JP2018045662A - 処理装置および交通システム - Google Patents
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Abstract
【課題】クレジットカードの不正利用を防止することができる処理装置および交通システムを提供することである。【解決手段】実施形態の処理装置は、処理装置側読取部と、カメラと、表示部と、取得部と、判定部と、処理部とを持つ。処理装置側読取部は、利用者により提示されたクレジットカードから効力情報を電磁的な手法により読み取る。カメラは、クレジットカードを撮像する。表示部は、カメラにより撮像された撮像画像を表示する。取得部は、効力情報が読み取られたクレジットカードのセキュリティコードを取得する。判定部は、読み取られた効力情報と、取得されたセキュリティコードとに基づいて、クレジットカードの不正利用を判定する。処理部は、判定部によりクレジットカードが不正利用でないと判定された場合に、クレジットカードの効力情報に基づいて所定の処理を行う。【選択図】図3
Description
本発明の実施形態は、処理装置および交通システムに関する。
従来、クレジットカードを利用可能な券売機が知られている。この券売機では、クレジットカードを利用することで、切符の購入や定期券の継続などの各種サービスを享受することができる。一方で、近年、クレジットカード番号や暗証番号などのカード情報が流出し、流出したカード情報を基にクレジットカードが偽造され、券売機などで不正に利用されてしまうという問題があった。
本発明が解決しようとする課題は、クレジットカードの不正利用を防止することができる処理装置および交通システムを提供することである。
実施形態の処理装置は、処理装置側読取部と、カメラと、表示部と、取得部と、判定部と、処理部とを持つ。処理装置側読取部は、利用者により提示されたクレジットカードから効力情報を電磁的な手法により読み取る。カメラは、クレジットカードを撮像する。表示部は、カメラにより撮像された撮像画像を表示する。取得部は、処理装置側読取部により効力情報が読み取られたクレジットカードのセキュリティコードを取得する。判定部は、処理装置側読取部により読み取られた効力情報と、取得部に取得されたセキュリティコードとに基づいて、クレジットカードの不正利用を判定する。処理部は、判定部によりクレジットカードが不正利用でないと判定された場合に、クレジットカードの効力情報に基づいて所定の処理を行う。
以下、実施形態の処理装置および交通システムを、図面を参照して説明する。実施形態における処理装置は、例えば、駅などに設置された券売機や、銀行等に設置されたATM(automatic teller machine)、駅なかの店舗等に設けられたICカード(交通系ICカードなど)の決済処理装置であってよい。以下の実施形態では、一例として、処理装置が券売機であるものとして説明する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態における交通システム1の構成の一例を示す図である。第1の実施形態における交通システム1は、例えば、複数の券売機100と、カード利用管理サーバ装置200とを備える。各券売機100は、例えば、各駅に設置されてよい。各券売機100とカード利用管理サーバ装置200は、ネットワークNWを介して通信を行う。ネットワークNWは、例えば、図示しない無線基地局により仲介されるセルラー網やWi−Fi網、専用回線、プロバイダ、インターネット等を含む。
図1は、第1の実施形態における交通システム1の構成の一例を示す図である。第1の実施形態における交通システム1は、例えば、複数の券売機100と、カード利用管理サーバ装置200とを備える。各券売機100は、例えば、各駅に設置されてよい。各券売機100とカード利用管理サーバ装置200は、ネットワークNWを介して通信を行う。ネットワークNWは、例えば、図示しない無線基地局により仲介されるセルラー網やWi−Fi網、専用回線、プロバイダ、インターネット等を含む。
券売機100は、例えば、乗車券、特急券、入場券または定期券などの切符や、これらの切符と同等の効力を有するICカードを発行する。また、券売機100は、ICカードに電子マネーをチャージしてもよい。切符やICカードの発行に要する代金、或いは電子マネーのチャージに要する代金は、例えば、硬貨や紙幣などの現金によって支払われてもよいし、クレジットカードCDによって支払われてもよい。
カード利用管理サーバ装置200は、券売機100において、各種代金の支払いにクレジットカードCDが利用される際に、クレジットカードCDの認証を行う。
図2は、券売機100に利用可能なクレジットカードCDの一例を示す図である。図(a)は、例えば、クレジットカードCDの表面を表し、図(b)は、例えば、クレジットカードCDの裏面を表している。クレジットカードCDには、例えば、ICチップ10および磁気ストライプ20のいずれか一方または双方が設けられている。ICチップ10には、決済業務を行うための情報が暗号化されて記憶されている。決済業務を行うための情報は、例えば、クレジットカード番号(クレジットカードの識別情報の一例)、口座番号、利用期限、利用上限額、カード発行者の氏名などの情報である。磁気ストライプ20には、ICチップ10に記憶された決済業務を行うための情報と同じ、或いは一部が異なる情報が磁気的に記録されている。
また、クレジットカードCDには、セキュリティコード30が所定の位置に印刷されている。セキュリティコード30は、例えば、ICチップ10に記憶される情報や磁気ストライプ20に記録される情報とは異なる情報(例えば3、4桁の数字)であり、架空のカードによる不正利用防止のために設けられている。セキュリティコード30は、例えば、クレジットカードCDの裏面の署名欄に印刷されていてもよいし、クレジットカードCDの表面のクレジットカード番号付近に印刷されていてもよく、クレジットカードCDを発行するカード会社に応じて異なっていてよい。以下、ICチップ10および磁気ストライプ20に記憶される情報、すなわち決済業務を行うための情報を、効力情報と称して説明する。
[券売機]
図3は、券売機100の構成の一例を示す図である。券売機100は、例えば、タッチパネル部110と、取込口120と、カード情報読取部130と、券売機側通信部140と、券売機側制御部150とを備える。
図3は、券売機100の構成の一例を示す図である。券売機100は、例えば、タッチパネル部110と、取込口120と、カード情報読取部130と、券売機側通信部140と、券売機側制御部150とを備える。
タッチパネル部110は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)や有機EL(Electroluminescence)ディスプレイなどの表示装置を含む。タッチパネル部110は、券売機側制御部150により出力される情報に基づいて各種画像を表示する。また、タッチパネル部110は、利用者による操作入力を受け付ける。タッチパネル部110は、「受付部」または「表示部」の一例である。
取込口120は、例えば、挿入されたクレジットカードCDを券売機100の筐体内部へと引き込む。取込口120、後述する取込側ローラ131、および後述する搬送路132は、「引込機構」の一例である。
カード情報読取部130は、取込口120に挿入されたクレジットカードCDから効力情報を読み取る。
