JP2018070159A - 支持ビームの更新方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】容器内での切断、解体作業、組立作業を極力抑えて、支持ビームを容易に更新できる支持ビームの更新方法を提供する。【解決手段】支持ビーム1の端部が取り付けられている部分を含んで胴板5の一部を部分胴板5aとして切断する胴板切断工程と、切断された部分胴板5aとともに支持ビーム1を容器の外側に搬出する搬出工程と、部分胴板5aが支持ビーム1とともに搬出されることで胴板5に生じた開口5bを通して新規支持ビーム10を容器の内部に搬入する搬入工程と、開口5bに新規部分胴板20を取り付ける新規部分胴板取付け工程と、新規部分胴板20に、新規支持ビーム10の端部を取り付ける新規支持ビーム取付け工程とを含むので、容器内での切断、解体作業、組立作業を極力抑えて、支持ビームを容易に更新できる。【選択図】図1

Description

本発明は、塔槽類等の容器の内部に設けられているトレイ等の内部部品を支持する支持ビームを更新する支持ビームの更新方法に関する。
石油精製装置の常圧蒸留装置や減圧蒸留装置の主蒸留塔などの塔槽類では、長年の使用により胴板の一部分が腐食により減肉した場合、更新や補修をする必要がある。
このような塔槽類の胴板の部分更新工法の一例として、特許文献1に記載のものが知られている。
この工法は、塔槽類の胴板の一部分の円筒状胴板部分を更新する工法であって、更新する前記円筒状胴板部分を周方向に部分的に切断して取り除き、取り除いて生じた開口に新規部分胴板を取り付けることを繰り返すことにより、前記円筒状胴板部分を更新することを特徴としている。
また、上述した主蒸留塔等の容器の内部には原油蒸留を行うためのトレイが多数段設けられている。このトレイは一般的に薄板を成形した構造物であり、当該トレイには運転時に液重量がかかる。これらのトレイの重量を支持するために、容器の内部には大型の支持ビームが設けられている。この支持ビームは、ラチス構造となっており、重量を小さくするために、トレイ二段分を一本の支持ビームで支持している。また、支持ビームの両端部は、それぞれ主蒸留塔の容器の胴部(胴板)の内壁面に取り付けられている。
このような支持ビームも、上述した胴板と同様に、経年変化等による腐食・減肉により更新が必要になる。
従来は、以下のようにして大型の支持ビームを更新している。
すなわちまず、図9(a)に示すように、既設の支持ビーム1の更新に際し、当該支持ビーム1を容器の胴板5に設けられているマンホールMHから搬出することになるが、支持ビーム1の大きさ(支持ビーム1の高さH)がマンホールMHの開口径Dより大きくなっている。
このため、図9(b)に示すように、支持ビーム1をマンホールMHから搬出できるような大きさに切断する。例えば、支持ビーム1を切断線L11で水平に切断して、2つの支持ビーム片1a,1bと、複数の補強材1cとに分解する。
次に、支持ビーム片1a,1bおよび補強材1cをそれぞれ、マンホールMHを通して搬出する。なお、支持ビーム1にはダウンカマーバー2が取り付けられており、このダウンカマーバー2が支持ビーム片1bの搬出の際にマンホールMHに干渉するため、当該ダウンカマーバー2の一部を予め切断線L12で切断しておく。
次に、新規支持ビーム10をマンホールMHを通して容器内に搬入することになるが、新規支持ビーム10の大きさがマンホールMHの開口径より大きいため、完成させた状態で容器内に搬入することができない。
このため、図10(a)に示すように、予めマンホールを通過できる部品や部材等の状態で容器内に搬入し、図10(b)に示すように、容器内で組み立て、完成させる。
新規支持ビーム10は、搬入前に主として上下のビーム本体10a,10bと、これらを連結する複数の補強材10cとに分解しておき、これらをマンホールMHを通して容器内に搬入した後、容器内で上下のビーム本体10a,10bと補強材10cとを組み立てることによって新規支持ビーム10を完成させる。
特開2009−209649号公報
上述したように、支持ビームを更新するには、既設の支持ビームを容器から搬出するために、予め容器内でマンホールを通過できる大きさに切断しておかなければならないため、容器内作業が多くなり劣悪な環境下での切断、解体等の作業となることから作業効率の悪さや安全性の確保に多くの作業時聞が費やされる。
