定の寸法の排出口が設けられる。回転体20で破砕されて一定の大きさ以下となった破片は、グレート13の前記排出口を通って打撃式破砕機10の下方に設置されたコンベヤ又は振動フィーダの上に落下し、搬送される。
The great 13 is disposed along the lower part of the rotating
調整式天井グレート14は、回転体20の上方に配置される。調整式天井グレート14には、排出口が設けられている。回転体20で破砕されて小さくなった破片は、調整式天井グレート14の前記排出口を通って打撃式破砕機10の下方に設置されたコンベヤ又は振動フィーダの上に落下し、搬送される。
The
次に、回転体20の詳細な構成について、図2等を参照して説明する。図2は、ディスク部材23の間のディスク状空間Sを主軸21の回転軸線に沿った方向で見たときの様子を模式的に示す図である。
Next, a detailed configuration of the rotating
回転体20は、主軸21と、複数のピン22と、複数のディスク部材23と、複数のハンマ24と、複数のロータライナ(外周閉鎖部材)25と、複数のダスト侵入防止部材26と、を主として備えている。
The rotating
主軸21は、図略の駆動源により回転駆動される長い軸状の部材である。主軸21には、その回転軸線方向に間隔をおいて複数のスペーサ(筒部)29が配置される。本実施形態におけるそれぞれのスペーサ29は、主軸21を取り囲むように略正6角形の筒状に形成されており、主軸21に対しキー結合により回転不能に固定されている。
The
ピン22は、回転体20の一端から他端まで至る長い軸状の部材である。ピン22は、主軸21の回転軸線と平行に配置される。ピン22は、主軸21の回転軸線を中心とした周方向に等間隔で並べて配置され、主軸21と一体的に回転する。本実施形態では、ピン22は、主軸21の回転軸線を中心として周方向に60°おきに6つ並べて配置される。
The
ディスク部材23は、円板状の部材である。ディスク部材23は、主軸21にその中心部を貫かれた状態で、かつ、複数のピン22にその外周部を貫かれた状態で、主軸21の軸線方向に一定の間隔をおいて複数並べて配置される。ディスク部材23は、スペーサ29に対し回転不能に固定される。主軸21が回転駆動されるのに伴って、ディスク部材23は主軸21と一体的に回転する。
The
複数のディスク部材23のうち隣接する2つのディスク部材23の間には、1つのディスク状空間(空間)Sが形成される。即ち、複数のディスク状空間Sが、主軸21の軸線方向に一定の間隔で並べて配置される。
One disk-like space (space) S is formed between two
ハンマ24は、各ディスク状空間Sに配置されている。ハンマ24は、1つのディスク状空間Sについて見たときに、複数のピン22のうちの1つのピン22又は周方向で互いに隣接しない2つ以上のピン22に、回転可能に支持されている。ハンマ24は、ロータライナ25が配置されていない部分である開口部27において、ディスク部材23の間に揺動可能に軸支持される。ハンマ24の回転軌跡は、開口部27により確保されている。言い換えれば、ハンマ24の回転軌跡は、ロータライナ25と重複しないように配置されている。ハンマ24は、主軸21が回転駆動されるのに伴って、対象物に作用する打撃部が遠心力により外方に突出する状態となる。また、ハンマ24の打撃部に対象物が強い力で衝突した場合には、ハンマ24が対象物から逃げる方向に回転(揺動)するようになっている。これにより、反作用として生じる強い衝撃によってハンマ24が破損してしまう事態を生じにくくしている。
The
ハンマ24は、主軸21の軸線方向で隣り合うディスク状空間Sについて見たときに、互いに異なるピン22に支持される。言い換えれば、隣接するディスク状空間Sに配置されるハンマ24同士で異なる位相となるように、ピン22の何れかにハンマ24が支持されている。これにより、例えばハンマ24を、回転体20の外周に沿って螺旋状に配置することができる。
The
図2及び図3に示すロータライナ25は、ディスク部材23の間のディスク状空間Sの外周のうちの一部を閉鎖するものである。本実施形態のロータライナ25は、ディスク部材23の間のディスク状空間Sの外周のうち、開口部27以外の部分を閉鎖している。ディスク状空間Sのそれぞれについて見たときに、ロータライナ25は、複数のピン22のうち、ハンマ24が取り付けられていないピン22のそれぞれに、ディスク状空間Sを径方向外側から覆うように取り付けられる。
The
ロータライナ25の構成について、図3を参照してより詳細に説明する。図3は、ロータライナ25及びダスト侵入防止部材26を着脱する様子を示す斜視図である。
