JP2018087444A - 屋上スラブ貫通ユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】屋上スラブ形成前に配筋内に設置する際にも、また既存の屋上スラブ上に設置する際にも、JASS8の基準に準拠する防水施工を容易に行え、更に防水層(防水シート)保護板を設置可能にした屋上スラブ貫通ユニットを提供する。【解決手段】本発明にかかる屋上スラブ貫通ユニット1は、上部2aおよび下部2bが開口された下部ユニット2と、前記下部ユニット2の上に設置される、上部3aおよび下部3bに開口された中間ユニット3と、前記中間ユニット上部3aの前記開口を塞ぐ上部ユニット4と、を備え、前記下部ユニット2の側壁2cの下端から内方に、前記側壁2cに対して直角に延設された脚部2dを有することを特徴としている。【選択図】図2

Description

本発明は屋上スラブ貫通ユニットに関し、例えば、建築物内部の配管や配線を屋上スラブの貫通路を通して屋上に取り出す際に、屋上に設置して用いられる屋上スラブ貫通ユニットに関する。
マンション、ビルなどの建築物には、建築物内部と屋上とを結ぶ配管、配線等が設置される。例えば、エアコンなどの空調装置を取り付ける際には、室内機が建築物内部に、一方室外機が建築物の屋上に設置され、前記室内機と前記室外機が配管で連結される。
そのため、前記建築物の屋上スラブには、建築物内部から屋上に配管を取り出すための貫通路(取出口)が設けられると共に、前記貫通路から建築物内部に雨水が浸入しないように、例えば、特許文献1,2に示すような、前記貫通路を覆う屋上スラブ貫通ユニットが設けられている。
この屋上スラブ貫通ユニットについて、特許文献1に示された屋上配管取出し用箱体を例にとって、図12、図13に基づいて説明する。
この屋上配管取出し用箱体100は、屋上スラブに設置されるコンクリート製の下部枠体101と、前記コンクリート製の下部枠体101に取り付けられる上部枠体102と、前記上部枠体102の上面に取り付けられる蓋材103とを備えている。
前記下部枠体101には、断面矩形枠状の本体の下端縁から外側に突出するフランジ部101aが形成され、前記フランジ部101aには、スラブに据付時の支持金具(図示せず)取り付け用として使用する透孔101bが設けられている。
また、前記下部枠体101の上面には、図13に示すように、上端縁から内側に突出して形成された第1の連結部101cが形成されている。この第1の連結部101cには、ネジ孔部101dが形成されている。
また、上部枠体102は下部枠体101の外寸よりやや大きく形成され、上部枠体102の下部に、内側に延設された連結部102aが形成されている。前記連結部102aには、ボルト挿通孔102bが設けられている。
そして、下部枠体101の上部が、上部枠体102の下部内に収容され、ボルト挿通孔102bを挿通したボルトを、ネジ孔部101dに螺着することによって、上部枠体102と下部枠体101は連結される。
また、上部枠体102の上部には、外側に延設された第2の連結部102cが形成されている。前記第2の連結部102cには、ボルト挿通孔102dが設けられている。
尚、上部枠体102の側面には、図示しないが配管を外部に導出するための貫通孔が形成されている。
また、蓋材103にはボルト挿通孔103aが形成されている。
前記蓋体103を上部枠体102に載置し、ボルト(図示せず)をボルト挿通孔103a,102dに挿通し、ナット(図示せず)で螺着することによって、前記蓋体103は上部枠体102に連結される。
このように構成された屋上配管取出箱100の設置について説明する。
屋上スラブの配筋後、下部枠体101を屋上スラブ配筋上の貫通路を囲み覆うようにして配置し、その際、透孔101bに固定された支持金具(図示せず)をスラブ型枠に釘止め固定する。
次に、下部枠体101の第1の連結部101c上に上部枠体102の第2の連結部102aを重ねるようにして載せ、締付けボルトを、ボルト挿通孔102bを介してネジ孔部101dに螺着させ、下部枠体101と上部枠体102を連結する。
