JP2018071391A - 内燃機関及び内燃機関の制御方法 - Google Patents

内燃機関及び内燃機関の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】EGRガスに含まれる水蒸気の液化による凝縮水の生成を回避しつつ、EGRガスの更なる低温化を達成して、車両の燃費性能及び排ガス性能を良化させることができる内燃機関及び内燃機関の制御方法を提供する。
【解決手段】EGRクーラ8より下流側のEGR通路4を通過するEGRガスGeの温度と、内燃機関の排気通路3または排気マニホールド1bを通過する排気ガスの酸素過剰率に基づいて、EGRガスGeに含まれる水蒸気が液化して凝縮水が生成されるか否かを判定する凝縮水生成判定を行い、凝縮水が生成されると判定するときには、EGRクーラ8に流入する混合冷却水MWの基の一部である低温側冷却水LWが流通する低温側冷却水用流路に備えた低水温用ウォーターポンプ22の回転数Nlpを内燃機関の運転状態に応じて予め設定される基本回転数Nlpcより低下させる制御である回転数調整制御を行う。
【選択図】図5

Description

本発明は、内燃機関及び内燃機関の制御方法に関する。
エンジン冷却水が流通する高温側冷却水路にメインラジエータと高温側冷却水用のポンプを備えるとともに、水冷インタークーラを冷却した後の冷却水が流通する低温側冷却水路にサブラジエータと低温側冷却水用のポンプとを備えて構成される内燃機関の冷却装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2012−189063号公報
ところで、車両の燃費性能及び排ガス性能の良化の観点から、排気通路から吸気通路に還流される排気ガス(EGRガス)の低温化が検討されている。しかしながら、従来のように、EGRガスを冷却するEGRクーラの冷却媒体として、内燃機関の冷却により比較的高温となるエンジン冷却水を使用していたのでは、EGRガスの更なる低温化を達成するのは困難であった。
また、EGRガスを低温化するにつれて、EGRガスに含まれる水蒸気量が飽和水蒸気量を超えて、余剰の水蒸気が液化して凝縮水が生成される懸念が強まる。この凝縮水(水ミスト)が吸気ガスに混入して気筒(シリンダ)内に多量に流入すると、シリンダ内面の潤滑油膜を洗い落としたり、ピストン等の各部品の腐食や各部品へのカーボンの堆積等の不具合に至ったりする可能性がある。また、EGR配管やEGRバルブ等の各種配管及びバルブ等の腐食や劣化に至る可能性もある。
本発明の目的は、EGRガスに含まれる水蒸気の液化による凝縮水の生成を回避しつつ、EGRガスの更なる低温化を達成して、車両の燃費性能及び排ガス性能を良化させることができる内燃機関及び内燃機関の制御方法を提供することにある。
上記の目的を達成するための本発明の内燃機関は、内燃機関の冷却を行う高温側冷却水が流通する高温側冷却水用流路に高水温用ラジエータと高水温用送水装置を備えるとともに、前記内燃機関の吸気通路を通過する吸気ガスの冷却を行う低温側冷却水が流通する低温側冷却水用流路に低水温用ラジエータと低水温用送水装置とEGRクーラを備えて構成される内燃機関において、前記EGRクーラより上流側の前記低温側冷却水用流路に、前記高温側冷却水用流路より分岐した分岐流路を接続して、前記低温側冷却水用流路を通過する低温側冷却水と前記分岐流路を通過する高温側冷却水が混合された混合冷却水を前記EGRクーラに流通させるとともに、前記低水温用送水装置を電動送水装置として構成して、さらに、前記EGRクーラより下流側のEGR通路にEGRガス温度検出装置を備え、前記内燃機関の排気通路または排気マニホールドに排気酸素過剰率検出装置を備えて、前記内燃機関を制御する制御装置が、前記EGRガス温度検出装置の検出値及び前記排気酸素過剰率検出装置の検出値に基づいて、EGRガスに含まれる水蒸気が液化して凝縮水が生成されるか否かを判定する凝縮水生成判定を行うとともに、該凝縮水生成判定で凝縮水が生成されると判定するときには、前記低水温用送水装置の回転数を前記内燃機関の運転状態に応じて予め設定される基本回転数より低下させる制御である回転数調整制御を行うように構成される。
