JP2018082735A - 1本杖自立用3点支持保持具 - Google Patents

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卓朗 池田
Takuro Ikeda
卓朗 池田
勲 角南
Isao Sunami
勲 角南
茂樹 脇田
Shigeki Wakita
茂樹 脇田
宏之 脇田
Hiroyuki Wakita
宏之 脇田
池田 潤
Jun Ikeda
潤 池田
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Abstract

【課題】そのままでは自立不可能な1本杖の下部に自立保持具を着脱可能に装着することにより歩行と不使用時の自立が容易に行え1本杖自立用3点支持保持具を提供する。【解決手段】堅牢な木材を用い、頂部を円加工した三角形の前自立板1の底辺寸法と上辺寸法が同一で左右が三角形の延長線上に対して任意の角度で四辺より形成する下部両端を円加工した梯形の後自立板2において、前自立板下部の上下面と後自立板上部の上下面に、それぞれをトラス小ネジ10と爪付ナット11連結する連結穴を片側に設けた前上下連結具3,4と後上下連結具5,6を固着し、前自立板下部と後自立板上部を合致させ片側端部は丁番7で蝶着する。前後上連結具の中心より杖軸の径に対応する穴を前後下連結具下部の一部を残してあけ、上連結具後面中央には杖軸に係止するトラス頭タッピングネジ12を設け、前後自立板頂部分下部3箇所にはゴム脚8を皿頭タッピングネジ9で螺着する。【選択図】図1

Description

本発明は、そのままでは自立不可能な1本杖の下部に装着することにより歩行時には安定性が向上し、不使用時には容易に自立させることが出来る1本杖自立用3点支持保持具に関する。
杖は歩行時の補助具として、脚が弱って歩行バランスが悪い高齢者をはじめ脳血管障害による片マヒの方などに幅広く対応する必需品として多種多様の品種及び関連商品が市販されていると共に使い勝手の良さ及び工夫を凝らした製品が提案されている。杖は使用目的により歩行補助用と屋内での立ち上がり及び移動用に大別される。把手はどちらもほとんどT字型で体重がかけやすくなっているが使い勝手より棒状の物もある。歩行補助用は、下端に先ゴム付の1本杖と、下端にゴム製で3〜4点支持の自立部分を装着して不使用時には自立を可能とする自立杖があり多くの人が使用している。1本杖は不使用時には自立しないので壁、柱、テーブル等に立てかける物体が必要であるがバランスがとれないと倒れる可能性がある。又、杖を使用しての歩行中において道路上の溝、側溝等に付設してある溝蓋及びグレーチング等の隙間に杖先端が誤って入り込む危険性もある。これに対応する為に、1本杖の先端に3〜4点支持のゴム製部品を用いることにより歩行と同時に平坦な地面では自立させることができる自立可能な各種の杖があるが先端のゴム製部品は歩行時においては接地面と杖が角度変化するので全面接触状態となり摩擦抵抗が大きくなるので濡れた路面とか傾斜面等では滑り難い利点がある。但し、通常の歩行時おいては杖の下部が可動状態となるので1本杖に比較すれば安定性に欠ける。室内での立ち上がり及び移動用は下端に4本脚(又は3本脚)が通常より大きな寸法で杖軸と一体で構成されており使用時での安定性が重視されている。従って、歩行用として使用する場合は平坦な場所でないと脚の接地が均等とならず不安定で凹凸のある地面や傾斜地での使用には向いていないのと脚の寸法が大きいので歩行中に足に当る可能性が高く歩き難い。