そして、屋上スラブの貫通路を通過してきた配管をエルボ等で屈曲させ、上部枠体102の貫通孔から外部に取り出す。その後、上部枠体102に蓋体103を被せ、双方に設けたボルト挿通孔103a,102dに締付けボルト(図示せず)を挿通し、ナット(図示せず)で締め付けて固定する。
また、一般的に、前記下部枠体101の側壁及び下端縁のフランジ部101aには防水シート(アスファルト防水層)が設置され、雨水の浸入が防止される。
この防水シートは、図12に仮想線で示すように、前記下部枠体101の長辺に対応した第1の防水シート104aと、短辺に対応した第2の防水シート104bと、角部に対応した第3の防水シート104cとから構成される。
そして、夫々の防水シート104a、104b、104cを、図13に示すように、下部枠体101の側壁から屋上スラブの間に設置することにより、フランジ部101aと屋上スラブとの間の防水処理が施される。
特開2015−14178号公報 特開2015−78746号公報
ところで、建築物の施工に関しては、日本建築学会によって建築工事標準仕様書(Japanese Architectural Standard Specification:以下、JASSという)が制定されている。
この建築工事標準仕様書には、屋上、屋根における防水工事についてJASS8(建築工事標準仕様書第8章)に規定されており、防水シート(例えば、改質アスファルトシート、合成高分子系シート)を用いて、屋上スラブ貫通ユニットの防水施工する場合、前記下部枠体101(下部ユニット)の形状は入隅が直角であることが要求されている。尚、この入隅とは、立上りの面と水平の面が出会ってできる凹状の連続線をいう。
従来の屋上配管取出し用箱体100にあっては、図13に示すようjに、下部枠体101の側壁とフランジ部101aとが出会ってできる凹状の部分は曲面Rとなるため、JASS8で規定される入隅は、直角とはならない。
入隅部の直角に関するJASS8の基準を満たすためには、スラブ埋設量を増やし、フランジ部101aをスラブ内に埋め込むことで直角とすることが可能であるが、作業が複雑化すること、立上り高さが十分に確保することが困難になることが懸念される。
また、従来の屋上配管取出し用箱体100にあっては、フランジ部101aが形成されているため、既存の屋上スラブ面に設置する際、屋上スラブ面とフランジ部101aの上面との間に段差が生じる。
そのため、屋上スラブ面からフランジ部、下部枠体101(下部ユニット)の間において、防水シートを隙間なく施工する作業は複雑であった。
また、防水層(防水シート)の外側に、直射日光による劣化や浮きから防水層を保護し美観を維持するための保護板を設置するのが望ましいが、従来の屋上配管取出し用箱体100にあっては、フランジ部101aが形成されているため、前記防水層の保護板を設置するスペースがなく、その設置が困難であった。
本発明は、上記技術的課題を解決するためになされたものであり、屋上スラブ形成前に配筋内に設置する際にも、また既存の屋上スラブ上に設置する際にも、JASS8の基準に準拠する防水施工を容易に行え、更に防水層(防水シート)保護板を設置可能にした屋上スラブ貫通ユニットを提供することを目的とする。
上記目的を達成するためになされた本発明にかかる屋上スラブ貫通ユニットは、上部および下部が開口された下部ユニットと、前記下部ユニットの上に設置される、上部および下部が開口された中間ユニットと、前記中間ユニット上部の前記開口を塞ぐ上部ユニットと、を備え、前記下部ユニットの側壁の下端から内方に、前記側壁に対して直角に延設された脚部を有することを特徴としている。
尚、前記直角は、必ずしも正確な90度を意味するものではなく、略90度に形成されていれば良い。例えば、加工上、側壁と脚部との隅部が面取りなされ場合がある。また金型で成形する場合には、脱型のため、側壁あるいは脚部に抜き勾配(抜き角)が設けられる。前記直角はこれらの場合も含む範囲の角度である。
このように、本発明にかかる屋上スラブ貫通ユニットは、前記下部ユニットの側壁の下端から内方に、前記側壁に対して直角に延設された脚部を有するため、入隅が直角となり、前記したJASS8の基準を複雑な作業が発生せずに満たすことができる。
