JP2018072264A - 試料採取用具、試料採取方法、試料の検査方法 - Google Patents
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Abstract
Description
特許文献1に記載の試料採取用具(試料採取用器具)は、一端が閉塞し他端に開口を有する管状体と、管状体の開口を密閉可能な密封栓と、管状体に収納可能な大きさの試料採取用の匙部と、匙部と密封栓とを連結する取っ手部とを有する構成である。
この試料採取用具は、取っ手部先端側(密封栓とは反対の側)の匙部に便等の試料を採取した後、試料を載せた匙部及び取っ手部を管状体にその開口から挿入し、密封栓によって管状体開口部を密閉することで、採取した試料を管状体内に保管できる。
特許文献1の図2、図6の試料採取用具の取っ手部は、管状体の開口を密閉栓で密閉したとき、管状体のその軸線方向に垂直の断面方向中央部に配置される。また、この試料採取用具の匙部の取っ手部先端からの延出寸法は、取っ手部の密封栓からの延出寸法に比べて格段に小さい。
第1の態様は、一端側の底壁とは反対の他端側に開口部が形成された容器と、前記容器の他端側に脱着される栓体から試料採取用の採取用突片が延出する採取片付き栓体とを有し、前記栓体は前記容器の開口部を密閉可能であり、前記採取用突片は、前記栓体の前記容器の開口部を密閉したときに前記容器の内側空間に臨む底面の外周部あるいは前記底面の外周部から突出する支持片部の先端から延出する採取片部を有し、前記採取片部は、前記栓体の前記底面あるいは前記支持片部先端から、前記容器の開口部を密閉したときに前記容器の開口部の中心軸線に一致する前記栓体の中心軸線に対して前記栓体の中心軸線を介して反対の側へ傾斜して延出されていることを特徴とする試料採取用具である。
第2の態様は、前記採取片部の先端は、前記栓体の中心軸線方向における前記底面の中央部の延長上に位置することを特徴とする第1の態様の試料採取用具である。
第3の態様は、前記採取片部の前記栓体側の基端部は前記栓体の前記底面の外周部に沿う湾曲断面形状で延在する円弧板状に形成されていることを特徴とする第1又は2の態様の試料採取用具である。
第4の態様は、前記採取片部の前記支持片部からの延在寸法は、前記栓体の前記底面からの前記支持片部の突出寸法に比べて小さいことを特徴とする第1〜3のいずれか1つの態様の試料採取用具である。
第5の態様は、前記栓体には前記底面とは反対の側から手指を挿入可能な凹部が形成されていることを特徴とする第1〜4のいずれか1つの態様の試料採取用具である。
第6の態様は、第1〜第5のいずれか1つの態様の試料採取用具を使用して試料を採取することを特徴とする試料採取方法である。
第7の態様は、第6の態様の試料採取方法によって試料を採取し、採取した試料を検査に供することを特徴とする試料の検査方法である。
この試料採取用具の採取用突片は栓体の底面の外周部から延出されている。採取片付き栓体は、採取用突片が栓体底面中心よりも下側に位置する向きとしたとき、栓体の採取用突片から下側に位置する部分の方が採取用突片から上側に位置する部分に比べてサイズが小さい。このため、試料採取用具は、試料が載置された載置面に先端を摺動させた採取用突片に試料を掬い上げる作業等を、採取用突片が栓体底面中心よりも下側に位置する向きで行なうことで、栓体のその下方に位置する試料からの距離の確保が容易であり、栓体への試料の付着防止に有利である。
図1、図2は、本発明の好適な1実施形態の試料採取用具10を示す。
図1、図2に例示した試料採取用具10は、容器20と、容器20の開口部21を密閉可能な栓体31から採取用突片32が延出する構成の採取片付き栓体30とを有する。
