JP2018093474A - 画像処理装置およびその制御方法、並びにプログラム - Google Patents

画像処理装置およびその制御方法、並びにプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2018093474A
JP2018093474A JP2017169598A JP2017169598A JP2018093474A JP 2018093474 A JP2018093474 A JP 2018093474A JP 2017169598 A JP2017169598 A JP 2017169598A JP 2017169598 A JP2017169598 A JP 2017169598A JP 2018093474 A JP2018093474 A JP 2018093474A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
image processing
ratio
processing apparatus
luminance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017169598A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7000080B2 (ja
Inventor
真悟 平山
Shingo Hirayama
真悟 平山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to EP17204762.3A priority Critical patent/EP3334150B1/en
Priority to US15/831,042 priority patent/US10432854B2/en
Priority to CN201711275430.4A priority patent/CN108174113B/zh
Publication of JP2018093474A publication Critical patent/JP2018093474A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7000080B2 publication Critical patent/JP7000080B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
  • Studio Devices (AREA)
  • Image Processing (AREA)

Abstract

【課題】 補助光の照射や複数枚撮影を行うことなく、撮像画像中のヒストグラムから霧や霞が発生しているかを推定する事が可能な手段を提供すること。【解決手段】 取得した画像よりヒストグラムを検出し、前記検出したヒストグラムにおいて、予め設定しておいた低輝度側判定点と予め設定しておいた高輝度側判定点の範囲内の輝度分布がヒストグラム全体に対して占める割合を算出し、その割合が、予め設定しておいた閾値を超えた場合に、霧や霞が発生して被写体がかすんだ状態であると推定することを特徴とする。【選択図】 図2

