JP2018036880A - Information processing device and information processing program - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、情報処理装置及び情報処理プログラムに関する。 The present invention relates to an information processing apparatus and an information processing program.
特許文献1には、電子文書等の情報に対して付加された付加情報を集計した結果を視認しやすい態様で表示することを課題とし、表示部の表示領域は、付箋集計情報が表示される付箋頻度表示領域と、文書のページが表示されるページ表示領域とからなり、付箋頻度表示領域は、頻度レベルの大小(つまり付箋数の多少)に応じた濃淡画像が表示され、つまり、頻度レベルが大きいセグメント領域には濃い画像が表示され、頻度レベルが小さいセグメント領域には薄い画像が表示され、ユーザは、このように付箋の頻度レベルを文書のすぐ近傍で閲覧することにより、文書の各ページのうち、どの記載部分が他のユーザによって注目されているかを視覚的に認識できることが開示されている。
In
特許文献2には、表計算アプリケーションにおけるセルという概念がない帳票データを対象としても、範囲を任意に指定してその範囲内に含まれる情報に対する演算処理を可能とすることを課題とし、帳票サーバーは、帳票データ内の選択範囲を示す選択範囲情報、及び、帳票データの選択範囲内に属する情報についての計算方法を示す計算方法指定情報を入力し、帳票データ内の情報配置にかかる情報及び選択範囲情報に基づいて、当該選択範囲に属する帳票データ内の数値を抽出し、そして、帳票サーバーは、抽出した数値に対して計算方法指定情報により示される計算方法の計算処理を行うことが開示されている。
特許文献3には、ウェブページのコンテンツのレイアウトや構造の変化に追随して電子付箋の表示位置を変えることを課題とし、電子付箋生成表示プログラムは、コンピュータに、電子付箋の貼り付けが指定されたウェブページのコンテンツの場所を示す位置情報を基にウェブページの中から電子付箋の貼り付け場所に最も類似する場所を推定するステップと、推定された場所に電子付箋が表示されるようにウェブページのソースを書き換えるステップと、を実行させ、ここで、位置情報は、電子付箋の貼り付けが指定されたコンテンツの場所のタグ、属性、及びタグ内の内容を含み、電子付箋の貼り付け場所に最も類似する場所は、タグ、属性、及びタグ内の内容の一致数が最大となる場所であることが開示されている。
According to
特許文献4には、従来の情報処理装置においては、付箋が示す情報を適切に共有できないことを課題とし、帳票の帳票識別情報を受け付ける表示帳票指定受付部と、表示帳票指定受付部が受け付けた帳票識別情報に対応する帳票に用いられる帳票用情報及び帳票の画面を構成する画面構成情報を、帳票用情報格納部及び画面構成情報格納部から読み出し、帳票の画面を構成する画面構成部と、表示帳票指定受付部が受け付けた帳票識別情報に対応する帳票用情報に対応付けられた付箋情報を付箋情報格納部から取得する付箋情報取得部と、取得した付箋情報を用いて、帳票上に配置される付箋の画面を構成する付箋画面構成部と、画面構成部と、前記付箋画面構成部とが構成した画面を出力する出力部とを備えたことが開示されている。
In
特許文献5には、グループウェアの機能間における多様な情報を連携させ、利用者の操作性を向上するネットワークシステム、サーバー装置、及びグループウェアプログラムを提供することを課題とし、記憶手段は、画像オブジェクトに付帯するデータを、重畳して表示されるウインドウに対応付けて記憶し、画像オブジェクトに付帯するデータが複数いずれのウインドウ上にあっても画像オブジェクトが付帯するデータを全てデータ項目内に格納可能であり、クライアント装置は、第一のウインドウ上の画像オブジェクトが座席表ウインドウの座席画像上へ移動操作等されたときサーバー装置に当該画像オブジェクトに付帯するデータの更新要求を行い、記憶手段は、画像オブジェクトに付帯するデータを継承しつつ、当該画像オブジェクトが移動又は複写操作された座席画像に付帯するユーザデータ及び伝言ビューウインドウに対応付けて、データ項目内に格納することが開示されている。
前述の特許文献1等に記載の技術では、電子付箋(電子カード等ともいわれる。以下、単に付箋という)を帳票等に添付することが行われている。
また、議論等のために、付箋を用いたシステムが提供されている。このシステムを用いた議論として、例えば、テキストや数字等を記入した付箋を、議論のために用意されたテンプレートやフレームワークに貼り付けて、その付箋内の文字情報や数情報を集計等することが行われている。
しかし、付箋を対象として情報を抽出し、その情報に対して表計算アプリケーションと同等な処理を行い、その処理の結果を台紙に合成して出力することはできない。
そこで、本発明は、台紙上に貼り付けられた付箋(処理結果が記載された付箋を除く)を処理対象とし、その台紙上に処理結果を付箋として出力することができるようにした情報処理装置及び情報処理プログラムを提供することを目的としている。
In the technique described in the above-described
In addition, a system using sticky notes is provided for discussion and the like. As discussion using this system, for example, sticky notes filled with text, numbers, etc. are pasted on templates and frameworks prepared for discussion, and the character information and number information in the sticky notes are aggregated. Has been done.
However, it is not possible to extract information for a sticky note, perform processing equivalent to that of a spreadsheet application on the information, and synthesize the result of the processing on a mount and output it.
In view of this, the present invention is directed to an information processing apparatus that can process a sticky note (excluding a sticky note on which a processing result is written) pasted on a mount, and output the processing result as a sticky note on the mount. And an information processing program.
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。
請求項1の発明は、台紙上に貼り付けられた付箋が属する集合を特定する特定手段と、特定された前記集合に関連する規則を抽出する抽出手段と、前記規則にしたがって、前記付箋を対象として当該付箋の属性に関する情報を抽出し、該情報の処理を行う処理手段と、前記処理手段による処理結果を内容とする付箋を生成する生成手段と、前記生成手段によって生成された前記付箋を前記台紙上に出力する出力手段を有し、前記処理手段は、前記生成手段によって生成された付箋を処理の対象としない、情報処理装置である。
The gist of the present invention for achieving the object lies in the inventions of the following items.
The invention according to
請求項2の発明は、前記特定手段は、複数のセルを有する台紙上における前記付箋の位置から、当該付箋が貼り付けられた前記台紙内のセルを特定することにより、付箋が属する集合を特定する、請求項1に記載の情報処理装置である。
According to a second aspect of the present invention, the specifying unit specifies a set to which the sticky note belongs by specifying a cell in the mount on which the sticky note is pasted from a position of the sticky note on a mount having a plurality of cells. The information processing apparatus according to
請求項3の発明は、前記抽出手段は、前記付箋の位置または前記セルから、関連する規則を抽出する、請求項2に記載の情報処理装置である。
The invention according to
請求項4の発明は、前記抽出手段は、前記集合に関連する規則を、前記台紙内に定義されている規則から抽出する、請求項1に記載の情報処理装置である。
The invention according to
請求項5の発明は、表示された前記台紙上で定義された規則を受け付ける受付手段をさらに有し、前記抽出手段は、前記位置に関連する規則を、前記受付手段によって受け付けられた規則から抽出する、請求項1から4のいずれか一項に記載の情報処理装置である。
The invention according to
請求項6の発明は、前記処理手段は、前記抽出手段が、前記セルに関連する規則と前記位置に関連する規則の両方を抽出した場合は、該位置に関連する規則を優先して適用する、請求項4に従属する請求項5に記載の情報処理装置である。
According to a sixth aspect of the present invention, when the extraction unit extracts both a rule related to the cell and a rule related to the location, the processing unit preferentially applies the rule related to the location. 6. An information processing apparatus according to
請求項7の発明は、前記生成手段は、処理結果を示す付箋の生成として、数値を図形化させることを行う、請求項1から6のいずれか一項に記載の情報処理装置である。 A seventh aspect of the present invention is the information processing apparatus according to any one of the first to sixth aspects, wherein the generating means performs numerical conversion as a generation of a sticky note indicating a processing result.
請求項8の発明は、コンピュータを、台紙上に貼り付けられた付箋が属する集合を特定する特定手段と、特定された前記集合に関連する規則を抽出する抽出手段と、前記規則にしたがって、前記付箋を対象として当該付箋の属性に関する情報を抽出し、該情報の処理を行う処理手段と、前記処理手段による処理結果を内容とする付箋を生成する生成手段と、前記生成手段によって生成された前記付箋を前記台紙上に出力する出力手段として機能させ、前記処理手段は、前記生成手段によって生成された付箋を処理の対象としない、情報処理プログラムである。
According to the invention of
請求項1の情報処理装置によれば、台紙上に貼り付けられた付箋(処理結果が記載された付箋を除く)を処理対象とし、その台紙上に処理結果が付箋として出力される。
According to the information processing apparatus of
請求項2の情報処理装置によれば、台紙が有する複数のセルから、付箋が属する集合を特定できる。 According to the information processing apparatus of the second aspect, it is possible to specify a set to which the sticky note belongs from a plurality of cells of the mount.
請求項3の情報処理装置によれば、付箋の位置またはセルに関連する規則にしたがって処理が行われる。 According to the information processing apparatus of the third aspect, the processing is performed according to the rule related to the position of the tag or the cell.
請求項4の情報処理装置によれば、台紙内に定義されている規則にしたがって処理が行われる。 According to the information processing apparatus of the fourth aspect, processing is performed according to the rules defined in the mount.
請求項5の情報処理装置によれば、表示された台紙上で定義された規則にしたがって処理が行われる。 According to the information processing apparatus of the fifth aspect, the processing is performed according to the rules defined on the displayed mount.
請求項6の情報処理装置によれば、セルに関連する規則と位置に関連する規則の両方が設定されている場合は、位置に関連する規則が優先して適用される。 According to the information processing apparatus of the sixth aspect, when both the rule related to the cell and the rule related to the position are set, the rule related to the position is preferentially applied.
