JP2018042289A - 通信方法、装置、およびシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】通信方法、装置、及びシステムを提供する。
【解決手段】本発明は、ユーザ機器により要求メッセージをマイクロネットワークノードに送信し、それによってマイクロネットワークノードが指示メッセージをマクロネットワークノードに送信できるようにするステップと、指示メッセージに応じてマクロネットワークノードにより送信されたアップリンクリソースUGを受信するステップと、アップリンクリソースUGに応じてアップリンク信号またはアップリンクデータをマクロネットワークノードに送信するステップとを含む通信方法を開示する。本発明の実施形態は、対応する装置およびシステムをさらに提供する。本発明の技術的解決策では、ユーザ機器をネットワークにアクセスさせる動作にマイクロネットワークノードが参加し、それによってUEがネットワークに迅速にアクセスできるようにし、UEのアクセス遅延を減らす。
【選択図】図1

Description

本発明は、通信技術の分野に関し、特に、通信方法、装置、およびシステムに関する。
ネットワーク展開シナリオには2つの異なるタイプのネットワークノードが存在する。すなわち、進化型基地局(Evolved NodeB、eNB)とスモールセルノード(Small Cell Node、SCN)である。eNBとSCNは、1つまたは複数のセルを個別に制御し、eNBのセルとSCNのセルとは異なる周波数を使用し得る。eNBのセルは、広い領域をカバーし、マクロセルと呼ばれ得る。SCNのセルは、狭い領域をカバーし、スモールセルと呼ばれ得る。
先行技術では、以下の状況のいずれか1つが発生する可能性がある。
ユーザ機器(User Experiment、UE)でマクロセルに対して設定されたタイムアラインメントタイマー(Time Alignment Timer、TAT)が満了し、かつUEがアップリンクデータまたは信号をeNBに送信する必要がある。
スケジューリング要求(Scheduling Request、SR)をマクロセルで送信するためのリソースがUEになく、かつUEがアップリンクデータまたは信号をeNBに送信する必要がある。
UEが動的スケジューリング要求(Dynamic Scheduling Request、DSR)をマクロセルで送信することに失敗し、そのDSRの失敗が、UEが継続的に送信するSRの回数が予め設定された最大回数を超えていることに起因する。
上記の3つの状況のいずれか1つが発生すると、UEはまずeNBへの競合ベースのランダムアクセス手続きを開始する必要があり、この手続きが完了して初めて、UEはアップリンクデータまたは信号をeNBに送信することができ、eNBはそのアップリンクデータまたは信号に応えてUEにダウンリンクデータまたは信号を送信し得る。競合ベースのランダムアクセス手続きは、第3世代パートナーシッププロジェクト(3rd Generation Partnership Project、3GPP)プロトコルTS 36.321で詳しく定義されている。
本発明の発明者は、先行技術で使用されている競合ベースのランダムアクセス手続きは複雑であり、非常に長いアクセス遅延が生じることを見つけ出した。
本発明の実施形態は、UEがネットワークに迅速にアクセスできるようにし、UEのアクセス遅延を減らすことができる通信方法を提供する。本発明の実施形態は、対応する装置およびシステムをさらに提供する。
本発明の第1の側面は、
ユーザ機器により要求メッセージをマイクロネットワークノードに送信し、それによってマイクロネットワークノードが指示メッセージをマクロネットワークノードに送信できるようにするステップと、
指示メッセージに応じてマクロネットワークノードにより送信されたアップリンクリソースUGを受信するステップと、
アップリンクリソースUGに応じてアップリンク信号またはアップリンクデータをマクロネットワークノードに送信するステップと
を含む通信方法を提供する。
第1の側面に関し、第1の考えられる実装態様において、指示メッセージに応じてマクロネットワークノードにより送信されたアップリンクリソースUGを受信するステップは、
非競合ベースのランダムアクセス手続きを使用して第1のタイミングアドバンスTAおよびアップリンクリソースUGを受信するステップを含み、
対応して、アップリンクリソースUGに応じてアップリンク信号またはアップリンクデータをマクロネットワークノードに送信するステップは、
第1のタイミングアドバンスTAおよびアップリンクリソースUGに応じてアップリンク信号またはアップリンクデータをマクロネットワークノードに送信するステップを含む。
第1の側面に関し、第2の考えられる実装態様において、指示メッセージに応じてマクロネットワークノードにより送信されたアップリンクリソースUGを受信するステップは、
物理ダウンリンク制御チャネルPDCCHを通じて、マクロネットワークノードにより送信されたアップリンクリソースUGを受信するステップを含み、
対応して、方法は、
既存の第2のタイミングアドバンスTAを読み取るステップをさらに含み、
アップリンクリソースUGに応じてアップリンク信号またはアップリンクデータをマクロネットワークノードに送信するステップは、
第2のタイミングアドバンスTAおよびアップリンクリソースUGに応じてアップリンク信号またはアップリンクデータをマクロネットワークノードに送信するステップを含む。
第1の側面または第1の側面の第1もしくは第2の考えられる実装態様に関し、第3の考えられる実装態様において、要求メッセージおよび指示メッセージの両方は、アップリンク信号またはアップリンクデータのサイズを搬送し、アップリンク信号またはアップリンクデータのサイズは、マクロネットワークノードによりアップリンクリソースUGを判断するために使用される。
第1の側面または第1の側面の第1から第3の考えられる実装態様のいずれか1つに関し、第4の考えられる実装態様において、方法は、ユーザ機器により要求メッセージをマイクロネットワークノードに送信するステップの前に、
アップリンク信号またはアップリンクデータの第1の制御情報を判断するステップをさらに含み、
対応して、要求メッセージおよび指示メッセージの両方は、第1の制御情報を搬送し、第1の制御情報は、マクロネットワークノードによりユーザ機器のアクセス制御を実行するために使用される。
第1の側面または第1の側面の第1から第3の考えられる実装態様のいずれか1つに関し、第5の考えられる実装態様において、方法は、要求メッセージをマイクロネットワークノードに送信するステップの前に、マクロネットワークノードにより送信されアップリンク同期フラグおよび/または第2の制御情報を搬送する第1の構成メッセージを受信するステップをさらに含み、アップリンク同期フラグは、マクロネットワークノードにより制御されるマクロセルが属するタイミングアドバンスグループTAGのタイムアラインメントタイマーTATが満了した後、ユーザ機器に対して、マイクロネットワークノードにより制御されるマイクロセルが属するTAGのTATの継続的な実行を引き続き維持するよう指示するために使用される。
第1の側面の第5の考えられる実装態様に関し、第6の考えられる実装態様において、第1の構成メッセージが第2の制御情報を搬送する場合、方法は、マクロネットワークノードにより送信された第1の構成メッセージを受信するステップの後に、
アップリンク信号またはアップリンクデータの第3の制御情報を判断するステップと、
第3の制御情報が第2の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たす場合に、アクセス要求メッセージをマイクロネットワークノードに送信するステップとをさらに含む。
第1の側面または第1の側面の第1から第3の考えられる実装態様のいずれか1つに関し、第7の考えられる実装態様において、方法は、要求メッセージをマイクロネットワークノードに送信するステップの前に、
アップリンク信号またはアップリンクデータの第4の制御情報を判断するステップをさらに含み、
要求メッセージは、第4の制御情報を搬送し、それによって第4の制御情報がマクロネットワークノードにより送信された第2の構成メッセージで搬送された第5の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たすと判断した後、マイクロネットワークノードが指示メッセージをマクロネットワークノードに送信できるようにする。
第1の側面の第7の考えられる実装態様に関し、第8の考えられる実装態様において、指示メッセージは、第4の制御情報を搬送し、第4の制御情報は、マクロネットワークノードによりユーザ機器のアクセス制御を実行するためにさらに使用される。
第1の側面または第1の側面の第1から第3の考えられる実装態様のいずれか1つに関し、第9の考えられる実装態様において、方法は、要求メッセージをマイクロネットワークノードに送信するステップの前に、
マクロネットワークノードにより送信され第6の制御情報を搬送する第3の構成メッセージを受信するステップと、
アップリンク信号またはアップリンクデータの第7の制御情報を判断するステップと
を含み、アクセス要求メッセージをマイクロネットワークノードに送信するステップは、
第7の制御情報が第6の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たす場合に、要求メッセージをマイクロネットワークノードに送信するステップを含み、
対応して、要求メッセージおよび指示メッセージの両方は、第7の制御情報をさらに搬送し、第7の制御情報は、マクロネットワークノードによりユーザ機器のアクセス制御を実行するために使用される。
第1の側面または第1の側面の第1から第3の考えられる実装態様のいずれか1つに関し、第10の考えられる実装態様において、方法は、要求メッセージをマイクロネットワークノードに送信するステップの前に、
マクロネットワークノードにより送信され第8の制御情報を搬送する第4の構成メッセージを受信するステップと、
アップリンク信号またはアップリンクデータの第9の制御情報を判断するステップと
を含み、アクセス要求メッセージをマイクロネットワークノードに送信するステップは、
第9の制御情報が第8の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たす場合に、アクセス要求メッセージをマイクロネットワークノードに送信するステップを含み、
対応して、要求メッセージは、第9の制御情報を搬送し、それによって第9の制御情報がマクロネットワークノードによりマイクロネットワークノードに送信される第5の構成メッセージで搬送される第10の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たすと判断した後、マイクロネットワークノードが指示メッセージをマクロネットワークノードに送信できるようにする。
第1の側面の第10の考えられる実装態様に関し、指示メッセージは、第9の制御情報を搬送し、第9の制御情報は、マクロネットワークノードによりユーザ機器のアクセス制御を実行するためにさらに使用される。
第1の側面の第4から第11の考えられる実装態様のいずれか1つに関し、第12の考えられる実装態様において、第1の制御情報と、第2の制御情報と、第3の制御情報と、第4の制御情報と、第5の制御情報と、第6の制御情報と、第7の制御情報と、第8の制御情報と、第9の制御情報と、第10の制御情報とは、それぞれ緊急指示情報、サービスタイプ情報、データ/信号情報、サービス品質QoS情報、無線ベアラRBの識別子、論理チャネルLCHの識別子、および無線ベアラにより使用される論理チャネルが属する論理チャネルグループの識別子の少なくとも1つを含む。
本発明の第2の側面は、
マイクロネットワークノードがユーザ機器により送信された要求メッセージを受信した後、マイクロネットワークノードにより送信された指示メッセージをマクロネットワークノードにより受信するステップと、
指示メッセージに応じてアップリンクリソースUGをユーザ機器に送信し、それによってユーザ機器がアップリンクリソースUGに応じてアップリンク信号またはアップリンクデータをマクロネットワークノードに送信できるようにするステップと
を含む通信方法を提供する。
第2の側面に関し、第1の考えられる実装態様において、指示メッセージに応じてアップリンクリソースUGをユーザ機器に送信するステップは、
指示メッセージに応じてユーザ機器への非競合ベースのランダムアクセス手続きを開始するステップと、非競合ベースのランダムアクセス手続きで第1のタイミングアドバンスTAおよびアップリンクリソースUGをユーザ機器に送信し、それによってユーザ機器が第1のタイミングアドバンスTAおよびアップリンクリソースUGに応じてアップリンク信号またはアップリンクデータをマクロネットワークノードに送信できるようにするステップとを含む。
第2の側面に関し、第2の考えられる実装態様において、指示メッセージに応じてアップリンクリソースUGをユーザ機器に送信するステップは
指示メッセージに応じて物理ダウンリンク制御チャネルPDCCHを通じてアップリンクリソースUGをユーザ機器に送信し、それによってユーザ機器が、既存の第2のタイミングアドバンスTAを読み取った後、第2のタイミングアドバンスTAおよびアップリンクリソースUGに応じてアップリンク信号またはアップリンクデータを送信できるようにするステップを含む。
第2の側面、および第2の側面の第1または第2の考えられる実装態様に関し、第3の考えられる実装態様において、要求メッセージおよび指示メッセージの両方は、アップリンク信号またはアップリンクデータのサイズ情報を搬送し、
方法は、アップリンクリソースUGをユーザ機器に送信するステップの前に、
アップリンク信号またはアップリンクデータのサイズ情報に応じてアップリンクリソースUGを判断するステップをさらに含む。
第2の側面または第2の側面の第1から第3の考えられる実装態様のいずれか1つに関し、第4の考えられる実装態様において、要求メッセージおよび指示メッセージの両方は、ユーザ機器により判断されるアップリンク信号またはアップリンクデータの第1の制御情報をさらに搬送し、方法は、アップリンクリソースUGをユーザ機器に送信するステップの前に、
第1の制御情報に応じてユーザ機器のアクセス制御を実行するステップをさらに含む。
第2の側面または第2の側面の第1から第3の考えられる実装態様に関し、第5の考えられる実装態様において、方法は、指示メッセージを受信するステップの前に、
アップリンク同期フラグおよび/または第2の制御情報を搬送する第1の構成メッセージをユーザ機器に送信するステップをさらに含み、アップリンク同期フラグは、マクロネットワークノードにより制御されるマクロセルが属するタイミングアドバンスグループTAGのタイムアラインメントタイマーTATが満了した後、ユーザ機器に対して、マイクロネットワークノードにより制御されるマイクロセルが属するTAGのTATの継続的な実行を引き続き維持するよう指示するために使用される。
第2の側面の第5の考えられる実装態様に関し、第6の考えられる実装態様において、第1の構成メッセージは、第2の制御情報を搬送し、それによってユーザ機器が、アップリンク信号またはアップリンクデータの第3の制御情報を判断した後、第3の制御情報が第2の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たすと判断した場合に、アクセス要求メッセージをマイクロネットワークノードに送信できるようにする。
第2の側面または第2の側面の第1から第3の考えられる実装態様のいずれか1つに関し、第7の考えられる実装態様において、要求メッセージは、ユーザ機器により判断されるアップリンク信号またはアップリンクデータの第4の制御情報を搬送し、
方法は、指示メッセージを受信するステップの前に、
第5の制御情報を搬送する第2の構成メッセージをマイクロネットワークノードに送信し、それによって第4の制御情報が第5の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たすと判断した後、マイクロネットワークノードが指示メッセージをマクロネットワークノードに送信できるようにするステップをさらに含む。
第2の側面の第7の考えられる実装態様に関し、第7の考えられる実装態様において、指示メッセージは、第4の制御情報を搬送し、第4の指示情報は、マクロネットワークノードによりユーザ機器のアクセス制御を実行するためにさらに使用され、方法は、アップリンクリソースUGをユーザ機器に送信するステップの前に、
第4の制御情報に応じてユーザ機器のアクセス制御を実行するステップをさらに含む。
第2の側面または第2の側面の第1から第3の考えられる実装態様に関し、第9の考えられる実装態様において、方法は、指示メッセージを受信するステップの前に、
第6の制御情報を搬送する第3の構成メッセージをユーザ機器に送信し、それによってアップリンク信号またはアップリンクデータの第7の制御情報が第6の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たすと判断した後、ユーザ機器がアクセス要求メッセージをマイクロネットワークノードに送信できるようにするステップを含み、
対応して、要求メッセージおよび指示メッセージの両方は、第7の制御情報をさらに搬送し、方法は、アップリンクリソースUGをユーザ機器に送信するステップの前に、
第7の制御情報に応じてユーザ機器のアクセス制御を実行するステップをさらに含む。
第2の側面または第2の側面の第1から第3の考えられる実装態様のいずれか1つに関し、第10の考えられる実装態様において、方法は、指示メッセージを受信するステップの前に、
第8の制御情報を搬送する第4の構成メッセージをユーザ機器に送信し、それによってアップリンク信号またはアップリンクデータの第9の制御情報が第8の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たすと判断した後、ユーザ機器がアクセス要求メッセージをマイクロネットワークノードに送信できるようにするステップであって、
対応して、要求メッセージが第9の制御情報を搬送するステップと、
第10の制御情報を搬送する第5の構成メッセージをマイクロネットワークノードに送信し、それによって第9の制御情報が第10の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たすと判断した後、マイクロネットワークノードが指示メッセージをマクロネットワークノードに送信できるようにするステップとをさらに含む。
第2の側面の第10の考えられる実装態様に関し、第11の考えられる実装態様において、指示メッセージは、第9の制御情報を搬送し、第9の制御情報は、マクロネットワークノードによりユーザ機器のアクセス制御を実行するためにさらに使用され、方法は、アップリンクリソースUGをユーザ機器に送信するステップの前に、
第9の制御情報に応じてユーザ機器のアクセス制御を実行するステップをさらに含む。
第2の側面の第4から第11の考えられる実装態様のいずれか1つに関し、第12の考えられる実装態様において、第1の制御情報と、第2の制御情報と、第3の制御情報と、第4の制御情報と、第5の制御情報と、第6の制御情報と、第7の制御情報と、第8の制御情報と、第9の制御情報と、第10の制御情報とは、それぞれ緊急指示情報、サービスタイプ情報、データ/信号情報、サービス品質QoS情報、無線ベアラRBの識別子、論理チャネルLCHの識別子、および無線ベアラにより使用される論理チャネルが属する論理チャネルグループの識別子の少なくとも1つを含む。
本発明の第3の側面は、
ユーザ機器により送信された要求メッセージをマイクロネットワークノードにより受信するステップと、
要求メッセージに応じて指示メッセージをマクロネットワークノードに送信し、それによってマクロネットワークノードがアップリンクリソースUGをユーザ機器に送信し、その後ユーザ機器がアップリンクリソースUGに応じてアップリンク信号またはアップリンクデータを送信できるようにするステップと
を含む通信方法を提供する。
第3の側面に関し、第1の考えられる実装態様において、要求メッセージおよび指示メッセージの両方は、ユーザ機器により判断されるアップリンク信号またはアップリンクデータの第1の制御情報を搬送し、第1の制御情報は、マクロネットワークノードによりユーザ機器のアクセス制御を実行するために使用される。
第3の側面に関し、第2の考えられる実装態様において、要求メッセージは、ユーザ機器により判断されるアップリンク信号またはアップリンクデータの第4の制御情報を搬送し、方法は、ユーザ機器により送信された要求メッセージを受信するステップの前に、
マクロネットワークノードにより送信され第5の制御情報を搬送する第2の構成メッセージを受信するステップをさらに含み、
対応して、指示メッセージをマクロネットワークノードに送信するステップは、
第4の制御情報が第5の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たす場合に、指示メッセージをマクロネットワークノードに送信するステップを含む。
第3の側面の第2の考えられる実装態様に関し、第3の考えられる実装態様において、指示メッセージは、第4の制御情報を搬送し、第4の制御情報は、マクロネットワークノードによりユーザ機器のアクセス制御を実行するためにさらに使用される。
第3の側面に関し、第4の考えられる実装態様において、ユーザ機器により送信された要求メッセージを受信するステップは、
ユーザ機器により判断されるアップリンク信号またはアップリンクデータの第7の制御情報がマクロネットワークノードにより送信される第3の構成メッセージで搬送される第6の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たす場合に、ユーザ機器により送信され第7の制御情報を搬送するアクセス要求メッセージを受信するステップを含み、
指示メッセージは、第7の制御情報を搬送し、第7の制御情報は、マクロネットワークノードによりユーザ機器のアクセス制御を実行するために使用される。
第3の側面に関し、第5の考えられる実装態様,において、ユーザ機器により送信された要求メッセージを受信するステップは、
ユーザ機器により判断されるアップリンク信号またはアップリンクデータの第9の制御情報がマクロネットワークノードにより送信される第4の構成メッセージで搬送される第8の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たす場合に、ユーザ機器により送信され第9の制御情報を搬送するアクセス要求メッセージを受信するステップを含み、
方法は、ユーザ機器により送信された要求メッセージを受信するステップの前に、
マクロネットワークノードにより送信され第10の制御情報を搬送する第5の構成メッセージを受信するステップを含み、
対応して、指示メッセージをマクロネットワークノードに送信するステップは、
第9の制御情報が第10の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たす場合に、指示メッセージをマクロネットワークノードに送信するステップを含む。
第3の側面の第5の考えられる実装態様に関し、指示メッセージは、第9の制御情報を搬送し、第9の制御情報は、マクロネットワークノードによりユーザ機器のアクセス制御を実行するためにさらに使用される。
第3の側面の第1から第6の考えられる実装態様のいずれか1つに関し、第7の考えられる実装態様において、第1の制御情報と、第4の制御情報と、第5の制御情報と、第6の制御情報と、第7の制御情報と、第8の制御情報と、第9の制御情報と、第10の制御情報とは、それぞれ緊急指示情報、サービスタイプ情報、データ/信号情報、サービス品質QoS情報、無線ベアラRBの識別子、論理チャネルLCHの識別子、および無線ベアラにより使用される論理チャネルが属する論理チャネルグループの識別子の少なくとも1つを含む。
本発明の第4の側面は、
マクロネットワークノードにより送信された構成情報をユーザ機器により受信するステップと、
構成情報に応じてアップリンク信号またはアップリンクデータをマイクロネットワークノードおよび/またはマクロネットワークノードに送信するステップと
を含む通信方法を提供する。
第4の側面に関し、第1の考えられる実装態様において、方法は、
マクロネットワークノードおよび/またはマイクロネットワークノードにより送信されたダウンリンク信号またはダウンリンクデータを受信するステップと、
マクロネットワークノードおよびマイクロネットワークノードにより送信されたダウンリンク信号またはダウンリンクデータが受信された場合に、マクロネットワークノードにより送信されたダウンリンク信号またはダウンリンクデータ内およびマイクロネットワークノードにより送信されたダウンリンク信号またはダウンリンクデータ内の重複する信号またはデータを削除するステップとをさらに含む。
第4の側面または第4の側面の第1の考えられる実装態様に関し、第2の考えられる実装態様において、構成情報は、マイクロネットワークノードにより制御されるマイクロセルの識別子と、ユーザ機器の無線ベアラRBの識別子とを含み、
構成情報に応じてアップリンク信号またはアップリンクデータをマイクロネットワークノードに送信するステップは、
マイクロネットワークノードに対して、RBの識別子に対応する無線ベアラで伝送されるアップリンク信号またはアップリンクデータを送信するステップであって、アップリンク信号またはアップリンクデータが、既定の論理チャネルを通じて、マイクロセルの識別子に対応するマイクロセルを使用して送信されるステップを含む。
第2の考えられる実装態様に関し、第3の考えられる実装態様において、構成情報は、論理チャネルLCHの識別子をさらに含み、構成情報に応じてアップリンク信号またはアップリンクデータをマイクロネットワークノードに送信するステップは、
マイクロネットワークノードに対して、RBの識別子に対応する無線ベアラで伝送されるアップリンク信号またはアップリンクデータを送信するステップであって、アップリンク信号またはアップリンクデータが、LCHの識別子に対応する論理チャネルを通じて、マイクロセルの識別子に対応するマイクロセルを使用して送信されるステップを含む。
第4の側面の第2または第3の考えられる実装態様に関し、第4の考えられる実装態様において、構成情報は、アップリンクフラグをさらに含み、マクロネットワークノードおよび/またはマイクロネットワークノードにより送信されたダウンリンク信号またはダウンリンクデータを受信するステップは、
マクロネットワークノードにより送信されたダウンリンク信号またはダウンリンクデータを受信するステップを含む。
第4の側面の第2から第4の考えられる実装態様のいずれか1つに関し、第5の考えられる実装態様において、構成情報は、アップリンク同期フラグをさらに含み、アップリンク同期フラグは、マクロネットワークノードにより制御されるマクロセルが属するタイミングアドバンスグループTAGのタイムアラインメントタイマーTATが満了した後、ユーザ機器に対して、マイクロネットワークノードにより制御されるマイクロセルが属するTAGのTATの継続的な実行を引き続き維持するよう指示するために使用される。
第4の側面または第4の側面の第1から第5の考えられる実装態様のいずれか1つに関し、第6の考えられる実装態様において、アップリンク信号は、アップリンク無線リソース制御RRCメッセージであり、ダウンリンク信号は、ダウンリンク無線リソース制御RRCメッセージである。
第4の側面の第6の考えられる実装態様に関し、第7の考えられる実装態様において、アップリンクRRCメッセージは、アップリンク測定レポートメッセージと、アップリンク情報転送メッセージとを含み、ダウンリンクRRCメッセージは、ハンドオーバーコマンドメッセージと、ダウンリンク情報転送メッセージとを含む。
本発明の第5の側面は、
マクロネットワークノードにより、構成情報をユーザ機器に送信し、それによってユーザ機器が構成情報に応じてアップリンク信号またはアップリンクデータをマイクロネットワークノードおよび/またはマクロネットワークノードに送信できるようにするステップと、
ユーザ機器により送信されマイクロネットワークノードにより転送されたアップリンク信号もしくはアップリンクデータを受信し、および/またはユーザ機器により送信されたアップリンク信号もしくはアップリンクデータを受信するステップと
を含む通信方法を提供する。
第5の側面に関し、第1の考えられる実装態様において、ユーザ機器により送信されマイクロネットワークノードにより転送されたアップリンク信号またはアップリンクデータが受信され、かつユーザ機器により送信されたアップリンク信号またはアップリンクデータが受信された場合に、ユーザ機器により送信されたアップリンク信号またはアップリンクデータ内およびマイクロネットワークノードにより送信されたアップリンク信号またはアップリンクデータ内の重複する信号またはデータが削除される。
第5の側面または第5の側面の第1の考えられる実装態様に関し、第2の考えられる実装態様において、方法は、
別の構成情報をマイクロネットワークノードに送信し、それによってマイクロネットワークノードが別の構成情報に応じてダウンリンク信号またはダウンリンクデータをユーザ機器に転送できるようにするステップと、
ダウンリンク信号またはダウンリンクデータをマイクロネットワークノードに送信するステップとをさらに含む。
第5の側面の第2の考えられる実装態様に関し、第3の考えられる実装態様において、アップリンク信号は、アップリンク無線リソース制御RRCメッセージであり、ダウンリンク信号は、ダウンリンク無線リソース制御RRCメッセージである。
第5の側面の第3の考えられる実装態様に関し、第4の考えられる実装態様において、アップリンクRRCメッセージは、アップリンク測定レポートメッセージと、アップリンク情報転送メッセージとを含み、ダウンリンクRRCメッセージは、ハンドオーバーコマンドメッセージと、ダウンリンク情報転送メッセージとを含む。
本発明の第6の側面は、
マクロネットワークノードにより送信された別の構成情報をマイクロネットワークノードにより受信するステップと、
マクロネットワークにより送信されたダウンリンク信号またはダウンリンクデータを受信するステップと、
別の構成情報に応じてダウンリンク信号またはダウンリンクデータをユーザ機器に転送するステップと
を含む通信方法を提供する。
第6の側面に関し、第1の考えられる実装態様において、別の構成情報は、ユーザ機器の識別子と、ユーザ機器の無線ベアラRBの識別子とを含み、
別の構成情報に応じてダウンリンク信号またはダウンリンクデータをユーザ機器に転送するステップは、
ユーザ機器に対して、RBの識別子に対応する無線ベアラで伝送されるダウンリンク信号またはダウンリンクデータを送信するステップであって、ダウンリンク信号またはダウンリンクデータが、既定の論理チャネルを通じて、マイクロセルの識別子に対応するマイクロセルを使用して送信されるステップをさらに含む。
第6の側面の第1の考えられる実装態様に関し、第2の考えられる実装態様において、別の構成情報は、論理チャネルLCHの識別子をさらに含み、別の構成情報に応じてダウンリンク信号またはダウンリンクデータをユーザ機器に転送するステップは、
ユーザ機器に対して、RBの識別子に対応する無線ベアラで伝送されるダウンリンク信号またはダウンリンクデータを送信するステップであって、ダウンリンク信号またはダウンリンクデータが、LCHの識別子に対応する論理チャネルを通じて、マイクロセルの識別子に対応するマイクロセルを使用して送信されるステップをさらに含む。
第6の側面、および第6の側面の第1または第2の考えられる実装態様に関し、第3の考えられる実装態様において、ダウンリンク信号は、ダウンリンク無線リソース制御RRCメッセージである。
第6の側面の第3の考えられる実装態様に関し、第4の考えられる実装態様において、ダウンリンクRRCメッセージは、ハンドオーバーコマンドメッセージと、ダウンリンク情報転送メッセージとを含む。
本発明の第7の側面は、
要求メッセージをマイクロネットワークノードに送信し、それによってマイクロネットワークノードが指示メッセージをマクロネットワークノードに送信できるようにするように構成された第1の送信ユニットと、
指示メッセージに応じてマクロネットワークノードにより送信されたアップリンクリソースUGを受信するように構成された取得ユニットと
を含み、第1の送信ユニットが、取得ユニットにより取得されたアップリンクリソースUGに応じて、アップリンク信号またはアップリンクデータをマクロネットワークノードに送信するように構成されたユーザ機器を提供する。
第7の側面に関し、第1の考えられる実装態様において、
取得ユニットは、非競合ベースのランダムアクセス手続きを使用して第1のタイミングアドバンスTAおよびアップリンクリソースUGを受信するように構成され、
第1の送信ユニットは、取得ユニットにより取得された第1のタイミングアドバンスTAおよびアップリンクリソースUGに応じてアップリンク信号またはアップリンクデータをマクロネットワークノードに送信するように構成される。
第7の側面に関し、第2の考えられる実装態様において、
取得ユニットは、既存の第2のタイミングアドバンスTAを読み取り、物理ダウンリンク制御チャネルPDCCHを通じて、マクロネットワークノードにより送信されたアップリンクリソースUGを受信するように構成され、
第1の送信ユニットは、取得ユニットにより取得された第2のタイミングアドバンスTAおよびアップリンクリソースUGに応じてアップリンク信号またはアップリンクデータをマクロネットワークノードに送信するように構成される。
第7の側面、および第7の側面の第1または第2の考えられる実装態様に関し、第3の考えられる実装態様において、ユーザ機器は、
アップリンク信号またはアップリンクデータの第1の制御情報を判断するように構成された第1の判断ユニットをさらに含み、要求メッセージおよび指示メッセージの両方は、第1の制御情報を搬送し、第1の制御情報は、マクロネットワークノードによりユーザ機器のアクセス制御を実行するために使用される。
第7の側面、および第7の側面の第1または第2の考えられる実装態様に関し、第4の考えられる実装態様において、ユーザ機器は、
マクロネットワークノードにより送信された第1の構成メッセージを受信するように構成された第1の受信ユニットをさらに含み、第1の構成メッセージは、アップリンク同期フラグおよび/または第2の制御情報を搬送し、アップリンク同期フラグは、マクロネットワークノードにより制御されるマクロセルが属するタイミングアドバンスグループTAGのタイムアラインメントタイマーTATが満了した後、ユーザ機器に対して、マイクロネットワークノードにより制御されるマイクロセルが属するTAGのTATの継続的な実行を引き続き維持するよう指示するために使用される。
第7の側面の第4の考えられる実装態様に関し、第5の考えられる実装態様において、第1の構成メッセージが第2の制御情報を搬送する場合に、ユーザ機器は、
アップリンク信号またはアップリンクデータの第3の制御情報を判断し、第3の制御情報が第2の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たす場合に要求メッセージをマイクロネットワークノードに送信するように構成された第2の判断ユニットをさらに含む。
第7の側面、および第7の側面の第1または第2の考えられる実装態様に関し、第6の考えられる実装態様において、ユーザ機器は、
アップリンク信号またはアップリンクデータの第4の制御情報を判断するように構成された第3の判断ユニットをさらに含み、要求メッセージは、第4の制御情報を搬送し、それによって第4の制御情報がマクロネットワークノードにより送信される第2の構成メッセージで搬送される第5の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たすと判断した後、マイクロネットワークノードが指示メッセージをマクロネットワークノードに送信できるようにする。
第7の側面、および第7の側面の第1または第2の考えられる実装態様に関し、第7の考えられる実装態様において、ユーザ機器は、
マクロネットワークノードにより送信され第6の制御情報を搬送する第3の構成メッセージを受信するように構成された第2の受信ユニットと、
アップリンク信号またはアップリンクデータの第7の制御情報を判断するように構成された第4の判断ユニットと
をさらに含み、第1の送信ユニットは、第7の制御情報が第6の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たす場合に、要求メッセージをマイクロネットワークノードに送信するようにさらに構成される。
第7の側面、および第7の側面の第1または第2の考えられる実装態様に関し、第8の考えられる実装態様において、ユーザ機器は、
マクロネットワークノードにより送信され第8の制御情報を搬送する第4の構成メッセージを受信するように構成された第3の受信ユニットと、
アップリンク信号またはアップリンクデータの第9の制御情報を判断するように構成された第5の判断ユニットと
をさらに含み、第1の送信ユニットは、第9の制御情報が第8の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たす場合に、要求メッセージをマイクロネットワークノードに送信するようにさらに構成される。
本発明の第8の側面は、
マイクロネットワークノードがユーザ機器により送信された要求メッセージを受信した後、マイクロネットワークノードにより送信された指示メッセージを受信するように構成された第4の受信ユニットと、
指示メッセージに応じてアップリンクリソースUGをユーザ機器に送信し、それによってユーザ機器がアップリンクリソースUGに応じてアップリンク信号またはアップリンクデータを送信できるようにするように構成された第2の送信ユニットと
を含むマクロネットワークノード装置を提供する。
第8の側面に関し、第1の考えられる実装態様において、
第2の送信ユニットは、指示メッセージに応じてユーザ機器への非競合ベースのランダムアクセス手続きを開始し、非競合ベースのランダムアクセス手続きで第1のタイミングアドバンスTAおよびアップリンクリソースUGをユーザ機器に送信し、それによってユーザ機器が第1のタイミングアドバンスTAおよびアップリンクリソースUGに応じてアップリンク信号またはアップリンクデータをマクロネットワークノードに送信できるようにするように構成される。
第8の側面に関し、第2の考えられる実装態様において、
第2の送信ユニットは、指示メッセージに応じて物理ダウンリンク制御チャネルPDCCHを通じてアップリンクリソースUGをユーザ機器に送信し、それによってユーザ機器が、既存の第2のタイミングアドバンスTAを読み取った後、第2のタイミングアドバンスTAおよびアップリンクリソースUGに応じてアップリンク信号またはアップリンクデータをマクロネットワークノードに送信できるようにするように構成される。
第8の側面、および第8の側面の第1または第2の考えられる実装態様に関し、第3の考えられる実装態様において、要求メッセージおよび指示メッセージの両方は、送信されるアップリンク信号またはアップリンクデータのサイズ情報を搬送し、マクロネットワークノード装置は、リソース判断ユニットをさらに含み、
リソース判断ユニットは、アップリンク信号またはアップリンクデータのサイズ情報に応じてアップリンクリソースUGを判断するように構成される。
第8の側面または第8の側面の第1から第3の考えられる実装態様のいずれか1つに関し、第4の考えられる実装態様において、要求メッセージおよび指示メッセージの両方は、ユーザ機器により判断されるアップリンク信号またはアップリンクデータの第1の制御情報をさらに搬送し、マクロネットワークノード装置は、
第1の制御情報に応じてユーザ機器のアクセス制御を実行するように構成された第1の制御ユニットをさらに含む。
第8の側面または第8の側面の第1から第3の考えられる実装態様のいずれか1つに関し、第5の考えられる実装態様において、
第2の送信ユニットは、第1の構成メッセージをユーザ機器に送信するようにさらに構成され、第1の構成メッセージは、アップリンク同期フラグおよび/または第2の制御情報を搬送し、アップリンク同期フラグは、マクロネットワークノードにより制御されるマクロセルが属するタイミングアドバンスグループTAGのタイミングアラインメントタイマーTATが満了した後、ユーザ機器に対して、マイクロネットワークノードにより制御されるマイクロセルが属するTAGのTATの継続的な実行を引き続き維持するよう指示するために使用される。
第8の側面または第8の側面の第1から第3の考えられる実装態様に関し、第6の考えられる実装態様において、
要求メッセージは、ユーザ機器により判断されるアップリンク信号またはアップリンクデータの第4の制御情報を搬送し、
第2の送信ユニットは、第5の制御情報を搬送する第2の構成メッセージをマイクロネットワークノードに送信し、それによって第4の制御情報が第5の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たすと判断した後、マイクロネットワークノードが指示メッセージをマクロネットワークノードに送信できるようにするようにさらに構成される。
第8の側面の第6の考えられる実装態様に関し、第7の考えられる実装態様において、指示メッセージは、第4の制御情報をさらに搬送し、マクロネットワークノード装置は、
第4の制御情報に応じてユーザ機器のアクセス制御を実行するように構成された第2の制御ユニットをさらに含む。
第8の側面または第8の側面の第1から第3の考えられる実装態様のいずれか1つに関し、第8の考えられる実装態様において、マクロネットワークノード装置は、
第2の送信ユニットは、第6の制御情報を搬送する第3の構成メッセージをユーザ機器に送信し、それによってアップリンク信号またはアップリンクデータの第7の制御情報が第6の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たすと判断した後、ユーザ機器が要求メッセージをマイクロネットワークノードに送信できるようにするようにさらに構成され、
要求メッセージおよび指示メッセージの両方が第7の制御情報をさらに搬送する場合に、第7の制御情報に応じてユーザ機器のアクセス制御を実行するように構成された第3の制御ユニットをさらに含む。
第8の側面または第8の側面の第1から第3の考えられる実装態様のいずれか1つに関し、第9の考えられる実装態様において、
第2の送信ユニットは、第8の制御情報を搬送する第4の構成メッセージをユーザ機器に送信し、それによってアップリンク信号またはアップリンクデータの第9の制御情報が第8の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たすと判断した後、ユーザ機器が要求メッセージをマイクロネットワークノードに送信できるようにするようにさらに構成され、
要求メッセージは、第9の制御情報を搬送し、
第2の送信ユニットは、第10の制御情報を搬送する第5の構成メッセージをマイクロネットワークノードに送信し、それによって第9の制御情報が第10の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たすと判断した後、マイクロネットワークノードが指示メッセージをマクロネットワークノードに送信できるようにするようにさらに構成される。
第8の側面の第9の考えられる実装態様に関し、第10の考えられる実装態様において、指示メッセージは、第9の制御情報を搬送し、マクロネットワークノード装置は、
第9の制御情報に応じてユーザ機器のアクセス制御を実行するように構成された第4の制御ユニットをさらに含む。
本発明の第9の側面は、
ユーザ機器により送信された要求メッセージを受信するように構成された第5の受信ユニットと、
指示メッセージをマクロネットワークノードに送信し、それによってマクロネットワークノードがアップリンクリソースUGをユーザ機器に割り当て、その後ユーザ機器がアップリンクリソースUGに応じてアップリンク信号またはアップリンクデータをマクロネットワークノードに送信できるようにするように構成された第3の送信ユニットと
を含むマイクロネットワークノード装置を提供する。
第9の側面に関し、第1の考えられる実装態様において、マイクロネットワークノード装置は、
第5の受信ユニットは、マクロネットワークノードにより送信され第5の制御情報を搬送する第2の構成メッセージを受信するようにさらに構成され、
第4の制御情報が第5の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たすか否かを判断するように構成された第6の判断ユニットをさらに含み、
第3の送信ユニットは、第4の制御情報が第5の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たした後、指示メッセージをマクロネットワークノードに送信するように構成される。
第9の側面の第1の考えられる実装態様に関し、第2の考えられる実装態様において、
第5の受信ユニットは、ユーザ機器により判断されるアップリンク信号またはアップリンクデータの第7の制御情報がマクロネットワークノードにより送信される第3の構成メッセージで搬送される第6の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たす場合、ユーザ機器により送信され第7の制御情報を搬送する要求メッセージを受信するように構成される。
第9の側面に関し、第3の考えられる実装態様において、マイクロネットワークノード装置は、
第5の受信ユニットは、ユーザ機器により判断されるアップリンク信号またはアップリンクデータの第9の制御情報がマクロネットワークノードにより送信される第4の構成メッセージで搬送される第8の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たす場合、ユーザ機器により送信され第9の制御情報を搬送する要求メッセージを受信するように構成され、
第5の受信ユニットは、マクロネットワークノードにより送信され第10の制御情報を搬送する第5の構成メッセージを受信するようにさらに構成され、
第9の制御情報が第10の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たすか否か判断するように構成された第7の判断ユニットをさらに含み、
第3の送信ユニットは、第9の制御情報が第10の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たす場合、指示メッセージをマクロネットワークノードに送信するようにさらに構成される。
本発明の第10の側面は、
マクロネットワークノードにより送信された構成情報を受信するように構成された第6の受信ユニットと、
第6の受信ユニットにより受信された構成情報に応じてアップリンク信号またはアップリンクデータをマイクロネットワークノードおよび/またはマクロネットワークノードに送信するように構成された第4の送信ユニットと
を含むユーザ機器を提供する。
第10の側面に関し、第1の考えられる実装態様において、
第6の受信ユニットは、マクロネットワークノードおよび/またはマイクロネットワークノードにより送信されたダウンリンク信号またはダウンリンクデータを受信するように構成され、ユーザ機器は、
マクロネットワークノードおよびマイクロネットワークノードにより送信されたダウンリンク信号またはダウンリンクデータが受信された場合に、マクロネットワークノードにより送信されたダウンリンク信号またはダウンリンクデータ内およびマイクロネットワークノードにより送信されたダウンリンク信号またはダウンリンクデータ内の重複する信号またはデータを削除するように構成された第1の処理ユニットをさらに含む。
第10の側面または第10の側面の第1の考えられる実装態様に関し、第2の考えられる実装態様において、構成情報は、マイクロネットワークノードにより制御されるマイクロセルの識別子と、ユーザ機器の無線ベアラRBの識別子とを含み、