Description

本発明は、画像処理装置およびその制御方法、並びにプログラムに関し、特に撮像画像中から、霧や霞を判定する画像処理装置およびその制御方法、並びにプログラムに関する。
従来から、防犯手段の一つとしてネットワークカメラが利用されている。ネットワークカメラは、様々な環境下に設置され、視認性の高い映像を提供することが望まれている。しかし、ネットワークカメラの撮影環境において、霧や霞が発生すると、被写体のコントラストが低下し、視認性に欠けた画像となってしまう。
この霧や霞が発生している撮影環境においても視認性の高い画像を取得するために、霞や霧が発生している場合にコントラスト強調を行うという手段がある。霧や霞は常に一定ではなく、時間経過に伴い、濃度が変化し、映像のコントラストの低下度合いが常に変化している。そのため、ネットワークカメラを設置している撮影環境において、霧や霞の発生有無を判定し、霧や霞が発生している場合のみ、コントラスト強調を行う手段が有効である。
例えば、特許文献1に記載された画像処理装置では、照明有りの環境下で撮像した画像と照明無しで撮像した画像のコントラスト評価値を比較することで、霧や霞を判定する方法が開示されている。
特開2015−198431号公報
しかしながら、上記特許文献1では、霧や霞を判定するために補助光の照射が必要となる。また、補助光の照射距離や角度などにより、コントラスト評価値の精度に影響が出る事や、補助光有無で複数枚撮影が必要なため処理時間も長くなるといった課題が考えられる。
そこで、本発明の目的は、補助光の照射や複数枚撮影を行うことなく、撮像画像中のヒストグラムから霧や霞が発生しているかを推定する事が可能な手段を提供することを目的とする。
被写体の画像を取得する画像取得手段と、前記画像全体に対して予め設定された輝度範囲内に含まれる画素が占める割合を算出する算出手段と、前記割合が第1の閾値以上の場合に前記画像のコントラストを強調する画像処理手段と、前記被写体の照度および前記画像を取得するときの露出目標値の少なくとも1つに応じて、前記割合を算出する輝度範囲を変更する制御手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、補助光の照射や複数枚撮影を行うことなく、撮像画像中のヒストグラムから霧や霞が発生しているか否かを推定する事ができる。
本発明の第1の実施形態に係る画像処理装置の構成例を示すブロック図 本発明の第1の実施形態に係るヒストグラム判定処理の例を示すフローチャート 本発明の第1の実施形態に係るヒストグラムにおける低輝度側判定点と高輝度側判定点の範囲の例を示す図 本発明の第2の実施形態に係る画像処理装置の構成例を示すブロック図 本発明の第2の実施形態に係るヒストグラム判定処理の例を示すフローチャート 本発明の第2の実施形態に係る低照度環境下で撮影した場合のヒストグラムにおける低輝度側判定点と高輝度側判定点の範囲の例を示す図 本発明の第3の実施形態に係るヒストグラム判定処理の例を示すフローチャート 本発明の第3の実施形態に係るプラス側に露出補正した場合の画像のヒストグラムにおける低輝度側判定点と高輝度側判定点の範囲の例を示す図 本発明の第4の実施形態に係る画像処理装置の構成例を示すブロック図 本発明の第4の実施形態に係るヒストグラム判定処理の例を示すフローチャート 本発明の第4の実施形態における、回動角度で処理を切り替えるヒストグラム判定処理の例を示すフローチャート 本発明の第4の実施形態における、回動速度で処理を切り替えるヒストグラム判定処理の例を示すフローチャート
以下に、本発明の好ましい実施形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。以下では、画像処理装置としてカメラを用いる例を説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係る画像処理装置の構成例を示すブロック図である。なお、同図では、画像処理装置における画像信号処理部以外の構成要素を省略している。本実施形態に係る画像処理装置は、撮像装置100と通信可能に接続された画像表示部105から構成される。なお、本実施形態では、撮像装置100と画像表示部105とが別体である例を説明しているが、撮像装置100と画像表示部105が一体の構成であってもよい。撮像装置100は、外部から光をとり込んで画像信号を生成し、生成した画像信号を、通信部107を介し画像表示部105や図示しないサーバなどの外部装置に配信することが可能である。
撮像部101は、外部から光を取り込んで撮像することにより、周囲の被写体の画像信号を生成することで、画像取得する。不図示のレンズ群、IRCF(Infrared Ray Cut Filter:赤外光除去フィルタ)、撮像素子、CDS回路、AGCアンプ、およびA/D変換器を備える。
撮像部101で被写体を撮影すると、レンズ群およびIRCFを通過した光学像が、CCDセンサ、CMOSセンサなどから成る撮像素子上に結像される。撮像素子は、結像された光学像を光電変換して、アナログ画像信号として出力する。
CDS(Correlated Double Sampling)回路は、撮像素子より入力した電気信号に対して相関二重サンプリング処理などを実施する。
AGC(Automatic Gain Control)アンプは、CDS回路より入力された電気信号に対して増幅処理などを行う。
A/D変換器は、AGCアンプにより増幅処理されたアナログ信号をデジタル信号へと変換する。
画像信号処理部102は、撮像部101で変換されて出力されたデジタル信号に対して、WB(ホワイトバランス)処理やNR(ノイズリダクション)処理などの画像信号処理を行う。
ヒストグラム検出部103は、撮像した画像から輝度ヒストグラムの検出を行う。
