JP2018082553A - モータ - Google Patents

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Abstract

【課題】エンコーダ付きのモータ1において、エンコーダ5の過度な温度上昇を抑制すること。【解決手段】モータ1は、モータ本体2の反出力側L2の端部にエンコーダ5が脱着可能に取り付けられている。エンコーダカバー60は金属製カバー61と樹脂製カバー62を備え、両カバーの間に回転検出部5Aを収容する。エンコーダ5は、樹脂製カバー62がモータケース10の第2軸受ホルダ13に当接し、金属製カバー61は第2軸受ホルダ13とは接触しない状態でモータ本体2に固定される。金属製カバー61には、リード線取り出し部68と干渉しない範囲で放熱用のフィン615が放射状に形成されている。【選択図】図3

Description

本発明は、モータの回転を検出するエンコーダを備えたエンコーダ付きのモータに関する。
エンコーダを備えたモータにおいて、エンコーダは、回転軸の回転を検出する回転検出機構(回転検出部)と、回転検出機構を収容するエンコーダカバーを備えるものがある。回転検出機構としては、磁石の回転を感磁素子によって検出する磁気式の回転検出機構、あるいは、光学式の回転検出機構などが用いられる。回転検出機構を収容するエンコーダカバーは、モータケースの軸線方向の端部に取り付けられる。特許文献1には、この種のモータ(エンコーダ付きモータ)が開示されている。
エンコーダ付きモータにおいて、モータで発生する熱がエンコーダ側に伝わることを抑制するために、モータとエンコーダとの間で熱を遮蔽することが提案されている。特許文献1のエンコーダ付きモータは、光学式の回転検出機構が金属製の部材(エンコーダブラケット機能部)によって保持される。エンコーダブラケット機能部および回転検出機構は、樹脂部材(エンコーダハウジング)に保持され、樹脂部材を介してモータケースの軸線方向の端部に取り付けられる。従って、樹脂部材により、モータ側で発生した熱がエンコーダ側へ伝わることが抑制される。
特開2010−41914号公報
特許文献1では、熱を遮蔽する樹脂部材を介してエンコーダをモータに取り付けているものの、モータ側で発生する熱をエンコーダ側に伝わることを防止する効果は不十分である。例えば、樹脂部材には、回転軸および軸受を配置する貫通部が形成されており、この部分では熱の伝達は遮蔽されていない。従って、エンコーダの過度な温度上昇を抑制できないおそれがある。
以上の問題点に鑑みて、本発明の課題は、エンコーダ付きのモータにおいてエンコーダの過度な温度上昇を抑制することにある。
上記課題を解決するために、本発明は、ロータおよびステータをモータケースに収容したモータ本体と、前記モータケースの軸線方向の一方側の端部に固定されるエンコーダとを有し、前記エンコーダは、前記ロータの回転を検出する回転検出部と、前記回転検出部を収容するエンコーダカバーとを備え、前記エンコーダカバーは、前記モータケースに固定される樹脂製カバーと、前記樹脂製カバーに対して前記軸線方向の前記一方側から当接して固定される金属製カバーとを備え、前記金属製カバーと前記樹脂製カバーの間に前記回転検出部が配置されることを特徴とする。
本発明によれば、樹脂製カバーによってモータ側で発生する熱を遮蔽する。従って、回転検出部に熱が伝わることを抑制できる。一方、金属製カバーは放熱性が良い。従って、エンコーダの温度が上昇したとき、金属製カバーから放熱できる。よって、エンコーダの
過度な温度上昇を抑制できる。
本発明において、前記金属製カバーの外周部には、複数のエンコーダ側放熱部が放射状に形成されていることが望ましい。このように、放射状にエンコーダ側放熱部が配置されていれば、均等に放熱できる。また、金属製カバーの側から風が当たる場合に、エンコーダ側放熱部に沿って放射状に気流を流すことができるので、放熱性を向上させることができる。
本発明において、前記モータケースは、筒状部と、前記筒状部の前記軸線方向の前記一方側の端部に固定される端板部とを備え、前記端板部の中央部に前記エンコーダが固定され、前記端板部の外周部には複数のモータ側放熱部が放射状に形成され、前記複数のエンコーダ側放熱部のそれぞれは、前記複数のモータ側放熱部のいずれかと略一致する角度位置に配置されることが望ましい。このようにすると、金属製カバーの側から風が当たる場合に、エンコーダ側放熱部およびモータ側放熱部に沿って放射状に気流が流れる。従って、エンコーダケースの表面からモータケースの表面へスムーズに気流が流れるので、モータ本体およびエンコーダの放熱性を向上させることができる。
