JP2018042476A - 果実収穫植物の栽培方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】一つの区画で、植物体を移動することなく、果実を連続的に周年収穫できるようにする。
【解決手段】日長を所定時間(ブルーベリーの場合10.5時間)以上、且つ、昼間平均気温を所定温度(同じく25℃)未満の第1の環境状態Aとするか、又は、日長を所定時間未満、且つ、昼間平均気温を所定温度以上の第2の環境状態Bとして、枝の伸長と花芽の分化を両立させる。ここで、自然日長が所定時間以上であるときは、昼間平均気温を所定温度未満とし、自然日長が所定時間未満であるときは、昼間平均気温を所定温度以上とすることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、果実収穫植物の栽培方法に係り、特に、ブルーベリーの栽培に適用するのに好適な、一つの区画で、植物体を移動させることなく枝の伸長と花芽の分化を繰り返して果実を連続的に周年収穫することが可能な果実収穫植物の栽培方法に関する。
果実収穫植物、例えばブルーベリーは、自然条件では年に1回しか収穫することができない。特にブルーベリーの場合、新しく伸びた枝の先端や葉の付け根に花芽が分化し、花芽からは芽が伸びない。そのため、収穫を続けるには枝の伸長→花芽分化を繰り返す必要がある。
そこで、特許文献1では、花芽分化後に高温長日にして開花させ、その後別の環境条件に置くことで枝の伸長と花芽分化が連続的に起きるように誘導している。しかし、この方法では枝の伸長が不十分であった。
又、特許文献2では、異なる環境を備えた複数の区画を設け、植物体を各区画で移動させることで、花芽分化後に、(1)明期(昼)の気温25℃以上で暗期(夜)の気温16℃程度、日長8−10時間、(2)気温3−7℃、(3)気温16−23℃かつ日長8−10時間という順に環境を変化させ、枝の伸長と花芽分化が繰り返して連続的に起きるように誘導し、枝を伸長させながら収穫を続けるようにしている。
国際公開第WO2012/161351号パンフレット 国際公開第WO2014/156939号パンフレット
しかしながら、いずれの技術も、枝の伸長と花芽分化が連続して起きるように誘導する際に、異なる環境条件に移行する必要がある。そのため、連続的な収穫を行うためには、複数の区画を設けて、その区画間で植物体を移動させる必要があった。
本発明は、前記従来の問題点を解決するべくなされたもので、一つの区画で、植物体を移動させることなく果実を連続的に周年収穫できるようにすることを課題とする。
発明者らは、花芽分化後に限らず、花芽分化前、あるいは萌芽前であっても、枝の伸長と花芽分化を両立できる状態に誘導できる環境条件を見出した。両立できる環境条件は、表1及び図1にブルーベリーの場合で例示する如く、日長が10.5時間以上(14時間以下)、且つ、昼間平均気温が(20℃以上)25℃未満である第1の環境状態Aと、日長が(8時間以上)10.5時間未満、且つ、昼間平均気温が25℃以上(30℃以下)の第2の環境状態Bである。
前記枝の伸長と花芽分化を両立させる第1の環境状態Aの一日の中での気温と日長の制御例を図2(A)に、前記第2の環境状態Bの一日の中での気温と日長の制御例を図2(B)に示す。
又、日長を10.5時間以上(14時間以下)、且つ、昼間平均気温を25℃以上(30℃以下)として枝の伸長を促進する第3の環境状態Cの一日の中での気温と日長の制御例を図2(C)に、又、日長を(8時間以上)10.5時間未満、且つ、昼間平均気温を(20℃以上)25℃未満として花芽分化を促進する第4の環境状態Dの一日の中での気温と日長の制御例を図2(D)に示す。
このようにして、環境状態Aと環境状態Bでは、枝の伸長と花芽分化を両立させることができるため、一度制御環境に導入した後は、植物体(株)の移動を行う必要が無く、更に、任意のステージの株を導入することもできる。従って、複数の区画は必要なく、栽培設備が簡素になる。
理想的には気温や日長を変化させることなく枝の伸長と花芽分化を両立するが、気温と日長を調節することで枝の伸長か花芽分化のどちらかを促進することもできる。植物の状態に応じ、気温と日長を変化させることで連続的に新枝伸長と花芽分化を繰り返す。
