JP2018091921A - 画像処理システム、画像処理システムの制御方法 - Google Patents

画像処理システム、画像処理システムの制御方法 Download PDF

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毅 今井
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Abstract

【課題】 画像伝送量を増やすことなく、のりしろ画像を複数のチップに分配することを可能にした画像処理システムを提供すること。【解決手段】 映像出力装置より入力された画像を映像表示装置で表示する画像処理システムであって、前記映像出力装置は、複数の画像領域と該画像領域毎の識別情報と該画像領域毎の座標情報を基に設定される領域設定を前記映像表示装置に入力し、前記映像表示装置は、前記複数の画像領域を個別の画像処理部へ分配することを特徴とする画像処理システム。【選択図】 図3

Description

本発明は、映像インターフェース伝送される画像を画像処理する画像処理装置に関するものである。
映像出力装置及び映像表示装置間の画像伝送方法として、デジタル差動信号を用いる方法がある。その規格の1つとしてDisplayPort(登録商標)ある。DisplayPortは、液晶ディスプレイ及びプロジェクタなどの映像表示装置のために設計された映像出力インターフェースの規格である。
その規格の中のDisplayPort Version1.2ではMST(Multi Stream Transport)がサポートされている。MSTとは、1つの映像出力装置から複数の映像表示装置に異なる映像を出力する機能である。このとき、映像出力装置と複数の映像表示装置は数珠つなぎの様なデイジーチェーンで接続された状態である。また、このように異なる映像を伝送する技術を応用したもので、複数のトランスポートストリームに識別子を付けて、高解像度な1つのストリームに複合する技術が開示されている。(例えば、特許文献1参照)
一方、高解像度の映像を表示するために、映像表示装置内にあるチップは、伝送帯域の制限により後段にある複数のチップへと画像を分割して伝送し、後段にある複数のチップ同士が連携して画像処理をすることがある。この画像処理は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)などのフレームメモリを使用して処理を施す。他のチップが処理する隣接した中間領域の画像(以下、のりしろ画像と称す)を分割画像に付加しておき、フレームメモリから読み出し参照することで、画素の輝度や色合いを補完できる。このような複数のチップ同士で画像処理を施す技術が開示されている。(例えば、特許文献2参照)。
特開2013−243507号公報 特開2013−065283号公報
しかしながら、上述の特許文献に開示された従来技術では、のりしろ画像を付加した分割画像を伝送するので、のりしろ画像分の容量が重複してしまう。そのため画像伝送量が増えてしまう。
そこで、本発明の目的は、画像伝送量を増やすことなく、のりしろ画像を複数のチップに分配することを可能にした画像処理システムを提供することである。
映像出力装置より入力された画像を映像表示装置で表示する画像処理システムであって、前記映像出力装置は、複数の画像領域と該画像領域毎の識別情報と該画像領域毎の座標情報を基に設定される領域設定を前記映像表示装置に入力し、前記映像表示装置は、前記映像出力装置から入力された前記複数の画像領域である三つ以上の画像領域のうち、二つ以上の画像領域に隣接する中間領域を、隣接する前記二つ以上の画像領域のそれぞれと合成した二つ以上の合成画像を生成し、前記二つ以上の合成画像を個別の画像処理部へ分配することを特徴とする画像処理システム。
本発明によれば、画像伝送量を増やすことなく、のりしろ画像を複数のチップに分配することを可能にした画像処理システムを提供することができる。
第一の実施形態の画像処理システムの概略図である。 第一の実施形態の画像処理システムの構成図である。 第一の実施形態のDisplayPort−TX221とDisplayPort−RX230の内部構成図である。 マイクロパケットの模式図である。 第一の実施形態の画像処理システムの基本動作を示したフローチャートである。 第二の実施形態の画像処理システムの構成図である。 第二の実施形態のDisplayPort−RX630の内部構成図である。 第二の実施形態の画像処理システムの基本動作を示したフローチャートである。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を説明するが、この発明は以下の実施の形態に限定されるものではない。
