JP2018046482A - 画像読取装置、画像読取方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】原稿の読取位置とは異なる位置に配置された白基準板によるシェーディング補正に起因する画像不良を抑制する画像読取装置を提供する。【解決手段】画像読取装置120は、読取位置を通過する原稿から画像を読み取る読取ユニット106と、搬送経路を挟んで読取位置よりも読取ユニットから遠い位置に配置される白基準板と、制御系統とを備える。制御系統は、読取ユニット106による白基準板の読取結果及び読取位置に配置される均一な濃度の基準部材の読取結果の相関を表す相関データを予め格納するバックアップ用メモリ402と、原稿を読み取る前に、読取ユニット106により白基準板を読み取らせた読取結果と相関データとに応じてシェーディング係数を生成するCPU401と、原稿の読取結果をシェーディング係数に応じて補正するシェーディング補正部404と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、原稿に形成された画像(以下、「原稿画像」という。)を読み取る画像読取装置に関する。
複写機やマルチファンクションプリンタは、原稿から画像を読み取るための画像読取装置を備える。原稿画像の読み取りのスループットを速くするため、また、搬送による原稿のダメージ低減や破損防止のために、原稿の表裏両面を一度に読み取る画像読取装置が提案されている。特許文献1の画像読取装置は、原稿の一方の面を読み取る第1読取部と他方の面を読み取る第2読取部とを備え、原稿の表裏両面を一度に読み取ることができる。第1読取部と第2読取部とは流し読みガラスを挟んで対向する位置に配置される。流し読みガラスを挟んで第2読取部に対向し、且つ第1読取部の光路を阻害しない位置に、第2読取部のシェーディング補正を行うための白基準板が設けられる。そのために白基準板は、第2読取部の原稿の読取位置よりも遠い位置に配置されることになる。このような構成の画像読取装置は、白基準板と原稿との接触を防止し、コンパクトで白基準板が汚れにくい構成を実現する。
特開2002−335380号公報
画像読取装置の読取部は、光源から光を白基準板に照射して、その反射光を受光部で受光し、受光した結果に応じてシェーディング補正を行う。光源から白基準板までの距離が原稿の読取位置よりも遠くなることで、照射する光が原稿を読み取るときよりも分散する。これにより白基準板は、読取部の主走査方向の中央部より両端部の方が照射される光量が小さくなり、反射光の光量も少なくなる。そのために、原稿の読取位置よりも遠い位置に配置された白基準板を用いてシェーディング係数を算出する場合、主走査方向の両端部の輝度が中央部の輝度よりも低いために、両端部のシェーディング係数が中央部のシェーディング係数よりも高くなる。このようなシェーディング係数でシェーディング補正を行う場合、主走査方向の両端部の輝度が中央部よりも高くなる。
また、照射する光の拡散具合が異なるために、主走査方向の中央付近では、白基準板と原稿の読取位置とで、主走査方向の輝度分布が同じにならない。そのために、白基準板に基づいて生成したシェーディング係数を用いてシェーディング補正を行った原稿画像に、画像ムラ等の読み取り画像不良が発生することがある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、原稿の読取位置とは異なる位置に配置された白基準板によるシェーディング補正に起因する画像不良を抑制する画像読取装置を提供することを目的とする。
本発明の画像読取装置は、原稿が載置される原稿トレイと、前記原稿を1枚ずつ前記原稿トレイから排紙トレイまで搬送経路を搬送する搬送手段と、前記搬送経路の所定の位置を読取位置として、前記読取位置を通過する前記原稿から画像を読み取る読取手段と、前記搬送経路を挟んで、前記読取位置よりも前記読取手段から遠い位置に配置される白基準板と、前記読取手段による、前記白基準板の第1の読取結果及び前記読取位置に配置される均一な濃度の基準部材の第2の読取結果に応じたデータを予め格納する格納手段と、前記原稿を読取位置に通過させる前に、前記読取手段により前記白基準板を読み取らせた第3の読取結果と前記格納手段に格納される前記データとに応じてシェーディング係数を生成する生成手段と、前記読取手段による前記原稿の読取結果を前記シェーディング係数に応じて補正する制御手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、原稿の読取位置とは異なる位置に配置された白基準板によるシェーディング補正に起因する画像不良を抑制することができる。
画像読取装置の構成図。 制御系統の構成図。 (a)、(b)は読取状態の説明図。 (a)、(b)は照明輝度分布データの説明図。 相関データの格納方法を表すフローチャート。 相関データの説明図。 原稿画像の読取処理を表すフローチャート。 (a)〜(d)は原稿画像の読取処理においてCPUが処理するデータの説明図。 照明輝度分布データの格納方法を表すフローチャート。 原稿画像の読取処理を表すフローチャート。 相関データの格納方法を表すフローチャート。 原稿画像の読取処理を表すフローチャート。 照明輝度分布データの格納方法を表すフローチャート。 原稿画像の読取処理を表すフローチャート。 相関データの格納方法を表すフローチャート。 原稿画像の読取処理を表すフローチャート。 (a)〜(c)は第1〜第3相関データの説明図。
以下、実施の形態を図面を参照しつつ詳細に説明する。
[第1実施形態]
(全体構成)
図1は、自動原稿搬送機構を搭載した画像読取装置の構成図である。画像読取装置120は、読み取り前の原稿102が載置される原稿トレイ101、読み取り後の原稿102が排出される排紙トレイ108、及び原稿102から原稿画像を読み取る読取ユニット106を備える。原稿102は、原稿トレイ101から読取ユニット106による読取位置107を介して排紙トレイ108まで搬送経路を搬送される。画像読取装置120は、読取位置107に搬送された原稿102の原稿画像を読取ユニット106により読み取る。
搬送経路には、原稿ピックアップローラ121、原稿分離ローラ122、原稿搬送ローラ123、及び原稿オフセットローラ124が設けられる。原稿ピックアップローラ121は、原稿トレイ101に積載された原稿102を画像読取装置120内に取り込む。原稿分離ローラ122は、原稿ピックアップローラ121により取り込まれた原稿102を1枚ずつ分離して、搬送経路を搬送させる。原稿搬送ローラ123は、原稿分離ローラ122により搬送された原稿102を読取位置107まで搬送する。原稿オフセットローラ124は、原稿102を読取位置107から搬送して、排紙トレイ108へ排出する。原稿搬送ローラ123の搬送方向上流側には原稿センサ12が設けられる。原稿センサ12は、搬送される原稿102を検知する。