請求項7の情報処理装置によれば、処理結果を示す付箋の生成として、数値を図形化させることが行われる。 According to the information processing apparatus of the seventh aspect, the numerical value is converted into a graphic as the generation of the sticky note indicating the processing result.
請求項8の情報処理プログラムによれば、台紙上に貼り付けられた付箋(処理結果が記載された付箋を除く)を処理対象とし、その台紙上に処理結果が付箋として出力される。
According to the information processing program of
以下、図面に基づき本発明を実現するにあたっての好適な各種の実施の形態の例を説明する。
<第1の実施の形態>
図1は、第1の実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図を示している。
なお、モジュールとは、一般的に論理的に分離可能なソフトウェア(コンピュータ・プログラム)、ハードウェア等の部品を指す。したがって、本実施の形態におけるモジュールはコンピュータ・プログラムにおけるモジュールのことだけでなく、ハードウェア構成におけるモジュールも指す。それゆえ、本実施の形態は、それらのモジュールとして機能させるためのコンピュータ・プログラム(コンピュータにそれぞれの手順を実行させるためのプログラム、コンピュータをそれぞれの手段として機能させるためのプログラム、コンピュータにそれぞれの機能を実現させるためのプログラム)、システム及び方法の説明をも兼ねている。ただし、説明の都合上、「記憶する」、「記憶させる」、これらと同等の文言を用いるが、これらの文言は、実施の形態がコンピュータ・プログラムの場合は、記憶装置に記憶させる、又は記憶装置に記憶させるように制御するという意味である。また、モジュールは機能に一対一に対応していてもよいが、実装においては、1モジュールを1プログラムで構成してもよいし、複数モジュールを1プログラムで構成してもよく、逆に1モジュールを複数プログラムで構成してもよい。また、複数モジュールは1コンピュータによって実行されてもよいし、分散又は並列環境におけるコンピュータによって1モジュールが複数コンピュータで実行されてもよい。なお、1つのモジュールに他のモジュールが含まれていてもよい。また、以下、「接続」とは物理的な接続の他、論理的な接続(データの授受、指示、データ間の参照関係等)の場合にも用いる。「予め定められた」とは、対象としている処理の前に定まっていることをいい、本実施の形態による処理が始まる前はもちろんのこと、本実施の形態による処理が始まった後であっても、対象としている処理の前であれば、そのときの状況・状態に応じて、又はそれまでの状況・状態に応じて定まることの意を含めて用いる。「予め定められた値」が複数ある場合は、それぞれ異なった値であってもよいし、2以上の値(もちろんのことながら、全ての値も含む)が同じであってもよい。また、「Aである場合、Bをする」という意味を有する記載は、「Aであるか否かを判断し、Aであると判断した場合はBをする」の意味で用いる。ただし、Aであるか否かの判断が不要である場合を除く。
また、システム又は装置とは、複数のコンピュータ、ハードウェア、装置等がネットワーク(一対一対応の通信接続を含む)等の通信手段で接続されて構成されるほか、1つのコンピュータ、ハードウェア、装置等によって実現される場合も含まれる。「装置」と「システム」とは、互いに同義の用語として用いる。もちろんのことながら、「システム」には、人為的な取り決めである社会的な「仕組み」(社会システム)にすぎないものは含まない。
また、各モジュールによる処理毎に又はモジュール内で複数の処理を行う場合はその処理毎に、対象となる情報を記憶装置から読み込み、その処理を行った後に、処理結果を記憶装置に書き出すものである。したがって、処理前の記憶装置からの読み込み、処理後の記憶装置への書き出しについては、説明を省略する場合がある。なお、ここでの記憶装置としては、ハードディスク、RAM(Random Access Memory)、外部記憶媒体、通信回線を介した記憶装置、CPU(Central Processing Unit)内のレジスタ等を含んでいてもよい。
Hereinafter, examples of various preferred embodiments for realizing the present invention will be described with reference to the drawings.
<First Embodiment>
FIG. 1 is a conceptual module configuration diagram of a configuration example according to the first embodiment.
The module generally refers to components such as software (computer program) and hardware that can be logically separated. Therefore, the module in the present embodiment indicates not only a module in a computer program but also a module in a hardware configuration. Therefore, the present embodiment is a computer program for causing these modules to function (a program for causing a computer to execute each procedure, a program for causing a computer to function as each means, and a function for each computer. This also serves as an explanation of the program and system and method for realizing the above. However, for the sake of explanation, the words “store”, “store”, and equivalents thereof are used. However, when the embodiment is a computer program, these words are stored in a storage device or stored in memory. This means that control is performed so as to be stored in the apparatus. Modules may correspond to functions one-to-one, but in mounting, one module may be configured by one program, or a plurality of modules may be configured by one program, and conversely, one module May be composed of a plurality of programs. The plurality of modules may be executed by one computer, or one module may be executed by a plurality of computers in a distributed or parallel environment. Note that one module may include other modules. Hereinafter, “connection” is used not only for physical connection but also for logical connection (data exchange, instruction, reference relationship between data, etc.). “Predetermined” means that the process is determined before the target process, and not only before the process according to this embodiment starts but also after the process according to this embodiment starts. In addition, if it is before the target processing, it is used in accordance with the situation / state at that time or with the intention to be decided according to the situation / state up to that point. When there are a plurality of “predetermined values”, they may be different values, or two or more values (of course, including all values) may be the same. In addition, the description having the meaning of “do B when it is A” is used in the meaning of “determine whether or not it is A and do B when it is judged as A”. However, the case where it is not necessary to determine whether or not A is excluded.
In addition, the system or device is configured by connecting a plurality of computers, hardware, devices, and the like by communication means such as a network (including one-to-one correspondence communication connection), etc., and one computer, hardware, device. The case where it implement | achieves by etc. is also included. “Apparatus” and “system” are used as synonymous terms. Of course, the “system” does not include a social “mechanism” (social system) that is an artificial arrangement.
In addition, when performing a plurality of processes in each module or in each module, the target information is read from the storage device for each process, and the processing result is written to the storage device after performing the processing. is there. Therefore, description of reading from the storage device before processing and writing to the storage device after processing may be omitted. Here, the storage device may include a hard disk, a RAM (Random Access Memory), an external storage medium, a storage device via a communication line, a register in a CPU (Central Processing Unit), and the like.