また、上記の目的を達成するための本発明の内燃機関の制御方法は、内燃機関の冷却を行う高温側冷却水が流通する高温側冷却水用流路に高水温用ラジエータと高水温用送水装置を備えるとともに、前記内燃機関の吸気通路を通過する吸気ガスの冷却を行う低温側冷却水が流通する低温側冷却水用流路に低水温用ラジエータと電動式の低水温用送水装置とEGRクーラを備えて、さらに、該EGRクーラより上流側の前記低温側冷却水用流路に、前記高温側冷却水用流路より分岐した分岐流路を接続して、前記低温側冷却水用流路を通過する低温側冷却水と前記分岐流路を通過する高温側冷却水が混合された混合冷却水を前記EGRクーラに流通させるように構成される内燃機関の制御方法において、前記EGRクーラより下流側のEGR通路を通過するEGRガスの温度と、前記内燃機関の排気通路または排気マニホールドを通過する排気ガスの酸素過剰率に基づいて、EGRガスに含まれる水蒸気が液化して凝縮水が生成されるか否かを判定する凝縮水生成判定を行うとともに、該凝縮水生成判定で凝縮水が生成されると判定するときには、前記低水温用送水装置の回転数を前記内燃機関の運転状態に応じて予め設定される基本回転数より低下させる制御である回転数調整制御を行うことを特徴とする方法である。
本発明の内燃機関及び内燃機関の制御方法によれば、エンジン冷却水(高温側冷却水)と吸気ガス冷却用の低温側冷却水を混合して、エンジン冷却水より低温の混合冷却水を冷却媒体としてEGRクーラに流通させるので、エンジン冷却水を冷却媒体とする従来技術と比較して、EGRガスを更に低温化することができる。その結果、気筒内に流入される吸気とEGRガスの混合気を低体積化して車両の燃費性能を良化させることができるとともに、混合気を低温化して排ガス性能を良化させることができる。
また、EGRクーラの冷却媒体として低温側冷却水を用いることなく、低温側冷却水より高温の混合冷却水を用いるので、EGRガスに含まれる水蒸気の凝縮化による凝縮水(腐食水)の生成を抑制することができる。その結果、凝縮水による各種配管及びバルブ等の腐食や劣化を抑制することができる。
さらに、凝縮水が生成される懸念があるときに、低水温用送水装置の回転数を低下させて、高温側冷却水と低温側冷却水の合計水量に対する低温側冷却水の量の割合を低下させて、混合冷却水を昇温させるので、混合冷却水を冷却媒体とするEGRクーラ通過後のEGRガスを昇温させることができ、凝縮水の生成をより抑制することができる。
また、本発明者は、EGRガス温度と排気酸素過剰率の両方の値が低いときに凝縮水が生成される可能性があることを知見した。本発明によれば、凝縮水が生成されるか否かをEGRガス温度と排気酸素過剰率に基づいて行うこととしたので、凝縮水の生成判定の精度を向上させることができる。
本発明の内燃機関の第1実施形態の構成を模式的に示す図である。 EGRガス温度と排気酸素過剰率とEGRガスに含まれる水蒸気の割合の関係を示す図である。 エンジンの低負荷領域を示す図である。 本発明の内燃機関の第2実施形態の構成を模式的に示す図である。 本発明の内燃機関の制御方法を制御フローの形で示す図である。
