JP2018065276A - 画像形成システムおよび画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】適切なタイミングで印刷の準備を開始することにより、電力消費を抑えつつ、ユーザーの待ち時間および原稿の放置時間を従来よりも短くする画像形成システムを提供する。【解決手段】画像形成装置と、立ち上がり動作検知センサとを備えた画像形成システムであって、前記画像形成装置は、通信部と、前記印刷データを印刷する印刷部と、制御部とを備え、前記立ち上がり動作検知センサは、外部の端末のユーザーの立ち上がり動作を検知する立ち上がり動作検知部と、センサ通信部と、センサ制御部とを備え、前記制御部は、前記外部の端末からの印刷指示を前記通信部が受信した後、前記立ち上がり動作検知センサによる前記ユーザーの立ち上がり動作の検知情報を受信することにより、前記印刷指示に係る印刷データの印刷の準備を開始し、前記印刷データを前記印刷部に印刷させることを特徴とする画像形成システム。【選択図】図7

Description

この発明は、画像形成装置を備えた画像形成システムに関し、適切なタイミングで印刷の準備を開始する画像形成システムおよび画像形成装置に関する。
従来、省電力状態移行機能を備えた画像形成装置が知られている。このような画像形成装置においては、例えば、装置が一定時間使用されない場合に省電力状態に移行し、所定のタイミングで装置を起動することによって電力消費を抑える。
このような省電力状態移行機能を備えた画像形成装置においては、装置に設けられた人感センサ等で装置の近くに近づいたユーザーを検知することによって、省電力状態から復帰する機能を備えたものが知られている。しかしながら、このような人感センサを備えた画像形成装置は、印刷した紙を取りに来たユーザーだけでなく、装置の前を通過しただけの人も誤検知することによって、電力を無駄に消費しまうこともある。
このような誤検知を防止するため、従来、第1電力状態と前記第1電力状態より消費電力の少ない第2電力状態になる画像形成装置であって、物体から放射される熱を検知するための複数の素子が線上または格子に配列された検出手段と、前記検出手段の検出結果を用いて前記画像形成装置の電力状態を前記第2電力状態から前記第1電力状態に移行するかどうかを判断して前記移行を制御する判断手段と、を有し、前記判断手段は、前記検出手段のいずれの素子から所定温度以上の温度を検知し始めたかに応じて、前記第1電力状態に移行するための条件を切り替えることを特徴とする画像形成装置の発明が開示されている(特許文献1参照)。
また、画像形成装置が省電力モードである場合、処理予測時間情報と、移動時間情報と、復帰時間情報とに基づいて前記印刷ジョブを前記画像形成装置に送信するタイミングを変更する変更手段と、を有する情報処理装置の発明も開示されている(特許文献2参照)。
特開2015−174296号公報 特開2014−225144号公報
しかしながら、人体検出センサの検知情報に基づき、省電力状態から復帰する画像形成装置において、紙を取りに来た人と装置の前を通過する人とを精度良く識別するには、装置にユーザーがかなり近づく必要がある。実際、装置がユーザーを識別した後、当該ユーザーが装置前に到達するまでの時間はせいぜい1〜2秒程度しかないのに対し、装置が省電力状態から復帰するまでの時間は、少なくとも10秒程度かかることがある。それゆえ、ユーザーの接近を検知してから装置が省電力状態から復帰する場合、ユーザーは何秒間も待たされることがあった。
また、処理時間や移動時間等に基づいて省電力状態から復帰する画像形成装置において、印刷後、何らかの事情でユーザーが紙を取りに行くまでの時間が遅くなった場合、画像形成装置に原稿が残されたまま放置されてしまうため、セキュリティ上問題があり、さらには、ユーザーが出力した印刷物と混在し、誤って持ち去られる等の問題があった。
この発明は、以上のような事情を考慮してなされたものであって、適切なタイミングで印刷の準備を開始することにより、電力消費を抑えつつ、ユーザーの待ち時間および原稿の放置時間を従来よりも短くする画像形成システムおよび画像形成装置を提供するものである。
この発明は、外部の端末から受信した印刷データの印刷を行う画像形成装置と、人体の立ち上がり動作を検知する立ち上がり動作検知センサとを備えた画像形成システムであって、前記画像形成装置は、前記外部の端末および前記立ち上がり検知端末と通信を行う通信部と、前記印刷データを印刷する印刷部と、前記通信部および前記印刷部を制御する制御部とを備え、前記立ち上がり動作検知センサは、前記外部の端末のユーザーの立ち上がり動作を検知する立ち上がり動作検知部と、前記画像形成装置と通信を行うセンサ通信部と、前記立ち上がり動作検知部および前記センサ通信部を制御するセンサ制御部とを備え、前記制御部は、前記外部の端末からの印刷指示を前記通信部が受信した後、前記立ち上がり動作検知センサによる前記ユーザーの立ち上がり動作の検知情報を受信することにより、前記印刷指示に係る印刷データの印刷の準備を開始し、前記印刷データを前記印刷部に印刷させることを特徴とする画像形成システムを提供する。
また、この発明は、印刷データの印刷指令をした印刷者の情報を特定する印刷者特定情報および前記印刷データを外部の端末から受信する第1通信部と、前記印刷者特定情報および前記印刷データを保持する記憶部と、立ち上がり動作をした動作者を特定する動作者特定情報を外部の立ち上がり動作検知センサから受信する第2通信部と、前記印刷者特定情報および前記動作者特定情報が一致するか否かを判定する判定部と、前記印刷データを印刷する印刷部と、前記第1通信部、前記記憶部、前記第2通信部、前記判定部および前記印刷部を制御する制御部とを備え、前記制御部は、前記第1通信部が前記印刷者特定情報および前記印刷データを受信し、前記第2通信部が前記動作者特定情報を受信した後、前記判定部に前記印刷者特定情報および前記動作者特定情報が一致するか否かを判定させ、前記印刷者特定情報および前記動作者特定情報が一致すると前記判定部が判定した場合、前記印刷データを前記印刷部に印刷させることを特徴とする画像形成装置を提供する。
この発明によれば、前記外部の端末からの印刷指示を前記通信部が受信した後、前記立ち上がり動作検知センサによる前記ユーザーの立ち上がり動作の検知情報を受信することにより、前記印刷指示に係る印刷データの印刷の準備を開始することにより、適切なタイミングで印刷の準備を開始することができるため、電力消費を抑えつつ、ユーザーの待ち時間および原稿の放置時間を従来よりも短くする画像形成システムおよび画像形成装置を実現できる。
