JP2018067116A - 事故予報システム、および、事故予報方法 - Google Patents

事故予報システム、および、事故予報方法 Download PDF

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【課題】道路交通事故の発生しやすさの予報の精度をより高めること。【解決手段】実施形態における事故予報システムは、事故予報用テーブル作成処理部と、データ取得処理部と、事故予報処理部と、を備える。事故予報用テーブル作成処理部は、道路の所定の区間について、交通データが入力ベクトルとして入力される入力層と、入力ベクトルの各ユニットに対応した複数のユニットからなる競合層と、入力層の各ユニットと競合層の各ユニットを全結合する重みベクトルと、を有する学習アルゴリズムである自己組織化マップに基づいて、事故データを含む過去交通データを用いて事故発生パターンを学習して、競合層のユニットごとに対応した、事故の発生しやすさを示す事故発生度と、事故予報時の入力ベクトルと競合層の勝者ユニットの重みベクトルとの乖離度に応じて事故発生度を調整するための調整係数と、を含む事故予報用テーブルを作成する。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、事故予報システム、および、事故予報方法に関する。
近年、道路における各地点で過去に計測された交通データ(交通事故発生時に計測された交通データを含む。)を使用してコンピュータ装置による学習を行い、当該各地点における事故(交通事故)の発生しやすさ(事故発生度)を予報(予測)することが検討されている。
特開2014−35639号公報 特開2010−39992号公報
上記した従来技術では、道路交通事故の発生しやすさの予報の精度をより高めることが望まれている。
実施形態における事故予報システムは、事故予報用テーブル作成処理部と、データ取得処理部と、事故予報処理部と、を備える。前記事故予報用テーブル作成処理部は、道路の所定の区間について、交通データが入力ベクトルとして入力される入力層と、前記入力ベクトルの各ユニットに対応した複数のユニットからなる競合層と、前記入力層の各ユニットと前記競合層の各ユニットを全結合する重みベクトルと、を有する学習アルゴリズムである自己組織化マップに基づいて、事故データを含む過去交通データを用いて事故発生パターンを学習して、前記競合層のユニットごとに対応した、事故の発生しやすさを示す事故発生度と、事故予報時の入力ベクトルと前記競合層の勝者ユニットの重みベクトルとの乖離度に応じて前記事故発生度を調整するための調整係数と、を含む事故予報用テーブルを作成する。前記データ取得処理部は、前記区間について、交通状況を計測するセンサから現在交通データを取得する。前記事故予報処理部は、前記事故予報用テーブルを用いて、前記現在交通データからなる入力ベクトルに対する前記競合層の勝者ユニットに対応する事故発生度を、当該入力ベクトルと前記勝者ユニットの重みベクトルの乖離度と、前記勝者ユニットに対応した前記調整係数と、を用いて調整し、当該調整した事故発生度を出力する。
図1は、実施形態における事故予報システムの構成の例を示したブロック図である。 図2は、実施形態において、道路に関して事故予報の単位となる区間と道路センサ部との関係の例を模式的に示した説明図である。 図3は、実施形態における事故予報用テーブル作成処理の流れの例を示したフローチャートである。 図4は、実施形態において用いられる事故予報用の自己組織化マップの一般的な構成の例を示した図である。 図5は、実施形態において用いられる事故予報用の自己組織化マップによる事故発生度分布の作成例の説明図である。 図6は、実施形態において用いられる事故予報用の自己組織化マップによる調整係数分布の作成例の説明図である。 図7は、実施形態における調整係数設定処理の流れを示したフローチャートである。 図8は、実施形態における調整係数の例(k=1の場合)を示した図である。 図9は、実施形態における調整係数の例(k=0.5の場合)を示した図である。 図10は、実施形態における調整係数の例(k=0.1の場合)を示した図である。 図11は、実施形態における事故予報用テーブルの例を示した図である。 図12は、実施形態における事故予報処理の流れを示したフローチャートである。 図13は、図12に対応する説明図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。なお、以下において、「予報」とは、道路における各地点で過去に計測された交通データ(交通事故発生時に計測された交通データを含む。)に基づいて、交通事故(以下、単に「事故」ともいう。)の発生の危険性を計算/予測して事故予報として報知する意味を含むが、予測結果の報知は行わずに、単に、当該各地点における事故の発生しやすさの「予測」だけを行う場合の意味も含むものとする。
