JP2018070680A - エポキシ樹脂組成物及びこれを用いたエポキシ樹脂硬化物、電子部品装置 - Google Patents

エポキシ樹脂組成物及びこれを用いたエポキシ樹脂硬化物、電子部品装置 Download PDF

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陽介 藤安
浩司 太田
Koji Ota
浩司 太田
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格 山浦
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良一 中西
実佳 田中
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実佳 田中
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Abstract

【課題】主剤のエポキシ樹脂と硬化剤が反応して、スタッキング効果を得やすい熱伝導性の高いエポキシ樹脂組成物を提供すると共にそれを用いたエポキシ樹脂硬化物とそれによって封止された素子を備えてなる電子部品装置を提供する。【解決手段】(A)エポキシ樹脂、(B)酸無水物硬化剤、(C)硬化促進剤を含有し、前記(B)酸無水物硬化剤が酸無水物基を2個有し、融点が200℃以上である化合物を含む、エポキシ樹脂組成物。更に、(D)融点が150℃以下で、酸無水物基を1個有する酸無水物硬化剤を含有すると好ましい。更に、(E)無機充填剤を含有すると好ましい。前記のエポキシ樹脂組成物を硬化してなるエポキシ樹脂硬化物。前記のエポキシ樹脂組成物で、素子を封止した電子部品装置。【選択図】なし

Description

本発明は、熱伝導性に優れた硬化物を与えるエポキシ樹脂組成物及びそれを用いたエポキシ樹脂硬化物と電子部品装置に関するものである。
従来から、成形材料、積層板用及び接着剤用材料、各種電子電気部品、塗料及びインキ材料等の分野において、エポキシ樹脂等の硬化性樹脂が広く使用されている。特に、トランジスタ、IC等の電子部品素子の封止技術に関する分野では、封止材料としてエポキシ樹脂組成物が広く使用されている。その理由としては、エポキシ樹脂は、成形性、電気特性、耐湿性、耐熱性、機械特性、インサート品との接着性等の諸特性においてバランスがとれているためである。
一方、近年、電子部品の分野では高速化及び高密度化が進んでおり、それに伴って、電子部品の発熱が顕著となってきている。また、高温下で作動する電子部品も増加している。そのため、電子部品に使用されるプラスチック、特にエポキシ樹脂硬化物には高い熱伝導性が要求されている。
エポキシ樹脂硬化物の熱伝導性を向上させるため、結晶性のエポキシ樹脂の使用が報告されている(例えば特許文献1〜3参照)。
特開平11−323162号公報 特開2016−23227号公報 特開2015−212367号公報
しかしながら、エポキシ樹脂の硬化剤としてフェノール硬化剤を用いると、エポキシ樹脂とフェノール硬化剤の反応でエーテル結合が形成されるために平面性が崩れやすく、熱伝導性を発現するスタッキング効果が得られにくい。
本発明の課題は、主剤のエポキシ樹脂と硬化剤が反応して、平面性が高く保て、スタッキング効果を得やすい熱伝導性の高いエポキシ樹脂組成物及びこれを用いたエポキシ樹脂硬化物、前記樹脂組成物によって封止された素子を備えてなる電子部品装置を提供することである。
本発明者等は、上述の課題を解決するために鋭意検討を重ねた結果、(B)酸無水物硬化剤として特定の高融点の酸無水物硬化剤を用いることで熱伝導性の高いエポキシ樹脂組成物が得られることを見出した。しかし、特定の高融点の酸無水物硬化剤は、一般的に結晶性が高く高融点であるため混練性と成形性に乏しく封止材の分野への適用に困難が伴う。その場合、高融点の酸無水物硬化剤と150℃以下の低融点の酸無水物硬化剤を併用することで封止材の分野への適用を含めた所期の目的を達成できることを見出し、本発明を完成するに至った。
