JP2018067398A - 活物質粉末の供給装置 - Google Patents

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剛 湯川
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Abstract

【課題】活物質粉末の供給を停止することなくフィルタのメンテナンスを行い、かつ、メンテナンス時の活物質粉末の凝集を抑制することができる活物質粉末の供給装置を提供する。【解決手段】ホッパー20と接続され、互いに並列な複数本の副供給ライン40〜44と、複数本の副供給ライン40〜44と接続された円筒容器50と、円筒容器50の内部に配置され、円筒容器50の長さ方向の中心軸と同軸上を回転して活物質粉末Pを送り出す螺旋型スクリュー部材60と、円筒容器50と混練機30とを接続した主供給ライン70と、複数本の副供給ライン40〜44にそれぞれ設けられたフィルタ80〜84と、活物質粉末Pを通す副供給ラインを選択する開閉弁45a,45bと、を備えている。【選択図】図1

Description

本発明は、ホッパーから混練機へ活物質粉末を供給するための活物質粉末の供給装置に関するものである。
二次電池やキャパシタのような蓄電装置は再充電が可能であり、繰り返し使用することができるため電源として広く利用されている。従来から、EV(Electric Vehicle)やPHV(Plug-in Hybrid Vehicle)などの車両に搭載される蓄電装置としては、リチウムイオン二次電池や、ニッケル水素二次電池などがよく知られている。これらの二次電池では、金属箔の表面に活物質を含むペースト状又はスラリー状の活物質合剤を塗布して活物質層を形成した電極を、間にセパレータを介在させた状態で積層又は捲回するなどして電極組立体を形成するとともに、該電極組立体をケースに収容している。
スラリー状の電極用活物質合剤は、活物質粉末、バインダ、溶媒等を混練機で混練したものが使用される。混練機として連続混練機が使用される(例えば特許文献1等)。混練機への活物質粉末はホッパーから供給される。
特開2015−29975号公報
ホッパーから混練機に至る活物質粉末の通路に活物質粉末を押し込むとともに通路にフィルタを備える構成とした場合において、フィルタの目詰まりを未然に防ぐためにフィルタの洗浄や交換といったメンテナンスを行う際には、混練機への活物質粉末の供給を停止しなければならない。また、メンテナンス時には活物質粉末が凝集しやすくなる。
本発明の目的は、活物質粉末の供給を停止することなくフィルタのメンテナンスを行い、かつ、メンテナンス時の活物質粉末の凝集を抑制することができる活物質粉末の供給装置を提供することにある。
請求項1に記載の発明では、ホッパーから混練機へ活物質粉末を供給するための活物質粉末の供給装置であって、前記ホッパーと接続され、互いに並列な複数本の副供給ラインと、前記複数本の副供給ラインと接続された円筒容器と、前記円筒容器の内部に配置され、前記円筒容器の長さ方向の中心軸と同軸上を回転して活物質粉末を送り出す螺旋型スクリュー部材と、前記円筒容器と前記混練機とを接続した主供給ラインと、前記複数本の副供給ラインにそれぞれ設けられたフィルタと、活物質粉末を通す副供給ラインを選択する選択手段と、を備えていることを要旨とする。
請求項1に記載の発明によれば、ホッパーは、フィルタが設けられた並列な複数本の副供給ライン、内部に螺旋型スクリュー部材が配置された円筒容器、主供給ラインを介して混練機と接続されており、選択手段により、活物質粉末を通す副供給ラインが選択される。よって、メンテナンスを行おうとする副供給ライン以外の副供給ラインにおいて活物質粉末を通すことにより活物質粉末を連続的に混練機に供給することができる。また、メンテナンス対象の副供給ラインにおけるフィルタについて交換等を行うことができる。また、円筒容器の内部において螺旋型スクリュー部材により活物質粉末が搬送されながら凝集するのが抑制され、粒度分布が偏析することを防止することができる。即ち、均質な粒径にすることができる。このようにして活物質粉末の供給を停止することなくフィルタのメンテナンスを行い、かつ、メンテナンス時の活物質粉末の凝集を抑制することができる。
