JP2018050299A - マルチハウスホールドのサポート - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザが、単一のモバイルデバイスを使用して複数のメディア再生システムを制御できるようにする。【解決手段】モバイルデバイスは、第1又は第2のハウスホールド識別子(HHID)情報の受信に基づいて、それぞれ第1又は第2のメディア再生システムに接続する。モバイルデバイスが第1及び第2のHHIDの両方を受信すると、2つのシステムの優先度に基づいて第1及び第2のメディア再生システムのいずれか一方に接続する。第1及び第2のHHIDのいずれもがモバイルデバイスによって受信されない場合、モバイルデバイスが第3のHHIDを受信したときに、ユーザは第3のメディア再生システムの追加を促される。モバイルデバイスのユーザインタフェースは、モバイルデバイスを第3のメディア再生システムに接続するというインプット情報を受け取ると、モバイルデバイスと第3のメディア再生システムとの接続が確立される。【選択図】なし

Description

関連出願の参照
本願は、2013年9月27日に出願された米国特許出願第14/039,615号に基づく優先権を主張するものであり、当該出願は参照することによりその全体が本明細書に組み込まれる。
本開示は、消費財に関するものであり、特に、メディア再生に向けられた方法、システム、製品、特徴、サービスおよびその他のアイテム、並びにそれらの態様に関する。
パーソナルオーディオデバイス上で人々がデジタル音楽を聞くための消費者レベル技術の進歩により、デジタル音楽は容易に聞くことが可能となっている。デジタルオーディオに関する消費者の好みが多様化しているため、パーソナルオーディオデバイスは、携帯情報端末(PDA)、携帯電話およびその他のモバイルデバイスへ統合されている。これらのモバイルデバイスの携帯性により、人々はモバイルデバイスとともに音楽を携行し、家庭の外でも鑑賞体験を行うことができる。人々は、自分のコンピュータ又は同様のデバイスを用いて、デジタル音楽ファイル又はインターネットラジオなどのデジタル音楽を家庭で使用することができる。現在では、デジタル音楽、並びにデジタルビデオおよび写真を含むその他のデジタルコンテンツを使用する方法が多く存在している。それらは、家庭での高速インターネットアクセス、モバイルブロードバンドによるインターネットアクセス、およびデジタルメディアに対する消費者の渇望により、刺激されている。
最近まで、アウトラウド環境において、デジタルオーディオにアクセスして鑑賞するオプションは限られていた。2005年にSonos社が最初に販売したデジタルオーディオシステムは、人々が1つ又は複数のネットワーク接続されたゾーンプレーヤーを通じて無制限のオーディオソースに視覚的にアクセスすることや、コマンドで複数のゾーンプレーヤーを動的にグループ化又はグループ解除することや、ローカルネットワーク上においてゾーンプレーヤー間でオーディオを無線送信することや、デジタルオーディオを複数のゾーンプレーヤーで同期して大きな音量で再生することを、可能にしたものである。Sonos社のシステムは、ネットワークに接続可能なモバイルデバイスおよびコンピュータ上で動作するソフトウェアアプリケーションによって制御することができる。
デジタルメディアに対する消費者の飽くなき欲求のため、人々がデジタルメディアにアクセスして消費する方法を大幅に改革する消費者技術の開発に関して継続的なニーズが存在する。
本開示技術の特徴、態様、および利点は、以下の記載、添付の特許請求の範囲、および添付の図面を参照するとより良く理解される。
実施形態を実施可能な例示的な構成を示す図 内蔵アンプおよび変換器を備える例示的なゾーンプレーヤーを示す図 内蔵アンプを備え外部スピーカに接続された例示的なゾーンプレーヤーを示す図 A/V受信機およびスピーカに接続された例示的なゾーンプレーヤーを示す図 例示的なコントローラを示す図 例示的なゾーンプレーヤーの内部機能ブロック図 例示的なコントローラの内部機能ブロック図 メディア再生システムのための例示的な再生キュー構成を示す図 例示的なアドホック再生ネットワークを示す図 クラウドベースのネットワークと少なくとも1つのローカル再生ネットワークとを含む複数のネットワークを備えるシステムを示す図 モバイルデバイスをメディア再生システムに接続するための例示的なフロー図 モバイルデバイスを追加のメディア再生システムに接続するための例示的なフロー図 モバイルデバイスとメディア再生システムとの接続を確立するための例示的なユーザインタフェースを示す図 一連の例示的なユーザインタフェースを示す図 一連の例示的なユーザインタフェースを示す図
さらに、図面はいくつかの例示的な実施形態を説明することを目的としているが、本開示は図面に示した配置および手段に限定されるものではないことが理解される。
I.概要
本明細書に記載の実施形態は、ユーザが、単一のモバイルデバイスを使用して、複数のメディア再生システムを制御できるようにするステップを含む。あるシナリオでは、ユーザは、ユーザの住居内に第1のメディア再生システムを持っていて、ユーザの仕事場内に第2のメディア再生システムを持っている。別のシナリオでは、ユーザはユーザの住居内に第1のメディア再生システムを持っていて、ユーザの友達がその友達の住居内に第2のメディア再生システムを持っている。さらに別のシナリオでは、ユーザは、ユーザの住居内に複数のメディア再生システムを持っている。本開示では、各シナリオにおいて、ユーザが、単一のモバイルデバイスを使用して、第1のメディア再生システムと第2のメディア再生システムを制御できるようにする、方法及び対応するシステムについて説明する。
一例では、モバイルデバイスは、第1のハウスホールド識別子(HHID)を持つ第1のメディア再生システムに登録され、さらに、第2のHHIDを持つ第2のメディア再生システムにも登録される。ユーザが、コントローラソフトウェアアプリケーションを起動すると、モバイルデバイスは、マルチキャストサーチメッセージを送信し、メディア再生システムに対応するHHIDを検索する。モバイルデバイスは、第1又は第2のHHID情報を受信することによって、それぞれ第1又は第2のメディア再生システムと接続する。接続すると、ユーザは、モバイルデバイスを使用して、第1又は第2のメディア再生システムを制御することができる。モバイルデバイスが第1及び第2のHHIDの両方を受信する場合、モバイルデバイスは、第1及び第2のメディア再生システムの優先度に基づいて、第1及び第2のメディア再生システムのいずれか一方と接続してもいい。一例において、優先度は、モバイルデバイスの位置に基づいて決定される。別の例において、優先度は、モバイルデバイスが各HHIDを受信した順序に基づいて、決定される。
ユーザがモバイルデバイス上でコントローラアプリケーションを起動し、第1及び第2のHHIDのいずれもがモバイルデバイスによって受信されない場合、モバイルデバイスが第3のHHIDを受信したときに、ユーザは、第3のメディア再生システムを追加するように促されてもいい。その促しに応じて、モバイルデバイスのユーザインタフェースは、モバイルデバイスを第3のメディア再生システムに接続するというインプット情報を受け取って、モバイルデバイスと第3のメディア再生システムとの接続が確立されても良い。
登録されたハウスホールドのリストは、モバイルデバイスのデータストレージに格納されてもいい。さらに、ユーザは、登録されたハウスホールドのリストから、ハウスホールドを削除してもいい。例えば、モバイルデバイスのユーザインタフェースは、第1のHHIDを消去するというインプット情報を受け取ってもよく、その場合、モバイルデバイスは第1のメディア再生システムに接続しなくなる。その他の例も可能である。
上述したように、本明細書は、ユーザが、単一のモバイルデバイスを使用して、複数のメディア再生システムを制御できるようにするステップを含む。一態様では、方法が提供される。その方法は、モバイルデバイスを第1のHHIDを持つ第1のメディア再生システムに関連付け、且つそのモバイルデバイスを第2のHHIDを持つ第2のメディア再生システムに関連付けるステップを含む。方法は、さらに、モバイルデバイスによる第1又は第2のHHID情報の受信に基づいて、モバイルデバイスをそれぞれ第1又は第2のメディア再生システムに接続するステップを含む。方法は、さらに、オーディオ再生のために、モバイルデバイスを使用して、1つ又は複数の制御コマンドを、接続された第1又は第2のメディア再生システムに送信するステップを含む。方法は、さらに、モバイルデバイスによる第3のHHIDの受信に基づいて、モバイルデバイスを第3のメディア再生システムに接続しないステップを含む。
別の態様では、デバイスが提供される。デバイスは、プロセッサと、プロセッサによって実行可能な命令を記憶したコンピュータ読み取り可能媒体とを備え、当該命令は実行されるとプロセッサに機能を発揮させるものである。当該機能には、モバイルデバイスを第1のHHIDを持つ第1のメディア再生システムに関連付け、且つそのモバイルデバイスを第2のHHIDを持つ第2のメディア再生システムに関連付けるステップが含まれる。当該機能には、さらに、モバイルデバイスによる第1又は第2のHHID情報の受信に基づいて、モバイルデバイスをそれぞれ第1又は第2のメディア再生システムに接続するステップが含まれる。当該機能には、さらに、オーディオ再生のために、モバイルデバイスを使用して、1つ又は複数の制御コマンドを、接続された第1又は第2のメディア再生システムに送信するステップが含まれる。当該機能には、さらに、モバイルデバイスによる第3のHHIDの受信に基づいて、モバイルデバイスを第3のメディア再生システムに接続しないステップが含まれる。
さらに別の態様では、非一時的コンピュータ読み取り可能メモリが提供される。非一時的コンピュータ読み取り可能メモリは、コンピュータにより実行可能な命令を記憶しており、当該命令は実行されるとコンピュータに機能を発揮させるものである。当該機能には、モバイルデバイスを第1のHHIDを持つ第1のメディア再生システムに関連付け、且つそのモバイルデバイスを第2のHHIDを持つ第2のメディア再生システムに関連付けるステップが含まれる。当該機能には、さらに、モバイルデバイスによる第1又は第2のHHID情報の受信に基づいて、モバイルデバイスをそれぞれ第1又は第2のメディア再生システムに接続するステップが含まれる。当該機能には、さらに、オーディオ再生のために、モバイルデバイスを使用して、1つ又は複数の制御コマンドを、接続された第1又は第2のメディア再生システムに送信するステップが含まれる。当該機能には、さらに、モバイルデバイスによる第3のHHIDの受信に基づいて、モバイルデバイスを第3のメディア再生システムに接続しないステップが含まれる。
以下の説明で議論されるその他の実施形態、あるいは当業者によって理解可能なその他の実施形態も可能である。
II.動作環境の例
図面を参照すると、同様のパーツに対しては、複数の図面において同様の符号を付している。図1は、本明細書で開示される1つ又は複数の実施形態が実行又は実施可能なメディアシステム構成100の例を示している。
例示のために、メディアシステム構成100は、複数のゾーンで構成されたホームを示すけれども、ホームは1つのゾーンのみで構成可能であることが理解される。さらに、時間が経過すると1つ又は複数のゾーンをメディアシステム構成100に追加することもできる。ホーム内の各ゾーンは、例えば、オフィス、バスルーム、寝室、キッチン、ダイニングルーム、ファミリールーム、ホームシアタールーム、ユーティリティ又はランドリールーム、およびパティオなどの異なる部屋又はスペースを示してもよい。そのように構成されている場合では、1つのゾーンが複数の部屋又はスペースを含んでいてもよい(本明細書では示していない)。図1に示すように、ホーム内の各ゾーンに1つ又は複数のゾーンプレーヤー102−124が示されている。ゾーンプレーヤー102−124は、再生デバイス、マルチメディアユニット、スピーカ、プレーヤーなどと呼ばれ、オーディオ、ビデオ、および/又はオーディオビジュアルの出力を行う。(例えば、例示のためにキッチン内に示される)コントローラ130は、メディアシステム構成100の制御を行う。コントローラ130は、ゾーンに固定されていてもよいし、あるいは、コントローラ130は、ゾーンの周りを移動可能な移動体であってもよい。メディアシステム構成100は、複数のコントローラ130を含んでもよく、また、時間が経過するとシステムに新たなコントローラが追加されてもよい。