この発明の画像形成装置の実施形態1に係るデジタル複合機、PCおよび立ち上がり動作検知センサ付き端末からなる画像形成システムの概略構成を示す説明図である。 図1に示すデジタル複合機の本体部分の機構的構成を示す断面図である。 図1に示すデジタル複合機の電気的構成を示すブロック図である。 図1に示すPCの電気的構成を示すブロック図である。 図1に示す立ち上がり動作検知センサ付き端末の概略構成を示す説明図である。 図5に示す立ち上がり動作検知センサ付き端末の電気的構成を示すブロック図である。 この発明の画像形成システムの立ち上がり検知処理の概略を示すフローチャート図である。 この発明の画像形成システムの立ち上がり検知処理の一例を示す説明図である。 この発明の画像形成システムの立ち上がり検知処理の一例を示す説明図である。 この発明のデジタル複合機の印刷処理を示すフローチャート図である。 この発明のPCの処理を示すフローチャート図である。 この発明の立ち上がり動作検知センサ付き端末の処理を示すフローチャート図である。 この発明の実施形態2の画像形成システムの立ち上がり検知処理の概略を示すフローチャート図である。 この発明の実施形態2の画像形成システムの立ち上がり検知処理の一例を示す説明図である。 この発明の実施形態2の画像形成システムの立ち上がり検知処理の一例を示す説明図である。 この発明の実施形態2のデジタル複合機の印刷処理を示すフローチャート図である。 この発明の実施形態2のPCの処理を示すフローチャート図である。 この発明の実施形態2の立ち上がり動作検知センサ付き端末の処理を示すフローチャート図である。
(i)この発明による画像形成システムは、外部の端末から受信した印刷データの印刷を行う画像形成装置と、人体の立ち上がり動作を検知する立ち上がり動作検知センサとを備えた画像形成システムであって、前記画像形成装置は、前記外部の端末および前記立ち上がり検知端末と通信を行う通信部と、前記印刷データを印刷する印刷部と、前記通信部および前記印刷部を制御する制御部とを備え、前記立ち上がり動作検知センサは、前記外部の端末のユーザーの立ち上がり動作を検知する立ち上がり動作検知部と、前記画像形成装置と通信を行うセンサ通信部と、前記立ち上がり動作検知部および前記センサ通信部を制御するセンサ制御部とを備え、前記制御部は、前記外部の端末からの印刷指示を前記通信部が受信した後、前記立ち上がり動作検知センサによる前記ユーザーの立ち上がり動作の検知情報を受信することにより、前記印刷指示に係る印刷データの印刷の準備を開始し、前記印刷データを前記印刷部に印刷させることを特徴とする。
また、この発明による画像形成装置は、印刷データの印刷指令をした印刷者の情報を特定する印刷者特定情報および前記印刷データを外部の端末から受信する第1通信部と、前記印刷者特定情報および前記印刷データを保持する記憶部と、立ち上がり動作をした動作者を特定する動作者特定情報を外部の立ち上がり動作検知センサから受信する第2通信部と、前記印刷者特定情報および前記動作者特定情報が一致するか否かを判定する判定部と、前記印刷データを印刷する印刷部と、前記第1通信部、前記記憶部、前記第2通信部、前記判定部および前記印刷部を制御する制御部とを備え、前記制御部は、前記第1通信部が前記印刷者特定情報および前記印刷データを受信し、前記第2通信部が前記動作者特定情報を受信した後、前記判定部に前記印刷者特定情報および前記動作者特定情報が一致するか否かを判定させ、前記印刷者特定情報および前記動作者特定情報が一致すると前記判定部が判定した場合、前記印刷データを前記印刷部に印刷させることを特徴とする。
この発明において、「画像形成装置」は、トナーによる像形成に電子写真方式、またインクを飛ばすことにより像形成を行うプリンタなどの複写(コピー機能)機能を有する複写機、または複写以外の機能をも含むMFP(Multifunctional Peripheral:多機能周辺装置)複合機など、外部の端末から受信した印刷データに基づき、画像を形成して出力する装置である。
「外部の端末」は、パーソナルコンピュータ(PC)やタブレット端末等の情報を処理する端末であり、印刷指示および印刷データを画像形成装置に送信する通信機能を有する。
「立ち上がり動作検知センサ」は、例えばカードに埋め込まれた気圧センサ、加速度センサ、または机上に設けたカメラ等からなる人体の立ち上がり動作を検知する検知機能を有するセンサである。
「印刷者特定情報」は、印刷指令を送信した外部の端末を特定するIPアドレス等の識別番号や、当該外部の端末に関連付けられたユーザーを特定する情報である。
「動作者特定情報」は、ユーザーの立ち上がり動作を検知した旨の情報として、立ち上がり動作検知センサから送信される当該立ち上がり動作検知センサを特定する識別番号や、当該立ち上がり動作検知センサに関連付けられたユーザーを特定する情報である。
さらに、この発明の好ましい態様について説明する。
(ii)前記画像形成装置は、予め定められた条件で省電力状態に移行し、省電力状態から復帰する省電力状態移行機能をさらに備え、前記印刷の準備の開始は、前記省電力状態からの復帰を含むものであってもよい。
このようにすれば、適切なタイミングで省電力状態からの復帰を開始することができるため、電力消費を抑えつつ、ユーザーの待ち時間および原稿の放置時間を従来よりも短くする画像形成システムが実現される。
(iii)前記制御部は、前記検知情報を受信したとき、前記外部の端末に前記印刷指示に係る印刷データを送信するよう要求し、受信した前記印刷データを前記印刷部に印刷させるものであってもよい。
このようにすれば、外部の端末のユーザーの立ち上がり動作を検知した後に印刷データを画像形成装置に送信するため、電力消費が抑えられ、画像形成装置の省電力効果を高めることが可能となる。
(iv)前記画像形成装置は、前記印刷データを保持する記憶部をさらに備え、前記制御部は、前記外部の端末から印刷指示および前記印刷指示に係る印刷データを前記通信部が受信したとき、前記印刷データを前記記憶部に保持させ、前記立ち上がり動作検知センサに前記検知情報を送信するよう要求し、前記検知情報を受信したとき、前記印刷データを前記印刷部に印刷させるものであってもよい。
このようにすれば、外部の端末のユーザーの立ち上がり動作を検知した後の印刷開始処理時間を短縮することが可能となる。
(v)前記立ち上がり動作検知部は、気圧センサまたは加速度センサにより前記ユーザーの立ち上がり動作を検知するものであってもよい。
このようにすれば、気圧センサまたは加速度センサを備えたカードや端末等による立ち上がり動作の検知が可能となる。
以下、図面を用いてこの発明をさらに詳述する。なお、以下の説明は、すべての点で例示であって、この発明を限定するものと解されるべきではない。
〔実施形態1〕
図1〜図5に基づき、この発明の画像形成システム10について説明する。
図1は、この発明の画像形成装置の実施形態1に係るデジタル複合機1、PC2および立ち上がり動作検知センサ付き端末3を備えた画像形成システム10の概略構成を示す説明図である。図2は、図1に示すデジタル複合機1の本体部分の機構的構成を示す断面図である。図3は、この発明のデジタル複合機1の電気的構成を示すブロック図である。図4は、図1に示すPC2の電気的構成を示す説明図である。図5は、図1に示す立ち上がり動作検知センサ付き端末の概略構成を示す説明図である。図6は、図5に示す立ち上がり動作検知センサ付き端末の電気的構成を示すブロック図である。
図1に示すように、この発明の画像形成システム10は、デジタル複合機1、PC2および立ち上がり動作検知センサ付き端末3から構成される。
デジタル複合機1およびPC2は、有線または無線のネットワーク4で接続されている。また、立ち上がり動作検知センサ付き端末3は、デジタル複合機1からの要求に応じてデジタル複合機1と無線通信を行う。
デジタル複合機1は、画像データをデジタル処理し、複写機能やスキャナ機能、ファクシミリ機能を有するMFP(Multifunctional Peripheral:多機能周辺装置)などの装置である。
<デジタル複合機1の構成>
ここで、図2に示すデジタル複合機1の内部的な構成を簡単に説明しておく。
