JP2018082248A - センサ開通テストシステム、センサ開通テスト管理端末、センサ、センサ開通テスト方法及びプログラム - Google Patents

センサ開通テストシステム、センサ開通テスト管理端末、センサ、センサ開通テスト方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】新たに設置されるセンサの開通テストを効率的に行う。【解決手段】センシングデータを出力するセンサ又は前記センサに接続されてセンシングデータをネットワークに送信するネットワークアダプタを一意に識別するセンサ識別子を含む開通テスト用のセンサ側テスト用メタデータを取得するセンサ側メタデータ取得部10と、センサ識別子を含むアプリケーション側テスト用メタデータを取得するアプリケーション側メタデータ取得部11と、取得したセンサ側テスト用メタデータとアプリケーション側テスト用メタデータとのマッチングを判定するマッチング部12と、センシングデータ配信装置に対して、マッチングした前記センサ側テスト用メタデータ及び前記アプリケーション側テスト用メタデータで特定されるセンサ又はネットワークアダプタから開通テスト用アプリケーションへのテストデータフローを指示送信するデータフロー制御指令指示部13とを有する。【選択図】図1

Description

本発明はセンサ開通テストシステム、センサ開通テスト管理端末、センサ、センサ開通テスト方法及びプログラムに関し、特に、新たに設置されるセンサの開通テストを迅速に行える技術に関する。
センサネットワークと呼ばれる技術が検討されている。これは、センシング機能と通信機能をもつセンサデバイス(以下、単に「センサ」とも呼ぶ)を様々な場所や産業設備に設置し、それらをネットワーク化することで、センシングデータの収集、管理、シームレスな利用を可能とするものである。
通常、センサは、その所有者自身が必要とするデータを収集するために設置される。そのため所有者がデータ収集を行うとき以外は利用されていない(センサ自体が稼働していない、またはセンサが稼働していてもセンシングデータが利用されない)ことが多い。そのためセンシングデータの流通性は低く、第三者にとっていかに有意義なデータであっても、センサの所有者自身による分析、利用に留まっていた。その結果、設備の重複投資や、各自が設置したセンサとの通信によるネットワークの輻湊を招いていた。
また、IoT(Internet of Things)という技術が検討されている。これは、世界に存在する多くの物に関する情報をネット上で組み合わせることで新しい価値を生むもので、社会インフラを始めとする様々なサービスのシームレスな展開が期待されている。IoTから価値を生み出すためには、ネットに繋がる物の状態を知る必要があり、センシングと通信が重要な要素技術となる。
そこで、上記のようなセンサネットワークを形成することにより、様々な企業や団体が、世界中で大量に収集されたセンシングデータを、自己の目的に応じて利用可能とすることが必要である。例えば、ビッグデータを処理可能なアプリケーションサーバ上でデータを加工して付加価値を生み出し、提供することや、センシングデータの取引を活発化させて経済効果をもたらすことである。例えばセンサの所有者は、データ利用者に対してセンサの一時利用を許可したりセンシングデータを提供したりすることで対価を得られる。また利用者にとっては、センサを設置する投資が不要なため安価に必要なデータを得ることができるメリットがある。
そこで、例えば、特許文献1のように、センシングデータなどの資源を適切に流通させる仕組みに関する発明が提案されている。
特許文献1に記載された発明は、アプリ側メタデータとセンサ側メタデータとの間でマッチングが行われ、センシングデータを必要とするアプリケーションと、そのデータを提供可能なセンサとが対応付けられる。そして、センサを管理する装置に対してデータフロー制御指令が送信される。これにより、種々の条件を加味した上でのセンシングデータの流通が促されサービスが向上するうえに、データの提供者と利用者双方にとって利益となる。ここでは、メタデータとはサーバによる検索やマッチングに用いる情報を言い、センサ側メタデータはセンサおよび当該センサにより得られるセンシングデータの属性に関する情報を、アプリケーション側メタデータはアプリケーション自身および当該アプリケーションが必要とするセンシングデータの属性に関する情報を指す。またデータフロー制御指令とは、データ提供元であるセンサと、データ利用先であるアプリケーションとを特定する情報を含み、データ提供元からデータ利用先にデータを流通させることを指令する指令情報である。
特許5445722号公報
ところで、新たに設置したセンサを、特許文献1に記載された発明のシステムで活用できるようにするためには、センサ側メタデータとアプリケーション側メタデータとをマッチングするマッチング装置において、新たに設置したセンサのメタデータと、新たに設置したセンサのデータを受信することができるかを確認する開通確認用アプリケーションのメタデータとが正常にマッチングされ、更に、データフロー制御指令により、開通テスト用アプリケーションにおいて新たに設置したセンサのデータが受信できるかを確認する必要がある。
しかしながら、特許文献1に記載された発明のシステムにおいて、センサ側メタデータやアプリケーション側メタデータは多くの情報を含んでいる。従って、新たに設置するセンサの開通確認の際に、センサデータの受信に失敗した場合、新たなセンサの設置に失敗したのか、多くの情報を含むメタデータの一項目を誤入力してしまいマッチングに失敗したのか、原因が分かりにくいという問題があった。
そこで、本発明は上記課題に鑑みて発明されたものであって、新たに設置されるセンサの開通テストを効率的に行えるセンサ開通テストシステム、センサ開通テスト管理端末、センサ、センサ開通テスト方法及びプログラムを提供することにある。
本願の請求項1に係る発明は、センシングデータを出力するセンサ又は前記センサに接続されてセンシングデータをネットワークに送信するネットワークアダプタのいずれかを一意に識別するセンサ識別子を少なくとも含む開通テスト用のセンサ側テスト用メタデータを取得するセンサ側メタデータ取得部と、前記センサの開通テスト用アプリケーションのメタデータであり、前記センサ識別子を少なくとも含むアプリケーション側テスト用メタデータを取得するアプリケーション側メタデータ取得部と、前記センサ識別子の同一性に基づいて、取得したセンサ側テスト用メタデータと取得したアプリケーション側テスト用メタデータとのマッチングを判定するマッチング部と、前記センシングデータの配信を管理する配信装置に対して、マッチングした前記センサ側テスト用メタデータ及び前記アプリケーション側テスト用メタデータで特定されるセンサ又はネットワークアダプタから開通テスト用アプリケーションへのテストデータフローを指示するデータフロー制御指令を送信する指示部とを有するセンサ開通テストシステムである。
本願の請求項1に係る発明の構成によれば、新たに設置するセンサの開通確認の際にセンサデータの受信に失敗した場合、新たなセンサの設置の失敗とメタデータのマッチングの失敗とを区別することができ、開通テストの効率化を図ることができる。
また、本願の請求項1に係る発明の構成によれば、センサの開通確認のためのマッチング処理に要するプロセッサのリソースを減らすことができ、更に、センサの設置の失敗とメタデータのマッチングの失敗とを区別することができるため、無駄な通信リソースの使用を減らすことができる。
本願の請求項2に係る発明は、前記センサ側テスト用メタデータは、メタデータが開通テスト用のメタデータであることを示す情報と、前記センサのセンシングデータの配信元を識別する情報とを含み、前記アプリケーション側テスト用メタデータは、メタデータが開通テスト用のメタデータであることを示す情報と、前記センサのセンシングデータの配信先を識別する情報とを含む。
本願の請求項2に係る発明によれば、開通テスト用のメタデータであることを明示することで、多くのメタデータの中から開通テスト用のメタデータだけを検索することができる。更に、メタデータの情報を開通テストに必要な情報のみに限定することで、メタデータのマッチング処理からデータフロー制御指令の送信までにかかる開通テストの時間を短縮することができる。
本願の請求項3に係る発明は、前記センサ側メタデータ取得部が前記センサ側テスト用メタデータを取得可能に前記センサ側テスト用メタデータの設定を変更する、又は、前記アプリケーション側メタデータ取得部が前記アプリケーション側テスト用メタデータを取得可能に前記アプリケーション側テスト用メタデータの設定を変更するメタデータ設定変更部を有する。
本願の請求項3に係る発明によれば、外部から開通テストの開始を制御することができる。
本願の請求項4に係る発明は、前記開通テスト用アプリケーションにおけるテストデータの受信状況を提示するテストデータ受信状況提示部を有する。
本願の請求項4に係る発明によれば、開通テスト用アプリケーションにおけるテストデータの受信状況を確認することができる。
本願の請求項5に係る発明は、前記センサ識別子は、UUID(Universally Unique Identifier)である。
本願の請求項5に係る発明によれば、センサ又はネットワークアダプタを一意に識別する識別子として、UUID(Universally Unique Identifier)を用いることができる。
