JP2018089149A - ゲーム機 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザ間の競い合いによる緊張感や盛り上がりをより一層高めることができるゲーム機を提供する。
【解決手段】ゲーム機100は、事前抽選実行手段62、計数手段66および配当決定手段67を備え、配当決定手段は、第1配当JP抽選ゲームについては、所定の第1初期値に遊戯媒体の投入数に応じた第1付加値を加算して、入賞時の配当数である第1配当値を決定すると共に、入賞により遊戯媒体が配当されると第1配当値を第1初期値にリセットし、第2配当JP抽選ゲームについては、所定の第2初期値に事前抽選の実行回数に応じた第2付加値を加算して、入賞時の配当数である第2配当値を決定すると共に、第2配当JP抽選ゲームの実行が終了すると、入賞の成否にかかわらず第2配当値を第2初期値にリセットする。
【選択図】図1

Description

本発明は、ゲーム機に関し、特に、抽選ゲームの結果に応じて遊戯媒体を払い出すゲーム機に関する。
従来のメダルを用いたゲーム機として、たとえば、特許文献1に示すジャックポット抽選装置が知られている。このジャックポット抽選装置のセンター抽選装置は、大型円盤状の回転搬送装置を備える。回転搬送装置の外周領域に複数の保持空間がその外周方向に沿って形成されている。各保持空間には賞が割り当てられている。これらの賞には、メダル供給賞、チャンスポケット賞、第1および第2ジャックポット賞が含まれている。センター抽選装置は、大型抽選ボールが保持空間に入った時にその保持空間に割り当てられた賞に入賞するジャックポット抽選に用いられる。
この賞の内、第1ジャックポット賞の払出量(第1貯留枚数)は、所定の初期値に対し、すべてのステーション部でメダルが投入される度にそのメダル投入枚数の一部に相当する枚数を累積的に加算した枚数である。この第1ジャックポット賞に入賞した場合、第1貯留枚数のメダルが払い出され、第1貯留枚数のデータが初期値にリセットされる。
また、第2ジャックポット賞の払出量(第2貯留枚数)は、所定の初期値に対し、過去のジャックポット抽選でチャンスポケット賞に入賞する度に所定量を累積的に加算した枚数である。この第2ジャックポット賞に入賞した場合、第2貯留枚数のメダルが払い出され、第2貯留枚数のデータが初期値にリセットされる。
特開2007−215652号公報
上記特許文献1のジャックポット抽選装置では、複数のユーザが同時にプレイ可能である。このうちのいずれかのユーザが第1または第2ジャックポット賞に入賞すると、そのユーザに第1または第2貯留枚数のメダルが払い出されて、第1および第2貯留枚数のデータが初期値にリセットされる。このように、第1または第2ジャックポット賞に入賞するまで、第1および第2貯留枚数のデータが初期値にリセットされないため、ユーザ間で競い合う緊張感や盛り上がりに欠けていた。
本発明はこのような課題を解決するためになされたものであり、ユーザ間の競い合いによる緊張感や盛り上がりをより一層高めることができるゲーム機を提供することを目的としている。
本発明のある態様に係るゲーム機は、ユーザによる遊戯媒体の投入により実行され、入賞することにより所定数の遊戯媒体が配当される通常抽選ゲームと、入賞することにより前記通常抽選よりも多くの前記遊戯媒体が配当されるジャックポット抽選ゲーム(以下、JP抽選ゲーム)とを実行するゲーム機であって、前記JP抽選ゲームをプレイする権利を獲得するための事前抽選を実行する事前抽選実行手段と、前記ユーザによる遊戯媒体の投入数および前記事前抽選の実行回数を計数する計数手段と、前記JP抽選ゲームの入賞時における前記遊戯媒体の配当数を決定する配当決定手段と、を備え、前記配当決定手段は、前記JP抽選ゲームに含まれる第1配当JP抽選ゲームおよび第2配当JP抽選ゲームのうち、前記第1配当JP抽選ゲームについては、所定の第1初期値に前記遊戯媒体の投入数に応じた第1付加値を加算して、入賞時の配当数である第1配当値を決定すると共に、入賞により遊戯媒体が配当されると前記第1配当値を前記第1初期値にリセットし、前記第2配当JP抽選ゲームについては、所定の第2初期値に前記事前抽選の実行回数に応じた第2付加値を加算して、入賞時の配当数である第2配当値を決定すると共に、前記第2配当JP抽選ゲームの実行が終了すると、入賞の成否にかかわらず前記第2配当値を前記第2初期値にリセットする。
この構成によれば、第1配当JP抽選ゲームおよび第2配当JP抽選ゲームのいずれにおいても各初期値に、遊戯媒体の投入数または事前抽選の実行回数に応じた各付加値を加算された配当数が設定される。この配当数は累積的に増加するため、遊技者の遊技意欲を高め、興趣性の向上が図れる。また、第2配当JP抽選ゲームにおいて、入賞の成否にかかわらず第2配当JP抽選ゲームの実行終了により第2配当値がリセットされるため、ユーザ間の競い合いによる緊張感や盛り上がりが高められ、ゲームの興趣性が向上する。
このゲーム装置では、前記第2付加値は前記第1付加値よりも大きい値に設定されていてもよい。この構成によれば、第2配当JP抽選ゲームで入賞した際の第1配当値が大きくなり、第2配当JP抽選ゲームは、ハイリスク・ハイリターンなものとなり、他のゲームよりも大きな期待感且つ緊張感等がユーザに与えられ、ゲームの興趣性が向上する。
本発明は、以上に説明した構成を有し、ユーザ間の競い合いによる緊張感や盛り上がりをより一層高めることができるゲーム機を提供することができるという効果を奏する。
本発明の上記目的、他の目的、特徴、および利点は、添付図面参照の下、以下の好適な実施態様の詳細な説明から明らかにされる。
本発明の実施の形態に係るゲーム機を概略的に示す斜視図である。 図2Aは、第1物理抽選部の平面図であり、図2Bは、第2物理抽選部の平面図である。 図1のゲーム機における構成を示すブロック図である。 図1のゲーム機における動作の一例を示すフローチャートである。
(実施の形態)
以下、本発明の実施の形態に係るゲーム機100について説明する。なお、ゲーム機100は、ユーザが遊戯媒体としてのメダルを用いてプレイするものである。このゲーム機100は、所定の賞が入賞することによって所定数の遊戯媒体の配当を受けられる通常抽選ゲーム、およびこの通常抽選ゲームよりも多くの配当を受けられるジャックポット抽選ゲームなどをプレイすることができる。
