JP2018072826A - 集光ユニット及び太陽光受光装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 入射光を受ける球形の第1レンズ12と、第1レンズ12の外面の近傍に配置され、第1レンズ12からの出射光を受光する複数の第2レンズ14と、第2レンズ14からの出射光を受光する受光装置18と、第2レンズ14からの出射光を受光装置18に導く、楕円体面の反射面を備える楕円体鏡16とを備え、楕円体鏡16の前記反射面の第一焦点が、第1レンズ12の中心と一致することを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
固定型の太陽光受光装置には、導光手段としてフレネルレンズを使用したもの(特許文献1)、多数の半球状集光レンズ、光ファイバー及び散光レンズを組み合わせたもの(特許文献2)、集光型の太陽電池モジュールとして、集光手段としてボールレンズを使用し、ボールレンズから出射する光を所定範囲内に導く楕円体鏡を備えるもの(特許文献3)等がある。
これに対して、固定型の太陽光受光装置は、散乱光を取り入れることが可能であり、曇天でも外光を取り入れることで室内の照明等に利用することができる可能性がある。日本付近の緯度において、全天からの散乱光の日射量は、快晴の日で全日射量の10%程度、曇天の日ではほとんどが散乱光、年間平均では散乱光が全日射量の30〜40%程度であることがが知られている。
しかしながら、従来の固定型の太陽光受光装置は、太陽光(直達光と散乱光)の受光効率の点で必ずしも満足することできるものではない。
本発明は、固定型の太陽光受光装置であって、太陽の行路が変動しても、全天から効率的に太陽光の直達光と散乱光を受光することを可能にする集光ユニット及び太陽光受光装置を提供することを目的とする。
第1レンズに入射する光は太陽光の直達光と散乱光である。第1レンズに球形のレンズを使用することにより、太陽の移動位置に関わらず効率的に太陽光を受光することができ、全天から散乱光を受光することができる。第1レンズからの出射光を受光する第2レンズは、第1レンズに入射する太陽光の入射方向とは反対側の第1レンズの外面の近傍に、第1レンズから出射される太陽光の出射領域を覆うように互いに隣接させて配置する。第2レンズには小径のレンズを使用し、第2レンズは太陽光の出射領域を覆うように多数個配置する。第2レンズは球形レンズに限らず、第1レンズの外面に凹面を設けて凹レンズ状に形成することも可能であり、太陽光の受光効率を考慮して適宜設計したレンズを使用することができる。
第2レンズの出射光が擬似的に楕円体鏡の第一焦点から出射するとは、第2レンズからの出射光の光路を第1レンズ側に延長すると第1レンズの中心に集束し、第2レンズの出射光が楕円体鏡の第一焦点から出射したとみなされることを意味する。
楕円体鏡は、内面が鏡面となる中空の楕円体殻状に形成することもできるし、外面が鏡面となる透明材料からなる楕円体に形成することもできる。
また、第1レンズは球形に形成するかわりに、半球殻状に形成した一対の第1球殻レンズを組み合わせて形成することも可能である。
また、受光装置は、導光装置、光発電装置あるいは光加熱装置として構成することができる。
太陽光受光装置を構成する集光ユニットは、側面を隣接させた最密配置として設置すること、また、第1レンズを集光ユニットの光軸方向から見て六角形に形成し、側面を密接させたハニカム配置に設けることにより、太陽光、散乱光を効率的に受光することができる。
また、太陽光受光装置に取り付けられている集光ユニットは、個々に、第2レンズ群のレンズ配置を異なる配置として設けることにより、日々あるいは季節によって太陽の動き(経路、高さ、向き)が変動した場合であっても、太陽光の受光強度のばらつきを抑え、受光強度を均等化することが可能になる。第2レンズ群のレンズ配置を異なる配置とする例としては、第1レンズの中心から見て第2レンズの配置をθx−θy方向に回転シフトさせる方法、集光ユニットの光軸方向を異なる向きに設定して取り付ける方法を利用することができる。
前記集光ユニットの第1レンズを半球殻状に形成した一対の第1球殻レンズを組み合わせて構成する場合には、一方の第1球殻レンズと他方の第1球殻レンズを、それぞれ、複数の集光ユニット間にわたり一体に連接したユニットとして形成し、一対のユニットを組み合わせることにより、各々の集光ユニットの第1レンズを構成することができる。第1レンズを半球殻状のレンズを組み合わせて構成することにより、集光装置の製造こすとを効果的に低減させることができ、集光装置の組み立てを容易にすることができる。