読取ユニット106による読取位置107は、搬送経路途中の所定の位置に、原稿読取ガラス119と原稿台ガラス126との間に設けられる。原稿102は、原稿読取ガラス119と原稿台ガラス126との間を搬送される。原稿台ガラス126を挟んで読取位置107に対向する位置に、シェーディング補正に用いるシェーディング係数を算出するための白基準板125が設けられる。
読取ユニット106は、本実施形態ではCIS(Contact Image Sensor)により構成される。読取ユニット106は、読取位置107に搬送された原稿102に対して不図示の光源から出射される光を照射する導光体202、ラインセンサ203、及びラインセンサ203に原稿102による反射光を集光させるレンズ204を備える。光源は、LED(Light Emitting Diode )等の発光素子が、原稿102の搬送方向に直交する方向に複数直線状に列べられて構成される発光部である。ラインセンサ203は、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサ等の受光素子が、光源と同様に、原稿102の搬送方向に直交する方向に複数直線状に列べられて構成される受光部である。読取ユニット106は、ラインセンサ203で受光した原稿102の反射光を光電変換し、受光した反射光量に応じたアナログの電気信号であるアナログ画像信号を出力する。このアナログ画像信号は、原稿画像の濃度に応じて値が変化する。発光素子及び受光素子が直線状に列べられる方向(原稿102の搬送方向に直交する方向)が、読取ユニット106が原稿102から原稿画像を読み取る際の主走査方向になる。
(制御系統)
図2は、画像読取装置120の動作を制御するための制御系統の構成図である。制御系統は、画像読取装置120に内蔵される。制御系統は、CPU(Central Processing Unit)401により画像読取装置120の動作制御を実行する。CPU401には、読取ユニット106、駆動部151、バックアップ用メモリ402、RAM(Random Access Memory)405、及びシェーディング補正部404が接続される。駆動部151には原稿搬送モータ105が接続される。制御系統は、この他にA/D変換部403を備える。
CPU401は、駆動部151により原稿搬送モータ105の駆動制御を行う。原稿搬送モータ105は、搬送経路に設けられる原稿ピックアップローラ121、原稿分離ローラ122、原稿搬送ローラ123、及び原稿オフセットローラ124を回転駆動する。CPU401は、駆動部151により各ローラの動作を制御することで、搬送経路に原稿102を搬送させる。
CPU401は、読取ユニット106の光源201の発光制御を行い、ラインセンサ203にアナログ画像信号を出力させる。ラインセンサ203は、アナログ画像信号をA/D変換部403に入力する。A/D変換部403は、ラインセンサ203から入力されたアナログ画像信号をデジタル画像信号に変換する。A/D変換部403は、デジタル画像信号をシェーディング補正部404に入力する。シェーディング補正部404は、光源201の光量の不均一性の影響やラインセンサ203の受光素子の感度のバラツキの影響を抑制するシェーディング補正を行う。
バックアップ用メモリ402は、不揮発性メモリであり、シェーディング補正の際に必要な各種データを記憶する。バックアップ用メモリ402は、CPU401によりデータの書き込み/読み出しが行われる。CPU401は、バックアップ用メモリ402とシェーディング補正部404との間のデータの送受信を行うことになる。RAM405は、CPU401が処理を行う際の一時記憶領域を提供する。本実施形態では、RAM405は、シェーディング補正の際のデータの一時記憶に用いられる。
(シェーディング補正)
シェーディング補正部404によるシェーディング補正について説明する。ラインセンサ203から出力されるアナログ画像信号は、主走査方向の画素毎の輝度値を含む。A/D変換部403でアナログ画像信号から変換されたデジタル画像信号は、主走査方向の画素毎の輝度値のデジタル値を含む。シェーディング補正部404は、主走査方向の画素毎の輝度値のデジタル値を原稿読取値として、シェーディング補正を行い、シェーディング補正出力値を導出する。シェーディング補正部404は、例えば以下の式によりシェーディング補正出力値を算出する。
シェーディング補正出力値(n)=原稿読取値(n)/シェーディング係数(n)×読取目標値 …(式1)
n:主走査方向の画素の位置
シェーディング係数:シェーディング補正を行うための係数
読取目標値:白基準板125を読み取ったときの読取値の目標値
シェーディング係数は、後述する相関データに基づいてCPU401により生成される。相関データ及び読取目標値は、バックアップ用メモリ402に保存される。シェーディング補正部404は、CPU401からシェーディング係数を取得し、CPU401を介してバックアップ用メモリ402から読取目標値を取得する。なお、シェーディング補正部404は、シェーディング係数を用いずに、原稿読取値(n)をそのままシェーディング補正出力値(n)として出力してもよい。即ち、シェーディング補正出力値(n)=原稿読取値(n)である。この処理は、「シェーディング補正オフ」という。
図3は、読取ユニット106による読取状態の説明図である。図3(a)は白基準板125を読み取る状態を示す。図3(b)は、読取位置107に、主走査方向に均一な濃度を持つ基準部材500を置き、この基準部材500を読み取る状態を示す。基準部材500は、作業者の手により読取位置107に置かれる。基準部材500は、主走査方向の濃度が一定であれば、色や明るさに限定はない。本実施形態では、白色の基準部材500を用いる場合について説明する。
バックアップ用メモリ402には、白基準板125を読み取った結果得られる主走査方向の照明輝度分布データと、基準部材500を読み取った結果得られる主走査方向の照明輝度分布データとの相関を表す相関データが保存される。図4は、照明輝度分布データの説明図である。図4(a)は、点光源により光を照射して読み取った結果得られる照明輝度分布データを表す。図4(b)は、線光源により光を照射して読み取った結果得られる照明輝度分布データを表す。点線は白基準板125の読取結果を表し、実線は基準部材500の読取結果を表す。
白基準板125の読取結果は、以下のような特徴を有する。白基準板125は、図3(a)に示すように、読取位置107よりも原稿台ガラス126の厚さ分、読取ユニット106から遠い位置に配置される。そのために白基準板125に照射される光の絶対輝度が読取位置107よりも低くなる。また、読取ユニット106から白基準板125までの光路長が、読取ユニット106から読取位置107までの光路長よりも長くなる。そのために、読取ユニット106から照射される光が主走査方向に拡散されて、白基準板125を読み取って得られた照明輝度分布データが主走査方向にブロードなデータとなる(図4(b))。線光源は、点光源がアレイ状に構成されたものである。そのために図4(b)の線光源による照明輝度分布データは、図4(a)の点光源による照明輝度分布データを連続させたものとなる。よって線光源を用いて読み取った白基準板125の照明輝度分布データは、主走査方向の中央部に対して、端部のデータが低い値となる(図4(b)の点線)。
