JP2018092657A - 記憶装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】例えば、仕様が異なる複数のサーバ装置に組み込まれたそれぞれの場合で、より不都合が少なく使用されうる記憶装置を得る。【解決手段】実施形態の記憶装置では、インタフェース回路は、第一装置または第二装置と接続可能である。第一端子は、記憶装置と第一装置とが接続された場合には第一状態となり、記憶装置と第二装置とが接続された場合には第二状態となる。第二端子は、第一端子が第一状態となり第一装置から記憶装置に第一電圧の第一電力が供給された場合には第三状態となり、第一端子が第二状態となり第二装置から記憶装置に制御信号が入力された場合には第四状態となる。第三端子を介して記憶装置に第二電圧の第二電力が供給される。スイッチ制御回路は、第一端子および第二端子の状態に基づいて、第三端子と制御回路とが電気的に接続された接続状態と、第三端子と制御回路とが電気的に遮断された遮断状態と、の切替制御を実行する。【選択図】図7

Description

本実施形態は、記憶装置に関する。
従来、サーバ等のホスト装置に組み込まれて使用される記憶装置が知られている。
特開2012−216672号公報
この種の記憶装置は、仕様が異なる複数のサーバ装置に組み込まれたそれぞれの場合で、より不都合が少なく使用されうるのが好ましい。
本実施形態の記憶装置は、メモリと、制御回路と、インタフェース回路と、スイッチ制御回路と、を備える。メモリは、データを記憶する。制御回路は、メモリへのデータの書き込みおよびメモリからのデータの読み出しを制御する。インタフェース回路は、第一端子と、第二端子と、第三端子と、を有し、第一装置または第二装置と接続可能である。第一端子は、記憶装置と第一装置とが接続された場合には第一状態となり、記憶装置と第二装置とが接続された場合には第二状態となる。第二端子は、第一端子が第一状態となり第一装置から記憶装置に第一電圧の第一電力が供給された場合には第三状態となり、第一端子が第二状態となり第二装置から記憶装置に制御信号が入力された場合には第四状態となる。第三端子を介して記憶装置に第二電圧の第二電力が供給される。スイッチ制御回路は、第一端子および第二端子の状態に基づいて、第三端子と制御回路とが電気的に接続された接続状態と、第三端子と制御回路とが電気的に遮断された遮断状態と、の切替制御を実行する。
図1は、実施形態の記憶装置が含まれるサーバ装置の例示的な斜視図である。 図2は、実施形態の記憶装置の例示的な分解斜視図である。 図3は、実施形態のサーバ装置の模式的かつ例示的なブロック図である。 図4は、実施形態の記憶装置の模式的かつ例示的なブロック図である。 図5は、SASの電源用インタフェースのピンアサインが示された表である。 図6は、SASの電源用インタフェースのピンP1〜P3の、サーバ装置のインタフェースの仕様(SAS1、SAS2、SAS2.1、SAS3)毎の電気的な状態を示す表である。 図7は、実施形態の記憶装置に含まれるスイッチ制御部の模式的かつ例示的な回路図である。 図8は、実施形態の記憶装置に含まれるスイッチ制御部の各部の電位、スイッチの状態、および対応するサーバ装置のインタフェースの仕様を示す表である。 図9は、実施形態のサーバ装置と記憶装置との間での信号の伝達が示された例示的なシーケンス図である。 図10は、第1変形例の記憶装置の模式的かつ例示的なブロック図である。 図11は、第2変形例の記憶装置の模式的かつ例示的なブロック図である。 図12は、第2変形例の記憶装置による処理の手順の模式的かつ例示的なフローチャートである。 図13は、実施形態の記憶装置が組み込まれた電子機器の例示的な斜視図である。
以下、記憶装置およびサーバ装置(ホスト装置)の例示的な実施形態および変形例が開示される。以下に示される実施形態の構成や制御(技術的特徴)、ならびに当該構成や制御によってもたらされる作用および結果(効果)は、一例である。また、以下に例示される実施形態および変形例には、同様の構成要素が含まれている。以下、同様の構成要素には共通の符号が付与され、重複する説明が省略される。
<実施形態>
図1は、実施形態の記憶装置が含まれるサーバ装置の例示的な斜視図である。データセンター1は、例えば、複数のサーバファーム2、ルータ、スイッチングハブのような種々の装置や、装置間を接続するケーブルのような種々の部品等を備えている。なお、図1は、一つのサーバファーム2を示す。また、図1は、一つのサーバモジュール5が、前後方向の前方側に引き出された状態を示している。
サーバファーム2は、ラック3や、複数のモジュールエンクロージャ4、複数のサーバモジュール5等を有する。それぞれのモジュールエンクロージャ4に、複数のサーバモジュール5が格納されている。複数のサーバモジュール5を格納したモジュールエンクロージャ4は、ラックマウント型サーバを形成する。なお、データセンター1のサーバはこれに限らず、ブレードサーバのような他のサーバであってもよい。データセンター1、サーバファーム2、およびサーバモジュール5は、サーバ装置の一例であり、ホスト装置や、ホストシステム、サーバシステム、記憶システム等とも称されうる。
ラック3は、二つの支柱3aを有する。支柱3aには複数のネジ穴が設けられている。二つの支柱3aは、互いに離間して配置されている。モジュールエンクロージャ4は、二つの支柱3aの間に挿入可能である。