[第一の実施形態]
以下、本発明の第一の実施形態について説明する。
図1は、本発明を実施する画像処理システムの概略図である。図1の画像処理システムでは、映像出力装置100と映像表示装置101をケ−ブル102で接続され、映像出力装置100で再生した映像が映像表示装置101で表示される。
映像出力装置100は、DisplayPort Version1.2に対応した機器であり、マルチストリームで伝送される信号を出力することができる。なお、映像出力装置100は映像を出力できればよく、PCに限定されるものではない。
映像表示装置101は、映像出力装置100と同様に、DisplayPort Version1.2に対応した機器であり、マルチストリームで伝送された信号を表示する。なお、映像表示装置101は映像を表示できればよく、ディスプレイに限定されるものではない。
ケ−ブル102はDisplayPortの規格に準拠したケ−ブルである。
以下、このような画像処理システムについて説明する。
<全体構成>
次に、図2を用いて本発明に係るシステムの全体構成を説明する。図2は、本発明の第一の実施形態の全体の構成を示す図である。
映像出力装置100は、HDD(HardDiscDrive)220とDisplayPort−TX221を有する。映像表示装置101は、DisplayPort−RX230と画像処理LSI231及び232と表示部233を有する。
次に、映像出力装置100と映像表示装置101内にあるブロックの機能を説明する。
HDD220には、映像が保存されている。ユ−ザ−が、図示しないメニュ−画面を操作することでHDD220に保存されていた画像200がDisplayPort−TX221へ出力される。
DisplayPort−TX221は、入力された画像200を第一の画像領域201と第二の画像領域202とのりしろ領域203に領域設定する。これらの領域設定は座標情報を基に設定される。のりしろ領域203は、映像表示装置101内で画像処理を施すため、画像中央の位置204に隣接した画素の領域である中間領域を指す。のりしろ領域203にある画素をのりしろ画像とする。第一の画像領域201と第二の画像領域202は、図2に示すようにのりしろ領域203以外の領域を指す。DisplayPort−TX221は、第一の画像領域201と第二の画像領域202とのりしろ領域203を領域設定し、DisplayPort−RX230へ出力する。なお、DisplayPort−TX221はDisplayPortの規格であるLogicalPortを拡張することで、のりしろ画像をDisplayPort−RX230へ伝送することができる。このLogicalPortの設定方法は後述する。
DisplayPort−RX230は、第一の画像領域201に領域設定された第一の画像と、のりしろ領域203に領域設定されたのりしろ画像を画像処理LSI231へ出力する。また、第二の画像領域202に領域設定された第二の画像と、のりしろ領域203に領域設定されたのりしろ画像を画像処理LSI232へ出力する。
画像処理LSI231は、入力された第一の画像に色や解像度変換等の画像処理を行い、画像中央の位置204で第一の画像を分割する。そして、分割された第一の画像を表示部233へ出力する。
画像処理LSI232は、画像処理LSI231と同一構成である。DisplayPort−RX230から異なる画像を入力されるため符号を分けて付与している。画像処理LSI231と同様に、分割された第二の画像を表示部233へ出力する。
表示部233は、画像処理LSI231及び232から入力される画像を表示する。
なお、DisplayPort−RX230、画像処理LSI231及び232をひとつのチップに統合し、それぞれを内部的なレシーバー部、画像処理部として構成しても良い。
以上が、第一の実施形態における画像処理システムの全体構成である。
次に、図2と図3を用いて第一の実施形態の構成について詳しく説明する。
図3は、図2のDisplayPort−TX221とDisplayPort−RX230の内部構成を詳しく説明するためのブロック図である。
まず、図3に示すDisplayPort−TX221とDisplayPort−RX230に必要な構成を説明する。
DisplayPort−TX221は、画像入力部300、MainLink出力部301、AUX−CH(AuxiliaryChannel)入出力部302、ポート番号設定部303を有する。
DisplayPort−RX230は、MainLink入力部310、画像分配部311、第一画像出力部312、第二画像出力部313、機能情報設定部320、AUX−CH入出力部321、を有する。
