JP2018081879A - 電装部品の接続構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】バスバーの重量増加を抑制しながら、バスバーの放熱性及び強度を十分に確保できる電装部品の接続構造を提供する。【解決手段】本発明は、バスバー11によって2つの電装部品1,2,4の電極1a,1b,2a,2b,4a,4bを電気的に接続するように構成される電装部品の接続構造に関する。かかる接続構造においては、バスバーが、2つの電極を連結するように延びるバスバー本体12と、バスバー本体の両側縁部の少なくとも一方から起立する起立体13とを有し、バスバー本体が、バスバーの延在方向にて互いに間隔を空けた状態で2つの電極それぞれに固定されており、起立体における2つの凸部16,17のそれぞれが、先端区域16a,17aから基端区域16b,17bに向かうに従ってバスバーの延在方向の長さを徐々に増加させるように形成され、2つの凸部の先端区域がそれぞれバスバーの延在方向にて2つの固定部に対応するように配置される。【選択図】図1

Description

本発明は、バスバーによって2つの電装部品の電極を電気的に接続している電装部品の接続構造に関する。
電池等の電装部品を搭載した各種車両、各種装置等においては、導電性を有するバスバーによって2つの電装部品の電極を電気的に接続する構造(以下、「電装部品の接続構造」という)が採用されることがある。かかるバスバーは通電によって発熱し、特に、ハイブリッド自動車、電気自動車、燃料電池自動車、アイドリングストップ自動車等の車両において、バスバーが、走行駆動モータに高電圧の電気を供給する電池の電極と電気的に接続される場合、過剰に発熱するおそれがある。また、典型的に、バスバーは2つの電装部品の電極間で延びるように細長形状に形成されるので、その強度は低くなる。そのため、電装部品の接続構造において、バスバーの放熱性及び強度を十分に確保することが望まれる。
このような放熱性及び強度を十分に確保するべく、例えば、特許文献1において、バスバーは、その長手方向に沿って延びるように板状に形成されると共に2つの電池セルの電極を取り付けるように構成される底板部と、当該底板部の側方の両縁から起立するように長方形の板状に形成された起立部とを有する構成となっている。
特開2012−155948号公報
しかしながら、上述のようにバスバーに起立部を設けた場合、起立部によってバスバーの重量が増加するという問題がある。
本発明は、このような問題を鑑みて成されたものであって、その目的は、バスバーの重量増加を抑制しながら、バスバーの放熱性及び強度を十分に確保することができる電装部品の接続構造を提供することにある。
課題を解決するために、本発明の一態様に係る電装部品の接続構造によれば、2つの電極それぞれを設置した2つの電装部品と、前記2つの電極を電気的に接続するように構成されるバスバーとを備え、前記バスバーが、前記2つの電極を連結するように延びるバスバー本体と、前記バスバーの延在方向に対して直交する幅方向にて対向する前記バスバー本体の両側縁部のうち少なくとも一方から、前記バスバー本体に対して起立するように形成される起立体とを有し、前記バスバー本体が、前記延在方向にて互いに間隔を空けた状態で前記2つの電極それぞれに固定される2つの固定部を有している、電装部品の接続構造であって、前記起立体が2つの凸部を有し、前記2つの凸部のそれぞれが、その先端区域からその基端区域に向かうに従って前記延在方向の長さを徐々に増加させるように形成され、前記2つの凸部の先端区域が、それぞれ、前記延在方向にて前記2つの固定部に対応するように配置されている。
本発明の一態様に係る電装部品の接続構造によれば、バスバーの重量増加を抑制しながら、バスバーの放熱性及び強度を十分に確保することができる。
本発明の第1実施形態に係る電装部品の接続構造をハイブリッド自動車の上方から見て模式的に示す図である。 第1実施形態に係る第1のバスバーを概略的に示す斜視図である。 (a)は、第1実施形態に係る第1のバスバーを概略的に示す平面図であり、(b)は、図3(a)のA−A線断面図である。 本発明の第2実施形態に係る電装部品の接続構造を、ジャンクションボックスの一部を切り欠いた状態でハイブリッド自動車の上方から見て模式的に示す図である。