本願の請求項6に係る発明は、センシングデータを出力するセンサ又は前記センサに接続されてセンシングデータをネットワークに送信するネットワークアダプタを一意に識別するセンサ識別子を少なくとも含む開通テスト用のセンサ側テスト用メタデータと、前記センサの開通テスト用アプリケーションのメタデータであり、前記センサ識別子を少なくとも含むアプリケーション側テスト用メタデータとを、前記センサ識別子の同一性に基づいて、前記センサ側テスト用メタデータと前記アプリケーション側テスト用メタデータとのマッチングを判定し、前記センサ又は前記ネットワークアダプタの開通テストを行うセンサ開通テストシステムにおけるセンサ開通テスト管理端末であって、前記センサ側テスト用メタデータ又は前記アプリケーション側テスト用メタデータを、マッチングの対象となるように、前記センサ側テスト用メタデータ又は前記アプリケーション側テスト用メタデータの設定を変更する設定変更部と、前記センサ又はネットワークアダプタから送信されるテストデータの前記開通テスト用アプリケーションにおける受信状況を提示する提示部とを有するセンサ開通テスト管理端末である。
本願の請求項6に係る発明によれば、センサの開通テストを行う工事担当者が、センサを設置する現場で、センサの開通テスト開始を制御し、開通テスト用アプリケーションにおけるテストデータの受信状況を確認することができる。
本願の請求項7に係る発明は、センシングデータをネットワークに送信するセンサを一意に識別するセンサ識別子を少なくとも含む開通テスト用のセンサ側テスト用メタデータと、前記センサの開通テスト用アプリケーションのメタデータであり、前記センサ識別子を少なくとも含むアプリケーション側メタデータとを、前記センサ識別子の同一性に基づいて、前記センサ側テスト用メタデータと前記アプリケーション側テスト用メタデータとのマッチングを判定し、前記センサの開通テストを行うセンサ開通テストシステムにおけるセンサであって、センシングデータを出力するセンサと、前記センシングデータを送信する通常モードと、センサ開通テストモードとの機能を備え、前記センサ開通テストモード時には、テストデータを送信するテストデータ送信部と、前記センサから送信されるテストデータの前記開通テスト用アプリケーションにおける受信状況を提示する提示部とを有するセンサである。
本願の請求項7に係る発明によれば、特別な器具を用意することなく、センサが自律的にセンサの開通テストを実行することができる。
本願の請求項8に係る発明は、前記センサ側テスト用メタデータ又は前記アプリケーション側テスト用メタデータを、マッチングの対象となるように、前記センサ側テスト用メタデータ又は前記アプリケーション側テスト用メタデータの設定を変更する設定変更部を有する。
本願の請求項8に係る発明によれば、センサから開通テストの開始を制御することができる。
本願の請求項9に係る発明は、センシングデータを出力するセンサ又は前記センサに開通されてセンシングデータをネットワークに送信するネットワークアダプタを一意に識別するセンサ識別子を少なくとも含む開通テスト用のセンサ側テスト用メタデータを取得し、前記センサの開通テスト用アプリケーションのメタデータであり、前記センサ識別子を少なくとも含むアプリケーション側メタデータを取得し、前記センサ識別子の同一性に基づいて、取得したセンサ側テスト用メタデータと取得したアプリケーション側テスト用メタデータとのマッチングを判定し、前記センシングデータの配信を管理する配信装置に対して、マッチングした前記センサ側テスト用メタデータ及び前記アプリケーション側テスト用メタデータで特定されるセンサ又はネットワークアダプタから開通テスト用アプリケーションへのテストデータフローを指示するセンサ開通テスト方法である。
本願の請求項9に係る発明の構成によれば、新たに設置するセンサの開通確認の際にセンサデータの受信に失敗した場合、新たなセンサの設置の失敗とメタデータのマッチングの失敗とを区別することができ、開通テストの効率化を図ることができる。
また、本願の請求項9に係る発明の構成によれば、センサの開通確認のためのマッチング処理に要するプロセッサのリソースを減らすことができ、更に、センサの設置の失敗とメタデータのマッチングの失敗とを区別することができるため、無駄な通信リソースの使用を減らすことができる。
本願の請求項10に係る発明は、センシングデータを出力するセンサ又は前記センサに接続されてセンシングデータをネットワークに送信するネットワークアダプタを一意に識別するセンサ識別子を少なくとも含む開通テスト用のセンサ側テスト用メタデータを取得する処理と、前記センサの開通テスト用アプリケーションのメタデータであり、前記センサ識別子を少なくとも含むアプリケーション側メタデータを取得する処理と、前記センサ識別子の同一性に基づいて、取得したセンサ側テスト用メタデータと取得したアプリケーション側テスト用メタデータとのマッチングを判定する処理と、前記センシングデータの配信を管理する配信装置に対して、マッチングした前記センサ側テスト用メタデータ及び前記アプリケーション側テスト用メタデータで特定されるセンサ又はネットワークアダプタから開通テスト用アプリケーションへのテストデータフローを指示するデータフロー制御指令を送信する処理とをコンピュータに実行させるプログラムである。
本願の請求項10に係る発明の構成によれば、新たに設置するセンサの開通確認の際にセンサデータの受信に失敗した場合、新たなセンサの設置の失敗とメタデータのマッチングの失敗とを区別することができ、開通テストの効率化を図ることができる。
また、本願の請求項10に係る発明の構成によれば、センサの開通確認のためのマッチング処理に要するプロセッサのリソースを減らすことができ、更に、センサの設置の失敗とメタデータのマッチングの失敗とを区別することができるため、無駄な通信リソースの使用を減らすことができる。
本発明は、新たに設置されるセンサの開通テストを迅速に行うことができる。
図1は第1の実施の形態のブロック図である。 図2はセンサ識別子の付与の方法を説明するための図である。 図3はセンサ識別子の付与の方法を説明するための図である。 図4は第1の実施の形態の動作フローチャートである。 図5はセンサ側テスト用メタデータの一例を示す図である。 図6はアプリケーション側テスト用メタデータの一例を示す図である。 図7は第2の実施の形態のブロック図である。 図8は第2の実施の形態におけるアプリケーション側テスト用メタデータの一例を示す図である。 図9は第2の実施の形態の動作フローチャートである。 図10は第2の実施の形態におけるアプリケーション側テスト用メタデータの一例を示す図である。 図11は第3の実施の形態のブロック図である。 図12はセンサ30のブロック図である。 図13は第3の実施の形態におけるセンサ30の概略図である。 図14は第3の実施の形態の動作フローチャートである。 図15は第3の実施の形態の変形例におけるセンサ30の概略図である。 図16は本実施の形態の他の構成図である。
本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
本実施形態では、ネットワークに接続され、IoTを構成する物(Thing)の情報を効率的に利用するために、センサが検出したセンシングデータを提供するセンサ側と、そのセンシングデータを利用してサービスを提供するアプリケーション側との間でセンシングデータを流通させるシステムにおいて、新たに設置されるセンサの開通テストを効率的に行えるシステムを説明する。
(第1の実施の形態)
図1は第1の実施の形態のブロック図である。
図1中、1a〜1cはセンサであり、2はセンサ用ネットワークアダプタであり、3はアプリケーションサーバ(APPサーバ)であり、4はセンシングデータ配信装置であり、5はセンサ側メタデータデータベースであり、6はアプリケーション側メタデータデータベースであり、7はマッチング装置である。
センサ1a〜1cは、何らかの物理量やその変化を検出し、センシングデータとして記録または出力するデバイスである。センサの代表的な例として、位置センサ(GPS)、加速度センサ、圧力センサがあるが、カメラ、マイク、入力システムなどもセンサと言える。尚、本実施の形態では、センサ1a〜1cは新たに設置されたセンサである。
センサ用ネットワークアダプタ2は、センサ1a〜1cと物理的または電気的に接続されてセンシングデータ取得する。また、CPU等の情報処理装置によりセンシングデータに所定の処理を施す。例えば、センサ1a〜1cから取得したセンシングデータを、送信パケット化する処理等である。また、外部との通信機能を有し、ネットワークを経由したセンシングデータ配信装置4との通信が可能である。また、センサの開通テスト時(以下、テストモードと記載する)には、センサ1a〜1cのセンシングデータに代えて、各センサ1a〜1cのテストデータをセンシングデータ配信装置4に送信する。テストデータは、テストデータであることが分かれば、その種類は問わないが、例えば、センサ認識時刻や、センサ設置する工事者を識別する工事者識別情報等がある。尚、センサ1a〜1cとセンサ用ネットワークアダプタ2とは一体となって同一の筐体内に存在していても良い。また、センサ自体に、ネットワークへの接続機能(通信機能)がある場合には、ネットワークアダプタは不要である。
アプリケーションサーバ3は、センシングデータを利用してサービスを提供するアプリケーションを有するサーバである。尚、本実施の形態のアプリケーションは、新たに設置されたセンサ1a〜1cのセンシングデータが正しく受信することができるかのセンサ1a〜1cの開通テスト用のアプリケーションを想定している。
