JP2018087729A - センサレス製箱ライン - Google Patents

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保夫 福井
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Abstract

【課題】製箱ラインのセンサ設定の煩雑さを解消すること。【解決手段】 製箱ライン1を所定以上の視野角にて動画撮影するビデオカメラ301と、ビデオカメラ301により動画撮影された製箱ライン1の二つ以上の領域において、箱Bの様相をそれぞれ抽出する様相抽出部302と、様相抽出部302により抽出されたそれぞれの様相に基づいて、当該様相に対応する領域における箱Bへ作用する機構(モータ制御部等)を制御する機構制御部303と、を具備したことを特徴とするセンサレス製箱ライン。【選択図】図5

Description

本発明は、製箱ラインに従来導入されている光電センサその他の多数のセンサに替え、動画撮像カメラによりセンサレスの製箱ラインを構築する技術に関する。
従来、広義の製箱ライン、すなわち、狭義の製箱ライン(箱の組み上げやフラップの糊付け)に加えて、収容物の搬送、収容物の箱への収容、ロット番号等の印字、輸送用大箱への箱の収容ないし箱の積層・ラッピング等の含まれるラインでは、光電センサその他の各種センサが用いられている。
たとえば、図8に示した倒立集積自動供給部を例に挙げると、
・箱受け取りセンサ
・箱倒立部確認センサ(これに基づき、横送りサーボプッシャを作動させる)
・倒立コンベア流入確認センサ(これに基づき、サーボバケットコンベアを作動させる)
・倒立前進端センサ(これに基づき、抜取シリンダを作動させる)
などが組み込まれる。これらを含め、センサ配置の例を▲印で示した。
このようなセンサ群により、製箱ラインは十全に制御され、製箱作業がなされていく。
しかしながら、このような製箱ラインでは、全体として数十箇所以上のセンサが必要となる。そして、センサを導入する場合、それぞれに、ブラケット設計、センサ手配、センサ仕分け、センサブラケットの取付け、センサ取付け配線、センサ調整、等が必要であり、センサ数が多ければ多いほど時間と手間と費用がかかってしまう、という問題点があった。すなわち、センサ設定が煩雑でありコストもかかるという問題点があった。
特に、製箱ラインでは、大量の箱が搬送される結果、紙粉が浮遊し、センサの誤検知が誘発されてしまう、という問題点もあった。
特開2016−32901 特開2015−145817 特開2015−49213 特開2016−036905 特開2010−179951 特開2016−060515 特開2015−217994
本発明は上記に鑑みてなされたものであって、製箱ラインのセンサ設定の煩雑さを解消することを目的とする。
請求項1に記載のセンサレス製箱ラインは、製箱ラインを所定以上の視野角にて動画撮影する撮影手段と、撮影手段により動画撮影された製箱ラインの二つ以上の領域において、搬送対象物の様相をそれぞれ抽出する様相抽出手段と、様相抽出手段により抽出されたそれぞれの様相に基づいて、当該様相に対応する領域における搬送対象物へ作用する機構を制御する機構制御手段と、を具備したことを特徴とする。
すなわち、請求項1にかかる発明は、箱その他の搬送対象物を広範囲に動画撮影して様相認識をおこうことにより、多数のセンサの代替とすることができる。
様相は、様子、状態、ということができる。
請求項2に記載のセンサレス製箱ラインは、請求項1に記載のセンサレス製箱ラインにおいて、様相抽出手段は、搬送対象物とともにまたは搬送対象物に替えて、搬送対象物へ作用する機構の様相も抽出することを特徴する。
すなわち、請求項2にかかる発明は、駆動部分その他の機構を広範囲に動画撮影して様相認識をおこうことにより、多数のセンサの代替とすることができる。
請求項3に記載のセンサレス製箱ラインは、請求項1または2に記載のセンサレス製箱ラインにおいて、搬送対象物は、箱および/または箱への収容物であり、様相は、搬送対象物の全体または部分の、位置および/または姿勢および/または配向方向および/または速度および/または重量であることを特徴とする。
