JP2018084942A - 表示装置、情報処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】操作パネルに対する簡易な操作に応じて表示パネルにおける表示画面のスクロールを制御することができること。【解決手段】第1操作検出部(3,S1)は、操作パネル1に対する長押し操作である第1操作を検出する。第2操作検出部(3,S3)は、前記第1操作が継続して検出されている期間における前記操作パネル1に対するタッチ操作である第2操作を検出する。表示制御部51は、前記第1操作の位置に対する前記第2操作の相対位置に応じてスクロール制御方向を設定し、前記スクロール制御方向へ表示パネル2の表示画面をスクロールさせる。【選択図】図1

Description

本発明は、表示装置およびそれを備える情報処理装置に関する。
一般に、スマートフォン、タブレットPC(Personal Computer)またはノートブックPCなどの情報処理装置は、情報を表示する表示パネルと、マルチタッチ操作を検出可能な操作パネルとを備える。
例えば、前記スマートフォンおよび前記タブレットPCは、前記表示パネルと前記操作パネルとを兼ねるタッチパネルユニットを備える。また、前記ノートブックPCは、前記操作パネルの一例であるタッチパッドを備える場合が多い。
また、前記表示装置は、前記操作パネルに対するスライド操作を検出した場合に、前記スライド操作の方向へ前記表示パネルの表示画面をスクロールさせる。その際、前記表示装置は、前記スライド操作の操作量に応じて、前記表示画面のスクロール量を制御することが多い。
また、前記表示装置が、慣性スクロール制御を行うことが知られている(例えば、特許文献1参照)。前記慣性スクロール制御は、前記操作パネルに対する前記スライド操作が検出されなくなった場合に、直前の前記スライド操作の操作ベクトルに応じたベクトルで、前記表示パネルの前記表示画面をスクロールさせる制御である。
特開平10−161628号公報
ところで、前記表示画面のスクロール量が、前記スライド操作の操作ベクトルに応じて決まる場合、目的の情報が前記表示パネルに表示されるまでに、前記スライド操作を大きなゼスチャーで多数回行うことが必要になる可能性がある。このように前記スライド操作を大きなゼスチャーで多数回行うことは、ユーザーにとって煩雑である。
本発明の目的は、操作パネルに対する簡易な操作に応じて表示パネルにおける表示画面のスクロールを制御することができる表示装置およびそれを備える情報処理装置を提供することにある。
本発明の一の局面に係る表示装置は、表示パネルと、第1操作検出部と、第2操作検出部と、表示制御部と、を備える。前記表示パネルは、情報を表示する装置である。前記操作パネルは、マルチタッチ操作を検出可能な装置である。前記第1操作検出部は、前記操作パネルに対する長押し操作である第1操作を検出する。前記第2操作検出部は、前記第1操作が継続して検出されている長押し期間における前記操作パネルに対するタッチ操作である第2操作を検出する。前記表示制御部は、前記第1操作の位置に対する前記第2操作の相対位置に応じてスクロール制御方向を設定し、前記スクロール制御方向へ前記表示パネルの表示画面をスクロールさせる。
本発明の他の局面に係る情報処理装置は、本発明の一の局面に係る前記表示装置を備える。
本発明によれば、操作パネルに対する簡易な操作で表示パネルにおける表示画面のスクロールを制御することができる表示装置およびそれを備える情報処理装置を提供することが可能になる。
図1は、実施形態に係る表示装置を含む情報処理装置のブロック図である。 図2は、実施形態に係る表示装置におけるスクロール制御の手順の一例を示すフローチャートである。 図3は、実施形態に係る表示装置において第1操作が行われているタッチパネルユニットの一例を示す図である。 図4は、実施形態に係る表示装置において第2操作が行われたときの相対位置ベクトルおよび偏差ベクトルを表す図である。 図5は、実施形態に係る表示装置において小ベクトルの第2操作が行われたタッチパネルユニットの一例を示す図である。 図6は、実施形態に係る表示装置において大ベクトルの第2操作が行われたタッチパネルユニットの一例を示す図である。 図7は、実施形態に係る表示装置においてスクロール方向の下流側の第2操作が行われたタッチパネルユニットの一例を示す図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。なお、以下の実施形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定する性格を有さない。
