JP2018078479A - 駐車枠認識装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】自車両が駐車可能な駐車枠を表す駐車可能枠を認識する駐車枠認識装置において駐車可能枠をより精度よく認識できるようにする。
【解決手段】上記の撮像システム1においては、S110にて自車両に配置された撮像装置が異なる位置で撮像したそれぞれの撮像画像を表す複数の撮像画像を取得するように構成される。そして、S120、S150にて、複数の撮像画像から駐車枠を抽出し、該駐車枠の自車両からより遠い側の端部を規定する線を表す対象線を抽出する。また、S210、S220にて、複数の撮像画像から抽出された同一の駐車枠について、対象線の形状が同一であるか否かを判定し、対象線の形状が同一と判定された駐車枠を駐車可能枠として認識する。
【選択図】図2

Description

本開示は、自車両が駐車可能な駐車枠を表す駐車可能枠を認識する技術に関する。
下記の特許文献1には、駐車可能枠を認識する技術として、自車両から観察可能な駐車枠を構成する白線のうち、自車両に近い側の白線よりも、自車両に遠い側の白線が長い場合に、駐車可能枠であると判断する技術が提案されている。
特開2016−016681号公報
上記特許文献1の技術では、軽自動車等の車長が短い車両が駐車枠に駐車している場合に、自車両に近い側の白線よりも自車両に遠い側の白線が長くなるように観察されることがあるので、他車両が駐車している駐車枠を駐車可能枠であると誤認識しやすいという問題があった。
本開示は、自車両が駐車可能な駐車枠を表す駐車可能枠を認識する駐車枠認識装置において駐車可能枠をより精度よく認識できるようにする技術を提供する。
本開示の駐車枠認識装置(20)は、画像取得部(S110)と、線抽出部(S120、S150)と、可能枠認識部(S210、S220)と、を備える。画像取得部は、自車両に配置された撮像装置が異なる位置で撮像したそれぞれの撮像画像を表す複数の撮像画像を取得するように構成される。
線抽出部は、複数の撮像画像から駐車枠を抽出し、該駐車枠の自車両からより遠い側の端部を規定する線を表す対象線を抽出するように構成される。可能枠認識部は、複数の撮像画像から抽出された同一の駐車枠について、対象線の形状が同一であるか否かを判定し、対象線の形状が同一と判定された駐車枠を駐車可能枠として認識するように構成される。
すなわち、本開示の駐車枠認識装置では、駐車枠に駐車車両が存在する場合には、対象線が駐車車両によって隠されることによって、異なる位置で撮像された同一の対象線の形状が異なるものとして観察されるという特性を利用する。なお、対象線の形状とは、線の角の数、線の長さ、アスペクト比、エッジの曲率等の比較用パラメータがどの程度一致するかによって判定されうる。どの程度一致するかについては、例えば、比較用パラメータの比と閾値と比較することによって判定できる。
このような駐車枠認識装置によれば、異なる位置で撮像された同一の対象線の形状が同一であるか否かによって駐車可能枠であるか否かを判定するので、駐車可能枠を精度よく認識できる。
なお、この欄および特許請求の範囲に記載した括弧内の符号は、一つの態様として後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであって、本開示の技術的範囲を限定するものではない。
撮像システムの構成を示すブロック図である。 駐車可能枠認識処理を示すフローチャートである。 現在地でのフロントカメラによる撮像画像の一例を示す画像図である。 より手前側でのフロントカメラからの撮像画像の一例を示す画像図である。 手前側での対象線の見え方の一例を示す鳥瞰図である。 現在値での対象線の見え方の一例を示す鳥瞰図である。
以下、図面を参照しながら、本開示の実施形態を説明する。
[1.実施形態]
[1−1.構成]
図1に示すように、本実施形態の撮像システム1は、乗用車等の車両に搭載されたシステムであり、制御ユニット10を備える。また、フロントカメラ4F、リヤカメラ4B、表示部30、車両制御部32、等を備えてもよい。なお、撮像システム1が搭載された車両を自車両ともいう。
フロントカメラ4Fおよびリヤカメラ4Bは、それぞれ、自車両の前方および後方の道路を撮像するためのものであり、自車両の前部および後部に取り付けられている。
制御ユニット10は、これら各カメラ4F、4Bによる撮像画像から、車両周囲の道路を鉛直方向から俯瞰した鳥瞰画像を生成する。そして、その生成した鳥瞰画像を、液晶ディスプレイ等にて構成されて車室内に配置される表示部30に表示させる。