センシングデータ配信装置4は、通信機能を有し、センサ用ネットワークアダプタ2とアプリケーションサーバ3と通信が可能である。具体的には、センサ用ネットワークアダプタ2よりセンシングデータを受信し、受信したセンシングデータを指定されたアプリケーションサーバ3に配信するものである。
センサ側メタデータデータベース5は、センシングデータを出力するセンサに関する情報であるセンサ側メタデータが格納されるデータベースである。本実施の形態では、センサ側メタデータデータベース5がマッチング装置7とは別に設けられており、ネットワークを介して、センサ側メタデータデータベース5とマッチング装置7とが接続されている例を説明するが、マッチング装置7がセンサ側メタデータデータベース5を備えていても良い。
センサ側メタデータは、センサが検出したセンシングデータを提供するセンサとそのセンシングデータを利用してサービスを提供するアプリケーションとのマッチングを行う場合に利用されるセンサおよび当該センサにより得られるセンシングデータの属性に関する情報をいう。センサ側メタデータの項目の一例としては、データカテゴリ、データ項目、測定地域、測定日時、デバイス、配信間隔、データ仕様書が挙げられる。そして、データカテゴリには「室内環境測定」、データ項目には「温度 湿度 音圧 加速度」、測定地域には「滋賀県・・・」、測定日時には「即時」、デバイスには「デバイス名」、配信間隔には「1回/10分」、データ仕様書には「http://WWW.XXX」等が記載される。
更に、本実施の形態では、上述した通常のセンサ側メタデータに加えて、新たに設置されるセンサ1a〜1cの開通テスト用のセンサ側テスト用メタデータも格納される。センサ側テスト用メタデータには、センサ1a〜1c又はセンサ用ネットワークアダプタ2を一意に識別するセンサ識別子と、センサ1a〜1cのセンシングデータの通信元(配信元)に関する情報を少なくとも含んでいる。
図2に示されるように、センサ用ネットワークアダプタ2に多数のセンサ1a〜1cが接続されており、センサ用ネットワークアダプタ2がセンサ1a〜1cのセンシングデータをネットワークに送信する場合には、センサ1a〜1cを代表してセンサ用ネットワークアダプタ2に対して、センサ識別子を付与しても良い。また、センシングデータを利用するアプリケーション側のユーザの希望等から、個別にセンサを認識させたい場合には、図3に示すように、センサ1a〜1cに対して個別に付与しても良い。
また、センサ識別子の一例としては、UUID(Universally Unique Identifier)がある。UUIDとは、ソフトウェア上でオブジェクト(本例ではセンサ1a〜1c又はセンサ用ネットワークアダプタ2)を一意に識別するための識別子である。尚、本実施の形態では、センサ1a〜1c又はセンサ用ネットワークアダプタ2を一意に識別することができれば、UUIDのバリアント(変種)は問わないが、例えば、時刻とMACアドレスを利用したUUID(バージョン1)、バージョン1のUUIDの一部を、POSIXのユーザIDやグループIDで差し替えたUUID(バージョン2)、ドメイン名などなんらかの一意な名前(バイト列)を用いたUUIDで、ハッシュ関数としてMD5(バージョン3)またはSHA1(バージョン5)を利用したUUIDや、乱数によるUUID(バージョン4)等が利用できる。
センサ1a〜1cのセンシングデータの通信元(配信元)に関する情報とは、本例では、センサ1a〜1cのセンシングデータをセンシングデータ配信装置4に送信するセンサ用ネットワークアダプタ2に関する情報であり、例えば、センサ用ネットワークアダプタ2のIPアドレス等である。
アプリケーション側メタデータデータベース6は、センシングデータを利用してサービスを提供するアプリケーションに関する情報であるアプリケーション側メタデータが格納されるデータベースである。
ここで、アプリケーション側メタデータは、アプリケーション自身および当該アプリケーションが必要とするセンシングデータの属性に関する情報を言う。アプリケーション側メタデータの項目の一例としては、データカテゴリ、データ項目、測定地域、測定日時、デバイス等が挙げられる。そして、データカテゴリには「環境測定」、データ項目には「温度 湿度」、測定地域には「滋賀県・・・」、測定日時には「即時」、デバイスには「デバイス名」等が記載される。
更に、本実施の形態では、上述した通常のアプリケーション側メタデータに加えて、新たに設置されるセンサ1a〜1cの開通テスト用のアプリケーション側テスト用メタデータも格納される。アプリケーション側テスト用メタデータには、上述したセンサ識別子とセンシングデータの通信先(配信先)に関する情報を少なくとも含んでいる。本例では、通信先(配信先)に関する情報は、アプリケーションサーバ3に関する情報であり、例えば、アプリケーションサーバ3のIPアドレス等である。
マッチング装置7は、センサ側メタデータとアプリケーション側メタデータとのマッチングを行う装置である。そして、マッチング装置7は、センサ側メタデータ取得部10と、アプリケーション側メタデータ取得部11と、マッチング部12と、データフロー制御指令指示部13とを備える。
センサ側メタデータ取得部10は、センサ側メタデータデータベース5からセンサ側テスト用メタデータを取得するものである。センサ側テスト用メタデータを取得するトリガとしてとして、例えば、センサ側またはアプリケーション側からテスト開始のイベント通知を行えば良い。テスト開始のイベント通知は、センサを設置する工事担当者が口頭でマッチング装置7を管理するユーザに通知しても良いし、ネットワークを介してイベント通知信号を送信するようにしても良い。更に、テスト開始のイベント通知によらず、周期的にセンサ側テスト用メタデータを取得するようにしても良い。
また、他の方法としては、センサ側テスト用メタデータ、又は、後述するアプリケーション側メタデータに、センサ識別子(例えば、UUID)書き込みを完了した時を、テスト開始や、センサ側メタデータ取得部10の取得のトリガとしても良い。
更に、他の方法としては、センサ側テスト用メタデータに、検索の有効又は無効を示すフラグを設け、そのフラグが有効となっているセンサ側テスト用メタデータをセンサ側メタデータ取得部10が取得するようにしても良い。
アプリケーション側メタデータ取得部11は、アプリケーション側メタデータデータベース6からアプリケーション側テスト用メタデータを取得するものである。アプリケーション側テスト用メタデータを取得するトリガとして、センサ側またはアプリケーション側からテスト開始のイベント通知を行えば良い。テスト開始のイベント通知は、センサを設置する工事担当者が口頭でマッチング装置7を管理するユーザに通知しても良いし、ネットワークを介してイベント通知信号を送信するようにしても良い。更に、テスト開始のイベント通知によらず、周期的にアプリケーション側テスト用メタデータを取得するようにしても良い。
また、他の方法としては、上述したように、アプリケーション側メタデータに、センサ識別子(例えば、UUID)書き込みを完了した時を、テスト開始や、アプリケーション側メタデータ取得部11の取得のトリガとしても良い。
更に、他の方法としては、アプリケーション側メタデータに、検索の有効又は無効を示すフラグを設け、そのフラグが有効となっているアプリケーション側メタデータをアプリケーション側メタデータ取得部11が取得するようにしても良い。
マッチング部12は、取得されたセンサ側テスト用メタデータと、アプリケーション側テスト用メタデータとでマッチングを行う。マッチングの対象は、センサ側テスト用メタデータ及びアプリケーション側テスト用メタデータに記載されたセンサ識別子である。センサ側テスト用メタデータに記載されたセンサ識別子と、アプリケーション側テスト用メタデータに記載されたセンサ識別子とが一致した場合、センサ側テスト用メタデータとアプリケーション側テスト用メタデータとがマッチングしたと判定する。そして、そのマッチングの結果を、データフロー制御指令指示部13に出力する。
データフロー制御指令指示部13は、マッチング部12からマッチングしたとの結果を受信した場合、データフロー制御指令をデータ配信装置4に送信する。このデータフロー制御指令は、センサ側テスト用メタデータに記載されているセンサ1a〜1cのセンシングデータの通信元(配信元)に関する情報と、アプリケーション側テスト用メタデータに記載されているセンシングデータの通信先(配信先)に関する情報とを含む。尚、本例では、通信元(配信元)に関する情報はセンサ用ネットワークアダプタ2に関する情報であり、通信先(配信先)に関する情報はアプリケーションサーバ3に関する情報である。
次に、上述した第1の実施の形態の構成における動作を、図4のフローチャートを用いて説明する。尚、以下の説明では、センサ用ネットワークアダプタ2に接続されたセンサ1a〜1cについて開通テストを行う場合を説明する。また、センサ識別子はセンサ1a〜1cを代表してセンサ用ネットワークアダプタ2に付与されているものとする。また、付与するセンサ識別子は従来からあるUUIDを生成する方法を使用して生成した「a0eebc99ac0b4ef8bb6d6cb9bd380a11」とする。
まず、センサの開通テストに当たって、センサ側テスト用メタデータを作成する。センサ側テスト用メタデータの作成は、例えば、センサを設置する工事担当者が、開通テスト前に行う。そして、作成したセンサ側テスト用メタデータを、センサ側メタデータデータベース5に登録する。作成したセンサ側テスト用メタデータの一例を、図5に示す。図5に示されるセンサ側テスト用メタデータは、種別、有効期間、センサ識別子(UUID)及び通信元識別情報(通信元ID)の項目からなり、種別には「テストモード」、有効期間には「2016年8月9日」、センサ識別情報(UUID)には「a0eebc99ac0b4ef8bb6d6cb9bd380a11」、通信元識別情報(通信元ID)には「センサ用ネットワークアダプタ2」が記載されている。
