JP2018055774A - 照明器具 - Google Patents
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Abstract
【課題】被設置部への取付け作業やメンテナンス作業を向上できる照明器具を提供する。
【解決手段】被設置部に設けられる取付部材1と;この取付部材1に取付けられて保持される光源部2と;前記取付部材1と前記光源部2との間に介在される磁石3a、3bによる吸着手段と;前記取付部材1に前記光源部2を係止する係止機構4と;を有している。前記取付部材1に前記光源部2が取付けられることにより、前記吸着手段により光源部2が取付部材1側に吸着されるとともに、前記係止機構4により光源部2が取付部材1側に係止される。
【選択図】図2
【解決手段】被設置部に設けられる取付部材1と;この取付部材1に取付けられて保持される光源部2と;前記取付部材1と前記光源部2との間に介在される磁石3a、3bによる吸着手段と;前記取付部材1に前記光源部2を係止する係止機構4と;を有している。前記取付部材1に前記光源部2が取付けられることにより、前記吸着手段により光源部2が取付部材1側に吸着されるとともに、前記係止機構4により光源部2が取付部材1側に係止される。
【選択図】図2
Description
本発明の実施形態は、被設置部に設けられる取付部材に光源部を取付ける照明器具に関する。
近時、低消費電力、高効率化、長寿命化及び薄型化が可能な光源としてLED(発光ダイオード)や有機EL(エレクトロルミネッセンス)素子層を用いた面状光源が開発されている。このような光源は、屋内用や屋外用として各種照明器具に用いられることが考えられている。
従来、例えば、バスや鉄道車両等の車両における車内灯に用いられる照明器具は、車両の天井面(被設置部)に設置される器具本体を備えており、この器具本体の前面側に光源部が設けられている。この場合、器具本体は、天井面に取付ボルト等を用いて取付けられる。
一方、照明体に磁石を設け、この磁石を用いて天井面に吸着固定する照明装置が提案されている。この照明装置には、落下を防止するためにチェーンやワイヤの落下防止具が取付けられるようになっている。
しかしながら、上記のような照明器具では、被設置部への取付け作業やメンテナンス作業において、その作業性が効率的ではないという課題が生じる。
本発明は、上記課題に鑑みなされたもので、被設置部への取付け作業やメンテナンス作業を向上できる照明器具を提供することを目的とする。
本発明の実施形態による照明器具は、被設置部に設けられる取付部材と;この取付部材に取付けられて保持される光源部と;前記取付部材と前記光源部との間に介在される磁石による吸着手段と;前記取付部材に前記光源部を係止する係止機構と;を有している。前記取付部材に前記光源部が取付けられることにより、前記吸着手段により光源部が取付部材側に吸着されるとともに、前記係止機構により光源部が取付部材側に係止される。
本発明の実施形態によれば、被設置部への取付け作業やメンテナンス作業を向上できる照明器具を提供することが可能となる。
以下、本発明の実施形態について図1乃至図7を参照して説明する。本実施形態では、バスや電車等の車両における車内灯として用いられる照明器具を示している。各図において同一部分には同一符号を付し、重複した説明は省略する。
照明器具は、車両の天井面等の被設置部に取付けられる長尺状の一対の取付部材1と、この取付部材1に取付けられる光源部2とを備えている。なお、天井面等の被設置部側を背面側とし、照明器具からの光の照射側を前面側として説明する。
このような照明器具は、電源ユニットから取付部材1を経由して光源部2へと電力が供給されるが、本実施形態においては、電源ユニットは、図示を省略する別置タイプのものが用いられている。
電源部ユニットは、ケース内に回路部品を収容して構成されており、外部電源に接続されて、この外部電源を受けて直流出力を生成するものである。電源部ユニットは、例えば、全波整流回路の出力端子間に平滑コンデンサを接続し、この平滑コンデンサに直流電圧変換回路及び電流検出手段を接続して構成されている。
電源部ユニットは、光源部2に接続されるようになっていて、その直流出力を光源部2に供給し、光源部2を点灯制御する。
図2及び図3に示すように、一対の取付部材1a、1bは、例えば、溶融亜鉛めっき鋼鈑等の金属材料を折曲して長尺状の略樋状に形成されている。具体的には、取付部材1a、1bは、底壁11、側壁12及び内側の側壁12から幅方向に延出した延出壁13を有している。
また、取付部材1a、1bには、磁石3a及び給電コネクタ4が設けられており、外側の側壁12には、後述する係止機構5の可動部材51が係止する係止孔6が形成されている。
磁石3aは、吸着手段を構成するものであり、取付部材1a、1bの底壁11の両端側に配設されている。磁石3aは、凸状をなして両側に取付け片が形成されており、この取付片が底壁11にねじ止め等によって固定されるようになっている。
延出壁13には、基板7が取り付けられており、この基板7の一端側には給電部として給電コネクタ4が配設されている。この給電コネクタ4は、図5に示すように凹状部41を有して略直方体形状の外形をなしている。また、給電コネクタ4は、図3に示すように取付部材1aと取付部材1bとの間においては、略対角線上に位置して配設されるようになっている。
