JP2018049350A - Cadコマンド入力装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】CADシステムでの作業効率を低下させずにコマンドを入力するCADコマンド入力装置を提供する。【解決手段】CADシステムにコマンドを入力するCADコマンド入力装置は、コマンドを示す音声を入力してコマンド音声信号に変換するマイクと、マイクが音声から変換したコマンド音声信号を文字列に変換する文字列変換手段と、複数種類のコマンドを記憶しているコマンド記憶手段と、文字列変換手段がコマンド音声信号から変換した文字列を、コマンド記憶手段が記憶している複数種類のコマンドと対比して、その文字列に対応するコマンドを選択するコマンド選択手段と、コマンド選択手段が選択したコマンドをCADシステムに入力するコマンド入力手段と、を備える。【選択図】図1
Description
この発明は、CAD(コンピューター支援設計)システムに用いられるコマンド(命令)入力装置に関し、特には、片手でマウスやタッチペン等を微妙に操作している場合でもコマンド入力が可能なコマンド入力装置に関するものである。
CADシステムは通常、CADソフトウェアをインストールされたコンピューターがそのソフトウェアに従って作動することで構成され、そのCADシステムのユーザーによるコンピューターに付属するマウスやタッチペン、キーボード等の操作に従い、画面上に形状線や寸法線等を表示したり、あるいは画面上に表示している形状線や寸法線等を変形させたり消去したりする。
その際、CADシステムに作業内容を指示するためにコマンドを入力する必要があり、コマンドの入力は通常、画面上の作画領域の外側に表示されたコマンド毎のアイコン上にマウスやタッチペン等でカーソルを移動させてマウスのボタンのクリックやタッチペンでの画面のタップ等をすることで行われたり、キーボードでコマンドの文字列、例えば直線の作画の「LINE」、円の作画の「CIRCLE」等をコマンドラインに直接打ち込むことで行われたりする。
このように、コマンド入力の際には通常マウスやタッチペン、キーボード等の操作を行うことから作画作業をある程度の間中断する必要があるので、作画効率を高めるためにコマンド入力効率を高める方法が従来から検討されており、例えば特許文献1記載のシステムでは、CADシステムの操作状況を記録し、その記録を参照して、ユーザーが入力する可能性の高いコマンド候補をユーザーが選択しやすい位置に表示している。
しかしながら上記従来のシステムでも、コマンドの入力自体はマウスやタッチペン、キーボード等の操作で行う必要がある。その一方で作画中には、例えばマウスやタッチペン等でカーソルを移動させて曲線を作画している途中でそのカーソル位置から先の線種を実線から破線に切り替えて作画するといった作業や、円の中心にカーソルを置いて円を作画する際に単独円から同心円に切り替えるといった作業が必要になる場合があり、このような場合に従来のシステムでは、カーソルをコマンドアイコン上に移動させると、正確に基の作画位置にカーソルを戻すためには時間と手間がかかってしまい、元の作画位置に近い位置にしか戻せない場合も生じるといった不都合があり、キーボードからのコマンド文字列の入力の場合でも、入力作業に時間と手間がかかるとともに作画作業から注意力が削がれるという不都合があった。
この発明は、上述した従来の課題を有利に解決するCADコマンド入力装置を提供するものであり、この発明のCADコマンド入力装置は、図1の概念図にその構成を示すように、
CADシステムにコマンドを入力する装置において、
コマンドを示す音声を入力してコマンド音声信号に変換するマイクと、
前記マイクが音声から変換したコマンド音声信号を文字列に変換する文字列変換手段と、
複数種類のコマンドを記憶しているコマンド記憶手段と、
前記文字列変換手段がコマンド音声信号から変換した文字列を、前記コマンド記憶手段が記憶している複数種類のコマンドと対比して、その文字列に対応するコマンドを選択するコマンド選択手段と、
前記コマンド選択手段が選択したコマンドを前記CADシステムに入力するコマンド入力手段と、
を具えることを特徴としている。
CADシステムにコマンドを入力する装置において、
コマンドを示す音声を入力してコマンド音声信号に変換するマイクと、
前記マイクが音声から変換したコマンド音声信号を文字列に変換する文字列変換手段と、
複数種類のコマンドを記憶しているコマンド記憶手段と、