本発明は以下のとおりである。
[1] (A)エポキシ樹脂、(B)酸無水物硬化剤、(C)硬化促進剤を含有し、前記(B)酸無水物硬化剤が酸無水物基を2個有し、融点が200℃以上である化合物を含む、エポキシ樹脂組成物。

[2] 更に、(D)融点が150℃以下で、酸無水物基を1個有する酸無水物硬化剤を含有する上記[1]に記載のエポキシ樹脂組成物。
[3] 更に、(E)無機充填剤を含有する上記[1]又は[2]に記載のエポキシ樹脂組成物。
[4] (E)無機充填剤の含有率が、エポキシ樹脂組成物の全量に対して55〜90体積%である上記[3]に記載のエポキシ樹脂組成物。
[5] (A)エポキシ樹脂が、1分子中に2個以上のエポキシ基を有するビフェニレン型エポキシ樹脂、スチルベン型エポキシ樹脂、硫黄原子含有エポキシ樹脂、ジシクロペンタジエン型エポキシ樹脂、ナフタレン型エポキシ樹脂、サリチルアルデヒド型エポキシ樹脂、ナフトール類とフェノール類との共重合型エポキシ樹脂、アラルキル型エポキシ樹脂、ジフェニルメタン型エポキシ樹脂及びトリフェニルメタン型エポキシ樹脂からなる群より選択される少なくとも1種である請求項1〜4のいずれか一項に記載のエポキシ樹脂組成物。
[6] 上記[1]〜[5]のいずれか一項に記載のエポキシ樹脂組成物を硬化してなるエポキシ樹脂硬化物。
[7] 上記[1]〜[5]のいずれか一項に記載のエポキシ樹脂組成物で、素子を封止した電子部品装置。
本発明のエポキシ樹脂組成物は、硬化剤に高融点の酸無水物化合物を用いることでエポキシ樹脂のスタッキングが形成されやすくなり、その結果、熱伝導性に優れる。
また、高融点の酸無水物化合物は、混練性と成形性に乏しく封止材への適用は困難であったが、融点が150℃以下の酸無水物化合物を併用することで混練性と成形性が改善され、封止材への適用ができるようになり、成型時の流動性及び硬化物の熱伝導性に優れる。このようなエポキシ樹脂組成物を用いてIC、LSI等の電子部品装置を提供することが可能となった。
<エポキシ樹脂組成物>
本発明のエポキシ樹脂組成物は、(A)エポキシ樹脂、(B)酸無水物硬化剤、(C)硬化促進剤を含有し、前記(B)硬化剤が酸無水物基を2個有し、融点が200℃以上である化合物を含む。
以下に、本発明のエポキシ樹脂組成物について説明する。
[(A)エポキシ樹脂]
(A)エポキシ樹脂は、1分子中に2個以上のエポキシ基を有するエポキシ樹脂を含む。1分子中に2個以上のエポキシ基を有するエポキシ樹脂としては、ビフェニレン型エポキシ樹脂、スチルベン型エポキシ樹脂、硫黄原子含有エポキシ樹脂、ジシクロペンタジエン型エポキシ樹脂、ナフタレン型エポキシ樹脂、サリチルアルデヒド型エポキシ樹脂、ナフトール類とフェノール類との共重合型エポキシ樹脂、アラルキル型エポキシ樹脂、ジフェニルメタン型エポキシ樹脂及びトリフェニルメタン型エポキシ樹脂からなる群より選択される少なくとも1種が挙げられる。ここで挙げたエポキシ樹脂を、特定エポキシ樹脂ともいう。特定エポキシ樹脂は、1種単独で用いても2種以上を組み合わせて用いてもよい。
(A)エポキシ樹脂は、特定エポキシ樹脂以外のその他のエポキシ樹脂を含有してもよい。その他のエポキシ樹脂としては、当該分野で通常用いられるエポキシ樹脂を挙げることができ、例えば、柔軟性や接着性を向上させるために官能基や骨格を変性したエポキシ−シリカハイブリット樹脂や柔軟強靭性液状エポキシ樹脂を挙げることができる。
(A)エポキシ樹脂として特定エポキシ樹脂を用いる場合、エポキシ樹脂全量中の特定エポキシ樹脂の総含有率は、特定エポキシ樹脂のそれぞれの性能を発揮する観点から、60質量%以上であることが好ましく、75質量%以上であることがより好ましく、90質量%以上であることが更に好ましい。