モジュールエンクロージャ4は、エンクロージャケース11と、取付部材12と、を有する。モジュールエンクロージャ4は、エンクロージャケース11に格納された電源ユニットをさらに有しても良い。エンクロージャケース11に、例えば四つのモジュールスロット13が設けられる。
取付部材12は、エンクロージャケース11の前方の端部から横方向に、エンクロージャケース11の外側に向かって延びている。取付部材12に、支柱3aのネジ穴に対応する孔が設けられる。取付部材12は、例えばネジやボルトによって、ラック3の支柱3aに固定される。これにより、モジュールエンクロージャ4がラック3に取り付けられる。
サーバモジュール5は、エンクロージャケース11のモジュールスロット13に挿入可能である。サーバモジュール5は、モジュールスロット13に挿入されると、例えばモジュールエンクロージャ4の電源ユニットから電力を供給されうる。なお、サーバモジュール5は他の装置から電力を供給されても良い。
サーバモジュール5は、例えば、モジュールケース21と、モジュール基板22と、制御部23と、複数のメモリ24と、複数のファン25と、複数の記憶装置100とを有する。モジュールケース21は、第1の筐体の一例であり、例えば壁とも称されうる。モジュール基板22は、第1の基板の一例であり、例えば、配線板及び回路板とも称されうる。ファン25は、送風部の一例であり、例えば、冷却装置とも称され得る。制御部23は、例えばCPU(central processing unit)である。記憶装置100は、装置や、ストレージ、デバイス、電子機器、モジュール、部品等とも称されうる。本実施形態では、記憶装置100は、例えばSSD(solid state drive)であるが、HDD(hard disk drive)や、ハイブリッドハードディスクドライブ(ハイブリッドHDD)のような他の装置であっても良い。また、使用形態や適用装置によっては、記憶装置100は、筐体を有さなくてもよい。
モジュールケース21は、例えば、上部が開放されるとともに前後方向に延びた略矩形の箱型に形成される。なお、モジュールケース21の形状はこれに限らず、例えば、上部が閉塞された箱型に形成されても良い。モジュールケース21には、モジュール基板22や、制御部23、メモリ24、ファン25、記憶装置100、他の部品等が収容される。
モジュールケース21は、フロントパネル27を有する。フロントパネル27は、モジュールケース21の前方の端部に設けられた壁である。フロントパネル27には、USBコネクタのような種々のコネクタが設けられる。
モジュール基板22は、例えば、プリント配線板である。なお、モジュール基板22は、他の基板であっても良い。モジュール基板22には、直接的に、あるいは他の部品を介して、制御部23や、メモリ24、ファン25、記憶装置100、他の部品等が実装されうる。
ファン25は、前後方向において、制御部23およびメモリ24と、記憶装置100との間に配置される。ファン25の動作により、モジュールケース21の内部に、前後方向の空気の流れが生じうる。ファン25によって生じた空気流により、制御部23や、メモリ24、記憶装置100、他の部品等が冷却されうる。なお、ファン25が生じさせる空気の流れは、他の方向に流れても良い。
記憶装置100は、例えば、フロントパネル27に取り付けられたドライブケージにそれぞれ収容される。
図2は、実施形態の記憶装置の例示的な分解斜視図である。図2に示すように、記憶装置100は、例えば、ケース101や、回路基板102、複数のメモリ103、コントローラ104、複数のデータバッファ105、複数のキャパシタ106、インタフェース部107等を備えている。
ケース101は、例えば、カバーや、覆部、壁等と称されうる。回路基板102は、例えば、基板や、配線基板等とも称されうる。メモリ103は、例えば、記憶部や、素子、部品等とも称されうる。コントローラ104は、例えば、制御部や、演算処理部、素子、部品等とも称されうる。インタフェース部107は、例えば、コネクタや、接続部等とも称されうる。
ケース101は、例えば、アッパケース111や、フレーム112、ロワケース113等の複数の部材(部品)を有している。ねじ等の固定具によって複数の部材が互いに結合されることで一体化され、ケース101が構成されている。ケース101は、複数の壁部101aを有し、壁部101aによって囲まれた空間内に、記憶装置100の部品、すなわち、回路基板102、メモリ103、コントローラ104、データバッファ105、キャパシタ106等が収容されている。ケース101は、例えば、アルミニウム合金等の金属材料によって構成されている。
図3は、実施形態のサーバ装置の模式的かつ例示的なブロック図である。サーバ装置としてのサーバモジュール5の制御部23は、ホスト制御部231や、異常検出部232、制御信号生成部233等を有している。ホスト制御部231は、サーバモジュール5の各部の動作や、複数の記憶装置100へのデータの書き込み、複数の記憶装置100からのデータの読み出し等を制御する。異常検出部232は、記憶装置100に生じた異常を検出する。記憶装置100の異常は、例えば、所定時間内にコマンドに対する応答が無かったり、記憶装置100におけるデータの書き込みやデータの読み出しが想定されるあるいは定められた時間を超えて終了しないなどにより、検出することができる。制御信号生成部233は、異常検出部232において、記憶装置100において、パワーオンリセットの対象となる異常が検出された場合に、パワーオンリセットを実行するための制御信号を生成する。制御信号は、例えば、power disable(パワーディスエイブル)信号である。power disable信号は、記憶装置100に対する、記憶装置100内の電力ラインに設けられたスイッチSW1,SW2(図7参照)を遮断する要求である。