前記文字列変換手段がコマンド音声信号から変換した文字列を、前記コマンド記憶手段が記憶している複数種類のコマンドと対比して、その文字列に対応するコマンドを選択するコマンド選択手段と、
前記コマンド選択手段が選択したコマンドを前記CADシステムに入力するコマンド入力手段と、
を具えることを特徴としている。
かかるこの発明のCADコマンド入力装置にあっては、CADシステムのユーザーがマウスやタッチペン等を使用してそのCADシステムの画面上で作画している際に、そのユーザーがコマンド(命令)を示す音声を発声すると、マイクがそのコマンドを示す音声をコマンド音声信号に変換し、コマンド変換手段がそのマイクが音声から変換したコマンド音声信号を文字列に変換し、その一方、コマンド記憶手段が複数種類のコマンドをあらかじめ記憶しており、コマンド選択手段が、コマンド音声信号から変換した文字列を、コマンド記憶手段が記憶している複数種類のコマンドと対比して、その文字列に対応するコマンドを選択し、コマンド入力手段が、その選択したコマンドを前記CADシステムに入力し、CADシステムがそのコマンドに従って作業内容を変更する。
従って、この発明のCADコマンド入力装置によれば、CADシステムのユーザーがマウスやタッチペン等を使用してそのCADシステムの画面上で作画している際に、マウスやタッチペン等でカーソルをコマンドのアイコン上に移動させなくても、音声でコマンドを入力して作業内容を変更することができるので、作画作業を継続しつつコマンドを入力し得て作画効率を高めることができる。
なお、この発明のCADコマンド入力装置においては、前記マイクと、前記文字列変換手段と、前記コマンド記憶手段と、前記コマンド選択手段と、前記コマンド入力手段と、のうちの少なくとも一つを、前記CADシステムを構成するコンピューターが具えていてもよい。
また、この発明のCADコマンド入力装置においては、前記マイクと、前記文字列変換手段と、前記コマンド記憶手段と、前記コマンド選択手段と、前記コマンド入力手段と、のうちの少なくとも一つを、前記CADシステムを構成するコンピューターに付属するキーボードが具えていてもよい。
さらに、この発明のCADコマンド入力装置においては、前記マイクと、前記文字列変換手段と、前記コマンド記憶手段と、前記コマンド選択手段と、前記コマンド入力手段と、のうちの少なくとも一つを、前記CADシステムを構成するコンピューターに接続された外部装置が具えていてもよい。
以下、本発明の実施の形態を実施例によって、図面に基づき詳細に説明する。ここに、図2は、この発明のCADコマンド入力装置の一実施形態の構成を示すブロック線図であり、図3は、その図2に示す実施形態のCADコマンド入力装置の具体的な構成例を示す説明図である。
この実施形態のCADコマンド入力装置は、図3に示すように、通常のマイク1と、そのマイク1が接続された通常のパーソナルコンピューター2とを具え、そのパーソナルコンピューター2には、通常のマウス9、通常のキーボード10および通常のディスプレイ装置11がそれぞれUSB(ユニバーサル・シリアル・バス)等で接続されており、このパーソナルコンピューター2は、例えばAutoCAD(登録商標)等の後述する既存のコマンドおよび数値データ入力型CADプログラム8をインストールされていて、そのコマンドおよび数値データ入力型CADプログラム8の実行によりマウス9、キーボード10およびディスプレイ装置11と共にCADシステムを構成する。
そして図2に示すこの実施形態のCADコマンド入力装置の、マイク1以外の構成要素は、パーソナルコンピューター2内に具えられており、そのパーソナルコンピューター2内の構成要素のうちマザーボードに通常のオーディオモジュールとして搭載されているアンプ3以外は、パーソナルコンピューター2にアドオン型あるいはプラグイン型のプログラムとしてインストールされている。
しかしてこの実施形態のCADコマンド入力装置では、コマンドを示す音声をマイク1で入力してアナログ電気信号のコマンド音声信号に変換し、そのコマンド音声信号をアンプ3で増幅した後、通常のA/D(アナログ−デジタル)変換器4でデジタル電気信号のコマンド音声データに変換し、そのコマンド音声データを通常の音声判別プログラム5で文字列に変換し、その一方でCADプログラムの種類別に多数のコマンドを登録したコマンドリストを通常のコマンドリスト記憶プログラム6でメモリー等にあらかじめ記憶しておき、文字列対応コマンド選択プログラム7で、メモリー等に記憶しているコマンドリストのうちの、動作中のCADプログラムの種類に対応するコマンドリストからその変換した文字列に対応するコマンドを選択して出力し、そのコマンドを図示しない後述の割り込み入力処理プログラムが、上述したコマンドおよび数値データ入力型CADプログラム8に入力する。なお、文字列対応コマンド選択プログラム7は、コマンドの文字列そのものだけでなくあらかじめコマンドとの対応関係を登録した省略形等の文字列からも対応するコマンドを選択する機能を有していてもよい。