第1の実施の形態である情報処理装置100は、複数のセルを有する台紙の処理と付箋の処理を連携させるものであって、図1の例に示すように、スプレッドシート受付モジュール105、付箋受付モジュール110、スプレッドシート表示モジュール115、付箋貼付位置特定モジュール120、スプレッドシート内セル特定モジュール125、レイヤ表示制御モジュール130、付箋表示モジュール135、抽出モジュール140、変換処理受付モジュール160、処理モジュール165、処理結果出力モジュール170を有している。なお、「複数のセルを有する台紙」は、付箋を貼り付ける背景となるものであって、例えば、行と列で構成される表、その表を構成として含む帳票又は文書等が含まれる。より具体的な形態として、表計算ソフトウェアで用いられる、行と列で構成される表としてのスプレッドシート(以下、スプレッドシートを例示して説明する)がある。
The
情報処理装置100は、付箋を用いて、議事進行役であるファシリテーター(一般的には一人)と複数人の参加者によって行われる会合(ワークショップ、会議、アイデア抽出会、検討会等)で利用される。参加者は参加者用端末としての端末装置(後述する付箋情報処理装置210)を用いて、アイデア等が記載された付箋を作成する。一般的に、図3の例に示すように、付箋情報処理装置210として、付箋情報処理装置210A、付箋情報処理装置210B等(以下、代表して付箋情報処理装置210という)があり、付箋情報処理装置210は複数ある。そして、共有付箋情報処理装置200は、付箋情報処理装置210から付箋を受け取って、台紙上にその付箋を貼り付ける。ファシリテーターは共有付箋情報処理装置200の表示装置である共有画面を用いて、その台紙上で、付箋の位置を決定又は変更したり、付箋をまとめたり(第1の付箋と第2の付箋を関連付けること、グループ形成(集合形成)等ともいわれる)、自らも付箋情報の作成等を行って、その会合を進行させる。なお、本実施の形態において、参加者には、ファシリテーターを含む。
The
付箋情報処理装置210は、例えば、タッチパネル方式の表示装置及び入力装置を有しており、参加者の指、ペン等を用いた操作を受け付けて、付箋情報の作成等が行われる。また、タッチパネル以外にも、キーボード、マウスを用いた入力、マイクを用いた音声入力、カメラを用いた画像入力等であってもよい。付箋は、カード型の情報を管理し得るデータ構造であればよく、その内容は、例えば、テキスト情報、手書き文字、図形等を示すベクトルデータ、音声情報、写真等の静止画像情報、動画情報等、又はこれらの組み合わせであってもよい。
共有付箋情報処理装置200は、付箋情報処理装置210から送信されてきた付箋を台紙上に貼り付けて表示し、その付箋に対する処理を行うものである。付箋に対する処理を指示する者として、ファシリテーター、共有付箋情報処理装置200の操作者がいる。
The sticky note
The shared sticky note
共有付箋情報処理装置200、付箋情報処理装置210を用いた会合では、議論等のために、用意されたテンプレートやフレームワークに、テキストや数字等が記入された付箋を貼り付けて、文字情報や数情報を集計すること等が行われている。情報処理装置100は、この集計処理等を、スプレッドシートを用いて行うようにするものであり、そのスプレッドシートへの入力に付箋を用いることができるようにしたものである。いわば、スプレッドシートソフトウェアに対するFEP(Front End Processor)としての機能を有している。
In a meeting using the shared sticky note
スプレッドシート受付モジュール105は、スプレッドシート表示モジュール115、スプレッドシート記憶装置190と接続されている。スプレッドシート受付モジュール105は、スプレッドシートを受け付ける。スプレッドシートは、後述するように行と列からなる表形式を有しているが、そのスプレッドシートを表示した場合、その表示形態は必ずしも表形式である必要はなく、例えば、帳票、文書等であってもよい。スプレッドシートは、本実施の形態では、付箋を貼り付ける台紙としての機能を有することになる。したがって、台紙の表示形態は、表の形態のようになる場合もあるし、帳票等のようになる場合もある。ここで、受け付けるとは、スプレッドシート記憶装置190のスプレッドシート記憶モジュール192に記憶されているスプレッドシートを読み出すことであってもよいし、操作者が表計算ソフトウェアを用いて作成したスプレッドシートを受け付けるようにしてもよい。前者は、予めスプレッドシートが作成されている場合であり、必ずしも付箋が貼り付けられることを想定して作成されたものである必要はない。もちろんのことながら、付箋が貼り付けられることを想定して作成されたものであってもよい。
The
付箋受付モジュール110は、付箋貼付位置特定モジュール120、付箋情報記憶装置194と接続されている。付箋受付モジュール110は、付箋を受け付ける。ここで、受け付けるとは、付箋情報記憶装置194の付箋情報記憶モジュール196に記憶されている付箋を読み出すことであってもよいし、操作者が付箋情報処理装置210を用いて作成した付箋を受け付けるようにしてもよい。前者は、予め付箋が作成されている場合であり、必ずしもスプレッドシートに貼り付けられることを想定して作成されたものである必要はない。もちろんのことながら、スプレッドシートに貼り付けられることを想定して作成されたものであってもよい。
The
付箋受付モジュール110が受け付ける付箋として、例えば、付箋情報テーブル1700がある。図17は、付箋情報テーブル1700のデータ構造例を示す説明図である。付箋情報テーブル1700は、付箋ID欄1710、対象スプレッドシートID欄1715、貼付位置欄1720、サイズ欄1725、対応セル欄1730、作成日時欄1735、作成者欄1740、色欄1745、枠線形状欄1750、枠線色欄1755、枠線太さ欄1760、所属グループ欄1765、内容種別欄1770、内容欄1775を有している。付箋ID欄1710は、付箋を、本実施の形態において一意に識別するための情報(付箋ID:IDentification)を記憶している。対象スプレッドシートID欄1715は、その付箋が貼り付けられているスプレッドシートを、本実施の形態において一意に識別するための情報(対象スプレッドシートID)を記憶している。具体的には、スプレッドシート受付モジュール105が受け付けたスプレッドシートのIDである。貼付位置欄1720は、その付箋が貼り付けられている位置を記憶している。つまり、台紙上の位置を記憶している。例えば、台紙のXY座標系における座標である。具体的には、付箋貼付位置特定モジュール120によって特定された位置である。サイズ欄1725は、その付箋のサイズを記憶している。例えば、表示する付箋が矩形である場合は、幅と高さを記憶している。対応セル欄1730は、その付箋が貼り付けられている位置と対応するスプレッドシート内のセルを記憶している。具体的には、スプレッドシート内セル特定モジュール125によって特定されたセルの位置(例えば、行番号と列番号の組)を記憶している。作成日時欄1735は、その付箋が作成された日時(年、月、日、時、分、秒、秒以下、又はこれらの組み合わせであってもよい)を記憶している。作成者欄1740は、その付箋の作成者(作成者ID)を記憶している。又は、その付箋が作成された情報処理装置(共有付箋情報処理装置200又は付箋情報処理装置210の機器ID)を記憶してもよい。色欄1745は、その付箋の表示色を記憶している。枠線形状欄1750は、その付箋の表示における枠線の形状を記憶している。枠線色欄1755は、その付箋の表示における枠線の色を記憶している。枠線太さ欄1760は、その付箋の表示における枠線の太さを記憶している。所属グループ欄1765は、その付箋が所属しているグループに関する情報を記憶している。例えば、その付箋がグループに属しているか否かを示す情報を記憶していてもよいし、グループに属している場合は、グループIDやそのグループに属している他の付箋ID等を記憶していてもよい。内容種別欄1770は、その付箋の内容種別(テキスト情報、手書き文字又は図形等を示すベクトルデータ、音声情報、写真等の静止画像情報、動画情報等、又はこれらの組み合わせを示す情報)を記憶している。内容欄1775は、その付箋に書き込まれている内容を記憶している。
なお、付箋が台紙であるスプレッドシートに貼り付けられていない状態では、対象スプレッドシートID欄1715、貼付位置欄1720、対応セル欄1730等は空白(NULL)であってもよいし、予め定められた値(デフォルト値)としてもよい。
For example, there is a sticky note information table 1700 as a sticky note accepted by the sticky
In the state where the sticky note is not pasted on the spreadsheet as the mount, the target
スプレッドシート表示モジュール115は、スプレッドシート受付モジュール105、スプレッドシート内セル特定モジュール125、レイヤ表示制御モジュール130と接続されている。スプレッドシート表示モジュール115は、共有付箋情報処理装置200又は付箋情報処理装置210の液晶ディスプレイ等の表示装置に、スプレッドシート受付モジュール105が受け付けたスプレッドシートを表示する。図4の例を用いて後述するように、この表示はレイヤ構造を有しており、レイヤ表示制御モジュール130の制御によって、指示されたレイヤに対してスプレッドシートの表示を行う。
付箋貼付位置特定モジュール120は、付箋受付モジュール110、スプレッドシート内セル特定モジュール125、付箋表示モジュール135と接続されている。付箋貼付位置特定モジュール120は、付箋受付モジュール110が受け付けた付箋を、台紙であるスプレッドシート上に貼り付ける。この貼り付け処理は、操作者による操作にしたがって指定された位置であってもよいし、予め定められた位置に貼り付けるようにしてもよい。そして、付箋貼付位置特定モジュール120は、スプレッドシート上に貼り付けられた付箋の位置を特定する。この特定する位置は、スプレッドシートの座標空間における位置であってもよいし、表示装置の画面における位置であってもよい。
The
The sticky note pasting
付箋表示モジュール135は、付箋貼付位置特定モジュール120、レイヤ表示制御モジュール130と接続されている。付箋表示モジュール135は、共有付箋情報処理装置200又は付箋情報処理装置210の液晶ディスプレイ等の表示装置に、付箋貼付位置特定モジュール120で特定された位置に付箋を表示する。図4の例を用いて後述するように、この表示はレイヤ構造を有しており、レイヤ表示制御モジュール130の制御によって、指示されたレイヤに対して付箋の表示を行う。
レイヤ表示制御モジュール130は、スプレッドシート表示モジュール115、付箋表示モジュール135と接続されている。レイヤ表示制御モジュール130は、スプレッドシート表示モジュール115、付箋表示モジュール135を制御して、レイヤの表示を制御する。この制御によって、スプレッドシート上に付箋が貼り付けられているように表示する。具体的には、スプレッドシートを表示するレイヤと付箋を表示するレイヤとの位置調整を行う。そして、スプレッドシートを表示するレイヤと付箋を表示するレイヤとの位置関係(例えば、一方の座標空間における原点(0,0)が位置する他方の座標空間での座標等)を、スプレッドシート内セル特定モジュール125に渡す。
レイヤ表示制御モジュール130は、一方のレイヤにスプレッドシートの表示を割り当て、他方のレイヤに付箋の表示を割り当てる。これによって、スプレッドシート表示モジュール115によるスプレッドシートの表示制御と、付箋表示モジュール135による付箋の表示制御は独立して行うことができる。そして、両レイヤの位置関係を管理して、スプレッドシート上に付箋を貼り付けているように表示させる。
The
The layer
The layer
スプレッドシート内セル特定モジュール125は、スプレッドシート表示モジュール115、付箋貼付位置特定モジュール120、抽出モジュール140と接続されている。スプレッドシート内セル特定モジュール125は、付箋貼付位置特定モジュール120によって特定された付箋の位置からスプレッドシート内のセルを特定する。つまり、付箋表示モジュール135によって表示された付箋の貼り付け位置が、スプレッドシート表示モジュール115によって表示されたスプレッドシートにおけるどのセルに対応するかを特定する。具体的には、スプレッドシート内の各セルの領域とレイヤ表示制御モジュール130から受け取った位置関係を用いて、付箋の貼り付け位置が、どのセルに重複しているかを判別すればよい。なお、1つの付箋が複数のセルに重複している場合は、例えば、付箋の左上角(又は中心等であってもよい)が位置しているセルを選択するようにしてもよいし、重複している面積が最大のセルを選択するようにしてもよい。