また、新規支持ビームを容器内に搬入するために、予めマンホールを通過できる部品や部材等の状態で容器内に搬入し、容器内で組立、完成させなければならない。これは支持ビームがトレイを支持する性格上、トレイの蒸留性能を損なわないように支持ビームの組立時に部品や部材等の水平度の確保や仮組後の溶接作業による変形やひずみを調整しながらの作業となる。このため完成までに多くの作業時間を費やさなければならない。
本発明は、前記事情に鑑みてなされたもので、容器内での切断、解体作業、組立作業を極力抑えて、支持ビームを容易に更新できる支持ビームの更新方法を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために本発明に係る支持ビームの更新方法は、容器の内部に設けられているトレイを支持し、かつ前記容器の胴板に取り付けられている支持ビームを更新する支持ビームの更新方法であって、
前記支持ビームの端部が取り付けられている部分を含んで前記胴板の一部を部分胴板として切断する胴板切断工程と、
切断された前記部分胴板とともに前記支持ビームを前記容器の外側に搬出する搬出工程と、
前記部分胴板が前記支持ビームとともに搬出されることで前記胴板に生じた開口を通して新規支持ビームを前記容器の内部に搬入する搬入工程と、
前記開口に新規部分胴板を取り付ける新規部分胴板取付け工程と、
前記新規部分胴板に、前記新規支持ビームの端部を取り付ける新規支持ビーム取付け工程とを含むことを特徴とする。
本発明においては、胴板切断工程で、支持ビームの端部が取り付けられている部分を含んで胴板の一部を部分胴板として切断し、搬出工程で、切断された前記部分胴板とともに支持ビームを容器の外側に搬出するので、従来と異なり、予め容器内で支持ビームをマンホールを通過できる大きさに切断し、解体する必要がない。したがって、支持ビームを容易に容器から搬出することができる。
また、搬入工程で、部分胴板が支持ビームとともに搬出されることで前記胴板に生じた開口を通して新規支持ビームを前記容器の内部に搬入し、新規部分胴板取付け工程で、開口に新規部分胴板を取り付け、新規支持ビーム取付け工程で、新規部分胴板に、新規支持ビームの端部を取り付けるので、従来と異なり、新規支持ビームを予めマンホールを通過できる部品の状態とすることなく、容器に搬入できる。したがって、新規支持ビームを容器内で組立、完成する必要はない。
よって、容器内での切断、解体作業、組立作業を極力抑えて、支持ビームを容易に更新できる。
また、本発明の前記構成において、前記胴板切断工程では、前記支持ビームの一端部が取り付けられている前記胴板の一部を部分胴板として切断し、
前記搬出工程では、前記支持ビームの他端部を前記胴板から取り外したうえで、切断された前記部分胴板とともに前記支持ビームを前記容器の外側に搬出し、
新規支持ビーム取付け工程では、前記新規部分胴板に前記新規支持ビームの一端部を取り付けるとともに、前記胴板に前記新規支持ビームの他端部を取り付けてもよい。
このような構成によれば、支持ビームの一端部が取り付けられている前記胴板の一部を部分胴板として切断し、支持ビームの他端部を胴板から取り外したうえで、切断された部分胴板とともに支持ビームを前記容器の外側に搬出するので、胴板からは1つの部分胴板を切断するだけでよく、その分、切断作業を軽減できる。また、新規部分胴板に新規支持ビームの一端部を取り付けるとともに、胴板に前記新規支持ビームの他端部を取り付けるので、新規部分胴板を開口に溶接等によって取り付ける取付け作業を軽減できる。
また、本発明の別の支持ビームの更新方法は、容器の内部に設けられている内部部品を支持し、かつ前記容器の胴板に取り付けられている支持ビームを更新する支持ビームの更新方法であって、
前記支持ビームの端部が取り付けられている部分を含んで前記胴板の一部を部分胴板として切断する胴板切断工程と、
切断された前記部分胴板とともに前記支持ビームを前記容器の外側に搬出する搬出工程と、
前記部分胴板が前記支持ビームとともに搬出されることで前記胴板に生じた開口を通して新規部分胴板と一体化された新規支持ビームを前記容器の内部に搬入する搬入工程と、
前記開口に前記新規部分胴板を取り付ける新規部分胴板取付け工程とを含むことを特徴とする。
本発明においては、胴板切断工程で、支持ビームの端部が取り付けられている部分を含んで胴板の一部を部分胴板として切断し、搬出工程で、切断された前記部分胴板とともに支持ビームを容器の外側に搬出するので、従来と異なり、予め容器内で支持ビームをマンホールを通過できる大きさに切断し、解体する必要がない。したがって、支持ビームを容易に容器から搬出することができる。