第4の送信ユニットは、マイクロネットワークノードに対して、RBの識別子に対応する無線ベアラで伝送されるアップリンク信号またはアップリンクデータを送信するように構成され、アップリンク信号またはアップリンクデータは、既定の論理チャネルを通じて、マイクロセルの識別子に対応するマイクロセルを使用して送信される。
第10の側面の第2の考えられる実装態様に関し、第3の考えられる実装態様において、構成情報は、論理チャネルLCHの識別子をさらに含み、
第4の送信ユニットは、マイクロネットワークノードに対して、RBの識別子に対応する無線ベアラで伝送されるアップリンク信号またはアップリンクデータを送信するように構成され、アップリンク信号またはアップリンクデータは、LCHの識別子に対応する論理チャネルを通じて、マイクロセルの識別子に対応するマイクロセルを使用して送信される。
第10の側面の第2または第3の考えられる実装態様に関し、第4の考えられる実装態様において、構成情報は、アップリンクフラグをさらに含み、
第6の受信ユニットは、マクロネットワークノードにより送信されたダウンリンク信号またはダウンリンクデータを受信するように構成される。
本発明の第11の側面は、
構成情報をユーザ機器に送信し、それによってユーザ機器が構成情報に応じてアップリンク信号またはアップリンクデータをマイクロネットワークノードおよび/またはマクロネットワークノードに送信できるようにするように構成された第5の送信ユニットと、
ユーザ機器により送信されマイクロネットワークノードにより転送されたアップリンク信号もしくはアップリンクデータを受信し、および/またはユーザ機器により送信されたアップリンク信号もしくはアップリンクデータを受信するように構成された第7の受信ユニットと
を含むマクロネットワークノード装置を提供する。
第11の側面に関し、第1の考えられる実装態様において、マクロネットワークノード装置は、
ユーザ機器により送信されマイクロネットワークノードにより転送されたアップリンク信号またはアップリンクデータが受信され、かつユーザ機器により送信されたアップリンク信号またはアップリンクデータが受信された場合に、ユーザ機器により送信されたアップリンク信号またはアップリンクデータ内およびマイクロネットワークノードにより送信されたアップリンク信号またはアップリンクデータ内の重複する信号またはデータを削除するように構成された第2の処理ユニットをさらに含む。
第11の側面または第11の側面の第1の考えられる実装態様に関し、第2の考えられる実装態様において、マクロネットワークノード装置は、
別の構成情報をマイクロネットワークノードに送信し、それによってマイクロネットワークノードが別の構成情報に応じてダウンリンク信号またはダウンリンクデータをユーザ機器に転送できるようにするように構成された第6の送信ユニットをさらに含み、
第6の送信ユニットは、ダウンリンク信号またはダウンリンクデータをマイクロネットワークノードに送信するようにさらに構成される。
本発明の第12の側面は、
マクロネットワークノードにより送信された別の構成情報を受信するように構成され、マクロネットワークノードにより送信されたダウンリンク信号またはダウンリンクデータを受信するようにさらに構成された第8の受信ユニットと、
別の構成情報に応じてダウンリンク信号またはダウンリンクデータをユーザ機器に転送するように構成された第7の送信ユニットと
を含むマイクロネットワークノード装置を提供する。
第12の側面に関し、第1の考えられる実装態様において、別の構成情報は、ユーザ機器の識別子と、ユーザ機器の無線ベアラRBの識別子とを含み、
第7の送信ユニットは、ユーザ機器に対して、RBの識別子に対応する無線ベアラで伝送されるダウンリンク信号またはダウンリンクデータを送信するように構成され、ダウンリンク信号またはダウンリンクデータは、既定の論理チャネルを通じて、マイクロセルの識別子に対応するマイクロセルを使用して送信される。
第12の側面の第1の考えられる実装態様に関し、第2の考えられる実装態様において、別の構成情報は、論理チャネルLCHの識別子をさらに含み、
第7の送信ユニットは、ユーザ機器に対して、RBの識別子に対応する無線ベアラで伝送されるダウンリンク信号またはダウンリンクデータを送信するように構成され、ダウンリンク信号またはダウンリンクデータは、LCHの識別子に対応する論理チャネルを通じて、マイクロセルの識別子に対応するマイクロセルを使用して送信される。
本発明の第13の側面は、第1の受信機と、第1の伝送機と、第1のメモリと、第1の処理装置とを含み、
第1の伝送機が、要求メッセージをマイクロネットワークノードに送信し、それによってマイクロネットワークノードが指示メッセージをマクロネットワークノードに送信できるようにするように構成され、
第1の受信機が、指示メッセージに応じてマクロネットワークノードにより送信されたアップリンクリソースUGを受信するように構成され、
第1の伝送機が、アップリンクリソースUGに応じてアップリンク信号またはアップリンクデータをマクロネットワークノードに送信するようにさらに構成されたユーザ機器を提供する。
第13の側面に関し、第1の考えられる実装態様において、第1の受信機は、非競合ベースのランダムアクセス手続きを使用して第1のタイミングアドバンスTAおよびアップリンクリソースUGを受信するように構成され、
第1の伝送機は、第1のタイミングアドバンスTAおよびアップリンクリソースUGに応じてアップリンク信号またはアップリンクデータをマクロネットワークノードに送信するように構成される。
第13の側面に関し、第2の考えられる実装態様において、第1の受信機は、既存の第2のタイミングアドバンスTAを読み取り、物理ダウンリンク制御チャネルPDCCHを通じて、マクロネットワークノードにより送信されたアップリンクリソースUGを受信するように構成され、
第1の伝送機は、第2のタイミングアドバンスTAおよびアップリンクリソースUGに応じてアップリンク信号またはアップリンクデータをマクロネットワークノードに送信するように構成される。
第13の側面、および第13の側面の第1または第2の考えられる実装態様に関し、第3の考えられる実装態様において、
第1の処理装置は、アップリンク信号またはアップリンクデータの第1の制御情報を判断するように構成される。
第13の側面または第13の側面の第1から第3の考えられる実装態様のいずれか1つに関し、第4の考えられる実装態様において、
第1の受信機は、マクロネットワークノードにより送信されアップリンク同期フラグおよび/または第2の制御情報を搬送する第1の構成メッセージを受信するように構成され、アップリンク同期フラグは、マクロネットワークノードにより制御されるマクロセルが属するタイミングアドバンスグループTAGのタイミングアラインメントタイマーTATが満了した後、ユーザ機器に対して、マイクロネットワークノードにより制御されるマイクロセルが属するTAGのTATの継続的な実行を引き続き維持するよう指示するために使用される。
第13の側面の第4の考えられる実装態様に関し、第5の考えられる実装態様において、第1の処理装置は、アップリンク信号またはアップリンクデータの第3の制御情報を判断するように構成され、
第1の伝送機は、第3の制御情報が第2の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たす場合に、要求メッセージをマイクロネットワークノードに送信するように構成される。
第13の側面または第13の側面の第1から第3の考えられる実装態様のいずれか1つに関し、第6の考えられる実装態様において、
第1の処理装置は、アップリンク信号またはアップリンクデータの第4の制御情報を判断するように構成され、要求メッセージは、第4の制御情報を搬送し、それによって第4の制御情報がマクロネットワークノードにより送信される第2の構成メッセージで搬送される第5の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たすと判断した後、マイクロネットワークノードが指示メッセージをマクロネットワークノードに送信できるようにする。
第13の側面または第13の側面の第1から第3の考えられる実装態様のいずれか1つに関し、第7の考えられる実装態様において、
第1の受信機は、マクロネットワークノードにより送信され第6の制御情報を搬送する第3の構成メッセージを受信するように構成され、
第1の処理装置は、アップリンク信号またはアップリンクデータの第7の制御情報を判断するように構成され、
第1の伝送機は、第7の制御情報が第6の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たす場合に、要求メッセージをマイクロネットワークノードに送信するように構成される。
第13の側面または第13の側面の第1から第3の考えられる実装態様のいずれか1つに関し、第8の考えられる実装態様において、
第1の受信機は、マクロネットワークノードにより送信され第8の制御情報を搬送する第4の構成メッセージを受信するように構成され、
第1の処理装置は、アップリンク信号またはアップリンクデータの第9の制御情報を判断するように構成され、
第1の伝送機は、第9の制御情報が第8の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たす場合に、要求メッセージをマイクロネットワークノードに送信するように構成される。
本発明の第14の側面は、第2の受信機と、第2の伝送機と、第2のメモリと、第2の処理装置とを含み、
第2の受信機が、マイクロネットワークノードがユーザ機器により送信された要求メッセージを受信した後、マイクロネットワークノードにより送信された指示メッセージを受信するように構成され、
第2の伝送機が、指示メッセージに応じてアップリンクリソースUGをユーザ機器に送信し、それによってユーザ機器がアップリンクリソースUGに応じてアップリンク信号またはアップリンクデータを送信できるようにするように構成されたマクロネットワークノード装置を提供する。
第14の側面に関し、第1の考えられる実装態様において、
第2の伝送機は、指示メッセージに応じてユーザ機器への非競合ベースのランダムアクセス手続きを開始し、非競合ベースのランダムアクセス手続きで第1のタイミングアドバンスTAおよびアップリンクリソースUGをユーザ機器に送信し、それによってユーザ機器が第1のタイミングアドバンスTAおよびアップリンクリソースUGに応じてアップリンク信号またはアップリンクデータをマクロネットワークノードに送信できるようにするように構成される。
第14の側面に関し、第2の考えられる実装態様において、第2の伝送機は、指示メッセージに応じて物理ダウンリンク制御チャネルPDCCHを通じてアップリンクリソースUGをユーザ機器に送信し、それによってユーザ機器が、既存の第2のタイミングアドバンスTAを読み取った後、第2のタイミングアドバンスTAおよびアップリンクリソースUGに応じてアップリンク信号またはアップリンクデータをマクロネットワークノードに送信できるようにするように構成される。
第14の側面、および第14の側面の第1または第2の考えられる実装態様に関し、第3の考えられる実装態様において、要求メッセージおよび指示メッセージの両方は、送信されるアップリンク信号またはアップリンクデータのサイズ情報を搬送し、
第2の処理装置は、アップリンク信号またはアップリンクデータのサイズ情報に応じてアップリンクリソースUGを判断するように構成される。
第14の側面または第14の側面の第1から第3の考えられる実装態様のいずれか1つに関し、第4の考えられる実装態様において、
要求メッセージおよび指示メッセージの両方は、ユーザ機器により判断されるアップリンク信号またはアップリンクデータの第1の制御情報をさらに搬送し、
第2の処理装置は、第1の制御情報に応じてユーザ機器のアクセス制御を実行するように構成される。
第14の側面または第14の側面の第1から第3の考えられる実装態様のいずれか1つに関し、第5の考えられる実装態様において、
第2の伝送機は、アップリンク同期フラグおよび/または第2の制御情報を搬送する第1の構成メッセージをユーザ機器に送信するように構成され、アップリンク同期フラグは、マクロネットワークノードにより制御されるマクロセルが属するタイミングアドバンスグループTAGのタイムアラインメントタイマーTATが満了した後、ユーザ機器に対して、マイクロネットワークノードにより制御されるマイクロセルが属するTAGのTATの継続的な実行を引き続き維持するよう指示するために使用される。
第14の側面、および第14の側面の第1から第3の考えられる実装態様のいずれか1つに関し、第6の考えられる実装態様において、
第2の伝送機は、第5の制御情報を搬送する第2の構成メッセージをマイクロネットワークノードに送信し、それによって第4の制御情報が第5の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たすと判断した後、マイクロネットワークノードが指示メッセージをマクロネットワークノードに送信できるようにするように構成され、
第2の処理装置は、指示メッセージが第4の制御情報を搬送する場合に、第4の制御情報に応じてユーザ機器のアクセス制御を実行するようにさらに構成される。
第14の側面の第6の考えられる実装態様に関し、第7の考えられる実装態様において、
第2の伝送機は、第6の制御情報を搬送する第3の構成メッセージをユーザ機器に送信し、それによってアップリンク信号またはアップリンクデータの第7の制御情報が第6の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たすと判断した後、ユーザ機器が要求メッセージをマイクロネットワークノードに送信できるようにするように構成され、
第2の処理装置は、要求メッセージおよび指示メッセージの両方が第7の制御情報をさらに搬送する場合に、第7の制御情報に応じてユーザ機器のアクセス制御を実行するように構成される。
第14の側面または第14の側面の第1から第3の考えられる実装態様のいずれか1つに関し、第8の考えられる実装態様において、
第2の伝送機は、第8の制御情報を搬送する第4の構成メッセージをユーザ機器に送信し、それによってアップリンク信号またはアップリンクデータの第9の制御情報が第8の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たすと判断した後、ユーザ機器が要求メッセージをマイクロネットワークノードに送信できるようにするように構成され、
第2の伝送機は、第10の制御情報を搬送する第5の構成メッセージをマイクロネットワークノードに送信し、それによって第9の制御情報が第10の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たすと判断した後、マイクロネットワークノードが指示メッセージをマクロネットワークノードに送信できるようにするように構成される。
第14の側面の第8の考えられる実装態様に関し、第9の考えられる実装態様において、
第2処理装置は、指示メッセージが第9の制御情報を搬送する場合に、第9の制御情報に応じてユーザ機器のアクセス制御を実行するように構成される。
本発明の第15の側面は、第3の受信機と、第3の伝送機と、第3のメモリと、第3の処理装置とを含み、
第3の受信機が、ユーザ機器により送信された要求メッセージを受信するように構成され、
第3の伝送機が、要求メッセージに応じて指示メッセージをマクロネットワークノードに送信し、それによってマクロネットワークノードがアップリンクリソースUGをユーザ機器に送信し、その後ユーザ機器がアップリンクリソースUGに応じてアップリンク信号またはアップリンクデータをマクロネットワークノードに送信できるようにするように構成されたマイクロネットワークノード装置を提供する。
第15の側面に関し、第1の考えられる実装態様において、要求メッセージは、ユーザ機器により判断されるアップリンク信号またはアップリンクデータの第4の制御情報を搬送し、
第3の受信機は、マクロネットワークノードにより送信され第5の制御情報を搬送する第2の構成メッセージを受信するように構成され、
第3の処理装置は、第4の制御情報が第5の制御情報のアクセス制御ルールを満たすか否か判断するように構成され、
第3の伝送機は、第4の制御情報が第5の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たした後、指示メッセージをマクロネットワークノードに送信するように構成される。
第15の側面に関し、第2の考えられる実装態様において、
第3の受信機は、ユーザ機器により判断されるアップリンク信号またはアップリンクデータの第7の制御情報がマクロネットワークノードにより送信される第3の構成メッセージで搬送される第6の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たす場合に、ユーザ機器により送信され第7の制御情報を搬送する要求メッセージを受信するように構成される。
第15の側面に関し、第3の考えられる実装態様において、
第3の受信機は、ユーザ機器により判断されるアップリンク信号またはアップリンクデータの第9の制御情報がマクロネットワークノードにより送信される第4の構成メッセージで搬送される第8の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たす場合に、ユーザ機器により送信され第9の制御情報を搬送する要求メッセージを受信するように構成され、
第3の受信機は、マクロネットワークノードにより送信され第10の制御情報を搬送する第5の構成メッセージを受信するようにさらに構成され、
第3の処理装置は、第9の制御情報が第10の制御情報のアクセス制御ルールを満たすか否か判断するように構成され、
第3の伝送機は、第9の制御情報が第10の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たす場合に、指示メッセージをマクロネットワークノードに送信するようにさらに構成される。
本発明の第16の側面は、第4の受信機と、第4の伝送機と、第4のメモリと、第4の処理装置とを含み、
第4の受信機が、マクロネットワークノードにより送信された構成情報を受信するように構成され、
第4の伝送機が、構成情報に応じて、アップリンク信号またはアップリンクデータをマイクロネットワークノードおよび/またはマクロネットワークノードに送信するように構成されたユーザ機器を提供する。
第16の側面に関し、第1の考えられる実装態様において、
第4の受信機は、マクロネットワークノードおよび/またはマイクロネットワークノードにより送信されたダウンリンク信号またはダウンリンクデータを受信するように構成され、
第4の処理装置は、マクロネットワークノードおよびマイクロネットワークノードにより送信されたダウンリンク信号またはダウンリンクデータが受信された場合に、マクロネットワークノードにより送信されたダウンリンク信号またはダウンリンクデータ内およびマイクロネットワークノードにより送信されたダウンリンク信号またはダウンリンクデータ内の重複する信号またはデータを削除するように構成される。
第16の側面または第16の側面の第1の考えられる実装態様に関し、第2の考えられる実装態様において、構成情報は、マイクロネットワークノードにより制御されるマイクロセルの識別子と、ユーザ機器の無線ベアラRBの識別子とを含み、
第4の伝送機は、マイクロネットワークノードに対して、RBの識別子に対応する無線ベアラで伝送されるアップリンク信号またはアップリンクデータを送信するように構成され、アップリンク信号またはアップリンクデータは、既定の論理チャネルを通じて、マイクロセルの識別子に対応するマイクロセルを使用して送信される。
第16の側面の第2の考えられる実装態様に関し、第3の考えられる実装態様において、
第4の伝送機は、マイクロネットワークノードに対して、RBの識別子に対応する無線ベアラで伝送されるアップリンク信号またはアップリンクデータを送信するように構成され、アップリンク信号またはアップリンクデータは、LCHの識別子に対応する論理チャネルを通じて、マイクロセルの識別子に対応するマイクロセルを使用して送信される。
第16の側面の第2または第3の考えられる実装態様に関し、第4の考えられる実装態様において、構成情報は、アップリンクフラグをさらに含み、
第4の受信機は、マクロネットワークノードにより送信されたダウンリンク信号またはダウンリンクデータを受信するように構成される。
本発明の第17の側面は、第5の受信機と、第5の伝送機と、第5のメモリと、第5の処理装置とを含み、
第5の伝送機が、構成情報をユーザ機器に送信し、それによってユーザ機器が構成情報に応じてアップリンク信号またはアップリンクデータをマイクロネットワークノードおよび/またはマクロネットワークノードに送信できるようにするように構成され、
第5の受信機が、ユーザ機器により送信されマイクロネットワークノードにより転送されたアップリンク信号もしくはアップリンクデータを受信し、および/またはユーザ機器により送信されたアップリンク信号もしくはアップリンクデータを受信するように構成されたマクロネットワークノード装置を提供する。
第17の側面に関し、第1の考えられる実装態様において、
第5の処理装置は、ユーザ機器により送信されマイクロネットワークノードにより転送されたアップリンク信号またはアップリンクデータが受信され、かつユーザ機器により送信されたアップリンク信号またはアップリンクデータが受信された場合に、ユーザ機器により送信されたアップリンク信号またはアップリンクデータ内およびマイクロネットワークノードにより送信されたアップリンク信号またはアップリンクデータ内の重複する信号またはデータを削除するように構成される。
第17の側面または第17の側面の第1の考えられる実装態様に関し、第2の考えられる実装態様において、第5の伝送機は、別の構成情報をマイクロネットワークノードに送信し、それによってマイクロネットワークノードが別の構成情報に応じてダウンリンク信号またはダウンリンクデータをユーザ機器に転送できるようにするように構成され、
第5の伝送機は、ダウンリンク信号またはダウンリンクデータをマイクロネットワークノードに送信するように構成される。
本発明の第18の側面は、第6の受信機と、第6の伝送機と、第6のメモリと、第6の処理装置とを含み、
第6の受信機が、マクロネットワークノードにより送信された別の構成情報を受信するように構成され、
第6の受信機が、マクロネットワークノードにより送信されたダウンリンク信号またはダウンリンクデータを受信するようにさらに構成され、
第6の伝送機が、別の構成情報に応じて、ダウンリンク信号またはダウンリンクデータをユーザ機器に転送するように構成されたマイクロネットワークノード装置を提供する。
第18の側面に関し、第1の考えられる実装態様において、別の構成情報は、ユーザ機器の識別子と、ユーザ機器の無線ベアラRBの識別子とを含み、
第6の伝送機は、ユーザ機器に対して、RBの識別子に対応する無線ベアラで伝送されるダウンリンク信号またはダウンリンクデータを送信するように構成され、ダウンリンク信号またはダウンリンクデータは、既定の論理チャネルを通じて、マイクロセルの識別子に対応するマイクロセルを使用して送信される。
第18の側面の第1の考えられる実装態様に関し、第2の考えられる実装態様において、別の構成情報が論理チャネルLCHの識別子をさらに含む場合、
第6の伝送機は、ユーザ機器に対して、RBの識別子に対応する無線ベアラで伝送されるダウンリンク信号またはダウンリンクデータを送信するように構成され、ダウンリンク信号またはダウンリンクデータは、LCHの識別子に対応する論理チャネルを通じて、マイクロセルの識別子に対応するマイクロセルを使用して送信される。
本発明の第19の側面は、ユーザ機器と、マクロネットワークノード装置と、マイクロネットワークノード装置とを含み、
ユーザ機器が、上述した第1群の技術的解決策に記載のユーザ機器であり、
マクロネットワークノード装置が、上述した第1群の技術的解決策に記載のマクロネットワークノード装置であり、
マイクロネットワークノード装置が、上述した第1群の技術的解決策に記載のマイクロネットワークノード装置である通信システムを提供する。
本発明の第20の側面は、ユーザ機器と、マクロネットワークノード装置と、マイクロネットワークノード装置とを含み、
ユーザ機器が、上述した第2群の技術的解決策に記載のユーザ機器であり、
マクロネットワークノード装置が、上述した第2群の技術的解決策に記載のマクロネットワークノード装置であり、
マイクロネットワークノード装置が、上述した第2群の技術的解決策に記載のマイクロネットワークノード装置である通信システムを提供する。
本発明の実施形態において、ユーザ機器は、要求メッセージをマイクロネットワークノードに送信し、それによってマイクロネットワークノードが指示メッセージをマクロネットワークノードに送信できるようにし、指示メッセージに応じてマクロネットワークノードにより送信されたアップリンクリソースUGを受信し、アップリンクリソースUGに応じてアップリンク信号またはアップリンクデータをマクロネットワークノードに送信する。マイクロネットワークノードが参加せず、UEのアクセスに競合ベースのランダムアクセス手続きを直接使用する先行技術と比べると、本発明の実施形態により提供される解決策は、UEがより迅速にネットワークにアクセスすることを可能にし、よってUEのアクセス遅延を減らすことができる。
本発明の実施形態の技術的解決策をより明瞭に説明するために、以下では、実施形態を説明するために必要な添付の図面について簡単に紹介する。言うまでもなく、以下の説明における添付の図面は、本発明のいくつかの実施形態を示しているに過ぎず、当業者はこれらの添付の図面から他の図面を創作的労力なしでさらに派生させることができる。
本発明の実施形態に係る通信方法の実施形態の概略図である。 本発明の実施形態に係る通信方法の別の実施形態の概略図である。 本発明の実施形態に係る通信方法の別の実施形態の概略図である。 本発明の実施形態に係る通信方法の別の実施形態の概略図である。 本発明の実施形態に係る通信方法の別の実施形態の概略図である。 本発明の実施形態に係る通信方法の別の実施形態の概略図である。 本発明の実施形態に係る応用シナリオの実施形態の概略図である。 本発明の実施形態に係る応用シナリオの別の実施形態の概略図である。 本発明の実施形態に係る応用シナリオの別の実施形態の概略図である。 本発明の実施形態に係る応用シナリオの別の実施形態の概略図である。 本発明の実施形態に係る応用シナリオの別の実施形態の概略図である。 本発明の実施形態に係る応用シナリオの別の実施形態の概略図である。 本発明の実施形態に係る応用シナリオの別の実施形態の概略図である。 本発明の実施形態に係るユーザ機器の実施形態の概略図である。 本発明の実施形態に係るユーザ機器の別の実施形態の概略図である。 本発明の実施形態に係るユーザ機器の別の実施形態の概略図である。 本発明の実施形態に係るユーザ機器の別実施形態の概略図である。 本発明の実施形態に係るユーザ機器の別実施形態の概略図である 本発明の実施形態に係るユーザ機器の別の実施形態の概略図である。 本発明の実施形態に係るユーザ機器の別の実施形態の概略図である。 本発明の実施形態に係るマクロネットワークノード装置の実施形態の概略図である。 本発明の実施形態に係るマクロネットワークノード装置の別の実施形態の概略図である。 本発明の実施形態に係るマクロネットワークノード装置の別の実施形態の概略図である。 本発明の実施形態に係るマクロネットワークノード装置の別の実施形態の概略図である。 本発明の実施形態に係るマクロネットワークノード装置の別の実施形態の概略図である。 本発明の実施形態に係るマクロネットワークノード装置の別の実施形態の概略図である。 本発明の実施形態に係るマイクロネットワークノード装置の実施形態の概略図である。 本発明の実施形態に係るマイクロネットワークノード装置の別の実施形態の概略図である。 本発明の実施形態に係るマイクロネットワークノード装置の別の実施形態の概略図である。 本発明の実施形態に係るユーザ機器の別の実施形態の概略図である。 本発明の実施形態に係るユーザ機器の別の実施形態の概略図である。 本発明の実施形態に係るマクロネットワークノード装置の実施形態の概略図である。 本発明の実施形態に係るマクロネットワークノード装置の実施形態の概略図である。 本発明の実施形態に係るマクロネットワークノード装置の実施形態の概略図である。 本発明の実施形態に係るマイクロネットワークノード装置の別の実施形態の概略図である。 本発明の実施形態に係るユーザ機器の別の実施形態の概略図である。 本発明の実施形態に係るマクロネットワークノード装置の実施形態の概略図である。 本発明の実施形態に係るマイクロネットワークノード装置の別の実施形態の概略図である。 本発明の実施形態に係るユーザ機器の別の実施形態の概略図である。 本発明の実施形態に係るマクロネットワークノード装置の実施形態の概略図である。 本発明の実施形態に係るマイクロネットワークノード装置の別の実施形態の概略図である。 本発明の実施形態に係る通信システムの実施形態の概略図である。 本発明の実施形態に係る通信システムの別の実施形態の概略図である。
本発明の実施形態は、UEがネットワークに迅速にアクセスすることを可能にし、UEのアクセス遅延を減らすことができる通信方法を提供する。本発明の実施形態は、対応する装置およびシステムをさらに提供する。以下では、これらの方法、装置、およびシステムについて個別に詳しく説明する。
本発明の実施形態では、ユーザ機器(user equipment、UE)は、携帯電話、個人用デジタル補助装置(Personal Digital Assistant、PDA)、ノートブックコンピュータ、パーソナルコンピュータ(Personal computer、PC)等の通信機能を備えた装置であり得る。マイクロネットワークノードは、リレーノード(Relay Node、RN)、ホーム基地局(Home eNBまたはHome NB)、マイクロ基地局(Micro eNB)、ピコ基地局(Pico eNB)、フェムト基地局(Femto eNB)、WiFiアクセスポイント(Access Point、AP)等であり得、これらのマイクロネットワークノードの機能を実装できるユーザ機器でもあり得る。マクロネットワークノードは、進化型基地局(evolved NodeB、eNB)であり得、基地局(Node B、NB)、ドナー基地局(Donor eNB、DeNB)、HeNBゲートウェイ、HNBゲートウェイ等でもあり得る。
アップリンクリソース(Uplink Grant、UG)は、アップリンクグラントとも呼ばれ得る。
以下では、本発明の実施形態における添付の図面を参照しながら、本発明の実施形態における技術的解決策について明瞭かつ完全に説明する。言うまでもなく、説明される実施形態は本発明のすべての実施形態ではなく、その一部に過ぎない。当業者が本発明の実施形態に基づいて創造的労力なしで取得できる他のすべての実施形態は、本発明の保護範囲内に含まれるものとする。
図1を参照すると、本発明の実施形態に係る通信方法は、以下を含む。
101: ユーザ機器は、要求メッセージをマイクロネットワークノードに送信し、それによってマイクロネットワークノードが指示メッセージをマクロネットワークノードに送信できるようにする。
本発明の実施形態における要求メッセージは、アクセス要求メッセージ、スケジューリング要求メッセージ、接続要求メッセージ、新しいデータもしくは信号を送信するための要求メッセージ、または無線リソース制御(Radio Resource Control、RRC)メッセージであり得、さらに物理信号または制御情報要素であり得る。
102: ユーザ機器は、指示メッセージに応じてマクロネットワークノードにより送信されたアップリンクリソースUGを受信する。
103: ユーザ機器は、アップリンクリソースUGに応じて、アップリンク信号またはアップリンクデータをマクロネットワークノードに送信する。
本発明の実施形態では、UEは要求メッセージをマイクロネットワークノードに送信し、それによってマイクロネットワークノードが指示メッセージをマクロネットワークノードに送信できるようにする。またUEは、指示メッセージに応じてマクロネットワークノードにより送信されたアップリンクリソースUGを受信し、アップリンクリソースUGに応じてアップリンク信号またはアップリンクデータをマクロネットワークノードに送信する。マイクロネットワークノードが参加せず、UEが競合ベースのランダムアクセス手続きを直接使用してアクセスを実行する先行技術と比べると、本発明の実施形態により提供される解決策は、UEがより迅速にネットワークにアクセスすることを可能にし、よってUEのアクセス遅延を減らすことができる。
本発明の実装時に、ユーザ機器、マクロネットワークノード、およびマイクロネットワークノードは、いずれもUEによるアップリンクデータまたはアップリンク信号の送信を制御しない。ユーザがアクセス要求を開始する限り、マクロネットワークノードが指示をマイクロネットワークノードから受信した後、マクロネットワークノードはアップリンクリソースをユーザ機器に割り当てる。
オプションで、図1に対応する実施形態に基づき、本発明の実施形態に係る通信方法の第1のオプションの実施形態において、指示メッセージに応じてマクロネットワークノードにより送信されたアップリンクリソースUGを受信するステップは、
非競合ベースのランダムアクセス手続きを使用して、第1のタイミングアドバンスTAおよびアップリンクリソースUGを受信するステップを含む。
対応して、アップリンクリソースUGに応じてアップリンク信号またはアップリンクデータをマクロネットワークノードに送信するステップは、
第1のタイミングアドバンスTAおよびアップリンクリソースUGに応じて、アップリンク信号またはアップリンクデータをマクロネットワークノードに送信するステップを含む。
本発明の実施形態では、非競合ベースのランダムアクセス手続きは、第3世代パートナーシッププロジェクト(The 3rd Generation Partnership Project、3GPP)プロトコルTS 36.321で詳しく定義されており、詳細には、マクロネットワークノードが非競合ベースのランダムアクセスコマンドをUEに送信することと、UEがランダムアクセス要求をマクロネットワークノードに送信することにより非競合ベースのランダムアクセスコマンドに応答することと、マクロネットワークノードがランダムアクセス応答をUEに送信することとを含み、ランダムアクセス応答は、割り当てられたアップリンクチャネルリソースUGとタイミングアドバンス(Time Advance、TA)とを含む。これにより、UEはTAに応じてアップリンク送信時間を取得することができ、UGを使用してアップリンク信号またはアップリンクデータをアップリンク送信時間に送信する。
オプションで、図1に対応する実施形態に基づき、本発明の実施形態に係る通信方法の第2のオプションの実施形態において、指示メッセージに応じてマクロネットワークノードにより送信されたアップリンクリソースUGを受信するステップは、
物理ダウンリンク制御チャネルPDCCHを通じて、マクロネットワークノードにより送信されたアップリンクリソースUGを受信するステップを含む。
対応して、方法は、
既存の第2のタイミングアドバンスTAを読み取るステップをさらに含む。
アップリンクリソースUGに応じてアップリンク信号またはアップリンクデータをマクロネットワークノードに送信するステップは、
第2タイミングアドバンスTAおよびアップリンクリソースUGに応じて、アップリンク信号またはアップリンクデータをマクロネットワークノードに送信するステップを含む。
本発明の実施形態では、TAがUEに存在する場合、UEはTAをマクロネットワークノードから取得する必要はない。したがって、非競合ベースのランダムアクセス手続きを使用しなくても、マクロネットワークノードは依然としてUGをUEに割り当てることができる。たとえば、マクロネットワークノードは、物理ダウンリンク制御チャネル(Physical Downlink Control Channel、PDCCH)を通じて、UEに割り当てられたUGをUEに直接送信する。
オプションで、図1に対応する実施形態および図1に対応する第1または第2のオプションの実施形態に基づき、本発明の実施形態に係る通信方法の第3のオプションの実施形態において、要求メッセージおよび指示メッセージの両方は、アップリンク信号またはアップリンクデータのサイズ情報を搬送し、アップリンク信号またはアップリンクデータのサイズ情報は、マクロネットワークノードによりアップリンクリソースUGを判断するために使用される。
本発明の実施形態では、UEは、上述した実施形態で送信されるアップリンク信号またはアップリンクデータのサイズを、送信される要求メッセージに追加し得る。それにより、マクロネットワークノードは、アップリンク信号またはアップリンクデータのサイズに応じて、UGのサイズを判断することができる。したがって、上述した実施形態でランダムに割り当てられるUGと比べて、本発明の実施形態で割り当てられるUGは、送信されるアップリンク信号またはアップリンクデータに正確に適合する。これにより、割り当てられたアップリンクリソースがアップリンク信号またはアップリンクデータを送信するのに不十分であったり、過剰なUGが割り当てられてUGが無駄になったりすることが回避される。
オプションで、図1に対応する実施形態および図1に対応する第1から第3のオプションの実施形態に基づき、本発明の実施形態に係る通信方法の第4のオプションの実施形態において、方法は、要求メッセージをマイクロネットワークノードに送信するステップの前に、
アップリンク信号またはアップリンクデータの第1の制御情報を判断するステップをさらに含み、
要求メッセージおよび指示メッセージの両方は、第1の制御情報を搬送し、第1の制御情報は、マクロネットワークノードによりユーザ機器のアクセス制御を実行するために使用される。
本発明の実施形態では、第1の制御情報は、マクロネットワークノードによりユーザ機器のアクセス制御を実行するために使用される。これは詳細には、以下のように行われる。第1の制御情報に応じて、アップリンク信号またはアップリンクデータが予め設定されたアクセス制御ルールを満たすと判断した後で初めて、マクロネットワークノードはアップリンクリソースUGをユーザ機器に送信する。
本発明の実施形態では、UEは、要求メッセージを送信する前に、送信されるアップリンク信号またはアップリンクデータに応じてアップリンク信号またはアップリンクデータの第1制御情報を判断し得る。たとえば、UEが緊急呼び出しの信号を送信する場合、第1の制御情報は、緊急指示情報、緊急呼び出しサービスのサービスタイプ、または信号を送信する旨を含むものと判断され得る。
第1の制御情報は、緊急指示情報、サービスタイプ情報、データ情報または信号情報、サービス品質(Quality of Service、QoS)情報、無線ベアラ(Radio Bearer、RB)の識別子、論理チャネル(Logical Channel、LCH)の識別子、および無線ベアラにより使用される論理チャネルが属する論理チャネルグループの識別子の少なくとも1つであり得る。
緊急指示情報は、UEが送信する必要があるデータまたは信号が緊急であるか否かを示す。
詳細には、緊急指示はビットによって表され得る。ビットが1である場合、データまたは信号が緊急であることを示し、ビットが0である場合、データまたは信号が緊急でないことを示す。その逆も然りである。
サービスタイプは、UEによって開始されるサービスのタイプを示す。この情報は、詳細には、緊急呼び出し、優先度の高いサービス、遅延に敏感でないサービス等のいずれか1つである。
データまたは信号は、データと信号のどちらがUEによって送信されるかを示す。
サービス品質(Quality of Service、QoS)情報は、UEによって開始されるサービスのQoSパラメータを含み、詳細には、QoSクラス識別子(QoS Class Identifier、QCI)、割り当ておよび保持優先度(Allocation and Retention Priority、ARP)等を含み得る。
無線ベアラ(Radio Bearer、RB)の識別子、またはRBにより使用される論理チャネル(Logical Channel、LCH)の識別子、またはRBにより使用されるLCHが属するLCHグループの識別子は、UEにより送信されるアップリンクデータまたは信号の送信元である1つまたは複数の確立されたRBを示す。
本発明の実施形態では、マクロネットワークノードはUEのアクセスを制御する。指示メッセージが第1の制御情報を含む場合、マクロネットワークノードは、第1の制御情報がアクセス制御ルールを満たすと判断すれば、アップリンクリソースUGをユーザ機器に割り当てる必要があると判断する。
本発明の実施形態におけるアクセス制御ルールは、次のとおりであり得る。すなわち、緊急呼び出しにアップリンクリソースを割り当てること、信号にアップリンクリソースを割り当てること、優先度の高いサービスにアップリンクリソースを割り当てること等が要求される。たとえば、第1の制御情報が緊急呼び出しである場合、マクロネットワークノードは、緊急呼び出しがアクセス制御ルールを満たすことを判断し、その後アップリンクリソースUGをユーザ機器に割り当てる必要があると判断する。
オプションで、図1に対応する実施形態および図1に対応する第1から第3のオプションの実施形態に基づき、本発明の実施形態に係る通信方法の第5のオプションの実施形態において、方法は、要求メッセージをマイクロネットワークノードに送信するステップの前に、マクロネットワークノードにより送信されアップリンク同期フラグおよび/または第2の制御情報を搬送する第1の構成メッセージを受信するステップをさらに含み、アップリンク同期フラグは、マクロネットワークノードにより制御されるマクロセルが属するタイミングアドバンスグループ(Timing advance group、TAG)のタイムアラインメントタイマー(Time Alignment Timer、TAT)が満了した後、ユーザ機器に対して、マクロネットワークノードにより制御されるマクロセルが属するTAGのTATの継続的な実行を引き続き維持するよう指示するために使用される。
オプションで、図1に対応する第5のオプションの実施形態に基づき、本発明の実施形態に係る第6のオプションの実施形態において、第1の構成メッセージが第2の制御情報を搬送する場合、方法は、マクロネットワークノードにより送信された第1の構成メッセージを受信するステップの後に、
アップリンク信号またはアップリンクデータの第3制御情報を判断するステップと、
第3の制御情報が第2の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たす場合に、アクセス要求メッセージをマクロネットワークノードに送信するステップとをさらに含む。
本発明の実施形態では、UEのアクセスを制御するために、マクロネットワークノードは、第2の制御情報を搬送する第1の構成メッセージをUEに送信する。UEは、アップリンク信号またはアップリンクデータの第3の制御情報が第2の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たすか否か判断し、第3の制御情報が第2の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たす場合、UEは、要求メッセージをマイクロネットワークノードに送信する必要があると判断する。
本発明の実施形態では、制御ルールは、複数の状況で変化する可能性がある。たとえば、第2の制御情報は、緊急指示情報および緊急呼び出し情報を含み、指定されたアクセス制御ルールは、第2の制御情報が第3の制御情報の情報の一部を含む場合に要求メッセージを送信できることを示す。たとえば、第3の制御情報が緊急指示情報のみを含む場合、要求メッセージを送信することができる。また、第3の制御情報が緊急指示情報と信号識別子とを含み、第2の制御情報が緊急指示情報を含む場合も、要求メッセージを送信し得る。指定されたアクセス制御ルールが、第3の制御情報の情報が第2の制御情報の情報と完全に同一である場合にのみ要求メッセージを送信できるという内容である場合、上記の例では、第3の制御情報が緊急指示情報と緊急呼び出し情報とを含む場合のみ、要求メッセージを送信できる。
オプションで、図1に対応する実施形態および図1に対応する第1から第3のオプションの実施形態に基づき、本発明の実施形態に係る通信方法の第7のオプションの実施形態において、方法は、要求メッセージをマイクロネットワークノードに送信するステップの前に、
アップリンク信号またはアップリンクデータの第4の制御情報を判断するステップをさらに含み得る。
要求メッセージは第4の制御情報を搬送し、それによって第4の制御情報がマクロネットワークノードにより送信される第2の構成メッセージで搬送される第5の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たすと判断した後、マイクロネットワークノードが指示メッセージをマクロネットワークノードに送信できるようにする。
本発明の実施形態では、マイクロネットワークノードはアクセス制御を実行する。UEは、アップリンク信号またはアップリンクデータに応じて第4の制御情報を判断し、第4の制御情報を要求メッセージに追加する。これにより、マイクロネットワークノードは、第4の制御情報がマクロネットワークノードにより送信される第2の構成メッセージで搬送される第5の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たすか否かを判断でき、第4の制御情報が第5の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たす場合、マイクロネットワークノードは指示メッセージをマクロネットワークノードに送信する。
本発明の実施形態では、指定されたアクセス制御ルールは、複数の状況で変化する可能性がある。たとえば、第5の制御情報は、緊急指示情報および緊急呼び出し情報を含み、指定されたアクセス制御ルールは、第2の制御情報が第5の制御情報の情報の一部を含む場合に要求メッセージを送信できることを示す。たとえば、第4の制御情報が緊急指示情報のみを含む場合、要求メッセージを送信することができる。また、第4の制御情報が緊急指示情報と信号識別子とを含み、第5の制御情報が緊急指示情報を含む場合も、要求メッセージが送信され得る。指定されたアクセス制御ルールが、第4の制御情報の情報が第5の制御情報の情報と完全に同一である場合にのみ要求メッセージを送信できるという内容である場合、上記の例では、第4の制御情報が緊急指示情報と緊急呼び出し情報とを含む場合のみ、要求メッセージを送信できる。
オプションで、図1に対応する実施形態および図1に対応する第7のオプションの実施形態に基づき、本発明の実施形態に係る通信方法の第8のオプションの実施形態において、指示メッセージは、第4の制御情報を搬送し、第4の制御情報は、マクロネットワークノードによりユーザ機器のアクセス制御を実行するためにさらに使用される。
本発明の実施形態では、指示メッセージが第4の制御情報を搬送し、マクロネットワークノードは、第4の制御情報に応じて、アップリンク信号またはデータが予め設定されたアクセス制御ルールを満たすか否か判断し、アップリンク信号またはデータが予め設定されたアクセス制御ルールを満たすとマクロネットワークノードが判断した後で初めて、マクロネットワークノードはアップリンクリソースUGをユーザ機器に送信する。
本発明の実施形態では、マイクロネットワークノードおよびマクロネットワークノードは、アクセス制御を同時に実行する。マイクロネットワークノードは、第4の制御情報が第5の制御情報により指定されたアクセス制御ルールを満たすと判断すると、第4の制御情報を指示メッセージに追加する。第4の制御情報がアクセス制御ルールを満たすと判断した後、マクロネットワークノードは、アップリンクリソースUGをユーザ機器に送信する。
オプションで、図1に対応する実施形態および図1に対応する第1から第3のオプションの実施形態に基づき、本発明の実施形態に係る通信方法の第9のオプションの実施形態において、方法は、要求メッセージをマイクロネットワークノードに送信するステップの前に、