尚、図5に示されるようにセンサ側テスト用メタデータでは、種別の項目を設け、この種別の項目にテストモードであることを記載してもよい。これは、センサ側メタデータ取得部10がセンサ側メタデータデータベース5からセンサ側テスト用メタデータを取得する際、通常のセンサ側メタデータを含む多数のセンサ側メタデータを取得するのではなく、種別の項目が「テストモード」であるセンサ側テスト用メタデータだけを取得できるようにしたものである。このように、種別により、「テストモード」のメタデータか、「通常」のメタデータであるかを区別するようにしておけば、センサ側メタデータ取得部10がセンサ側テスト用メタデータの検索を行う際に、全てのセンサ側メタデータを検索する必要はなく、種別が「テストモード」のメタデータだけを検索すれば良いので、センサ側メタデータ取得部10の処理が早くなるという効果がある。
同様に、アプリケーション側テスト用メタデータを作成する。アプリケーション側テスト用メタデータの作成は、例えば、センサを設置する工事担当者又はアプリケーションサーバ3のユーザが、開通テスト前に行う。そして、作成したアプリケーション側テスト用メタデータを、アプリケーション側メタデータデータベース6に登録する。アプリケーション側テスト用メタデータの一例を、図6に示す。図6に示されるアプリケーション側テスト用メタデータは、種別、有効期間、センサ識別子(UUID)及び通信先識別情報(通信先ID)の項目からなり、種別には「テストモード」、有効期間には「2016年8月9日」、センサ識別子(UUID)には「a0eebc99ac0b4ef8bb6d6cb9bd380a11」、通信先識別情報(通信先ID)には「アプリケーションサーバ3」が記載されている。
尚、図6に示されるようにアプリケーション側テスト用メタデータでは種別の項目を設け、この種別の項目にテストモードであることを記載してもよい。これは、アプリケーション側メタデータ取得部11がアプリケーション側メタデータデータベース6からアプリケーション側テスト用メタデータを取得する際、通常のアプリケーション側メタデータを含む多数のアプリケーション側メタデータを取得するのではなく、種別の項目が「テストモード」であるアプリケーション側テスト用メタデータだけを取得できるようにしたものである。このように、種別により、「テストモード」のメタデータか、「通常」のメタデータであるかを区別するようにしておけば、アプリケーション側メタデータ取得部11がアプリケーション側テスト用メタデータの検索を行う際に、全てのアプリケーション側メタデータを検索する必要はなく、種別が「テストモード」のメタデータだけを検索すれば良いので、アプリケーション側メタデータ取得部11の処理が早くなるという効果がある。
センサ側テスト用メタデータ及びアプリケーション側テスト用メタデータの登録が終了すると、センサの開通テストを開始することができる。
まず、センサ用ネットワークアダプタ2をテストモードに遷移させ、センサ用ネットワークアダプタ2とセンシングデータ配信装置4との通信を確立する(Step 100)。このセンサ用ネットワークアダプタ2とセンシングデータ配信装置4との通信の確立は、相互に認証情報を与えることにより可能である。この認証情報は、例えば、通信のセキュリティを確保するために通常行われるユーザIDとパスワードの設定等である。そして、その認証情報に基づいて、センサ用ネットワークアダプタ2とセンシングデータ配信装置4との間で通信が確立される。
同様に、アプリケーションサーバ3とセンシングデータ配信装置4との通信を確立する(Step 101)。このアプリケーションサーバ3とセンシングデータ配信装置4との通信の確立は、相互に認証情報を与えることにより可能である。この認証情報は、例えば、通信のセキュリティを確保するために通常行われるユーザIDとパスワードの設定等である。そして、その認証情報に基づいて、アプリケーションサーバ3とセンシングデータ配信装置4との間で通信が確立される。
センサ用ネットワークアダプタ2、センシングデータ配信装置4及びアプリケーションサーバ3の通信の確立が確認されると、センサの開通テストが開始される。
まず、センサ用ネットワークアダプタ2からテストデータを、センシングデータ配信装置4に送信し続ける(Step 102)。送信されるテストデータは、センサ認識時刻や、センサ設置する工事者を識別する工事者識別情報を含んだデータである。
次に、センサ側メタデータ取得部10及びアプリケーション側メタデータ取得部11に対し、センサ側テスト用メタデータ及びアプリケーション側テスト用メタデータの取得を指示する(Step 103)。
センサ側メタデータ取得部10は、種別が「テストモード」であるセンサ側テスト用メタデータを、センサ側メタデータデータベース5から取得し、マッチング部12に出力する(Step 104)。
アプリケーション側メタデータ取得部11は、種別が「テストモード」であるアプリケーション側テスト用メタデータを、アプリケーション側メタデータデータベース6から取得し、マッチング部12に出力する(Step 105)。
マッチング部12は、取得されたセンサ側テスト用メタデータと、アプリケーション側テスト用メタデータとでマッチングを行う(Step 106)。マッチングの対象は、センサ側テスト用メタデータ及びアプリケーション側テスト用メタデータに記載されたセンサの識別子である。ここでは、センサ識別子(UUID)に「a0eebc99ac0b4ef8bb6d6cb9bd380a11」が記載されているセンサ側テスト用メタデータとアプリケーション側テスト用メタデータとがマッチングされる。
マッチングが完了すると(Step 107)、マッチング部12は、マッチングしたセンサ側テスト用メタデータの通信元識別情報(通信元ID)に記載されている情報と、マッチングしたアプリケーション側テスト用メタデータの通信先識別情報(通信先ID)に記載されている情報とを、データフロー制御指令指示部13に送信する(Step 108)。ここでは、データフロー制御指令指示部13に送信する通信元識別情報(通信元ID)は、「センサ用ネットワークアダプタ2」である。また、データフロー制御指令指示部13に送信する通信先識別情報(通信先ID)は、「アプリケーションサーバ3」である。
データフロー制御指令指示部13は、マッチング部12から受信した通信元識別情報(通信元ID)及び通信先識別情報(通信先ID)を含むデータフロー制御指令を生成し、センシングデータ配信装置4に送信する(Step 109)。本例では、通信元識別情報(通信元ID)として「センサ用ネットワークアダプタ2」、通信先識別情報(通信先ID)として「アプリケーションサーバ3」を含んだデータフロー制御指令である。
センシングデータ配信装置4は、データフロー制御指令を受信し、データフロー制御指令に含まれる通信元識別情報(通信元ID)で特定されるセンサ用ネットワークアダプタから送信されるテストデータを、データフロー制御指令に含まれる通信先識別情報(通信先ID)で特定されるアプリケーションサーバに送信する(Step 110)。本例では、センサ用ネットワークアダプタ2から送信されるテストデータを、アプリケーションサーバ3に配信する。
アプリケーションサーバ3は、センシングデータ配信装置4から配信されるテストデータが正しく受信できるかを確認する(Step 111)。テストデータの受信が確認できる場合は、センサの開通テストが成功し、完了したことになる(Step 112)。テストデータの受信が確認できない場合は、センサの開通テストが不成功となる(Step 113)。
尚、上述した動作では、センサ側メタデータ取得部10及びアプリケーション側メタデータ取得部11に対し、センサ側テスト用メタデータ及びアプリケーション側テスト用メタデータの取得する指示を与える例を示したが、センサ側メタデータ取得部10及びアプリケーション側メタデータ取得部11が周期的にテスト用メタデータを取得するように構成されている場合は、指示を与える必要はない。
また、上述した動作の説明では、マッチング処理前に、センサ用ネットワークアダプタ2からテストデータを、センシングデータ配信装置4に送信し続ける例(Step 102)を説明したが、これに限られない。例えば、まず、センサ側テスト用メタデータとアプリケーション側テスト用メタデータとのマッチング処理を行い、マッチングが完了し(Step 107)、データフロー制御指令指示部13がデータフロー制御指令をセンシングデータ配信装置4に送信した後(Step 109)に、センサ用ネットワークアダプタ2からテストデータを、センシングデータ配信装置4に送信するようにしても良い(Step 102)。
更に、上述したマッチングの開始、センシングデータの送信は、あくまでも一例であり、上記の実施の形態には、限定されない。
第1の実施の形態によれば、センサ側メタデータとアプリケーション側メタデータとのマッチング対象を、センサ識別子に限定したことにより、マッチング処理が高速で行われ、迅速な開通テストを実施することができる。結果として、マッチング処理に要するプロセッサのリソースを減らすことができる。
また、第1の実施の形態によれば、センサ側メタデータとアプリケーション側メタデータとのマッチング対象を、センサ識別子に限定したことにより、新たに設置するセンサの開通確認のテストが失敗した場合、新たなセンサの設置の失敗とメタデータのマッチングの失敗とを区別することができ、開通テストの効率化を図ることができる。そのため、原因の究明等のための通信量を減らすことができ、結果として通信リソースの使用を減らすことができる。
