JP2018085566A - プログラム及び管理サーバ - Google Patents
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Abstract
【課題】アプリケーション提供事業者が提供する特定のアプリケーションについて通信量を気にせずに利用することができるような新たなサービスを実現することが可能な管理サーバ等を提供すること。
【解決手段】管理サーバは、ユーザの端末における通信量が、速度制限されることなく利用可能な上限値に達したか否かを判断する管理部と、アプリケーション提供事業者がユーザに提供している所定のアプリケーションを登録する登録部と、アプリケーション提供事業者に請求する請求金額を算出する算出部とを含み、管理部は、ユーザの端末における登録されたアプリケーションによる通信の通信量を、ユーザの端末における通信量としてカウントせず、算出部は、ユーザの端末における登録されたアプリケーションによる通信の通信量に基づいて、当該アプリケーションを提供しているアプリケーション提供事業者に請求する請求金額を算出する。
【選択図】図8
【解決手段】管理サーバは、ユーザの端末における通信量が、速度制限されることなく利用可能な上限値に達したか否かを判断する管理部と、アプリケーション提供事業者がユーザに提供している所定のアプリケーションを登録する登録部と、アプリケーション提供事業者に請求する請求金額を算出する算出部とを含み、管理部は、ユーザの端末における登録されたアプリケーションによる通信の通信量を、ユーザの端末における通信量としてカウントせず、算出部は、ユーザの端末における登録されたアプリケーションによる通信の通信量に基づいて、当該アプリケーションを提供しているアプリケーション提供事業者に請求する請求金額を算出する。
【選択図】図8
Description
本発明は、プログラム及び管理サーバに関する。
近年、ユーザが選んだ通信事業者のSIMを、自分の好みの端末に入れ替えて使うことができる、いわゆるSIMフリー或いは格安SIMと呼ばれるサービスが展開されている。ユーザは、自分に適した通信事業者と契約すれば月々の通信料金や通話料金を減額することができ、ユーザにとってもメリットが大きい。
また、従来技術として、携帯電話の個人契約の通信料金や通話料金を、法人割引を適用するサービスが存在する(例えば、特許文献1参照)。
従来技術の通信料金や通話料金の割引サービスは、法人割引を適用しているにすぎない。またSIMフリーによって、新たなサービスが望まれている。
本発明は、以上のような課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、SIMフリーに係る新たなサービスを実現することが可能なプログラム及び管理サーバを提供することにある。
(1)本発明は、ユーザの端末とネットワークを介して接続され、ユーザ情報を管理する管理サーバのためのプログラムであって、前記ユーザの端末における通信量を管理し、前記ユーザの端末における通信量が、速度制限されることなく利用可能な上限値に達したか否かを判断する管理部と、アプリケーション提供事業者がユーザに提供している所定のアプリケーションを登録する登録部と、前記アプリケーション提供事業者に請求する請求金額を算出する算出部としてコンピュータを機能させ、前記管理部は、前記ユーザの端末における前記登録されたアプリケーションによる通信の通信量を、前記ユーザの端末における通信量としてカウントせず、前記算出部は、前記ユーザの端末における前記登録されたアプリケーションによる通信の通信量に基づいて、当該アプリケーションを提供している前記アプリケーション提供事業者に請求する請求金額を算出することを特徴とするプログラムに関する。また本発明は、コンピュータ読み取り可能な情報記憶媒体であって、上記各部としてコンピュータを機能させるためのプログラムを記憶した情報記憶媒体に関する。また本発明は、上記各部を含む管理サーバに関する。
本発明によれば、ユーザが、アプリケーション提供事業者が提供する特定のアプリケーションについて通信量を気にせずに利用することが可能であり、通信事業者が、ユーザの端末における当該特定のアプリケーションの通信量(ユーザの端末における通信量としてカウントしなかった通信量)を、当該通信量に応じた回線使用料をアプリケーション提供事業者に請求して補填することが可能な、新たなサービスを実現することができる。
(2)また本発明に係るプログラム、情報記憶媒体及び管理サーバでは、前記算出部は