前記エポキシ樹脂のエポキシ当量は特に制限されない。中でも成形性、耐リフロー性、電気的信頼等の各種特性バランスの観点から、エポキシ当量は、100g/eq〜1000g/eqであることが好ましく、150g/eq〜500g/eqであることがより好ましい。
前記エポキシ樹脂の軟化点又は融点は、特に制限されない。中でも成形性、耐リフロー性の観点から、軟化点又は融点は、40℃〜180℃であることが好ましく、硬化物作製における取扱い性の観点からは50℃〜150℃であることがより好ましい。
熱伝導性向上の観点から、メソゲン骨格を有するエポキシ樹脂が好ましい。メソゲン骨格として、例えばビフェニル骨格、ナフタレン骨格、アントラセン骨格、ベンゾフェノン、スチルベン骨格等が挙げられる。
[(B)酸無水物硬化剤]
酸無水物硬化剤として、酸無水物基を2個有し、融点が200℃以上である(酸無水物化合物を用いる。
酸無水物基を2個有し、融点が200℃以上である酸無水物化合物として、例えば、ピロメリット酸二無水物(融点283〜286℃)、ベンゾフェノンテトラカルボン酸二無水物(融点218〜222℃)、ナフタレン−1,4,5,8−テトラカルボン酸二無水物(融点300℃以上)等が挙げられる。ここで挙げた酸無水物硬化剤を、特定酸無水物ともいう。特定酸無水物樹脂は1種を単独で用いても2種以上を組み合わせて用いてもよい。
(B)酸無水物硬化剤は、特定酸無水物以外のその他の酸無水物を含有してもよい。その他の酸無水物硬化剤としては、当該分野で通常用いられる酸無水物硬化剤を挙げることができる。無水トリメリット酸、エチレングリコールビスアンヒドロトリメリテート等が挙げられる。
混練性と成形性の観点から、特定酸無水物として融点が200℃以上の酸無水物硬化剤を用いる場合、後述の(D)融点が150℃以下の酸無水物硬化剤と併用して用いるのが好ましい。
(B)酸無水物硬化剤として特定酸無水物を用いる場合、特定酸無水物の熱伝導性向上の観点から、酸無水物全量中の特定酸無水物の総含有率は、60質量%以上であることが好ましく、70質量%以上であることがより好ましく、90質量%以上であることが更に好ましい。
(B)酸無水物硬化剤の分子量は、100〜400程度が好ましい。
(A)エポキシ樹脂と(B)酸無水物硬化剤との含有比率は、エポキシ樹脂中のエポキシ基1当量に対して、当該エポキシ基と反応する酸無水物硬化剤中の酸無水物基の比率が0.30〜1.5当量であることが好ましく、0.5〜1.0当量であることがより好ましい。比率が0.3当量未満であると、熱硬化性樹脂組成物(エポキシ樹脂組成物)の硬化速度が小さくなる傾向がある。また、得られる硬化体のガラス転移温度が低くなったり、充分な弾性率が得られなくなったりする場合もある。一方、上記比率が1.0当量を超えると硬化後の樹脂成形品の強度が低下する傾向がある。
[(C)硬化促進剤]
硬化促進剤としては、特に制限はなく、1,8−ジアザ−ビシクロ(5,4,0)ウンデセン−7、1,5−ジアザ−ビシクロ(4,3,0)ノネン、5,6−ジブチルアミノ−1,8−ジアザ−ビシクロ(5,4,0)ウンデセン−7、ベンジルジメチルアミン、トリエタノールアミン、ジメチルアミノエタノール、トリス(ジメチルアミノメチル)フェノール等の3級アミン類及びこれらの誘導体、2−メチルイミダゾール、2−フェニルイミダゾール、2−フェニル−4−メチルイミダゾール等のイミダゾール類及びこれらの誘導体、トリブチルホスフィン、メチルジフェニルホスフィン、トリフェニルホスフィン、ジフェニルホスフィン、フェニルホスフィン等の有機ホスフィン類及びこれらのホスフィン類に無水マレイン酸、ベンゾキノン、ジアゾフェニルメタン等のπ結合をもつ化合物を付加してなる分子内分極を有するリン化合物、テトラフェニルホスホニウムテトラフェニルボレート、トリフェニルホスフィンテトラフェニルボレート、2−エチル−4−メチルイミダゾールテトラフェニルボレート、N−メチルテトラフェニルホスホニウム−テトラフェニルボレート、トリフェニルホスフィンとベンゾキノンの付加物、トリパラトリルフォスフィンとベンゾキノンの付加物、トリフェニルホスホニウム−トリフェニルボラン等が挙げられる。