(第2の実施の形態)
上述した第1の実施の形態では、開通テストの開始を、口頭若しくは指示信号によりマッチング装置に指示する例を説明したが、センサを新たに設置する現場から、センサを設置する工事担当者が開通テストの開始を制御でき、更に、開通テストの状況を確認することができれば、より便利である。そこで、第2の実施の形態では、開通テスト管理端末により、工事担当者が開通テスト開始及び完了を確認できる例を説明する。
図7は第2の実施の形態のブロック図である。
第2の実施の形態は、第1の実施の形態に加えて、開通テスト用管理端末8を備える。
更に、第1の実施の形態で説明したアプリケーション側テスト用メタデータに、アプリケーション側メタデータ取得部11が検索(取得)可能か否かを示す項目を追加する。図8は第2の実施の形態におけるアプリケーション側テスト用メタデータの一例を示す図である。図8の例では、アプリケーション側テスト用メタデータに、アプリケーション側メタデータ取得部11が検索(取得)可能か否かを示す検索可否の項目が追加されており、その項目が「無効」になっている。そして、検索可否の項目が「無効」になっている場合、アプリケーション側メタデータ取得部11は、そのアプリケーション側テスト用メタデータを検索(取得)対象から外す構成となっている。
開通テスト用管理端末8は、通信を介してアプリケーションサーバ3にアクセスする機能を有する。そして、アプリケーションサーバ3を介して、アプリケーション側メタデータデータベース6に格納されているアプリケーション側テスト用メタデータの検索可否の項目を「有効」に設定変更することができる設定変更部20を有する。
更に、開通テスト用管理端末8は、センシングデータ配信装置4から配信されるテストデータのアプリケーションサーバ3における受信状況を確認することができるテストデータ受信状況確認部21を有する。そして、工事担当者は、テストデータ受信状況確認部21により、アプリケーションサーバ3が、センシングデータ配信装置4から配信されるテストデータを、正しく受信できているかを確認することができる。尚、テストデータの受信状況の提示方法は、表示画面により、テストデータに含まれる内容を表示したり、正常にテストデータを受信できた旨を表示したりする方法がある。
次に、上述の構成における第2の実施の形態の動作を、図9のフローチャートを用いて説明する。尚、以下の説明では、センサ用ネットワークアダプタ2に接続されたセンサ1a〜1cについて開通テストを行う場合を説明する。また、センサ識別子はセンサ1a〜1cを代表してセンサ用ネットワークアダプタ2に付与するものとする。また、付与するセンサ識別子は従来からあるUUIDを生成する方法を使用して生成した「a0eebc99ac0b4ef8bb6d6cb9bd380a11」とする。
また、第2の実施の形態では、第1の実施の形態と異なり、センサ側メタデータ取得部10及びアプリケーション側メタデータ取得部11は、周期的にテスト用メタデータを取得するように構成されているものとする。
まず、センサの開通テストに当たって、センサ側テスト用メタデータを作成する。センサ側テスト用メタデータの作成は、例えば、センサを設置する工事担当者が、開通テスト前に行う。そして、作成したセンサ側テスト用メタデータを、センサ側メタデータデータベース5に登録する。センサ側テスト用メタデータの一例は、上述した図5と同様である。
アプリケーション側テスト用メタデータを作成する。アプリケーション側テスト用メタデータの作成は、例えば、センサを設置する工事担当者又はアプリケーションサーバ3のユーザが、開通テスト前に行う。第2の実施の形態では、図8に示されるように、アプリケーション側テスト用メタデータの検索可否の項目が追加されている。そして、アプリケーション側メタデータデータベース6に登録する際には、検索可否の項目を「無効」に設定しておく。他の項目については、第1の実施の形態と同様である。
センサ側テスト用メタデータ及びアプリケーション側テスト用メタデータの登録が終了すると、センサの開通テストが開始することができる。
まず、センサ用ネットワークアダプタ2をテストモードに遷移させ、センサ用ネットワークアダプタ2とセンシングデータ配信装置4との通信を確立する(Step 200)。このセンサ用ネットワークアダプタ2とセンシングデータ配信装置4との通信の確立は、相互に認証情報を与えることにより可能である。この認証情報は、例えば、通信のセキュリティを確保するために通常行われるユーザIDとパスワードの設定等である。そして、その認証情報に基づいて、センサ用ネットワークアダプタ2とセンシングデータ配信装置4との間で通信が確立される。
同様に、アプリケーションサーバ3とセンシングデータ配信装置4との通信を確立する(Step 201)。このアプリケーションサーバ3とセンシングデータ配信装置4との通信の確立は、相互に認証情報を与えることにより可能である。この認証情報は、例えば、通信のセキュリティを確保するために通常行われるユーザIDとパスワードの設定等である。そして、その認証情報に基づいて、アプリケーションサーバ3とセンシングデータ配信装置4との間で通信が確立される。
センサ用ネットワークアダプタ2、センシングデータ配信装置4及びアプリケーションサーバ3の通信の確立が確認されると、センサの開通テストが開始される。
まず、センサ用ネットワークアダプタ2からテストデータを、センシングデータ配信装置4に送信し続ける(Step 202)。送信されるテストデータは、センサ認識時刻や、センサ設置する工事者を識別する工事者識別情報を含んだデータである。ここまでは、第1の実施の形態と同様である。
次に、工事担当者は、開通テスト用管理端末8を用いて、アプリケーションサーバ3にアクセスし、アプリケーションサーバ3を介してアプリケーション側メタデータデータベース6に格納されているアプリケーション側テスト用メタデータの検索可否の項目を「有効」に設定変更する(Step 203)。図10は、開通テスト用管理端末8により、アプリケーション側テスト用メタデータの検索可否の項目が「有効」に設定変更された一例を示す図である。
センサ側メタデータ取得部10は、種別が「テストモード」であるセンサ側テスト用メタデータを、周期的にセンサ側メタデータデータベース5から取得し、マッチング部12に出力する(Step 204)。
アプリケーション側メタデータ取得部11は、種別が「テストモード」であり、検索可否の項目が「有効」であるアプリケーション側テスト用メタデータを、周期的にアプリケーション側メタデータデータベース6から取得し、マッチング部12に出力する(Step 205)。
マッチング部12は、取得されたセンサ側テスト用メタデータと、アプリケーション側テスト用メタデータとでマッチングを行う(Step 206)。マッチングの対象は、センサ側テスト用メタデータ及びアプリケーション側テスト用メタデータに記載されたセンサ識別子である。ここでは、センサ識別子(UUID)に「a0eebc99ac0b4ef8bb6d6cb9bd380a11」が記載されているセンサ側テスト用メタデータとアプリケーション側テスト用メタデータとがマッチングされる。
マッチングが完了すると(Step 207)、マッチング部12は、マッチングしたセンサ側テスト用メタデータの通信元識別情報(通信元ID)に記載されている情報と、マッチングしたアプリケーション側テスト用メタデータの通信先識別情報(通信先ID)に記載されている情報とを、データフロー制御指令指示部13に送信する(Step 208)。ここでは、データフロー制御指令指示部13に送信する通信元識別情報(通信元ID)は、「センサ用ネットワークアダプタ2」である。また、データフロー制御指令指示部13に送信する通信先識別情報(通信先ID)は、「アプリケーションサーバ3」である。
データフロー制御指令指示部13は、マッチング部12から受信した通信元識別情報(通信元ID)及び通信先識別情報(通信先ID)を含むデータフロー制御指令を生成し、センシングデータ配信装置4に送信する(Step 209)。本例では、通信元識別情報(通信元ID)として「センサ用ネットワークアダプタ2」、通信先識別情報(通信先ID)として「アプリケーションサーバ3」を含んだデータフロー制御指令である。
センシングデータ配信装置4は、データフロー制御指令を受信し、データフロー制御指令に含まれる通信元識別情報(通信元ID)で特定されるセンサ用ネットワークアダプタから送信されるテストデータを、データフロー制御指令に含まれる通信先識別情報(通信先ID)で特定されるアプリケーションサーバに送信する(Step 210)。本例では、センサ用ネットワークアダプタ2から送信されるテストデータを、アプリケーションサーバ3に配信する。
アプリケーションサーバ3は、センシングデータ配信装置4から配信されるテストデータの受信状況を、開通テスト用管理端末8に送信する(Step 211)。
工事担当者は、開通テスト用管理端末8により、アプリケーションサーバ3のテストデータの受信状況を確認する(Step 212)。テストデータの正常受信が確認できる場合は、センサの開通テストが成功し、完了したことになる(Step 213)。テストデータの正常受信が確認できない場合は、センサの開通テストが不成功となる(Step 213)。