メディアシステム構成100は、例示的なハウスメディアシステム全体を表すが、本明細書に記載の技術は、これらの特定の場所への用途に限定されず、又、図1のハウスメディアシステム100全体のような広範囲のシステムにも限定されない。
a.ゾーンプレーヤーの例
図2A、図2B、図2Cは、様々な種類のゾーンプレーヤーの例を示している。例えば、図2A、図2B、図2Cのゾーンプレーヤー200、202、および204は、それぞれ、図1のゾーンプレーヤー102−124のいずれにも対応できる。ある実施形態では、オーディオが、フルレンジプレーヤー等の単一のゾーンプレーヤーのみから再生されてもよい。ある実施形態では、オーディオは、2つ以上のゾーンプレーヤー、例えば、複数のフルレンジプレーヤーの組み合わせ、又はフルレンジプレーヤーと特定のプレーヤーとの組み合わせ等で再生されてもよい。ある実施形態では、ゾーンプレーヤー200−204はまた、「スマートスピーカ」と呼ばれてもよい。この理由は、オーディオの再生以上の処理能力を備えているからであり、以下に詳細に述べられている。
図2Aは、フルレンジサウンドを再生可能なサウンド生成機器208を含むゾーンプレーヤー200を示す。サウンドは、オーディオ信号から得られ、オーディオ信号は、有線データネットワーク上又は無線データネットワーク上でゾーンプレーヤー200によって受信および処理することができる。サウンド生成機器208は、1つ又は複数の内蔵アンプと、1つ又は複数の音響変換器(例えば、スピーカ)を含む。内蔵アンプは、図4を参照して以下にさらに詳細に述べられている。スピーカ又は音響変換器は、例えば、ツイーター、ミッドレンジドライバ、低域ドライバ、およびサブウーファーのいずれかを含んでいてもよい。ある実施形態では、ゾーンプレーヤー200は、ステレオオーディオ、モノラルオーディオ、又はその両方を再生するように静的に又は動的に構成することができる。ある実施形態では、ゾーンプレーヤー200は、フルレンジサウンドのサブセットを再生するように構成されてもよい。そのような構成は例えば、ゾーンプレーヤー200が他のゾーンプレーヤーとグループ化されてステレオオーディオ、モノラルオーディオ、および/又はサラウンドオーディオを再生するとき、又はゾーンプレーヤー200によって受信したメディアコンテンツがフルレンジより低いときなどに行われてもよい。
図2Bは、分離した1セットのスピーカ210に電力を供給する内蔵アンプを含むゾーンプレーヤー202を示す。分離したスピーカは、例えば、任意のタイプのラウドスピーカを含むことができる。ゾーンプレーヤー202は、1つ、2つ、又はそれより多い数の別々のラウドスピーカに電力を供給するように構成されてもよい。ゾーンプレーヤー202は、有線パスを通じてオーディオ信号(例えば、右又は左のチャネルオーディオ又はその構成に応じた数のチャネル)を分離したスピーカ210に対して通信するように構成されている。
図2Cは、内蔵アンプを含まないが、データネットワーク上で受信した、オーディオ信号を、内蔵アンプを備えるオーディオ(又は「オーディオ/ビデオ」)受信器214に通信するゾーンプレーヤー204を示している。
図1に戻って、ある実施形態では、1つ、いくつか、又は全てのゾーンプレーヤー102から124は、ソースから直接オーディオを取り出すことができる。例えば、ゾーン又はゾーングループにおける特定のゾーンプレーヤーに、再生キュー(又は「待ち行列」)が割り当てられてもよい。再生キューには、関連するゾーン又はゾーングループによって再生されるべき0又は1以上のオーディオアイテムに対応する情報が含まれている。再生キューは、ゾーンプレーヤー又はその他の指定のデバイスのメモリに記憶されてもよい。再生キュー内の各項目は、ユーアールアイ(URI)又はいくつかの他の識別子を含んでいてもよい。URI又は識別子は、特定されたオーディオソースからオーディオアイテムを探すおよび/又は読み出すためにゾーンプレーヤーによって使用可能である。アイテムに応じて、オーディオソースは、インターネット(例えば、クラウド)上で見つけられるかもしれないし、データネットワーク128上の別のデバイス、ゾーンプレーヤー自体に格納されたコントローラ130からローカルに見つかるかもしれないし、又はゾーンプレーヤーと直接通信するオーディオソースから見つかるかもしれない。ある実施形態では、ゾーンプレーヤーは、オーディオそのものを再生できるし、オーディオを再生するために別のデバイスに送信できるし、又はゾーンプレーヤーと1つ又は複数の追加のゾーンプレーヤーとを同期してオーディオを再生することもできる。ある実施形態では、ゾーンプレーヤーは第1のオーディオコンテンツを再生する(又は全く再生しない)一方で、別のゾーンプレーヤーに異なる第2のオーディオコンテンツを再生のために送信することができる。ユーザに対して、再生キュー内の各アイテムは、トラック名、アルバム名、ラジオ局名、プレイリスト又はその他の表示などのエレメントによって、コントローラのインタフェース上に表される。ユーザは、興味のあるオーディオアイテムを再生キューに入力することができる。所望の場合には、ユーザは、再生キューを修正およびクリアにすることができる。
説明のため、カリフォルニア州サンタバーバラのソノズ・インコーポレイテッドが現在販売提供している「PLAY:5」、「PLAY:3」、「PLAYBAR」、「CONNECT:AMP」、「CONNECT」、および「SUB」と呼ばれるゾーンプレーヤーがある。他の過去、現在、および/又は将来の任意のゾーンプレーヤーは、追加的に又は代替的に本明細書で開示された実施例のゾーンプレーヤーに実装して使用することができる。更に、ゾーンプレーヤーは、図2A、2B、2Cに示された特定の例又は提供されるソノズ製品に限定されない。例えば、ゾーンプレーヤーは、有線のヘッドホン又は無線のヘッドホンで構成されていてもよい。更に別の例では、ゾーンプレーヤーは、テレビ用のサウンドバーを含んでいてもよい。更に別の例では、ゾーンプレーヤーは、アップル社のiPod(商標)又は同様のデバイス用のドッキングステーションを含むことができるし、又、それらと対話することができる。
b.コントローラの例
図3は、ドッキングステーション302内の無線コントローラ300の例を示す。説明のため、コントローラ300は、図1の制御デバイス130に対応可能である。ドッキングステーション302が備えられ/使用されている場合、ドッキングステーション302は、コントローラ300に電力を提供し、さらにコントローラ300のバッテリーを充電してもよい。ある実施形態では、コントローラ300は、タッチスクリーン304を備えており、ユーザは、タッチスクリーン304をタッチすることでコントローラ300と対話可能となっている。例えば、ユーザは、オーディオコンテンツのプレイリストを取り出し、ナビゲートし、1つ又は複数のゾーンプレーヤーの再生キューを修正し及び/又はクリアにし、1つ又は複数のゾーンプレーヤーの他の動作を制御し、システム構成100の全体を制御することができる。その他の実施形態では、ボイスコントロールのようなその他の入力機構を使用してコントローラ300との交信が行われる。ある実施形態では、任意の数のコントローラを使用して、システム構成100を制御することができる。ある実施形態では、システム構成100を制御可能なコントローラの数を制限することができる。コントローラは、無線コントローラ300のように無線であってもよいし、又はデータネットワーク128に有線で接続されてもよい。
ある実施形態では、複数のコントローラが図1のシステム100に使用される場合、各コントローラは、共通のコンテンツを表示すために調整されてもよいし、1つのコントローラによるシステム100の変更を示すために全てのコントローラを動的に更新してもよい。調整は、例えば、コントローラによって、ゾーンプレーヤーのうちの1つ又は複数から直接又は間接的に状態変数を定期的に要請することによって行われてもよい。状態変数は、システム100についての情報を提供してもよく、例えば、現在のゾーングループ構成、1つ又は複数のゾーンで再生しているもの、ボリュームレベル、および興味のある他の項目などを提供してもよい。状態変数は、必要に応じて、又は多くの場合プログラムされて、ゾーンプレーヤー(および、もし望むのであれば、コントローラ)間のデータネットワーク128上に渡されてもよい。
更に、任意のネットワーク対応携帯デバイス、例えば、iPhone(登録商標)、iPad(登録商標)、Android(登録商標)対応電話/タブレット、又は任意の他のスマートフォン若しくはネットワーク対応デバイスなどで実行されるアプリケーションが、コントローラ130として使用できる。ラップトップ又はデスクトップのPC若しくはMac上で実行されるアプリケーションも、コントローラ130として使用される。そのようなコントローラは、データネットワーク128、ゾーンプレーヤー、無線ルータを備えるインタフェースを通じてシステム100に接続されるか、又はいくつかの他の構成された接続パスを使用してシステム100に接続されてもよい。カリフォルニア州サンタバーバラのソノズ・インコーポレイテッドが提供するコントローラの例としては、「コントローラ200」、「SONOS(登録商標) CONTROL」、「iPhone用SONOS(登録商標)コントローラ」、「iPad用SONOS(登録商標)コントローラ」、「Android用SONOS(登録商標)コントローラ」、「Mac又はPC用SONOS(登録商標)コントローラ」を含む。
c.データ接続の例
図1のゾーンプレーヤー102−124は、直接又は間接的にデータネットワーク、例えばデータネットワーク128に接続される。コントローラ130は、直接又は間接的にデータネットワーク128に接続されるか、又は個別にゾーンプレーヤーに接続されてもよい。データネットワーク128は、示された他の構成要素から目立つように図中に八角形で示されている。データネットワーク128が1つの場所に示されているが、そのようなネットワークは、システム100の中および周りに拡がっていることが理解される。特に、データネットワーク128は、有線ネットワーク、無線ネットワーク、又は有線ネットワークと無線ネットワークの両方の組み合わせとすることができる。ある実施形態では、ゾーンプレーヤー102−124の1つ又は複数は、専有のメッシュネットワークに基づいて、データネットワーク128に無線で接続されている。ある実施形態では、ゾーンプレーヤーのうちの1つ又は複数は、有線ルータ又は無線ルータのような集中型アクセスポイントを使用して、データネットワーク128に接続される。ある実施形態では、ゾーンプレーヤー102−124の1つ又は複数は、イーサネット又は同様の技術を使用し、データネットワーク128への有線を通じて接続されている。1つ又は複数のゾーンプレーヤー102−124をデータネットワーク128に接続することに加えて、データネットワーク128は、更に、例えば、インターネットなどのワイドエリアネットワークにアクセス可能である。
ある実施形態では、ゾーンプレーヤー102−124のいくつか、又はいくつかの他の接続デバイスをブロードバンドルータに接続することによって、データネットワーク128が形成されてもよい。他のゾーンプレーヤー102−124は、その後、データネットワーク128に対して有線で追加することができるか、又は無線で追加することができる。例えば、ゾーンプレーヤー(例えば、ゾーンプレーヤー102−124のいずれか)は、ゾーンプレーヤーに設けられたボタンを単に押すことによって、システム構成100に追加され(又はいくつかの他のアクションを実行し)、データネットワーク128への接続を可能にしている。ブロードバンドルータは、例えば、インターネットサービスプロバイダ(ISP)に接続することができる。ブロードバンドルータは、他のアプリケーション(例えば、ウェブサーフィン)に使用可能なシステム構成100内の別のデータネットワークを形成するために使用することができる。データネットワーク128はまた、そのようにプログラムされている場合にも使用することができる。一例では、第2ネットワークは、サンタバーバラのソノズ・インコーポレイテッドによって開発されたソノズネット・プロトコルを実装してもよい。ソノズネットは、安全で、AES暗号化された、ピア・ツー・ピアの無線メッシュネットワークを表す。あるいは、ある実施形態では、データネットワーク128は、家庭内の他の用途に使用されるネットワーク、例えば従来の有線ネットワーク又は無線ネットワークと同じネットワークである。
d.ゾーン構成の例