図2に示すように、デジタル複合機1は、原稿を読み取る原稿読取装置111、原稿を読取り部に搬送する原稿搬送装置112および画像形成を行う印刷部102を備える。また、デジタル複合機1は、表示操作部103や通信部55(図3参照)を介して受付けたユーザーからの指示に基づいてスキャナ、印刷およびコピーのジョブを実行する。
デジタル複合機1においては、ブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の各色を用いたカラー画像を印刷シートに印刷する。あるいは、単色(例えばブラック)を用いたモノクロ画像を印刷シートに印刷する。このため、現像装置12、感光体ドラム13、ドラムクリーニング装置14、および帯電器15等は、それぞれ4個ずつ設けられる。各色に応じた4種類のトナー像を形成するために、それぞれがブラック、シアン、マゼンタ、およびイエローに対応付けられて、4つの画像ステーションPa、Pb、Pc、Pdが構成されている。
各画像ステーションPa、Pb、Pc、Pdのいずれにおいても、次のようにしてトナー像が形成される。ドラムクリーニング装置14が、感光体ドラム13表面の残留トナーを除去および回収する。その後、帯電器15が感光体ドラム13の表面を所定の電位に均一に帯電させる。そして、光走査装置11が均一に帯電した前記表面を露光して前記表面に静電潜像を形成する。その後、現像装置12が前記静電潜像を現像する。これにより、各感光体ドラム13表面に各色のトナー像が形成される。
また、中間転写ベルト21は矢印Cの方向に周回移動する。ベルトクリーニング装置22は周回移動する中間転写ベルト21の残留トナーを除去および回収する。各感光体ドラム13表面の各色のトナー像が中間転写ベルト21に順次転写して重ね合わせられて、中間転写ベルト21上にカラーのトナー像が形成される。
前記印刷シートは、ピックアップローラ33により4つある給送トレイ18の何れか一つから引出されて、シート搬送経路R1を介して2次転写装置23へ給送される。あるいは、手差しトレイ19から図示しないピックアップローラによって給送され、シート搬送経路R1を介して2次転写装置23へ給送される。シート搬送経路R1には、印刷シートを一旦停止させて印刷シートの先端を揃えるレジストローラ34が配置されている。また印刷シートの搬送を促す搬送ローラ35等が配置されている。レジストローラ34は、印刷シートを一旦停止させた後、中間転写ベルト21と転写ローラ23a間のニップ域へトナー像の転写タイミングに合わせて印刷シートを搬送する。
2次転写装置23の転写ローラ23aと中間転写ベルト21との間にはニップ域が形成される。印刷シートが前記ニップを通過するとき、中間転写ベルト21の表面に形成されたカラーのトナー像が印刷シートに転写される。印刷シートは、前記ニップ域を通過した後、定着装置17の加熱ローラ24と加圧ローラ25との間に挟まれて加熱および加圧される。この加熱および加圧により、カラーのトナー像が印刷シート上に定着される。
定着装置17を通過した印刷シートは、排出ローラ36aまたは36bを経て排出トレイ39aまたは39bへ排出される。印刷シートの排出先は、後述する制御部100によって制御され、図示しない切替え機構によって排出トレイ39aおよび39bの何れかへ印刷シートが導かれるように搬送経路が切替えられる。印刷シートの搬送経路の切替え機構は、画像形成装置の技術分野で周知であるので詳細な図示を省略している。
続いて、図3に基づき、デジタル複合機1の電気的な構成を簡単に説明しておく。
図3に示すように、デジタル複合機1は、通信部55、制御部100、印刷部102、表示操作部103、メモリ104、原稿読取装置111および原稿搬送装置112を備える。
以下、デジタル複合機1の電気的な各構成要素を説明する。
通信部55は、外部の機器と通信データを送受信し、例えば外部のコンピュータから印刷ジョブの実行要求を受信する通信インターフェースの回路およびファームウェアである。
通信部55は、外部の無線通信機器と無線通信を行う無線制御I/F 55aおよび有線のネットワーク4を介して通信を行うネットワークI/F 55bを備える。
制御部100は、デジタル複合機1を統合的に制御するものであって、CPU、RAM、ROM、各種のインターフェース回路等からなる。
制御部100は、デジタル複合機1全体の動作をコントロールするために、各センサの検知、モーター、クラッチ、定着ランプ等、あらゆる負荷の監視・制御を行う。
印刷部102は、電子写真方式により印刷画像を印刷シートに印刷する。印刷部102は、図2における光走査装置11、現像装置12、感光体ドラム13、ドラムクリーニング装置14および帯電器15に係る電気的構成要素を含んで構成される。さらに、中間転写ベルト21、定着装置17、シート搬送経路R1、給送トレイ18、および排出トレイ39a、39bに係る電気的構成要素を含んで構成される。
表示操作部103は、液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display)とタッチパネルから構成され、液晶ディスプレイに情報を表示し、タッチパネルを通じてユーザーからの指令を受け付ける部分である。制御部100は、表示操作部103を通じて、デジタル複合機1の動作および状態の表示を行う。
メモリ104は、RAM104aおよびROM104bを備え、例えばハードディスク装置(HDD)やフラッシュメモリ等不揮発性の記憶手段であって、種々のデータやプログラムを保持する。
RAM104aは、制御部100がアクセス可能なメモリ(Random Access Memory)であり、一時的にデータを記憶しておくワークメモリを提供する。
ROM104bは、制御部100がアクセス可能な読み出し専用メモリ(Read Only Memory)であり、制御部100のプログラム制御のために必要なデータが保持される。ROM104bには、例えば、画像形成機能や省電力状態移行機能などの設定の基礎となる各種のデータが保持される。
RAM104aおよびROM104bは、制御部100とバス接続されており、制御部100を動作させるためのプログラム保持、メモリ展開がなされる。これらは一例の構成であって、複数のCPUや基板により構成されるシステムであってもよい。
例えば、制御部100は、原稿読取装置111および原稿搬送装置112を制御して、原稿搬送装置112により原稿を搬送する。そして、原稿読取装置111により原稿の画像を読取らせ、原稿の画像を示す画像データをメモリ104に保持する。さらに、印刷部102を制御して、PC2から受信した印刷データの画像を印刷シートに印刷させる。
また、デジタル複合機1の管理者は、立ち上がり動作検知センサ付き端末3の所有者である登録ユーザー情報の一覧(例えば、ユーザーIDの一覧、sh0000010, sh0000501, sh0000012など)を登録ユーザー情報として登録する。登録ユーザー情報は、ROM104bに保持される。
これらの登録ユーザー情報は、PC2から受信した印刷者特定情報とも対応する。デジタル複合機1は、PC2から印刷ジョブの指示とともにユーザーIDやパスワード等の印刷者特定情報を受信する。制御部100は、PC2から受信した印刷者特定情報と、ROM104bに保持された登録ユーザー情報とを照合して対象となるユーザーを特定する。
以上がデジタル複合機1の構成の概要である。
