JP2018087944A - 表示システム、表示装置、画面輝度制御方法、及び画面輝度制御プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】マルチディスプレイにおける各ディスプレイの配置に依存することなく、マルチディスプレイ全体として適切な輝度を各ディスプレイに対して設定すること。【解決手段】1つの第1表示装置と少なくとも1つの第2表示装置からなる表示システムにおいて、第1表示装置および第2表示装置は、表示部と、照度に基づく第1情報を生成する照度センサと、第2情報に基づいて表示部の輝度を制御する輝度制御部と、を備え、第1表示装置は、第1表示装置および第2表示装置において生成された第1情報に基づいて第2情報を生成する制御情報生成部と、第2表示装置から第1情報を取得し、第2表示装置へ第2情報を配信する第1通信部と、をさらに備え、第2表示装置は、第1表示装置へ第1情報を送信し、第1表示装置から第2情報を取得する第2通信部、をさらに備える。【選択図】図4
Description
本発明は、表示システム、表示装置、画面輝度制御方法、及び画面輝度制御プログラムに関する。
従来、照度センサによって感知した周囲の明るさ(照度)に応じて、画面の輝度を人間にとって見やすい輝度に自動調整する表示装置(以下、「ディスプレイ」とも言う)がある。このようなディスプレイが複数並べて配置されることによって単一の大きなディスプレイとして機能する表示システム(以下、「マルチディスプレイ」とも言う)においては、各ディスプレイがそれぞれ個別に画面の輝度調整を行った場合、各ディスプレイの間で輝度に差異(ムラ)が発生することがある。例えば、各ディスプレイに備えられた照度センサの計測精度のバラつきや、マルチディスプレイにおける各ディスプレイの配置位置に起因する照度センサへの光の入り易さの違い等によって、各ディスプレイの間の輝度にムラが発生することがある。
そこで、マルチディスプレイの中の特定のディスプレイ(以下、「マスターディスプレイ」とも言う)において設定された輝度を示す輝度設定情報を、当該マルチディスプレイを構成する他のディスプレイ(以下、「スレーブディスプレイ」)に配信することによって、同一の輝度設定情報に基づいて全てのディスプレイの輝度を制御するシステムがある。例えば、特許文献1に記載の表示システムは、複数の表示装置を備え、通信機能を用いて、特定の表示装置の光センサの計測データを他の表示装置に配信し、他の表示装置は配信された情報に基づき外光補正動作を行う。
しかしながら、特許文献1に記載の表示システムは、明るさを計測するマスターディスプレイを予め指定する必要があるが、この場合、マスターのディスプレイにおいて設定される輝度が、必ずしも表示システム全体として適切な輝度であるとは限らない、という課題がある。
上述の課題を鑑み、本発明は、マルチディスプレイにおける各ディスプレイの配置に依存することなく、マルチディスプレイ全体として適切な輝度を各ディスプレイに対して設定することができる表示システム、表示装置、画面輝度制御方法、及び画面輝度制御プログラムを提供することを目的とする。
上述の課題を鑑み、本発明の一態様に係る表示システムは、1つの第1表示装置と少なくとも1つの第2表示装置とが任意に配置された表示システムであって、前記第1表示装置および前記第2表示装置は、表示部と、照度を計測し、前記照度に基づく第1情報を生成する照度センサと、第2情報に基づいて前記表示部の輝度を制御する輝度制御部と、を備え、前記第1表示装置は、前記第1表示装置の前記照度センサによって生成された前記第1情報と、前記第2表示装置の前記照度センサによって生成された前記第1情報と、に基づいて前記第2情報を生成する制御情報生成部と、前記第2表示装置から前記第1情報を取得し、前記第2表示装置へ前記第2情報を配信する第1通信部と、をさらに備え、前記第2表示装置は、前記第1表示装置へ前記第1情報を送信し、前記第1表示装置から前記第2情報を取得する第2通信部、をさらに備えることを特徴とする。
また、本発明の一態様は、上記の表示システムであって、前記制御情報生成部は、前記第1表示装置の前記照度センサによって生成された前記第1情報に基づく照度、および前記第2表示装置の前記照度センサによって生成された前記第1情報に基づく照度のうち、最も高い照度に基づいて前記第2情報を生成することを特徴とする。
また、本発明の一態様に係る表示装置は、表示部と、照度を計測し、前記照度に基づく第1情報を生成する照度センサと、前記照度センサによって生成された前記第1情報と、少なくとも1つの他の表示装置から取得した前記第1情報と、に基づいて第2情報を生成する制御情報生成部と、前記他の表示装置から前記第1情報を取得し、前記他の表示装置へ前記第2情報を配信する通信部と、前記第2情報に基づいて前記表示部の輝度を制御する輝度制御部と、を備えることを特徴とする。
また、本発明の一態様に係る画面輝度制御方法は、1つの第1表示装置と少なくとも1つの第2表示装置とが任意に配置された表示システムのコンピュータによる画面輝度制御方法であって、照度センサが、照度を計測し、前記照度に基づく第1情報を生成する第1情報生成ステップと、輝度制御部が、第2情報に基づいて表示部の輝度を制御する輝度制御ステップと、制御情報生成部が、前記第1表示装置の前記照度センサによって生成された前記第1情報と、前記第2表示装置の前記照度センサによって生成された前記第1情報と、に基づいて前記第2情報を生成する制御情報生成ステップと、第1通信部が、前記第2表示装置から前記第1情報を取得し、前記第2表示装置へ前記第2情報を配信する第1通信ステップと、第2通信部が、前記第1表示装置へ前記第1情報を送信し、前記第1表示装置から前記第2情報を取得する第2通信ステップと、を有することを特徴とする。