The in-spreadsheet
抽出モジュール140は、付箋情報抽出モジュール145、スプレッドシート内適用処理抽出モジュール150、変換処理抽出モジュール155を有しており、スプレッドシート内セル特定モジュール125、処理モジュール165と接続されている。抽出モジュール140は、付箋内の情報、その情報に対する適用処理を定義した規則を抽出し、それらを処理モジュール165に渡す。
付箋情報抽出モジュール145は、スプレッドシート内適用処理抽出モジュール150又は変換処理抽出モジュール155が抽出した規則にしたがって、対象としている付箋から情報を抽出する。具体的には、規則内に定義されている対象とする情報を、スプレッドシート作成画面700から抽出する。
The
The sticky note
スプレッドシート内適用処理抽出モジュール150は、付箋が貼り付けられたセルに関連する規則(適用処理)を抽出する。スプレッドシート内適用処理抽出モジュール150は、セルに関連する規則を、スプレッドシート内に定義されている規則から抽出する。規則には、「付箋から情報を抽出し、その情報を処理すること」が定義されている。つまり、(1)付箋のどのような情報を対象とするか、(2)その情報に対する処理内容、が定義されている。
変換処理受付モジュール160は、抽出モジュール140の変換処理抽出モジュール155と接続されている。変換処理受付モジュール160は、スプレッドシート表示モジュール115によって表示されたスプレッドシート上で定義された規則を受け付ける。付箋を貼り付ける作業において、操作者の操作に応じて、規則が入力されるものである。この規則は、位置に対応したものであり、例えば、後述する図13の例に示すように、領域が指定され、その領域内に貼り付けられた付箋に対して行われる処理を定義したものである。
変換処理抽出モジュール155は、変換処理受付モジュール160と接続されている。変換処理抽出モジュール155は、付箋が貼り付けられた位置に関連する規則(適用処理)を抽出する。具体的には、変換処理抽出モジュール155は、その位置に関連する規則を、変換処理受付モジュール160によって受け付けられた規則から抽出する。規則には、「付箋から情報を抽出し、その情報を処理すること」が定義されている。つまり、(1)付箋のどのような情報を対象とするか、(2)その情報に対する処理内容、が定義されている。
The in-spreadsheet application
The conversion
The conversion
処理モジュール165は、抽出モジュール140、処理結果出力モジュール170と接続されている。処理モジュール165は、スプレッドシート内適用処理抽出モジュール150が抽出した規則にしたがって、付箋を対象として情報を抽出し、その情報に対する処理を行う。例えば、複数の付箋を対象とした統計処理(例えば、付箋数の計数、平均値、最大値、最小値、中央値、最頻値、合計値等の算出)等がある。複数の付箋として、例えば、あるグループに属している付箋群がある。なお、処理モジュール165の処理では、付箋生成モジュール175によって生成された付箋を処理対象としない。
また、処理モジュール165は、スプレッドシート内適用処理抽出モジュール150がセルに関連する規則を抽出し、さらに変換処理抽出モジュール155が位置に関連する規則を抽出した場合(つまり、1つの付箋に対して複数の規則が抽出された場合)は、その位置に関連する規則を優先して適用するようにしてもよい。ここで「優先して」とは、(1)位置に関連する規則を適用し、セルに関連する規則を適用しないこと、(2)位置に関連する規則を適用した後に、セルに関連する規則を適用すること、のいずれか一方を適用することである。
処理結果出力モジュール170は、付箋生成モジュール175、台紙貼付モジュール180を有しており、処理モジュール165と接続されている。処理結果出力モジュール170は、処理モジュール165による処理結果を受け付ける。
付箋生成モジュール175は、処理モジュール165による処理結果を内容とする付箋を生成する。なお、付箋生成モジュール175によって生成された付箋は、処理モジュール165による処理の対象とはならない。
台紙貼付モジュール180は、付箋生成モジュール175によって生成された付箋を台紙上に出力する(貼り付ける)。
また、付箋生成モジュール175は、処理モジュール165による処理結果を示す付箋の生成として、数値を図形化させることを行うようにしてもよい。図形化として、例えば、数値をグラフ化すること等が該当する。
The
Further, the
The processing
The sticky
The
Further, the sticky
スプレッドシート記憶装置190は、スプレッドシート記憶モジュール192を有しており、情報処理装置100のスプレッドシート受付モジュール105と接続されている。スプレッドシート記憶装置190は、スプレッドシート記憶モジュール192内のスプレッドシートを管理する。スプレッドシート記憶モジュール192内には、予め作成されたスプレッドシートが記憶されている。
付箋情報記憶装置194は、付箋情報記憶モジュール196を有しており、情報処理装置100の付箋受付モジュール110と接続されている。付箋情報記憶装置194は、付箋情報記憶モジュール196内の付箋を管理する。付箋情報記憶モジュール196内には、予め作成された付箋が記憶されている。
The
The sticky note
図2は、本実施の形態を利用したシステム構成例を示す説明図である。共有付箋情報処理装置200は、一般的に大画面の表示装置を備えており、ファシリテーターによって操作される。この表示装置は、参加者全員が見ることができるものである。各付箋情報処理装置210は、会合における参加者によって操作され、一般的には、各参加者が1台ずつ所持している。例えば、付箋情報処理装置210として、タブレット型端末等が使用される。
これらのシステム構成例は、付箋と台紙を使った情報処理システムである。台紙上に貼り付けられた付箋の集計処理(いわゆる表計算)を行うものである。さらに、その集計処理を効率的に行う。ここでの効率的とは、操作者の操作を少なくすること、また、操作者にとって視覚的にわかりやすくすること等を含む。例えば、後述するように、台紙上の領域毎に規則(例えば、表計算の演算等を含む)を登録し、領域に貼り付けられた付箋の属性情報(たとえば、付箋ID等の識別子、付箋に書かれた値または文字等の付箋の内容、付箋の色等、付箋の特徴を表す情報)等及び付箋の属する集合(グループ)の情報(グループID等の集合の識別子、グループラベル等の集合の名称等、集合を特定できる情報)を用いて登録された演算を行うものである。付箋がどのグループに属するかの判断に際して、付箋とグループの位置的な関連情報を用いてもよい。また、台紙上のレイアウトを表計算ソフトウェアのレイアウトと対応させている。そして、規則が登録されると、その規則を適用させた結果(処理結果)を表示させる付箋を台紙に追加する。
FIG. 2 is an explanatory diagram showing a system configuration example using the present embodiment. The shared sticky note
These system configuration examples are information processing systems using sticky notes and mounts. The tabulation processing (so-called spreadsheet) of sticky notes pasted on the mount is performed. Further, the aggregation process is performed efficiently. Here, “efficient” includes reducing the number of operations by the operator, making it easy for the operator to understand visually, and the like. For example, as will be described later, a rule (for example, calculation of spreadsheet) is registered for each area on the mount, and attribute information of a tag attached to the area (for example, an identifier such as a tag ID or a tag) Information on sticky notes such as written values or characters, color of sticky notes, etc., and information on sets (groups) to which sticky notes belong (set identifiers such as group IDs, group labels, etc.) The registered calculation is performed using information such as a name and the like that can specify a set). When determining which group a tag belongs to, the positional relationship information between the tag and the group may be used. Also, the layout on the mount is associated with the layout of the spreadsheet software. When the rule is registered, a sticky note for displaying a result (processing result) of applying the rule is added to the mount.
図2(a1)の例では、共有付箋情報処理装置200が、情報処理装置100を有している。そして、共有付箋情報処理装置200、付箋情報処理装置210A、付箋情報処理装置210B、付箋情報処理装置210C、付箋情報処理装置210D、付箋情報処理装置210Eは、通信回線299を介してそれぞれ接続されている。通信回線299は、無線、有線、これらの組み合わせであってもよく、例えば、通信インフラとしてのインターネット、イントラネット等であってもよい。この場合、情報処理装置100は、共有付箋情報処理装置200の画面に表示されるスプレッドシート、付箋に対する処理を行う。そして、共有付箋情報処理装置200の画面の表示を、各付箋情報処理装置210に送信し、各付箋情報処理装置210でそれを表示する。
In the example of FIG. 2A1, the shared sticky note
図2(a2)の例では、情報処理装置100、共有付箋情報処理装置200、付箋情報処理装置210A、付箋情報処理装置210B、付箋情報処理装置210C、付箋情報処理装置210D、付箋情報処理装置210Eは、通信回線299を介してそれぞれ接続されている。この場合、共有付箋情報処理装置200、各付箋情報処理装置210が、通信回線299を介して、情報処理装置100を利用する。また、情報処理装置100による機能は、クラウドサービスとして実現してもよい。
図2(a3)の例では、共有付箋情報処理装置200と各付箋情報処理装置210が、情報処理装置100を有している。共有付箋情報処理装置200、付箋情報処理装置210A、付箋情報処理装置210B、付箋情報処理装置210C、付箋情報処理装置210D、付箋情報処理装置210Eは、通信回線299を介してそれぞれ接続されている。この場合、各情報処理装置100が、それぞれの付箋情報処理装置(共有付箋情報処理装置200、各付箋情報処理装置210)の画面に表示されるスプレッドシート、付箋に対する処理を行う。
In the example of FIG. 2 (a2), the
In the example of FIG.
