JP2018082300A - 通信システム - Google Patents
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Abstract
【課題】 各ユーザ建屋に配備されたスマートメータの無線マルチホップ機能を利用し、公衆ネットワークが使用できない状況でも使える、ユーザ相互で情報交換する通信路を提供する。【解決手段】 配電事業者システムとも無線マルチホップのAルート無線チャネルで接続し、HEMS装置ともBルート無線チャネルで接続する、複数のユーザ建屋にそれぞれ配置され相互通信無線チャネルで通信するスマートメータ装置と、各ユーザ建屋で該スマートメータ装置に接続されユーザ建屋内通信で各種OA装置と接続するゲートウェイ装置からなる。【選択図】 図1
Description
本発明は、公衆ネットワークサービスより簡単で、激甚災害時にも利用可能な、スマートメータ間を無線マルチホップして地域に根ざしたユーザ相互に通信できる通信路及びサービスを提供するシステムに関する。
従来、電力使用量に係る情報を、各ユーザ建屋に配備されたスマートメータ間の無線マルチホップにより伝達する無線通信システムにおいて、配電事業者システム側へ電力使用量を通知するAルートと、ユーザ建屋内のHEMS(Home Energy Management System)装置側へ電力使用量を通知するBルートを用い、スマートメータと連動させた火災検知器からの火災情報を配電事業者システム側に通知すると共に、HEMSを介して火災報知機を鳴動させる、災害時の情報通知技術がある(例えば、特許文献1)。
また、無線マルチホップを用い、センサが取得した情報を監視サーバへ通知すると共に、センサネットワーク内にいる人へ無線マルチホップにて、災害発生、災害発生地点、非難方向を報知する無線通信システムが開示されている(例えば、特許文献2)。
また、無線アドホックネットワークで災害時に安否情報等を通信する地域防災告知システムが開示されている(例えば、特許文献3)。
また、無線マルチホップを用い、センサが取得した情報を監視サーバへ通知すると共に、センサネットワーク内にいる人へ無線マルチホップにて、災害発生、災害発生地点、非難方向を報知する無線通信システムが開示されている(例えば、特許文献2)。
また、無線アドホックネットワークで災害時に安否情報等を通信する地域防災告知システムが開示されている(例えば、特許文献3)。
しかしながら、特許文献1は、火災検知器の情報を配電事業者側へ通知するものであり、近隣のユーザ間での情報のやり取りを実現するものではない。また、特許文献2は、センサネットワークにおいて、災害情報に特化してフラッディングするための仕組であり、近隣との情報共有に広く使えるものではない。また、特許文献3は災害時の警報配信と安否情報集約に特化したもので、子局、親局、中央局と階層化し、親局を経由して子局に中央局から配信する、子局から中央局へ情報集約するものであり、ユーザ相互間の通信を可能とするものではない。したがって、いずれも災害時等の緊急時にユーザ間の相互通信ができない問題があった。
そこで、発明が解決しようとする課題は、各ユーザ建屋に配備されたスマートメータの無線マルチホップ機能を利用し、一般的な公衆ネットワークを利用する場合と比べ、簡便で、激甚災害時など公衆ネットワークが使用できない状況でも使える、ユーザ相互で情報交換する通信路を提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明は、配電事業者システムとも無線マルチホップのAルート無線チャネルで接続し、HEMS装置ともBルート無線チャネルで接続する、複数のユーザ建屋にそれぞれ配置され相互通信無線チャネルで通信するスマートメータ装置と、各ユーザ建屋で該スマートメータ装置に接続されユーザ建屋内通信で各種OA(Office