本発明に係る太陽光受光装置は、全天から太陽光の直達光と散乱光を受光することを可能にする受光装置であり、太陽光受光装置は、受光する単位となる集光ユニットを複数個組み合わせて構成される。
以下では、まず、直達太陽光と散乱光を受光する単位となる集光ユニットの構成について説明する。
図1は集光ユニットの構成例を示す。
集光ユニット10は、入射光(直達光と散乱光)を受ける球形レンズとして形成された第1レンズ12と、第1レンズ12の外周面の近傍に複数個配置された第2レンズ14と、第2レンズ14からの光を反射する楕円体鏡16と、楕円体鏡16によって反射された光を受光する受光装置18とからなる。
楕円体鏡16の第2レンズから出射された光を反射する反射面は楕円体面として形成され、楕円体鏡16の第一焦点が第1レンズ12の中心と一致し、第二焦点が受光装置18の受光位置に一致するように設けられている。
第2レンズ14を配置する位置(領域)は、太陽の動きに応じて第1レンズ12から出射する出射光が出射する領域(出射範囲)、言い換えれば、第1レンズ12によって直達太陽光、散乱光を取り込む立体角にしたがって決めればよい。
本実施形態の集光ユニット10では、第1レンズ12として球形のレンズを使用する。第1レンズ12として球形のレンズを使用する理由は、太陽の動きにともなって第1レンズ12への直達太陽光の入射方向が変動しても、直達太陽光を第1レンズ12の外周面の近傍に集光させ、また、全天からの散乱光を集光することができるようにするためである。第1レンズ12の大きさ、材質(屈折率)はとくに限定されるものではない。
図2に、第1レンズ12に平行光を入射させたときの光路を示す。図2では、入射角θ1の光路を示している。第1レンズ12の屈折率によっても異なるが、一般的に第1レンズ12からの出射光は第1レンズ12の外周面よりも外側で集束する。
この集束位置は入射角θ1が変化すると移動する。ボールレンズの場合は、ボールレンズの中心線に近い光路と中心線から離れた位置の光路では入射角θ1が異なるため、集束する位置が異なる。実際に計算すると、第1レンズ12の半径をR1、焦点距離F1とすると、第1レンズの屈折率が1.5の時、パラメータF1/R1の値は、θ1=5°では0.50、θ1=60°では0.14、θ1=75°では0.03となり、平行光が集束する位置(焦点位置)が入射角θ1によって異なることがわかる。
図2では、第1レンズ12に入射した光線と第2レンズ14の光路を示す。この例では第2レンズ14をボールレンズ(球形レンズ)としている。前述したように、第2レンズ14は第1レンズ12に入射した光を細径に絞る作用と、第2レンズ14から出射した光が、あたかも第1レンズ12の中心に虚光源があるかのように(第2レンズ14からの出射光を第1レンズ12に延長させると第1レンズ12の中心に一致する)作用させるものである。第2レンズ14からの出射光が擬似的に第1レンズ12の中心(楕円体鏡16の第一焦点)から出射したかのようにさせることにより、第2レンズ14からの出射光を楕円体鏡16の第二焦点に集束させることができる。
なお、第2レンズ14からの出射光の光路は、第1レンズ12の出射光が一点に集束しないため若干変動し、出射光の角度が分布を持つ。このため実際の設計では、第2レンズ14からの出射光の方向が角度分布の中心に設定するといったように光学設計する方法が考えられる。
第1レンズ12に入射する太陽光が正確に一点に集束しないことに起因する問題は、第1レンズ12と第2レンズ14との間に集束位置のずれを補正する補正光学系を設けたり、第2レンズ14をレンズ設計する際に補正を考慮して設計するといった方法により解消することが可能である。
太陽光の直接光を利用する場合、日中の8〜10時間程度にわたって直達太陽光を受光することができれば、一日のうちの大半の太陽光を利用したことになる。これを第1レンズ12で受光する立体角に置き換えると120°〜150°の範囲に相当する。第2レンズ14は、第1レンズ12で受光されるこの立体角の範囲で受光される太陽光、散乱光が出射される領域に配置すればよい。実際には小径の第2レンズ14をこの配置領域に多数個隣接させるようにして配置する。