記憶装置100のインタフェース部107と、サーバモジュール5のインタフェース部234とが互いに接続されており、インタフェース部107,234に設けられたピン同士が電気的に接続されることにより、制御部23と記憶装置100との間でデータの伝達が行われる。
図4は、実施形態の記憶装置の模式的かつ例示的なブロック図である。記憶装置100は、スイッチ制御回路120aや、電源回路130、処理部140等を備えている。スイッチ制御回路120aは、スイッチ制御部120の一例である。本実施形態では、複数の素子(電子部品)が回路基板102に実装されることで、回路基板102上に設けられている。電源回路130は、スイッチや、ヒューズ等を有する。スイッチ制御回路120a(スイッチ制御部120)および電源回路130は、後に詳しく説明される。処理部140に含まれる各部には、電源回路130から電源が供給される。なお、図4では、メモリ103や、コントローラ104、データバッファ105等は、一つずつ描かれているが、これらの数は一つには限定されない。なお、処理部140は、便宜上の名称である。処理部140は、一体化された1パッケージSSDであってもよい。
メモリ103は、不揮発性メモリであって、例えば、NAND型フラッシュメモリである。メモリ103は、NAND型フラッシュメモリには限定されず、RERAM(resistance random access memory)や、FERAM(ferroelectric random access memory)等であってもよい。また、メモリ103は、記憶装置100の外部(ホスト装置、サーバ装置)から送信されるユーザデータや、記憶装置100の内部のみで使用されるシステムデータ等を記憶する。また、メモリ103は、複数のメモリセル(不図示)がマトリクス状に配列されたメモリセルアレイを有する。個々のメモリセルは2値または多値記憶が可能である。また、メモリ103は、複数のメモリチップを有している。
データバッファ105は、データを一時的に保持する。データバッファ105は、例えば、DRAM(dynamic static random access memory)である。なお、データバッファ105は、DRAMには限定されず、SRAM(static random access memory)等であってもよい。データバッファ105はコントローラ104とは独立して設けられてもよいし、コントローラ104のチップ内部に組み込み型メモリとして実装されてもよい。
コントローラ104は、記憶装置100を制御する。コントローラ104の機能は、例えば、メモリ103またはコントローラ104が有するROM(read only memory)等に記憶されるファームウエアを実行するプロセッサや、ハードウエア等によって、実現されうる。コントローラ104は、ホスト装置からのコマンドにしたがって、メモリ103からデータを読み出したり、メモリ103にデータを書き込んだりする。
インタフェース部107は、外部機器との間で電気信号や電力等を伝達する、複数のピン(端子)を有する。インタフェース部107は、serial attached SCSI(SAS)に準拠して構成される。
図5は、SASに準拠した電源用インタフェースのピンアサインの一例を示す表である。図5に示されるように、SASの電源用インタフェースでは、合計15個のピンP1〜P15(端子)が設定されており、それらのうち、ピンP4〜P6にはグラウンド、ピンP7〜P9には5[V]の電力、ピンP10〜P12にはグラウンド、ピンP13〜P15には12[V]の電力が、それぞれ割り当てられている。また、ピンP1〜P3には、SAS1、SAS2、およびSAS2.1では、3.3[V]の電力が割り当てられている。これに対し、SAS3では、ピンP1およびピンP2については、ホスト装置(サーバ装置)のベンダーによる割り当て(vender specific)が認められ、ピンP3については、ホスト装置のベンダーによる割り当てか、あるいはホスト装置から記憶装置への電力の供給を停止する制御信号(power disable)の割り当てが認められている。なお、ホスト装置に接続される記憶装置については、SAS1、SAS2、およびSAS2.1では、ピンP1〜P3を互いに電気的に接続することが指定され、SAS3では、ピンP1およびピンP2を互いに電気的に接続することが指定されている。
このように、SAS規格では、SAS1、SAS2、およびSAS2.1のレガシーシステムと、SAS3の新しいシステムとの間で、ピンP1〜P3のピンアサインが異なっている。
未だ稼働しているSAS1、SAS2、およびSAS2.1に準拠したホスト装置もあり、SAS3に準拠した記憶装置は、SAS3に準拠したホスト装置のみならず、こうしたSAS1、SAS2、およびSAS2.1に準拠したホスト装置にも組み込める(接続されうる)のが望ましい。