市販の自立杖に変えてより使い勝手の良い自立杖を提供する為に今まで多くの提案がなされているが次の2例に大別される。1例は、1本杖の下部に装着して歩行時には容易に使用でき不使用時には安定して自立させる為に、1本足杖の支柱の先端に装着部品を装着し、それに立ち上がり部を設け、さらに滑り止めを取り付けた張出部を三個設けた構成とした自立杖(特許文献1)。又、接地面に対し、三方向の所定の位置に配置し三点で支える三個の脚部を一体構成する基盤に杖のシャフトの先端部分を挿入し緊密な固定状態を可能とする弾性部からなる取り付け装置を構成し、使用諸条件に応じ一点支え石突きゴムを取り外し安全な三点支え機能とする杖用の複数点支持具着脱装置(特許文献2)が提案されている。2例は、1本杖を通常通り使用しながら不使用時に自立させるには、杖本体の下部に開閉自在に補助脚を設け、補助脚に設けた爪を脚用ラッチで係止した状態では補助脚を閉じた状態に保持し脚用ラッチの係止を解放した状態では補助脚を開いて自立可能とする重量移動式自立杖(特許文献3)。又、上部に把手が取り付けられ筒状に形成された杖本体と杖本体の内部を上下方向にスライド可能な上位置及び下位置で停止させる昇降手段で操作することにより、下部の少なくとも3本の脚を開閉状態の保持を行う転倒防止具付き杖(特許文献4)が提案されている。
本発明者は、先に堅牢な木材を用い、中心上で一辺と平行に二分割し先端を切り欠いた三角形の前自立板と後自立板のそれぞれに、互いを連結する上面に前上保持具と後上保持具、下面に前下保持具と後下保持具を固着し、中心には杖軸の径に対応する穴を貫通させ上下の保持具の穴にはゴム板を貼着する。三角形の頂部分下部にはそれぞれ任意の径と寸法の保持具脚を嵌入すると共に保持具脚にはゴム脚を装着し前上保持具と後上保持具、前下保持具と後下保持具をそれぞれボルトとゆるみ止めナットで連結可能とする1本杖用自立保持具(特許文献5)を提案している。
特開2006−034930 特開平10−151163 特開2005−296173 特開2005−006699 特願2016−111444
市販の自立杖はデザイン的には優れているがほとんど先ゴムの径が小さく(平均8cm)3〜4点支持脚の接地部分は形状により面積も異なるので、置く場所に多少の凹凸とか傾斜があると倒れてしまう可能性が高い。又、1本杖を自立させるための取り替え用先ゴム(3〜4点支持)も同様であり、使用時においては先端が可動状態となるので杖を突いた時に握り部がグラつき余分な力を必要とするのでバランスが取り難い。又、1本杖を自立させるためには前述の特許文献1乃至2のような杖の下部に複数の自立脚を設ける方法と特許文献3乃至4のように必要に応じて杖の下部に開閉可能な補助脚を設ける方法があり、他に同様の各種提案がなされているが何れも機能的には優れていても商品化するのには部品点数が多くコスト面において市販品に対抗できるとは考え難くこれらの機能を用いた商品は現時点では見当たらない。特に杖の下部に開閉可能な補助脚を設ける方法はその都度開閉の操作が必要であり日常生活においては頻繁に杖を自立させることが多いので誰もが簡単に使用出来るものではない。特許文献5の1本杖用自立保持具はこれらの課題が解決できる形態ではあるが、実際に使用する場合において保持具が完全に2分割状態である為杖に対しての装着に手間取り、更に杖軸貫通穴はボルト、ナットで強固に杖軸を挟持しても使用日数の経過において下にずれることが判明した。従って、発明が解決しようとする課題は、市販の1本杖の下端に装着することにより使用時には安定した歩行と不使用時には容易に自立させることが出来る1本杖自立用3点支持保持具を簡単な形態で安価にて提供することである。
堅牢な木材を用い、頂部を円加工した三角形の前自立板の底辺寸法と上辺寸法が同一で左右が三角形の延長線上に対して任意の角度で四辺より形成する下部両端を円加工した梯形の後自立板において、前自立板下部の上下面と後自立板上部の上下面に、それぞれをトラス小ネジと爪付ナット連結する連結穴を片側に設けた前上下連結具と後上下連結具を固着し、前自立板下部と後自立板上部を合致させ片側端部は丁番で蝶着する。前後上連結具の中心より杖軸の径に対応する穴を前後下連結具下部の一部を残してあけ、上連結具後面中央には杖軸に係止するトラス頭タッピングネジを設け、前後自立板頂部分下部3箇所にはゴム脚を皿頭タッピングネジで螺着する。