[情報処理装置10の構成]
実施形態に係る表示装置100を含む情報処理装置10は、例えばスマートフォン、タブレットPCまたはノートブックPCなどである。
図1に示されるように、情報処理装置10は、TPU(Touch Panel Unit)1x、二次記憶部4、制御部5および無線通信部6などを備える。
TPU1xは、一体に形成された操作パネル1および表示パネル2と、操作検出部3とを含む。また、制御部5は、CPU(Central Processing Unit)51およびRAM(Random Access Memory)52を含む。
操作パネル1は、マルチタッチ操作を検出可能なパネルである。例えば、静電容量式、抵抗式または光学式の操作パネル1が採用されることが考えられる。また、表示パネル2は、液晶パネルなどのパネル状の表示デバイスである。表示パネル2は、各種の情報を含む画面を表示可能である。
操作検出部3は、操作パネル1に対するワンタッチ操作、長押し操作、連続タッチ操作およびスライド操作などの各種の操作を検出する装置である。例えば、操作検出部3が、DSP(Digital Signal Processor)またはMPU(Micro Processing Unit)などのプロセッサーまたはASIC(Application Specific Integrated Circuit)などの回路であることが考えられる。
二次記憶部4は、非一時的かつコンピューター読み取り可能な記憶装置である。例えば、ハードディスクドライブまたはフラッシュメモリーなどが、二次記憶部4として採用される。例えば、二次記憶部4は、CPU51が実行するプログラムまたはCPU51が参照するデータなどを予め記憶する。
制御部5において、CPU51は、各種の演算、データ処理および情報処理装置10が備える各種の電子機器の制御を実行する。RAM52は、CPU51によって実行される各種のプログラムを一時記憶する。CPU51は、RAM52に展開された前記プログラムを実行する。
例えば、CPU51は、二次記憶部4に予め記憶された表示制御プログラム4aを実行することにより、表示パネル2の画面表示を制御する。その際、CPU51は、二次記憶部4に予め記憶された画面データ4bに基づく画面を表示パネル2に表示させる。また、操作検出部3が操作パネル1に対するスクロール操作を検出した場合に、CPU51は、前記スクロール操作の内容に応じた方向へ表示パネル2の表示画面をスクロールさせる。
CPU51は、バス7を通じてTPU1x、二次記憶部4および無線通信部6との間でデータおよび制御信号の受け渡しが可能である。
無線通信部6は、他装置との間で無線通信を行う通信インターフェイスである。例えば、無線通信部6は、前記他装置から受信したデータをCPU51に転送する。また、無線通信部6は、CPU51からの送信指令に従って、CPU51から転送されて来たデータを前記他装置へ送信する。
本実施形態において、表示装置100は、TPU1x、表示制御プログラム4aを記憶する二次記憶部4、表示制御プログラム4aを実行するCPU51およびRAM52を含む。
ところで、従来の一般的な情報処理装置において、前記表示画面のスクロール量が、前記スライド操作の操作ベクトルに応じて決まることが多い。この場合、目的の情報が表示パネル2に表示されるまでに、前記スライド操作を大きなゼスチャーで多数回行うことが必要になる可能性がある。このように前記スライド操作を大きなゼスチャーで多数回行うことは、ユーザーにとって煩雑である。
一方、表示装置100において、CPU51は、後述するスクロール制御を実行する。これにより、表示装置100は、操作パネル1に対する簡易な操作に応じて表示パネル2における表示画面のスクロールを制御することができる。
CPU51は、例えば表示パネル2にウィンドウ画面g0を表示させた状態で、前記スクロール制御を実行する(図3参照)。ウィンドウ画面g0は、情報表示エリアg1と、スクロール操作エリアg2とを含む。ウィンドウ画面g0は、表示画面の一例である。
情報表示エリアg1は、画面データ4bに含まれる表示対象が表示されるエリアである。前記表示対象は、文字、画像および影像のうちの1つまたは複数を含む。情報表示エリアg1に表示される前記表示対象が、前記スクロール制御におけるスクロールの対象である。