図2(b)の例では、会議室280には、共有付箋情報処理装置200、付箋情報処理装置210A、付箋情報処理装置210B、付箋情報処理装置210Cが設置されており、会合が行われる。共有付箋情報処理装置200、付箋情報処理装置210A、付箋情報処理装置210B、付箋情報処理装置210Cは、通信回線299を介してそれぞれ接続されている。
そして、情報処理装置100、スプレッドシート記憶装置190、付箋情報記憶装置194、会議室280内の機器は、通信回線298を介してそれぞれ接続されている。通信回線298は、無線、有線、これらの組み合わせであってもよく、例えば、通信インフラとしてのインターネット、イントラネット等であってもよい。また、情報処理装置100、スプレッドシート記憶装置190、付箋情報記憶装置194による機能は、クラウドサービスとして実現してもよい。この場合、共有付箋情報処理装置200が情報処理装置100を利用して、共有付箋情報処理装置200の画面の表示を、各付箋情報処理装置210に送信し、各付箋情報処理装置210でそれを表示するようにしてもよい。また、共有付箋情報処理装置200、各付箋情報処理装置210のそれぞれが、情報処理装置100を利用するようにしてもよい。
In the example of FIG. 2B, a shared sticky note
The
図3は、本実施の形態が使用される会議室等の例、共有付箋情報処理装置200、付箋情報処理装置210の使用例を示す説明図である。
図3(a)の例に示すように、会議室等内に、参加者311、312、ファシリテーター321が集まっている。参加者311は付箋情報処理装置210Aを利用し、参加者312は付箋情報処理装置210Bを利用する。一般的に、端末装置(付箋情報処理装置210A等)は参加者一人に1個付与されており、図3(c)の例に示す付箋情報処理装置210のように、ノート程度の大きさ(例えば、A4、B5、7〜10インチ等)のタブレット型の端末であり、指又はペン等を用いて操作されるものである。参加者によって、テキストデータ、手書きの文字、図形等が記載された付箋情報が作成される。なお、端末装置は、タブレット型の端末に限られず、キーボード、マウス等を備えたPC(ノートPCを含む)等であってもよい。
図3(a)の例に示す共有付箋情報処理装置200xは、プロジェクターであって、台紙を表示する。また、共有付箋情報処理装置200yは、電子白板であって、ファシリテーター321の指又はペン等の動きを検知して、付箋を台紙(スプレッドシート)に貼り付けること、付箋の移動、付箋の関連付け(グループ化)を行うこと、規則の作成等の操作を受け付けるものである。例えば、共有付箋情報処理装置200yにペンが備えられており、そのペンが予め定められたペン置きから離れたこと(ファシリテーター321が操作するためにペンを持ち上げたこと)、そしてペンの先端の位置(ペン先端が共有付箋情報処理装置200yに触れたこと等)を検知することによって、台紙、付箋に対する操作を受け付ける。例えば、ペン置きにセンサー(ペンの重力でスイッチがオンオフとなるセンサー等)を設け、複数のペン(黒色のペン、赤色のペン、青色のペン等)のうち、どのペンが用いられているかを検知すればよい。また、共有付箋情報処理装置200yの表示画面全体がタッチセンサーであり、表示画面に触れられた位置、圧力を検知すればよい。
また、共有付箋情報処理装置200は、図3(b)の例に示すような電子ボードであってもよい。電子ボードは、一般的に大画面の表示装置(少なくとも、付箋情報処理装置210の表示装置よりも大きい)を有しており、その表示装置はタッチパネルであり、表示画面に触れられた位置、圧力を検知する。例えば、画面として、80インチ等の大きさを備えたものであってもよい。
FIG. 3 is an explanatory diagram showing an example of a conference room or the like in which the present embodiment is used, a usage example of the shared tag
As shown in the example of FIG. 3A,
The shared sticky note
Further, the shared sticky note
図4は、レイヤ表示制御モジュール130による表示制御の処理例を示す説明図である。
図4(a)の例に示すように、レイヤ表示制御モジュール130は、2つのレイヤを作成する。一方はスプレッドシート(台紙)を表示するための背景レイヤ410であり、他方は付箋を表示するための付箋レイヤ420である。スプレッドシート表示モジュール115による表示先は背景レイヤ410であり、付箋表示モジュール135による表示先は付箋レイヤ420である。そして、一般に、背景レイヤ410を下位のレイヤとし、付箋レイヤ420を上位のレイヤとし、操作者による操作は付箋レイヤ420に表示されているオブジェクト(付箋)に対する操作として受け付ける。もちろんのことながら、背景レイヤ410に表示されているオブジェクト(スプレッドシート)に対する操作を受け付けるためのモードを用意しておいてもよい。
図4(b)の例に示すように、画面400には、スプレッドシート415の上に付箋422〜436を重ねて表示している。つまり、スプレッドシート表示モジュール115は背景レイヤ410にスプレッドシート415を表示し、付箋表示モジュール135は付箋レイヤ420に付箋422〜436を表示し、レイヤ表示制御モジュール130は背景レイヤ410に付箋レイヤ420を重ねて、画面400に表示している。
FIG. 4 is an explanatory diagram showing an example of display control processing by the layer
As shown in the example of FIG. 4A, the layer
As shown in the example of FIG. 4B, on the
図5は、スプレッドシート処理モジュール510、中間層処理モジュール520、付箋処理モジュール530の関連例を示す説明図である。スプレッドシート処理モジュール510はスプレッドシートの作成等を行うモジュールであり、付箋処理モジュール530は付箋の作成、表示等を行うモジュールであり、いずれも既存のソフトウェアを用いてよい。中間層処理モジュール520は情報処理装置100に該当する。そして、スプレッドシート処理モジュール510と付箋処理モジュール530との間のデータのやり取りを中間層処理モジュール520が担う。いわば、スプレッドシート処理モジュール510のFEPとして、そして付箋処理モジュール530のバックエンドプロセッサー(back end processor)として、中間層処理モジュール520が働くことになる。具体的には、スプレッドシート処理モジュール510のスプレッドシート内のセルへの入力は、付箋処理モジュール530での付箋の貼り付けに該当するようになる。
図5(a)に示す例は、スプレッドシート処理モジュール510、中間層処理モジュール520、付箋処理モジュール530をそれぞれ独立して構成させたものである。
図5(b)に示す例は、付箋処理拡張モジュール540が中間層処理モジュール520、付箋処理モジュール530を有しており、中間層処理モジュール520と付箋処理モジュール530を一体として構成したものである。付箋処理拡張モジュール540全体が、スプレッドシート処理モジュール510のFEPとしての機能を有することになる。
図5(c)に示す例は、スプレッドシート処理拡張モジュール550がスプレッドシート処理モジュール510、中間層処理モジュール520を有しており、スプレッドシート処理モジュール510と中間層処理モジュール520を一体として構成したものである。スプレッドシート処理拡張モジュール550全体が、付箋処理モジュール530のバックエンドプロセッサーとしての機能を有することになる。
図5(d)に示す例は、スプレッドシート付箋処理モジュール560がスプレッドシート処理モジュール510、中間層処理モジュール520、付箋処理モジュール530を有しており、スプレッドシート処理モジュール510、中間層処理モジュール520、付箋処理モジュール530を一体として構成したものである。
FIG. 5 is an explanatory diagram showing a related example of the
In the example shown in FIG. 5A, the
In the example shown in FIG. 5B, the tag
In the example shown in FIG. 5C, the spreadsheet
In the example illustrated in FIG. 5D, the spreadsheet sticky
図6は、第1の実施の形態による処理例を示すフローチャートである。
ステップS602では、スプレッドシート受付モジュール105は、スプレッドシートを受け付ける。
ステップS604では、スプレッドシート表示モジュール115は、スプレッドシートを表示する。
ステップS606では、付箋受付モジュール110は、付箋情報を受け付ける。
ステップS608では、付箋貼付位置特定モジュール120は、付箋の位置を特定する。
ステップS610では、付箋表示モジュール135は、付箋を表示する。
FIG. 6 is a flowchart illustrating a processing example according to the first exemplary embodiment.
In step S602, the
In step S604, the
In step S606, the
In step S608, the sticky note pasting
In step S610, the
ステップS612では、スプレッドシート内セル特定モジュール125は、付箋が占める位置に対応するスプレッドシート内のセルを特定する。この特定処理は、例えば、台紙・セル対応テーブル1800を用いればよい。図18は、台紙・セル対応テーブル1800のデータ構造例を示す説明図である。
台紙・セル対応テーブル1800は、台紙内位置欄1810、セル欄1820を有しており、台紙内位置欄1810は、X欄1812、Y欄1814、W欄1816、H欄1818を有しており、セル欄1820は、行番号欄1822、列番号欄1824を有している。台紙内位置欄1810は、台紙内における領域の位置を記憶している。X欄1812は、その領域の左上角(右下角等であってもよいし、領域の中央等であってもよい)のX座標を記憶している。Y欄1814は、その領域の左上角のY座標を記憶している。W欄1816は、その領域の幅を記憶している。H欄1818は、その領域の高さを記憶している。セル欄1820は、その領域に対応するスプレッドシート内のセルを記憶している。行番号欄1822は、そのセルの位置を示すスプレッドシート内の行番号を記憶している。列番号欄1824は、そのセルの位置を示すスプレッドシート内の列番号を記憶している。つまり、台紙内の付箋が貼り付けられている位置は、台紙内位置欄1810のどの領域に含まれているかを抽出する。そして、その領域に対応するセルを抽出することによって、付箋が占める位置に対応するスプレッドシート内のセルを特定することができる。
In step S612, the cell-in-spread
The mount / cell correspondence table 1800 has a
ステップS614では、スプレッドシート内適用処理抽出モジュール150は、そのセルに対応する適用処理をスプレッドシートから抽出する。
ステップS616では、付箋情報抽出モジュール145は、その適用処理に必要な情報を付箋情報から抽出する。なお、このステップS616の処理では、付箋生成モジュール175によって生成された付箋を抽出の対象としない。
ステップS618では、処理モジュール165は、適用処理を実行する。具体的には、ステップS616で抽出した情報に対して、ステップS614で抽出した適用処理を実行する。
ステップS620では、処理結果出力モジュール170は、実行結果を出力する。ステップS620の処理については、図19の例に示すフローチャートを用いて後述する。
In step S614, the in-spreadsheet application
In step S616, the tag
In step S618, the
In step S620, the processing
図7は、第1の実施の形態による処理例を示す説明図である。
図7(a)の例に示すスプレッドシート作成画面700では、スプレッドシート710を作成する。スプレッドシート作成画面700は、スプレッドシート710を作成するためのパスワード入力等の画面であり、表計算ソフトウェア(又はクラウドサービスが提供する表計算サービス)によって、スプレッドシート710が作成される。例えば、スプレッドシート710として、セルに入力された値を用いて計算を行うためのテンプレートを作成する。なお、スプレッドシート作成画面700は、一般的には、共有付箋情報処理装置200、付箋情報処理装置210以外のパーソナルコンピュータ等の画面であり、そのパーソナルコンピュータ等によってスプレッドシート710は作成される。ただし、スプレッドシート710は、共有付箋情報処理装置200、付箋情報処理装置210で作成されてもよい。
作成されたスプレッドシート710は、スプレッドシート記憶モジュール192に記憶され、スプレッドシート受付モジュール105によって取り出される。
FIG. 7 is an explanatory diagram illustrating a processing example according to the first exemplary embodiment.