[ゲーム機の外観構成]
まず、ゲーム機100の外観構成について、図1を参照して説明する。ゲーム機100は、略六角柱等の柱形状であって、その周方向において複数(例えば、6つ)の範囲に仕切られている。この各範囲はユーザがゲームを行うサテライトSTとして用いられる。各サテライトSTには表示部10、プッシャゲーム部30および操作部20が設けられ、これらはゲーム機100の外側面に配置されている。従って、ゲーム機100では、表示部10、操作部20およびプッシャゲーム部30などを用いてサテライトSTと同数(例えば、6人)のユーザが同時にゲームを行なうことができる。
表示部10は、上下方向に並んで配置された上側画面11および下側画面12を有している。画面11、12は、画像を表示する液晶ディスプレイなどであり、ゲーム機100の外側面に対して平行に配置されている。
所定の条件が満たされた場合、上側画面11は下側画面12に対して上方へ移動し、上側画面11と下側画面12との間に空隙が形成される。ユーザは、この空隙を通じてゲーム機100の中央に別途設けられた物理抽選機構(第2物理抽選部50、詳細は後述)を視認できる。なお、上側画面11と下側画面12との間に空隙が形成されればよい。例えば、下側画面12が上側画面11に対して下方へ移動してもよいし、上側画面11が上方へ移動するとともに下側画面12が下方へ移動してもよい。
操作部20は、ユーザによって操作される部分であって、下側画面12よりも下方に設けられている。操作部20として、例えば、第1遊戯媒体(例えば、メダル)の投入口21および払出口22と、ゲーム等をプレイするためのボタン23およびレバー(図示せず)とが設けられている。
プッシャゲーム部30は、ゲームフィールド(図示せず)、および、可動板(図示せず)を有する。可動板は、ゲームフィールド上において画面11、12に直交する前後方向へ往復移動する。
投入口21から投入されたメダルは、往復移動する可動板上に供給され、可動板からゲームフィールドへ落下し、載置される。また、ゲームの進行に応じて払い出されたメダルが、ゲームフィールド上に供給され、載置される。そして、ゲームフィールド上のメダルは、可動板の往復移動によってゲームフィールドから押し出され、払出口22に払い出される。
また、複数(例えば、3つ)のチャッカが、可動板に横方向に並んで設けられる。開口部、およびLED等の発光部が、チャッカに設けられる。メダルが、可動板から落下してチャッカの開口部に入った場合、発光部が発光する。発光部は、互いに区別可能に異なる色(例えば赤、緑、青)を発光する。
また、ゲームフィールドには、メダルとは異なる第2遊戯媒体(例えば、球体または多面体等のボール)が載置される。ボールは、例えば、ゲームの進行状況に応じて、ゲームフィールドに払い出される。ボールは、可動板の往復移動に基づいて移動し、ゲームフィールドから落下する。そして、公知の回収機構(図示せず)を介してゲーム機100内のホルダ(図示せず)へ回収される。
[物理抽選機構の構成]
次に、ゲーム機100が備える物理抽選機構について、図2Aおよび図2Bを参照して説明する。ゲーム機100は、図2Aに示す第1物理抽選部40および図2Bに示す第2物理抽選部50をさらに備えている。
<第1物理抽選部>
図2Aに示す第1物理抽選部40は、例えばルーレット等の抽選装置である。ゲーム機100(図1)において、隣接する2つのサテライトSTに対して1つの第1物理抽選部40が備えられている。例えば、6つのサテライトSTを有するゲーム機100は3つの第1物理抽選部40を有する。各第1物理抽選部40は、隣接する2つのサテライトSTの間に配置される。
第1物理抽選部40は、第1ゲームフィールド41および第1供給部43を有している。第1ゲームフィールド41は、円盤状であって、その中央へ近づくにつれて表面が低くなるよう形成され、回転する。第1供給部43は、第1抽選球42を第1ゲームフィールド41に投入する。投入された第1抽選球42は、第1ゲームフィールド41を周回しながら徐々に中心方向へと向かう。
第1ゲームフィールド41の中央部分には複数(例えば、6つ)の第1ポケット44が設けられている。複数の第1ポケット44は、周方向に均等な間隔で一列の環状に配置されている。周回する第1抽選球42はいずれかの第1ポケット44に入り、ゲーム機100内に回収される。そして、この第1抽選球42はストッカ―(図示せず)に蓄積され、その後再び所定のタイミングで第1供給部43から第1ゲームフィールド41へ投入される。
第1ゲームフィールド41は、その周方向において均等に略扇形形状の複数(例えば、6つ)の抽選賞領域45に区切られている。1つの抽選賞領域45に対して1つの第1ポケット44が配置されている。各抽選賞領域45にはその第1ポケット44に割り当てられた賞の内容が表示される。第1抽選球42がいずれかの第1ポケット44に入った場合、その第1ポケット44に割り当てられた賞に入賞したと判定される。なお、各抽選賞領域45に賞の内容を具体的に表示してもよい。または、各抽選賞領域45には識別情報(例えば、番号および色など)を付して、具体的な賞の内容を画面11、12のいずれかに識別情報と対応付けて表示するようにしてもよい。
<第2物理抽選部>
図2Bに示す第2物理抽選部50は、例えば6つの画面11、12で囲まれた空間に1つ、設けられている。第2物理抽選部50は、上側画面11と下側画面12との間の空隙から、各サテライトSTでプレイするユーザに見られるように配置されている。
第2物理抽選部50は、例えばルーレット等の抽選装置であって、第2ゲームフィールド51を有している。第2ゲームフィールド51は、円形状であって、第2供給部52および第2ポケット53が設けられている。第2ゲームフィールド51は、第2供給部52から第2ポケット53へ近づくにつれて表面が低くなるよう形成されている。
また、第2ゲームフィールド51には、第2抽選球54を誘導するブロック55およびフリッパ56が設けられている。ブロック55は、第2供給部52と第2ポケット53との間に配置されている。このブロック55は、第2供給部52から投入された第2抽選球54が第2ポケット53に直接入るのを阻止する。フリッパ56は一定方向へ回転する棒状部材であって、第2抽選球54の移動方向を変化させる。