尚、本第2の実施の形態では、アプリケーション側テスト用メタデータに、アプリケーション側メタデータ取得部11が検索(取得)可能か否かを示す項目を追加する例を説明したが、センサ側テスト用メタデータに、センサ側メタデータ取得部10が検索(取得)可能か否かを示す項目を追加することも可能である。この場合、開通テスト用管理端末8は、センサ側メタデータデータベース5にアクセスして、センサ側テスト用メタデータの検索可否の項目を「有効」に変更することができるように構成すれば良い。
更に、センサ側テスト用メタデータ又はアプリケーション側テスト用メタデータに検索可否の項目を追加することなく、他の方法により、センサ側テスト用メタデータ又はアプリケーション側テスト用メタデータの検索可否を区別できるようにしても良い。例えば、登録時には、センサ側テスト用メタデータ又はアプリケーション側テスト用メタデータのセンサ識別子(UUID)をゼロしておき、開通テストの実行に際して、開通テスト用管理端末8等からセンサ識別子(UUID)をゼロから一意に識別できる情報に書き換えることにより、センサ側テスト用メタデータ又はアプリケーション側テスト用メタデータの検索可否を区別できるようにしても良い。この場合、センサ側メタデータ取得部10又はアプリケーション側メタデータ取得部11は、センサ識別子(UUID)がゼロのセンサ側テスト用メタデータ又はアプリケーション側テスト用メタデータは検索(取得)の対象とはしないように構成すれば良い。
また、上述した動作の説明では、マッチング処理前に、センサ用ネットワークアダプタ2からテストデータを、センシングデータ配信装置4に送信し続ける例(Step 202)を説明したが、これに限られない。例えば、まず、センサ側テスト用メタデータとアプリケーション側テスト用メタデータとのマッチング処理を行い、マッチングが完了し(Step 207)、データフロー制御指令指示部13がデータフロー制御指令をセンシングデータ配信装置4に送信した後(Step 209)に、センサ用ネットワークアダプタ2からテストデータを、センシングデータ配信装置4に送信するようにしても良い(Step 202)。
また、開通テスト用管理端末8に電子メールの送受信機能を設け、開通テスト状況を工事管理者に報告できるようにしても良い。
第2の実施の形態の構成によれば、センサを設置する工事担当者が開通テストの開始を制御することができ、更に、開通テストの状況を確認することができる。
(第3の実施の形態)
第3の実施の形態は、センサが自律的に開通テストを行う例を説明する。
図11は第3の実施の形態のブロック図である。
第3の実施の形態は、第1の実施の形態及び第2の実施の形態におけるセンサ1a〜1cと、センサ用ネットワークアダプタ2とが一体と成るセンサ30で構成されている。
図12はセンサ30のブロック図である。尚、第1及び第2の実施の形態と同様な構成のものについては、同じ符号を付する。
センサ30は、センサ1a〜1cと、センサ用ネットワークアダプタ2とを備える。
更に、センサ30は、センサ用ネットワークアダプタ2に対して、センサ1a〜1cのセンシングデータを送信する通常モードとテストデータを送信するテストモードとを設定するモード設定部31を備える。モード設定部31により、テストモードに設定された場合、センサ30は、テストデータを送信する。テストデータは、上述したように、テストデータであることが分かれば、その種類は問わないが、例えば、センサ認識時刻や、センサ設置する工事者を識別する工事者識別情報等がある。
更に、センサ30は、テストモード時に、第2の実施の形態で説明したように、通信を介してアプリケーションサーバ3にアクセスする機能を有し、アプリケーションサーバ3を介して、アプリケーション側メタデータデータベース6に格納されているアプリケーション側テスト用メタデータの検索可否の項目を「有効」に設定変更することができる設定変更部20を有する。
更に、センサ30は、第2の実施の形態で説明したように、センシングデータ配信装置4から配信されるテストデータの受信状況を、アプリケーションサーバ3から受信し、テストデータが正しく受信できているかを確認することができるテストデータ受信状況確認部21を有する。テストデータ受信確認部21による受信状況の確認は、例えば、正常にデータを受信できた場合には点灯し、正常にデータを受信できなかった場合には点滅する発光器を用いることができる。
図13は第3の実施の形態におけるセンサ30の概略図である。図13のセンサ30では、センサの筐体に、モード切換スイッチ40と、発光器41とが設けられている。モード切換スイッチ40により、通常モードとテストモードとの切換えが行われる。また、発光器41はLED等の発光器であり、テストデータを正常に受信できた場合には点灯し、正常にテストデータを受信できなかった場合には点滅する。
次に、上述の構成における第3の実施の形態の動作を、図14のフローチャートを用いて説明する。尚、以下の説明では、センサ30のセンサ識別子は、従来からあるUUIDを生成する方法を使用して生成した「a0eebc99ac0b4ef8bb6d6cb9bd380a11」とする。尚、アプリケーション側の要求によって、センサ1a〜1cを一括して管理したい場合もあり、その場合は、センサ1a〜1cを代表してセンサ用ネットワークアダプタ2に対して、センサ識別子を付与しても良い。
また、センサ側メタデータ取得部10及びアプリケーション側メタデータ取得部11は、周期的にテスト用メタデータを取得するように構成されているものとする。
まず、センサの開通テストに当たって、センサ側テスト用メタデータを作成する。センサ側テスト用メタデータの作成は、例えば、センサを設置する工事担当者が、開通テスト前に行う。そして、作成したセンサ側テスト用メタデータを、センサ側メタデータデータベース5に登録する。センサ側テスト用メタデータの一例は、上述した図5と同様である。
アプリケーション側テスト用メタデータを作成する。アプリケーション側テスト用メタデータの作成は、例えば、センサを設置する工事担当者又はアプリケーションサーバ3のユーザが、開通テスト前に行う。第3の実施の形態では、図8に示されるように、アプリケーション側テスト用メタデータの検索可否の項目が追加されている。そして、アプリケーション側メタデータデータベース6に登録する際には、検索可否の項目を「無効」に設定しておく。他の項目については、第1、第2の実施の形態と同様である。
センサ側テスト用メタデータ及びアプリケーション側テスト用メタデータの登録が終了すると、センサの開通テストを開始することができる。
まず、工事担当者は、モード切換スイッチ40によりテストモードに切換えると、モード設定部31がセンサ30をテストモードに遷移させ、センサ30とセンシングデータ配信装置4との通信を確立する(Step 300)。センサ30とセンシングデータ配信装置4との通信の確立は、相互に認証情報を与えることにより可能である。この認証情報は、例えば、通信のセキュリティを確保するために通常行われるユーザIDとパスワードの設定等である。そして、その認証情報に基づいて、センサ30とセンシングデータ配信装置4との間で通信が確立される。
同様に、アプリケーションサーバ3とセンシングデータ配信装置4との通信を確立する(Step 301)。このアプリケーションサーバ3とセンシングデータ配信装置4との通信の確立は、相互に認証情報を与えることにより可能である。この認証情報は、例えば、通信のセキュリティを確保するために通常行われるユーザIDとパスワードの設定等である。そして、その認証情報に基づいて、アプリケーションサーバ3とセンシングデータ配信装置4との間で通信の開通が確立される。
センサ用ネットワークアダプタ2、センシングデータ配信装置4及びアプリケーションサーバ3の通信の確立が確認されると、センサの開通テストが開始される。
センサ30は、テストデータをセンシングデータ配信装置4に送信し続ける(Step 302)。送信されるテストデータは、センサ認識時刻や、センサ設置する工事者を識別する工事者識別情報を含んだデータである。
次に、センサ30の設定変更部20は、アプリケーションサーバ3にアクセスし、アプリケーションサーバ3を介してアプリケーション側メタデータデータベース6に格納されているアプリケーション側テスト用メタデータの検索可否の項目を「有効」に設定変更する(Step 303)。
センサ側メタデータ取得部10は、種別が「テストモード」であるセンサ側テスト用メタデータを、周期的にセンサ側メタデータデータベース5から取得し、マッチング部12に出力する(Step 304)。
アプリケーション側メタデータ取得部11は、種別が「テストモード」であり、検索可否の項目が「有効」であるアプリケーション側テスト用メタデータを、周期的にアプリケーション側メタデータデータベース6から取得し、マッチング部12に出力する(Step 305)。
マッチング部12は、取得されたセンサ側テスト用メタデータと、アプリケーション側テスト用メタデータとでマッチングを行う(Step 306)。マッチングの対象は、センサ側テスト用メタデータ及びアプリケーション側テスト用メタデータに記載されたセンサの識別子である。ここでは、センサ識別子(UUID)に「a0eebc99ac0b4ef8bb6d6cb9bd380a11」が記載されているセンサ側テスト用メタデータとアプリケーション側テスト用メタデータとがマッチングされる。
マッチングが完了すると(Step 307)、マッチング部12は、マッチングしたセンサ側テスト用メタデータの通信元識別情報(通信元ID)に記載されている情報と、マッチングしたアプリケーション側テスト用メタデータの通信先識別情報(通信先ID)に記載されている情報とを、データフロー制御指令指示部13に送信する(Step 308)。ここでは、データフロー制御指令指示部13に送信する通信元識別情報(通信元ID)は、「センサ用ネットワークアダプタ2(=センサ30)」である。また、データフロー制御指令指示部13に送信する通信先識別情報(通信先ID)は、「アプリケーションサーバ3」である。