コマンドおよび数値データ入力型CADプログラム8は、通常はユーザーによるマウス9の操作およびキーボード10のキー入力によりコマンドや数値等を入力されて、ディスプレイ装置11の画面上にそのコマンドに従って直線や円や寸法線等の図形を表示するとともに、その数値等に従ってその図形の寸法や配置等を定め、さらにはマウス9の操作により、画面上の図形を移動させたり図形の寸法を定めたりするが、一定時間毎にこの実施形態のCADコマンド入力装置の文字列対応コマンド選択プログラム7からのコマンド出力の有無を確認し、コマンド出力があったらそのコマンドを入力する上記割り込み入力処理プログラムを付加されており、これによりコマンドおよび数値データ入力型CADプログラム8は、文字列対応コマンド選択プログラム7がユーザーの音声入力に対応して選択したコマンドをそこに入力すると、マウス9やキーボード10からのコマンド入力なしに作画機能を切り替えて、そのユーザーが音声入力したコマンドで作画を継続する。
従って、アンプ3とA/D変換器4と音声判別プログラム5とが文字列変換手段に相当し、コマンドリスト記憶プログラム6がコマンド記憶手段に相当し、文字列対応コマンド選択プログラム7がコマンド選択手段に相当し、上記割り込み入力処理プログラムがコマンド入力手段に相当しており、この実施形態のCADコマンド入力装置によれば、CADシステムのユーザーがマウス9やキーボード10を使用してディスプレイ装置11の画面上で作画している際に、マウス9でカーソルをコマンドのアイコン上に移動させたりキーボード10からコマンドを打ち込んだりしなくても、音声でコマンドを入力して作業内容を変更することができるので、作画作業を継続しつつコマンドを入力し得て作画効率を高めることができる。なお、この実施形態のCADコマンド入力装置は、例えばCADシステムの画面上のアイコンを操作することで任意のタイミングでオン・オフすることができる。
図4は、この発明のCADコマンド入力装置の他の一実施形態の構成を示すブロック線図であり、図5は、図4に示す実施形態のCADコマンド入力装置の具体的な構成例を示す説明図である。
この実施形態のCADコマンド入力装置は、図5に示すように、通常のマイク1と、そのマイク1が接続されたキーボード10とを具え、そのキーボード10は通常のパーソナルコンピューター2に、通常のマウス9および通常のディスプレイ装置11と共にそれぞれUSB(ユニバーサル・シリアル・バス)等で接続されており、このパーソナルコンピューター2は、例えばAutoCAD(登録商標)等の後述する既存のコマンドおよび数値データ入力型CADプログラム8をインストールされていて、そのコマンドおよび数値データ入力型CADプログラム8の実行によりマウス9、キーボード10およびディスプレイ装置11と共にCADシステムを構成する。
そして図5に示すこの実施形態のCADコマンド入力装置の、マイク1以外の構成要素はキーボード10内に具えられており、そのキーボード10内の構成要素のうちアンプ3は、キーボード10内に搭載された図示しない通常のマイクロコンピュータにオーディオチップとして搭載され、アンプ3以外すなわちA/D変換器4と音声判別プログラム5とコマンドリスト記憶プログラム6と文字列対応コマンド選択プログラム7とミキサー12とはそのマイクロコンピュータにプログラムとしてインストールされている。なお、このマイクロコンピュータの電源は、例えばキーボード10を介してパーソナルコンピューター2から得ることができる。
この実施形態のCADコマンド入力装置では、先の実施形態におけると同様、コマンドを示す音声をマイク1で入力してアナログ電気信号のコマンド音声信号に変換し、そのコマンド音声信号をアンプ3で増幅した後、通常のA/D(アナログ−デジタル)変換器4でデジタル電気信号のコマンド音声データに変換し、そのコマンド音声データを通常の音声判別プログラム5で文字列に変換し、その一方でCADプログラムの種類別に多数のコマンドを登録したコマンドリストを通常のコマンドリスト記憶プログラム6でメモリー等にあらかじめ記憶しておき、文字列対応コマンド選択プログラム7で、メモリー等に記憶しているコマンドリストのうちの、動作中のCADプログラムの種類に対応するコマンドリストからその変換した文字列に対応するコマンドを選択する。