Automation)装置と接続するゲートウェイ装置からなる、通信システムにおいて、上記スマートメータ装置は、自スマートメータIDを保存し、自スマートメータIDを含むID通知信号をスマートメータ装置内へ送出するスマートメータID管理手段と、上記スマートメータID管理手段からID通知信号受け、電力を測定し電力使用量とAルートチャネルやBルートチャネルを示すチャネル情報を含む電力情報信号をスマートメータ装置内へ送出するスマートメータ手段と、スマートメータID管理手段からID通知信号受けた場合には、受けたID通知信号をゲートウェイ装置へ送出し、ゲートウェイ装置から相互通信チャネルを示すチャネル情報と宛先IDと発元IDとTTL(Time To Live)とサービスIDとデータIDとデータを含むデータ信号を受けた場合には、受けたデータ信号をスマートメータ装置内へ送出し、スマートメータ装置内からデータ信号を受けた場合には、受けたデータ信号をゲートウェイ装置へ送出する外部接続受け手段とスマートメータ手段から電力情報信号を受けた場合には、チャネル情報がAルートチャネルの場合には受けた電力情報信号をAルート無線チャネルで送出し、チャネル情報がBルートチャネルの場合には受けた電力情報信号をBルート無線チャネルで送出し、上記外部接続受け手段からデータ信号を受けた場合には、受けたデータ信号を相互通信無線チャネルで送出し、別ユーザ建屋のスマートメータ装置から相互通信無線チャネルでデータ信号を受けた場合には、受けたデータ信号を上記外部接続受け手段へ送出し、別ユーザ建屋のスマートメータ装置からAルート無線チャネルで電力情報信号を受信した場合には、受けた電力情報信号をAルート無線チャネルで送出する無線通信手段を備え、上記ゲートウェイ装置は、各種OA装置から宛先IDと発元IDとサービスIDとデータIDとデータを含むユーザデータ信号を受けた場合には、ゲートウェイ装置内へ送出し、ゲートウェイ装置内からユーザデータ信号を受けた場合には、受けたユーザデータ信号を各種OA装置へ送出するOA装置接続手段と、スマートメータ装置からID通知信号を受けた場合には、受けたID通知信号をゲートウェイ装置内へ送出し、スマートメータ装置からデータ信号を受けた場合には、受けたデータ信号をゲートウェイ装置内へ送出し、ゲートウェイ装置内からデータ信号を受けた場合には、受けたゲートウェイ信号をスマートメータ装置へ送出する外部接続手段と、あらかじめTTL初期値を保存し、外部接続手段からIP通知信号を受けた場合には、自スマートメータIDを保存し、OA装置接続手段からのユーザデータ信号を受けた場合には、受けたユーザデータ信号と保存している情報からデータ信号を生成し外部接続手段へ送出する送信手段と、外部接続手段からID通知信号を受けた場合には、自スマートメータIDを保存し、外部接続手段からデータ信号を受けた場合には、受けたデータ信号をもとにユーザデータ信号を生成しOA装置接続手段に送出し外部データ接続手段にデータ信号を転送する、受信中継手段と、を含むことを特徴とする。
本発明によれば、公衆ネットワークを利用する手続き・手順が必要なく、電力を利用する全ユーザが利用可能で、スマートメータの無線マルチホップで伝播可能な地域に根ざしたユーザ相互の情報交換が可能な通信システムを実現することができるものである。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明の実施例に係る通信システムの構成を示すブロック図である。各ユーザ建屋5−1、5−2、5−3内に配置されるスマートメータ装置1−1、1−2、1−3と、スマートメータ装置に接続するOA装置3−1、3−2、3−3のユーザ間通信にスマートメータ無線マルチホップによる通信路を提供するゲートウェイ装置2−1、2−2、2−3と、OA装置に接続するセンサ装置4−1、4−2、4−3により構成される。ここでOA装置3−1、3−2、3−3は1または複数のOA装置が接続されていることを示す。