本発明の第1及び第2実施形態に係る電装部品の接続構造について以下に説明する。なお、第1及び第2実施形態に係る電装部品の接続構造(以下、単に「接続構造」という)は、ハイブリッド自動車に搭載されているものとする。しかしながら、本発明の接続構造は、これに限定されず、ハイブリッド自動車以外の車両、例えば、電気自動車、燃料電池自動車、アイドリングストップ自動車等に搭載されてもよい。また、接続構造は、車両以外の各種装置に搭載することもできる。また、以下の説明にて用いる図1及び図4において、車両前方を矢印Fにより示す。
[第1実施形態]
本発明の第1実施形態に係る接続構造について説明する。図1に示すように、接続構造は、2つの電池モジュール1,2を有しており、各電池モジュール1,2は本発明の電装部品に相当する。各電池モジュール1,2は、高電位側電極1a,2a及び低電位側電極1b,2bを有している。なお、以下において、2つの電池モジュール1,2をそれぞれ第1及び第2の電池モジュール1,2として定義し、第1の電池モジュール1における高電位側及び低電位側電極1a,1bをそれぞれ第1の高電位側及び低電位側電極1a,1bと定義し、かつ第2の電池モジュール2における高電位側及び低電位側電極2a,2bをそれぞれ第2の高電位側及び低電位側電極2a,2bと定義する。
接続構造はまた、第1及び第2の電池モジュール1,2のSOC(State of Charge)を認識可能に構成されるBMU(Battery Monitoring Unit)3を有しており、BMU3は、第1及び第2の電池モジュール1,2の周辺に位置している。すなわち、BMU3は本発明の周辺部品に相当する。しかしながら、本発明の周辺部品は、これに限定されず、BMU以外の部品であってもよい。例えば、周辺部品は、第1及び第2の電池モジュールとは別の電池モジュール、バッテリECU(Electronic Control Unit)、ハイブリッドECU、PCU(Power Control Unit)等のコントロールユニット、インバータ、コンバータ、冷却ファン等であってもよい。
さらに、接続構造は、第1の電池モジュール1における第1の高電位側電極1aと第2の電池モジュール2における第2の低電位側電極2bとを電気的に接続するように構成されるバスバー11を有している。なお、図1にて仮想線により示すように、バスバー11は、第2の電池モジュール2における第2の高電位側電極2aと第1の電池モジュール1における第1の低電位側電極1bとを電気的に接続するように構成されてもよい。
図1及び図2に示すように、バスバー11は、第1の高電位側電極1a及び第2の低電位側電極2bを連結するように延びるバスバー本体12と、このバスバー本体12の両側縁部からバスバー本体12に対して起立するように形成される起立体13とを有している。しかしながら、本発明のバスバーは、これに限定されず、バスバー本体の両側縁部の一方のみからバスバー本体に対して起立するように形成される起立体を有していてもよい。特に、バスバー本体12及び起立体13は、一体となって略L字形状に曲げ形成されると好ましく、この場合、バスバー11が略コ字形状の横断面を有すると好ましい。
また、バスバー11において、バスバー本体12の両側縁部は、バスバー11の延在方向(以下、「バスバー延在方向」という)に対して略直交する幅方向(以下、「バスバー幅方向」という)にて互いに対向している。特に、起立体13の起立方向(以下、「バスバー起立方向」という)は、バスバー延在方向及びバスバー幅方向に対して略直交すると好ましい。さらに、バスバー本体12は、第1の高電位側電極1a及び第2の低電位側電極2bそれぞれに固定される一方側及び他方側固定部14,15を有している。一方側及び他方側固定部14,15は、バスバー延在方向にて互いに間隔を空けて配置されている。
このような接続構造は、バスバー11の重量増加を抑制しながらバスバー11の放熱性及び強度を十分に確保できる構成となっており、その詳細について以下に述べる。
[第1及び第2の電池モジュール並びにBMUの詳細について]
第一に、第1及び第2の電池モジュール1,2並びにBMU3の詳細について説明する。図1に示すように、第1及び第2の電池モジュール1,2は略水平方向に沿って配列されている。第1及び第2の電池モジュール1,2はまた、それらの配列方向(以下、「電装部品配列方向」という)にて、隙間Gを形成するように互いに間隔を空けることができる。特に、第1及び第2の電池モジュール1,2は車両幅方向に沿って配列されると好ましい。