次に、DisplayPort−TX221とDisplayPort−RX230内にあるブロックの機能を説明する。
まず、DisplayPort−TX221内にあるブロックの機能を説明する。
画像入力部300は、図2に図示したHDD220から入力される画像をMainLink出力部301へ出力する。また、画像の座標情報をポート番号設定部303へ出力する。
AUX−CH入出力部302は、DisplayPort−RX230内のAUX−CH入出力部321とLinkTrainingを行う。具体的には、DisplayPortレジスタ(DPCD:DisplayPortConfigurationData)のライトとリ−ド、並びに、EDID(ExtendedDisplayIdentificationData)のリ−ドを行う。DPCDは、映像表示装置に配置されているDisplayPort専用のレジスタである。これらのレジスタには、DisplayPort−RX230の対応したMainLinkのレ−ン数、ビットレ−ト、LinkTraining、Link初期化のステ−タス等の情報が記載されている。EDIDは、映像表示装置の仕様である、色の特性、映像フォ−マットの指定、等の情報である。これらの情報はMainLink出力部301へ出力される。また、DPCD内にあるのりしろ領域情報とのりしろ転送情報はポート番号設定部303へ出力される。のりしろ領域情報とは、前述したのりしろ領域のことを指す。のりしろ転送情報とは、映像表示装置101がのりしろ領域画像を入力できるか否かを判断するための情報である。例えば、のりしろ転送情報を2進数で扱った場合、のりしろ転送情報が「1」のとき映像表示装置101はのりしろ領域画像を入力でき、のりしろ転送情報が「0」のとき映像表示装置101はのりしろ領域画像を入力できない、とする。映像出力装置100は、のりしろ転送情報の値を基に、のりしろ画像を転送するか否かを制御する。
ポート番号設定部303は、AUX−CH入出力部302から入力されたのりしろ領域情報と画像入力部300から入力された画像の座標情報を基に、DisplayPort−RX230のPhisicalPortとLogicalPortを設定する。PhisicalPortとLogicalPortに関しては、後述するポート番号の設定方法にて説明する。のりしろ領域203外にあたる第一の画像と第二の画像はPhisicalPortに設定され、のりしろ領域203内にあたるのりしろ画像はLogicalPortに設定される。なお、設定されたPhisicalPortとLogicalPortは、MainLink出力部301へ出力され、マイクロパケット内のAUX−CHデ−タに画像デ−タと対応されるかたちで格納される。マイクロパケットの模式図を一例として図4に示す。マイクロパケットは映像の解像度、フレームレート、映像及び音声デ−タ、AUX−CHデ−タ等を1つのストリームのID及びアドレスに割り当てたパケットで構成される。なお、図4は模式的に示した図であり、実際の信号と異なる場合もある。
MainLink出力部301は、ポート番号設定部303から入力されたPortNumberをマイクロパケット内のAUX−CHデ−タに格納する。また、AUX−CH入出力部302から入力されるEDIDおよびDPCDから映像表示装置の性能を読み取る。そして、その性能に合わせ、画像入力部300から入力された画像をMainLink入力部310へマイクロパケットで出力する。
以上が、DisplayPort−TX221内にあるブロックの機能である。
ここで、ポート番号の設定方法を説明する。
ポート番号は、DisplayPort−TX221内にある図示しないTopologyManagerがLinkAddress内のPortNumberを読みだすことで設定される。PortNumberは、0〜15の値で設定することができ、0〜7の値はPhisicalPort、8〜15の値はLogicalPortとして設定される。ユ−ザ−はこのDPCD内の情報であるPortNumberの値を書き換えることで、ポート番号を設定することが出来る。このポート番号の設定により、DisplayPort−RX230は画像処理LSI231及び232へ画像を分配して出力することが出来る。
一例として、図2を用いてこの分配方法を説明する。
DisplayPort−RX230は、ポート番号「0」に入力された画像を画像処理LSI231へ出力し、ポート番号「1」に入力された画像を画像処理LSI232へ出力し、ポート番号「8」に入力された画像を画像処理LSI231及び232へ出力する、とする。