図2は、本発明におけるスマートメータ装置1の構成を示すブロック図である。スマートメータID管理手段101には、あらかじめ自スマートメータIDが設定されている。スマートメータ装置1およびゲートウェイ装置2はスマートメータID管理手段101からのID通知信号を受け取り、自スマートメータIDを知ることができる。スマートメータ手段102は、従来のスマートメータが具備する電力使用量を収集し、Aルート電力情報信号9やBルート電力情報信号10を、AルートやBルートで通知する機能のことである。無線通信手段103も、AルートやBルート用の機能は従来のスマートメータが具備するものである。無線通信手段103は、新たなスマートメータ間相互通信用の無線チャネルを選択利用できる。外部接続受け手段104により無線通信手段103に送受信されるデータ信号8はスマートメータ間相互通信用の無線チャネルをつかって送受信するように無線通信手段103が無線チャネルを選択する。また、外部接続受け手段104はゲートウェイ装置2との接続を行うものであり、自スマートメータIDの通知やデータ信号8の送受信を行う。
図3は、本発明におけるゲートウェイ装置2の構成を示すブロック図である。スマートメータ装置1の外部接続受手段104と同様に装置間をつなぐのが外部接続手段201である。スマートメータ装置1から受け取った自スマートメータIDを受信中継手段202と送信手段203に渡す。また、ユーザがOA装置3を使って送信したユーザデータ信号7は、OA装置接続手段204を介して送信手段203が受け取り、別スマートメータ装置へのデータ送信信号として送り出すので、これも外部接続手段201を介してスマートメータ装置1へ送られる。別スマートメータ装置からスマートメータ装置1が受信したデータ信号8を外部接続手段201が受け取り、受信中継手段202にわたす。受信中継手段202で、中継の要否、ユーザへの通知の要否の判断を行う。ユーザが受信する必要があれば、OA接続手段204を介してOA装置3にユーザデータ信号7を送り、また、他端末に中継転送が必要であれば、中継転送ホップ数を示すTTLを1減算して外部接続手段201にデータ信号8を送信する。
図4に受信中継手段202におけるユーザが受信する必要があるか、中継転送する必要があるか、判断するロジックを示す。
まず、既に受信し処理したデータの再受信かチェックし再受信したデータの場合は破棄する(S102、No)。チェックの方法は、各OA装置3が送信する際に一意性のあるシリアル番号をデータIDとして付与するとして、OA機器種別に対応するサービスIDと、各ユーザの別に対応する発元IDとデータIDの3つの組み合わせでデータの識別を行う(S102)。
ユーザが受信する必要があるかのチェックは、宛先IDにて判断する(S103)。ユニキャスト通信と宛先IDがall 1の場合のブロードキャスト通信を想定する。自スマートメータ装置1に向けたユニキャスト通信である場合(S103、Yes)、自スマートメータ装置1に接続するOA装置3にOA装置接続手段204を介して送信する(S104)。宛先IDが自スマートメータIDでない場合(S103、No)、宛先IDがall1であるかを判定する(S105)。
宛先IDがall1の場合(S105、Yes)、自スマートメータ装置1に接続するOA装置3にOA装置接続手段204を介して送信する(S106)。宛先IDがall1でない場合(S105、No)、ユーザへの送信は行わない。
中継転送する必要があるかのチェックは、まず、宛先IDが自スマートメータIDではないことを確認し、TTLが1以上であるかを判定する(S107)。TTLが1以上であれば中継転送する(S107、Yes、S108)。TTLが0であれば地域に行きわたる十分な中継ホップされたこととなるこれ以上の中継転送はしない(S107、No)。
具体的な実施例として、発元ID#1から宛先ID#3へのユニキャスト通信の場合の動作を説明する。
自スマートメータIDが#1の発元ユーザ建屋5−1における各装置の動作を図5に示す。各OA装置は自スマートメータIDと宛先スマートメータIDを知っている場合を示す。発元OA装置はローカルエリア接続やWiFiなどによるユーザ建屋内通信によってスマートメータ装置にデータを送信する。OA装置3−1は発元ID=#1、宛先ID=#3のユーザデータ信号7をゲートウェイ装置2−1に送り(S201)、送信手段202は保存している自スマートメータIDとTTL初期値を設定して、スマートメータ装置に送る(S202、S203、S204)。スマートメータ装置1−1は外部接続受け手段104で受信したデータ信号8を無線通信手段103で相互通信無線チャネルを使って隣接する中継ユーザ建屋5−2に送る(S205、S206)。