図1、図2に例示した試料採取用具10の容器20の筒壁部22(以下、容器筒壁部、とも言う)は具体的には円筒状である。この容器20は片側有底円筒状に形成されている。また、この容器20は、プラスチック製の一体成形品である。
図1〜図3に例示した採取片付き栓体30の栓体31は、容器20の開口部21周囲の口縁部(以下、容器口縁部、とも言う)の全周に当接可能な環状天壁部33と、容器20の開口部21(以下、容器開口部、とも言う)に挿脱可能な挿入突部34と、螺着壁部35とを有する。
環状天壁部33のその軸線方向片側には、容器口縁部に当接される当接面33aが形成されている。環状天壁部33の当接面33aは、容器開口部21周囲の筒壁部22の端面の全周に当接可能である。
なお、本明細書では、栓体31について、環状の当接面33aの湾曲中心を通り当接面33a湾曲中心を中心とする円周を含む仮想平面に垂直の軸線(以下、当接面33aの中心軸線、とも言う)を、栓体31の中心軸線31Lとして扱うものとする。
図1〜図3に例示した栓体31において、環状天壁部33内周の中心軸線は栓体中心軸線31Lと一致している。
筒状側壁部34aは環状天壁部33内周部と同軸に延在する円筒状に形成されている。
図1、図2に示すように、挿入突部34の内側空間34cの栓体底壁部34bとは反対の側は開口されている。環状天壁部33内周から内側(環状天壁部33内周の径方向内側)の領域は、挿入突部34の内側空間34cの開口部とされている。挿入突部34の内側空間34cは、栓体天面33b内周から窪む凹部となっている。挿入突部34の内側空間34cを、以下、栓体凹部、とも言う。
また、図1、図2に示す採取片付き栓体30の栓体凹部34cは、その開口側(栓体底壁部34bとは反対の側)から採取片付き栓体30の使用者の手指を挿入可能な大きさに形成されている。
栓体31は、その中心軸線31Lを容器筒壁部22開口端部の中心軸線に一致させて容器筒壁部22に螺着される。
図1〜図3に示すように、採取用突片32は、栓体31側の支持片部32aと、この支持片部32aの先端(栓体31とは反対側の端)から延出する採取片部32bとを有する。
図1〜図4に示す採取片付き栓体30の採取用突片32の支持片部32aは、栓体底面34d外周に沿う円弧状断面で栓体底面34dから栓体31軸線方向に沿って突出する円弧板状に形成されている。図1〜図4の支持片部32aは、栓体底面34dからの突出方向全長にわたって一定断面寸法で突出している。この支持片部32aの栓体底面34d外周方向の断面寸法は、栓体底面34d外周の8分の1以上、半分以下であることが好ましく、栓体底面34d外周の6分の1以上、半分以下であることがより好ましい。
採取片部32bの基端部(栓体31側の端部)の採取片部32b延在方向に垂直の断面は、栓体31の前記底面の外周部に沿う円弧状に湾曲延在する。
採取片部32bは支持片部32aを介して栓体31に対して支持されている。
この採取片付き栓体30の採取片部32bの、支持片部32aの栓体底面34dからの突出方向に対する傾斜角度θ(図1参照)は10〜70度であることが好ましく、30〜60度であることがより好ましい。
先細り形状の採取片部32b先端部は、固形糞便等への採取片部32bの突き刺しなどを容易にする利点がある。
なお、採取片部32bの断面寸法は、必ずしも支持片部32a断面寸法と同様である必要は無く、支持片部32a断面寸法と異なっていても良い。採取用突片32は、例えば、円弧板状の採取片部32bの先端部以外の部分のその延在方向に垂直の湾曲断面の延在方向寸法が、円弧板状の支持片部32aのその湾曲断面の延在方向寸法よりも大きい構成も採用可能である。
容器筒壁部22開口端部に螺着された栓体31は、容器筒壁部22開口端部に対してねじ込み時とは逆向きに回転操作することで、容器20から離脱させることができる。
また、採取片付き栓体30の栓体31によって容器開口部21を密閉したとき、採取片付き栓体30の採取用突片32の先端は、容器筒壁部22の中心軸線付近(容器筒壁部22中心軸線に接する位置あるいはその近傍)に配置される。