図4は、カード情報読取部130の構成の一例を示す図である。例えば、カード情報読取部130は、取込側ローラ131と、搬送路132と、磁気読取部133と、IC読取部134と、搬送ローラ135、136と、表面撮像カメラ137と、裏面撮像カメラ138とを備える。カード情報読取部130は、「処理装置側読取部」の一例である。
例えば、取込口120に挿入されたクレジットカードCDは、取込側ローラ131によってカード情報読取部130内部へと引き込まれ、搬送路132上において搬送ローラ135、136側に搬送される。搬送路132は、例えば、一部または全部が可視光を透過可能な透明(または半透明)の部材で構成され、これを透過したクレジットカードCDの模様や文字などを撮像可能とする。本実施形態では、一例として、クレジットカードCDの裏面が搬送路132と対向するように搬送されるものとする。
磁気読取部133は、搬送路132上で搬送されるクレジットカードCDの磁気ストライプ20に磁気ヘッド(不図示)を接触させ、磁気ストライプ20から効力情報を読み取る。
IC読取部134は、例えば、クレジットカードCD内のICチップ10の電極端子に電力を供給することでICチップ10と通信を行い、ICチップ10から効力情報を読み取る。また、IC読取部134は、例えば、電磁誘導方式により遠隔から搬送路132上で搬送されるクレジットカードCD内のICチップに電力を供給することでICチップ10と無線通信を行い、ICチップ10から効力情報を読み取ってもよい。磁気読取部133およびIC読取部134は、読み取った効力情報を券売機側制御部150に出力する。なお、クレジットカードCDがICチップ10または磁気ストライプ20のいずれか一方のみを有している場合には、磁気読取部133およびIC読取部134のうち、読み取りに対応していない方の読取部は省略されてよい。
搬送ローラ135は、磁気読取部133およびIC読取部134により効力情報が読み取られたクレジットカードCDを、搬送ローラ136側へと搬送する。
表面撮像カメラ137および裏面撮像カメラ138は、例えば、搬送路132を挟んで互いに向き合った位置に配置される。表面撮像カメラ137および裏面撮像カメラ138は、CCD(Charge-Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等のイメージセンサを有する。表面撮像カメラ137は、搬送路132上で搬送されるクレジットカードCDの表面を撮像する。また、裏面撮像カメラ138は、搬送路132上で搬送されるクレジットカードCDの裏面を、搬送路132越しに撮像する。表面撮像カメラ137および裏面撮像カメラ138は、撮像した撮像画像を券売機側制御部150に出力する。
券売機側通信部140は、ネットワークNWを介してカード利用管理サーバ装置200と通信する。券売機側通信部140は、「処理装置側通信部」の一例である。
図5は、券売機側制御部150の構成の一例を示す図である。例えば、券売機側制御部150は、搬送制御部152と、情報取得部154と、画像処理部156と、表示制御部158と、不正利用判定部160と、処理部162とを備える。券売機側制御部150の構成要素の一部または全部は、CPU(Central Processing Unit)等のプロセッサがプログラムメモリに記憶されたプログラムを実行することにより実現されてよい。また、券売機側制御部150の構成要素の一部または全部は、LSI(Large Scale Integration)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)等のハードウェアによって実現されてもよいし、ソフトウェアとハードウェアの協働によって実現されてもよい。
搬送制御部152は、取込口120にクレジットカードCDが挿入されると、カード情報読取部130内の搬送機構(取込側ローラ131や搬送ローラ135、136等)を制御して、挿入されたクレジットカードCDを、表面撮像カメラ137および裏面撮像カメラ138の撮像位置に搬送させる。撮像位置とは、例えば、表面撮像カメラ137および裏面撮像カメラ138の画角内に、クレジットカードCDの全貌が収まる位置である。撮像位置にクレジットカードCDを搬送させる際、搬送制御部152は、表面撮像カメラ137および裏面撮像カメラ138による撮像のタイミングを制御してよい。例えば、搬送制御部152は、クレジットカードCDが撮像位置に搬送される前から撮像を開始させ、所定のフレームレートで撮像を繰り返させてよい。また、搬送制御部152は、後述する不正利用判定部160による判定結果に基づいて、カード情報読取部130内の搬送機構を制御して、撮像位置に搬送させたクレジットカードCDを取込口120へと搬送して排出させる。
情報取得部154は、例えば、タッチパネル部110やカード情報読取部130と通信するハードウェアインターフェースである。例えば、情報取得部154は、カード情報読取部130から効力情報や撮像画像を取得する。
画像処理部156は、例えば、情報取得部154により取得された撮像画像に対してOCR(Optical Character Recognition)処理を行って、撮像画像からセキュリティコード30を抽出する。例えば、画像処理部156は、裏面撮像カメラ138により撮像されたクレジットカードCDの裏面の画像において署名欄の位置を特定し、この署名欄に含まれる数字をセキュリティコード30として抽出する。
表示制御部158は、情報取得部154により取得された撮像画像をタッチパネル部110に出力して、撮像画像を表示させる。
不正利用判定部160は、情報取得部154により取得された効力情報と、画像処理部156により抽出されたセキュリティコード30とに基づいて、取込口120に挿入されたクレジットカードCDが不正利用であるか否かを判定する。不正利用判定部160は、例えば、券売機側通信部140を用いて、情報取得部154により取得された効力情報と、画像処理部156により抽出されたセキュリティコード30とをカード利用管理サーバ装置200に送信して、その送信に対する応答に応じて、取込口120に挿入されたクレジットカードCDが不正利用であるのかどうかを判定する。不正利用判定部160は、取込口120に挿入されたクレジットカードCDが不正利用である場合、搬送制御部152にクレジットカードCDを排出させるための指示を通知する。
処理部162は、不正利用判定部160によりクレジットカードCDが不正利用でないと判定された場合に、所定の処理を行う。所定の処理とは、例えば、切符やICカードを発行したり、ICカードに電子マネーをチャージしたり、定期券の効力を更新したりする処理である。所定の処理を行う際、処理部162は、発行に要する代金や、チャージ額に相当する代金、定期券更新に要する代金等を、クレジットカードCDの持ち主である利用者に請求するために、これらの代金に関する利用金額情報と、クレジットカードCDの効力情報とを、券売機側通信部140を用いてカード利用管理サーバ装置200に送信する。
[カード利用管理サーバ装置]
図6は、カード利用管理サーバ装置200の構成の一例を示す図である。カード利用管理サーバ装置200は、例えば、サーバ側通信部210と、サーバ側記憶部220と、サーバ側制御部230とを備える。
図6は、カード利用管理サーバ装置200の構成の一例を示す図である。カード利用管理サーバ装置200は、例えば、サーバ側通信部210と、サーバ側記憶部220と、サーバ側制御部230とを備える。
サーバ側通信部210は、ネットワークNWを介して、券売機100と通信を行う。例えば、サーバ側通信部210は、券売機100から、効力情報、セキュリティコード30、利用金額情報などを受信する。