BMU3は、電装部品配列方向に対して交差する方向にて第1及び第2の電池モジュール1,2の両方と対向するように配置されている。第1及び第2の電池モジュール1,2の両方とBMU3とは、それらの対向方向(以下、単に「電装部品対向方向」という)にて、空間Sを形成するように間隔を空けている。また、電装部品対向方向は、電装部品配列方向に対して略直交し、さらに、略水平になっていると好ましい。特に、電装部品対向方向は車両前後方向であるとよく、BMU3は、第1及び第2の電池モジュール1,2に対して車両前方に配置されると好ましい。
第1の電池モジュール1は、第1の高電位側及び低電位側電極1a,1bを配置した第1の電極設置面1cを有しており、第2の電池モジュール2は、第2の高電位側及び低電位側電極2a,2bを配置した第2の電極設置面2cを有している。第1及び第2の電極設置面1c,2cは電装部品対向方向を向いた状態で並んでいる。BMU3は、第1及び第2の電極設置面1c,2cと対向する対向面3aを有している。そのため、空間Sは、第1及び第2の電極設置面1c,2cの両方と対向面3aとの間に形成される。これらの第1及び第2の電極設置面1c,2c並びに対向面3aは、絶縁性を有するようになっている。特に、第1及び第2の電極設置面1c,2c並びに対向面3aは略平坦に形成されると好ましい。
第1の高電位側及び低電位側電極1a,1bは、第1の電極設置面1cから突出するように形成されており、さらに、締結要素Tの穴部と締結可能に構成されている。また、第2の高電位側及び低電位側電極2a,2bは、第2の電極設置面2cから突出するように形成されており、さらに、締結要素Tの穴部と締結可能に構成されている。
しかしながら、本発明の第1及び第2の電池モジュール並びにBMUの詳細はこれに限定されず、次のようになっていてもよい。第1及び第2の電池モジュール以外の少なくとも1つの電池モジュールが、電装部品配列方向にて第1及び第2の電池モジュールの間にさらに配置されてもよい。第1及び第2の電池モジュールは車両前後方向に沿って配列されてもよい。第1及び第2の電池モジュールが略鉛直方向に配列されてもよい。BMUが、電装部品対向方向にて、第1及び第2の電池モジュールの一方のみと間隔を空けた状態でそれと対向するように配置されてもよい。BMUが第1及び第2の電池モジュールに対して車両後方に配置されてもよい。電装部品対向方向は車両幅方向であってもよい。電装部品対向方向は鉛直方向であってもよく、この場合、バスバー以外の部材が第1及び第2の電池モジュールの少なくとも一方並びにBMUのいずれかを支持し、これによって、第1及び第2の電池モジュールの少なくとも一方とBMUとの間の空間が確保されるようになっているとよい。第1の高電位側及び低電位側電極の少なくとも一方が、第1の電極設置面から窪むように形成されて、さらに、締結要素の凸部と締結可能に構成されてもよく、この場合、締結要素の凸部が、後述するバスバー本体の一方側貫通孔に挿入されるとよい。また、第2の高電位側及び低電位側電極の少なくとも一方が、第2の電極設置面から窪むように形成されて、さらに、締結要素の凸部と締結可能に構成されてもよく、この場合、締結要素の凸部が、後述するバスバー本体の他方側貫通孔に挿入されるとよい。
[バスバーの詳細について]
次に、図2、図3(a)、及び図3(b)を参照してバスバー11の詳細について説明する。バスバー11は、導電性材料から作製されている。一例として、導電性材料は、金属であるとよく、特に、銅、銅合金、アルミ、アルミ合金等であると好ましい。
バスバー本体12は略帯状に形成されている。具体的には、バスバー本体12は、略直線形状に延びるように形成されており、特に、バスバー起立方向視にて略長方形状に形成されると好ましい。バスバー本体12における一方側及び他方側固定部14,15のそれぞれには、バスバー起立方向に貫通する一方側及び他方側貫通孔14a,15aが形成されている。このような一方側及び他方側固定部14,15は、それぞれ、バスバー延在方向の両端部に位置すると好ましい。
起立体13は、2つの凸部16,17、すなわち、一方側及び他方側凸部16,17を有している。これら一方側及び他方側凸部16,17のそれぞれは、その先端区域16a,17aからその基端区域16b,17bに向かうに従ってバスバー延在方向の長さを徐々に増加させるように形成されている。具体的には、一方側及び他方側凸部16,17のそれぞれにおいて、バスバー延在方向の内側に位置する内側縁16c,17c及び外側に位置する外側縁16d,17dの少なくとも一方が、先端区域16a,17aから基端区域16b,17bに向かうに従ってバスバー延在方向の長さを徐々に増加させるように傾斜している。例えば、内側縁16c,17c及び外側縁16d,17dの少なくとも一方が略直線状に傾斜するとよい。