、前記登録されたアプリケーションごとに前記ユーザの通信量を合算し、合算した通信量に基づいて、前記登録されたアプリケーションを提供している前記アプリケーション提供事業者に請求する請求金額を算出してもよい。
、前記登録されたアプリケーションごとに前記ユーザの通信量を合算し、合算した通信量に基づいて、前記登録されたアプリケーションを提供している前記アプリケーション提供事業者に請求する請求金額を算出してもよい。
本発明によれば、通信事業者が、ユーザの端末における特定のアプリケーションの通信量(合算値)を、当該通信量に応じた使用料をアプリケーション提供事業者に請求して補填することが可能な、新たなサービスを実現することができる。
(3)また本発明に係るプログラム、情報記憶媒体及び管理サーバでは、前記登録部が、アプリケーション提供事業者がユーザに提供している複数のアプリケーションを登録した場合、前記算出部は、前記ユーザの端末における前記登録された複数のアプリケーションによる通信の通信量を合算し、合算した通信量に基づいて、当該複数のアプリケーションを提供している前記アプリケーション提供事業者に請求する請求金額を算出してもよい。
本発明によれば、通信事業者が、ユーザの端末における複数の特定のアプリケーションの通信量(合算値)を、当該通信量に応じた使用料をアプリケーション提供事業者に請求して補填することが可能な、新たなサービスを実現することができる。
(4)また本発明に係るプログラム、情報記憶媒体及び管理サーバでは、算出された前記請求金額を前記アプリケーション提供事業者に通知する通知部として更にコンピュータを機能させてもよい(通知部を更に含んでもよい)。
本発明によれば、アプリケーション提供事業者に対する請求処理を自動化することができる。
以下、本実施形態について説明する。なお、以下に説明する本実施形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を不当に限定するものではない。また本実施形態で説明される構成の全てが、本発明の必要構成要件であるとは限らない。
1.構成
本実施形態では、通信事業者Aがユーザに対してサービスを提供する例について説明する。つまり、ユーザは、通信事業者Aと契約し、通信事業者AのSIM(Subscriber Identity Module card)をユーザの端末10に入れることによって通信事業者Aのサービスを利用することができる。本実施形態の通信事業者Aは、移動体通信事業者(MNO)或いは仮想移動体サービス提供者(MVNE)から回線を借りて通信サービスを提供する仮想移動体通信事業者(MVNO)である。MNOは、回線(3G回線、4G回線、5G回線、LTE回線等)を保有し、回線の保守や管理を行っている。
本実施形態では、通信事業者Aがユーザに対してサービスを提供する例について説明する。つまり、ユーザは、通信事業者Aと契約し、通信事業者AのSIM(Subscriber Identity Module card)をユーザの端末10に入れることによって通信事業者Aのサービスを利用することができる。本実施形態の通信事業者Aは、移動体通信事業者(MNO)或いは仮想移動体サービス提供者(MVNE)から回線を借りて通信サービスを提供する仮想移動体通信事業者(MVNO)である。MNOは、回線(3G回線、4G回線、5G回線、LTE回線等)を保有し、回線の保守や管理を行っている。
図1は、本実施形態の管理サーバを含むネットワークシステムを示す図である。ネットワークシステム1は、複数のユーザの端末10と、通信事業者Aの管理サーバ20とによって構成される。つまり、図1に示すように、ネットワークシステム1は、管理サーバ20と、ユーザの端末10とが、ネットワーク(例えば、インターネット)を介して接続可能に構成される。
管理サーバ20は、通信事業者Aが管理するサーバであり、通信事業者Aと契約したユーザのユーザ情報を管理するためのサーバである。管理サーバ20は、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)と呼ばれるコミュニティ型のサービスを提供するSNSサーバ、ゲーム処理サーバ等の機能を有していてもよい。また、管理サーバ20は、複数の装置(ハードウエア)によって構成されていてもよく、処理の機能やストレージを分散してもよい。
ユーザの端末10は、SIMカードを入れ替え可能な端末(スマートフォン、タブレットPC、携帯電話、携帯型ゲーム機等)である。ユーザの端末10は、インターネット(WAN)、LANなどのネットワークを介して管理サーバ20に接続可能な装置である。なお、ユーザの端末10と管理サーバ20との通信回線は、無線であるが有線であってもよい。