そしてこの実施形態のCADコマンド入力装置では、そのコマンドを文字列対応コマンド選択プログラム7からミキサー12に出力し、ミキサー12でキーボード10のキー操作入力に加えて上述したコマンドおよび数値データ入力型CADプログラム8に入力する。なお、ここでも文字列対応コマンド選択プログラム7は、コマンドの文字列そのものだけでなくあらかじめコマンドとの対応関係を登録した省略形等の文字列からも対応するコマンドを選択する機能を有していてもよい。
従って、アンプ3とA/D変換器4と音声判別プログラム5とが文字列変換手段に相当し、コマンドリスト記憶プログラム6がコマンド記憶手段に相当し、文字列対応コマンド選択プログラム7がコマンド選択手段に相当し、ミキサー12がコマンド入力手段に相当しており、この実施形態のCADコマンド入力装置によれば、先の実施形態と同様に、CADシステムのユーザーがマウス9やキーボード10を使用してディスプレイ装置11の画面上で作画している際に、マウス9でカーソルをコマンドのアイコン上に移動させたりキーボード10からコマンドを打ち込んだりしなくても、音声でコマンドを入力して作業内容を変更することができるので、作画作業を継続しつつコマンドを入力し得て作画効率を高めることができる。
しかも、この実施形態のCADコマンド入力装置によれば、キーボード10内に搭載された通常のマイクロコンピュータを用いるので、パーソナルコンピューター2はその処理能力を主にコマンドおよび数値データ入力型CADプログラム8の実行に用いることができ、これによりコマンドおよび数値データ入力型CADプログラム8の実行速度を確保することができる。なお、この実施形態のCADコマンド入力装置は、例えばパーソナルコンピューター2がディスプレイ装置11に表示するデスクトップ画面上のアイコンを操作することで任意のタイミングでオン・オフすることができる。
図6は、図4に示す実施形態のCADコマンド入力装置の他の具体的な構成例を示す説明図であり、図5に示す構成例ではマイク1以外の構成要素はキーボード10内に具えられているが、図6に示すこの構成例では外部装置としての外付けのシステムボックス13が設けられ、このシステムボックス13にマイク1とキーボード10とが接続され、このシステムボックス13は通常のパーソナルコンピューター2に、通常のマウス9および通常のディスプレイ装置11と共にそれぞれUSB(ユニバーサル・シリアル・バス)等で接続されており、このパーソナルコンピューター2は、例えばAutoCAD(登録商標)等の後述する既存のコマンドおよび数値データ入力型CADプログラム8をインストールされていて、そのコマンドおよび数値データ入力型CADプログラム8の実行によりマウス9、キーボード10およびディスプレイ装置11と共にCADシステムを構成する。
そして図6に示すこの実施形態のCADコマンド入力装置の、マイク1以外の構成要素はシステムボックス13内に具えられており、そのシステムボックス13内の構成要素のうちアンプ3は、システムボックス13内に搭載された図示しない通常のマイクロコンピュータにオーディオチップとして搭載され、アンプ3以外すなわちA/D変換器4と音声判別プログラム5とコマンドリスト記憶プログラム6と文字列対応コマンド選択プログラム7とミキサー12とはそのマイクロコンピュータにプログラムとしてインストールされている。なお、このマイクロコンピュータの電源は、例えばパーソナルコンピューター2から得ることができる。
この実施形態のCADコマンド入力装置では、先の実施形態におけると同様、コマンドを示す音声をマイク1で入力してアナログ電気信号のコマンド音声信号に変換し、そのコマンド音声信号をアンプ3で増幅した後、通常のA/D(アナログ−デジタル)変換器4でデジタル電気信号のコマンド音声データに変換し、そのコマンド音声データを通常の音声判別プログラム5で文字列に変換し、その一方でCADプログラムの種類別に多数のコマンドを登録したコマンドリストを通常のコマンドリスト記憶プログラム6でメモリー等にあらかじめ記憶しておき、文字列対応コマンド選択プログラム7で、メモリー等に記憶しているコマンドリストのうちの、動作中のCADプログラムの種類に対応するコマンドリストからその変換した文字列に対応するコマンドを選択する。