ガンマ補正部104は、撮像した画像に対し、ガンマ補正を行う。例えば、撮像した画像に対して、所定の輝度範囲の階調を広げるガンマカーブを適用することで、コントラストを強調させる画像処理を施す。
画像表示部105は、上述した画像処理を施された画像信号を、通信部107を介して取得し表示する。画像表示部105は、撮像装置100に対する制御指示が可能な外部端末の一部として構成されてもよい。画像表示部105が、タッチパネルやPC画面などであり、画像表示部105に対する操作に基づいて、撮像装置100への指示が生成されるような構成としてもよい。
システム制御部106は、図示しないCPU、メモリ(ROM)、メモリ(RAM)を有し、CPUはROMからロードしたプログラムに従い、撮像装置100の各機能ブロックの制御およびそのために必要な演算を行う。メモリ(ROM)には、CPUで実行される制御プログラムや、プログラムの実行に必要な各種の定数値が格納される。メモリ(RAM)は、プログラムの実行に必要な各種一時データを記憶するための領域である。
通信部107は、画像信号処理部102、ヒストグラム検出部103、ガンマ補正部104で処理された画像データを画像表示部105などの外部クライアント装置やサーバなどに配信する。画像データの出力先はカメラに内蔵されているLCDや外部のディスプレイでも良い。また、画像表示部105を含む外部端末から指示された撮像装置100の制御情報を取得する。
次に図2を参照して、本発明の第1の実施形態に係る画像処理装置における、ヒストグラム判定処理の例について説明する。図2は、本発明の第1の実施形態に係るヒストグラム判定処理の例を示すフローチャートである。図2のフローチャートは、システム制御部106によって、各処理ブロックを制御し実行される処理手順を図示したものである。それぞれのシステム制御部が有するメモリ(ROM)に格納されているプログラムをメモリ(RAM)に展開し、CPUが実行することにより実現される。
まず、ステップS201で、ヒストグラム検出部103は撮像部101が被写体を撮像することにより取得した画像データから、撮像画像中の輝度ヒストグラムを検出する。
次に、ステップS202では、ステップS201において取得した画像全体の輝度ヒストグラムにおける、予め設定しておいた低輝度側判定点と高輝度側判定点の輝度範囲内の輝度分布を算出する。図3は、本発明の第1の実施形態に係るヒストグラムにおける低輝度側判定点と高輝度側判定点の輝度範囲の例を示す図である。例えば、低輝度側判定点をY値100、高輝度側判定点をY値150と設定しているとすると、図3に示すような輝度範囲内の輝度分布を算出する。低輝度側判定点、高輝度側判定点は、霞掛かった映像はヒストグラムが中間階調に集まる事を想定して、予め設定された値であり、例えば、カメラの用途や性能、撮影環境によって、実験的または経験的に設計値として設定する。また、低輝度側判定点、高輝度側判定点は、ユーザ操作により設定や変更が可能な構成としても良い。
次に、ステップS203では、ステップS202において算出した低輝度側判定点と、高輝度側判定点の輝度範囲内の分布が、画像全体の輝度ヒストグラムに対して占める割合を算出する。
次に、ステップS204において、ステップS203で算出した低輝度側判定点と、高輝度側判定点の範囲内の輝度分布が、輝度ヒストグラム全体に対して占める割合が、予め設定しておいた閾値以上かどうかを判定する。閾値以上の場合は、ステップS205へ進み、閾値未満の場合は、ステップS206へ進む。例えば、閾値を50%とすると、50%以上の輝度分布が前述した範囲内に含まれているときに、霧や霞が発生している、すなわち被写体がかすんでいると判定するような構成となる。ユーザ操作により、閾値設定および閾値変更が可能な構成としてもよい。
低輝度側判定点と高輝度側判定点の範囲を広げるか、範囲内の輝度分布が輝度ヒストグラム全体に対して占める割合の閾値を低くすると、画像のヒストグラムから霧や霞が発生していると判定されやすくなる。低輝度側判定点と高輝度側判定点の範囲を狭めるか、範囲内の輝度分布が輝度ヒストグラム全体に対して占める割合の閾値を高くすると、画像のヒストグラムから霧や霞が発生していると判定されにくくなる。例えば、ユーザが、霧や霞の判定が敏感過ぎると感じたときには、判定点や閾値の設定を変更させて、判定されにくいように設定することが可能である。なお、低輝度側判定点と高輝度側判定点の範囲を広げるにつれ、霞が発生しているかどうかに関係無く高輝度被写体や低輝度被写体に影響を受けているヒストグラムが含まれてしまう可能性がある。そのため、ユーザ操作などにより霞や霧が発生していると判定しやすくする(又は、判定されにくくする)調整を行う場合は、範囲内の輝度分布がヒストグラム全体に対して占める割合の閾値の設定を変更する方が好ましい。
ステップS204で閾値以上と判定した場合、ステップS205へ進み、霧や霞が発生しているヒストグラムと判定され、コントラスト強調の処理が施される。すなわち、輝度分布が中間階調に集まっている場合は、霧や霞が発生し被写体がかすんだ状態であると推定してコントラストの強調処理を行う。コントラスト強調の処理は公知の技術を用い、例えば、低輝度側判定点と高輝度側判定点の間の輝度の階調を広げてコントラストを強調させるガンマ補正が行われる。
ステップS206へ進んだ場合、霧や霞が発生していないヒストグラム、すなわち被写体がかすんでいないと判定され、ガンマ補正部104で通常のガンマ補正が行われる。
上記実施形態によれば、低輝度側判定点と高輝度側判定点の輝度範囲内の輝度分布が輝度ヒストグラム全体を占める割合を算出する。これにより、中間階調に集まっている輝度ヒストグラムの割合から、撮影画像の輝度ヒストグラムが、霧や霞が発生している輝度ヒストグラムか否かを判定する事ができる。
(第2の実施形態)