DisplayPort−TX221は、第一の画像領域201に領域設定された第一の画像をポート番号「0」に対応させマイクロパケットに格納する。同様に、第二の画像領域202に領域設定された第二の画像をポート番号「1」に、のりしろ領域203に領域設定されたのりしろ画像をポート番号「8」に対応させ、DisplayPort−RX230へ出力する。
DisplayPort−RX230は、ポート番号に応じ、第一の画像領域201に領域設定された第一の画像と、のりしろ領域203に領域設定されたのりしろ画像を画像処理LSI231へ出力する。また、第二の画像領域202に領域設定された第二の画像と、のりしろ領域203に領域設定されたのりしろ画像を画像処理LSI232へ出力する。なお、ポート番号は識別子のような識別情報として扱ってもよく、ポート番号に限定されるものではない。
以上が、ポート番号の設定方法である。
次に、DisplayPort−RX230内にあるブロックの機能を説明する。
MainLink入力部310は、入力されたマイクロパケットから画像デ−タとPortNumberの情報を抽出し、抽出した画像デ−タとPortNumberを画像分配部311へ出力する。
画像分配部311は、機能情報設定部320から入力されるPhisicalPortとLogicalportの情報を基に、Portnumberを設定する。そして、MainLink入力部310から入力される画像デ−タとPortNumberを基に、第一の画像と第二の画像とのりしろ画像を分配して第一画像出力部312と第二画像出力部313へ出力する。
第一画像出力部312は、第一の画像とのりしろ画像を合成し、合成した画像を画像処理LSI231へ出力する。
第二画像出力部313は、第二の画像とのりしろ画像を合成し、合成した画像を画像処理LSI232へ出力する。
機能情報設定部320は、EDID及びDPCDのデ−タが格納されている。機能情報設定部320は、AUX−CH入出力部321からのリ−ド要求により、EDID及びDPCDをAUX−CH入出力部321へ出力する。このリ−ド要求は、DisplayPort−TX221とDisplayPort−RX230が接続されると図示しないHPD(HotPlugDetect)ラインの電圧レベルが変化することで開始される。接続された場合、電圧レベルはHighになり、接続されていない場合、電圧レベルはLowとなる。DisplayPort−TX221は、HPDの立上りエッジを検出することでDisplayPort−RX230へEDID及びDPCDのリ−ドを要求する。また、PhisicalPortとLogicalportの情報を画像分配部311へ出力する。
AUX−CH入出力部321は、機能情報設定部320から入力されたEDID及びDPCDを、DisplayPort−TX221内のAUX−CH入出力部302へ出力する。
以上が、DisplayPort−TX221とDisplayPort−RX230内にあるブロックの機能である。
<基本動作>
次に、図2と図3と図5を用いて、第一の実施形態の画像処理システムの基本動作を説明する。図5は、第一の実施形態の画像処理システムの基本動作を制御するためのフローチャートである。
まず、映像出力装置100と映像表示装置101がケ−ブル102で接続された状態とする。(S500)
ケ−ブル102が接続されると、図示しない映像表示装置101内のHPDラインの電圧レベルがHighとなる。(S501)
図示しない映像出力装置100内のHPDラインの電圧レベルがHighになったことを検出すると、映像出力装置100と映像表示装置101のLinkを確立するための処理に移行する。(S502)
AUX−CH入出力部302は、AUX−CH入出力部321へEDID及びDPCDを要求する。(S503)
AUX−CH入出力部321は、機能情報設定部320からEDID及びDPCDを取得し、取得したEDID及びDPCDをAUX−CH入出力部302へ出力する。なお、このときのDPCD内の情報は、映像表示装置101がのりしろ画像を転送されることに対応したことを示すのりしろ転送情報が付加される。(S504)
AUX−CH入出力部302は、入力されたEDID及びDPCDを図示しないDisplayPort−TX221内にあるCPUに出力する。CPUはEDIDやDPCDに含まれる情報を基に、マルチストリーム伝送する解像度やフレームレートを決定する。(S505)
AUX−CH入出力部302は、DPCDに格納されたのりしろ転送情報検出し、映像表示装置101がのりしろ画像を入力できるか否かを判断する。(S550)
映像表示装置101がのりしろ画像を入力できない場合は、(S509)へ進む。