請求項4に記載のセンサレス製箱ラインは、請求項1、2または3に記載のセンサレス製箱ラインにおいて、機構制御手段は、様相抽出手段により抽出されたそれぞれの様相をパターン認識して当該様相に対応する領域における搬送対象物へ作用する機構を制御することを特徴とする。
請求項5に記載の製箱ラインは、請求項1に記載のセンサレス製箱ラインにおいて、撮影手段の対物側表面の汚れを取り除く除去手段を具備したことを特徴とする。
すなわち、請求項5にかかる発明は、紙粉を除去し誤検知をなし、設計どおりの検出精度を維持することができる。
請求項6に記載のセンサレス製箱ラインは、請求項1〜5のいずれか一つに記載のセンサレス製箱ラインにおいて、撮影手段により撮影された動画データを記録する動画記録手段と、様相抽出手段により抽出された様相に基づいて搬送対象物または機構の不具合を検出する不具合検出手段と、不具合検出手段により不具合が検出された場合に、動画記録手段により記録された動画データの所定時間分を切り出すデータ切出手段と、データ切出手段により切り出された動画データを所定の送信先へ送信する送信手段と、を具備したことを特徴とする。
すなわち、請求項6にかかる発明は、動画に基づき、不具合の原因や不具合の程度を把握し、適切な処置を速やかにおこなうことができる。
本発明によれば、製箱ラインのセンサ設定の煩雑さを解消しコスト削減も実現する(請求項1〜4)。また、設計された検出精度を維持することができる(請求項5)。また、動画に基づき、不具合の原因や不具合の程度を把握し、適切な処置を速やかにおこなうことができる(請求項6)。
製箱ラインの構成ブロック図である。 箱の様子を示した説明図である。 収容部を中心として描いた構成概要の平面図である。 収容部を中心として描いた構成概要の正面図である。 ビデオカメラからの動画に基づく製箱ラインの制御を説明する機能ブロック図である。 収容部を中心とした領域例を示した説明図である。 パターン認識例を示した説明図である。 収容部を中心として描いた従来の構成概要の平面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら詳細に説明する。ここでは、センサレス製箱ラインは、スタックされシート状に倒伏した箱を順次展開して筒状とし、移送しつつフラップを折り込み糊付けして筒の片方を閉じ、並走して送られるピロー包装体を収容し、更に移送しつつフラップを折り込み糊付けして筒の他方を閉じ(ピロー包装体が入った箱が完成する)、印字をしてから移送方向を変えつつ90°転がし、3つの箱を一組とし、これを別途搬送された大箱に押し込むものとして説明する。なお、以降では、センサレス製箱ラインを単に製箱ラインと適宜称する。
図1は、本発明の製箱ラインの構成ブロック図である。
センサレス製箱ライン1は、その構成として、箱展開部11と、第1筒閉じ部12と、中身収容部13と、第2筒閉じ部14と、印字部15と、大箱収容部16と、包装体移送部21と、大箱移送部22と、撮影制御部30と、を有する。
箱展開部11は、スタックされ、二つ折りで倒伏した未完成の箱(図2a)を、一枚ずつ取り出し、その一辺を規制板に当てることにより、角筒状に展開して下流に送る。この展開された角筒は、その軸方向の両側にフラップ4枚がそれぞれ延伸した状態となっている(図2b)。箱展開部11の具体的構成は、たとえば、本出願人による特開2016−036905に開示されているのでその詳細な説明を省略する。
第1筒閉じ部12は、角筒を移送しつつ折上板、折下板等により片側のフラップを折り込み、糊付けする(図2c)。すなわち、角筒の片面が閉じて横に寝た有底角筒の箱となる。第1筒閉じ部12の具体的構成は、たとえば、本出願人による特開2010−179951に開示されているのでその詳細な説明を省略する。
中身収容部13は、有底角筒箱に同期して並走するピロー包装体を収容する(図2d)。これは、連続移送であっても間欠移送であっても良い。一般的にはプッシャにより、有底角筒の開口方向から押し込む。中身収容部13の具体的構成は、たとえば、本出願人による特開2016−060515に開示されているのでその詳細な説明を省略する。
第2筒閉じ部14は、ピロー包装体を収容した箱を移送しつつ折上板、折下板等により開口側のフラップを折り込み、糊付けする。これにより、半製品であった二つ折りの箱が中身を入れた完成品の箱となる(図2e)。第2筒閉じ部は第1閉じ部と同様な構成を採用することができる。
