JP2018083575A - Lock device for lid - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、リッドのロック装置に関し、詳しくは、ボックスに形成された開口を開閉可能にヒンジ結合されたリッドを開口が閉状態となるようにボックスに対してロックするリッドのロック装置に関する。 The present invention relates to a lid locking device, and more particularly to a lid locking device that locks a lid hinged so that an opening formed in a box can be opened and closed with respect to the box so that the opening is closed.
従来、自動車には、各種の内装ボックスが備えられており、例えば、運転席と助手席との間の床フロアには、コンソールボックスが備えられている。このようなコンソールボックス201は、図19〜20に示すように、開口210aを介して内部に物品を収納可能なコンソールボックス本体210と、コンソールボックス本体210の開口210aを開閉可能にヒンジ結合されたリッド230と、コンソールボックス本体210の開口210aが閉状態となるようにコンソールボックス本体210に対してリッド230をロックするロック装置240とから構成されている。このロック装置240は、リッド230がコンソールボックス本体210の開口210aを閉ざした状態(リッド230の閉状態)では、コンソールボックス本体210に設けられたストライカ260がリッド230に形成された凹穴232に付勢によって進出している(図21参照)。これにより、ロック装置240をロック状態にできる。すなわち、コンソールボックス本体210に対してリッド230をロックできる。また、このロック状態からコンソールボックス本体210に設けられたノブ270を押し込む操作すると、付勢に抗してストライカ260がリッド230の凹穴232から退行することとなる(図22参照)。これにより、ロック装置240をロック解除できる。すなわち、コンソールボックス本体210に対するリッド230のロックを解除できる。このようにして、コンソールボックス本体210に対するリッド230のロックおよびロック解除を簡便に実施できる。
2. Description of the Related Art Conventionally, automobiles are provided with various interior boxes. For example, a console box is provided on a floor between a driver seat and a passenger seat. As shown in FIGS. 19 to 20, the
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。
しかしながら、上述した従来技術では、閉状態にあるリッド230を開状態(リッド230がコンソールボックス本体210の開口210aを開けた状態)にするとき、ロック装置240をロック解除するときのみノブ270の押し込み操作を行えばよい。そのため、このロック装置240をロック解除後、再度、ノブ270を押し込み操作する必要がない。したがって、この押し込み操作の解消(戻し)にともない、退行したストライカ260がコンソールボックス本体210の内部に再進出した状態(飛び出した状態)になって(戻って)いた。結果として、リッド230の内側(コンソールボックス本体210の内部)の見栄えが悪いものとなっていた。
However, in the above-described prior art, when the
本発明は、このような課題を解決しようとするもので、その目的は、リッドを開状態にしたときの内側の見栄えが良いリッドのロック装置を提供することである。 The present invention is intended to solve such a problem, and an object of the present invention is to provide a lid locking device having a good inner appearance when the lid is opened.
本発明は、上記の目的を達成するためのものであって、以下のように構成されている。
請求項1に記載の発明は、ボックス本体に形成された開口を開閉可能にヒンジ結合されたリッドを開口が閉状態となるようにボックス本体に対してロックするリッドのロック装置である。ボックス本体またはリッドには、リッドまたはボックス本体に形成された凹みに向けて付勢されたストライカと、リッドまたはボックス本体に形成された凹みに進出したストライカを付勢に抗して退行させるノブと、リッドまたはボックス本体に形成された凹みから退行したストライカを付勢に抗して保持させるストッパとを備えている。
The present invention is for achieving the above object, and is configured as follows.
The invention according to
請求項1の発明によれば、ストッパを備えているため、例えば、付勢に抗してリッドの凹みから退行した状態にストライカを保持できる。そのため、ロック装置のロック解除後のノブの操作の解消(戻し)にともない、退行したストライカがボックス本体の内部に再進出した状態(飛び出した状態)になる(戻る)ことがない。したがって、リッドの内側の見栄えが悪いものとなることがない。結果として、リッドを開状態にしたときの内側の見栄えを良くできる。 According to the first aspect of the present invention, since the stopper is provided, for example, the striker can be held in a state of retreating from the recess of the lid against urging. For this reason, the retracted striker does not re-advance into the inside of the box body (the state where it jumps out) (returns) with the cancellation (return) of the knob operation after the lock device is unlocked. Therefore, the inside of the lid does not look bad. As a result, it is possible to improve the inner appearance when the lid is opened.
