JP2018073666A - 蓄電装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】端子接続部材の回転を規制できる蓄電装置を提供。【解決手段】電極組立体12と、ケース11と、電極組立体と電気的に接続された導電部材51と、導電部材と電気的に接続され、かつ蓋部材15を貫通して外部に突出した引出端子60と、蓋部材の外側に配置され、かつ引出端子と電気的に接続された端子接続部材44と、蓋部材の外側で端子接続部材を蓋部材から絶縁した外側絶縁部材57と、を備え、蓋部材はケースの壁部のうち最も面積が小さく、端子接続部材は平板状であり、外側絶縁部材は、端子接続部材の側縁44fを取り囲む係止リブ58を有する、二次電池10。【選択図】図3
Description
本発明は、端子接続部材を蓋部材から絶縁した外側絶縁部材を備える蓄電装置に関する。
二次電池やキャパシタのような蓄電装置は再充電が可能であり、繰り返し使用することができるため電源として広く利用されている。また、電気自動車やハイブリッド自動車のように走行モータの電源として二次電池を使用する場合は、大電流充電や大電流放電及び大容量化が要求されるため、複数個の二次電池を有する電池モジュールが使用されている。
二次電池としては、直方体状のケースと、ケース内に収容された直方体状の電極組立体と、を備えるものが知られている。電極組立体は、複数の正極電極及び複数の負極電極がセパレータを介して交互に積層された積層型、又は一枚の長尺帯状の正極電極及び一枚の長尺帯状の負極電極が、長尺帯状のセパレータを介して捲回された捲回型がある。
また、二次電池のケースは、ケース部材と、ケース部材の開口部を閉塞する蓋部材と、を備える。ケース部材は、矩形板状の底壁と、底壁の一対の長側縁から立設された長側壁と、底壁の一対の短側縁から立設された短側壁と、を有する。二次電池のケースとしては、薄型直方体状のものが多く採用されている。
また、二次電池は、正極電極に接続された正極の端子構造と、負極電極に接続された負極の端子構造を備える。そして、複数の二次電池を電気的に接続してモジュール化する際は、金属製のバスバーによって異なる二次電池の端子同士を電気的に接続している。
二次電池の端子構造としては、例えば特許文献1の電池における端子構造が挙げられる。図7に示すように、特許文献1の電池は、正極の端子構造として正極端子部材80を備え、負極の端子構造として負極端子部材100を備える。なお、正極端子部材80と負極端子部材100は形状が同じであるため、正極端子部材80について説明し、負極端子部材100の説明は省略する。
正極端子部材80は、電極体92に接合された正極内部端子81を備える。正極内部端子81は、ほぼ全体が電池ケース90内に配設され、一部が電池ケース90の封口蓋91を貫通して電池ケース90の外部に突出している。また、正極内部端子81は、正極外部端子84、インシュレータ82、及びガスケット83を封口蓋91にかしめている。このかしめにより、正極内部端子81は正極外部端子84に導通している。
正極外部端子84はクランク形状であり、封口蓋91の外側に配置されている。正極外部端子84は、正極内部端子81のかしめによって固定される固定部84aと、正極締結ボルト85と接続する接続部84bと、固定部84aと接続部84bとを連結する連結部84cとを有する。
正極締結ボルト85は、複数の電池をモジュール化する場合に、バスバーを締結するための部材である。正極締結ボルト85は、頭部85aと、円柱状の軸部85bとを有し、軸部85bの外周は螺子である。軸部85bは、正極外部端子84の接続部84bを貫通している。
ガスケット83は、電気的絶縁性を有し、正極内部端子81と封口蓋91との間に介在し、両者を絶縁する。インシュレータ82は、電気的絶縁性を有し、正極外部端子84と封口蓋91との間に介在し、両者を絶縁する。
インシュレータ82は、正極締結ボルト85の頭部85aを保持するボルト保持部82aと、正極外部端子84の固定部84aを保持する外部端子保持部82bとを有する。外部端子保持部82bは、固定部84aが載置される座部82cと、座部82cの周縁から立設された周壁部82dとを備える。
そして、特許文献1に開示の正極端子部材80において、正極内部端子81をかしめる際や、バスバー締結のために正極締結ボルト85の軸部85bにナットを螺合する際等には、正極外部端子84を回転させる力が加わる。このとき、正極外部端子84の固定部84aがインシュレータ82の周壁部82dに当接して、正極外部端子84の回転を規制している。
ところで、特許文献1の電池において、正極端子部材80及び負極端子部材100の一部は、電池ケース90内に配置されている。電池ケース90内において、電極体92の端面92aと、この端面92aに対向した封口蓋91の内面91aとの間には、正極端子部材80及び負極端子部材100の設置スペースを確保する必要がある。電池ケース90内の設置スペースは電池容量に寄与しないデッドスペースとなる。よって、設置スペースを減らすことで、電池ケース90内で電極体92を収容できる容積を増大させ、電池のエネルギ密度を大きくすることが可能になる。