図2に、本実施形態の管理サーバ20の機能ブロック図の一例を示す。なお本実施形態の管理サーバ20は図2の構成要素(各部)の一部を省略した構成としてもよい。
記憶部270は、処理部200の各部としてコンピュータを機能させるためのプログラムや各種データを記憶するとともに、処理部200のワーク領域として機能し、その機能はハードディスク、RAMなどにより実現できる。
記憶部270には、ユーザ情報272、登録情報274、通信情報276等が記憶される。ユーザ情報272は、通信事業者Aと契約したユーザに関する情報であり、例えば、ユーザの個人情報や契約情報等を含む。登録情報274は、アプリケーション提供事業者が提供するアプリケーションに関する情報を含む。通信情報276は、ユーザの端末10における通信量に関する情報を含む。
通信部296は、外部(ユーザの端末10、他のサーバ(例えば、アプリケーション提供事業者のサーバ))との間で通信を行うための各種制御を行うものであり、その機能は、各種プロセッサ又は通信用ASICなどのハードウェアや、プログラムなどにより実現できる。
処理部200(プロセッサ)は、ユーザ情報272、登録情報274、通信情報276の管理、通信制御処理などの各種処理を行う。処理部200の機能は各種プロセッサ(CPU、DSP等)、ASIC(ゲートアレイ等)などのハードウェアや、プログラムにより実現できる。処理部200は、管理部210、登録部212、算出部214、通知部216を含む。
管理部210は、ユーザの端末10における通信量を管理する。すなわち、管理部210は、ユーザの端末10における通信量を当該ユーザのユーザIDに対応付けて通信情報276として記憶する。
また、管理部210は、ユーザの端末10における通信量が、速度制限されることなく利用可能な上限値(当該ユーザが契約した料金プランで規定される月あたりの最大通信量)に達したか否かを判断する。ユーザの端末10における通信量が当該上限値に達した場
合、処理部200は、パケット中継装置を制御して、当該月の末日まで、当該ユーザの端末10の最大通信速度(単位時間当たりの最大通信量)を所定の通信速度(例えば、128kbps)に制限する。
合、処理部200は、パケット中継装置を制御して、当該月の末日まで、当該ユーザの端末10の最大通信速度(単位時間当たりの最大通信量)を所定の通信速度(例えば、128kbps)に制限する。
登録部212は、通信事業者Aの従業者の端末からの入力情報或いはアプリケーション提供事業者からの入力情報に基づいて、アプリケーション提供事業者がユーザに提供するアプリケーション(ユーザの端末10にインストール可能なアプリケーションプログラム)を、当該アプリケーション提供事業者に対応付けて登録する。すなわち、アプリケーション提供事業者がユーザに提供する所定のアプリケーションを登録情報274として記憶する。
ここで、管理部210は、ユーザの端末10における当該登録されたアプリケーションによる通信の通信量を管理しており、当該アプリケーションによる通信の通信量を、当該ユーザの端末10における通信量としてカウントしない。例えば、管理部210は、当該ユーザの端末10における総通信量CVTから当該登録されたアプリケーションによる通信の通信量CVRを差し引いた通信量CVEを、当該ユーザの端末10における通信量とする(すなわち、総通信量CVTが上限値に達したか否かを判断するのではなく、通信量CVEが上限値に達したか否かを判断する)。また、管理部210は、ユーザの端末10における通信量CVEが当該上限値に達した場合であっても、当該登録されたアプリケーションによる通信については、最大通信速度を制限しないように制御する。なお、特定のアプリケーションによる通信の識別は、DPI(Deep Packet Inspection)と呼ばれる技術を用いて行うことができ、これにより、特定のアプリケーションによる通信の通信量の測定と最大通信速度の制御を行うことができる。
算出部214は、登録されたアプリケーションごとに、ユーザの端末10における登録されたアプリケーションによる通信の通信量を合算し、合算した通信量に基づいて、登録されたアプリケーションを提供しているアプリケーション提供事業者に請求する請求金額を算出する。なお、1のアプリケーション提供事業者に対応付けて複数のアプリケーションが登録されている場合には、算出部214は、ユーザの端末10における当該複数のアプリケーションによる通信の通信量を合算し、合算した通信量に基づいて、当該複数のアプリケーションを提供している当該アプリケーション提供事業者に請求する請求金額を算出する。
