JP2018051278A - 医療・スポーツ・テーピング用テープ - Google Patents

Abstract

【課題】 球状立体構造（テンセグリティー構造）を応用し、張り付けられた身体付着部位に安定性と制動性を与え、専門的知識や技術がなくても効果的に、かつ容易に身体各部位に張り付けることが可能なテーピング用テープを提供する。【解決手段】 テープ部材（１）に三角形孔（２）を設け、身体接着面には粘着層（４）を備えたテーピング用テープを特徴とする。【選択図】図１

Description

この発明は、テープ部材に一辺が１：１：１の正三角形孔を有し、身体に張り付けた際にテープ部材が球状立体構造（テンセグリティー構造）を形成し、付着部位に安定性と制動を与え、医療にもスポーツにも適用可能なテーピング用テープに関するものである

従来、テープ部材に通気性を考慮した通気孔や、肌張り付け面の粘着剤に正三角形を有していた。
また、身体各部位により異なった複雑なテーピングの巻き付け、張り付け方法を習得し、それぞれ覚える必要があった。

特開−２００８−２７２３４０号公報 特開平−１０−２７７０８３号公報

従来、テーピング用テープは身体各部位により異なった複雑なテーピングの巻き付け、張り付け方法を習得しそれぞれ覚える必要があった。また、身体には平面部分はなく、ほとんどが立体球面構造をなしており、関節部は凸面と凹面が存在し、より効果的なテーピングを実施するには、筋肉や靭帯の付着部位や走行角度、関節の運動方向など解剖学、運動学などの専門知識と貼付け技術を必要とし、それらを考慮してテーピングを実施する必要があった。
テーピング用テープが一般に販売、普及しているが、以上のことから効果的に身体各部位にテーピングを実施するには、専門知識を有し、かつテーピング技術を習得している者以外は困難であった。
本発明は、以上のような欠点をなくし、専門的知識や技術がなくても効果的に、かつ容易に身体各部位に張り付けることが可能なテーピング用テープを提供することである。

伸縮性を有するテープ部材（１）に一辺が１：１：１の正三角形孔（２）がそれぞれの辺に平行に配列（３）され、身体接着面には粘着層（４）を備える。身体に張り付けた際にテープ部材が球状立体構造（テンセグリティー構造）を形成するテーピング用テープである。

伸縮性を有するテープ部材に一辺が１：１：１の正三角形孔がそれぞれの辺に合わさるように平行に配列されることにより、身体部分に張り付けられた際にテープ部材が球状立体構造（テンセグリティー構造）を形成し、正三角形を取り囲むように成形されたテープ部材が全運動方向に対し張力と圧縮力を発揮し、張り付けられた身体部分に安定性と制動力を生む。
テープは一枚で身体部分を覆うため、専門的知識や技術がなくても効果的に、かつ容易に身体各部位に張り付けることが可能となる。

本発明の表面肩関節貼付図である。 本発明の表面膝関節貼付図である。 本発明の表面図である。 本発明の断面図である。

伸縮性を有するテープ部材（１）に一辺が１：１：１の正三角形孔（２）がそれぞれの辺に平行になるように配列（３）する。
身体接着面には粘着層（４）を備える。
身体に張り付けた際にテープ部材が正三角形を一辺とする球状立体構造（テンセグリティー構造）を形成し、張り付けられた身体付着部位に安定性と制動性を与えるテーピング用テープである。

１ 伸縮性を有するテープ部材
２ 一辺が１：１：１の正三角形孔
３ 平行配列
４ 粘着層

Claims (1)

1. テープ部材（１）に三角形孔（２）を設け、身体接着面には粘着層（４）を備えたテーピング用テープ。