マクロネットワークノードにより送信され第6の制御情報を搬送する第3の構成メッセージを受信するステップと、
アップリンク信号またはアップリンクデータの第7の制御情報を判断するステップとをさらに含む。
アクセス要求メッセージをマイクロネットワークノードに送信するステップは、
第7の制御情報が第6の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たす場合に、アクセス要求メッセージをマイクロネットワークノードに送信するステップを含む。
対応して、要求メッセージおよび指示メッセージの両方は、第7の制御情報をさらに搬送し、第7の制御情報は、マクロネットワークノードによりユーザ機器のアクセス制御を実行するために使用される。
本発明の実施形態では、アップリンク信号またはデータが予め設定されたアクセス制御ルールを満たすと判断した後で初めて、マクロネットワークノードはアップリンクリソースUGをユーザ機器に送信する。
本発明の実施形態では、UEおよびマクロネットワークノードは、アクセスを同時に制御する。第6の制御情報と第7の制御情報の関係は、第3の制御情報と第2の制御情報の関係を参照することで理解され得る。
オプションで、図1に対応する実施形態および図1に対応する第1から第3のオプションの実施形態に基づき、本発明の実施形態に係る通信方法の第10のオプションの実施形態において、方法は、要求メッセージをマイクロネットワークノードに送信するステップの前に、
マクロネットワークノードにより送信され、第8の制御情報を搬送する第4の構成メッセージを受信するステップと、
アップリンク信号またはアップリンクデータの第9の制御情報を判断するステップとをさらに含む。
アクセス要求メッセージをマイクロネットワークノードに送信するステップは、
第9の制御情報が第8の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たすときに、アクセス要求メッセージをマイクロネットワークノードに送信するステップを含む。
対応して、要求メッセージは第9の制御情報を搬送し、それによって第9の制御情報がマクロネットワークノードによりマイクロネットワークノードに送信される第5の構成メッセージで搬送された第10の制御情報により指定される制御ルールを満たすと判断した後、マイクロネットワークノードが指示メッセージをマクロネットワークノードに送信できるようにする。
本発明の実施形態では、UEおよびマイクロネットワークノードはアクセスを同時に制御する。本発明の実施形態では、第8の制御情報と第9の制御情報の関係は、第2の制御情報と第3の制御情報の関係を参照することで理解され得、第9の制御情報と第10の制御情報の関係は、第4の制御情報と第5の制御情報の関係を参照することで理解され得る。
オプションで、第10のオプションの実施形態に基づき、本発明の実施形態に係る第7のオプションの実施形態において、指示メッセージは、第9の制御情報を搬送し、第9の制御情報は、マクロネットワークノードによりユーザ機器のアクセス制御を実行するためにさらに使用される。
本発明の実施形態では、マクロネットワークノードによりアクセス制御を実行するプロセスは、以下のとおりである。マクロネットワークノードは、第9の制御情報に応じて、アップリンク信号またはアップリンクデータがアクセス制御ルールを満たすか否かを判断し、アップリンク信号またはアップリンクデータがアクセス制御ルールを満たすと判断した後、マクロネットワークノードはアップリンクリソースUGをユーザ機器に送信する。
本発明の実施形態では、UE、マクロネットワークノード、およびマイクロネットワークノードは、アクセス制御を同時に実行する。指示メッセージが第9の制御情報を搬送する場合、第9の制御情報がアクセス制御ルールを満たすと判断すると、マクロネットワークノードは、アップリンクリソースUGをユーザ機器に割り当てることが要求されていると判断する。
オプションで、上述した複数のオプションの実施形態において、第1の制御情報と、第2の制御情報と、第3の制御情報と、第4の制御情報と、第5の制御情報と、第6の制御情報と、第7の制御情報と、第8の制御情報と、第9の制御情報と、第10の制御情報とは、それぞれが緊急指示情報、サービスタイプ情報、データ情報または信号情報、サービス品質QoS情報、無線ベアラRBの識別子、論理チャネルLCHの識別子、および無線ベアラにより使用される論理チャネルが属する倫理チャネルグループの識別子の少なくとも1つを含む。
本発明の実施形態では、第1の制御情報と、第2の制御情報と、第3の制御情報と、第4の制御情報と、第5の制御情報と、第6の制御情報と、第7の制御情報と、第8の制御情報と、第9の制御情報と、第10の制御情報とは、それぞれが情報セットであり得、各セットは少なくとも1つの情報パラメータを含み得る。
図2を参照すると、本発明の実施形態に係る通信方法は、以下を含む。
201: マクロネットワークノードは、マイクロネットワークノードがユーザ機器により送信された指示メッセージを受信した後、マイクロネットワークノードにより送信された指示メッセージを受信する。
202: マクロネットワークノードは、指示メッセージに応じてアップリンクリソースUGをユーザ機器に送信し、それによってユーザ機器がアップリンクリソースUGに応じてアップリンク信号またはアップリンクデータをマクロネットワークノードに送信できるようにする。
本発明の実施形態では、マクロネットワークノードは、マイクロネットワークノードがユーザ機器により送信された指示メッセージを受信した後、マイクロネットワークノードにより送信された指示メッセージを受信し、指示メッセージに応じてアップリンクリソースUGをユーザ機器に送信し、それによってユーザ機器がアップリンクリソースUGに応じてアップリンク信号またはアップリンクデータをマクロネットワークノードに送信できるようにする。マイクロネットワークノードが参加せず、UEが競合ベースのランダムアクセス手続きを直接使用してアクセスを実行する先行技術と比べると、本発明の実施形態により提供される解決策は、UEがより迅速にネットワークにアクセスすることを可能にし、よってUEのアクセス遅延を減らすことができる。
本発明の実装時に、ユーザ機器、マクロネットワークノード、およびマイクロネットワークノードは、いずれもUEによるアップリンクデータまたはアップリンク信号の送信を制御しない。ユーザがアクセス要求を開始する限り、マクロネットワークノードが指示をマイクロネットワークノードから受信した後、マクロネットワークノードはアップリンクリソースをユーザ機器に割り当てる。
オプションで、図2に対応する実施形態に基づき、本発明の実施形態に係る通信方法の第1のオプションの実施形態において、指示メッセージに応じてアップリンクリソースUGをユーザ機器に送信するステップは、
指示メッセージに応じてユーザ機器への非競合ベースのランダムアクセス手続きを開始するステップと、非競合ベースのランダムアクセス手続きで第1のタイミングアドバンスTAおよびアップリンクリソースUGをユーザ機器に送信し、それによってユーザ機器が第1のタイミングアドバンスTAおよびアップリンクリソースUGに応じてアップリンク信号またはアップリンクデータをマクロネットワークノードに送信できるようにするステップとを含む。
本発明の実施形態では、TAがUEに存在するか否かに関係なく、マクロネットワークノードは非競合ベースのランダムアクセス手続きを開始し、それによってUEがアップリンク信号またはアップリンクデータの送信に使用するUGおよびTAを取得できるようにすることが可能である。
オプションで、図2に対応する実施形態に基づき、本発明の実施形態に係る通信方法の第2のオプションの実施形態において、アップリンクリソースUGをユーザ機器に送信するステップは、
指示メッセージに応じて物理ダウンリンク制御チャネルPDCCHを通じてアップリンクリソースUGをユーザ機器に送信し、それによってユーザ機器が、既存の第2のタイミングアドバンスTAを読み取った後、第2のタイミングアドバンスTAおよびアップリンクリソースUGに応じてアップリンク信号またはアップリンクデータをマクロネットワークノードに送信できるようにするステップを含む。
本発明の実施形態では、TAがUEに存在すると判断した場合、マクロネットワークノードは、競合ベースのランダムアクセス手続きを開始しなくてもよく、物理ダウンリンク制御チャネルPDCCHを通じてアップリンクリソースUGをユーザ機器に送信するだけでよい。その場合、UEは、既存の第2のタイミングアドバンスTAを読み取った後、第2のタイミングアドバンスTAおよびアップリンクリソースUGに応じてアップリンク信号またはアップリンクデータをマクロネットワークノードに送信し得る。
オプションで、図2および図2に対応する第1または第2のオプションの実施形態に基づき、本発明の実施形態に係る通信方法の第3のオプションの実施形態において、要求メッセージと指示メッセージの両方は、送信されるアップリンク信号またはアップリンクデータのサイズ情報を搬送する。
方法は、アップリンクリソースUGをユーザ機器に送信するステップの前に、
アップリンク信号またはアップリンクデータに応じてアップリンクリソースUGを判断するステップをさらに含み得る。
本発明の実施形態では、指示メッセージがアップリンク信号またはアップリンクデータのサイズ情報を搬送する場合、マクロネットワークノードは、アップリンク信号またはアップリンクデータのサイズ情報に応じて、アップリンク信号またはアップリンクデータのサイズ情報に必要なUGを判断できる。したがって、上述した実施形態でランダムに割り当てられるUGと比べて、本発明の実施形態で割り当てられるUGは、送信されるアップリンク信号またはアップリンクデータに正確に適合する。これにより、割り当てられたアップリンクリソースがアップリンク信号またはアップリンクデータを送信するのに不十分であったり、過剰なUGが割り当てられてUGが無駄になったりすることが回避される。
オプションで、図2および図2に対応する第1から第3のオプションの実施形態のいずれか1つに基づき、本発明の実施形態に係る通信方法の第4のオプションの実施形態において、
要求メッセージと指示メッセージの両方は、ユーザ機器によって判断されるアップリンク信号またはアップリンクデータの第1の制御情報をさらに搬送し、方法は、アップリンクリソースUGをユーザ機器に送信するステップの前に、
第1の制御情報に応じてユーザ機器にアクセス制御を実行するステップをさらに含む。
本発明の実施形態では、アクセス制御プロセスは次のように行われる。第1の制御情報に応じて、アップリンク信号またはデータがアクセス制御ルールを満たすと判断した後で初めて、マクロネットワークノードはアップリンクリソースUGをユーザ機器に送信する。
本発明の実施形態では、マクロネットワークノードはアクセス制御を実行する。指示メッセージで搬送される第1の制御情報に応じて、第1の制御情報がアクセス制御ルールを満たすと判断した場合、マクロネットワークノードは、アップリンクリソースUGをユーザ機器に割り当てる。ここで、アクセス制御ルールは、たとえば、緊急呼び出しにアップリンクリソースを割り当てる、信号にアップリンクリソースを割り当てる、優先度の高いサービスにアップリンクリソースを割り当てる等であり得る。たとえば、第1の制御情報が緊急呼び出しである場合、マクロネットワークノードは、緊急呼び出しがアクセス制御ルールを満たすと判断し、アップリンクリソースUGをユーザ機器に割り当てることが要求されていると判断する。
オプションで、図2および図2に対応する第1から第3のオプションの実施形態のいずれか1つに基づき、本発明の実施形態に係る通信方法の第5のオプションの実施形態において、方法は、指示メッセージを受信するステップの前に、
アップリンク同期フラグおよび/または第2の制御情報を搬送する第1の構成メッセージをユーザ機器に送信するステップをさらに含み、アップリンク同期フラグは、マクロネットワークノードにより制御されるマクロセルが属するタイミングアドバンスグループTAGのタイムアラインメントタイマーTATが満了した後、ユーザ機器に対して、マイクロネットワークノードにより制御されるマイクロセルが属するTAGのTATの継続的な実行を引き続き維持するよう指示するために使用される。
本発明の実施形態では、アップリンク同期フラグは、マクロセルが属するタイミングアドバンスグループTAGのタイムアラインメントタイマーTATが満了したときに、UEがマイクロネットワークノードにより制御されるマイクロセルに要求メッセージを引き続き送信できることを通知するために使用される。
オプションで、図2に対応する第5のオプションの実施形態に基づき、本発明の実施形態に係る通信方法の第6のオプションの実施形態において、第1の構成メッセージは第2の制御情報を搬送し、それによってユーザ機器が、アップリンク信号またはアップリンクデータの第3の制御情報を判断した後、第3制御情報が第2の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たすときに、要求メッセージをマイクロネットワークノードに送信できるようにする。
本発明の実施形態では、UEはアクセス制御を実行する。第2の制御情報と第3の制御情報の関係は、UE側の実施形態における第2の制御情報と第3の制御情報の関係を参照することで理解され得る。
オプションで、図2および図2に対応する第1から第3のオプションの実施形態のいずれか1つに基づき、本発明の実施形態に係る通信方法の第7のオプションの実施形態において、要求メッセージは、ユーザ機器により判断されるアップリンク信号またはアップリンクデータの第4の制御情報を搬送する。
方法は、指示メッセージを受信するステップの前に、
第5の制御情報を搬送する第2の構成メッセージをマイクロネットワークノードに送信し、それによって第4の制御情報が第5の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たすか否かを判断した後、マイクロネットワークノードが指示メッセージをマクロネットワークノードに送信できるようにするステップをさらに含む。
本発明の実施形態では、マイクロネットワークノードはアクセス制御を実行する。第4の制御情報と第5の制御情報の関係は、UE側の実施形態における第4の制御情報と第5の制御情報の関係を参照することで理解され得る。
オプションで、図2に対応する第7のオプションの実施形態に基づき、本発明の実施形態に係る通信方法の第8のオプションの実施形態において、指示メッセージは第4の制御情報を搬送し、方法は、アップリンクリソースUGをユーザ機器に送信するステップの前に、
第4の制御情報に応じてユーザ機器のアクセス制御を実行するステップをさらに含む。
本発明の実施形態では、アクセス制御プロセスは次のように行われる。第4の制御情報に応じて、アップリンク信号またはデータがアクセス制御ルールを満たすと判断した後で初めて、マクロネットワークノードはアップリンクリソースUGをユーザ機器に送信する。
本発明の実施形態では、マイクロネットワークノードおよびマクロネットワークノードは、アクセス制御を同時に実行する。
オプションで、図2および図2に対応する第1から第3のオプションの実施形態のいずれか1つに基づき、本発明の実施形態に係る通信方法の第9のオプションの実施形態において、方法は、指示メッセージを受信するステップの前に、
第6の制御情報を搬送する第3の構成メッセージをユーザ機器に送信し、それによってアップリンク信号またはアップリンクデータの第7の制御情報が第6の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たすと判断した後、ユーザ機器がアクセス要求メッセージをマイクロネットワークノードに送信できるようにするステップをさらに含む。
対応して、要求メッセージおよび指示メッセージの両方は、第7の制御情報をさらに搬送し、方法は、アップリンクリソースUGをユーザ機器に送信するステップの前に、
第7の制御情報に応じてユーザ機器のアクセス制御を実行するステップをさらに含む。
本発明の実施形態では、マクロネットワークノードのアクセス制御プロセスは次のとおりである。マクロネットワークノードは、第7の制御情報に応じて、アップリンク信号またはデータがアクセス制御ルールを満たすか否かを判断し、アップリンク信号またはデータがアクセス制御ルールを満たすと判断した後で初めて、マクロネットワークノードはアップリンクリソースUGをユーザ機器に送信する。
本発明の実施形態では、UEおよびマクロネットワークノードは、アクセス制御を同時に実行する。第7の制御情報と第6の制御情報の関係は、UE側の実施形態における第7の制御情報と第6の制御情報の関係を参照することで理解され得る。
オプションで、図2および図2に対応する第1から第3のオプションの実施形態のいずれか1つに基づき、本発明の実施形態に係る通信方法の第10のオプションの実施形態において、方法は、指示メッセージを受信するステップの前に、
第8の制御情報を搬送する第4の構成メッセージをユーザ機器に送信し、それによってアップリンク信号またはアップリンクデータの第9の制御情報が第8の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たすと判断した後、ユーザ機器がアクセス要求メッセージをマイクロネットワークノードに送信できるようにするステップであって、
対応して、要求メッセージが第9の制御情報を搬送するステップと、
第10の制御情報を搬送する第5の構成メッセージをマイクロネットワークノードに送信し、それによって第9の制御情報が第10の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たすと判断した後、マイクロネットワークノードが指示メッセージをマクロネットワークノードに送信できるようにするステップとをさらに含む。
本発明の実施形態では、UEおよびマイクロネットワークノードは、アクセス制御を同時に実行する。第9の制御情報と第8の制御情報の関係および第9の制御情報と第10の制御情報の関係は、UE側の実施形態における第9の制御情報と第8の制御情報の関係および第9の制御情報と第10の制御情報の関係を参照することで理解され得る。
オプションで、図2に対応する第10のオプションの実施形態に基づき、本発明の実施形態に係る第11のオプションの実施形態において、指示メッセージは、第9の制御情報を搬送し、方法は、アップリンクリソースUGをユーザ機器に送信するステップの前に、
第9の制御情報に応じてユーザ機器のアクセス制御を実行するステップをさらに含む。
本発明の実施形態では、アクセス制御プロセスは次のように行われる。マクロネットワークノードは、第9の制御情報に応じて、アップリンク信号またはデータがアクセス制御ルールを満たすか否か判断し、アップリンク信号またはデータがアクセス制御ルールを満たすと判断した後で初めて、マクロネットワークノードはアップリンクリソースUGをユーザ機器に送信する。
本発明の実施形態では、UE、マクロネットワークノード、およびマイクロネットワークノードは、アクセス制御を同時に実行する。
オプションで、図2に対応する上述した複数のオプションの実施形態において、第1の制御情報と、第2の制御情報と、第3の制御情報と、第4の制御情報と、第5の制御情報と、第6の制御情報と、第7の制御情報と、第8の制御情報と、第9の制御情報と、第10の制御情報とは、それぞれが緊急指示情報、サービスタイプ情報、データ情報または信号情報、サービス品質QoS情報、無線ベアラRBの識別子、論理チャネルLCHの識別子、および無線ベアラにより使用される論理チャネルが属する倫理チャネルグループの識別子の少なくとも1つを含む。
図3を参照すると、本発明の実施形態に係る通信方法は、以下を含む。
301: マイクロネットワークノードは、ユーザ機器により送信された要求メッセージを受信する。
302: マイクロネットワークノードは、要求メッセージに応じて指示メッセージをマクロネットワークノードに送信し、それによってマクロネットワークノードがアップリンクリソースUGをユーザ機器に送信し、その後ユーザ機器がアップリンクリソースUGに応じてアップリンク信号またはアップリンクデータを送信できるようにする。
本発明の実施形態では、マイクロネットワークノードは、ユーザ機器により送信された要求メッセージを受信し、要求メッセージに応じて指示メッセージをマクロネットワークノードに送信し、それによってマクロネットワークノードがアップリンクリソースUGをユーザ機器に送信し、その後ユーザ機器がアップリンクリソースUGに応じてアップリンク信号またはアップリンクデータを送信できるようにする。マイクロネットワークノードが参加せず、UEが競合ベースのランダムアクセス手続きを直接使用してアクセスを実行する先行技術と比べると、本発明の実施形態により提供される解決策は、UEがより迅速にネットワークにアクセスすることを可能にし、よってUEのアクセス遅延を減らすことができる。
本発明の実装時に、ユーザ機器、マクロネットワークノード、およびマイクロネットワークノードは、いずれもUEによるアップリンクデータまたはアップリンク信号の送信を制御しない。ユーザがアクセス要求を開始する限り、マクロネットワークノードが指示をマイクロネットワークノードから受信した後、マクロネットワークノードはアップリンクリソースをユーザ機器に割り当てる。
オプションで、図3に対応する実施形態に基づき、本発明の実施形態に係る第1のオプションの実施形態において、要求メッセージおよび指示メッセージの両方は、ユーザ機器によって判断されるアップリンク信号またはアップリンクデータの第1の制御情報を搬送し、第1の制御情報は、マクロネットワークノードによりユーザ機器のアクセス制御を実行するために使用される。
本発明の実施形態では、マクロネットワークノードはアクセス制御を次のように実行する。マクロネットワークノードは、第1の制御情報に応じて、アップリンク信号またはデータがアクセス制御ルールを満たすか否か判断し、アップリンク信号またはデータがアクセス制御ルールを満たすと判断した後で初めて、マクロネットワークノードはアップリンクリソースUGをユーザ機器に割り当てる。
本発明の実施形態では、マクロネットワークノードはアクセス制御を実行する。
オプションで、図3に対応する実施形態に基づき、本発明の実施形態に係る第2のオプションの実施形態において、要求メッセージは、ユーザ機器によって判断されるアップリンク信号またはアップリンクデータの第4の制御情報を搬送し、方法は、ユーザ機器により送信された要求メッセージを受信するステップの前に、
マクロネットワークノードにより送信され第5の制御情報を搬送する第2の構成メッセージを受信するステップをさらに含む。
対応して、指示メッセージをマクロネットワークノードに送信するステップは、
第4の制御情報が第5の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たす場合に、指示メッセージをマクロネットワークノードに送信するステップを含む。
本発明の実施形態では、マイクロネットワークノードはアクセス制御を実行する。
オプションで、図3に対応する第2のオプションの実施形態に基づき、本発明の実施形態に係る第3のオプションの実施形態において、指示メッセージは、第4の制御情報をさらに搬送し、第4の制御情報は、マクロネットワークノードによりユーザ機器のアクセス制御を実行するためにさらに使用される。
本発明の実施形態では、マクロネットワークノードはアクセス制御を次のように実行する。マクロネットワークノードは、第4の制御情報に応じて、アップリンク信号またはアップリンクデータがアクセス制御ルールを満たすか否か判断し、アップリンク信号またはアップリンクデータがアクセス制御ルールを満たすと判断した後で初めて、マクロネットワークノードはアップリンクリソースUGをユーザ機器に送信する。
本発明の実施形態では、マイクロネットワークノードおよびマクロネットワークノードは、アクセス制御を同時に実行する。
オプションで、図3に対応する実施形態に基づき、本発明の実施形態に係る第4のオプションの実施形態において、ユーザ機器により送信された要求メッセージを受信するステップは、
ユーザ機器によって判断されるアップリンク信号またはアップリンクデータの第7の制御情報がマクロネットワークノードにより送信される第3の構成メッセージで搬送される第6の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たす場合に、ユーザ機器により送信された第7の制御情報を搬送するアクセス要求メッセージを受信するステップを含み、
指示メッセージは、第7の制御情報を搬送し、第7の制御情報は、マクロネットワークノードによりユーザ機器のアクセス制御を実行するために使用される。
本発明の実施形態では、マクロネットワークノードによりアクセス制御を実行するプロセスは、次のとおりである。マクロネットワークノードは、第7の制御情報に応じて、アップリンク信号またはアップリンクデータがアクセス制御ルールを満たすか否か判断し、アップリンク信号またはアップリンクデータがアクセス制御ルールを満たすと判断した場合、マクロネットワークノードはアップリンクリソースUGをユーザ機器に送信する。
本発明の実施形態では、UEおよびマクロネットワークノードは、アクセス制御を同時に実行する。
オプションで、図3に対応する実施形態に基づき、本発明の実施形態に係る第5のオプションの実施形態において、ユーザ機器により送信された要求メッセージを受信するステップは、
ユーザ機器により判断されるアップリンク信号またはアップリンクデータの第9の制御情報がマクロネットワークノードにより送信された第4の構成メッセージで搬送される第8の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たす場合に、ユーザ機器により送信され第9の制御情報を搬送するアクセス要求メッセージを受信するステップを含む。
方法は、ユーザ機器により送信された要求メッセージを受信するステップの前に、
マクロネットワークノードにより送信され第10の制御情報を搬送する第5の構成メッセージを受信するステップをさらに含む。
対応して、指示メッセージをマクロネットワークノードに送信するステップは、
第9の制御情報が第10の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たす場合に、指示メッセージをマクロネットワークノードに送信するステップを含む。
本発明の実施形態では、UEおよびマイクロネットワークノードは、アクセス制御を同時に実行する。
オプションで、図3に対応する第5のオプションの実施形態に基づき、本発明の実施形態に係る第6のオプションの実施形態において、指示メッセージは、第9の制御情報を搬送し、第9の制御情報は、マクロネットワークノードによりユーザ機器のアクセス制御を実行するためにさらに使用される。
本発明の実施形態では、マクロネットワークノードによりアクセス制御を実行するプロセスは次のとおりである。マクロネットワークノードは、第9の制御情報に応じて、アップリンク信号またはアップリンクデータがアクセス制御ルールを満たすか否か判断し、アップリンク信号またはアップリンクデータがアクセス制御ルールを満たすと判断した後、マクロネットワークノードはアップリンクリソースUGをユーザ機器に送信する。
本発明の実施形態では、UE、マイクロネットワークノード、およびマクロネットワークノードは、アクセス制御を同時に実行する。
オプションで、図3に対応する複数の実施形態に基づき、第1の制御情報と、第4の制御情報と、第5の制御情報と、第6の制御情報と、第7の制御情報と、第8の制御情報と、第9の制御情報と、第10の制御情報とは、それぞれ緊急指示情報、サービスタイプ情報、データ情報または信号情報、サービス品質QoS情報、無線ベアラRBの識別子、論理チャネルLCHの識別子、および無線ベアラにより使用される論理チャネルが属する論理チャネルグループの識別子の少なくとも1つを含む。
図4を参照すると、本発明の実施形態に係る通信方法は、以下を含む。
401: ユーザ機器は、マクロネットワークノードにより送信された構成情報を受信する。
本発明の実施形態における構成情報は、転送用の構成メッセージで搬送され得る。
402: ユーザ機器は、構成情報に応じてアップリンク信号またはアップリンクデータをマイクロネットワークノードおよび/またはマクロネットワークノードに送信する。
本発明の実施形態では、ユーザ機器は、マクロネットワークノードにより送信された構成情報を受信し、構成情報に応じてアップリンク信号またはアップリンクデータをマイクロネットワークノードおよび/またはマクロネットワークノードに送信する。マイクロネットワークノードが参加せず、UEが競合ベースのランダムアクセス手続きを直接使用してアクセスを実行する先行技術と比べると、本発明の実施形態により提供される解決策は、UEがより迅速にネットワークにアクセスすることを可能にし、よってUEのアクセス遅延を減らすことができる。
オプションで、図4に対応する実施形態に基づき、本発明の実施形態に係る通信方法の第1のオプションの実施形態において、方法は、
マクロネットワークノードおよび/またはマイクロネットワークノードにより送信されたダウンリンク信号またはダウンリンクデータを受信するステップと、
マクロネットワークノードおよびマイクロネットワークノードにより送信されたダウンリンク信号またはダウンリンクデータが受信された場合に、マクロネットワークノードにより送信されたダウンリンク信号またはダウンリンクデータ内およびマイクロネットワークノードにより送信されたダウンリンク信号またはダウンリンクデータ内の重複する信号またはデータを削除するステップとをさらに含み得る。
本発明の実施形態では、ユーザ機器がマクロネットワークノードおよびマイクロネットワークノードにより送信されたダウンリンク信号またはダウンリンクデータを同時に受信する場合、ユーザ機器は、重複する信号またはデータを削除し、信号またはデータの1つのコピーのみを保存する必要がある。
オプションで、図4に対応する実施形態および図4に対応する第1のオプションの実施形態に基づき、本発明の実施形態に係る通信方法の第2のオプションの実施形態において、構成情報は、マイクロネットワークノードにより制御されるマイクロセルの識別子と、ユーザ機器の無線ベアラRBの識別子とを含む。
構成情報に応じてアップリンク信号またはアップリンクデータをマイクロネットワークノードに送信するステップは、
マイクロネットワークノードに対して、RBの識別子に対応する無線ベアラで伝送されるアップリンク信号またはアップリンクデータを送信するステップであって、アップリンク信号またはアップリンクデータが、既定の論理チャネルを使用して、マイクロセルの識別子に対応するマイクロセルを通じて送信されるステップを含む。
本発明の実施形態では、構成情報がマイクロネットワークノードにより制御されるマイクロセルの識別子とユーザ機器の無線ベアラRBの識別子とを含む場合、アップリンク信号またはアップリンクデータは、無線ベアラに対応する既定の論理チャネルで伝送される。
オプションで、図4に対応する第2のオプションの実施形態に基づき、本発明の実施形態に係る通信方法の第3のオプションの実施形態において、構成情報が論理チャネルLCHの識別子をさらに含む場合、構成情報に応じてアップリンク信号またはアップリンクデータをマイクロネットワークノードに送信するステップは、
マイクロネットワークノードに対して、RBの識別子に対応する無線ベアラで伝送されるアップリンク信号またはアップリンクデータを送信するステップであって、アップリンク信号またはアップリンクデータが、LCHの識別子に対応する論理チャネルを使用して、マイクロセルの識別子に対応するマイクロセルを通じて送信されるステップを含む。
本発明の実施形態では、構成情報が論理チャネルLCHの識別子をさらに含む場合、アップリンク信号またはアップリンクデータは、LCHの識別子に対応する論理チャネルを通じて、マイクロセルの識別子に対応するマイクロセルに送信される。
オプションで、図4に対応する第2または第3のオプションの実施形態に基づき、本発明の実施形態に係る通信方法の第4のオプションの実施形態において、構成情報がアップリンクフラグをさらに含む場合、マクロネットワークノードおよび/またはマイクロネットワークノードにより送信されたダウンリンク信号またはダウンリンクデータを受信するステップは、
マクロネットワークノードにより送信されたダウンリンク信号またはダウンリンクデータを受信するステップを含む。
アップリンクフラグは、アップリンク方向ではアップリンク信号またはアップリンクデータをマクロネットワークノードおよびマイクロネットワークノードに送信することが可能だが、ダウンリンク方向では信号またはデータをマクロネットワークノードからのみ受信できることを示すために使用される。
オプションで、図4に対応する第2、第3、または第4のオプションの実施形態に基づき、本発明の実施形態に係る通信方法の第5のオプションの実施形態において、構成情報は、アップリンク同期フラグをさらに含み、アップリンク同期フラグは、マクロネットワークノードにより制御されるマクロセルが属するタイミングアドバンスグループTAGのタイムアラインメントタイマーTATが満了した後、ユーザ機器に対して、マイクロネットワークノードにより制御されるマイクロセルが属するTAGのTATの継続的な実行を引き続き維持するよう指示するために使用される。
オプションで、図4に対応する実施形態および図4に対応する第1から第5のオプションの実施形態のいずれか1つに基づき、本発明の実施形態に係る通信方法の第6のオプションの実施形態において、
アップリンク信号は、アップリンク無線リソース制御RRCメッセージであり、ダウンリンク信号は、ダウンリンク無線リソース制御RRCメッセージである。
オプションで、図4に対応する第6のオプションの実施形態に基づき、本発明の実施形態に係る通信方法の第7のオプションの実施形態において、アップリンクRRCメッセージは、アップリンク測定レポート(Measurement Report、MR)メッセージと、アップリンク情報転送(Uplink Information Transfer、UIT)メッセージとを含み、ダウンリンクRRCメッセージは、ハンドオーバーコマンドメッセージと、ダウンリンク情報転送メッセージとを含む。
図5を参照すると、本発明の実施形態に係る通信方法は、以下を含む。
501: マクロネットワークノードは、構成情報をユーザ機器に送信し、それによってユーザ機器が構成情報に応じてアップリンク信号またはアップリンクデータをマイクロネットワークノードおよび/またはマクロネットワークノードに送信できるようにする。
502: マクロネットワークノードは、ユーザ機器により送信されマイクロネットワークノードにより転送されたアップリンク信号もしくはアップリンクデータを受信し、および/またはユーザ機器により送信されたアップリンク信号もしくはアップリンクデータを受信する。
本発明の実施形態では、マクロネットワークノードは、構成情報をユーザ機器に送信し、それによってユーザ機器が構成情報に応じてアップリンク信号またはアップリンクデータをマイクロネットワークノードおよび/またはマクロネットワークノードに送信できるようにする。またマクロネットワークノードは、ユーザ機器により送信されマイクロネットワークノードにより転送されたアップリンク信号もしくはアップリンクデータを受信し、および/またはユーザ機器により送信されたアップリンク信号もしくはアップリンクデータを受信する。マイクロネットワークノードが参加せず、UEが競合ベースのランダムアクセス手続きを直接使用してアクセスを実行する先行技術と比べると、本発明の実施形態により提供される解決策は、UEがより迅速にネットワークにアクセスすることを可能にし、よってUEのアクセス遅延を減らすことができる。
オプションで、図5に対応する実施形態に基づき、本発明の実施形態に係る通信方法の第1のオプションの実施形態において、ユーザ機器により送信されマイクロネットワークノードにより転送されたアップリンク信号またはアップリンクデータが受信され、かつユーザ機器により送信されたアップリンク信号またはアップリンクデータが受信された場合に、ユーザ機器により送信されたアップリンク信号またはアップリンクデータ内およびマイクロネットワークノードにより送信されたアップリンク信号またはアップリンクデータ内の重複する信号またはデータが削除される。
本発明の実施形態では、マクロネットワークノードがUEおよびマイクロネットワークノードにより送信された信号またはデータを同時に受信する場合、マクロネットワークノードは、重複する信号またはデータを削除し、信号またはデータの1つのコピーのみを保存する必要がある。
オプションで、図5に対応する実施形態および図5に対応する第1のオプションの実施形態に基づき、本発明の実施形態に係る通信方法の第2のオプションの実施形態において、方法は、
別の構成情報を搬送する第7の構成メッセージをマイクロネットワークノードに送信し、それによってマイクロネットワークノードが別の構成情報に応じてダウンリンク信号またはダウンリンクデータをユーザ機器に転送できるようにするステップと、
ダウンリンク信号またはダウンリンクデータをマイクロネットワークノードに送信するステップとをさらに含み得る。
オプションで、図5に対応する第2のオプションの実施形態に基づき、本発明の実施形態に係る通信方法の第3のオプションの実施形態において、アップリンク信号は、アップリンク無線リソース制御RRCメッセージであり、ダウンリンク信号は、ダウンリンク無線リソース制御RRCメッセージである。
オプションで、図5に対応する第3のオプションの実施形態に基づき、本発明の実施形態に係る通信方法の第4のオプションの実施形態において、アップリンクRRCメッセージは、アップリンク測定レポートメッセージと、アップリンク情報転送メッセージとを含み、ダウンリンクRRCメッセージは、ハンドオーバーコマンドメッセージと、ダウンリンク情報転送メッセージとを含む。
図6を参照すると、本発明の実施形態に係る通信方法の実施形態は、以下を含む。
601: マイクロネットワークノードは、マクロネットワークノードにより送信された別の構成情報を受信する。
602: マイクロネットワークノードは、マクロネットワークノードにより送信されたダウンリンク信号またはダウンリンクデータを受信する。
603: マイクロネットワークノードは、別の構成情報に応じてダウンリンク信号またはダウンリンクデータをユーザ機器に転送する。
本発明の実施形態では、マイクロネットワークノードは、マクロネットワークノードにより送信された別の構成情報を受信し、マクロネットワークノードにより送信されたダウンリンク信号またはダウンリンクデータを受信する。またマイクロネットワークノードは、別の構成情報に応じてダウンリンク信号またはダウンリンクデータをユーザ機器に転送する。マイクロネットワークノードが参加せず、UEが競合ベースのランダムアクセス手続きを直接使用してアクセスを実行する先行技術と比べると、本発明の実施形態により提供される解決策は、UEがより迅速にネットワークにアクセスすることを可能にし、よってUEのアクセス遅延を減らすことができる。
オプションで、図6に対応する実施形態に基づき、本発明の実施形態に係る通信方法の第1のオプションの実施形態において、別の構成情報は、ユーザ機器の識別子と、ユーザ機器の無線ベアラRBの識別子とを含む。
別の構成情報に応じてダウンリンク信号またはダウンリンクデータをユーザ機器に転送するステップは、
ユーザ機器に対して、RBの識別子に対応する無線ベアラで伝送されるダウンリンク信号またはダウンリンクデータを送信するステップであって、ダウンリンク信号またはダウンリンクデータが、既定の論理チャネルを使用して、マイクロセルの識別子に対応するマイクロセルを通じて送信されるステップを含む。
本発明の実施形態では、LCHの識別子が別の構成情報に存在しない場合、送信されたアップリンク信号またはアップリンクデータは、無線ベアラRBの識別子に対応する無線ベアラに対応する既定の論理チャネルで受信される。
オプションで、図6に対応する実施形態および図6に対応する第1のオプションの実施形態に基づき、本発明の実施形態に係る通信方法の第2のオプションの実施形態において、別の構成情報は、論理チャネルLCHの識別子をさらに含み、別の構成情報に応じてダウンリンク信号またはダウンリンクデータをユーザ機器に転送するステップは、
ユーザ機器に対して、RBの識別子に対応する無線ベアラで伝送されるダウンリンク信号またはダウンリンクデータを送信するステップであって、ダウンリンク信号またはダウンリンクデータが、LCHの識別子に対応する論理チャネルを使用して、マイクロセルの識別子に対応するマイクロセルを通じて送信されるステップを含む。
本発明の実施形態では、別の構成情報が論理チャネルLCHの識別子をさらに含む場合、アップリンク信号またはアップリンクデータは、LCHの識別子に対応する論理チャネルで受信される。
ダウンリンク信号は、ダウンリンク無線リソース制御RRCメッセージである。ダウンリンクRRCメッセージは、ハンドオーバーコマンドメッセージと、ダウンリンク情報転送メッセージとを含む。
理解しやすいように、以下では複数の応用シナリオを例として使用して、本発明の実施形態における通信プロセスを説明する。
図7を参照すると、図7は、ユーザ機器、マクロネットワークノード、およびマイクロネットワークノードのいずれもがアクセス制御を実行しない場合の通信プロセスを示し、この通信プロセスは、以下を含む。
S110: ユーザ機器は、要求メッセージをマイクロネットワークノードに送信する。
本発明の実施形態における要求メッセージは、アクセス要求メッセージ、スケジューリング要求メッセージ、接続要求メッセージ、新しいデータもしくは信号を送信するための要求メッセージ、または無線リソース制御(Radio Resource Control、RRC)メッセージであり得、さらに物理信号もしくは制御情報要素であり得る。
S115: マイクロネットワークノードは、指示メッセージをマクロネットワークノードに送信する。
S120: マクロネットワークノードは、非競合ベースのランダムアクセス手続きを開始し、それによってUEがマクロネットワークノードにより割り当てられたアップリンクリソースUGおよびTAを取得できるようにする。
本発明の実施形態では、非競合ベースのランダムアクセス手続きは、第3世代パートナーシッププロジェクト(The 3rd Generation Partnership Project、3GPP)プロトコルTS 36.321で詳しく定義されており、詳細には、マクロネットワークノードが非競合ベースのランダムアクセスコマンドをUEに送信することと、UEが非競合ベースのランダムアクセスコマンドに応答してランダムアクセス要求をマクロネットワークノードに送信することと、マクロネットワークノードがランダムアクセス応答をUEに送信することとを含み、ランダムアクセス要求は、割り当てられたアップリンクリソースUGとタイミングアドバンス(Time Advance、TA)とを含む。
S125: ユーザ機器は、物理ダウンリンク制御チャネルPDCCHを通じて、マクロネットワークノードにより送信されたアップリンクリソースUGを受信する。
このステップで、ユーザ機器は、既存のTAを読み取り得る。
ステップS120およびステップS125の両方を実行する必要はない。ステップS120が実行される場合、ステップS125は実行されず、ステップS125が実行される場合、ステップS120は実行されない。
S130: ユーザ機器は、アップリンク信号またはアップリンクデータをマクロネットワークノードに送信する。
これにより、UEはTAに応じてアップリンク送信時間を取得することができ、UGを使用してアップリンク信号またはアップリンクデータをアップリンク送信時間に送信する。
S135: マクロネットワークノードは、ダウンリンク信号またはダウンリンクデータをユーザ機器に送信する。
ステップS135はオプションである。
本発明の実施形態では、要求メッセージおよび指示メッセージはいかなる情報も搬送しない。この場合、マクロネットワークノードは、送信されるアップリンク信号またはアップリンクデータのためにUGをユーザ機器にランダムに割り当てる。要求メッセージおよび指示メッセージの両方がアップリンク信号またはアップリンクデータのサイズ情報を搬送する場合、マクロネットワークノードは、サイズ情報に応じて適切なUGをユーザ機器に割り当て、それによってUGをランダムに割り当てる場合のリソース不足またはリソース浪費を回避する。
図8を参照すると、図8は、マクロネットワークノードのみがアクセス制御を実行する状況を示している。本発明の実施形態における通信プロセスは、以下を含む。
S200: ユーザ機器は、送信されるアップリンク信号またはアップリンクデータの第1の制御情報を判断する。
このステップで、第1の制御情報は、緊急状況、サービスタイプ、データ情報と信号情報のどちらであるか、サービス品質等の複数の観点から判断され得る。詳細には、第1の制御情報を判断するためのルールは事前に設定され得る。
たとえば、UEが緊急呼び出しの信号を送信する場合、UEは、第1の制御情報が緊急指示情報、緊急呼び出しサービスのサービスタイプ、または信号を送信する旨を含むことを判断し得る。
第1の制御情報は、緊急指示情報、サービスタイプ情報、データ/信号情報、サービス品質(Quality of Service、QoS)情報、無線ベアラ(Radio Bearer、RB)の識別子、論理チャネル(Logical Channel、LCH)の識別子、および無線ベアラにより使用される論理チャネルが属する論理チャネルグループの識別子の少なくとも1つであり得る。
緊急指示情報は、UEにより送信する必要があるデータまたは信号が緊急であるか否かを示す。
詳細には、緊急指示はビットによって表され得る。ビットが1である場合、データまたは信号が緊急であることを示し、ビットが0である場合、データまたは信号が緊急ではないことを示す。その逆も然りである。
サービスタイプは、UEによって開始されるサービスのタイプを示す。この情報は、詳細には、緊急呼び出し、優先度の高いサービス、遅延に敏感でないサービス等のいずれか1つである。
データ/信号情報は、データと信号のどちらがUEによって送信されるかを示す。
サービス品質(Quality of Service、QoS)情報は、UEによって送信されるアップリンク信号またはアップリンクデータが属するサービスのQoSパラメータを含み、詳細には、QoSクラス識別子(QoS Class Identifier、QCI)、割り当ておよび保持優先度(Allocation and Retention Priority、ARP)等を含み得る。
無線ベアラ(Radio Bearer、RB)の識別子、またはRBにより使用される論理チャネル(Logical Channel、LCH)の識別子、またはRBにより使用されるLCHが属するLCHグループの識別子は、UEにより送信されるアップリンクデータまたは信号の送信元である1つもしくは複数の確立されたRBまたは1つもしくは複数の確立されたLCHを示す。
S205: ユーザ機器は、第1の制御情報を搬送する要求メッセージをマイクロネットワークノードに送信する。
S210: マイクロネットワークノードは、第1の制御情報を搬送する指示メッセージをマクロネットワークノードに送信する。
S215: マクロネットワークノードは、第1の制御情報に応じて、ユーザ機器に送信されるアップリンクリソースUGを判断する。
ステップS215で、マクロネットワークノードは、まず第1の制御情報がアクセス制御ルールを満たすか否かを判断し、第1の制御情報がアクセス制御ルールを満たす場合に、アップリンクリソースUGをユーザ機器に割り当てることが要求されていると判断する。ここで、アクセス制御ルールは、システムによって予め設定され、マクロネットワークノードに格納されている。
S220: マクロネットワークノードは、非競合ベースのランダムアクセス手続きを開始し、それによってUEがマクロネットワークノードにより割り当てられたアップリンクリソースUGおよびTAを取得できるようにする。
ステップS220で、非競合ベースのランダムアクセス手続きは、ステップS120の手続きと同じである。よってここでは詳細な説明の反復を避ける。