また、制御ユニット10は、これら各カメラ4F、4Bによる撮像画像から駐車可能枠を認識する。なお、駐車枠とは、少なくとも予め設定された範囲内の幅を有する1本の線と、該線から車両の幅に応じた距離だけ隔てた位置に該線と平行な辺または線を有する物体との間の領域を表す。
また、駐車可能枠とは、自車両が駐車可能な駐車枠を表す。また、ここでいう「平行」には略平行を含む。また、ここでいう「線と平行な辺または線を有する物体」には、例えば、縁石、他の線、壁、樹木、ガードレール等が該当する。
制御ユニット10は、撮像信号入力部12、検出信号入力部14、メモリ16、表示制御部18、および画像処理部20を備える。
撮像信号入力部12は、フロントカメラ4F、リヤカメラ4Bからの撮像信号を取り込み、撮像画像データとして画像処理部20に入力するためのものである。
検出信号入力部14は、自車両の各車輪の回転速度を検出する車輪速センサ6や、ステアリングの操舵角を検出する操舵角センサ8からの検出信号をそれぞれ取り込み、車輪速データ、操舵角データに変換して、画像処理部20に入力するためのものである。
画像処理部20は、CPU18と、RAM、ROM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ(以下、メモリ16)と、を有する周知のマイクロコンピュータを中心に構成される。画像処理部20の各種機能は、CPU18が非遷移的実体的記録媒体に格納されたプログラムを実行することにより実現される。この例では、メモリ16が、プログラムを格納した非遷移的実体的記録媒体に該当する。
また、このプログラムが実行されることで、プログラムに対応する方法が実行される。なお、非遷移的実体的記録媒体とは、記録媒体のうちの電磁波を除く意味である。また、画像処理部20を構成するマイクロコンピュータの数は1つでも複数でもよい。
画像処理部20は、CPU18がプログラムを実行することで実現される機能の構成として、図1に示すように、線検出部22と、位置対応部24と、枠推定部26と、トラッキング部28と、を備える。画像処理部20を構成するこれらの要素を実現する手法はソフトウェアに限るものではなく、その一部または全部の要素について、一つあるいは複数のハードウェアを用いて実現してもよい。例えば、上記機能がハードウェアである電子回路によって実現される場合、その電子回路は多数の論理回路を含むデジタル回路、またはアナログ回路、あるいはこれらの組合せによって実現してもよい。
線検出部22としての機能では、それぞれの撮像画像に対して周知のハフ変換等の画像処理を行うことによって白線や黄線のような線を検出する処理を行う。
位置対応部24としての機能では、他のカメラとの共通する撮像範囲内に存在する線が同一の線であるかどうかを検出された線毎に判定し、同一のものを対応付ける処理を行う。なお、予めカメラ毎に他のカメラとの共通する撮像範囲および対応する座標が設定された対応情報がメモリ16に格納されており、この対応情報を用いて同一の線か否かを判定する。
枠推定部26としての機能は、撮像画像中に存在する1または複数の駐車枠を推定し、これらの駐車枠の中から駐車可能枠を推定する処理を行う。
トラッキング部28としての機能は、自車両の移動量と撮像画像中の物体が移動する移動量とを対応付けることによって撮像画像中の物体を追跡する処理を行う。特に、本実施形態では、駐車枠を追跡し、駐車枠の位置を認識することになる。駐車可能枠の位置の情報は車両制御部32に送られる。
また、トラッキング部28としての機能では、自車両の移動量を加味しつつ駐車枠を示す画像を生成し、この画像は表示制御部18に出力される。表示制御部18は、画像処理部より送られた画像を表示部30にて表示可能な映像信号に変換し、表示部30に送る。
車両制御部32は、駐車可能枠の位置を受けて、駐車可能枠に駐車するための自車両の軌道を生成し、この軌道に従って自車両を移動させるために、自車両の加減速、自車両の舵角等を制御する。
[1−2.処理]
次に、画像処理部20が実行する駐車可能枠認識処理について、図2のフローチャートを用いて説明する。駐車可能枠認識処理は、例えば自車両の電源が投入されると開始され、その後、繰り返し実施される処理である。駐車可能枠認識処理はカメラの撮像周期毎に起動されてもよい。