AUX−CH入出力部302は、映像表示装置101がのりしろ画像を入力できると判断すると、Logicalportを用いたのりしろ転送を行うことをAUX−CH入出力部321を介し、機能情報設定部320へ通知する。(S506)
機能情報設定部320は、のりしろ転送を行うためにMainLink入力部310のポート番号に対して、PhisicalPortとLogicalportを設定する。(S507)
機能情報設定部320は、AUX−CH入出力部321及び302を介し、座標情報であるのりしろ領域情報をポート番号設定部303へ出力する。(S508)
ポート番号設定部303は、画像入力部300から入力される画像の座標情報と、AUX−CH入出力部302から入力されるのりしろ領域情報を基にポート番号を設定し、MainLink出力部301へ出力する。MainLink出力部301は、画像入力部300から入力される画像とポート番号が対応されるかたちでマイクロパケットへ重畳する。なお、映像表示装置101がのりしろ画像を入力できない場合は、ポート番号を0〜7の値で設定し、PhisicalPortのみを使用する。(S509)
MainLink出力部301は、映像信号であるマイクロパケットをMainLink入力部310へマルチストリーム伝送する。(S510)
MainLink入力部310は、画像分配部311へ画像とポート番号を出力する。画像分配部311は、ポート番号の値に応じ、入力された第一の画像と第二の画像とのりしろ画像を第一画像出力部312と第二画像出力部313へ分配する。なお、映像表示装置101がのりしろ画像を入力できない場合は、画像中央の位置204で画像を半分に分割し、分割した画像を第一画像出力部312と第二画像出力部313へ分配する。(S511)
第一画像出力部312と第二画像出力部313は、入力された画像を画像処理LSI231及び232へ出力する。そして、画像処理LSI231及び232は、画像処理後の画像を表示部233へ出力する。映像表示装置101は表示部233で映像を表示する。(S512)
以上で説明した本発明の第一の実施例によれば、DisplayPort−RX230のポート番号の設定を拡張することで、画像伝送量を増やすことなく、のりしろ画像を後段にある画像処理チップへ分配することができる。
[第二の実施形態]
次に、本発明の第二の実施形態について説明する。
本発明の第一の実施形態では、DisplayPort−RXは、DisplayPort−TXから入力されるポート番号に応じてのりしろ画像を後段にある各画像処理LSIへ出力するシステムについて述べた。これに対し第二の実施例では、画像処理LSIから入力されるポート番号の設定により、DisplayPort−RXはのりしろ画像を各画像処理LSIへ出力するシステムについて説明する。
なお、本発明の第一の実施形態と同様な機能および動作を行う機能ブロック図は、以降、同一符号を付し、説明を省略する。
<全体構成>
次に、図6を用いて第二の実施形態におけるシステムの全体構成を説明する。図6は、本発明の第二の実施例におけるシステムの全体構成図である。
まず、映像出力装置100内のブロックの機能を説明する。
DisplayPort−TX620は、画像200を第一の画像領域601と第二の画像領域602に領域設定してDisplayPort−RX630へ出力する。
次に、映像表示装置101内のブロックの機能を説明する。
画像処理LSI631は、のりしろ設定情報をDisplayPort−RX630へ出力する。のりしろ設定情報は、座標情報であるのりしろ画像領域と、ポート番号である。画像処理LSI631内の図示しないレジスタにのりしろ領域の設定情報が格納されているものとする。また、DisplayPort−RX630から入力される画像を、実施例1同様、画像中央の位置204で画像を分割し、分割した画像を表示部233へ出力する。
画像処理LSI632は、画像処理LSI631と同等の機能である。のりしろ設定情報が画像処理LSI631と異なるため、異なる符号を付加している。また、画像処理LSI631同様に、画像中央の位置204で画像を分割し、分割した画像を表示部233へ出力する。
DisplayPort−RX630は、第一の画像領域601に領域設定された第一の画像と画像処理LSI632から入力されるのりしろ設定情報を基に、第二ののりしろ画像604を生成する。同様に、第二の画像領域602に領域設定された第二の画像と画像処理LSI631から入力されるのりしろ設定情報を基に、第一ののりしろ画像603を生成する。そして、第一の画像601と第二ののりしろ画像603を画像処理LSI631へ出力し、第二の画像602と第一ののりしろ画像604を画像処理LSI632へ出力する。