また、搬入工程で、部分胴板が支持ビームとともに搬出されることで前記胴板に生じた開口を通して新規部分胴板と一体化された新規支持ビームを前記容器の内部に搬入し、新規部分胴板取付け工程で、開口に新規部分胴板を取り付けることによって、新規支持ビームを胴板に取り付けることができるので、従来と異なり、新規支持ビームを予めマンホールを通過できる部品の状態とすることなく、容器に搬入して胴板に取り付けることができる。したがって、新規支持ビームを容器内で組立、完成する必要はない。
よって、容器内での切断、解体作業、組立作業を極力抑えて、支持ビームを容易に更新できる。
また、本発明の前記構成において、前記胴板切断工程では、更新すべき前記支持ビームを、その上方に位置している既設の支持ビームから吊り下げたうえで、胴板の一部を切断してもよい。
このような構成によれば、更新すべき支持ビームが、既設の支持ビームから吊り下げられているので、更新すべき支持ビームの端部が取り付けられている胴板の一部を安定的に切断できる。
本発明によれば、容器内での切断、解体作業、組立作業を極力抑えて、支持ビームを容易に更新できる。
本発明に係る支持ビームの更新方法の第1の実施の形態における既設支持ビームを撤去する方法を説明するための工程図であり、(a)は既設支持ビームが取り付けられている状態を示す断面図、(b)は胴板の一部を部分胴板として切断した状態を示す断面図、(c)は支持ビームを部分胴板とともに搬出している状態を示す断面図である。 本発明に係る支持ビームの更新方法で使用される新規支持ビームを示す側面図である。 本発明に係る支持ビームの更新方法で使用される新規胴板と新規のサポートリングを示す斜視図である。 本発明に係る支持ビームの更新方法の第1の実施の形態における新規支持ビームを搬入する方法を説明するための工程図であり、(a)は新規支持ビームを搬入している状態を示す断面図、(b)は搬入した新規支持ビームを仮置きしている状態を示す断面図である。 同、(a)は胴板の開口に新規部分胴板を取り付けた状態を示す要部の断面図、(b)は新規部分胴板に新規支持ビームを取り付けた状態を示す断面図である。 本発明に係る支持ビームの更新方法の第2の実施の形態における既設支持ビームを撤去する方法を説明するための工程図であり、(a)は既設支持ビームが取り付けられている状態を示す断面図、(b)は支持ビームを部分胴板とともに搬出している状態を示す断面図である。 本発明に係る支持ビームの更新方法の第2の実施の形態における新規支持ビームを搬入して取り付ける方法を説明するための工程図であり、(a)は新規支持ビームを搬入して仮置きしている状態を示す断面図、(b)は胴板の開口に新規部分胴板を取り付けた状態を示す断面図、(c)は新規部分胴板に新規支持ビームを取り付けた状態を示す断面図である。 本発明に係る支持ビームの更新方法の第3の実施の形態における新規支持ビームを搬入して取り付ける方法を説明するための工程図であり、(a)は両端部に新規部分胴板が取り付けてある新規支持ビームを搬入している状態を示す断面図、(b)は胴板の開口に新規部分胴板を取り付けた状態を示す断面図である。 従来の支持ビームの更新方法の一例を説明するための工程図であり、(a)は支持ビームが取り付けられている状態を示す断面図、(b)は支持ビームを分解した状態を示す断面図である。 同、(a)は部品を容器内に搬入した状態を示す断面図、(b)は容器内で支持ビームを組み立てた状態を示す断面図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
本実施の形態は、本発明を石油精製装置の常圧蒸留装置や減圧蒸留装置の主蒸留塔の胴板に取り付けられて、トレイを支持する支持ビームを更新する場合に適用したものである。また、本実施の形態の主蒸留塔(容器)は、横断面形状が円筒形の大型の塔(蒸留塔)であり、その胴部の胴板の直径はおよそ4〜10m程度のものである。
(第1の実施の形態)
図1は支持ビームの更新方法における既設支持ビームを撤去する方法を説明するための工程図である。
図1において符号1は既設の支持ビーム、符号5は容器の胴板を示す。この胴板5は円筒状に形成されているが、図1では胴板5の一部を図示している。
図1(a)に示すように、支持ビーム1は、容器の内部に設けられているトレイ(内部部品)6を支持している。具体的には支持ビーム1はラチス構造となっており、当該支持ビーム1によって上側のトレイ6と下側のトレイ6とが支持されている。
なお、支持ビーム1は、胴板5の軸方向(図1において上下方向)に平行離間して複数設けられているが、図1(a)では、更新すべき支持ビーム1、図1(b),(c)では、更新すべき支持ビーム1と、その上方に位置している既設の支持ビーム1を図示している。