そしてこの実施形態のCADコマンド入力装置では、そのコマンドを文字列対応コマンド選択プログラム7からミキサー12に出力し、ミキサー12でキーボード10のキー操作入力に加えて上述したコマンドおよび数値データ入力型CADプログラム8に入力する。なお、ここでも文字列対応コマンド選択プログラム7は、コマンドの文字列そのものだけでなくあらかじめコマンドとの対応関係を登録した省略形等の文字列からも対応するコマンドを選択する機能を有していてもよい。
従って、アンプ3とA/D変換器4と音声判別プログラム5とが文字列変換手段に相当し、コマンドリスト記憶プログラム6がコマンド記憶手段に相当し、文字列対応コマンド選択プログラム7がコマンド選択手段に相当し、ミキサー12がコマンド入力手段に相当しており、この実施形態のCADコマンド入力装置によれば、先の実施形態と同様に、CADシステムのユーザーがマウス9やキーボード10を使用してディスプレイ装置11の画面上で作画している際に、マウス9でカーソルをコマンドのアイコン上に移動させたりキーボード10からコマンドを打ち込んだりしなくても、音声でコマンドを入力して作業内容を変更することができるので、作画作業を継続しつつコマンドを入力し得て作画効率を高めることができる。
しかも、この実施形態のCADコマンド入力装置によれば、システムボックス13内に搭載された通常のマイクロコンピュータを用いるので、パーソナルコンピューター2はその処理能力を主にコマンドおよび数値データ入力型CADプログラム8の実行に用いることができ、これによりコマンドおよび数値データ入力型CADプログラム8の実行速度を確保することができる。なお、この実施形態のCADコマンド入力装置も、例えばパーソナルコンピューター2がディスプレイ装置11に表示するデスクトップ画面上のアイコンを操作することで任意のタイミングでオン・オフすることができる。
以上、図示例に基づき説明したが、この発明は上述の例に限定されるものでなく特許請求の範囲の記載範囲内で適宜変更し得るものであり、例えば上記各実施形態のCADコマンド入力装置は何れも、音声判別プログラム5をパーソナルコンピューター2またはマイクロコンピュータ内にインストールして実行しているが、これに代えてインターネット上あるいはウェブ上にある音声判別プログラムを利用するようにしてもよい。
また、上記各実施形態のCADコマンド入力装置は何れも、外付けのマイク1を用いているが、これに代えてパーソナルコンピューター2やキーボード10やシステムボックス13内にビルトインされたマイクを用いるようにしてもよい。
さらに、上記各実施形態のCADコマンド入力装置は何れも、CADプログラムをパーソナルコンピューター2にインストールしてCADシステムを構成しているが、これに代えてCADプログラムをサーバーにインストールしてCADシステムを構成するようにしてもよく、また、第2および第3の実施形態におけるマイクロコンピュータをキーボード10やシステムボックス13内に搭載する代りにマウス9内に搭載してもよい。
また、上記各実施形態のCADコマンド入力装置は何れも、マウスでの作画動作を妨げずにオン・オフするために、例えばキーボードの特定のファンクションキーやマウスのスクロールボタン等を操作することでオン・オフしてもよく、あるいはノイズ等によるコマンドの誤入力を防止するために、例えばマイク1から文字列対応コマンド選択プログラム7までは常時作動させておいて、例えば「音声開始」、「音声停止」等の特定の言葉を音声入力することで例えば文字列対応コマンド選択プログラム7により、コマンドおよび数値データ入力型CADプログラム8へのコマンド入力をオン・オフするとともに、CAD画面上にコマンド入力のオン・オフの現在の状態を表示するようにしてもよい。
かくしてこの発明のCADコマンド入力装置によれば、CADシステムのユーザーがマウスやタッチペン等を使用してそのCADシステムの画面上で作画している際に、マウスやタッチペン等でカーソルをコマンドのアイコン上に移動させなくても、音声でコマンドを入力して作業内容を変更することができるので、作画作業を継続しつつコマンドを入力し得て作画効率を高めることができる。
1 マイク
2 パーソナルコンピューター
3 アンプ
4 A/D変換器
5 音声判別プログラム
6 コマンドリスト記憶プログラム
7 文字列対応コマンド選択プログラム
8 コマンドおよび数値データ入力型CADプログラム
9 マウス
10 キーボード
11 ディスプレイ装置
12 ミキサー
13 システムボックス
2 パーソナルコンピューター
3 アンプ
4 A/D変換器
5 音声判別プログラム
6 コマンドリスト記憶プログラム
7 文字列対応コマンド選択プログラム