次に、省電力状態移行機能について説明する。
実施形態1において、印刷部102は電子写真方式により画像形成を行うので、印刷シートに転写されたトナーを所定温度に加熱して前記印刷シートに定着させる定着装置17を有している。
制御部100は、例えば、省電力状態中に定着装置17の加熱温度を定着温度T1より低い待機温度T2に下げることによって省電力を実現する。省電力状態からの復帰に際して、加熱ローラ24の温度を前述の所定温度まで上昇させるために時間を要する。
また、制御部100は、例えば、省電力状態中に原稿を読み取る原稿読取装置111への通電を遮断して省電力を実現する。省電力状態からの復帰に際して、原稿読取装置111への通電を再開して特性が安定するまで時間を要する。また、必要に応じてキャリブレーションの動作を行うこともある。
また、制御部100は、稼働状態制御部100aおよび加熱温度制御部100bを備える。
稼働状態制御部100aは、省電力状態時から稼働状態に復帰させる。続いて、加熱温度制御部100bは、図示しない加熱回路を制御して、加熱ローラ24の温度を定着温度T1に上昇させる。加熱ローラ24の温度が定着温度T1になったとき、制御部100は、印刷部102に印刷ジョブを実行させる。その後、印刷ジョブが終了し、省電力待機時間を経過した後、制御部100は、稼働状態制御部100aに省電力状態に移行させる。
制御部100は、表示操作部103や通信部55を介してユーザーから印刷ジョブやスキャナジョブ等の開始の指示を受付ける。
また、これらのジョブの実行やユーザーからの指示を受付けない時間が予め定められた省電力待機時間を超えて続いた場合、指示を受け付けたらすぐにジョブの実行を開始できる通常の稼働状態から電力を節約する省電力状態に移行する。なお、省電力状態への移行は、前述のように待機状態が所定期間続いた場合だけでなく、明示的なユーザーの操作を受付けた場合や予め設定された時刻が到来した場合に行われてもよい。あるいは、周囲の環境(例えば照度や騒音の程度など)が予め設定された状態になった場合に行われてもよい。
省電力状態中は、デジタル複合機1の各部への通電が遮断または低減されるので通常の稼働状態に比べて電力消費量は格段に減少する。その一方で、指示を受け付けたらすぐにジョブの実行を開始できる状態へ復帰するにはある程度の復帰時間(例えば、約10秒程度)を要する。復帰時間は、ジョブの実行を開始するために、遮断されている各部への通電を再開し、各部を動作可能な待機状態に復帰させるまでの期間である。言い換えれば、通常の稼働状態に復帰させる時間である。
<PC2の電気的構成>
次に、図4に基づき、PC2の電気的構成について説明する。
図4に示されるように、この発明のPC2は、制御部200、画像処理部201、表示部202、操作部203、メモリ204および通信部255を備える。
以下、PC2の電気的な各構成要素を説明するが、メモリ204および通信部255は、それぞれ図3のメモリ104および通信部55と同様の構成を有するため、説明を省略する。
制御部200は、PC2を統合的に制御する部分であって、CPU、RAM、ROM、各種のインターフェース回路等からなる。
画像処理部201は、操作部203からの指令に従い、画像データの拡大・縮小等の出力に適するように処理を行う部分である。
表示部202は、PC2の各種情報の表示を行う部分である。表示部202は、例えば、CRTディスプレイ、液晶ディスプレイ、ELディスプレイなどで構成され、オペレーティングシステムやアプリケーションソフトウェアの処理状態など電子的なデータを表示するためのモニターやラインディスプレイなどの表示装置である。制御部200は、表示部202を通じて、PC2の動作および状態の表示を行う。
操作部203は、PC2の操作を行うためのインターフェースである。ユーザーは操作部203を操作することによって、PC2に対する印刷等の指示を実行する。操作部203は、複数のキーの配列からなる。また、デジタル複合機1の表示操作部103と同様にタッチパネルを有するものであってもよい。
PC2には、ワープソフト、ペイントソフト等の画像生成用のソフトウェアと、デジタル複合機1に生成した画像データの印刷ジョブの実行要求および前記画像データを送信して前記画像データの印刷処理を実行させるプリンタドライバが予めインストールされている。
PC2上で生成された画像は、プリンタドライバによって画像形成のためのコマンドがページ記述言語で記述されたデータ(以下、PDLデータという)に変換され、変換されたPDLデータがPC2からデジタル複合機1へ送信される。
PDLデータを受信したデジタル複合機1は、受信したPDLデータに含まれるコマンドを解析して、描画オブジェクトおよび描画オブジェクトの属性(描画オブジェクトの種類、座標、色彩等)を示す情報を含む中間データを生成し、生成した中間データをレンダリングすることによって、ラスタイメージデータを生成する。
デジタル複合機1は、生成したラスタイメージデータに基づいて、記録用紙に画像を形成する。
また、プリンタドライバがPDLデータに基づいて中間データを生成し、生成した中間データをデジタル複合機1へ送信する構成であってもよい。この場合、デジタル複合機1は中間データを生成する必要はなく、受信した中間データをレンダリングすることによって、ラスタイメージデータを生成して記録用紙に画像を形成する。
<立ち上がり動作検知センサ付き端末3の概略構成および電気的構成>
次に、図5および図6に基づき、立ち上がり動作検知センサ付き端末3の概略構成および電気的構成を説明する。
立ち上がり動作検知センサ付き端末3は、図5に示すように、人体の立ち上がり動作を検知する立ち上がりセンサおよびデジタル複合機1との無線通信機能を有するICを備える。
また、立ち上がり動作検知センサ付き端末3は、図6に示すように、制御部300、メモリ304、電源制御・電池部311、立ち上がり動作検知用センサ312および通信部355を備える。
ユーザーは、立ち上がり動作検知センサ付き端末3をポケットや財布等に入れたり、または図示しないクリップやピンで衣服にとめたり、ストラップ等で首にかけたりして身に付ける。
以下、立ち上がり動作検知センサ付き端末3の電気的な各構成要素を説明するが、制御部300およびメモリ304は、それぞれPC2の制御部200およびメモリ204と同様の構成を有するため、説明を省略する。
電源制御・電池部311は、立ち上がり動作検知センサ付き端末3の各部の動作に必要な電力を供給し、制御する部分である。
立ち上がり動作検知用センサ312は、立ち上がり動作検知センサ付き端末3を身に付けたユーザーの立ち上がり動作を検知するためのセンサである。
立ち上がり動作検知用センサ312としては、数十センチ程度の相対的な高低差に起因する微小な気圧の変化を検知可能な気圧センサ(例えば、ローム製のBM1383GLVなど)が用いられる。
通信部355は、デジタル複合機1からの要求に応じて、通信データを送信する通信インターフェースの回路およびファームウェアである。
通信部355は、デジタル複合機1と無線通信を行う無線制御I/F 355aを備える。
無線の通信規格としては、Wi−FiやBLE(Bluetooth(登録商標) Low Energy)などが用いられる。
この発明の「立ち上がり動作検知センサ」は、立ち上がり動作検知センサ付き端末3によって実現され、また、この発明の「センサ制御部」は、制御部300によって実現され、また、この発明の「立ち上がり動作検知部」は、立ち上がり動作検知用センサ312によって実現され、また、この発明の「センサ通信部」は、通信部355によって実現される。