自然日長のもとで気温調節のみで連続的な新枝伸長と花芽分化を実現することも可能である。この場合、冬に加温し夏に冷却する必要があるので、経済的には日長調節の方が有利な場合もある。
なお、本発明法では、休眠中のブルーベリーの低温要求を満足することはできないため、休眠導入後、低温要求が満たされるまでの間は、本発明を適用することができない。
本発明は、上記のような知見に基づいてなされたもので、日長を所定時間以上、且つ、昼間平均気温を所定温度未満とするか、又は、日長を所定時間未満、且つ、昼間平均気温を所定温度以上として、枝の伸長と花芽の分化を両立させることにより、前記課題を解決するものである。
ここで、自然日長が所定時間以上であるときは、昼間平均気温を所定温度未満とし、自然日長が所定時間未満であるときは、昼間平均気温を所定温度以上として、枝の伸長と花芽の分化を両立させることができる。
又、前記果実収穫植物がブルーベリーである場合に、前記所定時間を10.5時間とし、前記所定温度を25℃とすることができる。
又、前記枝の伸長と花芽の分化を両立させる時期と、枝を伸長させる時期又は花芽を分化させる時期を交互に行うことができる。
又、前記枝の伸長と花芽の分化を両立させる時期を所定日数以上継続させないことができる。
又、前記果実収穫植物がブルーベリーである場合に、前記所定日数を14日以上60日以下とすることができる。
本発明によれば、一つの区画で、植物体を移動することなく、果実を連続的に周年収穫できるようになる。
本発明で用いる環境状態を示す図 各環境状態における一日の中での気温と日長の制御例を比較して示す図 本発明を実施するための設備の例を模式的に示す図 本発明の第1実施形態における一年の中での気温の制御例を示す図 本発明の第2実施形態における一年の中での気温と日長の制御例を示す図 本発明の実施例における環境制御実績を示す図
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。なお、本発明は以下の実施形態及び実施例に記載した内容により限定されるものではない。又、以下に記載した実施形態及び実施例における構成要件には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のもの、いわゆる均等の範囲のものが含まれる。更に、以下に記載した実施形態及び実施例で開示した構成要素は適宜組み合わせてもよいし、適宜選択して用いてもよい。
本発明を実施するための設備の例を図3に模式的に示す。この設備においては、温室10に例えばヒートポンプ式のエアコン12を設けて、冷房と暖房による温度調節を可能とする。又、日長を制御する場合には遮光カーテン14と完全遮光カーテン16、及び、電照装置18を設けることができる。図において、8は太陽、20はルーフベント、22は、湿度を制御するためのミスト装置である。
まず、日長を制御せず、自然日長で気温のみ調整するようにした本発明の第1実施形態について説明する。
この場合は、自然日長が10.5時間以上であり昼間平均気温が高い図1の第3の環境状態Cに相当する季節(例えば春)は枝の伸長、自然日長が10.5時間未満であり昼間平均気温が低い第4の環境状態Dに相当する季節(例えば秋)は花芽分化が促進される。従って、自然日長が10.5時間以上である季節には昼間平均気温を25℃未満として第1の環境状態Aとすることで枝の伸長と花芽分化の両方を促進し、自然日長が10.5時間未満である季節には昼間平均気温を25℃以上として第2の環境状態Bとすることで枝の伸長と花芽分化の両方を促進することができる。この場合の一年の中での気温の制御例を図4に示す。
この方法では、図3に示した電照装置18や遮光カーテン14、16等の日長調節設備が不要になるため、設備コストは低減できるが、冬に加温して夏に冷却することになるため、エアコン12の空調コストは増加する。図4に示したように、自然日長が10.5時間以上の場合には昼間平均気温を25℃未満とし、自然日長が10.5時間未満の場合には昼間平均気温を25℃以上に調整して枝の伸長と花芽分化の両方を促進する。夜間平均気温は11℃に調整している。
なお、夜間平均気温は8℃以上20℃以下である必要があり、15℃以下であることが望ましい。
次に日長と気温の両方を制御するようにした本発明の第2実施形態について説明する。