また、本発明にかかる屋上スラブ貫通ユニットにあっては、従来の屋上配管取出し用箱体のようにフランジ部が形成されていないため、屋上スラブ面とフランジ部の上面との間の段差がなく、既存の屋上スラブ面に設置する際にも、防水シートの施工作業を容易に行うことができる。
また、従来の屋上配管取出し用箱体のようにフランジ部が形成されていないため、下部ユニットの側壁の外側に防水層(防水シート)を保護する保護板を設置するスペースがあり、必要に応じて、その設置を容易に行うことができる。
ここで、前記下部ユニットの側壁の内面の周方向に、所定の間隔をもって、前記側壁の上下方向に延設された複数のリブを備えることが望ましい。
このように、前記下部ユニットの側壁の内周面に複数のリブを備えているため、下部ユニットの機械的強度を向上させることができる。即ち、複数のリブにより有効断面積が増加するため、耐水圧性、せん断耐力等を向上させることができる。
また、前記下部ユニットは、前記下部ユニットの側壁の内面の周方向に、所定の間隔をもって、前記脚部の上面から側壁の上端まで延設された、複数のリブと、前記リブのうち少なくとも複数のリブの上部に設けられた固定部と、を備え、前記中間ユニットは、中間ユニット側壁の下端から内側に延設された脚部と、前記脚部に設けられた、前記固定部に固定される被固定部と、を備えることが望ましい。
このように、前記下部ユニットのリブに設けられた固定部と、前記中間ユニットの脚部に設けられた被固定部によって、中間ユニットは下部ユニットに固定(連結)される。
更に、前記中間ユニットは、前記側壁の下端から外側に延設された鍔を備えることが望ましい。
このように、中間ユニットの側壁の下端に、外側に延設された鍔を備えているため、前記下部ユニットと中間ユニットの接合面から雨水が浸入するのを抑制することができる。
また、前記中間ユニットの鍔の下面には、防水層保護板が装着される凹部を備えることが望ましい。
このように、中間ユニットの鍔の下面に凹部を有しているため、防水層を保護するための防水層保護板を容易に装着することができる。
また、前記下部ユニットは、前記下部ユニットの側壁の上端から外側に延設された鍔と、前記下部ユニットの側壁の内面の周方向に、所定の間隔をもって、前記脚部の上面から側壁の上端まで延設された、複数のリブと、前記鍔に設けられた固定部と、を備え、前記中間ユニットは、前記側壁の下端から外側に延設された鍔と、前記鍔に設けられた、前記固定部に連結される被固定部と、を備えることが望ましい。
この場合には、前記下部ユニットの鍔に設けられた固定部と、前記中間ユニットの鍔に設けられた被固定部によって、中間ユニットは下部ユニットに固定(連結)される。
また、前記下部ユニット、前記中間ユニット、前記上部ユニットのうち、少なくとも下部ユニットが、骨材及び有機質系混和剤を含むコンクリート、あるいは繊維を混入した繊維補強コンクリートからなることが、周辺部材との熱膨張率等の物性差が少ないこと及びコスト抑制の面で望ましい。
本発明によれば、屋上スラブ形成前に配筋内に設置する際にも、また既存の屋上スラブ上に設置する際にも、JASS8の基準に準拠する防水施工を容易に行え、更に防水層(防水シート)保護板を設置可能にする屋上スラブ貫通ユニットを得ることができる。
図1は、本発明の第1の実施形態にかかる屋上スラブ貫通ユニットを示す概略図であり、(a)は、屋上スラブ貫通ユニットの概略斜視図、(b)は、下部ユニットの概略斜視図である。 図2は、図1に示す第1の実施形態にかかる屋上スラブ貫通ユニットの設置状態における半断面図である。 図3は、図2に示した下部ユニットの部分断面図である。 図4は、図2に示した下部ユニットと中間ユニットの接合面部分の断面図である。 図5は、図1に示す下部ユニットの平面図である。 図6は、第1の実施形態に配管を配置した状態を示す断面図である。 図7は、第2の実施形態を示す半断面図である。 図8は、図7に示した中間ユニットの部分断面図である。 図9は、本発明の第3の実施形態にかかる屋上スラブ貫通ユニットを示す概略を示す、断面図である。 図10は、第4の実施形態を示す半断面図である。 図11は、第5の実施形態を示す半断面図である。 図12は、従来の屋上スラブ貫通ユニットを示す斜視図である。 図13は、図12の断面図である。