このような第2ゲームフィールド51において、第2供給部52から投入された第2抽選球54は、ブロック55およびフリッパ56により移動方向を変化させられながら徐々に第2ポケット53へと向かう。そして、第2抽選球54が第2ポケット53に入ると、ゲーム機100内に回収される。それから、第2抽選球54はストッカ―(図示せず)に蓄積され、その後再び所定のタイミングで第2供給部52から第2ゲームフィールド51へ投入される。
[ゲーム機の機能的構成]
次に、ゲーム機100の機能的な構成について、図3を参照して説明する。ゲーム機100は、表示部10、操作部20、プッシャゲーム部30、第1物理抽選部40および第2物理抽選部50のほかに、制御部60をさらに備えている。これらはバス70を介して互いに通信可能に接続されている。
制御部60は、CPU等の演算部(図示せず)と、ROMおよびRAM等の記憶部(図示せず)とを備える。記憶部にはゲーム機100が機能するために必要なプログラム、および該プログラムを実行する際に参照する各種データ等が記憶されている。演算部はこのプログラムを記憶部から読み出して実行することにより、制御部60は各部の動作を制御する。なお、制御部60は、集中制御する単独の制御部によって構成されていてもよいし、互いに協働して分散制御する複数の制御部によって構成されていてもよい。
制御部60は、通常抽選ゲーム実行手段61、事前抽選実行手段62、判定手段63、JP選択操作受付手段64、JP抽選ゲーム実行手段65、計数手段66、配当決定手段67、表示手段68および記憶手段69を備えている。これにより、ゲーム機100は、入賞することにより所定数の遊戯媒体が配当される通常抽選ゲームと、入賞することにより通常抽選ゲームよりも多くの遊戯媒体が配当される複数のジャックポット抽選ゲーム(以下、JP抽選ゲーム)とを実行する。
通常抽選ゲーム実行手段61は、操作部20を用いたユーザの操作入力に応じて通常抽選ゲームを実行する。事前抽選実行手段62は、JP抽選ゲームをプレイする権利を獲得するための事前抽選を実行する。判定手段63は、通常抽選ゲームの実行により、事前抽選による権利獲得等の所定の条件が満たされたか否かを判定する。JP選択操作受付手段64は、判定手段63により所定の条件が満たされると判定された場合に、複数のJP抽選ゲームの中から1つを選択するユーザの操作入力を受け付ける。JP抽選ゲーム実行手段65は、ユーザの操作入力により選択されたJP抽選ゲームを実行する。
計数手段66は、ユーザによるメダルの投入数および事前抽選の実行回数を計数する。配当決定手段67は、JP抽選ゲームの入賞時における遊戯媒体の配当値(メダルの払出数)を決定する。
表示手段68は、通常抽選ゲーム、事前抽選およびJP抽選ゲームの各進行に応じた画像を画面11、12に表示させる。また、表示手段68は、第2物理抽選部50を使用する場合、上側画面11と下側画面12との空隙から第2物理抽選部50をユーザから見える状態に露出させるよう、上側画面11および/または下側画面12を移動させる。記憶手段69は、通常抽選ゲーム、事前抽選およびJP抽選ゲームの進行に応じたユーザのステータスなどを記憶部に記憶する。
操作部20には、投入口21から投入されたメダルを検知するセンサ(メダルセンサ)24が設けられている。メダルセンサ24はメダルの検知信号を制御部60へ出力する。制御部60の計数手段66はメダルセンサ24の検知信号に基づいてメダルの投入数を計数する。
プッシャゲーム部30のチャッカには、チャッカの開口部に進入したメダルを検知するセンサ(チャッカセンサ)31が設けられている。チャッカセンサ31はメダルの検知信号を制御部60へ出力する。制御部60の通常抽選ゲーム実行手段61はチャッカセンサ31の検知信号に基づいて通常抽選ゲームを実行する。
プッシャゲーム部30には、ゲームフィールドから落下したボールを検知するセンサ(ボールセンサ)32が設けられている。ボールセンサ32はボールの検知信号を制御部60へ出力する。制御部60の判定手段63はボールセンサ32の検知信号に基づいてボールの落下数に基づいて所定の条件を判定する。
第1物理抽選部40には、第1ポケット44に進入した第1抽選球42を検知するセンサ(第1ポケットセンサ)46が設けられている。第1ポケットセンサ46は第1抽選球42の検知信号を制御部60へ出力する。制御部60の事前抽選実行手段62は第1ポケットセンサ46の検知信号に基づいて第1抽選球42が入った第1ポケット44を判定して、事前抽選を実行する。また、制御部60のJP抽選ゲーム実行手段65は第1ポケットセンサ46の検知信号に基づいて第1抽選球42が入った第1ポケット44を判定して、JP抽選ゲームを実行する。さらに、制御部60の判定手段63は第1ポケットセンサ46の検知信号に基づいて第1抽選球42が入った第1ポケット44を判定して、所定の条件を判定する。
第2物理抽選部50には、第2ポケット53に進入した第2抽選球54を検知するセンサ(第2ポケットセンサ)57が設けられている。第2ポケットセンサ57は第2抽選球54の検知信号を制御部60へ出力する。制御部60のJP抽選ゲーム実行手段65は第2ポケットセンサ57の検知信号に基づいて第2抽選球54が入ったタイミングを判定して、JP抽選ゲームを実行する。
[通常抽選ゲーム]
このようなゲーム機100では、上述したように通常抽選ゲーム、事前抽選、およびJP抽選ゲーム等が実行される。そこで、次に、まず通常抽選ゲームについて説明する。通常抽選ゲームは、例えば「スロットゲーム」および「トレジャーゲーム」を含む。ただし、通常抽選ゲームはこれに限定されない。
<スロットゲーム>
スロットゲームでは、表示手段68は、縦、横および斜めに配列された複数のリール画像を下側画面12に表示する。プッシャゲーム部30のチャッカにメダルが入った場合、表示手段68は、メダルが入ったチャッカの発光部の色に対応する列のリール画像を回転表示する。さらに、表示手段68は、所定のタイミングで回転するリール画像が停止するように表示する。通常抽選ゲーム実行手段61は、停止表示されたリール画像の組み合せパターンに応じた賞を付与する。