この第2実施形態では、図5に示したように、日長10時間と11時間を1ヶ月毎に繰り返し、日長を10時間に設定した場合には昼間平均気温を27℃とし、日長を11時間に設定した場合には昼間平均気温を23℃に調整して枝の伸長と花芽分化の両方を促進する。なお、夜間平均気温は11℃に調整している。植物の状態を見ながら日長10時間と日長11時間を繰り返す。繰り返しの日数は14日間以上の長さが必要であるが、60日間に達すると枝の伸長促進か、花芽分化の促進に偏るため、30日間程度で交代させることが望ましい。
実際の運用では、例えば花芽が全くついていない状態でスタートするときは8時間日長や低温との組合せで花芽誘導するのがよく、新枝の伸びがほとんどない条件では12時間以上の長い日長や高温で新枝を伸ばすのがよい。一度花芽分化と新枝の伸長が両立してしまえば両立の維持にはより弱い条件でよく、8時間日長や12時間日長のような強い条件は両立を壊す危険性が高くなる。そのため、両立を確立後、10−11時間の日長を1ヶ月程度で繰り返すのが、花芽分化にも新枝伸長にも偏り過ぎない運用方法となる。
日長は、太陽光を利用する施設では、遮光カーテン14、完全遮光カーテン16などの遮光設備と、電照装置18によって調節でき、人工光で栽培する設備では、電照装置18の照射時間によって調節できる。
第2実施形態の実施例における環境設定とブルーベリーの反応の例を表2に、環境制御実績を図6に示す。なお、本実施例では、ブルーベリーの品種としてサザンハイブッシュブルーベリー(SHB)を用いた。
この実施例では、第1の環境状態AであるRUN−1と第2の環境状態BであるRUN−2のいずれにおいても新枝成長と花芽分化の両方を促進した。ところが、環境状態Bでも夜間平均気温がやや高いRUN−3では、新枝成長および花芽分化ともに促進不十分であった。
さらに、第3の環境状態CであるRUN−4では、新枝成長を促進したが花芽分化は少数で不十分であった。また、第4の環境状態DであるRUN−5およびRUN−6では、花芽分化を促進したが新枝成長は不十分もしくは見られなかった。
図6に示したように、昼間平均気温25℃未満で日長10時間の期間aにおいては新枝成長がやや不足していたが、昼間平均気温25℃未満で日長11時間の期間bにおいては新枝成長および花芽分化ともに促進した。
なお、前記実施形態においては、本発明がブルーベリーに適用されていたが、本発明の適用対象はこれに限定されず、他の果実収穫植物にも同様に適用できる。
8…太陽
10…温室
12…エアコン
14…遮光カーテン
16…完全遮光カーテン

Claims (6)

  1. 日長を所定時間以上、且つ、昼間平均気温を所定温度未満とするか、又は、日長を所定時間未満、且つ、昼間平均気温を所定温度以上として、枝の伸長と花芽の分化を両立させることを特徴とする果実収穫植物の栽培方法。
  2. 自然日長が所定時間以上であるときは、昼間平均気温を所定温度未満とし、自然日長が所定時間未満であるときは、昼間平均気温を所定温度以上として、枝の伸長と花芽の分化を両立させることを特徴とする請求項1に記載の果実収穫植物の栽培方法。
  3. 前記果実収穫植物がブルーベリーである場合に、前記所定時間を10.5時間とし、前記所定温度を25℃とすることを特徴とする請求項1又は2に記載の果実収穫植物の栽培方法。
  4. 前記枝の伸長と花芽の分化を両立させる時期と、枝を伸長させる時期又は花芽を分化させる時期を交互に行うことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の果実収穫植物の栽培方法。
  5. 前記枝の伸長と花芽の分化を両立させる時期を所定日数以上継続させないことを特徴とする請求項4に記載の果実収穫植物の栽培方法。
  6. 前記果実収穫植物がブルーベリーである場合に、前記所定日数を14日以上60日以下とすることを特徴とする請求項5に記載の果実収穫植物の栽培方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2012161351A1 (ja) * 2011-05-25 2012-11-29 国立大学法人東京農工大学 ブルーベリーの生産方法、及び該方法により得られる連続開花性ブルーベリー
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