JP2018050353A - 印刷装置、その制御方法、およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】アクセスポイントを探索する際に、特定条件(例えば電波強度)を満たすアクセスポイントを探索結果から取りこぼす可能性を低減する。
【解決手段】
印刷装置は全てのチャンネルのうち指定されたチャンネルについてアクセスポイント(AP)の探索を行って、その探索結果を表示部に表示する。そして、印刷装置は探索によって得られたアクセスポイントの数が所定数より多い場合、探索結果において表示するアクセスポイントを、探索によって得られたアクセスポイントの中からアクセスポイントの電波強度が多い順に所定数選択する。
【選択図】図7

Description

本発明は、印刷装置、その制御方法、およびプログラムに関し、特に、無線LANステーションにおける無線LANの設定方法に関する。
近年、IEEE802.11b/11g/11nによる無線LAN(ローカルエリアネットワーク)技術が様々な機器に適用されており、この無線LAN技術を用いれば、様々な機器を無線回線で接続することができる。そして、様々な機器を無線回線で接続すれるようにすれば、機器の設置場所にとらわれず、しかも有線のようにケーブルなどを用いる必要がないので、ユーザによって煩わしさがない。このような観点から、多くの家庭などでは無線LANアクセスポイントを配置して、家庭内で無線LAN環境を構築する傾向がある。
無線LANアクセスポイントには、SSID(Service Set Identifier)と呼ばれるアクセスポイントを識別する固有IDおよび無線通信を保護するセキュリティを設定することが可能である。プリンタなどの無線LANに対応する機器でアクセスポイントを探索すると、機器に備えられた表示パネルなどに探索結果としてSSIDおよびセキュリティ設定等が一覧表示される。
このSSIDおよびセキュリティは事前にユーザが設定する必要があるが、一般にはメーカーによってデフォルト設定が行われており、当該デフォルト設定を変更することなく、プリンタなどの機器を使用するユーザが多い。従って、マンションなどの多数のアクセスポイントが密集するような環境下においてアクセスポイントの探索を行うと、同一のSSID設定のアクセスポイントが複数検出されることがある。このような場合、機器側では、探索したアクセスポイントの中からユーザが接続したいアクセスポイントを選択する必要がある。
このとき、予め電波強度等の特定条件を満たすアクセスポイントを選択候補として登録して、同一のSSID設定のアクセスポイントが複数検出された際には、当該登録候補からアクセスポイントを選択するようにしたものがある(特許文献1参照)。
特開2001−308866号公報
しかしながら、メモリ資源(つまり、メモリ容量)が十分でない機器では、探索結果を格納する領域を十分に確保することができない。従って、探索の結果、複数のアクセスポイントが見つかる環境下においては、メモリに全ての探索結果を記憶することができず、たとえ、電波強度が所定のレベル以上であるアクセスポイントであっても探索結果から取りこぼす可能性がある。
従って、本発明の目的は、アクセスポイントを探索する際に、特定条件を満たすアクセスポイントを探索結果から取りこぼす可能性を低減することのできる印刷装置、その制御方法、およびプログラムを提供することにある。
上記の目的を達成するため、本発明による印刷装置は、アクセスポイントを探索する無線通信手段と、前記アクセスポイントの探索結果を表示する表示手段と、探索によって得られたアクセスポイントの数が所定数より多い場合、前記探索結果において表示するアクセスポイントを、探索によって得られたアクセスポイントの中からアクセスポイントの電波強度が多い順に前記所定数選択する選択手段と、を有することを特徴とする。
本発明による制御方法は、アクセスポイントを探索する無線通信手段と、前記アクセスポイントの探索結果を表示する表示手段とを有する印刷装置の制御方法であって、探索によって得られたアクセスポイントの数が所定数より多い場合、前記探索結果において表示するアクセスポイントを、探索によって得られたアクセスポイントの中からアクセスポイントの電波強度が多い順に前記所定数選択する選択工程を有することを特徴とする。
本発明によるプログラムは、上記の印刷装置の制御方法を、コンピュータに実行させるためのプログラムである。
本発明によれば、アクセスポイントを探索する際に、特定条件を満たすアクセスポイントを探索結果から取りこぼす可能性を低減することができる。