特定のゾーンは、1つ又は複数のゾーンプレーヤーを含むことができる。例えば、図1のファミリールームでは、2つのゾーンプレーヤー106および108を含んでおり、一方キッチンでは、1つのゾーンプレーヤー102を備えていることが示されている。別の例では、ホームシアタールームは、5.1チャネル以上のオーディオソースからのオーディオ(例えば、5.1以上のオーディオチャネルにてエンコードされたムービー)を再生する追加のゾーンプレーヤーを有する。ある実施形態では、1つは、ルーム内又はスペース内にゾーンプレーヤーを配置し、コントローラ130を通じてゾーンプレーヤーを新しいゾーンに割り当てるか、又は既存のゾーンに割り当てることができる。そのように、ゾーンが形成されてもよく、別のゾーンと組み合わされてもよく、取り除かれてもよく、特定の名前(例えば、「キッチン」)を与えてもよい。また、望むのならば、コントローラ130でそのようにするようにプログラムされてもよい。さらに、ある実施形態では、ゾーン構成は、コントローラ130又はいくつかの他の機構を使用して構成された後においても動的に変更してもよい。
ある実施形態では、「結合されたゾーン」は、2つ以上のゾーンプレーヤー、例えば、ファミリールームにおいて2つのゾーンプレーヤー106および108を含むゾーンである。これにより、2つのゾーンプレーヤー106および108は、同じオーディオソースを同期して再生するように構成することができる。一例では、2つのゾーンプレーヤー106および108は、例えば、左と右のチャネルのように、2つの別のサウンドを再生するようにペアにすることもできる。言い換えれば、サウンドのステレオ効果は、一方を左サウンド用、他方を右サウンド用として使用する2つのゾーンプレーヤー106および108を通して、再現されてもよく、又は強化されてもよい。別の例では、2つ以上のゾーンプレーヤーを音響的に統合し、単一の統合されたゾーンプレーヤーを形成することができる。統合されたゾーンプレーヤーは、追加のスピーカドライバを通ってサウンドが流れるため、(複数の異なったデバイスから構成されている)統合されたゾーンプレーヤーは、統合されていないゾーンプレーヤー又はペアにされたゾーンプレーヤーと比べて、サウンドの処理や再現を異なるように構成することができる。統合されたゾーンプレーヤーは、更に、単一のゾーンプレーヤー又は他の統合されたゾーンプレーヤーとペアにすることができる。統合された再生デバイスのそれぞれの再生デバイスは例えば、統合モードに構成することができる。
ある実施形態では、ペアのゾーンプレーヤー(「結合したゾーンプレーヤー」とも呼ばれる)は、同じゾーン又は異なるゾーンにおける他のゾーンプレーヤーと同期してオーディオを再生することもできる。
ある実施形態によれば、ユーザは、ゾーンプレーヤーのグループ化、統合、ペアリング等のいずれかを行い続け、所望の構成を完成させることができる。グループ化、統合、およびペアリングの操作は、好ましくは、例えば、コントローラ130を使用するなどの制御インタフェースを通じて行われ、異なる構成を作成するようにスピーカワイヤーを、例えば、個々の、離れたスピーカに物理的に接続および再接続することなく行われる。このように、本明細書に記載されたある実施形態は、より柔軟で動的なプラットフォームを提供し、サウンド再生をエンドユーザに提供することができる。
e.オーディオソースの例
ある実施形態では、各ゾーンは、別のゾーンのオーディオソースと同じオーディオソースから再生できる。また、各ゾーンは、それぞれ異なるオーディオソースで再生することもできる。例えば、誰かがパティオ上でグリルしながら(grilling)、ゾーンプレーヤー124を通じてジャズ音楽を聞くことができる。また、誰かがキッチンで食事の準備をしながらゾーンプレーヤー102を通じてクラシック音楽を聞くこともできる。さらに、誰かがオフィスにいながら、パティオ上でゾーンプレーヤー124を通じて再生されているジャズ音楽と同じ音楽を、ゾーンプレーヤー110を通じて聞くこともできる。ある実施形態では、ゾーンプレーヤー110と124を通じて再生されるジャズ音楽が、同期して再生される。複数のゾーン間で再生を同期することで、オーディオを途切れさせることなく(又はほぼ途切れさせることなく)聞きながら、ユーザは、複数のゾーンを移動することができる。さらに、ゾーンを「パーティーモード」とし、連結された全てのゾーンが同期してオーディオを再生することもできる。
ゾーンプレーヤー102−124によって再生されるオーディオコンテンツのソースは、多数ある。ある実施形態では、ゾーンプレーヤー自体が有するオーディオにアクセスされ、その音楽が再生されてもよい。ある実施形態では、コントローラ上のオーディオは、データネットワーク128を介してアクセスされ、再生される。ある実施形態では、コンピュータ又はネットワーク接続ストレージ(NAS)上に記憶された個人のライブラリから音楽が、データネットワーク128を通じてアクセスされ、再生されてもよい。ある実施形態では、インターネットラジオ局、番組、およびポッドキャストが、データネットワーク128を通じてアクセスされ再生される。ユーザに音楽とオーディオコンテンツを流す、および/又はダウンロードさせる音楽サービス又はクラウドサービスは、データネットワーク128を通じてアクセスできる。さらに、音楽は、例えば、ターンテーブル又はCDプレーヤーなどの従来のソースから、ラインイン接続を通じてゾーンプレーヤーに接続して、得られてもよい。オーディオコンテンツはまた、異なるプロトコル、例えば、アップル社のAirplay(登録商標)ワイヤレス技術を使用して、アクセスすることができる。1つ又は複数のソースから受信されたオーディオコンテンツは、データネットワーク128および/又はコントローラ130を通じて、ゾーンプレーヤー102から124の間で共有することができる。上述したオーディオコンテンツのソースは、本明細書において、ネットワークベースのオーディオ情報ソースと呼ばれる。しかしながら、ネットワークベースのオーディオ情報は、それらに限定されない。
ある実施形態では、例示のホームシアターゾーンプレーヤー116、118、120は、テレビ132などのオーディオ情報に接続されている。いくつかの例では、テレビ132が、ホームシアターゾーンプレーヤー116、118、120のためのオーディオソースとして使用されており、一方、他の例においては、テレビ132からのオーディオ情報がオーディオシステム100内のゾーンプレーヤー102−124のいずれかと共有することができる。
III.ゾーンプレーヤーの例
図4を参照すると、実施の形態に関連するゾーンプレーヤー400の例示的なブロック図が示されている。図4のゾーンプレーヤー400は、ネットワークインタフェース402、プロセッサ408、メモリ410、オーディオ処理コンポーネント412、1つ又は複数のモジュール414、オーディオアンプ416、およびスピーカユニット418を含む。スピーカユニット418は、オーディオアンプ416に接続されている。図2Aは、そのようなゾーンプレーヤーの例を図示している。他のタイプのゾーンプレーヤーは、(例えば、図2Bに示される)スピーカユニット418又は(例えば、図2Cに示される)オーディオアンプ416を含まなくてもよい。さらに、ゾーンプレーヤー400は、別のコンポーネントに統合できることが意図されている。例えば、ゾーンプレーヤー400は、屋内又は屋外で使用するテレビ、照明、又はいくつかの他のデバイスの一部として構成することができる。
ある実施形態では、ネットワークインタフェース402は、データネットワーク128上のゾーンプレーヤー400と他のデバイスとの間のデータフローを可能にする。ある実施形態では、データネットワーク128上の別のゾーンプレーヤー又はデバイスからオーディオを取得することに加えて、ゾーンプレーヤー400は、オーディオソースから、例えば、ワイドエリアネットワーク上のオーディオソースから、又はローカルネットワーク上のオーディオソースから直接オーディオにアクセスできる。更に、ある実施形態では、ネットワークインタフェース402は、各パケットのアドレス部を扱い、各パケットが正しい宛先に到達するように、ゾーンプレーヤー400に向かうべきパケットを受信する。したがって、ある実施形態では、パケットのそれぞれは、IPベースのソースアドレスだけでなくIPベースの宛先アドレスも含む。
ある実施形態では、ネットワークインタフェース402は、無線インタフェース404と有線インタフェース406のどちらか一方又は両方を含むことができる。無線インタフェース404は、無線周波数(RF)インタフェースとも呼ばれ、ゾーンプレーヤー400にネットワークインタフェース機能を提供し、通信プロトコル(例えば、IEEE802.11a、802.11b、802.11g、802.11n、802.11ac、又は802.15、4Gモバイル通信規格などを含む任意の無線規格)に従って他のデバイス(例えば、他のゾーンプレーヤー、スピーカ、受信機、データネットワーク128に関連付けられたコンポーネントなど)と無線で通信する。無線インタフェース404は、1つ又は複数のラジオを含んでもよい。無線信号を受信し、無線信号を無線インタフェース404に提供し、無線信号を送信するため、ゾーンプレーヤー400は、1つ又は複数のアンテナ420を含む。有線インタフェース406は、ネットワークインタフェース機能をゾーンプレーヤー400に提供し、通信プロトコル(例えば、IEEE802.3)に従って他のデバイスと有線で通信する。ある実施形態では、ゾーンプレーヤーは、複数の無線インタフェース404を含む。ある実施形態では、ゾーンプレーヤーは、複数の有線インタフェース406を含む。ある実施形態では、ゾーンプレーヤーは、インタフェース404と406の両方を含む。ある実施形態では、ゾーンプレーヤー400は、無線インタフェース404のみを含むか、又は有線インタフェース406のみを含む。
ある実施形態では、プロセッサ408は、クロック駆動の電子デバイスであり、コンピュータのメモリ410に記憶された命令に従って、入力データを処理するように構成されている。メモリ410は、1つ又は複数のソフトウェアモジュール414を搭載することができるデータストレージであり、コンピュータのプロセッサ408によって実行されることで特定のタスクを実行することができる。図示された実施形態では、メモリ410は、有形のコンピュータで読み取り可能な記録媒体であって、プロセッサ408によって実行可能な命令を記憶している。ある実施形態では、タスクとは、ゾーンプレーヤー400が別のゾーンプレーヤー又はネットワーク上のデバイスから(例えば、ユニフォームリソースロケータ(URL)又はいくつかの他の識別子を使用して)オーディオデータを取得することであってもよい。ある実施形態では、タスクは、ゾーンプレーヤー400が別のゾーンプレーヤーにオーディオデータを送信することか、又はネットワーク上のデバイスにオーディオデータを送信することであってもよい。ある実施形態では、タスクは、ゾーンプレーヤー400のオーディオの再生を1つ又は複数の追加のゾーンプレーヤーと同期させることであってもよい。ある実施形態では、タスクは、ゾーンプレーヤー400を1つ又は複数のゾーンプレーヤーとペアにし、マルチチャネルオーディオ環境を作成することであってもよい。追加のタスク又は代替的なタスクは、1つ又は複数のソフトウェアモジュール414およびプロセッサ408を通じて実行することができる。
オーディオ処理コンポーネント412は、1つ又は複数のデジタル−アナログ変換器(DAC)、オーディオ前処理コンポーネント、オーディオ強化コンポーネント又はデジタル信号プロセッサなどを含むことができる。ある実施形態では、オーディオ処理コンポーネント412は、プロセッサ408の一部であってもよい。ある実施形態では、ネットワークインタフェース402を通じて取り出されたオーディオは、オーディオ処理コンポーネント412によって処理される、および/又は意図的に変更される。さらに、オーディオ処理コンポーネント412は、アナログオーディオ信号を生成することができる。処理されたアナログオーディオ信号は、オーディオアンプ416に提供され、スピーカ418を通して再生される。また、オーディオ処理コンポーネント412は、ゾーンプレーヤー400から再生するための入力としてアナログ又はデジタル信号を処理し、ネットワーク上の別のゾーンプレーヤーに送信することができる。また、オーディオ処理コンポーネント412は、ネットワーク上の別のデバイスに再生と送信の両方を行うための回路を含むこともできる。入力の例としては、ラインイン接続(例えば、オートディテクティング3.5mmオーディオラインイン接続)を含む。
オーディオアンプ416は、1つ又は複数のスピーカ418を駆動できるレベルまでオーディオ信号を増幅するデバイスである。1つ又は複数のスピーカ418は、個々の変換器(例えば、「ドライバ」)又は1つ又は複数のドライバを内包する筐体を含んだ完全なスピーカシステムを含むことができる。特定のドライバは、例えば、サブウーファー(低周波用)、ミッドレンジドライバ(中周波用)、およびツイーター(高周波用)であってもよい。筐体は、例えば、密封することもでき、又は移植することもできる。各トランスデューサは、それ自体の個々の増幅器によって駆動されてもよい。