しかし、上述したように、規格によってピンアサインが異なる場合にあっては、一の規格に準拠した記憶装置が、他の規格のホスト装置では使い難い場合がある。具体的には、例えば、上述したSASの電源用インタフェースについては、SAS3に準拠したピンP3の制御信号(power disable)を用いる記憶装置が、例えば、SAS1等に準拠した、ピンP3に3.3[V]の電力が供給されるホスト装置に組み込まれた場合、記憶装置のピンP3の電位は、常時3.3[V]となる。この場合、記憶装置は、ピンP3による制御信号が常にハイレベルである場合の動作を実行する。power disable対応の記憶装置には、電力の供給および供給停止を切り替えるスイッチが設けられており、ピンP3による制御信号のハイレベルは、当該スイッチに対する遮断(スイッチオフ、電力供給停止)のコマンドである。よって、この場合、記憶装置は、P3の3.3[V]、すなわちpower disableのハイレベルに基づいて、スイッチが遮断された状態を維持するため、当該記憶装置には電力が供給されない。したがって、SAS3に準拠したP3の制御信号(power disable)を用いる記憶装置は、そのままでは、SAS1に準拠したサーバ装置では使えない場合がある。
本実施形態の記憶装置100には、このような事態を回避可能なスイッチ制御部120が設けられている。スイッチ制御部120は、ピンP1〜P3の電気的な状態がホスト装置の規格およびホスト装置からの制御信号によって異なる点を利用し、ピンP1〜P3の電気的な状態に基づいてスイッチを制御する。なお、ホスト装置は、例えば、データセンター1や、サーバファーム2、サーバモジュール5等である。また、ピンP1〜P3および上述したピンP4〜P15は、インタフェース部107に含まれる。
図6は、ピンP1〜P3の、ホスト装置のインタフェースの仕様(SAS1、SAS2、SAS2.1、SAS3)毎の電気的な状態を示す表である。図6には、以下の(1)〜(4)の四つの仕様について、ピンP1〜P3の電気的な状態が示されている。(1)〜(4)のタイプは、現時点で実在する典型的な仕様であることが判明している。
(1)SAS1/2/2.1に準拠し3.3[V]が印加されているホスト装置
(2)SAS1/2/2.1に準拠し3.3[V]が印加されていないホスト装置
(3)SAS3に準拠しpower disable対応のホスト装置
(4)SAS3に準拠しpower disableに対応していないホスト装置
図6中、Hはハイレベル、Lはローレベル、NCは非接続状態を示す。また、非接続状態は、オープン状態や、フローティング状態等とも称されうる。また、SWはスイッチ、Cはスイッチの接続状態、ACはスイッチの常時接続状態、Sはスイッチの遮断状態を示す。上述したように、SAS3でもピンP1,P2は互いに電気的に接続されているため、ピンP1,P2の電気的な状態は同じである。本実施形態のスイッチ制御部120は、図6に示されるピンP1,P2およびピンP3の電気的な状態(例えば、電位)の組み合わせに応じて、スイッチの図6に示されるような状態を設定することにより、(1)〜(4)のうちどのホスト装置と接続された場合にあっても、上述したような不都合な事象が生じるのを回避して所期の処理を実行するよう、構成される。本実施形態では、ピンP1,P2は、第一の端子の一例であり、P3は、第二の端子の一例であり、P7〜P9およびP13〜P15は、第三の端子の一例である。
図7は、スイッチ制御部120の模式的かつ例示的な回路図である。図7に示されるように、本実施形態では、スイッチ制御部120は、NOT回路161(インバータ)やAND回路162等の論理ゲートを含む論理回路160を有している。すなわち、スイッチ制御部120は、ピンP1(またはピンP2)およびピンP3の電気的な状態(例えば電位)により設定されるハイレベルとローレベルとを用いた論理演算により、スイッチSW1,SW2(図6のSW)の接続と遮断とを切り替える信号Ssを生成する。ハイレベルおよびローレベルは、例えば、予め設定された電位の閾値に対する大小により設定されうる。SASの場合、ハイレベルは電源の電位としての略3.3[V]、ローレベルはグラウンドの電位としての略0[V]に設定される。なお、図7に示された論理回路160は一例であって、スイッチ制御部120には、図7に示された回路と等価で異なる論理ゲートを含む論理回路を有してもよい。なお、上述したように、ピンP2はピンP1と電気的に接続されているため、本明細書では、ピンP1およびピンP2を代表してピンP1について説明する場合がある。
また、非接続状態(NC)の場合、ピンP1〜P3は、ホスト装置内では、電源の電位の導体部、およびグラウンドの電位の導体部の双方に、電気的に接続されていないため、そのままでは、ピンP1〜P3の電位は、電源の電位およびグラウンドの電位とは異なる電位(別電位)となる(フローティング状態)。よって、別電位を検出する構成を有することにより、フローティング状態を識別することは可能である。また、フローティング状態では、インピーダンスが大きくなるため、インピーダンスにより、フローティング状態を識別することも可能である。本実施形態の場合は、一例として、ピンP1とグラウンドGNDとの間、およびピンP3とグラウンドGNDとの間には、それぞれ、抵抗Rp(プルダウン抵抗)を有したプルダウン回路150が設けられている。これにより、スイッチ制御部120は、非接続状態を、ローレベルと同じに扱い、比較的容易に演算処理することができる。なお、図6の例では、非接続状態をローレベルとすることによる問題は生じない。また、抵抗Rpの抵抗値は、ピンP1およびピンP3がハイレベルである場合に、当該ハイレベルを維持できる値に設定される。ピンP1に接続される抵抗Rpおよびプルダウン回路150は、第一の抵抗および第一のプルダウン回路の一例であり、ピンP3に接続される抵抗Rpおよびプルダウン回路150は、第二の抵抗および第二のプルダウン回路の一例である。