その一方で、一般的に二次電池は、車両の床下に配置される場合が多く、二次電池の配置空間には上下方向(高さ)に制限がある場合がほとんどである。そこで、特許文献1の電池の上下方向の寸法(高さ)は変えず、電池ケース90内の設置スペースを減らすため、封口蓋91を、電池ケース90において面積の最も小さい壁部のある位置(図7では、左右の側壁)に配置することが考えられる。この場合は、封口蓋91を電池ケース90の側方に配置し、電気の授受を電池ケース90の側方から行う形態となる。
しかし、封口蓋91を電池ケース90の側方に配置し、封口蓋91の面積を最小にすると、その封口蓋91に設置される正極端子部材80及び負極端子部材100も寸法を小さくする必要があり、インシュレータ82の周壁部82dも小さくなる。そして、特許文献1において、正極外部端子84はクランク形状であり、周壁部82dに対して正極外部端子84の固定部84aのみが当接する形状である。このため、正極外部端子84に対し、正極外部端子84を回転させる力が作用した際、周壁部82dには荷重が集中し、周壁部82dが損傷しやすくなり、正極外部端子84の回転を規制できなくなる虞がある。
本発明の目的は、端子接続部材の回転を規制できる蓄電装置を提供することにある。
上記問題点を解決するための蓄電装置は、異なる極性の電極が互いに絶縁されて積層された電極組立体と、前記電極組立体を収容したケース部材、及び該ケース部材の開口部を閉塞する矩形状の蓋部材を有するケースと、前記蓋部材の内面と、該内面に対向した前記電極組立体の端面との間の設置スペースに配置され、かつ前記電極組立体と電気的に接続された導電部材と、前記設置スペースで前記導電部材と電気的に接続され、かつ前記蓋部材を貫通して外部に突出した引出端子と、前記蓋部材の外側に配置され、かつ前記引出端子と電気的に接続された端子接続部材と、前記蓋部材の外側で前記端子接続部材を前記蓋部材から絶縁した外側絶縁部材と、を備え、前記ケース部材は、矩形状の底壁と、該底壁の一対の長側縁から立設された長側壁と、前記底壁の一方の短側縁から立設された短側壁と、前記底壁と対向し、一対の前記長側壁と前記短側壁とに接続された天板と、を有し、前記底壁の他方の短側縁側に前記開口部を備え、前記底壁と、一対の前記長側壁と、前記短側壁と、前記天板と、前記蓋部材とは、それぞれ前記ケースの壁部を形成し、前記蓋部材は、前記ケースの壁部のうち最も面積が小さく、前記端子接続部材は平板状であり、前記外側絶縁部材は、前記端子接続部材の側縁を取り囲む係止リブを有することを要旨とする。
これによれば、底壁と天板とを結ぶ対向方向において、ケースを大型化できない場合、蓋部材をケースの側方に配置し、蓋部材をケースの壁部の中で最も面積の小さい壁部とした。このため、蓋部材を天板のように、短側壁よりも面積の大きい壁部と同じ大きさとする場合と比べると、ケース内のデッドスペースとなる設置スペースを減らすことができる。その結果、ケース内において電極組立体を収容できる容積を増大させ、蓄電装置のエネルギ密度を大きくすることが可能になる。
その一方で、蓋部材の外側に設置される外側絶縁部材及び端子接続部材については、寸法が小さくなる。しかし、端子接続部材を平板状とし、その端子接続部材の側縁を取り囲む位置に係止リブを配置して、係止リブを端子接続部材の側壁全てに対し係止可能とした。このため、端子接続部材に対し、例えば、引出端子を回転中心として端子接続部材を回転させる力が作用したとき、クランク状の端子接続部材のように、係止リブに対し端子接続部材の一部だけが当接することがなく、回転させる力を分散して係止リブで受け止めることができ、係止リブが損傷を受けることを抑制できる。
また、蓄電装置について、前記端子接続部材は、前記蓋部材の長手方向に長手が延びる矩形状である。
これによれば、端子接続部材を回転させる力が作用したとき、端子接続部材の直線部が係止リブに当接し、この当接によって端子接続部材の回転を規制することができる。
これによれば、端子接続部材を回転させる力が作用したとき、端子接続部材の直線部が係止リブに当接し、この当接によって端子接続部材の回転を規制することができる。
また、蓄電装置について、前記蓋部材の外側に配置され、前記外側絶縁部材によって前記蓋部材から絶縁され、かつ前記端子接続部材と電気的に接続された外部接続端子を備え、前記端子接続部材と電気的に接続可能なバスバーは、前記端子接続部材及び前記バスバーを貫通した前記外部接続端子の軸部にナットを螺合することで、前記端子接続部材に対し締結される。
これによれば、異なる蓄電装置同士を電気的に接続するため、バスバーはナットによって端子接続部材に締結される。バスバー締結のために外部接続端子の軸部にナットを螺合する際、端子接続部材には、軸部を回転中心として端子接続部材を回転させる力が作用し、その力を受けて端子接続部材が回転しようとすると係止リブに当接する。このとき、係止リブに対し端子接続部材が局所的に当接することがなく、回転させる力を分散して係止リブで受け止めることができ、係止リブが損傷を受けることを抑制できる。