例えば、リール画像として、1〜8までの8つの数字、およびボールのマークの9種類の図柄が表示される。縦、横および斜めに複数のリール画像が並ぶ複数のラインのいずれかにおいてリール画像の図柄が揃った場合、通常抽選ゲーム実行手段61は、図柄が揃ったリール画像に割り当てられた賞を付与する。
図柄が揃ったリール画像が「ボール」である場合、通常抽選ゲーム実行手段61はボール(第2遊戯媒体)をプッシャゲーム部30のゲームフィールドに供給する。このボールがゲームフィールドから落下した場合、記憶手段69は落下したボールの数を記憶する。このボールの数が所定数(例えば、5つ)に達した場合、通常抽選ゲーム実行手段61は事前抽選の実行権利を付与する。
また、図柄が揃ったリール画像が「1」、「3」または「5」である場合、通常抽選ゲーム実行手段61は所定の払出数のメダルを払出口22に払い出すとともに、上側画面11に表示されるプレイヤキャラクタの登場人数を増加する。プレイヤキャラクタの登場人数が増加するほど、次回のスロットゲームにおけるメダルの払出数が増える。ここで、プレイヤキャラクタの登場人数が所定数に達した場合、通常抽選ゲーム実行手段61は所定のチャレンジゲームを実行する。
ユーザの操作入力によってチャレンジゲームに成功した場合、通常抽選ゲーム実行手段61は、スロットゲームのゲームモードを通常モードから確率変動モードに移行させる。これにより、通常抽選ゲーム実行手段61は、次回以降のスロットゲームにおける入賞確率を所定期間、現在の通常モードでの入賞確率よりも高くする。このため、ユーザがメダルおよびボールを獲得し易くなる等、ユーザにとって有利な状態となり、JP抽選ゲームをプレイする権利が獲得し易くなる。
さらに、図柄が揃ったリール画像が「7」である場合、通常抽選ゲーム実行手段61はチャレンジゲームを経ずに確率変動モードに移行する。なお、すでに確率変動モードになっている状態で、さらにチャレンジゲームに成功し、または、スロットゲームで「7」が入賞した時は、通常抽選ゲーム実行手段61は現状の確率変動モードの維持期間を延長する。
図柄が揃ったリール画像が「2」、「4」または「6」である場合、通常抽選ゲーム実行手段61は所定の払出数のメダルを払出口22に払い出すとともに、プレイヤキャラクタの登場人数を減少する。プレイヤキャラクタの登場人数が減少するほど、スロットゲームにおけるメダルの払出数が減る。
図柄が揃ったリール画像が「8」である場合、通常抽選ゲーム実行手段61は所定の払出数のメダルを払出口22に払い出し、プレイヤキャラクタの登場人数を変動せずに維持する。
なお、スロットゲームが実行されている際に、所定の条件が満たされた場合、通常抽選ゲーム実行手段61は所定の「メダル投入ゲーム」を実行してもよい。このメダル投入ゲームは、画面11、12に表示された敵キャラクタを討伐してメダルを獲得するゲームである。具体的には、通常抽選ゲーム実行手段61は、ユーザによって投入口21から投入されたメダルの枚数に応じて敵キャラクタの体力値を減少させる。この体力値がゼロになった場合、通常抽選ゲーム実行手段61はメダル投入ゲームに成功したと判定し、所定の払出数のメダルを払い出す。
<トレジャーゲーム>
トレジャーゲームは、サテライトSTごとに、ユーザによって投入口21から投入されたメダルの累積枚数が所定数に達した場合に通常抽選ゲーム実行手段61により実行される。このトレジャーゲームは、ミニゲームまたはチャッカゲームを含む。
ミニゲームは、例えば、画面11、12に表示された画像に合わせたてユーザが操作部20のボタン23等を操作する必要がある、いわゆるタイミングゲームである。通常抽選ゲーム実行手段61は、所定の条件が満たされた場合、ミニゲームに成功したと判定する。この場合、通常抽選ゲーム実行手段61は、所定数のメダルを払い出すとともに、所定のアイテム(トレジャーアイテム)を付与する。表示手段68は、付与されたトレジャーアイテムを画面11、12の所定位置に表示する。
チャッカゲームは、投入口21からメダルを投入してプッシャゲーム部30のチャッカに入れることにより敵キャラクタを攻撃するゲームである。例えば、通常抽選ゲーム実行手段61は、3枚のメダルがチャッカに入ったことを検出する度に、画面11、12に表示された敵キャラクタの体力値を所定値、減少させる。通常抽選ゲーム実行手段61は、所定回数(例えば、3回)の攻撃によって敵キャラクタの体力値がゼロになったことを判定した場合、チャッカゲームに成功したとしてメダルおよびトレジャーアイテムを付与する。
通常抽選ゲーム実行手段61は、トレジャーゲームにおいて付与したトレジャーアイテムが所定数に達したと判定した場合、トレジャーボーナスを付与する。トレジャーボーナスは、例えば、メダル、ボール、事前抽選の実行権利、またはJP抽選ゲームのJPチケット(後述)の付与である。記憶手段69は、付与されたボールの数およびJPチケットの数を記憶部に記憶する。
[事前抽選]
次に、事前抽選について説明する。例えば、事前抽選実行手段62は、通常抽選ゲームにおいて事前抽選の実行権利が付与された場合に事前抽選を実行する。事前抽選の実行権利は、通常抽選ゲームによって獲得されたボールの数が所定数(例えば、5つ)に達した場合、または、トレジャーゲームにおいてトレジャーボーナスとして付与される。
事前抽選は、JP抽選ゲームをプレイする権利を獲得するための抽選である。このJP抽選ゲームには、例えば、JP抽選ゲームA、JP抽選ゲームB、JP抽選ゲームCおよびJP抽選ゲームDが含まれる。これらの詳細については後述する。
事前抽選では、図2Aに示す第1物理抽選部40が用いられる。上述した第1ポケット44のいずれかに第1抽選球42が入った場合、その第1ポケット44に割り当てられている賞に入賞する。
第1抽選賞領域451の第1ポケット44の賞は、選択対象のJP抽選ゲームをプレイする権利が付与される賞である。
第2抽選賞領域452の第1ポケット44の賞は、所定の払出数のメダルが払い出されるとともに、JP抽選ゲームBのゲーム進行において有利となる第1JPアイテムが付与される賞である。付与された第1JPアイテムは、ユーザのステータスとして記憶手段69により記憶部に記憶される。