本発明において、前記エンコーダ側放熱部は径方向に延在するフィンであり、周方向に隣り合うフィンの間には径方向に延在する溝部が形成され、前記金属製カバーは、前記軸線方向の他方側の面に開口する固定孔を備え、前記固定孔に取り付けられる固定部材を介して前記金属製カバーと前記樹脂製カバーが固定され、前記固定孔は、複数の前記フィンのいずれかに対応する角度位置に形成されていることが望ましい。このようにすると、固定孔が金属製カバーを貫通しないようにするために、フィンが設けられていない位置で金属製ケースの軸線方向の厚さを大きくする必要がない。従って、金属製カバーの厚さを大きくすることなく、エンコーダの防水性を高めることができる。
本発明において、前記金属製カバーは、前記回転検出部と接続されるリード線を通すリード線取り出し部を備え、前記エンコーダ側放熱部は、前記リード線取り出し部と干渉しない角度位置に設けられていることが望ましい。このようにすると、リード線取り出し部から引き出されるリード線とエンコーダ側放熱部との接触を回避できる。従って、リード線が損傷するおそれを少なくすることができる。
本発明において、前記金属製カバーが前記樹脂製カバーに対して固定された状態で、前記回転検出部を内部に収容した前記エンコーダカバーを前記モータケースに脱着可能であることが望ましい。このように、金属製カバーと樹脂製カバーとを固定してその間に回転検出部を収容したユニットの状態でエンコーダをモータ本体に対して脱着することができれば、エンコーダの脱着作業が容易である。従って、故障などの場合に容易にエンコーダを交換できる。
本発明において、前記ロータは前記モータケースから前記軸線方向の前記一方側に突出するモータ側回転軸を備え、前記モータ側回転軸の外周側で、前記モータケースと前記樹脂製カバーとの間に空間が設けられていることが望ましい。このようにすると、モータ側回転軸の周囲の空間によって、モータ側で発生した熱の伝達が妨げられる。従って、モータ側で発生した熱がエンコーダ側に伝わりにくいので、エンコーダの過度な温度上昇を抑制できる。
本発明において、前記回転検出部として、前記ロータの回転に基づいて回転する磁石と、前記磁石と対向する感磁素子を備える磁気式の回転検出部を用いることができる。磁気式の回転検出部を用いることにより、塵や埃のある粉塵環境下でも問題なく回転検出を行うことができる。
本発明において、前記樹脂製カバーは、周方向に延在するリブもしくは径方向に延在するリブの少なくとも一方を備えることが望ましい。このようにすると、リブによって樹脂製カバーの強度を高めることができる。
本発明によれば、樹脂製カバーによってモータ側で発生する熱を遮蔽する。従って、回転検出部および金属製カバーに熱が伝わることを抑制できる。一方、金属製カバーは放熱性が良い。従って、エンコーダの温度が上昇したとき、金属製カバーから放熱できる。よって、エンコーダの過度な温度上昇を抑制できる。
本発明に係るモータを反出力側から見た外観斜視図である。 モータの分解斜視図である。 モータを軸線方向と平行な面で切断した部分断面図である。 モータを軸線方向に対して垂直な面で切断した断面図である。 反出力側から見たエンコーダの分解斜視図である。 出力側から見たエンコーダの分解斜視図である。 反出力側から見たモータの正面図である。
以下に、図面を参照して、本発明を適用したモータの実施形態を説明する。図1は本発明に係るモータ1を反出力側から見た外観斜視図であり、図2はモータ1の分解斜視図である。また、図3はモータ1を軸線方向Lと平行な面で切断した部分断面図(エンコーダ5が配置される側の端部の断面図)であり、図4はモータ1を軸線方向Lに対して垂直な面で切断した断面図である。本明細書において、出力軸100が突出している側を出力側L1とし、出力軸100が突出している側とは反対側を反出力側L2とする。反出力側L2はモータ1の軸線方向Lの一方側であり、出力側L1はモータ1の軸線方向Lの他方側である。また、軸線方向Lと直交する2方向をX方向およびY方向とする。モータ1の出力軸100は、モータ1の中心において軸線方向Lに延在するモータ側回転軸31の出力側L1の端部に設けられる。
(モータ本体)
本形態のモータ1は、モータ本体2の反出力側L2の端部にエンコーダ5が脱着可能に取り付けられたエンコーダ付きモータである。モータ本体2は、モータケース10と、モータケース10の内側に配置された筒状のステータ20と、ステータ20の内側に回転可能に配置されたロータ30を備える。図3、図4に示すように、ロータ30は、モータ側回転軸31と、モータ側回転軸31の外周側に固定されたロータコア32と、ロータコア32の外周面に固定されたマグネット33を備える。本形態では、モータ側回転軸31は磁性材からなる。また、カップリング4(図3参照)を介してモータ側回転軸31と連結されたエンコーダ側回転軸51は非磁性材からなる。なお、エンコーダ側回転軸51は磁性材であってもよい。