密閉補助突壁36と螺着壁部35との間には、栓体31によって容器開口部21を密閉したときに容器筒壁部22開口端部が挿入される。密閉補助突壁36は、密閉補助突壁36と螺着壁部35との間に挿入された容器筒壁部22開口端部内周面に当接して、容器20内の試料42が容器口縁部と栓体31(具体的には環状天壁部33)との間から漏出することを防ぐべく、栓体31による容器開口部21の密閉性を高める役割を果たす。
なお、採取片付き栓体は、密閉補助突壁36を有していない構成も採用可能である。
試料採取用具10は、試料採取後の採取片付き栓体30の採取用突片32を採取した試料とともに容器開口部21に挿入し、容器筒壁部22開口端部に螺着した栓体31を容器20に締め付けて容器開口部21を密閉することで、採取した試料を容器20に収容、保管できる。
試料採取用具は、図1、図2等に示す試料採取用具10について採取片付き栓体30の採取片部32bのみを変更し、栓体31によって容器開口部21を密閉したときに採取片部32bのその先端部よりも基端側部分が容器筒壁部22の中心軸線と交差し、採取片部32b先端が容器筒壁部22内周面に近接配置される構成(以下、採取部先端近接形採取用具、とも言う)も採り得る。但し、図1、図2等に示す試料採取用具10であれば、栓体31によって容器開口部21を密閉したときの採取片部32bと容器筒壁部22内周面との間のスペースを採取部先端近接形採取用具に比べて大きく確保できる。このため、栓体31によって容器開口部21を密閉したときに採取用突片32先端が容器筒壁部22の中心軸線付近に配置される構成の試料採取用具10は、採取部先端近接形採取用具に比べて試料収容量の増大に有利である。
採取部先端近接形採取用具の採取片部32bの、支持片部32aの栓体底面34dからの突出方向に対する傾斜角度θ(図1参照)は10〜70度であることが好ましく、30〜60度であることがより好ましい。
そして、掬い上げ操作は、採取片付き栓体30を上述の向きで採取片部32b先端を載置面41に当接させた状態を保ったまま載置面41に沿って移動させ、載置面41から試料42を掬い上げて採取する。試料42は採取片部32bの凹曲面側に採取する。
その一方、掬い上げ操作では、採取片部32b上への試料採取のために、採取片部32bを載置面41に平行に近付けて試料の掬い上げを行ないたいケースがある。
ここで、採取片付き栓体30について、採取用突片32が栓体底壁部34b(栓体底面34d)の中央部から延出するように改変した構成(以下、採取部中央延出形栓体、とも言う)との対比を説明する。
採取片付き栓体30は、栓体底壁部34bの採取用突片32基端部と連続する部分が栓体底壁部34bにおける最下部に位置する向きで掬い上げ操作に使用することで、採取部中央延出形栓体に比べて、栓体31の載置面41からの距離(高さ)を大きく(高く)確保できる。つまり、採取片付き栓体30は、栓体底壁部34bの採取用突片32基端部と連続する部分が栓体底壁部34bにおける最下部に位置する向きで掬い上げ操作に使用するとき、採取片部32bの載置面41に対する傾斜角度を同じにした採取部中央延出形栓体に比べて、栓体31の載置面41からの距離(高さ)を大きく(高く)確保できる。
採取片付き栓体30は、特許文献1に記載の試料採取用具に比べて、掬い上げ操作による試料採取の作業性向上に有利である。
その状態で採取片付き栓体30を、採取用突片32及び栓体31の挿入突部34を容器開口部21に挿入するとともに、栓体31を容器筒壁部22開口端部に対して相対回転させて、螺着壁部35の内ねじ部35aを容器筒壁部22開口端部の外ねじ部22aに螺合させ、栓体31を容器筒壁部22開口端部に螺着する。これにより試料採取用具10は、図2の状態になる。ただし図2では図示されていないが、容器20の内部空間には、採取片部32bに採取した試料42(糞便)が存在している。