また、蓄電装置について、前記端子接続部材と電気的に接続可能なバスバーは、前記端子接続部材に溶接される。
これによれば、異なる蓄電装置同士を電気的に接続するため、バスバーは端子接続部材に溶接される。そして、複数の蓄電装置が接続され、モジュール化された状態において、蓄電装置に外力が作用したとき、バスバーを介して端子接続部材を回転させる力が作用し、端子接続部材が回転しようとすると係止リブに当接する。このとき、クランク状の端子接続部材のように、係止リブに対し端子接続部材の一部だけが当接することがなく、回転させる力を分散して係止リブで受け止めることができ、係止リブが損傷を受けることを抑制できる。
これによれば、異なる蓄電装置同士を電気的に接続するため、バスバーは端子接続部材に溶接される。そして、複数の蓄電装置が接続され、モジュール化された状態において、蓄電装置に外力が作用したとき、バスバーを介して端子接続部材を回転させる力が作用し、端子接続部材が回転しようとすると係止リブに当接する。このとき、クランク状の端子接続部材のように、係止リブに対し端子接続部材の一部だけが当接することがなく、回転させる力を分散して係止リブで受け止めることができ、係止リブが損傷を受けることを抑制できる。
前記蓄電装置は二次電池である。
本発明によれば、端子接続部材の回転を規制できる。
以下、蓄電装置を二次電池に具体化した一実施形態を図1〜図5にしたがって説明する。
図1又は図2に示すように、蓄電装置としての二次電池10はケース11を備える。本実施形態の二次電池10はリチウムイオン電池である。二次電池10は、ケース11内に収容された電極組立体12及び電解液(図示せず)を備える。ケース11は、四角箱状のケース部材14と、このケース部材14の開口部14aを閉塞する矩形平板状の蓋部材15とを有している。
図1又は図2に示すように、蓄電装置としての二次電池10はケース11を備える。本実施形態の二次電池10はリチウムイオン電池である。二次電池10は、ケース11内に収容された電極組立体12及び電解液(図示せず)を備える。ケース11は、四角箱状のケース部材14と、このケース部材14の開口部14aを閉塞する矩形平板状の蓋部材15とを有している。
ケース部材14は、矩形板状の底壁14bと、底壁14bの一対の長側縁から立設された長側壁14cと、底壁14bの一方の短側縁から立設された短側壁14dと、一対の長側壁14cと短側壁14dとに接続された天板14eと、を有する。底壁14bと天板14eとは上下方向に対向する。よって、本実施形態において、底壁14bと天板14eとの対向方向は上下方向である。
ケース部材14の開口部14aは、底壁14bの他方の短側縁側に位置している。開口部14aは、ケース部材14の側方に開口しており、短側壁14dと対向した位置にある。ケース部材14の開口部14aは、蓋部材15によって閉塞されている。ケース11は、六つの壁部である底壁14b、一対の長側壁14c、短側壁14d、天板14e及び蓋部材15によって形成されている。
底壁14b及び天板14eの長手方向への寸法は、短側壁14dの長手方向への寸法(高さ)より長い。また、底壁14b及び天板14eの短手方向への寸法は、短側壁14dの短手方向への寸法と同じである。よって、短側壁14dは、底壁14b及び天板14eより面積が小さく、ケース11の壁部のうち最も面積が小さい。
蓋部材15は、ケース部材14の壁部のうち最も小さい面積の短側壁14dと対向した位置にある。したがって、蓋部材15は、短側壁14dと同様にケース11の壁部のうち最も面積の小さい壁部を構成している。
図1又は図3に示すように、電極組立体12は、シート状の複数の正極電極21とシート状の複数の負極電極31とを備える。正極電極21と負極電極31とは異なる極性の電極である。詳細に図示しないが、正極電極21は、正極金属箔(本実施形態ではアルミニウム箔)と、その正極金属箔の両面に存在する正極活物質層とを有する。負極電極31は、負極金属箔(本実施形態では銅箔)と、その負極金属箔の両面に存在する負極活物質層とを有する。そして、電極組立体12は、複数の正極電極21と複数の負極電極31の間にこれらを絶縁する図示しないセパレータを介在させて層状とした積層型である。
正極電極21は、正極電極21の一辺の一部から突出した形状のタブ25を有する。負極電極31は、負極電極31の一辺の一部から突出した形状のタブ35を有する。複数の正極のタブ25、及び複数の負極のタブ35は、正極電極21及び負極電極31が積層された状態で、正極のタブ25と負極のタブ35とが重ならない位置にそれぞれ設けられている。電極組立体12は、タブ25,35の突出したタブ側端面12aを有する。