まず、図1、図2を参照して、実施形態における事故予報システム1の構成について説明する。図1は、実施形態における事故予報システム1の構成の例を示したブロック図である。図2は、実施形態において、道路に関して事故予報の単位となる区間と道路センサ部RSとの関係の例を模式的に示した説明図である。なお、図2の白抜き矢印Yは、道路R(以下「R」の記載を省略する場合あり。)上における車両の流れ方向を示す。
図1に示す事故予報システム1は、図2に示す道路R上の区間1、2、3、・・・それぞれに対応する道路センサ部RS、RS、RS、・・・により計測される交通データを用いて、各区間における交通事故の発生しやすさである事故発生度を予報するシステムである。なお、図2を用いた以下の説明では、説明を簡潔にするために、区間が区間1〜3の3つであるものとする。
道路センサ部RS〜RSは、それぞれ、道路R上の区間1〜3を走行する車両を検知可能なセンサ(センシングデバイス)を含む。このセンサは、例えば、路面下に設置されるループコイルや、路面を上方から監視するカメラまたは超音波センサなどから構成される。以下、道路センサ部RS〜RSそれぞれを特に区別しないときは、道路センサ部RSと総称する。
また、道路センサ部RSは、交通データ処理部を含む。具体的に、交通データ処理部は、センサによって計測された交通データに基づいて、道路R上を走行する車両の交通量[台/h]、平均速度[km/h]、車両密度[台/km]、占有率(オキュパンシー)[%]などを算出し、算出結果を道路交通管制装置2に送信する。この算出と送信は、例えば、1分や5分等の時間単位で実行される。なお、道路センサ部RSがセンサによる計測結果だけを道路交通管制装置2のデータ取得処理部211に送信し、データ取得処理部211が交通量等を算出するようにしてもよい。
図1に示すように、事故予報システム1は、道路交通管制装置2と、事故予報用テーブル作成装置3と、を備える。道路交通管制装置2は、例えば、一般に道路交通管制システムと呼ばれているコンピュータシステムである。なお、道路交通管制装置2は、図1では説明を簡潔にするために1台のコンピュータ装置のように示しているが、複数台のコンピュータ装置によって実現してもよい。
道路交通管制装置2は、処理部21と、記憶部22と、表示部23と、入力部24と、を備える。なお、道路交通管制装置2は、外部装置との通信のための通信部も有しているが、説明を簡潔にするために図示および説明を省略する。
処理部21は、道路交通管制装置2の全体の動作を制御し、道路交通管制装置2が有する各種の機能を実現する。処理部21は、例えば、CPU(Central Processing Unit)と、ROM(Read Only Memory)と、RAM(Random Access Memory)と、を備える。CPUは、道路交通管制装置2の動作を統括的に制御する。ROMは、各種プログラムやデータを記憶する記憶媒体である。RAMは、各種プログラムを一時的に記憶したり、各種データを書き換えたりするための記憶媒体である。CPUは、RAMをワークエリア(作業領域)としてROM、記憶部22等に格納されたプログラムを実行する。処理部21は、データ取得処理部211と、事故予報処理部212と、受信処理部213と、表示制御部214と、を備える。
データ取得処理部211は、予報対象の道路の各区間について、交通状況を計測する道路センサ部RSから交通データを取得する。そして、データ取得処理部211は、その取得した交通データを、記憶部22の現在データベース221に現在交通データとして蓄積するとともに、事故予報用テーブル作成装置3の記憶部32の過去データベース321に過去交通データとして蓄積するように送信する。なお、道路の車線が複数で、それぞれの車線に対応して道路センサ部RSが設定されている場合、データ取得処理部211は、例えば、各車線の交通データを統合すればよい。また、本実施形態において、交通データのうち、例えば直近の数分間程度の交通データを現在交通データと称し、現在交通データを含む過去の長期間の交通データを過去交通データと称する。また、過去交通データは、交通事故発生時に計測された交通データも含んでいる。