先ゴムを外した1本杖の下部に、前後に2分割し蝶着した前後自立板を杖軸径に対応した穴径で杖軸を挟持し、トラス小ネジと爪付ナットで強固に連結することにより容易に対応する杖軸に装着することができる。使用時においては3点のゴム脚が着地時の2脚から離着時の1脚と交互に作用して安定した歩行ができる共に不使用時には円形の3脚が3点支持となり従来品と比較すれば自立度は高くなる。又、使用の木材は分割された各部品の使用寸法と面積が小さいので一定の強度が確保できれば各種端材、間伐材等の使用が可能で資源の有効活用と材料費を低減することが出来る。又、化成品で一体成型すれば部品点数が減り製作が容易となり大量生産に適している。従って、着脱容易で簡単な構造の1本杖用3点支持自立保持具を安価にて提供することが出来る。
1本杖自立用3点支持保持具に杖を装着した斜視図である。 1本杖自立用3点支持保持具の正面図である。 1本杖自立用3点支持保持具の平面図である。 1本杖自立用3点支持保持具の下面図である。 1本杖自立用3点支持保持具の左側面図である。 1本杖自立用3点支持保持具の各部品を一体成形し杖を装着した斜視図である。 1本杖自立用3点支持保持具の各部品を一体成形した正面図である。 1本杖自立用3点支持保持具の各部品を一体成形した平面図である。
先端を円加工した三角形の前自立板と後方両端を円加工した後自立板それぞれに、互いを連結する上下面に連結具を固着して設け、上下連結具の片側側面は丁番で蝶着し他側上面には連結穴を設け、杖先を杖軸の挟持用穴に挿入しトラス小ネジと爪付ナットで連結穴を介して強固に締め付けて挟持する。前自立板の頂部分と後自立板の後部両端にはゴム脚を皿頭タッピングネジで螺着し、上保持具の前中央部には杖軸回転防止用のトラス頭タッピングネジを設ける。
頂部を円加工した前後自立板を2分割せずに一体自立板として成形し、前上下連結具と後上下連結具も分割せずに任意の形状で上下連結具としてそれぞれを一体成形し一体自立板に固着する。連結具の中心には杖軸の径に対応する穴を下連結具下部の一部を残してあけ、上連結具周囲には杖軸に係止するトラス頭タッピングネジを任意の数を設け、自立板頂部分下部3箇所にはゴム脚を皿頭タッピングネジで螺着する。他に素材を堅牢な木材から化成品とし前後自立板、前後上連結具、前後下連結具を一体成型した単品とした形態とする。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。図1は本発明に係わる1本杖自立用3点支持保持具に杖を装着した斜視図、図2は1本杖自立用3点支持保持具の正面図、図3は平面図、図4は下面図、図5は左側面図である。堅牢な木材で下部と上部の接続部分を同一寸法とする頂部を円加工した三角形の前自立板1と下部両端を円加工した梯形の後自立板2それぞれの下部と上部に前上下連結具3、5及び後上下連結具4,6を固着し、前後上下連結具3,5,4,6の片側端部は丁番7で蝶着し他側の上下面にはトラス小ネジ10と爪付ナット11で接続可能な貫通穴を設け前上下連結具穴には爪付ナット11を取り付ける。前後上連結具3,4の接続部分中心には装着する杖の軸径Aに対応する穴を前後下連結具5,6下部の一部を残してあけ前連結具3の後面中央部分に杖軸に係止する杖回転防止用のトラス頭タッピングネジ12を設ける。前後自立板1、2の頂部分下部にはそれぞれゴム脚8を皿頭タッピングネジ9で螺着する。尚、本発明においてゴム脚8は椅子用として市販されているk―2320(外径23φ×高さ20mm)を使用している。自立板1,2の寸法は自立度が高いことが望まれるので3点支持ゴム脚間の間隔が広い方が安定するが使用時において広いと足の側面に接触する可能性が高くなる。歩行補助用製作に当たっては、後自立板2の後方中心寸法を75mmとしゴム脚8の直径が23mmなので後自立板2の外側寸法は98mm(杖軸中心からは49mm)となるが実証では後自立板2の端部分が足に接触することは無かった。又、杖軸Aと自立板1,2が固定されているので歩行中には格段に安定度が増し傾斜地であっても3脚が効果的に作用するので滑りにくく使い勝手の良さが実感できた。主に屋内で使用される立ち上がり用は、前述の歩行補助用でも使用することができるが安定性をより重視すれば自立板2の後方中心寸法を101mmとしゴム脚の直径が23mmなので後自立板2の外側寸法は124mm(杖軸中心からは62mmとなり安定度が高くなるが歩行時には足側面に接触しないように注意しなくてはならない。尚、加工が容易なので上記寸法にとらわれない任意の寸法に対応することが出来る。