以下、本発明に係る第1実施形態の内燃機関について、図面を参照しながら説明する。図1に示すように、本発明の内燃機関では、エンジン本体(内燃機関本体)1に吸気マニホールド1aを介して吸気通路2が接続されるとともに、排気マニホールド1bを介して排気通路3が接続されている。また、排気マニホールド1bと吸気マニホールド1aの間にEGR通路4が接続されている。なお、図1では、空気(新気)Aや排気ガスGaやEGRガスGe等の気体が通過する通路を点線で、高温側冷却水HWが通過する流路を太線で、混合冷却水MWが通過する流路を極太線で、低温側冷却水LWが通過する流路を細線で示している。
吸気通路2は、空気(新気)Aをエンジン本体1の気筒(シリンダ)内に供給するための通路で、上流側より順に、低圧段過給システム5Sの低圧段過給器(低圧段ターボチャージャ)5のコンプレッサ5b、低圧段用インタークーラ7a、高圧段過給システム6Sの高圧段過給器(高圧段ターボチャージャ)6のコンプレッサ6b、高圧段用インタークーラ7bが配設されている。
排気通路3は、エンジン本体1の各気筒(図1では6気筒)より排気マニホールド1bに排出された排気ガスGの内、吸気通路2に還流されるEGRガスGeを除く排気ガスGaを大気へと放出するための通路で、上流側より順に、高圧段過給器6のタービン6a、低圧段過給器5のタービン5a、排気ガス浄化処理装置(図示しない)、マフラー(図示しない)、テールパイプ(図示しない)が配置されている。
EGR通路4は、排気マニホールド1bに排出された排気ガスGの一部をEGRガスGeとして吸気通路2に還流するための通路で、上流側より順に、EGRクーラ8、EGRバルブ(図示しない)が配置されている。
大気中から導入される新気Aは、必要に応じて、EGR通路4から吸気通路2に流入するEGRガスGeを伴って、吸気マニホールド1aと吸気弁(図示しない)を経由して各気筒に送られる。また、各気筒で発生した排気ガスGは、排気弁(図示しない)を経由して排気マニホールド1bに排出され、その一部はEGR通路4にEGRガスGeとして流れ、残りの排気ガスGa(=G−Ge)は、タービン6a、5aを経由して、排気ガス浄化処理装置に流入して浄化された後、マフラー、テールパイプを経由して大気中へ放出される。
高温側冷却水用流路は、エンジン本体1の冷却を行う高温側冷却水(エンジン冷却水)HWが流通する流路で、上流側より順に、エンジン本体1、サーモスタット(図示しない)、高水温用ラジエータ11、高水温用ウォーターポンプ(高水温用送水装置)12が備わる。高水温用ラジエータ11は、エンジン本体1を通過後の高温側冷却水HWを車両の内部に流入する空気により冷却する装置である。高水温用ウォーターポンプ12は、高温側冷却水用流路を循環させるためのエネルギーを高温側冷却水HWに供給する装置である。この高水温用ウォーターポンプ12の駆動源は、エンジン本体1の動力でもよいし、車両の内部にバッテリ(図示しない)を備えて、このバッテリの電力でもよい。サーモスタットは、エンジン本体1を通過後の高温側冷却水HWの温度に応じて、高温側冷却水HWを高水温用ラジエータ11で冷却するか否かを設定することで、高温側冷却水HWの温度を調整する開閉弁装置である。より詳細には、サーモスタットを通過する高温側冷却水HWの温度が予め設定された設定温度未満のときには、サーモスタットは閉弁状態となって、エンジン本体1を通過後の高温側冷却水HWが高水温用ラジエータ11を経由することなくバイパス通路(図示しない)を経由して再びエンジン本体1に流入するようにして、エンジン本体1の暖機を促進する。一方、高温側冷却水HWの温度が設定温度以上のときには、サーモスタットは開弁状態となって、エンジン本体1を通過後の高温側冷却水HWが高水温用ラジエータ11を経由して再びエンジン本体1に流入するようにして、高温側冷却水HWの温度を一定の範囲内に維持しながら、エンジン本体1を冷却する。なお、サーモスタットの開弁度は、通常、サーモスタットの温度と設定温度の差(=サーモスタットの温度−設定温度)が大きくなるにつれて、大きくなるように設定する。