本発明の第1の実施形態による印刷装置の構成の一例を示すブロック図である。 図1に示す操作パネルの一例を示す図である。 操作パネルに表示される画面の一例を示す図であり、(A)は無線LAN設定画面を示す図、(B)は探索中である旨のメッセージを示す図、(C)は探索結果一覧を示す図、(D)は鍵情報入力画面を示す図、(E)は接続を開始する旨のメッセージを示す図、(F)は接続に成功した際のメッセージの一例を示す図、(G)は接続に失敗した際のメッセージの一例を示す図、(H)はSSID手動設定画面を示す図、(I)はセキュリティ設定画面を示す図である。 従来のAP探索機能のソフトウェア構成を説明するためのブロック図である。 図5に示すAP探索機能の動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の第1の実施形態におけるAP探索機能による探索経過を示す図である。 本発明の第1の実施形態における印刷装置で用いられるAP探索機能のソフトウェア構成を説明するためのブロック図である。 図7に示すAP探索機能の動作を説明するためのフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態による印刷置の一例について図面を参照して説明する。
[第1の実施形態]
図1は本実施形態における印刷装置(以下画像形成装置ともいう)の構成を示すブロック図である。画像形成装置としては、無線送受信機能を備えたプリンタや、MFP(Multi Function Peripheral)が例として挙げられる。なお、以下の説明では、無線送受信機能を備える画像形成装置について説明するが、画像形成装置以外の機器であっても、無線送受信機能を備えて無線アクセスポイントと無線通信を行う機器であれば、同様にして本発明を適用することができる。
図1において、画像形成装置100は、印刷部107、読取部109、操作パネル110、回線I/F(インタフェース)112、およびコントローラ部101を有している。コントローラ部101は、CPU102、RAM103、ROM104、印刷部I/F106、読取部I/F108、モデム(MODEM)111、USB(Universal Searial Bus) I/F115、ネットワークI/F116、無線LAN I/F117を有している。そして、これらのブロックはシステムバス105によって相互に接続されている。
CPU102は、制御プログラムに応じて画像形成装置を総括的に制御する。この制御プログラムは、ROM104のプログラム領域(プログラムROM104b)に記憶されており、CPU102はROM104から制御プログラムを読み出して実行する。図示の例では、ROM104は、フォントROM104a、プログラムROM104b、およびデータROM104cを備えている。
制御プログラムが圧縮データとしてROM104のプログラム領域に記憶されている場合には、CPU102は圧縮データを伸張してRAM103に展開し、制御プログラムを実行する。なお、図示しないハードディスクドライブ(HDD)に制御プログラムを圧縮状態/非圧縮状態で格納しておくようにしてもよい。
無線LAN I/F117は、無線ネットワーク網119を介してアクセスポイント(以下単にAPと呼ぶ)120との通信を行う。MODEM111は、回線I/F112を介して公衆回線網と接続して、他の画像形成装置、ファクシミリ装置、又は電話機などの機器(図示せず)との通信処理を行う。回線I/F112と公衆回線網とは、一般的に電話回線で接続される。
印刷部I/F106は、印刷部(プリンタエンジン)107に記録画像信号(画像データ)を出力するインタフェースとして用いられる。読取部I/F108は、読取部(スキャナエンジン)109における読み取りの結果得られた読取画像信号を入力するインタフェースとして用いられる。CPU102は、読取部I/F109から入力された読取画像信号を処理して、記録画像信号として印刷部I/F106に出力する。
CPU102は、フォントROM104aに記憶されたフォント情報を用いて、操作パネル110の表示部に文字および記号を表示する。さらに、CPU102は操作パネル110からユーザ指示を受ける。
CPU102は、画像形成装置に関する情報(ステータス情報)、ユーザ電話帳情報、および組織における部門管理情報などをデータROM104cに記憶する。そして、CPU102はこれらの情報を必要に応じてデータROM104cから読み出して更新する。
このように、図示の画像形成装置100は、コピー機能、スキャン機能、およびファクシミリ機能を有している。さらに、画像形成装置100は、USB I/F116又は無線ネットワーク網119を介してPC(パソコン)などから指示された印刷(プリント)を行う機能も有している。