(第1の実施形態)
本発明にかかる屋上スラブ貫通ユニットの第1の実施形態について、図1乃至図6に基づいて説明する。
図1、図2に示すように、屋上スラブ貫通ユニット1は、上部2aおよび下部2bが開口された下部ユニット2と、前記下部ユニット2の上に設置される、上部3aおよび下部3bが開口された中間ユニット3と、前記中間ユニット3の上面を塞ぐ上部ユニット4とを備えている。
また、下部ユニット2は、側壁2cの下端から内側に延設された脚部2dを有している。この脚部2dは、側壁2cの下端に対して直角に形成されている。
尚、前記直角は、前記したように、必ずしも正確な90度(幾何学的な直角)を意味するものではなく、加工、製作上、必要な角度範囲を有するものであり、略90度に形成されていれば良い。
前記下部ユニット2の下部2bの開口は、前記脚部2dの内周面2d1によって形成される。また、この脚部2dの内周面2d1は、屋上スラブ60に設けられた貫通路Tの外周と一致する寸法形状に形成されている。
また図3、図5に示すように、下部ユニット2の脚部2dには、複数の貫通孔2eが設けられている。これらの貫通孔2eにボルト51を挿通し、レベルアンカー50にボルト51を螺着することにより、前記屋上スラブ貫通ユニット1は屋上スラブ60に固定される。尚、前記屋上スラブ60は、例えば、コンクリートによって形成されている。
このように、屋上スラブ貫通ユニット1は、前記下部ユニット2の側壁2cの下端から内方に、前記側壁2cに対して直角に延設された脚部2dを有するため、屋上スラブ貫通ユニット1(下部ユニット2)の入隅は直角となり、前記したJASS8の基準を満たすものである。
また、図1、図2、図5に示すように、前記下部ユニット2の側壁2cの内面の周方向に、所定の間隔をもって、複数のリブ2fが形成されている。このリブ2fは、前記脚部2dの上面から側壁2cの上端まで延設されている。
また、このリブの幅2f1は、図5に示すように前記リブ2f間の凹部の幅2f2より小さくても良く、あるいは前記凹部2f2の幅より大きくても良い。
尚、このリブ2fの断面形状は、平面視上、半円形状、角丸形状、矩形形状、台形形状のいずれでも良い。好ましくは、図5に示すようにリブ2fの断面形状が台形形状で、側壁2cの下から上方向に向かって細くなるもの(断面形状が小さくなる)が、型製作がし易く、型から抜き取り易いため、好ましい。
このように、前記下部ユニット2の側壁2cの内面に、前記複数のリブ2f設けることにより、下部ユニット2の機械的強度を向上させることができる。即ち、複数のリブ2fにより有効断面積が増加するため、下部ユニット2の耐水圧性、せん断耐力等を向上させることができる。
前記リブ2fのうち少なくとも複数のリブ2fの上部には、インサートナット2gが設けられている。
このインサートナット2gは、内周面に雌ネジが形成された円筒状体を、下部ユニット2の形成時に埋設(インサート成形)することによって設けられる。前記インサートナット2gは樹脂あるいは金属により形成される。
尚、前記インサートナット2gを設ける以外にも、複数のリブ2fの上部にボルトを埋設(インサート成形)する構成を採用しても良い。また、1個のリブ2fの上部に設けられるインサートナット2gあるいは前記ボルトは1個でも良く、また複数個設けても良い。
また、前記下部ユニット2はコンクリートの材料によって成形される。
このコンクリートの材料としては、一般的なセメントと砂利等の骨材及び有機質系混和剤(アクリル系エマルジョン、減水剤、高分子増粘剤等)からなるもの、また有機質系繊維(ポリオレフィン系繊維、ビニル系繊維等)や無機質系繊維(ガラス繊維、ロックウール等)を混入して補強した繊維補強コンクリート等が挙げられる。
また、前記下部ユニット2の材料として、ガラス繊維などの繊維をプラスチックの中に入れて強度を向上させた複合材料であるFRPを用いても良い。
また、前記下部ユニット2の下部には、前記したように脚部2dが設けられているが、前記下部ユニット2の上部には、従来の屋上配管取出し用箱体における第1の連結部101cのような、内方へ延設される連結部(張出し部)は設けられていない。