事故予報処理部212は、記憶部22の事故予報用テーブルデータベース222に記憶された事故予報用テーブルを用いて、現在交通データからなる入力ベクトルに対する競合層の勝者ユニットに対応する事故発生度を、当該入力ベクトルと勝者ユニットの重みベクトルの乖離度と、勝者ユニットに対応した調整係数と、を用いて調整し、当該調整した事故発生度を出力する(詳細は後述)。
受信処理部213は、事故予報用テーブル作成装置3の送信処理部312から受信した事故予報用テーブル(詳細は後述)を記憶部22の事故予報用テーブルデータベース222に格納する。なお、受信処理部213は、事故予報用テーブルが複数の場合は、それぞれの識別情報とともに事故予報用テーブルデータベース222に格納する。
表示制御部214は、事故予報処理部212による事故の予報結果(後述する事故発生度等)を表示部23に事故予報として表示するよう制御を行う。例えば、事故発生度が高い区間については事故が発生しやすいものとして表示部23の警報ランプを点灯表示する等して管制員に知らせるのが好ましい。なお、事故の予報結果の表示については、例えば、0から10までの11段階での表示や、3段階に分けてそれぞれ色分けしての表示など、どのような方法で行ってもよい。また、道路交通管制装置2では、事故発生度が高い区間を表示する場合、例えば、併せて、音声出力手段(不図示)により警報音を鳴らす等してもよい。
記憶部22は、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)などの記憶装置である。記憶部22は、現在データベース221と、事故予報用テーブルデータベース222と、を記憶する。
現在データベース221は、データ取得処理部211が取得した直近の例えば数分間程度の交通データ(現在交通データ)を記憶する。また、現在データベース221では、データ取得処理部211にて取得された交通データを蓄積するとともに、対象道路の特性を表す道路特性データ(例えば路線長、車線数、設定速度、センサ設置位置、各計測地点の周辺情報、料金所位置等の路線の構造情報)を格納する。対象道路の特性を表す道路特性データは、事前のシステム構築時に入力しておいてもよいが、管制官等により後で修正してもよい。現在データベース221における現在交通データは、事故予報処理部212にて事故予報(予測)を行う際に利用される。
事故予報用テーブルデータベース222は、受信処理部213から受信した1つ以上の事故予報用テーブル(詳細は後述)を記憶する。
表示部23は、例えば、事故予報処理部212による事故の予報結果等を、表示制御部214を介して受信して表示する。表示部23は、例えば、液晶表示装置(LCD(Liquid Crystal Display))、有機EL(Electro-Luminescence)表示装置等により実現される。
入力部24は、道路交通管制装置2に対するユーザの操作を受け付ける。入力部24は、例えば、キーボード、マウス等の入力装置である。
次に、事故予報用テーブル作成装置3について説明する。事故予報用テーブル作成装置3は、事故予報用テーブルを作成するためのコンピュータ装置である。事故予報用テーブル作成装置3は、処理部31と、記憶部32と、表示部33と、入力部34とを備えている。なお、事故予報用テーブル作成装置3は、外部装置との通信のための通信部も有しているが、説明を簡潔にするために図示および説明を省略する。
処理部31は、事故予報用テーブル作成装置3の全体の動作を制御し、事故予報用テーブル作成装置3が有する各種の機能を実現する。処理部31は、例えば、CPUと、ROMと、RAMと、を備える。CPUは、事故予報用テーブル作成装置3の動作を統括的に制御する。ROMは、各種プログラムやデータを記憶する記憶媒体である。RAMは、各種プログラムを一時的に記憶したり、各種データを書き換えたりするための記憶媒体である。CPUは、RAMをワークエリア(作業領域)としてROM、記憶部32等に格納されたプログラムを実行する。処理部31は、事故予報用テーブル作成処理部311と、送信処理部312と、を備える。