支持ビーム1は胴板5の径方向に沿って延在しており、その両端部が胴板5の対向する部分に取り付けられている。
すなわちまず、胴板5の径方向おいて対向する部分には、それぞれボルティングバー7,7が対向して溶接等によって固定され、当該ボルティングバー7,7の上側にサポートリング8,8が対向して溶接等によって胴板5に固定されている。ボルティングバー7は上下に延在する長方形状のプレートであり、サポートリング8は胴板5の周方向に延びる円弧板状の補強材である。
また、ボルティングバー7,7の下側にフットレスト(支持用ブラケット)9,9が対向して溶接等によって胴板5に固定されている。このフットレスト9,9に支持ビーム1の両端部がそれぞれ設置されることによって、当該支持ビーム1が水平に支持されている。
一方、支持ビーム1の両端部にはそれぞれ取付部1dが形成されており、当該取付部1d,1dをボルティングバー7,7に重ねてボルト3によって締結することによって、支持ビーム1の両端部がボルティングバー7,7を介して胴板5に取り付けられている。
なお、支持ビーム1には、複数のダウンカマーバー2が取り付けられており、支持ビーム1の中央部を挟んで配置されている複数のダウンカマーバー2は支持ビーム1の下辺部より下方に突出している。なお、図1では4つのダウンカマーバー2を示している。
このようにして胴板5に取り付けられている支持ビーム1を更新するには、まず、容器の外側に外部足場を仮設した後、胴板更新部における保温材を解体する。次に、更新に障害となる外部配管および外部品を取外し、撤去した後、既設の内部部品(トレイ6やその他の配管や部品)を取外し、撤去する。また、支持ビーム1から下方に突出しているダウンカマーバー2を取り外し、撤去する(図1(b)参照)。ダウンカマーバー2を取り外す場合、ダウンカマーバー2の上端部を切断線L3に沿って切断することにより行う。
なお、配管、部品およびダウンカマーバー2を容器外へ搬出する場合、近傍にマンホール等の設備が無い場合は、作業の効率や安全性から胴板5に適当な穴を開け、この穴から搬出する。また、後述する支持ビーム1の搬出用の開口5bを大きくして、当該開口5bから搬出してもよい。この場合、既設の内部部品の搬出は、切断された部分胴板5aとともに支持ビーム1を容器の外側に搬出した後に行うことになる。
次に、図1(b)に示すように、支持ビーム1の端部が取り付けられている部分を含んで胴板5の一部を部分胴板5aとして切断する(胴板切断工程)。すなわち、切断線L1,L2に沿って胴板5の一部を、胴板5に固定されているボルティングバー7、サポートリング8およびフットレスト9を含めて部分胴板5aとして切断する。
具体的には、まず、
次に、切断すべき部分胴板5aの外面に吊金具15を溶接によって取り付けるともに、当該部分胴板5aより上方に位置する胴板5に吊金具16を溶接によって取り付ける。
次に、容器内部に足場を組み立てた後、胴板切断範囲を特定し容器内側より外面に向かつてドリルで、穴明けをする。この場合、胴板5の切断範囲を、ボルティングバー7、サポートリング8およびフットレスト9を含めて、胴板内側から矩形状にマーキングし、その4隅にドリルで穴5cを形成する。この時、切断範囲は支持ビーム1の抜き出し側(搬出側)を大きくしておき、抜き出し作業(搬出作業)が容易に行えるようにする。つまり、胴板5の径方向に対向する2つの部分胴板5a,5aのうち、抜き出し側の一方の部分胴板5aを他方の部分胴板5aより若干大きくしておくことにより、抜き出し作業(搬出作業)が容易に行えるようにする。
次に、更新する支持ビーム1を、その抜出し移動時や胴板5の切断時に落下しないように、上方の支持ビーム1からチェーンブロック17によって吊り下げるとともに、吊金具15からチェーンブロック17によって吊金具16を吊り下げておき、その後、マーキングした切断線L1,L2に沿って容器外面より胴板5の一部を切断する。この時、サポートリング8が切断線L2と重なるため、予め部分切断しておく。なお、胴板5の一部を部分胴板5aとして切断する場合、上述したように、胴板5の径方向に対向する2つの部分胴板5a,5aのうち、抜き出し側の一方の部分胴板5aを他方の部分胴板5aより若干大きくしておくことで、搬出作業を行い易くする。