一方側及び他方側凸部16,17の先端区域16a,17aは、それぞれ、バスバー延在方向にて一方側及び他方側固定部14,15に対応するように配置されている。そのため、一方側及び他方側固定部14,15が、それぞれ、バスバー延在方向の両端部に位置する場合には、先端区域16a,17aもまた、バスバー延在方向の両端部に位置することとなる。この場合、内側縁16c,17cが先端区域16a,17aから基端区域16b,17bに向かうに従ってバスバー延在方向の長さを徐々に増加させるように傾斜し、かつ外側縁16d,17dがバスバー起立方向に略直線状に延びると好ましい。
起立体13はまた中央凸部18を有している。中央凸部18は、その先端区域18aからその基端区域18bに向かうに従ってバスバー延在方向の長さを徐々に増加させるように形成されている。具体的には、中央凸部18において、バスバー延在方向の一方側凸部16寄りに位置する一方側縁18c及び他方側凸部17寄りに位置する他方側縁18dの少なくとも一方が、先端区域18aから基端区域18bに向かうに従ってバスバー延在方向の長さを徐々に増加させるように傾斜している。例えば、一方側縁18c及び他方側縁18dの少なくとも一方が略直線状に傾斜するとよい。
中央凸部18の先端区域18aは、バスバー延在方向にて一方側及び他方側固定部14,15間の中央部に対応するように配置されている。そのため、一方側及び他方側固定部14,15が、それぞれ、バスバー延在方向の両端部に位置する場合には、先端区域18aは、バスバー本体12のバスバー延在方向の中央部に位置することとなる。この場合、一方側縁18c及び他方側縁18dの両方が、先端区域18aから基端区域18bに向かうに従ってバスバー延在方向の長さを徐々に増加させるように傾斜すると好ましい。また、中央凸部18の先端区域18aは、バスバー延在方向にて第1及び第2の電池モジュール1,2間の隙間Gに対応するように配置されている。
このような起立体13の一方側凸部16、他方側凸部17、及び中央凸部18のそれぞれにおいて、バスバー延在方向の最大長さがバスバー起立方向の最大長さよりも大きくなっているとよい。一方側凸部16、他方側凸部17、及び中央凸部18の先端区域は、バスバー幅方向視にて略三角形状に形成されている。
一方側凸部16、他方側凸部17、及び中央凸部18はまた、互いに隣接するように配置されている。かかる配置関係において、一方側凸部16の内側縁16c及び中央凸部18の一方側縁18cを連結する一方側連結部19が設けられ、他方側凸部17の内側縁17c及び中央凸部18の他方側縁18dを連結する他方側連結部20が設けられている。一方側及び他方側連結部19,20のそれぞれは、その応力集中を防ぐように、バスバー幅方向視にて略三角形状に形成されている。
さらに、一方側連結部19は、バスバー延在方向にて一方側凸部16及び中央凸部18の先端区域16a,18a間における中間部に位置していると好ましく、他方側連結部20もまた、バスバー延在方向にて他方側凸部17及び中央凸部18の先端区域17a,18a間における中間部に位置していると好ましい。一方側凸部16、他方側凸部17、及び中央凸部18間の中間部にて応力は低くなる傾向にあるためである。さらに、一例として、一方側及び他方側連結部19,20は、バスバー本体12のバスバー幅方向の縁部と略一致するように配置されていると好ましい。
しかしながら、本発明のバスバーの詳細は、これに限定されず、次のようになっていてもよい。バスバー本体が、バスバー起立方向視にて略三角形状、略台形状等に形成されてもよい。バスバー本体が、湾曲しながら延びるように形成されてもよく、例えば、バスバー本体は、バスバー起立方向視にて略円弧形状、略波形状等に形成することもできる。一方側及び他方側凸部のうち少なくとも一方において、内側縁及び外側縁の少なくとも一方が、バスバー幅方向視にて略円弧形状、略波形状等に傾斜してもよい。中央凸部において、一方側縁及び他方側縁の少なくとも一方が、バスバー幅方向視にて略円弧形状、略波形状等に傾斜するとよい。中央凸部の先端区域が、隙間に対してバスバー延在方向の一方側又は他方側にズレて配置されてもよい。一方側凸部、他方側凸部、及び中央凸部の先端区域のうち少なくとも1つが、バスバー幅方向視にて略台形状、略円弧形状、略波形状等に形成されてもよい。一方側及び他方側連結部のうち少なくとも1つが、バスバー幅方向視にて略台形状、略円弧形状、略波形状等に形成されてもよい。中央凸部が設けられずに、一方側及び他方側凸部がバスバー延在方向にて隣接するように配置されてもよい。この場合、一方側及び他方側凸部が直接連結されると好ましく、一方側及び他方側凸部の連結部が、その応力集中を防ぐように、バスバー幅方向視にて略三角形状、略台形状、略円弧形状、略波形状等に形成されると好ましい。