また、図7に示されるように、スイッチ制御部120では、ピンP1と直列に抵抗Rhが設けられるとともに、ピンP3と直列に抵抗Rhが設けられている。このような構成により、スイッチSW1,SW2が遮断状態から接続状態に切り替わった際に急に電力が上昇したような場合にあっても、抵抗Rhによってエネルギを消費することができる。すなわち、スイッチ制御部120のうち抵抗Rhよりもホスト装置とは反対側の部分における電力の急な上昇を抑制できる。本実施形態では、抵抗Rhは、処理部140とピンP1,P3との間であって、論理ゲート(NOT回路161やAND回路162等)とピンP1,P3との間に、設けられている。
また、ピンP1とグラウンドGNDとの間には、コンデンサCfが設けられるとともに、ピンP3とグラウンドGNDとの間には、コンデンサCfが設けられている。これにより、ピンP1またはピンP3からスイッチ制御部120に入力された電力から高周波成分を除去することができる。
論理回路160において、NOT回路161は、ピンP1の電位のハイレベルとローレベルとを反転して出力する。また、AND回路162は、NOT回路161の出力の電位のレベルと、ピンP3の電位のレベルと、の論理積を出力する。スイッチSW1,SW2は、AND回路162の出力の電位がハイレベルである場合に、遮断状態となるよう構成されている。
図8には、ピンP1およびピンP2の電位のレベルに対応して論理回路160で出力される信号Ssのレベル、ならびにスイッチの状態が示されている。図8からわかるように、
(a)ピンP1がハイレベルでありかつピンP3がハイレベルである場合は、論理回路160の出力としての信号Ssはローレベルとなり、この場合、スイッチSW1,SW2は接続状態となる。この場合は、図6の(1)に対応する。
(b)ピンP1がローレベルでありかつピンP3がローレベルである場合は、論理回路160の出力としての信号Ssはローレベルとなり、この場合、スイッチSW1,SW2は接続状態となる。この場合は、図6の(2)、(3)のP3がLの場合、(4)のP1がLまたはNCの場合に対応する。
(c)ピンP1がローレベルでありかつピンP3がハイレベルである場合は、論理回路160の出力としての信号Ssはハイレベルとなり、この場合、スイッチSW1,SW2は遮断状態となる。この場合は、図6の(3)のP3がHの場合に対応する。
(d)ピンP1がハイレベルでありかつピンP3がローレベルである場合は、論理回路160の信号Ssはローレベルとなり、この場合、スイッチSW1,SW2は接続状態となる。この場合は、図6の(4)のP1がHの場合に対応する。
このように、本実施形態のスイッチ制御部120によれば、図6に示された全ての場合に対応できる。すなわち、本実施形態の記憶装置は、図6に示された典型的なSASインタフェースに準拠したホスト装置(1)〜(4)のうちどのホスト装置に接続された場合にあっても、スイッチSW1,SW2が不本意に遮断されることなく、所期の処理を実行しうる。
また、本実施形態では、論理回路160とスイッチSW1,SW2との間、すなわちAND回路162とスイッチSW1,SW2との間に、遅延回路170が設けられている。遅延回路170は、論理回路160(AND回路162)とグラウンドGNDとの間に設けられたコンデンサCdを有している。遅延回路170により、スイッチ制御部120からスイッチSW1,SW2への信号Ssの伝達を遅らせることができる。また、遅延回路170によって、信号Ssから高周波成分を除去することができる。なお、電源回路130において、5[V]の電力が供給されるピンP7〜P9とスイッチSW1との間、および12[V]の電力が供給されるピンP13〜P15とスイッチSW2との間には、それぞれヒューズ131が設けられている。
また、図7に示すように、本実施形態では、論理回路160の電源は、電源回路130から導入されている。すなわち、スイッチ制御部120は、ピンP7〜P9あるいはピンP13〜P15を介して供給された電力により、動作可能に構成されている。ただし、上述したように、スイッチ制御部120は、3.3[V]で動作するのに対し、ピンP7〜P9は5[V]、ピンP13〜P15は12[V]である。このため、ピンP7〜P9あるいはピンP13〜P15と論理回路160との間には、電位を5[V]または12[V]から3.3[V]に変換する電位調整部163が設けられている。電位調整部163は、例えば、LDO(low drop out、電圧レギュレータ)や、DDC(DC−DC converter)として構成されうる。なお、電位調整部163は、5[V]および12[V]のうちいずれか一方から3.3[V]を得ればよい。