S225: ユーザ機器は、物理ダウンリンク制御チャネルPDCCHを通じて、マクロネットワークノードにより送信されたアップリンクリソースUGを受信する。
このステップで、UEは既存のTAを読み取ることができる。
ステップS220およびステップ225の両方を実行する必要はない。ステップS220が実行される場合、ステップS225は実行されず、ステップS225が実行される場合、ステップS220は実行されない。
S230: ユーザ機器は、アップリンク信号またはアップリンクデータをマクロネットワークノードに送信する。
S235: マクロネットワークノードは、ダウンリンク信号またはダウンリンクデータをユーザ機器に送信する。
ステップS235は、オプションのステップである。
図9を参照すると、図9は、ユーザ機器のみがアクセス制御を実行する状況を示す。本発明の実施形態における通信プロセスは、以下を含む。
S300: マクロネットワークノードは、第2の制御情報を搬送する第1の構成メッセージをユーザ機器に送信する。
S305: ユーザ機器は、アップリンク信号またはアップリンクデータの第3の制御情報を判断する。
S310: 第3の制御情報が第2の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たす場合、ステップS315を実行する。
ステップS305およびステップS310について、詳細には、ユーザ機器は第2の制御情報に応じて第3の制御情報を生成し、第3の制御情報の値および第2の制御情報の値が同一であるか否かに応じて、第3の制御情報が第2の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たすか否か判断する。たとえば、第2の制御情報が緊急指示情報を含み、緊急指示情報の値が「緊急」である場合、ユーザ機器により判断される第3の制御情報は、アップリンク信号またはアップリンクデータの緊急指示情報である。アップリンク信号またはアップリンクデータの緊急指示情報の値も「緊急」である場合、ユーザ機器は要求メッセージを送信し得る。別の例として、第2の制御情報がサービスタイプ情報およびデータ/信号情報を含み、サービスタイプ情報の値が「緊急呼び出し」であり、データ/信号情報の値が「信号」である場合、ユーザ機器により判断される第3の制御情報は、アップリンク信号またはアップリンクデータのサービスタイプ情報およびデータ/信号情報である。アップリンク信号またはアップリンクデータのサービスタイプ情報の値が「緊急呼び出し」であるか、またはアップリンク信号またはアップリンクデータのデータ/信号情報の値が「信号」である場合、ユーザ機器は要求メッセージを送信し得る。さらに別の例として、第2の制御情報が無線ベアラRBの識別子を含み、無線ベアラRBの識別子の値が「SRB 1」および「DRB 2」である場合、ユーザ機器により判断される第3の制御情報は、アップリンク信号またはアップリンクデータの無線ベアラRBの識別子である。アップリンク信号またはアップリンクデータの無線ベアラRBの識別子の値が「SRB 1」または「DRB 2」である場合、ユーザ機器は要求メッセージを送信し得る。さらに別の例として、第2の制御情報がQoS情報を含み、QoS情報がQCIおよびARPを含み、QCIの値が「1」であり、ARPの値が「2」である場合、ユーザ機器により判断される第3の制御情報は、アップリンク信号またはアップリンクデータのQoS情報である。アップリンク信号またはアップリンクデータのQoS情報のQCIの値が「1」であり、ARPの値が「2」である場合、ユーザ機器は要求メッセージを送信し得る。
S315: 要求メッセージをマイクロネットワークノードに送信する。
S320: マイクロネットワークノードは、指示メッセージをマクロネットワークノードに送信する。
S325: マクロネットワークノードは、非競合ベースのランダムアクセス手続きを開始して、UEがマクロネットワークノードにより割り当てられたアップリンクリソースUGおよびTAを取得できるようにする。
S330: ユーザ機器は、物理ダウンリンク制御チャネルPDCCHを通じて、マクロネットワークノードにより送信されたアップリンクリソースUGを受信する。
このステップは、ユーザ機器が既存のTAを読み取れることを前提とする。
ステップS325およびステップS330の両方を実行する必要はない。ステップS325が実行される場合、ステップS330は実行されず、ステップS330が実行される場合、ステップS325は実行されない。
S335: ユーザ機器は、アップリンク信号またはアップリンクデータをマクロネットワークノードに送信する。
S340: マクロネットワークノードは、ダウンリンク信号またはダウンリンクデータをユーザ機器に送信する。
ステップS340はオプションのステップである。
本発明の実施形態では、要求メッセージおよび指示メッセージはいずれも制御情報を搬送せず、これらのメッセージの両方は、アップリンク信号またはアップリンクデータのサイズ情報を搬送し得る。
図10を参照すると、図10は、マイクロネットワークノードのみがアクセス制御を実行する状況を示す。本発明の実施形態における通信プロセスは、以下を含む。
S400: マクロネットワークノードは、第5の制御情報を搬送する第2の構成メッセージをマイクロネットワークノードに送信する。
S405: ユーザ機器は、アップリンク信号またはアップリンクデータの第4の制御情報を判断する。
このステップで第4の情報を判断するプロセスは、ステップS200で第1の制御情報を判断するプロセスと基本的に同じであり、ステップS200で第1の制御情報を判断するプロセスを参照することで理解され得る。
S410: ユーザ機器は、第4の制御情報を搬送する要求メッセージをマイクロネットワークノードに送信する。
S415: マイクロネットワークノードは、第4の制御情報が第5の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たすか判断し、第4の制御情報が第5の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たす場合、マイクロネットワークノードは、指示メッセージをマクロネットワークノードに送信することが要求されていると判断する。
このステップで第4の情報が第5の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たすことを判断するプロセスは、ステップS310で第3の情報が第2の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たすことを判断するプロセスと基本的に同じであり、ステップ310のプロセスを参照することで理解され得る。
S420: マイクロネットワークノードは、指示メッセージをマクロネットワークノードに送信する。
S425: マクロネットワークノードは、非競合ベースのランダムアクセス手続きを開始し、それによってUEがマクロネットワークノードにより割り当てられたアップリンクリソースUGおよびTAを取得できるようにする。
S430: ユーザ機器は、物理ダウンリンク制御チャネルPDCCHを通じて、マクロネットワークノードにより送信されたアップリンクリソースUGを受信する。
このステップは、UEが既存のTAを読み取れることを前提とする。
ステップS425およびステップS430の両方を実行する必要はない。ステップS425が実行される場合、ステップS430は実行されず、ステップS430が実行される場合、ステップS425は実行されない。
S435: ユーザ機器は、アップリンク信号またはアップリンクデータをマクロネットワークノードに送信する。
S440: マクロネットワークノードは、ダウンリンク信号またはダウンリンクデータをユーザ機器に送信する。
ステップS440はオプションのステップである。
本発明の実施形態では、マイクロネットワークノードのみがアクセス制御を実行する。ステップS420の指示メッセージはいかなる制御情報も搬送しないが、ステップS420の指示メッセージが第4の制御情報を搬送する場合、通信プロセスは以下をさらに含む。
ステップS421: マクロネットワークノードは、第4の制御情報に応じて、アップリンクリソースUGをユーザ機器に割り当てることが要求されていると判断する。
これにより、ステップS421を含む通信プロセスの実施形態では、マクロネットワークノードおよびマイクロネットワークノードはアクセス制御を同時に実行する。
図11を参照すると、図11は、ユーザ機器およびマクロネットワークノードがアクセス制御を同時に実行する状況を示す。本発明の実施形態における通信プロセスは、以下を含む。
S500: マクロネットワークノードは、第6の制御情報を搬送する第3の構成メッセージをユーザ機器に送信する。
S505: ユーザ機器は、送信されるアップリンク信号またはアップリンクデータの第7の制御情報を判断する。
S510: ユーザ機器が、第7の制御情報が第6の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たすと判断した後、ステップS515を実行する。
本発明の実施形態で第7の制御情報を判断するプロセスは、ステップS305で第3の制御情報を判断するプロセスと基本的に同じであり、本発明の実施形態で第7の制御情報が第6の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たすことを判断するプロセスは、ステップS310で第3の制御情報が第2の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たすことを判断するステップと基本的に同じである。これらのステップについては、対応するステップを個別に参照することで理解され得る。
S515: 第7の制御情報を搬送する要求メッセージをマイクロネットワークノードに送信する。
S520: マイクロネットワークノードは、第7の制御情報を搬送する指示メッセージをマクロネットワークノードに送信する。
S525: マクロネットワークノードは、第7の制御情報がアクセス制御ルールを満たすと判断する。
S530: マクロネットワークノードは、非競合ベースのランダムアクセス手続きを開始し、それによってUEがマクロネットワークノードにより割り当てられたアップリンクリソースUGおよびTAを取得できるようにする。
S535: ユーザ機器は、物理ダウンリンク制御チャネルPDCCHを通じて、マクロネットワークノードにより送信されたアップリンクリソースUGを受信する。
このステップは、UEが既存のTAを読み取れることを前提とする。
ステップS530およびステップS535の両方を実行する必要はない。ステップS530が実行される場合、ステップS535は実行されず、ステップS535が実行される場合、ステップS530は実行されない。
S540: ユーザ機器は、アップリンク信号またはアップリンクデータをマクロネットワークノードに送信する。
S545: マクロネットワークノードは、ダウンリンク信号またはダウンリンクデータをユーザ機器に送信する。
ステップS545はオプションのステップである。
図12を参照すると、図12は、ユーザ機器およびマイクロネットワークノードがアクセス制御を同時に実行する状況を示している。本発明の実施形態における通信プロセスは、以下を含む。
S600: マクロネットワークノードは、第8の制御情報を搬送する第4の構成メッセージをユーザ機器に送信する。
S605: マクロネットワークノードは、第10の制御情報を搬送する第5の構成メッセージをマイクロネットワークノードに送信する。
ステップS600およびステップS605の順序は限定されていない。
S610: ユーザ機器は、送信されるアップリンク信号またはアップリンクデータの第9の制御情報を判断する。
S615: ユーザ機器が、第9の制御情報が第8の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たすと判断した場合、ステップS620を実行する。このステップで、第8の制御情報と第9の制御情報の関係は、上述した実施形態における第2の制御情報と第3の制御情報の関係を参照することで理解され得、ここでは詳細な説明の反復を避ける。
S620: 第9の制御情報を搬送する要求メッセージをマイクロネットワークノードに送信する。
S625: マイクロネットワークノードが、第9の制御情報が第10の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たすと判断した後、ステップS630を実行する。
S630: 指示メッセージをマクロネットワークノードに送信する。
S635: マクロネットワークノードは、非競合ベースのランダムアクセス手続きを開始し、それによってUEがマクロネットワークノードにより送信されたアップリンクリソースUGおよびTAを取得できるようにする。
S640: ユーザ機器は、物理ダウンリンク制御チャネルPDCCHを通じて、マクロネットワークノードにより送信されたアップリンクリソースUGを受信する。
このステップは、UEが既存のTAを読み取れることを前提とする。
ステップS635およびステップS640の両方を実行する必要はない。ステップS635が実行される場合、ステップS640は実行されず、ステップS640が実行される場合、ステップS635は実行されない。
S645: ユーザ機器は、アップリンク信号またはアップリンクデータをマクロネットワークノードに送信する。
S650: マクロネットワークノードは、ダウンリンク信号またはダウンリンクデータをユーザ機器に送信する。
ステップS640はオプションのステップである。
図12に対応する実施形態のステップS630の指示メッセージはいかなる制御情報も搬送しないが、ステップS630の指示メッセージが第9の制御情報を搬送する場合、通信プロセスは以下をさらに含む。
ステップS631: マクロネットワークノードは、第9の制御情報がアクセス制御ルールを満たすと判断する。
実施形態がステップS631を含む場合、ユーザ機器、マクロネットワークノード、およびマイクロネットワークノードがアクセス制御を同時に実行することを示す。
実施形態がステップS631を含む場合、ユーザ機器、マクロネットワークノード、およびマイクロネットワークノードがアクセス制御を同時に実行することを示す。
上述した複数の応用シナリオの実施形態では、第1の制御情報と、第2の制御情報と、第3の制御情報と、第4の制御情報と、第5の制御情報と、第6の制御情報と、第7の制御情報と、第8の制御情報と、第9の制御情報と、第10の制御情報とは、それぞれが緊急指示情報、サービスタイプ情報、データ/信号情報、サービス品質QoS情報、無線ベアラRBの識別子、論理チャネルLCHの識別子、および無線ベアラにより使用される論理チャネルが属する倫理チャネルグループの識別子の少なくとも1つを含む。
緊急指示情報は、UEにより送信する必要があるデータまたは信号が緊急であるか否かを示す。
詳細には、緊急指示はビットにより表され得る。ビットが1である場合、データまたは信号が緊急であることを示し、ビットが0である場合、データまたは信号が緊急でないことを示す。その逆も然りである。
サービスタイプは、UEによって開始されるサービスのタイプを示す。この情報は、詳細には、緊急呼び出し、優先度の高いサービス、遅延に敏感でないサービス等のいずれか1つである。
データ/信号情報は、データと信号のどちらがUEによって送信されるかを示す。
サービス品質(Quality of Service、QoS)情報は、UEによって送信されるデータまたは信号が属するサービスのQoSパラメータを含み、詳細には、QoSクラス識別子(QoS Class Identifier、QCI)、割り当ておよび保持優先度(Allocation and Retention Priority、ARP)等を含み得る。
無線ベアラ(Radio Bearer、RB)の識別子、またはRBにより使用される論理チャネル(Logical Channel、LCH)の識別子、またはRBにより使用されるLCHが属するLCHグループの識別子は、UEにより送信されるアップリンクデータまたは信号の送信元である1つもしくは複数の確立されたRBまたは1つもしくは複数の確立されたLCHを示す。
さらに、上述した複数の実施形態におけるアクセス要求メッセージおよび指示メッセージは、いずれもアップリンク信号またはアップリンクデータのサイズ情報を搬送し得る。この場合、各応用シナリオで、マクロネットワークノードは、サイズ情報に応じて、送信されるアップリンク信号またはアップリンクデータ用にユーザ機器に割り当てるUGのサイズを判断する必要がある。
本発明の複数の実施形態で、第1の構成メッセージは、アップリンク同期フラグを搬送し得る。アップリンク同期フラグは、マクロネットワークノードにより制御されるマクロセルが属するタイミングアドバンスグループTAGのタイムアラインメントタイマーTATが満了した後、ユーザ機器に対して、マイクロネットワークノードにより制御されるマイクロセルが属するTAGのTATの継続的な実行を引き続き維持するよう指示するために使用される。
本発明の実施形態では、マクロセルのTATが満了した場合、ユーザ機器は、アップリンクデータまたはアップリンク信号をマクロネットワークノードにさらに送信する必要がある。上述した複数の実施形態では、UGおよびTAは、マクロネットワークノードが非競合ベースのランダムアクセス手続きを開始することによってのみ、ユーザ機器に割り当てることができる。ユーザ機器がマクロセルでスケジューリング要求(Scheduling Request、SR)を送信するためのリソースを有しておらず、アップリンク信号またはアップリンクデータをマクロネットワークノードに送信する必要がある場合、さらに、ユーザ機器がマクロセルで動的スケジューリング要求(Dynamic Scheduling Request、DSR)の送信に失敗し、すなわち、ユーザ機器がSRを継続的に送信する回数が既定の最大回数を超えた場合、マクロネットワークノードは、物理ダウンリンク制御チャネルPDCCHを通じてUGをユーザ機器に送信し得る。これら2つの状況では、TAがユーザ機器に存在するため、ユーザ機器は非競合ベースのランダムアクセス手続きに依存してTAを取得する必要はない。
図13を参照すると、図13は、本発明の実施形態に係る通信方法の別の応用シナリオの実施形態を示し、この方法は、以下を含む。
S700: マクロネットワークノードは、構成情報を搬送する第6の構成メッセージをユーザ機器に送信する。
構成情報は、マイクロネットワークノードにより制御されるマイクロセルの識別子と、ユーザ機器の無線ベアラRBの識別子とを含む。
構成情報は、論理チャネルLCHの識別子、アップリンクフラグ、RLC(Radio Link Control)に関連する構成、およびLCHに関連する構成のいずれか1つまたは複数をさらに含み得る。
S705: マクロネットワークノードは、別の構成情報を搬送する第7の構成メッセージをマイクロネットワークノードに送信する。
別の構成情報は、ユーザ機器の識別子と、ユーザ機器の無線ベアラRBの識別子とを含む。
別の構成情報は、論理チャネルLCHの識別子、RLC(Radio Link Control)に関連する構成、およびLCHに関連する構成のいずれか1つまたは複数をさらに含み得る。
ステップS700およびS705の実行順序は限定されていない。
S710: ユーザ機器は、アップリンク信号またはアップリンクデータをマイクロネットワークノードに送信する。
詳細には、ユーザ機器は、マイクロネットワークノードに対して、無線ベアラRBの識別子に対応する無線ベアラで伝送されるアップリンク信号またはアップリンクデータを送信する。ここで、アップリンク信号またはアップリンクデータは、マイクロセルの識別子に対応するマイクロセルを通じて送信される。オプションで、ユーザ機器は、LCHの識別子に対応するLCH、RLCに関連する構成、および/またはLCHに関連する構成を使用して、アップリンク信号またはアップリンクデータを送信する。
本発明の実施形態では、アップリンク信号は、アップリンク無線リソース制御(Radio Resource Control、RRC)メッセージであり得、アップリンクRRCメッセージは、測定レポート(Measurement Report、MR)メッセージ、アップリンク情報転送(Uplink Information Transfer、UIT)メッセージ等を含む。
S715: ユーザ機器は、アップリンク信号またはアップリンクデータをマクロネットワークノードに送信する。
S720: マイクロネットワークノードは、マクロネットワークノードに対して、ユーザ機器により送信されたアップリンク信号またはアップリンクデータを転送する。
本発明の実施形態では、ステップS710およびステップS715の両方が実行され得るか、一方のステップのみが実行され得る。2つのステップの両方が実行される場合、ステップS725をさらに実行する必要があり、1つのステップが実行される場合、ステップS725を実行する必要はない。ステップS710が実行される場合、ステップS720をさらに実行する必要があり、ステップS710が実行されない場合、ステップS720を実行する必要はない。
S725: マクロネットワークノードは、ユーザ機器により送信されたアップリンク信号またはアップリンクデータ内およびマイクロネットワークノードにより送信されたアップリンク信号またはアップリンクデータ内の重複する信号またはデータを削除する。
S730: マクロネットワークノードは、ダウンリンク信号またはダウンリンクデータをユーザ機器に送信する。
本発明の実施形態では、ダウンリンク信号はダウンリンク無線リソース制御RRCメッセージであり得、ダウンリンクRRCメッセージは、ハンドオーバーコマンド(Handover Command、HC)メッセージ、ダウンリンク情報転送(Downlink Information Transfer、DIT)メッセージ等を含む。
S735: マクロネットワークノードは、ダウンリンク信号またはダウンリンクデータをマイクロネットワークノードに送信する。
S740: マイクロネットワークノードは、ユーザ機器に対して、マクロネットワークノードにより送信されたダウンリンク信号またはダウンリンクデータを転送する。
詳細には、マイクロネットワークノードは、ユーザ機器に対して、無線ベアラRBの識別子に対応する無線ベアラで伝送されるダウンリンク信号またはダウンリンクデータを送信する。ここで、ダウンリンク信号またはダウンリンクデータは、マイクロセルの識別子に対応するマイクロセルを通じて送信される。オプションで、マイクロネットワークノードは、LCHの識別子に対応するLCH、RLCに関連する構成、および/またはLCHに関連する構成を使用して、ダウンリンク信号またはダウンリンクデータを送信する。
本発明の実施形態では、ステップS730およびステップS735の両方が実行されるか、一方のステップのみが実行される。2つのステップの両方が実行される場合、ステップS740をさらに実行する必要があり、1つのステップが実行される場合、ステップS740を実行する必要はない。ステップS735が実行される場合、ステップS740をさらに実行する必要があり、ステップS735が実行されない場合、ステップS740を実行する必要はない。構成情報がアップリンクフラグを含む場合、ステップS735およびステップS740は実行されず、ステップS730のみが実行される。すなわち、ユーザ機器は、ダウンリンク信号またはダウンリンクデータをマクロネットワークノードから受信し、ダウンリンク信号またはダウンリンクデータをマイクロネットワークノードから受信しない。
S745: ユーザ機器は、マクロネットワークノードにより送信されたダウンリンク信号またはダウンリンクデータ内およびマイクロネットワークノードにより送信されたダウンリング信号またはダウンリンクデータ内の重複する信号またはデータを削除する。
本発明は、上述した複数の応用シナリオを使用することにより、ユーザ機器、マクロネットワークノード、およびマイクロネットワークノードの間の通信プロセスを作り上げる。
図14を参照すると、本発明の実施形態に係るユーザ機器は、
要求メッセージをマイクロネットワークノードに送信し、それによってマイクロネットワークノードが指示メッセージをマクロネットワークノードに送信できるようにするように構成された第1の送信ユニット1101と、
指示メッセージに応じてマクロネットワークノードにより送信されたアップリンクリソースUGを受信するように構成された取得ユニット1102と
を含み、第1の送信ユニット1103は、取得ユニットにより取得されたアップリンクリソースUGに応じてアップリンク信号またはアップリンクデータをマクロネットワークノードに送信するようにさらに構成される。
本発明の実施形態では、第1の送信ユニット1101は、要求メッセージをマイクロネットワークノードに送信し、それによってマイクロネットワークノードが指示メッセージをマクロネットワークノードに送信できるようにする。取得ユニット1102は、指示メッセージに応じてマクロネットワークノードにより送信されたアップリンクリソースUGを受信する。第1の送信ユニット1103は、取得ユニットにより取得されたアップリンクリソースUGに応じて、アップリンク信号またはアップリンクデータをマクロネットワークノードに送信する。先行技術と比べて、本発明の実施形態により提供されるユーザ機器は、マイクロネットワークノードの参加によってネットワークにより迅速にアクセスし、よってアクセス遅延を減らす。
図14に対応する実施形態に基づき、本発明の実施形態に係るユーザ機器の第1のオプションの実施形態において、
取得ユニット1102は、非競合ベースのランダムアクセス手続きを使用して、非競合ベースのランダムアクセス手続きで第1のタイミングアドバンスTAおよびアップリンクリソースUGを受信するように構成され、
第1の送信ユニット1101は、取得ユニット1102により取得された第1のタイミングアドバンスTAおよびアップリンクリソースUGに応じて、アップリンク信号またはアップリンクデータをマクロネットワークノードに送信するように構成される。
図14に対応する実施形態に基づき、本発明の実施形態に係るユーザ機器の第2のオプションの実施形態において、
取得ユニット1102は、既存の第2のタイミングアドバンスTAを読み取り、物理ダウンリンク制御チャネルPDCCHを通じて、マクロネットワークノードにより送信されたアップリンクリソースUGを受信するように構成され、
第1の送信ユニット1101は、取得ユニット1102により取得された第2のタイミングアドバンスTAおよびアップリンクリソースUGに応じて、アップリンク信号またはアップリンクデータをマクロネットワークノードに送信するように構成される。
図14に対応する実施形態および図14に対応する第1または第2のオプションの実施形態に基づき、図15を参照すると、本発明の実施形態に係るユーザ機器の第3のオプションの実施形態において、ユーザ機器は、
第1の送信ユニット1101が要求メッセージを送信する前に、アップリンク信号またはアップリンクデータの第1の制御情報を判断するように構成された第1の判断ユニット1103をさらに含み、要求メッセージおよび指示メッセージの両方は、第1の制御情報を搬送し、第1の制御情報は、マクロネットワークノードによりユーザ機器のアクセス制御を実行するために使用される。
図14に対応する実施形態および図14に対応する第1または第2のオプションの実施形態に基づき、図16を参照すると、本発明の実施形態に係るユーザ機器の第4のオプションの実施形態において、ユーザ機器は、
マクロネットワークノードにより送信された第1の構成メッセージを受信するように構成された第1の受信ユニット1104をさらに含み、第1の構成メッセージは、アップリンク同期フラグおよび/または第2の制御情報を搬送し、アップリンク同期フラグは、マクロネットワークノードにより制御されるマクロセルが属するタイミングアドバンスグループTAGのタイムアラインメントタイマーTATが満了した後、ユーザ機器に対して、マイクロネットワークノードにより制御されるマイクロセルが属するTAGのTATの継続的な実行を引き続き維持するよう指示するために使用される。
第4のオプションの実施形態に基づき、図17を参照すると、本発明の実施形態に係るユーザ機器の第5のオプションの実施形態において、ユーザ機器は、
アップリンク信号またはアップリンクデータの第3の制御情報を判断し、第3の制御情報が第2の制御情報により指定されたアクセス制御ルールを満たす場合に要求メッセージをマイクロネットワークノードに送信するように構成された第2の判断ユニット1105をさらに含む。
図14に対応する実施形態および図14に対応する第1または第2のオプションの実施形態に基づき、図18を参照すると、本発明の実施形態に係るユーザ機器の第6のオプションの実施形態において、ユーザ機器は、
アップリンク信号またはアップリンクデータの第4の制御情報を判断するように構成された第3の判断ユニット1106をさらに含み、要求メッセージは、第4の制御情報を搬送し、それによって第4の制御情報がマクロネットワークノードにより送信された第2の構成メッセージで搬送される第5の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たすと判断した後、マイクロネットワークノードが指示メッセージをマクロネットワークノードに送信できるようにする。
図14に対応する実施形態および図14に対応する第1または第2のオプションの実施形態に基づき、図19を参照すると、本発明の実施形態に係るユーザ機器の第7のオプションの実施形態において、ユーザ機器は、
マクロネットワークノードにより送信され第6の制御情報を搬送する第3の構成メッセージを受信するように構成された第2の受信ユニット1107と、
アップリンク信号またはアップリンクデータの第7の制御情報を判断するように構成された第4の判断ユニット1108と
をさらに含み、第1の送信ユニット1101は、第7の制御情報が第6の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たす場合に、要求メッセージをマイクロネットワークノードに送信するようにさらに構成される。
図14に対応する実施形態および図14に対応する第1または第2のオプションの実施形態に基づき、図20を参照すると、本発明の実施形態に係るユーザ機器の第8のオプションの実施形態において、ユーザ機器は、
マクロネットワークノードにより送信され第8の制御情報を搬送する第4の構成メッセージを受信するように構成された第3の受信ユニット1109と、
アップリンク信号またはアップリンクデータの第9の制御情報を判断するように構成された第5の判断ユニット1110と
をさらに含み、第1の送信ユニット1101は、第9の制御情報が第8の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たす場合に、要求メッセージをマイクロネットワークノードに送信するようにさらに構成される。
図21を参照すると、本発明の実施形態に係るマクロネットワークノード装置は、
マイクロネットワークノードがユーザ機器により送信された要求メッセージを受信した後に、マイクロネットワークノードにより送信された指示メッセージを受信するように構成された第4の受信ユニット2101と、
指示メッセージに応じてアップリンクリソースUGをユーザ機器に送信し、それによってユーザ機器がアップリンクリソースUGに応じてアップリンク信号またはアップリンクデータを送信できるようにするように構成された第2の送信ユニット2012と
を含む。
本発明の実施形態では、第4の受信ユニット2101は、マイクロネットワークノードがユーザ機器により送信された要求メッセージを受信した後に、マイクロネットワークノードにより送信された指示メッセージを受信し、第2の送信ユニット2012は、指示メッセージに応じてアップリンクリソースUGをユーザ機器に送信し、それによってユーザ機器がアップリンクリソースUGに応じてアップリンク信号またはアップリンクデータを送信できるようにする。先行技術と比べて、本発明の実施形態により提供されるマクロネットワークノード装置は、UEがネットワークにより迅速にアクセスするのを支援し、それによってUEのアクセス遅延を減らすことができる。
図21に対応する実施形態に基づき、本発明の実施形態に係るマクロネットワークノード装置の第1のオプションの実施形態において、
第2の送信ユニット2102は、指示メッセージに応じて、ユーザ機器への非競合ベースのランダムアクセス手続きを開始し、非競合ベースのランダムアクセス手続きで第1のタイミングアドバンスTAおよびアップリンクリソースUGをユーザ機器に送信し、それによってユーザ機器が第1のタイミングアドバンスTAおよびアップリンクリソースUGに応じてアップリンク信号またはアップリンクデータをマクロネットワークノードに送信できるようにするように構成される。
図21に対応する実施形態に基づき、本発明の実施形態に係るマクロネットワークノード装置の第2のオプションの実施形態において、
第2の送信ユニット2102は、指示メッセージに応じて、物理ダウンリンク制御チャネルPDCCHを通じてアップリンクリソースUGをユーザ機器に送信し、それによってユーザ機器が、既存の第2のタイミングアドバンスTAを読み取った後で、第2のタイミングアドバンスTAおよびアップリンクリソースUGに応じてアップリンク信号またはアップリンクデータをマクロネットワークノードに送信できるようにするように構成される。
図21に対応する実施形態および第1または第2のオプションの実施形態に基づき、図22を参照すると、本発明の実施形態に係るマクロネットワークノード装置の第3のオプションの実施形態において、要求メッセージおよび指示メッセージの両方は、送信されるアップリンク信号またはアップリンクデータのサイズ情報を搬送し、マクロネットワークノード装置は、リソース判断ユニット2103をさらに含み、
リソース判断ユニット2103は、アップリンク信号またはアップリンクデータのサイズ情報に応じてアップリンク信号またはアップリンクデータに必要なアップリンクリソースUGを判断し、判断されたアップリンクリソースUGをユーザ機器に割り当てるように構成される。
図21に対応する実施形態および第1から第3のオプションの実施形態のいずれか1つに基づき、本発明の実施形態に係るマクロネットワークノード装置の第4のオプションの実施形態において、要求メッセージおよび指示メッセージの両方は、ユーザ機器により判断されるアップリンク信号またはアップリンクデータの第1の制御情報をさらに搬送する。図23を参照すると、マクロネットワークノード装置は、
第1の制御情報に応じてユーザ機器のアクセス制御を実行するように構成された第1の制御ユニット2104をさらに含む。
図21に対応する実施形態および第1から第4のオプションの実施形態のいずれか1つに基づき、本発明の実施形態に係るマクロネットワークノード装置の第5のオプションの実施形態において、
第2の送信ユニット2012は、第1の構成メッセージをユーザ機器に送信するようにさらに構成され、第1の構成メッセージは、アップリンク同期フラグおよび/または第2の制御情報を搬送し、アップリンク同期フラグは、マクロネットワークノードにより制御されるマクロセルが属するタイミングアドバンスグループTAGのタイミングアラインメントタイマーTATが満了した後、ユーザ機器に対して、マイクロネットワークノードにより制御されるマイクロセルが属するTAGのTATの継続的な実行を引き続き維持するよう指示するために使用される。
図21に対応する実施形態および第1から第4のオプションの実施形態のいずれか1つに基づき、本発明の実施形態に係るマクロネットワークノード装置の第6のオプションの実施形態において、
第2の送信ユニット2012は、第5の制御情報を搬送する第2の構成メッセージをマイクロネットワークノードに送信し、それによって第4の制御情報が第5の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たすと判断した後、マイクロネットワークノードが指示メッセージをマクロネットワークノードに送信できるようにするようにさらに構成される。
第6のオプションの実施形態に基づき、図24を参照すると、本発明の実施形態に係るマクロネットワークノード装置の第7のオプションの実施形態において、マクロネットワークノード装置は、
第4の制御情報に応じてユーザ機器のアクセス制御を実行するように構成された第2の制御ユニット2105をさらに含む。
図21に対応する実施形態および第1から第4のオプションの実施形態のいずれか1つに基づき、本発明の実施形態に係るマクロネットワークノード装置の第8のオプションの実施形態において、図25を参照すると、
第2の送信ユニット2102は、第6の制御情報を搬送する第3の構成メッセージをユーザ機器に送信し、それによってアップリンク信号またはアップリンクデータの第7の制御情報が第6の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たすと判断した後、ユーザ機器が要求メッセージをマイクロネットワークノードに送信できるようにするようにさらに構成され、
マクロネットワークノード装置は、要求メッセージおよび指示メッセージの両方が第7の制御情報をさらに搬送する場合に、第7の制御情報に応じてユーザ機器のアクセス制御を実行するように構成された第3の制御ユニット2106をさらに含む。
図21に対応する実施形態および第1から第4のオプションの実施形態のいずれか1つに基づき、本発明の実施形態に係るマクロネットワークノード装置の第9のオプションの実施形態において、
第2の送信ユニット2102は、第8の制御情報を搬送する第4の構成メッセージをユーザ機器に送信し、それによってアップリンク信号またはアップリンクデータの第9の制御情報が第8の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たすと判断した後、ユーザ機器が要求メッセージをマイクロネットワークノードに送信できるようにするようにさらに構成され、
要求メッセージは、第9の制御情報を搬送し、
第2の送信ユニット2102は、第10の制御情報を搬送する第5の構成メッセージをマイクロネットワークノードに送信し、それによって第9の制御情報が第10の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たすと判断した後、マイクロネットワークノードが指示メッセージをマクロネットワークノードに送信できるようにするようにさらに構成される。
第9のオプションの実施形態に基づき、図26を参照すると、本発明の実施形態に係るマクロネットワークノード装置の第10のオプションの実施形態において、
マクロネットワークノードは、
第9の制御情報に応じてユーザ機器のアクセス制御を実行するように構成された第4の制御ユニットをさらに含む。
図27を参照すると、本発明の実施形態に係るマイクロネットワークノード装置は、
ユーザ機器により送信された要求メッセージを受信するように構成された第5の受信ユニット3101と、
指示メッセージをマクロネットワークノードに送信し、それによってマクロネットワークノードがアップリンクリソースUGをユーザ機器に割り当て、その後ユーザ機器がアップリンクリソースUGを使用してアップリンク信号またはアップリンクデータをマクロネットワークノードに送信できるようにするように構成された第3の送信ユニット3102と
を含む。
本発明の実施形態では、第5の受信ユニット3101は、ユーザ機器により送信された要求メッセージを受信し、第3の送信ユニット3102は、指示メッセージをマクロネットワークノードに送信し、それによってマクロネットワークノードがアップリンクリソースUGをユーザ機器に割り当て、その後ユーザ機器がアップリンクリソースUGを使用してアップリンク信号またはアップリンクデータをマクロネットワークノードに送信できるようにする。先行技術と比べて、本発明の実施形態により提供されるマイクロネットワークノード装置は、UEがネットワークにより迅速にアクセスするのを支援し、それによってUEのアクセス遅延を減らすことができる。
図27に対応する実施形態に基づき、図28を参照すると、本発明の実施形態に係るマイクロネットワークノードの第1のオプションの実施形態において、
第5の受信ユニット3101は、マクロネットワークノードにより送信され第5の制御情報を搬送する第2の構成メッセージを受信するようにさらに構成され、
第1のオプションの実施形態は、第4の制御情報が第5の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たすか否かを判断するように構成された第6の判断ユニット3103を含む。
第3の送信ユニット3102は、第4の制御情報が第5の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たした後、指示メッセージをマクロネットワークノードに送信するようにさらに構成される。
第1のオプションの実施形態に基づき、本発明の実施形態に係るマイクロネットワークノード装置の第2のオプションの実施形態において、
第5の受信ユニット3101は、ユーザ機器により判断されるアップリンク信号またはアップリンクデータの第7の制御情報が、マクロネットワークノードにより送信される第3の構成メッセージで搬送される第6の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たした後、ユーザ機器により送信され第7の制御情報を搬送する要求メッセージを受信するように構成される。
図27に対応する実施形態に基づき、図29を参照すると、本発明の実施形態に係るマイクロネットワークノード装置の第3のオプションの実施形態において、
第5の受信ユニット3101は、ユーザ機器により判断されるアップリンク信号またはアップリンクデータの第9の制御情報が、マクロネットワークノードにより送信される第4の構成メッセージで搬送される第8の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たした後、ユーザ機器により送信され第9の制御情報を搬送する要求メッセージを受信するように構成され、
第5の受信ユニット3101は、マクロネットワークノードにより送信され第10の制御情報を搬送する第5の構成メッセージを受信するようにさらに構成され、
第3のオプションの実施形態は、第9の制御情報が第10の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たすか否か判断するように構成された第7の判断ユニット3105を含む。
第3の送信ユニット3102は、第9の制御情報が第10の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たした後、指示メッセージをマクロネットワークノードに送信するようにさらに構成される。
図30を参照すると、本発明の実施形態に係るユーザ機器は、
マクロネットワークノードにより送信された構成情報を受信するように構成された第6の受信ユニット1201と、
第6の受信ユニット1201により受信された構成情報に応じてアップリンク信号またはアップリンクデータをマイクロネットワークノードおよび/またはマクロネットワークノードに送信するように構成された第4の送信ユニット1202と
を含む。
本発明の実施形態では、第6の受信ユニット1201は、マクロネットワークノードにより送信された構成情報を受信し、第4の送信ユニット1202は、第6の受信ユニット1201により受信された構成情報に応じてアップリンク信号またはアップリンクデータをマイクロネットワークノードおよび/またはマクロネットワークノードに送信する。
先行技術と比べて、本発明の実施形態に係るユーザ機器は、ネットワークにより迅速にアクセスすることができる。
図30に対応する実施形態に基づき、図31を参照すると、本発明の実施形態に係るユーザ機器の第1のオプションの実施形態において、
第6の受信ユニット1201は、マクロネットワークノードおよび/またはマイクロネットワークノードにより送信されたダウンリンク信号またはダウンリンクデータを受信するように構成され、
第1のオプションの実施形態は、マクロネットワークノードおよびマイクロネットワークノードにより送信されたダウンリンク信号またはダウンリンクデータが受信された場合に、マクロネットワークノードにより送信されたダウンリンク信号またはダウンリンクデータ内およびマイクロネットワークノードにより送信されたダウンリンク信号またはダウンリンクデータ内の重複する信号またはデータを削除するように構成された第1の処理ユニット1203を含む。
図30または図31に対応する実施形態に基づき、本発明の実施形態により提供されるユーザ機器の第2のオプションの実施形態において、
第4の送信ユニット1202は、マイクロネットワークノードに対して、RBの識別子に対応する無線ベアラで伝送されるアップリンク信号またはアップリンクデータを送信するように構成され、アップリンク信号またはアップリンクデータは、既定の論理チャネルを使用することにより、マイクロセルの識別子に対応するマイクロセルを通じて送信される。
第2のオプションの実施形態に基づき、本発明の実施形態に係るユーザ機器の第3のオプションの実施形態において、
第4の送信ユニット1202は、マイクロネットワークノードに対して、RBの識別子に対応する無線ベアラで伝送されるアップリンク信号またはアップリンクデータを送信するように構成され、アップリンク信号またはアップリンクデータは、LCHの識別子に対応する論理チャネルを使用して、マイクロセルの識別子に対応するマイクロセルを通じて送信される。
第2または第3のオプションの実施形態に基づき、本発明の実施形態に係るユーザ機器の第4のオプションの実施形態において、
第6の受信ユニット1201は、マクロネットワークノードにより送信されたダウンリンク信号またはダウンリンクデータを受信するように構成される。
図32を参照すると、本発明の実施形態に係るマクロネットワークノード装置の実施形態は、
構成情報をユーザ機器に送信し、それによってユーザ機器が構成情報に応じてアップリンク信号またはアップリンクデータをマイクロネットワークノードおよび/またはマクロネットワークノードに送信できるようにするように構成された第5の送信ユニット2201と、
ユーザ機器により送信されマイクロネットワークノードにより転送されたアップリンク信号もしくはアップリンクデータを受信し、および/またはユーザ機器により送信されたアップリンク信号もしくはアップリンクデータを受信するように構成された第7の受信ユニット2202と
を含む。
本発明の実施形態では、第5の送信ユニット2201は、構成情報をユーザ機器に送信し、それによってユーザ機器が構成情報に応じてアップリンク信号またはアップリンクデータをマイクロネットワークノードおよび/またはマクロネットワークノードに送信できるようにし、第7の受信ユニット2202は、ユーザ機器により送信されマイクロネットワークにより転送されたアップリンク信号もしくはアップリンクデータを受信し、および/またはユーザ機器により送信されたアップリンク信号もしくはアップリンクデータを受信する。先行技術と比べて、本発明の実施形態により提供されるマクロネットワークノード装置は、UEがネットワークにより迅速にアクセスするのを支援し、それによってUEのアクセス遅延を減らすことができる。
図32に対応する実施形態に基づき、図33を参照すると、本発明の実施形態に係るマクロネットワークノード装置の第1のオプションの実施形態は、
ユーザ機器により送信されマイクロネットワークノードにより転送されたアップリンク信号またはアップリンクデータが受信され、かつユーザ機器により送信されたアップリンク信号またはアップリンクデータが受信された場合に、ユーザ機器により送信されたアップリンク信号またはアップリンクデータ内およびマイクロネットワークノードにより送信されたアップリンク信号またはアップリンクデータ内の重複する信号またはデータを削除するように構成された第2の処理ユニット2203をさらに含む。
図33に対応する実施形態に基づき、図34を参照すると、本発明の実施形態に係るマクロネットワークノード装置の第2のオプションの実施形態は、