<この発明の画像形成システム10の立ち上がり検知処理の概略>
次に、図7〜図9に基づき、この発明の画像形成システム10の立ち上がり検知処理の概略について説明する。
図7は、この発明の画像形成システム10の立ち上がり検知処理の概略を示すフローチャート図である。図8および図9は、この発明の画像形成システム10の立ち上がり検知処理の一例を示す説明図である。
この発明の画像形成システム10の立ち上がり検知処理において、ユーザーがPC2において印刷要求を行ったとしても、デジタル複合機1はすぐに印刷処理を実行せず、立ち上がり動作検知センサ付き端末3がユーザーの席からの立ち上がり動作を検知した後に、デジタル複合機1が印刷準備を開始する。
以下、図7に基づき、この発明の画像形成システム10の立ち上がり検知処理の概略について説明する。
図7のステップS101において、PC2の制御部200は、操作部203から印刷ジョブの実行指示を受け付けたとき、デジタル複合機1に当該印刷ジョブの指示をユーザーあるいはPC2を特定するユーザー情報(以下、印刷者特定情報という)とともに送信する(ステップS101)。
PC2は、この段階では、印刷データをデジタル複合機1に送信せず、ステップS109においてデジタル複合機1から“準備完了”の旨の通知を受信するまで、RAM204aに一時的に印刷データを保持したまま待機する。
次に、ステップS102において、デジタル複合機1が印刷ジョブの指示を受信すると、制御部100は、PC2に“準備中”である旨の返信をPC2に送信する(ステップS102)。
次に、ステップS103において、制御部100は、登録ユーザーの立ち上がり動作検知センサ付き端末3との通信を試み、通信可能か否かを判定する(ステップS103)。
具体的には、制御部100は、ROM104bに保持された登録ユーザー情報のうち、PC2から送信された印刷者特定情報に一致するものが存在するか否かを確認し、一致する登録ユーザー情報が存在する場合は、当該登録ユーザー情報に関連付けられた立ち上がり動作検知センサ付き端末3との通信を試みる。
ステップS103において、登録ユーザーの立ち上がり動作検知センサ付き端末3との通信が可能な場合(ステップS103の判定がYesの場合)、制御部100は、ステップS104において、当該登録ユーザーの立ち上がり動作検知センサ付き端末3に、当該登録ユーザーの立ち上がり動作を検知した旨の情報として、当該登録ユーザーを特定可能な情報(以下、動作者特定情報という)の通知を要求する(ステップS104)。
次に、ステップS105において、当該登録ユーザーの立ち上がり動作検知センサ付き端末3の制御部300は、立ち上がり動作検知用センサ312の立ち上がり検知機能を有効にして、当該登録ユーザーの立ち上がり動作の検知を開始する(ステップS105)。
一方、ステップS106において、デジタル複合機1は、“準備中”の状態を維持したまま、当該登録ユーザーの立ち上がり動作検知センサ付き端末3が当該登録ユーザーの立ち上がり動作を検知するまで待機する(ステップS106)。
ここで、図8に示すように、ユーザーがPC2において印刷要求をしたとき、PC2はネットワーク4を通じて、デジタル複合機1に印刷ジョブの指示を送信する。
一方、PC2から印刷ジョブを受信したデジタル複合機1は、“準備中”である旨の返信をPC2に行い、印刷データはデジタル複合機1に送信されずにPC2に保持されたままとなる。
次に、図7のステップS107において、制御部300は、当該登録ユーザーの立ち上がり動作を検知したか否かを判定する(ステップS107)。
当該登録ユーザーの立ち上がり動作を検知した場合(ステップS107の判定がYesの場合)、ステップS108において、制御部300は、当該登録ユーザーを特定可能な動作者特定情報をデジタル複合機1に送信する(ステップS108)。
一方、当該登録ユーザーの立ち上がり動作を検知しない場合(ステップS7の判定がNoの場合)、当該登録ユーザーの立ち上がり動作検知センサ付き端末3およびデジタル複合機1は、ステップS106およびS107の処理を繰り返す(ステップS106およびS107)。
なお、予め定められた時間内に当該登録ユーザーの立ち上がり動作を検知しない場合、デジタル複合機1は、ステップS109の処理を行うようにしてもよい(ステップS109)。
次に、デジタル複合機1が立ち上がり動作検知センサ付き端末3から動作者特定情報を受信すると、ステップS109において、制御部100は、PC2へ準備が完了した旨の通知を印刷ジョブの指示を送信したPC2に対し送信し、当該印刷ジョブに係る印刷データの送信要求を行う(ステップS109)。
最後に、ステップS110において、印刷データの送信要求を受信した制御部200は、RAM204aに保持していた印刷データをデジタル複合機1に送信する。
デジタル複合機1がPC2から印刷データを受信すると、制御部100は、省電力状態から復帰して印刷準備を開始させ、当該印刷データを印刷部102に印刷する(ステップS110)。
その後、制御部100は、印刷処理を終了する。
このように、印刷を行った登録ユーザーの立ち上がり動作を検知した後で印刷を行うことにより、電力消費を抑えつつ、ユーザーの待ち時間および原稿の放置時間を従来よりも短くするデジタル複合機1を実現することができる。
一方、ステップS103において、登録ユーザーの立ち上がり動作検知センサ付き端末3との通信が可能でない場合(ステップS103の判定がNoの場合)、デジタル複合機1およびPC2は、ステップS109およびS110の処理を行う(ステップS109およびS110)。
ここで、「当該登録ユーザーの立ち上がり動作を検知しない場合」とは、例えば、ROM104bに保持された登録ユーザー情報のうち、PC2から送信されたユーザー情報に一致するものが存在しない場合や、当該登録ユーザー情報に関連付けられた立ち上がり動作検知センサ付き端末3との通信を確立できない場合などがあげられる。
当該登録ユーザー情報に関連付けられた立ち上がり動作検知センサ付き端末3との通信を確立できない場合、制御部100は予め定められた時間の経過後に、当該登録ユーザーの立ち上がり動作を検知しないものと判定し、ステップS109およびS110の処理を行うものとする。
このように、登録ユーザーの存在が確認できない場合は、通常の印刷処理を行うため、立ち上がり動作検知センサ付き端末を保持しないユーザーや非登録ユーザーもデジタル複合機1を利用することが可能になる。
<デジタル複合機1の印刷処理の概略>
次に、図10に基づき、この発明のデジタル複合機1の印刷処理の概略について説明する。
図10は、この発明のデジタル複合機1の処理を示すフローチャート図である。
なお、図10の破線の矢印は、図11または図12のフローチャート図における関連したステップを示すものである。
例えば、図10のステップS111の処理は、図11のステップS121の処理を受けて行われる。また、図10のステップS112の処理を受けて、図11のステップS122の処理が行われる。後述する図11、図12および図16〜図18においても同様である。
図10のステップS111において、デジタル複合機1の制御部100は、PC2からの印刷ジョブの指示を印刷者特定情報とともに受信したか否かを判定する(ステップS111)。