印字部15は、箱に対してロット番号等を印字する。たとえば、印字の方式としてはレーザマーカなどを挙げることができる。印字部15の具体的構成は、たとえば、特開2015−217994に開示されているのでその詳細な説明を省略する。
大箱収容部16は、移送方向を変えつつ箱を90°回転させる(横倒しする)。そして三つ組みとして別途搬送された大箱に押し込む。大箱収容部16の具体的構成は後述する。
包装体移送部21は、中身収容部13にて収容されるピロー包装体を有底角筒箱の移送に同期して並走させる。
大箱移送部22は、大箱収容部16にて収容される三つ組みの箱を受け入れるべく、大箱を間欠移送する。
撮影制御部30は、単数若しくは複数のカメラで、各部を撮影し、ライン上の駆動部等の各要素の制御をおこなう。
大箱収容部16における動画撮影および制御について、以下に詳細に説明する。
図3は、本発明の製箱ラインのうち、大箱収容部16を中心として描いた構成概要の平面図であり、また、図4は、図3に示した構成概要の正面図である(なお、図においては、説明の便宜上適宜構成を省略して描画している。たとえば、図4では、大箱移送部16は省略している)。
大箱収容部16は、第1移送部100と第2移送部200とを有する。また、大箱収容部16上空には撮影制御部30を構成するビデオカメラ301が備わる。
第1移送部100は、コンベア101と、ストッパ102と、プッシャ103とにより構成される。
コンベア101は、ベルト111と、ローラ112と、駆動モータ113と、モータ制御部114と、を有する。
ベルト111はローラ112に巻回され、印字部15から送られてきた箱Bを受け取り、ローラ112を回転する駆動モータ113により箱Bを所定速度で下流に移送する。モータ制御部114は、駆動モータ113の回転を制御する。なお、ここでは図示したように、箱Bはその長手方向が移送方向であるように配向している。
ストッパ102は、コンベア101下流の上空に配された規制板であり、箱Bをその場に留めおく(箱Bはコンベア101上を滑ることとなる)。
プッシャ103は、モータ131とモータ制御部132とプッシャアーム133とにより構成される。モータ制御部132の制御によりモータ131が駆動しプッシャアーム133が移送方向に直角な向きに往復し、箱Bを第2移送部200へ横送りする。
第2移送部200は、コンベア201と、起立ガイド202と、プッシャ203とにより構成される。
起立ガイド202は、曲率のついた滑り台であって、第1移送部100(プッシャ103)により押し出された箱Bを滑らせつつ90°回転させ、これをコンベア201に載置する。
コンベア201は、ベルト211と、ローラ212と、駆動モータ213と、モータ制御部214と、を有する。
ベルト211はローラ212に巻回され、ローラ212を回転する駆動モータ213により箱Bを移送する。図示したように、コンベア101の移送方向とコンベア201の移送方向とは直交している。すなわち、ベルト211の延伸方向は、コンベア101の移送方向に直角である。
プッシャ203は、モータ231とモータ制御部232とプッシャアーム233とにより構成される。モータ制御部232の制御により、箱Bが三つ揃う毎にモータ231が駆動しプッシャアーム233がこれらを大箱LBに押し込む(図ではガイドも備わる)。
なお、モータ制御部214は、箱Bがベルト211上にて所定間隔空くように間欠駆動し、かつ、箱Bが三つ揃う毎に駆動モータ213の速度を上げ速やかにプッシャアーム233の近くに3つの箱Bを移送する。
大箱収容部16における各種検出・制御は以下の例を挙げることができる。
・箱Bの印字部15からの受け取り検知(載置検知)
・コンベア201の移送速度検知
・箱Bのストッパ102への到達検知
・上記到達検知に基づくモータ制御部132のモータ制御およびプッシャアーム133の正常動作検知
・起立ガイド202による箱Bの回転載置検知
・モータ制御部214によるベルト211の間欠移送
・上記間欠移送に基づき箱Bが3つ載置されたことをカウントする三つ組み検知
・上記三つ組み検知に基づき、次の箱Bが起立ガイド202からスライドするまでの間にモータ制御部214によるベルト211の所定量の移送
・三つ組み箱Bのプッシャアーム233の前への到来検知