モータケース10は、モータ1の軸線方向Lに開口を向けた筒状部であるコアホルダ11と、コアホルダ11の出力側L1の端部に固定された端板部である第1軸受ホルダ12と、コアホルダ11の反出力側L2の端部に固定された端板部である第2軸受ホルダ13を備える。第1軸受ホルダ12の内周側には第1軸受(図示省略)が保持される。また、第2軸受ホルダ13の内周側には第2軸受15が保持される。第1軸受および第2軸受15はボールベアリングからなる。モータ側回転軸31は、第1軸受および第2軸受15によって回転可能に支持される。出力軸100(図1参照)は、第1軸受ホルダ12から出
力側L1に突出するモータ側回転軸31の端部に形成されている。図1に示すように、第1軸受ホルダ12および第2軸受ホルダ13は、固定ねじ16によってコアホルダ11にねじ止めされる。
図3に示すように、第2軸受ホルダ13の中央には出力側L1に凹む凹部18が形成され、凹部18の外周側にフランジ19が形成される。第2軸受15の外輪は凹部18の内周面に固定され、第2軸受15の内輪は、モータ側回転軸31の反出力側L2の端部に形成された小径部34に固定される。フランジ19の外周縁に沿って出力側L1に突出する環状凸部が形成されている。環状凸部191はコアホルダ11の反出力側L2の端部に嵌合する。コアホルダ11の反出力側L2の端面とフランジ19との間には、コアホルダ11に形成されたシール溝199に装着されるシール材が配置される。
フランジ19には後述するエンコーダカバー60の樹脂製カバー62が反出力側L2から当接する。エンコーダカバー60はフランジ19にネジ止めされる。フランジ19には、エンコーダカバー60の外周側の領域に反出力側L2に突出するフィン192が形成されている。フィン192は、エンコーダカバー60を中心として放射状に配置される。
図3、図4に示すように、ステータ20は、複数の突極を等角度間隔に備える環状のステータコア21と、ステータコア21の各突極に絶縁部材22(図3参照)を介して巻回された駆動コイル23を備える。絶縁部材22は、PET(ポリエチレンテレフタレート)等の樹脂材料からなる。ステータコア21は、複数枚の珪素鋼板を積層した積層コアからなる。コアホルダ11は、外周面は角筒形状(図1参照)であるが、内周面は円筒状である。ステータコア21は、コアホルダ11に内接する円環部211と、円環部211から径方向内側に突出する複数の突極212を備える。円環部211の外周面には、ステータコア21の軸線方向Lの一方側の端部から他方側の端部まで延在する溝状凹部213が形成されている。溝状凹部213は、突極212の周方向の中央と同一の角度位置に設けられている。ステータコア21は、1つの突極212毎に円環部211が周方向で分割された複数の分割コア21Aからなる。
コアホルダ11は金属製(例えば、アルミニウム製)である。コアホルダ11は、外側から見た場合に全体として角筒形状である。コアホルダ11の外周面は、+X方向を向く側面110と、−X方向を向く側面120と、+Y方向を向く側面130と、−Y方向を向く側面140を備える。コアホルダ11の外周面において、周方向に隣り合う側面の間には内周側に凹んだ凹部150が形成されている。図3に示すように、コアホルダ11において、+X方向を向く側面110の幅方向(Y方向)の中央には第1平坦部111が形成されている。側面110において、第1平坦部111の幅方向の両側には窪み112が形成され、窪み112の幅方向の外側(第1平坦部111とは反対側)には厚肉部113が形成されている。側面120、130、140の幅方向(Y方向)の中央には第2平坦部121が形成され、第2平坦部121の幅方向の両側には放熱部122が形成されている。また、放熱部122の幅方向の外側(第2平坦部121とは反対側)には厚肉部123が形成されている。放熱部122は、軸線方向Lに延在するフィン160および溝部170を備える。フィン160と溝部170は交互に並んでいる。
コアホルダ11の側面110にはリード線取り出し部40が設けられ、リード線取り出し部40を通ってリード線24が外部へ引き出される。リード線24は給電線である。駆動コイル23は、圧着端子を介して接続されて3本のリード線24に接続される。駆動コイル23には、リード線24を介してU相、V相、W相の3相の電流が供給される。図1、図3に示すように、リード線取り出し部40にはフレームグランド端子44が設けられ、フレームグランド端子44にグランド線25が接続される。