サーバ側記憶部220は、例えば、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、HDD(Hard Disk Drive)、RAM(Random Access Memory)、レジスタ等によって実現される。サーバ側記憶部220は、プロセッサが実行するプログラムを記憶する他に、クレジットカード管理情報222などを記憶する。
図7は、クレジットカード管理情報222の一例を示す図である。例えば、クレジットカード管理情報222は、クレジットカード番号に対して、利用期限、過去の所定期間における利用額の総計(図中現利用額)、利用上限額、セキュリティコード、口座番号、発行者氏名などの情報が対応付けられた情報である。クレジットカード管理情報222は、「対応情報」の一例である。
サーバ側制御部230は、CPU等のプロセッサがサーバ側記憶部220に記憶されたプログラムを実行することにより実現されてよい。また、サーバ側制御部230は、LSI、ASIC、FPGA等のハードウェアによって実現されてもよいし、ソフトウェアとハードウェアの協働によって実現されてもよい。
サーバ側制御部230は、サーバ側通信部210により効力情報およびセキュリティコード30が受信されると、これらの効力情報およびセキュリティコード30と、サーバ側記憶部220に記憶されたクレジットカード管理情報222とを比較して、効力情報およびセキュリティコード30が有効であるかどうかを判定する。
例えば、サーバ側制御部230は、クレジットカード管理情報222を参照して、クレジットカードCDの利用日が利用期間外である場合、または現利用額が利用上限額に達している場合、効力情報が無効であると判定する。一方、サーバ側制御部230は、クレジットカードCDの利用日が利用期内である場合、および現利用額が利用上限額に達していない場合、効力情報が有効であると判定する。
また、サーバ側制御部230は、クレジットカード管理情報222において、サーバ側通信部210により受信された効力情報に含まれるクレジットカード番号に対応付けられたセキュリティコードと、サーバ側通信部210により受信されたセキュリティコード30とが一致するか否かを判定し、これらのセキュリティコードが一致しない場合、セキュリティコード30が無効であると判定する。一方、サーバ側制御部230は、セキュリティコードが一致する場合、セキュリティコード30が有効であると判定する。
サーバ側制御部230は、効力情報が無効である場合、またはセキュリティコード30が無効である場合、サーバ側通信部210を用いて、効力情報またはセキュリティコード30が無効であることを示す利用禁止情報を券売機100に送信する。なお、サーバ側制御部230は、効力情報が無効である場合、またはセキュリティコード30が無効である場合に利用禁止情報を送信するのに代えて、効力情報およびセキュリティコード30が有効である場合に、利用許可情報を送信してもよい。
また、サーバ側制御部230は、例えば、サーバ側通信部210により受信された利用金額情報と、クレジットカード管理情報222とを比較して、現利用額に対して利用金額情報が示す金額を足した金額が利用上限額に達しない場合には、カード支払いの決算処理を行ってよい。また、サーバ側制御部230は、現利用額に利用金額情報が示す金額を足した金額が利用上限額に達しない場合には、カード支払いの決算処理が可能でないことを示す情報を券売機100に送信することで、クレジットカードCDの利用を止めさせてもよいし、金融機関などで支払いが可能な払込標などをクレジットカードCDの利用者の元に発送してもよい。
[券売機の処理フロー]
以下、第1の実施形態における券売機100の一連の処理の流れについてフローチャートを用いて説明する。図8は、第1の実施形態における券売機100による一連の処理の流れの一例を示すフローチャートである。例えば、各種代金をクレジットカードCDで支払うために、取込口120にクレジットカードCDが挿入されると、本フローチャートの処理が行われる。
以下、第1の実施形態における券売機100の一連の処理の流れについてフローチャートを用いて説明する。図8は、第1の実施形態における券売機100による一連の処理の流れの一例を示すフローチャートである。例えば、各種代金をクレジットカードCDで支払うために、取込口120にクレジットカードCDが挿入されると、本フローチャートの処理が行われる。
まず、搬送制御部152は、カード情報読取部130内の搬送機構を制御して、取込口120に挿入されたクレジットカードCDを磁気読取部133およびIC読取部134に搬送させる(ステップS100)。
次に、磁気読取部133は、搬送されたクレジットカードCDの磁気ストライプ20から効力情報を読み取り、IC読取部134は、搬送されたクレジットカードCDのICチップ10から効力情報を読み取る(ステップS102)。そして、情報取得部154は、磁気読取部133およびIC読取部134のそれぞれから効力情報を取得する。
次に、不正利用判定部160は、券売機側通信部140を用いて、情報取得部154により取得された効力情報をカード利用管理サーバ装置200に問合せることで、効力情報が有効であるのかどうかを判定する(ステップS104)。券売機100からの問合せを受けると、カード利用管理サーバ装置200のサーバ側制御部230は、効力情報が有効であるのか否かを判定し、無効であれば、サーバ側通信部210を用いて利用禁止情報を送信する。
次に、不正利用判定部160は、券売機側通信部140によって、所定時間以内にカード利用管理サーバ装置200から利用禁止情報が受信されたか否かを判定する(ステップS106)。所定時間以内にカード利用管理サーバ装置200から利用禁止情報が受信された場合、不正利用判定部160は、利用されたクレジットカードCDが不正利用であると判定する。また、所定時間以内にカード利用管理サーバ装置200から利用禁止情報が受信されない場合、不正利用判定部160は、利用されたクレジットカードCDは不正利用でないと判定する。なお、不正利用判定部160は、カード利用管理サーバ装置200により利用許可情報が送信される場合には、利用許可情報の受信の有無に応じてクレジットカードCDの不正利用を判定してもよい。
利用禁止情報が受信されずに、不正利用判定部160によりクレジットカードCDが不正利用でないと判定された場合、搬送制御部152は、表面撮像カメラ137および裏面撮像カメラ138に撮像を開始させる(ステップS108)。
次に、表示制御部158は、表面撮像カメラ137および/または裏面撮像カメラ138により撮像された撮像画像をタッチパネル部110に出力して、当該撮像画像を表示させる(ステップS110)。これによって、クレジットカードCDの利用が開始するタイミングで、クレジットカードCDが表面撮像カメラ137および裏面撮像カメラ138の撮像位置へと搬送される様子がタッチパネル部110に映し出される。
次に、搬送制御部152は、カード情報読取部130内の搬送機構を制御して、磁気読取部133およびIC読取部134によって効力情報が読み取られたクレジットカードCDを、表面撮像カメラ137および裏面撮像カメラ138の撮像位置に搬送させる(ステップS112)。
図9は、タッチパネル部110に表示させる撮像画像の一例を示す図である。図示のように、タッチパネル部110には、例えば、クレジットカードCDが撮像位置に搬送されるまでの間、動画として撮像画像が順次表示され続ける。
次に、画像処理部156は、表面撮像カメラ137および裏面撮像カメラ138により撮像された撮像画像に対してOCR処理を行って、撮像画像からセキュリティコード30を抽出する(ステップS114)。