In the
The created
図7(b)の例に示す付箋表示画面720では、スプレッドシート表示モジュール115がスプレッドシート710を表示する。付箋表示画面720は、共有付箋情報処理装置200又は付箋情報処理装置210の表示画面である。例えば、スプレッドシート710のURL(Uniform Resource Locator)を指定して、付箋を貼り付けることのできるサービスを起動する。
図7(c)の例に示す付箋表示画面720では、操作者による操作によって付箋722等がスプレッドシート710に貼り付けられる。つまり、セル又は領域に付箋が貼り付けられる。
図7(d)の例に示す付箋表示画面720では、情報処理装置100の処理によって、合計表示付箋752、合計表示付箋754が作成され、規則が記載されているセルに対応する位置に表示されている。なお、合計表示付箋752は、スプレッドシート710の2列目に記載されているセルを計数する規則にしたがった結果を示しており、合計表示付箋754は、スプレッドシート710の3列目のセル内の数を集計する規則にしたがった結果を示している。
In the sticky
In the sticky
On the sticky
図8は、スプレッドシート内で定義された規則の例を示す説明図である。
スプレッドシート710は、日時列812、会社名列814、個数列816、単価列818、品名列820、アドレス列822を有しており、最下行に合計行830を有している。
セル832には、会社名列814内のセル((2,2)、(2,3)、(2,4)、(2,5))に対して、「=count」の適用処理(対象セルにおいて、記載があるセルの計数処理)が定義されている。
セル834には、個数列816内のセル((3,2)、(3,3)、(3,4)、(3,5))に対して、「=sum」の適用処理(対象セル内の数値の集計処理)が定義されている。
セル836には、単価列818内のセル((4,2)、(4,3)、(4,4)、(4,5))に対して、「=average」の適用処理(対象セル内の数値の平均処理)が定義されている。
セル838には、品名列820内のセル((5,2)、(5,3)、(5,4)、(5,5))に対して、「=concatenate」の適用処理(対象セル内の文字列の連結処理)が定義されている。
セル840には、アドレス列822内のセル((6,2)、(6,3)、(6,4)、(6,5))に対して、「=send−email」の適用処理(対象セル内の文字列をメールアドレスとして扱い、そのメールアドレスにメールを送信する処理)が定義されている。
これらの定義は、スプレッドシート710内で定義されており、既存の表計算ソフトウェアによって定義される。
FIG. 8 is an explanatory diagram showing an example of rules defined in a spreadsheet.
The
In the
In the
The
The
The
These definitions are defined in the
図9は、スプレッドシート710に付箋(付箋912〜938)を貼り付けた例を示す説明図である。
例えば、セル(2,2)、(2,3)に付箋920、付箋922が貼り付けられたので、セル832の定義が実行されることとなる。実行結果は、図10の例を用いて説明する。
なお、付箋を現在の位置(セル)から他の位置(セル)に移動すると、現位置のセルに消え去ることを示す情報(ポストプロセス)が入力され、新位置のセルにその付箋内の情報が入力される。
FIG. 9 is an explanatory diagram showing an example in which sticky notes (
For example, since the
When the sticky note is moved from the current position (cell) to another position (cell), information (post process) indicating that it disappears into the current position cell is input, and the information in the sticky note is entered in the new position cell. Entered.
図10は、処理結果を表示した例を示す説明図である。
セル832には、定義「=count」にしたがって「2」を表示する。セル(2,2)、(2,3)に付箋920、付箋922が貼り付けられたので、これらの数をカウント(計数)した結果である。
セル834には、定義「=sum」にしたがって「40」を表示する。セル(3,2)、(3,4)に付箋924、付箋926が貼り付けられたので、記載されている数値「10」、「30」を合計した結果である。
セル836には、定義「=average」にしたがって「200」を表示する。セル(4,3)、(4,5)に付箋928、付箋930が貼り付けられたので、記載されている数値「100」、「300」の平均値を算出した結果である。
セル838には、定義「=concatenate」にしたがって「ミカン,リンゴ,バナナ」を表示する。セル(5,2)、(5,3)、(5,5)に付箋932、付箋934、付箋936が貼り付けられたので、記載されている数値「ミカン」、「リンゴ」、「バナナ」の文字列を連結した結果である。
また、セル840の定義「=send−email」にしたがって、付箋938内の文字列である「a@b.c.def」宛てに電子メールを送信する。
FIG. 10 is an explanatory diagram showing an example of displaying the processing result.
In the
In the
In the
In the
Further, according to the definition “= send-email” of the
図11は、第1の実施の形態による処理例を示すフローチャートである。セルに関連する規則(適用処理、スプレッドシート内の定義)の他に、位置に関連する規則(図11のフローチャート内では変換処理)が定義された場合の処理例を示している。図6の例に示すフローチャートに対して、ステップS1106、S1116、S1118、S1120の処理が追加されている。
ステップS1102では、スプレッドシート受付モジュール105は、スプレッドシートを受け付ける。
ステップS1104では、スプレッドシート表示モジュール115は、スプレッドシートを表示する。
ステップS1106では、変換処理受付モジュール160は、符号情報の変換処理の定義をセルに対応させて受け付ける。
ステップS1108では、付箋受付モジュール110は、付箋情報を受け付ける。
ステップS1110では、付箋貼付位置特定モジュール120は、付箋の位置を特定する。
ステップS1112では、付箋表示モジュール135は、付箋を表示する。
FIG. 11 is a flowchart illustrating a processing example according to the first exemplary embodiment. In addition to the rules related to cells (application processing, definition in the spreadsheet), a processing example in the case where rules related to position (conversion processing in the flowchart of FIG. 11) are defined is shown. Processing of steps S1106, S1116, S1118, and S1120 is added to the flowchart shown in the example of FIG.
In step S1102, the
In step S1104, the
In step S1106, the conversion
In step S1108, the sticky
In step S1110, the sticky note pasting
In step S1112, the
ステップS1114では、スプレッドシート内セル特定モジュール125は、付箋が占める位置に対応するスプレッドシート内のセルを特定する。この特定処理は、前述したように、例えば、台紙・セル対応テーブル1800を用いればよい。
ステップS1116では、変換処理抽出モジュール155は、そのセルに対応する変換処理を抽出する。
ステップS1118では、変換処理抽出モジュール155は、その変換処理に必要な情報を付箋情報から抽出する。なお、このステップS1118の処理では、付箋生成モジュール175によって生成された付箋を抽出の対象としない。
ステップS1120では、変換処理を実行する。
ステップS1122では、スプレッドシート内適用処理抽出モジュール150は、そのセルに対応する適用処理をスプレッドシートから抽出する。
ステップS1124では、付箋情報抽出モジュール145は、その適用処理に必要な情報を付箋情報又は変換処理結果から抽出する。なお、このステップS1124の処理では、付箋生成モジュール175によって生成された付箋を抽出の対象としない。
ステップS1126では、処理モジュール165は、適用処理を実行する。
ステップS1128では、処理結果出力モジュール170は、実行結果を出力する。ステップS1128の処理については、図19の例に示すフローチャートを用いて後述する。
なお、同じセルに対して、変換処理、適用処理が抽出された場合は、ステップS1122〜S1126の処理を行わないようにしてもよい。
In step S1114, the spreadsheet
In step S1116, the conversion
In step S1118, the conversion
In step S1120, conversion processing is executed.
In step S1122, the in-spreadsheet application
In step S1124, the tag
In step S1126, the
In step S1128, the processing
If conversion processing and application processing are extracted for the same cell, the processing in steps S1122 to S1126 may not be performed.
図12は、第1の実施の形態による処理例(図11の例に示したフローチャートによる処理例)を示す説明図である。
図12(a)〜(c)に示す例は、図7(a)〜(c)に示す例と同等である。
図12(d)の例に示す付箋表示画面720では、図12(c)の例に示す付箋表示画面720の状態から、操作者による操作によって定義領域1210が指定され、定義領域1210内のセルに対する変換処理が定義される。図12の例では、「定義領域1210内の付箋の集計値を算出し、定義領域1210の下のセルに入力する」という変換処理が定義されている。
図12(e)に示す付箋表示画面720では、情報処理装置100の処理によって、合計表示付箋752、合計表示付箋1254が作成され、規則が記載されているセルに対応する位置に表示されている。なお、合計表示付箋752は、図7の例と同様に、スプレッドシート710の2列目に記載されているセルを計数する規則にしたがった結果を示しており、合計表示付箋1254は、スプレッドシート710の3列目のセル内の数を集計する規則にしたがった結果を示している。
FIG. 12 is an explanatory diagram illustrating a processing example according to the first embodiment (processing example according to the flowchart illustrated in the example of FIG. 11).
The examples shown in FIGS. 12A to 12C are the same as the examples shown in FIGS.
In the sticky
On the sticky
図13は、処理結果を表示した例を示す説明図である。
定義領域1310は、操作者の操作によって生成される。ただし、スプレッドシート710内のセルに合わせて領域を指定できるようにしてもよい。具体的には、領域の指定は、セルの境界に沿って行わせるようにしてもよい。これによって、セルの途中を横切るような領域の設定操作があったとしても、セルと対応させた領域を設定することができるようになる。
また、定義領域1310に定義することによって、例えば、図8に示したセル834に定義した適用処理がない場合であっても、スプレッドシートで定義を追加することなしに(つまり、スプレッドシートを表示し、修正する操作なしに)、付箋表示画面上で定義することができる。
定義領域1310には、「定義領域1310内の付箋の集計値を算出し、定義領域1310の下のセルに入力する」という変換処理が定義されている。その結果、セル834には、「40」と表示する。その他のセル832等は、図10の例と同等である。
FIG. 13 is an explanatory diagram showing an example of displaying the processing result.