[接続構造の組立状態について]
図1を参照して接続構造の組立状態について説明する。第1の高電圧電極1a及び第2の低電圧電極2bが、それぞれ、バスバー本体12の一方側及び他方側貫通孔14a,15a(図2、図3(a)、及び図3(b)に示す)に挿入された状態で、導電性を有する締結要素Tによって締結されており、締結要素Tが、それぞれ第1の高電圧電極1a及び第2の低電圧電極2bに取り付けられた状態でバスバー本体12に向かって押し付けられている。そのため、このような締結要素Tによって、バスバー11が第1の高電圧電極1a及び第2の低電圧電極2bと導通するように第1及び第2の電池モジュール1,2に固定されている。このようなバスバー11が、バスバー本体12を第1及び第2の電池モジュール1,2に当接させ、かつ起立体13の一方側凸部16、他方側凸部17、及び中央凸部18の先端区域16a,17a,18aをBMU3に当接させた状態で、空間Sを通過するように配置されている。なお、一方側凸部16、他方側凸部17、及び中央凸部18の先端区域16a,17a,18aのうち少なくとも1つを自由支持状態にすることもできる。
以上、本実施形態に係る接続構造によれば、バスバー11の放熱性及び強度を確保できるようにバスバー11に起立体13が設けられる場合であっても、起立体13の一方側及び他方側凸部16,17のそれぞれが、その先端区域16a,17aからその基端区域16b,17bに向かうに従ってバスバー延在方向の長さを徐々に増加させるように形成されるので、バスバー11の放熱性及び強度を十分に確保しながら、起立体13の重量増加を抑制することができ、その結果、バスバー11の重量増加を抑制することができる。また、バスバー11にバスバー起立方向に荷重が加わった場合に、バスバー11に発生する応力は一方側及び他方側固定部14,15にて高くなる。これに対して、一方側及び他方側凸部16,17の先端区域16a,17aが、それぞれ、一方側及び他方側固定部14,15周辺を補強するように配置されるので、バスバー11の強度を効率的に確保することができる。特に、接続構造がハイブリッド自動車に設置される場合において、ハイブリッド自動車の振動等に起因して一方側及び他方側固定部14,15に生じる緩み、かかる緩みに伴うバスバー11の位置ズレ等を、一方側及び他方側固定部14,15周辺を補強する一方側及び他方側凸部16,17によって効率的に防止することができる。よって、バスバー11の重量増加を抑制しながら、バスバー11の放熱性及び強度を十分に確保することができる。
付随的には、従来用いられるケーブルは、その長手方向の中間部を固定するためのブラケットを必要とし、かつケーブルを設置するための電装部品間のスペースを大きくする必要があったが、上述のバスバー11は、その延在方向の中間部を固定するための固定手段を必要とせず、かつバスバー11を設置するための第1及び第2の電池モジュール1,2並びにBMU3間のスペースを、かかるケーブルのスペースと比較して小さくすることができる。
本実施形態に係る接続構造によれば、上記一方側及び他方側凸部16,17に加えて起立体13に設けられる中央凸部18もまた、その先端区域18aからその基端区域18bに向かうに従ってバスバー延在方向の長さを徐々に増加させるように形成されるので、バスバー11の放熱性及び強度を十分に確保しながら、起立体13の重量増加を抑制することができ、その結果、バスバー11の重量増加を抑制することができる。また、バスバー11にバスバー起立方向に荷重が加わった場合に、バスバー11に発生する応力は、一方側及び他方側固定部14,15に加えて、これら固定部14,15間の中央部にて高くなる。これに対して、中央凸部18がこの中央部周辺を補強するように配置されるので、バスバー11の強度を効率的に確保することができる。さらに、一方側及び他方側固定部14,15がそれぞれバスバー本体12のバスバー延在方向の両端部に配置され、これによって、一方側及び他方側凸部16,17もまたそれぞれバスバー本体12の両端部に配置されるので、バスバー11全体の強度を効率的に確保することができる。