現在、市販されている例として知られているゾーンプレーヤーとして、内蔵アンプとスピーカとを備えるPLAY:5がある。PLAY:5は、例えば、インターネット又はローカルネットワークなどのソースから直接オーディオを取り出すことができる。特に、PLAY:5は、5アンプ、5ドライバ・スピーカシステムであり、それは2つのツイーター、2つのミッドレンジドライバおよび1つのウーファーを含んでいる。PLAY:5を通じてオーディオコンテンツを再生する場合、トラックの左側のオーディオデータは、左側のツイーターと左側のミッドレンジドライバから送られる。トラックの右側のオーディオデータは、右側のツイーターと右側のミッドレンジドライバから送られる。また、モノラル低音は、サブウーファーから送られる。さらに、両方のミッドレンジドライバと両方のツイーターが同じイコライゼーション(又は実質的に同じイコライゼーション)を有してもよい。つまり、これらの両方が同じ周波数だが異なるオーディオチャネルから送信される。PLAY:5は、インターネットラジオ局又はオンライン音楽・ビデオサービスからのオーディオ、ダウンロードされた音楽、アナログオーディオ入力、テレビ、DVDなどを再生することができる。
IV.コントローラの例
図5を参照すると、図1の制御デバイス130に対応可能なコントローラ500の例示的なブロック図が示されている。コントローラ500は、システム内のマルチメディアアプリケーションの制御、自動化およびその他のことを可能にするために使用することができる。特に、コントローラ500は、ネットワーク上にて利用可能な複数のオーディオソースを選択することを可能にすると共に、無線又は有線のネットワークインタフェース508を通じて1つ又は複数のゾーンプレーヤー(例えば、図1のゾーンプレーヤー102−124)の制御を可能にするように構成することができる。一実施形態によれば、無線通信は、標準規格に基づいている(例えば、赤外線、ラジオ、あるいは、IEEE802.11a、802.11b、802.11g、802.11n、802.11ac、802.15および4Gモバイル通信規格を含む無線規格など)。さらに、特定のオーディオがコントローラ500を通じてアクセスされている場合か、又は特定のオーディオがゾーンプレーヤーを経由して再生されている場合、画像(例えば、アルバムアート)又は他のデータが、オーディオおよび/又はオーディオソースに関連付けられてコントローラ500へ送信され、あるゾーンプレーヤー又は他の電子機器から表示することもできる。
コントローラ500には、スクリーン502と入力インタフェース514が設けられている。これにより、ユーザはコントローラ500と対話し、例えば、多くのマルチメディアアイテムのプレイリストをナビゲートしたり、1つ又は複数のゾーンプレーヤーの動作を制御することができる。コントローラ500上のスクリーン502は、例えば、液晶ディスプレイ(LCD)スクリーンとすることができる。スクリーン502は、マイクロコントローラ(例えば、プロセッサ)506によって制御されるスクリーンドライバ504と通信すると共に、コマンドを受信する。メモリ510は、1つ又は複数のアプリケーションモジュール512をロードすることができる。アプリケーションモジュール512が、ユーザインタフェース514を介したユーザ入力を使用して又は使用せずに、マイクロコントローラ506によって実行されることによって、特定のタスクを実現できる。ある実施形態では、アプリケーションモジュール512は、選択された複数のゾーンプレーヤーをゾーングループにグループ化することを容易に、ゾーングループ内のゾーンプレーヤー間で同期した再生を容易にするように構成されている。ある実施形態では、アプリケーションモジュール512は、ゾーングループ内のゾーンプレーヤーのオーディオサウンド(例えば、ボリューム)を制御するように構成されている。動作中において、マイクロコントローラ506がアプリケーションモジュール512の1つ又は複数を実行するとき、スクリーンドライバ504は、スクリーン502を駆動するための制御信号を生成し、特定のユーザインタフェースにアプリケーションを表示する。
コントローラ500は、有線又は無線でゾーンプレーヤーと通信できるネットワークインタフェース508を含む。ある実施形態では、ボリュームコントロールおよびオーディオ再生同期などのコマンドは、ネットワークインタフェース508を通じて送信される。ある実施形態では、保存されたゾーングループ構成がネットワークインタフェース508を通じてゾーンプレーヤーとコントローラとの間に転送される。コントローラ500は、1つ又は複数のゾーンプレーヤー、例えば、図1のゾーンプレーヤー102−124などを制御することができる。特定のシステム用に複数のコントローラを利用することができる。各コントローラは別のコントローラと共通の情報を共有することができる。又は、ゾーンプレーヤーが構成データ(例えば、状態変数など)を格納している場合、ゾーンプレーヤーから共通の情報を取り出すことができる。さらに、コントローラは、ゾーンプレーヤーに統合することできる。
他のネットワーク対応デバイス、例えば、iPhone、iPad若しくは他の任意のスマートフォン又はネットワーク対応デバイス(例えば、PC又はMac(登録商標)などのネットワーク化されたコンピュータなど)は、特定の環境内のゾーンプレーヤーと対話するためのコントローラ、又は制御するためのコントローラとしても使用できることに留意すべきである。ある実施形態では、ソフトウェアアプリケーション又は更新は、ネットワーク対応デバイス上にダウンロードされ、本明細書で述べられている機能を実行できる。
ある実施形態では、ユーザは、コントローラ500から少なくとも2つのゾーンプレーヤーを含むゾーングループ(結合されたゾーンとも呼ばれる)を作成することができる。ゾーングループ内のゾーンプレーヤーは、同期化された方法でオーディオを再生し、ゾーングループ内の全てのゾーンプレーヤーが同一のオーディオソースを再生する方法か、試聴遅延がないか又は音が途切れない(試聴遅延がほぼないか又は音の途切れがほぼない)ように同期する方法で、同一のオーディオソースのリストを再生することができる。同様に、ある実施形態では、ユーザがコントローラ500からグループのオーディオボリュームを大きくするとき、グループのオーディオボリュームを大きくする信号又はデータが、ゾーンプレーヤーの1つに送信され、グループ内の他のゾーンプレーヤーのボリュームを一緒に大きくする。
ユーザは、コントローラ500を通じて、「Link Zones」(「ゾーンをリンク」)又は「Add Zone」(「ゾーンを追加」)のソフトボタンをアクティブにすることによってゾーンプレーヤーをゾーングループにグループ化することができ、又ユーザは、「Unlink Zones」(「ゾーンをリンク解除」)又は「Drop Zone」(「ゾーンをドロップ」)ボタンをアクティブにすることによってゾーングループをグループ解除することができる。例えば、オーディオを再生するためにゾーンプレーヤーを一緒に「参加させる」ための1つの機構は、複数のゾーンプレーヤーをリンクしてグループを形成することである。複数のゾーンプレーヤーをリンクするために、ユーザは、手動でそれぞれのゾーンプレーヤー又は部屋を次々にリンクすることができる。例えば、バスルーム、寝室、書斎、ダイニングルーム、ファミリールーム、及び玄関の各ゾーンを含むマルチゾーンシステムがあると想定する。ある実施形態では、ユーザは、例えば、単一のゾーンで始めて、その後手動でそれぞれのゾーンをそのゾーンにリンクすることによって、6つのゾーンプレーヤーのうち任意の数のゾーンプレーヤーだけをリンクすることができる。
ある実施形態では、ゾーンは、コマンドを使用して共に動的にリンクし、(最初にゾーンシーンを作成した後に)ゾーンシーン又はテーマを作成することができる。例えば、「Morning」(「朝」)ゾーンシーンコマンドは、寝室、オフィス、およびキッチンゾーンを1つの動作で一緒にリンクすることができる。この単一のコマンドがないと、ユーザは、各ゾーンを手動で個別にリンクする必要がある。単一のコマンドは、マウスクリック、ダブルマウスクリック、ボタンを押すこと、ジェスチャー、又はいくつかの他のプログラム/学習された動作を含んでもよい。時間が経過すると、他の種類のゾーンシーンをプログラム/学習することもできる。
ある実施形態では、ゾーンシーンは、時間(例えば、アラームクロック機能)に基づいてトリガーすることができる。例えば、ゾーンシーンは、午前8:00に適用されるように構成することができる。システムは、適切なゾーンに自動的にリンクして、特定の音楽を再生し、決まった期間の後にその音楽を停止して、ゾーンを前の構成に戻すように構成することができる。任意の特定のゾーンが時間に基づいて状態を「オン」又は「オフ」にトリガーすることができるが、例えば、ゾーンシーンは、シーンとリンクされた任意のゾーンが、予め定義されたオーディオ(例えば、お気に入りの曲、予め定義されたプレイリスト)を、特定の時間に、および/又は特定の期間で再生可能なようにしている。何らかの理由により、スケジュールされた音楽の再生を失敗した(例えば、プレイリストが空である、共有への接続がない、ユニバーサルプラグアンドプレイ(UPnP)の失敗、インターネットラジオ局へのインターネット接続がないなどの)場合、バックアップブザーが鳴るようにプログラムすることができる。ブザーとして、例えば、ゾーンプレーヤーに格納されたサウンドファイルを含むことができる。
V.再生キュー
上述のように、ある実施形態では、ゾーンプレーヤーは当該ゾーンプレーヤーで再生するための1つ又は複数のメディアアイテムを特定する、あるいは特定しない再生キューに割り当てられる。再生キューで識別されるメディアアイテムは、コントローラ上のインタフェースを介してユーザに表示される。当該表示において例えば、ゾーンプレーヤーがどのように再生キューを使用しているかを、「再生中」アイテムを強調表示すこと、以前に再生されたアイテムをグレー表示すること、再生すべきアイテムを強調表示すこと等により、ユーザ(又は複数のコントローラがシステムに接続されている場合は、複数のユーザ)に示してもよい。
ある実施形態では、単一のゾーンプレーヤーが再生キューに割り当てられる。例えば、図1のバスルーム内のゾーンプレーヤー114は、「バスルーム」再生キューにリンクされる、あるいは割り当てられる。ある実施形態では、「バスルーム」の再生キューは、ユーザがゾーンプレーヤー114をバスルームに指定した結果により、システムによって確立される。このため、「バスルーム」の再生キューに入力され特定されたコンテンツは、ゾーンプレーヤー114(バスルームゾーン)を介して再生することができる。
ある実施形態では、ゾーン又はゾーングループは、再生キューに割り当てられる。例えば、図1のファミリールーム内のゾーンプレーヤー106、108は、「ファミリールーム」の再生キューにリンクされる、あるいは割り当てられる。別の例では、ファミリールームのゾーンおよびダイニングルームのゾーンがグループ化された場合には、新たなグループがファミリールーム+ダイニングルームの再生キューにリンクされる、あるいは割り当てられる。ある実施形態では、ファミリールーム+ダイニングルームの再生キューは、グループの作成に基づいて確立される。ある実施形態では、新たなグループが確立されると、ファミリールーム+ダイニングルームの再生キューは、ファミリールーム若しくはダイニングルームのいずれか又はその両方に関連する再生キューのうちの1つ(又は両方)のコンテンツを自動的に含める。一例では、ユーザがファミリールームから開始してダイニングルームを追加した場合、ファミリールームの再生キューのコンテンツは、ファミリールーム+ダイニングルームの再生キューのコンテンツとなる。別の例では、ユーザがファミリールームから開始してダイニングルームを追加した場合、ファミリールームの再生キューは、ファミリールーム+ダイニングルームの再生キューに再指定される。新たなグループが「グループ解除」された場合には、ファミリールーム+ダイニングルームの再生キューは、システムから削除される、および/又は複数のゾーンのうちの1つに再指定される(例えば、「ファミリールーム」又は「ダイニングルーム」に指定される)。グループ解除した後、ファミリールームおよびダイニングルームのそれぞれは、別々の再生キューに割り当てられる。ゾーン又はゾーングループ内のゾーンプレーヤーのうちの1つ又は複数が、関連する再生キューをメモリに記憶していてもよい。