本発明のエポキシ樹脂組成物における、(C)硬化促進剤の配合量は、硬化促進効果が達成できれば特に制限はない。エポキシ樹脂組成物の吸湿時の硬化性及び流動性における改善の観点からは、(A)エポキシ樹脂の総量100質量部に対し、(C)硬化促進剤の総量が0.1質量部〜30質量部であることが好ましく、1質量部〜15質量部であることがより好ましい。硬化促進剤の含有量が0.1質量部以上であると、短時間で良好に硬化する傾向にあり、30質量部以下であると、硬化速度が速すぎず良好な成形品が得られる傾向にある。
[(D)融点150℃以下の酸無水物硬化剤]
融点150℃以下の酸無水物硬化剤は、例えばテトラヒドロ無水フタル酸(融点104℃)、ヘキサヒドロ無水フタル酸(融点35〜36℃)、メチルテトラヒドロ無水フタル酸(融点−38℃)、メチルヘキサヒドロ無水フタル酸(融点−29℃)、メチルナジック酸無水物(常温で液体)、トリアルキルテトラヒドロ無水フタル酸(常温で液体)、無水フタル酸(融点131℃)、無水マレイン酸(融点53℃)、無水こはく酸(融点119〜120℃)、n−ヘキサン無水物(融点−40℃)、シトラコン酸無水物(6〜10℃)、テトラプロぺニルこはく酸無水物(融点41〜43℃)、ドデセニル無水コハク酸(融点0℃以下)、ポリアゼライン酸無水物(融点61℃)等が挙げられる。
融点150℃以下の酸無水物硬化剤の配合比率は、全酸無水物硬化剤の当量に対する(D)酸無水物硬化剤の当量の比率((D)酸無水物硬化剤の当量/全酸無水物硬化剤の当量)で0.50〜1.2が好ましい。流動性の観点から、0.5〜1.0がより好ましい。
[(E)無機充填剤]
エポキシ樹脂組成物は、(E)無機充填剤を含有すると好ましい。無機充填剤を含有することで、硬化物の熱線膨張係数、熱伝導率、弾性率等の向上を図ることができる。
無機充填剤は、一般に封止用成形材料に用いられているものを適宜選択して使用することができ、特に限定されない。無機充填剤としては、溶融シリカ、結晶シリカ、ガラス、アルミナ、炭酸カルシウム、ケイ酸ジルコニウム、酸化マグネシウム、ケイ酸カルシウム、窒化珪素、窒化アルミニウム、窒化ホウ素、炭化ケイ素、工業用ダイヤモンド、ベリリア、ジルコニア、ジルコン、フォステライト、ステアタイト、スピネル、ムライト、チタニア、タルク、クレー、マイカ等の粒子;これらを球形化したビーズ等が挙げられる。
また、難燃効果のある無機充填剤を用いてもよい。難燃効果のある無機充填剤としては、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム、マグネシウムと亜鉛との複合水酸化物等の複合金属水酸化物、硼酸亜鉛等の粒子が挙げられる。なかでも、線膨張係数低減の観点からは溶融シリカ粒子が、高熱伝導性の観点からはアルミナ粒子や酸化マグネシウムが好ましい。これらの無機充填剤は1種を単独で用いても2種以上を組み合わせて用いてもよい。
無機充填剤の含有率は、本発明の効果が得られれば特に制限はなく、エポキシ樹脂組成物の全量に対して55体積%〜90体積%の範囲であることが好ましい。無機充填剤の含有率が55体積%以上であると、硬化物の熱線膨張係数、熱伝導率、弾性率等に優れる傾向があり、90体積%以下であると、エポキシ樹脂組成物の粘度の上昇が抑えられて流動性に優れ、パッケージの成形が容易になる傾向がある。
無機充填剤の平均粒子径は、0.1μm〜80μmが好ましく、0.3μm〜50μmがより好ましい。無機充填剤の平均粒子径が0.1μm以上であると、エポキシ樹脂組成物の粘度の上昇が抑えられやすく、80μm以下であると、エポキシ樹脂組成物と無機充填剤との混合性が向上し、硬化によって得られるパッケージが均質化する傾向があり、特性のばらつきが抑えられ、狭い領域への充填性が向上する傾向がある。またその粒径は乾式の粒度分布系もしくは、水または有機溶媒中に無機充填剤を分散したスラリーを湿式の粒度分布測定装置を使用して測定できる。