別の構成情報をマイクロネットワークノードに送信し、それによってマイクロネットワークノードが別の構成情報に応じてダウンリンク信号またはダウンリンクデータをユーザ機器に転送できるようにするように構成された第6の送信ユニットをさらに含み、
第6の送信ユニットは、ダウンリンク信号またはダウンリンクデータをマイクロネットワークノードに送信するようにさらに構成される。
図35を参照すると、本発明の実施形態に係るマイクロネットワークノード装置は、
マクロネットワークノードにより送信された別の構成情報を受信するように構成され、マクロネットワークノードにより送信されたダウンリンク信号またはダウンリンクデータを受信するようにさらに構成された第8の受信ユニット3201と、
別の構成情報に応じてダウンリンク信号またはダウンリンクデータをユーザ機器に転送するように構成された第7の送信ユニット3202と
を含む。
本発明の実施形態において、第8の受信ユニット3201は、マクロネットワークノードにより送信された別の構成情報を受信し、さらにマクロネットワークノードにより送信されたダウンリンク信号またはダウンリンクデータを受信するように構成され、第7の送信ユニット3202は、別の構成情報に応じてダウンリンク信号またはダウンリンクデータをユーザ機器に転送する。先行技術と比べて、本発明の実施形態により提供されるマイクロネットワークノード装置は、UEがネットワークにより迅速にアクセスするのを支援し、それによってUEのアクセス遅延を減らすことができる。
図35に対応する実施形態に基づき、本発明の実施形態に係るマイクロネットワークノード装置の第1のオプションの実施形態において、
別の構成情報は、ユーザ機器の識別子と、ユーザ機器の無線ベアラRBの識別子とを含み、
第7の送信ユニット3202は、ユーザ機器に対して、RBの識別子に対応する無線ベアラで伝送されるダウンリンク信号またはダウンリンクデータを送信するように構成され、ダウンリンク信号またはダウンリンクデータは、既定の論理チャネルを使用して、マイクロセルの識別子に対応するマイクロセルを通じて送信される。
第1のオプションの実施形態に基づき、本発明の実施形態に係るマイクロネットワークノード装置の第2のオプションの実施形態において、別の構成情報が論理チャネルLCHの識別子をさらに含む場合、
第7の送信ユニット3202は、ユーザ機器に対して、RBの識別子に対応する無線ベアラで伝送されるダウンリンク信号またはダウンリンクデータを送信するように構成され、ダウンリンク信号またはダウンリンクデータは、LCHの識別子に対応する論理チャネルを通じて、マイクロセルの識別子に対応するマイクロセルを使用して送信される。
図36を参照すると、本発明の実施形態に係るユーザ機器は、第1の受信機1301と、第1の伝送機1302と、第1のメモリ1303と、第1の処理装置1304とを含む。
第1の伝送機1302は、要求メッセージをマイクロネットワークノードに送信し、それによってマイクロネットワークノードが指示メッセージをマクロネットワークノードに送信できるようにするように構成される。
第1の受信機1301は、指示メッセージに応じてマクロネットワークノードにより送信されたアップリンクリソースUGを受信するように構成される。
第1の伝送機1302は、アップリンクリソースUGに応じてアップリンク信号またはアップリンクデータをマクロネットワークノードに送信するようにさらに構成される。
本発明の一部の実施形態では、第1の受信機1301は、非競合ベースのランダムアクセス手続きを使用して、第1のタイミングアドバンスTAおよびアップリンクリソースUGを非競合ベースのランダムアクセス手続きで取得するように構成され、
第1の伝送機1302は、第1のタイミングアドバンスTAおよびアップリンクリソースUGに応じてアップリンク信号またはアップリンクデータをマクロネットワークノードに送信するように構成される。
本発明の一部の実施形態では、第1の受信機1301は、既存の第2のタイミングアドバンスTAを読み取り、物理ダウンリンク制御チャネルPDCCHを通じて、マクロネットワークノードにより送信されたアップリンクリソースUGを受信するように構成され、
第1の伝送機1302は、第2のタイミングアドバンスTAおよびアップリンクリソースUGに応じてアップリンク信号またはアップリンクデータをマクロネットワークノードに送信するように構成される。
本発明の一部の実施形態では、第1の処理装置1304は、アップリンク信号またはアップリンクデータの第1の制御情報を判断するように構成される。
本発明の一部の実施形態では、第1の受信機1301は、マクロネットワークノードにより送信された第1の構成メッセージを受信するように構成され、第1の構成メッセージは、アップリンク同期フラグおよび/または第2の制御情報を搬送し、アップリンク同期フラグは、マクロネットワークノードにより制御されるマクロセルが属するタイミングアドバンスグループTAGのタイムアラインメントタイマーTATが満了した後、ユーザ機器に対して、マイクロネットワークノードにより制御されるマイクロセルが属するTAGのTATの継続的な実行を引き続き維持するよう指示するために使用される。
本発明の一部の実施形態では、第1の処理装置1304は、アップリンク信号またはアップリンクデータの第3の制御情報を判断するように構成され、
第1の伝送機1302は、第3の制御情報が第2の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たす場合に、要求メッセージをマイクロネットワークノードに送信するように構成される。
本発明の一部の実施形態では、第1の処理装置1304は、アップリンク信号またはアップリンクデータの第4の制御情報を判断するように構成され、要求メッセージは、第4の制御情報を搬送し、それによって第4の制御情報がマクロネットワークノードにより送信される第2の構成メッセージで搬送される第5の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たすと判断した後、マイクロネットワークノードが指示メッセージをマクロネットワークノードに送信できるようにする。
本発明の一部の実施形態では、第1の受信機1301は、マクロネットワークノードにより送信され第6の制御情報を搬送する第3の構成メッセージを受信するように構成され、
第1の処理装置1304は、アップリンク信号またはアップリンクデータの第7の制御情報を判断するように構成され、
第1の送信機1302は、第7の制御情報が第6の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たす場合に、要求メッセージをマイクロネットワークノードに送信するように構成される。
本発明の一部の実施形態では、第1の受信機1301は、マクロネットワークノードにより送信され第8の制御情報を搬送する第4の構成メッセージを受信するように構成され、
第1の処理装置1304は、アップリンク信号またはアップリンクデータの第9の制御情報を判断するように構成され、
第1の伝送機1302は、第9の制御情報が第8の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たす場合に、要求メッセージをマイクロネットワークノードに送信するように構成される。
図37を参照すると、本発明の実施形態に係るマクロネットワークノード装置は、第2の受信機2301と、第2の伝送機2302と、第2のメモリ2303と、第2の処理装置2304とを含む。
第2の受信機2301は、マイクロネットワークノードがユーザ機器により送信された要求メッセージを受信した後、マイクロネットワークノードにより送信された指示メッセージを受信するように構成される。
第2の伝送機2302は、指示メッセージに応じてアップリンクリソースUGをユーザ機器に送信し、それによってユーザ機器がアップリンクリソースUGに応じてアップリンク信号またはアップリンクデータを送信できるようにするように構成される。
本発明の一部の実施形態では、第2の伝送機2302は、指示メッセージに応じてユーザ機器に対する非競合ベースのランダムアクセス手続きを開始し、第1のタイミングアドバンスTAおよびアップリンクリソースUGを非競合ベースのランダムアクセス手続きでユーザ機器に送信し、それによってユーザ機器が第1のタイミングアドバンスTAおよびアップリンクリソースUGに応じてアップリンク信号またはアップリンクデータをマクロネットワークノードに送信できるようにするように構成される。
本発明の一部の実施形態では、第2の伝送機2302は、指示メッセージに応じて物理ダウンリンク制御チャネルPDCCHを通じてアップリンクリソースUGをユーザ機器に送信し、それによってユーザ機器が、既存の第2のタイミングアドバンスTAを読み取った後、第2のタイミングアドバンスTAおよびアップリンクリソースUGに応じてアップリンク信号またはアップリンクデータをマクロネットワークノードに送信できるようにするように構成される。
本発明の一部の実施形態では、要求メッセージおよび指示メッセージの両方は、送信されるアップリンク信号またはアップリンクデータのサイズ情報を搬送し、
第2の処理装置2304は、アップリンク信号またはアップリンクデータのサイズ情報に応じてアップリンクリソースUGを判断するように構成される。
本発明の一部の実施形態では、要求メッセージおよび指示メッセージの両方は、ユーザ機器により判断されるアップリンク信号またはアップリンクデータの第1の制御情報をさらに搬送し、
第2の処理装置2304は、第1の制御情報に応じてユーザ機器のアクセス制御を実行するように構成される。
本発明の一部の実施形態では、第2の伝送機2302は、第1の構成メッセージをユーザ機器に送信するように構成され、第1の構成メッセージは、アップリンク同期フラグおよび/または第2の制御情報を搬送し、アップリンク同期フラグは、マクロネットワークノードにより制御されるマクロセルが属するタイミングアドバンスグループTAGのタイムアラインメントタイマーTATが満了した後、ユーザ機器に対して、マイクロネットワークノードにより制御されるマイクロセルが属するTAGのTATの継続的な実行を引き続き維持するよう指示するために使用される。
本発明の一部の実施形態では、第2の伝送機2302は、第5の制御情報を搬送する第2の構成メッセージをマイクロネットワークノードに送信し、それによって第4の制御情報が第5の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たすと判断した後、マイクロネットワークノードが指示メッセージをマクロネットワークノードに送信できるようにするように構成され、
第2の処理装置2304は、指示メッセージが第4の制御情報を搬送する場合、第4の制御情報に応じてユーザ機器のアクセス制御を実行するようにさらに構成される。
本発明の一部の実施形態では、第2の伝送機2302は、第6の制御情報を搬送する第3の構成メッセージをユーザ機器に送信し、それによってアップリンク信号またはアップリンクデータの第7の制御情報が第6の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たすと判断した後、ユーザ機器が要求メッセージをマイクロネットワークノードに送信できるようにするように構成され、
第2の処理装置2304は、要求メッセージおよび指示メッセージの両方が第7の制御情報をさらに搬送する場合に、第7の制御情報に応じてユーザ機器のアクセス制御を実行するように構成される。
本発明の一部の実施形態では、第2の伝送機2302は、第8の制御情報を搬送する第4の構成メッセージをユーザ機器に送信し、それによってアップリンク信号またはアップリンクデータの第9の制御情報が第8の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たすと判断した後、ユーザ機器が要求メッセージをマイクロネットワークノードに送信できるようにするように構成され、
第2の伝送機2302は、第10の制御情報を搬送する第5の構成メッセージをマイクロネットワークノードに送信し、それによって第9の制御情報が第10の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たすと判断した後、マイクロネットワークノードが指示メッセージをマクロネットワークノードに送信できるようにするように構成される。
本発明の一部の実施形態では、第2の処理装置2304は、第9の制御情報に応じてユーザ機器のアクセス制御を実行する。
図38を参照すると、本発明の実施形態に係るマイクロネットワークノード装置は、第3の受信機3301と、第3の伝送機3302と、第3のメモリ3303と、第3の処理装置3304とを含む。
第3の受信機3301は、ユーザ機器により送信された要求メッセージを受信するように構成され、
第3の伝送機3302は、要求メッセージに応じて指示メッセージをマクロネットワークノードに送信し、それによってマクロネットワークノードがアップリンクリソースUGをユーザ機器に送信し、その後ユーザ機器がアップリンクリソースUGに応じてアップリンク信号またはアップリンクデータをマクロネットワークノードに送信できるようにするように構成される。
本発明の一部の実施形態では、要求メッセージは、ユーザ機器により判断されるアップリンク信号またはアップリンクデータの第4の制御情報を搬送する。
第3の受信機3301は、マクロネットワークノードにより送信され第5の制御情報を搬送する第2の構成メッセージを受信するように構成される。
第3の処理装置3304は、第4の制御情報が第5の制御情報のアクセス制御ルールを満たすか否か判断するように構成される。
第3の伝送機3302は、第4の制御情報が第5の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たした後、指示メッセージをマクロネットワークノードに送信するように構成される。
本発明の一部の実施形態では、第3の受信機3301は、ユーザ機器により判断されるアップリンク信号またはアップリンクデータの第7の制御情報が、マクロネットワークノードにより送信される第3の構成メッセージで搬送される第6の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たす場合に、ユーザ機器により送信され第7の制御情報を搬送する要求メッセージを受信するように構成される。
本発明の一部の実施形態では、第3の受信機3301は、ユーザ機器により判断されるアップリンク信号またはアップリンクデータの第9の制御情報が、マクロネットワークノードにより送信される第4の構成メッセージで搬送される第8の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たす場合に、ユーザ機器により送信され第9の制御情報を搬送する要求メッセージを受信するように構成される。
第3の受信機3301は、マクロネットワークノードにより送信され第10の制御情報を搬送する第5の構成メッセージを受信するようにさらに構成される。
第3の処理装置3304は、第9の制御情報が第10の制御情報のアクセス制御ルールを満たすか否か判断するように構成される。
第3の伝送機3302は、第9の制御情報が第10の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たす場合に、指示メッセージをマクロネットワークノードに送信するようにさらに構成される。
図39を参照すると、本発明の実施形態に係るユーザ機器は、第4の受信機1401と、第4の伝送機1402と、第4のメモリ1403と、第4の処理装置10404とを含む。
第4の受信機1401は、マクロネットワークノードにより送信された構成情報を受信するように構成される。
第4の伝送機1402は、構成情報に応じてアップリンク信号またはアップリンクデータをマイクロネットワークノードおよび/またはマクロネットワークノードに送信するように構成される。
本発明の一部の実施形態では、第4の受信機1401は、マクロネットワークノードおよび/またはマイクロネットワークノードにより送信されたダウンリンク信号またはダウンリンクデータを受信するように構成される。
第4の処理装置1404は、マクロネットワークノードおよびマイクロネットワークノードにより送信されたダウンリンク信号またはダウンリンクデータが受信された場合に、マクロネットワークノードにより送信されたダウンリンク信号またはダウンリンクデータ内およびマイクロネットワークノードにより送信されたダウンリンク信号またはダウンリンクデータ内の重複する信号またはデータを削除するように構成される。
本発明の一部の実施形態では、構成情報は、マイクロネットワークノードにより制御されるマイクロセルの識別子と、ユーザ機器の無線ベアラRBの識別子とを含む。
第4の伝送機1402は、マイクロネットワークノードに対して、RBの識別子に対応する無線ベアラで伝送されるアップリンク信号またはアップリンクデータを送信するように構成され、アップリンク信号またはアップリンクデータは、既定の論理チャネルを使用して、マイクロセルの識別子に対応するマイクロセルを通じて送信される。
本発明の一部の実施形態では、第4の伝送機1402は、マイクロネットワークノードに対して、RBの識別子に対応する無線ベアラで伝送されるアップリンク信号またはアップリンクデータを送信するように構成され、アップリンク信号またはアップリンクデータは、LCHの識別子に対応する論理チャネルを使用して、マイクロセルの識別子に対応するマイクロセルを通じて送信される。
本発明の一部の実施形態では、構成情報がアップリンクフラグをさらに含む場合、
第4の受信機1401は、マクロネットワークノードにより送信されたダウンリンク信号またはダウンリンクデータを受信するように構成される。
図40を参照すると、本発明の実施形態に係るマクロネットワークノード装置は、第5の受信機2401と、第5の伝送機2402と、第5のメモリ2403と、第5の処理装置2404とを含む。
第5の伝送機2402は、構成情報をユーザ機器に送信し、それによってユーザ機器が構成情報に応じてアップリンク信号またはアップリンクデータをマイクロネットワークノードおよび/またはマクロネットワークノードに送信できるようにするように構成され、
第5の受信機2401は、ユーザ機器により送信されマイクロネットワークノードにより転送されたアップリンク信号もしくはアップリンクデータを受信し、および/またはユーザ機器により送信されたアップリンク信号もしくはアップリンクデータを受信するように構成される。
本発明の一部の実施形態では、第5の処理装置2404は、ユーザ機器により送信されマイクロネットワークノードにより転送されたアップリンク信号またはアップリンクデータが受信され、かつユーザ機器により送信されたアップリンク信号またはアップリンクデータが受信された場合に、ユーザ機器により送信されたアップリンク信号またはアップリンクデータ内およびマイクロネットワークノードにより送信されたアップリンク信号またはアップリンクデータ内の重複する信号またはデータを削除するように構成される。
本発明の一部の実施形態では、第5の伝送機2402は、別の構成情報をマイクロネットワークノードに送信し、それによってマイクロネットワークノードが別の構成情報に応じてダウンリンク信号またはダウンリンクデータをユーザ機器に転送できるようにするように構成され、
第5の伝送機2402は、ダウンリンク信号またはダウンリンクデータをマイクロネットワークノードに送信するように構成される。
図41を参照すると、本発明の実施形態に係るマイクロネットワークノード装置の実施形態は、第6の受信機3401と、第6の伝送機3402と、第6のメモリ3403と、第6の処理装置3404とを含む。
第6の受信機3401は、マクロネットワークノードにより送信された別の構成情報を受信するように構成される。
第6の伝送機3402は、マクロネットワークノードにより送信されたダウンリンク信号またはダウンリンクデータを受信するようにさらに構成される。
第6の伝送機3402は、別の構成情報に応じてダウンリンク信号またはダウンリンクデータをユーザ機器に転送するように構成される。
本発明の一部の実施形態では、第6の伝送機3402は、ユーザ機器に対して、RBの識別子に対応する無線ベアラで伝送されるダウンリンク信号またはダウンリンクデータを送信するように構成され、ダウンリンク信号またはダウンリンクデータは、既定の論理チャネルを使用して、マイクロセルの識別子に対応するマイクロセルを通じて送信される。
本発明の一部の実施形態では、別の構成情報が論理チャネルLCHの識別子をさらに含む場合、
第6の伝送機3402は、ユーザ機器に対して、RBの識別子に対応する無線ベアラで伝送されるダウンリンク信号またはダウンリンクデータを送信するように構成され、ダウンリンク信号またはダウンリンクデータは、LCHの識別子に対応する論理チャネルを使用して、マイクロセルの識別子に対応するマイクロセルを通じて送信される。
図42Aを参照すると、本発明の実施形態に係る通信システムの実施形態は、ユーザ機器100と、マクロネットワークノード装置200と、マイクロネットワークノード装置300とを含む。
ユーザ機器100は、要求メッセージをマイクロネットワークノードに送信してマイクロネットワークノードが指示メッセージをマクロネットワークノードに送信できるようにし、指示メッセージに応じてマクロネットワークノードにより送信されたアップリンクリソースUGを受信し、アップリンクリソースUGに応じてアップリンク信号またはアップリンクデータをマクロネットワークノードに送信するように構成される。
マクロネットワークノード装置200は、マイクロネットワークノードがユーザ機器により送信された要求メッセージを受信した後にマイクロネットワークノードにより送信された指示メッセージを受信し、指示メッセージに応じてアップリンクリソースUGをユーザ機器に送信してユーザ機器がアップリンクリソースUGに応じてアップリンク信号またはアップリンクデータを送信できるようにするように構成される。
マイクロネットワークノード装置300は、ユーザ機器により送信された要求メッセージを受信し、要求メッセージに応じて指示メッセージをマクロネットワークノードに送信し、それによってマクロネットワークノードがアップリンクリソースUGをユーザ機器に送信し、その後ユーザ機器がアップリンクリソースUGに応じてアップリンク信号またはアップリンクデータを送信できるようにするように構成される。
図42Bを参照すると、本発明の実施形態に係る通信システムの別の実施形態は、ユーザ機器100と、マクロネットワークノード装置200と、マイクロネットワークノード装置300とを含む。
ユーザ機器100は、マクロネットワークノードにより送信された構成情報を受信し、構成情報に応じてアップリンク信号またはアップリンクデータをマイクロネットワークノードおよび/またはマクロネットワークノードに送信するように構成される。
マクロネットワークノード装置200は、構成情報をユーザ機器に送信し、それによってユーザ機器が構成情報に応じてアップリンク信号またはアップリンクデータをマイクロネットワークノードおよび/またはマクロネットワークノードに送信できるようにすると共に、ユーザ機器により送信されマイクロネットワークノードにより転送されたアップリンク信号もしくはアップリンクデータを受信する、および/またはユーザ機器により送信されたアップリンク信号もしくはアップリンクデータを受信するように構成される。
マイクロネットワークノード装置300は、マクロネットワークノードにより送信された別の構成情報を受信し、マクロネットワークノードにより送信されたダウンリンク信号またはダウンリンクデータを受信し、別の構成情報に応じてダウンリンク信号またはダウンリンクデータをユーザ機器に転送するように構成される。
当業者は、上述した実施形態における方法のステップのすべてまたは一部が、関連するハードウェアに命令を与えるプログラムにより実装され得ることを理解し得る。プログラムは、コンピュータ可読ストレージ媒体に格納され得る。ストレージ媒体は、ROM、RAM、磁気ディスク、または光学ディスクを含み得る。
以上、本発明の実施形態に係る通信方法、装置、およびシステムについて詳しく紹介した。本発明の原則および実装態様について説明するために、具体的な例が用いられている。実施形態についての上述した説明は、本発明の方法および中心的な考え方を理解するものに過ぎない。一方で、当業者は、本発明の考え方に応じて、具体的な実装態様および応用範囲に変更を加え得る。まとめると、明細書の内容は、本発明を限定するものとは捉えられない。
100 ユーザ機器
200 マクロネットワークノード装置
300 マイクロネットワークノード装置
1101 第1の送信ユニット
1102 取得ユニット
1103 第1の判断ユニット
1104 第1の受信ユニット
1105 第2の判断ユニット
1106 第3の判断ユニット
1107 第2の受信ユニット
1108 第4の判断ユニット
1109 第3の受信ユニット
1110 第5の判断ユニット
1201 第6の受信ユニット
1202 第4の送信ユニット
1203 第1の処理ユニット
1301 第1の受信機
1302 第1の伝送機
1303 第1のメモリ
1304 第1の処理装置
1401 第4の受信機
1402 第4の伝送機
1403 第4のメモリ
1404 第4の処理装置
2101 第4の受信ユニット
2102 第2の送信ユニット
2103 リソース判断ユニット
2104 第1の制御ユニット
2105 第2の制御ユニット
2106 第3の制御ユニット
2107 第4の制御ユニット
2201 第5の送信ユニット
2202 第7の受信ユニット
2203 第2の処理ユニット
2301 第2の受信機
2302 第2の伝送機
2303 第2のメモリ
2304 第2の処理装置
2401 第5の受信機
2402 第5の伝送機
2403 第5のメモリ
2404 第5の処理装置
3101 第5の受信ユニット
3102 第3の送信ユニット
3103 第6の判断ユニット
3105 第7の判断ユニット
3201 第8の受信ユニット
3202 第7の送信ユニット
3301 第3の受信機
3302 第3の伝送機
3303 第3のメモリ
3304 第3の処理装置
3401 第6の受信機
3402 第6の伝送機
3403 第6のメモリ
3404 第6の処理装置
先行技術では、以下の状況のいずれか1つが発生する可能性がある。
ユーザ機器(User Equipment、UE)でマクロセルに対して設定されたタイムアラインメントタイマー(Time Alignment Timer、TAT)が満了し、かつUEがアップリンクデータまたは信号をeNBに送信する必要がある。
スケジューリング要求(Scheduling Request、SR)をマクロセルで送信するためのリソースがUEになく、かつUEがアップリンクデータまたは信号をeNBに送信する必要がある。
UEが動的スケジューリング要求(Dynamic Scheduling Request、DSR)をマクロセルで送信することに失敗し、そのDSRの失敗が、UEが継続的に送信するSRの回数が予め設定された最大回数を超えていることに起因する。
本発明の第1の側面は、
ユーザ機器により要求メッセージをマイクロネットワークノードに送信し、それによってマイクロネットワークノードが指示メッセージをマクロネットワークノードに送信できるようにするステップと、
指示メッセージに応じてマクロネットワークノードにより送信されたアップリンクリソース(UG)を受信するステップと、
アップリンクリソース(UG)に応じてアップリンク信号またはアップリンクデータをマクロネットワークノードに送信するステップと
を含む通信方法を提供する。
第1の側面に関し、第1の考えられる実装態様において、指示メッセージに応じてマクロネットワークノードにより送信されたアップリンクリソース(UG)を受信するステップは、
非競合ベースのランダムアクセス手続きを使用して第1のタイミングアドバンス(TA)およびアップリンクリソース(UG)を受信するステップを含み、
対応して、アップリンクリソース(UG)に応じてアップリンク信号またはアップリンクデータをマクロネットワークノードに送信するステップは、
第1のタイミングアドバンス(TA)およびアップリンクリソース(UG)に応じてアップリンク信号またはアップリンクデータをマクロネットワークノードに送信するステップを含む。
第1の側面に関し、第2の考えられる実装態様において、指示メッセージに応じてマクロネットワークノードにより送信されたアップリンクリソース(UG)を受信するステップは、
物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を通じて、マクロネットワークノードにより送信されたアップリンクリソース(UG)を受信するステップを含み、
対応して、方法は、
既存の第2のタイミングアドバンス(TA)を読み取るステップをさらに含み、
アップリンクリソース(UG)に応じてアップリンク信号またはアップリンクデータをマクロネットワークノードに送信するステップは、
第2のタイミングアドバンス(TA)およびアップリンクリソース(UG)に応じてアップリンク信号またはアップリンクデータをマクロネットワークノードに送信するステップを含む。
第1の側面または第1の側面の第1もしくは第2の考えられる実装態様に関し、第3の考えられる実装態様において、要求メッセージおよび指示メッセージの両方は、アップリンク信号またはアップリンクデータのサイズを搬送し、アップリンク信号またはアップリンクデータのサイズは、マクロネットワークノードによりアップリンクリソース(UG)を判断するために使用される。
第1の側面または第1の側面の第1から第3の考えられる実装態様のいずれか1つに関し、第5の考えられる実装態様において、方法は、要求メッセージをマイクロネットワークノードに送信するステップの前に、マクロネットワークノードにより送信されアップリンク同期フラグおよび/または第2の制御情報を搬送する第1の構成メッセージを受信するステップをさらに含み、アップリンク同期フラグは、マクロネットワークノードにより制御されるマクロセルが属するタイミングアドバンスグループ(TAG)のタイムアラインメントタイマー(TAT)が満了した後、ユーザ機器に対して、マイクロネットワークノードにより制御されるマイクロセルが属するTAGのTATの継続的な実行を引き続き維持するよう指示するために使用される。
第1の側面の第5の考えられる実装態様に関し、第6の考えられる実装態様において、第1の構成メッセージが第2の制御情報を搬送する場合、方法は、マクロネットワークノードにより送信された第1の構成メッセージを受信するステップの後に、
アップリンク信号またはアップリンクデータの第3の制御情報を判断するステップと、
第3の制御情報が第2の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たす場合に、要求メッセージをマイクロネットワークノードに送信するステップとをさらに含む。
第1の側面または第1の側面の第1から第3の考えられる実装態様のいずれか1つに関し、第9の考えられる実装態様において、方法は、要求メッセージをマイクロネットワークノードに送信するステップの前に、
マクロネットワークノードにより送信され第6の制御情報を搬送する第3の構成メッセージを受信するステップと、
アップリンク信号またはアップリンクデータの第7の制御情報を判断するステップと
を含み、要求メッセージをマイクロネットワークノードに送信するステップは、
第7の制御情報が第6の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たす場合に、要求メッセージをマイクロネットワークノードに送信するステップを含み、
対応して、要求メッセージおよび指示メッセージの両方は、第7の制御情報をさらに搬送し、第7の制御情報は、マクロネットワークノードによりユーザ機器のアクセス制御を実行するために使用される。
第1の側面または第1の側面の第1から第3の考えられる実装態様のいずれか1つに関し、第10の考えられる実装態様において、方法は、要求メッセージをマイクロネットワークノードに送信するステップの前に、
マクロネットワークノードにより送信され第8の制御情報を搬送する第4の構成メッセージを受信するステップと、
アップリンク信号またはアップリンクデータの第9の制御情報を判断するステップと
を含み、要求メッセージをマイクロネットワークノードに送信するステップは、
第9の制御情報が第8の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たす場合に、要求メッセージをマイクロネットワークノードに送信するステップを含み、
対応して、要求メッセージは、第9の制御情報を搬送し、それによって第9の制御情報がマクロネットワークノードによりマイクロネットワークノードに送信される第5の構成メッセージで搬送される第10の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たすと判断した後、マイクロネットワークノードが指示メッセージをマクロネットワークノードに送信できるようにする。
第1の側面の第4から第11の考えられる実装態様のいずれか1つに関し、第12の考えられる実装態様において、第1の制御情報と、第2の制御情報と、第3の制御情報と、第4の制御情報と、第5の制御情報と、第6の制御情報と、第7の制御情報と、第8の制御情報と、第9の制御情報と、第10の制御情報とは、それぞれ緊急指示情報、サービスタイプ情報、データ/信号情報、サービス品質(QoS)情報、無線ベアラ(RB)の識別子、論理チャネル(LCH)の識別子、および無線ベアラにより使用される論理チャネルが属する論理チャネルグループの識別子の少なくとも1つを含む。
本発明の第2の側面は、
マイクロネットワークノードがユーザ機器により送信された要求メッセージを受信した後、マイクロネットワークノードにより送信された指示メッセージをマクロネットワークノードにより受信するステップと、
指示メッセージに応じてアップリンクリソース(UG)をユーザ機器に送信し、それによってユーザ機器がアップリンクリソース(UG)に応じてアップリンク信号またはアップリンクデータをマクロネットワークノードに送信できるようにするステップと
を含む通信方法を提供する。
第2の側面に関し、第1の考えられる実装態様において、指示メッセージに応じてアップリンクリソース(UG)をユーザ機器に送信するステップは、
指示メッセージに応じてユーザ機器への非競合ベースのランダムアクセス手続きを開始するステップと、非競合ベースのランダムアクセス手続きで第1のタイミングアドバンス(TA)およびアップリンクリソース(UG)をユーザ機器に送信し、それによってユーザ機器が第1のタイミングアドバンス(TA)およびアップリンクリソース(UG)に応じてアップリンク信号またはアップリンクデータをマクロネットワークノードに送信できるようにするステップとを含む。
第2の側面に関し、第2の考えられる実装態様において、指示メッセージに応じてアップリンクリソース(UG)をユーザ機器に送信するステップは
指示メッセージに応じて物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を通じてアップリンクリソース(UG)をユーザ機器に送信し、それによってユーザ機器が、既存の第2のタイミングアドバンス(TA)を読み取った後、第2のタイミングアドバンス(TA)およびアップリンクリソース(UG)に応じてアップリンク信号またはアップリンクデータを送信できるようにするステップを含む。
第2の側面、および第2の側面の第1または第2の考えられる実装態様に関し、第3の考えられる実装態様において、要求メッセージおよび指示メッセージの両方は、アップリンク信号またはアップリンクデータのサイズ情報を搬送し、
方法は、アップリンクリソース(UG)をユーザ機器に送信するステップの前に、
アップリンク信号またはアップリンクデータのサイズ情報に応じてアップリンクリソース(UG)を判断するステップをさらに含む。
第2の側面または第2の側面の第1から第3の考えられる実装態様のいずれか1つに関し、第4の考えられる実装態様において、要求メッセージおよび指示メッセージの両方は、ユーザ機器により判断されるアップリンク信号またはアップリンクデータの第1の制御情報をさらに搬送し、方法は、アップリンクリソース(UG)をユーザ機器に送信するステップの前に、
第1の制御情報に応じてユーザ機器のアクセス制御を実行するステップをさらに含む。
第2の側面または第2の側面の第1から第3の考えられる実装態様に関し、第5の考えられる実装態様において、方法は、指示メッセージを受信するステップの前に、
アップリンク同期フラグおよび/または第2の制御情報を搬送する第1の構成メッセージをユーザ機器に送信するステップをさらに含み、アップリンク同期フラグは、マクロネットワークノードにより制御されるマクロセルが属するタイミングアドバンスグループ(TAG)のタイムアラインメントタイマー(TAT)が満了した後、ユーザ機器に対して、マイクロネットワークノードにより制御されるマイクロセルが属するTAGのTATの継続的な実行を引き続き維持するよう指示するために使用される。
第2の側面の第5の考えられる実装態様に関し、第6の考えられる実装態様において、第1の構成メッセージは、第2の制御情報を搬送し、それによってユーザ機器が、アップリンク信号またはアップリンクデータの第3の制御情報を判断した後、第3の制御情報が第2の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たすと判断した場合に、要求メッセージをマイクロネットワークノードに送信できるようにする。
第2の側面の第7の考えられる実装態様に関し、第8の考えられる実装態様において、指示メッセージは、第4の制御情報を搬送し、第4の制御情報は、マクロネットワークノードによりユーザ機器のアクセス制御を実行するためにさらに使用され、方法は、アップリンクリソース(UG)をユーザ機器に送信するステップの前に、
第4の制御情報に応じてユーザ機器のアクセス制御を実行するステップをさらに含む。
第2の側面または第2の側面の第1から第3の考えられる実装態様に関し、第9の考えられる実装態様において、方法は、指示メッセージを受信するステップの前に、
第6の制御情報を搬送する第3の構成メッセージをユーザ機器に送信し、それによってアップリンク信号またはアップリンクデータの第7の制御情報が第6の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たすと判断した後、ユーザ機器が要求メッセージをマイクロネットワークノードに送信できるようにするステップを含み、
対応して、要求メッセージおよび指示メッセージの両方は、第7の制御情報をさらに搬送し、方法は、アップリンクリソース(UG)をユーザ機器に送信するステップの前に、
第7の制御情報に応じてユーザ機器のアクセス制御を実行するステップをさらに含む。
第2の側面または第2の側面の第1から第3の考えられる実装態様のいずれか1つに関し、第10の考えられる実装態様において、方法は、指示メッセージを受信するステップの前に、
第8の制御情報を搬送する第4の構成メッセージをユーザ機器に送信し、それによってアップリンク信号またはアップリンクデータの第9の制御情報が第8の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たすと判断した後、ユーザ機器が要求メッセージをマイクロネットワークノードに送信できるようにするステップであって、
対応して、要求メッセージが第9の制御情報を搬送するステップと、
第10の制御情報を搬送する第5の構成メッセージをマイクロネットワークノードに送信し、それによって第9の制御情報が第10の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たすと判断した後、マイクロネットワークノードが指示メッセージをマクロネットワークノードに送信できるようにするステップとをさらに含む。
第2の側面の第10の考えられる実装態様に関し、第11の考えられる実装態様において、指示メッセージは、第9の制御情報を搬送し、第9の制御情報は、マクロネットワークノードによりユーザ機器のアクセス制御を実行するためにさらに使用され、方法は、アップリンクリソース(UG)をユーザ機器に送信するステップの前に、
第9の制御情報に応じてユーザ機器のアクセス制御を実行するステップをさらに含む。
第2の側面の第4から第11の考えられる実装態様のいずれか1つに関し、第12の考えられる実装態様において、第1の制御情報と、第2の制御情報と、第3の制御情報と、第4の制御情報と、第5の制御情報と、第6の制御情報と、第7の制御情報と、第8の制御情報と、第9の制御情報と、第10の制御情報とは、それぞれ緊急指示情報、サービスタイプ情報、データ/信号情報、サービス品質(QoS)情報、無線ベアラ(RB)の識別子、論理チャネル(LCH)の識別子、および無線ベアラにより使用される論理チャネルが属する論理チャネルグループの識別子の少なくとも1つを含む。
本発明の第3の側面は、
ユーザ機器により送信された要求メッセージをマイクロネットワークノードにより受信するステップと、
要求メッセージに応じて指示メッセージをマクロネットワークノードに送信し、それによってマクロネットワークノードがアップリンクリソース(UG)をユーザ機器に送信し、その後ユーザ機器がアップリンクリソース(UG)に応じてアップリンク信号またはアップリンクデータを送信できるようにするステップと
を含む通信方法を提供する。
第3の側面に関し、第4の考えられる実装態様において、ユーザ機器により送信された要求メッセージを受信するステップは、
ユーザ機器により判断されるアップリンク信号またはアップリンクデータの第7の制御情報がマクロネットワークノードにより送信される第3の構成メッセージで搬送される第6の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たす場合に、ユーザ機器により送信され第7の制御情報を搬送する要求メッセージを受信するステップを含み、
指示メッセージは、第7の制御情報を搬送し、第7の制御情報は、マクロネットワークノードによりユーザ機器のアクセス制御を実行するために使用される。
第3の側面に関し、第5の考えられる実装態様,において、ユーザ機器により送信された要求メッセージを受信するステップは、
ユーザ機器により判断されるアップリンク信号またはアップリンクデータの第9の制御情報がマクロネットワークノードにより送信される第4の構成メッセージで搬送される第8の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たす場合に、ユーザ機器により送信され第9の制御情報を搬送する要求メッセージを受信するステップを含み、
方法は、ユーザ機器により送信された要求メッセージを受信するステップの前に、
マクロネットワークノードにより送信され第10の制御情報を搬送する第5の構成メッセージを受信するステップを含み、
対応して、指示メッセージをマクロネットワークノードに送信するステップは、
第9の制御情報が第10の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たす場合に、指示メッセージをマクロネットワークノードに送信するステップを含む。
第3の側面の第1から第6の考えられる実装態様のいずれか1つに関し、第7の考えられる実装態様において、第1の制御情報と、第4の制御情報と、第5の制御情報と、第6の制御情報と、第7の制御情報と、第8の制御情報と、第9の制御情報と、第10の制御情報とは、それぞれ緊急指示情報、サービスタイプ情報、データ/信号情報、サービス品質(QoS)情報、無線ベアラ(RB)の識別子、論理チャネル(LCH)の識別子、および無線ベアラにより使用される論理チャネルが属する論理チャネルグループの識別子の少なくとも1つを含む。
第4の側面または第4の側面の第1の考えられる実装態様に関し、第2の考えられる実装態様において、構成情報は、マイクロネットワークノードにより制御されるマイクロセルの識別子と、ユーザ機器の無線ベアラ(RB)の識別子とを含み、
構成情報に応じてアップリンク信号またはアップリンクデータをマイクロネットワークノードに送信するステップは、
マイクロネットワークノードに対して、RBの識別子に対応する無線ベアラで伝送されるアップリンク信号またはアップリンクデータを送信するステップであって、アップリンク信号またはアップリンクデータが、既定の論理チャネルを通じて、マイクロセルの識別子に対応するマイクロセルを使用して送信されるステップを含む。
第2の考えられる実装態様に関し、第3の考えられる実装態様において、構成情報は、論理チャネル(LCH)の識別子をさらに含み、構成情報に応じてアップリンク信号またはアップリンクデータをマイクロネットワークノードに送信するステップは、
マイクロネットワークノードに対して、RBの識別子に対応する無線ベアラで伝送されるアップリンク信号またはアップリンクデータを送信するステップであって、アップリンク信号またはアップリンクデータが、LCHの識別子に対応する論理チャネルを通じて、マイクロセルの識別子に対応するマイクロセルを使用して送信されるステップを含む。
第4の側面の第2から第4の考えられる実装態様のいずれか1つに関し、第5の考えられる実装態様において、構成情報は、アップリンク同期フラグをさらに含み、アップリンク同期フラグは、マクロネットワークノードにより制御されるマクロセルが属するタイミングアドバンスグループ(TAG)のタイムアラインメントタイマー(TAT)が満了した後、ユーザ機器に対して、マイクロネットワークノードにより制御されるマイクロセルが属するTAGのTATの継続的な実行を引き続き維持するよう指示するために使用される。
第4の側面または第4の側面の第1から第5の考えられる実装態様のいずれか1つに関し、第6の考えられる実装態様において、アップリンク信号は、アップリンク無線リソース制御(RRC)メッセージであり、ダウンリンク信号は、ダウンリンク無線リソース制御(RRC)メッセージである。
第5の側面の第2の考えられる実装態様に関し、第3の考えられる実装態様において、アップリンク信号は、アップリンク無線リソース制御(RRC)メッセージであり、ダウンリンク信号は、ダウンリンク無線リソース制御(RRC)メッセージである。
第6の側面に関し、第1の考えられる実装態様において、別の構成情報は、ユーザ機器の識別子と、ユーザ機器の無線ベアラ(RB)の識別子とを含み、
別の構成情報に応じてダウンリンク信号またはダウンリンクデータをユーザ機器に転送するステップは、
ユーザ機器に対して、RBの識別子に対応する無線ベアラで伝送されるダウンリンク信号またはダウンリンクデータを送信するステップであって、ダウンリンク信号またはダウンリンクデータが、既定の論理チャネルを通じて、マイクロセルの識別子に対応するマイクロセルを使用して送信されるステップをさらに含む。
第6の側面の第1の考えられる実装態様に関し、第2の考えられる実装態様において、別の構成情報は、論理チャネル(LCH)の識別子をさらに含み、別の構成情報に応じてダウンリンク信号またはダウンリンクデータをユーザ機器に転送するステップは、
ユーザ機器に対して、RBの識別子に対応する無線ベアラで伝送されるダウンリンク信号またはダウンリンクデータを送信するステップであって、ダウンリンク信号またはダウンリンクデータが、LCHの識別子に対応する論理チャネルを通じて、マイクロセルの識別子に対応するマイクロセルを使用して送信されるステップをさらに含む。
第6の側面、および第6の側面の第1または第2の考えられる実装態様に関し、第3の考えられる実装態様において、ダウンリンク信号は、ダウンリンク無線リソース制御(RRC)メッセージである。
本発明の第7の側面は、
要求メッセージをマイクロネットワークノードに送信し、それによってマイクロネットワークノードが指示メッセージをマクロネットワークノードに送信できるようにするように構成された第1の送信ユニットと、
指示メッセージに応じてマクロネットワークノードにより送信されたアップリンクリソース(UG)を受信するように構成された取得ユニットと
を含み、第1の送信ユニットが、取得ユニットにより取得されたアップリンクリソース(UG)に応じて、アップリンク信号またはアップリンクデータをマクロネットワークノードに送信するように構成されたユーザ機器を提供する。