ここで、蓋部材15において、ケース11の外側に臨む面を外面15c、ケース11の内側に臨む面を内面15dとすると、タブ側端面12aは、蓋部材15の内面15dに対向する電極組立体12の端面である。なお、蓋部材15において、外面15cと内面15dを最短距離で結ぶ方向を厚み方向とする。
二次電池10は、タブ側端面12aから蓋部材15に向けて突出した正極のタブ群36を有する。正極のタブ群36は、全ての正極のタブ25を電極組立体12における積層方向の一端側に寄せ集め、積層して構成されている。二次電池10は、タブ側端面12aから蓋部材15に向けて突出した負極のタブ群36を有する。負極のタブ群36は、全ての負極のタブ35を電極組立体12における積層方向の一端側に寄せ集め、積層して構成されている。
正極のタブ群36には正極の導電部材51が接合されている。正極の導電部材51の長手方向一端側には正極のタブ群36が接合されている。正極の導電部材51の長手方向他端側には正極の引出端子60が接合されている。
負極のタブ群36には負極の導電部材51が接合されている。負極の導電部材51の長手方向一端側には負極のタブ群36が接合されている。負極の導電部材51の長手方向他端側には負極の引出端子60が接合されている。各導電部材51は、蓋部材15の内面15dと電極組立体12のタブ側端面12aとの間に配置されている。
次に、正極端子構造16及び負極端子構造17を説明する。なお、正極端子構造16と負極端子構造17は概ね同じ構成であるため、共通の部材については、同じ部材番号を使用して説明する。また、図3には、負極端子構造17のみを図示する。
図1又は図3に示すように、蓋部材15は、長手方向における両側に係止凸部18を備える。各係止凸部18は、外面15cから厚み方向に沿って突出した形状である。蓋部材15を外面15cから見て、係止凸部18は、蓋部材15の長手方向に長手が延びる突条形状である。各係止凸部18は、蓋部材15の短手方向の中央に位置する。蓋部材15は、長手方向における各係止凸部18より外側に挿通孔15eを備える。
正極端子構造16及び負極端子構造17は、蓋部材15の外面15cに配置された外側絶縁部材57を備える。外側絶縁部材57は、電気的絶縁性を有する合成樹脂製である。正極端子構造16において、外側絶縁部材57は、後述する正極の外部接続端子66を蓋部材15から絶縁する。負極端子構造17において、外側絶縁部材57は、負極の外部接続端子66を蓋部材15から絶縁する。
外側絶縁部材57は、蓋部材15の外面15cから見て矩形状である。外側絶縁部材57の長手は、蓋部材15の長手方向に沿い、外側絶縁部材57の短手は、蓋部材15の短手方向に沿う。外側絶縁部材57は、蓋部材15の外面15cに対峙する裏面57aと、裏面57aと平行な表面57cを有する。外側絶縁部材57において、裏面57aと表面57cを結ぶ方向を厚み方向とする。
外側絶縁部材57は、長手方向の一端寄りに、裏面57aから厚み方向に凹んだ回り止め凹部59を備える。回り止め凹部59は、蓋部材15の長手方向に長手が延びる細長状である。回り止め凹部59の開口形状は、蓋部材15を外面15cから見た係止凸部18の外形状と相似であり、係止凸部18の外形状より一回り小さい。
外側絶縁部材57は、回り止め凹部59に係止凸部18が挿入された状態で蓋部材15の外面15cに設置されている。回り止め凹部59の内側面は、係止凸部18の外側面に接触している。ここで、蓋部材15はケース部材14に固定されている。このため、係止凸部18の外側面に対する回り止め凹部59の内側面の当接により、外側絶縁部材57は、蓋部材15の外面15cに沿う方向への移動が規制されている。
外側絶縁部材57は、長手方向の他端寄りに挿通孔57dを備える。挿通孔57dは、蓋部材15の挿通孔15eと一致した位置にある。外側絶縁部材57は、縁から厚み方向へ四角枠状に突出した形状の係止リブ58を備える。
正極端子構造16及び負極端子構造17は、蓋部材15の外側に配置された外部接続端子66を備える。外部接続端子66は蓋部材15の外側で、二次電池10同士を電気的に接続するバスバーを締結可能とする。外部接続端子66は金属製である。
外部接続端子66は、円板状のボルト頭部67と、外部接続端子66の軸方向に沿ってボルト頭部67の一端面から突出した形状の軸部68とを備える。軸部68には、バスバー締結用のナットが螺合可能である。ボルト頭部67は、軸部68より大径である。
正極端子構造16及び負極端子構造17は、前述の引出端子60を備える。引出端子60は、導電部材51を介してタブ群36と電気的に接続されている。よって、引出端子60は電極組立体12と電気的に接続されている。引出端子60は、後述の端子接続部材44と電気的に接続される接続用軸部60aと、導電部材51と電気的に接続される基部60bとを軸方向に連続して備える。引出端子60は、基部60bを導電部材51に接合して導電部材51と一体化されている。