また、本発明の一態様に係る画面輝度制御プログラムは、1つの第1表示装置と少なくとも1つの第2表示装置とが任意に配置された表示システムのコンピュータに、照度を計測し、前記照度に基づく第1情報を生成する第1情報生成ステップと、第2情報に基づいて表示部の輝度を制御する輝度制御ステップと、前記第1表示装置の照度センサによって生成された前記第1情報と、前記第2表示装置の照度センサによって生成された前記第1情報と、に基づいて前記第2情報を生成する制御情報生成ステップと、前記第2表示装置から前記第1情報を取得し、前記第2表示装置へ前記第2情報を配信する第1通信ステップと、前記第1表示装置へ前記第1情報を送信し、前記第1表示装置から前記第2情報を取得する第2通信ステップと、を実行させる。
本発明によれば、マルチディスプレイにおける各ディスプレイの配置に依存することなく、マルチディスプレイ全体として適切な輝度を各ディスプレイに対して設定することができる。
まず、従来のマルチディスプレイについて説明する。
図5および図6は、従来技術によるマルチディスプレイの一例を示す概略図である。
図示するように、従来のマルチディスプレイ2は、ディスプレイ20−1、ディスプレイ20−1、・・・、およびディスプレイ20−9の、9つのディスプレイが3行3列に並べて配置されることによって1つの大画面として構成される。なお、ディスプレイ20−1、ディスプレイ20−1、・・・、およびディスプレイ20−9を特に区別する必要がない場合は、以下、単にディスプレイ20と称する。
図5および図6は、従来技術によるマルチディスプレイの一例を示す概略図である。
図示するように、従来のマルチディスプレイ2は、ディスプレイ20−1、ディスプレイ20−1、・・・、およびディスプレイ20−9の、9つのディスプレイが3行3列に並べて配置されることによって1つの大画面として構成される。なお、ディスプレイ20−1、ディスプレイ20−1、・・・、およびディスプレイ20−9を特に区別する必要がない場合は、以下、単にディスプレイ20と称する。
ディスプレイ20の背面には、照度センサ201がそれぞれ備えられている。ディスプレイ20は、照度センサ201によって感知した周囲の明るさ(以下、「照度」とも言う」)に応じて、画面の輝度を人間にとって見やすい輝度に自動調整する。
従来のマルチディスプレイ2においては、各ディスプレイ20がそれぞれ個別に画面の輝度調整を行うため、例えば、各ディスプレイ20に備えられたそれぞれの照度センサ201の計測精度にバラつきがある場合、画面の輝度がより明るいディスプレイ20と画面の輝度がより暗いディスプレイ20とが混在することになる。これにより、マルチディスプレイ2の全体としては、画面の輝度にムラが生じることになる。
また、従来のマルチディスプレイ2においては、上述したように、照度センサ201は各ディスプレイ20の背面にそれぞれ設置されているが、例えば、背面が壁に隣接するようにマルチディスプレイ2が設置され、上方から光が当たっているような場合には、下段に配置されたディスプレイ20の背面に設置された照度センサ201の周囲よりも、光が入り易い上段に配置されたディスプレイ20の背面に設置された照度センサ201の周囲のほうがより明るい状態となることが考えられる。この場合、より上段に設置されたディスプレイ20ほど画面の輝度がより明るくなるため、マルチディスプレイ2の全体としては、画面の輝度にムラが生じることになる。
このように、各ディスプレイ20がそれぞれ個別に画面の輝度調整を行った場合、マルチディスプレイ2の全体としては、画面の輝度にムラが生じることがある。
このように、各ディスプレイ20がそれぞれ個別に画面の輝度調整を行った場合、マルチディスプレイ2の全体としては、画面の輝度にムラが生じることがある。
図6に示す従来のマルチディスプレイ3は、マスターディスプレイ30a、スレーブディスプレイ30b−1、スレーブディスプレイ30b−2、・・・、およびスレーブディスプレイ30b−8の、9つのディスプレイが3行3列に並べて配置されることによって1つの大画面として構成される。なお、スレーブディスプレイ30b−1、スレーブディスプレイ30b−2、・・・、およびスレーブディスプレイ30b−8を特に区別する必要がない場合は、以下、単にスレーブディスプレイ30bと称する。
マスターディスプレイ30aの背面には、内蔵の照度センサ301aが備えられている。また、マスターディスプレイ30a、スレーブディスプレイ30b−1、スレーブディスプレイ30b−2、・・・、およびスレーブディスプレイ30b−8は、通信線によって直列に通信接続されている。
マスターディスプレイ30aは、照度センサ301aによって計測された照度を示す照度情報を、通信線を介して、スレーブディスプレイ30b−1、スレーブディスプレイ30b−2、・・・、およびスレーブディスプレイ30b−8へ配信する。スレーブディスプレイ30bは、取得した照度情報に基づく照度に応じて画面の輝度を制御する。これにより、スレーブディスプレイ30bの画面は、マスターディスプレイ30aの画面と同じ輝度に設定される。
従来のマルチディスプレイ3においては、照度を計測するマスターディスプレイ30aを予め指定しておく必要があるが、この場合、マスターディスプレイ30aにおいて設定される輝度が、必ずしもスレーブディスプレイ30bを含むマルチディスプレイ3全体としての適切な輝度であるとは限らない。図6に示すマルチディスプレイ3が、例えば、背面が壁に隣接するように設置され、上方から光が当たっているような場合には、マルチディスプレイ3において下段に配置されたマスターディスプレイ30aの背面に備えられた照度センサ301aには、光が当たりにくいことがある。この場合、照度センサ301aによって計測された照度に基づいて全てのスレーブディスプレイ30bの輝度が設定されると、マルチディスプレイ3全体としては画面の輝度が低すぎてしまう(暗くなりすぎてしまう)ことがある。