流動性の観点からは、無機充填剤の粒子形状は角形より球形が好ましく、無機充填剤の粒度分布は広範囲に分布したものが好ましい。例えば、無機充填剤を75体積%以上含有する場合、その70質量%以上を球状粒子とし、この球状粒子の粒径は0.1μm〜80μmという広範囲に分布したものが好ましい。このような無機充填剤は最密充填構造を形成しやすいため、無機充填剤の含有率を増加させてもエポキシ樹脂組成物の粘度上昇が少なく、流動性に優れたエポキシ樹脂組成物を得ることができる。
[各種添加剤]
エポキシ樹脂組成物は、上述の成分に加えて、以下に例示するカップリング剤、イオン交換体、離型剤、応力緩和剤、難燃剤、着色剤等の各種添加剤を更に含有してもよい。なお、エポキシ樹脂組成物は、以下に例示する添加剤以外にも、必要に応じて当技術分野で周知の各種添加剤を含有してもよい。
(カップリング剤)
本発明のエポキシ樹脂組成物は、樹脂成分と無機充填剤との接着性を高めるために、必要に応じてカップリング剤を含有してもよい。カップリング剤としては、エポキシシラン、メルカプトシラン、アミノシラン、アルキルシラン、ウレイドシラン、ビニルシラン、酸無水物シラン等の各種シラン系化合物;チタン系化合物;アルミニウムキレート化合物;アルミニウム/ジルコニウム系化合物;などの公知のカップリング剤が挙げられる。
エポキシ樹脂組成物がカップリング剤を含有する場合、エポキシ樹脂組成物中のカップリング剤の含有率は、無機充填剤に対して0.05質量%〜5質量%であることが好ましく、0.1質量%〜2.5質量%がより好ましい。前記含有率が0.05質量%以上であると、樹脂成分と無機充填剤との接着性がより向上する傾向があり、5質量%以下であると、パッケージの成形性がより向上する傾向がある。
(イオン交換体)
本発明のエポキシ樹脂組成物は、必要に応じてイオン交換体を含有してもよい。特に、エポキシ樹脂組成物を封止用成形材料として用いる場合には、封止される素子を備える電子部品装置の耐湿性及び高温放置特性を向上させる観点から、イオン交換体を含有することが好ましい。イオン交換体としては特に制限はなく、従来公知のものを用いることができる。具体的には、ハイドロタルサイト化合物、並びにマグネシウム、アルミニウム、チタン、ジルコニウム及びビスマスからなる群より選ばれる少なくとも1種の元素の含水酸化物等が挙げられる。これらのイオン交換体は、1種を単独で、又は2種以上を組み合わせて用いることができる。中でも、下記一般式(A)で示されるハイドロタルサイトが好ましい。
Mg1−XAl(OH)(COX/2・mHO … (A)
(0<X≦0.5、mは正の数)
エポキシ樹脂組成物がイオン交換体を含有する場合、その含有率は、ハロゲンイオン等のイオンを捕捉するのに充分な量であれば特に制限はない。例えば、(A)エポキシ樹脂に対して0.1質量%〜30質量%であることが好ましく、1質量%〜5質量%であることがより好ましい。
(離型剤)
本発明のエポキシ樹脂組成物は、成形時における金型との良好な離型性を得る観点から、離型剤を含有してもよい。離型剤としては特に制限はなく、従来公知のものを用いることができる。具体的には、カルナバワックス、モンタン酸、ステアリン酸等の高級脂肪酸、高級脂肪酸金属塩、モンタン酸エステル等のエステル系ワックス、酸化ポリエチレン、非酸化ポリエチレン等のポリオレフィン系ワックス等が挙げられる。これらの離型剤は1種を単独で用いても2種以上を組み合わせて用いてもよい。中でも、カルナバワックスが好ましい。ポリオレフィン系ワックスとしては、市販品ではヘキスト社製のH4、PE、PEDシリーズ等の数平均分子量が500〜10000程度の低分子量ポリエチレン等が挙げられる。