通知部216は、算出部214で算出された請求金額をアプリケーション提供事業者に通知する処理(例えば、算出された請求金額を含む情報をアプリケーション提供事業者のサーバ等に送信する処理)を行う。
2.本実施形態の手法
次に本実施形態の手法について図面を用いて説明する。
次に本実施形態の手法について図面を用いて説明する。
図3は、管理サーバ20の記憶部270に記憶されるユーザ情報272の一例を示す図である。ユーザ情報272には、各ユーザのユーザID(ユーザ識別情報)、電話番号、氏名、住所、メールアドレス等の個人情報、各ユーザが契約した料金プランを特定する情報が格納される。
図4は、通信事業者Aが設定する料金プランの一覧を示す図である。各ユーザは、通信事業者Aと契約する際にいずれかの料金プランで契約する。例えば、「プランA」では、月額700円で、1か月の間、通信量が上限値である1GBに達するまでは、速度制限されることなくデータ通信を利用することができ、「プランB」では、月額1,100円で、1か月の間、通信量が上限値である3GBに達するまでは、速度制限されることなくデ
ータ通信を利用することができる。なお、各プランにおいて、通信量が上限値を超えた場合、月末まで最大通信速度が所定の通信速度に制限される。図3に示す例では、ユーザ1(ユーザID:1)は「プランA」を契約し、ユーザ2(ユーザID:2)、ユーザ4(ユーザID:4)は「プランB」を契約し、ユーザ3(ユーザID:3)は「プランC」を契約している。
ータ通信を利用することができる。なお、各プランにおいて、通信量が上限値を超えた場合、月末まで最大通信速度が所定の通信速度に制限される。図3に示す例では、ユーザ1(ユーザID:1)は「プランA」を契約し、ユーザ2(ユーザID:2)、ユーザ4(ユーザID:4)は「プランB」を契約し、ユーザ3(ユーザID:3)は「プランC」を契約している。
本実施形態の管理サーバ20は、アプリケーション提供事業者がユーザに提供する所定のアプリケーションを、当該アプリケーション提供事業者に対応付けて登録情報274に登録する。登録情報274に登録されるアプリケーションは、アプリケーション提供事業者が提供するアプリケーション(例えば、ゲームアプリケーション)のうち、アプリケーション提供事業者と通信事業者Aとの契約に基づき管理サーバ20に登録することを合意したアプリケーションである。
図5は、管理サーバ20の記憶部270に記憶される登録情報274の一例を示す図である。登録情報274には、アプリケーション提供事業者に対応付けて登録されたアプリケーションを特定する情報(「登録アプリ」)が格納される。アプリケーションを特定する情報は、当該アプリケーションによる通信(例えば、当該アプリケーションと、当該アプリケーションを提供するアプリケーション提供事業者のゲームサーバ間の通信)を識別するための情報(例えば、ヘッダ情報)を含む。図5に示す例では、アプリケーション提供事業者である「事業者B」に対応付けて「アプリA」及び「アプリB」が登録され、「事業者C」に対応付けて「アプリC」が登録されている。
本実施形態の管理サーバ20は、ユーザの端末10における通信量が料金プランで規定される上限値に達した場合に、当該ユーザの端末10の最大通信速度を制限するが、登録情報274に登録されたアプリケーションによる通信の通信量については、ユーザの端末10における通信量としてカウントしない。
図6は、管理サーバ20の記憶部270に記憶される通信情報276の一例を示す図である。通信情報276には、毎月の利用期間において各ユーザが端末10で利用した通信量の情報が格納される。また、通信情報276には、各ユーザの端末10における、登録されたアプリケーション(ここでは、「アプリA」、「アプリB」、「アプリC」)ごとの通信量の情報も格納されている。図6に示す例は、「2016年11月」の利用期間でのユーザ1の端末10における通信量が「800MB」であり、同期間でのユーザ2の端末10における通信量が「2.1GB」であることを示している。この通信量は、ユーザの端末10における総通信量CVTからユーザに対応付けて登録されたアプリケーションによる通信の通信量CVRを差し引いた通信量CVEである。例えば、ユーザ1の端末10における通信量「800MB」には、登録された「アプリA」、「アプリB」、「アプリC」の通信量「60MB」、「100MB」、「10MB」は含まれておらず、同様に、ユーザ2の端末10における通信量「2.1GB」には、登録された「アプリA」、「アプリB」、「アプリC」の通信量「5MB」、「2MB」、「200MB」は含まれていない。従って、登録された「アプリA」、「アプリB」、「アプリC」の利用によっては通信量CVEが増加することはないため、各ユーザは、「アプリA」、「アプリB」、「アプリC」について通信量を気にせずに利用することができる。