事故予報用テーブル作成処理部311は、道路の所定の区間について、交通データが入力ベクトルとして入力される入力層と、入力ベクトルの各ユニットに対応した複数のユニットからなる競合層と、入力層の各ユニットと競合層の各ユニットを全結合する重みベクトルと、を有する学習アルゴリズムである自己組織化マップに基づいて、事故データを含む過去交通データを用いて事故発生パターンを学習して、競合層のユニットごとに対応した、事故の発生しやすさを示す事故発生度と、事故予報時の入力ベクトルと競合層の勝者ユニットの重みベクトルとの乖離度に応じて事故発生度を調整するための調整係数と、を含む事故予報用テーブルを作成する(詳細は後述)。
また、事故予報用テーブル作成処理部311は、競合層のユニットごとに対応した調整係数を設定する際、事故予報時に、乖離度が大きいほど事故発生度を大きく減少させるとともに、対応する競合層のユニットについて学習に用いた過去交通データにおける事故データの割合が小さいほど事故発生度を大きく減少させるように、調整係数を設定する(詳細は後述)。
ここで、自己組織化マップとは、プロセス解析や、制御、検索システム、さらには経営のための情報分析など、実社会における重要な分野に応用されるニューラルネットワークの一種であり、高次元の入力データを、教師信号(入力データに対して理想的と考えられる出力)などの予備知識なしにクラスタリングするためのアルゴリズムである。この自己組織化マップの具体的な内容と、事故予報用テーブル作成処理部311の具体的な処理については後述する。
送信処理部312は、事故予報用テーブル作成処理部311が作成した事故予報用テーブル(詳細は後述)を道路交通管制装置2に送信する。
記憶部32は、HDDやSSDなどの記憶装置である。記憶部32は、過去データベース321、事故予報用テーブルデータベース322を記憶する。
過去データベース321は、過去交通データと、過去事故データと、道路特性データ(現在データベース221の道路特性データと同様。)を記憶する。過去交通データは、道路交通管制装置2のデータ取得処理部211から受信する現在交通データにより順次蓄積される。
過去事故データとは、対象道路において起きた過去の交通事故のデータ(事故データ)である。この過去事故データは、例えば、ユーザが事故帳票等を見ながら事故予報用テーブル作成装置3の入力部34を用いて入力することで、記憶部32の過去データベース321に格納するようにすればよい。過去事故データは、具体的には、例えば、事故に関する情報として、事故発生地点、事故発生日時、事故タイプ等を含んでいる。過去事故データは、過去数年以上の事故情報であることが好ましい。また、過去事故データは、ユーザが事故予報用テーブル作成装置3の入力部34で入力するほか、ユーザが道路交通管制装置2の入力部24で入力して道路交通管制装置2から事故予報用テーブル作成装置3に送信することで、記憶部32の過去データベース321に格納するようにしてもよい。あるいは、他のコンピュータ装置にある過去事故データを、DVD(Digital Versatile Disk)やUSB(Universal Serial Bus)メモリ等の情報記憶媒体を介して事故予報用テーブル作成装置3の記憶部32の過去データベース321に格納するようにしてもよい。
事故予報用テーブルデータベース322は、事故予報用テーブル作成処理部311が作成した事故予報用テーブルを記憶する。
表示部33は、各種画面を表示する。表示部33は、例えば、液晶表示装置(LCD)、有機EL表示装置等により実現される。
入力部34は、事故予報用テーブル作成装置3に対するユーザの操作を受け付ける。入力部34は、例えば、キーボード、マウス等の入力装置である。
次に、本実施形態における事故予報システム1の動作について説明する。まず、図3を参照して(他図も適宜参照。)、本実施形態における事故予報用テーブル作成処理について説明する。図3は、実施形態における事故予報用テーブル作成処理の流れの例を示したフローチャートである。
図3に示すように、事故予報用テーブル作成処理部311は、まず、ステップS1において、過去データベース321から過去交通データと過去事故データを読み出す。