図9には、power disable対応のホスト装置および記憶装置における処理の手順が示されている。図9に示されるように、ホスト装置は、異常を検出すると(SH1)、制御信号(power disable)を記憶装置100に送信する(SH2)。SH2での制御信号の送信は、ピンP3の電位のローレベルからハイレベルへの変化に相当する。記憶装置100は、ピンP3の電位の変化(電気的な状態の変化)が生じると(SS1)、データの保護処理を実行する(SS2)。SS2でのデータの保護処理は、PLP(power loss protection)とも称される。具体的に、コントローラ104は、PLPとして、データの読み出しあるいは書き込みの完了、キューの破棄、論理物理アドレス変換テーブルのバックアップ等を実行する。本実施形態では、上述した遅延回路170(図7参照)が設けられているため、SS2におけるPLPの処理がより確実に実行されうる。すなわち、PLPの処理時間が、より確実に確保されうる。次に、PLPの処理が終了した後のタイミングで、ピンP3の電位の変化に基づくスイッチ制御部120の論理回路160における演算によって出力された信号Ssにより、スイッチSW1,SW2が遮断状態となる(SS3)。一方、ホスト装置は、制御信号(power disable)の送信後の経過時間を計測し、所定時間が経過した時点で(SH3)、制御信号(power enable)を記憶装置100に送信する(SH4)。SH4での制御信号の送信は、ピンP3の電位のハイレベルからローレベルへの変化に相当する。記憶装置100では、ピンP3の電位のハイレベルからローレベルへの変化(電気的な状態の変化)が生じると(SS4)、当該ピンP3の電位の変化に基づくスイッチ制御部120の論理回路160における演算によって出力された信号Ssにより、スイッチSW1,SW2が接続状態となる(SS5)。これにより、記憶装置100が再起動される。
上記本実施形態の記憶装置100では、ピンP1(第一の端子)およびピンP3(第二の端子)の電位(電気的な状態)に応じたスイッチSW1,SW2の状態が異なる。
具体的には、図8の(a)に示されるように、ピンP3の電位がハイレベルであり、かつピンP1の電位がハイレベルである場合には、スイッチSW1,SW2は接続状態となるよう制御される。この場合は、図6に示される仕様(1)の場合であるから、スイッチSW1,SW2が接続状態であるのが所期の状態である。図6の仕様(1)の装置、すなわち、SAS1,SAS2,SAS2.1に準拠し、ピンP1〜P3に3.3[V]が印加される仕様の装置が、本実施形態での第一の装置の一例である。
また、図8の(c)に示されるように、ピンP3の電位がハイレベルであり、かつピンP1の電位がローレベルである場合には、スイッチSW1,SW2は遮断状態となるよう制御される。この場合は、図6に示される仕様(3)のピンP3の電位がハイレベルである場合であるから、スイッチSW1,SW2が遮断状態であるのが所期の状態である。図6の仕様(3)の装置、すなわち、SAS3に準拠し、power disable対応の仕様の装置が、本実施形態での第二の装置の一例である。なお、上述したように、本実施形態では、プルダウン回路150により、ピンP1およびピンP3の非接続状態(NC)は、それぞれ、ローレベルとして扱うことができる。
また、図8の(b)および(d)に示されるように、ピンP3の電位がローレベルである場合には、ピンP1の電位によらず、スイッチSW1,SW2は、接続状態となるよう制御される。この場合は、図6に示される仕様(2)、仕様(4)、および仕様(3)のピンP3の電位がローレベルである場合であるから、スイッチSW1,SW2が接続状態であるのが所期の状態である。図6の仕様(2)の装置および仕様(4)の装置、すなわち、SAS1,SAS2,SAS2.1に準拠し、ピンP1〜P3に3.3[V]が印加されていない仕様の装置と、SAS3に準拠し、power disable非対応の仕様の装置が、本実施形態での第三の装置の一例である。
このように、本実施形態によれば、スイッチ制御部120は、ピンP1およびピンP2の電気的な状態によってスイッチSW1,SW2の接続状態と遮断状態とを切り替えるので、ホスト装置の仕様および制御信号に対応した所期のスイッチSW1,SW2の接続状態が得られやすい。
また、本実施形態では、スイッチ制御部120は、論理回路160を有した。これにより、仕様および制御信号に応じてスイッチSW1,SW2を所期の状態に制御するスイッチ制御部120を、比較的簡素な構成として得ることができる。
<第1変形例>
図10は、第1変形例の記憶装置の模式的かつ例示的なブロック図である。図10に示されるように、この変形例の記憶装置100Aでは、スイッチ制御部120が、スイッチ制御素子120bとして構成されている。スイッチ制御素子120bは、例えば、ASIC(application specific integrated circuit)や、FPGA(field programmable gate array)、PLD(programmable logic device)等の、半導体素子あるいは集積回路として構成することができる。この変形例によっても、上記実施形態と同様の効果(結果)が得られる。
<第2変形例>
図11は、第2変形例の記憶装置の模式的かつ例示的なブロック図である。図11に示されるように、この変形例の記憶装置100Bでは、スイッチ制御部120c(120)が、コントローラ104に含まれている。すなわち、コントローラ104は、ファームウエア等のプログラム(ソフトウエア)にしたがって演算処理を実行することにより、本来の記憶制御部104aの機能とともに、スイッチ制御部120cの機能を実現する。本変形例によっても、上記実施形態と同様の効果(結果)が得られる。