正極端子構造16及び負極端子構造17は端子接続部材44を備える。端子接続部材44は、矩形状である。端子接続部材44は、外側絶縁部材57に臨む裏面44aと、ケース11の外側に臨む表面44bを有する。裏面44a及び表面44bは、平滑面である。端子接続部材44は、裏面44aと表面44bが平行な平板状である。端子接続部材44において裏面44aと表面44bを結ぶ方向を厚み方向とする。端子接続部材44は、長手方向及び短手方向に延びる直線部を備える形状である。
端子接続部材44は、長手方向の一端寄りに圧入孔47を備える。圧入孔47は、円形状である。圧入孔47には、ボルト頭部67が圧入されている。ボルト頭部67の圧入孔47への圧入により、外部接続端子66が端子接続部材44に回り止めされた状態で一体化されている。また、外部接続端子66と端子接続部材44は電気的に接続されている。
端子接続部材44は、長手方向の他端寄りに挿通孔48を備える。挿通孔48は、端子接続部材44を厚み方向に貫通する。挿通孔48は円形状である。挿通孔48には、引出端子60の接続用軸部60aが挿通されている。接続用軸部60aは、後述の内側絶縁部材40の挿通孔40a、蓋部材15の挿通孔15e、外側絶縁部材57の挿通孔57d及び端子接続部材44の挿通孔48を貫通している。
端子接続部材44は、裏面44aが外側絶縁部材57の表面57cに支持されているとともに、外側絶縁部材57によって蓋部材15から絶縁されている。端子接続部材44の側縁44fの外側には、係止リブ58が位置している。係止リブ58は、端子接続部材44の側縁44f全体を取り囲む位置にある。係止リブ58が端子接続部材44の表面44bより突出しないように、表面57cからの係止リブ58の突出寸法は、端子接続部材44の厚みより小さく設定されている。
正極端子構造16及び負極端子構造17は、シールリング65を有する。シールリング65には、引出端子60の接続用軸部60aが挿通されている。シールリング65は、引出端子60の基部60bに支持されている。また、正極端子構造16及び負極端子構造17は、接続用軸部60aが挿通された前述の内側絶縁部材40を有する。内側絶縁部材40は、四角板状である。
内側絶縁部材40の内側には、シールリング65が配置されている。内側絶縁部材40は基部60bを覆っている。内側絶縁部材40は、蓋部材15と引出端子60の接触を規制するとともに、蓋部材15と引出端子60とを絶縁する。
端子接続部材44の挿通孔48を貫通した接続用軸部60aの先端部が軸方向にかしめられることにより、接続用軸部60aと基部60bによって、内側絶縁部材40、蓋部材15、外側絶縁部材57、及び端子接続部材44が挟持されている。この挟持により、引出端子60が蓋部材15に固定されている。シールリング65は、蓋部材15の内面15dのうち挿通孔15eの周囲に密接し、蓋部材15の挿通孔15eをシールしている。
また、引出端子60の接続用軸部60aの先端部は、端子接続部材44の表面44bに係止するとともに、この係止によって引出端子60と端子接続部材44が電気的に接続されている。また、引出端子60の基部60bは、導電部材51に接触し、この接触によって、引出端子60と導電部材51が電気的に接続されている。
図5(a)及び図5(b)に示すように、二次電池10において、底壁14bの長辺に沿う寸法を幅、底壁14bの短辺に沿う寸法を厚み、底壁14bと天板14eとを最短距離で結ぶ対向方向に延びる直線の寸法を高さとする。
二次電池10のケース11内において、蓋部材15の内面15dと、電極組立体12のタブ側端面12aとの間の幅方向への寸法を対向面間距離Lとする。また、二次電池10は、蓋部材15の内面15dと、タブ側端面12aと、一対の長側壁14cの内面と、底壁14bの内面と、天板14eの内面で画定された設置スペースSをケース11内に有する。設置スペースSは、正極端子構造16及び負極端子構造17、導電部材51、及びタブ群36を設置するための空間である。
図5(b)に比較例の二次電池71を示す。比較例の二次電池71は、ケース72の幅、厚み及び高さが実施形態のケース11と同じである。比較例の二次電池71において、ケース72は、上方に開口部73aを有するケース本体73と、ケース本体73の開口部73aを閉塞する蓋部材74とを有する。蓋部材74は、実施形態のケース11における天板14eの位置に配置され、天板14eと同じ面積である。実施形態のケース11における天板14eは、その長手方向への寸法(幅)が蓋部材15の長手方向への寸法(高さ)より長く、天板14eの短手方向への寸法(厚み)が、蓋部材15の短手方向への寸法(厚み)と同じである。すなわち、天板14eは、蓋部材15よりも面積が小さい。よって、天板14eと同じ面積を有する比較例の蓋部材74は、実施形態の蓋部材15よりも面積が大きい。言い換えると、実施形態の蓋部材15は、比較例の蓋部材74よりも面積が小さい。
比較例の二次電池71において、蓋部材74の長手方向への寸法が、実施形態の蓋部材15より長いことから、正極端子構造76及び負極端子構造77は、実施形態の正極端子構造16及び負極端子構造17に比べると、蓋部材74の長手方向への寸法が長くなっている。