次に、事故予報用テーブル作成処理部311は、ステップS2において、ステップS1で読み出した過去交通データと過去事故データに基づいて、交通データと事故の発生しやすさとの相関関係を学習し、ステップS3において、事故予報用テーブルを作成する。学習方法としては、次のような自己組織化マップを用いた方法を用いる。
図4は、本実施形態において用いられる事故予報用の自己組織化マップの一般的な構成の例を示した図である。図4に示すように、自己組織化マップとは、入力層および競合層(出力層)を備えた2層構造のニューラルネットワークである。入力層は、分析対象のデータx1,…,xi,…,xnと同数のユニットを備えた平面として表される。ここで、分析対象のデータx1,…,xi,…,xnの組み合わせを、入力ベクトルと呼ぶ。また、競合層は、複数のユニット1,…,j,…,Nを備えた平面として表される。入力層の各ユニットと、競合層の各ユニットとは、入力ベクトルと同次元の重みベクトルw=(wj1,…,wji,…,wjn)によって関連付けられている。
図5は、本実施形態において用いられる事故予報用の自己組織化マップによる事故発生度分布の作成例の説明図である。図5に示すように、過去データベース321から読み出された過去交通データが、学習対象の入力ベクトルとして用いられる。例えば、過去交通データは、道路R上の各地点において過去のある時点で計測された3種類のデータ(交通量、平均速度および車両密度)により構成される。
図5の自己組織化マップでは、まず、(1)勝者ユニットを決定し、当該勝者ユニットの重みベクトルを更新する処理が実行される。そして、(2)勝者ユニットの近傍に位置する近傍ユニットの重みベクトルを更新する処理が実行される。なお、勝者ユニットとは、入力ベクトルと最も類似する重みベクトルによって当該入力ベクトルと関連付けられる競合層上の1つのユニットである。また、重みベクトルの更新は、学習回数と、所定の学習係数とを考慮した数式を用いて行われる。なお、入力ベクトルと最も類似する重みベクトルの決定方法や、重みベクトルの更新に用いられる数式の詳細については、例えば特開2014−35639号公報に開示されているため、ここではこれ以上の説明を省略する。
また、入力ベクトルとして用いられる過去交通データに対応して設定される事故発生度が入力される。事故発生度とは、入力ベクトルに対応して設定される事故の発生しやすさを示す値である。入力ベクトルの各要素が事故発生時の交通データである場合、事故発生度は、例えば「1」(または「100」)に設定される。また、入力ベクトルの各要素が事故の無い時の交通データである場合、事故発生度は、例えば「0」に設定される。また、入力ベクトルの各要素が事故発生直前の交通データである場合、事故発生度は、事故発生時の事故発生度(「1」(または「100」))よりも小さい値に設定される。
本実施形態では、上記の(1)および(2)の処理が実行された後、(3)入力された事故発生度で、競合層上の勝者ユニットおよび近傍ユニットに対応する事故発生度分布の層上のユニットの値を更新する処理が実行される。具体的に、勝者ユニットに対応するユニットの値が、入力された事故発生度によって更新され、近傍ユニットに対応するユニットの値が、入力された事故発生度よりも小さい値によって更新される。この更新処理の詳細についても、上記の特開2014−35639号公報に開示されているため、ここではこれ以上の説明を省略する。
本実施形態では、上記の(1)〜(3)の処理が繰り返し実行されることで、過去交通データと事故発生度との相関関係が学習される。つまり、複数の事故発生度からなる事故発生度分布が完成する。なお、従来の自己組織化マップを用いた事故予報では、入力ベクトルに対して勝者ユニットが決まった場合に、入力ベクトルとその勝者ユニットの重みベクトルとの乖離度の大きさに関係なく、単一の事故発生度を出力していた。しかし、自己組織化マップを用いた手法であることの性質上、乖離度の大きさによって事故発生度を調整することで、事故の発生しやすさの予報の精度をより高めることができると考えられる。そこで、本実施形態では、事故発生度を調整する調整係数を導入する。