図2は、図1に示す操作パネル110の一例を示す図である。
操作パネル110には、上述の各種機能を選択するファンクションキー201〜203を有している。そして、ユーザは使用したい機能に対応するファンクションキー201〜203を押下する。さらに、操作パネル110には、表示部204が備えられており、この表示部204には、ユーザによる設定状態および画像形成装置100の機器状況(ステータス)などが表示される。
矢印キー206は、表示部204に表示されたカーソルなどの移動に用いられる。矢印キー206は、上下左右4つのボタンがある。そして、矢印キー206の中央には、OKキー207が配置され、設定および問い合わせに対する「決定キー」として機能する。例えば、コピーの設定(用紙サイズ)を変更したい場合には、ユーザはファンクションキー201(コピー機能ボタン)を押下して、表示部204にコピー機能画面を表示させる。そして、ユーザは矢印キー206で変更したい項目(用紙サイズ)を選択して、OKキー207を押下する。これによって、表示部204には選択可能な設定画面が表示される。そして、ユーザが設定画面において、矢印キー206によって所望の設定位置(ここでは用紙サイズ)にカーソルを移動させてOKキー207を押すと、用紙サイズの設定が行われる。
なお、コピー部数又はファクシミリ機能における電話番号の入力などの際には、ユーザはテンキー208を用いる。
コピー、スキャン、又はファクシミリのスタートを指示するキーとして、図示の例では、白黒スタートキー209およびカラースタートキー210がある。ストップキー211は各機能の動作を停止させる指示を行うためのキーである。メニューキー212は、画像形成装置100の各種設定を変更するメニュー画面に遷移するためのキーである。
さらに、図示の操作パネル110においては、無線LANの状態を表すLED(発光ダイオード:Wi−Fi)205が備えられている。このLED205は、無線LANに未接続の際には消灯し、AP120との接続中の際には点滅する。そして、AP120との接続が完了すると、LED205は点灯する。
図3は、操作パネル110に表示される画面の一例を示す図である。
ユーザが画像形成装置100をAP120に接続する際には、まず操作パネル110のメニューキー212を選択する。これによって、CPU102は、表示部204に図3(A)に示す無線LAN設定画面を表示する。図3(A)に示す無線LAN設定画面において、ユーザは無線LANの設定方法を選択することができる。
図示の例では、無線LAN設定画面において、アクセスポイント選択301と手動設定302との2つの選択方法が表示される。アクセスポイント選択301は、画像形成装置100の周囲のAPを探索した探索結果から任意のAPを選択して接続する方法である。一方、手動設定302は、ユーザが特定のAPの設定情報を入力して接続する方法である。
ここで、アクセスポイント選択301を選択すると、CPU102は、APの探索を開始し、図3(B)に示すように、探索中である旨のメッセージ303(「探索中です。」)を表示部204に表示する。APの探索が完了すると、CPU102は、図3(C)に示す探索結果一覧を表示部204に表示する。
ここでは、探索の結果、4つのAPが見つかったものとする。そして、探索結果一覧には、各APについて、電波強度、無線チャンネル(以下単にチャンネルと呼ぶ)、セキュリティ、およびSSID名称が表示される。
いま、ユーザが探索結果一覧において、一番上(1件目)の探索結果304を選択したものとする。当該選択を行った際、セキュリティの設定があると、CPU102は、図3(D)に示す鍵情報入力画面を表示部204に表示する。図3(D)においては、鍵情報としてWEP(Wired Equivalent Privacy)キーが示されているが、例えば、図3(C)に示すアクセスポイント選択画面(探索結果一覧)においてWPA(Wi−Fi Protected Access)のAPを選択すればWPAキーが示される。
鍵情報入力画面において、鍵情報305を入力すると、CPU102は、図3(E)に示すように、表示部204に接続を開始する旨のメッセージ(「接続を開始します。よろしいですか?」)306を表示する。図3(E)に示す画面において、「はい」を選択すると、CPU102は当該APとの接続を開始し、「いいえ」を選択すると、CPU102は、当該APとの接続をキャンセルする。