低温側冷却水用流路は、低圧段用インタークーラ7a及び高圧段用インタークーラ7bにて吸気ガスを冷却する冷却媒体である低温側冷却水LWが流通する流路で、上流側より順に、低水温用ラジエータ21、低水温用ウォーターポンプ(低水温用送水装置)22、インタークーラ7(低圧段用インタークーラ7a及び高圧段用インタークーラ7b)が備わる。低圧段用インタークーラ7a及び高圧段用インタークーラ7bは、低水温用ウォーターポンプ22より下流側の低温側冷却水用流路に並列に配置される。低水温用ラジエータ21は、インタークーラ7を通過後の低温側冷却水LWを車両の内部に流入する空気により冷却する装置である。低水温用ウォーターポンプ22は、低温側冷却水用流路を循環させるためのエネルギーを低温側冷却水LWに供給する装置である。この低水温用ウォーターポンプ22は、電動式の送水装置で、例えば、車両の内部にバッテリ(図示しない)を備えて、このバッテリの電力により駆動する。なお、上記した各装置7、8、11、12、21、22に対する冷却水の流入出口にはホースが接続され、このホースに例えば鋼製の配管を接続して、冷却水回路を構成している。
EGRクーラ8より下流側のEGR通路4にEGRガス温度センサ(EGRガス温度検出装置)31を、排気通路3または排気マニホールド1b(図1では排気マニホールド1b)に排気ラムダセンサ(排気酸素過剰率検出装置)32を、タービン5aより下流側の排気通路3に排気温度センサ33を備える。
また、本発明の内燃機関には、制御装置40が備わる。制御装置40は、サーモスタットによる温度の検出値に応じて、高水温用ウォーターポンプ12を制御したり、エンジン回転数や気筒内への燃料噴射量等のエンジン運転状態を表すパラメータの検出値または推定値や上記のセンサ31、32、33の検出値に応じて、低水温用ウォーターポンプ22を制御したりする装置である。
本発明の内燃機関では、EGRクーラ8を低温側冷却水用流路が通過するように構成して、EGRクーラ8より上流側の低温側冷却水用流路に、高温側冷却水用流路より分岐した分岐流路30を接続して、低温側冷却水用流路を通過する低温側冷却水LWと分岐流路30を通過する高温側冷却水HWが混合された混合冷却水MWをEGRクーラ8に流通させる。そして、制御装置40が、EGRガス温度センサ31の検出値及び排気ラムダセンサ32の検出値に基づいて、EGRガスGeに含まれる水蒸気が液化して凝縮水が生成されるか否かを判定する凝縮水生成判定を行うとともに、この凝縮水生成判定で凝縮水が生成されると判定するときには、低水温用ウォーターポンプ22の回転数Nlpをエンジンの運転状態に応じて予め設定される基本回転数Nlpcより低下させる制御である回転数調整制御を行うように構成する。
なお、EGRクーラ8を通過後の混合冷却水MWは、高温側冷却水用流路と低温側冷却水用流路の各々を通過する冷却水量を維持するために、低水温用ラジエータ21と、高水温用ラジエータ11と高水温用ウォーターポンプ12の間の高温側冷却水用流路の両方に還流する。また、高温側冷却水HWの温度は約80℃〜100℃、混合冷却水MWの温度は約50℃〜70℃、低温側冷却水LWの温度は約30℃〜40℃である。
EGRガスGeの温度が低いほど、EGRガスGeに含むことができる水蒸気量の最大値(飽和水蒸気量)は低くなる。また、図2に示すように、排気酸素過剰率λが小さいほど、EGRガスGeに含まれる水蒸気量は大きくなる。したがって、EGRガスGeに含まれる水蒸気が液化して凝縮水が生成される領域(凝縮水生成領域、斜線部)は、EGRガスGeの温度の低さと、排気酸素過剰率λの大きさ(図2ではλ1<λ2)に応じて設定される。凝縮水生成判定は、EGRガス温度と排気酸素過剰率を基にしたマップ上に図2の凝縮水生成領域に対応する領域を設定し、EGRガス温度センサ31の検出値と排気ラムダセンサ32の検出値の組み合わせがこのマップ上の領域に含まれるときに凝縮水が生成されると判定し、含まれないときに凝縮水が生成されないと判定するように行う。