請求項2に記載のように、請求項1に記載の活物質粉末の供給装置において、前記複数本の副供給ラインは3本以上であるとよい。
請求項3に記載のように、請求項1または2に記載の活物質粉末の供給装置において、前記複数本の副供給ラインは前記円筒容器における活物質粉末の搬送方向での前記円筒容器の全長の2/3より上流側に接続されているとよい。こうすると、活物質粉末をより凝集しにくくすることができる。
請求項4に記載のように、請求項1〜3のいずれか1項に記載の活物質粉末の供給装置において、前記混練機は連続混練機であるとよい。
本発明によれば、活物質粉末の供給を停止することなくフィルタのメンテナンスを行い、かつ、メンテナンス時の活物質粉末の凝集を抑制することができる。
実施形態における活物質粉末の供給装置を模式的に示す図。 活物質粉末の供給装置の一部を拡大して模式的に示す図。 活物質粉末の供給装置の作用を模式的に示す図。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図面に従って説明する。
図1に示すように、活物質粉末の供給装置10は、ホッパー20から混練機30へ活物質粉末Pを供給するための装置である。活物質粉末Pは活物質の粉末のみから成っていてもよいし、活物質の粉末の他に導電助剤の粉末等を合わせて含むものであってもよい。活物質粉末の供給装置10は、複数本(本実施形態では5本)の副供給ライン40,41,42,43,44と、水平に配置した円筒容器50と、螺旋型スクリュー部材60と、1本の主供給ライン70と、フィルタ80,81,82,83,84と、選択手段としての開閉弁45a,45bと、を備えている。混練機30は連続混練機である。
ホッパー20には供給ライン21が接続され、供給ライン21には押込装置22が設けられている。押込装置22はポンプ等により構成されている。ホッパー20内の活物質粉末Pは、押込装置22によって混練機30側へと圧送される。
5本の副供給ライン40,41,42,43,44の一端部は、供給ライン21における押込装置22より下流側に接続されている。よって、5本の副供給ライン40,41,42,43,44は、供給ライン21を介してホッパー20と接続されている。
各副供給ライン40,41,42,43,44の他端には混合ライン23が接続されている。5本の副供給ライン40,41,42,43,44は互いに並列であり、押込装置22によって供給ライン21に圧送された活物質粉末Pは、各副供給ライン40,41,42,43,44に供給される。
5本の副供給ライン40,41,42,43,44の流路断面積は、1本の副供給ラインが閉鎖された場合に、残りの4本の副供給ラインを通る活物質粉末Pの総量が、予め設定された混練機30への供給量を下回らないように設定されている。
副供給ライン40にはフィルタ80が設置されている。副供給ライン41にはフィルタ81が設置されている。副供給ライン42にはフィルタ82が設置されている。副供給ライン43にはフィルタ83が設置されている。副供給ライン44にはフィルタ84が設置されている。
各フィルタ80,81,82,83,84は、活物質粉末Pに含まれる凝集塊や粒径の大きい粗粒といった不要物を捕捉可能である。また、各フィルタ80,81,82,83,84は各副供給ライン40,41,42,43,44に対し着脱可能であり、定期的に洗浄又は交換といったメンテナンスが行われる。
各副供給ライン40,41,42,43,44におけるフィルタ80,81,82,83,84より上流側及び下流側には開閉弁45a,45bが、副供給ライン40,41,42,43,44毎に設けられている。選択手段としての開閉弁45a,45bは、活物質粉末Pを通す副供給ラインを選択するためのものである。つまり、開閉弁45a,45bを開けることにより当該開閉弁45a,45bが装着されている副供給ラインに活物質粉末Pを通すことができる。