次に、図1(c)に示すように、切断された部分胴板5aが取り付いている状態で支持ビーム1を容器から抜き出す。つまり、切断された部分胴板5aとともに支持ビーム1を容器の外側に搬出する(搬出工程)。この場合、支持ビーム1を上方の支持ビーム1からチェーンブロック17によって吊り下げるとともに、吊金具15をチェーンブロック17によって吊り下げつつ行う。このチェーンブロック17は、例えば、容器の外側に設けられている外部足場やクレーン等に連結する。部分胴板5aとともに支持ビーム1を搬出する場合、チェーンブロック17の吊り下げ位置を変更しながら行う。
また、抜き出し側と反対側に位置する部分胴板5aは、支持ビーム1の抜き出しに伴って容器内を径方向に移動し、抜き出し側に位置する部分胴板5aが支持ビーム1とともに搬出されることで胴板5に生じた開口5bを通して容器外に搬出される。この開口5bは抜き出し側と反対側に位置する部分胴板5aより若干大きくなっているので、当該部分胴板5aを容器外に容易に搬出できる。
更新すべき支持ビーム1を容器外に搬出した後、胴板5に生じた開口5bを通して新規支持ビーム10を容器の内部に搬入する(搬入工程)。
新規支持ビーム10および新規部分胴板20は、図2および図3に示すように、予め工場等において製作しておく。
図2に示すように、新規支持ビーム10は、基本的に既設の支持ビーム1と同形、同大に形成されたものであり、ラチス構造となっている。また、新規支持ビーム10の下辺から下方に突出するダウンカマーバー2は、当該新規支持ビーム10を開口5bを通して搬入できるように、上端部2aを残して、それより下部のダウンカマーバー片2bは切断しておき、搬入後に当該ダウンカマーバー片2bをボルト接合や溶接等によって接合可能としておく。
図3に示すように、新規部分胴板20は、基本的に切断された部分胴板5aと同形、同大に形成されたものであり、左右一対存在する。また、各新規部分胴板20には、予めボルティングバー7およびフットレスト9を溶接によって取り付けておく。また、サポートリング8は新規部分胴板20を開口5bに取り付けたり、容器内に搬入する際に邪魔になるので、新規部分胴板20とは別体としておく。なお、抜き出し側の反対側に形成されている開口5bに取り付けるべき新規部分胴板20は、抜き出し側に形成されている開口5bに取り付けるべき新規部分胴板20より若干小さく形成されている。
新規支持ビーム10を容器の内部に搬入する場合、図4(a)に示すように、新規支持ビーム10が搬入移動時に落下しないように、上方の支持ビーム1からチェーンブロック17によって吊り下げるとともに、外部足場やクレーン等(図示略)からチェーンブロック17によって吊り下げつつ、胴板5に形成されている開口5bから容器内に搬入する。なお、この開口5bは上述した更新すべき支持ビーム1を抜き出した側の開口5bである。新規支持ビーム10を搬出する場合、チェーンブロック17の吊り下げ位置を変更しながら行う。
新規支持ビーム10を容器内に搬入した後、図4(b)に示すように、当該新規支持ビーム10をその下方に位置しているトレイ6に仮置きする。このトレイ6は、図示は省略するが、新規支持ビームの下段に位置している既設の支持ビームによって支持されている。
次に、胴板5に形成されている開口5b,5bに溶接のための開先加工を施したうえで、図4(b)および図5(a)に示すように、この開口5b,5bに新規部分胴板20,20を溶接によって取り付ける(新規部分胴板取付け工程)。
この場合、新規支持ビーム10の搬入側の開口5bには、容器の外側から新規部分胴板20を嵌め込んで溶接によって固定するが、搬入側と逆側の開口5bには、新規部分胴板20を搬入側の開口5bから容器内に搬入したうえで、逆側の開口5bに嵌め込んで溶接によって固定する。なお、逆側の開口5bに新規部分胴板20を容器の外側から嵌め込んで溶接によって固定してもよい。
開口5bに新規部分胴板20を嵌め込む場合、既に搬入されている新規支持ビーム10の端部が当該開口5bに近接しており、嵌め込むべき新規部分胴板20に取り付けられているフットレスト9に干渉するため、当該新規支持ビーム10をトレイ6上で、新規支持ビーム10の中心回りに所定角度だけ回転させて、当該新規支持ビーム10の端部を開口5bから周方向に離しておく。
また、開口5bに新規部分胴板20を取り付ける前に、当該開口5bを通して補強部材としての新規のサポートリング8を容器内に搬入しておく。
次に、図5(b)に示すように、新規部分胴板20に新規のサポートリング8を取り付けたうえで、新規支持ビーム10をチェーンブロック17によって吊り上げて上昇させるとともに、上述した場合と逆方向に回転させることによって、フットレスト9,9に乗せ、さらに、当該新規支持ビーム10の端部の取付部1d,1dを、新規部分胴板20に取り付けられているボルティングバー7に重ねて合わせてボルトによって締結する(新規支持ビーム取付け工程)。