基準部材500の読取結果は、以下のような特徴を有する。基準部材500は、図3(b)に示すように、読取位置107に位置する。そのために基準部材500に照射される光の絶対輝度は白基準板125に照射される光よりも高くなる。また、読取ユニット106から基準部材500までの光路長が、読取ユニット106から白基準板125までの光路長よりも短くなる。そのために、読取ユニット106から照射される光の主走査方向への拡散量が白基準板125の場合よりも小さく、基準部材500を読み取って得られた照明輝度分布データが主走査方向にピークを持つデータとなる(図4(b))。さらに、基準部材500を線光源で読み取った結果の照明輝度分布データは(図4(b)の実線)、主走査方向の中央部及び端部のデータがほぼフラットになる。
(相関データ格納処理)
図5は、バックアップ用メモリ402への照明輝度分布データの相関データの格納方法を表すフローチャートである。
CPU401は、図3(a)に示すように読取ユニット106が原稿台ガラス126に当接した状態で読取設定を行う(S1401)。CPU401は、図示しない操作部から入力される読取開始信号に応じて読取設定を行う。CPU401は、読取設定により、例えば光源201を点灯させ、ラインセンサ203による読取制御を行い、シェーディング補正をオフに設定する。
CPU401は、読取ユニット106による白基準板125の読取結果を表すデータをサンプリングする(S1402)。CPU401は、サンプリングした白基準板125の読取結果であるデータX(n)をRAM405に格納する。ここで、nは主走査方向の位置(画素)を表す。データX(n)は、例えば図4(b)の点線で表す照明輝度分布データである。
白基準板125のデータのサンプリング後に、作業者は、図3(b)に示すように、読取位置107に基準部材500を配置する。基準部材500の配置後に作業者は、操作部により読取開始信号をCPU401に入力する。これによりCPU401は、読取ユニット106による基準部材500の読取結果を表すデータをサンプリングする(S1403)。CPU401は、サンプリングした基準部材500の読取結果であるデータY(n)をRAM405に格納する。データY(n)は、例えば図4(b)の実線で表す照明輝度分布データである。
CPU401は、白基準板125の読取結果であるデータX(n)及び基準部材500の読取結果であるデータY(n)により、相関データを導出する(S1404)。ここでは、CPU401は、RAM405からデータX(n)及びデータY(n)読み出す。CPU401は、読み出したデータY(n)をデータX(n)で除算することで、相関データZ(n)を算出する(Z(n)=Y(n)/X(n))。なお、CPU401は、データX(n)及びデータY(n)と、相関データZ(n)との関係を表すテーブルを予め所持し、このテーブルを参照することで相関データZ(n)を導出してもよい。CPU401は、導出した相関データZ(n)をバックアップ用メモリ402に格納して、この処理を終了する(S1405)。
バックアップ用メモリ402への相関データの格納は、画像読取装置120の工場出荷時や読取ユニット106の交換時、バックアップ用メモリ402が搭載された制御基板の故障、交換時等のタイミングで行われる。
図6は、相関データZ(n)の説明図である。図6は、主走査方向の各位置(画素)の相関データZ(n)の波形形状を表す。図4(b)に示すようにデータX(n)は、主走査方向の端部でデータY(n)よりも大きく値が低下する。そのために相関データZ(n)は、主走査方向の端部で大きくなる。また、相関データZ(n)は、主走査方向の中央部でほぼフラットであるが、値にムラがある。本実施形態では、基準部材500を白色部材として説明しているが、ハーフトーン等の中間調であっても、相関データZ(n)の波形形状は同様である。
(読取処理)
図7は、このような相関データZ(n)をバックアップ用メモリ402に格納した画像読取装置120による原稿画像の読取処理を表すフローチャートである。原稿画像の読取処理の際には、基準部材500は、読取位置107から取り除かれている。
CPU401は、操作部から入力される読取開始信号に応じて、読取設定を行う(S1501)。CPU401は、読取設定により、例えば光源201を点灯させ、ラインセンサ203による読取制御を行い、シェーディング補正をオンに設定する。
CPU401は、読取ユニット106による白基準板125の読取結果を表すデータをサンプリングする(S1502)。CPU401は、サンプリングした白基準板125の読取結果であるデータP(n)をRAM405に格納する。このときシェーディング補正部404は、シェーディング補正がオンに設定されているが、シェーディング係数が設定されていないために、白基準板125の読取結果を表すデータをそのままCPU401に入力する。
CPU401は、読取位置107におけるデータ演算を行う(S1503)。CPU401は、例えばRAM405に格納したデータP(n)と、バックアップ用メモリ402に予め格納される相関データZ(n)とを乗算して演算結果Q(n)を算出する(Q(n)=Z(n)*P(n))。CPU401は、算出した演算結果Q(n)をRAM405に格納する。
CPU401は、シェーディング係数を算出する(S1504)。CPU401は、演算結果Q(n)に基づいてシェーディング係数R(n)を算出し、RAM405に格納する。CPU401は、シェーディング係数R(n)をシェーディング補正部404に設定する(S1505)。シェーディング係数R(n)は、演算結果Q(n)の逆数で表される。
CPU401は、シェーディング係数R(n)の設定後に、原稿画像の読取処理を行う(S1506)。CPU401は、光源201を点灯させ、ラインセンサ203の読取処理を行い、原稿搬送モータ105を駆動させて、原稿102を、読取位置107を通過するように搬送する。これにより原稿102の原稿画像が読取ユニット106により読み取られる。ラインセンサ203は、読み取った原稿画像のアナログ画像信号をA/D変換部403に入力する。A/D変換部403はアナログ画像信号をデジタル画像信号に変換してシェーディング補正部404に入力する。シェーディング補正部404は、デジタル画像信号に含まれる主走査方向の画素毎の輝度値のデジタル値を原稿読取値として、S1505の処理で設定されたシェーディング係数R(n)を用いてシェーディング補正を行う。これによりシェーディング補正部404は、シェーディング補正出力値を導出する。シェーディング補正部404は、例えば上記の(式1)によりシェーディング補正出力値を算出する。
図8は、図7の原稿画像の読取処理においてCPU401が処理するデータの説明図である。図8は、CPU401が処理するデータの主走査方向の輝度分布を表す。
図8(a)は、CPU401がS1502の処理で取得する白基準板125の読取結果であるデータP(n)の輝度分布を表す。データP(n)は、シェーディング補正が行われないために、照明輝度分布そのものをサンプリングしたものとなっている。