このため、ゾーン又はゾーングループがコントローラを介してユーザによって動的に「グループ化」又は「グループ解除」される場合、ある実施形態では、各ゾーン又は各ゾーングループを再生キューに割り当てるため、システムはそれぞれの再生キューを確立又は削除/再指定する。すなわち、再生キューは、割り当てられたゾーンによって再生されるメディアアイテムを入力可能な枠として機能する。ある実施形態では、再生キュー内で特定されるメディアアイテムを操作することができる(例えば、再配置、追加、削除など)。
例示として、図6は、メディアコンテンツを再生するための例示的なネットワーク600を示す。図示するように、例示的なネットワーク600は、例示的なゾーンプレーヤー612、614と、例示的なオーディオソース662、664と、例示的なメディアアイテム620とを備える。メディアアイテム620は、プレイリスト622と、音楽トラック624と、お気に入りインターネットラジオ局626と、プレイリスト628、630と、アルバム632とを備える。一実施形態では、ゾーンプレーヤー612、614は、図1、2、4に示す任意のゾーンプレーヤーである。ゾーンプレーヤー612、614は例えば、ファミリールーム内のゾーンプレーヤー106、108である。
一例では、オーディオソース662、664およびメディアアイテム620は、図8に関連して後述するように、クラウドネットワーク上に部分的に記憶されてもいる。あるケースでは、オーディオソース662、664およびメディアアイテム620の一部が、ゾーンプレーヤー612、614のうちの1つ又はその両方にローカルに記憶されている。一実施形態では、プレイリスト622、お気に入りインターネットラジオ局626およびプレイリスト630はローカルに記憶されており、音楽トラック624、プレイリスト628およびアルバム632はクラウドネットワーク上に記憶されている。
メディアアイテム620のそれぞれは、ゾーンプレーヤーによって再生可能なメディアアイテムのリストであってもよい。一実施形態では、メディアアイテムは、他の場所(オーディオソース662、664等)に記憶されたメディアアイテムに関する基礎データへのリンク又はポインタ(すなわち、URI)の集合体であってもよい。別の実施形態では、メディアアイテムは、ローカルゾーンプレーヤー上、ローカルネットワークの別のゾーンプレーヤー上、あるいはローカルネットワークに接続されたコントローラデバイス上に記憶されたメディアコンテンツへのポインタを含む。
図示するように、ネットワーク600は、ゾーンプレーヤー612に関連付けられたキュー602と、ゾーンプレーヤー614に関連付けられたキュー604とを備える。キュー606が存在する場合には、ゾーンプレーヤー612、614を含むグループに関連付けられてもよい。キュー606は新たなキューを含む、あるいは、キュー602又はキュー604の再指定バージョンとして存在してもよい。ある実施形態では、グループ内において、ゾーンプレーヤー612、614はキュー606に割り当てられる一方で、キュー602、604はその時に利用できない場合がある。ある実施形態では、グループが存在しないときには、キュー606は使用できない。それぞれのゾーンプレーヤー、ゾーンプレーヤーのネットワークにおけるゾーンプレーヤーのそれぞれの組合せ(図1に示される組合せあるいはゾーンプレーヤー612、614の組合せなど)および組合せ616は、対応する再生キューに一意的に割当てられてもよい。
再生キュー602―606などの再生キューは、対応するゾーンプレーヤー又はその組み合わせによって再生されるメディアコンテンツの識別情報を含んでもよい。このため、再生キューに追加されるメディアアイテムは、対応するゾーンプレーヤー又はゾーンプレーヤーの組み合わせによって再生が予定されるものである。ゾーンプレーヤーは、再生キュー内のアイテムを特定の順序(例えば、アイテムが追加された順)、ランダムな順序又は他の順序に従って再生するように構成される。
再生キューは、キューに追加されたプレイリストおよびその他のメディアアイテムの組み合わせを含んでもよい。一実施形態では、ゾーンプレーヤー612によって再生される再生キュー602内のアイテムは、オーディオソース662、664からのアイテム、又はメディアアイテム622―632のいずれかを含む。再生キュー602はまた、ゾーンプレーヤー612上にローカルに記憶されているアイテム又はゾーンプレーヤー614からアクセス可能なアイテムを含んでもよい。再生キュー602は例えば、インターネットラジオ626、アルバム632、オーディオソース662からのアイテムおよびゾーンプレーヤー612上に記憶されたアイテムを含む。
メディアアイテムがコントローラのインタフェースを介してキューに追加されると、当該アイテムへのリンクがキューに追加されてもよい。キューにプレイリストを追加する場合、プレイリスト内のメディアアイテムへのリンクをキューに提供してもよい。再生キュー602は例えば、インターネットラジオ626およびアルバム632からのポインタ、オーディオソース662上のアイテムへのポインタ、およびゾーンプレーヤー612上のアイテムへのポインタを含む。別のケースでは例えば、プレイリスト内のメディアアイテムへのリンクではなく、プレイリストへのリンクがキューに提供され、ゾーンプレーヤー又はその組み合わせは、当該プレイリストを介してメディアアイテムにアクセスすることによってプレイリスト内のメディアアイテムを再生する。アルバム632は例えば、オーディオソース662上に記憶されたアイテムへのポインタを含む。オーディオソース662上のアイテムへのリンクを追加するのではなく、アルバム632へのリンクを再生キュー602に追加することで、ゾーンプレーヤー612がアルバム632内のポインタを介してアイテムにアクセスして、オーディオソース662のアイテムを再生するようにしてもよい。
あるケースにおいては、ある時点で再生キューに存在するコンテンツは、プレイリストとして保存され、同じキューに後で又は別のキューに追加される。例えば、特定の時点における再生キュー602内のコンテンツはプレイリストとして保存される、ゾーンプレーヤー612上にローカルに記憶される、および/又はクラウドネットワーク上に記憶される。保存されたプレイリストは、ゾーンプレーヤー614によって再生するための再生キュー604に追加される。
VI.例示的なアドホックネットワーク
再生ネットワークへの接続を容易にする特定の実施形態を説明するために、図7に関連していくつかの例が提供される。図7は、アドホックネットワーク710とも称されるネットワークブランチを形成する3つのゾーンプレーヤー702、704、706とコントローラ708が存在することを示している。ネットワーク710は、有線技術、無線技術又はこれらの組み合わせであってもよい。一般に、アドホック(又は「自発的」)ネットワークは、全てのトラフィックに関するアクセスポイントが通常は存在しないローカルエリアネットワーク又はその他の小ネットワークである。確立されたアドホックネットワーク710において、デバイス702、704、706、708は全て、例えば「ピアツーピア」の通信方式により互いに通信可能である。また、ネットワーク710においてデバイスが追加/削除されてもよく、ネットワーク710は、ユーザによる再設定がなくとも自動的にネットワーク710自体を再設定してもよい。図7ではアドホックネットワークを示したが、アドホックネットワークとは完全に異なる又は部分的に異なる種類のネットワークに基づく再生ネットワークであってもよい。
アドホックネットワーク710を使用することで、デバイス702、704、706、708は、1つ又は複数のオーディオソースを共有又は交換するとともに、同一の又は異なるオーディオソースを再生するように動的にグループ化(又はグループ解除)が可能である。例えば、デバイス702、704が1曲の音楽を再生するようにグループ化されると同時に、デバイス706は別の音楽を再生する。言い換えれば、デバイス702、704、706、708は、図7に示すように、オーディオを配信および/又は音声を再生するHOUSEHOLD(ハウスホールド)を形成する。本明細書で使用されるHOUSEHOLD(ユーザの居住地と明確に区別するために大文字で表される)という用語は、アプリケーション又はサービスを提供するように協働するネットワークデバイスの集合体を表すものとして使用される。HOUSEHOLDの一例は、ハウスホールド710(又はハウスホールド識別子)により特定されるが、それとは異なる領域や場所によってHOUSEHOLDが特定されてもよい。
ある実施形態では、ハウスホールド識別子(HHID)は、固有であることを保証するためにコンピュータで生成された短い文字列や識別子である。よって、ネットワーク710は、固有のHHIDと、チャネル(例えば、各周波数バンド)、サービスセット識別子(SSID)(無線ネットワークの名称である一連の英数字)およびWEPキー(有線同等プライバシー又はその他のセキュリティキー)などの構成変数やパラメータの固有セットと、によって特徴付けることができる。ある実施形態では、SSIDは、HHIDと同じになるように設定される。
ある実施形態では、各HOUSEHOLDには、コントロールポイント(CP)とゾーンプレーヤー(ZP)の2種類のネットワークノードがある。コントロールポイントは、必要なネットワークパラメータ(例えば、セキュリティキー)の自動生成を行い、ネットワーク全体のセットアッププロセスおよびそのシーケンシングを制御する。ある実施形態では、CPは、ハウスホールド設定用のユーザインタフェースをユーザに提供する。CP機能は例えば、CPアプリケーションモジュールを実行しているコンピュータによって、又は、CPアプリケーションモジュールを実行しているハンドヘルドコントローラ(例えば、コントローラ308)によって提供することができる。ゾーンプレーヤーは、自動設定プロセスに参加するために配置されているネットワーク上のその他のデバイスである。本明細書で使用する表記としてのZPは例えば、コントローラ308又はコンピューティングデバイスを含む。ある実施形態では、CPとZPの両方における機能又はその一部が、単一のノードで組み合わされる(例えば、ZPがCPを含む、あるいはCPがZPを含む)。
ある実施形態では、HOUSEHOLDの設定は、複数のCPおよびZPを含み、これらのCPおよびZPは、通信用の標準ネットワークプロトコル(例えば、有線又は無線のイーサネットにおけるIP)が使用可能となる既知の設定を集合および確立するものである。ある実施形態では、イーサネット802.3およびワイヤレス802.11gの2種類のネットワーク/プロトコルが採用される。CPとZP間の相互接続には、ネットワーク/プロトコルのいずれも使用することができる。HOUSEHOLDのメンバーであるシステム内のデバイスは、両方のネットワークに同時に接続することができる。
両方のネットワークが使用中である環境においては、システム内における少なくとも1つのデバイスがブリッジデバイスとしてその両方に接続されることが想定され、これにより、有線/無線のネットワーク間における他人とのブリッジングサービスを提供する。図7のゾーンプレーヤー706は例えば、両方のネットワークに接続されるように示されている。ネットワーク712への接続はイーサネットおよび/又は無線に基づく一方で、所望の場合には、他のデバイス702、704、708への接続は無線およびイーサネットに基づいている。
しかしながら、ある実施形態では、各ゾーンプレーヤー706、704、702は、ブリッジデバイスを介してクラウド(例えば、インターネット)からメディアを取得するときに、インターネットにアクセスすることができる。ゾーンプレーヤー702は例えば、クラウド内の特定のオーディオトラックへのアドレスを指定するユニフォームリソースロケータ(URL)を含む。URLを使用することで、ゾーンプレーヤー702はクラウドからオーディオトラックを取得し、最終的には1つ又は複数のゾーンプレーヤーから音声を再生する。
VII.システム構成の他の例
図8は、クラウドベースのネットワークおよび少なくとも1つのローカル再生ネットワークを含んだ複数の相互接続ネットワークを備えるシステム800を示す。ローカル再生ネットワークは、複数の再生デバイス又は再生プレーヤーを含むが、再生デバイスを1つのみ含むものであってもよい。ある実施形態では、それぞれのプレーヤーが再生用コンテンツを検索する能力を有する。制御およびコンテンツの検索は例えば、分散又は集中して行ってもよい。入力には、ローカルでの配信および再生のためにクラウドに対して行う、ストリーミングコンテンツプロバイダによる入力、サードパーティアプリケーションによる入力、モバイルデバイスによる入力、ユーザによる入力、および/又はその他の再生ネットワークによる入力が含まれてもよい。