また、比較例の二次電池71は、蓋部材74の内面74aと、この内面74aに対向した電極組立体75のタブ側端面75aと、一対の長側壁72aと、一対の短側壁72bとで画定された設置スペースS1をケース72内に有する。設置スペースS1において、蓋部材74の内面74aと、電極組立体75のタブ側端面75aとを最短距離で結ぶ直線の長さを対向面間距離L1とする。
比較例の二次電池71の対向面間距離L1は、タブ群36、導電部材51の設置を考慮すると実施形態の二次電池10の対向面間距離Lと同じになる。上述したように、比較例の蓋部材74の面積は、実施形態の蓋部材15の面積より大きいことから、比較例の設置スペースS1は実施形態の設置スペースSより大きくなっている。すなわち、比較例のケース72内のデッドスペースは、実施形態のケース11内のデッドスペースより大きくなっている。言い換えると、実施形態のケース11内のデッドスペースは、比較例のケース72内のデッドスペースより小さくなっている。比較例のケース72と、実施形態のケース11とが同じ容積であることから、設置スペースの大小関係から実施形態のケース11は、電極組立体12を収容するための容積が比較例より大きい。その結果として、実施形態の二次電池10は、比較例の二次電池71よりも電極組立体12の体積を大きくでき、エネルギ密度が大きくなっている。
また、実施形態の蓋部材15は、比較例の蓋部材74より面積が小さい。このため、正極端子構造16及び負極端子構造17について、蓋部材15の長手方向への寸法は、比較例の外部接続端子66及び負極端子構造77における、蓋部材74の長手方向への寸法より小さい。
上記構成の二次電池10は、車両の床下に配置されている。床下において、二次電池10は、底壁14bが載置面上に載置され、天板14eがケース11の上部となる状態に配置される。すなわち、二次電池10は縦置きされる。車両の床下配置では、二次電池10の上側、すなわち天板14eの上側には車両の床があり、床によって二次電池10の高さ方向への移動が規制された状態にある。
次に、二次電池10の製造方法を作用とともに記載する。
まず、蓋部材15の各係止凸部18を外側絶縁部材57の回り止め凹部59に挿入した状態で蓋部材15の外面15cに外側絶縁部材57を配置する。
まず、蓋部材15の各係止凸部18を外側絶縁部材57の回り止め凹部59に挿入した状態で蓋部材15の外面15cに外側絶縁部材57を配置する。
次に、圧入孔47に外部接続端子66のボルト頭部67を圧入する工程を行い、端子接続部材44と外部接続端子66を一体化する。
次に、圧入孔47に外部接続端子66が圧入された端子接続部材44を、外側絶縁部材57における係止リブ58の内側に配置する。すると、端子接続部材44が外側絶縁部材57の表面57cに配置されるとともに、端子接続部材44の側縁44f全体の外側に係止リブ58が位置する状態となり、側縁44f全体が係止リブ58に取り囲まれる。よって、係止リブ58は、側縁44f全てに係止可能な位置にある。
次に、圧入孔47に外部接続端子66が圧入された端子接続部材44を、外側絶縁部材57における係止リブ58の内側に配置する。すると、端子接続部材44が外側絶縁部材57の表面57cに配置されるとともに、端子接続部材44の側縁44f全体の外側に係止リブ58が位置する状態となり、側縁44f全体が係止リブ58に取り囲まれる。よって、係止リブ58は、側縁44f全てに係止可能な位置にある。
次に、蓋部材15の内面15d側にシールリング65、内側絶縁部材40を配置する。引出端子60の接続用軸部60aを、内側絶縁部材40の挿通孔40a、シールリング65、蓋部材15の挿通孔15e、外側絶縁部材57の挿通孔57d及び端子接続部材44の挿通孔48に挿入する。そして、引出端子60の接続用軸部60aのかしめにより、基部60bと接続用軸部60aの先端部との間に、内側絶縁部材40、シールリング65、蓋部材15、外側絶縁部材57、及び端子接続部材44が一体化される。
次に、各引出端子60の基部60bに導電部材51を接合する。すると、蓋部材15に正極端子構造16及び負極端子構造17が形成される。そして、各導電部材51に同じ極性のタブ群36を接合する。
電極組立体12をケース部材14の開口部14aからケース部材14内に挿入する。電極組立体12がケース部材14内に挿入された後、蓋部材15をケース部材14の開口端に接合すると、二次電池10が製造される。
図4に示すように、異なる二次電池10をバスバー69で電気的に接続し、モジュール化するには、バスバー69に、異なる二次電池10の正極端子構造16の外部接続端子66と、負極端子構造17の外部接続端子66を貫通させる。バスバー69を貫通した外部接続端子66の軸部68にナット78を螺合する。ナット78を螺合する際、端子接続部材44はナット78に連れ回ろうとし、軸部68を回転中心として回転しようとする。しかし、端子接続部材44の側縁44fに沿って配置された係止リブ58に端子接続部材44が当接しているので、端子接続部材44を回転させる力は係止リブ58によって受け止められ、端子接続部材44の回転が規制される。