エポキシ樹脂組成物が離型剤を含有する場合、その含有率は、(A)エポキシ樹脂の総量に対して0.01質量%〜10質量%が好ましく、0.1質量%〜5質量%がより好ましい。離型剤の含有率が0.01質量%以上であると、離型性が充分に得られる傾向があり、10質量%以下であると、より良好な接着性が得られる傾向がある。
(応力緩和剤)
本発明のエポキシ樹脂組成物は、シリコーンオイル、シリコーンゴム粉末等の応力緩和剤を必要に応じて含有してもよい。応力緩和剤を含有することにより、パッケージの反り変形及びパッケージクラックの発生をより低減させることができる。応力緩和剤としては、一般に使用されている公知の可とう剤(応力緩和剤)であれば特に限定されるものではない。具体的には、シリコーン系、スチレン系、オレフィン系、ウレタン系、ポリエステル系、ポリエーテル系、ポリアミド系、ポリブタジエン系等の熱可塑性エラストマー、NR(天然ゴム)、NBR(アクリロニトリル−ブタジエンゴム)、アクリルゴム、ウレタンゴム、シリコーンパウダー等のゴム粒子、メタクリル酸メチル−スチレン−ブタジエン共重合体(MBS)、メタクリル酸メチル−シリコーン共重合体、メタクリル酸メチル−アクリル酸ブチル共重合体等のコア−シェル構造を有するゴム粒子等が挙げられる。これらの可とう剤は、1種を単独で用いても2種以上組み合わせて用いてもよい。中でも、シリコーン系可とう剤が好ましい。シリコーン系可とう剤としては、エポキシ基を有するもの、アミノ基を有するもの、これらをポリエーテル変性したもの等が挙げられる。
(難燃剤)
本発明のエポキシ樹脂組成物は、難燃性を付与する観点から、必要に応じて難燃剤を含有してもよい。難燃剤としては特に制限はなく、一般に使用されている公知の難燃剤から適宜選択できる。具体的には、ハロゲン原子、アンチモン原子、窒素原子又はリン原子を含む公知の有機若しくは無機の化合物、金属水酸化物等が挙げられる。これらの難燃剤は、1種を単独で用いても2種以上を組み合わせて用いてもよい。エポキシ樹脂組成物が難燃剤を含有する場合、その含有率は、難燃効果が達成されれば特に制限はない。例えば、(A)エポキシ樹脂の総量に対して1質量%〜30質量%が好ましく、2質量%〜15質量%がより好ましい。
(着色剤)
本発明のエポキシ樹脂組成物は、必要に応じて着色剤を更に含有してもよい。着色剤としては、カーボンブラック、有機染料、有機顔料、酸化チタン、ピッチ、鉛丹、ベンガラ等の公知の着色剤を挙げることができる。着色剤の含有量は目的等に応じて適宜選択できる。
[エポキシ樹脂組成物の調製方法]
エポキシ樹脂組成物の調製方法は特に制限されず、各種成分を充分に分散混合できるのであれば、いかなる手法を用いても調製できる。一般的な手法としては、所定の配合量の成分をミキサー等によって充分混合した後、ミキシングロール、押出機等によって溶融混練し、冷却し、粉砕する方法を挙げることができる。より具体的には、例えば、上述した成分の所定量を均一に撹拌して混合し、予め70℃〜140℃に加熱してあるニーダー、ロール、エクストルーダー等で混練し、冷却し、粉砕することで得ることができる。エポキシ樹脂組成物は、パッケージの成形条件に合うような寸法及び質量でタブレット化すると取り扱いが容易である。
[電子部品装置]
本発明の電子部品装置は、素子と、前記素子を封止する前記エポキシ樹脂組成物の硬化物と、を有する。電子部品装置としては、例えば、支持部材に、能動素子、受動素子等の素子が搭載され、前記素子が本発明のエポキシ樹脂組成物によって封止されたものが挙げられる。前記支持部材としては、リードフレーム、配線済みのテープキャリア、配線板、ガラス、シリコンウエハ等が挙げられる。前記能動素子としては、半導体チップ、トランジスタ、ダイオード、サイリスタ等が挙げられる。前記受動素子としては、コンデンサ、抵抗体、コイル等が挙げられる。