スクロール操作エリアg2は、表示パネル2に対する前記スクロール操作を受け付けるエリアである。本実施形態において、スクロール操作エリアg2は、縦スクロール操作エリアg21および横スクロール操作エリアg22を含む。
縦スクロール操作エリアg21は、情報表示エリアg1の前記表示対象を縦方向にスクロールさせる操作を受け付けるエリアである。横スクロール操作エリアg22は、情報表示エリアg1の前記表示対象を横方向にスクロールさせる操作を受け付けるエリアである。なお、前記縦方向および前記横方向は、それぞれ表示パネル2の表示領域の座標におけるY軸方向およびX軸方向である。
前記スクロール制御において、前記スクロール操作は、片手の3本の指F1〜F3で行われることが想定されている。3本の指F1〜F3は、一次指F1と、一次指F1の両隣に位置する二次指F2および三次指F3とを含む。
例えば、一次指F1が人差し指であり、二次指F2が親指であり、三次指F3が中指であることが考えられる。また、一次指F1が中指であり、二次指F2が人差し指であり、三次指F3が薬指であることも考えられる。
もちろん、前記スクロール操作が、片手の3本の指F1〜F3以外の指またはスタイラスペンなどによって行われてもよい。
[スクロール制御]
以下、図2に示されるフローチャートを参照しつつ、前記スクロール制御の手順の一例について説明する。以下の説明において、S1,S2,…は、前記スクロール制御において実行される工程の識別符号を表す。
<工程S1>
前記スクロール制御において、操作検出部3が、第1操作を検出する処理を実行する。前記第1操作は、操作パネル1におけるスクロール操作エリアg2に対する長押し操作である。工程S1の処理を実行する操作検出部3が第1操作検出部の一例である。
前記長押し操作は、操作パネル1の同じ位置を予め定められた時間以上継続してタッチし続ける操作である。前記第1操作は、例えば一次指F1によって行われる。図3は、一次指F1によって縦スクロール操作エリアg21に前記第1操作が行われているタッチパネルユニット1xの一例を示す。
操作検出部3は、前記第1操作を検出するまで、工程S1の処理を繰り返す。また、操作検出部3は、前記第1操作を検出すると、処理を工程S2へ移行させる。
以下の説明において、工程S1において前記第1操作が検出された縦スクロール操作エリアg21および横スクロール操作エリアg22の一方を検出エリアと称する。また、操作パネル1における前記第1操作の位置のことを第1操作位置P1と称する。操作検出部3は、前記第1操作を検出した場合、第1操作位置P1を一時記憶する。
<工程S2>
操作検出部3は、前記第1操作を検出すると、前記第1操作の検出結果をCPU51に通知し、CPU51が、その通知に応じて待機マークg3を表示パネル2に表示させる(図3参照)。前記第1操作の検出結果は、表示パネル2における前記第1操作の検出位置である第1操作位置P1の情報を含む。
表示装置100は、待機マークg3の表示により、表示画面のスクロールを開始するための第2操作を待ち受けるモードへ移行したことをユーザーに通知する。図3に示される例では、待機マークg3は、スクロール方向の候補を示すマークである。
<工程S3>
続いて、操作検出部3は、第2操作を検出する処理を実行する。前記第2操作は、前記第1操作が継続して検出されている期間における操作パネル1に対するタッチ操作である。工程S3の処理を実行する操作検出部3が第2操作検出部の一例である。
図5,6は、二次指F2によって前記第2操作が行われているタッチパネルユニット1xの一例を示す。以下の説明において、前記第1操作が継続して検出されている期間のことを長押し期間と称する。
前記第2操作が検出されない場合、操作検出部3は、処理を後述する工程S9へ移行させる。一方、前記第2操作が検出された場合、操作検出部3は、処理を次の工程S4へ移行させる。
<工程S4>
操作検出部3は、前記第2操作を検出すると、前記第2操作の検出結果をCPU51に通知し、CPU51が、前記第1操作および前記第2操作の検出結果に基づいて偏差ベクトルV0を算出する(図4参照)。前記第2操作の検出結果は、表示パネル2における前記第2操作の検出位置である第2操作位置P2の情報を含む。
図4に示されるように、第1操作位置P1に対する第2操作位置P2の相対位置を表す相対位置ベクトルV00は、Y軸方向の成分である縦偏差ベクトルVy0と、X軸方向の成分である横偏差ベクトルVx0とに分解できる。
CPU51は、まず、第1操作位置P1に基づいて前記検出エリアが縦スクロール操作エリアg21および横スクロール操作エリアg22のいずれであるかを判定する。