図12は、第2変形例の記憶装置による処理の手順の模式的かつ例示的なフローチャートである。図12には、power disableによる処理が例示される。まず、スイッチ制御部120c(120)として機能するコントローラ104は、ピンP1,P3(端子)の電位(電気的な状態)を検出し(S1)、ピンP3の電位がハイレベルであるとともに(S2でYes)、ピンP1,P2の電位がローレベルであるかあるいはハイレベルおよびローレベルとは異なる別レベルである場合には(S3でYes)、PLP等のデータの保護処理を実行し(S4)、スイッチSW1,SW2を遮断状態となるよう制御する(S5)。次に、コントローラ104は、ピンP1,P3(端子)の電位(電気的な状態)を検出し(S6)、ピンP3の電位がローレベルであるかあるいはハイレベルおよびローレベルとは異なる別レベルである場合には(S7でYes)、スイッチSW1,SW2を接続状態となるよう制御する(S8)。このS8により、記憶装置100Bが再起動される。なお、S2でNo、S3でNoの場合は、図12のフローは実行されない。また、S7でNoの場合は、S6に戻る。
また、上記実施形態あるいは変形例あるいはそれと等価な記憶装置100は、サーバ装置以外にも適用されうる。図13は、実施形態の記憶装置が組み込まれた電子機器の例示的な斜視図である。図13に示されるように、記憶装置100は、パーソナルコンピュータのような電子機器50に収容されて使用されうる。電子機器50は、筐体51,52、ディスプレイ53、入力装置54等を有する。筐体51と筐体52とは、ヒンジ部56を介して回動可能に接続されている。ディスプレイ53は、表示面53aが露出された状態で筐体51に収容され、入力装置54は、入力部54aが露出された状態で筐体52に収容されている。ディスプレイ53は、例えば、LCDや、OELD等である。入力装置54は、例えば、キーボードや、ポインティングデバイス、クリックボタン等である。また、筐体52には、CPU57(central processing unit)や、コントローラ等の電子部品(不図示)が実装された回路基板55が収容されるとともに、記憶装置100が収容されている。回路基板55と記憶装置100とは、フレキシブルプリント配線板等の配線や、電子機器50に設けられたコネクタ58、当該コネクタ58に接続された記憶装置100のインタフェース部107等を介して、電気的に接続されている。インタフェース部58,107は、電子機器50と記憶装置100との間で、信号を伝達する。電子機器50は、ホスト装置の一例であり、CPU57は、ホスト制御部231(制御部23)の一例である。なお、ホスト制御部231は、CPU57以外であってもよい。また、電子機器は、クラムシェル型のパーソナルコンピュータには限定されず、デスクトップ型のパーソナルコンピュータや、他の電子機器であってもよい。
以上、本発明の実施形態を例示したが、上記実施形態は一例であって、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、組み合わせ、変更を行うことができる。これら実施形態は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。また、各実施形態や各変形例の構成や形状は、部分的に入れ替えて実施することも可能である。また、各構成や形状等のスペック(構造や、種類、方向、形状、大きさ、長さ、幅、厚さ、高さ、数、配置、位置、材質等)は、適宜に変更して実施することができる。
100,100A,100B…記憶装置、103…メモリ、104…コントローラ、107…インタフェース部、120…スイッチ制御部、160…論理回路、161…NOT回路、162…AND回路、163…電位調整部、170…遅延回路、P1,P2…ピン(第一の端子)、P3…ピン(第二の端子)、P7〜P9,P13〜P15…ピン(第三の端子)、SW1,SW2…スイッチ。

Claims (16)

  1. 記憶装置であって、
    データを記憶するメモリと、
    前記メモリへのデータの書き込みおよび前記メモリからのデータの読み出しを制御する制御回路と、
    第一端子と、第二端子と、第三端子と、を有し、第一装置または第二装置と接続可能なインタフェース回路であって、
    前記第一端子は、前記記憶装置と前記第一装置とが接続された場合には第一状態となり、前記記憶装置と前記第二装置とが接続された場合には第二状態となり、
    前記第二端子は、前記第一端子が前記第一状態となり前記第一装置から前記記憶装置に第一電圧の第一電力が供給された場合には第三状態となり、前記第一端子が前記第二状態となり前記第二装置から前記記憶装置に制御信号が入力された場合には第四状態となり、
    前記第三端子を介して前記記憶装置に第二電圧の第二電力が供給される、
    インタフェース回路と、
    前記第一端子および前記第二端子の状態に基づいて、前記第三端子と前記制御回路とが電気的に接続された接続状態と、前記第三端子と前記制御回路とが電気的に遮断された遮断状態と、の切替制御を実行するスイッチ制御回路と、
    を備えた、記憶装置。
  2. 前記スイッチ制御回路は、前記第一端子が前記第一状態にある場合には前記接続状態となり、前記第一端子が前記第二状態にある場合には前記制御信号に応じて前記接続状態と前記遮断状態とが切り替わるよう、前記第一端子の状態に基づいて前記切替制御を実行する請求項1に記載の記憶装置。
  3. 前記記憶装置と第三装置とが接続された場合にあっては、
    前記第三装置から前記記憶装置に前記第三端子を介して第三電圧の第三電力が供給され、
    前記第三装置から前記記憶装置には前記第二端子を介して前記第一電力および前記制御信号は入力されず、かつ、
    前記スイッチ制御回路が、前記接続状態となるよう、前記切替制御を実行する、請求項1に記載の記憶装置。