下部ユニット2の上部及び下部に、同一方向(内方)に延びる張出し部、脚部2dを設けることは、コンクリート材料等によって成形する場合には、型の形状、成形工程を複雑にするため、好ましくない。
前記中間ユニット3は、図2乃至図4に示すように、側壁3cと、前記側壁3cの下端から内側に延設された脚部3dとを備えている。また、この側壁3cは下部ユニット2の側壁2c上に位置するように寸法、形状に形成されている。
このように、中間ユニット3の側壁3cが下部ユニット2の側壁2c上に位置することにより、中間ユニット3からの荷重が下部ユニット2の側壁2cに作用するが、前記下部ユニット2には、前記したようにリブ2fが設けられているため、その荷重に十分耐え得るように構成される。
また、前記脚部3dには、図3、図4に示すように、ボルトBが挿通する貫通孔3eが形成されている。したがって、中間ユニット3側からボルトBを貫通孔3eに挿通し、インサートナット2gに螺着させ、下部ユニット2に中間ユニット3を連結(固定)する。
尚、複数のリブ2fの上部にボルト(インサートボルト)を設けた場合には、前記貫通孔3eに前記ボルトを挿通させ、中間ユニット3側から前記ボルトにナットを螺着させ、下部ユニット2に中間ユニット3を連結(固定)する。
前記中間ユニット3の側壁下部には、鍔3fが形成されている。この鍔3fは、下部ユニット2の上部側に張り出し、下部ユニット2と中間ユニット3との接合面S(下部ユニット2と中間ユニット3とが接している面)を覆うように形成されている。
このように、鍔3fが下部ユニット2と中間ユニット3との接合面Sを覆うことにより、前記接合面Sからの雨水の浸入を抑制することができる。
また、中間ユニット3の側壁3cの上部には、図2に示すように、外側に延設された鍔3gを有している。この鍔3gには、上部ユニット4を固定するためにネジ孔3g1が設けられている。
尚、前記中間ユニット3は、前記下部ユニット2と同様の材料のみならず、軽量コンクリートや軽量気泡コンクリートなどによって形成することができる。
また、前記上部ユニット4は、図1、図2に示すように、中間ユニット3の上部3aの開口を閉塞ぐ部材であって、平面視上、矩形形状に形成され、その外周囲に貫通孔4bが設けられている。
そして、ネジ4aが上部ユニット4の貫通孔4bを挿通し、前記ネジ孔3g1にネジ4aが螺合することにより、前記上部ユニット4は、中間ユニット3に取り付けられる(固定される)。
前記上部ユニット4は、各種鋼材のような金属の他、ガラス繊維などの繊維をプラスチックの中に入れて強度を向上させた複合材料であるFRPを用いることができる。
尚、下部ユニット2、中間ユニット3、上部ユニット4を、例えば、FRPのような同一材料を用いて形成してもよく、また、例えば下部ユニット2をコンクリート材料で形成し、前記中間ユニット3、上部ユニット4をFRP材料で形成する場合のように、下部ユニット2、中間ユニット3、上部ユニット4を異なる材料で形成しても良い。
更に、図4に示すように、下部ユニット2の側壁2cには、防水シート5Aと前記防水シート5Aの裏面に形成された接着層5Bからなる防水層5が設けられる。
尚、この防水層5を形成するにはトーチ工法、常温粘着工法に限らず、防水シート(改質アスファルトシート[非露出複層防水用])を使用し、防水工事用アスファルトを熱で溶解し、防水シートを張り付けていく「熱工法」を用いても良い。
この防水層5を設けることにより、下部ユニット2がコンクリート材料で形成されている場合にも雨水の浸み込みを防止することができる。
この防水層5は、押さえ部材6によって側壁2cに押さえ付けられ、下部ユニット2の側壁2cの上端部において、取付け具7aを介してビス7bにより取り付けられる。前記取付け具7aとしては、L字状のステンレスアングルが用いられる。
また、前記下部ユニット2の側壁2cの上端部の防水層5と、鍔3fとの間には充填層8が設けられている。この充填層8としては、例えば、ガムシールが用いられる。このように充填層8を設けることにより、下部ユニット2と中間ユニット3との接合面Sの防水性を高めることができる。