図8の例示的なシステム800によって示されるように、複数のコンテンツプロバイダ820―850を、クラウドおよび/又はその他のネットワーク810を通じて、1つ又は複数のローカル再生ネットワーク860―870に接続することができる。クラウド810、マルチメディアオーディオシステムサーバ820(例えば、ソノズ(商標))、モバイルデバイス830、サードパーティアプリケーション840およびコンテンツプロバイダ850などを使用して、ローカル再生ネットワーク860、870にマルチメディアコンテンツを提供することができる。オーディオコンテンツを再生するために、ローカル再生ネットワーク860、870において、コントローラ862、872および再生デバイス864、874のそれぞれを使用することができる。
VIII.マルチメディア再生システムのためのマルチハウスホールドのサポートの例
上述のように、本明細書に記載の実施形態は、ユーザが単一のモバイルデバイスを使用して、複数のメディア再生システムを制御できるようにするステップを含む。図9Aは、本明細書に記載の少なくともいくつかの実施形態による、モバイルデバイスを複数のメディア再生システムに接続するための例示的なフロー図を示す。図9Aに示す方法900は、ある方法の実施形態を表すものであり、当該方法は、環境100、600、700、800において実行可能である。環境100、600、700、800は、システム200、202、204、300、400、500を有するとともに、例えば図2−図5に示すような1つ又は複数のデバイスと通信する。方法900は、ブロック902―908のうちの1つ又は複数によって示される1つ又は複数の操作、機能又は動作を含む。ブロックは順番に示されているが、これらのブロックは並行して、および/又は本明細書に記載した順序とは異なる順序で実行されてもよい。各ブロックは所望の形態に基づいて、より少ない数のブロックに統合しても、更なるブロックに分割しても、および/又は除去してもよい。
さらに、方法900並びに本明細書に開示されるその他のプロセスおよび方法に関して、フローチャートは、本実施形態の実現可能な1つの形態にかかる機能および動作を示している。この点に関して、各ブロックは、モジュールやセグメントを表してもよく、あるいは、プロセスにおける特定の論理機能又はステップを実施するようにプロセッサによって実行可能な1つ又は複数の命令を含むプログラムコードの一部を表すことができる。プログラムコードは、ディスクやハードドライブなどのストレージデバイスを含む任意の種類のコンピュータ読み取り可能媒体に記憶されてもよい。コンピュータ読み取り可能媒体は例えば、レジスタメモリ、プロセッサキャッシュおよびランダムアクセスメモリ(RAM)のようなデータを短期間記憶するコンピュータ読み取り可能な媒体などの非一時的コンピュータ読み取り可能媒体を含んでもよい。コンピュータ読み取り可能媒体は例えば、読み出し専用メモリ(ROM)、光ディスク若しくは磁気ディスク又はコンパクトディスク読み出し専用メモリ(CD−ROM)などの二次的又は永続的長期ストレージのような、非一時的媒体を含んでもよい。コンピュータ読み取り可能媒体は、その他の任意の揮発性又は不揮発性のストレージシステムであってもよい。コンピュータ読み取り可能媒体は例えば、有形ストレージデバイスのようなコンピュータ読み取り可能記憶媒体と見なすことができる。さらに、方法800並びに本明細書に開示される他のプロセスおよび方法に関して、図9Aの各ブロックは、プロセスにおける特定の論理機能を実行するように配線された回路を表してもよい。
方法900は、モバイルデバイスを、第1のHHIDを持つ第1のメディア再生システムに関連付け、且つそのモバイルデバイスを、第2のHHIDを持つ第2のメディア再生システムに関連付けるステップを含む(ブロック902)。本明細書で使用されるモバイルデバイスは、任意のネットワーク対応携帯デバイス、例えば、IPHONE(登録商標)、IPAD(登録商標)、ANDROID(登録商標)を搭載した電話又はタブレット、又は任意の他のスマートフォン若しくはネットワーク対応デバイスを含む。
上述したように、HOUSEHOLD(ユーザの居住地と明確に区別するために大文字で表される)という用語は、ネットワークメディア再生デバイスの集合体を表すものとして使用され、係る再生デバイスはアプリケーション又はサービスを提供する。HOUSEHOLDの一例は、HHIDにより特定される。ある実施形態では、HHIDは、固有であることを保証するためにコンピュータで生成された短い文字列や識別子である。よって、メディア再生システムは、固有のHHIDと、構成変数やパラメータの固有セットと、によって特徴付けることができる。変数やパラメータとして、チャネル(例えば、各周波数バンド)、サービスセット識別子(SSID)(無線ネットワークの名称である一連の英数字)およびWEPキー(有線同等プライバシー)又はその他のセキュリティキーなどがある。ある実施形態では、SSIDは、HHIDと同じになるように設定される。なお、他の例も可能である。HHIDの使用と様々なデバイスのHOUSEHOLDへの関連付けとに関するさらなる説明は、ソノズ・インコーポレイテッドに譲渡された米国特許第8,326,951号の明細書に記載されている。当該特許の内容は、参照することにより、本明細書に組み込まれる。
モバイルデバイスは、1つ又は複数のメディア再生システムのためのコントローラとして動作するように構成されたソフトウェアアプリケーションを含む。モバイルデバイスは、コントローラソフトウェアアプリケーションを使用して、サーチメッセージを送信し、メディア再生システムに対応するHHIDを検索する。サーチメッセージは、ローカルエリアネットワーク上で送信されるマルチキャストメッセージであってもよい。さらに、サーチメッセージは、第1のHHID又は第2のHHIDを具体的に特定するようなものであっても良い。これに代えて、サーチメッセージは、任意のHHIDを単に要求するだけであっても良い。サーチメッセージに応じて、ネットワーク上の1つ又は複数のデバイスは、そのデバイスに関連付けられたHHIDを提供することによって、サーチメッセージに応答する。
他の例示的な実施形態では、コントローラデバイスは、サーチメッセージを送信しない。代わりに、ネットワーク上の1つ又は複数のデバイスは、そのデバイスに関連付けられたHHIDを定期的にブロードキャストする。コントローラデバイスのアプリケーションは、HHIDのブロードキャストを受信して、利用可能なHOUSEHOLDを特定する。
モバイルデバイスが、第1のメディア再生システムに対応する第1のHHIDを検出すると、それに応答して、モバイルデバイスのユーザインタフェースは、モバイルデバイスを第1のメディア再生システムに接続しても良いかどうかの問い合わせ(インビテーション)を、ディスプレイスクリーン又は代替のユーザインタフェースに表示する。モバイルデバイスがモバイルデバイスを第1のメディア再生システムに接続するというインプット情報を受け取ると、モバイルデバイスと第1のメデイア再生システムとの接続が確立され、第1のHHIDがモバイルデバイスに登録される。さらに、モバイルデバイスは第2のメディア再生システムに対応する第2のHHIDを検出し、上述した方法を使用して、モバイルデバイスと第2のメディア再生システムとの接続を確立して、第2のHHIDをモバイルデバイスに登録する。モバイルデバイスは、登録したHHIDのリストをモバイルデバイスのデータストレージに格納し、上述の場合は、第1のHHIDと第2のHHIDがリストに含まれる。
方法900に示す様に、モバイルデバイスが第1又は第2のHHID情報を受信することによって、モバイルデバイスをそれぞれ第1又は第2のメディア再生システムに接続するステップを含む(ブロック904)。上述したように、モバイルデバイスは、マルチキャストサーチメッセージを送信して、メディア再生システムに対応するHHIDを検索する(又はHHIDを含むメッセージを単に受信する)。一例では、モバイルデバイスが、サーチメッセージに応じて第1のHHIDを受信すると、モバイルデバイスは、第1のメディア再生システムに自動的に接続する。同様に、モバイルデバイスは、サーチメッセージに応じて第2のHHIDを受信すると、第2のメディア再生システムに自動的に接続する。
一実施形態では、モバイルデバイスはモバイルデバイスの位置を決定し、モバイルデバイスを第1又は第2のメディア再生システムに接続するためのさらなる基準として、決定した位置を使用する。モバイルデバイスは、一例として、モバイルデバイス内のグローバル・ポジショニング・システム(GPS)受信機を使用して、モバイルデバイスの位置を決定する。他の例では、モバイルデバイスは、メディア再生システムと接続するのに使用されるネットワークのIPアドレスに基づいて、モバイルデバイスの位置を決定しても良い。さらに他の例では、モバイルデバイスは無線ネットワークの検出に基づいて(例えば、SSIDを検出することにより)、モバイルデバイスの位置を決定しても良い。他の例を用いてモバイルデバイスの位置を決定することも可能である。
他の実施形態では、モバイルデバイスは、第1のHHIDと第2のHHIDの両方を受信する。これは、例えば、ユーザがユーザの住居内で複数のメディア再生システムを持っている場合や、又はモバイルデバイスが第1のメディア再生システムを検出している場合に、起こる。モバイルデバイスは第1のHHIDと第2のHHIDの両方を受信すると、第1のメディア再生システムと第2のメディア再生システムの両方のいずれかに接続可能であるという表示がユーザインタフェース上に掲示され、ユーザが、モバイルデバイスのユーザインタフェースを介して、第1のメディア再生システムと第2のメディア再生システムのいずれかを接続のために選択できるようにする。
他の例では、モバイルデバイスは、第1及び第2のHHIDの両方を受信すると、自動的に、第1及び第2のメディア再生システムの優先度に基づいて、第1及び第2のメディア再生システムのいずれか一方を接続のために選択する。一例では、優先度は、モバイルデバイスがHHIDを受信した順序に基づいている。例えば、第1のHHIDが第2のHHIDよりも前にモバイルデバイスによって受信されると、モバイルデバイスは接続のために第1のメディア再生システムを選択する。他の例では、優先度はモバイルデバイスの位置に基づいて決定される。最初にユーザがモバイルデバイスを特定のメディア再生システムに接続したときに、モバイルデバイスはメディア再生システムの位置を決定し、その情報をモバイルデバイスのデータストレージに格納する。上述したように、位置は、モバイルデバイスのGPS受信機からの情報に基づいて決定されても良いし、メディア再生システムに接続するのに使用されたネットワークのIPアドレスに基づいて決定されても良いし、又はその他の手段によって決定されても良い。モバイルデバイスは、第1及び第2のHHIDの両方を受信すると、モバイルデバイスの位置を決定し、モバイルデバイスの現在の位置を第1及び第2のメディア再生システムの格納された位置と比較する。モバイルデバイスの現在の位置が、第2のメディア再生システムの位置よりも第1のメディア再生システムの位置に近ければ、モバイルデバイスは接続のために第1のメディア再生システムを選択する。
さらに他の例では、モバイルデバイスが第1及び第2のHHIDの両方を受信するときに、ジオフェンスが優先度を決定するのに使用される。ジオフェンスは、対応する地理的領域に関して設定された仮想領域である。例えば、建物の少なくとも一部を取り囲むジオフェンスは、緯度及び経度のペアと所定の半径とによって設定できる。他の例では、三角形又は四角形などの多角形、又は他の形状が、ジオフェンスを設定するのに使用できる。ある実施形態では、第1のジオフェンスが第1のメディア再生システムに関連付けられ、第2のジオフェンスが第2のメディア再生システムに関連付けられる。
モバイルデバイスは、モバイルデバイスの現在の位置を決定し、現在の位置とジオフェンスの中心点(a,b)との差Dを決定し、その差Dをジオフェンスの半径Rと比較することによって、特定のジオフェンス内へのエントリを判定する。例えば、モバイルデバイスの現在の位置を(x,y)とする。モバイルデバイスの現在の位置とジオフェンスの中心点との差Dは、
Figure 2018050299
として決定される。差Dをジオフェンスの半径Rと比較する。DがRより小さければ、モバイルデバイスはジオフェンスの境界の内側にある。同様に、他の例として、差Dは、
D=(x−a)+(y−b)