本実施形態に係る接続構造によれば、バスバー本体12が第1及び第2の電池モジュール1,2に当接し、かつ起立体13の一方側及び他方側凸部16,17並びに中央凸部18の先端区域16a,17a,18aのうち少なくとも1つがBMU3に当接した状態で、バスバー11が、第1及び第2の電池モジュール1,2並びにBMU3によってバスバー起立方向にて保持される。その結果、バスバー11の強度を十分に確保することができる。付随的には、第1及び第2の電池モジュール1,2とBMU3との間におけるバスバー起立方向の位置ズレを防止することができる。特に、接続構造がハイブリッド自動車に設置される場合において、ハイブリッド自動車のバスバー起立方向の振動等によってかかる位置ズレが生じることを防止できる。
[第2実施形態]
本発明の第2実施形態に係る接続構造について説明する。図4に示すように、本実施形態に係る接続構造は、第2の電池モジュール2の代わりに、ジャンクションボックス4を有するインバータ(図示せず)を設けた点を除いて、第1実施形態に係る接続構造と同様である。以下においては、第2の電池モジュール2の代わりに、ジャンクションボックス4を有するインバータを設けた点に関連して、ジャンクションボックス4及びインバータの詳細と、第1の電池モジュール1、ジャンクションボックス4、及びBMU3の配置関係と、接続構造の組立状態とを説明する。
[ジャンクションボックス及びインバータの詳細について]
図4を参照してジャンクションボックス4及びインバータ(図示せず)の詳細について説明する。ジャンクションボックス4を有するインバータは、本発明の電装部品に相当する。しかしながら、本発明はこれに限定されず、ジャンクションボックスを有する電装部品が、インバータ以外であってもよく、例えば、かかる電装部品は、コントロールユニット、コンバータ、冷却ファン等であってもよい。かかるジャンクションボックス4は、第2の高電位側及び低電位側電極4a,4bを有している。特に図示はしないが、第2の高電位側及び低電位側電極4a,4bは、それぞれ、インバータの高電位側及び低電位側電極と電気的にさらに接続されるとよい。
ジャンクションボックス4はまた、第2の高電位側及び低電位側電極4a,4bを配置した第2の電極設置面4cを有している。ジャンクションボックス4は、凹形状に形成された収容部4dを含んでおり、かかる収容部4dは、バスバー11のバスバー延在方向の他方側端部を挿入可能とする開口4eを有している。第2の電極設置面4cは収容部4dの内部に配置されている。第2の電極設置面4cは略平坦に形成されると好ましい。
かかるジャンクションボックス4を有する接続構造において、バスバー11は、第1の電池モジュール1における第1の高電位側電極1aとジャンクションボックス4における第2の低電位側電極4bとを電気的に接続するようになっている。なお、図4にて仮想線により示すように、バスバー11は、ジャンクションボックス4における第2の高電位側電極4aと第1の電池モジュール1における第1の低電位側電極1bとを電気的に接続するようになっていてもよい。
[第1の電池モジュール、ジャンクションボックス、及びBMUの配置関係について]
図4を参照して第1の電池モジュール1、ジャンクションボックス4、及びBMU3の配置関係について説明する。本実施形態における第1の電池モジュール1及びジャンクションボックス4の配置関係は、第1実施形態における第1の電池モジュール1及び第2の電池モジュール2の配置関係と同様になっている。本実施形態に係る第1の電池モジュール1における第1の電極設置面1c及びジャンクションボックス4における第2の電極設置面4cの配置関係もまた、第1実施形態に係る第1の電池モジュール1における第1の電極設置面1c及び第2の電池モジュール2における第2の電極設置面2cの配置関係と同様になっている。
その一方で、BMU3は、電装部品配列方向に対して交差する方向にて、第1及び第2の電池モジュール1,2のうち第1の電池モジュール1と対向するように配置されている。第1の電池モジュール1とBMU3とは、それらの対向方向(以下、単に「電装部品対向方向」という)にて、空間Sを形成するように間隔を空けている。かかる空間Sは、第1の電極設置面1cと対向面3aとの間に形成されることとなる。また、電装部品対向方向は、電装部品配列方向に対して略直交し、さらに、略水平になっていると好ましい。特に、電装部品対向方向は車両前後方向であるとよく、BMU3は、第1の電池モジュール1及びジャンクションボックス4に対して車両前方に配置されると好ましい。
