JP2018068507A5 - - Google Patents

Description

本発明は、遊技者の射幸心を著しく煽ってしまうことがないスロットマシンを提供することを目的としている。

上述した課題を解決するために、本発明は、
遊技区間として、ストップスイッチの有利な操作態様の報知を行わない第１区間と、ストップスイッチの有利な操作態様の報知を行うことができる第２区間と、を有し、
所定の記憶領域を有する所定の記憶手段を備え、
第２区間での遊技の実行に応じて前記所定の記憶領域の値を更新可能とし、
前記所定の記憶領域に記憶されている値が所定条件を満たした場合は、第２区間を終了し、次遊技は第１区間での遊技となるよう構成され、
第２区間を終了するときには、前記所定の記憶手段の一部の記憶領域を初期化可能とし、
特別図柄組合せが停止表示したことに基づいて特別遊技状態を開始可能とし、
第２区間、且つ、前記特別遊技状態である遊技において、前記特別遊技状態の終了条件を満たさず、且つ、前記所定の記憶領域の値が前記所定の条件を満たしたときは、次遊技は、第１区間、且つ、前記特別遊技状態の遊技となるよう構成される
ことを特徴とする。

ここで、「有利な操作態様」には、例えば、複数の小役が重複して当選したときに、最もメダル払出枚数の多い小役が入賞する操作態様、所定の当選役の当選確率が高くなる抽選状態へ移行することができる図柄組合せが停止表示される操作態様、所定の当選役の当選確率が低くなる抽選状態へ移行してしまう図柄組合せが停止表示されるのを回避できる操作態様などがある。また、「操作態様の報知」には、ストップスイッチの押し順を報知するものや、いわゆる目押しする図柄を示すことによってストップスイッチの操作タイミングを報知するものが含まれる。

上述した発明によれば、第２区間における遊技の実行に伴って更新される所定の記憶領域の値が、所定条件を満たすと第２区間から第１区間への移行が行われるので、有利な操作態様が報知され得る第２区間での遊技を適度に抑制することが可能となり、遊技者の射幸心を著しく煽ってしまうことがない。

以上のように、本発明のスロットマシンによれば、遊技者の射幸心を著しく煽ってしまうことがない。

Claims (1)

1. 遊技区間として、ストップスイッチの有利な操作態様の報知を行わない第１区間と、ストップスイッチの有利な操作態様の報知を行うことができる第２区間と、を有し、
   所定の記憶領域を有する所定の記憶手段を備え、
   第２区間での遊技の実行に応じて前記所定の記憶領域の値を更新可能とし、
   前記所定の記憶領域に記憶されている値が所定条件を満たした場合は、第２区間を終了し、次遊技は第１区間での遊技となるよう構成され、
   第２区間を終了するときには、前記所定の記憶手段の一部の記憶領域を初期化可能とし、
   特別図柄組合せが停止表示したことに基づいて特別遊技状態を開始可能とし、
   第２区間、且つ、前記特別遊技状態である遊技において、前記特別遊技状態の終了条件を満たさず、且つ、前記所定の記憶領域の値が前記所定の条件を満たしたときは、次遊技は、第１区間、且つ、前記特別遊技状態の遊技となるよう構成される
   ことを特徴とするスロットマシン。