なお、取付部材1a、1bは、配線ダクト形式のものを用いてもよい。この場合、取付部材1a、1bとして並行して2本の配線ダクトを被設置部に設置する。特に、複数の光源部を直線状に並設する場合に好適となる。
次に、光源部2は、図1、図2及び図4に示すようにパネル状に形成されており、有機EL素子層を用いた面状光源21、端子カバー22、磁石3b、係止機構5及び受電コネクタ8を備えている。この面状光源21は、薄型であり軽量化が図られている。
面状光源21は、1枚の有機ELパネルで構成されており、概略的には透光性の基板と、この基板上に形成された有機EL素子層と、この有機EL素子層を気密的に封止する封止部材とを備えている。透光性の基板は、不燃性であるガラス板から形成されていて、光が透過する材料が用いられている。なお、有機ELパネルは、複数枚を長手方向に並べて構成するようにしてもよい。
面状光源21の両側には、面状光源21の長手方向に沿って端子部を覆う絶縁性を有する端子カバー22が設けられている。
また、面状光源21の背面側には、磁石3bが配設されている。磁石3bは、前記磁石3aと同様に、吸着手段を構成するものであり、端子カバー22にねじ止め等によって固定されている。磁石3bは、略長方形状の受板状に形成されていて、前記取付部材1a、1bに設けられた磁石3aと対向する位置に4個設けられている。したがって、取付部材1a、1b側の磁石3aと光源部2側との磁石3bとによって吸着手段が構成され、相互に吸着されるようになっている。なお、吸着手段は、対向する双方が磁石である場合であっても、一方が磁性体である場合であってもよい。
係止機構5は、端子カバー22の長手方向の端部側に設けられており、全体として複数個、具体的には4個が配設されている。係止機構5は、図5乃至図7を併せて参照して示すように、可動部材51、弾性部材としてばね部材52及びばね受け部材53を有している。可動部材51は、平面状の本体部51a、この本体部51aから立設されるように形成された爪状の斜面を有する係止片部51b及びばね受け部51c、さらに、前面側に形成された操作片部51dを有している。また、ばね部材52は、ばね受け部材53とばね受け部51cとの間に配設されている。
このような可動部材51の操作片部51dは、図1、図5及び図6に示すように端子カバー22に形成されたガイド孔51eに沿って移動できるようになっている。つまり、可動部材51は、ばね部材52の弾性力が付加された状態において、図5に代表して示すように横方向(矢印で示す)に移動可能に構成されている。
また、面状光源21の背面側には、受電部として受電コネクタ8が配設されている。この受電コネクタ8は、図4に示すように前記給電コネクタ4と対向するように略対角線上に位置して配設されている。
この受電コネクタ8は、図5に示すように略直方体形状の外形をなしていて、この外形が給電コネクタ4の凹状部41に嵌合するように構成されている。つまり、給電コネクタ4が雌部となり、受電コネクタ8が雄部となって相互が嵌合されて電気的な接続がなされるようになっている。
なお、給電コネクタ4及び受電コネクタ8は、磁石3a、3bの部分に配設するようにしてもよい。
次に、図2、図5及び図6を参照して照明器具の設置状態の概要について説明する。照明器具を被設置部に設置する場合には、まず、一対の取付部材1a、1bを被設置部に固定する。この一対の取付部材1a、1bが取付けられた状態で、光源部2を下から上方へ押し上げるようにして光源部2を取付部材1a、1bに取付ける。
この場合、取付部材1a、1bと光源部2とは、吸着手段によって光源部2が取付部材1a、1b側に吸着されるように作用するとともに、係止機構5によって光源部2が取付部材1a、1bに係止されるようになる。
具体的には、取付部材1a、1b側の磁石3aと光源部2側の磁石3bとは、対向するように配置されているので、取付部材1a、1b側の磁石3aに光源部2側の磁石3bが吸着されて、光源部2が取付部材1a、1b側に取付けられる方向の吸着力が働くようになる。
これとともに、係止機構5が動作して光源部2が取付部材1a、1b側に係止して取り付けられる。光源部2を上方へ押し上げていくと、可動部材51における係止片部51bの斜面が取付部材1a、1bの側壁12に接触して押され、係止片部51bは、ばね部材52の弾性力に抗して図5上、右方向に移動しながら側壁12の内側に沿って上方へ移動する。続いて、所定寸法を移動すると、係止片部51bは、側壁12に形成された係止孔6に臨むようになり、ばね部材52の弾性的な復元を伴って、係止孔6に挿入されて係止されるようになる。
また、上記吸着手段と係止機構5の動作とともに、給電コネクタ4と受電コネクタ8とが接続される。具体的には、受電コネクタ8が給電コネクタ4に嵌合され電気的な接続が行われる。
以上のように光源部2は、取付部材1a、1bに対し、磁石3a、3bによる吸着手段と係止機構5とにより機械的な接続が行われ、給電コネクタ4と受電コネクタ8とにより電気的な接続が行われる。また、これら機械的な接続及び電気的な接続は、光源部2を取付部材1a、1bに取付ける動作とともに同時的に行われるようになっている。
光源部2を取付部材1a、1bに取付けた照明器具の設置状態において、電源ユニットから電力を照明器具に供給すると、給電部である給電コネクタ4及び受電部である受電コネクタ8を経由して、光源部2における有機ELパネルの面状光源21に通電され面状光源21は発光する。面状光源21から出射された光は、車内に放射され所定の配光範囲に照射される。