また、図示するように、マスターディスプレイ30aに、外付けの照度センサである外付け照度センサ301bを設置することによって、照度センサ301の代わりに、より光が当たりやすい位置(すなわち、マスターディスプレイ30aの周囲の明るさを計測しやすい位置)に設置された外付け照度センサ301bによって照度を計測することができる。しかしながら、従来のマルチディスプレイ3においては、予め指定されたマスターディスプレイ30aに外付け照度センサ301bを設置しなければならないため、マルチディスプレイ3が設置された環境によっては、外付け照度センサ301bを設置し難いことがある。
<実施形態>
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るマルチディスプレイ1の概要を示す概略図である。
図示するように、本実施形態に係るマルチディスプレイ1は、マスターディスプレイ10a、スレーブディスプレイ10b−1、スレーブディスプレイ10b−2、・・・、およびスレーブディスプレイ301−8の9つのディスプレイによって構成され、当該9つのディスプレイが3行3列に並べて配置されることによって、1つの大画面として機能する。なお、スレーブディスプレイ10b−1、スレーブディスプレイ10b−2、・・・、およびスレーブディスプレイ10b−8を特に区別する必要がない場合は、以下、単にスレーブディスプレイ10bと称する。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るマルチディスプレイ1の概要を示す概略図である。
図示するように、本実施形態に係るマルチディスプレイ1は、マスターディスプレイ10a、スレーブディスプレイ10b−1、スレーブディスプレイ10b−2、・・・、およびスレーブディスプレイ301−8の9つのディスプレイによって構成され、当該9つのディスプレイが3行3列に並べて配置されることによって、1つの大画面として機能する。なお、スレーブディスプレイ10b−1、スレーブディスプレイ10b−2、・・・、およびスレーブディスプレイ10b−8を特に区別する必要がない場合は、以下、単にスレーブディスプレイ10bと称する。
マスターディスプレイ10a(第1表示装置)および各スレーブディスプレイ10b(第2表示装置)の背面には、内蔵の照度センサ101aが備えられている。また、スレーブディスプレイ10b−4、・・・、スレーブディスプレイ10b−1、マスターディスプレイ10a、スレーブディスプレイ10b−5、・・・、およびスレーブディスプレイ10b−8は、通信線によって直列に通信接続されている。
マスターディスプレイ10aおよび各スレーブディスプレイ10bにそれぞれ備えられた照度センサ101aは、照度を計測し、当該照度を示す照度情報(第1情報)を生成する。
マスターディスプレイ10aは、各スレーブディスプレイ10bに備えられた照度センサ101aによって生成された照度情報(第1情報)を、自らのマスターディスプレイ10aへ送信するように要求するための送信要求信号を、通信線を介して、スレーブディスプレイ10b−1、スレーブディスプレイ10b−2、・・・、スレーブディスプレイ10b−4、および、スレーブディスプレイ10b−5、スレーブディスプレイ10b−6、・・・、スレーブディスプレイ10b−8、に対して配信する。
なお、送信要求信号は、定期的に(例えば、10秒ごとに)送信されるようにしてもよい。
なお、送信要求信号は、定期的に(例えば、10秒ごとに)送信されるようにしてもよい。
各スレーブディスプレイ10bは、マスターディスプレイ10aから送信された送信要求信号を受信すると、各スレーブディスプレイ10bに備えられた照度センサ101aによって生成された照度情報(第1情報)を、通信線を介して、マスターディスプレイ10aに対して送信する。
マスターディスプレイ10aは、各スレーブディスプレイ10bから送信された照度情報(第1情報)を受信すると、受信したそれぞれの照度信号(第1情報)に基づく照度、および自らのマスターディスプレイ10aに備えられた照度センサ101aによって生成された照度信号(第1情報)に基づく照度を比較する。
マスターディスプレイ10aは、上記において収集した全ての照度信号(第1情報)に基づく照度を比較した結果、最も高い(すなわち、最も周囲の明るさが明るいと計測された)照度を選択する。そして、マスターディスプレイ10aは、選択した照度を示す照度情報(第2情報)を、通信線を介して、スレーブディスプレイ10b−1、スレーブディスプレイ10b−2、・・・、スレーブディスプレイ10b−4、および、スレーブディスプレイ10b−5、スレーブディスプレイ10b−6、・・・、スレーブディスプレイ10b−8、に対して配信する。
マスターディスプレイ10aおよび各スレーブディスプレイ10bは、それぞれ、照度と、当該照度に対して適切な画面の輝度(すなわち、人間にとって見やすい輝度)の設定値と、が対応付けられた設定情報テーブルを、マスターディスプレイ10aおよび各スレーブディスプレイ10bがそれぞれ備える記憶部(図示せず)において、予め記憶している。
マスターディスプレイ10aは、上記において選択した照度を示す照度情報(第2情報)と、自らのマスターディスプレイ10aが備える記憶部(図示せず)に記憶された設定情報テーブルと、に基づいて画面の輝度の設定値を決定し、当該設定値にしたがって自らのマスターディスプレイ10の画面(表示部)の輝度を制御する。