ここで、撮影環境が低照度の場合、ヒストグラムは全体的に低輝度側に寄る傾向があるため、低輝度側判定点と高輝度側判定点が、図3に示すような設定とした場合には、適切な設定では無くなってしまい霧や霞がうまく判定できない可能性がある。
そこで、第2の実施形態として、撮影環境の照度が低照度のときに、ヒストグラムが全体的に低輝度側へ寄る事を考慮したヒストグラム判定処理について説明する。なお、前述した実施形態と同一の処理を行う部分は同一の記号で示し、説明を省略する。
図4は、本発明の第2の実施形態に係る画像処理装置の構成例を示すブロック図である。なお、同図では、画像処理装置における画像信号処理部以外の構成要素を省略している。
図4に示す撮像装置100は、上述した第1の実施形態における図1の撮像装置に対して、照度検出部401が追加されている。照度検出部401は、撮影環境の照度を検出する機能を有するものであれば、例えば、画像から照度を推定する手段や外部の照度センサなどにより照度取得する構成であってもよい。
図5は、本発明の第2の実施形態に係るヒストグラム判定処理の例を示すフローチャートである。図5のフローチャートは、システム制御部106によって、各処理ブロックを制御し実行される処理手順を図示したものである。それぞれのシステム制御部が有するメモリ(ROM)に格納されているプログラムをメモリ(RAM)に展開し、CPUが実行することにより実現される。なお、図2に示すフローチャートと同一のステップについては同一のステップ番号を付して、それらの説明を省略する。
まず、ステップS501で、照度検出部401は、撮像装置100の撮影環境の照度を検出する。次のステップS201で、画像の輝度ヒストグラムを検出する。
次に、ステップS502では、ステップS501で検出された撮影環境の照度が低照度か否かを判定する。この照度の判断には、例えばAGCゲイン値を用い、AGCゲイン値が所定値以上になると低照度と判断してもよいし、他の方法であってもよい。撮影環境の照度が低照度であると判定した場合には、ステップS503へ進み、撮影環境の照度が低照度でないと判定した場合には、ステップS202へ進む。
撮影環境が低照度である場合には、ステップS503で、低輝度側判定点と高輝度側編定点を低輝度側へシフトする。ここで図6は、画像中のヒストグラムを低輝度側にシフトした場合の低輝度側判定点と高輝度側判定点の範囲の例を示す図である。例えば、通常照度時の低輝度側判定点をY値100、通常照度時の高輝度側判定点をY値150、低照度の場合のシフト量を−60と設定していた場合、低輝度側判定点はY値40、高輝度側判定点はY値90となる。シフト量は予め設定された値であり、例えば、カメラの用途や性能、撮影環境によって、実験的または経験的に設計値として設定するものとする。
その結果、ステップS202において、図6に示すように低輝度側へシフトした範囲内の輝度分布を算出する事となり、撮影環境が低照度になる事によって、ヒストグラムが低輝度側へシフトした場合にも、適切なヒストグラム判定処理を行う事ができる。
ステップS203以降は、第1の実施形態の例で説明したため、詳細は省略する。
以上説明したように、第2の実施形態では、撮影環境が低照度であると判定した場合に、撮像画像中のヒストグラムにより霧や霞を判定するための低輝度側判定点と高輝度側判定点を低輝度側へシフトさせる。これにより、低照度時にヒストグラムが低輝度側へ寄ってしまう事を考慮した低輝度側判定点と高輝度側判定点の設定ができ、低照度環境の場合にも適切に、撮影画像中のヒストグラムから霧や霞が発生しているか否かを推定する事ができる。そして、霧や霞が発生していて被写体がかすんでいると推定される場合は、公知の技術を用いて、例えば、低輝度側判定点と高輝度側判定点の間の輝度範囲の階調を広げてコントラストを強調させるガンマ補正処理を行う。
前述した実施形態において、低照度時には照明が照射される可能性も高いため、高輝度部にヒストグラムが点光源に基づく輝度成分(ヒストグラム)が検出される可能性がある。そのため、低照度時、点光源検出された場合には、所定より高輝度の点光源に基づく輝度成分は、霧・霞判定の計算から除外する構成としてもよい。画像処理部は撮像部と別体の構成でもよく、例えば、通信部を介して撮像画像を外部のPCなどのクライアント装置に出力し、クライアント装置で、ヒストグラムの判定、コントラスト強調などの画像処理を実行してもよい。
(第3の実施形態)
ここで、露出補正等の露出制御の変更を行った場合、ヒストグラムは全体的にシフトするため、低輝度側判定点と高輝度側判定点を図3に示すような設定とした場合には、霧や霞がうまく判定できない可能性がある。
そこで、第3の実施形態として、露出補正等の露出の変更を行ったときに、ヒストグラムが全体的にシフトする事を考慮したヒストグラム判定処理について説明する。なお、前述した実施形態と同一の処理を行う部分は同一の記号で示し、説明を省略する。第3の実施形態に係る画像処理装置の構成例を示すブロック図は、第1の実施形態に係る画像処理装置の構成例を示すブロック図と同じ図1とする。
図7は、本発明の第3の実施形態に係るヒストグラム判定処理の例を示すフローチャートである。図7のフローチャートは、システム制御部106によって、各処理ブロックを制御し実行される処理手順を図示したものである。それぞれのシステム制御部が有するメモリ(ROM)に格納されているプログラムをメモリ(RAM)に展開し、CPUが実行することにより実現される。なお、図2に示すフローチャートと同一のステップについては同一のステップ番号を付して、それらの説明を省略する。
まず、ステップS201で、画像の輝度ヒストグラムを検出する。
次に、ステップS701では、露出補正しているかどうかを判定している。ここでは露出補正としているが、露出補正に限らず、ヒストグラム全体がシフトする露出制御であればここで判定を行う。露出補正を行っている場合は、ステップS702へ進み、露出補正を行っていないと判定した場合には、ステップS202へ進む。