また、屋上スラブ60の表面から下部ユニット2の側壁2cの外面に沿って、側壁2cの上端部まで防水層5を設ける際に、屋上スラブ60と側壁2cのとの境界部分が略直角であるため、境界部分に隙間ができ、防水機能が弱まる虞がある。
この防水機能低下を抑制するために、図2、図3に示すように、前記モルタル9が設けられている。この場合には、防水シート(改質アスファルトシート[非露出複層防水用])を使用し、防水工事用アスファルトを熱で溶解し、防水シートを張り付けていく「熱工法」を用いることにより、JASS8の基準を満たす。
また、屋上スラブ60の上の防水層5の上面に、前記防水層5と密着するように、例えば、断熱材10が設けられている。
更に、前記断熱材10の上面には、例えば、シンダーコンクリートからなる保護コンクリート11が形成されている。更に、前記保護コンクリート11と防水層5の間には、成形緩衝材12が設けられている。
尚、前記断熱材10としては、例えば、樹脂発泡断熱材ボード、無機粉体混合樹脂発泡断熱ボード、無機繊維混合樹脂発泡断熱ボード、発泡ゴムシート、発泡ケイ酸カルシウムボード、発泡スチロールビーズ含有モルタルなどの材質のものを用いることができる。
また図6に示すように、配管16が下方に向くように、中間ユニット2に配管16の貫通孔3h設けることより、配管16に付着した雨水や内部に結露した水が自然流下し、屋上スラブ貫通ユニット1内に侵入するのを防止することができる。
(第2の実施形態)
次に、前記第2の実施形態について図7乃至図8に基づいて説明する。尚、図1乃至図6に示した部材と同一、相当する部材は、同一符号を付してその詳細な説明を省略する。
この実施形態は、下部ユニット2の周囲を囲むように、防水層5を保護する防水層保護板14を設けた点に特徴がある。
この防水層保護板14は、中間ユニット3の鍔3fの下面に設けられた凹部3f1と、前記保護コンクリート11上に設けられた、凹部を有する固定金具15によって取り付けられている。
したがって、この防水層保護板14は、前記凹部3f1と固定金具15とによって立設状態になされ、かつ前記下部ユニット2の周囲を取り囲むことにより、下部ユニット2に設けられた防水層5を保護することができる。
尚、下部ユニット2の周囲(側面)を囲むように設けられた4個の防水層保護板14間(図示せず)、防水層保護板14と凹部3f1間、防水層保護板14と固定金具15の間に、充填層8を形成し、密閉性(シール性)を高めるのが良い。
この防水層保護板14は、コンクリートの材料によって成形することによって形成される。このコンクリートの材料としては、前記下部ユニット2と同様な材料、即ち一般的なセメントと砂利等の骨材及び有機質系混和剤(アクリル系エマルジョン、減水剤、高分子増粘剤等)からなるもの、また有機質系繊維(ポリオレフィン系繊維、ビニル系繊維等)や無機質系繊維(ガラス繊維、ロックウール等)を混入して補強した繊維補強コンクリート等を用いることができる。
また、前記防水層保護板14の材料として、ガラス繊維などの繊維をプラスチックの中に入れて強度を向上させた複合材料であるFRPを用いても良い。
(第3の実施形態)
次に、本発明にかかる屋上スラブ貫通ユニットの第3の実施形態を図9に基づいて説明する。尚、図1乃至図6に示した部材と同一、相当する部材は、同一符号を付してその詳細な説明を省略する。
この第3実施形態にかかる屋上スラブ貫通ユニット20は、下部ユニット21の側壁21aの下端から内側に延設された脚部21bと、前記下部ユニット21の側壁21aの上端から外側に延設された鍔21cと、鍔21cに設けられたボルトBが螺合するネジ孔21c1と、を備える点に特徴がある。
このように、脚部21bと鍔21cとが、側壁21aに対して内側と外側の相反する方向に形成されているため、下部ユニット21をコンクリート材料によって成形する際にも、型の形状、成形工程を複雑にすることなく、成形することができる。
尚、この第3の実施形態にあっては、第1の実施形態で示したリブ2fは設けられていない。そのため、図示しないが、下部ユニット21の機械的強度を高めるために、側壁21aの肉厚が下端から上端に向かって徐々に小さくなくように形成しても良い。