上記実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)端子接続部材44は平板状であり、外側絶縁部材57は、端子接続部材44の側縁44f全てを取り囲む係止リブ58を備える。このため、端子接続部材44が回転しようとしたとき、端子接続部材44が当接する係止リブ58の面積を大きくし、端子接続部材44を回転させる力を分散させることができ、係止リブ58が損傷を受けることを抑制できる。その結果として、係止リブ58により、端子接続部材44の回転を規制できる。
(1)端子接続部材44は平板状であり、外側絶縁部材57は、端子接続部材44の側縁44f全てを取り囲む係止リブ58を備える。このため、端子接続部材44が回転しようとしたとき、端子接続部材44が当接する係止リブ58の面積を大きくし、端子接続部材44を回転させる力を分散させることができ、係止リブ58が損傷を受けることを抑制できる。その結果として、係止リブ58により、端子接続部材44の回転を規制できる。
(2)高さ方向(底壁14bと天板14eの対向方向としての上下方向)への移動が規制された二次電池10において、蓋部材15の面積が最も小さくなるように、蓋部材15をケース11の側方に配置した。その結果、正極端子構造16及び負極端子構造17の設置によってケース11内に生じる設置スペースSを小さくし、ケース11内に収容できる電極組立体12の体積を大きくし、エネルギ密度を向上させることができる。
(3)電極組立体12の体積を大きくし、二次電池10のエネルギ密度を向上させるため、蓋部材15をケース11の側方に配置して蓋部材15の面積を小さくした。このため、正極端子構造16及び負極端子構造17の外側絶縁部材57も寸法が小さくなるが、端子接続部材44に係止する係止リブ58は、端子接続部材44の側縁44fを取り囲み、側縁44f全てに対し係止可能である。したがって、外側絶縁部材57が小さくなっても、端子接続部材44の回転を規制することができる。
(4)正極端子構造16及び負極端子構造17において、引出端子60と外部接続端子66とを端子接続部材44で接続する構造上、端子接続部材44は矩形状となる。このため、外部接続端子66にナット78を螺合する際、端子接続部材44は、長手方向一端寄りの外部接続端子66を回転中心として回転しようとするため、端子接続部材44の長手方向他端寄りには大きな力が発生する。しかし、係止リブ58は端子接続部材44の全ての側縁44fに係止可能であるため、係止リブ58が損傷を受けることを抑制できる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
○ 図6に示すように、正極端子構造16及び負極端子構造17において、外部接続端子66は無くてもよい。この場合、端子接続部材44は、外部接続端子66を接続するための部位が不要となり、長手方向への寸法が短くなる。また、端子接続部材44が載置される外側絶縁部材57も長手方向への寸法が短くなり、係止リブ58も端子接続部材44の側縁44fを取り囲み、側縁44f全てに係止可能な形状とする。この場合、バスバー69は、端子接続部材44において、引出端子60の接続用軸部60aを囲む部位に溶接によって接合される。
○ 図6に示すように、正極端子構造16及び負極端子構造17において、外部接続端子66は無くてもよい。この場合、端子接続部材44は、外部接続端子66を接続するための部位が不要となり、長手方向への寸法が短くなる。また、端子接続部材44が載置される外側絶縁部材57も長手方向への寸法が短くなり、係止リブ58も端子接続部材44の側縁44fを取り囲み、側縁44f全てに係止可能な形状とする。この場合、バスバー69は、端子接続部材44において、引出端子60の接続用軸部60aを囲む部位に溶接によって接合される。
このように構成した場合、バスバー69によって異なる二次電池10が電気的に接続され、複数の二次電池10がモジュール化されるが、二次電池10に対し力が加わった場合等には、バスバー69を介して端子接続部材44に力が加わる。しかし、端子接続部材44は平板状であり、外側絶縁部材57は、端子接続部材44の全ての側縁44fに係止可能な係止リブ58を備える。このため、端子接続部材44に加わった力を係止リブ58で受け止める際、その力を分散させることができ、係止リブ58が損傷を受けることを抑制できる。その結果として、係止リブ58により、端子接続部材44の回転を規制できる。
○ 係止リブ58を外側絶縁部材57の縁から立設させたが、係止リブ58は、外側絶縁部材57の縁よりも内側から立設されていてもよい。
○ 外側絶縁部材57の表面57cからの係止リブ58の突出寸法は、端子接続部材44の厚みより大きい、又は同じに設定してもよい。
○ 外側絶縁部材57の表面57cからの係止リブ58の突出寸法は、端子接続部材44の厚みより大きい、又は同じに設定してもよい。