コアホルダ11の内側に固定されたステータコア21および駆動コイル23は、モールド樹脂部26(図3参照)によって覆われる。モールド樹脂部26は、以下のように形成される。コアホルダ11の内側にステータコア21が焼き嵌めあるいは圧入により固定され、駆動コイル23にリード線24が接続され、リード線24がコアホルダ11の側面110に形成されたリード線取り出し部40から外部へ引き出された後、ステータコア21の内側に金型が配置される。金型とコアホルダ11との間にモールド用の樹脂を注入すると、樹脂は周方向に隣り合う突極212の間と円環部211の外周面に設けられた溝状凹部213を通って流れ、金型とコアホルダ11の間に充填される。充填された樹脂が固化されると、ステータコア21および駆動コイル23を覆うモールド樹脂部26が形成される。
本形態において、モールド用の樹脂として、例えば、BMC(Bulk Molding Compound)を用いる。BMCは、不飽和ポリエステル樹脂、炭酸カルシウムなどの充填材、およびガラス繊維等を混合した樹脂材料である。モールド樹脂部26は、駆動コイル23で発生した熱をコアホルダ11に伝達する。従って、駆動コイル23で発生した熱を効率よく逃がすことができる。また、駆動コイル23とリード線24はモールド樹脂部26に完全に覆われており、絶縁されている。
(エンコーダ)
図3に示すように、エンコーダ5は、モータ本体2の反出力側L2の端部に固定されるエンコーダカバー60の内側に、磁石53および感磁素子54を備える磁気式の回転検出部5Aおよびセンサカバー57を収容して構成されている。磁気式の回転検出部5Aを用いることにより、小型でありながら高精度な検出を行うことができる。磁石53と感磁素子54は所定のギャップで軸線方向Lに対向する。センサカバー57はカップ状であり、エンコーダカバー60の内側で磁石53および感磁素子54の反出力側L2および外周側を覆っている。エンコーダカバー60は、アルミニウム製などの金属製カバー61と樹脂製カバー62を備える。金属製カバー61は樹脂製カバー62の反出力側L2に配置され、金属製カバー61と樹脂製カバー62の間に回転検出部5Aおよびセンサカバー57が配置される。エンコーダ5は、樹脂製カバー62がモータケース10の第2軸受ホルダ13に当接し、金属製カバー61は第2軸受ホルダ13とは接触しない状態でモータ本体2に固定される。
回転検出部5Aは、樹脂製カバー62の中央に固定される第3軸受ホルダ63と、第3軸受ホルダ63の内周側に配置される2組の軸受65、66と、軸受65、66によって軸線方向Lに離れた2箇所で回転可能に支持されるエンコーダ側回転軸51と、エンコーダ側回転軸51の先端に磁石ホルダ52を介して取り付けられた磁石53と、第3軸受ホルダ63の反出力側L2の端面に固定され磁石53の外周側を囲む基板ホルダ55と、基板ホルダ55の反出力側L2の端部に固定されたセンサ基板56と、センサ基板56に搭載された感磁素子54を備える。エンコーダ側回転軸51は、モータ側回転軸31の反出力側L2の端部に形成された小径部34とカップリング4を介して連結される。カップリング4はオルダムカップリングであり、モータ側回転軸31とエンコーダ側回転軸51の軸ずれ(偏芯)を吸収できる構造となっている。
エンコーダ5には、感磁素子54の出力に基づく角度検出信号を伝達する信号線などのリード線64(図1参照)が接続される。リード線64はセンサ基板56に接続され、金属製カバー61に設けられたリード線取り出し部68から外部へ引き出される。図1、図2に示すように、リード線取り出し部68は、モータ本体2の+X方向の側面(すなわち、コアホルダ11の側面110)に設けられたリード線取り出し部40と略同一の角度位置に設けられている。図2に示すように、リード線取り出し部68は径方向外側の先端に取り付けられたブッシュ681を備える。リード線64は、ブッシュ681の中央で開口
する配線孔682から径方向外側へ引き出される。本形態では、配線孔682は+X方向を向いており、リード線64は+X方向へ引き出される。
(エンコーダカバー)
図5は反出力側L2から見たエンコーダ5の分解斜視図であり、図6は出力側L1から見たエンコーダ5の分解斜視図である。図5、図6では回転検出部5Aを反出力側L2から覆う位置にセンサカバー57が配置された状態が示されているが、後述するように、センサカバー57は回転検出部5Aではなく金属製カバー61の内側に固定されている。図2に示すように、エンコーダ5は、3本のエンコーダ固定ねじ70によって第2軸受ホルダ13のフランジ19に脱着可能に固定される。フランジ19は、第2軸受15が配置される凹部18の縁に沿って形成された環状凸部193を備えており、環状凸部193に固定孔194が形成されている。固定孔194は等角度間隔で3箇所に設けられている。