次に、表示制御部158は、画像処理部156により抽出されたセキュリティコード30に間違いがないか利用者に確認させるための確認画面をタッチパネル部110に表示させる(ステップS116)。
図10は、確認画面が表示されたタッチパネル部110の一例を示す図である。図示のように、例えば、確認画面には、画像処理部156により抽出されたセキュリティコード30が表示されると共に、撮像画像(図中111)が表示されてよい。また、確認画面には、抽出されたセキュリティコード30に間違いがないという意思確認をとるためのタッチ領域112と、抽出されたセキュリティコード30に間違いがあり、訂正が必要であるという意思確認をとるためのタッチ領域113とが設けられてよい。
次に、不正利用判定部160は、タッチパネル部110に表示された確認画面上においてタッチ領域112が操作されたか否か、すなわち抽出されたセキュリティコード30に間違いがないという意思決定を示す操作がなされたか否かを判定する(ステップS118)。確認画面上においてタッチ領域112が操作された場合、不正利用判定部160は、券売機側通信部140を用いて、抽出されたセキュリティコード30をカード利用管理サーバ装置200に問合せることで(ステップS120)、セキュリティコード30が有効であるのかどうかを判定する。これを受けて、カード利用管理サーバ装置200のサーバ側制御部230は、セキュリティコード30が有効であるのか否かを判定し、無効であれば、サーバ側通信部210を用いて利用禁止情報を送信する。
一方、表示制御部158は、タッチパネル部110に表示された確認画面上においてタッチ領域113が操作された場合、すなわち抽出されたセキュリティコード30の訂正操作がなされた場合、セキュリティコード30が訂正可能な訂正画面を表示させる(ステップS122)。
図11は、訂正画面が表示されたタッチパネル部110の一例を示す図である。図示のように、例えば、訂正画面には、撮像画像(図中111)と共に、セキュリティコード30を入力するためのテンキー104が表示されてよい。訂正画面には、例えば、クレジットカードCDの表面および裏面の撮像画像のうち、画像処理部156によりセキュリティコード30が抽出された方の撮像画像が表示される。例えば、クレジットカードCDの裏面の署名欄にセキュリティコード30が印刷されている場合、訂正画面には、クレジットカードCDの裏面の撮像画像が表示される。これによって、利用者は、実物のクレジットカードCDを確認しながらセキュリティコード30を訂正することができる。セキュリティコード30が訂正されると、不正利用判定部160は、券売機側通信部140を用いて、利用者によって訂正されたセキュリティコード30をカード利用管理サーバ装置200に問合せることで、セキュリティコード30が有効であるのかどうかを判定する。
次に、不正利用判定部160は、券売機側通信部140によって、所定時間以内にカード利用管理サーバ装置200から利用禁止情報が受信されたか否かを判定する(ステップS124)。不正利用判定部160は、所定時間以内にカード利用管理サーバ装置200から利用禁止情報がされた場合、利用されたクレジットカードCDは不正利用であると判定し、所定時間以内にカード利用管理サーバ装置200から利用禁止情報がされない場合、利用されたクレジットカードCDは不正利用でないと判定する。
利用禁止情報がされずに、不正利用判定部160によりクレジットカードCDが不正利用でないと判定された場合、表示制御部158は、切符や定期券、ICカードの購入や、ICカードへの電子マネーのチャージなどの行うための各種利用画面をタッチパネル部110に表示させる(ステップS126)。
処理部162は、タッチパネル部110に表示された各種利用画面に対する操作後に券売機100の利用が終了したか否かを判定する(ステップS128)。例えば、処理部162は、切符や定期券、ICカードの購入が完了した場合、ICカードへの電子マネーのチャージが完了した場合、ICカードの効力情報が更新された場合に、券売機100の利用が終了したと判定する。券売機100の利用が終了した場合、処理部162は、券売機側通信部140を用いて、クレジットカードCDの効力情報と共に利用金額を示す利用金額情報を、カード利用管理サーバ装置200に送信する。これによって、購入やチャージに要した代金は、不正利用でないと判定されたクレジットカードCDによって支払われることとなる。
一方、券売機100の利用が終了しない場合、表示制御部158は、継続して各種利用画面をタッチパネル部110に表示させる。
また、上述したS106またはS124の処理において、利用禁止情報が受信され、不正利用判定部160によりクレジットカードCDが不正利用であると判定された場合、表示制御部158は、取込口120に挿入されたクレジットカードCDが利用不可能であることを示すエラー画面をタッチパネル部110に表示させる(ステップS130)。
図12は、エラー画面が表示されたタッチパネル部110の一例を示す図である。図示の例のように、エラー画面においてクレジットカードCDが利用できないことを文字や図等によって表示する。
次に、券売機側制御部150は、表面撮像カメラ137および/または裏面撮像カメラ138により撮像された撮像画像をタッチパネル部110に表示させながら、カード情報読取部130内の搬送機構を制御して、クレジットカードCDを取込口120に搬送させて排出させる(ステップS132)。これによって、クレジットカードCDの利用が終了するタイミングで、クレジットカードCDが排出される様子がタッチパネル部110に映し出されることになる。
次に、搬送制御部152は、表面撮像カメラ137および裏面撮像カメラ138による撮像を終了させる(ステップS134)。これによって、本フローチャートの処理が終了する。
なお、上述したフローチャートの処理において、券売機側制御部150は、OCR処理によってクレジットカードCDの撮像画像からセキュリティコード30を抽出せずに、利用者により入力されたコードを、クレジットカードCDのセキュリティコード30として扱ってもよい。例えば、券売機側制御部150は、S114の処理を行わずにS120の処理を行って、上述した図11のようなセキュリティコード30を入力可能な画面をタッチパネル部110に表示させることで、セキュリティコード30の入力を受け付けてよい。
また、上述したフローチャートの処理は、クレジットカードCDの利用額が所定額以上となる場合に行われてもよいし、購入対象の切符またはICカードの種別に応じて適宜行われてもよい。例えば、購入対象の切符の購入額が比較的小さい普通乗車券の場合、本フローチャートの処理を省略し、数千円から数万円以上となるような定期券の購入時には、セキュリティコード30の確認処理を行うために、本フローチャートの処理が行われてよい。
以上説明した第1の実施形態によれば、利用者により提示されたクレジットカードCDから効力情報を電磁的な手法により読み取るカード情報読取部130と、クレジットカードCDを撮像する表面撮像カメラ137および/または裏面撮像カメラ138と、表面撮像カメラ137または裏面撮像カメラ138により撮像された撮像画像を表示するタッチパネル部110と、カード情報読取部130により効力情報が読み取られたクレジットカードCDのセキュリティコード30を取得する情報取得部154と、カード情報読取部130により読み取られた効力情報と、情報取得部154に取得されたセキュリティコードとに基づいて、クレジットカードCDの不正利用を判定する不正利用判定部160と、不正利用判定部160によりクレジットカードCDが不正利用でないと判定された場合に、クレジットカードCDの効力情報に基づいて所定の処理を行う処理部162と、を備えることにより、クレジットカードCDの不正利用を防止することができる。