各スレーブディスプレイ10bは、マスターディスプレイ10aから配信された照度を示す照度情報(第2情報)と、それぞれのスレーブディスプレイ10bが備える記憶部(図示せず)に記憶された設定情報テーブルと、に基づいて画面の輝度の設定値を決定し、当該設定値にしたがってそれぞれのスレーブディスプレイ10bの画面(表示部)の輝度を制御する。
以上、説明したように、マスターディスプレイ10aおよび各スレーブディスプレイ10bはいずれも、全ての照度センサ101aによって計測された照度の中で最も高い照度に対して適切な輝度に、それぞれの画面の輝度を制御する。
例えば、背面が壁に隣接するようにマルチディスプレイ1が設置され、上方から光が当たっているような場合には、マルチディスプレイ1において下段に配置されたスレーブディスプレイ10b−6、スレーブディスプレイ10b−7、およびスレーブディスプレイ10b−8が備える照度センサ101aには光が当たり難いことが考えられ、本来計測されるべき照度よりも低い照度が計測されることが考えられる。
しかしながら、本実施形態に係るマルチディスプレイ1は、上記において説明したように、最も高い照度に対して適切な輝度に全ての画面の輝度を制御するため、適切な輝度よりも低く画面の輝度を設定してしまうこともなく、マルチディスプレイ1の全体として画面の輝度にムラが生じないように輝度を制御することができる。
しかしながら、本実施形態に係るマルチディスプレイ1は、上記において説明したように、最も高い照度に対して適切な輝度に全ての画面の輝度を制御するため、適切な輝度よりも低く画面の輝度を設定してしまうこともなく、マルチディスプレイ1の全体として画面の輝度にムラが生じないように輝度を制御することができる。
なお、本実施形態においては、マスターディスプレイ10aは、上記において収集した全ての照度信号(第1情報)に基づく照度の中で、最も高い照度を選択するものとしたが、これに限られない。例えば、マスターディスプレイ10aが、上記において収集した全ての照度信号(第1情報)に基づく照度の平均値である照度、あるいは中央値である照度を選択するようにしてもよい。
また、図1に図示するように、スレーブディスプレイ10b−8には、外付けの照度センサである外付け照度センサ101bが設置されており、スレーブディスプレイ10b−8は、照度センサ101aの代わりに、より光が当たりやすい外付け照度センサ101bによって照度を計測することができる。このように、例えば、マルチディスプレイ1における下段に配置されたディスプレイなど、背面に備えられた照度センサ101aに光が当たり難いことがあるディスプレイに対しては、外付け照度センサ101bを設置するようにしてもよい。
なお、上述した従来のマルチディスプレイ3(図6参照)においては、予め指定されたマスターディスプレイ30aに外付け照度センサ301bを設置しなければならないため、マルチディスプレイ3が設置された環境によっては、外付け照度センサ301bを設置し難いことがあった。
一方、本実施形態に係るマルチディスプレイ1においては、マスターディスプレイ10aが、収集した全ての照度信号(第1情報)に基づく照度の中で最も高い照度を選択し、選択した照度に基づいて全てのディスプレイの輝度を制御する。
一方、本実施形態に係るマルチディスプレイ1においては、マスターディスプレイ10aが、収集した全ての照度信号(第1情報)に基づく照度の中で最も高い照度を選択し、選択した照度に基づいて全てのディスプレイの輝度を制御する。
これにより、本実施形態に係るマルチディスプレイ1においては、必ずしも外付け照度センサ101bはマスターディスプレイ10aに設置される必要がないため、任意のスレーブディスプレイ10bに外付け照度センサ101bを設置することができる。
また、これにより、本実施形態に係るマルチディスプレイ1においては、マルチディスプレイ1におけるマスターディスプレイ10aの配置位置も、照度センサ101a(または、外付け照度センサ101b)への光の当たり易さを考慮することなく、任意に設定することができる。
また、これにより、本実施形態に係るマルチディスプレイ1においては、マルチディスプレイ1におけるマスターディスプレイ10aの配置位置も、照度センサ101a(または、外付け照度センサ101b)への光の当たり易さを考慮することなく、任意に設定することができる。
なお、本実施形態においては、マスターディスプレイ10aが、各スレーブディスプレイ10bから照度情報(第1情報)を収集し、収取した照度情報に基づく照度および自らのマスターディスプレイ10aが備える照度センサ101aによって計測された照度を比較して、比較した結果に基づく照度を示す照度情報(第2情報)を各スレーブディスプレイ10bへ配信するものとしたが、これに限られない。
例えば、マスターディスプレイ10aが、各スレーブディスプレイ10bから照度情報(第1情報)を収集し、収取した照度情報に基づく照度および自らのマスターディスプレイ10aが備える照度センサ101a(または、外付け照度センサ101b)によって計測された照度を比較して、比較した結果に基づく照度に対して適切な輝度を示す輝度設定情報(第2情報)を各スレーブディスプレイ10bへ配信するような構成であってもよい。なお、この場合には、各スレーブディスプレイ10bにおいては、照度と、当該照度に対して適切な画面の輝度の設定値と、が対応付けられた設定情報テーブルが記憶されている必要がない。