接続処理完了後、接続に成功すると、CPU102は、図3(F)に示すように、表示部204にメッセージ(「接続しました」)を表示する。一方、接続に失敗すると、CPU102は、図3(G)に示すように、メッセージ(「アクセスポイントが見つかりませんでした。設定を確認して下さい」)308を表示する。なお、接続が失敗した際のメッセージは一例であって、接続時のエラーに応じたエラーメッセージが表示される。
図3(A)に示す無線LAN設定画面において、手動設定302を選択すると、CPU102は、図3(H)に示すSSID手動設定画面を表示部204にする。ここで、ユーザが任意のSSID(例えばSSID309)を設定すると、CPU102は図3(I)に示すセキュリティ設定画面を表示部204に表示する。
このセキュリティ設定画面においては、APに設定したものと同様のセキュリティを選択する必要があり、図示のように、「なし」、「WEP」、「WPA/WPA2−PSK」の3つの選択肢310から1つを選択する必要がある。図示の例において、WEPを選択したとすると、以降図3(D)〜図3(G)で説明した処理が行われることになる。
ここで、本実施形態におけるAP探索手法の理解を容易にするため、まず従来のAP探索手法について図4と図5を用いて説明することにする。なお、従来のAP探索手法を実行可能な画像形成装置の構成は、図1と図2に示す画像形成装置100と同様の構成である。
図4は、従来のAP探索機能のソフトウェア構成を説明するためのブロック図である。図4に示すソフトウェア機能は、従来の画像形成装置が備えるCPU102が制御プログラムを実行することによって実現される。
パネル制御部401は、ユーザが操作パネル110を介して入力した指示内容を受信する。ユーザが操作パネル110を介して入力したAP探索指示を受信した場合は、スキャン処理部402にAP探索の開始を要求する。また、AP探索の結果を操作パネル110に表示する。
スキャン処理部402は、パネル制御部401からAP探索の開始の要求を受信すると、無線LANドライバ403に対してAPの探索要求を行う。無線LANドライバ403は、無線LAN I/F117に対して探索要求を行う。このとき、無線LANドライバ403は、無線LAN I/F117に対して1チャンネルから最大チャンネルまでの全てのチャンネルの探索を行うように要求する。なお、各国の電波法などによって許容される周波数帯が異なるので、最大チャンネルとは、許容される最大のチャンネルのことをいう(日本の場合は、1〜13チャンネルである)。本実施形態では、13チャンネルが最大チャンネルであることとして説明する。
結果受信部404は、無線LANドライバ403を介して無線LAN I/F117による探索結果を受信し、RAM103上に設けられた探索領域に探索結果を格納する。また、結果受信部404はパネル制御部401に探索結果の格納が完了したことを通知する。
図5は従来のAP探索機能の動作を説明するためのフローチャートである。ステップS501とステップS502は、従来の画像形成装置が備えるCPU102がROM104等のメモリに格納されたプログラムをRAM103に展開して実行することによって処理される。
ユーザが操作パネル110を介してAP探索指示を入力すると、無線LANドライバ403は無線LAN I/F117に対して、1チャンネルから最大チャンネルまでの全てのチャンネルの探索を行うように要求する。要求を受けた無線LAN I/F117は、ステップS501において、全てのチャンネルに対してアクセスポイントの探索を行う。
無線LAN I/F117が全てのチャンネルの探索を行うと、結果受信部404はRAM103上に設けられた探索領域に探索結果を格納する。そしてステップS502において、操作パネル110は探索結果を表示する。このとき探索結果として操作パネル110が表示する画面は、例えば図3(C)に示すアクセスポイント選択画面(探索結果一覧)である。
次に、図6〜図8を用いて本実施形態におけるAP探索手法について説明する。
図6は、本実施形態におけるAP探索手法による探索経過を示す図である。図6は、画像形成装置100の周囲に40のAPが存在する場合の例であり、40のAPを示すAPリスト601には、順番にSSID名称、電波強度、およびチャンネルが示されている。
従来のAP探索機能においては、無線LANドライバ403は無線LAN I/F117に対して全てのチャンネルの探索を指示しているが、メモリ容量が少ない場合にはRAM103に設けられた探索領域の容量自体が制限される。よって、多くのアクセスポイントが見つかるような環境下では、使用可能な全チャンネルのうち最後のチャンネルに向うにつれて探索結果が取りこぼされる事態が生じやすい。このような事態を防止するため、本実施形態におけるAP探索機能では、まず1チャンネルを指定してAP探索を行い、探索結果を取得する。そして、これを2チャンネル、3チャンネルと順番に13チャンネルまでチャンネル毎に探索を行って、チャンネル毎に探索結果を取得する。
