JP2018091280A - 横軸ロータ - Google Patents

横軸ロータ Download PDF

Info

Publication number
JP2018091280A
JP2018091280A JP2016236994A JP2016236994A JP2018091280A JP 2018091280 A JP2018091280 A JP 2018091280A JP 2016236994 A JP2016236994 A JP 2016236994A JP 2016236994 A JP2016236994 A JP 2016236994A JP 2018091280 A JP2018091280 A JP 2018091280A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blade
chord length
view
maximum chord
horizontal axis
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2016236994A
Other languages
English (en)
Inventor
鈴木 政彦
Masahiko Suzuki
政彦 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bellsion KK
Original Assignee
Bellsion KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Bellsion KK filed Critical Bellsion KK
Priority to JP2016236994A priority Critical patent/JP2018091280A/ja
Publication of JP2018091280A publication Critical patent/JP2018091280A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/20Hydro energy

Landscapes

  • Hydraulic Turbines (AREA)

Abstract

【課題】 本発明は、流体の流れる方向が反転しても、速度を低下させず、連続して回転する事ができる、横軸ロータを提供することを目的としている。【解決手段】 ハブ2の周面に配設された、揚力型ブレード3の翼端を上向きとした正面視が、長さ方向の中間を最大弦長部3Cとし、最大弦長部3Cから翼根の方を基部3Aとし、翼端の方を後縁3H方向に大きく屈曲した横向傾斜部3Bとし、かつブレード3の厚さは前後対称で、翼根から翼端へかけて次第に薄くなっている。【選択図】 図1