図8(b)は、S1503の処理による演算結果Q(n)の輝度分布を表す。演算結果Q(n)は、読取位置107において基準部材500を読み取ったことに相当するデータである。演算結果Q(n)=Z(n)*P(n)であるために、データP(n)と比較すると、演算結果Q(n)は、主走査方向の端部が大きくなるように補正され、中央部がムラを持つ輝度分布となる。
図8(c)は、S1504の処理で算出されるシェーディング係数R(n)の波形形状を表す。シェーディング係数R(n)は、演算結果Q(n)の主走査方向の輝度分布をフラットに補正するための係数であるために、演算結果Q(n)の逆数となる。
図8(d)は、S1506の処理で読み取った原稿画像にシェーディング補正を行って算出されるシェーディング補正出力値の輝度分布を表す。画像読取装置120は、原稿102の画像の読み取った結果に対してシェーディング係数R(n)を主走査方向の画素毎に乗算することで、主走査方向にフラットな画像が読み取ることができる。このように、白基準板125の読取結果に起因するシェーディング補正による画像不良の発生を抑制することができる。
[第2実施形態]
第1実施形態では相関データZ(n)を予め導出しておく構成を説明したが、画像読取装置120は、相関データZ(n)を画像読取の際に算出するようにしてもよい。第2実施形態の画像読取装置120の構成は第1実施形態と同様であるために説明を省略する。
(照明輝度分布データ格納処理)
図9は、バックアップ用メモリ402への照明輝度分布データの格納方法を表すフローチャートである。図5のS1401、S1402の処理と同様に、CPU401は、読取設定を行い、白基準板125の読取結果を表すデータをサンプリングする(S1701、S1702)。CPU401は、サンプリングした白基準板125の読取結果であるデータX’(n)をRAM405に格納する。ここで、nは主走査方向の位置(画素)を表す。データX’(n)は、例えば図4(b)の点線で表す照明輝度分布データである。CPU401は、RAM405に格納したデータX’(n)をバックアップ用メモリ402にバックアップする(S1703)。
白基準板125のデータのサンプリング後に、作業者は、図3(b)に示すように、読取位置107に基準部材500を配置する。基準部材500の配置後に作業者は、操作部により読取開始信号をCPU401に入力する。これによりCPU401は、読取ユニット106による基準部材500の読取結果を表すデータをサンプリングする(S1704)。CPU401は、サンプリングした基準部材500の読取結果であるデータY’(n)をRAM405に格納する。データY’(n)は、例えば図4(b)の実線で表す照明輝度分布データである。CPU401は、RAM405に格納したデータY’(n)をバックアップ用メモリ402にバックアップする(S1705)。
以上により、バックアップ用メモリ402への照明輝度分布データの格納が終了する。バックアップ用メモリ402へのデータX’(n)、Y’(n)のバックアップは、画像読取装置120の工場出荷時や読取ユニット106の交換時、バックアップ用メモリ402が搭載された制御基板の故障、交換時等のタイミングで行われる。
(読取処理)
図10は、照明輝度分布データをバックアップ用メモリ402に格納した画像読取装置120による原稿画像の読取処理を表すフローチャートである。原稿画像の読取処理の際には、基準部材500は、読取位置107から取り除かれている。図7のS1501、S1502の処理と同様に、CPU401は、読取設定を行い、読取ユニット106による白基準板125の読取結果を表すデータをサンプリングする(S1801、S1802)。CPU401は、サンプリングした白基準板125の読取結果であるデータP’(n)をRAM405に格納する。
CPU401は、相関データを導出する(S1803)。CPU401は、予めバックアップ用メモリ402に格納されたデータX’(n)及びデータY’(n)を読み出す。CPU401は、読み出したデータY’(n)をデータX’(n)で除算することで、相関データZ’(n)を算出する(Z’(n)=Y’(n)/X’(n))。なお、CPU401は、データ’X(n)及びデータY’(n)と、相関データZ’(n)との関係を表すテーブルを予め所持し、このテーブルを参照することで相関データZ’(n)を導出してもよい。CPU401は、導出した相関データZ’(n)をRAM405に格納する。
CPU401は、読取位置107におけるデータ演算を行う(S1804)。CPU401は、例えばRAM405に格納したデータP’(n)と、S1803の処理で導出した相関データZ’(n)とを乗算して演算結果Q’(n)を算出する(Q’(n)=Z’(n)*P’(n))。CPU401は、算出した演算結果Q’(n)をRAM405に格納する。
CPU401は、シェーディング係数を算出する(S1805)。CPU401は、演算結果Q’(n)に基づいてシェーディング係数R’(n)を算出し、RAM405に格納する。CPU401は、シェーディング係数R’(n)をシェーディング補正部404に設定する(S1806)。シェーディング係数R’(n)は、演算結果Q’(n)の逆数で表される。
CPU401は、シェーディング係数R’(n)の設定後に、原稿画像の読取処理を行う(S1807)。CPU401は、光源201を点灯させ、ラインセンサ203の読取処理を行い、原稿搬送モータ105を駆動させて、原稿102を、読取位置107を通過するように搬送する。これにより原稿102の原稿画像が読取ユニット106により読み取られる。ラインセンサ203は、読み取った原稿画像のアナログ画像信号をA/D変換部403に入力する。A/D変換部403はアナログ画像信号をデジタル画像信号に変換してシェーディング補正部404に入力する。シェーディング補正部404は、デジタル画像信号に含まれる主走査方向の画素毎の輝度値のデジタル値を原稿読取値として、S1806の処理で設定されたシェーディング係数R’(n)を用いてシェーディング補正を行う。これによりシェーディング補正部404は、シェーディング補正出力値を導出する。シェーディング補正部404は、例えば上記の(式1)によりシェーディング補正出力値を算出する。
以上のような処理によりシェーディング補正を行うことで、第1実施形態と同様に、画像読取装置120は、主走査方向にフラットに補正された画像を読み取ることができる。このように画像読取装置120は、白基準板125の読取結果に起因するシェーディング補正による画像不良の発生を抑制することができる。
[第3実施形態]
第3実施形態では、画像読取装置120は、相関データをより最適な値に設定する。第3実施形態の画像読取装置120の構成は第1実施形態と同様であるために説明を省略する。
(相関データ格納処理)
図11は、バックアップ用メモリ402への相関データの格納方法を表すフローチャートである。図5のS1401、S1402、S1403の処理と同様に、CPU401は、読取設定を行い、白基準板125の読取結果及び基準部材500の読取結果を表すデータをサンプリングする(S1901、S1902、S1903)。CPU401は、サンプリングした白基準板125の読取結果であるデータX''(n)及び基準部材500の読取結果であるデータY''(n)をRAM405に格納する。ここで、nは主走査方向の位置(画素)を表す。データX''(n)は、例えば図4(b)の点線で表す照明輝度分布データである。データY''(n)は、例えば図4(b)の実線で表す照明輝度分布データである。