自スマートメータIDが#2の中継ユーザ建屋5−2における各装置の動作を図6に示す。発元ユーザ建屋5−1から相互通信無線チャネルで送信されたデータ信号8をスマートメータ装置1−2が受信し(S301)、ゲートウェイ装置2−2に渡す(S302、S303)。ゲートウェイ装置2−2の受信中継手段202では、図4のロジックで、既に受信し処理したデータの再受信ではなく、ユニキャスト通信であり、自スマートメータID宛ではなく、TTLも1以上である、従って、中継転送する信号であると判断する。TTLを1つ減算してスマートメータ装置に送り(S305、S306)、相互通信無線チャネルを使って宛先ユーザ建屋5−3に送る(S308)。
自スマートメータIDが#3の宛先ユーザ建屋5−3における各装置の動作を図7に示す。中継ユーザ建屋5−2のスマートメータ装置1−2から相互通信無線チャネルで送られたデータ信号8をスマートメータ装置1−3が受信し(S401)、ゲートウェイ装置2−3に渡す(S402、S403)。ゲートウェイ装置2−3の受信中継手段202では、図4のロジックで、既に受信し処理したデータの再受信ではなく、ユニキャストであり、自スマートメータID宛である、従って、ユーザに通知する信号であると判断する。受信中継手段202は、ユーザデータ信号7をOA装置接続手段204に送り、OA装置接続手段204はローカルエリア接続やWiFiなどのユーザ建屋内通信で各種OA装置3−3に信号を送る。信号は全OA装置に配信されるので、各種OA装置3−3が信号内にあるサービスIDをチェックし自サービスIDであれば信号を受信し、自サービスIDでなければ破棄する。アプリケーションレベルの応答が必要な場合は、信号内の発元IDを宛先IDに設定した信号を生成し送信する。
宛先IDにall1が設定されるブロードキャスト通信における、中継ユーザ建屋5−2の各装置の動作を図8に示す。発元ユーザ建屋5−1から相互通信無線チャネルで送信されたデータ信号8をスマートメータ装置1−2が受信し(S501)、ゲートウェイ装置2−2に渡す(S502、S503)。ゲートウェイ装置2−2の受信中継手段202では、図4のロジックで、既に受信し処理したデータの再受信ではなく、ユニキャストであり、TTLも1以上である、従って、ユーザに通知する信号であり且つ中継転送する信号であると判断する。TTLを1つ減算してスマートメータ装置に送り(S505、S506)、相互通信無線チャネルを使って中継先ユーザ建屋5−3に送る(S508)。また、ユーザデータ信号7をOA装置接続手段204に送り(S509)、OA装置接続手段204はローカルエリア接続やWiFiなどのユーザ建屋内通信で各種OA装置3−2に信号を送る。信号は全OA装置に配信されるので、各OA装置3−2が信号内にあるサービスIDをチェックし自サービスIDであれば信号を受信し、自サービスIDでなければ破棄する。アプリケーションレベルの応答が必要な場合は、信号内の発元IDを宛先IDに設定した信号を生成し送信する。
図4のほかに、受信中継手段202が宛先IDリストであるルーチングテーブルを保持しているときに、受信中継手段202におけるユーザが受信する必要があるか、中継転送する必要があるか、判断するロジックの実施例を図9に示す。ルーチングテーブルはスマートメータ設置時のネットワーク設計で作成されるもの、運用中にプロアクティブ型プロトコルで作成されるもの、リアクティブ型プロトコルで作成されるもの、マルチキャスト情報を含んだプロトコルで作成されるもの、などがある。
まず、既に受信し処理したデータの再受信かのチェックを図4と同様に行う(S602)。ユーザが受信する必要があるかのチェックも図4と同様に行う(S603)。中継転送する必要があるかのチェックで、まず、宛先IDが自スマートメータIDではないことを確認し(S603、No)、TTLが1以上であるかのチェックも図4と同様に行う(S607、Yes)。
加えて、宛先IDがルーチングテーブルにあるかを確認し(S608)、ルーチングテーブルにあれば中継転送する(S608、Yes、S609)。なければ中継先に宛先がないこととなるこれ以上の中継転送はしない(S608、No)。