The configuration of the
ロータライナ25は、閉鎖部25aと、ピン挿入筒部25bと、リブ25cと、を有する。
The
閉鎖部25aは、ディスク状空間Sを径方向外側から覆うものである。閉鎖部25aは円弧状の板をなしている。この円弧は、主軸21の回転軸線を中心とする円の円弧(回転体20の外周をなす円弧)に相当し、略60°の角度範囲にわたって形成されている。閉鎖部25aの回転軸線に沿う方向での閉鎖部25aの長さは、ディスク状空間Sの厚みを覆うことが可能な長さとされている。
The
ピン挿入筒部25bは、ピン22が挿入される部分であり、筒状に形成される。ピン挿入筒部25bに形成される貫通孔は、主軸21の回転軸線と平行に向けられる。ピン挿入筒部25bは、閉鎖部25aよりも、主軸21の回転軸線に近い側に配置されている。ピン挿入筒部25bは、閉鎖部25aの円弧の角度範囲の中央に配置され、閉鎖部25aと一体的に形成されている。
The pin
リブ25cは、閉鎖部25aの内側の面(ディスク状空間Sに露出される面)と、ピン挿入筒部25bの外周面と、の間に形成される、一定の厚みを有する突出部である。リブ25cは、主軸21の回転軸線に近づく向きに突出している。
The
図2及び図3に示すダスト侵入防止部材26は、ディスク状空間Sの内部へのダストの侵入を防止するものである。ダスト侵入防止部材26は、隣接するディスク部材23の間で、ロータライナ25よりも主軸21の回転軸線に近い側に配置される。ダスト侵入防止部材26は、開口部27の奥において、ロータライナ25と主軸21との間の隙間を埋めるように配置される。
The dust
ダスト侵入防止部材26は、図3に示すように、1対の延出部26a,26aと、接続部26bと、補強部26c,26cと、を有する。
As shown in FIG. 3, the dust
1対の延出部26a,26aは、細長い板状に形成されている。1対の延出部26a,26aは、長手方向の一端部の方が他端部よりも互いの距離が近づくような姿勢で対面している。それぞれの延出部26aの長手方向の長さは、スペーサ29の外周面からロータライナ25の閉鎖部25aの内周面までの距離と概ね等しくなっている。主軸21の回転軸線に沿う方向での延出部26aの長さは、隣り合うディスク部材23の間に形成される隙間の大きさ(ディスク状空間Sの厚み)と略同じに形成されている。
The pair of extending
接続部26bは、1対の延出部26a,26aの一端部同士を接続する板状の部分である。本実施形態では、1対の延出部26a,26aのうちの一方の延出部26aに接続される側の端部から他方の延出部26aに接続される側の端部までの接続部26bの長さは、主軸21の回転軸線に沿った方向で見たときに、略正6角筒として形成されるスペーサ29の外形である正6角形の1辺の長さよりも多少短くなっている。
The connecting
補強部26cは、延出部26aと接続部26bの間を接続するように設けられる小片状の部分である。延出部26aと接続部26bとの間に補強部26cが設けられることにより、ダスト侵入防止部材26がその形状を維持するように補強されている。
The
延出部26aにおいて接続部26bが配置されない側の端部には、ロータライナ25のリブ25cを差し込むための凹部26dが形成されている。凹部26dは、リブ25cを差し込むことができる程度の深さの溝状に形成されている。
A recessed
ダスト侵入防止部材26は、主軸21の回転軸線に沿った方向で見たとき、線対称な形状に形成されている。更に言えば、ダスト侵入防止部材26は、図3に示すように、主軸21の回転軸線に垂直な向きの中心線Cに関して180°回転対称な形状に設けられている。なお、ダスト侵入防止部材26に限らず、ロータライナ25及びハンマ24の形状も、主軸21の回転軸線に垂直な向きの中心線Cに関して180°回転対称となっている。
The dust
このような構成のダスト侵入防止部材26は、その接続部26bがスペーサ29に接触し、その延出部26a,26aの他端部がロータライナ25に接触した状態で、ディスク状空間S内の、ロータライナ25よりも主軸21の回転軸線に近い側に配置される。このとき、接続部26bは、主軸21の回転軸線に沿った方向で見たときに、スペーサ29がなす正6角形の1辺に沿うようにしてスペーサ29の外周面に接触する。一方、延出部26a,26aの他端部は、その凹部26dにロータライナ25のリブ25cが差し込まれた状態で、閉鎖部25aの内周面に接触又は近接する。これにより、ダスト侵入防止部材26は、ロータライナ25及びスペーサ29に対して容易に着脱可能な態様で設置される。特に、本実施形態のダスト侵入防止部材26は、スペーサ29とロータライナ25との間に挟み込まれて支持されるので、設置のために締結部材等の別途の部材を要しない。よって、ディスク状空間Sにダスト侵入防止部材26を極めて容易に配置することができる。