まず、本実施形態では1チャンネル(以降chと呼ぶ)を指定してAP探索を行う。図6に示す例では、1chを指定した際の探索結果602として1件のAPに係るデータ(以下アクセスポイントデータ(APデータ)と呼ぶ)が得られ、RAM103に設けられた探索領域620に探索結果602が格納される。そしてこの探索結果602が、RAM103に設けられた結果領域630にAP探索データ603として格納される。
同様にして2chを指定した際の探索結果は、探索結果604として探索領域620に格納される。このとき、探索結果604は、探索結果602に上書きして探索領域620に格納される。そして探索結果604が結果領域630に追加され、AP探索データ605として格納される。このとき、結果領域630に格納されるAPデータは、特定の条件に応じてソートされる。本実施形態では、電波強度の強い順にソートすることとするが、特定の条件がこれに限定されるわけではない。
AP探索データ606は、1chから12chまでのAP探索が終了した結果を示す。このとき、結果領域630の最大件数である16件のAPデータが結果領域630に格納されている。この状態で13chを指定してAP探索を行うと、5件のAPデータが探索結果607として探索領域620に格納される。このままでは探索結果607は結果領域630に追加することができないため、本実施形態では、AP探索データ606の末尾のAPデータ609と、探索結果607の先頭のAPデータ608とでどちらの電波強度が強いか比較する。図6に示す図ではAPデータ608の方がAPデータ609より電波強度が強いので、APデータ609とAPデータ608とが交換されて結果領域630に格納される。その結果がAP探索データ610である。AP探索データ610によると、APデータ608がAPデータ611として結果領域630に格納されていることが分かる。そしてAP探索データ610を電波強度の強い順にソートした結果がAP探索データ612である。なお、探索結果607には他に4件のAPデータが存在するので、これらのAPデータに対しても同様の処理が行われる。
図7は、本実施形態のおけるAP探索機能のソフトウェア構成を説明するためのブロック図である。図7に示すソフトウェア機能は、画像形成装置100が備えるCPU102が制御プログラムを実行することによって実現される。図4と同じ符号のものは図4と同様の機能を有するので、説明は省略する。
チャンネル指定部701は、無線LANドライバ403に対してAP探索を行うチャンネルを指定する。本実施形態では、1chから順番に13chまで指定することとするが、これに限定されるわけではない。ユーザによって予め設定された順番で探索されるように指定しても良い。
あふれ判定部702は、AP探索の結果として探索領域620に格納されたAPデータの件数と、それまでの探索の結果として結果領域630に格納されたAPデータの件数との合計が、結果領域630の最大件数を超えるか否かを判定する。なお、以降はAP探索の結果として探索領域620に格納されたAPデータの件数を「探索数」、それまでの探索の結果として結果領域630に格納されたAPデータの件数を「格納数」、結果領域630の最大件数を「結果領域数」と呼ぶこととする。
交換部703は、探索数と格納数との合計が結果領域数より大きいとあふれ判定部702が判定した場合に、結果領域630の末尾に格納されたAPデータと、探索領域620に格納されたAPデータとのどちらの電波強度が強いか判定する。探索領域620に格納されたAPデータの方が結果領域630の末尾に格納されたAPデータより電波強度が強いと判定すると、交換部703は結果領域630の末尾に格納されたAPデータと、探索領域620に格納されたAPデータとを交換する。一方、結果領域630の末尾に格納されたAPデータの方が探索領域620に格納されたAPデータより電波強度が強いと判定すると、交換部703は結果領域630の末尾に格納されたAPデータと、探索領域620に格納されたAPデータとの交換は行わない。なお、探索結果602や探索結果607のように複数のAPデータが検索された場合は、すべてのAPデータに対して交換部703による処理が行われる。
ソート部704は、交換部703によってAPデータの交換が行われたり、結果領域630にAPデータが格納されたりしたときに、電波強度が強い順にAPデータをソートする。