ステップS702では、低輝度側判定点と高輝度側判定点をAE目標値に連動して設定する。ここで図8は、プラス側に露出補正した場合の画像のヒストグラムにおける低輝度側判定点と高輝度側判定点の範囲の例を示す図である。例えば、低輝度側判定点と高輝度側判定点をAE目標値の±25の値に設定するとする。通常露出時の露出目標値がY値125である場合、低輝度側判定点がY値100、高輝度側判定点がY値150となり、プラス露出補正時の露出目標値がY値170とすると、低輝度側判定点はY値145、高輝度側判定点はY値195となる。露出目標値(AEの目標値)に連動して設定する低輝度側判定点と高輝度側判定点の値は予め設定された値であり、例えば、カメラの用途や性能、撮影環境によって、実験的または経験的に設計値として設定するものとする。結果、ステップS202において、図8に示すように露出目標値に連動して設定した範囲内の輝度分布を算出する事となり、露出補正等の露出制御を行う事によって、ヒストグラム全体がシフトした場合にも、適切なヒストグラム判定処理を行う事ができる。
ステップS203以降は、第1の実施形態の例で説明したため、詳細は省略する。
以上説明したように、第3の実施形態では、露出補正等の露出制御の変更を行った場合に、撮像画像中のヒストグラムにより霧や霞を判定するための低輝度側判定点と高輝度側判定点を露出目標値(AE目標値)に連動して設定させる。これにより、ヒストグラム全体がシフトしてしまう事を考慮した低輝度側判定点と高輝度側判定点の設定ができ、露出制御を行った場合にも適切に撮影画像中のヒストグラムから霧や霞が発生しているか否かを推定する事ができる。そして、霧や霞が発生していて被写体がかすんでいると推定される場合は、公知の技術を用いて、低輝度側判定点と高輝度側判定点の間の輝度範囲のコントラストを強調させる処理を行う。
前述した実施形態において、露出目標値(AE目標値)がプラス側へシフトする場合は、ヒストグラム全体がプラス側へシフトする可能性が高いため、低輝度側判定点と高輝度側判定点をプラス側へ設定する。露出目標値(AE目標値)がマイナス側へシフトする場合は、ヒストグラム全体がマイナス側へシフトする可能性が高いため、低輝度側判定点と高輝度側判定点をマイナス側へ設定する。この時、露出目標値(AE目標値)のシフト量が大きいほどヒストグラムのシフト量も大きいため、露出目標値(AE目標値)のシフト量に応じて、低輝度側判定点と高輝度側判定点を設定する構成としても良い。また、露出目標値(AE目標値)のシフト量に応じて、低輝度側判定点と、高輝度側判定点の範囲内の輝度分布が、輝度ヒストグラム全体に対して占める割合が、閾値以上かどうかを判定する際の閾値を設定する構成としても良い。
また、露出目標値(AE目標値)のシフト量が大きいほど霞が発生していない場合でもヒストグラムが偏る傾向があるため、誤判定を防止する目的で、低輝度側判定点と高輝度側判定点の距離を狭めて設定する構成としても良い。また、低輝度側判定点と、高輝度側判定点の範囲内の輝度分布が、輝度ヒストグラム全体に対して占める割合が、閾値以上かどうかを判定する際の閾値を高く設定する構成としても良い。
撮影シーンによっては、前述した実施形態において、撮影画像に空が多く映る場合があり、中間輝度〜高輝度の割合が多くなり、霞が発生していても低輝度側判定点と、高輝度側判定点の範囲内の輝度分布が少なくなる可能性がある。そのため、空領域が検出されて且つ、空領域の彩度が低い場合は、空領域に基づく輝度成分は、霧・霞判定の計算から除外する構成としてもよい。
前述した実施形態において、測光方式は平均測光や、中央重点測光を想定している。スポット測光の場合は、平均測光や中央重点測光と比較すると、ヒストグラム全体が大幅にシフトする可能性があるからである。そのため、測光方式がスポット測光の場合は、露出評価値/露出目標値の割合分、低輝度側判定点と高輝度側判定点をシフトするような構成としても良い。
前述した実施形態においては、露出モードはAEである事を想定している。マニュアル露出の場合は、低輝度側判定点と高輝度側判定点が適切で無くなる可能性が高い。そのため、マニュアル露出時には、露出目標値の代わりに、露出評価値に基づき、低輝度側判定点と高輝度側判定点を設定する構成としても良い。
なお霞判定のための輝度分布の範囲を低輝度側判定点と高輝度側判定点を設定する構成を説明した。が、低輝度側判定点と高輝度側判定点を設定するのではなく、AE目標値を中心とした一定の割合(たとえばAE目標値±10%など)のヒストグラムを算出する構成としてもよい。その場合、AE目標値±10%の輝度分布が、ヒストグラム全体に対して占める割合が閾値を超えた場合に、霞が発生していると判定する。
(第4の実施形態)
ここで、被写体を撮像するカメラ部をパン方向もしくはチルト方向へ回動可能な構成において、カメラ部を回動(駆動)させた場合、回動中の画像のヒストグラムを基に霞が発生しているかどうかを判定してしまう。その場合、意図しないコントラスト強調などの画像処理を行ってしまう可能性がある。
そこで、第4の実施形態として、カメラ部を回動する事を考慮したヒストグラム判定処理について説明する。なお、前述した実施形態と同一の処理を行う部分は同一の記号で示し、説明を省略する。
図9は、本発明の第4の実施形態に係る画像処理装置の構成例を示すブロック図である。図9に示す撮像装置100は、撮像部101を本体に対して回動可能に保持する不図示の保持手段を有する。さらに、上述した第1の実施形態における図1の撮像装置に対して、回動制御部901、回動角度判定部902、回動速度判定部903が追加されている。