また、上述した第1の実施形態によれば、少なくともクレジットカードCDの利用開始時と利用終了時に、表面撮像カメラ137および/または裏面撮像カメラ138により撮像された撮像画像をタッチパネル部110に表示するため、券売機100内部でクレジットカードCDが別のカードにすり替えられていないことを利用者に認識させることができる。この結果、利用者は、より安心して券売機100を利用することができる。
また、上述した第1の実施形態によれば、クレジットカードCDがカード情報読取部130内に搬送される間、表面撮像カメラ137および/または裏面撮像カメラ138により撮像された撮像画像をタッチパネル部110に表示するため、カード詰まりなどの異常を速やかに把握することができる。この結果、券売機100のメンテナンス性を向上させることができる。
(第2の実施形態)
以下、第2の実施形態における交通システム1Aについて説明する。第2の実施形態における交通システム1Aでは、券売機100およびカード利用管理サーバ装置200の他に、更に一つまたは複数の自動改札機300と、鉄道利用管理サーバ装置400とを備える点で、第1の実施形態と相違する。以下、係る相違点を中心に説明し、共通する部分についての説明は省略する。
以下、第2の実施形態における交通システム1Aについて説明する。第2の実施形態における交通システム1Aでは、券売機100およびカード利用管理サーバ装置200の他に、更に一つまたは複数の自動改札機300と、鉄道利用管理サーバ装置400とを備える点で、第1の実施形態と相違する。以下、係る相違点を中心に説明し、共通する部分についての説明は省略する。
図13は、第2の実施形態における交通システム1Aの構成の一例を示す図である。第2の実施形態における交通システム1Aは、例えば、複数の券売機100と、カード利用管理サーバ装置200と、複数の自動改札機300と、鉄道利用管理サーバ装置400とを備える。これらの装置は、ネットワークNWを介して通信を行う。
各自動改札機300は、例えば、駅の改札口に設置される。自動改札機300は、翳された乗車券から情報を読み取ることで、利用者の通過を許可または禁止する。乗車券は、例えば、券売機100により発行された切符またはICカードや、券売機100において電子マネーがチャージされたICカードなどを含む。以下、説明を簡略化するために、一例として乗車券がICカードであるものとして説明する。
鉄道利用管理サーバ装置400は、自動改札機300により読み取られた情報に基づいて、種々の処理を行う。
[自動改札機]
図14は、自動改札機300を上方から見た図である。自動改札機300は、例えば、通路を挟んで対向配置される主機310と従機330とを備える。主機310は、例えば、乗車券読取部311と、上面表示部312と、正面表示部313と、扉部314および315と、改札機側制御部350とを備える。また、従機330は、乗車券読取部331と、上面表示部332と、正面表示部333と、扉部334および335とを備える。乗車券読取部311、331は、「改札機側読取部」の一例である。
図14は、自動改札機300を上方から見た図である。自動改札機300は、例えば、通路を挟んで対向配置される主機310と従機330とを備える。主機310は、例えば、乗車券読取部311と、上面表示部312と、正面表示部313と、扉部314および315と、改札機側制御部350とを備える。また、従機330は、乗車券読取部331と、上面表示部332と、正面表示部333と、扉部334および335とを備える。乗車券読取部311、331は、「改札機側読取部」の一例である。
主機310の乗車券読取部311は、図14に示すa方向に通過しようとする利用者によって翳された乗車券から乗車券の効力情報を読み取り、読み取った効力情報を改札機側制御部350に送信する。乗車券読取部311および後述する乗車券読取部331は、例えば電磁誘導方式を用いて乗車券に設けられたICチップに給電することによって、ICチップと無線通信を行う。この無線通信は、例えば13.56[MHz]といったISMバンドで行われる。乗車券読取部311および乗車券読取部331は、乗車券に設けられたICチップから所定の方式でエンコードされた効力情報を読み取る。また、乗車券読取部311および乗車券読取部331は、エンコードされた情報を乗車券に設けられたICチップに書き込む。
乗車券の効力情報には、例えば、乗車券の識別情報(以下、乗車券IDiと称する)、利用可能区間情報、入場駅情報、有効期限情報、電子マネーのチャージ額などの情報が含まれる。利用可能区間情報は、鉄道路線の利用可能な区間を示す情報である。入場駅情報は、入場駅として利用された駅を示す情報である。有効期限情報は、乗車券の有効期限を示す情報である。なお、効力情報は、これらの情報の一部が省略されてもよいし、他の情報が追加されてもよい。
上面表示部312は、乗車券読取部311に対して乗車券が翳された場合に、改札機側制御部350によって処理された結果、または鉄道利用管理サーバ装置400から受信した情報に基づく画像を表示する。正面表示部313は、図14に示すa方向に通過可能か否かを示すマークや図形、文字等を表示する。正面表示部313の表示内容または表示の有無は、改札機側制御部350によって決定される。
一方、従機330の乗車券読取部331は、図14に示すb方向に通過しようとする利用者によって翳された乗車券から乗車券の効力情報を読み取り、読み取った効力情報を改札機側制御部350に送信する。上面表示部332は、乗車券読取部331に対して乗車券が翳された場合に、改札機側制御部350によって処理された結果、または鉄道利用管理サーバ装置400から受信した情報に基づく画像を表示する。正面表示部333は、図14に示すb方向に通過可能か否かを示すマークや図形、文字等を表示する。正面表示部333の表示内容または表示の有無は、改札機側制御部350によって決定される。
改札機側制御部350は、図14に示すa方向への利用者の通過を許可する動作モードに自動改札機300が設定されている場合、扉部315および335を開放状態に維持すると共に、扉部314および334を開放状態または閉止状態に制御することで、a方向の利用者の通過を許可または禁止する。また、改札機側制御部350は、図14に示すb方向への利用者の通過を許可する動作モードに自動改札機300が設定されている場合、扉部314および334を開放状態に維持すると共に、扉部315および335を開放状態または閉止状態に制御することで、b方向の利用者の通過を許可または禁止する。
また、自動改札機300の動作モードには、図14に示すa方向の通過とb方向の通過との双方を許可する動作モードが含まれていてもよい。この場合、改札機側制御部350は、例えば、利用者が通過中でなければ正面表示部313と正面表示部333の双方に通過を許可することを示すマークや図形、文字等を表示させる制御を行う。また、改札機側制御部350は、例えば、利用者がa方向およびb方向のいずれかの側から進入し、乗車券読取部311と乗車券読取部331とのいずれか一方に乗車券が翳されると、他方の読取部を無効化すると共に、利用者が進入してきていない側の表示部(正面表示部313または正面表示部333)に、通過を禁止することを示すマークや図形、文字等を表示させる制御を行う。
なお、自動改札機300は、上述したように利用者が双方向に通過可能なものに限らず、主機と補機(従機)により構成される、利用者が一方向にのみ通過可能なものであってもよい。