以上が、第二の実施形態における画像処理システムの全体構成である。
次に、図6と図7を用いて第二の実施形態の構成について詳しく説明する。
図7は、図6のDisplayPort−RX630の内部構成を詳しく説明するためのブロック図である。
まず、図6に示すDisplayPort−RX630に必要な構成を説明する。
画像入力部700は、DisplayPort−TX620から入力される第一の画像601を第一画像分配部701へ出力する。また、入力される第二の画像602を第二画像分配部701へ出力する。
のりしろ設定情報入力部703は、画像処理LSI631から入力されたのりしろ設定情報を第一画像分配部701へ出力する。
のりしろ設定領域情報入力部704は、画像処理LSI632から入力されたのりしろ設定情報を第二画像分配部702へ出力する。
第一画像分配部701は、第一の画像601と画像処理LSI632から入力されるのりしろ設定情報を基に、入力された第一の画像601を第一画像出力部705へ出力し、第一ののりしろ画像603を第二画像出力部706へ出力する。この画像を分配して出力する方法は、実施例1同様、PhisicalPortとLogicalportを設定して実施する。のりしろ設定情報には、PhisicalPortとLogicalportの情報が格納されている。PhisicalPortに入力された第一の画像601は第一画像出力部705へ出力され、Logicalportに入力された第一ののりしろ画像603は第二画像出力部706へ出力される。
第二画像分配部702は、第一画像分配部701と同様な動作を実施する。第二の画像602と画像処理LSI632から入力されるのりしろ設定情報を基に、入力された第二の画像602を第二画像出力部706へ出力し、第二ののりしろ画像604を第一画像出力部705へ出力する。PhisicalPortに入力された第二の画像602は第二画像出力部706へ出力され、Logicalportに入力された第二ののりしろ画像604は第一画像出力部705へ出力される。
第一画像出力部705は、入力された第一の画像601と第一ののりしろ画像603を結合し、結合した画像を画像処理LSI631へ出力する。
第二画像出力部706は、入力された第二の画像602と第二ののりしろ画像604を結合し、結合した画像を画像処理LSI632へ出力する。
以上が、DisplayPort−RX630内にあるブロックの機能である。
<基本動作>
次に、図6と図7と図8を用いて、第二の実施形態の画像処理システムの基本動作を説明する。図8は、第二の実施形態の画像処理システムの基本動作を制御するためのフローチャートである。
まず開始の状態は、映像表示装置101が起動され、画像処理LSI631及び632がのりしろ設定情報をDisplayPort−RX630へ出力が完了し、DisplayPort−TX620がDisplayPort−RX630へ出力している状態である。
のりしろ設定情報入力部703は、第一画像分配部701へのりしろ設定情報を出力し、のりしろ設定情報入力部704は、第二画像分配部702へのりしろ設定情報を出力する。(S800)
第一画像分配部701と第二画像分配部702は、のりしろ設定情報からPhisicalPortとLogicalportを設定する。第一画像分配部701は、PhisicalPortに入力された第一の画像601を第一画像出力部705へ出力し、Logicalportに入力された第一ののりしろ画像603を第二画像出力部706へ出力する。第二画像分配部702は、PhisicalPortに入力された第二の画像602は第二画像出力部706へ出力し、Logicalportに入力された第二ののりしろ画像604は第一画像出力部705へ出力する。(S801)
第一画像出力部705は、入力された第一の画像と第一ののりしろ画像603を結合し、画像処理LSI631へ出力する。第二画像出力部706は、入力された第二の画像と第二ののりしろ画像604を結合し、画像処理LSI632へ出力する。(S802)
画像入力部700は、DisplayPort−TX620から入力される第一の画像601と第二の画像602が入力されているか検出する。第一の画像601と第二の画像602が入力されている場合、処理(S801)へ移動する。第一の画像601と第二の画像602が入力されていない場合、動作を終了する。(S803)