CPU401は、白基準板125の読取結果であるデータX''(n)及び基準部材500の読取結果であるデータY''(n)により、第1相関データを導出する(S1904)。ここでは、CPU401は、RAM405からデータX''(n)及びデータY''(n)読み出す。CPU401は、読み出したデータY''(n)をデータX''(n)で除算することで、第1相関データC(n)を算出する(C(n)=Y''(n)/X''(n))。なお、CPU401は、データX''(n)及びデータY''(n)と、第1相関データC(n)との関係を表すテーブルを予め所持し、このテーブルを参照することで第1相関データC(n)を導出してもよい。CPU401は、導出した第1相関データC(n)をRAM405に格納する。
CPU401は、第1相関データC(n)に基づいて第2相関データを算出する(S1905)。CPU401は、RAM405から各画素の第1相関データC(n)を読み出し、以下の演算を行うことで第2相関データD(n)を算出する。ここでは読取ユニット106で読み取る主走査方向の画素数を5184画素として説明する。kは注目画素である。
(i)kが1画素目〜10画素目の場合
D(1)=(C1*10+C1+C2+C3+C4+C5+C6+C7+C8+C9+C10)/20
D(2)=(C1*9+C1+C2+C3+C4+C5+C6+C7+C8+C9+C10+C11)/20
D(3)=(C1*8+C1+C2+C3+C4+C5+C6+C7+C8+C9+C10+C11+C12)/20
D(4)=(C1*7+C1+C2+C3+C4+C5+C6+C7+C8+C9+C10+C11+C12+C13)/20
・・・
D(10)=(C1*1+C1+C2+C3+C4+C5+C6+C7+C8+C9+C10+C11+C12+C13+ … +C19)/20
(ii)kが11画素目〜5173画素目の場合
(iii)kが5174画素目〜5184画素目の場合
D(5174)=(C5184*1+C5183+C5182+C5181+C5180+C5179+C5178+C5177+C5176+C5175+C5174+C5173+C5172+C5171+C5170+C5169+C5168+C5167+C5166+C5165)/20
D(5175)=(C5184*2+C5183+C5182+C5181+C5180+C5179+C5178+C5177+C5176+C5175+C5174+C5173+C5172+C5171+C5170+C5169+C5168+C5167+C5166)/20
・・・
D(5183)=(C5184*9+C5183+C5182+C5181+C5180+C5179+C5178+C5177+C5176+C5175+C5174+C5183)/20
D(5184)=(C5184*10+C5183+C5182+C5181+C5180+C5179+C5178+C5177+C5176+C5175+C5174)/20
CPU401は、算出した第2相関データD(n)をRAM405に格納する。なお、ここでは20画素の移動平均値により第2相関データD(n)を算出する例を示したが、平均する画素数は、所定画素数に適宜設定してよい。CPU401は、RAM405に格納した第2相関データD(n)をバックアップ用メモリ402にバックアップする(S1906)。
以上により、バックアップ用メモリ402への第2相関データD(n)の格納が終了する。バックアップ用メモリ402へのデータX’(n)、Y’(n)のバックアップは、画像読取装置120の工場出荷時や読取ユニット106の交換時、バックアップ用メモリ402が搭載された制御基板の故障、交換時等のタイミングで行われる。
(読取処理)
図12は、このような第2相関データD(n)をバックアップ用メモリ402に格納した画像読取装置120による原稿画像の読取処理を表すフローチャートである。原稿画像の読取処理の際には、基準部材500は、読取位置107から取り除かれている。
CPU401は、図7のS1501、S1502の処理と同様に、読取設定を行い、読取ユニット106による白基準板125の読取結果を表すデータをサンプリングする(S2001、S2002)。CPU401は、サンプリングした白基準板125の読取結果であるデータP''(n)をRAM405に格納する。
CPU401は、読取位置107におけるデータ演算を行う(S2003)。CPU401は、例えばRAM405に格納したデータP''(n)と、バックアップ用メモリ402に予め格納される第2相関データD(n)とを乗算して演算結果Q''(n)を算出する(Q''(n)=D(n)*P''(n))。CPU401は、算出した演算結果Q''(n)をRAM405に格納する。
CPU401は、図7のS1504、S1505の処理と同様に、シェーディング係数を算出して、シェーディング補正部404に設定する(S2004、S2005)。CPU401は、演算結果Q''(n)に基づいてシェーディング係数R''(n)を算出し、RAM405に格納し、その後、シェーディング係数R''(n)をシェーディング補正部404に設定する。シェーディング係数R''(n)は、演算結果Q(n)の逆数で表される。
CPU401は、シェーディング係数R''(n)の設定後に、図7のS1506の処理と同様に、原稿画像の読取処理を行う(S2006)。シェーディング補正部404は、デジタル画像信号に含まれる主走査方向の画素毎の輝度値のデジタル値を原稿読取値として、S2005の処理で設定されたシェーディング係数R''(n)を用いてシェーディング補正を行いう。これによりシェーディング補正部404は、シェーディング補正出力値を導出する。シェーディング補正部404は、例えば上記の(式1)によりシェーディング補正出力値を算出する。
以上のような処理によりシェーディング補正を行うことで、第1実施形態と同様に、画像読取装置120は、主走査方向にフラットに補正された画像を読み取ることができる。このように画像読取装置120は、白基準板125の読取結果に起因するシェーディング補正による画像不良の発生を抑制することができる。
[第4実施形態]
第4実施形態では、画像読取装置120は、相関データをより最適な値に設定する。第4実施形態の画像読取装置120の構成は第1実施形態と同様であるために説明を省略する。
(照明輝度分布データ格納処理)
図13は、バックアップ用メモリ402への照明輝度分布データの格納方法を表すフローチャートである。第2実施形態の図9の処理と同様にして、CPU401は、白基準板125の読取結果であるデータX'''(n)及び基準部材500の読取結果であるデータY'''(n)をバックアップ用メモリ402にバックアップする(S2101〜S2105)。