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のリッドのロック装置であって、ストッパによるストライカの保持は、ストライカに対するストッパの嵌り込みによって行われている。
The invention according to claim 2 is the lid locking device according to
請求項2の発明によれば、リッドを開状態にしたときの内側の見栄えを簡便な構造で良くできる。 According to the invention of claim 2, the appearance of the inside when the lid is opened can be improved with a simple structure.
また、請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のリッドのロック装置であって、ストライカに対するストッパの嵌り込みの解消は、開けたリッドの閉状態への戻し動作にともなって行われる。
Further, the invention according to
請求項3の発明によれば、この嵌り込みの戻しを簡便に実施できる。
According to the invention of
以下、本発明を実施するための形態を、図面を用いて説明する。
(実施例1)
まず、図1〜9を参照して、本発明の実施例1を説明する。はじめに、実施例1に係るコンソールボックス1を説明する(図1参照)。なお、以下の説明にあたって、上、下、前、後、左、右とは、上述した図に記載した、上、下、前、後、左、右の方向、すなわち、コンソールボックス1を後述する自動車の床フロア(いずれも図示しない)に組み付けた状態を基準にしたときの上、下、前、後、左、右の方向を示している。このことは、後述する実施例2においても同様である。
Hereinafter, embodiments for carrying out the present invention will be described with reference to the drawings.
Example 1
First,
このコンソールボックス1は、開口10aを介して内部に物品を収納可能なコンソールボックス本体10と、コンソールボックス本体10の開口10aを開閉可能にヒンジH結合されたリッド30と、コンソールボックス本体10の開口10aが閉状態となるようにコンソールボックス本体10に対してリッド30をロックするロック装置40とから構成されている。以下に、これらコンソールボックス本体10とリッド30とロック装置40とを個別に説明する。
The
はじめに、コンソールボックス本体10から説明する(図2参照)。このコンソールボックス本体10は、上側に開口10aを有するように前壁12と後壁14と左右の側壁16と底壁18とから成っており、この上側に有した開口10aを介して物品(図示しない)を収納可能な(出し入れ可能な)矩形のボックス状の部材から構成されている。この前壁12における左右方向の略中央には、後述するロック装置40のストライカ60を進退可能な進退孔12aが形成されている。
First, the
また、この前壁12には、前側に向けて張り出すフランジ20が形成されている。このフランジ20における左右方向の略中央には、後述するロック装置40のノブ70を操作可能な(ノブ70を押し込み操作可能な)操作孔20aが形成されている。また、このフランジ20における左右方向の両端には、後述するリッド30のピン34aを挿し込んでストッパ80の両押当部84を押し当て可能な挿込孔20bがそれぞれ形成されている。コンソールボックス本体10は、剛性を有する合成樹脂から一体的に構成されている。このように構成されているコンソールボックス本体10は、自動車の運転席と助手席との間の床フロア(いずれも図示しない)に組み付けられている。
Further, the
次に、リッド30を説明する(図3参照)。このリッド30は、コンソールボックス本体10の開口10aを塞ぎ可能に形成されたドアインナ30aと、このドアインナ30aの意匠を成すように形成されたドアアウタ30bとが組み付けられて構成されている。なお、これらドアインナ30aとドアアウタ30bとは、互いが剛性を有する合成樹脂から一体的に形成されている。
Next, the
このドアインナ30aの前壁には、後述するロック装置40のストライカ60を受け入れ可能な凹穴32が形成されている。一方、このドアアウタ30bの前縁には、リッド30の開閉を行い易いように掴み部34が形成されている。この掴み部34における左右方向の両縁には、後述するロック装置40のストッパ80の両押当部84を押し当て可能なピン34aがそれぞれ形成されている。リッド30は、このように構成されている。
A