最後に、新規支持ビーム10の下辺から突出しているダウンカマーバーの上端部2aにダウンカマーバー片2bを溶接またはボルト締結によって接合したうえで、新規支持ビーム10に、一時撤去していたトレイ6,6を取り付け、さらに、一時撤去していた障害配管を復旧するとともに、保温材を復旧し、外部足場を解体して撤去し、支持ビーム1の更新を終了する。
このように、本実施の形態によれば、胴板切断工程で、支持ビーム1の端部が取り付けられている部分を含んで胴板5の一部を部分胴板5aとして切断し、搬出工程で、切断された部分胴板5aとともに支持ビーム1を容器の外側に搬出するので、従来と異なり、予め容器内で支持ビーム1をマンホールを通過できる大きさに切断し、解体する必要がない。したがって、支持ビーム1を容易に容器から搬出することができる。
また、搬入工程で、部分胴板5aが支持ビーム1とともに搬出されることで胴板5に生じた開口5bを通して新規支持ビーム10を容器の内部に搬入し、新規部分胴板取付け工程で、開口5bに新規部分胴板20を取り付け、新規支持ビーム取付け工程で、新規部分胴板20に、新規支持ビーム10の端部を取り付けるので、従来と異なり、新規支持ビーム10を予めマンホールを通過できる部品の状態とすることなく、容器に搬入できる。したがって、新規支持ビーム10を容器内で組立、完成する必要はない。
よって、容器内での切断、解体作業、組立作業を極力抑えて、支持ビーム1を容易に新規支持ビーム10に更新できる。
また、胴板切断工程では、更新すべき支持ビーム1を、その上方に位置している既設の支持ビーム1からチェーンブロック17によって吊り下げたうえで、胴板5の一部を切断するので、更新すべき支持ビーム1の端部が取り付けられている胴板5の一部を部分胴板5aとして安定的に切断できる。
さらに、新規支持ビーム取付け工程では、新規部分胴板20に、補強部材としてのサポートリング8を取り付けたうえで、新規支持ビーム10の端部を取り付けるので、平板状態では平面の大きさに比べ板厚が薄いため強度や変形に対し弱い新規部分胴板20の剛性や強度を大きくすることができとともに、新規部分胴板20を溶接により開口5bに取り付ける際に変形防止を図ることができる。
(第2の実施の形態)
図6および図7は、第2の実施の形態を示す図である。
本実施の形態が上述した第1の実施の形態と異なる点は、胴板切断工程、搬出工程および新規支持ビーム取付け工程であるので、以下では主にこれらの工程について説明し、第1の実施の形態と共通の構成には同一符号を付してその説明を省略ないし簡略化する。
まず、胴板切断工程では、図6(a)に示すように、支持ビーム1の一端部が取り付けられている胴板5の一部を部分胴板5aとして切断し、支持ビーム1の他端部が取り付けられている胴板5は切断しない。したがって、本実施の形態は、支持ビーム1の他端部が取り付けらている胴板5の部分やボルティングバー7およびフットレスト9が腐食・減肉していない場合に有効である。
なお、胴板5の一部を部分胴板5aとして切断する場合、図1(b)で示した場合と同様にして切断するとともに、この切断は支持ビーム1をチェーンブロック17によって吊り下げながら行う。なお、図6(a)では更新すべき支持ビーム1の上方に位置している支持ビーム、チェーンブロック等は図示を省略してある。
また、搬出工程では、図6(b)に示すように、支持ビーム1の他端部を胴板5から取り外したうえで、切断された部分胴板5aとともに支持ビーム1を容器の外側に搬出する。この場合、開口5bと対向する側(搬出側と反対側)の胴板5に固定されているボルティングバー7から支持ビーム1の他端部の取付部1dを取り外す。この取り外しは、取付部1dがボルティングバー7にボルトによって取り付けられているので、このボルトを取り外すことによって容易に行うことができる。
なお、支持ビーム1を部分胴板5aとともに容器の外側に搬出する場合、図1(c)で示した場合と同様に、支持ビーム1をチェーンブロック17によって吊り下げながら行う。なお、図6(b)では更新すべき支持ビーム1の上方に位置している支持ビーム、チェーンブロック等は図示を省略してある。
また、新規支持ビーム取付け工程では、まず図7(a)に示すように、胴板5に形成されている開口5bを通して新規支持ビーム10を容器内に搬入し、当該新規支持ビーム10をその下方に位置しているトレイ6に仮置きする。このような新規支持ビーム10の搬入および仮置きは、図4(a),(b)で示した場合と同様に、新規支持ビーム10をチェーンブロック17によって吊り下げながら行う。なお、図7(a)では新規支持ビーム10の上方に位置している既設の支持ビーム、チェーンブロック等は図示を省略してある。