以上により、バックアップ用メモリ402への照明輝度分布データの格納が終了する。バックアップ用メモリ402へのデータX'''(n)、Y'''(n)のバックアップは、画像読取装置120の工場出荷時や読取ユニット106の交換時、バックアップ用メモリ402が搭載された制御基板の故障、交換時等のタイミングで行われる。
(読取処理)
図14は、照明輝度分布データをバックアップ用メモリ402に格納した画像読取装置120による原稿画像の読取処理を表すフローチャートである。原稿画像の読取処理の際には、基準部材500は、読取位置107から取り除かれている。図10のS1801、S1802の処理と同様に、CPU401は、読取設定を行い、読取ユニット106による白基準板125の読取結果を表すデータをサンプリングする(S2201、S2202)。CPU401は、サンプリングした白基準板125の読取結果であるデータP'''(n)をRAM405に格納する。
CPU401は、第1相関データを導出する(S2203)。CPU401は、予めバックアップ用メモリ402に格納されたデータX'''(n)及びデータY'''(n)を読み出す。CPU401は、読み出したデータY'''(n)をデータX'''(n)で除算することで、第1相関データE(n)を算出する(E(n)=Y'''(n)/X'''(n))。なお、CPU401は、データ'''X(n)及びデータY'''(n)と、第1相関データE(n)との関係を表すテーブルを予め所持し、このテーブルを参照することで第1相関データE(n)を導出してもよい。CPU401は、導出した第1相関データE(n)をRAM405に格納する。
CPU401は、第1相関データE(n)に基づいて第2相関データを算出する(S2204)。CPU401は、RAM405から各画素の第1相関データE(n)を読み出し、以下の演算を行うことで第2相関データF(n)を算出する。ここでは読取ユニット106で読み取る主走査方向の画素数を5184画素として説明する。kは注目画素である。
(i)kが1画素目〜10画素目の場合
F(1)=(E1*10+E1+E2+E3+E4+E5+E6+E7+E8+E9+E10)/20
F(2)=(E1*9+E1+E2+E3+E4+E5+E6+E7+E8+E9+E10+E11)/20
F(3)=(E1*8+E1+E2+E3+E4+E5+E6+E7+E8+E9+E10+E11+E12)/20
F(4)=(E1*7+E1+E2+E3+E4+E5+E6+E7+E8+E9+E10+E11+E12+E13)/20
・・・
F(10)=(E1*1+E1+E2+E3+E4+E5+E6+E7+E8+E9+E10+E11+E12+E13+ … +E19)/20
(ii)kが11画素目〜5173画素目の場合
(iii)kが5174画素目〜5184画素目の場合
F(5174)=(E5184*1+E5183+E5182+E5181+E5180+E5179+E5178+E5177+E5176+E5175+E5174+E5173+E5172+E5171+E5170+E5169+E5168+E5167+E5166+E5165)/20
F(5175)=(E5184*2+E5183+E5182+E5181+E5180+E5179+E5178+E5177+E5176+E5175+E5174+E5173+E5172+E5171+E5170+E5169+E5168+E5167+E5166)/20
・・・
F(5183)=(E5184*9+E5183+E5182+E5181+E5180+E5179+E5178+E5177+E5176+E5175+E5174+E5183)/20
F(5184)=(E5184*10+E5183+E5182+E5181+E5180+E5179+E5178+E5177+E5176+E5175+E5174)/20
CPU401は、算出した第2相関データF(n)をRAM405に格納する。なお、ここでは20画素の移動平均値により第2相関データF(n)を算出する例を示したが、平均する画素数は、所定画素数に適宜設定してよい。また、第2相関データF(n)は、例えばデータY'''(n)の移動平均値をデータX'''(n)の移動平均値で除算することで算出してもよい。
CPU401は、読取位置107におけるデータ演算を行う(S2205)。CPU401は、例えばRAM405に格納したデータP'''(n)と、S2204の処理で導出した第2相関データF(n)とを乗算して演算結果Q'''(n)を算出する(Q'''(n)=F(n)*P'''(n))。CPU401は、算出した演算結果Q'''(n)をRAM405に格納する。
CPU401は、シェーディング係数を算出する(S2206)。CPU401は、演算結果Q'''(n)に基づいてシェーディング係数R'''(n)を算出し、RAM405に格納する。CPU401は、シェーディング係数R'''(n)をシェーディング補正部404に設定する(S2207)。シェーディング係数R'''(n)は、演算結果Q'''(n)の逆数で表される。
CPU401は、シェーディング係数R'''(n)の設定後に、図10のS1807の処理と同様にして原稿画像の読取処理を行う(S2208)。シェーディング補正部404は、デジタル画像信号に含まれる主走査方向の画素毎の輝度値のデジタル値を原稿読取値として、S2207の処理で設定されたシェーディング係数R'''(n)を用いてシェーディング補正を行う。これによりシェーディング補正部404は、シェーディング補正出力値を導出する。シェーディング補正部404は、例えば上記の(式1)によりシェーディング補正出力値を算出する。
以上のような処理によりシェーディング補正を行うことで、第1実施形態と同様に、画像読取装置120は、主走査方向にフラットに補正された画像を読み取ることができる。このように画像読取装置120は、白基準板125の読取結果に起因するシェーディング補正による画像不良の発生を抑制することができる。
[第5実施形態]
第5実施形態では、画像読取装置120は、相関データをより最適な値に設定する。第5実施形態の画像読取装置120の構成は第1実施形態と同様であるために説明を省略する。
(相関データ格納処理)
図15は、バックアップ用メモリ402への相関データの格納方法を表すフローチャートである。図5のS1401、S1402、S1403の処理と同様に、CPU401は、読取設定を行い、白基準板125の読取結果及び基準部材500の読取結果を表すデータをサンプリングする(S3001、S3002、S3003)。CPU401は、サンプリングした白基準板125の読取結果であるデータX''''(n)及び基準部材500の読取結果であるデータY''''(n)をRAM405に格納する。ここで、nは主走査方向の位置(画素)を表す。データX''''(n)は、例えば図4(b)の点線で表す照明輝度分布データである。データY''''(n)は、例えば図4(b)の実線で表す照明輝度分布データである。