事故発生度分布が完成した後、複数の調整係数からなる調整係数分布を作成する。これについて、図6、図7を参照して説明する。図6は、本実施形態において用いられる事故予報用の自己組織化マップによる調整係数分布の作成例の説明図である。図7は、実施形態における調整係数設定処理の流れを示したフローチャートである。なお、調整係数とは、事故予報時の入力ベクトルと競合層の勝者ユニットの重みベクトルとの乖離度に応じて事故発生度を調整するための係数であり、競合層のユニットごとに対応して設定される。また、本実施形態では、調整係数は、事故予報時に事故発生度に乗算されるもので、乖離度に応じて変化する値である。
図7に示すように、事故予報用テーブル作成処理部311は、まず、入力ベクトル(過去交通データ)を入力層に入力する(ステップS11)。次に、事故予報用テーブル作成処理部311は、自己組織化マップでその入力ベクトルに最も近い重みベクトルを持つ勝者ユニットを決定する(ステップS12)。
次に、事故予報用テーブル作成処理部311は、勝者ユニットとなったユニットの学習用データ数(N)を1増加する(ステップS13)。
次に、事故予報用テーブル作成処理部311は、その入力ベクトルが事故データであるか否かを判定し(ステップS14)、Yesの場合はステップS15に進み、Noの場合はステップS16に進む。
ステップS15において、事故予報用テーブル作成処理部311は、勝者ユニットとなったユニットの事故データ数(Na)を1増加し、ステップS16に進む。
ステップS16において、事故予報用テーブル作成処理部311は、全入力ベクトルを処理したか否かを判定し、Yesの場合はステップS17に進み、Noの場合はステップS11に戻る。
ステップS17において、事故予報用テーブル作成処理部311は、1つのユニットの調整係数(γ)を設定する(詳細は後述)。次に、ステップS18において、事故予報用テーブル作成処理部311は、全ユニットを処理したか否かを判定し、Yesの場合は処理を終了し、Noの場合はステップS17に戻る。
次に、ステップS17の処理について、説明する。ここで、入力ベクトルをVとし、対象ユニットの重みベクトルをVsとし、ΔV=V−Vsとする。|ΔV|は、ΔVの大きさを示す。|Vs|は、Vsの大きさを示す。kを任意の係数とする。
そして、γを次のように設定する。
Na≠0、かつ、|ΔV|≠0のとき、
γ=MIN(1,k×(√(Na/N))/(|ΔV|/|Vs|))
つまり、γは、「1」と「k×(√(Na/N))/(|ΔV|/|Vs|)」のうち、小さいほうの値である。
Na≠0、かつ、|ΔV|=0のとき、γ=1
なお、Na=0のとき、γは、例えば、Na=1のときと同じ値とすればよい。また、Na=0のときは、事故発生度も0かそれに近い非常に小さな数であるので、γ=1としてもよい。また、N=0(学習用データがない)のときや、|Vs|=0(Vsのデータがない)のときなどは、便宜的に、γを0や1等の値に設定しておけばよい。
このようにして設定した調整係数の例は、図8〜図10に示す通りである。図8は、本実施形態における調整係数の例(k=1の場合)を示した図である。図8において、例えば、Na/N=1%の場合の調整係数は、|ΔV|/|Vs|(乖離度)が0.1以下では1で、また、|ΔV|/|Vs|が0.1超では|ΔV|/|Vs|が大きいほど小さくなっている。以下、Na/N=5%、10%、30%、50%、70%、99%のそれぞれの調整係数は、Na/Nが大きくなるほど、減少の度合いが小さくなっている。
また、図9は、実施形態における調整係数の例(k=0.5の場合)を示した図である。この場合、図8のk=1の場合と比較して、調整係数の減少の度合いが全体的に大きい。また、図10は、実施形態における調整係数の例(k=0.1の場合)を示した図である。この場合、図9のk=0.5の場合と比較して、調整係数の減少の度合いが全体的に大きい。このように、kの値を任意に設定できることで、ユーザが所望の調整係数とすることができる。事故予報用テーブル作成処理部311は、このような調整係数を含む事故予報用テーブルを作成することができる。
図11は、本実施形態における事故予報用テーブルの例を示した図である。事故予報用テーブルにおいては、競合層のユニットの識別情報であるユニット番号に、重みベクトル、事故発生度、調整係数の各項目が対応付けられている。なお、γ、γ、γ、γは、それぞれ、ユニット番号1,2,3,4に対応する調整係数である。このように作成された事故予報用テーブルは、事故予報処理部212による事故予報処理の際に利用される。