次に、図7(b)に示すように、開口5bに新規部分胴板20を溶接によって取り付け、さらに、当該新規部分胴板20に新規のサポートリング8を取り付ける。
次に、図7(c)に示すように、新規支持ビーム10を上昇させて、当該新規支持ビーム10の端部をフットレスト9,9に設置するとともに、当該新規支持ビーム10の端部の取付部1d,1dを、新規部分胴板20に取り付けられているボルティングバー7および胴板5に取り付けられているボルティングバー7に重ねて合わせてボルトによって締結する。なお、新規支持ビーム10の上昇は、図5(a)で示した場合と同様に、新規支持ビーム10をチェーンブロック17によって吊り下げながら行う。なお、図7(b),(c)では新規支持ビーム10の上方に位置している既設の支持ビーム、チェーンブロック等は図示を省略してある。
最後に、新規支持ビーム10の下辺から突出しているダウンカマーバーの上端部2aにダウンカマーバー片2bを溶接またはボルト締結によって接合したうえで、新規支持ビーム10に、一時撤去していたトレイ6,6を取り付け、さらに、一時撤去していた障害配管を復旧するとともに、保温材を復旧し、外部足場を解体して撤去し、支持ビーム1の更新を終了する。
本実施の形態では、第1の実施の形態と同様の効果を得ることができる他、支持ビーム1の一端部が取り付けられている胴板5の一部を部分胴板5aとして切断し、支持ビーム1の他端部を胴板5に固定されているボルティングバー7から取り外したうえで、切断された部分胴板5aとともに支持ビーム1を容器の外側に搬出するので、胴板5からは1つの部分胴板5aを切断するだけでよく、その分、切断作業を軽減できる。また、新規部分胴板20に新規支持ビーム10の一端部を取り付けるとともに、胴板5に固定されているボルティングバー7に新規支持ビーム10の他端部を取り付けるので、新規部分胴板20を開口5bに溶接等によって取り付ける取付け作業を軽減できる。
(第3の実施の形態)
図8は、第3の実施の形態を示す図である。
本実施の形態では、第1の実施の形態と同様に、胴板切断工程および搬出工程を行うが、その後の工程が異なるので、以下では当該工程について説明し、胴板切断工程および搬出工程の説明は省略する。
更新すべき支持ビーム1を切断された部分胴板5aとともに容器から搬出した後、図8(a)に示すように、部分胴板5aが支持ビーム1とともに搬出されることで胴板5に生じた開口5bを通して新規部分胴板20と一体化された新規支持ビーム10を容器の内部に搬入する(搬入工程)。
この場合、予め工場等において、新規支持ビーム10の両端部にそれぞれ新規部分胴板20を取り付けておく。この新規部分胴板20は、基本的に切断された部分胴板5aと同形、同大に形成されたものである。また、各新規部分胴板20には、予めボルティングバー7およびフットレスト9を溶接によって取り付けておく。また、サポートリング8は新規部分胴板20を開口5bに取り付けたり、容器内に搬入する際に邪魔になるので、新規部分胴板20とは別体としておく。なお、抜き出し側と反対側に形成されている開口5bに取り付けるべき新規部分胴板20は、抜き出し側に形成されている開口5bに取り付けるべき新規部分胴板20より若干小さく形成されている。
このような新規部分胴板20と一体化された新規支持ビーム10を容器内に搬入する場合、新規支持ビーム10が搬入移動時に落下しないように、上方の支持ビーム1からチェーンブロック17によって吊り下げるとともに、外部足場やクレーン等(図示略)からチェーンブロック17によって吊り下げつつ、胴板5に形成されている開口5bから容器内に搬入する。
次に図8(b)に示すように、新規支持ビーム10の両端部に取り付けられている新規部分胴板20,20を胴板5に形成されている開口5b,5bに取り付ける(新規部分胴板取付け工程)。
この場合、開口5b,5bに溶接のための開先加工を施したうえで、この開口5b,5bに新規部分胴板20,20を溶接によって取り付ける。
最後に、新規支持ビーム10の下辺から突出しているダウンカマーバーの上端部2aにダウンカマーバー片2bを溶接またはボルト締結によって接合したうえで、新規支持ビーム10に、一時撤去していたトレイ6,6を取り付け、さらに、一時撤去していた障害配管を復旧するとともに、保温材を復旧し、外部足場を解体して撤去し、支持ビーム1の更新を終了する。