エンコーダカバー60の外周縁には、金属製カバー61および樹脂製カバー62を軸線方向Lに貫通する固定孔67が等角度間隔で3箇所に形成されている。図3に示すように、固定孔67は、金属製カバー61に形成された第1固定孔671、および樹脂製カバー62に形成された第2固定孔672によって構成される。固定孔67に通したエンコーダ固定ねじ70の先端を第2軸受ホルダ13のフランジ19に形成された固定孔194にねじ止めすることによってエンコーダ5がモータ本体2に脱着可能に取り付けられる。
固定孔67は周方向に長い円弧状の長孔である。エンコーダ5をモータ本体2に取り付けるときは、エンコーダカバー60の固定孔67とフランジ19の固定孔194が重なるようにエンコーダ5を位置決めし、固定孔67に通したエンコーダ固定ねじ70を固定孔194に途中までねじ止めすることにより、エンコーダカバー60を仮固定する。そして、仮固定状態で、エンコーダカバー60を周方向に回転させてその角度位置を調節し、しかる後にエンコーダ固定ねじ70を完全に締め込んでエンコーダ5をモータ本体2に固定する。
金属製カバー61および樹脂製カバー62は、軸線方向Lに見た場合の平面形状がいずれも円形であり、その外径は略同一である。図5、図6に示すように、金属製カバー61は、環状のフランジ611と、フランジ611の中央から反出力側L2に突出する筒状部612と、筒状部612の反出力側L2の端部を塞ぐ端板部613とを備える。筒状部612および端板部613の内側にセンサカバー57および回転検出部5Aを収容する凹部空間が形成される。
図6に示すように、端板部613の出力側L1の面には嵌合凸部614が形成されている。一方、図5に示すように、センサカバー57には嵌合凸部614と軸線方向Lに対向する位置に嵌合凹部が形成されている。嵌合凹部571と嵌合凸部614は2箇所に形成されている。嵌合凸部614を嵌合凹部571に嵌合させることにより、センサカバー57は金属製カバー61の内側面に固定される(図3参照)。また、リード線取り出し部68は金属製カバー61の筒状部612の外周側に形成されている。配線孔682はリード線取り出し部68を径方向に貫通し、筒状部612の内周面で開口する。
金属製カバー61には、筒状部612の外周側において径方向外側に向かって放射状に延在する複数のフィン615が形成されている。複数のフィン615は等角度間隔で周方向に配列されている。但し、リード線取り出し部68が設けられる角度範囲にはフィン615が配置されていない。つまり、フィン615は、リード線取り出し部68と干渉しない角度位置に設けられている。周方向に隣り合うフィンの間には、径方向に延在する溝部616が形成されている。フィン615は、筒状部612の外周面およびフランジ611と繋がっている。フランジ611の外周縁には、第1固定孔671が3箇所に形成されて
いる。従って、第1固定孔671と同じ角度位置に設けられるフィン615は、径方向の寸法が他のフィン615よりも短くなっている。
図7は反出力側L2から見たモータ1の正面図である。上述したように、第2軸受ホルダ13のフランジ19にはフィン192が形成されている。このフィン192は、金属製カバー61の外周側において等角度間隔で放射状に配置されているが、リード線取り出し部68およびリード線取り出し部68から引き出されるリード線64と干渉する角度位置にはフィン192が形成されていない。金属製カバー61に形成されたフィン615は、第2軸受ホルダ13に形成されたフィン192と角度位置を揃えて配置されている。すなわち、金属製カバー61に形成されたフィン615は、第2軸受ホルダ13に形成されたフィン192のいずれかと略同一の角度位置に配置されている。また、金属製カバー61に形成されたフィン615の角度間隔は、第2軸受ホルダ13に形成されたフィン192の角度間隔の1/2となっている。このように、フィン615、192を放射状に配置し、且つ、フィン615、192の角度位置を揃えることにより、フィン615、192に沿って放射状に気流を流すことができる。従って、放熱性を高めることができる。