図15は、自動改札機300の機能構成の一例を示す図である。自動改札機300は、図14に示す構成の他、例えば、改札機側通信部345と、改札機側制御部350の指示に従って音声を出力するスピーカ340と、種々の情報を格納する改札機側記憶部370とを更に備える。
改札機側通信部345は、ネットワークNWを介して鉄道利用管理サーバ装置400と通信する。
改札機側制御部350は、例えば、情報処理部352と、通過制御部354とを備える。これらの構成要素の一部または全部は、CPU等のプロセッサが改札機側記憶部370に記憶されたプログラムを実行することにより実現されてよい。また、改札機側制御部350の構成要素の一部または全部は、LSI、ASIC、FPGA等のハードウェアによって実現され、それぞれの機能を実現するための回路構成を有してもよい。また、改札機側制御部350の構成要素の一部または全部は、ソフトウェアとハードウェアの協働によって実現されてもよい。
改札機側記憶部370は、例えば、ROM、フラッシュメモリ、HDD、RAM、レジスタ等によって実現されてよい。改札機側記憶部370は、プロセッサが実行するプログラムを記憶する他、鉄道路線の区間に対して運賃が設定された運賃テーブル372等を記憶する。
情報処理部352は、乗車券読取部311または乗車券読取部331により読み取られた効力情報をデコードし、改札機側通信部345を用いて、デコードした効力情報を鉄道利用管理サーバ装置400に送信する。
通過制御部354は、鉄道利用管理サーバ装置400により送信された情報に基づいて、利用者の通過を許可、あるいは禁止する制御を行う。
[鉄道利用管理サーバ装置]
図16は、鉄道利用管理サーバ装置400の構成の一例を示す図である。鉄道利用管理サーバ装置400は、例えば、サーバ側通信部410と、サーバ側記憶部420と、サーバ側制御部430とを備える。
図16は、鉄道利用管理サーバ装置400の構成の一例を示す図である。鉄道利用管理サーバ装置400は、例えば、サーバ側通信部410と、サーバ側記憶部420と、サーバ側制御部430とを備える。
サーバ側通信部410は、ネットワークNWを介して、自動改札機300と通信を行う。例えば、サーバ側通信部410は、自動改札機300から乗車券の効力情報を受信する。
サーバ側記憶部420は、例えば、ROM、フラッシュメモリ、HDD、RAM、レジスタ等によって実現される。サーバ側記憶部420は、プロセッサが実行するプログラムを記憶する他に、不正利用リスト422などを記憶する。
図17は、不正利用リスト422の一例を示す図である。例えば、不正利用リスト422は、クレジットカード番号などを含むクレジットカードCDの効力情報に対して、クレジットカードCDの利用日時、クレジットカードCDの利用駅、乗車券の乗車券IDiなどの情報が対応付けられた情報である。乗車券の乗車券IDiは、クレジットカードCDの利用によって定期券などの効力を更新しようとしてクレジットカードCDと共に券売機100に挿入された乗車券や、電子マネーをチャージしようとしてクレジットカードCDと共に券売機100に挿入された乗車券などの識別情報である。不正利用リスト422の生成方法については後述する。
サーバ側制御部430は、CPU等のプロセッサがサーバ側記憶部420に記憶されたプログラムを実行することにより実現されてよい。また、サーバ側制御部430は、LSI、ASIC、FPGA等のハードウェアによって実現されてもよいし、ソフトウェアとハードウェアの協働によって実現されてもよい。
サーバ側制御部430は、サーバ側通信部410により受信された乗車券の効力情報に基づいて、利用者の通過可否の判定を行う。例えば、サーバ側制御部430は、乗車券の効力情報に含まれる乗車券IDiと、不正利用リスト422に含まれる乗車券IDiとを比較して、合致する乗車券IDiが不正利用リスト422に存在する場合、利用者の通過を禁止する判定を行う。
また、サーバ側制御部430は、乗車券の効力情報に含まれる利用可能区間情報に基づいて、利用者が利用した区間に利用可能区間以外の区間が含まれ、更に利用可能区間以外の区間の運賃分の金額がチャージされていない場合、利用者の通過を禁止する判定を行う。
また、サーバ側制御部430は、乗車券の効力情報に含まれる有効期限情報に基づいて、乗車券の利用日時が有効期限外である場合、利用者の通過を禁止する判定を行う。
また、サーバ側制御部430は、例えば、上述した各種判定条件を全て満たす場合、利用者の通過を許可する判定を行う。
サーバ側制御部430は、利用者の通過を許可する場合、サーバ側通信部410を用いて、利用者の通過を許可する判定結果を示す通過許可情報を自動改札機300に送信する。また、サーバ側制御部430は、利用者の通過を禁止する場合、サーバ側通信部410を用いて、利用者の通過を禁止する判定結果を示す通過禁止情報を自動改札機300に送信する。
自動改札機300の通過制御部354は、鉄道利用管理サーバ装置400により通過許可情報が送信されると、扉部314、315、334、335、スピーカ340、上面表示部312、332、正面表示部313、333、またはこれらを組み合わせたものを制御して、利用者の通過を許可する制御を行う。また、通過制御部354は、鉄道利用管理サーバ装置400により通過禁止情報が送信されると、扉部314、315、334、335、スピーカ340、上面表示部312、332、正面表示部313、333、またはこれらを組み合わせたものを制御して、利用者の通過を禁止する制御を行う。扉部314、315、334、335は、「通過阻止手段」の一例である。
例えば、自動改札機300の通過制御部354は、利用者の通過を禁止する制御を行う際に、翳された乗車券が利用できないことを報知すると共に、窓口に行くように利用者を誘導させる画面(例えば上述した図12に示すエラー画面に相当する画面)を正面表示部313、333等に表示させてよい。
以下、不正利用リスト422の生成方法について説明する。不正利用リスト422は、例えば、券売機100において、クレジットカードCDが不正利用と判定された場合に、その不正利用と判定されたクレジットカードCDを用いて、効力の更新(例えば定期継続など)をしようとしたり、電子マネーをチャージしようとしたりした乗車券の乗車券IDiなどの情報が券売機100から鉄道利用管理サーバ装置400に送信されることによって生成される。
以下、不正利用リスト422の生成方法についてフローチャートを用いて説明する。図18は、第2の実施形態における券売機100による一連の処理の流れの一例を示すフローチャートである。例えば、各種代金をクレジットカードCDで支払うために、取込口120にクレジットカードCDが挿入されると、本フローチャートの処理が行われる。
まず、搬送制御部152は、カード情報読取部130内の搬送機構を制御して、取込口120に挿入されたクレジットカードCDを磁気読取部133およびIC読取部134に搬送させる(ステップS200)。
次に、磁気読取部133は、搬送されたクレジットカードCDの磁気ストライプ20から効力情報を読み取ると共に、IC読取部134は、搬送されたクレジットカードCDのICチップ10から効力情報を読み取る(ステップS202)。そして、情報取得部154は、磁気読取部133およびIC読取部134から効力情報をそれぞれ取得する。
次に、不正利用判定部160は、券売機側通信部140を用いて、情報取得部154により取得された効力情報をカード利用管理サーバ装置200および鉄道利用管理サーバ装置400に問合せることで、効力情報が有効であるのかどうかを判定する(ステップS204)。