次に本通信システムとセンサ装置を利用した高齢者見守りサービスの実施例を図面に基づいて詳細に説明する。図10は、本発明の実施例に係る見守りシステムの構成を示すブロック図である。各ユーザ建屋5−1、5−2、5−3内に配置されるスマートメータ装置1−1、1−2、1−3と,スマートメータ装置に接続し各種OA装置のユーザ間通信にスマートメータ無線マルチホップによる通信路を提供するゲートウェイ装置2−1、2−2、2−3により構成される通信システムを介して、ユーザとのインタラクションと見守りグループメンバを管理するOA装置3−1、3−2、3−3と、ユーザの生活行動に反応するセンサ装置4−1、4−2、4−3が繋がって構成される。
図11は、本発明におけるOA装置3とセンサ装置4の構成を示すブロック図である。OA装置3には、ユーザとの入出力を行う入力手段304と出力手段303がある。見守りグループの構築と管理を行うグループ管理手段302があり、通信システムのゲートウェイ装置2と接続するための通信システム接続手段301がある。センサ装置4にはユーザの生活動作を検知するセンサ手段402があり、センサ手段402が検知した情報をOA装置3のグループ管理手段302を介して見守りグループメンバに送るセンサ制御手段401がある。
通信システムのゲートウェイ装置2の受信中継手段202におけるユーザが受信する必要があるか(S704)、ブロードキャスト通信または参加中グループリストのIDに対する中継転送であるか(S705、Yes)、またはそれ以外の宛先に対する中継転送であるか(S705、No)、判断するロジックの実施例を図12に示す。
受信中継手段202には、受信が必要なグループIDのリストである参加中グループリストが保持されている。参加者グループリストはユーザからのグループ開始信号11もしくはグループ参加応答信号13にてOKが返された場合に作成追記される。
まず、自スマートメータID=#3のユーザ建屋5−3のユーザが見守りグループを作成し、ID=#1とID=#2のユーザが見守りグループに参加する動作を図13に示す。このとき、ユーザ建屋間の通信は相互通信チャネルを使用するものとし、図から省略する。ID#3のOA装置3−3からグループID=#G1でグループ開始信号11を通信システムのゲートウェイ装置3−3に送ると(S801)、受信中継手段202に内包する参加グループリスト情報に#G1のグループIDを記録する。ID#1のOA装置3−1からグループID#G1へのグループ参加要求信号12が発信されると(S802)、ID#2のゲートウェイ装置2−2を中継し(S803)、グループID#G1が登録されているID#3のゲートウェイ装置が受信し(S804)、OA装置へ転送する(S805)。グループを生成したID#3のユーザが許可すれば、OKでグループ参加応答信号13をグループID#G1宛に送り(S806、S807、S808)、ID#1のゲートウェイ装置2−1ではOKを確認し参加中グループリストにグループID#G1を設定し、グループ参加応答信号13をOA装置に転送する(S809)。その中にあるメンバリスト15をOA装置内に設定する。同様に、ID#2 のユーザからの参加要求信号12もID#3のゲートウェイ装置2−3に送信され(S810、S813)、OA装置3−3に転送し(S814)、グループへの参加が許可され、グループ参加応答信号13をID#2のゲートウェイ装置2−2とID#1のゲートウェイ装置2−1に送る(S815、S816、S818)。ID#2のゲートウェイ装置2−2とID#1のゲートウェイ装置2−1はOA装置3−1、3−2へ転送し(S817、S819)、メンバリスト15を設定する。
次に、ID#2のOA装置からグループID#G1へメッセージを送る動作を図14に示す。宛先IDに#G1が設定されたメッセージ信号16がTTLで到達される範囲の各ユーザ建屋5−1、5−2へ転送され、グループID#G1をキーに図12に示した処理フローでゲートウェイ装置2−1、2−3が受信する。