The dust
ダスト侵入防止部材26をディスク状空間Sに取り付けると、開口部27と、ディスク状空間Sの(開口部27からみて)奥側と、がダスト侵入防止部材26によって区画されることとなる。とりわけ、本実施形態では、図2に示すように、主軸21の回転軸線に沿った方向で見たときに、ダスト侵入防止部材26は、ディスク部材23の周方向でハンマ24の回転軌跡を挟むように対で備えられている。より具体的には、ダスト侵入防止部材26は、主軸21の回転軸線に沿った方向でみたときに、ハンマ24が配置されている角度範囲に隣接する両側の角度範囲のロータライナ25に、設置されている。言い換えれば、ダスト侵入防止部材26は、ハンマ24が配置されている角度範囲に隣接する角度範囲に配置されている。これにより、開口部27を介してディスク状空間S内に入ってきたダストが、ディスク状空間Sの奥にダストが入り込むことを確実に防止することができる。具体的には、ロータライナ25の閉鎖部25aの内周面にダストが堆積することを抑制することができる。
When the dust
また、本実施形態の回転体20は、主軸21の回転軸線に沿った方向でみたときに、ディスク状空間Sを周方向で6つに等分割して得られる角度範囲(60°の角度範囲)のそれぞれにピン22が配置された構成となっている。ピン22は、それぞれの角度範囲の中央となる位置に配置される。そして、ダスト侵入防止部材26が設置される位置は、上記の角度範囲を単位として、他の角度範囲に容易に変更することができる。
Further, the
更に、本実施形態では、ハンマ24及びロータライナ25が設置される位置も、上記の角度範囲を単位として容易に変更できるようになっている。言い換えれば、ハンマ24及びロータライナ25を何れのピン22に支持させるかを変更することができる。
Furthermore, in the present embodiment, the positions where the
即ち、各ディスク状空間Sについて見たときに、各ピン22を中央にして周方向の一方向へ30°、反対方向へ30°の角度範囲には、ハンマ24又はロータライナ25の何れかが選択的に設置される。ハンマ24又はロータライナ25は、ディスク状空間Sにおいてピン22に嵌装されることにより、支持される。
That is, when viewed with respect to each disk-shaped space S, either the
ところで、従来より、打撃式破砕機においては、稼動時間が長くなるにつれて、ハンマの近傍におけるディスク部材の摩耗が、他の部分(ハンマの近傍以外)のディスク部材の摩耗よりも早く進むことが知られている。具体的には、ダストを含んだ空気がハンマに切られて当該ハンマの両側に多く流れるため、空気に含まれるダストがハンマの両側のディスク部材に衝突し易く、それにより、当該場所で摩耗が比較的早く進む。このような事情により、ハンマの設置位置を周方向の別の場所に変更してローテーションしたい場合があった。 By the way, in conventional hitting type crushers, it is known that the wear of the disk member in the vicinity of the hammer progresses faster than the wear of the disk member in other parts (other than the vicinity of the hammer) as the operation time becomes longer. It has been. Specifically, since the dust-containing air is cut by the hammer and flows a lot on both sides of the hammer, the dust contained in the air easily collides with the disk members on both sides of the hammer, thereby causing wear at the location. Proceed relatively quickly. Under such circumstances, there are cases where it is desired to rotate the hammer by changing the installation position of the hammer to another place in the circumferential direction.