最後に、ロック装置40を説明する(図4〜5参照)。このロック装置40は、ベース50と、ストライカ60と、ノブ70と、ストッパ80とから構成されている。ベース50には、挿込孔52を介して前後方向にスライド可能にストライカ60が組み付けられている。このとき、このストライカ60は、圧縮ばね64を介して組み付けられている。そのため、常時、このストライカ60は、コンソールボックス本体10の進退孔12aから進出方向(後方向)に向けて付勢された状態となっている。もちろん、この進退孔12aからストライカ60が抜け落ちる(完全に抜け出る)ことがないように、このストライカ60のスライド量は規制されている。
Finally, the locking
また、ベース50には、コンソールボックス本体10の操作孔20aを介して昇降可能(上下方向にスライド可能)に操作できるノブ70が組み付けられている。このとき、このノブ70は、圧縮ばね74を介して組み付けられている。そのため、常時、このノブ70は、上方向に向けて付勢された状態となっている。もちろん、この操作孔20aからノブ70が抜け落ちる(完全に抜け出る)ことがないように、このノブ70の昇降量は規制されている。なお、このストライカ60に形成されている左右一対のテーパ部62とノブ70に形成されている左右一対のテーパ部72とは、相対的に摺動可能となっている。
The
そのため、圧縮ばね74の付勢力に抗してノブ70を操作(ノブ70を押し込む操作)すると、圧縮ばね64の付勢力に抗してストライカ60が進退孔12aに向けて退行する(前方向に向けてスライドする)こととなる。また、このストライカ60の下面には、略直角三角形状の係合溝66が形成されている。
Therefore, when the
また、ベース50には、受け部54を介して昇降可能(上下方向にスライド可能)なストッパ80が組み付けられている。このとき、このストッパ80は、左右に対を成す圧縮ばね86を介して組み付けられている。そのため、常時、このストッパ80は、上方向に向けて付勢された状態となっている。また、このストッパ80の上面には、上述したストライカ60の係合溝66に嵌り込み可能な略直角三角形状の係合部82が形成されている。
The
これらベース50と、ストライカ60と、ノブ70と、ストッパ80とからロック装置40は構成されている。このように構成されているロック装置40のベース50は、コンソールボックス本体10の前壁12の外面に組み付けられている(図2参照)。このように組み付けられたとき、ロック装置40のストライカ60は、閉状態にあるリッド30の凹穴32に対応すること(圧縮ばね64の付勢によって凹穴32に進出可能)となっている。
The
また、このように組み付けられたとき、ロック装置40のノブ70は、コンソールボックス本体10のフランジ20の操作孔20aに対応すること(操作孔20aから押し込み操作可能)となっている。また、このように組み付けられたとき、ロック装置40のストッパ80の両押当部84は、コンソールボックス本体10のフランジ20の両挿込孔20bに対応すること(両挿込孔20bから押し当て可能)となっている。
Further, when assembled in this way, the
続いて、図6〜9を参照して、上述したコンソールボックス1のロック装置40の動作を説明する。このロック装置40も従来技術のロック装置240と同様に、リッド30がコンソールボックス本体10の開口10aを閉ざした状態(図1参照、リッド30の閉状態)では、コンソールボックス本体10に設けられたストライカ60がリッド30に形成された凹穴32に向けて(コンソールボックス本体10の進退孔12aから)圧縮ばね64の付勢力によって進出している(図6参照)。
Then, with reference to FIGS. 6-9, operation | movement of the
これにより、ロック装置40をロック状態にできる。すなわち、コンソールボックス本体10に対してリッド30をロックできる。このとき、図7からも明らかなように、開口10aを閉ざしたリッド30の両ピン34aは、コンソールボックス本体10の挿込孔20bを介して両圧縮ばね86の付勢力に抗してストッパ80の両押当部84を押し当てた状態となっている。
Thereby, the locking
また、このロック装置40のロック状態からコンソールボックス本体10に設けられたノブ70を圧縮ばね74の付勢力に抗して操作すると、両テーパ部62、72の相対的な摺動によってストライカ60がリッド30の凹穴32から(コンソールボックス本体10の進退孔12aに向けて)圧縮ばね64の付勢力に抗して退行していく(図8参照)。これにより、ロック装置40をロック解除できる。すなわち、コンソールボックス本体10に対するリッド30のロックを解除できる。したがって、リッド30を開けることができる(図2参照)。
Further, when the