図10は、本発明の第4の実施形態に係るヒストグラム判定処理の例を示すフローチャートである。図10のフローチャートは、システム制御部106によって、各処理ブロックを制御し実行される処理手順を図示したものである。それぞれのシステム制御部が有するメモリ(ROM)に格納されているプログラムをメモリ(RAM)に展開し、CPUが実行することにより実現される。なお、図2に示すフローチャートと同一のステップについては同一のステップ番号を付して、それらの説明を省略する。
まず、ステップS1001は、回動制御部901によって被写体を撮像するカメラ部を回動(パン方向への駆動、もしくはチルト方向への駆動)しているかどうか判定する。回動していると判定した場合には、ステップS206へ進み、回動していないと判定した場合には、ステップS201へ進む。
以降は、第1の実施形態の例で説明したため、詳細は省略する。
以上説明したように第4の実施形態では、カメラ部が回動している場合は霞が発生していないヒストグラムと判定する、もしくは霞が発生しているかどうかの判定を行わない。これにより、カメラ部を回動させた場合でも、回動中の画像で霞が発生しているかどうかを誤判定することなく、意図しないコントラスト強調などの画像処理を行わないようにすることが可能である。
このとき、画角の変化が小さい回動を行う場合は、回動中の画像のヒストグラムを基に霞が発生しているかどうかを判定する処理を継続して行う方が良い場合もある。そのため、前述した実施形態において、図11のフローチャートのように、カメラ部の回動角度によって処理を変える構成とすることも可能である。図11のフローチャートでは、図10のフローチャートに対して、ステップS1002、ステップS1003を追加している。なお、図10に示すフローチャートと同一のステップについては同一のステップ番号を付して、それらの説明を省略する。
まず、ステップS1001でカメラ部が回動していると判定した場合には、ステップS1002へ進み、回動していないと判定した場合には、ステップS201へ進む。
ステップS1002は、回動制御部901によって、カメラ部の回動角度の変化量を算出し、ステップS1003へ進む。
ステップS1003では、ステップS1002で算出した回動角度の変化量が予め設定しておいた所定の閾値以上かどうか判定する。所定以上の場合は、ステップS206へ進み、所定未満の場合は、ステップS201へ進む。例えば、閾値は、回動前後で画角に重複部分が存在するかどうか(例えば画角30°のカメラであれば、回動角度が30°未満で重複部分が存在する)等を基準に設定するとよい。また、ユーザ操作により、閾値の設定および変更が可能な構成としてもよい。
以降は、第1の実施形態の例で説明したため、詳細は省略する。
また、画角の変化が大きい回動を行う場合においても、回動速度が遅い場合は、回動中の画像のヒストグラムを基に霞が発生しているかどうかを判定する処理を継続して行う方が良い場合もある。そのため、前述した実施形態において、図12のフローチャートのように、カメラ部の回動速度によって処理を変える構成とすることも可能である。図12のフローチャートでは、図11のフローチャートに対して、ステップS1004、ステップS1005を追加している。なお、図11に示すフローチャートと同一のステップについては同一のステップ番号を付して、それらの説明を省略する。
まず、ステップS1001でカメラ部が回動していると判定した場合には、ステップS1002へ進み、回動していないと判定した場合には、ステップS201へ進む。
ステップS1002でカメラ部の回動角度の変化量を算出し、ステップS1003で回動角度の変化量が予め設定しておいた閾値以上かどうか判定し、所定の閾値以上の場合はステップS1004へ進み、閾値未満の場合はステップS201へ進む。
ステップS1004は、回動制御部901によって、カメラ部の回動速度を算出し、ステップS1005へ進む。
ステップS1005では、ステップS1004で算出した回動速度の変化量が予め設定しておいた所定の閾値以上かどうか判定する。所定以上の場合は、ステップS206へ進み、所定未満の場合は、ステップS201へ進む。閾値は、例えばこの速度を超えると、人の目では追えない速度値などを設定する。この処理により、人の目で追えないような高速で回動する場合の画像ではヒストグラムを基に霞が発生しているかどうかを判定せず、人の目で追えるような低速での回動ではヒストグラムを基に霞が発生しているかどうかを判定する事が出来る。また、ユーザ操作により、このときの回転速度の閾値の設定および変更が可能な構成としてもよい。
以降は、第1の実施形態の例で説明したため、詳細は省略する。
以上が本発明の好ましい実施形態の説明であるが、本発明は、本発明の技術思想の範囲内において、上記実施形態に限定されるものではなく、対象となる回路形態により適時変更されて適応するべきものである。例えば、上述した実施形態で、撮像装置として説明したカメラは、デジタルスチルカメラやデジタルビデオカメラに適用することができる。
本発明は、例えばシステム、装置、方法、コンピュータプログラムもしくは記録媒体などとしての実施形態も可能であり、具体的には、1つの装置で実現しても、複数の装置からなるシステムに適用してもよい。本実施形態に係る撮像装置を構成する各手段および撮像装置の制御方法の各ステップは、コンピュータのメモリなどに記憶されたプログラムが動作することによっても実現できる。このコンピュータプログラムおよびこのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体は本発明に含まれる。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
101 撮像部
102 画像信号処理部
103 ヒストグラム検出部
104 ガンマ補正部
105 画像表示部