図1に示したように、楕円体鏡16は第2レンズ14から出射した光を楕円体鏡16の第二焦点に集光させるために用いている。前述したように、楕円体鏡16は、第一焦点が第1レンズ12の中心位置に一致するように設計されているから、第2レンズ14からの出射光を楕円体鏡16の第一焦点から出射した光と同等の出射光とすることで、第2レンズ14からの出射光は楕円体鏡16の第二焦点に集束する。
図1では、楕円体鏡16の第二焦点の位置に受光装置18を設置し、第2レンズ14からの出射光が受光装置18で受光することを示している。
太陽光受光装置は上述した集光ユニット10を複数個(多数個)組み合わせて構成される。
図5は集光ユニット10を面的に、相互に隣接させて最密配置とした例である。図5(a)は太陽光受光装置を平面方向から見た状態、図5(b)は図5(a)のA−B面での断面を見た状態を示す。
図示例の集光ユニット10は、楕円体鏡16の短径が第1レンズ12の半径よりも大きくなるように設計した例である。この場合は、楕円体鏡16の外周面が相互に隣接することで最密配置されている。
図8は、球形のレンズを最密配置とした第2レンズ14の配置を第1レンズの中心から見た状態を示す。図8に示したA、B、C線は、太陽が動く(日動)ことにより、第1レンズ12から出射した光が第2レンズ群上を動く様子を例示したものである。A線及びB線は、日毎に第2レンズ群上を出射光が移動する例、C線は季節が変わったようなときに出射光が移動する例を説明的に示している。
このように太陽の動きにともなって、第1レンズ12からの出射光は第2レンズ群上を移動する位置が少しずつ異なり、ある日は出射光が第2レンズ14の中心(A線)を通過しても、別の日には第2レンズ14の中心を外れた位置(B線)を通過するといったことになる。
第2レンズ14をθx−θy方向に回転シフトさせるシフト量をさまざまに異なるように設定し、多数個の集光ユニット10を用いることで、太陽光の受光強度をさらに均等化させることができる。
また、チルト角を設けるかわりに、集光ユニット10を取り付ける際に光軸のまわりの取り付け角度を変えることで、第2レンズ14の配置をシフトさせることもできる。
また、上記の第2レンズ14の配置をシフトさせる方法は、これらの操作を併用して利用することももちろん可能である。
図11(a)はハニカム形状とした第2レンズ14を光軸方向(正面方向)から見た状態を示す。図中の番号1、2、3は、太陽の動きにより第1レンズ12からの出射光が第2レンズ群上を動く様子を示す。
図11(b)は第2レンズ14をボールレンズとしたときの第2レンズ14へ入射する光束、図11(c)は、第2レンズ14をハニカム形状としたときの第2レンズ14へ入射する光束を示す。
図11に示すように、第2レンズ14をハニカム形状とすることで、隣接する第2レンズ14との間の空隙が解消され、第1レンズ12からの出射光をより効率的に第2レンズ14によって受光することが可能になる。
また、第2レンズ14をハニカム形状とすることで、第2レンズ群を一体化して形成することができるから、プラスチック成形等を利用して第2レンズ群を製作することが容易に可能となり、製作コストを低減させることができる。
上述した集光ユニットでは、第2レンズとしてボールレンズを使用したが、第2レンズは、第2レンズから出射した光が、あたかも第1レンズの中心に虚光源があるかのように屈折させる作用をするものであればよく、ボールレンズに限るものではない。
図13は、第1レンズ12aの出射光側の外周面に、前述した球形状の第2レンズ14にかえて、凹レンズ状に形成した第2レンズ14aを設けた例である。第2レンズ14は第1レンズ12aの外面に、凹面141を形成することにより第1レンズ12aと一体に第2レンズ14aを形成したものである。
図13に示すように楕円体鏡16aを中実な楕円体として形成した場合は、楕円体鏡16aの出射側の端部を凹面等の適宜形状に設定することが容易であり、楕円体鏡16aからの出射光を集光して受光装置18へ入射させ、受光効率を向上させるといったことが可能である。
第1レンズ12aに凹面を形成して第1レンズ12aによって集光された太陽光を受光装置18に導く方法は、前述した集光ユニットの構成例1のように第1レンズ12とは別個にボール状の第2レンズ14を配置する方法と比べて、第1レンズ12aと第2レンズ14aとを相互に高精度に位置決めすることができるという利点がある。また、光学素子と空気の界面の数が減少し、界面反射ロスを軽減できる。さらに、第一レンズの出射側に焦点を結ばない光学系となるため、熱集中を回避し、安全性も高める等の利点がある。