CPU51は、前記検出エリアが縦スクロール操作エリアg21であると判定した場合、縦偏差ベクトルVy0を偏差ベクトルV0として算出する。一方、CPU51は、前記検出エリアが横スクロール操作エリアg22であると判定した場合、横偏差ベクトルVx0を偏差ベクトルV0として算出する。
図5は、二次指F2によって偏差ベクトルV0の小さな前記第2操作が行われているタッチパネルユニット1xの一例を示す。図6は、二次指F2によって偏差ベクトルV0の大きな前記第2操作が行われているタッチパネルユニット1xの一例を示す。
<工程S5>
さらに、CPU51は、偏差ベクトルV0の方向に対して反対の方向をスクロール制御方向D0として設定する(図5,6参照)。後述するように、前記スクロール制御方向は、CPU51が表示パネル2においてウィンドウ画面g0をスクロールさせる方向である。
<工程S6>
さらに、CPU51は、偏差ベクトルV0の大きさに応じて、スクロール速度を設定する。その際、CPU51は、偏差ベクトルV0が小さい場合よりも大きい場合の方が、より速い前記スクロール速度を設定する。なお、偏差ベクトルV0の大きさは、第1操作位置P1と第2操作位置P2との間隔の大きさに相当する。
例えば、CPU51は、偏差ベクトルV0の大きさが、予め複数段階の速度候補に対応づけられた複数の数値範囲のいずれに属するかを判定する。この場合、CPU51は、偏差ベクトルV0の大きさが属する前記数値範囲に対応する前記速度候補を、前記スクロール速度として設定する。また、CPU51が、偏差ベクトルV0の大きさに比例した前記スクロール速度として設定することなども考えられる。
<工程S7>
そして、CPU51は、表示パネル2におけるウィンドウ画面g0を、工程S5で設定したスクロール制御方向D0へ、工程S6で設定した前記スクロール速度でスクロールさせる。
<工程S8>
さらに、CPU51は、待機マークg3に代えて、スクロールマークg4を表示パネル2に表示させる(図5,6参照)。スクロールマークg4は、スクロールの上流方向を指し示すマークである。
例えば、CPU51は、前記スクロール制御速度が低速であるか高速であるかを識別可能なスクロールマークg4を表示パネル2に表示させる。図5において、前記スクロール制御速度が低速である場合に表示される低速スクロールマークg41が示されている。また、図6において、前記スクロール制御速度が高速である場合に表示される高速スクロールマークg42が示されている。
前述の工程S4〜S6の処理は、前記長押し期間における1回目の前記第2操作が検出された場合の処理である。以下、前記長押し期間において、2回目以降の前記第2操作が検出された場合の工程S4〜S6の処理について説明する。
前記長押し期間における2回目以降の前記第2操作が検出された場合、工程S4において、CPU51は、1回目と同様に、前記第1操作および今回の前記第2操作の検出結果に基づいて偏差ベクトルV0を算出する(図4参照)。その際、CPU51は、例えばRAM52などに前回の前記第2操作に対応する偏差ベクトルV0を記憶させる。
以下の説明において、前回の前記第2操作に対応する偏差ベクトルV0のことを前回偏差ベクトルV0(−1)と称し、今回の前記第2操作に対応する偏差ベクトルV0のことを今回偏差ベクトルV0(0)と称する(図7参照)。
図7は、縦スクロール操作エリアg21に対する前記第1操作に続いて、第1操作位置P1よりも下方の位置での前記第2操作が行われた後、第1操作位置P1よりも上方の位置での前記第2操作が行われた例を示す。また、図7は、前記第1操作が、前記一次指F1で行われ、前回の前記第2操作が前記二次指F2で行われ、今回の前記第2操作が前記三次指F3で行われた例を示す。
次に、工程S5,S6において、CPU51は、今回偏差ベクトルV0(0)が、前回偏差ベクトルV0(−1)に対して反対方向である場合、前回のスクロール制御方向D0の設定を維持しつつ、今回の前記スクロール速度を前回よりも減速させる。
なお、今回偏差ベクトルV0(0)が、前回偏差ベクトルV0(−1)に対して反対方向であることは、前回のスクロール制御方向D0において、今回の前記第2操作の位置が、前記第1操作の位置を基準にして前回の前記第2操作の位置に対して反対側の位置であることを意味する。
例えば、今回偏差ベクトルV0(0)が、前回偏差ベクトルV0(−1)に対して反対方向である場合、CPU51は、今回の前記スクロール速度を予め定められた最低速度に設定する。この場合、前記超低速度が、1回目の前記第2操作が検出されたときに採用され得るスクロール速度の全ての候補よりも低い速度であることが考えられる。