[接続構造の組立状態について]
図4を参照して接続構造の組立状態について説明する。バスバー11を第1の高電圧電極1a及び第2の低電圧電極4bに固定した状態は、第1実施形態にてバスバー11を第1の高電圧電極1a及び第2の低電圧電極2bに固定した状態と同様である。
その一方で、バスバー11の他方側端部は、ジャンクションボックス4の開口4eを通って収容部4dの内部に収容されている。このようなバスバー11が、バスバー本体12を第1の電池モジュール1及びジャンクションボックス4に当接させ、かつ起立体13の一方側凸部16及び中央凸部18の先端区域16a,18aをBMU3に当接させた状態で、空間Sを通過するように配置されている。他方側凸部17の先端区域17aは、ジャンクションボックス4の収容部4d内で自由支持状態となっている。なお、一方側凸部16又は中央凸部18の先端区域16a,18aを自由支持状態とすることもできる。
以上、本実施形態に係る接続構造によれば、第2の電池モジュール2の代わりにジャンクションボックス4を設ける点と、他方側凸部17の先端区域17aがジャンクションボックス4の収容部4d内で自由支持状態となる点とを除いて、第1実施形態に係る接続構造と同様の効果を得ることができる。
ここまで本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明は、その技術的思想に基づいて変形及び変更可能である。
1 第1の電池モジュール
1a 第1の高電位側電極
1b 第1の低電位側電極
2 第2の電池モジュール
2a 第2の高電位側電極
2b 第2の低電位側電極
3 BMU
4 ジャンクションボックス
4a 第2の高電位側電極
4b 第2の低電位側電極
11 バスバー
12 バスバー本体
13 起立体
14 一方側固定部
15 他方側固定部
16 一方側凸部
16a 先端区域
16b 基端区域
17 他方側凸部
17a 先端区域
17b 基端区域
18 中央凸部
18a 先端区域
18b 基端区域
T 締結要素
G 隙間
S 空間
F 矢印

Claims (3)

  1. 2つの電極それぞれを設置した2つの電装部品と、
    前記2つの電極を電気的に接続するように構成されるバスバーと
    を備え、
    前記バスバーが、前記2つの電極を連結するように延びるバスバー本体と、前記バスバーの延在方向に対して直交する幅方向にて対向する前記バスバー本体の両側縁部のうち少なくとも一方から、前記バスバー本体に対して起立するように形成される起立体とを有し、
    前記バスバー本体が、前記延在方向にて互いに間隔を空けた状態で前記2つの電極それぞれに固定される2つの固定部を有している、電装部品の接続構造であって、
    前記起立体が2つの凸部を有し、
    前記2つの凸部のそれぞれが、その先端区域からその基端区域に向かうに従って前記延在方向の長さを徐々に増加させるように形成され、
    前記2つの凸部の先端区域が、それぞれ、前記延在方向にて前記2つの固定部に対応するように配置されている、電装部品の接続構造。
  2. 前記2つの固定部が、それぞれ、前記バスバー本体の延在方向の両端部に配置され、
    前記起立体が中央凸部をさらに有し、
    前記中央凸部が、その先端区域からその基端区域に向かうに従って前記延在方向の長さを徐々に増加させるように形成され、
    前記中央凸部の先端区域が、前記延在方向にて前記2つの固定部間の中央部に対応するように配置されている、請求項1に記載の電装部品の接続構造。
  3. 前記2つの電装部品のうち少なくとも1つとの間に空間を設けた状態で配置される周辺部品をさらに備え、
    前記周辺部品が、前記起立体の起立方向にて前記2つの電装部品のうち少なくとも1つと対向しており、
    前記バスバーが、前記バスバー本体を前記2つの電装部品に当接させ、かつ前記起立体の先端区域を前記周辺部品に当接させた状態で、前記空間を通過するように配置されている、請求項1又は2に記載の電装部品の接続構造。
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