データフロー制御指令指示部13は、マッチング部12から受信した通信元識別情報(通信元ID)及び通信先識別情報(通信先ID)を含むデータフロー制御指令を生成し、センシングデータ配信装置4に送信する(Step 309)。本例では、通信元識別情報(通信元ID)として「センサ用ネットワークアダプタ2(=センサ30)」、通信先識別情報(通信先ID)として「アプリケーションサーバ3」を含んだデータフロー制御指令である。
センシングデータ配信装置4は、データフロー制御指令を受信し、データフロー制御指令に含まれる通信元識別情報(通信元ID)で特定されるセンサ用ネットワークアダプタから送信されるテストデータを、データフロー制御指令に含まれる通信先識別情報(通信先ID)で特定されるアプリケーションサーバ3に送信する(Step 310)。本例では、センサ用ネットワークアダプタ2、すなわち、センサ30からのテストデータを、アプリケーションサーバ3に配信する。
アプリケーションサーバ3は、センシングデータ配信装置4から配信されるテストデータの受信結果を、センサ30に送信する(Step 311)。
センサ30はテストデータの受信結果を受信する(Step 312)。受信結果が正常にデータを受信できた場合には、データ受信確認部21により、発光器を点灯する(Step 313)。テストデータの受信が確認できない場合は、データ受信確認部21により、発光器を点灯する(Step 313)。
尚、第3の実施の形態では、第2の実施の形態と同様に、アプリケーション側テスト用メタデータの検索可否の項目の設定を変更する例を説明したが、センサ側テスト用メタデータに、センサ側メタデータ取得部10が検索(取得)可能か否かを示す項目を追加し、センサ側メタデータデータベース5にアクセスして、センサ側テスト用メタデータの検索可否の項目を「有効」に変更することができるように構成しても良い。
更に、第2の実施の形態と同様に、センサ側テスト用メタデータ又はアプリケーション側テスト用メタデータに検索可否の項目を追加することなく、他の方法により、センサ側テスト用メタデータ又はアプリケーション側テスト用メタデータの検索可否を区別できるようにしても良い。例えば、登録時には、センサ側テスト用メタデータ又はアプリケーション側テスト用メタデータのセンサ識別子(UUID)をゼロしておき、開通テストの実行に際して、センサ30からセンサ識別子(UUID)をゼロから一意に識別できる情報に書き換えることにより、センサ側テスト用メタデータ又はアプリケーション側テスト用メタデータの検索可否を区別できるようにしても良い。この場合、センサ側メタデータ取得部10又はアプリケーション側メタデータ取得部11は、センサ識別子(UUID)がゼロのセンサ側テスト用メタデータ又はアプリケーション側テスト用メタデータは検索(取得)の対象とはしないように構成すれば良い。
また、上述した動作の説明では、マッチング処理前に、センサ用ネットワークアダプタ2からテストデータを、センシングデータ配信装置4に送信し続ける例(Step 302)を説明したが、これに限られない。例えば、まず、センサ側テスト用メタデータとアプリケーション側テスト用メタデータとのマッチング処理を行い、マッチングが完了し(Step 307)、データフロー制御指令指示部13がデータフロー制御指令をセンシングデータ配信装置4に送信した後(Step 309)に、センサ用ネットワークアダプタ2からテストデータを、センシングデータ配信装置4に送信するようにしても良い(Step 302)。
また、第3の実施の形態では、センサ30がメタデータを検索可能にする設定変更部20を備える例を説明したが、かならずしも必要とはしない。この場合、第1の実施の形態と同様に、開通テストの開始を連絡し、センサ側テスト用メタデータ又はアプリケーション側テスト用メタデータを取得可能にし、メタデータ同士のマッチングを行えるようにすればよい。
第3の実施の形態によれば、センサが自律的に開通テストを行えるように構成したので、センサを設置する工事担当者は、特別の機材を用意することなく、センサの開通テストを行うことができる。
(第3の実施の形態の変形例)
図15は第3の実施の形態の変形例におけるセンサ30のブロック図である。
上述した第3の実施の形態では、センサ30が、センサ1a〜1cと、センサ用ネットワークアダプタ2とを備える例を説明した。しかし、3個のセンサ1a〜1cを備えている必要はなく、1個のセンサ1aを備えていても良い。この場合は、ネットワークアダプタ2を備える必要が無く、センサ1aのテストデータやセンシングデータ、各種データ等をネットワークを介して、センシングデータ配信装置4や、マッチング装置7、アプリケーションサーバ3と送受信できる通信部50を備えていればよい。他の構成は、上述した第3の実施の形態と同様である。尚、本例では、センサ識別子は、センサ1aにセンサ識別が付与される。
尚、マッチング装置7は、図16に示すように、例えば、プロセッサ201、メモリ(ROMやRAM)202、記憶装置(ハードディスク、半導体ディスクなど)203、入力装置(キーボード、マウス、タッチパネルなど)204、表示装置205、通信部206などのハードウェア資源を有する汎用のコンピュータにより構成することができる。マッチング装置7の機能は、記憶装置203に格納されたプログラムがメモリ202にロードされ、プロセッサ201により実行されることにより、実現されるものである。なお、マッチング装置7は、一台のコンピュータにより構成してもよいし、複数台のコンピュータによる分散コンピューティングにより構成してもよい。また、処理の高速化のため、マッチング装置1の機能の一部または全部を専用のハードウェア(例えばGPUやFPGA、ASICなど)を用いて実現することも可能である。
更に、開通テスト用管理端末8やセンサ30の上述した機能も、ハードウェア資源を有するコンピュータにより、同様に実現できる。
また、上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)
少なくとも一以上ハードウェアプロセッサを有し、
前記ハードウェアプロセッサは、
センシングデータを出力するセンサ又は前記センサに接続されてセンシングデータをネットワークに送信するネットワークアダプタを一意に識別するセンサ識別子を少なくとも含む開通テスト用のセンサ側テスト用メタデータを取得し、
前記センサの開通テスト用アプリケーションのメタデータであり、前記センサ識別子を少なくとも含むアプリケーション側テスト用メタデータを取得し、
前記センサ識別子の同一性に基づいて、取得したセンサ側テスト用メタデータと取得したアプリケーション側テスト用メタデータとのマッチングを判定し、
前記センシングデータの配信を管理する配信装置に対して、マッチングした前記センサ側テスト用メタデータ及び前記アプリケーション側テスト用メタデータで特定されるセンサ又はネットワークアダプタから開通テスト用アプリケーションへのテストデータフローを指示するデータフロー制御指令を送信する
を有するセンサ開通テスト装置。
(付記2)
センシングデータを出力するセンサ又は前記センサに接続されてセンシングデータをネットワークに送信するネットワークアダプタを一意に識別するセンサ識別子を少なくとも含む開通テスト用のセンサ側テスト用メタデータと、前記センサの開通テスト用アプリケーションのメタデータであり、前記センサ識別子を少なくとも含むアプリケーション側テスト用メタデータとを、前記センサ識別子の同一性に基づいて、前記センサ側テスト用メタデータと前記アプリケーション側テスト用メタデータとのマッチングを判定し、前記センサ又は前記ネットワークアダプタの開通テストを行うセンサ開通テストシステムにおけるセンサ開通テスト管理端末であって、
少なくとも一以上ハードウェアプロセッサを有し、
前記プロセッサは、
前記センサ側テスト用メタデータ又は前記アプリケーション側テスト用メタデータを、マッチングの対象となるように、前記センサ側テスト用メタデータ又は前記アプリケーション側テスト用メタデータの設定を変更し、
前記センサ又はネットワークアダプタから送信されるテストデータの前記開通テスト用アプリケーションにおける受信状況を提示する
センサ開通テスト管理端末。
(付記3)
センシングデータをネットワークに送信するセンサを一意に識別するセンサ識別子を少なくとも含む開通テスト用のセンサ側テスト用メタデータと、前記センサの開通テスト用アプリケーションのメタデータであり、前記センサ識別子を少なくとも含むアプリケーション側メタデータとを、前記センサ識別子の同一性に基づいて、前記センサ側テスト用メタデータと前記アプリケーション側テスト用メタデータとのマッチングを判定し、前記センサの開通テストを行うセンサ開通テストシステムにおけるセンサであって、
センシングデータを出力するセンサと、
少なくとも一以上のハードウェアプロセッサを有し、
前記プロセッサは、
通常モード時には、前記センシングデータを送信し、
センサ開通テストモード時には、テストデータを送信し、
前記センサから送信されるテストデータの前記開通テスト用アプリケーションにおける受信状況を提示する
センサ。
(付記4)
コンピュータが、
センシングデータを出力するセンサ又は前記センサに開通されてセンシングデータをネットワークに送信するネットワークアダプタを一意に識別するセンサ識別子を少なくとも含む開通テスト用のセンサ側テスト用メタデータを取得し、