そのような場合、本実施形態の打撃式破砕機10では、ハンマ24及びロータライナ25はピン22に嵌装されて設置されているため、ピン22を抜くことで図3に示すようにハンマ24及びロータライナ25を取り外し、回転体20に対する取付位置を容易に変更することができる。
In such a case, in the
また、本実施形態のダスト侵入防止部材26は、スペーサ29とロータライナ25との間に挟み込まれて支持されているだけであるので、ハンマ24の位置を移動(ローテーション)させた際に、それに併せてダスト侵入防止部材26の位置も容易に変更することができる。このように、本実施形態の打撃式破砕機10では、ハンマ24の設置位置を変更してローテーションしたいような場合に、ダスト侵入防止部材26の位置も容易に変更して対応することができる。
Further, since the dust
以上に説明したように、本実施形態の打撃式破砕機10は、主軸21と、複数のディスク部材23と、ロータライナ(外周閉鎖部材)25と、ハンマ24と、ダスト侵入防止部材26と、を備える。複数のディスク部材23は、主軸21の軸線方向に間隔をあけて並べて配置され、主軸21と一体的に回転する。ロータライナ25は、ディスク部材23の間のディスク状空間(空間)Sの外周のうち一部を閉鎖する。ハンマ24は、ロータライナ25が配置されていない部分である開口部27において、ディスク部材23の間に揺動可能に軸支持される。ダスト侵入防止部材26は、ディスク部材23の間で、ロータライナ25よりも主軸21の回転軸線(軸線)に近い側に配置される。また、ハンマ24、ロータライナ25及びダスト侵入防止部材26が、ディスク部材23に対する設置位置を周方向で変更可能に設けられている。
As described above, the striking
これにより、ディスク部材23の間のディスク状空間Sにダストが開口部27を介して侵入しても、当該ディスク状空間Sの奥に当該ダストが入り込むことをダスト侵入防止部材26によって防止することができる。この結果、振動発生の原因となるダストを除去するための清掃作業の頻度及び手間を軽減することができる。また、ハンマ24の近傍部分におけるディスク部材23の摩耗等を理由として当該ハンマ24の設置位置を変更してローテーションしたい場合があるが、この場合でも、ダスト侵入防止部材26の位置を容易に変更して対応することができる。
As a result, even if dust enters the disk-shaped space S between the
また、本実施形態の打撃式破砕機10においては、ダスト侵入防止部材26は、ロータライナ25に着脱可能に設置される。
Moreover, in the
これにより、ダスト侵入防止部材26の位置変更作業を簡単に行うことができる。
Thereby, the position changing operation of the dust
また、本実施形態の打撃式破砕機10においては、ディスク部材23の間のディスク状空間Sには主軸21を取り囲むスペーサ29が配置される。ダスト侵入防止部材26は、スペーサ29とロータライナ25との間に挟み込まれて支持される。
Further, in the
これにより、簡単な構成で、ディスク部材23の間のディスク状空間Sにダスト侵入防止部材26を配置することができる。
Thereby, the dust
また、本実施形態の打撃式破砕機10においては、ロータライナ25には、主軸21の回転軸線に近づく向きに突出するリブ25cが形成されている。ダスト侵入防止部材26には、リブ25cを差込可能な凹部26d,26dが形成されている。
Further, in the
これにより、ダスト侵入防止部材26がロータライナ25に着脱可能な簡素な構成を実現できる。
Thereby, a simple configuration in which the dust
また、本実施形態の打撃式破砕機10においては、主軸21の回転軸線に沿った方向で見たときに、ダスト侵入防止部材26は、ディスク部材23の周方向でハンマ24の回転軌跡を挟むように対で備えられている。
Further, in the
これにより、ディスク部材23の間の空間の奥にダストが入り込むことを確実に防止することができる。
Thereby, it is possible to reliably prevent dust from entering the back of the space between the
また、本実施形態の打撃式破砕機10においては、主軸21の回転軸線に沿った方向で見たときに、ダスト侵入防止部材26は線対称形状に構成されている。更に言えば、本実施形態の打撃式破砕機10においては、ダスト侵入防止部材26は180°回転対称な形状に形成されている。
Moreover, in the
これにより、ダスト侵入防止部材26を設置する向きを管理する必要がなくなるので、組立作業及び位置変更作業が容易になる。また、ダスト侵入防止部材26の一側が摩耗した場合でも、取り付ける向きを180°回転させて反対側を使用することができるので、耐久性を向上させることができる。
This eliminates the need to manage the direction in which the dust
また、本実施形態の打撃式破砕機10においては、ハンマ24及びロータライナ25は180°回転対称な形状に形成されている。
Moreover, in the
これにより、ハンマ24及びロータライナ25を設置する向きも管理する必要がなくなるので、組立作業及び位置変更作業が一層容易になる。