駐車可能枠認識処理は、図2に示すように、まず、S110にて、カメラによる撮像画像を取得する。この処理では、自車両に配置されたフロントカメラ4Fが異なる位置で撮像したそれぞれの撮像画像を取得する。
例えば、フロントカメラ4Fが現在の自車両の位置で撮像した撮像画像と、予め設定された距離だけ手前で撮像した撮像した撮像画像とを取得する。手前で撮像した撮像画像としては、例えば、現在地の数m程度手前で撮像された画像を取得するとよい。手前で撮像した撮像画像としては、例えば図3に示すような撮像画像が得られ、現在の位置で撮像した撮像画像としては、例えば図4に示すような撮像画像が得られる。
また、自車両が移動中であれば、現在から予め設定された時間だけ前に撮像された画像を、手前で撮像した撮像画像として取得してもよい。この場合、予め設定された時間は、例えば数秒程度に設定されるとよい。
続いて、S120にて、取得した撮像画像毎に、白線や黄線等の線を検出する。この処理では、撮像画像を構成する多数の画素において、輝度や色の境界であるエッジを検出し、エッジに対して周知のハフ変換等の処理を実施することによって、撮像画像中に存在する全ての線を検出する。ここでの線は、幅を有するものであり、例えば路上のペイントが含まれる。なお、検出された線を検出線と呼ぶ。図3、図4に示す例では、全ての駐車枠を示す白線40のうち、全ての線41,42,43が検出線となる。
続いて、S130にて、それぞれの撮像画像に複数の検出線が存在するか否かを判定する。本処理では、2本の線で挟まれた領域を駐車枠とするため、2本以上の線が検出されない場合は駐車枠がないものと認識する。よって、S130では、駐車枠が存在する可能性があるか否かを判定しているともいえる。
複数の検出線が存在しなければ、S240にて使用可能な駐車枠が存在しない旨をメモリ16において記録し、駐車可能枠認識処理を終了する。また、複数の検出線が存在すれば、S140にて得られた撮像画像の全体、或いは撮像画像のうちの少なくとも検出線を平面座標系に変換する。この処理は、撮像画像を鉛直方向から俯瞰した鳥瞰画像を生成する周知の処理にて実現すればよい。
続いて、S150にて駐車枠推定を行う。この処理では、複数の撮像画像から駐車枠を抽出する。駐車枠としては、少なくとも2本の線で挟まれた領域であって、2本の線の間隔が車両の幅を基準に設定される予め設定された範囲内となる領域を抽出する。この際、撮像画像中の存在する全ての駐車枠を抽出する。図3、図4に示す例では白線41,42の間の領域、白線42,43の間の領域が駐車枠として抽出されることになる。白線41,43の間の領域も駐車枠として抽出されうるが、本処理では白線間の距離が予め設定された範囲内となる領域のみを駐車枠とするため、白線41,43の間の領域は駐車枠から除外される。
なお、駐車枠を抽出する際には、自車両から見て最も手前の駐車枠、自車両の右側或いは左側のみに位置する駐車枠等、特定の駐車枠のみを抽出してもよい。また、この処理では、該駐車枠の自車両からより遠い側の端部を規定する線を表す対象線を抽出しておく。図3、図4に示す例では、白線41,42の間の駐車枠では白線42が対象線となり、白線42,43の間の駐車枠では白線43が対象線となる。
続いて、S160にて駐車枠の候補が存在するか否かを判定する。ここでの駐車枠の候補とは、駐車可能枠を含むが駐車可能枠とは限らず、他車両が既に駐車している駐車枠をも含む一般的な駐車枠を示す。
駐車枠の候補が存在しなければ、前述のS240に移行する。また、駐車枠の候補が存在すれば、S210にて複数の撮像画像の共通する撮像領域において対象線の形状が同一か否かを判定する。
この処理では、まず、複数の撮像画像から異なる位置から観察した同一の駐車枠を抽出し、この駐車枠を構成する同一の対象線の形状を比較する。同一の駐車枠は、複数の撮像画像が得られる条件、例えば、フロントカメラ4Fの移動距離等によって複数の撮像画像中において同じ物体が写る共通領域を特定し、ある撮像画像での駐車枠と共通領域内となる駐車枠を抽出することで特定される。
また、対象線の形状を比較する際には、例えば、対象線の長さを比較する。ここで、線の長さとは、線の長手方向の長さを表す。長手方向とは線の幅方向と直交する方向である。対象線の長さを比較する場合、例えば、図3,4に示すように、同じ白線42の長さLとLとを比較する。白線の長さは、平面座標系に座標変換したときの長さを比較する。
図5、図6に示すように、駐車枠に車両が駐車している場合には、この車両によって白線42の一部が隠され、カメラの撮像位置の差によって白線42のうちの隠される部位が異なる。このため、カメラによって観察される白線42の長さに差が生じる。