本実施の形態によれば、第1の実施の形態と同様に、支持ビーム1を容易に容器から搬出することができるとともに、搬入工程で、胴板に生じた開口5bを通して新規部分胴板20と一体化された新規支持ビーム10を容器の内部に搬入し、新規部分胴板取付け工程で、開口5bに新規部分胴板20を取り付けることによって、新規支持ビーム10を胴板5に取り付けることができるので、従来と異なり、新規支持ビーム10を予めマンホールを通過できる部品の状態とすることなく、容器に搬入して胴板5に取り付けることができる。したがって、新規支持ビーム10を容器内で組立、完成する必要はない。
よって、容器内での切断、解体作業、組立作業を極力抑えて、支持ビーム1を容易に新規支持ビーム10に更新できる。
なお、本実施の形態において、胴板切断工程では、支持ビーム1の一端部が取り付けられている胴板5の一部を部分胴板5bとして切断し、支持ビーム1の他端部は胴板5に取り付けた状態のままとしておき、搬出工程では、支持ビーム1の他端部を胴板5から取り外したうえで、切断された部分胴板5aとともに支持ビーム1を容器の外側に搬出し、搬入工程では、開口5bを通して一つの新規部分胴板20と一体化された新規支持ビーム10を容器の内部に搬入し、新規部分胴板取付け工程では、開口5bに新規部分胴板20を取り付けるとともに、新規支持ビーム10の他端部を、新規部分胴板20と容器の径方向に対向する胴板5に取り付けてもよい。この場合、胴板5に設けられているフットレスト9に新規支持ビーム10の他端部を設置するとともに、当該新規支持ビーム10の他端部の取付部1dをボルティングバー7に重ねて合わせてボルトによって締結する。
また、上述した第1〜第3の実施の形態において、容器内の最上段に位置する支持ビーム1を新規支持ビーム10に更新する場合、容器の上端部の鏡板部等からチェーンブロック等によって支持ビーム1や新支持ビーム10を吊り下げて行えばよい。
1 支持ビーム
5 胴板
5a 部分胴板
5b 開口
6 トレイ(内部部品)
8 サポートリング
10 新規支持ビーム
20 新規部分胴板

Claims (4)

  1. 容器の内部に設けられている内部部品を支持し、かつ前記容器の胴板に取り付けられている支持ビームを更新する支持ビームの更新方法であって、
    前記支持ビームの端部が取り付けられている部分を含んで前記胴板の一部を部分胴板として切断する胴板切断工程と、
    切断された前記部分胴板とともに前記支持ビームを前記容器の外側に搬出する搬出工程と、
    前記部分胴板が前記支持ビームとともに搬出されることで前記胴板に生じた開口を通して新規支持ビームを前記容器の内部に搬入する搬入工程と、
    前記開口に新規部分胴板を取り付ける新規部分胴板取付け工程と、
    前記新規部分胴板に、前記新規支持ビームの端部を取り付ける新規支持ビーム取付け工程とを含むことを特徴とする支持ビームの更新方法。
  2. 前記胴板切断工程では、前記支持ビームの一端部が取り付けられている前記胴板の一部を部分胴板として切断し、
    前記搬出工程では、前記支持ビームの他端部を前記胴板から取り外したうえで、切断された前記部分胴板とともに前記支持ビームを前記容器の外側に搬出し、
    新規支持ビーム取付け工程では、前記新規部分胴板に前記新規支持ビームの一端部を取り付けるとともに、前記胴板に前記新規支持ビームの他端部を取り付けることを特徴とする請求項1に記載の支持ビームの更新方法。
  3. 容器の内部に設けられている内部部品を支持し、かつ前記容器の胴板に取り付けられている支持ビームを更新する支持ビームの更新方法であって、
    前記支持ビームの端部が取り付けられている部分を含んで前記胴板の一部を部分胴板として切断する胴板切断工程と、
    切断された前記部分胴板とともに前記支持ビームを前記容器の外側に搬出する搬出工程と、
    前記部分胴板が前記支持ビームとともに搬出されることで前記胴板に生じた開口を通して新規部分胴板と一体化された新規支持ビームを前記容器の内部に搬入する搬入工程と、
    前記開口に前記新規部分胴板を取り付ける新規部分胴板取付け工程とを含むことを特徴とする支持ビームの更新方法。
  4. 前記胴板切断工程では、更新すべき前記支持ビームを、その上方に位置している既設の支持ビームから吊り下げたうえで、胴板の一部を切断することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の支持ビームの更新方法。
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