図6に示すように、金属製カバー61には、フランジ611の内周縁寄りの位置に出力側L1に開口する固定孔が形成されている。固定孔617は、金属製カバー61に樹脂製カバー62を固定するために用いられる。固定孔617は、等角度間隔で3箇所に形成され、周方向に隣り合う第1固定孔671の中間の角度位置に配置されている。固定孔617のそれぞれは、複数のフィン615のうちのいずれかと同一の角度位置に形成されている。本形態では、固定孔617の深さがフランジ611の厚さよりも大きいが、固定孔617はフィン615の内側に形成されているので、固定孔617は金属製カバー61を貫通していない(図3参照)。
樹脂製カバー62は、全体として円形の板状である。樹脂製カバー62には、金属製カバー61の固定孔617と軸線方向Lに対向する3箇所に固定孔621が形成されている。固定孔621は樹脂製カバー62を軸線方向Lに貫通する。固定孔621に対して出力側L1から固定部材であるエンコーダカバー固定ねじ71を装着し、その先端を金属製カバー61の固定孔617にネジ止めすることにより、樹脂製カバー62と金属製カバー61が固定される。
図5に示すように、樹脂製カバー62の中央には樹脂製カバー62を軸線方向Lに貫通する中央孔622が形成されている。また、樹脂製カバー62の反出力側L2の面には中央孔622を囲む凹部623が形成され、凹部623の底面には等角度間隔の3箇所にボス部624が形成されている。ボス部624には貫通孔が形成され、この貫通孔に出力側L1から固定部材69が装着される。軸受ホルダ固定ねじ69の先端を第3軸受ホルダ63に形成された固定孔633にネジ止めすることにより、樹脂製カバー62に対して第3軸受ホルダ63が固定される。これにより、第3軸受ホルダ63を介して回転検出部5Aが樹脂製カバー62に固定される。
図6に示すように、第3軸受ホルダ63は、出力側L1に突出する軸部631と、軸部631の反出力側L2に形成された大径部632を備える。軸部631は円筒状であり、その内周側に軸受65、66が配置され、エンコーダ側回転軸51が通される。軸部631は第3軸受ホルダ63の中央孔622に配置され、大径部632は凹部623に配置される。大径部632には、樹脂製カバー62のボス部624と軸線方向Lに対向する3箇所に固定孔633が形成されている。第3軸受ホルダ63は、大径部632とボス部624の先端面とが当接することによって軸線方向Lに位置決めされる。
樹脂製カバー62は、凹部622の縁に沿って反出力側L2に突出する環状凸部625
を備える。図3に示すように、環状凸部625は金属製カバー61の筒状部612の内周側に嵌合する。樹脂製カバー62において、環状凸部625の外周側には、金属製カバー61のフランジ611と当接する当接面626Aが形成されている。当接面626Aには環状のシール溝627Aが形成され、シール溝627Aにはシール部材が配置される(図3参照)。また、樹脂製カバー62の出力側L1の面には、中央孔622を囲む凹部628が形成され、凹部628の外周側に第2軸受ホルダ13の環状凸部193と当接する当接面626Bが形成されている。当接面626Bには環状のシール溝627Bが形成され、シール溝627Aにはシール部材が配置される(図3参照)。つまり、樹脂製カバー62は、金属製カバー61との当接が面で行われ、第2軸受ホルダ13との当接も面で行われる。
樹脂製カバー62の反出力側L2の面(当接面626A)には、周方向に延在する環状リブ81、および径方向に延在する直線状リブ82が形成されている。従って、樹脂製カバー62は、外周部分が環状リブ81および直線状リブ82によって補強されている。また、樹脂製カバー62の出力側L1の面においては、内周側に形成された凹部628の底面に放射状リブ83が形成されている。従って、樹脂製カバー62は、肉厚が薄い内周部分が放射状リブ83によって補強されている。このように、樹脂製カバー62にリブ形状を形成することで、樹脂製カバー62の強度を確保し、歪みを少なくすることができる。なお、補強用リブの形状はこのようなものに限定されるものではなく、その位置や寸法は適宜変更可能である。
エンコーダ5をモータ本体2に固定したとき、図3に示すように、樹脂製カバー62と第2軸受ホルダ13との間には、モータ側回転軸31およびカップリング4の外周側に環状空間Rが形成されている。環状空間Rは、樹脂製カバー62の凹部628、および第2軸受ホルダ13の凹部18が対向したことにより形成される。環状空間Rの内周側には、樹脂製カバー62の中央に形成された中央孔622に装着されモータ本体2側へ露出した第3軸受ホルダ63の軸部631およびエンコーダ側回転軸51が配置されている。従って、これらの部品は環状空間Rによってモータ本体2側の金属部品(第2軸受ホルダ13およびモータ側回転軸31等)から隔てられている。つまり、環状空間Rを形成したことにより、樹脂製カバー62を除いて、エンコーダ5側の部品がモータ本体2側の部品と隔てられている。