Claims (21)

  1. 被写体の画像を取得する画像取得手段と、
    前記画像全体に対して予め設定された輝度範囲内に含まれる画素が占める割合を算出する算出手段と、
    前記割合が第1の閾値以上の場合に前記画像のコントラストを強調する画像処理手段と、
    前記被写体の照度および前記画像を取得するときの露出目標値の少なくとも1つに応じて、前記割合を算出する輝度範囲を変更する制御手段と、
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記制御手段は、前記照度が所定の閾値よりも暗い場合に、前記割合を算出する輝度範囲を低輝度側へ変更することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記照度に基づいて前記第1の閾値を変更する第1の閾値変更手段を、さらに有することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理装置。
  4. 前記画像から点光源による輝度成分を検出する点光源検出手段を、さらに有し、
    前記算出手段は、前記点光源による輝度成分が検出された場合に、前記画像全体から前記点光源による輝度成分を除外して割合を算出することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  5. 前記制御手段は、前記露出目標値がプラス側へシフトする場合は前記割合を算出する輝度範囲をプラス側に変更し、前記露出目標値がマイナス側へシフトする場合は前記割合を算出する輝度範囲をマイナス側に変更することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  6. 前記制御手段は、前記露出目標値のシフト量が大きいほど、前記割合を算出する輝度範囲を狭くすることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  7. 前記露出目標値のシフト量に応じて前記第1の閾値を変更する第2の閾値変更手段を、さらに有し、
    前記第2の閾値変更手段は、前記露出目標値のシフト量が大きいほど、前記第1の閾値を高く設定することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  8. 前記制御手段は、スポット測光の場合には、露出評価値および露出目標値に基づいて前記割合を算出する輝度範囲を変更することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  9. 前記制御手段は、マニュアルで露出制御を行う場合、露出評価値に基づいて前記割合を算出する輝度範囲を変更することを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  10. 前記算出手段は、前記被写体の画像において空と推定される空領域が含まれており且つ前記空領域の彩度が低い場合に、前記画像全体から前記空領域を除外して割合を算出することを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  11. 前記画像取得手段をパン方向又はチルト方向へ回動可能に保持する駆動手段をさらに有し、
    前記画像処理手段は、前記駆動手段が駆動しているときはコントラスト強調処理を行わないことを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  12. 前記画像処理手段は、前記駆動手段の回動角度の変化量が所定より小さい場合には前記割合に基づいてコントラスト強調処理を行うことを特徴とする請求項11に記載の画像処理装置。
  13. 前記画像処理手段は、前記駆動手段の回動角度の変化量が所定以上で、かつ、回動速度が所定以上の場合には、前記割合に基づいてコントラスト強調処理を行うことを特徴とする請求項11又は12に記載の画像処理装置。
  14. 前記割合を算出する輝度範囲および前記第1の閾値の少なくとも1つを、ユーザ操作に応じて任意に変更可能な変更手段、をさらに有することを特徴とする請求項1乃至13のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  15. 被写体の画像を取得する画像取得手段と、
    前記画像全体に対して予め設定された輝度範囲内に含まれる画素が占める割合を算出する算出手段と、
    前記割合が第1の閾値以上の場合に前記画像のコントラストを強調する画像処理手段と、
    前記画像から点光源による輝度成分を検出する点光源検出手段と、を有し、
    前記算出手段は、前記点光源による輝度成分が検出された場合に、前記画像全体から前記点光源による輝度成分を除外して割合を算出することを特徴とする画像処理装置。
  16. 被写体の画像を取得する画像取得手段と、
    前記画像取得手段をパン方向又はチルト方向へ回動可能に保持する駆動手段と、
    前記画像全体に対して予め設定された輝度範囲内に含まれる画素が占める割合を算出する算出手段と、
    前記割合が第1の閾値以上の場合に前記画像のコントラストを強調する画像処理手段と、
    を有し、
    前記画像処理手段は、前記駆動手段が駆動しているときは前記コントラストの強調処理を行わないことを特徴とする画像処理装置。
  17. 前記画像処理手段は、前記駆動手段の回動角度の変化量が所定より小さい場合には前記算出手段により算出された割合に基づいてコントラスト強調を行うことを特徴とする請求項16に記載の画像処理装置。
  18. 前記画像処理手段は、前記駆動手段の回動角度の変化量が所定以上で、かつ、回動速度が所定以上の場合には、前記算出手段により算出された割合に基づいてコントラスト強調を行うことを特徴とする請求項16又は17に記載の画像処理装置。
  19. 被写体の画像を取得する画像取得ステップと、
    前記画像から前記画像全体の第1の輝度ヒストグラムを検出する第1の検出ステップと、
    前記画像から、予め設定された輝度範囲内の第2の輝度ヒストグラムを検出する第2の検出ステップと、
    前記第1の輝度ヒストグラムに対する前記第2の輝度ヒストグラムが占める割合を算出する算出ステップと、
    前記割合が第1の閾値以上の場合に前記被写体がかすんでいると推定する推定ステップと、
    を有することを特徴とする画像処理装置の制御方法。
  20. 請求項19に記載の各ステップをコンピュータによって実行させるためのコンピュータプログラム。
  21. 請求項20に記載のプログラムを記載したコンピュータで読み取り可能な記録媒体。
JP2017169598A 2016-12-06 2017-09-04 画像処理装置およびその制御方法、並びにプログラム Active JP7000080B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP17204762.3A EP3334150B1 (en) 2016-12-06 2017-11-30 Image processing apparatus
US15/831,042 US10432854B2 (en) 2016-12-06 2017-12-04 Image processing apparatus to determine whether there is fog or mist in a captured image
CN201711275430.4A CN108174113B (zh) 2016-12-06 2017-12-06 图像处理装置