第3抽選賞領域453の第1ポケット44の賞は、所定の払出数のメダルが払い出される賞である。
第4抽選賞領域454の第1ポケット44の賞は、JP抽選ゲームDをプレイする権利が付与されるためのJPステップが付与される賞である。
第5抽選賞領域455の第1ポケット44の賞は、所定の払出数のメダルが払い出されるとともに、JP抽選ゲームBのゲーム進行において有利となる第2JPアイテムが付与される賞である。付与された第2JPアイテムは、ユーザのステータスとして記憶手段69により記憶部に記憶される。
第6抽選賞領域456の第1ポケット44の賞は、所定の払出数のメダルが払い出されるとともに、JP抽選ゲームBのゲーム進行において有利となる第3JPアイテムが付与される賞である。付与された第3JPアイテムは、ユーザのステータスとして記憶手段69によって記憶部に記憶される。
[JP抽選ゲーム]
次に、JP抽選ゲームについて説明する。JP抽選ゲームは、例えば「JP抽選ゲームA」、「JP抽選ゲームB」、「JP抽選ゲームC」および「JP抽選ゲームD」を含む。ただし、JP抽選ゲームはこれに限定されない。
JP抽選ゲームA、JP抽選ゲームB、JP抽選ゲームCおよびJP抽選ゲームDは、ユーザによる選択対象か否かによって分類される。JP抽選ゲームA、BおよびCはユーザによる選択対象のJP抽選ゲームである。JP抽選ゲームDはユーザによる選択対象でないJP抽選ゲームである。
また、JP抽選ゲームA、JP抽選ゲームB、JP抽選ゲームCおよびJP抽選ゲームDは、ジャックポット賞(大当たり)の配当の決定方法によって第1配当JP抽選ゲーム、第2配当JP抽選ゲームまたは第3配当JP抽選ゲームに分類される。
第1配当JP抽選ゲームおよび第2配当JP抽選ゲームは、メダルの払出数が初期値から累積的に増加する賞(いわゆるプログレッシブJP)を抽選対象とするJP抽選ゲームである。第3配当JP抽選ゲームは、メダルの払出数が所定数であって変動しない賞を抽選対象とするJP抽選ゲームである。
より具体的に説明すると、第1配当JP抽選ゲームに入賞した時のメダルの払出数である第1配当値(プログレッシブ配当)は、配当決定手段67により、所定の第1初期値にメダルの投入数に応じた第1付加値を累積的に加算して決定される。この第1配当JP抽選ゲームで入賞し、プログレッシブ配当が払い出された場合、配当決定手段67は第1配当値を第1初期値にリセットする。
この第1初期値は、抽選対象である賞に応じてあらかじめ設定されている。第1付加値を決めるメダルの投入数は、全てのサテライトSTにおいて投入されたメダルの枚数の総和であって、計数手段66によって計数されている。メダルの投入数は、サテライトST毎で投入されたメダルの枚数であってもよい。
第1付加値は、例えば、リセットされてからのメダルの投入数に所定数を乗じた値であって、メダルの投入数の一部を累積した枚数に相当する。また、第1付加値は、いわゆるペイアウト率に応じて決定してもよい。
第2配当JP抽選ゲームに入賞した時のメダルの払出数である第2配当値(プログレッシブ配当)は、配当決定手段67により、所定の第2初期値に事前抽選の実行回数に応じた第2付加値を加算して決定される。第2配当JP抽選ゲームの実行が終了した場合、入賞の成否にかかわらず、配当決定手段67は第2配当値を第2初期値にリセットする(つまり、第2付加値がゼロになる)。
この第2初期値は、抽選対象である賞に応じてあらかじめ設定されている。第2付加値を決める事前抽選の実行回数は、全てのサテライトSTにおいて実行された事前抽選の回数の総和であって、計数手段66によって計数されている。事前抽選の実行回数はサテライトST毎に実行された事前抽選の回数であってもよい。
第2付加値は、具体的には、リセットされてから実行された事前抽選の回数に所定枚数を乗じた値であって、事前抽選する度に所定枚数を累積した枚数に相当する。また、第2付加値は、いわゆるペイアウト率に応じて決定してもよい。
<JP抽選ゲームA>
JP抽選ゲームAは、「第1JP抽選ゲーム」、および「第3JP抽選ゲーム」を含むゲームである。JP抽選ゲームAでは、表示手段68は、複数の敵キャラクタ(属性)の画像が配列されたルーレットが回転する映像を、上側画面11に表示する。敵キャラクタのそれぞれには賞が設定され、表示手段68は、その賞に対応するメダルの払出数を表示する。また、表示される複数の敵キャラクタには、通常抽選ゲームの払出数よりも多い払出数であるジャックポット賞に対応するJP敵キャラクタA(大当たり)と、これ以外の通常敵キャラクタとが含まれる。
また、JP抽選ゲームAには、図2Bに示す第2物理抽選部50が用いられる。上述した第2ポケット53に第2抽選球54が入った場合、表示手段68は、そのタイミングで回転するルーレットが停止するように表示する。この時、上側画面11に表示された指示マークの近傍に位置する敵キャラクタに応じた賞に入賞する。
通常敵キャラクタに応じた賞に入賞した場合、所定の払出数(例えば、50枚、100枚)のメダルが払い出される。これに対し、JP敵キャラクタAに応じた賞に入賞した場合、通常敵キャラクタより多くの払出数のメダルが払い出される。JP敵キャラクタAには、例えばJP敵キャラクタA1およびJP敵キャラクタA2がある。
JP敵キャラクタA1を抽選対象とするJP抽選ゲームAは第3配当JP抽選ゲームである。従って、このJP敵キャラクタA1が入賞した場合、固定値である所定の払出数(例えば、500枚)のメダルが払い出される。
JP敵キャラクタA2を抽選対象とするJP抽選ゲームAは第1配当JP抽選ゲームである。従って、このJP敵キャラクタA2が入賞した場合、配当決定手段67は所定の第1初期値(例えば、1000枚)にメダルの投入数に応じた第1付加値(例えば、メダルの投入枚数に0.3を乗じた値)を加算して第1配当値を決定する。そして、第1配当値のメダルが払い出される。
<JP抽選ゲームB>
JP抽選ゲームBは、実行時におけるユーザのステータスが所定の第2条件を満たす場合に入賞確率が高くなるよう設定変更される「第2JP抽選ゲーム」である。所定の第2条件は、例えば事前抽選で獲得される第1〜第3JPアイテムをユーザのステータスとして有している(記憶手段69に記憶している)ことである。この第1〜第3JPアイテムのいずれかを用いることにより、JP抽選ゲームBにおいて入賞する確率が高まり、JP抽選ゲームBが成功し易くなる。