第7の側面に関し、第1の考えられる実装態様において、
取得ユニットは、非競合ベースのランダムアクセス手続きを使用して第1のタイミングアドバンス(TA)およびアップリンクリソース(UG)を受信するように構成され、
第1の送信ユニットは、取得ユニットにより取得された第1のタイミングアドバンス(TA)およびアップリンクリソース(UG)に応じてアップリンク信号またはアップリンクデータをマクロネットワークノードに送信するように構成される。
第7の側面に関し、第2の考えられる実装態様において、
取得ユニットは、既存の第2のタイミングアドバンス(TA)を読み取り、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を通じて、マクロネットワークノードにより送信されたアップリンクリソース(UG)を受信するように構成され、
第1の送信ユニットは、取得ユニットにより取得された第2のタイミングアドバンス(TA)およびアップリンクリソース(UG)に応じてアップリンク信号またはアップリンクデータをマクロネットワークノードに送信するように構成される。
第7の側面、および第7の側面の第1または第2の考えられる実装態様に関し、第4の考えられる実装態様において、ユーザ機器は、
マクロネットワークノードにより送信された第1の構成メッセージを受信するように構成された第1の受信ユニットをさらに含み、第1の構成メッセージは、アップリンク同期フラグおよび/または第2の制御情報を搬送し、アップリンク同期フラグは、マクロネットワークノードにより制御されるマクロセルが属するタイミングアドバンスグループ(TAG)のタイムアラインメントタイマー(TAT)が満了した後、ユーザ機器に対して、マイクロネットワークノードにより制御されるマイクロセルが属するTAGのTATの継続的な実行を引き続き維持するよう指示するために使用される。
本発明の第8の側面は、
マイクロネットワークノードがユーザ機器により送信された要求メッセージを受信した後、マイクロネットワークノードにより送信された指示メッセージを受信するように構成された第4の受信ユニットと、
指示メッセージに応じてアップリンクリソース(UG)をユーザ機器に送信し、それによってユーザ機器がアップリンクリソース(UG)に応じてアップリンク信号またはアップリンクデータを送信できるようにするように構成された第2の送信ユニットと
を含むマクロネットワークノード装置を提供する。
第8の側面に関し、第1の考えられる実装態様において、
第2の送信ユニットは、指示メッセージに応じてユーザ機器への非競合ベースのランダムアクセス手続きを開始し、非競合ベースのランダムアクセス手続きで第1のタイミングアドバンス(TA)およびアップリンクリソース(UG)をユーザ機器に送信し、それによってユーザ機器が第1のタイミングアドバンス(TA)およびアップリンクリソース(UG)に応じてアップリンク信号またはアップリンクデータをマクロネットワークノードに送信できるようにするように構成される。
第8の側面に関し、第2の考えられる実装態様において、
第2の送信ユニットは、指示メッセージに応じて物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を通じてアップリンクリソース(UG)をユーザ機器に送信し、それによってユーザ機器が、既存の第2のタイミングアドバンス(TA)を読み取った後、第2のタイミングアドバンス(TA)およびアップリンクリソース(UG)に応じてアップリンク信号またはアップリンクデータをマクロネットワークノードに送信できるようにするように構成される。
第8の側面、および第8の側面の第1または第2の考えられる実装態様に関し、第3の考えられる実装態様において、要求メッセージおよび指示メッセージの両方は、送信されるアップリンク信号またはアップリンクデータのサイズ情報を搬送し、マクロネットワークノード装置は、リソース判断ユニットをさらに含み、
リソース判断ユニットは、アップリンク信号またはアップリンクデータのサイズ情報に応じてアップリンクリソース(UG)を判断するように構成される。
第8の側面または第8の側面の第1から第3の考えられる実装態様のいずれか1つに関し、第5の考えられる実装態様において、
第2の送信ユニットは、第1の構成メッセージをユーザ機器に送信するようにさらに構成され、第1の構成メッセージは、アップリンク同期フラグおよび/または第2の制御情報を搬送し、アップリンク同期フラグは、マクロネットワークノードにより制御されるマクロセルが属するタイミングアドバンスグループ(TAG)のタイミングアラインメントタイマー(TAT)が満了した後、ユーザ機器に対して、マイクロネットワークノードにより制御されるマイクロセルが属するTAGのTATの継続的な実行を引き続き維持するよう指示するために使用される。
第8の側面または第8の側面の第1から第3の考えられる実装態様のいずれか1つに関し、第8の考えられる実装態様において
第2の送信ユニットは、第6の制御情報を搬送する第3の構成メッセージをユーザ機器に送信し、それによってアップリンク信号またはアップリンクデータの第7の制御情報が第6の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たすと判断した後、ユーザ機器が要求メッセージをマイクロネットワークノードに送信できるようにするようにさらに構成され、
マクロネットワークノード装置は、要求メッセージおよび指示メッセージの両方が第7の制御情報をさらに搬送する場合に、第7の制御情報に応じてユーザ機器のアクセス制御を実行するように構成された第3の制御ユニットをさらに含む。
本発明の第9の側面は、
ユーザ機器により送信された要求メッセージを受信するように構成された第5の受信ユニットと、
指示メッセージをマクロネットワークノードに送信し、それによってマクロネットワークノードがアップリンクリソース(UG)をユーザ機器に割り当て、その後ユーザ機器がアップリンクリソース(UG)に応じてアップリンク信号またはアップリンクデータをマクロネットワークノードに送信できるようにするように構成された第3の送信ユニットと
を含むマイクロネットワークノード装置を提供する。
第9の側面に関し、第1の考えられる実装態様において
第5の受信ユニットは、マクロネットワークノードにより送信され第5の制御情報を搬送する第2の構成メッセージを受信するようにさらに構成され、
マイクロネットワークノード装置は、第4の制御情報が第5の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たすか否かを判断するように構成された第6の判断ユニットをさらに含み、
第3の送信ユニットは、第4の制御情報が第5の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たした後、指示メッセージをマクロネットワークノードに送信するように構成される。
第9の側面に関し、第3の考えられる実装態様において
第5の受信ユニットは、ユーザ機器により判断されるアップリンク信号またはアップリンクデータの第9の制御情報がマクロネットワークノードにより送信される第4の構成メッセージで搬送される第8の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たす場合、ユーザ機器により送信され第9の制御情報を搬送する要求メッセージを受信するように構成され、
第5の受信ユニットは、マクロネットワークノードにより送信され第10の制御情報を搬送する第5の構成メッセージを受信するようにさらに構成され、
マイクロネットワークノード装置は、第9の制御情報が第10の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たすか否か判断するように構成された第7の判断ユニットをさらに含み、
第3の送信ユニットは、第9の制御情報が第10の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たす場合、指示メッセージをマクロネットワークノードに送信するようにさらに構成される。
第10の側面または第10の側面の第1の考えられる実装態様に関し、第2の考えられる実装態様において、構成情報は、マイクロネットワークノードにより制御されるマイクロセルの識別子と、ユーザ機器の無線ベアラ(RB)の識別子とを含み、
第4の送信ユニットは、マイクロネットワークノードに対して、RBの識別子に対応する無線ベアラで伝送されるアップリンク信号またはアップリンクデータを送信するように構成され、アップリンク信号またはアップリンクデータは、既定の論理チャネルを通じて、マイクロセルの識別子に対応するマイクロセルを使用して送信される。
第10の側面の第2の考えられる実装態様に関し、第3の考えられる実装態様において、構成情報は、論理チャネル(LCH)の識別子をさらに含み、
第4の送信ユニットは、マイクロネットワークノードに対して、RBの識別子に対応する無線ベアラで伝送されるアップリンク信号またはアップリンクデータを送信するように構成され、アップリンク信号またはアップリンクデータは、LCHの識別子に対応する論理チャネルを通じて、マイクロセルの識別子に対応するマイクロセルを使用して送信される。
第12の側面に関し、第1の考えられる実装態様において、別の構成情報は、ユーザ機器の識別子と、ユーザ機器の無線ベアラ(RB)の識別子とを含み、
第7の送信ユニットは、ユーザ機器に対して、RBの識別子に対応する無線ベアラで伝送されるダウンリンク信号またはダウンリンクデータを送信するように構成され、ダウンリンク信号またはダウンリンクデータは、既定の論理チャネルを通じて、マイクロセルの識別子に対応するマイクロセルを使用して送信される。
第12の側面の第1の考えられる実装態様に関し、第2の考えられる実装態様において、別の構成情報は、論理チャネル(LCH)の識別子をさらに含み、
第7の送信ユニットは、ユーザ機器に対して、RBの識別子に対応する無線ベアラで伝送されるダウンリンク信号またはダウンリンクデータを送信するように構成され、ダウンリンク信号またはダウンリンクデータは、LCHの識別子に対応する論理チャネルを通じて、マイクロセルの識別子に対応するマイクロセルを使用して送信される。
本発明の第13の側面は、第1の受信機と、第1の伝送機と、第1のメモリと、第1の処理装置とを含み、
第1の伝送機が、要求メッセージをマイクロネットワークノードに送信し、それによってマイクロネットワークノードが指示メッセージをマクロネットワークノードに送信できるようにするように構成され、
第1の受信機が、指示メッセージに応じてマクロネットワークノードにより送信されたアップリンクリソース(UG)を受信するように構成され、
第1の伝送機が、アップリンクリソース(UG)に応じてアップリンク信号またはアップリンクデータをマクロネットワークノードに送信するようにさらに構成されたユーザ機器を提供する。
第13の側面に関し、第1の考えられる実装態様において、第1の受信機は、非競合ベースのランダムアクセス手続きを使用して第1のタイミングアドバンス(TA)およびアップリンクリソース(UG)を受信するように構成され、
第1の伝送機は、第1のタイミングアドバンス(TA)およびアップリンクリソース(UG)に応じてアップリンク信号またはアップリンクデータをマクロネットワークノードに送信するように構成される。
第13の側面に関し、第2の考えられる実装態様において、第1の受信機は、既存の第2のタイミングアドバンス(TA)を読み取り、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を通じて、マクロネットワークノードにより送信されたアップリンクリソース(UG)を受信するように構成され、
第1の伝送機は、第2のタイミングアドバンス(TA)およびアップリンクリソース(UG)に応じてアップリンク信号またはアップリンクデータをマクロネットワークノードに送信するように構成される。
第13の側面または第13の側面の第1から第3の考えられる実装態様のいずれか1つに関し、第4の考えられる実装態様において、
第1の受信機は、マクロネットワークノードにより送信されアップリンク同期フラグおよび/または第2の制御情報を搬送する第1の構成メッセージを受信するように構成され、アップリンク同期フラグは、マクロネットワークノードにより制御されるマクロセルが属するタイミングアドバンスグループ(TAG)のタイミングアラインメントタイマー(TAT)が満了した後、ユーザ機器に対して、マイクロネットワークノードにより制御されるマイクロセルが属するTAGのTATの継続的な実行を引き続き維持するよう指示するために使用される。
本発明の第14の側面は、第2の受信機と、第2の伝送機と、第2のメモリと、第2の処理装置とを含み、
第2の受信機が、マイクロネットワークノードがユーザ機器により送信された要求メッセージを受信した後、マイクロネットワークノードにより送信された指示メッセージを受信するように構成され、
第2の伝送機が、指示メッセージに応じてアップリンクリソース(UG)をユーザ機器に送信し、それによってユーザ機器がアップリンクリソース(UG)に応じてアップリンク信号またはアップリンクデータを送信できるようにするように構成されたマクロネットワークノード装置を提供する。
第14の側面に関し、第1の考えられる実装態様において、
第2の伝送機は、指示メッセージに応じてユーザ機器への非競合ベースのランダムアクセス手続きを開始し、非競合ベースのランダムアクセス手続きで第1のタイミングアドバンス(TA)およびアップリンクリソース(UG)をユーザ機器に送信し、それによってユーザ機器が第1のタイミングアドバンス(TA)およびアップリンクリソース(UG)に応じてアップリンク信号またはアップリンクデータをマクロネットワークノードに送信できるようにするように構成される。
第14の側面に関し、第2の考えられる実装態様において、第2の伝送機は、指示メッセージに応じて物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を通じてアップリンクリソース(UG)をユーザ機器に送信し、それによってユーザ機器が、既存の第2のタイミングアドバンス(TA)を読み取った後、第2のタイミングアドバンス(TA)およびアップリンクリソース(UG)に応じてアップリンク信号またはアップリンクデータをマクロネットワークノードに送信できるようにするように構成される。
第14の側面、および第14の側面の第1または第2の考えられる実装態様に関し、第3の考えられる実装態様において、要求メッセージおよび指示メッセージの両方は、送信されるアップリンク信号またはアップリンクデータのサイズ情報を搬送し、
第2の処理装置は、アップリンク信号またはアップリンクデータのサイズ情報に応じてアップリンクリソース(UG)を判断するように構成される。
第14の側面または第14の側面の第1から第3の考えられる実装態様のいずれか1つに関し、第5の考えられる実装態様において、
第2の伝送機は、アップリンク同期フラグおよび/または第2の制御情報を搬送する第1の構成メッセージをユーザ機器に送信するように構成され、アップリンク同期フラグは、マクロネットワークノードにより制御されるマクロセルが属するタイミングアドバンスグループ(TAG)のタイムアラインメントタイマー(TAT)が満了した後、ユーザ機器に対して、マイクロネットワークノードにより制御されるマイクロセルが属するTAGのTATの継続的な実行を引き続き維持するよう指示するために使用される。
本発明の第15の側面は、第3の受信機と、第3の伝送機と、第3のメモリと、第3の処理装置とを含み、
第3の受信機が、ユーザ機器により送信された要求メッセージを受信するように構成され、
第3の伝送機が、要求メッセージに応じて指示メッセージをマクロネットワークノードに送信し、それによってマクロネットワークノードがアップリンクリソース(UG)をユーザ機器に送信し、その後ユーザ機器がアップリンクリソース(UG)に応じてアップリンク信号またはアップリンクデータをマクロネットワークノードに送信できるようにするように構成されたマイクロネットワークノード装置を提供する。
第15の側面に関し、第1の考えられる実装態様において、要求メッセージは、ユーザ機器により判断されるアップリンク信号またはアップリンクデータの第4の制御情報を搬送し、
第3の受信機は、マクロネットワークノードにより送信され第5の制御情報を搬送する第2の構成メッセージを受信するように構成され、
第3の処理装置は、第4の制御情報が第5の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たすか否か判断するように構成され、
第3の伝送機は、第4の制御情報が第5の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たした後、指示メッセージをマクロネットワークノードに送信するように構成される。
第16の側面または第16の側面の第1の考えられる実装態様に関し、第2の考えられる実装態様において、構成情報は、マイクロネットワークノードにより制御されるマイクロセルの識別子と、ユーザ機器の無線ベアラ(RB)の識別子とを含み、
第4の伝送機は、マイクロネットワークノードに対して、RBの識別子に対応する無線ベアラで伝送されるアップリンク信号またはアップリンクデータを送信するように構成され、アップリンク信号またはアップリンクデータは、既定の論理チャネルを通じて、マイクロセルの識別子に対応するマイクロセルを使用して送信される。
第18の側面に関し、第1の考えられる実装態様において、別の構成情報は、ユーザ機器の識別子と、ユーザ機器の無線ベアラ(RB)の識別子とを含み、
第6の伝送機は、ユーザ機器に対して、RBの識別子に対応する無線ベアラで伝送されるダウンリンク信号またはダウンリンクデータを送信するように構成され、ダウンリンク信号またはダウンリンクデータは、既定の論理チャネルを通じて、マイクロセルの識別子に対応するマイクロセルを使用して送信される。
第18の側面の第1の考えられる実装態様に関し、第2の考えられる実装態様において、別の構成情報が論理チャネル(LCH)の識別子をさらに含む場合、
第6の伝送機は、ユーザ機器に対して、RBの識別子に対応する無線ベアラで伝送されるダウンリンク信号またはダウンリンクデータを送信するように構成され、ダウンリンク信号またはダウンリンクデータは、LCHの識別子に対応する論理チャネルを通じて、マイクロセルの識別子に対応するマイクロセルを使用して送信される。
本発明の実施形態において、ユーザ機器は、要求メッセージをマイクロネットワークノードに送信し、それによってマイクロネットワークノードが指示メッセージをマクロネットワークノードに送信できるようにし、指示メッセージに応じてマクロネットワークノードにより送信されたアップリンクリソース(UG)を受信し、アップリンクリソース(UG)に応じてアップリンク信号またはアップリンクデータをマクロネットワークノードに送信する。マイクロネットワークノードが参加せず、UEのアクセスに競合ベースのランダムアクセス手続きを直接使用する先行技術と比べると、本発明の実施形態により提供される解決策は、UEがより迅速にネットワークにアクセスすることを可能にし、よってUEのアクセス遅延を減らすことができる。
102: ユーザ機器は、指示メッセージに応じてマクロネットワークノードにより送信されたアップリンクリソース(UG)を受信する。
103: ユーザ機器は、アップリンクリソース(UG)に応じて、アップリンク信号またはアップリンクデータをマクロネットワークノードに送信する。
本発明の実施形態では、UEは要求メッセージをマイクロネットワークノードに送信し、それによってマイクロネットワークノードが指示メッセージをマクロネットワークノードに送信できるようにする。またUEは、指示メッセージに応じてマクロネットワークノードにより送信されたアップリンクリソース(UG)を受信し、アップリンクリソース(UG)に応じてアップリンク信号またはアップリンクデータをマクロネットワークノードに送信する。マイクロネットワークノードが参加せず、UEが競合ベースのランダムアクセス手続きを直接使用してアクセスを実行する先行技術と比べると、本発明の実施形態により提供される解決策は、UEがより迅速にネットワークにアクセスすることを可能にし、よってUEのアクセス遅延を減らすことができる。
オプションで、図1に対応する実施形態に基づき、本発明の実施形態に係る通信方法の第1のオプションの実施形態において、指示メッセージに応じてマクロネットワークノードにより送信されたアップリンクリソース(UG)を受信するステップは、
非競合ベースのランダムアクセス手続きを使用して、第1のタイミングアドバンス(TA)およびアップリンクリソース(UG)を受信するステップを含む。
対応して、アップリンクリソース(UG)に応じてアップリンク信号またはアップリンクデータをマクロネットワークノードに送信するステップは、
第1のタイミングアドバンス(TA)およびアップリンクリソース(UG)に応じて、アップリンク信号またはアップリンクデータをマクロネットワークノードに送信するステップを含む。
本発明の実施形態では、非競合ベースのランダムアクセス手続きは、第3世代パートナーシッププロジェクト(The 3rd Generation Partnership Project、3GPP)プロトコルTS 36.321で詳しく定義されており、詳細には、マクロネットワークノードが非競合ベースのランダムアクセスコマンドをUEに送信することと、UEがランダムアクセス要求をマクロネットワークノードに送信することにより非競合ベースのランダムアクセスコマンドに応答することと、マクロネットワークノードがランダムアクセス応答をUEに送信することとを含み、ランダムアクセス応答は、割り当てられたアップリンクチャネルリソース(UG)とタイミングアドバンス(Time Advance、TA)とを含む。これにより、UEはTAに応じてアップリンク送信時間を取得することができ、UGを使用してアップリンク信号またはアップリンクデータをアップリンク送信時間に送信する。
オプションで、図1に対応する実施形態に基づき、本発明の実施形態に係る通信方法の第2のオプションの実施形態において、指示メッセージに応じてマクロネットワークノードにより送信されたアップリンクリソース(UG)を受信するステップは、
物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を通じて、マクロネットワークノードにより送信されたアップリンクリソース(UG)を受信するステップを含む。
対応して、方法は、
既存の第2のタイミングアドバンス(TA)を読み取るステップをさらに含む。
アップリンクリソース(UG)に応じてアップリンク信号またはアップリンクデータをマクロネットワークノードに送信するステップは、
第2タイミングアドバンス(TA)およびアップリンクリソース(UG)に応じて、アップリンク信号またはアップリンクデータをマクロネットワークノードに送信するステップを含む。
オプションで、図1に対応する実施形態および図1に対応する第1または第2のオプションの実施形態に基づき、本発明の実施形態に係る通信方法の第3のオプションの実施形態において、要求メッセージおよび指示メッセージの両方は、アップリンク信号またはアップリンクデータのサイズ情報を搬送し、アップリンク信号またはアップリンクデータのサイズ情報は、マクロネットワークノードによりアップリンクリソース(UG)を判断するために使用される。
本発明の実施形態では、第1の制御情報は、マクロネットワークノードによりユーザ機器のアクセス制御を実行するために使用される。これは詳細には、以下のように行われる。第1の制御情報に応じて、アップリンク信号またはアップリンクデータが予め設定されたアクセス制御ルールを満たすと判断した後で初めて、マクロネットワークノードはアップリンクリソース(UG)をユーザ機器に送信する。
本発明の実施形態では、マクロネットワークノードはUEのアクセスを制御する。指示メッセージが第1の制御情報を含む場合、マクロネットワークノードは、第1の制御情報がアクセス制御ルールを満たすと判断すれば、アップリンクリソース(UG)をユーザ機器に割り当てる必要があると判断する。
本発明の実施形態におけるアクセス制御ルールは、次のとおりであり得る。すなわち、緊急呼び出しにアップリンクリソースを割り当てること、信号にアップリンクリソースを割り当てること、優先度の高いサービスにアップリンクリソースを割り当てること等が要求される。たとえば、第1の制御情報が緊急呼び出しである場合、マクロネットワークノードは、緊急呼び出しがアクセス制御ルールを満たすことを判断し、その後アップリンクリソース(UG)をユーザ機器に割り当てる必要があると判断する。
本発明の実施形態では、指定されたアクセス制御ルールは、複数の状況で変化する可能性がある。たとえば、第5の制御情報は、緊急指示情報および緊急呼び出し情報を含み、指定されたアクセス制御ルールは、第2の制御情報が第5の制御情報の情報の一部を含む場合に要求メッセージを送信できることを示す。たとえば、第4の制御情報が緊急指示情報のみを含む場合、要求メッセージを送信することができる。また、第4の制御情報が緊急指示情報と信号識別子とを含み、第5の制御情報が緊急指示情報を含む場合も、要求メッセージが送信され得る。指定されたアクセス制御ルールが、第4の制御情報の情報が第5の制御情報の情報と完全に同一である場合にのみ指示メッセージを送信できるという内容である場合、上記の例では、第4の制御情報が緊急指示情報と緊急呼び出し情報とを含む場合のみ、要求メッセージを送信できる。
本発明の実施形態では、指示メッセージが第4の制御情報を搬送し、マクロネットワークノードは、第4の制御情報に応じて、アップリンク信号またはデータが予め設定されたアクセス制御ルールを満たすか否か判断し、アップリンク信号またはデータが予め設定されたアクセス制御ルールを満たすとマクロネットワークノードが判断した後で初めて、マクロネットワークノードはアップリンクリソース(UG)をユーザ機器に送信する。
本発明の実施形態では、マイクロネットワークノードおよびマクロネットワークノードは、アクセス制御を同時に実行する。マイクロネットワークノードは、第4の制御情報が第5の制御情報により指定されたアクセス制御ルールを満たすと判断すると、第4の制御情報を指示メッセージに追加する。第4の制御情報がアクセス制御ルールを満たすと判断した後、マクロネットワークノードは、アップリンクリソース(UG)をユーザ機器に送信する。
本発明の実施形態では、アップリンク信号またはデータが予め設定されたアクセス制御ルールを満たすと判断した後で初めて、マクロネットワークノードはアップリンクリソース(UG)をユーザ機器に送信する。
本発明の実施形態では、マクロネットワークノードによりアクセス制御を実行するプロセスは、以下のとおりである。マクロネットワークノードは、第9の制御情報に応じて、アップリンク信号またはアップリンクデータがアクセス制御ルールを満たすか否かを判断し、アップリンク信号またはアップリンクデータがアクセス制御ルールを満たすと判断した後、マクロネットワークノードはアップリンクリソース(UG)をユーザ機器に送信する。
本発明の実施形態では、UE、マクロネットワークノード、およびマイクロネットワークノードは、アクセス制御を同時に実行する。指示メッセージが第9の制御情報を搬送する場合、第9の制御情報がアクセス制御ルールを満たすと判断すると、マクロネットワークノードは、アップリンクリソース(UG)をユーザ機器に割り当てることが要求されていると判断する。
オプションで、上述した複数のオプションの実施形態において、第1の制御情報と、第2の制御情報と、第3の制御情報と、第4の制御情報と、第5の制御情報と、第6の制御情報と、第7の制御情報と、第8の制御情報と、第9の制御情報と、第10の制御情報とは、それぞれが緊急指示情報、サービスタイプ情報、データ情報または信号情報、サービス品質(QoS)情報、無線ベアラ(RB)の識別子、論理チャネル(LCH)の識別子、および無線ベアラにより使用される論理チャネルが属する倫理チャネルグループの識別子の少なくとも1つを含む。
202: マクロネットワークノードは、指示メッセージに応じてアップリンクリソース(UG)をユーザ機器に送信し、それによってユーザ機器がアップリンクリソース(UG)に応じてアップリンク信号またはアップリンクデータをマクロネットワークノードに送信できるようにする。
本発明の実施形態では、マクロネットワークノードは、マイクロネットワークノードがユーザ機器により送信された指示メッセージを受信した後、マイクロネットワークノードにより送信された指示メッセージを受信し、指示メッセージに応じてアップリンクリソース(UG)をユーザ機器に送信し、それによってユーザ機器がアップリンクリソース(UG)に応じてアップリンク信号またはアップリンクデータをマクロネットワークノードに送信できるようにする。マイクロネットワークノードが参加せず、UEが競合ベースのランダムアクセス手続きを直接使用してアクセスを実行する先行技術と比べると、本発明の実施形態により提供される解決策は、UEがより迅速にネットワークにアクセスすることを可能にし、よってUEのアクセス遅延を減らすことができる。
オプションで、図2に対応する実施形態に基づき、本発明の実施形態に係る通信方法の第1のオプションの実施形態において、指示メッセージに応じてアップリンクリソース(UG)をユーザ機器に送信するステップは、
指示メッセージに応じてユーザ機器への非競合ベースのランダムアクセス手続きを開始するステップと、非競合ベースのランダムアクセス手続きで第1のタイミングアドバンス(TA)およびアップリンクリソース(UG)をユーザ機器に送信し、それによってユーザ機器が第1のタイミングアドバンス(TA)およびアップリンクリソース(UG)に応じてアップリンク信号またはアップリンクデータをマクロネットワークノードに送信できるようにするステップとを含む。
オプションで、図2に対応する実施形態に基づき、本発明の実施形態に係る通信方法の第2のオプションの実施形態において、アップリンクリソース(UG)をユーザ機器に送信するステップは、
指示メッセージに応じて物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を通じてアップリンクリソース(UG)をユーザ機器に送信し、それによってユーザ機器が、既存の第2のタイミングアドバンス(TA)を読み取った後、第2のタイミングアドバンス(TA)およびアップリンクリソース(UG)に応じてアップリンク信号またはアップリンクデータをマクロネットワークノードに送信できるようにするステップを含む。
本発明の実施形態では、TAがUEに存在すると判断した場合、マクロネットワークノードは、競合ベースのランダムアクセス手続きを開始しなくてもよく、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を通じてアップリンクリソース(UG)をユーザ機器に送信するだけでよい。その場合、UEは、既存の第2のタイミングアドバンス(TA)を読み取った後、第2のタイミングアドバンス(TA)およびアップリンクリソース(UG)に応じてアップリンク信号またはアップリンクデータをマクロネットワークノードに送信し得る。
方法は、アップリンクリソース(UG)をユーザ機器に送信するステップの前に、
アップリンク信号またはアップリンクデータに応じてアップリンクリソース(UG)を判断するステップをさらに含み得る。
オプションで、図2および図2に対応する第1から第3のオプションの実施形態のいずれか1つに基づき、本発明の実施形態に係る通信方法の第4のオプションの実施形態において、
要求メッセージと指示メッセージの両方は、ユーザ機器によって判断されるアップリンク信号またはアップリンクデータの第1の制御情報をさらに搬送し、方法は、アップリンクリソース(UG)をユーザ機器に送信するステップの前に、
第1の制御情報に応じてユーザ機器にアクセス制御を実行するステップをさらに含む。
本発明の実施形態では、アクセス制御プロセスは次のように行われる。第1の制御情報に応じて、アップリンク信号またはデータがアクセス制御ルールを満たすと判断した後で初めて、マクロネットワークノードはアップリンクリソース(UG)をユーザ機器に送信する。
本発明の実施形態では、マクロネットワークノードはアクセス制御を実行する。指示メッセージで搬送される第1の制御情報に応じて、第1の制御情報がアクセス制御ルールを満たすと判断した場合、マクロネットワークノードは、アップリンクリソース(UG)をユーザ機器に割り当てる。ここで、アクセス制御ルールは、たとえば、緊急呼び出しにアップリンクリソースを割り当てる、信号にアップリンクリソースを割り当てる、優先度の高いサービスにアップリンクリソースを割り当てる等であり得る。たとえば、第1の制御情報が緊急呼び出しである場合、マクロネットワークノードは、緊急呼び出しがアクセス制御ルールを満たすと判断し、アップリンクリソース(UG)をユーザ機器に割り当てることが要求されていると判断する。
オプションで、図2および図2に対応する第1から第3のオプションの実施形態のいずれか1つに基づき、本発明の実施形態に係る通信方法の第5のオプションの実施形態において、方法は、指示メッセージを受信するステップの前に、
アップリンク同期フラグおよび/または第2の制御情報を搬送する第1の構成メッセージをユーザ機器に送信するステップをさらに含み、アップリンク同期フラグは、マクロネットワークノードにより制御されるマクロセルが属するタイミングアドバンスグループ(TAG)のタイムアラインメントタイマー(TAT)が満了した後、ユーザ機器に対して、マイクロネットワークノードにより制御されるマイクロセルが属するTAGのTATの継続的な実行を引き続き維持するよう指示するために使用される。
本発明の実施形態では、アップリンク同期フラグは、マクロセルが属するタイミングアドバンスグループ(TAG)のタイムアラインメントタイマー(TAT)が満了したときに、UEがマイクロネットワークノードにより制御されるマイクロセルに要求メッセージを引き続き送信できることを通知するために使用される。
オプションで、図2に対応する第7のオプションの実施形態に基づき、本発明の実施形態に係る通信方法の第8のオプションの実施形態において、指示メッセージは第4の制御情報を搬送し、方法は、アップリンクリソース(UG)をユーザ機器に送信するステップの前に、
第4の制御情報に応じてユーザ機器のアクセス制御を実行するステップをさらに含む。
本発明の実施形態では、アクセス制御プロセスは次のように行われる。第4の制御情報に応じて、アップリンク信号またはデータがアクセス制御ルールを満たすと判断した後で初めて、マクロネットワークノードはアップリンクリソース(UG)をユーザ機器に送信する。
対応して、要求メッセージおよび指示メッセージの両方は、第7の制御情報をさらに搬送し、方法は、アップリンクリソース(UG)をユーザ機器に送信するステップの前に、
第7の制御情報に応じてユーザ機器のアクセス制御を実行するステップをさらに含む。
本発明の実施形態では、マクロネットワークノードのアクセス制御プロセスは次のとおりである。マクロネットワークノードは、第7の制御情報に応じて、アップリンク信号またはデータがアクセス制御ルールを満たすか否かを判断し、アップリンク信号またはデータがアクセス制御ルールを満たすと判断した後で初めて、マクロネットワークノードはアップリンクリソース(UG)をユーザ機器に送信する。
オプションで、図2に対応する第10のオプションの実施形態に基づき、本発明の実施形態に係る第11のオプションの実施形態において、指示メッセージは、第9の制御情報を搬送し、方法は、アップリンクリソース(UG)をユーザ機器に送信するステップの前に、
第9の制御情報に応じてユーザ機器のアクセス制御を実行するステップをさらに含む。
本発明の実施形態では、アクセス制御プロセスは次のように行われる。マクロネットワークノードは、第9の制御情報に応じて、アップリンク信号またはデータがアクセス制御ルールを満たすか否か判断し、アップリンク信号またはデータがアクセス制御ルールを満たすと判断した後で初めて、マクロネットワークノードはアップリンクリソース(UG)をユーザ機器に送信する。
オプションで、図2に対応する上述した複数のオプションの実施形態において、第1の制御情報と、第2の制御情報と、第3の制御情報と、第4の制御情報と、第5の制御情報と、第6の制御情報と、第7の制御情報と、第8の制御情報と、第9の制御情報と、第10の制御情報とは、それぞれが緊急指示情報、サービスタイプ情報、データ情報または信号情報、サービス品質(QoS)情報、無線ベアラ(RB)の識別子、論理チャネル(LCH)の識別子、および無線ベアラにより使用される論理チャネルが属する倫理チャネルグループの識別子の少なくとも1つを含む。
302: マイクロネットワークノードは、要求メッセージに応じて指示メッセージをマクロネットワークノードに送信し、それによってマクロネットワークノードがアップリンクリソース(UG)をユーザ機器に送信し、その後ユーザ機器がアップリンクリソース(UG)に応じてアップリンク信号またはアップリンクデータを送信できるようにする。
本発明の実施形態では、マイクロネットワークノードは、ユーザ機器により送信された要求メッセージを受信し、要求メッセージに応じて指示メッセージをマクロネットワークノードに送信し、それによってマクロネットワークノードがアップリンクリソース(UG)をユーザ機器に送信し、その後ユーザ機器がアップリンクリソース(UG)に応じてアップリンク信号またはアップリンクデータを送信できるようにする。マイクロネットワークノードが参加せず、UEが競合ベースのランダムアクセス手続きを直接使用してアクセスを実行する先行技術と比べると、本発明の実施形態により提供される解決策は、UEがより迅速にネットワークにアクセスすることを可能にし、よってUEのアクセス遅延を減らすことができる。
本発明の実施形態では、マクロネットワークノードはアクセス制御を次のように実行する。マクロネットワークノードは、第1の制御情報に応じて、アップリンク信号またはデータがアクセス制御ルールを満たすか否か判断し、アップリンク信号またはデータがアクセス制御ルールを満たすと判断した後で初めて、マクロネットワークノードはアップリンクリソース(UG)をユーザ機器に割り当てる。
本発明の実施形態では、マクロネットワークノードはアクセス制御を次のように実行する。マクロネットワークノードは、第4の制御情報に応じて、アップリンク信号またはアップリンクデータがアクセス制御ルールを満たすか否か判断し、アップリンク信号またはアップリンクデータがアクセス制御ルールを満たすと判断した後で初めて、マクロネットワークノードはアップリンクリソース(UG)をユーザ機器に送信する。
本発明の実施形態では、マクロネットワークノードによりアクセス制御を実行するプロセスは、次のとおりである。マクロネットワークノードは、第7の制御情報に応じて、アップリンク信号またはアップリンクデータがアクセス制御ルールを満たすか否か判断し、アップリンク信号またはアップリンクデータがアクセス制御ルールを満たすと判断した場合、マクロネットワークノードはアップリンクリソース(UG)をユーザ機器に送信する。
本発明の実施形態では、マクロネットワークノードによりアクセス制御を実行するプロセスは次のとおりである。マクロネットワークノードは、第9の制御情報に応じて、アップリンク信号またはアップリンクデータがアクセス制御ルールを満たすか否か判断し、アップリンク信号またはアップリンクデータがアクセス制御ルールを満たすと判断した後、マクロネットワークノードはアップリンクリソース(UG)をユーザ機器に送信する。
オプションで、図3に対応する複数の実施形態に基づき、第1の制御情報と、第4の制御情報と、第5の制御情報と、第6の制御情報と、第7の制御情報と、第8の制御情報と、第9の制御情報と、第10の制御情報とは、それぞれ緊急指示情報、サービスタイプ情報、データ情報または信号情報、サービス品質(QoS)情報、無線ベアラ(RB)の識別子、論理チャネル(LCH)の識別子、および無線ベアラにより使用される論理チャネルが属する論理チャネルグループの識別子の少なくとも1つを含む。
オプションで、図4に対応する実施形態および図4に対応する第1のオプションの実施形態に基づき、本発明の実施形態に係る通信方法の第2のオプションの実施形態において、構成情報は、マイクロネットワークノードにより制御されるマイクロセルの識別子と、ユーザ機器の無線ベアラ(RB)の識別子とを含む。
本発明の実施形態では、構成情報がマイクロネットワークノードにより制御されるマイクロセルの識別子とユーザ機器の無線ベアラ(RB)の識別子とを含む場合、アップリンク信号またはアップリンクデータは、無線ベアラに対応する既定の論理チャネルで伝送される。
オプションで、図4に対応する第2のオプションの実施形態に基づき、本発明の実施形態に係る通信方法の第3のオプションの実施形態において、構成情報が論理チャネル(LCH)の識別子をさらに含む場合、構成情報に応じてアップリンク信号またはアップリンクデータをマイクロネットワークノードに送信するステップは、
マイクロネットワークノードに対して、RBの識別子に対応する無線ベアラで伝送されるアップリンク信号またはアップリンクデータを送信するステップであって、アップリンク信号またはアップリンクデータが、LCHの識別子に対応する論理チャネルを使用して、マイクロセルの識別子に対応するマイクロセルを通じて送信されるステップを含む。
本発明の実施形態では、構成情報が論理チャネル(LCH)の識別子をさらに含む場合、アップリンク信号またはアップリンクデータは、LCHの識別子に対応する論理チャネルを通じて、マイクロセルの識別子に対応するマイクロセルに送信される。
オプションで、図4に対応する第2、第3、または第4のオプションの実施形態に基づき、本発明の実施形態に係る通信方法の第5のオプションの実施形態において、構成情報は、アップリンク同期フラグをさらに含み、アップリンク同期フラグは、マクロネットワークノードにより制御されるマクロセルが属するタイミングアドバンスグループ(TAG)のタイムアラインメントタイマー(TAT)が満了した後、ユーザ機器に対して、マイクロネットワークノードにより制御されるマイクロセルが属するTAGのTATの継続的な実行を引き続き維持するよう指示するために使用される。
オプションで、図4に対応する実施形態および図4に対応する第1から第5のオプションの実施形態のいずれか1つに基づき、本発明の実施形態に係る通信方法の第6のオプションの実施形態において、
アップリンク信号は、アップリンク無線リソース制御(RRC)メッセージであり、ダウンリンク信号は、ダウンリンク無線リソース制御(RRC)メッセージである。
オプションで、図5に対応する第2のオプションの実施形態に基づき、本発明の実施形態に係る通信方法の第3のオプションの実施形態において、アップリンク信号は、アップリンク無線リソース制御(RRC)メッセージであり、ダウンリンク信号は、ダウンリンク無線リソース制御(RRC)メッセージである。
オプションで、図6に対応する実施形態に基づき、本発明の実施形態に係る通信方法の第1のオプションの実施形態において、別の構成情報は、ユーザ機器の識別子と、ユーザ機器の無線ベアラ(RB)の識別子とを含む。
本発明の実施形態では、LCHの識別子が別の構成情報に存在しない場合、送信されたアップリンク信号またはアップリンクデータは、無線ベアラ(RB)の識別子に対応する無線ベアラに対応する既定の論理チャネルで受信される。
オプションで、図6に対応する実施形態および図6に対応する第1のオプションの実施形態に基づき、本発明の実施形態に係る通信方法の第2のオプションの実施形態において、別の構成情報は、論理チャネル(LCH)の識別子をさらに含み、別の構成情報に応じてダウンリンク信号またはダウンリンクデータをユーザ機器に転送するステップは、
ユーザ機器に対して、RBの識別子に対応する無線ベアラで伝送されるダウンリンク信号またはダウンリンクデータを送信するステップであって、ダウンリンク信号またはダウンリンクデータが、LCHの識別子に対応する論理チャネルを使用して、マイクロセルの識別子に対応するマイクロセルを通じて送信されるステップを含む。
本発明の実施形態では、別の構成情報が論理チャネル(LCH)の識別子をさらに含む場合、アップリンク信号またはアップリンクデータは、LCHの識別子に対応する論理チャネルで受信される。
ダウンリンク信号は、ダウンリンク無線リソース制御(RRC)メッセージである。ダウンリンクRRCメッセージは、ハンドオーバーコマンドメッセージと、ダウンリンク情報転送メッセージとを含む。
S120: マクロネットワークノードは、非競合ベースのランダムアクセス手続きを開始し、それによってUEがマクロネットワークノードにより割り当てられたアップリンクリソース(UG)およびTAを取得できるようにする。
本発明の実施形態では、非競合ベースのランダムアクセス手続きは、第3世代パートナーシッププロジェクト(The 3rd Generation Partnership Project、3GPP)プロトコルTS 36.321で詳しく定義されており、詳細には、マクロネットワークノードが非競合ベースのランダムアクセスコマンドをUEに送信することと、UEが非競合ベースのランダムアクセスコマンドに応答してランダムアクセス要求をマクロネットワークノードに送信することと、マクロネットワークノードがランダムアクセス応答をUEに送信することとを含み、ランダムアクセス要求は、割り当てられたアップリンクリソース(UG)とタイミングアドバンス(Time Advance、TA)とを含む。
S125: ユーザ機器は、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を通じて、マクロネットワークノードにより送信されたアップリンクリソース(UG)を受信する。
S215: マクロネットワークノードは、第1の制御情報に応じて、ユーザ機器に送信されるアップリンクリソース(UG)を判断する。
ステップS215で、マクロネットワークノードは、まず第1の制御情報がアクセス制御ルールを満たすか否かを判断し、第1の制御情報がアクセス制御ルールを満たす場合に、アップリンクリソース(UG)をユーザ機器に割り当てることが要求されていると判断する。ここで、アクセス制御ルールは、システムによって予め設定され、マクロネットワークノードに格納されている。
S220: マクロネットワークノードは、非競合ベースのランダムアクセス手続きを開始し、それによってUEがマクロネットワークノードにより割り当てられたアップリンクリソース(UG)およびTAを取得できるようにする。
S225: ユーザ機器は、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を通じて、マクロネットワークノードにより送信されたアップリンクリソース(UG)を受信する。
ステップS305およびステップS310について、詳細には、ユーザ機器は第2の制御情報に応じて第3の制御情報を生成し、第3の制御情報の値および第2の制御情報の値が同一であるか否かに応じて、第3の制御情報が第2の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たすか否か判断する。たとえば、第2の制御情報が緊急指示情報を含み、緊急指示情報の値が「緊急」である場合、ユーザ機器により判断される第3の制御情報は、アップリンク信号またはアップリンクデータの緊急指示情報である。アップリンク信号またはアップリンクデータの緊急指示情報の値も「緊急」である場合、ユーザ機器は要求メッセージを送信し得る。別の例として、第2の制御情報がサービスタイプ情報およびデータ/信号情報を含み、サービスタイプ情報の値が「緊急呼び出し」であり、データ/信号情報の値が「信号」である場合、ユーザ機器により判断される第3の制御情報は、アップリンク信号またはアップリンクデータのサービスタイプ情報およびデータ/信号情報である。アップリンク信号またはアップリンクデータのサービスタイプ情報の値が「緊急呼び出し」であるか、またはアップリンク信号またはアップリンクデータのデータ/信号情報の値が「信号」である場合、ユーザ機器は要求メッセージを送信し得る。さらに別の例として、第2の制御情報が無線ベアラ(RB)の識別子を含み、無線ベアラ(RB)の識別子の値が「SRB 1」および「DRB 2」である場合、ユーザ機器により判断される第3の制御情報は、アップリンク信号またはアップリンクデータの無線ベアラ(RB)の識別子である。アップリンク信号またはアップリンクデータの無線ベアラ(RB)の識別子の値が「SRB 1」または「DRB 2」である場合、ユーザ機器は要求メッセージを送信し得る。さらに別の例として、第2の制御情報がQoS情報を含み、QoS情報がQCIおよびARPを含み、QCIの値が「1」であり、ARPの値が「2」である場合、ユーザ機器により判断される第3の制御情報は、アップリンク信号またはアップリンクデータのQoS情報である。アップリンク信号またはアップリンクデータのQoS情報のQCIの値が「1」であり、ARPの値が「2」である場合、ユーザ機器は要求メッセージを送信し得る。