○ 端子接続部材44は、矩形状でなくてもよく、例えば、正方形状でもよいし、長楕円状であってもよい。要は、端子接続部材44は、真円状でなく、しかも係止リブ58が係止可能な直線部を有していれば、如何なる形状であってもよい。
○ 車両の床下において、二次電池10は、一方の長側壁14cが載置面上に載置されてもよい。すなわち、二次電池10は平置きされてもよい。この場合、ケース11の天板14eは、実施形態のようにケース11の上部ではなく、側部に配置されることとなる。
○ 電極組立体12は積層型でなく、捲回型であってもよい。
○ 蓄電装置は、例えばキャパシタなど、二次電池以外の蓄電装置にも適用可能である。
○ 蓄電装置は、例えばキャパシタなど、二次電池以外の蓄電装置にも適用可能である。
○ 正極電極21及び負極電極31は、金属箔の片面に活物質層が存在する構造でもよい。
○ 二次電池10は、リチウムイオン二次電池でもよいし、他の二次電池であってもよい。要は、正極用の活物質と負極用の活物質との間をイオンが移動するとともに電荷の授受を行うものであればよい。
○ 二次電池10は、リチウムイオン二次電池でもよいし、他の二次電池であってもよい。要は、正極用の活物質と負極用の活物質との間をイオンが移動するとともに電荷の授受を行うものであればよい。
S…設置スペース、10…蓄電装置としての二次電池、11…ケース、12…電極組立体、12a…端面としてのタブ側端面、14…ケース部材、14a…開口部、14b…底壁、14c…長側壁、14d…短側壁、14e…天板、15…蓋部材、15d…内面、21…電極としての正極電極、31…電極としての負極電極、44…端子接続部材、44f…側縁、51…導電部材、57…外側絶縁部材、58…係止リブ、60…引出端子、66…外部接続端子、68…軸部、69…バスバー、78…ナット。
Claims (5)
- 異なる極性の電極が互いに絶縁されて積層された電極組立体と、
前記電極組立体を収容したケース部材、及び該ケース部材の開口部を閉塞する矩形状の蓋部材を有するケースと、
前記蓋部材の内面と、該内面に対向した前記電極組立体の端面との間の設置スペースに配置され、かつ前記電極組立体と電気的に接続された導電部材と、
前記設置スペースで前記導電部材と電気的に接続され、かつ前記蓋部材を貫通して外部に突出した引出端子と、
前記蓋部材の外側に配置され、かつ前記引出端子と電気的に接続された端子接続部材と、
前記蓋部材の外側で前記端子接続部材を前記蓋部材から絶縁した外側絶縁部材と、を備え、
前記ケース部材は、矩形状の底壁と、該底壁の一対の長側縁から立設された長側壁と、前記底壁の一方の短側縁から立設された短側壁と、前記底壁と対向し、一対の前記長側壁と前記短側壁とに接続された天板と、を有し、前記底壁の他方の短側縁側に前記開口部を備え、
前記底壁と、一対の前記長側壁と、前記短側壁と、前記天板と、前記蓋部材とは、それぞれ前記ケースの壁部を形成し、
前記蓋部材は、前記ケースの壁部のうち最も面積が小さく、
前記端子接続部材は平板状であり、
前記外側絶縁部材は、前記端子接続部材の側縁を取り囲む係止リブを有することを特徴とする蓄電装置。 - 前記端子接続部材は、前記蓋部材の長手方向に長手が延びる矩形状である請求項1に記載の蓄電装置。
- 前記蓋部材の外側に配置され、前記外側絶縁部材によって前記蓋部材から絶縁され、かつ前記端子接続部材と電気的に接続された外部接続端子を備え、
前記端子接続部材と電気的に接続可能なバスバーは、前記端子接続部材及び前記バスバーを貫通した前記外部接続端子の軸部にナットを螺合することで、前記端子接続部材に対し締結される請求項1又は請求項2に記載の蓄電装置。 - 前記端子接続部材と電気的に接続可能なバスバーは、前記端子接続部材に溶接される請求項1又は請求項2に記載の蓄電装置。
- 前記蓄電装置は二次電池である請求項1〜請求項4のうちいずれか一項に記載の蓄電装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016213148A JP2018073666A (ja) | 2016-10-31 | 2016-10-31 | 蓄電装置 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2023032152A1 (ja) * | 2021-09-03 | 2023-03-09 | 株式会社 東芝 | バスバー及び電池モジュール |
-
2016
- 2016-10-31 JP JP2016213148A patent/JP2018073666A/ja not_active Withdrawn
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WO2023032152A1 (ja) * | 2021-09-03 | 2023-03-09 | 株式会社 東芝 | バスバー及び電池モジュール |
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