図8は本実施形態におけるAP探索機能の動作を説明するためのフローチャートである。ステップS801〜S811は、画像形成装置100が備えるCPU102がROM104等のメモリに格納されたプログラムをRAM103に展開して実行することによって処理される。
ステップS801において、チャンネル指定部701は探索対象となるチャンネルを指定する。本実施形態では、1chから順番に一つずつ指定されることになる。
ステップS802において、無線LAN I/F117は指定されたチャンネル(ここでは1ch)を対象にアクセスポイントを探索する(第1の探索手段)。
ステップS802での探索が終了すると、ステップS803において、あふれ判定部702は探索数と格納数の合計が結果領域数より大きいか否かを判定する。つまり、あふれ判定部701はメモリに格納されたAPデータと今回の探索で得られたAPとの合計が前記メモリの容量より大きいか否かについて判定することになる。あふれ判定部702が探索数と格納数の合計が結果領域数より大きいと判定するとステップS804に進む。
ステップS804において、交換部703は探索領域620に格納されたAPデータの電波強度が、結果領域630の末尾に格納されたAPデータの電波強度より強いか否かを判定する。つまり、ここでは、今回の探索で得られたAPデータと今までにメモリに格納されたAPアクセスポイントデータとのうちいずれが予め規定された特定条件(電波強度の強弱)を満たすか否かについて判定することになる。このとき、探索結果607のように探索領域620に複数のAPデータが格納されている場合は、一つずつ順番に処理が行われることになる。処理される順番は特に限定しないが、本実施形態では探索領域620に格納された順番に処理を行うことにする。
ステップS804で、探索領域620に格納されたAPデータの電波強度が結果領域630の末尾に格納されたAPデータの電波強度より強いと交換部703が判定すると(判定結果)、ステップS805に進む。ステップS805において、交換部703は探索領域620に格納されたAPデータと、結果領域630の末尾に格納されたAPデータとを交換する(データ交換手段)。そしてステップS806において、ソート部704は結果領域630に格納されたAPデータを電波強度が強い順にソートする。
一方、ステップS804で探索領域620に格納されたAPデータの電波強度が、結果領域630の末尾に格納されたAPデータの電波強度より弱いと交換部703が判定すると、ステップS807に進む。このとき、探索領域620に格納されたAPデータは結果領域630に格納されたどのAPデータよりも電波強度が弱いことになるので、結果領域630に格納されない。従って、結果領域630には電波強度が強いAPデータが格納されていくことになる。
ステップS807において、交換部703はステップS804の判定処理をまだ行っていないAPデータがあるか否かを判定する。まだステップS804の判定処理を行っていないAPデータがある場合(ステップS807でYes)は、ステップS804に戻り、次のAPデータの判定を行う。一方、探索領域620に格納されたすべてのAPデータに対してステップS804の判定処理を行っている場合(ステップS807でNo)は、ステップS808に進む。
ステップS803に戻る。ステップS803において、あふれ判定部702が探索数と格納数の合計が結果領域数より小さいと判定するとステップS810に進む。ステップS810において、結果受信部404は探索領域620に格納されたAPデータを結果領域630に格納する。そしてステップS811において、ソート部704は結果領域630に格納されたAPデータを電波強度が強い順にソートする。
次にステップS808の説明を行う。ステップS808において、チャンネル指定部701は次のチャンネルを指定する必要があるか否かを判定する。13ch全ての探索が終わっていない場合は、チャンネル指定部701は次のチャンネルを指定する必要があると判定し、ステップS801に戻る。そしてステップS801において、チャンネル指定部701は次のチャンネルを指定して、ステップS802以降のステップが示す処理が実行される。
一方、13ch全ての探索が終わった場合は、ステップS808においてチャンネル指定部701は次のチャンネルを指定する必要がないと判定し、ステップS809に進む。ステップS809において、パネル制御部401はAP探索の結果として、図3(c)のような探索結果の一覧画面を操作パネル110に表示させる(表示制御手段)。
このように、第1の実施形態によれば、APの探索を行う際に、一度に全てのチャンネルについて探索を行うことなく、チャンネル毎にAP探索を行って、APデータを順次結果領域に格納する。この際、電波強度が強いAPデータの順に、結果領域の容量に応じて格納するようにする。従って、電波強度が強いAPデータを結果領域から取りこぼす可能性を低減することができる。