S325: マクロネットワークノードは、非競合ベースのランダムアクセス手続きを開始して、UEがマクロネットワークノードにより割り当てられたアップリンクリソース(UG)およびTAを取得できるようにする。
S330: ユーザ機器は、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を通じて、マクロネットワークノードにより送信されたアップリンクリソース(UG)を受信する。
このステップで第4の制御情報を判断するプロセスは、ステップS200で第1の制御情報を判断するプロセスと基本的に同じであり、ステップS200で第1の制御情報を判断するプロセスを参照することで理解され得る。
S425: マクロネットワークノードは、非競合ベースのランダムアクセス手続きを開始し、それによってUEがマクロネットワークノードにより割り当てられたアップリンクリソース(UG)およびTAを取得できるようにする。
S430: ユーザ機器は、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を通じて、マクロネットワークノードにより送信されたアップリンクリソース(UG)を受信する。
ステップS421: マクロネットワークノードは、第4の制御情報に応じて、アップリンクリソース(UG)をユーザ機器に割り当てることが要求されていると判断する。
S530: マクロネットワークノードは、非競合ベースのランダムアクセス手続きを開始し、それによってUEがマクロネットワークノードにより割り当てられたアップリンクリソース(UG)およびTAを取得できるようにする。
S535: ユーザ機器は、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を通じて、マクロネットワークノードにより送信されたアップリンクリソース(UG)を受信する。
S635: マクロネットワークノードは、非競合ベースのランダムアクセス手続きを開始し、それによってUEがマクロネットワークノードにより送信されたアップリンクリソース(UG)およびTAを取得できるようにする。
S640: ユーザ機器は、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を通じて、マクロネットワークノードにより送信されたアップリンクリソース(UG)を受信する。
上述した複数の応用シナリオの実施形態では、第1の制御情報と、第2の制御情報と、第3の制御情報と、第4の制御情報と、第5の制御情報と、第6の制御情報と、第7の制御情報と、第8の制御情報と、第9の制御情報と、第10の制御情報とは、それぞれが緊急指示情報、サービスタイプ情報、データ/信号情報、サービス品質(QoS)情報、無線ベアラ(RB)の識別子、論理チャネル(LCH)の識別子、および無線ベアラにより使用される論理チャネルが属する倫理チャネルグループの識別子の少なくとも1つを含む。
本発明の複数の実施形態で、第1の構成メッセージは、アップリンク同期フラグを搬送し得る。アップリンク同期フラグは、マクロネットワークノードにより制御されるマクロセルが属するタイミングアドバンスグループ(TAG)のタイムアラインメントタイマー(TAT)が満了した後、ユーザ機器に対して、マイクロネットワークノードにより制御されるマイクロセルが属するTAGのTATの継続的な実行を引き続き維持するよう指示するために使用される。
本発明の実施形態では、マクロセルのTATが満了した場合、ユーザ機器は、アップリンクデータまたはアップリンク信号をマクロネットワークノードにさらに送信する必要がある。上述した複数の実施形態では、UGおよびTAは、マクロネットワークノードが非競合ベースのランダムアクセス手続きを開始することによってのみ、ユーザ機器に割り当てることができる。ユーザ機器がマクロセルでスケジューリング要求(Scheduling Request、SR)を送信するためのリソースを有しておらず、アップリンク信号またはアップリンクデータをマクロネットワークノードに送信する必要がある場合、さらに、ユーザ機器がマクロセルで動的スケジューリング要求(Dynamic Scheduling Request、DSR)の送信に失敗し、すなわち、ユーザ機器がSRを継続的に送信する回数が既定の最大回数を超えた場合、マクロネットワークノードは、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を通じてUGをユーザ機器に送信し得る。これら2つの状況では、TAがユーザ機器に存在するため、ユーザ機器は非競合ベースのランダムアクセス手続きに依存してTAを取得する必要はない。
構成情報は、マイクロネットワークノードにより制御されるマイクロセルの識別子と、ユーザ機器の無線ベアラ(RB)の識別子とを含む。
構成情報は、論理チャネル(LCH)の識別子、アップリンクフラグ、RLC(Radio Link Control)に関連する構成、およびLCHに関連する構成のいずれか1つまたは複数をさらに含み得る。
別の構成情報は、ユーザ機器の識別子と、ユーザ機器の無線ベアラ(RB)の識別子とを含む。
別の構成情報は、論理チャネル(LCH)の識別子、RLC(Radio Link Control)に関連する構成、およびLCHに関連する構成のいずれか1つまたは複数をさらに含み得る。
詳細には、ユーザ機器は、マイクロネットワークノードに対して、無線ベアラ(RB)の識別子に対応する無線ベアラで伝送されるアップリンク信号またはアップリンクデータを送信する。ここで、アップリンク信号またはアップリンクデータは、マイクロセルの識別子に対応するマイクロセルを通じて送信される。オプションで、ユーザ機器は、LCHの識別子に対応するLCH、RLCに関連する構成、および/またはLCHに関連する構成を使用して、アップリンク信号またはアップリンクデータを送信する。
本発明の実施形態では、ダウンリンク信号はダウンリンク無線リソース制御(RRC)メッセージであり得、ダウンリンクRRCメッセージは、ハンドオーバーコマンド(Handover Command、HC)メッセージ、ダウンリンク情報転送(Downlink Information Transfer、DIT)メッセージ等を含む。
詳細には、マイクロネットワークノードは、ユーザ機器に対して、無線ベアラ(RB)の識別子に対応する無線ベアラで伝送されるダウンリンク信号またはダウンリンクデータを送信する。ここで、ダウンリンク信号またはダウンリンクデータは、マイクロセルの識別子に対応するマイクロセルを通じて送信される。オプションで、マイクロネットワークノードは、LCHの識別子に対応するLCH、RLCに関連する構成、および/またはLCHに関連する構成を使用して、ダウンリンク信号またはダウンリンクデータを送信する。
図14を参照すると、本発明の実施形態に係るユーザ機器は、
要求メッセージをマイクロネットワークノードに送信し、それによってマイクロネットワークノードが指示メッセージをマクロネットワークノードに送信できるようにするように構成された第1の送信ユニット1101と、
指示メッセージに応じてマクロネットワークノードにより送信されたアップリンクリソース(UG)を受信するように構成された取得ユニット1102と
を含み、第1の送信ユニット1101は、取得ユニットにより取得されたアップリンクリソース(UG)に応じてアップリンク信号またはアップリンクデータをマクロネットワークノードに送信するようにさらに構成される。
本発明の実施形態では、第1の送信ユニット1101は、要求メッセージをマイクロネットワークノードに送信し、それによってマイクロネットワークノードが指示メッセージをマクロネットワークノードに送信できるようにする。取得ユニット1102は、指示メッセージに応じてマクロネットワークノードにより送信されたアップリンクリソース(UG)を受信する。第1の送信ユニット1101は、取得ユニットにより取得されたアップリンクリソース(UG)に応じて、アップリンク信号またはアップリンクデータをマクロネットワークノードに送信する。先行技術と比べて、本発明の実施形態により提供されるユーザ機器は、マイクロネットワークノードの参加によってネットワークにより迅速にアクセスし、よってアクセス遅延を減らす。
図14に対応する実施形態に基づき、本発明の実施形態に係るユーザ機器の第1のオプションの実施形態において、
取得ユニット1102は、非競合ベースのランダムアクセス手続きを使用して、非競合ベースのランダムアクセス手続きで第1のタイミングアドバンス(TA)およびアップリンクリソース(UG)を受信するように構成され、
第1の送信ユニット1101は、取得ユニット1102により取得された第1のタイミングアドバンス(TA)およびアップリンクリソース(UG)に応じて、アップリンク信号またはアップリンクデータをマクロネットワークノードに送信するように構成される。
図14に対応する実施形態に基づき、本発明の実施形態に係るユーザ機器の第2のオプションの実施形態において、
取得ユニット1102は、既存の第2のタイミングアドバンス(TA)を読み取り、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を通じて、マクロネットワークノードにより送信されたアップリンクリソース(UG)を受信するように構成され、
第1の送信ユニット1101は、取得ユニット1102により取得された第2のタイミングアドバンス(TA)およびアップリンクリソース(UG)に応じて、アップリンク信号またはアップリンクデータをマクロネットワークノードに送信するように構成される。
図14に対応する実施形態および図14に対応する第1または第2のオプションの実施形態に基づき、図16を参照すると、本発明の実施形態に係るユーザ機器の第4のオプションの実施形態において、ユーザ機器は、
マクロネットワークノードにより送信された第1の構成メッセージを受信するように構成された第1の受信ユニット1104をさらに含み、第1の構成メッセージは、アップリンク同期フラグおよび/または第2の制御情報を搬送し、アップリンク同期フラグは、マクロネットワークノードにより制御されるマクロセルが属するタイミングアドバンスグループ(TAG)のタイムアラインメントタイマー(TAT)が満了した後、ユーザ機器に対して、マイクロネットワークノードにより制御されるマイクロセルが属するTAGのTATの継続的な実行を引き続き維持するよう指示するために使用される。
図21を参照すると、本発明の実施形態に係るマクロネットワークノード装置は、
マイクロネットワークノードがユーザ機器により送信された要求メッセージを受信した後に、マイクロネットワークノードにより送信された指示メッセージを受信するように構成された第4の受信ユニット2101と、
指示メッセージに応じてアップリンクリソース(UG)をユーザ機器に送信し、それによってユーザ機器がアップリンクリソース(UG)に応じてアップリンク信号またはアップリンクデータを送信できるようにするように構成された第2の送信ユニット2012と
を含む。
本発明の実施形態では、第4の受信ユニット2101は、マイクロネットワークノードがユーザ機器により送信された要求メッセージを受信した後に、マイクロネットワークノードにより送信された指示メッセージを受信し、第2の送信ユニット2012は、指示メッセージに応じてアップリンクリソース(UG)をユーザ機器に送信し、それによってユーザ機器がアップリンクリソース(UG)に応じてアップリンク信号またはアップリンクデータを送信できるようにする。先行技術と比べて、本発明の実施形態により提供されるマクロネットワークノード装置は、UEがネットワークにより迅速にアクセスするのを支援し、それによってUEのアクセス遅延を減らすことができる。
図21に対応する実施形態に基づき、本発明の実施形態に係るマクロネットワークノード装置の第1のオプションの実施形態において、
第2の送信ユニット2102は、指示メッセージに応じて、ユーザ機器への非競合ベースのランダムアクセス手続きを開始し、非競合ベースのランダムアクセス手続きで第1のタイミングアドバンス(TA)およびアップリンクリソース(UG)をユーザ機器に送信し、それによってユーザ機器が第1のタイミングアドバンス(TA)およびアップリンクリソース(UG)に応じてアップリンク信号またはアップリンクデータをマクロネットワークノードに送信できるようにするように構成される。
図21に対応する実施形態に基づき、本発明の実施形態に係るマクロネットワークノード装置の第2のオプションの実施形態において、
第2の送信ユニット2102は、指示メッセージに応じて、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を通じてアップリンクリソース(UG)をユーザ機器に送信し、それによってユーザ機器が、既存の第2のタイミングアドバンス(TA)を読み取った後で、第2のタイミングアドバンス(TA)およびアップリンクリソース(UG)に応じてアップリンク信号またはアップリンクデータをマクロネットワークノードに送信できるようにするように構成される。
図21に対応する実施形態および第1または第2のオプションの実施形態に基づき、図22を参照すると、本発明の実施形態に係るマクロネットワークノード装置の第3のオプションの実施形態において、要求メッセージおよび指示メッセージの両方は、送信されるアップリンク信号またはアップリンクデータのサイズ情報を搬送し、マクロネットワークノード装置は、リソース判断ユニット2103をさらに含み、
リソース判断ユニット2103は、アップリンク信号またはアップリンクデータのサイズ情報に応じてアップリンク信号またはアップリンクデータに必要なアップリンクリソース(UG)を判断し、判断されたアップリンクリソース(UG)をユーザ機器に割り当てるように構成される。
図21に対応する実施形態および第1から第4のオプションの実施形態のいずれか1つに基づき、本発明の実施形態に係るマクロネットワークノード装置の第5のオプションの実施形態において、
第2の送信ユニット2012は、第1の構成メッセージをユーザ機器に送信するようにさらに構成され、第1の構成メッセージは、アップリンク同期フラグおよび/または第2の制御情報を搬送し、アップリンク同期フラグは、マクロネットワークノードにより制御されるマクロセルが属するタイミングアドバンスグループ(TAG)のタイミングアラインメントタイマー(TAT)が満了した後、ユーザ機器に対して、マイクロネットワークノードにより制御されるマイクロセルが属するTAGのTATの継続的な実行を引き続き維持するよう指示するために使用される。
図27を参照すると、本発明の実施形態に係るマイクロネットワークノード装置は、
ユーザ機器により送信された要求メッセージを受信するように構成された第5の受信ユニット3101と、
指示メッセージをマクロネットワークノードに送信し、それによってマクロネットワークノードがアップリンクリソース(UG)をユーザ機器に割り当て、その後ユーザ機器がアップリンクリソース(UG)を使用してアップリンク信号またはアップリンクデータをマクロネットワークノードに送信できるようにするように構成された第3の送信ユニット3102と
を含む。
本発明の実施形態では、第5の受信ユニット3101は、ユーザ機器により送信された要求メッセージを受信し、第3の送信ユニット3102は、指示メッセージをマクロネットワークノードに送信し、それによってマクロネットワークノードがアップリンクリソース(UG)をユーザ機器に割り当て、その後ユーザ機器がアップリンクリソース(UG)を使用してアップリンク信号またはアップリンクデータをマクロネットワークノードに送信できるようにする。先行技術と比べて、本発明の実施形態により提供されるマイクロネットワークノード装置は、UEがネットワークにより迅速にアクセスするのを支援し、それによってUEのアクセス遅延を減らすことができる。
図35に対応する実施形態に基づき、本発明の実施形態に係るマイクロネットワークノード装置の第1のオプションの実施形態において、
別の構成情報は、ユーザ機器の識別子と、ユーザ機器の無線ベアラ(RB)の識別子とを含み、
第7の送信ユニット3202は、ユーザ機器に対して、RBの識別子に対応する無線ベアラで伝送されるダウンリンク信号またはダウンリンクデータを送信するように構成され、ダウンリンク信号またはダウンリンクデータは、既定の論理チャネルを使用して、マイクロセルの識別子に対応するマイクロセルを通じて送信される。
第1のオプションの実施形態に基づき、本発明の実施形態に係るマイクロネットワークノード装置の第2のオプションの実施形態において、別の構成情報が論理チャネル(LCH)の識別子をさらに含む場合、
第7の送信ユニット3202は、ユーザ機器に対して、RBの識別子に対応する無線ベアラで伝送されるダウンリンク信号またはダウンリンクデータを送信するように構成され、ダウンリンク信号またはダウンリンクデータは、LCHの識別子に対応する論理チャネルを通じて、マイクロセルの識別子に対応するマイクロセルを使用して送信される。
第1の受信機1301は、指示メッセージに応じてマクロネットワークノードにより送信されたアップリンクリソース(UG)を受信するように構成される。
第1の伝送機1302は、アップリンクリソース(UG)に応じてアップリンク信号またはアップリンクデータをマクロネットワークノードに送信するようにさらに構成される。
本発明の一部の実施形態では、第1の受信機1301は、非競合ベースのランダムアクセス手続きを使用して、第1のタイミングアドバンス(TA)およびアップリンクリソース(UG)を非競合ベースのランダムアクセス手続きで取得するように構成され、
第1の伝送機1302は、第1のタイミングアドバンス(TA)およびアップリンクリソース(UG)に応じてアップリンク信号またはアップリンクデータをマクロネットワークノードに送信するように構成される。
本発明の一部の実施形態では、第1の受信機1301は、既存の第2のタイミングアドバンス(TA)を読み取り、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を通じて、マクロネットワークノードにより送信されたアップリンクリソース(UG)を受信するように構成され、
第1の伝送機1302は、第2のタイミングアドバンス(TA)およびアップリンクリソース(UG)に応じてアップリンク信号またはアップリンクデータをマクロネットワークノードに送信するように構成される。
本発明の一部の実施形態では、第1の受信機1301は、マクロネットワークノードにより送信された第1の構成メッセージを受信するように構成され、第1の構成メッセージは、アップリンク同期フラグおよび/または第2の制御情報を搬送し、アップリンク同期フラグは、マクロネットワークノードにより制御されるマクロセルが属するタイミングアドバンスグループ(TAG)のタイムアラインメントタイマー(TAT)が満了した後、ユーザ機器に対して、マイクロネットワークノードにより制御されるマイクロセルが属するTAGのTATの継続的な実行を引き続き維持するよう指示するために使用される。
第2の伝送機2302は、指示メッセージに応じてアップリンクリソース(UG)をユーザ機器に送信し、それによってユーザ機器がアップリンクリソース(UG)に応じてアップリンク信号またはアップリンクデータを送信できるようにするように構成される。
本発明の一部の実施形態では、第2の伝送機2302は、指示メッセージに応じてユーザ機器に対する非競合ベースのランダムアクセス手続きを開始し、第1のタイミングアドバンス(TA)およびアップリンクリソース(UG)を非競合ベースのランダムアクセス手続きでユーザ機器に送信し、それによってユーザ機器が第1のタイミングアドバンス(TA)およびアップリンクリソース(UG)に応じてアップリンク信号またはアップリンクデータをマクロネットワークノードに送信できるようにするように構成される。
本発明の一部の実施形態では、第2の伝送機2302は、指示メッセージに応じて物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を通じてアップリンクリソース(UG)をユーザ機器に送信し、それによってユーザ機器が、既存の第2のタイミングアドバンス(TA)を読み取った後、第2のタイミングアドバンス(TA)およびアップリンクリソース(UG)に応じてアップリンク信号またはアップリンクデータをマクロネットワークノードに送信できるようにするように構成される。
本発明の一部の実施形態では、要求メッセージおよび指示メッセージの両方は、送信されるアップリンク信号またはアップリンクデータのサイズ情報を搬送し、
第2の処理装置2304は、アップリンク信号またはアップリンクデータのサイズ情報に応じてアップリンクリソース(UG)を判断するように構成される。
本発明の一部の実施形態では、第2の伝送機2302は、第1の構成メッセージをユーザ機器に送信するように構成され、第1の構成メッセージは、アップリンク同期フラグおよび/または第2の制御情報を搬送し、アップリンク同期フラグは、マクロネットワークノードにより制御されるマクロセルが属するタイミングアドバンスグループ(TAG)のタイムアラインメントタイマー(TAT)が満了した後、ユーザ機器に対して、マイクロネットワークノードにより制御されるマイクロセルが属するTAGのTATの継続的な実行を引き続き維持するよう指示するために使用される。
第3の受信機3301は、ユーザ機器により送信された要求メッセージを受信するように構成され、
第3の伝送機3302は、要求メッセージに応じて指示メッセージをマクロネットワークノードに送信し、それによってマクロネットワークノードがアップリンクリソース(UG)をユーザ機器に送信し、その後ユーザ機器がアップリンクリソース(UG)に応じてアップリンク信号またはアップリンクデータをマクロネットワークノードに送信できるようにするように構成される。
図39を参照すると、本発明の実施形態に係るユーザ機器は、第4の受信機1401と、第4の伝送機1402と、第4のメモリ1403と、第4の処理装置1404とを含む。
本発明の一部の実施形態では、構成情報は、マイクロネットワークノードにより制御されるマイクロセルの識別子と、ユーザ機器の無線ベアラ(RB)の識別子とを含む。
本発明の一部の実施形態では、別の構成情報が論理チャネル(LCH)の識別子をさらに含む場合、
第6の伝送機3402は、ユーザ機器に対して、RBの識別子に対応する無線ベアラで伝送されるダウンリンク信号またはダウンリンクデータを送信するように構成され、ダウンリンク信号またはダウンリンクデータは、LCHの識別子に対応する論理チャネルを使用して、マイクロセルの識別子に対応するマイクロセルを通じて送信される。
ユーザ機器100は、要求メッセージをマイクロネットワークノードに送信してマイクロネットワークノードが指示メッセージをマクロネットワークノードに送信できるようにし、指示メッセージに応じてマクロネットワークノードにより送信されたアップリンクリソース(UG)を受信し、アップリンクリソース(UG)に応じてアップリンク信号またはアップリンクデータをマクロネットワークノードに送信するように構成される。
マクロネットワークノード装置200は、マイクロネットワークノードがユーザ機器により送信された要求メッセージを受信した後にマイクロネットワークノードにより送信された指示メッセージを受信し、指示メッセージに応じてアップリンクリソース(UG)をユーザ機器に送信してユーザ機器がアップリンクリソース(UG)に応じてアップリンク信号またはアップリンクデータを送信できるようにするように構成される。
マイクロネットワークノード装置300は、ユーザ機器により送信された要求メッセージを受信し、要求メッセージに応じて指示メッセージをマクロネットワークノードに送信し、それによってマクロネットワークノードがアップリンクリソース(UG)をユーザ機器に送信し、その後ユーザ機器がアップリンクリソース(UG)に応じてアップリンク信号またはアップリンクデータを送信できるようにするように構成される。

Claims (123)

  1. ユーザ機器により要求メッセージをマイクロネットワークノードに送信し、それによって前記マイクロネットワークノードが指示メッセージをマクロネットワークノードに送信できるようにするステップと、
    前記指示メッセージに応じて前記マクロネットワークノードにより送信されたアップリンクリソースUGを受信するステップと、
    前記アップリンクリソースUGに応じてアップリンク信号またはアップリンクデータを前記マクロネットワークノードに送信するステップと
    を含む通信方法。
  2. 前記指示メッセージに応じて前記マクロネットワークノードにより送信されたアップリンクリソースUGを受信する前記ステップが、
    非競合ベースのランダムアクセス手続きを使用して第1のタイミングアドバンスTAおよびアップリンクリソースUGを受信するステップを含み、
    対応して、前記アップリンクリソースUGに応じてアップリンク信号またはアップリンクデータを前記マクロネットワークノードに送信する前記ステップが、
    前記第1のタイミングアドバンスTAおよび前記アップリンクリソースUGに応じて前記アップリンク信号またはアップリンクデータを前記マクロネットワークノードに送信するステップを含む請求項1に記載の方法。
  3. 前記指示メッセージに応じて前記マクロネットワークノードにより送信されたアップリンクリソースUGを受信する前記ステップが、
    物理ダウンリンク制御チャネルPDCCHを通じて、前記マクロネットワークノードにより送信された前記アップリンクリソースUGを受信するステップを含み、
    対応して、前記方法が、
    既存の第2のタイミングアドバンスTAを読み取るステップをさらに含み、
    前記アップリンクリソースUGに応じてアップリンク信号またはアップリンクデータを前記マクロネットワークノードに送信する前記ステップが、
    前記第2のタイミングアドバンスTAおよび前記アップリンクリソースUGに応じて前記アップリンク信号またはアップリンクデータを前記マクロネットワークノードに送信するステップを含む請求項1に記載の方法。
  4. 前記要求メッセージおよび前記指示メッセージの両方が、前記アップリンク信号またはアップリンクデータのサイズ情報を搬送し、前記アップリンク信号またはアップリンクデータの前記サイズ情報が、前記マクロネットワークノードにより前記アップリンクリソースUGを判断するために使用される請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記方法が、ユーザ機器により要求メッセージをマイクロネットワークノードに送信する前記ステップの前に、
    前記アップリンク信号またはアップリンクデータの第1の制御情報を判断するステップをさらに含み、
    対応して、前記要求メッセージおよび前記指示メッセージの両方が、前記第1の制御情報を搬送し、前記第1の制御情報が、前記マクロネットワークノードにより前記ユーザ機器のアクセス制御を実行するために使用される請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記方法が、要求メッセージをマイクロネットワークノードに送信する前記ステップの前に、前記マクロネットワークノードにより送信されアップリンク同期フラグおよび/または第2の制御情報を搬送する第1の構成メッセージを受信するステップをさらに含み、前記アップリンク同期フラグが、前記マクロネットワークノードにより制御されるマクロセルが属するタイミングアドバンスグループTAGのタイムアラインメントタイマーTATが満了した後、前記ユーザ機器に対して、前記マイクロネットワークノードにより制御されるマイクロセルが属するTAGのTATの継続的な実行を引き続き維持するよう指示するために使用される請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。
  7. 前記第1の構成メッセージが前記第2の制御情報を搬送する場合、前記方法が、前記マクロネットワークノードにより送信された第1の構成メッセージを受信する前記ステップの後に、
    前記アップリンク信号またはアップリンクデータの第3の制御情報を判断するステップと、
    前記第3の制御情報が前記第2の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たす場合に、前記アクセス要求メッセージを前記マイクロネットワークノードに送信するステップと
    をさらに含む請求項6に記載の方法。
  8. 前記方法が、要求メッセージをマイクロネットワークノードに送信する前記ステップの前に、
    前記アップリンク信号またはアップリンクデータの第4の制御情報を判断するステップをさらに含み、
    前記要求メッセージが、前記第4の制御情報を搬送し、それによって前記第4の制御情報が前記マクロネットワークノードにより送信された第2の構成メッセージで搬送された第5の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たすと判断した後、前記マイクロネットワークノードが前記指示メッセージを前記マクロネットワークノードに送信できるようにする請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。
  9. 前記指示メッセージが、前記第4の制御情報を搬送し、前記第4の制御情報が、前記マクロネットワークノードにより前記ユーザ機器のアクセス制御を実行するためにさらに使用される請求項8に記載の方法。
  10. 前記方法が、要求メッセージをマイクロネットワークノードに送信する前記ステップの前に、
    前記マクロネットワークノードにより送信され第6の制御情報を搬送する第3の構成メッセージを受信するステップと、
    前記アップリンク信号またはアップリンクデータの第7の制御情報を判断するステップと
    を含み、アクセス要求メッセージを前記マイクロネットワークノードに送信する前記ステップが、
    前記第7の制御情報が前記第6の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たす場合に、前記要求メッセージを前記マイクロネットワークノードに送信するステップを含み、
    対応して、前記要求メッセージおよび前記指示メッセージの両方が、前記第7の制御情報をさらに搬送し、前記第7の制御情報が、前記マクロネットワークノードにより前記ユーザ機器のアクセス制御を実行するために使用される請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。
  11. 前記方法が、要求メッセージをマイクロネットワークノードに送信する前記ステップの前に、
    前記マクロネットワークノードにより送信され第8の制御情報を搬送する第4の構成メッセージを受信するステップと、
    前記アップリンク信号またはアップリンクデータの第9の制御情報を判断するステップと
    を含み、アクセス要求メッセージを前記マイクロネットワークノードに送信する前記ステップが、
    前記第9の制御情報が前記第8の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たす場合に、前記アクセス要求メッセージを前記マイクロネットワークノードに送信するステップを含み、
    対応して、前記要求メッセージが、前記第9の制御情報を搬送し、それによって前記第9の制御情報が前記マクロネットワークノードにより前記マイクロネットワークノードに送信される第5の構成メッセージで搬送される第10の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たすと判断した後、前記マイクロネットワークノードが前記指示メッセージを前記マクロネットワークノードに送信できるようにする請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。
  12. 前記指示メッセージが、前記第9の制御情報を搬送し、前記第9の制御情報が、前記マクロネットワークノードにより前記ユーザ機器のアクセス制御を実行するためにさらに使用される請求項11に記載の方法。
  13. 前記第1の制御情報と、前記第2の制御情報と、前記第3の制御情報と、前記第4の制御情報と、前記第5の制御情報と、前記第6の制御情報と、前記第7の制御情報と、前記第8の制御情報と、前記第9の制御情報と、前記第10の制御情報とが、それぞれ緊急指示情報、サービスタイプ情報、データ/信号情報、サービス品質QoS情報、無線ベアラRBの識別子、論理チャネルLCHの識別子、および前記無線ベアラにより使用される論理チャネルが属する論理チャネルグループの識別子の少なくとも1つを含む請求項5から12のいずれか一項に記載の方法。
  14. マイクロネットワークノードがユーザ機器により送信された要求メッセージを受信した後、前記マイクロネットワークノードにより送信された指示メッセージをマクロネットワークノードにより受信するステップと、
    前記指示メッセージに応じてアップリンクリソースUGを前記ユーザ機器に送信し、それによって前記ユーザ機器が前記アップリンクリソースUGに応じてアップリンク信号またはアップリンクデータを前記マクロネットワークノードに送信できるようにするステップと
    を含む通信方法。
  15. 前記指示メッセージに応じてアップリンクリソースUGを前記ユーザ機器に送信する前記ステップが、
    前記指示メッセージに応じて前記ユーザ機器への非競合ベースのランダムアクセス手続きを開始するステップと、前記非競合ベースのランダムアクセス手続きで第1のタイミングアドバンスTAおよび前記アップリンクリソースUGを前記ユーザ機器に送信し、それによって前記ユーザ機器が前記第1のタイミングアドバンスTAおよび前記アップリンクリソースUGに応じて前記アップリンク信号またはアップリンクデータを前記マクロネットワークノードに送信できるようにするステップとを含む請求項14に記載の方法。
  16. 前記指示メッセージに応じてアップリンクリソースUGを前記ユーザ機器に送信する前記ステップが、
    前記指示メッセージに応じて物理ダウンリンク制御チャネルPDCCHを通じて前記アップリンクリソースUGを前記ユーザ機器に送信し、それによって前記ユーザ機器が、既存の第2のタイミングアドバンスTAを読み取った後、前記第2のタイミングアドバンスTAおよび前記アップリンクリソースUGに応じて前記アップリンク信号またはアップリンクデータを送信できるようにするステップを含む請求項14に記載の方法。
  17. 前記要求メッセージおよび前記指示メッセージの両方が、前記アップリンク信号またはアップリンクデータのサイズ情報を搬送し、
    前記方法が、アップリンクリソースUGを前記ユーザ機器に送信する前記ステップの前に、
    前記アップリンク信号またはアップリンクデータの前記サイズ情報に応じて前記アップリンクリソースUGを判断するステップをさらに含む請求項14から16のいずれか一項に記載の方法。
  18. 前記要求メッセージおよび前記指示メッセージの両方が、前記ユーザ機器により判断される前記アップリンク信号またはアップリンクデータの第1の制御情報をさらに搬送し、前記方法が、アップリンクリソースUGを前記ユーザ機器に送信する前記ステップの前に、
    前記第1の制御情報に応じて前記ユーザ機器のアクセス制御を実行するステップをさらに含む請求項14から17のいずれか一項に記載の方法。
  19. 前記方法が、指示メッセージを受信する前記ステップの前に、
    アップリンク同期フラグおよび/または第2の制御情報を搬送する第1の構成メッセージを前記ユーザ機器に送信するステップをさらに含み、前記アップリンク同期フラグが、前記マクロネットワークノードにより制御されるマクロセルが属するタイミングアドバンスグループTAGのタイムアラインメントタイマーTATが満了した後、前記ユーザ機器に対して、前記マイクロネットワークノードにより制御されるマイクロセルが属するTAGのTATの継続的な実行を引き続き維持するよう指示するために使用される請求項14から17のいずれか一項に記載の方法。
  20. 前記第1の構成メッセージが、前記第2の制御情報を搬送し、それによって前記ユーザ機器が、前記アップリンク信号またはアップリンクデータの第3の制御情報を判断した後、前記第3の制御情報が前記第2の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たす場合に、前記アクセス要求メッセージを前記マイクロネットワークノードに送信できるようにする請求項19に記載の方法。
  21. 前記要求メッセージが、前記ユーザ機器により判断される前記アップリンク信号またはアップリンクデータの第4の制御情報を搬送し、
    前記方法が、指示メッセージを受信する前記ステップの前に、
    第5の制御情報を搬送する第2の構成メッセージを前記マイクロネットワークノードに送信し、それによって前記第4の制御情報が前記第5の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たすと判断した後、前記マイクロネットワークノードが前記指示メッセージを前記マクロネットワークノードに送信できるようにするステップを含む請求項14から17のいずれか一項に記載の方法。
  22. 前記指示メッセージが、前記第4の制御情報を搬送し、前記方法が、アップリンクリソースUGを前記ユーザ機器に送信する前記ステップの前に、
    前記第4の制御情報に応じて前記ユーザ機器のアクセス制御を実行するステップ
    をさらに含む請求項21に記載の方法。
  23. 前記方法が、指示メッセージを受信する前記ステップの前に、
    第6の制御情報を搬送する第3の構成メッセージを前記ユーザ機器に送信し、それによって前記アップリンク信号またはアップリンクデータの第7の制御情報が前記第6の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たすと判断した後、前記ユーザ機器が前記アクセス要求メッセージを前記マイクロネットワークノードに送信できるようにするステップをさらに含み、
    対応して、前記要求メッセージおよび前記指示メッセージの両方が、前記第7の制御情報をさらに搬送し、前記方法が、アップリンクリソースUGを前記ユーザ機器に送信する前記ステップの前に、
    前記第7の制御情報に応じて前記ユーザ機器のアクセス制御を実行するステップをさらに含む請求項14から17のいずれか一項に記載の方法。
  24. 前記方法が、指示メッセージを受信する前記ステップの前に、
    第8の制御情報を搬送する第4の構成メッセージを前記ユーザ機器に送信し、それによって前記アップリンク信号またはアップリンクデータの第9の制御情報が前記第8の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たすと判断した後、前記ユーザ機器が前記アクセス要求メッセージを前記マイクロネットワークノードに送信できるようにするステップであって、
    対応して、前記要求メッセージが、前記第9の制御情報を搬送するステップと、
    第10の制御情報を搬送する第5の構成メッセージを前記マイクロネットワークノードに送信し、それによって前記第9の制御情報が前記第10の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たすと判断した後、前記マイクロネットワークノードが前記指示メッセージを前記マクロネットワークノードに送信できるようにするステップと
    をさらに含む請求項14から17のいずれか一項に記載の方法。
  25. 前記指示メッセージが、前記第9の制御情報を搬送し、前記方法が、アップリンクリソースUGを前記ユーザ機器に送信する前記ステップの前に、
    前記第9の制御情報に応じて前記ユーザ機器のアクセス制御を実行するステップ
    をさらに含む請求項24に記載の方法。
  26. 前記第1の制御情報と、前記第2の制御情報と、前記第3の制御情報と、前記第4の制御情報と、前記第5の制御情報と、前記第6の制御情報と、前記第7の制御情報と、前記第8の制御情報と、前記第9の制御情報と、前記第10の制御情報とが、それぞれ緊急指示情報、サービスタイプ情報、データ/信号情報、サービス品質QoS情報、無線ベアラRBの識別子、論理チャネルLCHの識別子、および前記無線ベアラにより使用される論理チャネルが属する論理チャネルグループの識別子の少なくとも1つを含む請求項18から25のいずれか一項に記載の方法。
  27. ユーザ機器により送信された要求メッセージをマイクロネットワークノードにより受信するステップと、
    前記要求メッセージに応じて指示メッセージをマクロネットワークノードに送信し、それによって前記マクロネットワークノードがアップリンクリソースUGを前記ユーザ機器に送信し、その後前記ユーザ機器が前記アップリンクリソースUGに応じてアップリンク信号またはアップリンクデータを送信できるようにするステップと
    を含む通信方法。
  28. 前記要求メッセージおよび前記指示メッセージの両方が、前記ユーザ機器により判断される前記アップリンク信号またはアップリンクデータの第1の制御情報を搬送し、前記第1の制御情報が、前記マクロネットワークノードにより前記ユーザ機器のアクセス制御を実行するために使用される請求項27に記載の方法。
  29. 前記要求メッセージが、前記ユーザ機器により判断される前記アップリンク信号またはアップリンクデータの第4の制御情報を搬送し、前記方法が、ユーザ機器により送信された要求メッセージを受信する前記ステップの前に、
    前記マクロネットワークノードにより送信され第5の制御情報を搬送する第2の構成メッセージを受信するステップをさらに含み、
    対応して、指示メッセージをマクロネットワークノードに送信する前記ステップが、
    前記第4の制御情報が前記第5の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たす場合に、前記指示メッセージを前記マクロネットワークノードに送信するステップを含む請求項27に記載の方法。
  30. 前記指示メッセージが、前記第4の制御情報を搬送し、前記第4の制御情報が、前記マクロネットワークノードにより前記ユーザ機器のアクセス制御を実行するためにさらに使用される請求項29に記載の方法。
  31. ユーザ機器により送信された要求メッセージを受信する前記ステップが、
    前記ユーザ機器により判断される前記アップリンク信号またはアップリンクデータの第7の制御情報が前記マクロネットワークノードにより送信される第3の構成メッセージで搬送される第6の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たす場合に、前記ユーザ機器により送信され前記第7の制御情報を搬送するアクセス要求メッセージを受信するステップを含み、
    前記指示メッセージが、前記第7の制御情報を搬送し、前記第7の制御情報が、前記マクロネットワークノードにより前記ユーザ機器のアクセス制御を実行するために使用される請求項27に記載の方法。
  32. ユーザ機器により送信された要求メッセージを受信する前記ステップが、
    前記ユーザ機器により判断される前記アップリンク信号またはアップリンクデータの第9の制御情報が前記マクロネットワークノードにより送信される第4の構成メッセージで搬送される第8の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たす場合に、前記ユーザ機器により送信され前記第9の制御情報を搬送するアクセス要求メッセージを受信するステップを含み、
    前記方法が、ユーザ機器により送信された要求メッセージを受信する前記ステップの前に、
    前記マクロネットワークノードにより送信され第10の制御情報を搬送する第5の構成メッセージを受信するステップを含み、
    対応して、指示メッセージをマクロネットワークノードに送信する前記ステップが、
    前記第9の制御情報が前記第10の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たす場合に、前記指示メッセージを前記マクロネットワークノードに送信するステップを含む請求項27に記載の方法。
  33. 前記指示メッセージが、前記第9の制御情報を搬送し、前記第9の制御情報が、前記マクロネットワークノードにより前記ユーザ機器のアクセス制御を実行するためにさらに使用される請求項32に記載の方法。
  34. 前記第1の制御情報と、前記第4の制御情報と、前記第5の制御情報と、前記第6の制御情報と、前記第7の制御情報と、前記第8の制御情報と、前記第9の制御情報と、前記第10の制御情報とが、それぞれ緊急指示情報、サービスタイプ情報、データ/信号情報、サービス品質QoS情報、無線ベアラRBの識別子、論理チャネルLCHの識別子、および前記無線ベアラにより使用される論理チャネルが属する論理チャネルグループの識別子の少なくとも1つを含む請求項28から33のいずれか一項に記載の方法。
  35. マクロネットワークノードにより送信された構成情報をユーザ機器により受信するステップと、
    前記構成情報に応じてアップリンク信号またはアップリンクデータをマイクロネットワークノードおよび/または前記マクロネットワークノードに送信するステップと
    を含む通信方法。
  36. 前記マクロネットワークノードおよび/または前記マイクロネットワークノードにより送信されたダウンリンク信号またはダウンリンクデータを受信するステップと、
    前記マクロネットワークノードおよび前記マイクロネットワークノードにより送信された前記ダウンリンク信号またはダウンリンクデータが受信された場合に、前記マクロネットワークノードにより送信された前記ダウンリンク信号またはダウンリンクデータ内および前記マイクロネットワークノードにより送信された前記ダウンリンク信号またはダウンリンクデータ内の重複する信号またはデータを削除するステップと
    をさらに含む請求項35に記載の方法。
  37. 前記構成情報が、前記マイクロネットワークノードにより制御されるマイクロセルの識別子と、前記ユーザ機器の無線ベアラRBの識別子とを含み、
    前記構成情報に応じてアップリンク信号またはアップリンクデータをマイクロネットワークノードに送信する前記ステップが、
    前記マイクロネットワークノードに対して、前記RBの前記識別子に対応する無線ベアラで伝送される前記アップリンク信号またはアップリンクデータを送信するステップであって、前記アップリンク信号またはアップリンクデータが、既定の論理チャネルを使用して、前記マイクロセルの前記識別子に対応するマイクロセルを通じて送信されるステップを含む請求項35または36に記載の方法。
  38. 前記構成情報が、論理チャネルLCHの識別子をさらに含み、前記構成情報に応じてアップリンク信号またはアップリンクデータをマイクロネットワークノードに送信する前記ステップが、
    前記マイクロネットワークノードに対して、前記RBの前記識別子に対応する無線ベアラで伝送される前記アップリンク信号またはアップリンクデータを送信するステップであって、前記アップリンク信号またはアップリンクデータが、前記LCHの前記識別子に対応する論理チャネルを使用して、前記マイクロセルの前記識別子に対応する前記マイクロセルを通じて送信されるステップを含む請求項37に記載の方法。