次に、図12、図13を参照して、本実施形態における事故予報処理について説明する。図12は、実施形態における事故予報処理の流れを示したフローチャートである。図13は、図12に対応する説明図である。
事故予報処理部212は、まず、入力ベクトル(現在交通データ)を入力層に入力する(ステップS21)。次に、事故予報処理部212は、自己組織化マップでその入力ベクトルに最も近い重みベクトルを持つ勝者ユニットを決定する(ステップS22。図13の(11))。
次に、事故予報処理部212は、事故予報用テーブルデータベース222の事故予報用テーブルを参照し、勝者ユニットに対応する事故発生度と調整係数を特定し(図13の(12)、(13))、その事故発生度を、その調整係数を用いて調整する(ステップS23。図13の(14))。例えば、事故予報処理部212は、事故発生度に調整係数を乗算することで、調整した事故発生度とする。
次に、事故予報処理部212は、ステップS23で調整した事故発生度を出力する(ステップS24。図13の(15))。その後、例えば、表示制御部214は、その調整された事故発生度を表示部23に事故予報として表示するよう制御を行う。
このようにして、本実施形態の事故予報システム1によれば、学習アルゴリズムとして自己組織化マップを用いるとともに、さらに、調整係数を用いて事故発生度を調整することで、事故の発生しやすさの予報の精度をより高めることができる。具体的には、次の通りである。
上述したように、自己組織化マップを用いた手法であることの性質上、乖離度の大きさによって事故発生度を調整することで、事故の発生しやすさの予報の精度をより高めることができると考えられる。
そこで、本実施形態では、図8〜図10に示すような調整係数によって、事故予報時に、当該乖離度が大きいほど事故発生度を大きく減少させるように、また、勝者ユニットについて学習に用いた過去交通データにおける事故データの割合が小さいほど事故発生度を大きく減少させるように、調整することによって、事故の発生しやすさの予報の精度をより高めることができるようにした。
なお、変形例として、次のようにしてもよい。図8〜図10では、各調整係数が|ΔV|/|Vs|の値に応じて連続して値が変わるものとした。このほかに、例えば、調整係数を、競合層の対応するユニットについて学習に用いた過去交通データのうち当該ユニットの重みベクトルからの乖離度が最も大きい過去交通データの乖離度を境に不連続に値が変わるように設定してもよい。
以上、本発明の実施形態を説明したが、上記実施形態はあくまで一例であって、発明の範囲を限定することは意図していない。上記実施形態は、様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。上記実施形態は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
例えば、事故予報システム1を、道路交通管制装置2と事故予報用テーブル作成装置3からなる構成としたが、それらを一体化した単一の構成としてもよい。そうすれば、構成や処理がシンプルになるほか、リアルタイムに得られる交通データを使用して事故予報用テーブルを容易に更新できる等のメリットが生まれる。
また、図1の事故予報用テーブル作成装置3を、クラウドコンピューティング技術を利用してクラウド化させてもよい。
また、調整係数は、上述した具体的な計算例によって設定されるものに限定されず、他の計算により設定されてもよい。
1 事故予報システム
2 道路交通管制装置
3 事故予報用テーブル作成装置
21 処理部
22 記憶部
23 表示部
24 入力部
211 データ取得処理部
212 事故予報処理部
213 受信処理部
214 表示制御部
221 現在データベース
222 事故予報用テーブルデータベース
31 処理部
32 記憶部
33 表示部
34 入力部
311 事故予報用テーブル作成処理部
312 送信処理部
321 過去データベース
322 事故予報用テーブルデータベース
RS 道路センサ部

Claims (6)