また、各副供給ライン40,41,42,43,44におけるフィルタ80,81,82,83,84より上流側及び下流側には圧力センサ46a,46bがそれぞれ設けられている。上流側及び下流側の開閉弁45a,45bが開状態では副供給ライン40,41,42,43,44が開放されて活物質粉末Pが通過可能となり、上流側及び下流側の開閉弁45a,45bのいずれか一方が閉状態では副供給ライン40,41,42,43,44が閉鎖されて活物質粉末Pが通ることができなくなる。
混合ライン23には複数本の円筒容器供給ライン24の一端が接続されている。各円筒容器供給ライン24の他端には円筒容器50が接続されている。よって、円筒容器50は、混合ライン23及び円筒容器供給ライン24を介して5本の副供給ライン40〜44と接続されている。各副供給ライン40〜44から混合ライン23に供給された活物質粉末Pは、各円筒容器供給ライン24を介して円筒容器50に供給され、活物質粉末Pは円筒容器50で集約されるとともに、円筒容器50で一旦貯留される。
図2に示すように、円筒容器50の内部に螺旋型スクリュー部材60が配置されている。螺旋型スクリュー部材60は、シャフト61と、螺旋状の羽根62を備える。シャフト61は、円筒容器50の長さ方向の中心軸上において円筒容器50の軸方向に延びている。シャフト61は回転可能に支持されている。シャフト61には螺旋状の羽根62が固定されている。そして、モータ63によるシャフト61の回転に伴い羽根62が回転する。螺旋型スクリュー部材60は、円筒容器50の長さ方向の中心軸と同軸上を回転して活物質粉末Pを軸方向に送り出す。このとき、剪断力が働き、活物質粉末Pの凝集が抑制される(活物質粉末Pが凝集していても分散させることができる)。
複数本の副供給ライン40〜44は、円筒容器供給ライン24を介して円筒容器50における活物質粉末Pの搬送方向での上流側に接続されている。詳しくは、活物質粉末Pの搬送方向(シャフト61の正回転による活物質粉末Pの搬送方向)での円筒容器50の全長の2/3より上流側に接続されている。
円筒容器50には長手方向両端部に異物抜き51が備えられている。異物抜き51は、メンテナンス用である。円筒容器50における長手方向の両端部は活物質粉末Pの流れが滞留しやすい部位であり、長時間の使用に伴い活物質粉末Pの粒の大きなものが溜まりやすい。異物抜き51は、円筒容器50内から異物を抜いて詰まりを防止するためのものであり、異物抜き51から異物を抜くことにより円筒容器50内において活物質粉末Pが詰まるのが防止できる。円筒容器50における活物質粉末Pの搬送方向での上流側に配置されている異物抜き51から異物を抜く時にはシャフト61を運転時の正回転に対し逆回転させて行う。
主供給ライン70の一端部は円筒容器50に接続されるとともに、主供給ライン70の他端部は混練機30に接続されている。よって、主供給ライン70により円筒容器50と混練機30とが接続されている。主供給ライン70は、円筒容器50の端部に接続されている。つまり、シャフト61の正回転による活物質粉末Pの搬送方向での円筒容器50の下流側端部に接続されている。そして、円筒容器50から主供給ライン70に供給された活物質粉末Pが混練機30に供給される。混練機30は、活物質粉末P、バインダ、溶媒等を混練する。これにより、スラリー状となった活物質合剤が製造される。
混練機30には塗工部11が接続されており、スラリー状となった活物質合剤が塗工部11に供給されて塗工部11から活物質合剤が吐出され、搬送される帯状金属箔の片面に塗布される。金属箔の表面に塗布された活物質合剤が乾燥工程、切断工程等を経て活物質層が形成された電極となって、間にセパレータを介在させた状態で積層又は捲回するなどして電極組立体が形成されるとともに、該電極組立体がケースに収容されることになる。
次に、活物質粉末の供給装置10の作用について説明する。
まず、図1の○印に示すように、5本の副供給ライン40〜44において、開閉弁45a,45bが全て開状態になっている。そして、ホッパー20内の活物質粉末Pは、押込装置22によって圧送される。活物質粉末Pは、供給ライン21から各副供給ライン40〜44に分岐され、混合ライン23及び円筒容器供給ライン24を介して円筒容器50に供給される。円筒容器50では、活物質粉末Pが集約されるとともに、一旦貯留される。円筒容器50の内部において螺旋型スクリュー部材60により活物質粉末Pが軸方向に送り出される。