また、図1に示すように、インタークーラ7とEGRクーラ8の間の低温側冷却水用流路に、低温側冷却水用流路と分岐流路30の接続点CPを配置して、インタークーラ7の下流側で混合冷却水MWを生成するように構成すると、インタークーラ7の上流側の低温側冷却水より下流側の低温側冷却水の方が水温が高いので、インタークーラ7の上流側で混合冷却水MWを生成する場合よりも、EGRクーラ8に流入する混合冷却水MWの温度範囲をより高温とすることができる。その結果、凝縮水の生成をより確実に抑制することができる。
また、エンジンが低負荷であるとき(図3に示す低負荷領域にあるとき)に、EGRガスGeの温度が凝縮水生成の懸念がある低温になりやすい。したがって、制御装置40が、エンジンが低負荷であるときにのみ、上記の低水温用ウォーターポンプ22の回転数調整制御を行うように構成すると、エンジンが中負荷または高負荷にあるときは、低水温用ウォーターポンプ22の回転数Nlpを基本回転数Nlpcに設定するだけですむので、制御を簡素化することができる。
また、制御装置40は、エンジンが運転状態にあるときに、凝縮水生成判定を予め設定した制御時間毎に行う。そして、凝縮水生成判定で凝縮水が生成されると判定したときに、その後の凝縮水生成判定で凝縮水が生成されないと判定するまでは、低水温用ウォーターポンプ22の回転数Nlpを基本回転数Nlpcより低い回転数に低下させる。
この回転数の低下については、例えば、以下の2通りの方法がある。1つ目の方法は、最初に凝縮水が生成されると判定したときに、低水温用ウォーターポンプ22の回転数Nlpを基本回転数Nlpcより低い回転数Nlp1まで低下させ、その後の凝縮水生成判定で凝縮水が生成されないと判定するまでは、この回転数Nlp1に維持する方法である。回転数Nlp1は予め実験等により最適値に設定される。この方法は、回転数Nlp1に維持するだけですむので、制御を簡素化することができる。
2つ目の方法は、最初に凝縮水が生成されると判定したときに、低水温用ウォーターポンプ22の回転数Nlpを基本回転数Nlpcより低い回転数Nlp1まで低下させ、その後の凝縮水生成判定で凝縮水が生成されないと判定するまでは、凝縮水生成判定で凝縮水が生成されると判定する度に低水温用ウォーターポンプ22の回転数を前回の判定時の回転数より低下させる方法である。この方法は、EGRクーラ8に流入する混合冷却水MWに含まれる低温側冷却水LWの割合を徐々に低下させて、混合冷却水MWを昇温させることで、EGRガスGeを昇温するので、EGRガスGeに含まれる水蒸気の液化による凝縮水の生成をより確実に抑制することができる。
なお、この判定間の回転数の低下量については、一定量でもよいし、判定回数に応じた変動量でもよい。判定間の回転数の低下量を一定量にした場合は、制御を簡素化することができる。判定間の回転数の低下量を判定回数に応じた変動量にした場合は、EGRクーラ8の冷却能力を緻密に調整してEGRガスGeの温度を最適化するので、エンジンの運転状態への影響を最小限にしつつ、EGRガスGeに含まれる水蒸気の液化による凝縮水の生成を抑制することができる。
そして、制御装置40は、その後の凝縮水生成判定で凝縮水が生成されないと判定するときに、低水温用ウォーターポンプ22の回転数Nlpを基本回転数Nlpcに戻す制御を行い、EGRガスGeに流入する混合冷却水MWの温度をエンジンの運転状態に応じた最適値に設定することで、EGRガスGeの温度を最適化する。