8 コマンドおよび数値データ入力型CADプログラム
9 マウス
10 キーボード
11 ディスプレイ装置
12 ミキサー
13 システムボックス
Claims (4)
- CADシステムにコマンドを入力する装置において、
コマンドを示す音声を入力してコマンド音声信号に変換するマイクと、
前記マイクが音声から変換したコマンド音声信号を文字列に変換する文字列変換手段と、
複数種類のコマンドを記憶しているコマンド記憶手段と、
前記文字列変換手段がコマンド音声信号から変換した文字列を、前記コマンド記憶手段が記憶している複数種類のコマンドと対比して、その文字列に対応するコマンドを選択するコマンド選択手段と、
前記コマンド選択手段が選択したコマンドを前記CADシステムに入力するコマンド入力手段と、
を具えることを特徴とするCADコマンド入力装置。 - 前記マイクと、前記文字列変換手段と、前記コマンド記憶手段と、前記コマンド選択手段と、前記コマンド入力手段と、のうちの少なくとも一つを、前記CADシステムを構成するコンピューターが具えていることを特徴とする、請求項1記載のCADコマンド入力装置。
- 前記マイクと、前記文字列変換手段と、前記コマンド記憶手段と、前記コマンド選択手段と、前記コマンド入力手段と、のうちの少なくとも一つを、前記CADシステムを構成するコンピューターに付属するキーボードが具えていることを特徴とする、請求項1記載のCADコマンド入力装置。
- 前記マイクと、前記文字列変換手段と、前記コマンド記憶手段と、前記コマンド選択手段と、前記コマンド入力手段と、のうちの少なくとも一つを、前記CADシステムを構成するコンピューターに接続された外部装置が具えていることを特徴とする、請求項1記載のCADコマンド入力装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016183027A JP2018049350A (ja) | 2016-09-20 | 2016-09-20 | Cadコマンド入力装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016183027A JP2018049350A (ja) | 2016-09-20 | 2016-09-20 | Cadコマンド入力装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018049350A true JP2018049350A (ja) | 2018-03-29 |
Family
ID=61767710
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016183027A Pending JP2018049350A (ja) | 2016-09-20 | 2016-09-20 | Cadコマンド入力装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2018049350A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021033839A (ja) * | 2019-08-28 | 2021-03-01 | 株式会社トーアエンジニアリング | Cad制御支援システム |
-
2016
- 2016-09-20 JP JP2016183027A patent/JP2018049350A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021033839A (ja) * | 2019-08-28 | 2021-03-01 | 株式会社トーアエンジニアリング | Cad制御支援システム |
JP7237356B2 (ja) | 2019-08-28 | 2023-03-13 | 株式会社トーアエンジニアリング | Cad制御支援システム |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
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A977 | Report on retrieval |
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A02 | Decision of refusal |
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