このようにリッド30を開けると、図9からも明らかなように、リッド30の両ピン34aによるストッパ80の両押当部84の押し当てが解消されるため、圧縮ばね86の付勢力によってストッパ80が上昇することとなる。すると、この上昇したストッパ80の係合部82がストライカ60の係合溝66に嵌り込むこととなる。そのため、ストライカ60は、圧縮ばね64の付勢力に抗してリッド30の凹穴32から退行した状態(コンソールボックス本体10の挿込孔20bに退行した状態)に保持される。
When the
なお、図2に示すリッド30の開状態からリッド30を閉状態に戻していくと、この閉状態に戻したリッド30の両ピン34aがコンソールボックス本体10の挿込孔20bを介してストッパ80の両押当部84を押し当てることとなる。すると、この押し当てによって圧縮ばね86の付勢力に抗してストッパ80が下降することとなる。これにより、ストライカ60の係合溝66に対するストッパ80の係合部82の嵌り込みが解消されることとなる。
When the
この記載が、特許請求の範囲に記載の「ストライカに対するストッパの嵌り込みの解消は、開けたリッドの閉状態への戻し動作にともなって行われる」に相当する。そのため、ストライカ60がリッド30の凹穴32に向けて(コンソールボックス本体10の進退孔12aから)圧縮ばね64の付勢力によって進出していく。したがって、コンソールボックス本体10に対してリッド30をロックできる。すなわち、ロック装置40のロック状態に戻すことができる(図6参照)。
This description corresponds to “removal of fitting of the stopper to the striker is performed in accordance with the returning operation of the opened lid to the closed state” described in the claims. Therefore, the
本発明の実施例1に係るリッド30のロック装置40は、上述したように構成されている。この構成によれば、ロック装置40は、少なくとも、上述したストライカ60と、ノブ70と、ストッパ80とから構成されている。このようにストッパ80を備えていると、圧縮ばね64の付勢力に抗してリッド30の凹穴32から退行した状態(コンソールボックス本体10の挿込孔20bに退行した状態)にストライカ60を保持できる。そのため、リッド30を開状態にしたことによるロック装置40のロック解除後のノブ70の操作の解消(戻し)にともない、退行したストライカ60がコンソールボックス本体10の内部に再進出した状態(飛び出した状態)になる(戻る)ことがない。したがって、リッド30の内側(コンソールボックス本体10の内部)の見栄えが悪いものとなることがない。結果として、リッド30を開状態にしたときの内側の見栄えを良くできる。
The locking
また、この構成によれば、ストッパ80によるストライカ60の保持は、ストライカ60に対するストッパ80の嵌り込みによって行われている。そのため、リッド30を開状態にしたときの内側の見栄えを簡便な構造で良くできる。
Also, according to this configuration, the
また、この構成によれば、リッド30を開状態から閉状態に戻していくと、この閉状態に戻したリッド30の両ピン34aがコンソールボックス本体10の挿込孔20bを介してストッパ80の両押当部84を押し当てる。すると、この押し当てによって圧縮ばね86の付勢力に抗してストッパ80が下降することとなる。これにより、ストライカ60の係合溝66に対するストッパ80の係合部82の嵌り込みが解消されることとなる。そのため、この嵌り込みの戻しを簡便に実施できる。
Further, according to this configuration, when the
(実施例2)
次に、図10〜18を参照して、本発明の実施例2を説明する。既に説明した実施例1のコンソールボックス1では、ストッパ80は、ベース50に対して受け部54を介して昇降可能(上下方向にスライド可能)に組み付けられた形態を説明した。これに対して、これから説明する実施例2のコンソールボックス101では、ストッパ180は、ベース150に対して受け部154を介して左右方向にスライド可能に組み付けられた形態となっている。なお、実施例1で説明した部材と同一の部材には、図面において同一の符号を付すことで重複する説明は省略することとする。
(Example 2)
Next, Embodiment 2 of the present invention will be described with reference to FIGS. In the
このコンソールボックス101は、開口10aを介して内部に物品を収納可能なコンソールボックス本体10と、コンソールボックス本体10の開口10aを開閉可能にヒンジH結合されたリッド30と、コンソールボックス本体10の開口10aが閉状態となるようにコンソールボックス本体10に対してリッド30をロックするロック装置140とから構成されている(図10〜11参照)。以下に、このロック装置140を説明する。