同様に、ID#1のセンサ装置4−1からグループID#G1へメッセージを送る動作を図15に示す。センサ装置4−1が検出した生活反応を反応信号14にのせてOA装置3−1へ送ると(S1001)、OA装置3−1のグループ管理手段が管理しているグループID情報からに宛先IDに#G1を設定したメッセージ信号16がTTLで到達される範囲の各ユーザ建屋5−2、5−3へ転送され(S1002、S1003、S1005)、グループID#G1をキーに図12に示した処理フローでゲートウェイ装置2−2、2−3が受信する。
1・・・スマートメータ装置、2・・・ゲートウェイ装置、3・・・OA装置、4・・・センサ装置、5・・・ユーザ建屋、6・・・配電事業者システム、7・・・ユーザデータ信号、8・・・データ信号、9・・・Aルート電力情報信号、10・・・Bルート電力情報信号、11・・・グループ開始信号、12・・・グループ参加要求信号、13・・・グループ参加応答信号、14・・・反応信号、15・・・メンバリスト例、16・・・メッセージ信号、101・・・スマートメータID管理手段、102・・・スマートメータ手段、103・・・無線通信手段、104・・・外部接続受け手段、201・・・外部接続手段、202・・・受信中継手段、203・・・送信手段、204・・・OA装置接続手段、301・・・外部接続手段、202・・・受信中継手段、203・・・送信手段、204・・・OA装置接続手段、301・・・通信システム接続手段、302・・・グループ管理手段、303・・・出力手段、304・・・入力手段、401・・・センサ制御手段、402・・・センサ手段
Claims (2)
- 配電事業者システムとも無線マルチホップのAルート無線チャネルで接続し、HEMS装置ともBルート無線チャネルで接続する、複数のユーザ建屋にそれぞれ配置され相互通信無線チャネルで通信するスマートメータ装置と、各ユーザ建屋で該スマートメータ装置に接続されユーザ建屋内通信で各種OA装置と接続するゲートウェイ装置からなる、通信システムにおいて、
上記スマートメータ装置は、
自スマートメータIDを保存し、自スマートメータIDを含むID通知信号をスマートメータ装置内へ送出するスマートメータID管理手段と、
上記スマートメータID管理手段からID通知信号受け、電力を測定し電力使用量とAルートチャネルやBルートチャネルを示すチャネル情報を含む電力情報信号をスマートメータ装置内へ送出するスマートメータ手段と、
スマートメータID管理手段からID通知信号受けた場合には、受けたID通知信号をゲートウェイ装置へ送出し、ゲートウェイ装置から相互通信チャネルを示すチャネル情報と宛先IDと発元IDとTTLとサービスIDとデータIDとデータを含むデータ信号を受けた場合には、受けたデータ信号をスマートメータ装置内へ送出し、スマートメータ装置内からデータ信号を受けた場合には、受けたデータ信号をゲートウェイ装置へ送出する外部接続受け手段と
スマートメータ手段から電力情報信号を受けた場合には、チャネル情報がAルートチャネルの場合には受けた電力情報信号をAルート無線チャネルで送出し、チャネル情報がBルートチャネルの場合には受けた電力情報信号をBルート無線チャネルで送出し、上記外部接続受け手段からデータ信号を受けた場合には、受けたデータ信号を相互通信無線チャネルで送出し、別ユーザ建屋のスマートメータ装置から相互通信無線チャネルでデータ信号を受けた場合には、受けたデータ信号を上記外部接続受け手段へ送出し、別ユーザ建屋のスマートメータ装置からAルート無線チャネルで電力情報信号を受信した場合には、受けた電力情報信号をAルート無線チャネルで送出する無線通信手段を備え、
上記ゲートウェイ装置は、
各種OA装置から宛先IDと発元IDとサービスIDとデータIDとデータを含むユーザデータ信号を受けた場合には、ゲートウェイ装置内へ送出し、ゲートウェイ装置内からユーザデータ信号を受けた場合には、受けたユーザデータ信号を各種OA装置へ送出するOA装置接続手段と、
スマートメータ装置からID通知信号を受けた場合には、受けたID通知信号をゲートウェイ装置内へ送出し、スマートメータ装置からデータ信号を受けた場合には、受けたデータ信号をゲートウェイ装置内へ送出し、ゲートウェイ装置内からデータ信号を受けた場合には、受けたゲートウェイ信号をスマートメータ装置へ送出する外部接続手段と、