  39. 前記構成情報が、アップリンクフラグをさらに含み、前記マクロネットワークノードおよび/または前記マイクロネットワークノードにより送信されたダウンリンク信号またはダウンリンクデータを受信する前記ステップが、
    前記マクロネットワークノードにより送信された前記ダウンリンク信号またはダウンリンクデータを受信するステップを含む請求項37または38に記載の方法。
  40. 前記構成情報が、アップリンク同期フラグをさらに含み、前記アップリンク同期フラグが、前記マクロネットワークノードにより制御されるマクロセルが属するタイミングアドバンスグループTAGのタイムアラインメントタイマーTATが満了した後、前記ユーザ機器に対して、前記マイクロネットワークノードにより制御されるマイクロセルが属するTAGのTATの継続的な実行を引き続き維持するよう指示するために使用される請求項37から39のいずれか一項に記載の方法。
  41. 前記アップリンク信号が、アップリンク無線リソース制御RRCメッセージであり、前記ダウンリンク信号が、ダウンリンク無線リソース制御RRCメッセージである請求項35から40のいずれか一項に記載の方法。
  42. 前記アップリンクRRCメッセージが、アップリンク測定レポートメッセージと、アップリンク情報転送メッセージとを含み、前記ダウンリンクRRCメッセージが、ハンドオーバーコマンドメッセージと、ダウンリンク情報転送メッセージとを含む請求項41に記載の方法。
  43. マクロネットワークノードにより、構成情報をユーザ機器に送信し、それによって前記ユーザ機器が前記構成情報に応じてアップリンク信号またはアップリンクデータをマイクロネットワークノードおよび/または前記マクロネットワークノードに送信できるようにするステップと、
    前記ユーザ機器により送信され前記マイクロネットワークノードにより転送された前記アップリンク信号もしくはアップリンクデータを受信し、および/または前記ユーザ機器により送信された前記アップリンク信号もしくはアップリンクデータを受信するステップと
    を含む通信方法。
  44. 前記ユーザ機器により送信され前記マイクロネットワークノードにより転送された前記アップリンク信号またはアップリンクデータおよび前記ユーザ機器により送信された前記アップリンク信号またはアップリンクデータが受信された場合に、前記ユーザ機器により送信された前記アップリンク信号またはアップリンクデータ内および前記マイクロネットワークノードにより送信された前記アップリンク信号またはアップリンクデータ内の重複する信号またはデータが削除される請求項43に記載の方法。
  45. 前記方法が、
    別の構成情報を前記マイクロネットワークノードに送信し、それによって前記マイクロネットワークノードが前記別の構成情報に応じてダウンリンク信号またはダウンリンクデータを前記ユーザ機器に転送できるようにするステップと、
    前記ダウンリンク信号またはダウンリンクデータを前記マイクロネットワークノードに送信するステップと
    をさらに含む請求項43または44に記載の方法。
  46. 前記アップリンク信号が、アップリンク無線リソース制御RRCメッセージであり、前記ダウンリンク信号が、ダウンリンク無線リソース制御RRCメッセージである請求項45に記載の方法。
  47. 前記アップリンクRRCメッセージが、アップリンク測定レポートメッセージと、アップリンク情報転送メッセージとを含み、前記ダウンリンクRRCメッセージが、ハンドオーバーコマンドメッセージと、ダウンリンク情報転送メッセージとを含む請求項46に記載の方法。
  48. マクロネットワークノードにより送信された別の構成情報をマイクロネットワークノードにより受信するステップと、
    前記マクロネットワークにより送信されたダウンリンク信号またはダウンリンクデータを受信するステップと、
    前記別の構成情報に応じて前記ダウンリンク信号またはダウンリンクデータをユーザ機器に転送するステップと
    を含む通信方法。
  49. 前記別の構成情報が、前記ユーザ機器の識別子と、前記ユーザ機器の無線ベアラRBの識別子とを含み、
    前記別の構成情報に応じて前記ダウンリンク信号またはダウンリンクデータをユーザ機器に転送する前記ステップが、
    前記ユーザ機器に対して、前記RBの前記識別子に対応する無線ベアラで伝送される前記ダウンリンク信号またはダウンリンクデータを送信するステップであって、前記ダウンリンク信号またはダウンリンクデータが、既定の論理チャネルを使用して、マイクロセルの識別子に対応する前記マイクロセルを通じて送信されるステップをさらに含む請求項48に記載の方法。
  50. 前記別の構成情報が、論理チャネルLCHの識別子をさらに含み、前記別の構成情報に応じて前記ダウンリンク信号またはダウンリンクデータをユーザ機器に転送する前記ステップが、
    前記ユーザ機器に対して、前記RBの前記識別子に対応する前記無線ベアラで伝送される前記ダウンリンク信号またはダウンリンクデータを送信するステップであって、前記ダウンリンク信号またはダウンリンクデータが、前記LCHの前記識別子に対応する論理チャネルを使用して、前記マイクロセルの前記識別子に対応する前記マイクロセルを通じて送信されるステップをさらに含む請求項49に記載の方法。
  51. 前記ダウンリンク信号が、ダウンリンク無線リソース制御RRCメッセージである請求項48から50のいずれか一項に記載の方法。
  52. 前記ダウンリンクRRCメッセージが、ハンドオーバーコマンドメッセージと、ダウンリンク情報転送メッセージとを含む請求項51に記載の方法。
  53. 要求メッセージをマイクロネットワークノードに送信し、それによって前記マイクロネットワークノードが指示メッセージをマクロネットワークノードに送信できるようにするように構成された第1の送信ユニットと、
    前記指示メッセージに応じて前記マクロネットワークノードにより送信されたアップリンクリソースUGを受信するように構成された取得ユニットと
    を含み、前記第1の送信ユニットが、前記取得ユニットにより取得された前記アップリンクリソースUGに応じて、アップリンク信号またはアップリンクデータを前記マクロネットワークノードに送信するように構成されたユーザ機器。
  54. 前記取得ユニットが、非競合ベースのランダムアクセス手続きを使用して第1のタイミングアドバンスTAおよび前記アップリンクリソースUGを受信するように構成され、
    前記第1の送信ユニットが、前記取得ユニットにより取得された前記タイミングアドバンスTAおよび前記アップリンクリソースUGに応じて前記アップリンク信号またはアップリンクデータを前記マクロネットワークノードに送信するように構成された請求項53に記載のユーザ機器。
  55. 前記取得ユニットが、既存の第2のタイミングアドバンスTAを読み取り、物理ダウンリンク制御チャネルPDCCHを通じて、前記マクロネットワークノードにより送信された前記アップリンクリソースUGを受信するように構成され、
    前記第1の送信ユニットが、前記取得ユニットにより取得された前記第2のタイミングアドバンスTAおよび前記アップリンクリソースUGに応じて前記アップリンク信号またはアップリンクデータを前記マクロネットワークノードに送信するように構成された請求項53に記載のユーザ機器。
  56. 前記ユーザ機器が、
    前記アップリンク信号またはアップリンクデータの第1の制御情報を判断するように構成された第1の判断ユニットをさらに含み、前記要求メッセージおよび前記指示メッセージの両方が、前記第1の制御情報を搬送し、前記第1の制御情報が、前記マクロネットワークノードにより前記ユーザ機器のアクセス制御を実行するために使用される請求項53から55のいずれか一項に記載のユーザ機器。
  57. 前記ユーザ機器が、
    前記マクロネットワークノードにより送信された第1の構成メッセージを受信するように構成された第1の受信ユニットをさらに含み、前記第1の構成メッセージが、アップリンク同期フラグおよび/または第2の制御情報を搬送し、前記アップリンク同期フラグが、前記マクロネットワークノードにより制御されるマクロセルが属するタイミングアドバンスグループTAGのタイムアラインメントタイマーTATが満了した後、前記ユーザ機器に対して、前記マイクロネットワークノードにより制御されるマイクロセルが属するTAGのTATの継続的な実行を引き続き維持するよう指示するために使用される請求項53から55のいずれか一項に記載のユーザ機器。
  58. 前記第1の構成メッセージが前記第2の制御情報を搬送する場合、前記ユーザ機器が、
    前記アップリンク信号またはアップリンクデータの第3の制御情報を判断し、前記第3の制御情報が前記第2の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たす場合に前記要求メッセージを前記マイクロネットワークノードに送信するように構成された第2の判断ユニットをさらに含む請求項57に記載のユーザ機器。
  59. 前記ユーザ機器が、
    前記アップリンク信号またはアップリンクデータの第4の制御情報を判断するように構成された第3の判断ユニットをさらに含み、前記要求メッセージが、前記第4の制御情報を搬送し、それによって前記第4の制御情報が前記マクロネットワークノードにより送信される第2の構成メッセージで搬送される第5の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たすと判断した後、前記マイクロネットワークノードが前記指示メッセージを前記マクロネットワークノードに送信できるようにする請求項53から55のいずれか一項に記載のユーザ機器。
  60. 前記ユーザ機器が、
    前記マクロネットワークノードにより送信され第6の制御情報を搬送する第3の構成メッセージを受信するように構成された第2の受信ユニットと、
    前記アップリンク信号またはアップリンクデータの第7の制御情報を判断するように構成された第4の判断ユニットと
    をさらに含み、前記第1の送信ユニットが、前記第7の制御情報が前記第6の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たす場合に、前記要求メッセージを前記マイクロネットワークノードに送信するようにさらに構成された請求項53から55のいずれか一項に記載の方法。
  61. 前記ユーザ機器が、
    前記マクロネットワークノードにより送信され第8の制御情報を搬送する第4の構成メッセージを受信するように構成された第3の受信ユニットと、
    前記アップリンク信号またはアップリンクデータの第9の制御情報を判断するように構成された第5の判断ユニットと
    をさらに含み、前記第1の送信ユニットが、前記第9の制御情報が前記第8の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たす場合に、前記要求メッセージを前記マイクロネットワークノードに送信するようにさらに構成された請求項53から55のいずれか一項に記載の方法。
  62. マイクロネットワークノードがユーザ機器により送信された要求メッセージを受信した後、前記マイクロネットワークノードにより送信された指示メッセージを受信するように構成された第4の受信ユニットと、
    前記指示メッセージに応じてアップリンクリソースUGを前記ユーザ機器に送信し、それによって前記ユーザ機器が前記アップリンクリソースUGに応じてアップリンク信号またはアップリンクデータを送信できるようにするように構成された第2の送信ユニットと
    を含むマクロネットワークノード装置。
  63. 前記第2の送信ユニットが、前記指示メッセージに応じて前記ユーザ機器への非競合ベースのランダムアクセス手続きを開始し、前記非競合ベースのランダムアクセス手続きで第1のタイミングアドバンスTAおよびアップリンクリソースUGを前記ユーザ機器に送信し、それによって前記ユーザ機器が前記第1のタイミングアドバンスTAおよび前記アップリンクリソースUGに応じて前記アップリンク信号またはアップリンクデータを前記マクロネットワークノードに送信できるようにするように構成された請求項62に記載のマクロネットワークノード装置。
  64. 前記第2の送信ユニットが、前記指示メッセージに応じて物理ダウンリンク制御チャネルPDCCHを通じて前記アップリンクリソースUGを前記ユーザ機器に送信し、それによって前記ユーザ機器が、既存の第2のタイミングアドバンスTAを読み取った後、前記第2のタイミングアドバンスTAおよび前記アップリンクリソースUGに応じて前記アップリンク信号またはアップリンクデータを前記マクロネットワークノードに送信できるようにするように構成された請求項62に記載のマクロネットワークノード装置。
  65. 前記要求メッセージおよび前記指示メッセージの両方が、送信される前記アップリンク信号またはアップリンクデータのサイズ情報を搬送し、前記マクロネットワークノード装置が、リソース判断ユニットをさらに含み、
    前記リソース判断ユニットが、前記アップリンク信号またはアップリンクデータの前記サイズ情報に応じて前記アップリンクリソースUGを判断するように構成された請求項62から64のいずれか一項に記載のマクロネットワークノード装置。
  66. 前記要求メッセージおよび前記指示メッセージの両方が、前記ユーザ機器により判断される前記アップリンク信号またはアップリンクデータの第1の制御情報をさらに搬送し、前記マクロネットワークノード装置が、
    前記第1の制御情報に応じて前記ユーザ機器のアクセス制御を実行するように構成された第1の制御ユニットをさらに含む請求項62から65のいずれか一項に記載のマクロネットワークノード装置。
  67. 前記第2の送信ユニットが、第1の構成メッセージを前記ユーザ機器に送信するようにさらに構成され、前記第1の構成メッセージが、アップリンク同期フラグおよび/または第2の制御情報を搬送し、前記アップリンク同期フラグが、前記マクロネットワークノードにより制御されるマクロセルが属するタイミングアドバンスグループTAGのタイミングアラインメントタイマーTATが満了した後、前記ユーザ機器に対して、前記マイクロネットワークノードにより制御されるマイクロセルが属するTAGのTATの継続的な実行を引き続き維持するよう指示するために使用される請求項62から65のいずれか一項に記載のマクロネットワークノード装置。
  68. 前記要求メッセージが、前記ユーザ機器により判断される前記アップリンク信号またはアップリンクデータの第4の制御情報を搬送し、
    前記第2の送信ユニットが、第5の制御情報を搬送する第2の構成メッセージを前記マイクロネットワークノードに送信し、それによって前記第4の制御情報が前記第5の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たすと判断した後、前記マイクロネットワークノードが前記指示メッセージを前記マクロネットワークノードに送信できるようにするようにさらに構成された請求項62から65のいずれか一項に記載のマクロネットワークノード装置。
  69. 前記指示メッセージが、前記第4の制御情報をさらに搬送し、前記マクロネットワークノード装置が、
    前記第4の制御情報に応じて前記ユーザ機器のアクセス制御を実行するように構成された第2の制御ユニットをさらに含む請求項67に記載のマクロネットワークノード装置。
  70. 前記第2の送信ユニットが、第6の制御情報を搬送する第3の構成メッセージを前記ユーザ機器に送信し、それによって前記アップリンク信号またはアップリンクデータの第7の制御情報が前記第6の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たすと判断した後、前記ユーザ機器が前記要求メッセージを前記マイクロネットワークノードに送信できるようにするようにさらに構成され、
    前記マクロネットワークノード装置が、前記要求メッセージおよび前記指示メッセージの両方が前記第7の制御情報をさらに搬送する場合に、前記第7の制御情報に応じて前記ユーザ機器のアクセス制御を実行するように構成された第3の制御ユニットをさらに含む請求項62から65のいずれか一項に記載のマクロネットワークノード装置。
  71. 前記第2の送信ユニットが、第8の制御情報を搬送する第4の構成メッセージを前記ユーザ機器に送信し、それによって前記アップリンク信号またはアップリンクデータの第9の制御情報が前記第8の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たすと判断した後、前記ユーザ機器が前記要求メッセージを前記マイクロネットワークノードに送信できるようにするようにさらに構成され、
    前記要求メッセージが、前記第9の制御情報を搬送し、
    前記第2の送信ユニットが、第10の制御情報を搬送する第5の構成メッセージを前記マイクロネットワークノードに送信し、それによって前記第9の制御情報が前記第10の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たすと判断した後、前記マイクロネットワークノードが前記指示メッセージを前記マクロネットワークノードに送信できるようにするようにさらに構成された請求項62から65のいずれか一項に記載のマクロネットワークノード装置。
  72. 前記指示メッセージが、前記第9の制御情報を搬送し、前記マクロネットワークノード装置が、
    前記第9の制御情報に応じて前記ユーザ機器のアクセス制御を実行するように構成された第4の制御ユニットをさらに含む請求項71に記載のマクロネットワークノード装置。
  73. ユーザ機器により送信された要求メッセージを受信するように構成された第5の受信ユニットと、
    指示メッセージをマクロネットワークノードに送信し、それによって前記マクロネットワークノードがアップリンクリソースUGを前記ユーザ機器に割り当て、その後前記ユーザ機器が前記アップリンクリソースUGに応じてアップリンク信号またはアップリンクデータを前記マクロネットワークノードに送信できるようにするように構成された第3の送信ユニットと
    を含むマイクロネットワークノード装置。
  74. 前記第5の受信ユニットが、前記マクロネットワークノードにより送信され第5の制御情報を搬送する第2の構成メッセージを受信するようにさらに構成され、
    前記マイクロネットワークノード装置が、前記第4の制御情報が前記第5の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たすか否かを判断するように構成された第6の判断ユニットをさらに含み、
    前記第3の送信ユニットが、前記第4の制御情報が前記第5の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たした後、前記指示メッセージを前記マクロネットワークノードに送信するように構成された請求項73に記載のマイクロネットワークノード装置。
  75. 前記第5の受信ユニットが、前記ユーザ機器により判断される前記アップリンク信号またはアップリンクデータの第7の制御情報が前記マクロネットワークノードにより送信される第3の構成メッセージで搬送される第6の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たす場合、前記ユーザ機器により送信され前記第7の制御情報を搬送する前記要求メッセージを受信するように構成された請求項74に記載のマイクロネットワークノード装置。
  76. 前記第5の受信ユニットが、前記ユーザ機器により判断される前記アップリンク信号またはアップリンクデータの第9の制御情報が前記マクロネットワークノードにより送信される第4の構成メッセージで搬送される第8の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たす場合、前記ユーザ機器により送信され前記第9の制御情報を搬送する前記要求メッセージを受信するように構成され、
    前記第5の受信ユニットが、前記マクロネットワークノードにより送信され第10の制御情報を搬送する第5の構成メッセージを受信するようにさらに構成され、
    前記マクロネットワークノード装置が、前記第9の制御情報が前記第10の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たすか否か判断するように構成された第7の判断ユニットをさらに含み、
    前記第3の送信ユニットが、前記第9の制御情報が前記第10の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たす場合、前記指示メッセージを前記マクロネットワークノードに送信するようにさらに構成された請求項73に記載のマイクロネットワークノード装置。
  77. マクロネットワークノードにより送信された構成情報を受信するように構成された第6の受信ユニットと、
    前記第6の受信ユニットにより受信された前記構成情報に応じてアップリンク信号またはアップリンクデータをマイクロネットワークノードおよび/または前記マクロネットワークノードに送信するように構成された第4の送信ユニットと
    を含むユーザ機器。
  78. 前記第6の受信ユニットが、前記マクロネットワークノードおよび/または前記マイクロネットワークノードにより送信されたダウンリンク信号またはダウンリンクデータを受信するように構成され、
    前記ユーザ機器が、前記マクロネットワークノードおよび前記マイクロネットワークノードにより送信された前記ダウンリンク信号またはダウンリンクデータが受信された場合に、前記マクロネットワークノードにより送信された前記ダウンリンク信号またはダウンリンクデータ内および前記マイクロネットワークノードにより送信された前記ダウンリンク信号またはダウンリンクデータ内の重複する信号またはデータを削除するように構成された第1の処理ユニットをさらに含む請求項77に記載のユーザ機器。
  79. 前記構成情報が、前記マイクロネットワークノードにより制御されるマイクロセルの識別子と、前記ユーザ機器の無線ベアラRBの識別子とを含み、
    前記第4の送信ユニットが、前記マイクロネットワークノードに対して、前記RBの前記識別子に対応する無線ベアラで伝送される前記アップリンク信号またはアップリンクデータを送信するように構成され、前記アップリンク信号またはアップリンクデータが、既定の論理チャネルを使用して、前記マイクロセルの前記識別子に対応するマイクロセルを通じて送信される請求項77または78に記載のユーザ機器。
  80. 前記構成情報が、論理チャネルLCHの識別子をさらに含み、
    前記第4の送信ユニットが、前記マイクロネットワークノードに対して、前記RBの前記識別子に対応する無線ベアラで伝送される前記アップリンク信号またはアップリンクデータを送信するように構成され、前記アップリンク信号またはアップリンクデータが、前記LCHの前記識別子に対応する論理チャネルを使用して、前記マイクロセルの前記識別子に対応する前記マイクロセルを通じて送信される請求項79に記載のユーザ機器。
  81. 前記構成情報が、アップリンクフラグをさらに含み、
    前記第6の受信ユニットが、前記マクロネットワークノードにより送信された前記ダウンリンク信号またはダウンリンクデータを受信するように構成された請求項79または80に記載のユーザ機器。
  82. 構成情報をユーザ機器に送信し、それによって前記ユーザ機器が前記構成情報に応じてアップリンク信号またはアップリンクデータをマイクロネットワークノードおよび/またはマクロネットワークノードに送信できるようにするように構成された第5の送信ユニットと、
    前記ユーザ機器により送信され前記マイクロネットワークノードにより転送された前記アップリンク信号もしくはアップリンクデータを受信し、および/または前記ユーザ機器により送信された前記アップリンク信号もしくはアップリンクデータを受信するように構成された第7の受信ユニットと
    を含むマクロネットワークノード装置。
  83. 前記マクロネットワークノード装置が、
    前記ユーザ機器により送信され前記マイクロネットワークノードにより転送された前記アップリンク信号またはアップリンクデータが受信され、かつ前記ユーザ機器により送信された前記アップリンク信号またはアップリンクデータが受信された場合に、前記ユーザ機器により送信された前記アップリンク信号またはアップリンクデータ内および前記マイクロネットワークノードにより送信された前記アップリンク信号またはアップリンクデータ内の重複する信号またはデータを削除するように構成された第2の処理ユニット
    をさらに含む請求項82に記載のマクロネットワークノード装置。
  84. 前記マクロネットワークノード装置が、
    別の構成情報を前記マイクロネットワークノードに送信し、それによって前記マイクロネットワークノードが前記別の構成情報に応じてダウンリンク信号またはダウンリンクデータを前記ユーザ機器に転送できるようにするように構成された第6の送信ユニットをさらに含み、
    前記第6の送信ユニットが、前記ダウンリンク信号またはダウンリンクデータを前記マイクロネットワークノードに送信するようにさらに構成された請求項82または83に記載のマクロネットワークノード装置。
  85. マクロネットワークノードにより送信された別の構成情報を受信するように構成され、前記マクロネットワークノードにより送信されたダウンリンク信号またはダウンリンクデータを受信するようにさらに構成された第8の受信ユニットと、
    前記別の構成情報に応じて前記ダウンリンク信号またはダウンリンクデータをユーザ機器に転送するように構成された第7の送信ユニットと
    を含むマイクロネットワークノード装置。
  86. 前記別の構成情報が、前記ユーザ機器の識別子と、前記ユーザ機器の無線ベアラRBの識別子とを含み、
    前記第7の送信ユニットが、前記ユーザ機器に対して、前記RBの前記識別子に対応する無線ベアラで伝送される前記ダウンリンク信号またはダウンリンクデータを送信するように構成され、前記ダウンリンク信号またはダウンリンクデータが、既定の論理チャネルを使用して、マイクロセルの識別子に対応する前記マイクロセルを通じて送信される請求項85に記載のマイクロネットワークノード装置。
  87. 前記別の構成情報が、論理チャネルLCHの識別子をさらに含み、
    前記第7の送信ユニットが、前記ユーザ機器に対して、前記RBの前記識別子に対応する無線ベアラで伝送される前記ダウンリンク信号またはダウンリンクデータを送信するように構成され、前記ダウンリンク信号またはダウンリンクデータが、前記LCHの前記識別子に対応する論理チャネルを使用して、前記マイクロセルの前記識別子に対応する前記マイクロセルを通じて送信される請求項86に記載のマイクロネットワークノード装置。
  88. 第1の受信機と、第1の伝送機と、第1のメモリと、第1の処理装置とを含み、
    前記第1の伝送機が、要求メッセージをマイクロネットワークノードに送信し、それによって前記マイクロネットワークノードが指示メッセージをマクロネットワークノードに送信できるようにするように構成され、
    前記第1の受信機が、前記指示メッセージに応じて前記マクロネットワークノードにより送信されたアップリンクリソースUGを受信するように構成され、
    前記第1の伝送機が、前記アップリンクリソースUGに応じてアップリンク信号またはアップリンクデータを前記マクロネットワークノードに送信するようにさらに構成されたユーザ機器。
  89. 前記第1の受信機が、非競合ベースのランダムアクセス手続きを使用して第1のタイミングアドバンスTAおよび前記アップリンクリソースUGを受信するように構成され、
    前記第1の伝送機が、前記第1のタイミングアドバンスTAおよび前記アップリンクリソースUGに応じて前記アップリンク信号またはアップリンクデータを前記マクロネットワークノードに送信するように構成された請求項88に記載のユーザ機器。
  90. 前記第1の受信機が、既存の第2のタイミングアドバンスTAを読み取り、物理ダウンリンク制御チャネルPDCCHを通じて、前記マクロネットワークノードにより送信された前記アップリンクリソースUGを受信するように構成され、
    前記第1の伝送機が、前記第2のタイミングアドバンスTAおよび前記アップリンクリソースUGに応じて前記アップリンク信号またはアップリンクデータを前記マクロネットワークノードに送信するように構成された請求項88に記載のユーザ機器。
  91. 前記第1の処理装置が、前記アップリンク信号またはアップリンクデータの第1の制御情報を判断するように構成された請求項88から90のいずれか一項に記載のユーザ機器。
  92. 前記第1の受信機が、前記マクロネットワークノードにより送信されアップリンク同期フラグおよび/または第2の制御情報を搬送する第1の構成メッセージを受信するように構成され、前記アップリンク同期フラグが、前記マクロネットワークノードにより制御されるマクロセルが属するタイミングアドバンスグループTAGのタイミングアラインメントタイマーTATが満了した後、前記ユーザ機器に対して、前記マイクロネットワークノードにより制御されるマイクロセルが属するTAGのTATの継続的な実行を引き続き維持するよう指示するために使用される請求項88から91のいずれか一項に記載のユーザ機器。
  93. 前記第1の処理装置が、前記アップリンク信号またはアップリンクデータの第3の制御情報を判断するように構成され、
    前記第1の伝送機が、前記第3の制御情報が前記第2の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たす場合に、前記要求メッセージを前記マイクロネットワークノードに送信するように構成された請求項92に記載のユーザ機器。
  94. 前記第1の処理装置が、前記アップリンク信号またはアップリンクデータの第4の制御情報を判断するように構成され、前記要求メッセージが前記第4の制御情報を搬送し、それによって前記第4の制御情報が前記マクロネットワークノードにより送信される第2の構成メッセージで搬送される第5の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たすと判断した後、前記マイクロネットワークノードが前記指示メッセージを前記マクロネットワークノードに送信できるようにする請求項88から91のいずれか一項に記載のユーザ機器。
  95. 前記第1の受信機が、前記マクロネットワークノードにより送信され第6の制御情報を搬送する第3の構成メッセージを受信するように構成され、
    前記第1の処理装置が、前記アップリンク信号またはアップリンクデータの第7の制御情報を判断するように構成され、
    前記第1の伝送機が、前記第7の制御情報が前記第6の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たす場合に、前記要求メッセージを前記マイクロネットワークノードに送信するように構成された請求項88から91のいずれか一項に記載のユーザ機器。
  96. 前記第1の受信機が、前記マクロネットワークノードにより送信され第8の制御情報を搬送する第4の構成メッセージを受信するように構成され、
    前記第1の処理装置が、前記アップリンク信号またはアップリンクデータの第9の制御情報を判断するように構成され、
    前記第1の伝送機が、前記第9の制御情報が前記第8の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たす場合に、前記要求メッセージを前記マイクロネットワークノードに送信するように構成された請求項88から91のいずれか一項に記載のユーザ機器。
  97. 第2の受信機と、第2の伝送機と、第2のメモリと、第2の処理装置とを含み、
    前記第2の受信機が、マイクロネットワークノードがユーザ機器により送信された要求メッセージを受信した後、前記マイクロネットワークノードにより送信された指示メッセージを受信するように構成され、
    前記第2の伝送機が、前記指示メッセージに応じてアップリンクリソースUGを前記ユーザ機器に送信し、それによって前記ユーザ機器が前記アップリンクリソースUGに応じてアップリンク信号またはアップリンクデータを送信できるようにするように構成されたマクロネットワークノード装置。
  98. 前記第2の伝送機が、前記指示メッセージに応じて前記ユーザ機器への非競合ベースのランダムアクセス手続きを開始し、前記非競合ベースのランダムアクセス手続きで第1のタイミングアドバンスTAおよび前記アップリンクリソースUGを前記ユーザ機器に送信し、それによって前記ユーザ機器が前記第1のタイミングアドバンスTAおよび前記アップリンクリソースUGに応じて前記アップリンク信号またはアップリンクデータを前記マクロネットワークノードに送信できるようにするように構成された請求項97に記載のマクロネットワークノード装置。
  99. 前記第2の伝送機が、前記指示メッセージに応じて物理ダウンリンク制御チャネルPDCCHを通じて前記アップリンクリソースUGを前記ユーザ機器に送信し、それによって前記ユーザ機器が、既存の第2のタイミングアドバンスTAを読み取った後、前記第2のタイミングアドバンスTAおよび前記アップリンクリソースUGに応じてアップリンク信号またはアップリンクデータを前記マクロネットワークノードに送信できるようにするように構成された請求項97に記載のマクロネットワークノード装置。
  100. 前記要求メッセージおよび前記指示メッセージの両方が、送信される前記アップリンク信号またはアップリンクデータのサイズ情報を搬送し、
    前記第2の処理装置が、前記アップリンク信号またはアップリンクデータの前記サイズ情報に応じて前記アップリンクリソースUGを判断するように構成された請求項97から99のいずれか一項に記載のマクロネットワークノード装置。
  101. 前記要求メッセージおよび前記指示メッセージの両方が、前記ユーザ機器により判断される前記アップリンク信号またはアップリンクデータの第1の制御情報をさらに搬送し、
    前記第2の処理装置が、前記第1の制御情報に応じて前記ユーザ機器のアクセス制御を実行するように構成された請求項97から100のいずれか一項に記載のマクロネットワークノード装置。
  102. 前記第2の伝送機が、アップリンク同期フラグおよび/または第2の制御情報を搬送する第1の構成メッセージを前記ユーザ機器に送信するように構成され、前記アップリンク同期フラグが、前記マクロネットワークノードにより制御されるマクロセルが属するタイミングアドバンスグループTAGのタイムアラインメントタイマーTATが満了した後、前記ユーザ機器に対して、前記マイクロネットワークノードにより制御されるマイクロセルが属するTAGのTATの継続的な実行を引き続き維持するよう指示するために使用される請求項97から100のいずれか一項に記載のマクロネットワークノード装置。
  103. 前記第2の伝送機が、第5の制御情報を搬送する第2の構成メッセージを前記マイクロネットワークノードに送信し、それによって第4の制御情報が前記第5の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たすと判断した後、前記マイクロネットワークノードが前記指示メッセージを前記マクロネットワークノードに送信できるようにするように構成され、
    前記第2の処理装置が、前記指示メッセージが前記第4の制御情報を搬送する場合に、前記第4の制御情報に応じて前記ユーザ機器のアクセス制御を実行するようにさらに構成された請求項97から100のいずれか一項に記載のマクロネットワークノード装置。
  104. 前記第2の伝送機が、第6の制御情報を搬送する第3の構成メッセージを前記ユーザ機器に送信し、それによって前記アップリンク信号またはアップリンクデータの第7の制御情報が前記第6の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たすと判断した後、前記ユーザ機器が前記要求メッセージを前記マイクロネットワークノードに送信できるようにするように構成され、
    前記第2の処理装置が、前記要求メッセージおよび前記指示メッセージの両方が前記第7の制御情報をさらに搬送する場合に、前記第7の制御情報に応じて前記ユーザ機器のアクセス制御を実行するように構成された請求項103に記載のマクロネットワークノード装置。
  105. 前記第2の伝送機が、第8の制御情報を搬送する第4の構成メッセージを前記ユーザ機器に送信し、それによって前記アップリンク信号またはアップリンクデータの第9の制御情報が前記第8の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たすと判断した後、前記ユーザ機器が前記要求メッセージを前記マイクロネットワークノードに送信できるようにするように構成され、
    前記第2の伝送機が、第10の制御情報を搬送する第5の構成メッセージを前記マイクロネットワークノードに送信し、それによって前記第9の制御情報が前記第10の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たすと判断した後、前記マイクロネットワークノードが前記指示メッセージを前記マクロネットワークノードに送信できるようにするように構成された請求項97から100のいずれか一項に記載のマクロネットワークノード装置。
  106. 前記第2の処理装置が、前記指示メッセージが前記第9の制御情報を搬送する場合に、前記第9の制御情報に応じて前記ユーザ機器のアクセス制御を実行するように構成された請求項105に記載のマクロネットワークノード装置。
  107. 第3の受信機と、第3の伝送機と、第3のメモリと、第3の処理装置とを含み、
    前記第3の受信機が、ユーザ機器により送信された要求メッセージを受信するように構成され、
    前記第3の伝送機が、前記要求メッセージに応じて指示メッセージをマクロネットワークノードに送信し、それによって前記マクロネットワークノードがアップリンクリソースUGを前記ユーザ機器に送信し、その後前記ユーザ機器が前記アップリンクリソースUGに応じてアップリンク信号またはアップリンクデータを前記マクロネットワークノードに送信できるようにするように構成されたマイクロネットワークノード装置。
  108. 前記要求メッセージが、前記ユーザ機器により判断される前記アップリンク信号またはアップリンクデータの第4の制御情報を搬送し、
    前記第3の受信機が、前記マクロネットワークノードにより送信され第5の制御情報を搬送する第2の構成メッセージを受信するように構成され、
    前記第3の処理装置が、前記第4の制御情報が前記第5の制御装置のアクセス制御ルールを満たすか否か判断するように構成され、
    前記第3の伝送機が、前記第4の制御情報が前記第5の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たした後、前記指示メッセージを前記マクロネットワークノードに送信するように構成された請求項107に記載のマイクロネットワークノード装置。
  109. 前記第3の受信機が、前記ユーザ機器により判断される前記アップリンク信号またはアップリンクデータの第7の制御情報が前記マクロネットワークノードにより送信される第3の構成メッセージで搬送される第6の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たす場合に、前記ユーザ機器により送信され前記第7の制御情報を搬送する前記要求メッセージを受信するように構成された請求項107に記載のマイクロネットワークノード装置。
  110. 前記第3の受信機が、前記ユーザ機器により判断される前記アップリンク信号またはアップリンクデータの第9の制御情報が前記マクロネットワークノードにより送信される第4の構成メッセージで搬送される第8の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たす場合に、前記ユーザ機器により送信され前記第9の制御情報を搬送する前記要求メッセージを受信するように構成され、
    前記第3の受信機が、前記マクロネットワークノードにより送信され第10の制御情報を搬送する第5の構成メッセージを受信するようにさらに構成され、
    前記第3の処理装置が、前記第9の制御情報が前記第10の制御情報のアクセス制御ルールを満たすか否か判断するように構成され、
    前記第3の伝送機が、前記第9の制御情報が前記第10の制御情報により指定されるアクセス制御ルールを満たす場合に、前記指示メッセージを前記マクロネットワークノードに送信するようにさらに構成された請求項107に記載のマイクロネットワークノード装置。
  111. 第4の受信機と、第4の伝送機と、第4のメモリと、第4の処理装置とを含み、
    前記第4の受信機が、マクロネットワークノードにより送信された構成情報を受信するように構成され、
    前記第4の伝送機が、前記構成情報に応じて、アップリンク信号またはアップリンクデータをマイクロネットワークノードおよび/または前記マクロネットワークノードに送信するように構成されたユーザ機器。
  112. 前記第4の受信機が、前記マクロネットワークノードおよび/または前記マイクロネットワークノードにより送信されたダウンリンク信号またはダウンリンクデータを受信するように構成され、
    前記第4の処理装置が、前記マクロネットワークノードおよび前記マイクロネットワークノードにより送信された前記ダウンリンク信号またはダウンリンクデータが受信された場合に、前記マクロネットワークノードにより送信された前記ダウンリンク信号またはダウンリンクデータ内および前記マイクロネットワークノードにより送信された前記ダウンリンク信号またはダウンリンクデータ内の重複する信号またはデータを削除するように構成された請求項111に記載のユーザ機器。
  113. 前記構成情報が、前記マイクロネットワークノードにより制御されるマイクロセルの識別子と、前記ユーザ機器の無線ベアラRBの識別子とを含み、
    前記第4の伝送機が、前記マイクロネットワークノードに対して、前記RBの前記識別子に対応する無線ベアラで伝送される前記アップリンク信号またはアップリンクデータを送信するように構成され、前記アップリンク信号またはアップリンクデータが、既定の論理チャネルを使用して、前記マイクロセルの前記識別子に対応するマイクロセルを通じて送信される請求項111または112に記載のユーザ機器。
  114. 前記第4の伝送機が、前記マイクロネットワークノードに対して、前記RBの前記識別子に対応する前記無線ベアラで伝送される前記アップリンク信号またはアップリンクデータを送信するように構成され、前記アップリンク信号またはアップリンクデータが、前記LCHの前記識別子に対応する論理チャネルを使用して、前記マイクロセルの前記識別子に対応する前記マイクロセルを通じて送信される請求項113に記載のユーザ機器。
  115. 前記構成情報がアップリンクフラグをさらに含む場合、
    前記第4の受信機が、前記マクロネットワークノードにより送信された前記ダウンリンク信号またはダウンリンクデータを受信するように構成された請求項113または114に記載のユーザ機器。
  116. 第5の受信機と、第5の伝送機と、第5のメモリと、第5の処理装置とを含み、
    前記第5の伝送機が、構成情報をユーザ機器に送信し、それによって前記ユーザ機器が前記構成情報に応じてアップリンク信号またはアップリンクデータをマイクロネットワークノードおよび/またはマクロネットワークノードに送信できるようにするように構成され、
    前記第5の受信機が、前記ユーザ機器により送信され前記マイクロネットワークノードにより転送された前記アップリンク信号もしくはアップリンクデータを受信し、および/または前記ユーザ機器により送信された前記アップリンク信号もしくはアップリンクデータを受信するように構成されたマクロネットワークノード装置。
  117. 前記第5の処理装置が、前記ユーザ機器により送信され前記マイクロネットワークノードにより転送された前記アップリンク信号またはアップリンクデータが受信され、かつ前記ユーザ機器により送信された前記アップリンク信号またはアップリンクデータが受信された場合に、前記ユーザ機器により送信された前記アップリンク信号またはアップリンクデータ内および前記マイクロネットワークノードにより送信された前記アップリンク信号またはアップリンクデータ内の重複する信号またはデータを削除するように構成された請求項116に記載のマクロネットワークノード装置。
  118. 前記第5の伝送機が、別の構成情報を前記マイクロネットワークノードに送信し、それによって前記マイクロネットワークノードが前記別の構成情報に応じてダウンリンク信号またはダウンリンクデータを前記ユーザ機器に転送できるようにするように構成され、
    前記5の伝送機が、前記ダウンリンク信号またはダウンリンクデータを前記マイクロネットワークノードに送信するように構成された請求項116または117に記載のマクロネットワークノード装置。
  119. 第6の受信機と、第6の伝送機と、第6のメモリと、第6の処理装置とを含み、
    前記第6の受信機が、マクロネットワークノードにより送信された別の構成情報を受信するように構成され、
    前記第6の受信機が、前記マクロネットワークノードにより送信されたダウンリンク信号またはダウンリンクデータを受信するようにさらに構成され、
    前記第6の伝送機が、前記別の構成情報に応じて前記ダウンリンク信号またはダウンリンクデータを前記ユーザ機器に転送するように構成されたマイクロネットワークノード装置。
  120. 前記別の構成情報が、前記ユーザ機器の識別子と、前記ユーザ機器の無線ベアラRBの識別子とを含み、
    前記第6の伝送機が、前記ユーザ機器に対して、前記RBの前記識別子に対応する無線ベアラで伝送される前記ダウンリンク信号またはダウンリンクデータを送信するように構成され、前記ダウンリンク信号またはダウンリンクデータが、既定の論理チャネルを使用して、前記マイクロセルの識別子に対応するマイクロセルを通じて送信される請求項119に記載のマイクロネットワークノード。
  121. 前記別の構成情報が論理チャネルLCHの識別子をさらに含む場合、
    前記第6の伝送機が、前記ユーザ機器に対して、前記RBの前記識別子に対応する前記無線ベアラで伝送される前記ダウンリンク信号またはダウンリンクデータを送信するように構成され、前記ダウンリンク信号またはダウンリンクデータが、前記LCHの前記識別子に対応する論理チャネルを使用して、前記マイクロセルの前記識別子に対応する前記マイクロセルを通じて送信される請求項120に記載のマイクロネットワークノード。
  122. ユーザ機器と、マクロネットワークノード装置と、マイクロネットワークノード装置とを含み、
    前記ユーザ機器が、請求項53から61のいずれか一項に記載のユーザ機器であり、
    前記マクロネットワークノード装置が、請求項62から72のいずれか一項に記載のマクロネットワークノード装置であり、
    前記マイクロネットワークノード装置が、請求項73から76のいずれか一項に記載のマイクロネットワークノード装置である通信システム。
  123. ユーザ機器と、マクロネットワークノード装置と、マイクロネットワークノード装置とを含み、
    前記ユーザ機器が、請求項77から81のいずれか一項に記載のユーザ機器であり、
    前記マクロネットワークノード装置が、請求項82から84のいずれか一項に記載のマクロネットワークノード装置であり、
    前記マイクロネットワークノード装置が、請求項85から87のいずれか一項に記載のマイクロネットワークノード装置である通信システム。
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