(本形態の主な効果)
本形態のモータ1は、以上のように、感磁素子54が搭載されたセンサ基板56および磁石53を挟んでその出力側L1に配置される樹脂製カバー61と反出力側L2に配置される金属製カバー61によってエンコーダカバー60が構成される。これにより、樹脂製カバー62によってモータ本体2側で発生する熱を遮蔽することができるので、回転検出部5Aに熱が伝わることを抑制できる。一方、金属製カバー61は放熱性が良い。従って、エンコーダ5の温度が上昇したとき、金属製カバー61から放熱できる。よって、エンコーダの過度な温度上昇を抑制できる。また、金属製カバー61を用いることで、エンコーダカバー60の強度を確保できる。従って、エンコーダ5を下側にしてモータ1を設置した場合などに、モータ本体2の重さによってエンコーダカバー60が変形するおそれを少なくすることができる。
本形態では、金属製カバー61の外周部にエンコーダ側放熱部として機能する複数のフィン615が放射状に形成されているので、金属製カバー61からの放熱性が高い。従って、エンコーダ5の放熱性が高い。また、フィン615は金属製カバー61のフランジ611および筒状部612と接続されているので、金属製カバー61の強度を高めることができる。従って、エンコーダカバー60の変形防止に有利である。
本形態では、金属製カバー61の外周側に、モータケース10の端板部を構成する第2軸受ホルダ13から突出するフィン192が設けられており、このフィンがモータ側放熱部として機能する。従って、モータ本体2の放熱性が向上する。また、金属製カバー61のフィン615とモータケース10のフィン192はいずれも放射状に配置され、角度位置を合わせて配置されている。従って、エンコーダ5に対して軸線方向Lに気流が当たった場合に、これらのフィン615、192に沿って放射状に気流を流すことができる。よって、エンコーダ5およびモータ本体2の放熱性を向上させることができる。
本形態では、金属製カバー61において周方向に隣り合うフィン615の間には径方向に延在する溝部616が形成されている。一方、金属製カバー61の外周部分には金属製カバー61と樹脂製カバー62をエンコーダカバー固定ねじ71でねじ固定するための固定孔617が形成されている。本形態では、固定孔617が形成される角度位置を、溝部616でなくフィン615の角度位置と一致させている。従って、固定孔617が金属製カバー61を貫通しないので、エンコーダ5の防水性を高めることができる。また、防水性を高めるためにフランジ611の厚さを大きくする必要がない。
本形態の金属製カバー61は、センサ基板56と接続されるリード線64を通すリード線取り出し部68を備え、リード線取り出し部68と干渉しない角度位置にフィン615が設けられている。また、第2軸受ホルダ13に形成されたフィン192もリード線取り出し部68およびリード線64と干渉しない角度位置に設けられている。従って、リード線64とフィン615、192との接触を回避できるので、リード線64が損傷するおそれが少ない。
本形態のエンコーダ5は、金属製カバー61を樹脂製カバー62に対して固定してエンコーダカバー60の内部に回転検出部5Aを収容した状態で、エンコーダカバー60をモータケース10に脱着可能である。従って、エンコーダ5が故障した場合にエンコーダ5のみ交換することができる。また、エンコーダ5の脱着作業を3本のエンコーダ固定ねじ70の脱着作業のみで行うことができるので、エンコーダ5の脱着作業が容易であり、容易にエンコーダを交換できる。更に、エンコーダ5の脱着作業の際にエンコーダカバー60を分解する必要がないので、エンコーダカバー60の内部に異物が入る恐れが少ない。
本形態では、樹脂製カバー62と第2軸受ホルダ13との間には、モータ側回転軸31およびカップリング4の外周側に環状空間Rが形成されている。従って、この環状空間Rによって、モータ本体2側で発生した熱の伝達が妨げられる。よって、モータ本体2側で発生した熱がエンコーダ5側に伝わりにくいので、エンコーダ5の過度な温度上昇を抑制できる。