The
このロック装置140は、ベース150と、ストライカ160と、ノブ170と、ストッパ180、左右に対を成す押当体184、194とから構成されている(図12〜13参照)。ベース150には、挿込穴152を介して前後方向にスライド可能にストライカ160が組み付けられている。このとき、このストライカ160は、圧縮ばね164を介して組み付けられている。そのため、常時、このストライカ160は、コンソールボックス本体10の進退孔12aから進出方向(後方向)に向けて付勢された状態となっている。もちろん、この進退孔12aからストライカ160が抜け落ちる(完全に抜け出る)ことがないように、このストライカ160のスライド量は規制されている。
The
また、ベース150には、左右方向にスライド可能に操作できる左右に対を成すノブ170が組み付けられている。このとき、このノブ170は、圧縮ばね174を介して組み付けられている。そのため、常時、このノブ170は、互いが近づく方向に向けて付勢された状態となっている。もちろん、このベース150からノブ170が抜け落ちる(完全に抜け出る)ことがないように、このノブ170のスライド量は規制されている。なお、このストライカ160に形成されている左右一対のテーパ部162とノブ170に形成されているテーパ部172とは、相対的に摺動可能となっている。
The
そのため、圧縮ばね174の付勢力に抗してノブ170を操作(ノブ170を押し込む操作)すると、圧縮ばね164の付勢力に抗してストライカ160が進退孔12aに向けて退行する(前方向に向けてスライドする)こととなる。また、このストライカ160の側面には、係合溝166が形成されている。この係合溝166の入口には、テーパ部166aが形成されている。
Therefore, when the
また、ベース150には、左側の受け部154を介して左右方向にスライド可能にストッパ180が組み付けられている。このとき、このストッパ180は、圧縮ばね186を介して組み付けられている。そのため、常時、このストッパ180は、右方向に向けて付勢された状態となっている。また、このストッパ180の先端には、上述したストライカ160の係合溝166に嵌り込み可能な係合部182が形成されている。
Further, a
また、ベース150の左側には、左側の受け部154を介して昇降可能(上下方向にスライド可能)に押当体184が組み付けられている。なお、このストッパ180に形成されているテーパ部(図示しない)と押当体184に形成されているテーパ部(図示しない)とは、相対的に摺動可能となっている。そのため、この押当体184が押し当てられると、圧縮ばね186の付勢力に抗してストッパ180が退行する(左方向に向けてスライドする)こととなる。
A
また、ベース150の右側には、右側の受け部154を介して昇降可能(上下方向にスライド可能)に押当体194が組み付けられている。このとき、この押当体194は、圧縮ばね190を介して組み付けられている。そのため、常時、この押当体194は、上方向に向けて付勢された状態となっている。
In addition, a
これらベース150と、ストライカ160と、ノブ170と、ストッパ180と、左右に対を成す押当体184、194とからロック装置140は構成されている。このように構成されているロック装置140のベース150は、コンソールボックス本体10の前壁12の外面に組み付けられている(図11参照)。このように組み付けられたとき、ロック装置140のストライカ160は、閉状態にあるリッド30の凹穴32に対応すること(圧縮ばね164の付勢によって凹穴32に進出可能)となっている。また、このように組み付けられたとき、ロック装置140の押当体184、194は、コンソールボックス本体10のフランジ20の両挿込孔20bに対応すること(両挿込孔20bから押し当て可能)となっている。
The
続いて、図14〜18を参照して、上述したコンソールボックス101のロック装置140の動作を説明する。このロック装置140も従来技術のロック装置240と同様に、リッド30がコンソールボックス本体10の開口10aを閉ざした状態(図10参照、リッド30の閉状態)では、コンソールボックス本体10に設けられたストライカ160がリッド30に形成された凹穴32に向けて(コンソールボックス本体10の進退孔12aから)圧縮ばね164の付勢力によって進出している(図14参照)。
Subsequently, the operation of the
これにより、ロック装置140をロック状態にできる。すなわち、コンソールボックス本体10に対してリッド30をロックできる。このとき、図15からも明らかなように、開口10aを閉ざしたリッド30の両ピン34aは、コンソールボックス本体10の挿込孔20bを介して圧縮ばね190の付勢力に抗して押当体184、194を押し当てた状態となっている。