これを受けて、カード利用管理サーバ装置200のサーバ側制御部230は、効力情報が有効であるのか否かを判定し、無効であれば、サーバ側通信部210を用いて利用禁止情報を券売機100に送信する。
また、鉄道利用管理サーバ装置400のサーバ側制御部430は、効力情報に含まれるクレジットカード番号が不正利用リスト422に含まれているか否かを判定し、不正利用リスト422に含まれている場合には、サーバ側通信部410を用いて、使用されたクレジットカードCDのクレジットカード番号が不正利用リスト422に含まれることを示すリスト適合情報を券売機100に送信する。
次に、不正利用判定部160は、券売機側通信部140によって、所定時間以内にカード利用管理サーバ装置200から利用禁止情報が受信されたか否かを判定する(ステップS206)。そして、不正利用判定部160は、クレジットカードCDの不正利用を判定する。
不正利用判定部160は、利用禁止情報が受信されずに、クレジットカードCDが不正利用であると判定した場合、更に、券売機側通信部140によって、所定時間以内に鉄道利用管理サーバ装置400からリスト適合情報が受信されたか否かを判定する(ステップS208)。
券売機側通信部140によって、所定時間以内に鉄道利用管理サーバ装置400からリスト適合情報が受信されない場合、搬送制御部152は、表面撮像カメラ137および裏面撮像カメラ138に撮像を開始させる(ステップS210)。
次に、表示制御部158は、表面撮像カメラ137および/または裏面撮像カメラ138により撮像された撮像画像をタッチパネル部110に出力して、当該撮像画像を表示させる(ステップS212)。
次に、搬送制御部152は、カード情報読取部130内の搬送機構を制御して、磁気読取部133およびIC読取部134によって効力情報が読み取られたクレジットカードCDを、表面撮像カメラ137および裏面撮像カメラ138の撮像位置に搬送させる(ステップS214)。
次に、画像処理部156は、表面撮像カメラ137および裏面撮像カメラ138により撮像された撮像画像に対してOCR処理を行って、撮像画像からセキュリティコード30を抽出する(ステップS216)。
次に、表示制御部158は、画像処理部156により抽出されたセキュリティコード30に間違いがないか利用者に確認させるための確認画面をタッチパネル部110に表示させる(ステップS218)。
次に、不正利用判定部160は、タッチパネル部110に表示された確認画面上においてタッチ領域112が操作されたか否かを判定する(ステップS220)。確認画面上においてタッチ領域112が操作された場合、不正利用判定部160は、券売機側通信部140を用いて、抽出されたセキュリティコード30をカード利用管理サーバ装置200に問合せることで(ステップS222)、セキュリティコード30が有効であるのかどうかを判定する。問合せを受けると、カード利用管理サーバ装置200のサーバ側制御部230は、セキュリティコード30が有効であるのか否かを判定し、無効であれば、サーバ側通信部210を用いて利用禁止情報を送信する。
一方、表示制御部158は、タッチパネル部110に表示された確認画面上においてタッチ領域113が操作された場合、すなわち抽出されたセキュリティコード30の訂正操作がなされた場合、セキュリティコード30が訂正可能な訂正画面を表示させる(ステップS224)。そして、不正利用判定部160は、セキュリティコード30が訂正されると、券売機側通信部140を用いて、利用者によって訂正されたセキュリティコード30をカード利用管理サーバ装置200に問合せることで、セキュリティコード30が有効であるのかどうかを判定する。
次に、不正利用判定部160は、券売機側通信部140によって、所定時間以内にカード利用管理サーバ装置200から利用禁止情報が受信されたか否かを判定する(ステップS226)。そして、不正利用判定部160は、クレジットカードCDの不正利用を判定する。
利用禁止情報が受信されず、不正利用判定部160によりクレジットカードCDが不正利用でないと判定された場合、表示制御部158は、切符や定期券、ICカードの購入や、ICカードへの電子マネーのチャージなどの行うための各種利用画面をタッチパネル部110に表示させる(ステップS228)。
処理部162は、タッチパネル部110に表示された各種利用画面に対する操作後に券売機100の利用が終了したか否かを判定する(ステップS230)。そして、券売機100の利用が終了した場合、処理部162は、券売機側通信部140を用いて、クレジットカードCDの効力情報と共に利用金額を示す利用金額情報を、カード利用管理サーバ装置200に送信する。一方、券売機100の利用が終了しない場合、表示制御部158は、継続して各種利用画面をタッチパネル部110に表示させる。
また、上述したS206の処理において、利用禁止情報が受信され、不正利用判定部160によりクレジットカードCDが不正利用であると判定された場合、表示制御部158は、取込口120に挿入されたクレジットカードCDが利用不可能であることを示すエラー画面をタッチパネル部110に表示させる(ステップS232)。
また、上述したS208の処理において、リスト適合情報が受信された場合、不正利用判定部160は、券売機側通信部140を用いて、情報取得部154により取得された効力情報を含むカード利用情報を、鉄道利用管理サーバ装置400に送信し(ステップS234)、エラー画面をタッチパネル部110に表示させる。カード利用情報は、少なくともクレジットカード番号を含む効力情報の他に、クレジットカードCDが利用された日時、利用駅(券売機100が設置された駅)などの情報を含む。また、カード利用情報には、更に、クレジットカードCDの利用時に合わせて券売機100に挿入された乗車券の乗車券IDiが含まれてよい。
鉄道利用管理サーバ装置400は、券売機100からカード利用情報を受信することによって、不正利用リスト422を生成または更新する。
次に、券売機側制御部150は、表面撮像カメラ137および/または裏面撮像カメラ138により撮像された撮像画像をタッチパネル部110に表示させながら、カード情報読取部130内の搬送機構を制御して、クレジットカードCDを取込口120に搬送させて排出させる(ステップS236)。
次に、搬送制御部152は、表面撮像カメラ137および裏面撮像カメラ138による撮像を終了させる(ステップS238)。これによって、本フローチャートの処理が終了する。
以上説明した第2の実施形態によれば、上述した第1の実施形態と同様に、クレジットカードCDの不正利用を防止することができる。
また、上述した第2の実施形態によれば、券売機100において不正利用と判定された際に、不正に利用されたクレジットカードCDと共に利用された乗車券の乗車券IDiを含むカード利用情報を、鉄道利用管理サーバ装置400に送信するため、クレジットカード会社が管理するネガ情報とは別に、鉄道利用管理サーバ装置400を運用する鉄道会社等が独自にクレジットカードCDの不正利用を行った利用者をリストとして管理することができる。この結果、例えば、クレジットカード会社が管理するネガ情報に、不正利用されたクレジットカードCDのカード番号が反映されていない場合であっても、クレジットカードCDの不正利用を検出することができる。
また、上述した第2の実施形態によれば、不正に利用されたクレジットカードCDと共に利用された乗車券が自動改札機300に翳された場合、この乗車券を翳した利用者の通過を阻止すると共に、当利用者がどこの駅でクレジットカードCDを不正使用しようとしたのか、或いはどこの駅の改札を通過しようとしたのかといった行動を把握することができる。
