JP2018064941A - 紙箸 - Google Patents

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【課題】紙箸を提供すること。【解決手段】本発明の紙箸は、紙材料で成る紙箸本体を含み、そのうち、前記紙箸本体が巻回状表面を備え、螺旋構造を形成し、前記紙箸本体が中空状であり、且つ後端の円径が前端の円径より大きく、前端の硬度が後端の硬度より高く、紙箸本体がすべて紙材料で成るため、環境保護と節約の効果を達することができる。【選択図】図1

Description

本発明は箸に関し、特に、紙材料で成る紙箸に関する。
現在、使い捨て食器で最もよく見受けられるものの中に使い捨て箸がある。使い捨て箸は便利に使用でき、通常は一度使用したら捨てる木製製品であり、洗う必要がないため、人々が手軽に使用でき、広く受け入れられており、野外での食事には不可欠なものとなっている。
しかしながら、近年環境意識が高まり、使い捨て箸の使用もリサイクルの問題が生じている。箸そのもの、およびそれを包み込むビニール材料や紙材料の包装もごみの量の増加につながり、また使い捨て箸の製造過程でも漂白剤の使用を回避できないため、使い捨て箸には非常に多くの欠点があると言える。
このため、紙材料で紙箸を作ることができれば、木製の使い捨て箸の製造過程で漂白剤を使用する欠点を回避できるほか、リサイクルも木製の使い捨て箸より便利であるため、紙材料で成る紙箸は、現在の木製使い捨て箸の欠点を克服できる、最善の解決策である。
本発明の目的は、紙箸を提供することにある。
本発明の紙箸は、紙材料で成る紙箸本体を含み、そのうち、前記紙箸本体が巻回状表面を備え、螺旋構造を形成し、前記紙箸本体が中空状であり、且つ後端の円径が前端の円径より大きく、前端の硬度が後端の硬度より高い。
最良の一実施例において、折り畳み工程を通じて多層紙材料が形成される。
最良の一実施例において、前記紙材料が防水紙である。
最良の一実施例において、前記紙箸本体表面に一層の防水膜を塗布することができる。
最良の一実施例において、前記紙箸本体は接着、係合または圧着で固定することができる。
本発明は多層紙材料を通じて構造を強化した紙箸を製造でき、製造された紙箸は木製使い捨て箸の製造過程における漂白剤の使用を回避できるほか、リサイクルも木製使い捨て箸より手軽にでき、かつ機械で大量に製造可能で、コストを削減でき、工程が容易で広範に適用できるなどの利点を備えている。
本発明の紙箸の立体外観図である。 本発明の紙箸の構造成型を示す概略図である。 本発明の紙箸の構造成型を示す概略図である。 本発明の紙箸の構造成型を示す概略図である。 本発明の紙箸の構造成型を示す概略図である。 本発明の紙箸の構造成型を示す概略図である。 本発明の紙箸の構造成型を示す概略図である。 本発明の紙箸の構造成型を示す概略図である。
本発明のその他技術内容、特徴、効果について、以下図面を組み合わせ、最良の実施例を挙げてよりはっきりと詳細に説明する。
図1に本発明の紙箸の立体外観図を示す。本発明の紙箸は、紙材料で成る紙箸本体1を含み、そのうち、前記紙箸本体1が巻回状表面11(wind around surface 11、巻き重ねて形成した表面11)を備え、螺旋構造を形成し、前記紙箸本体1が中空状であり、且つ後端の円径が前端の円径より大きく、前端の硬度が後端の硬度より高い。
前記紙箸本体1の構造成型(構造の成形工程)を図2Aから図2Dに示す。まず、図2Aに示すように、一般の設備でまず前記紙材料を左に折って第1折り線12を形成した後、図2Bに示すように、さらに右に折って第1折り線12の一端に相接する(connect、互いに接する、結合する)第2折り線13を形成する。続いて図2Cに示すように、再び左に折って第1折り線12の別の一端に相接する第3折り線14を形成した後、さらに図2Dに示すように、前記紙材料の上端の固定部16を後ろへ折って第4折り線15を形成し、前記第4折り線15が第2折り線13および第3折り線14と相互に交わる。
図2Eに示すように、さらに前記第4折り線15の一側の固定部16を前に折り返した後、前述の折り畳み工程が完了した多層紙材料を巻回設備で巻いて円管状にし、前記固定部16を残しておく。最後に図2Gに示すように、接着、係合または圧着で固定し、巻回成型された円管状が解けないようにする。こうして前記紙箸本体1が形成される。
本発明が提供する紙箸は、その他従来技術と比較して、次のような利点がある。
1、本発明は多層紙材料を通じて構造を強化した紙箸を製造でき、製造された紙箸は木製使い捨て箸の製造過程における漂白剤の使用を回避できるほか、リサイクルも木製使い捨て箸より手軽にできる。
2、本発明の紙箸は、環境保護の特徴のほか、機械で大量に製造可能で、コストを削減でき、工程が容易で広範に適用できるなどの利点を備えている。
3、本発明の紙材料は折り畳むことで紙箸の硬度を高め、紙箸の先端を最も硬く、中段部を比較的硬くすることで、一般的な使用習慣と同じ使用方法を達成でき、例えば、紙箸の中段部が比較的硬いため使用者がしっかり握って施力することができ、紙箸の先端が最も硬いため食材に刺したり、食材を切り分けたりすることができる。
本発明について上述の実施例を通じて公開したが、上述の実施例は本発明を限定せず、当業者であれば本発明の前述の技術的特徴と実施例を理解した上で、本発明の要旨と範囲を逸脱することなく、幾許かの変更や修飾が可能であろう。従って、本発明の保護範囲は特許請求の範囲の記載に準じる。
1 紙箸本体
11 巻回状表面
12 第1折り線
13 第2折り線
14 第3折り線
15 第4折り線
16 固定部

Claims (5)

  1. 紙箸であって、紙材料で成る紙箸本体を含み、そのうち、前記紙箸本体が巻回状表面を備え、螺旋構造を形成し、前記紙箸本体が中空状であり、且つ後端の円径が前端の円径より大きく、前端の硬度が後端の硬度より高いことを特徴とする、紙箸。
  2. 前記紙材料が折り畳み工程を通じて形成された多層紙材料であることを特徴とする、請求項1に記載の紙箸。
  3. 前記紙材料が防水紙であることを特徴とする、請求項1に記載の紙箸。
  4. 前記紙箸本体表面に一層の防水膜を塗布できることを特徴とする、請求項1に記載の紙箸。
  5. 前記紙箸本体が接着、係合または圧着で固定することができることを特徴とする、請求項1に記載の紙箸。
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