この状態で、採取した試料42(糞便)を、例えば、特許第5264239号公報に記載されるスギ花粉症の補助検査に供することができる。この場合は、採取した試料42(糞便)の中のバクテロイデス・ユニフォルミスおよびバクテロイデス・カッカエからなる群より選択される1種以上の菌種の菌数が、試料42(糞便)の1g当たり100万未満である場合に、被験者がスギ花粉症に罹患している可能性が高いと判断する。
採取片付き栓体の採取用突片は、支持片部32aの栓体底面34dからの突出寸法が採取片部32bの延在寸法に比べて小さい構成に限定されず、支持片部32aの栓体底面34dからの突出寸法が採取片部32bの延在寸法と同等以上の寸法である構成も採用可能である。
採取片付き栓体の採取用突片は、支持片部32aを有する構成に限定されず、支持片部32aが存在せず、採取片部が栓体底面から直接延出する構成も採用可能である。
但し、採取片付き栓体の栓体は、栓体凹部34cが存在しない構成も採用可能である。
採取片付き栓体の栓体は、栓体凹部34cが形成されておらず中実の挿入突部を有する構成や、挿入突部が存在せず螺着壁部35の軸線方向片側端部を塞ぐ円板状の栓体天壁部を有する構成も採用可能である。栓体凹部34cが形成されておらず中実の挿入突部を有する栓体は、螺着壁部35の軸線方向片側端部を塞ぐ円板状の栓体天壁部と、この栓体天壁部の面方向中央部から螺着壁部35が突出する側に突出する中実の挿入突部とを有する構成である。
螺着壁部35の軸線方向片側端部を塞ぐ円板状の栓体天壁部の栓体天面とは反対側の面の外周部には、容器開口部密閉時に容器口縁部に当接される当接面が確保される。
また、螺着壁部35の軸線方向片側端部を塞ぐ円板状の栓体天壁部を有する採取片付き栓体の採取用突部は、栓体における容器開口部密閉時に容器内側空間に臨む栓体底面の外周部から栓体天面とは反対の側へ延出される。栓体底面は、栓体の中実の挿入突部の突端面、あるいは、挿入突部が形成されていない円板状の栓体天壁部の栓体天面とは反対側の面におけるその外周部の当接面よりも内側部分、である。
採取片付き栓体は、容器筒壁部22開口端部外周に螺着可能な螺着壁部が存在せず、容器筒壁部22開口端部に挿入して容器筒壁部22に脱着可能に取り付けられる部分(以下、挿入取付部、とも言う)が確保された栓体を有する構成も採用可能である。栓体は、容器筒壁部22開口端部内周に螺着可能な挿入取付部を有する構成や、容器筒壁部22開口端部に嵌合可能な挿入取付部を有する構成も採用可能である。
挿入取付部を有する栓体の栓体底面は、挿入取付部の、容器筒壁部22開口端部への挿入時に容器内側空間に臨む面である。螺着壁部が存在せず挿入取付部を有する栓体は、栓体底面とは反対の側に栓体天面を有する。螺着壁部が存在せず挿入取付部を有する採取片付き栓体の採取用突部は、挿入取付部に確保された栓体底面外周部から栓体天面とは反対の側へ延出する。
第1の態様は、一端側の底壁とは反対の他端側に開口部が形成された容器と、前記容器の他端側に脱着される栓体から試料採取用の採取用突片が延出するプラスチック製の採取片付き栓体とを有し、前記栓体は前記容器の開口部を密閉可能であり、かつ前記容器の開口部を密閉したときに前記開口部に挿入される挿入突部を有し、前記挿入突部は、前記栓体において前記容器の開口部の周囲の口縁部に当接される環状天板部の内周部からその軸線方向片側へ突出する筒状側壁部と、前記筒状側壁部の内側空間の筒状側壁部突端側を塞ぎ前記栓体の底面を形成する栓体底壁部とを有し、前記採取用突片は、前記栓体の底面の外周部あるいは前記底面の外周部から突出する支持片部の先端から延出する採取片部を有し、前記採取片部は、前記栓体の前記底面あるいは前記支持片部先端から、前記容器の開口部を密閉したときに前記容器の開口部の中心軸線に一致する前記栓体の中心軸線に対して前記栓体の中心軸線を介して反対の側へ傾斜して延出されており、前記採取用突片は、その全体が前記採取片部であるか、あるいは前記支持片部と前記支持片部からの延在寸法が前記栓体の前記底面からの前記支持片部の突出寸法に比べて大きい前記採取片部とを有する構成とされていることを特徴とする試料採取用具である。