また、中間ユニット22は、前記側壁22aの下端から外側に延設された第1の鍔22bと、前記第1の鍔22bに形成された、貫通孔22c1を有する固定部22cを備えている点に特徴がある。尚、前記固定部22cの上面は平面に形成され、締め付けた際のボルトBの傾きを防止している。
また、中間ユニット22は、前記側壁22aの上端から外側に延設された第2の鍔22dと、前記第2の鍔22dに形成された、ネジ孔22e1を有する固定部22eを備えている。また、上部ユニット23は、貫通孔23bを有する被固定部23aを備え、前記貫通孔23bは、平面視上、外周方向に延びる長円状に形成されている。
このように、前記貫通孔23bが平面視上、外周方向に延びる長円状に形成されているため、前記貫通孔23bとネジ孔22e1が位置づれした場合にも、上部ユニット23を中間ユニット22に対して容易に連結(固定)することができる。
尚、下部ユニット21と中間ユニット22との接合面Sに、段部S1を形成することにより、屋上スラブ貫通ユニット20内部への水の浸入をより抑制することができる。
この第3の実施形態にあっても、第1の実施形態と同様に、脚部21bが、下部ユニット21の側壁21b下端から内側に延設されているため、屋上スラブ貫通ユニット20(下部ユニット21)の形状は入隅が直角となり、前記したJASS8の基準を満たすものである。
また、従来の屋上配管取出し用箱体におけるフランジ部のように、外側に延設される張り出し部がないため段差がなく、既存の屋上スラブ面に設置する際にも、防水シートの施工作業を容易に行うことができる。
更に、前記中間ユニット22の鍔22bの下面には、防水層保護板14が装着される凹部22fを備えるため、防水層5を保護するための防水層保護板14を容易に装着することができる。
(第4の実施形態)
次に、第4の実施形態を図10に基づいて説明する。尚、図1乃至図8に示した部材と同一、相当する部材は、同一符号を付してその詳細な説明を省略する。
前記した第2の実施形態では、防水層保護板14は、中間ユニット3の鍔3fの下面に設けられた凹部3f1と、前記保護コンクリート11上に設けられた、凹部を有する固定金具15によって取り付けられている場合について説明した。
この第4実施形態にかかる屋上スラブ貫通ユニット30では、中間ユニット3の鍔3fの下面にガードケース31をビス32で取り付け、前記ガードケース31に防水層保護板14の上端部が保持されるように構成されている。尚、防水層保護板14と前記ガードケース31との間には、充填層8が形成され、防水が図られている。
このように構成された第4の実施形態にあっては、前記ガードケース31を中間ユニット3から容易に取り外すことができ、前記ガードケース31を取り外すことにより、防水層保護板14を容易に交換することができる。
しかも、ガードケース31が設けられているため(第2の実施形態の鍔3f1と同等の機能を発揮するため)、中間ユニット3と下部ユニット2の接合面Sへの水の浸入を抑制することができる。
(第5の実施形態)
次に、第5の実施形態を図11に基づいて説明する。尚、図1乃至図8に示した部材と同一、相当する部材は、同一符号を付してその詳細な説明を省略する。
この第5の実施形態は、第1の実施形態における中間ユニット3の貫通穴3hの上方の側壁外側に庇部35が設けられている点に特徴がある。この庇部35は、中間ユニット3に設けられた貫通孔3jにボルトBを挿通し、前記ボルトBとナットNを螺着することにより、中間ユニット3に固定されている。
このように、庇部35が設けられている場合には、前記貫通穴3hと貫通孔3hと配管16との間から屋上スラブ貫通ユニット内部に、水が浸入するのを抑制することができる。
上記第1乃至第5の実施形態において配管を例にとって説明したが、配管には、排気ダクト、電気・通信ケーブルダクト、ボイラの排気筒、下水管の通気管等が含まれる。また本発明は、配管を必ずしも設ける必要はなく、採光窓(上部ユニットが透明材で形成した屋上スラブ貫通ユニット)、通風孔(内部に何も配管せず、中間ユニットの側壁に貫通孔を形成した屋上スラブ貫通ユニット)としても、用いることができる。