一方、駐車枠に車両が駐車していない駐車枠であれば、例えば白線43等の対象線は比較的広い範囲で対象線の全てが車両に隠されることなく観察される。この場合、対象線の長さの差が小さくなる。
よって、本実施形態では、対象線の長さの差が予め設定された閾値以内であれば形状が同一であるものとする。S210にて対象線の形状が同一であれば、S220にて対象線の形状が同一と判定された駐車枠を駐車可能枠として認識する。また、対象線の形状が同一でなければ、S230にて対象線の形状が同一でないと判定された駐車枠を駐車可能枠でないものと認識する。
このような処理が終了すると、駐車可能枠認識処理を終了する。
[1−3.効果]
以上詳述した実施形態によれば、以下の効果を奏する。
(1a)上記の撮像システム1において画像処理部20は、自車両に配置された撮像装置が異なる位置で撮像したそれぞれの撮像画像を表す複数の撮像画像を取得するように構成される。そして、画像処理部20は、複数の撮像画像から駐車枠を抽出し、該駐車枠の自車両からより遠い側の端部を規定する線を表す対象線を抽出する。また、画像処理部20は、複数の撮像画像から抽出された同一の駐車枠について、対象線の形状が同一であるか否かを判定し、対象線の形状が同一と判定された駐車枠を駐車可能枠として認識する。
このような撮像システム1によれば、異なる位置で撮像された同一の対象線の形状が同一であるか否かによって駐車可能枠であるか否かを判定するので、駐車可能枠を精度よく認識できる。
(1b)上記の撮像システム1において画像処理部20は、対象線の形状として、対象線の長さが同一であるか否かを判定する。
このような撮像システム1によれば、対象線の長さを比較することによって対象線の形状を判定するので、線全体の形状で判定する構成と比較して、簡素な構成で駐車可能枠を認識することができる。
(1c)上記の撮像システム1において画像処理部20は、駐車枠として、少なくとも2本の線で挟まれた領域を抽出する。
このような撮像システム1によれば、少なくとも2本の線で挟まれた領域を駐車枠として抽出するので、周知の白線認識の技術を用いて駐車枠を抽出することができる。よって、より簡素な構成で駐車可能枠を認識することができる。
(1d)上記の撮像システム1において画像処理部20は、それぞれの撮像画像を平面座標系に変換し、平面座標系に変換されたそれぞれの撮像画像から抽出された同一の駐車枠について、対象線の形状が同一であるか否かを判定し、対象線の形状が同一と判定された駐車枠を駐車可能枠として認識する。
このような撮像システム1によれば、平面座標系で対象線の形状が同一であるか否かを判定するので、撮像画像を得る位置が異なることによって対象線に変形が生じていたとしても良好に形状の判定を行うことができる。
[2.他の実施形態]
以上、本開示の実施形態について説明したが、本開示は上述の実施形態に限定されることなく、種々変形して実施することができる。
(2a)上記実施形態では、対象線の形状が同一であるか否かを対象線の長さで判断したが、これに限定されるものではない。例えば、対象線の形状として、対象線の全体形状や、対象線において自車両から遠い側の端部の形状等が同一であるか否かを判定してもよい。
具体的に、対象線において自車両から遠い側の端部の形状が同一であるか否かを判定する場合には、図3、図4に示すように、白線42の車両から遠い端部の形状、すなわち、領域[A]および領域[B]内における白線42の形状を比較する。駐車枠に車両が存在する場合には、白線42の車両から遠い端部が車両によって隠され、カメラの位置に応じて白線42が車両のどの部位に隠されるかが変化するため、白線42の車両から遠い端部の形状が変化する。一方で、白線42が隠されていない場合には、白線42の車両から遠い端部の形状は変化しない。このため、対象線において自車両から遠い側の端部の形状が同一であるか否かによって駐車枠が駐車可能枠であるか否かを判定できる。
このような撮像システムによれば、対象線において自車両から遠い側の端部の形状を比較することによって対象線の形状を判定するので、線全体の形状で判定する構成と比較して、簡素な構成で駐車可能枠を認識することができる。
(2b)上記撮像システム1では、駐車枠が駐車可能枠であるか否かを判定する際に、上記の駐車可能枠認識処理のみを用いて判定してもよいが、上記の駐車可能枠認識処理と周知の処理とを組み合わせて判定してもよい。例えば、周知の処理で駐車可能枠を仮に抽出しておき、最終的な判断のために駐車可能枠認識処理を用いてもよい。また、周知の処理と駐車可能枠認識処理との少なくとも一方、或いは過半数の処理等で駐車可能枠であると判定された場合に駐車枠が駐車可能枠であると判定してもよい。