・上記到来検知に基づくモータ制御部232のモータ制御およびプッシャアーム233の正常動作検知
・大箱LBの適正位置での待ち受け検知
・大箱LBへの三つ組み箱Bの適正収容検知
ビデオカメラ301は、少なくとも大箱収容部16全体を動画撮影できる視野角をもって所定の高さに設置されている。視野角の例としては、長方形映像の対角線画角として、40°以上が好ましく、好適には60°〜120°、特に、70°〜100°が好ましい。解像度、歪み、周辺の光量落ちを考慮して適宜レンズを採用すれば良い。
ビデオカメラ301は、上空から大箱収容部16を動画撮影して、上記の各検出・制御をおこなう。
図5は、ビデオカメラ301からの動画に基づく製箱ライン1の制御を説明する機能ブロック図である。
製箱ライン1は、ビデオカメラ301と、様相抽出部302と、機構制御部303と、不具合検出部304と、動画記録部305と、データ切出部306と、送信部307と、を有する。
様相抽出部302は、ビデオカメラ301により動画撮影された大箱収容部16を予め5つの領域に分けており、各領域から大箱収容部16にあるそれぞれの箱Bやプッシャ103やプッシャ203,また、ベルト111や211等の全体像または部分映像に基づき、その様相、ここでは、位置、姿勢、配向方向、移送速度を抽出ないし認識する。認識方法としてはパターン認識を挙げることができる。
なお、領域の区分けの様子を図6に示した。
機構制御部303は、様相抽出部302により抽出ないし認識されたそれぞれの様相に基づいて、当該様相に対応する領域における箱Bへ作用する各機構を制御する。具体的には、モータ制御部114、モータ制御部132、モータ制御部214と、モータ制御部232を制御する。
図7に、プッシャ103やコンベア201のパターン認識例(駆動制御例)を示した。図7aが、プッシャ103近傍(領域2)で認識すべきパターンの画像である。図7bに示したように、中途までの移送では、まだパターンが一致しない結果、駆動信号は出さない。箱Bがストッパ102に到来すると、パターンが一致し、これに基づき機構制御部303がモータ制御部132に制御信号を送信し、プッシャアーム133を往復させる。
また、図7cは、プッシャアーム133の延伸位置におけるパターン画像である。機構制御部303がモータ制御部132へ制御信号を送信してから、プッシャアーム133の伸びきった時間として予め設定された時間経過後にパターン認識する。合致すれば、問題なくプッシャアーム133が箱Bを押し出したと判定できる。
また、制御信号を送信してから所定時間経過後に、ベルト211上に移載された箱Bが90°回転しており所定位置にあるかを検出する。所定位置にあるとする領域3の認識パターン(制御開始パターン)を図7dに示した。
このような各領域でのパターン認識により、大箱収容部16を初め、従来の製箱ライン上の多数のセンサに替えた製箱ラインを構築することができる。
なお、領域設定や、認識すべきパターンや制御信号の発信タイミングの設定は、予め設定しておく。これらの設定は様相抽出部302や機構制御部303にておこなうが、たとえば、パーソナルコンピュータを用いて構築することができる。
また、静止画だけでなく、動画によるパターン認識をおこなわせることも当然できる。
不具合検出部304は、様相抽出部302により抽出された様相に基づいて箱Bまたは各機構の不具合を検出する。すなわち、所定のタイミングにて認識すべきパターンと、実際の像が一致しない場合、不具合が発生したと認識する。たとえば、タイミング的に、図7(a)の状態となっていないといけない時に、実際の像が図(b)である場合、不具合であると認識する。
動画記録部305は、ビデオカメラ301により撮影された動画データを記録する。これは、大箱収容部16の全体像の動画であってもよく、各領域の動画であってもよい。動画撮影の撮影時間は、たとえば1時間とし、順次上書きするようにする。動画形式は特に制限されないが、mp4やavi、WebMといったコンテナを採用することができる。
データ切出部306は、不具合検出部304により不具合が検出された場合に、動画記録部305により記録された動画データの所定時間分を切り出す。たとえば、不具合を検知した時を基準として前60秒、後30秒の90秒のデータを切り出すようにする。