Description

本発明は、横軸ロータに係り、特に流体の流れ方向が変化しても、回転効率の低下しない横軸ロータに関する。
水力発電に適した横軸ロータの提案が特許文献1に開示されている。
特開2012−132335号公報
特許文献1に記載の横軸ロータは、翼端部が正面方向に傾斜する傾斜部が形成されているので、正面からのみ水流を受ける場合はよいが、例えば潮流発電のように、潮流が上げ潮、引き潮のように逆転する場合には、連続して同じ回転力を得ることに適さない。
本発明は、流体の流れる向きが逆転する場合にも、正常に連続して回転する横軸ロータを提供するものである。
本発明は前記課題を解決するために、次のような技術的手段を講じた。具体的な内容は次の通りである。
(1) ハブの周面に配設された、揚力型ブレードの翼端を上向きとした正面視が、長さ方向の中間を最大弦長部とし、最大弦長部から翼根の方を基部とし、翼端の方を後縁方向に大きく屈曲した横向傾斜部とし、かつブレードの厚さは前後対称で、翼根から翼端へかけて次第に薄くなっている横軸ロータ。
(2) 前記揚力型ブレードの横向傾斜部は、正面視で最大弦長部から翼端へかけて湾曲しつつ、次第に細くなっている前記(1)に記載の横軸ロータ。
(3) 前記揚力型ブレードの正面と背面に、複数の段差縦条が、前縁から後縁方向へかけて形成されている前記(1)または(2)に記載の横軸ロータ。
(4) 前記揚力型ブレードの正面と背面に、複数の段差凹窪が、前縁から後縁方向にかけて、かつ翼根から翼端方向にかけて形成されている前記(1)または(2)に記載の横軸ロータ。
本発明によると、次のような効果が奏せられる。
前記(1)に記載の発明は、平面視でブレードの前後が対称になっているので、例えば水車に使用すると、上げ潮と引き潮に対しても同じ回転力で、連続して回転する効果がある。
ブレードの翼根から翼端へかけて次第に薄くなっているので、回転抵抗が小で回転効率が高い。
ブレードの長さの中間から翼端の方が、後縁方向に屈曲した横向傾斜部とされているので、回転時に翼根の方から翼端方向へ移動する流体は、横向傾斜部において前縁部分から後縁部分に流れるため、流体がブレードの回転直径の外にはみ出すことがなく内側に流れ、反作用としてブレードは回転方向へ押し出され、横軸ロータの回転効率が高められることになる。
前記(2)に記載の発明においては、ブレードの横向傾斜部は、正面視で最大弦長部から翼端へかけて湾曲しつつ、次第に細くなっているので、翼端部に受ける回転時の抵抗を小とすることができる。
前記(3)に記載の発明において、ブレードの正面と背面に、複数の段差縦条が、前縁から後縁方向へかけて形成されているので、ブレードの正面と背面を後縁方向へ通過する高速流体の反作用による反発力を、段差縦条の後面に受けることによって、回転効率が高まる。
前記(4)に記載の発明において、ブレードの正面と背面に、複数の段差凹窪が、前縁から後縁方向にかけて、かつ翼根から翼端方向にかけて形成されているので、
ブレードの正面と背面を後縁方向へ通過する高速流体の反作用による反発力を、段差凹窪の後面に受けることによって、横軸ロータの回転効率が高まる。
本発明の横軸ロータの一実施形態の正面図である。 図1における直立したブレードの拡大正面図である。 図2のブレードの拡大側面図である。 図2のA−A線拡大平面図である。 図2のB−B線横断拡大平面図である。 図2のC−C線横断拡大平面図である。 図2のD−D線横断拡大平面図である。 図2のE−E線横断拡大平面図である。 図2のF−F線横断拡大平面図である。 図2のG−G線横断拡大平面図である。 本発明横軸ロータのブレードの実施例2の正面図である。 本発明横軸ロータのブレードの実施例3の正面図である。
本発明の一実施形態を図面を参照して説明する。
図1は本発明の横軸ロータの正面図であり、ハブ2の周面に揚力型ブレード3(以下単にブレードという)が3枚、均等間隔で配設されている。この枚数は限定されない。
ブレード3の正面は、図示するように、長さの中間部分から基端方向を基部3Aとし、先端部が、回転後方向に大きく屈曲された横向傾斜部3Bとされている。
基部3Aと横向傾斜部3Bとの境界における部分を、最大弦長部3Cとしてある。
最大弦長部3Cの幅の中心部を中心点Oとし、ロータ軸4の軸心Pと弦の中心点Oを結ぶ基部中心線Sと、弦の中心点Oと横向傾斜部3Bの翼端3Dとを結ぶ横向傾斜部の中心線Tとの交差角度は、図1では約130度とされているが、この交差角度は120度〜140度の範囲で設定される。この角度より小角では曲がり過ぎであり、大角では屈曲する意味が薄れる。
すなわち、図1において、普通のブレードの前縁から後縁方向へ通過する流体
は、基部3Aの幅の中心線Sと直行する方向へ通過するが、本発明においては、横向傾斜部3Bの中心線Tと直行する内側方向へ通過することになり、基部3Aの後縁3Cから通過する流体と合流するため、その反作用は大きく横向傾斜部3Bを前縁方向に押す。
直線Tが直線Sに近ずく角度では、目的に合わなくなり、直線Tが直線Sから離れ過ぎる角度では、横向傾斜部3Bを通過する流体の反作用は、回転方向へブレードを押す力が弱くなる。
またブレード3の側面は、図3に示すように翼根部分は厚く、翼端方向へ次第に薄く、かつ前後対称に形成されている。図4に示す平面図のように、正面3Eと背面3Fとは、それぞれ回転方向に対して約5度の傾斜角度となっている。
従って、流体が正面3Eから当たっても、背面3Fから当たっても、このブレード3は回転する。
図5〜図10までは、図2におけるB−B線〜G−G線の横断平面図である。
ブレード3は平面視、前後対称であるが、翼根から翼端方向へ次第に薄くなっているので、正面3Eと背面3Fそれぞれが、回転方向に対して交差する角度は、例えば図8では約10度、図10では約15度となっている。
これによって、基部3Aの正面3Eあるいは背面3Fに当たる流体は、効率の良い回転力をブレード3に与える。ブレード3の回転に伴って、横向傾斜部3Bの方向へ移動する流体は、図1における横向傾斜部3Bの、前縁3Gから後縁3H方向へ移動し、後縁3H端からその直交方向へ通過する。
その結果、横向傾斜部3Bの後縁3Hから後方へ通過する流体は、ブレード3の回転直径の範囲から外方にはみ出すことなく、回転直径の内側で後方向に通過する。その結果、ブレード3の前縁3Gに当り、表面に沿って後縁3H方向へ通過する流体は、コアンダ効果により高速となって通過し、ブレード3は図1におけるX矢示方向に反作用を受けて回転効率が高められる。
ブレード3の翼根部分に対して、横向傾斜部3Bの厚さは、先端方向へ次第に薄く形成されているので、ブレード3の回転時における抵抗が小で、回転効率に優れている。
またブレード3の正面3Eと背面3Fは、平面視で対称に形成されているので、この横軸ロータ1を水力発電機に使用するとき、潮の流れが、上げ潮と引き潮のように変化しても、横軸ロータ1の回転速度を変えることなく、連続して回転させることができる。
図11は、横軸ロータのブレード3の実施例2の正面図である。前例と同じ部材には、同じ符号を付して説明を省略する。
この実施例2のブレード3は、正面3Eと背面3Fに、それぞれ図示するような、厚さの中心に向かって凹む段差縦条3Jが、前縁3G方向から後縁3H方向へ段差を付けて形成されている。
ブレード3が回転し、ブレード3の表面に沿って、前縁3Gから後縁3Hの後方向に通過した流体の反作用が生じた時、その反作用が、段差縦条3Jの段差後面3Kに当たってこれを押すので、ブレード3の回転効率が高められる。
図12は、ブレード3の実施例3を示す正面図である。前例と同じ部材には同じ符号を付して説明を省略する。
この実施例3のブレード3は、図示するように、正面3E及び背面3Fに、それぞれ多数の点状の段差凹窪3Lが、縦方向及び幅方向に形成されている。
正面3E及び背面3Fの横断面は、図10に示すように、前縁3Gが厚く後縁3Hが薄くなっているので、その表面に段差凹窪3Lを形成すると、前縁3Gのものより、後縁3H側の段差凹窪3Lの方が、厚さの中心に近くなっている。
従って、ブレード3が回転し、ブレード3の表面に沿って後縁3Hの後方に通過した流体の反作用が生じた時、その反作用が段差縦条3Lの段差後面3Mに作用してこれを押すので、ブレード3の回転効率が高められる。
なお、前記段差縦条3Jの幅や本数、点状の段差凹窪3Lの形状、大きさなどは任意に設定される。
回転効率が高いので、風水力発電機に有効に利用される。
1.横軸ロータ
2.ハブ
3.揚力型ブレード
3A.基部
3B.横向傾斜部
3C.最大弦長部
3D.翼端
3E.正面
3F.背面
3G.前縁
3H.後縁
3J.段差縦条
3K.段差後面
3L.段差凹窪
3M.段差後面
4.ロータ軸