または、例えば、マスターディスプレイ10aが、各スレーブディスプレイ10bに備えられた照度センサ101a(または、外付け照度センサ101b)によって計測された照度に対して適切な輝度を示す輝度設定情報(第1情報)を各スレーブディスプレイ10bから収集し、収集した輝度設定情報に基づく輝度および自らのマスターディスプレイ10aが備える照度センサ101aによって計測された照度に対して適切な輝度を比較して、比較した結果に基づく輝度(例えば、マスターディスプレイ10aおよび各スレーブディスプレイ10bによって生成された全ての輝度設定情報に基づく輝度における最大値)を示す輝度設定情報(第2情報)を各スレーブディスプレイ10bへ配信するような構成であってもよい。
[マルチディスプレイの機能構成]
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
図2は、本発明の実施形態に係るマルチディスプレイの機能構成を示すブロック図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
図2は、本発明の実施形態に係るマルチディスプレイの機能構成を示すブロック図である。
図示するように、本実施形態に係るマルチディスプレイ1は、1つのマスターディスプレイ10a、および8つのスレーブディスプレイ10bからなる、9つのディスプレイによって構成される。当該9つのディスプレイは、それぞれ通信線によって、スレーブディスプレイ10b−4、スレーブディスプレイ10b−3、スレーブディスプレイ10b−2、スレーブディスプレイ10b−1、マスターディスプレイ10a、スレーブディスプレイ10b−5、スレーブディスプレイ10b−6、スレーブディスプレイ10b−7、スレーブディスプレイ10b−8の順に、直列に通信接続されている。
なお、ディスプレイの並び順はこれに限られるものではなく、任意である。また、各ディスプレイは、必ずしも直列に通信接続されている必要はなく、各スレーブディスプレイ10bとマスターディスプレイ10との間でデータの送受信が可能であるならば、任意の接続形態でよい。また、ディスプレイ間の通信は、有線通信であっても、無線通信であっても構わない。
図示するように、マスターディスプレイ10a(第1表示装置)および各スレーブディスプレイ10b(第2表示装置)は、それぞれ、照度センサ101と、制御部102と、輝度制御部103と、通信部104と、表示部105と、を含んで構成される。また、図示するように、マスターディスプレイ10aは、さらに、制御情報生成部106を含んで構成される。
照度センサ101は、周囲の明るさ(照度)を計測し、当該照度に基づく照度情報(第1情報)を生成する。照度センサ101は、例えば、フォトダイオードを含んで構成される。
制御部102は、マスターディスプレイ10a(第1表示装置)および各スレーブディスプレイ10b(第2表示装置)が有する各機能ブロックを制御する。制御部102は、例えば、CPU(Central Processing Unit;中央演算処理装置)を含んで構成される。
輝度制御部103は、マスターディスプレイ10aの制御情報生成部106によって生成された照度情報(第2情報)に基づいて表示部105の輝度を制御する。なお、輝度制御部103は、例えば、CPUを含んで構成され、上述した制御部102を構成するCPUと同じ1つのCPUによって構成されるものであってもよい。
マスターディスプレイ10a(第1表示装置)の通信部104(第1通信部)は、スレーブディスプレイ10b(第2表示装置)から、各スレーブディスプレイ10bに備えられた照度センサ101aによって生成された照度情報(第1情報)を取得する。
また、マスターディスプレイ10a(第1表示装置)の通信部104(第1通信部)は、スレーブディスプレイ10b(第2表示装置)へ、照度情報(第2情報)を配信する。当該照度情報(第2情報)は、マスターディスプレイ10a(第1表示装置)が、収集した全ての照度信号(第1情報)に基づく照度を比較した結果に基づいて選択した照度を示す照度情報である。
また、マスターディスプレイ10a(第1表示装置)の通信部104(第1通信部)は、スレーブディスプレイ10b(第2表示装置)へ、照度情報(第2情報)を配信する。当該照度情報(第2情報)は、マスターディスプレイ10a(第1表示装置)が、収集した全ての照度信号(第1情報)に基づく照度を比較した結果に基づいて選択した照度を示す照度情報である。
また、マスターディスプレイ10a(第1表示装置)の通信部104(第1通信部)は、各スレーブディスプレイ10b(第2表示装置)に備えられた照度センサ101によって生成された照度情報(第1情報)を自らのマスターディスプレイ10aへ送信するように要求するための送信要求信号を、各スレーブディスプレイ10bへ配信する。
スレーブディスプレイ10b(第2表示装置)の通信部104(第2通信部)は、マスターディスプレイ10a(第1表示装置)へ、各スレーブディスプレイ10bに備えられた照度センサ101aによって生成された照度情報(第1情報)を送信する。
また、スレーブディスプレイ10b(第2表示装置)の通信部104(第2通信部)は、マスターディスプレイ10a(第1表示装置)から、照度情報(第2情報)を取得する。当該照度情報(第2情報)は、マスターディスプレイ10a(第1表示装置)が、収集した全ての照度信号(第1情報)に基づく照度を比較した結果に基づいて選択した照度を示す照度情報である。
また、スレーブディスプレイ10b(第2表示装置)の通信部104(第2通信部)は、マスターディスプレイ10a(第1表示装置)から、照度情報(第2情報)を取得する。当該照度情報(第2情報)は、マスターディスプレイ10a(第1表示装置)が、収集した全ての照度信号(第1情報)に基づく照度を比較した結果に基づいて選択した照度を示す照度情報である。
また、スレーブディスプレイ10b(第2表示装置)の通信部104(第2通信部)は、自らのスレーブディスプレイ10b(第2表示装置)に備えられた照度センサ101によって生成された照度情報(第1情報)をマスターディスプレイ10a(第1表示装置)へ送信するように要求されるための送信要求信号を、マスターディスプレイ10aから受信する。