送信部307は、データ切出部306により切り出された動画データを所定の送信先へ送信する。送信先は、製箱ライン1を導入した導入先に設置されたパソコンであってもよいし、製箱ライン1(または大箱収容部16)の製造元に設置されたパソコンであってもよい。これにより、送信先側で速やかにかつ適正に不具合の原因や程度が把握でき、速やかなライン復旧を実現することが可能となる。導入先や製造元で情報を共有することもでき、不具合発生確率をより低くするライン運用も構築できる。
送信手法は特に限定されず、インターネット等を介したデータ送信を挙げることができる。
なお、製箱ライン1では、静電気等によりビデオカメラ301のレンズに紙粉が付着することがある。そこで、撮影制御部30には、ブロア311が備わり、定期的にレンズに対してエアを吹き付け、十全な画像撮影を保障し、各種の検出精度を保証している。
以上説明したように、製箱ライン1では、従来のようなセンサ設定の煩雑さを解消しコスト削減も実現する。また、設計された検出精度を維持することができる。また、不具合の原因や不具合の程度を把握し、適切な処置を速やかにおこなうことができる。
本発明によれば、ビデオカメラ301を二つ一組として、3次元認識によりラインの制御をおこなわせることもできる。すなわち、3次元データとして様相を動的に把握可能となり、複雑な制御の監視等も実現可能となる。
1 センサレス製箱ライン
11 箱展開部
12 第1筒閉じ部
13 中身収容部
14 第2筒閉じ部
15 印字部
16 大箱収容部
21 包装体移送部
22 大箱移送部
30 撮影制御部
100 第1移送部
101 コンベア
102 ストッパ
103 プッシャ
111 ベルト
112 ローラ
113 駆動モータ
114 モータ制御部
131 モータ
132 モータ制御部
133 プッシャアーム
200 第2移送部
201 コンベア
202 起立ガイド
203 プッシャ
211 ベルト
212 ローラ
213 駆動モータ
214 モータ制御部
231 モータ
232 モータ制御部
233 プッシャアーム
301 ビデオカメラ
302 様相抽出部
303 機構制御部
304 不具合検出部
305 動画記録部
306 データ切出部
307 送信部
311 ブロア

Claims (6)

  1. 製箱ラインを所定以上の視野角にて動画撮影する撮影手段と、
    撮影手段により動画撮影された製箱ラインの二つ以上の領域において、搬送対象物の様相をそれぞれ抽出する様相抽出手段と、
    様相抽出手段により抽出されたそれぞれの様相に基づいて、当該様相に対応する領域における搬送対象物へ作用する機構を制御する機構制御手段と、
    を具備したことを特徴とするセンサレス製箱ライン。
  2. 様相抽出手段は、搬送対象物とともにまたは搬送対象物に替えて、搬送対象物へ作用する機構の様相も抽出することを特徴する請求項1に記載のセンサレス製箱ライン。
  3. 搬送対象物は、箱および/または箱への収容物であり、
    様相は、搬送対象物の全体または部分の、位置および/または姿勢および/または配向方向および/または速度および/または重量であることを特徴とする請求項1または2に記載のセンサレス製箱ライン。
  4. 機構制御手段は、様相抽出手段により抽出されたそれぞれの様相をパターン認識して当該様相に対応する領域における搬送対象物へ作用する機構を制御することを特徴とする請求項1、2または3に記載のセンサレス製箱ライン。
  5. 撮影手段の対物側表面の汚れを取り除く除去手段を具備したことを特徴とする請求項1に記載のセンサレス製箱ライン。
  6. 撮影手段により撮影された動画データを記録する動画記録手段と、
    様相抽出手段により抽出された様相に基づいて搬送対象物または機構の不具合を検出する不具合検出手段と、
    不具合検出手段により不具合が検出された場合に、動画記録手段により記録された動画データの所定時間分を切り出すデータ切出手段と、
    データ切出手段により切り出された動画データを所定の送信先へ送信する送信手段と、
    を具備したことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載のセンサレス製箱ライン。
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