杖への装着は、握り部Bが前自立板1の頂部に直列となるように設定し杖軸A下端を杖保持具中央穴の底に当て前後上下連結具3,4,5,6で挟持し連結穴にトラス小ネジ10を差し込み爪付ナット11に嵌合させ強固に締め付け後、前上連結具6に設けてあるトラス頭タッピングネジ12を締め付けて杖軸Aに係止させれば完了する。トラス小ネジ10は頭部が大きく締め付け部材への接触面積が大きいので緩み止めの効果がありトラス頭タッピングネジ12は杖軸Aを2分割した穴で強固に挟持しても使用中に加わる不測の荷重による回転防止用である。杖を装着することによりゴム脚8は歩行方向(身体側)に向かって2個が平行となり全面に1個となる(歩く方向に三角形の頂部が向く)。歩行時においては、前方に杖を突いた時には2個のゴム脚8で受けるので安定した接地となり次に身体後方での離地時には1個のゴム脚8となるのでスムースな歩行が可能となる。又、3本の脚に装着のゴム脚8はそれぞれが適度の接地となる為に歩行時においては地面が土、砂利等であっても1本杖では得られない効果を発揮するので安定度は高く自立させる状態においても接地面の面積が小さい円形で安定する三点支持となるので自立面に対しての対応度も優れている。尚、市販の杖の直径は通常10,12、16,17、19,22mm等があるが多いのは16、19mmである。自立板1,2の装着穴はそれぞれに適合する穴径とすることが必要で共用することは出来ないが対応はドリルの径を変えるだけで容易に行うことが出来る。但し、大きい穴径に対して小さい杖軸を使用する場合において杖軸に市販のビニールテープを巻き付けて厚みの調整をすれば対応可能となる。例として、19mmの穴径に16mmの杖軸を使用する場合にはビニールテープ(厚さ0.2mm)を約1.5mm分巻き付ければよい。又、杖軸の寸法は同じ表記寸法であっても製造元によっては多少の誤差はあるものと考えられる。従って、装着時にトラス小ネジ10を締め付けても確実に挟持しない場合には杖軸Aにビニールテープを使用して調整すれば容易に対応することが出来る。反対に大きすぎる場合、トラス小ネジ10が爪付ナット11に嵌合すれば各連結具に多少の隙間が生じてもしっかりと装着できるが嵌合しなければ使用は出来ない。
請求項2に記載の前自立板と前上下連結具及び後自立板と後上下連結具それぞれを化成品での一体成型は、個々の部品を製作する必要がなく寸法も一定となり固着も省略できる。従って、大量生産向きではあるが金型を要し形状変更も容易ではないので慎重に取り組まなくてはならない。尚、素材が化成品なので全ての穴及びネジ取り付用の加工は化成品向け仕様としなくてはならない。
図6は1本杖自立用3点支持保持具の各部品を一体成形し杖を装着した斜視図、図7は1本杖自立用3点支持保持具の各部分を一体成形した正面図、図8は平面図である。二分割されている前後自立板が一体自立板21、前後上連結具が一体上連結具22、前後下連結具が下連結具23となり一体自立板21の上下に一体上連結具22と一体下連結具23を固着し杖軸径用の穴をあけ下面にゴム脚24を皿頭タッピングネジ25で螺着する。尚、一体上下連結具の形状は杖軸を挟持する必要がないので本図ではデザイン性を考慮して六
角形としているが円形等他の形状であってもよい。杖への装着は、保持具穴に概ね合致する杖軸を挿入して周囲のトラス頭タッピングネジ26を締め付ければ完了する。但し、保持具の穴径に対して杖軸が大きい場合には装着できない。
請求項4に記載の一体自立板と一体上下連結具を化成品で一体成型した形態は一体自立板21、一体上連結具22、一体下連結具23を化成品で一個の保持具として全部を一体として成型できるので作業工程を省略することが出来る。従って、大量生産向きではあるが金型を要し形状変更も容易ではないので慎重に取り組まなくてはならない。尚、素材が化成品なので全ての穴及びネジ取り付用の加工は化成品向け仕様としなくてはならない。
請求項5に記載の1本杖自立用3点支持保持具において一体成型した保持具に予め杖軸を嵌入しておけば装着の必要がなく杖寸法の限定品又は杖寸法が調整可能品としておけばすぐに使用することができる。この場合においては連結部分に設けてあるトラス頭タッピングネジは不要である。