として決定される。この差を、ジオフェンスの半径の二乗(R)と比較する。DがRより小さければ、モバイルデバイスはジオフェンスの境界の内側にある。同様にモバイルデバイスがジオフェンスの境界の内側にあるかどうかを判断する方法がさらにある(例えば、許容範囲内にある座標のリストを保持する)。
モバイルデバイスは、モバイルデバイスが第1のメディア再生システムに関連付けられた第1のジオフェンスの境界の内側にあると判断した場合、接続のために第1のメディア再生システムを選択する。さらに、モバイルデバイスは、第1のジオフェンスに入ると、コントローラソフトウェアアプリケーションを起動するように構成される。さらに、モバイルデバイスは、第1のジオフェンスから出ると、コントローラソフトウェアアプリケーションを終了するように構成される。モバイルデバイスが第1のジオフェンスから出るときのコントローラソフトウェアアプリケーションの終了は、モバイルデバイスのバッテリーの寿命を節約するのに役立つ。モバイルデバイスが、第2のメディア再生システムに関連付けられた第2のジオフェンスに出入りするときにも、同様のアプローチが利用される。
方法900に示す様に、オーディオ再生のために、モバイルデバイスを使用して、接続された第1又は第2のメディア再生システムに、1つ又は複数の制御コマンドを送信するステップを含む(ブロック906)。コマンドは、音量調節、1つ又は複数のゾーンプレーヤー間におけるオーディオ同期再生、プレイリスト又は特定の曲の選択、又はシステム構成の全体的な制御を提供する他のコマンドを含んでも良い。コマンドは、モバイルデバイスに搭載されたソフトウェアアプリケーションであるコントローラインタフェースで受信される。コントローラインタフェースは、ユーザがタッチすることでモバイルデバイスと対話可能にするタッチスクリーンを含んでも良い。その他の実施形態では、ボイスコントロールのような他の入力機構を使用して、モバイルデバイスとの交信が行われても良い。
方法900に示す様に、モバイルデバイスが第3のHHID情報を受信しても、モバイルデバイスを第3のメディア再生システムに接続しないステップを含む(ブロック908)。上述したように、モバイルデバイスは、マルチキャストサーチメッセージ送信して、メディア再生システムに対応するHHIDを検索する。モバイルデバイスは、登録済みのHHID(例えば、第1のHHID又は第2のHHID)のいずれも受信しなかったと判断する場合がある。しかし、モバイルデバイスは、第3のメディア再生システムに対応する第3のHHIDを検出する場合がある。モバイルデバイスは、第3のHHID情報を受信しても、モバイルデバイスを第3のメディア再生システムに自動的に接続しない。その代わりに、モバイルデバイスは、図9Bに示す方法を使用して、第3のメディア再生システムに接続することができる。
図9Bは、モバイルデバイスを追加のメディア再生システムに接続する例示的なフロー図を示す。図9Bは図9Aに示す方法900の続きである。図9Bに示される方法950は、ある方法の実施形態を表すものであり、当該方法は、環境100、600、700、800において実行可能であり、環境100、600、700、800は、システム200、202、204、300、400、500を有するとともに、例えば図2−図5に示すような1つ又は複数のデバイスと通信する。方法950は、ブロック952―956のうちの1つ又は複数によって示される1つ又は複数の操作、機能又は動作を含むことができる。ブロックは順番に示されているが、これらのブロックは並行して、および/又は本明細書に記載した順序とは異なる順序で実行されてもよい。各ブロックは所望の形態に基づいて、より少ない数のブロックに統合しても、更なるブロックに分割しても、および/又は除去してもよい。
方法950は、モバイルデバイスを第3のメディア再生システムに接続しても良いかどうかの問い合わせ(インビテーション)の表示をモバイルデバイスのユーザインタフェース上で提供するステップを含む(ブロック952)。モバイルデバイスを第3のメディア再生システムに接続しても良いかどうかの問い合わせ(インビテーション)は、モバイルデバイスによる第3のHHIDの受信に応じて、表示される。
方法950に示す様に、モバイルデバイスを第3のメディア再生システムに接続するというインプット情報を、モバイルデバイスのユーザインタフェースで受け取るステップを含む(ブロック954)。上述したように、ユーザインタフェースは、ユーザがタッチすることでモバイルデバイスと対話可能にするタッチスクリーンを含んでも良い。その他の実施形態では、ボイスコントロールのような他の入力機構を使用して、モバイルデバイスとの交信が行われても良い。さらに、モバイルデバイスは第3のメディア再生システムに接続する場合、モバイルデバイスは第3のメディア再生システムと通信して、第3のメディア再生システムに関連付けられたジオフェンスを設定しても良い。例えば、モバイルデバイスは、モバイルデバイスの現在の位置を示す一連の座標とジオフェンスに関連付けられた半径とを第3のメディア再生システムに提供する。これに代えて、第3のメディア再生システムは、第3のメディア再生システムが既存のジオフェンスに関連付けられていることを示すと共に、それらの座標をモバイルデバイスに提供しても良い。
方法950に示す様に、モバイルデバイスと第3のメディア再生システムとの接続を確立し、第3のメディア再生システムをモバイルデバイスに登録するステップを含む(ブロック956)。接続が確立されると、モバイルデバイスは、オーディオ再生のために、1つ又は複数のコマンドを、接続された第3のメディア再生システムに送信する。上述したように、コマンドは、音量調節、1つ又は複数のゾーンプレーヤー間におけるオーディオ同期再生、プレイリスト又は特定の曲の選択、又はシステム構成の全体的な制御を提供する他のコマンドを含んでも良い。第3のメディア再生システムは、モバイルデバイスのデータストレージの登録済みのHHIDのリストに追加される。
コントローラソフトウェアアプリケーションは、登録済みのHHIDの数に対して閾値を設けて、メモリを使い切るのを避けても良い。例えば、コントローラソフトウェアアプリケーションは、100の異なるメディア再生システムに対応する最大100個のHHIDをサポートしても良い。閾値に達すると、コントローラソフトウェアアプリケーションは、モバイルデバイスのメモリから、最も長い間使われていないHHIDを削除するように構成される。
IX.モバイルデバイスの機能の具体例
図10Aは、モバイルデバイスとメディア再生システムとの接続を確立するためのユーザインタフェースの例を示す。上述したように、モバイルデバイスは、マルチキャストサーチメッセージ送信して、メディア再生システムに対応するHHIDを検索する。モバイルデバイスは、登録済みのHHID(例えば、第1のHHID又は第2のHHID)のいずれも受信しなかったと判断する場合がある。それに応じて、モバイルデバイスは、モバイルデバイスを他のメディア再生システムと接続しても良いかどうかの問い合わせ(インビテーション)を表示する。
図10Aは、モバイルデバイスが、マルチキャストサーチメッセージの送信(又はHHIDを含むメッセージの受信)に応じて、登録済みのHHIDのいずれも受信しなかったときの、モバイルデバイスのインタフェース1000の例を示している。ユーザは、「Add Another Sonos System」(「他のソノズシステムを追加」)アイコン1002を選択して、他のメディア再生システムに接続することができる。追加のメディア再生システムは、モバイルデバイスのデータストレージの登録済みのHHIDのリストに追加される。
図10B及び図10Cは、一連の例示的なユーザインタフェースを示している。図10Bは、モバイルデバイスが、マルチキャストサーチメッセージの送信に応じて、複数のHHIDを受信したときの、モバイルデバイスの設定インタフェース1050の例を示している。図10Aに関して上述したアイコンと同様に、ユーザは、「Add Another Sonos System」(「他のソノズシステムを追加」)アイコン1052を選択して、モバイルデバイスに登録されていないメディア再生システムに接続することができる。モバイルデバイスが登録済みのHHIDを2つ受信したときは、ユーザは、「Select Sonos System」(「ソノズシステムを選択」)アイコン1054を選択して、接続するメディア再生システムを選択することができる。
さらに、ユーザは「Forget Current Sonos System」(「現在のソノズシステムを消去」)アイコン1056を選択して、登録済みのシステムのリストからメディア再生システムを削除することができる。図10Cは、ユーザが「Forget Current Sonos System」(「現在のソノズシステムを消去」)アイコン1056を選択したときの、モバイルデバイスの設定インタフェース1050の例を示している。ユーザは、「Forget」(「消去」)アイコン1058を選択することによって、登録済みのシステムのリストからメディア再生システムを削除するという要求を確定する。他の例による方法、やりとり、インタフェースも可能である。
X.結論
本明細書では、様々な例示のシステム、方法、装置、および生産物は、他のコンポーネントの中で、ハードウェア上で実行されるファームウェアおよび/又はソフトウェアを含むことが開示されている。しかしながら、そのような例は、単なる例示であり、これにより限定されるものではない。例えば、これらのファームウェアコンポーネント、ハードウェアコンポーネント、および/又はソフトウェアコンポーネントのいくつか又は全てが、ハードウェアのみ、ソフトウェアのみ、ファームウェアのみ、又はハードウェア、ソフトウェア、および/又はファームウェアの任意の組み合わせにおいて具現化可能であることが意図されている。したがって、例示のシステム、方法、装置、および/又は生産物を説明しているが、提供されるそれらの例は、それらのシステム、方法、装置、および/又は生産物を実施する唯一の方法ではない。
上述したように、本願は、ユーザが、単一のモバイルデバイスを使用して、複数のメディア再生システムを制御できるようにするステップを含む。一態様では、方法が提供される。その方法は、モバイルデバイスを第1のHHIDを持つ第1のメディア再生システムに関連付け、且つそのモバイルデバイスを第2のHHIDを持つ第2のメディア再生システムに関連付けるステップを含む。方法は、さらに、モバイルデバイスによる第1又は第2のHHID情報の受信に基づいて、モバイルデバイスをそれぞれ第1又は第2のメディア再生システムに接続するステップを含む。方法は、さらに、オーディオ再生のために、モバイルデバイスを使用して、1つ又は複数の制御コマンドを、接続された第1又は第2のメディア再生システムに送信するステップを含む。方法は、さらに、モバイルデバイスによる第3のHHID情報の受信に基づいて、モバイルデバイスを第3のメディア再生システムに接続しないステップを含む。
別の態様では、デバイスが提供される。デバイスは、プロセッサと、プロセッサによって実行可能な命令を記憶したコンピュータ読み取り可能媒体とを備え、当該命令は実行されるとプロセッサに機能を発揮させるものである。当該機能には、モバイルデバイスを第1のHHIDを持つ第1のメディア再生システムに関連付け、且つそのモバイルデバイスを第2のHHIDを持つ第2のメディア再生システムに関連付けるステップが含まれる。当該機能には、さらに、モバイルデバイスによる第1又は第2のHHID情報の受信に基づいて、モバイルデバイスをそれぞれ第1又は第2のメディア再生システムに接続するステップが含まれる。当該機能には、さらに、オーディオ再生のために、モバイルデバイスを使用して、1つ又は複数の制御コマンドを、接続された第1又は第2のメディア再生システムに送信するステップが含まれる。当該機能には、さらに、モバイルデバイスによる第3のHHID情報の受信に基づいて、モバイルデバイスを第3のメディア再生システムに接続しないステップが含まれる。
さらに別の態様では、非一時的コンピュータ読み取り可能メモリが提供される。非一時的コンピュータ読み取り可能メモリは、コンピュータにより実行可能な命令を記憶しており、当該命令は実行されるとコンピュータに機能を発揮させるものである。当該機能には、モバイルデバイスを第1のHHIDを持つ第1のメディア再生システムに関連付け、且つそのモバイルデバイスを第2のHHIDを持つ第2のメディア再生システムに関連付けるステップが含まれる。当該機能には、さらに、モバイルデバイスによる第1又は第2のHHID情報の受信に基づいて、モバイルデバイスをそれぞれ第1又は第2のメディア再生システムに接続するステップが含まれる。当該機能には、さらに、オーディオ再生のために、モバイルデバイスを使用して、1つ又は複数の制御コマンドを、接続された第1又は第2のメディア再生システムに送信するステップが含まれる。当該機能には、さらに、モバイルデバイスによる第3のHHID情報の受信に基づいて、モバイルデバイスを第3のメディア再生システムに接続しないステップが含まれる。