CPU401は、白基準板125の読取結果であるデータX''''(n)及び基準部材500の読取結果であるデータY''''(n)から第1相関データG(n)を導出する(S3004)。ここでは、CPU401は、RAM405からデータX''''(n)及びデータY''''(n)読み出す。CPU401は、読み出したデータY''''(n)をデータX''''(n)で除算することで、第1相関データG(n)を算出する(G(n)=Y''''(n)/X''''(n))。なお、CPU401は、データX''''(n)及びデータY''''(n)と、第1相関データG(n)との関係を表すテーブルを予め所持し、このテーブルを参照することで第1相関データG(n)を導出してもよい。CPU401は、導出した第1相関データC(n)をRAM405に格納する。
CPU401は、第1相関データG(n)に基づいて第2相関データを算出する(S3005)。CPU401は、RAM405から第1相関データG(n)を読み出し、主走査方向の所定画素数のエリア毎に第1相関データG(n)を平均化して第2相関データH(m)を算出する。ここで、mは主走査方向の複数の画素によるエリアを表す。第1相関データG(n)及び第2相関データH(m)の詳細については後述する。CPU401は、算出した第2相関データH(m)をバックアップ用メモリ402へバックアップする(S3006)。
以上により、バックアップ用メモリ402への第2相関データH(m)の格納が終了する。バックアップ用メモリ402への第2相関データH(m)のバックアップは、画像読取装置120の工場出荷時や読取ユニット106の交換時、バックアップ用メモリ402が搭載された制御基板の故障、交換時等のタイミングで行われる。
(読取処理)
図16は、第2相関データH(m)をバックアップ用メモリ402に格納した画像読取装置120による原稿画像の読取処理を表すフローチャートである。原稿画像の読取処理の際には、基準部材500は、読取位置107から取り除かれている。図7のS1501、S1502の処理と同様に、CPU401は、読取設定を行い、読取ユニット106による白基準板125の読取結果を表すデータをサンプリングする(S3101、S3102)。CPU401は、サンプリングした白基準板125の読取結果であるデータP''''(n)をRAM405に格納する。
次いでCPU401は、第3相関データを導出する(S3103)。CPU401は、例えば、予めバックアップ用メモリ402に格納された第2相関データH(m)を線形補間することで、第3相関データJ(n)を生成する。第3相関データJ(n)の詳細については後述する。CPU401は、導出した第3相関データJ(n)をRAM405に格納する。
CPU401は、読取位置107におけるデータ演算を行う(S3104)。CPU401は、例えばRAM405に格納したデータP''''(n)と、S3103の処理で導出した第3相関データJ(n)とを乗算して演算結果Q''''(n)を算出する(Q''''(n)=J(n)*P''''(n))。CPU401は、算出した演算結果Q''''(n)をRAM405に格納する。演算結果Q''''(n)は、読取位置107において基準部材500を読み取った読取結果に相当する。
CPU401は、シェーディング係数を算出する(S3105)。CPU401は、演算結果Q''''(n)に基づいてシェーディング係数R''''(n)を算出し、RAM405に格納する。CPU401は、シェーディング係数R''''(n)をシェーディング補正部404に設定する(S3106)。シェーディング係数R''''(n)は、演算結果Q''''(n)の主走査方向の輝度分布をフラットに補正する係数であり、演算結果Q''''(n)の逆数で表される。
CPU401は、シェーディング係数R''''(n)の設定後に、原稿画像の読取処理を行う(S3107)。シェーディング補正部404は、デジタル画像信号に含まれる主走査方向の画素毎の輝度値のデジタル値を原稿読取値として、S3106の処理で設定されたシェーディング係数R''''(n)を用いてシェーディング補正を行う。これによりシェーディング補正部404は、シェーディング補正出力値を導出する。シェーディング補正部404は、例えば上記の(式1)によりシェーディング補正出力値を算出する。
以上のような処理によりシェーディング補正を行うことで、第1実施形態と同様に、画像読取装置120は、主走査方向にフラットに補正された画像を読み取ることができる。このように画像読取装置120は、白基準板125の読取結果に起因するシェーディング補正による画像不良の発生を抑制することができる。
図17は、第1〜第3相関データの説明図である。
図17(a)は、第1相関データG(n)の主走査方向の波形形状を表す。図4(b)に示すように、主走査方向の中央部から端部にかけてほぼフラットであるデータY''''(n)(実線)に対し、データX''''(n)(点線)は小さくなる。第1相関データG(n)は、データY''''(n)をデータX''''(n)で除算した値であるため、主走査方向の端部のデータが大きくなる。また、第1相関データG(n)は、主走査方向の中央部がほぼフラットでありながら、ムラをもつデータとなる。基準部材500が白部材以外のハーフトーン等の中間調の部材であっても、第1相関データG(n)の主走査方向の波形形状は同様の傾向である。
ここで、主走査方向の画素位置をn、画素位置nの最大値をN、エリアの位置をm、エリア位置mの最大値をM、1エリアあたりの画素数をSとする。例えば、主走査方向の画素数N=5184、1エリアあたりの画素数S=162とすると、エリアの最大数M=32(5184/162)となる。CPU401は、S3004の処理において導出した第1相関データG(n)をRAM405から読み出して、エリア毎に平均値を算出する。ここで算出するエリア毎の第1相関データG(n)の平均値が、第2相関データH(m)である。
H(m)= {G(S*m+0)+G(S*m+1)…+G(S*m+S-1)} / S
具体的なパラメータに基づいて算出すると、第2相関データH(m)は以下のようになる。
H(0)= {G(162*0+0)+G(162*0+1)…+G(162*0+161)} / 162
H(1)= {G(162*1+0)+G(162*1+1)…+G(162*1+161)} / 162
H(2)= {G(162*2+0)+G(162*2+1)…+G(162*2+161)} / 162
・・・
H(31)= {G(162*31+0)+G(162*31+1)…+G(162*31+161)} / 162
図17(b)は、第2相関データH(m)の主走査方向の波形形状を表す。第2相関データH(m)は、主走査方向の位置(画素)を分割したエリア毎に算出されるために、主走査方向の全ての位置(画素)に対して相関データをバックアップする他の実施形態の場合と比較して、データ量を大きく削減することができる。なお、ここでは1エリアあたりの画素数が162画素の例を示したが、1エリアあたりの画素数は適宜設定可能である。
図17(c)は、第3相関データJ(n)の主走査方向の波形形状を表す。上記の通り、第3相関データJ(n)は、第2相関データH(m)を線形補間することで導出される。第3相関データJ(n)は、例えば以下の式により算出される。
J(n)= H(n/S)+ n%S × { (H(n/S+1)−H(n/S)}/S