(2c)上記実施形態における1つの構成要素が有する複数の機能を、複数の構成要素によって実現したり、1つの構成要素が有する1つの機能を、複数の構成要素によって実現したりしてもよい。また、複数の構成要素が有する複数の機能を、1つの構成要素によって実現したり、複数の構成要素によって実現される1つの機能を、1つの構成要素によって実現したりしてもよい。また、上記実施形態の構成の一部を省略してもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、他の上記実施形態の構成に対して付加または置換してもよい。なお、特許請求の範囲に記載した文言から特定される技術思想に含まれるあらゆる態様が本開示の実施形態である。
(2d)上述した撮像システム1の他、当該撮像システム1の構成要素となる駐車枠認識装置等の各種装置、当該撮像システム1としてコンピュータを機能させるためのプログラム、このプログラムを記録した半導体メモリ等の非遷移的実態的記録媒体、駐車枠認識方法など、種々の形態で本開示を実現することもできる。
[3.実施形態の構成と本開示の構成との対応関係]
上記実施形態において撮像システム1の画像処理部20は本開示でいう駐車枠認識装置に相当する。また、画像処理部20が実行する処理のうちのS110の処理は本開示でいう画像取得部に相当し、上記実施形態においてS120、S150の処理は本開示でいう線抽出部に相当する。また、上記実施形態においてS140の処理は本開示でいう座標変換部に相当し、上記実施形態においてS210、S220の処理は本開示でいう可能枠認識部に相当する。
1…撮像システム、4B…リヤカメラ、4F…フロントカメラ、6…車輪速センサ、8…操舵角センサ、10…制御ユニット、12…撮像信号入力部、14…検出信号入力部、16…メモリ、18…表示制御部、18…CPU、20…画像処理部、22…線検出部、24…位置対応部、26…枠推定部、28…トラッキング部、30…表示部、32…車両制御部、40,41,42,43…白線。

Claims (5)

  1. 自車両が駐車可能な駐車枠を表す駐車可能枠を認識するように構成された駐車枠認識装置(20)であって、
    自車両に配置された撮像装置が異なる位置で撮像したそれぞれの撮像画像を表す複数の撮像画像を取得するように構成された画像取得部(S110)と、
    前記複数の撮像画像から駐車枠を抽出し、該駐車枠の自車両からより遠い側の端部を規定する線を表す対象線を抽出するように構成された線抽出部(S120、S150)と、
    前記複数の撮像画像から抽出された同一の駐車枠について、前記対象線の形状が同一であるか否かを判定し、前記対象線の形状が同一と判定された駐車枠を前記駐車可能枠として認識するように構成された可能枠認識部(S210、S220)と、
    を備えた駐車枠認識装置。
  2. 請求項1に記載の駐車枠認識装置であって、
    前記可能枠認識部は、前記対象線の形状として、前記対象線の長さが同一であるか否かを判定する
    ように構成された駐車枠認識装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の駐車枠認識装置であって、
    前記可能枠認識部は、前記対象線の形状として、前記対象線において自車両から遠い側の端部の形状が同一であるか否かを判定する
    ように構成された駐車枠認識装置。
  4. 請求項1から請求項3の何れか1項に記載の駐車枠認識装置であって、
    前記線抽出部は、前記駐車枠として、少なくとも2本の線で挟まれた領域を抽出する
    ように構成された駐車枠認識装置。
  5. 請求項1から請求項4の何れか1項に記載の駐車枠認識装置であって、
    前記それぞれの撮像画像を平面座標系に変換するように構成された座標変換部(S140)、
    をさらに備え、
    前記可能枠認識部は、平面座標系に変換されたそれぞれの撮像画像から抽出された同一の駐車枠について、前記対象線の形状が同一であるか否かを判定し、前記対象線の形状が同一と判定された駐車枠を前記駐車可能枠として認識する
    ように構成された駐車枠認識装置。
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