なお、低水温用ウォーターポンプ22の回転数調整制御をエンジンの低負荷時に限定して行うときでも、上記の凝縮水生成判定で凝縮水が生成されると判定されている間は、エンジンが低負荷から中負荷または高負荷に移行しても、凝縮水生成判定で凝縮水が生成されないと判定するまでは、凝縮水生成判定を継続して行うことがより好ましい。
次に、本発明に係る第2実施形態の内燃機関について説明する。図4に示すように、第2実施形態の内燃機関は、図1に示す第1実施形態の内燃機関とは、第2EGRクーラ9がEGRクーラ8より上流側のEGR通路4に配設されている点、第2EGRクーラ9にEGRガスGeの冷却媒体として高温側冷却水HWが使用されている点で異なり、その他の点では同じ構成である。
第2実施形態の内燃機関のように、高温側冷却水HWを冷却媒体とする第2EGRクーラ9をEGRクーラ8より上流側に配設することで、第2EGRクーラ9により低温化したEGRガスGeをEGRクーラ8に流入させるので、EGRクーラ8に必要な冷却能力を低下させることができる。その結果、低水温用ウォーターポンプ22の回転数調整制御で、EGRガスGeに含まれる水蒸気の液化による凝縮水の生成を確実に抑制することができる。
次に、本発明の内燃機関の構成を基にした、内燃機関の制御方法について、図5に示す制御フローを例にして説明する。図5に示す制御フローは、エンジンが運転状態にあるときに予め設定した制御時間が経過する度に実行されるフローである。
図5の制御フローがスタートすると、ステップS10にて、エンジンが低負荷であるか否かを判定する。エンジンが低負荷であると判定する場合(YES)には、ステップS20に進む。エンジンが低負荷でなく、中負荷または高負荷であると判定する場合(NO)には、リターンに進んで、本制御フローを終了する。
ステップS10からステップS20に進んだ場合、ステップS20にて、EGRガスGeに含まれる水蒸気の液化により凝縮水が生成されるか否かを判定する。凝縮水が生成されると判定する場合(YES)には、ステップS30に進む。凝縮水が生成されないと判定する場合(NO)には、ステップS10に戻り、再度ステップS10の判定を行う。
なお、凝縮水の生成判定については、上述のようにEGRガス温度と排気酸素過剰率を基にしたマップを用いて行ってもよいし、あるいは、EGRガス温度及び排気酸素過剰率と各々の設定閾値との比較結果を用いて行ってもよい。この比較結果を用いた方法とは、より詳細には、EGRガス温度が予め設定した設定温度閾値より低く、かつ、排気酸素過剰率が予め設定した設定濃度閾値より低いときにのみ凝縮水が生成されると判定し、EGRガス温度が設定温度閾値以上で、または、排気酸素過剰率が設定濃度閾値以上であるときには凝縮水が生成されないと判定する方法である。
ステップS20からステップS30に進んだ場合、ステップS30にて、低水温用ウォーターポンプ22の回転数Nlpを基本回転数Nlpcより低い回転数Nlp1まで低下させる制御を行う。回転数Nlp1は予め実験等により最適値に設定される。ステップS30の制御を実施後、ステップS40に進む。
ステップS40にて、EGRガスGeに含まれる水蒸気の液化により凝縮水が生成されるか否かの2回目以降の判定を行う。凝縮水が生成されると判定する場合(YES)には、ステップS50に進んで、ステップS50にて、低水温用ウォーターポンプ22の回転数Nlpを基本回転数Nlp1に維持するか、または前回の回転数より低い回転数に低下させる制御を行う。ステップS50の制御を実施後、ステップS40に戻り、再度、ステップS40の判定を行う。
一方、ステップS40にて、凝縮水が生成されないと判定する場合(NO)には、ステップS60に進み、ステップS60にて、低水温用ウォーターポンプ22の回転数Nlpを基本回転数Nlpcに戻す制御を行う。ステップS60の制御を実施後、リターンに進んで、本制御フローを終了する。