第2の態様は、前記採取片部の先端は、前記栓体の中心軸線方向における前記底面の中央部の延長上に位置することを特徴とする第1の態様の試料採取用具である。
第3の態様は、前記採取片部の前記栓体側の基端部は前記栓体の前記底面の外周部に沿う湾曲断面形状で延在する円弧板状に形成されていることを特徴とする第1又は2の態様の試料採取用具である。
第4の態様は、前記栓体には前記底面とは反対の側から手指を挿入可能な凹部が形成されていることを特徴とする第1〜3のいずれか1つの態様の試料採取用具である。
第5の態様は、第1〜第4のいずれか1つの態様の試料採取用具を使用して試料を採取することを特徴とする試料採取方法である。
第6の態様は、第5の態様の試料採取方法によって試料を採取し、採取した試料を検査に供することを特徴とする試料の検査方法である。
Claims (7)
- 一端側の底壁とは反対の他端側に開口部が形成された容器と、前記容器の他端側に脱着される栓体から試料採取用の採取用突片が延出する採取片付き栓体とを有し、
前記栓体は前記容器の開口部を密閉可能であり、
前記採取用突片は、前記栓体の前記容器の開口部を密閉したときに前記容器の内側空間に臨む底面の外周部あるいは前記底面の外周部から突出する支持片部の先端から延出する採取片部を有し、前記採取片部は、前記栓体の前記底面あるいは前記支持片部先端から、前記容器の開口部を密閉したときに前記容器の開口部の中心軸線に一致する前記栓体の中心軸線に対して前記栓体の中心軸線を介して反対の側へ傾斜して延出されていることを特徴とする試料採取用具。 - 前記採取片部の先端は、前記栓体の中心軸線方向における前記底面の中央部の延長上に位置することを特徴とする請求項1に記載の試料採取用具。
- 前記採取片部の前記栓体側の基端部は前記栓体の前記底面の外周部に沿う湾曲断面形状で延在する円弧板状に形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の試料採取用具。
- 前記採取片部の前記支持片部からの延在寸法は、前記栓体の前記底面からの前記支持片部の突出寸法に比べて小さいことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の試料採取用具。
- 前記栓体には前記底面とは反対の側から手指を挿入可能な凹部が形成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の試料採取用具。
- 請求項1〜5のいずれか1項に記載の試料採取用具を使用して試料を採取することを特徴とする試料採取方法。
- 請求項6に記載の試料採取方法によって試料を採取し、採取した試料を検査に供することを特徴とする試料の検査方法。
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CN112362379A (zh) * | 2020-11-17 | 2021-02-12 | 云南省生态环境科学研究院 | 一种用于平地茶园土壤污染检测的土壤取样方法 |
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2016
- 2016-11-02 JP JP2016215475A patent/JP6351187B2/ja active Active
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