より具体的には、例えば、リードフレーム上に半導体素子を固定し、ボンディングパッド等の素子の端子部とリード部とをワイヤボンディング又はバンプで接続した後、本発明のエポキシ樹脂組成物を用いてトランスファー成形等によって封止した、DIP(Dual Inline Package)、PLCC(Plastic Leaded Chip Carrier)、QFP(Quad Flat Package)、SOP(Small Outline Package)、SOJ(Small Outline J-lead package)、TSOP(Thin Small Outline Package)、TQFP(Thin Quad Flat Pacakage)等の一般的な樹脂封止型IC;テープキャリアにバンプで接続した半導体チップを、本発明のエポキシ樹脂組成物で封止したTCP(Tape Carrier Package);配線板又はガラス上に形成した配線に、ワイヤボンディング、フリップチップボンディング、はんだ等で接続した半導体チップ、トランジスタ、ダイオード、サイリスタ等の能動素子及び/又はコンデンサ、抵抗体、コイル等の受動素子を、本発明のエポキシ樹脂組成物で封止したCOB(Chip On Board)モジュール、ハイブリッドIC、マルチチップモジュール;裏面に配線板接続用の端子を形成した有機基板の表面に素子を搭載し、バンプ又はワイヤボンディングにより素子と有機基板に形成された配線を接続した後、本発明のエポキシ樹脂組成物で素子を封止したBGA(Ball Grid Array)、CSP(Chip Size Package)等が挙げられる。また、プリント回路板にも本発明のエポキシ樹脂組成物は有効に使用できる。
本発明のエポキシ樹脂組成物を用いて、電子部品装置を封止する方法としては、特に限定されるものではなく、当技術分野において公知の方法を適用することが可能である。例えば、低圧トランスファー成形法が一般的ではあるが、インジェクション成形法、圧縮成形法等を用いてもよい。
本発明のエポキシ樹脂組成物は、成型時の流動性及び硬化物の熱伝導性に優れる。このようなエポキシ樹脂組成物を用いてIC、LSI等の電子部品装置を提供することが可能となり、その工業的価値は高い。
以下、本発明を実施例によってより具体的に説明するが、本発明の範囲は以下に示す実施例によって制限されるものではない。
[実施例1]
以下に示す各種成分をそれぞれ表1、2に示した質量部で配合し、混練温度150℃、混練時間2分の条件下で溶融混合を行うことによって、それぞれ実施例1〜11、比較例1〜3のエポキシ樹脂組成物を得た。配合表を表1と表2に示した。なお、表1と表2は実施例と比較例の一部を重複して示してある。
Figure 2018070680
Figure 2018070680
(エポキシ樹脂組成物の調製)
エポキシ樹脂として、以下を用意した。
ビフェニル型エポキシ樹脂;エポキシ当量175g/eq、融点120℃(三菱化学株式会社製、商品名:jER YL−6121H)
ビスF型エポキシ樹脂;エポキシ当量195g/eq、融点79℃(テトラメチルビスフェノールF型エポキシ樹脂、新日鐵化学株式会社製、商品名:YSLV−80XY)
酸無水物硬化剤として、以下を用意した。
ピロメリット酸二無水物;酸無水物当量109g/eq、融点286℃のピロメリット酸二無水物(東京化成株式会社製)
無水フタル酸;酸無水物当量148g/eq、融点128℃の無水フタル酸(東京化成株式会社製)
ヘキサヒドロ無水フタル酸;酸無水物当量154g/eq、融点34℃のヘキサヒドロ無水フタル酸(新日本理化株式会社製、商品名:リカシッドHH)
フェノール硬化剤として、以下を用意した。
トリフェニルメタン型フェノール樹脂;水酸基当量103g/eq、軟化点68℃のトリフェニルメタン型フェノール樹脂(エア・ウォーター株式会社製、商品名:HE−910−09)
本発明に係る硬化促進剤として、以下を用意した。
トリフェニルホスフィン;(東京化成株式会社製)
テトラ−n−ブチルホスホニウム-テトラフェニルボレート;(日本化学工業株式会社製、商品名:ヒシコーリンPX−4PB)
[エポキシ樹脂組成物の熱伝導率評価]