This eliminates the need to manage the orientation in which the
また、本実施形態の打撃式破砕機10においては、ハンマ24は、ディスク部材23の間のディスク状空間Sを周方向で等分割した6つの角度範囲のうち一部の角度範囲に配置されている。ロータライナ25は、ハンマ24が配置されていない角度範囲に、当該角度範囲ごとに配置されている。ダスト侵入防止部材26は、ハンマ24が配置されている角度範囲に隣接する角度範囲に配置されている。
Further, in the
これにより、ハンマ24、ロータライナ25及びダスト侵入防止部材26の位置を、所定の角度範囲(各ピン22を角度範囲の中央とした60°の角度範囲)を単位として容易に変更することができる。また、ダスト侵入防止部材26をハンマ24に近接して配置することができるので、ディスク部材23の間の空間にダストが溜まりにくい構成を実現することができる。
Thereby, the positions of the
また、本実施形態の打撃式破砕機10に設けられるダスト侵入防止部材26は、1対の延出部26a,26aと、当該1対の延出部26a,26aの一端部同士を接続する接続部26bと、を備える。このダスト侵入防止部材26においては、接続部26bがスペーサ29に接触し、1対の延出部26a,26aがロータライナ25に接触した状態で設けられる。
Moreover, the dust
これにより、簡単な構成のダスト侵入防止部材26により、ディスク部材23の間のディスク状空間Sの奥にダストが入り込むことを防止することができる。
As a result, the dust
次に、上記実施形態の変形例について簡単に説明する。なお、本変形例の説明においては、前述の実施形態と同一又は類似の部材には図面に同一の符号を付し、説明を省略する場合がある。 Next, a modified example of the above embodiment will be briefly described. In the description of this modification, the same or similar members as those in the above-described embodiment may be denoted by the same reference numerals in the drawings, and description thereof may be omitted.
<変形例1>
上記の実施形態では、ダスト侵入防止部材26は、締結部材等を用いることなく、スペーサ29とロータライナ25との間に挟み込まれて支持されるものとした。しかしながら、必ずしもこれに限るものではなく、例えばこれに代えて、延出部26aとディスク部材23とがステー等を介して重ね合わされて、当該ステーとディスク部材23とがボルト等の締結部材を用いて固定されているものとしてもよい。或いは、延出部26aの先端部から取付部が延出するものとし、この取付部がロータライナ25と重ね合わさされて、当該取付部とロータライナ25とがボルト等の締結部材を用いて固定されているものとしてもよい。或いは、ダスト侵入防止部材26が、ステー等を介してディスク部材23及びロータライナ25の両方に固定されているものとしてもよい。
<
In the above embodiment, the dust
この構成とした場合、ダスト侵入防止部材26を確実に所望の位置に強固に固定することができ、ダスト侵入防止部材26の脱落を防止することができる。
In this configuration, the dust
このように、この変形例に係る打撃式破砕機10においては、ダスト侵入防止部材26は、ディスク部材23又はロータライナ25の少なくとも何れかに締結部材を用いて固定される。
Thus, in the
これにより、ダスト侵入防止部材26がディスク部材23又はロータライナ25の少なくとも何れかに着脱可能に固定される簡素な構成を実現することができる。
Thereby, a simple configuration in which the dust
<変形例2>
上記の実施形態では、ダスト侵入防止部材26は、スペーサ29とロータライナ25との間に挟み込まれることにより支持されるものとした。しかしながら、これに代えて、ダスト侵入防止部材26がピン22を挿入するためのピン挿入筒部を備えるものとし、このピン挿入筒部がピン22に嵌装(通貫)されることによりダスト侵入防止部材26がディスク状空間Sに設けられるものとしてもよい。
<
In the above embodiment, the dust
このように、この変形例に係る打撃式破砕機10においては、ダスト侵入防止部材26は、ハンマ24又はロータライナ25を支持するピン22に通貫されて支持される。
Thus, in the
これにより、少ない部品点数でダスト侵入防止部材26を支持する構成を実現できる。
Thereby, the structure which supports the dust
以上に本発明の好適な実施の形態及び変形例を説明したが、上記の構成は例えば以下のように変更することができる。 The preferred embodiments and modifications of the present invention have been described above, but the above configuration can be modified as follows, for example.