本発明の第二の実施例によれば、DisplayPort−RX630の後段にある画像処理LSIから出力されるのりしろ設定情報を用いて、画像処理LSIにのりしろ画像を付加して転送することができる。そのため、DisplayPort−RX630は画像伝送量を増やすことなく、画像を転送することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
(その他の実施例)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。

Claims (9)

  1. 映像出力装置より入力された画像を映像表示装置で表示する画像処理システムであって、
    前記映像出力装置は、
    複数の画像領域と該画像領域毎の識別情報と該画像領域毎の座標情報を基に設定される領域設定を前記映像表示装置に入力し、
    前記映像表示装置は、
    前記映像出力装置から入力された前記複数の画像領域である三つ以上の画像領域のうち、二つ以上の画像領域に隣接する中間領域を、隣接する前記二つ以上の画像領域のそれぞれと合成した二つ以上の合成画像を生成し、
    前記二つ以上の合成画像を個別の画像処理部へ分配することを特徴とする画像処理システム。
  2. 前記映像出力装置が設定する前記三つ以上の画像領域と、前記識別情報と、前記領域設定は、前記映像表示装置から入力されることを特徴とする請求項1に記載の画像処理システム。
  3. 前記識別情報は、DisplayPortに関するPortNumberのパラメータに基づいて、PhisicalPortとLogicalPortを設定することで決まることを特徴とする請求項1または2に記載の画像処理システム。
  4. 前記二つ以上の画像領域に隣接する中間領域は前記LogicalPortに入力され、
    前記隣接する前記二つ以上の画像領域は、前記PhisicalPortに入力され、前記LogicalPortに入力された画像と前記PhisicalPortに入力された前記二つ以上の画像領域を合成して二つ以上の合成画像を生成することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像処理システム。
  5. 前記映像出力装置は、前記映像出力装置と前記映像表示装置が接続された際に前記LogicalPortの設定に対応もしくは非対応の判断を行い、前記LogicalPortの設定に非対応の場合、
    前記PhisicalPortのみを使用して前記映像表示装置へ画像を出力することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像処理システム。
  6. 映像出力装置より入力された画像を映像表示装置で表示する画像処理システムであって、
    前記映像表示装置内の第一の画像処理部は、四つ以上の画像領域と、該画像領域毎の識別情報と、該画像領域毎の座標情報を基に設定される領域設定とを第二の画像処理部へ出力し、
    前記第二の画像処理部は、前記第一の画像処理部から入力された前記四つ以上の画像領域のうち、二つ以上の画像領域に隣接する中間領域を二つ以上の中間領域に分け、隣接する前記二つ以上の画像領域と前記二つ以上の中間領域を合成した二つ以上の合成画像を生成し、前記二つ以上の合成画像を前記第一の画像処理部へ分配することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像処理システム。
  7. 前記識別情報は、DisplayPortに関するPortNumberのパラメータに基づいて、PhisicalPortとLogicalPortを設定することで決まることを特徴とする請求項6に記載の画像処理システム。
  8. 前記二つ以上の中間領域は前記LogicalPortに入力され、
    隣接する前記二つ以上の画像領域は、前記PhisicalPortに入力され、隣接する前記二つ以上の画像領域とその領域外の前記二つ以上の中間領域を合成した二つ以上の合成画像を生成することを特徴とする請求項6または7に記載の画像処理システム。
  9. 映像出力装置より入力された画像を映像表示装置で表示する画像処理システムの制御方法であって、
    複数の画像領域と該画像領域毎の識別情報と該画像領域毎の座標情報を基に設定される領域設定を前記映像表示装置に入力し、
    前記映像出力装置から入力された前記複数の画像領域である三つ以上の画像領域のうち、二つ以上の画像領域に隣接する中間領域を、隣接する前記二つ以上の画像領域のそれぞれと合成した二つ以上の合成画像を生成し、
    前記二つ以上の合成画像を個別の画像処理部へ分配することを特徴とする画像処理システムの制御方法。
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