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016237112 2016-12-06
JP2016237112 2016-12-06

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018093474A true JP2018093474A (ja) 2018-06-14
JP7000080B2 JP7000080B2 (ja) 2022-01-19

Family

ID=62566465

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017169598A Active JP7000080B2 (ja) 2016-12-06 2017-09-04 画像処理装置およびその制御方法、並びにプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7000080B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021082937A (ja) * 2019-11-19 2021-05-27 キヤノン株式会社 画像処理装置、画像処理方法、及びプログラム

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016081427A (ja) * 2014-10-21 2016-05-16 キヤノン株式会社 画像処装置および画像処理方法、並びにプログラム

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016081427A (ja) * 2014-10-21 2016-05-16 キヤノン株式会社 画像処装置および画像処理方法、並びにプログラム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021082937A (ja) * 2019-11-19 2021-05-27 キヤノン株式会社 画像処理装置、画像処理方法、及びプログラム
JP7458752B2 (ja) 2019-11-19 2024-04-01 キヤノン株式会社 画像処理装置、画像処理方法、及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP7000080B2 (ja) 2022-01-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN111028189B (zh) 图像处理方法、装置、存储介质及电子设备
EP2216987B1 (en) Image capturing apparatus and control method thereof
US9077905B2 (en) Image capturing apparatus and control method thereof
US8059187B2 (en) Image capturing apparatus
JP6720881B2 (ja) 画像処理装置及び画像処理方法
JP2010193098A (ja) 撮像装置及び画像処理方法
JP2016009998A (ja) 撮像装置、撮像方法及びプログラム
JP5149055B2 (ja) 撮像装置
JP4831175B2 (ja) 撮像装置及び撮像方法
CN108174113B (zh) 图像处理装置
US10972676B2 (en) Image processing method and electronic device capable of optimizing hdr image by using depth information
JP5371719B2 (ja) 撮像装置およびその制御方法
JP5223663B2 (ja) 撮像装置
US20140267885A1 (en) Image capturing apparatus and method of controlling the same
JP2018098670A (ja) 撮像装置、撮像装置の制御方法及びプログラム
JP2008053811A (ja) 電子カメラ
JP2013222980A (ja) 撮像装置及び撮像方法
JP2019029833A (ja) 撮像装置
JP7000080B2 (ja) 画像処理装置およびその制御方法、並びにプログラム
JP2010183460A (ja) 撮像装置およびその制御方法
US11727716B2 (en) Information processing apparatus, imaging apparatus, which determines exposure amount with respect to face detection and human body detection
JP2009060400A (ja) 撮像装置
JP5179859B2 (ja) 撮像装置及び撮像方法
JP5219474B2 (ja) 撮像装置及びその制御方法
JP7442989B2 (ja) 撮像装置、該撮像装置の制御方法、及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200731

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210729

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210914

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20211018

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20211124

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20211223

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 7000080

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151