ただし、n/S =M の場合、J(n)= H(n/S)となる。
なお、A/B は Aを被除数、Bを除数としたときの商、A%BはAを被除数、Bを除数としたときの剰余を示す。
図17(b)の第2相関データH(m)のパラメータに基づいて算出すると、第3相関データJ(n)は以下のようになる。
J(0)= H(0)+ 0 × { (H(1)−H(0)}/162
J(1)= H(0)+ 1 × { (H(1)−H(0)}/162
・・・
J(5021)= H(30)+ 161× { (H(31)−H(30)}/162
J(5022)= H(31)
・・・
J(5183)= H(31)
このように導出された第3相関データJ(n)に基づくシェーディング係数R''''(n)によりシェーディング補正を行うことで得られるシェーディング補正出力値は、図8(d)に示すような輝度分布を示す。原稿102の読取結果に対してシェーディング係数R''''(n)が画素毎に乗算され、主走査方向にフラットな輝度分布が得られる。
以上のように、第1〜第5実施形態の画像読取装置120は、白基準板125の読取結果と基準部材500の読取結果との相関データに基づいてシェーディング補正を行う。これにより画像読取装置120は、白基準板125が読取位置107とは異なる位置に配置されたことによる照明輝度分布差に起因する画像ムラを補正することができる。そのために、画像読取装置120は、原稿の読取位置とは異なる位置に配置された白基準板125によるシェーディング補正に起因する画像不良を抑制することができる。

Claims (11)

  1. 原稿が載置される原稿トレイと、
    前記原稿を1枚ずつ前記原稿トレイから排紙トレイまで搬送経路を搬送する搬送手段と、
    前記搬送経路の所定の位置を読取位置として、前記読取位置を通過する前記原稿から画像を読み取る読取手段と、
    前記搬送経路を挟んで、前記読取位置よりも前記読取手段から遠い位置に配置される白基準板と、
    前記読取手段による、前記白基準板の第1の読取結果及び前記読取位置に配置される均一な濃度の基準部材の第2の読取結果に応じたデータを予め格納する格納手段と、
    前記原稿を読取位置に通過させる前に、前記読取手段により前記白基準板を読み取らせた第3の読取結果と前記格納手段に格納される前記データとに応じてシェーディング係数を生成する生成手段と、
    前記読取手段による前記原稿の読取結果を前記シェーディング係数に応じて補正する制御手段と、を備えることを特徴とする、
    画像読取装置。
  2. 前記格納手段は、前記第1の読取結果と前記第2の読取結果との相関を表す相関データを予め格納し、
    前記生成手段は、前記相関データと前記第3の読取結果とから前記シェーディング係数を生成することを特徴とする、
    請求項1記載の画像読取装置。
  3. 前記生成手段は、前記第2の読取結果を前記第1の読取結果で除算することで生成した前記相関データを前記格納手段に予め格納させておき、
    前記第3の読取結果と前記相関データとを乗算した結果に応じて前記シェーディング係数を生成することを特徴とする、
    請求項2記載の画像読取装置。
  4. 前記生成手段は、前記第2の読取結果を前記第1の読取結果で除算することで生成した第1相関データの主走査方向の所定画素数の移動平均値により第2相関データを生成して、生成した前記第2相関データを前記格納手段に予め格納させておき、
    前記第3の読取結果と前記第2相関データとを乗算した結果に応じて前記シェーディング係数を生成することを特徴とする、
    請求項2記載の画像読取装置。
  5. 前記格納手段は、前記第1の読取結果を表すデータ及び前記第2の読取結果を表すデータを予め格納し、
    前記制御手段は、前記格納手段から前記第1の読取結果を表すデータ及び前記第2の読取結果を表すデータを取得し、前記第1の読取結果を表すデータ及び前記第2の読取結果を表すデータから前記第1の読取結果と前記第2の読取結果との相関を表す相関データを生成して、生成した前記相関データと前記第3の読取結果とから前記シェーディング係数を生成することを特徴とする、
    請求項1記載の画像読取装置。
  6. 前記制御手段は、前記第2の読取結果を表すデータを前記第1の読取結果を表すデータで除算することで前記相関データを生成することを特徴とする、
    請求項5記載の画像読取装置。
  7. 前記制御手段は、前記第2の読取結果を表すデータを前記第1の読取結果を表すデータで除算することで生成した第1相関データの主走査方向の所定画素数の移動平均値により第2相関データを生成し、前記第3の読取結果と前記第2相関データとを乗算した結果に応じて前記シェーディング係数を生成することを特徴とする、
    請求項5記載の画像読取装置。
  8. 前記制御手段は、前記第2の読取結果を表すデータの主走査方向の所定画素数の移動平均値を前記第1の読取結果を表すデータの主走査方向の所定画素数の移動平均値で除算することで相関データを生成し、前記第3の読取結果と前記相関データとを乗算した結果に応じて前記シェーディング係数を生成することを特徴とする、
    請求項5記載の画像読取装置。
  9. 前記制御手段は、前記第2の読取結果を前記第1の読取結果で除算することで生成した第1相関データを、主走査方向の所定画素数のエリア毎に平均化して第2相関データを生成して前記格納手段に予め格納させておき、
    前記第2相関データを線形補間して第3相関データを生成し、前記第3の読取結果と前記第3相関データとを乗算した結果に応じて前記シェーディング係数を生成することを特徴とする、
    請求項1記載の画像読取装置。
  10. 前記第1の読取結果は、前記白基準板の照明輝度分布データであり、
    前記第2の読取結果は、前記基準部材の照明輝度分布データであり、
    前記第3の読取結果は、前記白基準板の照明輝度分布データであることを特徴とする、
    請求項1〜9のいずれか1項記載の画像読取装置。
  11. 原稿が載置される原稿トレイと、
    前記原稿を1枚ずつ前記原稿トレイから排紙トレイまで搬送経路を搬送する搬送手段と、
    前記搬送経路の所定の位置を読取位置として、前記読取位置を通過する前記原稿から画像を読み取る読取手段と、
    前記搬送経路を挟んで、前記読取位置よりも前記読取手段から遠い位置に配置される白基準板と、を備える画像読取装置により実行される方法であって、
    前記読取手段による、前記白基準板の第1の読取結果及び前記読取位置に配置される均一な濃度の基準部材の第2の読取結果に応じたデータを予め所定の格納手段に格納しておき、
    前記原稿を読取位置に通過させる前に、前記読取手段により前記白基準板を読み取らせた第3の読取結果と前記格納手段に格納される前記データとに応じてシェーディング係数を生成し、
    前記読取手段による前記原稿の読取結果を前記シェーディング係数に応じて補正することを特徴とする、
    画像読取方法。
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