  4. 前記スイッチ制御回路は、前記第一端子および前記第二端子の電位のレベルに基づいて論理演算を行う論理回路を有した、請求項1に記載の記憶装置。
  5. 記憶装置であって、
    データを記憶するメモリと、
    前記メモリへのデータの書き込みおよび前記メモリからのデータの読み出しを制御する第一制御回路と、
    第一端子と、第二端子と、第三端子と、を有し、第一装置または第二装置と接続可能なインタフェース回路であって、
    前記第一端子は、前記第一端子と前記第一装置とが接続された場合と、前記第一端子と前記第二装置とが接続された場合とで、異なる状態となり、
    前記記憶装置と前記第二装置とが接続された場合には、前記第二端子には前記第二装置から制御信号が入力されるとともに、前記第二装置から前記記憶装置に前記第三端子を介して電力が供給される、
    インタフェース回路と、
    前記第一端子および前記第二端子の状態に基づいて、前記第二端子と前記第一制御回路とが電気的に接続された接続状態と、前記第二端子と前記第一制御回路とが電気的に遮断された遮断状態と、の切替制御を実行する第二制御回路と、
    を備えた、記憶装置。
  6. 前記第二制御回路は、前記第一端子と前記第一装置とが接続された場合には前記接続状態となり、前記第一端子が前記第二装置とが接続された場合には前記制御信号に応じて前記接続状態と前記遮断状態とが切り替わるよう、第一端子の状態に基づいて切替制御を実行する請求項5に記載の記憶装置。
  7. 前記記憶装置と第三装置とが接続された場合にあっては、
    前記第三装置から前記記憶装置に前記第三端子を介して第一電力が供給され、
    前記第三装置から前記記憶装置には前記第二端子を介して第二電力および前記制御信号は入力されず、かつ、
    前記第二制御回路が、前記接続状態となるよう、切替制御を実行する、請求項5に記載の記憶装置。
  8. 前記第一端子の電位がハイレベルでありかつ前記第二端子の電位がハイレベルである場合には、前記接続状態となり、前記第一端子の電位がローレベルであるかあるいはハイレベルおよびローレベルとは異なる別レベルでありかつ前記第二端子の電位がハイレベルである場合には、前記遮断状態となる、請求項1または請求項5に記載の記憶装置。
  9. 前記第二端子の電位がローレベルであるかあるいはハイレベルおよびローレベルとは異なる別レベルである場合には、前記第一端子の電位によらず前記接続状態となる、請求項1または請求項5に記載の記憶装置。
  10. 前記第一端子は、SAS3規格の電源用インタフェースの、P1ピンまたはP2ピンであり、
    前記第二端子は、前記電源用インタフェースの、P3ピンであり、
    前記第三端子は、前記電源用インタフェースの、P7ピン、P8ピン、P9ピン、P13ピン、P14ピン、P15ピンのうちいずれかである、請求項1または請求項5に記載の記憶装置。
  11. 記憶装置であって、
    データを記憶するメモリと、
    前記メモリへのデータの書き込みおよび前記メモリからのデータの読み出しを制御する第一制御回路と、
    第一端子および第二端子を有し、第一装置または第二装置から第一電力を供給されうる、インタフェース回路であって、
    前記第一端子は、前記第一端子と前記第一装置とが接続された第一の場合と、前記第一端子と前記第二装置とが接続された第二の場合とで、異なる状態となり、
    前記第一の場合には前記第一装置から前記第二端子に制御信号が入力され、
    前記第二の場合には前記第二装置から前記記憶装置に第二電力が供給される、
    インタフェース回路と、
    前記第一端子および前記第二端子の状態に基づいて、前記インタフェース回路と前記第一制御回路とが電気的に接続された第一状態と、前記インタフェース回路と前記第一制御回路とが電気的に遮断された第二状態と、の切替制御を実行する第二制御回路と、
    を備えた、記憶装置。
  12. 前記第二制御回路は、前記第一の場合には前記第一状態となり、前記第二の場合には前記制御信号に応じて前記第一状態と前記第二状態とが切り替わるよう、前記第一端子の状態に基づいて、切替制御を実行する請求項11に記載の記憶装置。
  13. 前記記憶装置と第三装置とが接続された場合にあっては、
    前記第三装置から前記記憶装置に第三電力が供給され、
    前記第三装置から前記記憶装置には前記第二端子を介して第二電力および前記制御信号は入力されず、かつ、
    前記第二制御回路が、前記第一状態となるよう、切替制御を実行する、請求項11に記載の記憶装置。
  14. 前記第一端子の電位がハイレベルでありかつ前記第二端子の電位がハイレベルである場合には、前記第二状態となり、前記第一端子の電位がローレベルであるかあるいはハイレベルおよびローレベルとは異なる別レベルでありかつ前記第二端子の電位がハイレベルである場合には、前記第二状態となる、請求項11に記載の記憶装置。
  15. 前記第二端子の電位がローレベルであるかあるいはハイレベルおよびローレベルとは異なる別レベルである場合には、前記第一端子の電位によらず前記第一状態となる、請求項11に記載の記憶装置。
  16. 前記第二制御回路は、前記第一端子および前記第二端子の電位のレベルに基づいて論理演算を行う論理回路を有した、請求項5または請求項11に記載の記憶装置。
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