その後、活物質粉末Pは、円筒容器50から主供給ライン70を介して混練機30に供給される。混練機30において活物質粉末P、バインダ、溶媒等が混練されてスラリー状となった活物質合剤が塗工部11に供給され、塗工部11から活物質合剤が吐出され、搬送される帯状金属箔の片面に塗布される。
複数本の副供給ラインのそれぞれに設置したフィルタ80〜84により、ホッパー20から円筒容器50に至るまでの間に、活物質粉末Pから不要物が除去される。また、円筒容器50の内部において螺旋型スクリュー部材60により活物質粉末Pが搬送される。このとき、活物質粉末Pの凝集が防止される。
また、フィルタ80〜84の目詰まりを未然に防ぐため、フィルタ80〜84の定期的なメンテナンスが行われる。以下、図3に示すように、フィルタ80のメンテナンスを行う場合について説明する。
1本の副供給ライン40に設置されたフィルタ80のメンテナンスを行う場合、そのメンテナンスを行うフィルタ80の設置された副供給ライン40を閉鎖する(×印)。まず、フィルタ80より上流側の開閉弁45aを閉状態としつつ、下流側の開閉弁45bを開状態とし、上流側の圧力センサ46a及び下流側の圧力センサ46bによってフィルタ80より上流側及び下流側の圧力を監視する。そして、上流側及び下流側の圧力センサ46a,46bによって検出された圧力が、所定の圧力になったら、下流側の開閉弁45bを閉状態とする。その後、副供給ライン40からフィルタ80を取り出し、洗浄又は新しいフィルタ80に交換する。フィルタ80の洗浄又は交換後、開閉弁45a,45bを開状態として、副供給ライン40を開放する。
他のフィルタ81〜84をメンテナンスする場合についても同様に行う。
1本の副供給ライン(40〜44のいずれか)が閉鎖され、フィルタ80〜84のメンテナンスが行われている最中であっても、○印の付いた他の4本の副供給ラインでは活物質粉末Pが通り、円筒容器50に活物質粉末Pが供給されている。つまり、複数本の副供給ラインのうちの1本を閉鎖しても、残りの副供給ラインでは活物質粉末Pが通り、円筒容器50及び主供給ライン70を介して混練機30に活物質粉末Pが供給される。このため、1本の副供給ラインが閉鎖されても混練機30による活物質粉末Pの混練を継続でき、生産性が低下しない。メンテナンス時において、閉鎖された副供給ラインのフィルタが洗浄や交換される。なお、フィルタの洗浄や交換に代わり、帯状のフィルタを用いて同フィルタを移動させて副供給ラインの外部において洗浄した後に移動させて副供給ラインに戻す方式を採用してもよいし、他にも、帯状のフィルタを移動させて副供給ラインの外部においてエアー吹きして残留物をフィルタ上から浮かしてから廃棄回収タンクに入れる方式を採用してもよい。
また、フィルタのメンテナンス時において、円筒容器50の内部において螺旋型スクリュー部材60により活物質粉末Pが搬送される際に、活物質粉末Pの凝集が抑制される。
また、円筒容器50に設けられた異物抜き51により、円筒容器50内での詰まりが防止される。
上記実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)活物質粉末の供給装置10の構成として、ホッパー20と接続され、互いに並列な複数本の副供給ライン40〜44と、複数本の副供給ライン40〜44と接続された円筒容器50と、円筒容器50の内部に配置され、円筒容器50の長さ方向の中心軸と同軸上を回転して活物質粉末Pを送り出す螺旋型スクリュー部材60を備えている。さらに、円筒容器50と混練機30とを接続した主供給ライン70と、複数本の副供給ライン40〜44にそれぞれ設けられたフィルタ80〜84と、活物質粉末Pを通す副供給ラインを選択する選択手段としての開閉弁45a,45bを備えている。