以上より、本発明の内燃機関の制御方法は、内燃機関の冷却を行う高温側冷却水HWが流通する高温側冷却水用流路に高水温用ラジエータ11と高水温用送水装置12を備えるとともに、内燃機関の吸気通路2を通過する吸気ガスの冷却を行う低温側冷却水LWが流通する低温側冷却水用流路に低水温用ラジエータ21と電動式の低水温用送水装置22とEGRクーラ8を備えて、さらに、このEGRクーラ8より上流側の低温側冷却水用流路に、高温側冷却水用流路より分岐した分岐流路30を接続して、低温側冷却水用流路を通過する低温側冷却水LWと分岐流路30を通過する高温側冷却水HWが混合された混合冷却水MWをEGRクーラ8に流通させるように構成される内燃機関の制御方法において、EGRクーラ8より下流側のEGR通路4を通過するEGRガスGeの温度と、内燃機関の排気通路3または排気マニホールド1bを通過する排気ガスGの酸素過剰率に基づいて、EGRガスGeに含まれる水蒸気が液化して凝縮水が生成されるか否かを判定する凝縮水生成判定を行うとともに、この凝縮水生成判定で凝縮水が生成されると判定するときには、低水温用送水装置22の回転数Nlpを内燃機関の運転状態に応じて予め設定される基本回転数Nlpcより低下させる制御である回転数調整制御を行うことを特徴とする方法となる。
以上より、本発明の内燃機関及び内燃機関の制御方法によれば、エンジン冷却水(高温側冷却水)HWと吸気ガス冷却用の低温側冷却水LWを混合して、エンジン冷却水HWより低温の混合冷却水MWを冷却媒体としてEGRクーラ8に流通させるので、エンジン冷却水HWを冷却媒体とする従来技術と比較して、EGRガスGeを更に低温化することができる。その結果、気筒内に流入される吸気とEGRガスの混合気を低体積化して車両の燃費性能を良化させることができるとともに、混合気を低温化して排ガス性能を良化させることができる。
また、EGRクーラ8の冷却媒体として低温側冷却水LWを用いることなく、低温側冷却水LWより高温の混合冷却水MWを用いるので、EGRガスGeに含まれる水蒸気の凝縮化による凝縮水(腐食水)の生成を抑制することができる。その結果、凝縮水による各種配管及びバルブ等の腐食や劣化を抑制することができる。
さらに、凝縮水が生成される懸念があるときに、低水温用送水装置22の回転数を低下させて、高温側冷却水HWと低温側冷却水LWの合計水量に対する低温側冷却水LWの量の割合を低下させて、混合冷却水MWを昇温させるので、混合冷却水MWを冷却媒体とするEGRクーラ8通過後のEGRガスGeを昇温させることができ、凝縮水の生成をより抑制することができる。
また、凝縮水が生成されるか否かをEGRガス温度と排気酸素過剰率に基づいて行うこととしたので、凝縮水の生成判定の精度を向上させることができる。
1 エンジン本体
1a 吸気マニホールド
1b 排気マニホールド
2 吸気通路
3 排気通路
4 EGR通路
7 インタークーラ
7a 低圧段用インタークーラ
7b 高圧段用インタークーラ
8 EGRクーラ
9 第2EGRクーラ
11 高水温用ラジエータ
12 高水温用ウォーターポンプ(高水温用送水装置)
21 低水温用ラジエータ
22 低水温用ウォーターポンプ(低水温用送水装置)
30 分岐流路
31 EGRガス温度センサ(EGRガス温度検出装置)
32 排気ラムダセンサ(排気酸素過剰率検出装置)
40 制御装置
Nlp 低水温用ウォーターポンプの回転数
Nlpc 低水温用ウォーターポンプの基本回転数
CP 接続点
HW 高温側冷却水(エンジン冷却水)
MW 混合冷却水
LW 低温側冷却水

Claims (6)

  1. 内燃機関の冷却を行う高温側冷却水が流通する高温側冷却水用流路に高水温用ラジエータと高水温用送水装置を備えるとともに、前記内燃機関の吸気通路を通過する吸気ガスの冷却を行う低温側冷却水が流通する低温側冷却水用流路に低水温用ラジエータと低水温用送水装置とEGRクーラを備えて構成される内燃機関において、