JP抽選ゲームBでは、JP抽選ゲーム実行手段65は図2Aに示す第1物理抽選部40を用いたルーレットゲーム(前半戦)および図2Bに示す第2物理抽選部50を用いたルーレットゲーム(後半戦)を実行する。
前半戦では、JP抽選ゲーム実行手段65は、第1抽選球42が入った第1ポケット44の抽選賞領域45に応じてユーザまたは敵キャラクタの攻撃権を決定する。例えば、最初は、3つの第1ポケット44にユーザの攻撃権が予め対応付けられ、残る3つの第1ポケット44に敵キャラクタの攻撃権が予め対応付けられる。
ユーザの攻撃権に対応する第1ポケット44に入賞した場合、画面11、12に表示された敵キャラクタにプレイヤキャラクタが攻撃を行う映像が表示されるとともに、該敵キャラクタの体力値(画面11、12の所定位置に表示)が所定量、減少する。JP抽選ゲーム実行手段65は、所定回数(例えば、3回)の抽選を繰り返し実行する。この間に敵キャラクタの体力値がゼロになった場合、JP抽選ゲーム実行手段65は前半戦に成功したと判定し、後半戦を実行する。
一方、第1抽選球42が、敵キャラクタの攻撃に対応する第1ポケット44に入賞した場合、敵キャラクタの体力値が減少しない。このため、JP抽選ゲーム実行手段65によって繰り返し実行される所定回数の抽選では、敵キャラクタの体力値をゼロにすることができない場合がある。この場合、JP抽選ゲーム実行手段65は、前半戦にて失敗したと判定し、JP抽選ゲームBを終了させる。
また、JP抽選ゲーム実行手段65は、JP抽選ゲームBが開始される際に、事前抽選により獲得された第1〜第3JPアイテムを有するなど、ユーザのステータスが所定の第2条件を満たしていると判定された場合、前半戦における進行が有利になるように設定変更する。
第1〜第3JPアイテムは、事前抽選にて獲得された順に記憶手段69によって記憶部に記憶され、この記憶された順にJP抽選ゲームBに用いられる。
第1JPアイテムは、ユーザの攻撃権に対応する第1ポケット44の数が増える(例えば、4つに増やす)ように設定変更するアイテムである。すなわち、ユーザのステータスとして第1JPアイテムを有していることにより、ユーザが攻撃権を獲得する確率を高めることができる。
第2JPアイテムは、プレイヤキャラクタの攻撃により減少する敵キャラクタの体力値を増やすように設定変更するアイテムである。すなわち、ユーザのステータスとして第2JPアイテムを有していることにより、1回の攻撃で敵キャラクタの体力値をより多く減少させることができる。
第3JPアイテムは、ユーザの攻撃権に対応する第1ポケット44の数が増え、かつ、攻撃により減少する敵キャラクタの体力値を増やすように設定変更するアイテムである。
このように、ユーザのステータスとして記憶部に記憶されている第1〜第3JPアイテムに応じてゲーム進行がユーザに有利になるよう設定変更される。このため、前半戦を成功させる可能性が高まる。
後半戦では、表示手段68は、上側画面11に、ジャックポット賞のJP敵キャラクタBの画像と、ハズレを示す画像とが配列されたルーレットが回転する映像を表示する。また、表示手段68は、JP敵キャラクタBおよびハズレのそれぞれに対応するメダルの払出数を表示する。さらに、表示手段68は、上側画面11を移動させて、第2物理抽選部50をユーザから見える状態に露出させる。
第2物理抽選部50の第2供給部52は、第2抽選球54を第2ゲームフィールド51に投入する。第2物理抽選部50によって投入された第2抽選球54が第2ポケット53に入ったことが検出された場合、表示手段68は、上側画面11に表示している回転するルーレットの映像を停止させる。そして、この時、上側画面11に表示された指示マークの近傍に位置する画像によってJP敵キャラクタBへの入賞またはハズレが決定する。ハズレと決定された場合、JP抽選ゲーム実行手段65は所定の払出数(例えば、200枚)のメダルを払い出す。一方、JP敵キャラクタBに入賞した場合、配当決定手段67により決定された第1配当値(払出数)のメダルが払い出される。
JP敵キャラクタBを抽選対象とするJP抽選ゲームBは、第1配当JP抽選ゲームである。従って、配当決定手段67は、所定の第1初期値(例えば、1000)にメダルの投入数に応じた第1付加値(例えば、メダルの投入枚数に0.3を乗じた値)を加算し、かつ、これに前半戦の成功に対するボーナス値(例えば、300)を加算した値を第1配当値として決定する。そして、第1配当が払い出された場合、配当決定手段67は第1配当値を第1初期値にリセットする。
<JP抽選ゲームC>
JP抽選ゲームCは、所定の第1条件が満たされるまではユーザによる選択対象とならない「第1JP抽選ゲーム」である。所定の第1条件は、例えばトレジャーゲームで獲得されたJPチケットの数が所定数(例えば、2枚)に達していることである。この第1条件が満たされた場合、ユーザによる選択対象としてJP抽選ゲームCが含まれる。
また、JP抽選ゲームCは、2つのJP抽選ゲームを実行する抽選ゲームである。例えば、JP抽選ゲーム実行手段65は、JP抽選ゲームCとして、JP抽選ゲームAの内容およびJP抽選ゲームBの後半戦の内容を連続して実行する。そして配当決定手段67は、これら2つの抽選ゲームの入賞の成否に応じて配当を決定し、ユーザに付与する。
<JP抽選ゲームD>
JP抽選ゲームDは、ユーザによる選択の対象に含まれず、且つ、所定の第3条件が満たされた場合に実行される「第3JP抽選ゲーム」である。第3条件は、例えば、事前抽選で第4抽選賞領域454に入賞した際に付与されるJPステップの累積数が所定数(例えば、3つ)に達することである。
JP抽選ゲームDでは、表示手段68は、上側画面11を移動させて第2物理抽選部50をユーザから見える状態に露出させる。また、表示手段68は、ジャックポット賞のJP敵キャラクタD1、D2およびハズレを示す画像が配列されたルーレットが回転する映像を、上側画面11に表示する。表示手段68は、JP敵キャラクタD1、D2およびハズレのそれぞれの賞に対応するメダルの払出数を表示する。