また、前記スクロール速度が既に前記最低速度に設定されている場合、CPU51は、工程S5,S6において、前回偏差ベクトルV0(−1)に関わらず、1回目と同様に、今回偏差ベクトルV0(0)に基づいて今回のスクロール制御方向D0および今回のスクロール速度を設定する。
また、今回偏差ベクトルV0(0)が、前回偏差ベクトルV0(−1)に対して同じ方向である場合、工程S5,S6において、CPU51は、1回目と同様に、今回偏差ベクトルV0(0)に基づいて今回のスクロール制御方向D0および今回のスクロール速度を設定する。
そして、前記長押し期間における2回目以降の前記第2操作が検出された場合にも、工程S7において、CPU51は、工程S5で設定したスクロール制御方向D0へ、工程S6で設定した前記スクロール速度でスクロールさせる。
なお、図7には、CPU51が、ウィンドウ画面g0を前記最低速度でスクロールさせたときに表示パネル2に表示させる最低速スクロールマークg40の例が示されている。
<工程S9>
工程S9の処理は、工程S1において前記第1操作が検出された後に、操作検出部3によって随時実行される。なお、便宜上、図2においては、工程S3において前記第2操作が検出されなかった場合、または、工程S4〜S8の処理の後に実行されるように記載されている。
工程S9において、操作検出部3は、前記第1操作が継続して検出されているか否かを判定する。操作検出部3は、前記第1操作が継続して検出されていると判定した場合、処理を工程S3へ移行させる。これにより、操作検出部3は、引き続き前記第2操作を検出する処理を実行する。
一方、操作検出部3は、前記第1操作が継続して検出されていないと判定した場合、前記第1操作が終了したことをCPU51へ通知し、処理を工程S10へ移行させる。
<工程S10>
CPU51は、操作検出部3から前記第1操作が終了した旨の通知を受けると、表示パネル2におけるウィンドウ画面g0のスクロールを停止させる。その後、CPU51は、処理を工程S1へ移行させる。これにより、操作検出部3は、再び前記第1操作を検出する処理を実行する。
なお、CPU51は、表示制御プログラム4aを実行することにより、工程S4〜S8,S10の処理を実現する。表示制御プログラム4aを実行するCPU51が表示制御部の一例である。
以上に示されるように、CPU51は、第1操作位置P1に対する第2操作位置P2の相対位置に応じてスクロール制御方向D0を設定し、そのスクロール制御方向D0へ表示パネル2の表示画面をスクロールさせる(S5,S7)。なお、偏差ベクトルV0は、第1操作位置P1に対する第2操作位置P2の相対位置を表す。
表示装置100において、ユーザーは、前記第1操作に続いて前記第2操作を行うだけで、目的の情報が表示パネル2に現れるまでウィンドウ画面g0を意図した方向へスクロールさせることができる。この場合、前記ユーザーは、目的の情報が表示パネル2に表示されるまでに、スライド操作を大きなゼスチャーで多数回行う必要がない。
従って、表示装置100は、操作パネル1に対する簡易な操作に応じて表示パネル2における表示画面のスクロールを制御することができる。
また、CPU51は、前記第2操作が検出されてから前記第1操作が検出されなくなるまで表示パネル2の表示画面をスクロールさせる(S3〜S7,S10)。そのため、前記第2操作を繰り返すことなく、より簡易な操作で、表示画面のスクロールを継続させることができる。
また、前記長押し期間において複数回の前記第2操作が検出され、かつ、前回のスクロール制御方向D0において今回の第2操作位置P2が、第1操作位置P1を基準にして前回の第2操作位置P2に対して反対側の位置である場合が考えられる。この場合、CPU51は、前回のスクロール制御方向D0を維持しつつ表示パネル2におけるウィンドウ画面g0のスクロール速度を減速させる(S6)。これにより、ユーザーは、直感的な操作によってスクロール速度を調節することができる。
さらに、CPU51は、偏差ベクトルV0の大きさ、即ち、第1操作位置P1と第2操作位置P2との間隔の大きさに応じて、ウィンドウ画面g0のスクロール速度を制御する(S4,S6)。これにより、ユーザーは、直感的な操作によってスクロール速度を調節することができる。
[第1応用例]
以上に示された表示装置100において、操作検出部3が、工程S3において、連続タッチ操作を前記第2操作として検出することも考えられる。前記連続タッチ操作は、予め定められた時間間隔以内で、かつ、予め定められた位置ズレの範囲内で、操作パネル1に対して行われる前記第2操作である。