図16(a)は凹レンズ状の第2レンズを使用する他の構成例を示す。
図16(a)はボール状に形成した第1レンズ12の出射面側の外表面に、光学的なアタッチメント15aを利用して第2レンズ14bを設けた例である。
アタッチメント15aの本体は球面殻状に形成され、第1レンズ12に接触するアタッチメント15aの一方の面は第1レンズ12の外面の曲率に一致する球面として形成され、他方の面に多数個の凹面142が形成されて第2レンズ14bが多数個設けられている。このようにアタッチメント15aを利用して、第1レンズ12とアタッチメント15aとを組み合わせることで、図13に示したと同様に第1レンズ12によって集光された太陽光を受光装置18に導く構成とすることも可能である。
図16(c)は、図16(b)の構成例において、第1レンズ12と第2レンズ14cの中間に補正光学系151を介在させた例である。光学設計によっては、このように、光学系に補正光学系151を介在させることによって所望の受光効率が得られるようにすることも可能である。この場合も、第1レンズ12に対して第2レンズ14cを高精度に位置決めできるという利点がある。
このように、第1レンズ12bに凹面144を設けることに加えて、レンズ作用を有するアタッチメント15cを組み合わせて所望の受光効率を得るように設計することも可能である。
図13〜16に示した集光ユニットの構成例では、第1レンズとして球形のレンズを使用している。球形レンズを第1レンズとして使用する理由は、第1レンズを固定したままで、全天から太陽の直達光と散乱光を集めることができるようにするためである。
図17は、第1レンズを球形レンズとする方法に替えて、球形レンズの球体の内部を中空とした球殻状のレンズとして形成した例である。第1レンズ13を球形とするかわりに球殻状とする方法によっても、第1レンズ13を固定したまま、全天から太陽光を集めることができる。
この構成例では、太陽光が入射する側の一方の第1球殻レンズ13aに対向して配置する他方の第1球殻レンズ13bの光が出射する側の外面に凹面146を形成することで第2レンズ14dを形成している。
第2レンズを形成する方法としては、図16に示した方法と同様に、出射側に位置する第1球殻レンズ13bの出射面を球面とし、第1球殻レンズ13bの出射面の外側に、第2レンズの作用をなすアタッチメントを配置したり、補助光学系を配置する方法を利用すること可能である。
図17に示すように、第1レンズを中実な球形に形成しない場合であっても、第1球殻レンズ13a、13bの厚さや、素材の屈折率、第1球殻レンズ13bの出射面に形成する凹面146の形状等を適宜設計することにより、第2レンズ14dから出射される光が第1球殻レンズ13aと第1球殻レンズ13bによって構成される球の中心から放射されるようにすることができる。
図18は、半球殻状のレンズを組み合わせて構成した第1レンズ13を使用して、図7に示したと同様に第1レンズ13を太陽光の入射側から見てハニカム配置とした例を示す。この場合も第1球殻レンズ13a、13bの側面をカットした形態とすることにより、第1レンズ13をハニカム配置とすることができる。
この方法であれば、一方の第1球殻レンズ13aからなるユニット131も、他方の第1球殻レンズ13bからなるユニット132も一体物として構成されるから、樹脂成型方法等を利用して、多数個の集光ユニットを一括して製作することが可能になる。この結果、集光装置を製作する製造コストを効果的に低減させることができ、集光装置の軽量化に加えて、第1レンズ13と第2レンズ14a〜14dの位置合わせが容易にかつ高精度にできるという利点がある。
図18は半殻状のレンズを組み合わせて第1レンズ13とした場合について第1レンズ13をハニカム状に配置した例であるが、球体の出射面側に凹面レンズを形成して第2レンズ14aとした例や他の凹レンズを用いた例についても、前述した球形レンズからなる第2レンズ14を用いた場合とまったく同様に集光装置を構成することができる。すなわち、集光ユニットを相互に隣接させて最密配置とすること、楕円体鏡の短径よりも第1レンズを小さくして、太陽光の仰角が小さくなった場合に、隣り合った集光ユニットの第1レンズにより、直達太陽光が遮られることを抑えるようにすること、個々の集光ユニットの取り付け角度を変えることにより、太陽の動きにより受光強度がばらつくことを抑えるといった方法を採用することができる。