この場合、取付部材1a、1bへの光源部2の機械的な接続は、磁石3a、3bによる吸着手段と係止機構5とによって行われている。したがって、この吸着手段の吸着作用により、係止機構5にかかる荷重負荷を軽減することができ、係止機構5の不具合の発生を抑制することができる。また、吸着手段により光源部2の取付状態を安定したものとすることが可能となる。
一方、光源部2を取付部材1a、1bから取り外す場合には、可動部材51の操作片部51dを操作して、係止孔6に係止している係止片部51bを係止孔6から外し、吸着手段の吸着力に抗して下方に引っ張ることにより取り外すことができる。これにより前述のような機械的な接続及び電気的な接続が解かれる。
以上のように本実施形態によれば、被設置部への取付け作業やメンテナンス作業を向上することが可能となる。また、光源部2を取付部材1a、1bに取付ける場合、格別配線作業を必要とせず、工具の準備も不要とすることができる。
なお、本発明は、上記実施形態の構成に限定されることなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能である。また、上記実施形態は、一例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
例えば、光源は、有機ELパネルに限らず、LEDであってもよく、その種類が格別限定されるものではない。また、照明器具としては、車両における車内灯に好適に用いられるが、屋内又は屋外で使用される各種照明器具に適用が可能である。
また、電源ユニットは別置タイプのものが好ましいが、電源ユニットを照明器具に内蔵するタイプのものであっても適用することができる。さらに、取付部材は、光源部が取付けられる部材であり、取付部材として配線ダクト形式のものを用いることができる。取付部材は、格別その形式が限定されるものではない。
1・・・・・・・取付部材
2・・・・・・・光源部
3a、3b・・・磁石
4・・・・・・・給電コネクタ
5・・・・・・・係止機構
8・・・・・・・受電コネクタ
21・・・・・・面状光源
2・・・・・・・光源部
3a、3b・・・磁石
4・・・・・・・給電コネクタ
5・・・・・・・係止機構
8・・・・・・・受電コネクタ
21・・・・・・面状光源
Claims (2)
- 被設置部に設けられる取付部材と;
この取付部材に取付けられて保持される光源部と;
前記取付部材と前記光源部との間に介在される磁石による吸着手段と;
前記取付部材に前記光源部を係止する係止機構と;
を有し、
前記取付部材に前記光源部が取付けられることにより、前記吸着手段により光源部が取付部材側に吸着されるとともに、前記係止機構により光源部が取付部材側に係止されることを特徴とする照明器具。 - 前記取付部材には、給電部が配設されており、前記光源部には受電部が配設されていて、取付部材に光源部が取付けられることにより、前記給電部に前記受電部が電気的に接続されることを特徴とする請求項1に記載の照明器具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016186697A JP2018055774A (ja) | 2016-09-26 | 2016-09-26 | 照明器具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016186697A JP2018055774A (ja) | 2016-09-26 | 2016-09-26 | 照明器具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018055774A true JP2018055774A (ja) | 2018-04-05 |
Family
ID=61835919
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016186697A Pending JP2018055774A (ja) | 2016-09-26 | 2016-09-26 | 照明器具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2018055774A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11408595B2 (en) | 2020-03-27 | 2022-08-09 | Nichia Corporation | Method of mounting lighting fixture, lighting set, and mounting plate |
-
2016
- 2016-09-26 JP JP2016186697A patent/JP2018055774A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US11408595B2 (en) | 2020-03-27 | 2022-08-09 | Nichia Corporation | Method of mounting lighting fixture, lighting set, and mounting plate |
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