通常の一本杖の把手はT字形が一般的であるが歩行時において身体への負担程度によりT字形把手に替えて棒状で全体が長い杖(以前はほとんどこの形状で今は通称ウォーキングポールがある)の方が使い勝手がよいとする人も多いが杖先は同じなので本発明品を装着して自立させることができればいろんな場所において便利となる。又、足の不自由な人が歩行の助けとする松葉のように二またで脇の下で支えるようなっている松葉杖があるが、杖先は一本杖と同様に先ゴムが装着されている。この先ゴムに替えて本発明品を用いれば歩行の接地及び離地がより安定した状態で行われることが推測される。
不使用時に自立させることが出来ない1本杖の下部に、3点支持となるゴム脚を装着した頂部を円加工した三角形と梯形より構成した杖保持具を1本杖の下端ゴム脚を外して装着することで、歩行時においては1本杖使用時よりは更に安定した歩行が可能となると共に不使用時においては安定した状態で自立させることができ、ウォーキングポール及び松葉杖にも使用可能な1本杖自立用3点支持保持具が簡単な構造で製作でき安価にて提供することが出来る。
1 前自立板 21 一体自立板
2 後自立板 22 一体上連結具
3 前上連結具 23 一体下連結具
4 後上連結具 24 ゴム脚
5 前下連結具 25 皿頭タッピングネジ
6 後下連結具 26 トラス頭タッピングネジ
7 丁番 A 杖軸
8 ゴム脚 B 杖握り部
9 皿頭タッピングネジ
10 トラス小ネジ
11 爪付ナット
12 トラス頭タッピングネジ

Claims (5)

  1. 堅牢な木材を用い、頂部を円加工した三角形の前自立板の底辺寸法と上辺寸法が同一で左右が三角形の延長線上に対して任意の角度で四辺より形成する下部両端を円加工した梯形の後自立板において、前自立板下部の上下面と後自立板上部の上下面に、それぞれをトラス小ネジと爪付ナット連結する連結穴を片側に設けた前上下連結具と後上下連結具を固着し、前自立板下部と後自立板上部を合致させ片側端部は丁番で蝶着する。前後上連結具の中心より杖軸の径に対応する穴を前後下連結具下部の一部を残してあけ、上連結具後面中央には杖軸に係止するトラス頭タッピングネジを設け、前後自立板頂部分下部3箇所にはゴム脚を皿頭タッピングネジで螺着したことを特徴とする1本杖自立用3点支持保持具。
  2. 前自立板と前上下連結具及び後自立板と後上下連結具それぞれを化成品で一体成型したことを特徴とする請求項1に記載の1本杖自立用3点支持保持具。
  3. 請求項1において頂部を円加工した前後自立板を2分割せずに一体自立板として成形し、前上下連結具と後上下連結具も分割せずに任意の形状で上下連結具としてそれぞれを一体成形し一体自立板に固着する。連結具の中心には杖軸の径に対応する穴を下連結具下部の一部を残してあけ、上連結具周囲には杖軸に係止するトラス頭タッピングネジを任意の数を設け、自立板頂部分下部3箇所にはゴム脚を皿頭タッピングネジで螺着したことを特徴とする1本杖自立用3点支持保持具。
  4. 一体自立板と一体上下連結具を化成品で一体成型したことを特徴とする請求項3に記載の1本杖自立用3点支持保持具。
  5. 請求項3乃至4の記載した1本杖自立用3点支持保持具において予め保持具の穴に杖軸を嵌入し、上連結具周囲のトラス頭タッピングネジは設けないことを特徴とする1本杖自立用3点支持保持具。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108354286A (zh) * 2018-03-19 2018-08-03 烟台市帅恒机械科技有限公司 一种可调节长度的稳固登山拐杖
WO2020202583A1 (ja) * 2019-04-01 2020-10-08 株式会社ケアリング
USD1007839S1 (en) 2021-12-22 2023-12-19 Drive Devilbiss Healthcare Walking cane tip

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