PC2からの印刷ジョブの指示を受信した場合(ステップS111の判定がYesの場合)、ステップS112において、制御部100は、PC2に“準備中”であることを示す返信を送信する(ステップS112)。
一方、PC2からの印刷ジョブを受信していない場合(ステップS111の判定がNoの場合)、制御部100は、ステップS111の処理を繰り返す(ステップS111)。
次に、ステップS113において、制御部100は、ROM104bに保持された登録ユーザー情報に基づき、登録ユーザーの立ち上がり動作検知センサ付き端末3との通信を試み、当該登録ユーザーの立ち上がり動作検知センサ付き端末3と通信可能か否かを判定する(ステップS113)。
ステップS113において、登録ユーザーの立ち上がり動作検知センサ付き端末3との通信が可能な場合(ステップS113の判定がYesの場合)、ステップS114において、制御部100は、当該登録ユーザーの立ち上がり動作検知センサ付き端末3に、当該登録ユーザーを特定可能な動作者特定情報の通知を要求する(ステップS114)。
続いて、ステップS115において、制御部100は、“準備中”の状態を維持したまま、当該登録ユーザーの立ち上がり動作検知センサ付き端末3から動作者特定情報を受信するまで待機する(ステップS115)。
次に、ステップS116において、制御部100は、当該登録ユーザーの立ち上がり動作検知センサ付き端末3から動作者特定情報を受信したか否かを判定する(ステップS116)。
動作者特定情報を受信した場合(ステップS116の判定がYesの場合)、ステップS117において、制御部100はPC2へ“準備完了”の旨の通知を送信するとともに電力状態を省電力状態から稼働状態に復帰させる(ステップS117)。
一方、動作者特定情報を受信していない場合(ステップS116の判定がNoの場合)、制御部100は、ステップS115およびS116の処理を繰り返す(ステップS115およびS116)。
次に、ステップS118において、制御部100は、PC2から印刷データを受信したか否かを判定する(ステップS118)。
PC2から印刷データを受信した場合(ステップS118の判定がYesの場合)、制御部100は、受信した印刷データの印刷を印刷部102に実行させ(ステップS119)、その後、印刷処理を終了する。
一方、PC2から印刷データを受信していない場合(ステップS118の判定がNoの場合)、制御部100は、ステップS118の判定を繰り返す(ステップS118)。
また、ステップS113において、登録ユーザーの立ち上がり動作検知センサ付き端末3との通信が可能でない場合(ステップS113の判定がNoの場合)、制御部100は、ステップS117〜S119の処理を行い(ステップS117〜S119)、印刷処理を終了する。
<PC2の処理>
次に、図11に基づき、この発明のPC2の処理について説明する。
図11は、この発明のPC2の処理を示すフローチャート図である。
図11のステップS121において、PC2の制御部200は、デジタル複合機1に印刷ジョブの指示を印刷者特定情報とともに送信する(ステップS121)。
続いて、ステップS122において、制御部200は、デジタル複合機1から“準備中”の旨の通知を受信したか否かを判定する(ステップS122)。
デジタル複合機1から“準備中”の旨の通知を受信した場合(ステップS122の判定がYesの場合)、制御部200は、ステップS123において、RAM204aに印刷データを保持したまま待機する(ステップS123)。
一方、デジタル複合機1から“準備中”の通知を受信していない場合(ステップS122の判定がNoの場合)、制御部200は、ステップS122の判定を繰り返す(ステップS122)。
次に、ステップS124において、制御部200は、デジタル複合機1から“準備完了”の旨の通知を受信したか否かを判定する(ステップS124)。
デジタル複合機1から“準備完了”の旨の通知を受信した場合(ステップS124の判定がYesの場合)、制御部200は、デジタル複合機1へRAM204aに保持していた印刷データを送信させて(ステップS125)、処理を終了する。
一方、デジタル複合機1から“準備完了”の旨の通知を受信していない場合(ステップS124の判定がNoの場合)、制御部200は、ステップS123およびS124の処理を繰り返す(ステップS123およびS124)。
<立ち上がり動作検知センサ付き端末3の処理>
次に、図12に基づき、この発明の立ち上がり動作検知センサ付き端末3の処理について説明する。
図12は、この発明の立ち上がり動作検知センサ付き端末3の処理を示すフローチャート図である。
図12のステップS131において、立ち上がり動作検知センサ付き端末3の制御部300は、デジタル複合機1から通信要求を受信したか否かを判定する(ステップS131)。
デジタル複合機1から通信要求を受信した場合(ステップS131の判定がYesの場合)、制御部300は、ステップS132において、デジタル複合機1からの通信要求に応答する(ステップS132)。
一方、デジタル複合機1から通信要求を受信していない場合(ステップS131の判定がNoの場合)、制御部300は、ステップS131の判定を繰り返す(ステップS131)。
次に、ステップS133において、制御部300は、動作者特定情報の通知の要求を受信したか否かを判定する(ステップS133)。
動作者特定情報の通知の要求を受信した場合(ステップS133の判定がYesの場合)、制御部300は、ステップS134において、登録ユーザーの立ち上がり動作の検知を開始する(ステップS134)。
一方、動作者特定情報の通知の要求を受信していない場合(ステップS133の判定がNoの場合)、制御部300は、ステップS133の判定を繰り返す(ステップS133)。
次に、ステップS135において、制御部300は、登録ユーザーの立ち上がり動作を検知したか否かを判定する(ステップS135)。
登録ユーザーの立ち上がり動作を検知した場合(ステップS135の判定がYesの場合)、制御部300は、ステップS136において、デジタル複合機1に当該登録ユーザーの立ち上がり動作の検知結果を送信し(ステップS136)、処理を終了する。
一方、登録ユーザーの立ち上がり動作を検知していない場合(ステップS135の判定がNoの場合)、制御部300は、ステップS135の判定を繰り返す(ステップS135)。
〔実施形態2〕
次に、図13〜図18に基づき、この発明の実施形態2の画像形成システム10について説明する。
図13は、この発明の実施形態2の画像形成システム10の立ち上がり動作の検知処理の概略を示すフローチャート図である。図14および図15は、この発明の実施形態2の画像形成システム10の立ち上がり動作の検知処理の一例を示す説明図である。
この発明の実施形態2の画像形成システム10を構成するデジタル複合機1、PC2および立ち上がり動作検知センサ付き端末3の構成は、この発明の実施形態1の画像形成システム10を構成するデジタル複合機1、PC2および立ち上がり動作検知センサ付き端末3の構成と基本的に同じであるため、説明を省略する。
なお、この発明の実施形態2の画像形成システム10において、デジタル複合機1は、PC2から受信した印刷データを一時的に保持する必要があるため、メモリ104は大容量のHDD等であることが望ましい。
次に、図13に基づき、この発明の実施形態2の画像形成システム10の立ち上がり動作の検知処理の概略について説明する。