1…モータ、2…モータ本体、4…カップリング、5…エンコーダ、5A…回転検出部、10…モータケース、11…コアホルダ、12…第1軸受ホルダ、13…第2軸受ホルダ、15…第2軸受、16…固定ねじ、18…凹部、19…フランジ、20…ステータ、21…ステータコア、21A…分割コア、22…絶縁部材、23…駆動コイル、24…リード線、25…グランド線、26…モールド樹脂部、30…ロータ、31…モータ側回転軸、32…ロータコア、33…マグネット、34…小径部、40…リード線取り出し部、44…フレームグランド端子、51…エンコーダ側回転軸、52…磁石ホルダ、53…磁石、54…感磁素子、55…基板ホルダ、56…センサ基板、57…センサカバー、60…エンコーダカバー、61…金属製カバー、62…樹脂製カバー、63…第3軸受ホルダ、64…リード線、65、66…軸受、67…固定孔、68…リード線取り出し部、69…軸受ホルダ固定ねじ、70…エンコーダ固定ねじ、71…エンコーダカバー固定ねじ、81…環状リブ、82…直線状リブ、83…放射状リブ、100…出力軸、110…側面、
111…平坦部、112…窪み、113…厚肉部、120、130、140…側面、121…平坦部、122…放熱部、123…厚肉部、150…凹部、160…フィン、170…溝部、191…環状凸部、192…フィン、193…環状凸部、194…固定孔、199…シール溝、211…円環部、212…突極、213…溝状凹部、571…嵌合凹部、611…フランジ、612…筒状部、613…端板部、614…嵌合凸部、615…フィン、616…溝部、617…固定孔、621…固定孔、622…中央孔、623…凹部、624…ボス部、625…環状凸部、626A、626B…当接面、627A、627B…シール溝、628…凹部、631…軸部、632…大径部、633…固定孔、671…第1固定孔、672…第2固定孔、681…ブッシュ、682…配線孔、L…軸線方向、L1…出力側(軸線方向の他方側)、L2…反出力側(軸線方向の一方側)、R…環状空間

Claims (9)

  1. ロータおよびステータをモータケースに収容したモータ本体と、前記モータケースの軸線方向の一方側の端部に固定されるエンコーダとを有し、
    前記エンコーダは、前記ロータの回転を検出する回転検出部と、前記回転検出部を収容するエンコーダカバーとを備え、
    前記エンコーダカバーは、前記モータケースに固定される樹脂製カバーと、前記樹脂製カバーに対して前記軸線方向の前記一方側から当接して固定される金属製カバーとを備え、
    前記金属製カバーと前記樹脂製カバーの間に前記回転検出部が配置されることを特徴とするモータ。
  2. 前記金属製カバーの外周部には、複数のエンコーダ側放熱部が放射状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のモータ。
  3. 前記モータケースは、筒状部と、前記筒状部の前記軸線方向の前記一方側の端部に固定される端板部とを備え、
    前記端板部の中央部に前記エンコーダが固定され、前記端板部の外周部には複数のモータ側放熱部が放射状に形成され、
    前記複数のエンコーダ側放熱部のそれぞれは、前記複数のモータ側放熱部のいずれかと略一致する角度位置に配置されることを特徴とする請求項2に記載のモータ。
  4. 前記エンコーダ側放熱部は径方向に延在するフィンであり、周方向に隣り合うフィンの間には径方向に延在する溝部が形成され、
    前記金属製カバーは、前記軸線方向の他方側の面に開口する固定孔を備え、前記固定孔に取り付けられる固定部材を介して前記金属製カバーと前記樹脂製カバーが固定され、
    前記固定孔は、複数の前記フィンのいずれかに対応する角度位置に形成されていることを特徴とする請求項2または3に記載のモータ。
  5. 前記金属製カバーは、前記回転検出部と接続されるリード線を通すリード線取り出し部を備え、
    前記エンコーダ側放熱部は、前記リード線取り出し部と干渉しない角度位置に設けられていることを特徴とする請求項2から4の何れか一項に記載のモータ。
  6. 前記金属製カバーが前記樹脂製カバーに対して固定された状態で、前記回転検出部を内部に収容した前記エンコーダカバーを前記モータケースに脱着可能であることを特徴とする請求項1から5の何れか一項に記載のモータ。
  7. 前記ロータは前記モータケースから前記軸線方向の前記一方側に突出するモータ側回転軸を備え、
    前記モータ側回転軸の外周側で、前記モータケースと前記樹脂製カバーとの間に空間が設けられていることを特徴とする請求項1から6の何れか一項に記載のモータ。
  8. 前記回転検出部は、前記ロータの回転に基づいて回転する磁石と、前記磁石と対向する感磁素子を備える磁気式の回転検出部であることを特徴とする請求項1から7の何れか一項に記載のモータ。
  9. 前前記樹脂製カバーは、周方向に延在するリブもしくは径方向に延在するリブの少なくとも一方を備えることを特徴とする請求項1から8の何れか一項に記載のモータ。
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