The
Further, by defining in the
The
図14は、1セル内に複数の付箋が貼り付けられた場合の例を示す説明図である。セル(3,2)には、付箋924と付箋1412の2つの付箋が貼り付けられ、セル(4,3)には、付箋928と付箋1414の2つの付箋が貼り付けられている。なお、複数の付箋は重複して貼り付けられていてもよい。
このように1セル内に複数の付箋が貼り付けられていることを検知した場合は、これらの付箋内の情報に対して予め定められた処理を行って、そのセルに入力する。ここで「予め定められた処理」として、例えば、付箋内の記載内容が数値である場合は加算処理、付箋内の記載内容がテキストである場合は連結処理等としてもよい。この「予め定められた処理」にしたがって、セル(3,2)には「30」が入力され、セル(4,3)には「300」が入力される。なお、セル834は集計処理の結果であるので、(「10」+「20」)+「30」の処理を行えばよい。また、セル836は平均値の算出であり、セル数は2であるので、((「100」+「200」)+「300」)/2の処理を行えばよい。
FIG. 14 is an explanatory diagram showing an example when a plurality of sticky notes are pasted in one cell. Two sticky notes, a
In this way, when it is detected that a plurality of sticky notes are pasted in one cell, a predetermined process is performed on the information in these sticky notes and input to the cell. Here, as the “predetermined process”, for example, an addition process may be performed when the description content in the tag is a numerical value, and a connection process may be performed when the description content in the tag is a text. In accordance with the “predetermined process”, “30” is input to the cell (3, 2), and “300” is input to the cell (4, 3). Since the
図15は、1セル内に複数の付箋が貼り付けられた場合の例を示す説明図である。付箋内の記載内容がテキストである場合の例を示している。
付箋内の記載内容がテキストである場合、例えば、連結処理を行うが、どのような順番で行うかは、セル内の付箋の位置で決定するようにしてもよいし、付箋を貼り付けた順番で決定するようにしてもよい。具体的には、セル内の付箋の位置で決定する処理として、付箋の貼り付け位置において、左から順番に連結するようにしてもよい。図15(a)の例の場合、テキスト列「abc」と記載された付箋1512aが左にあり、テキスト列「de」と記載された付箋1514aが右にあるので、セル1500aに文字列「abcde」を入力する。図15(b)の例の場合、テキスト列「de」と記載された付箋1514bが左にあり、テキスト列「abc」と記載された付箋1512bが右にあるので、セル1500bに文字列「deabc」を入力する。また、付箋を貼り付けた順番で決定する処理として、付箋を貼り付けた日時が早いものから順番に連結するようにしてもよい。
FIG. 15 is an explanatory diagram showing an example when a plurality of sticky notes are pasted in one cell. The example in case the description content in a tag is a text is shown.
When the description content in the sticky note is text, for example, a concatenation process is performed, but in what order it may be determined by the position of the sticky note in the cell, or the order in which the sticky note is pasted You may make it decide by. Specifically, as a process for determining the position of the tag in the cell, the tag may be connected in order from the left at the position where the tag is pasted. In the case of the example of FIG. 15A, the
図16は、1セル内に複数の付箋が貼り付けられた場合の例を示す説明図である。付箋内の記載内容が数値である場合の例を示している。
図14の例では、1セル内に複数のセルがある場合は、数値を加算する例を示したが、セル内の付箋の位置関係によって処理を異ならせてもよい。具体的には、付箋が横に並んでいる場合は加算処理、縦に並んでいる場合は除算処理としてもよい。除算処理の場合は、上にある付箋を分子、下にある付箋を分母として(分数と同様の位置関係)、除算処理の対象とする。例えば、図16(a)の場合、数値「10」と記載された付箋1612aと数値「5」と記載された付箋1614aは横に並んでいるので、加算処理を適用して、セル1600aに数値「15(10+5)」を入力する。図16(b)の場合、数値「10」と記載された付箋1612bと数値「5」と記載された付箋1614bは縦に並んでいるので、除算処理を適用して、セル1600bに数値「2(10/5)」を入力する。図16(c)の場合、数値「5」と記載された付箋1614cと数値「10」と記載された付箋1612cは縦に並んでいるので、除算処理を適用して、セル1600cに数値「0.5(5/10)」を入力する。
連結処理、加算処理、除算処理を例として示したが、他の処理(減算処理、乗算処理、平均値処理、CSV(Comma−Separated Values)化処理、配列化処理、付箋のグループ形成処理等)であってもよい。これら(処理内容、付箋の位置関係又は貼り付け順序)は、デフォルトとして定義されていてもよいし、図13の例で示した定義領域1310内に定義するようにしてもよい。
FIG. 16 is an explanatory diagram showing an example when a plurality of sticky notes are pasted in one cell. The example in case the description content in a tag is a numerical value is shown.
In the example of FIG. 14, when there are a plurality of cells in one cell, an example is shown in which numerical values are added, but the processing may be varied depending on the positional relationship of the tag within the cell. Specifically, the addition processing may be performed when the sticky notes are arranged side by side, and the division processing may be performed when the sticky notes are arranged vertically. In the case of division processing, the tag on the top is the numerator and the tag on the bottom is the denominator (positional relationship similar to the fraction), and is the target of the division processing. For example, in the case of FIG. 16 (a), the
The concatenation process, the addition process, and the division process are shown as examples, but other processes (subtraction process, multiplication process, average value process, CSV (Comma-Separated Values) process, array process, sticky note group formation process, etc.) It may be. These (processing contents, positional relationship of sticky notes or pasting order) may be defined as defaults, or may be defined in the
図19は、第1の実施の形態による処理例を示すフローチャートである。
ステップS1902では、処理結果出力モジュール170は、処理結果を受け付ける。
ステップS1904では、付箋生成モジュール175は、ステップS1902で受け付けた処理結果を示す付箋を生成する。例えば、前述した合計表示付箋752、合計表示付箋754、合計表示付箋1254の付箋を生成する。具体的には、例えば、テキスト(数値を含む)を内容とする付箋がある。また、数値を図形化させた内容であってもよい。例えば、グラフを内容とする付箋を生成してもよい。
ステップS1906では、台紙貼付モジュール180は、台紙上で、ステップS1904で生成された付箋を貼り付ける位置を特定する。ここでの貼り付け位置は、予め定められた位置であってもよいし、操作者の操作にしたがって、位置が決定されてもよい。
ステップS1908では、台紙貼付モジュール180は、台紙上に付箋(ステップS1904で生成された付箋)を貼り付ける。図4の例を用いると、付箋レイヤ420に付箋を表示することとなる。
FIG. 19 is a flowchart illustrating a processing example according to the first exemplary embodiment.
In step S1902, the processing
In step S1904, the
In step S1906, the
In step S1908, the
図20は、第1の実施の形態による処理例を示す説明図である。
図20(a)は、ファシリテーターの操作にしたがって、スプレッドシート(テンプレート)を設計する例を示すものである。このスプレッドシートには、エリア、適用処理、処理結果表示領域(ラベル)の設定が行われる。
具体的には、画面2000には、エリア2010、エリア2020、エリア2030、エリア2040が設定される。これらは、スプレッドシートのセルに該当する。そして、そのエリア内に貼り付けられた付箋の数をカウントする適用処理が設定される。また、各エリア内の付箋群は、同じグループに属していることを示している。例えば、エリア2010内の付箋群をグループA、エリア2020内の付箋群をグループB、エリア2030内の付箋群をグループC、エリア2040内の付箋群をグループDとする。そして、各エリア内の右上に、処理結果表示領域が設定される。
そして、参加者の付箋貼り付け操作によって、エリア2010内に付箋2012、付箋2014が貼り付けられ、エリア2020内に付箋2022、付箋2024が貼り付けられている。
具体的には、ファシリテーターは表計算ソフトウェアを用いて、付箋データを集計するシート(データシート、表示シート等)を作成し、台紙と組にして情報処理装置100に登録する。シート内のセルと台紙内の位置との関係は、前述したように台紙・セル対応テーブル1800によって定義されている。
FIG. 20 is an explanatory diagram illustrating a processing example according to the first exemplary embodiment.
FIG. 20A shows an example of designing a spreadsheet (template) according to the operation of the facilitator. In this spreadsheet, an area, an application process, and a processing result display area (label) are set.
Specifically, an
Then, the
Specifically, the facilitator uses spreadsheet software to create a sheet (data sheet, display sheet, etc.) for tabulating sticky note data, and registers it in the
図20(b)は、表計算ソフトウェアによる処理結果を表示する例を示すものである。つまり、ファシリテーターの操作(例えば、計算開始の操作)によって、情報処理装置100内で表計算ソフトウェアが起動され、その表計算ソフトウェアによる処理結果を各エリアのエリア内付箋数表示領域に表示している。具体的には、各エリア内の付箋をカウントし、エリア2010の付箋2019には「3」、エリア2020の付箋2029には「4」、エリア2030の付箋2039には「0」、エリア2040の付箋2049には「0」を表示する。もちろんのことながら、エリア2010内の付箋数のカウントには、付箋2019は含まれない。
なお、図20(a)の例に示す状態から、エリア2010に付箋2016が追加され、エリア2020に付箋2026、付箋2028が追加されている。
FIG. 20B shows an example of displaying the processing result by the spreadsheet software. That is, the spreadsheet software is activated in the
From the state shown in the example of FIG. 20A, a
図20(c)は、表計算ソフトウェアによる処理結果を都度表示する例を示すものである。つまり、作業が進むにつれ、付箋が更新されると表計算ソフトウェアによる処理が行われ、その処理結果の表示も更新する。
エリア2030に、付箋2032が新たに貼り付けられたことによって、付箋2039の内容を「0」から「1」に変更している。
FIG. 20C shows an example of displaying the processing result by the spreadsheet software each time. That is, as the work progresses, when the sticky note is updated, processing by spreadsheet software is performed, and the display of the processing result is also updated.