また、本実施形態の管理サーバ20は、ユーザの端末10における通信量が上限値に達した場合であっても、登録されたアプリケーションの通信については最大通信速度を制限しない。従って、各ユーザは、通信量CVEが上限値に達した場合であっても「アプリA」、「アプリB」、「アプリC」について速度制限を受けずに利用し続けることができる。
このように、本実施形態によれば、ユーザが、アプリケーション提供事業者が提供する特定のアプリケーションについて通信量を気にせずに且つ速度制限を受けずに利用することができる。
また、本実施形態の管理サーバ20は、各ユーザの端末10における登録されたアプリケーションによる通信の通信量を、アプリケーションごと(当該アプリケーションを提供しているアプリケーション提供事業者ごと)に集計(合算)し、集計した通信量に基づいて、当該アプリケーションを提供しているアプリケーション提供事業者に請求する請求金額を算出する。すなわち、通信事業者Aは、登録されたアプリケーションによる通信の通信量に応じた回線使用料を、当該プリケーションを提供しているアプリケーション提供事業者に請求する。
図7は、登録されたアプリケーションの通信量の集計結果の一例を示す図である。図7に示す例は、「2016年11月」の利用期間では、各ユーザの端末10における、「事業者B」に対応付けて登録されたアプリケーション(「アプリA」、「アプリB」)による通信の通信量の合算値が「800GB」であり、「事業者C」に対応付けて登録されたアプリケーション(「アプリC」)による通信の通信量の合算値が「300GB」であることを示している。この場合、管理サーバ20は、通信量の合算値「800GB」に基づき「事業者B」に請求する請求金額を算出し、算出した請求金額を「事業者B」に通知する。また、管理サーバ20は、通信量の合算値「300GB」に基づき「事業者C」に請求する請求金額を算出し、算出した請求金額を「事業者C」に通知する。通信量の合算値が大きいほど請求金額も大きくなる。
このように、本実施形態によれば、通信事業者Aは、ユーザの端末10における登録されたアプリケーションの通信量をユーザの端末10における通信量としてカウントしない代わりに、カウントしなかった通信量を、当該通信量に応じた使用料をアプリケーション提供事業者に請求して補填することができる。また、アプリケーション提供事業者にとっては、登録したアプリケーションをユーザに通信量を気にせずに利用してもらうことで、当該アプリケーションの利用時間や利用回数、利用者数の増大を図り、また当該アプリケーションにおけるアイテム購入等の課金機会の増大を図ることができる。
3.処理
次に、本実施形態の管理サーバ20の処理の一例について図8のフローチャートを用いて説明する。
次に、本実施形態の管理サーバ20の処理の一例について図8のフローチャートを用いて説明する。
登録部212は、登録するアプリケーションを指定する入力情報を通信事業者A或いはアプリケーション提供事業者の端末から受信したか否かを判断し(ステップS10)、当該入力情報を受信した場合(ステップS10のY)には、当該入力情報で指定されたアプリケーションを、当該入力情報で指定されたアプリケーション提供事業者に対応付けて登録情報274に登録する(ステップS12)。
次に、管理部210は、ユーザの端末10における通信量CVE(登録情報274に登録されたアプリケーションによる通信の通信量CVRを除く通信量)と、ユーザの端末10における登録されたアプリケーションごとの通信の通信量とを取得して、通信情報276を更新する(ステップS14)。次に、処理部200は、通信情報276を参照して、ユーザの端末10における通信量CVEが上限値に達したか否かを判断し(ステップS16)、ユーザの端末10における通信量CVEが上限値に達した場合(ステップS16のY)には、当該ユーザの端末10の最大通信速度を制限する制御を行う(ステップS18)。但し、処理部200は、登録されたアプリケーションによる通信については通信速度を制限しない。