  1. 道路の所定の区間について、交通データが入力ベクトルとして入力される入力層と、前記入力ベクトルの各ユニットに対応した複数のユニットからなる競合層と、前記入力層の各ユニットと前記競合層の各ユニットを全結合する重みベクトルと、を有する学習アルゴリズムである自己組織化マップに基づいて、事故データを含む過去交通データを用いて事故発生パターンを学習して、前記競合層のユニットごとに対応した、事故の発生しやすさを示す事故発生度と、事故予報時の入力ベクトルと前記競合層の勝者ユニットの重みベクトルとの乖離度に応じて前記事故発生度を調整するための調整係数と、を含む事故予報用テーブルを作成する事故予報用テーブル作成処理部と、
    前記区間について、交通状況を計測するセンサから現在交通データを取得するデータ取得処理部と、
    前記事故予報用テーブルを用いて、前記現在交通データからなる入力ベクトルに対する前記競合層の勝者ユニットに対応する事故発生度を、当該入力ベクトルと前記勝者ユニットの重みベクトルの乖離度と、前記勝者ユニットに対応した前記調整係数と、を用いて調整し、当該調整した事故発生度を出力する事故予報処理部と、
    を備える事故予報システム。
  2. 前記事故予報用テーブル作成処理部は、前記競合層のユニットごとに対応した前記調整係数を設定する際、前記事故予報時に、前記乖離度が大きいほど前記事故発生度を大きく減少させるとともに、対応する前記競合層のユニットについて前記学習に用いた前記過去交通データにおける前記事故データの割合が小さいほど前記事故発生度を大きく減少させるように、前記調整係数を設定する、請求項1に記載の事故予報システム。
  3. 前記調整係数は、前記事故予報時に前記事故発生度に乗算されるもので、前記乖離度に応じて変化する値であり、
    前記事故予報用テーブル作成処理部は、前記競合層のユニットごとに対応した前記調整係数を設定する際、対応する前記競合層のユニットについて前記学習に用いた前記過去交通データのうち当該ユニットの重みベクトルからの乖離度が最も大きい過去交通データの乖離度を境に不連続に値が変わるように設定する、請求項2に記載の事故予報システム。
  4. 道路の所定の区間について、交通データが入力ベクトルとして入力される入力層と、前記入力ベクトルの各ユニットに対応した複数のユニットからなる競合層と、前記入力層の各ユニットと前記競合層の各ユニットを全結合する重みベクトルと、を有する学習アルゴリズムである自己組織化マップに基づいて、事故データを含む過去交通データを用いて事故発生パターンを学習して、前記競合層のユニットごとに対応した、事故の発生しやすさを示す事故発生度と、事故予報時の入力ベクトルと前記競合層の勝者ユニットの重みベクトルとの乖離度に応じて前記事故発生度を調整するための調整係数と、を含む事故予報用テーブルを作成する事故予報用テーブル作成処理ステップと、
    前記区間について、交通状況を計測するセンサから現在交通データを取得するデータ取得処理ステップと、
    前記事故予報用テーブルを用いて、前記現在交通データからなる入力ベクトルに対する前記競合層の勝者ユニットに対応する事故発生度を、当該入力ベクトルと前記勝者ユニットの重みベクトルの乖離度と、前記勝者ユニットに対応した前記調整係数と、を用いて調整し、当該調整した事故発生度を出力する事故予報処理ステップと、
    を含む事故予報方法。
  5. 前記事故予報用テーブル作成処理ステップは、前記競合層のユニットごとに対応した前記調整係数を設定する際、前記事故予報時に、前記乖離度が大きいほど前記事故発生度を大きく減少させるとともに、対応する前記競合層のユニットについて前記学習に用いた前記過去交通データにおける前記事故データの割合が小さいほど前記事故発生度を大きく減少させるように、前記調整係数を設定する、請求項4に記載の事故予報方法。
  6. 前記調整係数は、前記事故予報時に前記事故発生度に乗算されるもので、前記乖離度に応じて変化する値であり、
    前記事故予報用テーブル作成処理ステップは、前記競合層のユニットごとに対応した前記調整係数を設定する際、対応する前記競合層のユニットについて前記学習に用いた前記過去交通データのうち当該ユニットの重みベクトルからの乖離度が最も大きい過去交通データの乖離度を境に不連続に値が変わるように設定する、請求項5に記載の事故予報方法。
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