図13のステップS203〜S208はそれぞれ、図7のステップS103〜S108に対応するため、説明を省略する。
ここでは、図7に記載のないステップS201、S202およびS209について説明する。
図13のステップS201において、PC2の操作部203から印刷ジョブの実行指示を受け付けたとき、PC2の制御部200は、デジタル複合機1に当該印刷ジョブの指示、印刷者特定情報および印刷データを送信する(ステップS201)。
続いて、ステップS202において、デジタル複合機1が印刷ジョブの指示、印刷者特定情報および印刷データを受信すると、デジタル複合機1の制御部100は、印刷データをメモリ104に保持する(ステップS202)。
ここで、図14に示すように、ユーザーがPC2において印刷要求をしたとき、PC2はネットワーク4を通じて、印刷ジョブの指示および印刷データをデジタル複合機1に送信する。
一方、印刷ジョブの指示および印刷データを受信したデジタル複合機1は、当該印刷データをメモリ104に保持する。
次に、図13のステップS208において、動作者特定情報がデジタル複合機1に送信されると、続くステップS209において、制御部100は、メモリ104に保持した印刷データの印刷を実行する(ステップS209)。
ここで、図15に示すように、デジタル複合機1は、立ち上がり動作検知センサ付き端末3から動作者特定情報を受信すると、メモリ104に保持していた印刷データの印刷を開始する。
このように、この発明の実施形態2に係る画像形成システム10においては、印刷データをデジタル複合機1のメモリ104に保持しておくことにより、印刷準備を開始する処理を迅速に行うことが可能となる。
<実施形態2のデジタル複合機1の印刷処理>
次に、図16に基づき、この発明の実施形態2のデジタル複合機1の印刷処理について説明する。
図16は、この発明のデジタル複合機1の処理を示すフローチャート図である。
図16のステップS213〜S217はそれぞれ、図10のステップS113〜S116およびS119に対応するため、説明を省略する。
ここでは、図10に記載のないステップS211およびS212について説明する。
図10のステップS211において、デジタル複合機1の制御部100は、PC2からの印刷ジョブの指示、印刷者特定情報および印刷データを通信部55が受信したか否かを判定する(ステップS211)。
PC2からの印刷ジョブの指示、印刷者特定情報および印刷データをデジタル複合機1が受信した場合(ステップS211の判定がYesの場合)、制御部100は、ステップS212において、印刷データをメモリ104に保持する(ステップS212)。
一方、ステップS216において、登録ユーザーの立ち上がり動作の検知結果を受信した場合(ステップS216の判定がYesの場合)、制御部100は、ステップS217において、メモリ104に保持した印刷データの印刷を実行する(ステップS217)。
<PC2の処理>
次に、図17に基づき、この発明の実施形態2のPC2の処理について説明する。
図17は、この発明のPC2の処理を示すフローチャート図である。
図17のステップS221において、PC2の制御部200は、デジタル複合機1に印刷ジョブの指示、印刷者特定情報および印刷データを送信させた後(ステップS221)、処理を終了する。
<立ち上がり動作検知センサ付き端末3の処理>
図18に示すこの発明の実施形態2の立ち上がり動作検知センサ付き端末3の処理は、図12の処理と同じであるため、説明を省略する。
〔実施形態3〕
立ち上がり動作検知センサ付き端末3は、加速度センサを利用して、人体の立ち上がり時の加速度の急速な変化を検知するものであってもよい。
このようにすれば、例えば、ユーザーが所持するスマートフォン等の携帯端末に搭載された加速度センサを活用することで、立ち上がり動作の検知用の端末を別途準備しなくても、人体の立ち上がり動作を検知することが可能となる。
〔実施形態4〕
立ち上がり動作検知センサ付き端末3は、超音波センサや赤外線センサ等の光センサ、あるいはカメラにより取得した画像の解析により、人体の立ち上がりを検知するものであってもよい。
このようにすれば、ユーザーが立ち上がり動作検知センサ付き端末3を身に付けていなくても、例えば、ユーザーの周囲に設置したセンサや、PC2等に組み込まれたカメラ等を利用することによって、当該ユーザーの立ち上がり動作の検知を行うことが可能となる。
〔実施形態5〕
立ち上がり動作検知センサ付き端末3は、機械式スイッチや静電容量スイッチまたは圧力センサ等により、人体の立ち上がりを検知するものであってもよい。
このようにすれば、ユーザーが立ち上がり動作検知センサ付き端末3を身に付けていなくても、例えば、ユーザーが座る椅子に設置した機械式スイッチや圧力センサ等を利用することによって、当該ユーザーの立ち上がり動作の検知を行うことが可能となる。
〔実施形態6〕
登録ユーザーの立ち上がり動作を検知した後、デジタル複合機1の制御部100は、省電力状態からの復帰のみを行い、その後、デジタル複合機1が備える人感センサ等により人体のデジタル複合機1への接近を検知した場合に、印刷処理を開始するようにしてもよい。
このようにすれば、より適切なタイミングで印刷の準備を開始することができるため、電力消費を抑えつつ、ユーザーの待ち時間および原稿の放置時間を従来よりも短くする画像形成システム10が実現できる。
〔実施形態7〕
実施形態6において、人感センサの代わりに、立ち上がり動作検知センサ付き端末3からの電波強度の増加や応答時間の減少等を検知することによって、ユーザーのデジタル複合機1への接近を検知するようにしてもよい。
このようにすれば、立ち上がり動作検知センサ付き端末3を身に付けたユーザーの立ち上がり動作の検知だけでなく、当該立ち上がり動作検知センサ付き端末3からの電波強度の増加や応答時間の減少等を検知することによって、より適切なタイミングで印刷の準備を開始することができるため、電力消費を抑えつつ、ユーザーの待ち時間および原稿の放置時間を従来よりも短くする画像形成システム10が実現できる。
〔実施形態8〕
実施形態1〜5において、立ち上がり動作検知センサ付き端末3がユーザーの立ち上がり動作を検知すると、制御部300は、登録ユーザーの立ち上がり動作を検知した旨の情報として、登録ユーザーを特定可能な情報を直接デジタル複合機1に送信する例にて説明を行った。
一方、実施形態8に係る立ち上がり動作検知センサ付き端末3は、ユーザーが印刷の指示を行うために用いたPC2を介し、ネットワーク4にて登録ユーザーを特定可能な情報をデジタル複合機1に送信する。
このようにすれば、PC2を介してネットワーク4を用いることで、デジタル複合機1と直接無線通信を行う必要がなくなり、近傍のPC2との通信で済み、デジタル複合機との距離に関わりなく通信による負担を低減することができる。
〔実施形態9〕
実施形態1〜8において、PC2の操作部203から印刷ジョブの指示を受け付けたとき、制御部200は、デジタル複合機1に当該印刷ジョブの指示および印刷者特定情報(あるいは、印刷ジョブの指示、印刷者特定情報および印刷データ)を送信する例にて説明を行った。