上記の実施形態では、ダスト侵入防止部材26は、ディスク部材23の周方向でハンマ24の回転軌跡を挟むように対で(両側に)備えられるものとした。しかしながら、必ずしもこれに限るものではなく、例えばこれに代えて、ディスク部材23の周方向でハンマ24の回転軌跡の一側にだけ隣接するようにダスト侵入防止部材26を備えられるものとしてもよい。例えば、回転体20の回転方向の影響等でとりわけダストが侵入し易い側にだけダスト侵入防止部材26を備えるものとすることができる。
In the above embodiment, the dust
上記の実施形態では、ダスト侵入防止部材26は、延出部26aと接続部26bとの間に強度の確保のための補強部26cが設けられるものとした。しかしながら、補強部26cは必須の構成ではなく、省略してもよい。或いは、上記の構成に代えて又は加えて、1対の延出部26a,26a同士を繋ぐ補強部が設けられるものとしてもよい。
In the above embodiment, the dust
上記の実施形態では、ハンマ24(開口部27)、ロータライナ25、及びダスト侵入防止部材26は、ディスク状空間Sを周方向で6つに等分割した角度範囲を単位として配置されている。しかしながら、これらの部材が、例えば3つ、4つ、5つ、又は7つ以上に等分割した角度範囲を単位として配置されても良い。言い換えれば、ピン22の数は6つに限らず、3つ、4つ、5つ、又は7つ以上とすることができる。
In the above embodiment, the hammer 24 (opening 27), the
上記の実施形態では、スペーサ29は主軸21を取り囲むように略正6角形の筒状に形成されているものとしたが、その形状はこれに限るものではない。即ち、スペーサ29の形状を、これよりも辺の数が多い又は少ない略正多角形の筒状としてもよいし、円筒状等としてもよい。また、スペーサ29の形状に合わせて、ダスト侵入防止部材26の形状も適宜変更可能である。
In the above embodiment, the
上記の実施形態で示したダスト侵入防止部材26の寸法等は、例示に過ぎず、適宜変更可能である。例えば、1対の延出部26a,26aのうちの一方の延出部26aに接続される側の端部から他方の延出部26aに接続される側の端部までの接続部26bの長さを、略正多角形の筒状として形成されるスペーサ29の1辺の長さよりも長くしてもよい。即ち、ダスト侵入防止部材26は、ハンマ24の回転軌跡と重複しないような形状に形成されるものであればよい。
The dimensions and the like of the dust
上記の実施形態では、打撃式破砕機10は、1つの回転体20を備えるものとしたが、回転体20の数はこれに限るものではなく、複数の回転体20を備えるものとしてもよい。
In the above embodiment, the hitting
上記の実施形態では、回転体20の主軸21は、その回転軸線を水平方向に向けているものとして説明したが(図1を参照)、主軸21の回転軸線の向きはこれに限るものではない。即ち、回転軸線を上下方向に向けた主軸回りに回転駆動する打撃式破砕機にも、本発明を適用することができる。
In the above embodiment, the
10 打撃式破砕機
21 主軸
22 ピン
23 ディスク部材
24 ハンマ
25 ロータライナ
26 ダスト侵入防止部材
S ディスク状空間(空間)
DESCRIPTION OF
Claims (10)
前記主軸の軸線方向に間隔をあけて並べて配置され、前記主軸と一体的に回転する複数のディスク部材と、
前記ディスク部材の間の空間の外周のうち一部を閉鎖する外周閉鎖部材と、
前記外周閉鎖部材が配置されていない部分である開口部において、前記ディスク部材の間に揺動可能に軸支持されるハンマと、
前記ディスク部材の間で、前記外周閉鎖部材よりも前記主軸の軸線に近い側に配置されるダスト侵入防止部材と、
を備え、
前記ハンマ、前記外周閉鎖部材及び前記ダスト侵入防止部材が、前記ディスク部材に対する設置位置を周方向で変更可能に設けられていることを特徴とする打撃式破砕機。 The spindle,
A plurality of disk members arranged side by side in the axial direction of the main shaft and rotating integrally with the main shaft;
An outer periphery closing member for closing a part of the outer periphery of the space between the disk members;
A hammer that is pivotally supported between the disk members in an opening that is a portion where the outer periphery closing member is not disposed;
Between the disk members, a dust intrusion prevention member disposed closer to the axis of the main shaft than the outer periphery closing member,
With
The hammer type crusher, wherein the hammer, the outer periphery closing member, and the dust intrusion prevention member are provided so that an installation position with respect to the disk member can be changed in a circumferential direction.