さらに、本明細書での「実施形態」の言及は、実施形態に関連して述べられた特定の特徴、構造、又は特性が、発明の少なくとも1つの実施形態に含まれ得ることを意味する。本明細書の様々な場所でこの語句が用いられているが、その全てが必ずしも同じ実施形態を言及するものではなく、又、他の実施形態に対して相互排他的な別個の実施形態又は代替の実施形態でもない。このように、本明細書で述べられた実施形態に関して他の実施形態との組合せが可能であることが、当業者によって明示的および暗黙的に理解される。
本明細書は、環境、システム、手順、ステップ、論理ブロック、処理、および他のシンボル表現に関して広く示されており、それらはネットワークに接続されるデータ処理デバイスの動作に直接又は間接的に類似するものである。これらの処理説明および表現は、一般的に当業者によって使用され、それらの仕事の内容を他の当業者に最も効率良く伝えることができる。本開示を理解するために、多くの具体的な内容が提供されている。しかしながら、本開示のある実施形態が特定の具体的な詳細なしに実施され得ることが当業者に理解される。他の例では、実施形態を不必要に曖昧にすることを避けるために、周知の方法、手順、コンポーネント、および回路を詳細に説明していない。したがって、本開示の範囲は、上記した実施形態よりむしろ添付された特許請求の範囲によって定義される。
添付の特許請求の範囲のいずれかがソフトウェアおよび/又はファームウェアへの実装を純粋にカバーするように読み取れる場合には、少なくとも1つの例における要素の1つ又は複数が、ソフトウェアおよび/又はファームウェアを記憶するメモリ、DVD、CD、Blu−ray等の有形媒体を含むように、本明細書で明示的に定められる。

Claims (20)

  1. モバイルデバイスを、第1のハウスホールド識別子(HHID)を持つ第1のメディア再生システムに接続するステップ、
    第2のメディア再生システムの第2のHHIDを示すデータを受信するステップ、
    少なくとも受信したデータに基づいて、モバイルデバイスを第2のメディア再生システムに接続することを決定するステップ、
    モバイルデバイスを第2のメディア再生システムに接続するステップ、
    を含む、方法。
  2. さらに、
    第2のHHIDを示すデータを受信する前に、モバイルデバイスと第1のメディア再生システムとの接続を切るステップを含む、請求項1に記載の方法。
  3. モバイルデバイスを第2のメディア再生システムに接続する前に、
    少なくとも第2のHHIDを示すデータを受信したことに基づいて、モバイルデバイスと第1のメディア再生システムとの接続を切ることを決定するステップ、
    モバイルデバイスと第1のメディア再生システムとの接続を切るステップ、
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  4. モバイルデバイスを第2のメディア再生システムに接続することを決定するステップは、
    受信したデータに基づいて、モバイルデバイスが第2のメディア再生システムに関連付けられていると判断するステップ、
    モバイルデバイスが第2のメディア再生システムに関連付けられているとの判断に基づいて、モバイルデバイスを第2のメディア再生システムに接続することを決定するステップ、
    を含む、請求項1に記載の方法。
  5. さらに、
    モバイルデバイスの位置を決定するステップを含み、
    前記モバイルデバイスを第2のメディア再生システムに接続することを決定するステップは、受信したデータとモバイルデバイスの位置とに基づいて、モバイルデバイスを第2のメディア再生システムに接続することを決定することを含む、
    請求項1に記載の方法。
  6. さらに、
    モバイルデバイスを第2のメディア再生システムに接続する前に、第3のメディア再生システムの第3のHHIDを示すデータを受信するステップ、
    モバイルデバイスが第3のメディア再生システムに関連付けられていないと判断するステップ、
    を含み、
    前記モバイルデバイスを第2のメディア再生システムに接続することを決定するステップは、
    受信したデータと、モバイルデバイスが第3のメディア再生システムに関連付けられていないとの判断とに基づいて、
    (i)モバイルデバイスを第3のメディア再生システムに接続しないこと、及び
    (ii)モバイルデバイスを第2のメディア再生システムに接続すること、
    を決定することをさらに含む、
    請求項1に記載の方法。
  7. さらに、モバイルデバイスを第2のメディア再生システムに接続する前に、モバイルデバイスに関連付けられている第3のメディア再生システムの第3のHHIDを示すデータを受信するステップを含み、
    前記モバイルデバイスを第2のメディア再生システムに接続することを決定するステップは、さらに、第2のHHIDを示すデータと第3のHHIDを示すデータとに基づいて、モバイルデバイスを第2のメディア再生システムに接続することを決定することを含む、
    請求項1に記載の方法。
  8. さらに、
    モバイルデバイスの位置を決定するステップ、
    モバイルデバイスを第2のメディア再生システムに接続する前に、モバイルデバイスに関連付けられている第3のメディア再生システムの第3のHHIDを示すデータを受信するステップ、
    を含み、
    前記モバイルデバイスを第2のメディア再生システムに接続することを決定するステップは、
    受信したデータとモバイルデバイスの決定した位置とに基づいて、モバイルデバイスを第2のメディア再生システムに接続することを決定することを含む、
    請求項1に記載の方法。
  9. さらに、モバイルデバイスを第2のメディア再生システムに接続する前に、モバイルデバイスに関連付けられている第3のメディア再生システムの第3のHHIDを示すデータを受信するステップを含み、
    前記モバイルデバイスを第2のメディア再生システムに接続することを決定するステップは、第2のHHIDを示すデータと第3のHHIDを示すデータを受信した順序に基づいて、モバイルデバイスを第2のメディア再生システムに接続することを決定することを含む、
    請求項1に記載の方法。
  10. さらに、モバイルデバイスを第2のメディア再生システムに接続する前に、モバイルデバイスに関連付けられている第3のメディア再生システムの第3のHHIDを示すデータを受信するステップを含み、
    前記モバイルデバイスを第2のメディア再生システムに接続することを決定するステップは、
    第2のHHIDを示すデータと第3のHHIDを示すデータとに基づいて、モバイルデバイスのユーザインタフェース上に、第2のメディア再生システムと第3のメディア再生システムの選択の表示を提供するステップ、
    モバイルデバイスのユーザインタフェースで、第2のメディア再生システムを選択するというインプット情報を検出するステップ、
    検出されたインプット情報に基づいて、モバイルデバイスを第2のメディア再生システムに接続することを決定するステップ、
    を含む、請求項1に記載の方法。
  11. さらに、
    第3のメディア再生システムの第3のHHIDを示すデータを受信するステップ、
    第3のHHIDを示すデータの受信に基づいて、モバイルデバイスが第3のメディア再生システムに関連付けられていないと判断するステップ、
    前記ステップに応じて、モバイルデバイスのユーザインタフェース上に、モバイルデバイスを第3のメディア再生システムに関連付けるためのインビテーションの表示を提供するステップ、
    を含む、請求項1に記載の方法。
  12. さらに、
    モバイルデバイスのユーザインタフェースで、モバイルデバイスを第3のメディア再生システムに関連付けるというインプット情報を受け取るステップ、
    前記ステップに応じて、モバイルデバイスと第3のメディア再生システムとの接続を確立するステップ、
    を含む、請求項11に記載の方法。
  13. さらに、
    モバイルデバイスを第1のHHIDを持つ第1のメディア再生システムに接続する前に、モバイルデバイスを第1のHHIDを持つ第1のメディア再生システムに関連付けるステップ、
    モバイルデバイスを第2のHHIDを持つ第2のメディア再生システムに関連付けるステップ、
    を含む、請求項1に記載の方法。
  14. 前記モバイルデバイスを第1のメディア再生システムに関連付けるステップは、
    第1のメディア再生システムに関連付けられている位置を特定するステップ、
    前記位置を第1のメディア再生システムに関連付けるステップ、
    を含む、請求項13に記載の方法。
  15. さらに、第1のHHIDと第2のHHIDをモバイルデバイスのデータストレージに格納するステップを含む、請求項13に記載の方法。
  16. さらに、
    第2のメディア再生システムの第2のHHIDを示すデータを受信する前に、モバイルデバイスがサーチメッセージを送信して、メディア再生システムに対応する少なくとも1つのHHIDを検索するステップを含む、請求項1に記載の方法。
  17. プロセッサ、
    プロセッサによって実行可能な命令を記憶したコンピュータ読み取り可能媒体、
    を備える、モバイルデバイスであって、
    当該命令は実行されるとモバイルデバイスに機能を発揮させるものであり、
    当該機能には、
    モバイルデバイスを、第1のハウスホールド識別子(HHID)を持つ第1のメディア再生システムに接続するステップ、
    第2のメディア再生システムの第2のHHIDを示すデータを受信するステップ、
    少なくとも受信したデータに基づいて、モバイルデバイスを第2のメディア再生システムに接続することを決定するステップ、
    モバイルデバイスを第2のメディア再生システムに接続するステップ、
    が含まれる、モバイルデバイス。
  18. 当該機能は、
    さらに、
    モバイルデバイスの位置を決定するステップ、
    モバイルデバイスを第2のメディア再生システムに接続する前に、モバイルデバイスに関連付けられている第3のメディア再生システムの第3のHHIDを示すデータを受信するステップ、
    を含み、
    前記モバイルデバイスを第2のメディア再生システムに接続することを決定するステップは、
    受信したデータとモバイルデバイスの決定した位置とに基づいて、モバイルデバイスを第2のメディア再生システムに接続することを決定することを含む、
    請求項17に記載のモバイルデバイス。
  19. コンピュータにより実行可能な命令を記憶した非一時的コンピュータ読み取り可能媒体であって、当該命令は実行されるとコンピュータに機能を発揮させるものであり、
    当該機能には、
    モバイルデバイスを、第1のハウスホールド識別子(HHID)を持つ第1のメディア再生システムに接続するステップ、
    第2のメディア再生システムの第2のHHIDを示すデータを受信するステップと、
    少なくとも受信したデータに基づいて、モバイルデバイスを第2のメディア再生システムに接続することを決定するステップ、
    モバイルデバイスを第2のメディア再生システムに接続するステップ、
    が含まれる、非一時的コンピュータ読み取り可能媒体。
  20. 当該機能は、
    さらに、
    モバイルデバイスを第2のメディア再生システムに接続する前に、第3のメディア再生システムの第3のHHIDを示すデータを受信するステップ、
    モバイルデバイスが第3のメディア再生システムに関連付けられていないと判断するステップ、
    を含み、
    前記モバイルデバイスを第2のメディア再生システムに接続することを決定するステップは、さらに、
    受信したデータと、モバイルデバイスが第3のメディア再生システムに関連付けられていないとの判断とに基づいて、
    (i)モバイルデバイスを第3のメディア再生システムに接続しないこと、及び
    (ii)モバイルデバイスを第2のメディア再生システムに接続すること、
    を決定することを含む、
    請求項19に記載の非一時的コンピュータ読み取り可能媒体。
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