あらかじめTTL初期値を保存し、外部接続手段からIP通知信号を受けた場合には、自スマートメータIDを保存し、OA装置接続手段からのユーザデータ信号を受けた場合には、受けたユーザデータ信号と保存している情報からデータ信号を生成し外部接続手段へ送出する送信手段と、
外部接続手段からID通知信号を受けた場合には、自スマートメータIDを保存し、外部接続手段からデータ信号を受けた場合には、受けたデータ信号をもとにユーザデータ信号を生成しOA装置接続手段に送出し外部データ接続手段にデータ信号を転送する、受信中継手段と、
を含むことを特徴とする通信システム。 - 前記配電事業者システムとも無線マルチホップのAルート無線チャネルで接続し、HEMS装置ともBルート無線チャネルで接続する、複数のユーザ建屋にそれぞれ配置され相互通信無線チャネルで通信するスマートメータ装置と、
前記各ユーザ建屋で該スマートメータ装置に接続されユーザ建屋内通信で各種OA装置と接続するゲートウェイ装置と、
各種OA装置に接続するセンサ装置からなる、通信システムにおいて、
上記OA装置は、ユーザからの操作を受け付けOA装置内に信号を送出する入力手段と、OA装置内からの信号を受けた場合に、ユーザへ表示する出力手段と、見守りグループのグループIDと複数のユーザ名とスマートメータIDからなるグループメンバリストを保存し、入力手段がユーザの見守りグループ開始操作を受け付けた場合に送出する、グループIDを含むグループ開始信号を受けた場合には、通信システムに接続する手段に転送し、入力手段からグループID、発元ID、サービス種別に見守り、データID、データに要求ユーザ名を含むグループ参加要求信号を受けた場合には通信システムに接続する手段に転送し、入力手段からグループID、発元ID、サービス種別に見守り、データID、データにOKもしくはNGを受けた場合には、データにメンバリストを加えてグループ参加応答信号をつくり通信システムに接続する手段へ送信し、入力手段からグループID、発元ID、サービス種別に見守り、データID、データにメッセージかセンサ種別とメッセージ文面かセンサ内容を含むメッセージ信号を受けた場合にはメッセージ信号を通信システムと接続する手段に転送し、通信システムに接続する手段からグループ参加要求信号、グループ参加応答信号、メッセージ信号を受けた場合、出力手段へ転送し、センサ措置からセンサ種別とセンサ内容を含む反応信号を受けた場合には、メッセージ信号にて通信システムに接続する手段に送出するグループ管理手段と、グループ管理手段からグループ開始信号、グループ参加要求信号、グループ参加応答信号、メッセージ信号を受けた場合には、通信システムに転送し、通信システムからグループ参加要求信号、グループ参加応答信号、メッセージ信号を受けた場合にはグループ管理手段に転送する通信システム接続手段を備え、上記センサ装置は、ユーザの生活行動に反応するセンサ手段と、センサ手段からの反応を受けた場合には、OA装置のグループ管理手段へ反応信号を送出するセンサ制御手段を含むことを特徴とする見守りシステム。
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JP2016222977A JP2018082300A (ja) | 2016-11-16 | 2016-11-16 | 通信システム |
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JP2016222977A JP2018082300A (ja) | 2016-11-16 | 2016-11-16 | 通信システム |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2020145026A1 (ja) * | 2019-01-09 | 2020-07-16 | 国立研究開発法人情報通信研究機構 | 無線通信システム |
-
2016
- 2016-11-16 JP JP2016222977A patent/JP2018082300A/ja active Pending
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