また、第2レンズを光軸方向から見て外形が六角形となるように側面をカットし、第2レンズを互いに隣接させて配置することにより、隣接する第2レンズの間の空隙が解消され、第1レンズからの出射光を効率的に第2レンズによって受光することが可能となり集光装置の集光効率を向上させることができる。
12、12a 第1レンズ
13 第1レンズ
13a、13b 第1球殻レンズ
14、14a、14b、14c、14d 第2レンズ
16 楕円体鏡
18 受光装置
20 光ファイバー
21 受光レンズ
131、132 ユニット
141、142、143、144、145、146 凹面
Claims (17)
- 入射光を受ける球形の第1レンズと、
前記第1レンズの外面の近傍に配置され、前記第1レンズからの出射光を受光する複数の第2レンズと、
該第2レンズからの出射光を受光する受光装置と、
前記第2レンズからの出射光を前記受光装置に導く、楕円体面の反射面を備える楕円体鏡とを備え、
前記楕円体鏡の前記反射面の第一焦点が、前記第1レンズの中心と一致することを特徴とする集光ユニット。 - 前記第2レンズの出射光が、擬似的に前記楕円体鏡の第一焦点から出射するように設計されていることを特徴とする請求項1記載の集光ユニット。
- 前記受光装置が、前記楕円体鏡の第二焦点の位置に配置されていることを特徴とする請求項2記載の集光ユニット。
- 前記楕円体鏡は、内面が鏡面となる中空の楕円体殻状に形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項記載の集光ユニット。
- 前記楕円体鏡は、外面が鏡面となる透明材料からなる楕円体に形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項記載の集光ユニット。
- 第2レンズは、球形のレンズとして形成されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項記載の集光ユニット。
- 第2レンズは、凹面の屈折面を備えるレンズとして形成されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項記載の集光ユニット。
- 前記凹面が、前記第1レンズの出射面に凹部を設けることにより形成されていることを特徴とする請求項7記載の集光ユニット。
- 前記凹面が、前記第1レンズの出射面側に配置した透光性のアタッチメントの外面に凹部を設けることにより形成されていることを特徴とする請求項7記載の集光ユニット。
- 前記第1レンズが、半球殻状に形成した一対の第1球殻レンズを組み合わせて形成されていることを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項記載の集光ユニット。
- 前記受光装置は、導光装置、光発電装置あるいは光加熱装置であることを特徴とする請求項1〜10のいずれか一項記載の集光ユニット。
- 請求項1〜10いずれか一項記載の集光ユニットを複数個組み合わせて構成されていることを特徴とする太陽光受光装置。
- 前記集光ユニットは、側面を隣接させた最密配置されていることを特徴とする請求項12記載の太陽光受光装置。
- 前記集光ユニットは、前記第1レンズを集光ユニットの光軸方向から見て六角形に形成し、側面を密接させたハニカム配置に設けられていることを特徴とする請求項12記載の太陽光受光装置。
- 前記集光ユニットは、前記第1レンズの中心から見て前記第2レンズをθx−θy方向に回転シフトさせたときの回転シフト量が異なる集光ユニットが混在して設置されていることを特徴する請求項12〜14のいずれか一項記載の太陽光受光装置。
- 前記集光ユニットは、集光ユニットの光軸方向を異なる向きに設定して取り付けることにより、第2レンズ群のレンズ配置を異なる配置としたことを特徴とする請求項12〜15のいずれか一項記載の太陽光受光装置。
- 前記集光ユニットは、前記第1レンズが、半球殻状に形成した一対の第1球殻レンズを組み合わせて形成され、
前記一方の第1球殻レンズと他方の第1球殻レンズが、それぞれ、複数の集光ユニット間にわたり一体に連接したユニットとして形成され、それぞれのユニットを組み合わせて装着することにより、それぞれの集光ユニットの第1レンズが構成されていることを特徴とする請求項12〜16のいずれか一項記載の太陽光受光装置。
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