    前記EGRクーラより上流側の前記低温側冷却水用流路に、前記高温側冷却水用流路より分岐した分岐流路を接続して、前記低温側冷却水用流路を通過する低温側冷却水と前記分岐流路を通過する高温側冷却水が混合された混合冷却水を前記EGRクーラに流通させるとともに、前記低水温用送水装置を電動送水装置として構成して、
    さらに、前記EGRクーラより下流側のEGR通路にEGRガス温度検出装置を備え、前記内燃機関の排気通路または排気マニホールドに排気酸素過剰率検出装置を備えて、
    前記内燃機関を制御する制御装置が、
    前記EGRガス温度検出装置の検出値及び前記排気酸素過剰率検出装置の検出値に基づいて、EGRガスに含まれる水蒸気が液化して凝縮水が生成されるか否かを判定する凝縮水生成判定を行うとともに、該凝縮水生成判定で凝縮水が生成されると判定するときには、前記低水温用送水装置の回転数を前記内燃機関の運転状態に応じて予め設定される基本回転数より低下させる制御である回転数調整制御を行うように構成される内燃機関。
  2. 吸気ガスの冷却を低温側冷却水にて行うインタークーラを前記吸気通路及び前記低温側冷却水用流路に備えて、前記インタークーラと前記EGRクーラの間の前記低温側冷却水用流路に、前記低温側冷却水用流路と前記分岐流路の接続点を配置して構成される請求項1に記載の内燃機関。
  3. 前記制御装置が、
    前記内燃機関が低負荷であるときにのみ、前記回転数調整制御を行うように構成される請求項1または2に記載の内燃機関。
  4. 前記制御装置が、
    前記凝縮水生成判定を予め設定した制御時間毎に行うとともに、
    前記凝縮水生成判定で凝縮水が生成されると判定したときには、その後の前記凝縮水生成判定で凝縮水が生成されないと判定するまでは、前記凝縮水生成判定で凝縮水が生成されると判定する度に前記低水温用送水装置の回転数を低下させるとともに、その後の前記凝縮水生成判定で凝縮水が生成されないと判定するときに、前記低水温用送水装置の回転数を前記基本回転数に戻す制御を行うように構成される請求項1〜3のいずれか一項に記載の内燃機関。
  5. 前記EGRクーラより上流側の前記EGR通路に、前記EGRクーラとは別のEGRクーラで、かつ、高温側冷却水を冷却媒体とする第2EGRクーラを備えて構成される請求項1〜4のいずれか一項に記載の内燃機関。
  6. 内燃機関の冷却を行う高温側冷却水が流通する高温側冷却水用流路に高水温用ラジエータと高水温用送水装置を備えるとともに、前記内燃機関の吸気通路を通過する吸気ガスの冷却を行う低温側冷却水が流通する低温側冷却水用流路に低水温用ラジエータと電動式の低水温用送水装置とEGRクーラを備えて、さらに、該EGRクーラより上流側の前記低温側冷却水用流路に、前記高温側冷却水用流路より分岐した分岐流路を接続して、前記低温側冷却水用流路を通過する低温側冷却水と前記分岐流路を通過する高温側冷却水が混合された混合冷却水を前記EGRクーラに流通させるように構成される内燃機関の制御方法において、
    前記EGRクーラより下流側のEGR通路を通過するEGRガスの温度と、前記内燃機関の排気通路または排気マニホールドを通過する排気ガスの酸素過剰率に基づいて、EGRガスに含まれる水蒸気が液化して凝縮水が生成されるか否かを判定する凝縮水生成判定を行うとともに、
    該凝縮水生成判定で凝縮水が生成されると判定するときには、前記低水温用送水装置の回転数を前記内燃機関の運転状態に応じて予め設定される基本回転数より低下させる制御である回転数調整制御を行うことを特徴とする内燃機関の制御方法。
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