一方、実施形態9においては、制御部200は、操作部203から印刷ジョブの実行指示を受け付けた時点で印刷ジョブ等の送信を行うことなく、PC2のメモリ204に当該印刷ジョブ等を一時的に保持しておく。その後、立ち上がり動作検知センサ付き端末3がユーザーの立ち上がり動作を検知し、登録ユーザーを特定可能な情報をPC2の通信部255が受信した場合に、PC2のメモリ204に保持していた印刷ジョブ等をデジタル複合機1に送信するようにしてもよい。
なお、実施形態4に記載したPC2に組み込まれたカメラ等のセンサにてユーザーの立ち上がり動作を検出した場合に、PC2のメモリ204に保持していた印刷ジョブ等をデジタル複合機1に送信するようにしてもよい。
このようにすれば、デジタル複合機1にて特別な処理が必要なくなる。
〔実施形態10〕
実施形態1のステップS109において、デジタル複合機1の制御部100は、立ち上がり動作検知センサ付き端末3から動作者特定情報を受信した後で、印刷データの送信要求をPC2に行っていた。
この場合、デジタル複合機1は、PC2から受信した印刷者特定情報と、立ち上がり動作検知センサ付き端末3から受信した動作者特定情報とが一致するか否かを判定するユーザー判定部101をさらに備え、これらの情報が一致するとユーザー判定部101が判定した場合に、PC2へ印刷データの送信要求を送るようにしてもよい。
実施形態2のステップS109において、デジタル複合機1の制御部100は、立ち上がり動作検知センサ付き端末3から動作者特定情報を受信した後で、印刷データの送信要求をPC2に行っていた。
また、制御部100は、立ち上がり動作検知センサ付き端末3から動作者特定情報を受信した後で、メモリ104に保持した印刷データの印刷を実行するようにしてもよい。
このようにすれば、印刷ジョブの指示をしたユーザーが立ち上がるタイミングで印刷の準備を開始するため、電力消費を抑えつつ、ユーザーの待ち時間および原稿の放置時間を従来よりも短くするデジタル複合機1を実現することが可能となる。
この発明の好ましい態様には、上述した複数の態様のうちの何れかを組み合わせたものも含まれる。
前述した実施の形態の他にも、この発明について種々の変形例があり得る。それらの変形例は、この発明の範囲に属さないと解されるべきものではない。この発明には、請求の範囲と均等の意味および前記範囲内でのすべての変形とが含まれるべきである。
1:デジタル複合機、 2:PC、 3:立ち上がり動作検知センサ付き端末、 4:ネットワーク、 10:画像形成システム、 11:光走査装置、 12:現像装置、 13:感光体ドラム、 14:ドラムクリーニング装置、 15:帯電器、 17:定着装置、 18:給送トレイ、 19:手差しトレイ、 21:中間転写ベルト、 22:ベルトクリーニング装置、 23:2次転写装置、 23a:転写ローラ、 24:加熱ローラ、 25:加圧ローラ、 33:ピックアップローラ、 34:レジストローラ、 35:搬送ローラ、 36a,36b:排出ローラ、 39a,39b:排出トレイ、 55,255,355:通信部、 55a,255a:無線制御I/F、 55b:ネットワークIF、 100,200,300:制御部、 100a:稼働状態制御部、 100b:加熱温度制御部、101:ユーザー判定部、 102:印刷部、 103:表示操作部、 104,204,304:メモリ、 104a,204a,304a:RAM、 104b,204b,304b:ROM、 111:原稿読取装置、 112:原稿搬送装置、 201:画像処理部、 202:表示部、 203:操作部、 311:電源制御・電池部、 312:立ち上がり動作検知用センサ、 C:矢印、 Pa,Pb,Pc,Pd:画像ステーション、 R1:シート搬送経路、 T1:定着温度、 T2:待機温度

Claims (6)

  1. 外部の端末から受信した印刷データの印刷を行う画像形成装置と、人体の立ち上がり動作を検知する立ち上がり動作検知センサとを備えた画像形成システムであって、
    前記画像形成装置は、前記外部の端末および前記立ち上がり検知端末と通信を行う通信部と、前記印刷データを印刷する印刷部と、前記通信部および前記印刷部を制御する制御部とを備え、
    前記立ち上がり動作検知センサは、前記外部の端末のユーザーの立ち上がり動作を検知する立ち上がり動作検知部と、前記画像形成装置と通信を行うセンサ通信部と、前記立ち上がり動作検知部および前記センサ通信部を制御するセンサ制御部とを備え、
    前記制御部は、前記外部の端末からの印刷指示を前記通信部が受信した後、前記立ち上がり動作検知センサによる前記ユーザーの立ち上がり動作の検知情報を受信することにより、前記印刷指示に係る印刷データの印刷の準備を開始し、前記印刷データを前記印刷部に印刷させることを特徴とする画像形成システム。
  2. 前記画像形成装置は、予め定められた条件で省電力状態に移行し、省電力状態から復帰する省電力状態移行機能をさらに備え、
    前記印刷の準備の開始は、前記省電力状態からの復帰を含む請求項1に記載の画像形成システム。
  3. 前記制御部は、前記検知情報を受信したとき、前記外部の端末に前記印刷指示に係る印刷データを送信するよう要求し、受信した前記印刷データを前記印刷部に印刷させる請求項1または2に記載の画像形成システム。
  4. 前記画像形成装置は、前記印刷データを保持する記憶部をさらに備え、
    前記制御部は、前記外部の端末から印刷指示および前記印刷指示に係る印刷データを前記通信部が受信したとき、前記印刷データを前記記憶部に保持させ、前記検知情報を受信したとき、前記印刷データを前記印刷部に印刷させる請求項1または2に記載の画像形成システム。
  5. 前記立ち上がり動作検知部は、気圧センサまたは加速度センサにより前記ユーザーの立ち上がり動作を検知する請求項1〜4のいずれか1つに記載の画像形成システム。
  6. 印刷データの印刷指令をした印刷者の情報を特定する印刷者特定情報および前記印刷データを外部の端末から受信する第1通信部と、
    前記印刷者特定情報および前記印刷データを保持する記憶部と、
    立ち上がり動作をした動作者を特定する動作者特定情報を外部の立ち上がり動作検知センサから受信する第2通信部と、
    前記印刷者特定情報および前記動作者特定情報が一致するか否かを判定する判定部と、
    前記印刷データを印刷する印刷部と、
    前記第1通信部、前記記憶部、前記第2通信部、前記判定部および前記印刷部を制御する制御部とを備え、
    前記制御部は、前記第1通信部が前記印刷者特定情報および前記印刷データを受信し、前記第2通信部が前記動作者特定情報を受信した後、前記判定部に前記印刷者特定情報および前記動作者特定情報が一致するか否かを判定させ、前記印刷者特定情報および前記動作者特定情報が一致すると前記判定部が判定した場合、前記印刷データを前記印刷部に印刷させることを特徴とする画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US11190662B2 (en) * 2017-07-19 2021-11-30 Fujifilm Business Innovation Corp. Image processing apparatus for detecting a standing-up motion to change print mode and non-transitory computer readable medium

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