第2物理抽選部50において投入された第2抽選球54が第2ポケット53に入った場合、表示手段68は、上側画面11に表示している回転するルーレットの映像を停止させる。この時、JP抽選ゲーム実行手段65は、上側画面11に表示された指示マークの近傍に位置する画像に応じてジャックポット賞への入賞かハズレかを決定する。
JP敵キャラクタD1を抽選対象とするJP抽選ゲームDは、第1配当JP抽選ゲームである。従って、JP敵キャラクタD1に応じた賞に入賞した場合、配当決定手段67は、所定の第1初期値(例えば、1000)にメダルの投入数に応じた第1付加値(例えば、メダルの投入枚数に0.3を乗じた値)を加算した値を第1配当値として決定する。そして、第1配当値のメダルが配当された場合、配当決定手段67は第1配当値を第1初期値にリセットする。
JP敵キャラクタD2を抽選対象とするJP抽選ゲームDは、第2配当JP抽選ゲームである。従って、JP敵キャラクタD2に応じた賞に入賞した場合、配当決定手段67は、所定の第2初期値に事前抽選の実行回数に応じた第2付加値(例えば、50枚)を加算した値を第2配当値として決定する。そして、第2配当JP抽選ゲームの実行が終了した場合、入賞の成否にかかわらず、配当決定手段67は第2配当値を第2初期値にリセットする(つまり、第2付加値がゼロになる)。
[ゲーム機の動作]
次に、ゲーム機100の動作について、図4を参照して説明する。このゲーム機100は制御部60によりその動作が制御される。
まず、制御部60の通常抽選ゲーム実行手段61が、例えばスロットゲームおよびトレジャーゲーム等の通常抽選ゲームを実行する(ステップS1)。スロットゲームで入賞した場合、通常抽選ゲーム実行手段61は、揃ったリール画像に割り当てられた賞を付与する。また、トレジャーゲームのミニゲームおよびチャッカゲームに成功した場合、通常抽選ゲーム実行手段61は、メダル、ボール、JPチケット、または、事前抽選の実行権利をトレジャーボーナスとして付与する。
判定手段63は、事前抽選の実行権利が付与されたか否かを判定する(ステップS2)。この事前抽選の実行権利は、通常抽選ゲームにおいてトレジャーボーナスとして付与された場合と、通常抽選ゲームで付与されたボールの数が所定数(例えば、5つ)に達したことにより付与された場合とがある。ここで、事前抽選の実行権利が付与されるまで(ステップS2:NO)、通常抽選ゲーム実行手段61は通常抽選ゲームを実行する(ステップS1)。
一方、事前抽選の実行権利が付与された場合(ステップS2:YES)、事前抽選実行手段62は事前抽選を実行する(ステップS3)。
事前抽選で入賞した場合、判定手段63は、選択対象のJP抽選ゲームをプレイする権利(以下、「JP選択権」)が付与される賞に入賞したか否かを判定する(ステップS4)。
ここで、選択対象のJP抽選ゲームをプレイする権利が付与される賞に入賞した場合(ステップS4:YES)、判定手段63は、所定の条件が満たされたと判定する。つまり、この場合の所定の条件は、通常抽選ゲームにて事前抽選の実行権利が付与され(ステップS2:YES)、かつ、事前抽選にて選択対象のJP抽選ゲームをプレイする権利が付与される賞に入賞する(ステップS4:YES)ことである。
判定手段63は、第1条件が満たされたか否かを判定する(ステップS5)。ここで、通常抽選ゲームで付与されたJPチケットの数が所定数に達していない場合、判定手段63は、第1条件が満たされていないと判定する(ステップS5:NO)。この場合、JP抽選ゲームCが選択対象にならずに、表示手段68はJP抽選ゲームAおよびJP抽選ゲームBのみを選択対象として画面11、12に表示する(ステップS6)。
一方、JPチケットの数が所定数に達している場合、判定手段63は、第1条件が満たされていると判定する(ステップS5:YES)。この場合、表示手段68はJP抽選ゲームA、JP抽選ゲームBおよびJP抽選ゲームCを選択対象として画面11、12に表示する(ステップS7)。
このように、ユーザは、画面11、12に表示された選択対象のJP抽選ゲームを見て、操作部20を介してプレイを所望するJP抽選ゲームを選択する。この際、ユーザは、所持しているJPアイテムなどのステータスに基づいてJP抽選ゲームを選択する。例えば、事前抽選による第1〜第3JPアイテムをユーザが所持していれば、これを用いてJP抽選ゲームBを有利に進行することができる。このため、ユーザは、第1〜第3JPアイテムの有無で、JP抽選ゲームBを選択するか否かを決めることができる。
JP選択操作受付手段64は、ユーザによる選択の操作入力を受け付ける(ステップS8)。ここで、JP抽選ゲームAが選択された場合(ステップS9:NO)、JP抽選ゲーム実行手段65はJP抽選ゲームAを実行する(ステップS10)。
また、第1条件を満たす状況下(ステップS5:YES)で、JP抽選ゲームCが選択された場合(ステップS9:NO)は、JP抽選ゲーム実行手段65はJP抽選ゲームCを実行する(ステップS10)。
上述したように、このJP抽選ゲームCは、2つのJP抽選ゲーム(JP抽選ゲームAの内容およびJP抽選ゲームBの後半戦の内容)の複合ゲームである。このため、それぞれのJP敵キャラクタに入賞することによって、大量のメダルを獲得することができる。これにより、ユーザ間の競い合いによる緊張感および盛り上がりがより一層高まる。
また、JP抽選ゲームBが選択された場合(ステップS9:YES)、JP抽選ゲーム実行手段65はJP抽選ゲームBを実行する(ステップS11)。このJP抽選ゲームBが開始される際に、例えば、事前抽選により獲得された第1〜第3JPアイテムを有している場合、判定手段63はユーザのステータスが所定の第2条件を満たしていると判定する(ステップS12:YES)。この場合、通常抽選ゲーム実行手段61はJP抽選ゲームBの前半戦における進行が有利になるように設定変更する(ステップS13)。
一方、獲得された第1〜第3JPアイテムを有していない場合、判定手段63はユーザのステータスが所定の第2条件を満たしていないと判定する(ステップS12:NO)。この場合、通常抽選ゲーム実行手段61はJP抽選ゲームBの前半戦における進行について設定変更しない。