制御情報生成部106は、マスターディスプレイ10a(第1表示装置)の照度センサ101によって生成された照度情報(第1情報)と、スレーブディスプレイ10b(第2表示装置)の照度センサ101によって生成された照度情報(第1情報)と、に基づいて照度情報(第2情報)を生成する。当該照度情報(第2情報)は、例えば、マスターディスプレイ10a(第1表示装置)の照度センサ101によって生成された照度情報(第1情報)に基づく照度、およびスレーブディスプレイ10b(第2表示装置)の照度センサ101によって生成された照度情報(第1情報)に基づく照度のうち、最も高い照度に基づいて生成される。
[マルチディスプレイの動作]
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
図3は、本発明の実施形態に係るマルチディスプレイの動作を示すフローチャートである。本フローチャートは、マルチディスプレイ1が起動した際に開始する。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
図3は、本発明の実施形態に係るマルチディスプレイの動作を示すフローチャートである。本フローチャートは、マルチディスプレイ1が起動した際に開始する。
(ステップS001)マルチディスプレイ1を構成するマスターディスプレイ10aおよび各スレーブディスプレイ10bの輝度の一括制御の機能がオンにされた場合、ステップS002へ進む。そうでない場合は、ステップS001に留まる。
(ステップS002)自らのディスプレイがマスターディスプレイ10aである場合、ステップS003へ進む。そうでない場合(すなわち、自らのディスプレイがスレーブディスプレイ10bである場合)、ステップS007へ進む。
(ステップS003)マスターディスプレイ10aの照度センサ101は、周囲の明るさ(照度)を計測して計測値を取得し、当該計測値に基づく照度情報(第1情報)を生成する。その後、ステップS004へ進む。
(ステップS004)マスターディスプレイ10aの通信部104は、各スレーブディスプレイ10bに備えられた照度センサ101によって計測された照度の継続値に基づく照度情報(第1情報)を自らのマスターディスプレイ10aへ送信するように要求するための送信要求信号を、各スレーブディスプレイ10bへ配信する。その後、ステップS005へ進む。
(ステップS005)マスターディスプレイ10aの通信部104は、スレーブディスプレイ10bから、各スレーブディスプレイ10bに備えられた照度センサ101aによって生成された照度情報(第1情報)を取得する。マスターディスプレイ10aの制御情報生成部106は、マスターディスプレイ10aの照度センサ101によって生成された照度情報(第1情報)と、スレーブディスプレイ10bの照度センサ101によって生成された照度情報(第1情報)と、に基づいて照度情報(第2情報)を生成する。当該照度情報(第2情報)は、マスターディスプレイ10aの照度センサ101によって生成された照度情報(第1情報)に基づく照度、およびスレーブディスプレイ10bの照度センサ101によって生成された照度情報(第1情報)に基づく照度のうち、最大値(最も高い照度)に基づいて生成される。また、マスターディスプレイ10aの通信部104は、スレーブディスプレイ10bへ、照度情報(第2情報)を配信する。その後、ステップS006へ進む。
(ステップS006)マスターディスプレイ10aの輝度制御部103は、制御情報生成部106によって生成された照度情報(第2情報)に基づく照度(すなわち、全ての照度センサ101による計測における計測値の最大値)に対して適切な輝度になるように、自らのマスターディスプレイ10aの表示部105の輝度を設定する。以上で、本フローチャートの処理が終了する。
(ステップS007)スレーブディスプレイ10bの照度センサ101は、周囲の明るさ(照度)を計測して計測値を取得し、当該計測値に基づく照度情報(第1情報)を生成する。その後、ステップS008へ進む。
(ステップS008)スレーブディスプレイ10bの通信部104が、各スレーブディスプレイ10bに備えられた照度センサ101によって計測された照度の継続値に基づく照度情報(第1情報)をマスターディスプレイ10aへ送信するように要求するための送信要求信号を、マスターディスプレイ10aから受信した場合、ステップS009へ進む。そうでない場合(すなわち、送信要求がない場合)、ステップS008に留まる。
(ステップS009)スレーブディスプレイ10bの通信部104は、マスターディスプレイ10aへ、ステップS007において照度センサ101によって計測された照度の計測値に基づく照度情報(第1情報)を送信する。
(ステップS010)スレーブディスプレイ10bの通信部104が、ステップS005においてマスターディスプレイ10aから送信された照度情報(第2情報)を受信した場合、ステップS011へ進む。そうでない場合、ステップS010に留まる。なお、上述したように、当該照度情報(第2情報)は、マスターディスプレイ10aの照度センサ101によって生成された照度情報(第1情報)に基づく照度、およびスレーブディスプレイ10bの照度センサ101によって生成された照度情報(第1情報)に基づく照度のうち、最大値(最も高い照度)に基づいて生成される。
(ステップS011)スレーブディスプレイ10bの輝度制御部103は、マスターディスプレイ10aの制御情報生成部106によって生成された照度情報(第2情報)に基づく照度(すなわち、全ての照度センサ101による計測における計測値の最大値)に対して適切な輝度になるように、自らのスレーブディスプレイ10bの表示部105の輝度を設定する。