前記ダスト侵入防止部材は、前記外周閉鎖部材に着脱可能に設置されることを特徴とする打撃式破砕機。 A striking crusher according to claim 1,
The impact crushing machine is characterized in that the dust intrusion prevention member is detachably installed on the outer periphery closing member.
前記ディスク部材の間の空間には前記主軸を取り囲む筒部が配置され、
前記ダスト侵入防止部材は、前記筒部と前記外周閉鎖部材との間に挟み込まれて支持されることを特徴とする打撃式破砕機。 A striking crusher according to claim 2,
A cylindrical portion surrounding the main shaft is disposed in the space between the disk members,
The dust type intrusion prevention member is sandwiched between and supported by the cylindrical portion and the outer periphery closing member.
前記外周閉鎖部材には、前記主軸の軸線に近づく向きに突出するリブが形成されており、
前記ダスト侵入防止部材には、前記リブを差込可能な凹部が形成されていることを特徴とする打撃式破砕機。 The striking crusher according to claim 2 or 3,
The outer periphery closing member is formed with a rib protruding in a direction approaching the axis of the main shaft,
The dust crushing prevention member is formed with a concave portion into which the rib can be inserted.
前記ダスト侵入防止部材は、前記ディスク部材及び/又は前記外周閉鎖部材に締結部材を用いて固定されることを特徴とする打撃式破砕機。 A striking crusher according to claim 1,
The dust type intrusion prevention member is fixed to the disk member and / or the outer periphery closing member by using a fastening member.
前記ダスト侵入防止部材は、前記ハンマ又は前記外周閉鎖部材を支持する軸に通貫されて支持されることを特徴とする打撃式破砕機。 A striking crusher according to claim 1,
The dust type intrusion prevention member is supported by being passed through a shaft that supports the hammer or the outer periphery closing member.
前記主軸の軸線方向で見たときに、前記ダスト侵入防止部材は、前記ディスク部材の周方向で前記ハンマの回転軌跡を挟むように対で備えられていることを特徴とする打撃式破砕機。 A striking crusher according to any one of claims 1 to 6,
When viewed in the axial direction of the main shaft, the dust intrusion prevention member is provided in pairs so as to sandwich the rotation trajectory of the hammer in the circumferential direction of the disk member.
前記主軸の軸線方向で見たときに、前記ダスト侵入防止部材は線対称形状に構成されていることを特徴とする打撃式破砕機。 The striking crusher according to any one of claims 1 to 7,
When viewed in the axial direction of the main shaft, the dust intrusion prevention member is configured in a line-symmetric shape.
前記ハンマは、前記ディスク部材の間の空間を周方向で等分割した複数の角度範囲のうち一部の角度範囲に配置されており、
前記外周閉鎖部材は、前記ハンマが配置されていない前記角度範囲に、当該角度範囲ごとに配置されており、
前記ダスト侵入防止部材は、前記ハンマが配置されている前記角度範囲に隣接する前記角度範囲に配置されていることを特徴とする打撃式破砕機。 A striking crusher according to any one of claims 1 to 8,
The hammer is arranged in a part of a plurality of angular ranges obtained by equally dividing the space between the disk members in the circumferential direction,
The outer periphery closing member is disposed for each angle range in the angle range where the hammer is not disposed.
The dust type intrusion prevention member is disposed in the angle range adjacent to the angle range in which the hammer is disposed.
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CN110508355A (en) * | 2019-07-19 | 2019-11-29 | 徐倩荣 | A kind of stone-crushing being used in building railway system being provided with dust-falling mechanism |
-
2016
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