Claims (4)

  1. ハブの周面に配設された、揚力型ブレードの翼端を上向きとした正面視が、長さ方向の中間を最大弦長部とし、最大弦長部から翼根の方を基部とし、翼端の方を後縁方向に大きく屈曲した横向傾斜部とし、かつブレードの厚さは前後対称で、翼根から翼端へかけて次第に薄くなっていることを特徴とする横軸ロータ。
  2. 前記揚力型ブレードの横向傾斜部は、正面視で最大弦長部から翼端へかけて湾曲しつつ、次第に細くなっていることを特徴とする請求項1に記載の横軸ロータ。
  3. 前記揚力型ブレードの正面と背面に、複数の段差縦条が、前縁から後縁方向へかけて形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の横軸ロータ。
  4. 前記揚力型ブレードの正面と背面に、複数の段差凹窪が、前縁から後縁方向にかけて、かつ翼根から翼端方向にかけて形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の横軸ロータ。
JP2016236994A 2016-12-06 2016-12-06 横軸ロータ Pending JP2018091280A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016236994A JP2018091280A (ja) 2016-12-06 2016-12-06 横軸ロータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016236994A JP2018091280A (ja) 2016-12-06 2016-12-06 横軸ロータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2018091280A true JP2018091280A (ja) 2018-06-14

Family

ID=62565797

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016236994A Pending JP2018091280A (ja) 2016-12-06 2016-12-06 横軸ロータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2018091280A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020139498A (ja) * 2019-02-22 2020-09-03 Ntn株式会社 水力発電装置の水車翼
JP6928325B1 (ja) * 2021-04-01 2021-09-01 株式会社グローバルエナジー 横軸風車、横軸ロータ及びロータブレード
WO2024101372A1 (ja) * 2022-11-10 2024-05-16 好高 河野 風力発電装置用プロペラ及びこれを用いた風力発電装置。

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020139498A (ja) * 2019-02-22 2020-09-03 Ntn株式会社 水力発電装置の水車翼
JP6928325B1 (ja) * 2021-04-01 2021-09-01 株式会社グローバルエナジー 横軸風車、横軸ロータ及びロータブレード
JP2022158191A (ja) * 2021-04-01 2022-10-17 株式会社グローバルエナジー 横軸風車、横軸ロータ及びロータブレード
WO2024101372A1 (ja) * 2022-11-10 2024-05-16 好高 河野 風力発電装置用プロペラ及びこれを用いた風力発電装置。

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6490421B2 (ja) ロータ
US9938957B2 (en) Rotor
JP2018091280A (ja) 横軸ロータ
JP5925997B2 (ja) 流体機器用ロータのブレード
JP6806503B2 (ja) 横軸ロータ
KR102608949B1 (ko) 로터 블레이드
JP6670052B2 (ja) 風水車用のプロペラ
KR20150044754A (ko) 사보니우스 터빈용 블레이드 버킷 구조체
JP2019043283A (ja) ロータブレード及び横軸ロータ
JP4892716B1 (ja) 風力発電装置
TWI697616B (zh) 橫軸轉子
JP6469303B1 (ja) 風力発電システム
JP7007841B2 (ja) ロータブレードとこれを備える横軸水車
JP5670591B1 (ja) 軸流羽根車およびタービン
JP2007239631A (ja) 風車
JP4814186B2 (ja) 抗力型風車
JP2018091281A (ja) 横軸ロータ
KR20110008789A (ko) 풍력 발전용 날개 및 이를 이용한 풍력발전장치
JP6948094B1 (ja) ロータブレード
KR20100039752A (ko) 로터 블레이드 조립체
JP2015068197A (ja) 軸流水車発電装置
JP6398095B2 (ja) 動力装置
JP2016200099A (ja) 垂直軸水車
KR20130096011A (ko) 풍력발전기용 블레이드
JP2019070367A (ja) 横軸風車

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20190209