以上説明した少なくとも一つの実施形態によれば、利用者により提示されたクレジットカードCDから効力情報を電磁的な手法により読み取るカード情報読取部130と、クレジットカードCDを撮像する表面撮像カメラ137および/または裏面撮像カメラ138と、表面撮像カメラ137または裏面撮像カメラ138により撮像された撮像画像を表示するタッチパネル部110と、カード情報読取部130により効力情報が読み取られたクレジットカードCDのセキュリティコード30を取得する情報取得部154と、カード情報読取部130により読み取られた効力情報と、情報取得部154に取得されたセキュリティコードとに基づいて、クレジットカードCDの不正利用を判定する不正利用判定部160と、不正利用判定部160によりクレジットカードCDが不正利用でないと判定された場合に、クレジットカードCDの効力情報に基づいて所定の処理を行う処理部162と、を備えることにより、クレジットカードCDの不正利用を防止することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1、1A…交通システム、100…券売機(処理装置)、110…タッチパネル部、120…取込口、130…カード情報読取部、131…取込側ローラ、132…搬送路、133…磁気読取部、134…IC読取部、135、136…搬送ローラ、137…表面撮像カメラ、138…裏面撮像カメラ、140…券売機側通信部、150…券売機側制御部、152…搬送制御部、154…情報取得部、156…画像処理部、158…表示制御部、160…不正利用判定部、162…処理部、200…カード利用管理サーバ装置、210…サーバ側通信部、220…サーバ側記憶部、222…クレジットカード管理情報、230…サーバ側制御部、300…自動改札機、311、331…乗車券読取部、345…改札機側通信部、350…改札機側制御部、352…情報処理部、354…通過制御部、370…改札機側記憶部、400…鉄道利用管理サーバ装置、410…サーバ側通信部、420…サーバ側記憶部、422…不正利用リスト、430…サーバ側制御部、CD…クレジットカード
Claims (8)
- 利用者により提示されたクレジットカードから効力情報を電磁的な手法により読み取る処理装置側読取部と、
前記クレジットカードを撮像するカメラと、
前記カメラにより撮像された撮像画像を表示する表示部と、
前記処理装置側読取部により前記効力情報が読み取られたクレジットカードのセキュリティコードを取得する取得部と、
前記処理装置側読取部により読み取られた効力情報と、前記取得部に取得されたセキュリティコードとに基づいて、前記クレジットカードの不正利用を判定する判定部と、
前記判定部により前記クレジットカードが不正利用でないと判定された場合に、前記クレジットカードの効力情報に基づいて所定の処理を行う処理部と、
を備える処理装置。 - 前記判定部は、
予め効力情報とセキュリティコードとが対応付けられた対応情報を参照し、
前記対応情報において、前記処理装置側読取部により読み取られた効力情報と一致する効力情報に対応付けられたセキュリティコードと、前記取得部に取得されたセキュリティコードとが一致していない場合に、前記クレジットカードが不正利用であると判定する、
請求項1に記載の処理装置。 - 前記利用者により提示されたクレジットカードを筐体内部に引き込む引込機構を備え、
前記カメラは、前記引込機構により前記クレジットカードが前記筐体内部に引き込まれた状態の前記クレジットカードを撮像する、
請求項1または2に記載の処理装置。 - 前記取得部は、前記撮像画像に対して文字認識処理を行って、前記クレジットカードの少なくとも一方の面に表示される前記セキュリティコードを取得する、
請求項1から3のうちいずれか1項に記載の処理装置。 - コードの入力操作を受け付け可能な受付部を更に備え、
前記取得部は、前記表示部に前記撮像画像が表示された場合に、前記受付部が入力操作として受け付けたコードを、前記クレジットカードのセキュリティコードとして取得する、
請求項1から3のうちいずれか1項に記載の処理装置。 - 少なくとも前記クレジットカードの利用開始時および終了時に、前記撮像画像を前記表示部に表示させる表示制御部を更に備える、
請求項1から5のうちいずれか1項に記載の処理装置。 - 前記判定部により前記クレジットカードの不正利用と判定された場合に、前記クレジットカードと共に利用された乗車券の識別情報を外部装置に送信する処理装置側通信部を更に備える、
請求項1から6のうちいずれか1項に記載の処理装置。 - 請求項7に記載の処理装置と、
外部装置と通信可能な改札機側通信部、
翳された乗車券の識別情報を読み取る改札機側読取部、および、
利用者の通過を阻止するための通過阻止手段を制御する通過制御部、
を有する自動改札機と、
外部装置と通信可能なサーバ側通信部、および、
前記利用者の通過可否を判定するサーバ側制御部、
を有する鉄道利用管理サーバ装置と、
を備え、
前記サーバ側通信部は、
前記判定部により前記クレジットカードが不正利用であると判定された場合に、前記処理装置側通信部から、前記クレジットカードと共に利用された乗車券の識別情報を受信し、
前記改札機側読取部により前記乗車券から識別情報が読み取られた場合に、前記改札機側通信部から、前記改札機側読取部により読み取られた識別情報を受信し、
前記サーバ側制御部は、
前記サーバ側通信部により、前記処理装置側通信部から受信された識別情報と、前記改札機側通信部から受信された識別情報とが一致する場合に、前記利用者の通過を禁止する判定を行い、
前記通過制御部は、前記サーバ側制御部により前記利用者の通過を禁止する判定がなされた場合に、前記通過阻止手段を制御して前記利用者の通過を阻止する、
交通システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016182375A JP2018045662A (ja) | 2016-09-16 | 2016-09-16 | 処理装置および交通システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016182375A JP2018045662A (ja) | 2016-09-16 | 2016-09-16 | 処理装置および交通システム |
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Publication Number | Publication Date |
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ID=61693738
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2016182375A Pending JP2018045662A (ja) | 2016-09-16 | 2016-09-16 | 処理装置および交通システム |
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Country | Link |
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-
2016
- 2016-09-16 JP JP2016182375A patent/JP2018045662A/ja active Pending
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