Thereby, the
また、このロック装置140のロック状態からコンソールボックス本体10に設けられた一方のノブ170を一方の圧縮ばね174の付勢力に抗して操作すると、両テーパ部162、172の相対的な摺動によってストライカ160がリッド30の凹穴32から(コンソールボックス本体10の進退孔12aに向けて)圧縮ばね164の付勢力に抗して退行していく(図16参照)。これにより、ロック装置140をロック解除できる。すなわち、コンソールボックス本体10に対するリッド30のロックを解除できる。したがって、リッド30を開けることができる(図11参照)。
Further, when one
このようにリッド30を開けると、図18からも明らかなように、リッド30の両ピン34aによる押当体184、194の押し当てが解消されるため、圧縮ばね186、190の付勢力によって押当体184、194が上昇すると共にストッパ180が右側に向けてスライドすることとなる。すると、このスライドしたストッパ180の係合部182がストライカ160の係合溝166に嵌り込むこととなる(図17参照)。そのため、ストライカ160は、圧縮ばね164の付勢力に抗してリッド30の凹穴32から退行した状態(コンソールボックス本体10の挿込孔20bに退行した状態)に保持される。このとき、このストライカ160の係合溝166の入口にはテーパ部166aが形成されているため、このストッパ180の係合部182をスムーズに嵌り込ませることができる。
When the
なお、図11に示すリッド30の開状態からリッド30を閉状態に戻していくと、この閉状態に戻したリッド30の両ピン34aがコンソールボックス本体10の挿込孔20bを介して両押当体184、194を押し当てることとなる。すると、この押し当てによって圧縮ばね186の付勢力に抗してストッパ180が左側に向けてスライドすることとなる。これにより、ストライカ160の係合溝166に対するストッパ180の係合部182の嵌り込みが解消されることとなる。
When the
この記載が、特許請求の範囲に記載の「ストライカに対するストッパの嵌り込みの解消は、開けたリッドの閉状態への戻し動作にともなって行われる」に相当する。そのため、ストライカ160がリッド30の凹穴32に向けて(コンソールボックス本体10の進退孔12aから)圧縮ばね164の付勢力によって進出していく。したがって、コンソールボックス本体10に対してリッド30をロックできる。すなわち、ロック装置140のロック状態に戻すことができる(図14参照)。
This description corresponds to “removal of fitting of the stopper to the striker is performed in accordance with the returning operation of the opened lid to the closed state” described in the claims. Therefore, the
本発明の実施例2に係るリッド30のロック装置140は、上述したように構成されている。この構成によれば、ロック装置140は、少なくとも、上述したストライカ160と、ノブ170と、ストッパ180とから構成されている。このようにストッパ180を備えていると、圧縮ばね164の付勢力に抗してリッド30の凹穴32から退行した状態(コンソールボックス本体10の挿込孔20bに退行した状態)にストライカ160を保持できる。そのため、リッド30を開状態にしたことによるロック装置140のロック解除後のノブ170の操作の解消(戻し)にともない、退行したストライカ160がコンソールボックス本体10の内部に再進出した状態(飛び出した状態)になる(戻る)ことがない。したがって、リッド30の内側(コンソールボックス本体10の内部)の見栄えが悪いものとなることがない。結果として、リッド30を開状態にしたときの内側の見栄えを良くできる。
The
また、この構成によれば、ストッパ180によるストライカ160の保持は、ストライカ160に対するストッパ180の嵌り込みによって行われている。そのため、リッド30を開状態にしたときの内側の見栄えを簡便な構造で良くできる。
Further, according to this configuration, the
また、この構成によれば、リッド30を開状態から閉状態に戻していくと、この閉状態に戻したリッド30の両ピン34aがコンソールボックス本体10の挿込孔20bを介して両押当体184、194を押し当てる。すると、この押し当てによって圧縮ばね186の付勢力に抗してストッパ180が左側に向けてスライドすることとなる。これにより、ストライカ160の係合溝166に対するストッパ180の係合部182の嵌り込みが解消されることとなる。そのため、この嵌り込みの戻しを簡便に実施できる。