次に、処理部200は、内部時計の計時情報(月情報)を参照して、月が替わったか否かを判断し(ステップS20)、月が替わっていない場合(ステップS20のN)には、ステップS10に移行する。月が替わった場合(ステップS20のY)には、算出部214は、通信情報276を参照して、登録されたアプリケーションによる通信の通信量をアプリケーション(アプリケーション提供事業者)ごとに集計し(ステップS22)、アプリケーションごとの集計値に基づいて、当該アプリケーションを提供しているアプリケーション提供事業者に請求する請求金額を算出する(ステップS24)。次に、通知部216は、アプリケーション提供事業者ごとに算出された請求金額を各アプリケーション提供事業者に通知する(ステップS26)。
次に、管理部210は、通信情報276における各ユーザの端末10における通信量CVEと登録されたアプリケーションごとの通信の通信量とをリセットし(ステップS28)、処理部200は、最大通信速度が制限された端末10がある場合には当該制限を解除し(ステップS30)、ステップS10に移行する。
本発明は、上記実施形態で説明したものに限らず、種々の変形実施が可能である。例えば、明細書又は図面中の記載において広義や同義な用語として引用された用語は、明細書又は図面中の他の記載においても広義や同義な用語に置き換えることができる。
10 端末、20 管理サーバ、200 処理部、210 管理部、212 登録部、214 算出部、216 通知部、270 記憶部、272 ユーザ情報、274 登録情報、276 通信情報、296 通信部
Claims (5)
- ユーザの端末とネットワークを介して接続され、ユーザ情報を管理する管理サーバのためのプログラムであって、
前記ユーザの端末における通信量を管理し、前記ユーザの端末における通信量が、速度制限されることなく利用可能な上限値に達したか否かを判断する管理部と、
アプリケーション提供事業者がユーザに提供している所定のアプリケーションを登録する登録部と、
前記アプリケーション提供事業者に請求する請求金額を算出する算出部としてコンピュータを機能させ、
前記管理部は、
前記ユーザの端末における前記登録されたアプリケーションによる通信の通信量を、前記ユーザの端末における通信量としてカウントせず、
前記算出部は、
前記ユーザの端末における前記登録されたアプリケーションによる通信の通信量に基づいて、当該アプリケーションを提供している前記アプリケーション提供事業者に請求する請求金額を算出することを特徴とするプログラム。 - 請求項1において、
前記算出部は、
前記登録されたアプリケーションごとに前記ユーザの通信量を合算し、合算した通信量に基づいて、前記登録されたアプリケーションを提供している前記アプリケーション提供事業者に請求する請求金額を算出することを特徴とするプログラム。 - 請求項1又は2において、
前記登録部が、アプリケーション提供事業者がユーザに提供している複数のアプリケーションを登録した場合、
前記算出部は、
前記ユーザの端末における前記登録された複数のアプリケーションによる通信の通信量を合算し、合算した通信量に基づいて、当該複数のアプリケーションを提供している前記アプリケーション提供事業者に請求する請求金額を算出することを特徴とするプログラム。 - 請求項1乃至3のいずれか1項において、
算出された前記請求金額を前記アプリケーション提供事業者に通知する通知部として更にコンピュータを機能させることを特徴とするプログラム。 - ユーザの端末とネットワークを介して接続され、ユーザ情報を管理する管理サーバであって、
前記ユーザの端末における通信量を管理し、前記ユーザの端末における通信量が、速度制限されることなく利用可能な上限値に達したか否かを判断する管理部と、
アプリケーション提供事業者がユーザに提供している所定のアプリケーションを登録する登録部と、
前記アプリケーション提供事業者に請求する請求金額を算出する算出部とを含み、
前記管理部は、
前記ユーザの端末における前記登録されたアプリケーションによる通信の通信量を、前記ユーザの端末における通信量としてカウントせず、
前記算出部は、
前記ユーザの端末における前記登録されたアプリケーションによる通信の通信量に基づいて、当該アプリケーションを提供している前記アプリケーション提供事業者に請求する
請求金額を算出することを特徴とする管理サーバ。
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