このJP抽選ゲームAのJP敵キャラクタAおよびJP抽選ゲームBの払出数は通常敵キャラクタおよび通常抽選ゲームなどの払出数よりも非常に多くなる。このため、この獲得を期待してユーザのゲームに対する遊戯意欲が増して、遊戯の興趣性が向上する。また、JP敵キャラクタA2、Bの払出数は全ユーザの投入数に基づくと共に、いずれかのユーザの入賞によってリセットされる。このため、ユーザ間における競争意欲が高まり、遊戯の興趣性が向上し、結果として、ゲーム機100の稼働率が向上する。さらに、JP抽選ゲームBは前半戦および後半戦から構成されており、そのゲームの進行方法が異なるため、ゲームの多様性が増し遊戯の興趣性が向上する。
ここで、事前抽選でJP選択権が付与される賞に入賞していない場合は(ステップS4:NO)、判定手段63は、事前抽選においてJPステップが付与される賞に入賞したたか否かを判定する(ステップS14)。ここで、JPステップが付与される賞に入賞した場合(ステップS14:YES)、判定手段63は、記憶部に記憶されているJPステップの累積数を1つ増加させた後、第3条件を満たしたか否かを判定する(ステップS15)。
JPステップの累積数が所定数(例えば、3つ)に達した場合、判定手段63は第3条件を満たしたと判定する(ステップS15:YES)。そして、JP抽選ゲーム実行手段65はJP抽選ゲームDを実行する(ステップS16)。
このJP抽選ゲームDのJP敵キャラクタD1、D2の各配当値は通常抽選ゲームなどの払出数よりも多く、ユーザのゲームに対する意欲が高まって遊戯の興趣性が向上する。また、JP敵キャラクタD2の第2配当値は全ユーザの投入数に基づくとともに、いずれかのユーザの入賞によってリセットされる。このため、第2配当値は、ハイリスク・ハイリターンなものとなり、他のゲームよりもさらに大きな期待感、緊張感および盛り上がりがユーザ間に与えられ、遊戯の興趣性が向上する。
一方、JPステップの累積数が所定数に達していない場合、判定手段63は第3条件を満たしていないと判定する(ステップS15:NO)。そして、通常抽選ゲーム実行手段61は通常抽選ゲームを実行する(ステップS1)。
ここで、事前抽選でJPステップが付与される賞に入賞していなかった場合は(ステップS14:NO)、判定手段63は事前抽選においてメダルの払い出しおよびアイテムの付与の賞に入賞したか否かを判定する(ステップS17)。ここで、メダルの払い出しおよびアイテムの付与の賞に入賞した場合、JP抽選ゲーム実行手段65は所定数のメダルを払い出すとともに、所定のJPアイテムを付与する(ステップS18)。一方、メダルの払い出しおよびアイテムの付与の賞に入賞しなかった場合、JP抽選ゲーム実行手段65は所定数のメダルを払い出す(ステップS19)。
(その他の実施の形態)
上記実施の形態では、選択対象のJP抽選ゲームをプレイするための所定の条件は、事前抽選の実行権利が付与され、かつ、事前抽選にて選択対象のJP抽選ゲームをプレイする権利が付与されることであった。これに対し、選択対象のJP抽選ゲームをプレイするための所定の条件は、通常抽選ゲームの実行に基づくものであれば、これに限定されない。
例えば、通常抽選ゲームで付与されるボールは、互いに識別可能なように、赤色ボールおよび青色ボール等に色分けされている。判定手段63は、通常抽選ゲームで付与されるボールの種類(例えば、色)および数に応じて所定の条件が満たされたか否かを判定してもよい。この場合、例えば、所定の条件は、連続して付与された所定数(例えば、5つ)のボールが全て同じ種類(赤色ボール)であることである。
なお、連続して付与された複数(例えば、5つ)のボールの内、所定数(例えば、4つ)のボールが同じ種類(赤色ボール)である場合、通常抽選ゲーム実行手段61はJPチケット等のボーナスを付与するようにしてもよい。
上記実施の形態において第2配当JP抽選ゲームの第2付加値は第1配当JP抽選ゲームの第1付加値よりも大きい値に設定されていてもよい。この場合、第2配当値が第1配当値よりも大きな値になり易い。よって、大量のメダル獲得するため、第2配当JP抽選ゲームをプレイする意欲が高まり、遊戯の興趣性が向上する。
また、上記全実施の形態は、互いに相手を排除しない限り、互いに組み合わせてもよい。上記説明から、当業者にとっては、本発明の多くの改良や他の実施の形態が明らかである。従って、上記説明は、例示としてのみ解釈されるべきであり、本発明を実行する最良の態様を当業者に教示する目的で提供されたものである。本発明の精神を逸脱することなく、その構造および/または機能の詳細を実質的に変更できる。
本発明のゲーム機は、ユーザ間の競い合いによる緊張感や盛り上がりをより一層高めることができるゲーム機等として有用である。
100 :ゲーム機
62 :事前抽選実行手段
66 :計数手段
67 :配当決定手段

Claims (2)

  1. ユーザによる遊戯媒体の投入により実行され、入賞することにより所定数の遊戯媒体が配当される通常抽選ゲームと、入賞することにより前記通常抽選よりも多くの前記遊戯媒体が配当されるジャックポット抽選ゲーム(以下、JP抽選ゲーム)とを実行するゲーム機であって、
    前記JP抽選ゲームをプレイする権利を獲得するための事前抽選を実行する事前抽選実行手段と、
    前記ユーザによる遊戯媒体の投入数および前記事前抽選の実行回数を計数する計数手段と、
    前記JP抽選ゲームの入賞時における前記遊戯媒体の配当数を決定する配当決定手段と、を備え、
    前記配当決定手段は、前記JP抽選ゲームに含まれる第1配当JP抽選ゲームおよび第2配当JP抽選ゲームのうち、
    前記第1配当JP抽選ゲームについては、所定の第1初期値に前記遊戯媒体の投入数に応じた第1付加値を加算して、入賞時の配当数である第1配当値を決定すると共に、入賞により遊戯媒体が配当されると前記第1配当値を前記第1初期値にリセットし、
    前記第2配当JP抽選ゲームについては、所定の第2初期値に前記事前抽選の実行回数に応じた第2付加値を加算して、入賞時の配当数である第2配当値を決定すると共に、前記第2配当JP抽選ゲームの実行が終了すると、入賞の成否にかかわらず前記第2配当値を前記第2初期値にリセットする、ゲーム装置。
  2. 前記第2付加値は前記第1付加値よりも大きい値に設定されている、請求項1に記載のゲーム装置。
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