Further, according to this configuration, when the
上述した内容は、あくまでも本発明の一実施の形態に関するものであって、本発明が上記内容に限定されることを意味するものではない。 The contents described above are only related to one embodiment of the present invention, and do not mean that the present invention is limited to the above contents.
実施例では、「ボックス」が「コンソールボックス1」である形態を説明した。しかし、これに限定されるものでなく、「ボックス」が、例えば、「後部座席のアームレスト」であっても構わない。
In the embodiment, the mode in which “box” is “
また、実施例1では、ストライカ60の係合溝66とストッパ80の係合部82とは、略直角三角形状である形態を説明した。しかし、この略直角三角形状に限定されるものでなく、略三角形状、略円錐状等であっても構わない。このことは、実施例2においても同様である。
In the first embodiment, the configuration in which the
また、実施例1では、ロック装置40は、コンソールボックス本体10に組み付けられている形態を説明した。しかし、これとは逆に、ロック装置40は、リッド30に組み付けられている形態でも構わない。このことは、実施例2においても同様である。
In the first embodiment, the
10 コンソールボックス本体(ボックス本体)
10a 開口
30 リッド
32 凹穴(凹み)
40 ロック装置
60 ストライカ
70 ノブ
80 ストッパ
H ヒンジ
10 Console box body (box body)
40
Claims (3)
ボックス本体またはリッドには、
リッドまたはボックス本体に形成された凹みに向けて付勢されたストライカと、
リッドまたはボックス本体に形成された凹みに進出したストライカを付勢に抗して退行させるノブと、
リッドまたはボックス本体に形成された凹みから退行したストライカを付勢に抗して保持させるストッパと、を備えているリッドのロック装置。 A lid locking device that locks a lid that is hinged so that the opening formed in the box body can be opened and closed with respect to the box body so that the opening is closed,
On the box body or lid,
A striker biased towards a recess formed in the lid or box body;
A knob that retreats the striker that has advanced into the recess formed in the lid or the box body against the bias,
A lid locking device comprising: a stopper that holds a striker that has retreated from a recess formed in the lid or the box body against urging.
ストッパによるストライカの保持は、ストライカに対するストッパの嵌り込みによって行われているリッドのロック装置。 The lid locking device according to claim 1,
The striker is held by the stopper, and the lid is locked by fitting the stopper into the striker.
ストライカに対するストッパの嵌り込みの解消は、開けたリッドの閉状態への戻し動作にともなって行われるリッドのロック装置。
The lid locking device according to claim 2,
The lid locking device is used to remove the stopper from the striker when the opened lid is returned to the closed state.
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-
2016
- 2016-11-25 JP JP2016228904A patent/JP2018083575A/en active Pending
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