1 屋上スラブ貫通ユニット
2 下部ユニット
2a 上部
2b 下部
2c 側壁
2d 脚部
2e 貫通孔
2f リブ
2g インサートナット(固定部)
3 中間ユニット
3a 上部
3b 下部
3c 側壁
3d 脚部
3e 貫通孔(被固定部)
3f 鍔
3g 鍔
4 上部ユニット
5 防水層
5A 防水シート
6 押さえ部材
10 断熱材
11 保護コンクリート
14 防水層保護板
15 固定金具
20 屋上スラブ貫通ユニット
21 下部ユニット
21a 側壁
21b 脚部
21c 鍔
21c1 ネジ孔
22 中間ユニット
22a 側壁
22b 第1の鍔
22c 固定部
22c1 貫通孔
22d 第2の鍔
22e 固定部
23 上部ユニット
23a 被固定部
23b 貫通孔
35 庇部
50 レベルアンカー
60 スラブ(屋上スラブ)
ところで、建築物の施工に関しては、国土交通省の公共建築工事標準仕様書に基づき、日本建築学会によって建築工事標準仕様書(Japanese Architectural Standard Specification:以下、JASSという)が制定されている。
この建築工事標準仕様書には、屋上、屋根における防水工事についてJASS8(建築工事標準仕様書第8章)に規定されており、防水シート(例えば、改質アスファルトシート、合成高分子系シート)を用いて、屋上スラブ貫通ユニットの防水施工する場合、前記下部枠体101(下部ユニット)の形状は入隅が直角であることが要求されている。尚、この入隅とは、立上りの面と水平の面が出会ってできる凹状の連続線をいう。

Claims (7)

  1. 上部および下部が開口された下部ユニットと、
    前記下部ユニットの上に設置される、上部および下部が開口された中間ユニットと、
    前記中間ユニット上部の前記開口を塞ぐ上部ユニットと、
    を備え、
    前記下部ユニットの側壁の下端から内方に、前記側壁に対して直角に延設された脚部を有することを特徴とする屋上スラブ貫通ユニット。
  2. 前記下部ユニットの側壁の内面の周方向に、所定の間隔をもって、前記側壁の上下方向に延設された複数のリブを備えることを特徴とする請求項1記載の屋上スラブ貫通ユニット。
  3. 前記下部ユニットは、
    前記下部ユニットの側壁の内面の周方向に、所定の間隔をもって、前記脚部の上面から側壁の上端まで延設された、複数のリブと、
    前記リブのうち少なくとも複数のリブの上部に設けられた固定部と、
    を備え、
    前記中間ユニットは、
    中間ユニット側壁の下端から内側に延設された脚部と、
    前記脚部に設けられた、前記固定部に固定される被固定部と、
    を備えることを特徴とする請求項1記載の屋上スラブ貫通ユニット。
  4. 更に、前記中間ユニットは、前記側壁の下端から外側に延設された鍔を備えることを請求項3記載の屋上スラブ貫通ユニット。
  5. 前記中間ユニットの鍔の下面には、防水層保護板が装着される凹部を備えることを特徴とする請求項4記載の屋上スラブ貫通ユニット。
  6. 前記下部ユニットは、
    前記下部ユニットの側壁の上端から外側に延設された鍔と、
    前記下部ユニットの側壁の内面の周方向に、所定の間隔をもって、前記脚部の上面から側壁の上端まで延設された、複数のリブと、
    前記鍔に設けられた固定部と、
    を備え、
    前記中間ユニットは、
    前記側壁の下端から外側に延設された鍔と、前記鍔に設けられた、前記固定部に連結される被固定部と、
    を備えることを請求項1記載の屋上スラブ貫通ユニット。
  7. 前記下部ユニット、前記中間ユニット、前記上部ユニットのうち、少なくとも下部ユニットが、骨材及び有機質系混和剤を含むコンクリート、あるいは繊維を混入した繊維補強コンクリートからなることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の屋上スラブ貫通ユニット。
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