また、一般的にユーザが接続したいAPはユーザの近くに存在していて、電波強度が強いと想定される。このような場合、電波強度の強いAPデータが操作パネル110に表示されることになるので、メモリ容量が少なくてもユーザが接続したいAPに係るデータを取りこぼすことが少なくなる。
[第2の実施形態]
本実施形態では、従来のAP探索方法と、第1の実施形態に記載のAP探索方法とを組み合わせたAP探索方法を提供する。
具体的には、最初は従来のAP探索方法を実行し、すべてのチャンネルに対してAPの探索を行う(第2の探索手段)。そしてRAM103に設けられた結果領域よりも多いAPデータ(データ量)が探索された場合に、実施形態1のAP探索方法に切り替えて、1chずつ順番にAPの探索を行う。つまり、第2の探索手段による探索の結果得られた無線アクセスポイントに関するアクセスポイントデータの数で規定されるデータ量とメモリの容量とを比較して、当該比較結果に応じて実施形態1のAP探索方法を実行するか否かが決定されることになる。
このように、第2の実施形態では、全チャンネルの探索結果によって得られAPデータ数がメモリ容量を上回る場合にのみ、再度チャンネル毎に探索を行うようにしたので、探索処理を効率的に行うことができる。
以上、本発明について実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、無線LANのアクセスポイントの探索に限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。
例えば、上記の実施の形態の機能を制御方法として、この制御方法を、画像形成装置などの機器に実行させるようにすればよい。また、上述の実施の形態の機能を有するプログラムを、画像形成装置などの機器が備えるコンピュータに実行させるようにしてもよい。なお、プログラムは、例えば、コンピュータに読み取り可能な記録媒体に記録される。
本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)をネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムコードを読み出して実行する処理である。この場合、そのプログラム、及び該プログラムを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
401 パネル制御部
402 スキャン処理部
403 無線LANドライバ
404 結果受信部
620 探索領域
630 結果領域
701 チャンネル指定部
702 あふれ判定部
703 交換部
704 ソート部

Claims (6)

  1. 印刷装置であって、
    アクセスポイントを探索する無線通信手段と、
    前記アクセスポイントの探索結果を表示する表示手段と、
    探索によって得られたアクセスポイントの数が所定数より多い場合、前記探索結果において表示するアクセスポイントを、探索によって得られたアクセスポイントの中からアクセスポイントの電波強度が多い順に前記所定数選択する選択手段と、
    を有することを特徴とする印刷装置。
  2. 前記探索結果において、探索によって得られたアクセスポイントのSSIDが少なくとも表示されることを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  3. 前記探索結果において、電波強度が強い順にSSIDが並べて表示されることを特徴とする請求項2に記載の印刷装置。
  4. 前記無線通信手段は、前記探索結果の中からユーザが指定したアクセスポイントに接続することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の印刷装置。
  5. アクセスポイントを探索する無線通信手段と、前記アクセスポイントの探索結果を表示する表示手段とを有する印刷装置の制御方法であって、
    探索によって得られたアクセスポイントの数が所定数より多い場合、前記探索結果において表示するアクセスポイントを、探索によって得られたアクセスポイントの中からアクセスポイントの電波強度が多い順に前記所定数選択する選択工程を有することを特徴とする印刷装置の制御方法。
  6. 請求項5に記載された印刷装置の制御方法を、コンピュータに実行させるためのプログラム。
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