実施例1〜11、及び比較例1〜3によって得られたエポキシ樹脂組成物を以下に示す試験法によって評価した。評価結果を表3、4に示した。尚、熱伝導率測定用のエポキシ樹脂組成物の成形は、真空ハンドプレス成形機を用い、金型温度180℃、成形圧力6.9MPa、硬化時間10分の条件下で行った。また、後硬化は175℃で6時間行った。
[熱伝導率の測定]
上記方法で縦1cm、横1cmに成型した硬化物の厚さ方向の熱拡散率を測定した。レーザーフラッシュ法(装置:LFA447/2、NETZSCH社製)にて熱拡散率、比熱を測定した。パルス光照射は、パルス幅0.1(ms)、印加電圧 247Vの条件で行った。測定は雰囲気温度25℃±1℃で行った。次いで、下記の式(1)を用いて比熱、密度を熱拡散率に乗算することによって、熱伝導率の値を得た。密度は電子天秤を用いた比重測定装置により測定した。
λ = α・Cp・ρ ・・・式(1)
式(1)中、λは熱伝導率(W/mK)、αは熱拡散率(m/s)、Cpは比熱(J /kg・K)、ρは密度(d:g/cm)をそれぞれ示す。
Figure 2018070680
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表3と4に示されるように、本発明に係る酸無水物硬化剤を含有するエポキシ樹脂組成物(実施例1〜11)は、酸無水物硬化剤を用いない比較例1〜3に比べ高い熱伝導性を示す結果となった。
硬化剤として酸無水物骨格を有する融点200℃以上のピロメリット酸二無水物(融点286℃)を用いた実施例1〜6は、熱伝導率が0.251〜0.313W/m・Kと、フェノール樹脂を硬化剤とした比較例1、2の0.200〜0.240W/m・Kよりも高く良好である。また、融点の高いピロメリット酸二無水物に融点が150℃以下の酸無水物硬化剤を組み合わせて用いることで(実施例8、9、10、11)、熱伝導率が高いうえに混錬性、成形性が良好となり電子部品装置を封止する封止材への適用も可能になる。

Claims (7)

  1. (A)エポキシ樹脂、(B)酸無水物硬化剤、(C)硬化促進剤を含有し、前記(B)酸無水物硬化剤が酸無水物基を2個有し、融点が200℃以上である化合物を含む、エポキシ樹脂組成物。
  2. 更に、(D)融点が150℃以下で、酸無水物基を1個有する酸無水物硬化剤を含有する請求項1に記載のエポキシ樹脂組成物。
  3. 更に、(E)無機充填剤を含有する請求項1又は請求項2に記載のエポキシ樹脂組成物。
  4. (E)無機充填剤の含有率が、エポキシ樹脂組成物の全量に対して55〜90体積%である請求項3に記載のエポキシ樹脂組成物。
  5. (A)エポキシ樹脂が、1分子中に2個以上のエポキシ基を有するビフェニレン型エポキシ樹脂、スチルベン型エポキシ樹脂、硫黄原子含有エポキシ樹脂、ジシクロペンタジエン型エポキシ樹脂、ナフタレン型エポキシ樹脂、サリチルアルデヒド型エポキシ樹脂、ナフトール類とフェノール類との共重合型エポキシ樹脂、アラルキル型エポキシ樹脂、ジフェニルメタン型エポキシ樹脂及びトリフェニルメタン型エポキシ樹脂からなる群より選択される少なくとも1種である請求項1〜4のいずれか一項に記載のエポキシ樹脂組成物。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載のエポキシ樹脂組成物を硬化してなるエポキシ樹脂硬化物。
  7. 請求項1〜5のいずれか一項に記載のエポキシ樹脂組成物で、素子を封止した電子部品装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021038772A1 (ja) * 2019-08-28 2021-03-04 昭和電工マテリアルズ株式会社 光反射用熱硬化性樹脂組成物、光半導体素子搭載用基板及び光半導体装置

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