本応用例の場合、操作検出部3は、工程S3において、前記連続タッチ操作の位置に加えて、連続タッチ回数を検出する。前記連続タッチ操作は、前記連続タッチ操作において前記第2操作が行われる回数である。
そして、CPU51が、工程S6において、前記連続タッチ回数に応じて、表示パネル2におけるウィンドウ画面g0のスクロール速度を制御することが考えられる。例えば、CPU51は、前記連続タッチ回数が多いほど、より速いスクロール速度を設定する。本応用例が採用されても、前述の実施形態が採用される場合と同様の効果が得られる。
[第2応用例]
また、CPU51が、工程S5において、偏差ベクトルV0の方向をスクロール制御方向D0として設定することも考えられる。
[第3応用例]
また、表示装置100において、操作パネル1が、表示パネル2に対して独立して構成されたタッチパッドなどであることも考えられる。
なお、本発明に係る表示装置および情報処理装置は、各請求項に記載された発明の範囲において、以上に示された実施形態及び応用例を自由に組み合わせること、或いは実施形態及び応用例を適宜、変形する又は一部を省略することによって構成されることも可能である。
1x :タッチパネルユニット
1 :操作パネル
2 :表示パネル
3 :操作検出部
4 :二次記憶部
4a :表示制御プログラム
4b :画面データ
5 :制御部
6 :無線通信部
7 :バス
10 :情報処理装置
51 :CPU
52 :RAM
100 :表示装置
D0 :スクロール制御方向
F1 :一次指
F2 :二次指
F3 :三次指
P1 :第1操作位置
P2 :第2操作位置
V0 :偏差ベクトル
V00 :相対位置ベクトル
Vx0 :横偏差ベクトル
Vy0 :縦偏差ベクトル
g0 :ウィンドウ画面(表示画面)
g1 :情報表示エリア
g2 :スクロール操作エリア
g21 :縦スクロール操作エリア
g22 :横スクロール操作エリア
g3 :待機マーク
g4 :スクロールマーク
g40 :最低速スクロールマーク
g41 :低速スクロールマーク
g42 :高速スクロールマーク

Claims (6)

  1. 情報を表示する表示パネルと、
    マルチタッチ操作を検出可能な操作パネルと、
    前記操作パネルに対する長押し操作である第1操作を検出する第1操作検出部と、
    前記第1操作が継続して検出されている長押し期間における前記操作パネルに対するタッチ操作である第2操作を検出する第2操作検出部と、
    前記第1操作の位置に対する前記第2操作の相対位置に応じてスクロール制御方向を設定し、前記スクロール制御方向へ前記表示パネルの表示画面をスクロールさせる表示制御部と、を備える表示装置。
  2. 前記表示制御部は、前記第2操作が検出されてから前記第1操作が検出されなくなるまで前記表示パネルの前記表示画面をスクロールさせる、請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記長押し期間において複数回の前記第2操作が検出され、かつ、前回の前記スクロール制御方向において今回の前記第2操作の位置が、前記第1操作の位置を基準にして前回の前記第2操作の位置に対して反対側の位置である場合に、前記表示制御部は、前回の前記スクロール制御方向を維持しつつ前記表示パネルの表示画面のスクロール速度を減速させる、請求項1または請求項2に記載の表示装置。
  4. 前記表示制御部は、前記第1操作の位置と前記第2操作の位置との間隔の大きさに応じて、前記表示パネルの表示画面のスクロール速度を制御する、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の表示装置。
  5. 前記第2操作検出部は、予め定められた時間間隔以内で、かつ、予め定められた位置ズレの範囲内で、前記第2操作が行われる回数である連続タッチ回数を検出し、
    前記表示制御部は、前記連続タッチ回数に応じて、前記表示パネルの表示画面のスクロール速度を制御する、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の表示装置。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の表示装置を備える情報処理装置。
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