前記センサの開通テスト用アプリケーションのメタデータであり、前記センサ識別子を少なくとも含むアプリケーション側メタデータを取得し、
前記センサ識別子の同一性に基づいて、取得したセンサ側テスト用メタデータと取得したアプリケーション側テスト用メタデータとのマッチングを判定し、
前記センシングデータの配信を管理する配信装置に対して、マッチングした前記センサ側テスト用メタデータ及び前記アプリケーション側テスト用メタデータで特定されるセンサ又はネットワークアダプタから開通テスト用アプリケーションへのテストデータフローを指示する
センサ開通テスト方法。
(付記5)
センシングデータを出力するセンサ又は前記センサに接続されてセンシングデータをネットワークに送信するネットワークアダプタを一意に識別するセンサ識別子を少なくとも含む開通テスト用のセンサ側テスト用メタデータを取得する処理と、
前記センサの開通テスト用アプリケーションのメタデータであり、前記センサ識別子を少なくとも含むアプリケーション側メタデータを取得する処理と、
前記センサ識別子の同一性に基づいて、取得したセンサ側テスト用メタデータと取得したアプリケーション側テスト用メタデータとのマッチングを判定する処理と、
前記センシングデータの配信を管理する配信装置に対して、マッチングした前記センサ側テスト用メタデータ及び前記アプリケーション側テスト用メタデータで特定されるセンサ又はネットワークアダプタから開通テスト用アプリケーションへのテストデータフローを指示するデータフロー制御指令を送信する処理と
をコンピュータに実行させるプログラムが記録された記録媒体。
以上好ましい実施の形態及び適用例をあげて本発明を説明したが、全ての実施の形態又は適用例の構成を備える必要はなく、適時組合せて実施することができるばかりでなく、本発明は必ずしも上記実施の形態及び適用例に限定されるものではなく、その技術的思想の範囲内において様々に変形し実施することが出来る。
1a〜1c センサ
2 センサ用ネットワークアダプタ
3 アプリケーションサーバ
4 センシングデータ配信装置
5 センサ側メタデータデータベース
6 アプリケーション側メタデータデータベース
7 マッチング装置
8 開通テスト用管理端末
10 センサ側メタデータ取得部
11 アプリケーション側メタデータ取得部
12 マッチング部
13 データフロー制御指令指示部
20 設定変更部
21 データ受信確認部
30 センサ
40 モード切換スイッチ
41 発光器
50 通信部
31 モード設定部
201 プロセッサ
202 メモリ
203 記憶装置
204 入力装置
205 表示装置
206 通信装置

Claims (10)

  1. センシングデータを出力するセンサ又は前記センサに接続されてセンシングデータをネットワークに送信するネットワークアダプタのいずれかを一意に識別するセンサ識別子を少なくとも含む開通テスト用のセンサ側テスト用メタデータを取得するセンサ側メタデータ取得部と、
    前記センサの開通テスト用アプリケーションのメタデータであり、前記センサ識別子を少なくとも含むアプリケーション側テスト用メタデータを取得するアプリケーション側メタデータ取得部と、
    前記センサ識別子の同一性に基づいて、取得したセンサ側テスト用メタデータと取得したアプリケーション側テスト用メタデータとのマッチングを判定するマッチング部と、
    前記センシングデータの配信を管理する配信装置に対して、マッチングした前記センサ側テスト用メタデータ及び前記アプリケーション側テスト用メタデータで特定されるセンサ又はネットワークアダプタから開通テスト用アプリケーションへのテストデータフローを指示するデータフロー制御指令を送信する指示部と
    を有するセンサ開通テストシステム。
  2. 前記センサ側テスト用メタデータは、メタデータが開通テスト用のメタデータであることを示す情報と、前記センサのセンシングデータの配信元を識別する情報とを含み、
    前記アプリケーション側テスト用メタデータは、メタデータが開通テスト用のメタデータであることを示す情報と、前記センサのセンシングデータの配信先を識別する情報とを含む
    請求項1又は請求項2に記載のセンサ開通テストシステム。
  3. 前記センサ側メタデータ取得部が前記センサ側テスト用メタデータを取得可能に前記センサ側テスト用メタデータの設定を変更する、又は、前記アプリケーション側メタデータ取得部が前記アプリケーション側テスト用メタデータを取得可能に前記アプリケーション側テスト用メタデータの設定を変更するメタデータ設定変更部を有する
    請求項1から請求項3のいずれかに記載のセンサ開通テストシステム。
  4. 前記開通テスト用アプリケーションにおけるテストデータの受信状況を提示するテストデータ受信状況提示部を有する
    請求項1から請求項4のいずれかに記載のセンサ開通テストシステム。
  5. 前記センサ識別子は、UUID(Universally Unique Identifier)である
    請求項1から請求項4のいずれかに記載のセンサ開通テストシステム。
  6. センシングデータを出力するセンサ又は前記センサに接続されてセンシングデータをネットワークに送信するネットワークアダプタを一意に識別するセンサ識別子を少なくとも含む開通テスト用のセンサ側テスト用メタデータと、前記センサの開通テスト用アプリケーションのメタデータであり、前記センサ識別子を少なくとも含むアプリケーション側テスト用メタデータとを、前記センサ識別子の同一性に基づいて、前記センサ側テスト用メタデータと前記アプリケーション側テスト用メタデータとのマッチングを判定し、前記センサ又は前記ネットワークアダプタの開通テストを行うセンサ開通テストシステムにおけるセンサ開通テスト管理端末であって、
    前記センサ側テスト用メタデータ又は前記アプリケーション側テスト用メタデータを、マッチングの対象となるように、前記センサ側テスト用メタデータ又は前記アプリケーション側テスト用メタデータの設定を変更する設定変更部と、
    前記センサ又はネットワークアダプタから送信されるテストデータの前記開通テスト用アプリケーションにおける受信状況を提示する提示部と
    を有するセンサ開通テスト管理端末。
  7. センシングデータをネットワークに送信するセンサを一意に識別するセンサ識別子を少なくとも含む開通テスト用のセンサ側テスト用メタデータと、前記センサの開通テスト用アプリケーションのメタデータであり、前記センサ識別子を少なくとも含むアプリケーション側メタデータとを、前記センサ識別子の同一性に基づいて、前記センサ側テスト用メタデータと前記アプリケーション側テスト用メタデータとのマッチングを判定し、前記センサの開通テストを行うセンサ開通テストシステムにおけるセンサであって、
    センシングデータを出力するセンサと、
    前記センシングデータを送信する通常モードと、センサ開通テストモードとの機能を備え、
    前記センサ開通テストモード時には、テストデータを送信する開通テストデータ送信部と、
    前記センサから送信されるテストデータの前記開通テスト用アプリケーションにおける受信状況を提示する提示部と
    を有するセンサ。
  8. 前記センサ側テスト用メタデータ又は前記アプリケーション側テスト用メタデータを、マッチングの対象となるように、前記センサ側テスト用メタデータ又は前記アプリケーション側テスト用メタデータの設定を変更する設定変更部を
    有する請求項7に記載のセンサ。
  9. センシングデータを出力するセンサ又は前記センサに開通されてセンシングデータをネットワークに送信するネットワークアダプタを一意に識別するセンサ識別子を少なくとも含む開通テスト用のセンサ側テスト用メタデータを取得し、
    前記センサの開通テスト用アプリケーションのメタデータであり、前記センサ識別子を少なくとも含むアプリケーション側メタデータを取得し、
    前記センサ識別子の同一性に基づいて、取得したセンサ側テスト用メタデータと取得したアプリケーション側テスト用メタデータとのマッチングを判定し、
    前記センシングデータの配信を管理する配信装置に対して、マッチングした前記センサ側テスト用メタデータ及び前記アプリケーション側テスト用メタデータで特定されるセンサ又はネットワークアダプタから開通テスト用アプリケーションへのテストデータフローを指示する
    センサ開通テスト方法。
  10. センシングデータを出力するセンサ又は前記センサに接続されてセンシングデータをネットワークに送信するネットワークアダプタを一意に識別するセンサ識別子を少なくとも含む開通テスト用のセンサ側テスト用メタデータを取得する処理と、
    前記センサの開通テスト用アプリケーションのメタデータであり、前記センサ識別子を少なくとも含むアプリケーション側メタデータを取得する処理と、
    前記センサ識別子の同一性に基づいて、取得したセンサ側テスト用メタデータと取得したアプリケーション側テスト用メタデータとのマッチングを判定する処理と、
    前記センシングデータの配信を管理する配信装置に対して、マッチングした前記センサ側テスト用メタデータ及び前記アプリケーション側テスト用メタデータで特定されるセンサ又はネットワークアダプタから開通テスト用アプリケーションへのテストデータフローを指示するデータフロー制御指令を送信する処理と
    をコンピュータに実行させるプログラム。
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