以上で、本フローチャートの処理が終了する。
以上で、本フローチャートの処理が終了する。
以上説明したように、本実施形態に係るマルチディスプレイ1は、マルチディスプレイ1におけるマスターディスプレイ10aおよび各スレーブディスプレイ10bの配置に依存することなく、マルチディスプレイ1全体として適切な輝度をマスターディスプレイ10aおよび各スレーブディスプレイ10bに対して設定することができる。
また、以上説明したように、例えば、背面が壁に隣接するようにマルチディスプレイ1が設置され、上方から光が当たっているような場合には、マルチディスプレイ1において下段に配置されたスレーブディスプレイ10b−6、スレーブディスプレイ10b−7、およびスレーブディスプレイ10b−8が備える照度センサ101aには光が当たり難いことが考えられ、これにより本来計測されるべき照度よりも低い照度が計測されることが考えられるが、本実施形態に係るマルチディスプレイ1を構成するマスターディスプレイ10aおよび各スレーブディスプレイ10bはいずれも、全ての照度センサ101aによって計測された照度の中で最も高い照度に対して適切な輝度に、それぞれの画面の輝度を制御するため、適切な輝度よりも低く画面の輝度を設定してしまうこともなく、マルチディスプレイ1の全体として画面の輝度にムラが生じないように輝度を制御することができる。
また、以上説明したように、上述した従来のマルチディスプレイ3(図6参照)においては、予め指定されたマスターディスプレイ30aに外付け照度センサ301bを設置しなければならないため、マルチディスプレイ3が設置された環境によっては、外付け照度センサ301bを設置し難いことがあったが、本実施形態に係るマルチディスプレイ1においては、マスターディスプレイ10aが、収集した全ての照度信号(第1情報)に基づく照度の中で最も高い照度を選択し、選択した照度に基づいて全てのディスプレイの輝度を制御するため、必ずしも外付け照度センサ101bはマスターディスプレイ10aに設置される必要がなく、任意のスレーブディスプレイ10bに外付け照度センサ101bを設置することができる。また、これにより、本実施形態に係るマルチディスプレイ1においては、マルチディスプレイ1におけるマスターディスプレイ10aの配置位置も、照度センサ101a(または、外付け照度センサ101b)への光の当たり易さを考慮することなく、任意に設定することができる。
図4は、本発明の実施形態に係るマルチディスプレイの基本構成を示す概略ブロック図である。図示するように、本発明の実施形態に係るマルチディスプレイは、1つのマスターディスプレイ10a(第1表示装置)と少なくとも1つのスレーブディスプレイ10b(第2表示装置)とが任意に配置されたマルチディスプレイ(表示システム)である。マスターディスプレイ10a(第1表示装置)およびスレーブディスプレイ10b(第2表示装置)は、表示部105と、照度を計測し、当該照度に基づく第1の照度情報(第1情報)を生成する照度センサ101と、第2の照度情報(第2情報)に基づいて表示部105の輝度を制御する輝度制御部103と、を備える。また、マスターディスプレイ10a(第1表示装置)は、当該マスターディスプレイ10a(第1表示装置)の照度センサ101によって生成された第1の照度情報(第1情報)と、スレーブディスプレイ10b(第2表示装置)の照度センサ101によって生成された第1の照度情報(第1情報)と、に基づいて第2の照度情報(第2情報)を生成する制御情報生成部106と、スレーブディスプレイ10b(第2表示装置)から第1の照度情報(第1情報)を取得し、スレーブディスプレイ10b(第2表示装置)へ第2の照度情報(第2情報)を配信する通信部104(第1通信部)と、をさらに備える。また、スレーブディスプレイ10b(第2表示装置)は、マスターディスプレイ10a(第1表示装置)へ第1の照度情報(第1情報)を送信し、マスターディスプレイ10a(第1表示装置)から第2の照度情報(第2情報)を取得する通信部104(第2通信部)、をさらに備える。
なお、上述した実施形態におけるマルチディスプレイ1の一部又は全部をコンピュータで実現するようにしてもよい。その場合、この制御機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによって実現してもよい。
なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、マルチディスプレイ1に内蔵されたコンピュータシステムであって、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。
さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信回線のように、短時間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含んでもよい。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよい。
また、上述した実施形態におけるマルチディスプレイ1の一部又は全部を、LSI(Large Scale Integration)等の集積回路として実現してもよい。マルチディスプレイ1の各機能ブロックは個別にプロセッサ化してもよいし、一部、または全部を集積してプロセッサ化してもよい。また、集積回路化の手法はLSIに限らず専用回路、または汎用プロセッサで実現してもよい。また、半導体技術の進歩によりLSIに代替する集積回路化の技術が出現した場合、当該技術による集積回路を用いてもよい。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