よって、ホッパー20は、フィルタ80〜84が設けられた並列な複数本の副供給ライン40〜44、内部に螺旋型スクリュー部材60が配置された円筒容器50、主供給ライン70を介して混練機30と接続されており、選択手段としての開閉弁45a,45bにより、活物質粉末Pを通す副供給ライン(40,41,42,43,44)が選択される。よって、メンテナンスを行おうとする副供給ライン以外の副供給ラインにおいて活物質粉末Pを通すことにより活物質粉末Pを連続的に混練機30に供給することができる。また、メンテナンス対象の副供給ラインにおけるフィルタについて交換等を行うことができる。また、円筒容器50の内部において螺旋型スクリュー部材60により活物質粉末Pが搬送されながら凝集するのが抑制され、粒度分布が偏析することを防止することができる。即ち、均質な粒径にすることができる。このようにして活物質粉末Pの供給を停止することなくフィルタのメンテナンスを行い、かつ、メンテナンス時の活物質粉末Pの凝集を抑制することができる。
(2)複数本の副供給ライン40〜44は3本以上であるので、例えば、1本の副供給ラインが閉鎖されても、残りの2本以上の副供給ラインにより、混練機30に供給する活物質粉末Pの量を確保しやすい。例えば、副供給ラインが2本の場合と比べると、1本の副供給ラインが閉鎖されたときに通ることができる活物質粉末Pの量を増やし、混練機30への活物質粉末Pの供給量が低下することを抑制できる。
(3)複数本の副供給ライン40〜44は円筒容器50における活物質粉末Pの搬送方向での円筒容器50の全長の2/3より上流側に接続されているので、より長い搬送経路において混ぜられて、螺旋型スクリュー部材60における円筒容器50の長さ方向の中心軸と同軸上を回転する剪断力により活物質粉末Pをより凝集しにくくすることができ、粒子の均質性を確保することができる。
(4)混練機30は連続混練機である場合において特に有用となる。
実施形態は前記に限定されるものではなく、例えば、次のように具体化してもよい。
○ 副供給ラインを1本だけ閉鎖し、残りの4本の副供給ラインで活物質粉末Pを通す形態に具体化したが、これに限らない。例えば、閉鎖する副供給ラインは2本であってもよい。要は、副供給ラインを閉鎖しても、残りの副供給ラインでホッパー20からの粉末量を確保できれば、閉鎖する副供給ラインの本数は適宜変更してもよい。
○ 副供給ラインの本数は、2本、3本、4本、又は6本以上でもよい。
○ 主供給ラインの本数は、1本以外でもよい。
○ 混練機は連続混練機でなくてもよい。
○ 円筒容器50の異物抜き51はなくてもよい。
10…供給装置、20…ホッパー、30…混練機、40〜44…副供給ライン、開閉弁45a,45b…開閉弁、50…円筒容器、60…螺旋型スクリュー部材、70…主供給ライン、80〜84…フィルタ、P…活物質粉末。

Claims (4)

  1. ホッパーから混練機へ活物質粉末を供給するための活物質粉末の供給装置であって、
    前記ホッパーと接続され、互いに並列な複数本の副供給ラインと、
    前記複数本の副供給ラインと接続された円筒容器と、
    前記円筒容器の内部に配置され、前記円筒容器の長さ方向の中心軸と同軸上を回転して活物質粉末を送り出す螺旋型スクリュー部材と、
    前記円筒容器と前記混練機とを接続した主供給ラインと、
    前記複数本の副供給ラインにそれぞれ設けられたフィルタと、
    活物質粉末を通す副供給ラインを選択する選択手段と、
    を備えていることを特徴とする活物質粉末の供給装置。
  2. 前記複数本の副供給ラインは3本以上であることを特徴とする請求項1に記載の活物質粉末の供給装置。
  3. 前記複数本の副供給ラインは前記円筒容器における活物質粉末の搬送方向での前記円筒容器の全長の2/3より上流側に接続されていることを特徴とする請求項1または2に記載の活物質粉末の供給装置。
  4. 前記混練機は連続混練機であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の活物質粉末の供給装置。
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