1・・・マルチディスプレイ(表示システム)、10a・・・マスターディスプレイ(第1表示装置)、10b・・・スレーブディスプレイ(第2表示装置)、101a・・・照度センサ、101b・・・外付け照度センサ、102・・・制御部、103・・・輝度制御部、104・・・通信部、105・・・表示部、106・・・制御情報生成部
Claims (5)
- 1つの第1表示装置と少なくとも1つの第2表示装置とが任意に配置された表示システムであって、
前記第1表示装置および前記第2表示装置は、
表示部と、
照度を計測し、前記照度に基づく第1情報を生成する照度センサと、
第2情報に基づいて前記表示部の輝度を制御する輝度制御部と、
を備え、
前記第1表示装置は、
前記第1表示装置の前記照度センサによって生成された前記第1情報と、前記第2表示装置の前記照度センサによって生成された前記第1情報と、に基づいて前記第2情報を生成する制御情報生成部と、
前記第2表示装置から前記第1情報を取得し、前記第2表示装置へ前記第2情報を配信する第1通信部と、
をさらに備え、
前記第2表示装置は、
前記第1表示装置へ前記第1情報を送信し、前記第1表示装置から前記第2情報を取得する第2通信部、
をさらに備える
ことを特徴とする表示システム。 - 前記制御情報生成部は、前記第1表示装置の前記照度センサによって生成された前記第1情報に基づく照度、および前記第2表示装置の前記照度センサによって生成された前記第1情報に基づく照度のうち、最も高い照度に基づいて前記第2情報を生成する
ことを特徴とする請求項1に記載の表示システム。 - 表示部と、
照度を計測し、前記照度に基づく第1情報を生成する照度センサと、
前記照度センサによって生成された前記第1情報と、少なくとも1つの他の表示装置から取得した前記第1情報と、に基づいて第2情報を生成する制御情報生成部と、
前記他の表示装置から前記第1情報を取得し、前記他の表示装置へ前記第2情報を配信する通信部と、
前記第2情報に基づいて前記表示部の輝度を制御する輝度制御部と、
を備える
ことを特徴とする表示装置。 - 1つの第1表示装置と少なくとも1つの第2表示装置とが任意に配置された表示システムのコンピュータによる画面輝度制御方法であって、
照度センサが、照度を計測し、前記照度に基づく第1情報を生成する第1情報生成ステップと、
輝度制御部が、第2情報に基づいて表示部の輝度を制御する輝度制御ステップと、
制御情報生成部が、前記第1表示装置の前記照度センサによって生成された前記第1情報と、前記第2表示装置の前記照度センサによって生成された前記第1情報と、に基づいて前記第2情報を生成する制御情報生成ステップと、
第1通信部が、前記第2表示装置から前記第1情報を取得し、前記第2表示装置へ前記第2情報を配信する第1通信ステップと、
第2通信部が、前記第1表示装置へ前記第1情報を送信し、前記第1表示装置から前記第2情報を取得する第2通信ステップと、
を有する
ことを特徴とする画面輝度制御方法。 - 1つの第1表示装置と少なくとも1つの第2表示装置とが任意に配置された表示システムのコンピュータに、
照度を計測し、前記照度に基づく第1情報を生成する第1情報生成ステップと、
第2情報に基づいて表示部の輝度を制御する輝度制御ステップと、
前記第1表示装置の照度センサによって生成された前記第1情報と、前記第2表示装置の照度センサによって生成された前記第1情報と、に基づいて前記第2情報を生成する制御情報生成ステップと、
前記第2表示装置から前記第1情報を取得し、前記第2表示装置へ前記第2情報を配信する第1通信ステップと、
前記第1表示装置へ前記第1情報を送信し、前記第1表示装置から前記第2情報を取得する第2通信ステップと、
を実行させるための画面輝度制御プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016232098A JP2018087944A (ja) | 2016-11-30 | 2016-11-30 | 表示システム、表示装置、画面輝度制御方法、及び画面輝度制御プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
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ID=62493034
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113450736A (zh) * | 2020-03-25 | 2021-09-28 | 苏州佳世达电通有限公司 | 显示器校正系统及显示器校正方法 |
US11150858B2 (en) | 2019-01-31 | 2021-10-19 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Electronic devices sharing image quality information and control method thereof |
US11157228B2 (en) | 2019-08-13 | 2021-10-26 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Display apparatus and control method thereof |
-
2016
- 2016-11-30 JP JP2016232098A patent/JP2018087944A/ja active Pending
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