By newly attaching a
図20(d)は、台紙と表計算ソフトウェアの組は変更することができることの例を示すものである。つまり、表計算ソフトウェアを各エリア内の付箋をカウントし、グラフ表示するものに変更した例である。この変更された表計算ソフトウェアによって、表示が異なることとなる。具体的には、画面2000内の台紙に、付箋2070を貼り付けて表示している。付箋2070の内容は、横軸にエリア2010、エリア2020、エリア2030、エリア2040のグループ名(順にグループA、グループB、グループC、グループD)、縦軸に付箋数を示したグラフである。
FIG. 20D shows an example in which the combination of the mount and the spreadsheet software can be changed. In other words, this is an example in which the spreadsheet software is changed to one that counts the sticky notes in each area and displays the graph. The display differs depending on the modified spreadsheet software. Specifically, a
図21、図22は、第1の実施の形態による処理例を示す説明図である。台紙と表(表計算ソフトウェアにおける表)との関係を例示したものである。
図21(a)は、台紙上に付箋が貼り付けられている例を示すものである。
画面2100には、台紙2110を表示する。そして、台紙2110は、要求のタイトル欄2115、工数欄2120、優先度欄2125、ステータス欄2130を有している。要求のタイトル欄2115は、要求のタイトルの付箋が貼り付けられている。工数欄2120には、工数の付箋が貼り付けられている。優先度欄2125には、優先度の付箋が貼り付けられている。ステータス欄2130には、ステータスの付箋が貼り付けられている。そして、行方向にエリア(グループ2132、グループ2134、グループ2136、グループ2138)に分かれている。これらのグループの領域内に含まれている付箋は、同じグループに属していることになる。
また、台紙2110上に、「計算する」ボタン2140を表示している。この「計算する」ボタン2140が参加者によって選択された場合、表計算ソフトウェアを起動する。
21 and 22 are explanatory diagrams illustrating processing examples according to the first embodiment. The relationship between a mount and a table | surface (table | surface in spreadsheet software) is illustrated.
FIG. 21A shows an example in which a sticky note is pasted on a mount.
A
In addition, a “Calculate”
図21(b)は、図21(a)で「計算する」ボタン2140が選択された場合の表計算ソフトウェアにおける画面例である。図21(b)の例は、図21(a)の例に示す台紙2110上の付箋内のデータを表計算ソフトウェアで処理可能な形式でインポートしたものである。台紙・セル対応テーブル1800を用いて、セル位置と付箋を対応させることができる。
画面2100には、表2150を表示する。表2150は、付箋ID欄2155、付箋の内容欄2160、グループラベル欄2165、グループID欄2170、付箋の色欄2175を有している。付箋ID欄2155は、付箋IDを記憶している。付箋の内容欄2160は、付箋の内容を記憶している。グループラベル欄2165は、グループラベルを記憶している。グループID欄2170は、グループIDを記憶している。付箋の色欄2175は、付箋の色を記憶している。表2150内の1行が、1枚の付箋に対応する。例えば、付箋ID:「23」(表2150内の2行目)は、図21(a)の例に示す付箋「2」(台紙2110内の2行2列のセル内の付箋)に対応している。
FIG. 21B is a screen example in the spreadsheet software when the “Calculate”
A table 2150 is displayed on the
図21(c)は、操作者(例えば、ファシリテーター)の操作によって、付箋の内容欄2160の最終行のセルに「=sumif(xx)」の計算式が記入されたことを示している。つまり、新しい付箋を生成して、その付箋の内容には、規則(この例では、「=sumif(xx)」の計算式)が記載されている。なお、この計算式は、優先度が3以下であるグループ内の工数にかかる付箋の内容の総計を算出するものである。
FIG. 21C shows that the calculation formula “= sumif (xx)” is entered in the cell in the last row of the
図22(a)の例は、図21(c)の例に示す状態から、表計算ソフトウェアの表示を終了し、台紙2110を表示させたものである。
ここでは、図21(c)の例で新しい付箋が生成されたので、計算結果表示付箋2270を新しく生成して表示している。
この計算結果表示付箋2270には、「11」の値を表示している。つまり、優先度が3であるグループ2134の工数「1」とグループ2136の工数「10」を加算した「11」を計算結果表示付箋2270に表示している。
In the example of FIG. 22A, the display of the spreadsheet software is terminated and the
Here, since a new tag is generated in the example of FIG. 21C, a calculation
The calculation
図22(b)の例は、図22(a)の状態から、グループ2132の「優先度」が「4」から「2」(付箋2202)に変更されたので、グループ2132の工数「2」をさらに加算して、「13」を計算結果表示付箋2270に表示する。
In the example of FIG. 22B, since the “priority” of the
図22(c)は、操作者(例えば、ファシリテーター)の操作によって、図21(c)の例で設定された規則をグラフ作成の規則に変更した例を示すものである。具体的には、台紙2110に、グラフ表示付箋2280を付加して表示している。グラフ表示付箋2280の内容は、横軸に優先度、縦軸にその優先度を有するグループの工数を示したグラフである。
FIG. 22C shows an example in which the rule set in the example of FIG. 21C is changed to a rule for creating a graph by the operation of an operator (for example, a facilitator). Specifically, a
<第2の実施の形態>
図23は、第2の実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図を示している。なお、第1の実施の形態と同種の部位には同一符号を付し重複した説明を省略する。第1の実施の形態で「スプレッドシート」と説明している箇所を「台紙」と読み替えればよい。
第2の実施の形態は、付箋の属性とグループの情報を用いて、第1の実施の形態と同等の処理を行うものである。つまり、この第2の実施の形態は、スプレッドシート、セル位置を用いていない例を示している。もちろんのことながら、第1の実施の形態と第2の実施の形態を組み合わせてもよい。そして、その組み合わせの形態として、第2の実施の形態を具体化した際の一例として、第1の実施の形態を把握してもよい(つまり、第1の実施の形態の上位概念として、第2の実施の形態を把握してもよい)。この場合、「台紙」は、スプレッドシートを含む概念である。
第2の実施の形態である情報処理装置2300は、付箋に関する処理を行うものであって、図23の例に示すように、台紙受付モジュール2305、付箋受付モジュール110、台紙表示モジュール2315、付箋貼付位置特定モジュール120、レイヤ表示制御モジュール130、付箋表示モジュール135、抽出モジュール140、変換処理受付モジュール160、処理モジュール165、処理結果出力モジュール170を有している。
<Second Embodiment>
FIG. 23 is a conceptual module configuration diagram of a configuration example according to the second embodiment. In addition, the same code | symbol is attached | subjected to the site | part of the same kind as 1st Embodiment, and the overlapping description is abbreviate | omitted. The portion described as “spreadsheet” in the first embodiment may be read as “mounting paper”.
In the second embodiment, processing equivalent to that in the first embodiment is performed using the attribute of the tag and the group information. That is, this 2nd Embodiment has shown the example which does not use a spreadsheet and a cell position. Of course, you may combine 1st Embodiment and 2nd Embodiment. As an example of the combination, the first embodiment may be grasped as an example when the second embodiment is embodied (that is, as a superordinate concept of the first embodiment, 2 may be grasped). In this case, “mount” is a concept including a spreadsheet.
The
台紙受付モジュール2305は、台紙表示モジュール2315、台紙記憶装置2390と接続されている。台紙受付モジュール2305は、台紙を受け付ける。ここで、受け付けるとは、台紙記憶装置2390の台紙記憶モジュール2392に記憶されている台紙を読み出すことであってもよいし、操作者が台紙生成ソフトウェアを用いて作成した台紙を受け付けるようにしてもよい。前者は、予め台紙が作成されている場合であり、必ずしも付箋が貼り付けられることを想定して作成されたものである必要はない。例えば、壁紙等といわれる画像であってもよい。もちろんのことながら、付箋が貼り付けられることを想定して作成されたものであってもよい。
The
台紙表示モジュール2315は、台紙受付モジュール2305、レイヤ表示制御モジュール130、抽出モジュール140と接続されている。台紙表示モジュール2315は、共有付箋情報処理装置200又は付箋情報処理装置210の液晶ディスプレイ等の表示装置に、台紙受付モジュール2305が受け付けた台紙を表示する。図4の例を用いて前述したように、この表示はレイヤ構造を有しており、レイヤ表示制御モジュール130の制御によって、指示されたレイヤに対して台紙の表示を行う。
The
付箋貼付位置特定モジュール120は、付箋受付モジュール110、付箋表示モジュール135、抽出モジュール140と接続されている。付箋貼付位置特定モジュール120は、付箋受付モジュール110が受け付けた付箋を、台紙上に貼り付ける。この貼り付け処理は、操作者による操作にしたがって指定された位置であってもよいし、予め定められた位置に貼り付けるようにしてもよい。そして、付箋貼付位置特定モジュール120は、台紙上に貼り付けられた付箋の位置を特定する。この特定する位置は、台紙の座標空間における位置であってもよいし、表示装置の画面における位置であってもよい。
そして、付箋貼付位置特定モジュール120は、台紙上に貼り付けられた付箋が属するグループ(集合)を特定する。各付箋の付箋情報テーブル1700の所属グループ欄1765を用いて、その付箋が属しているグループを特定する。
前述の第1の実施の形態と組み合わせた場合では、付箋貼付位置特定モジュール120は、複数のセルを有する台紙上における付箋の位置から、その付箋が貼り付けられたその台紙内のセルを特定することにより、付箋が属する集合を特定するようにしてもよい。例えば、台紙上に予めグループ形成のための領域(例えば、グループ領域を示す囲い線の内側等)が表示されており、その領域内に貼り付けられた付箋は、その領域に対応したグループに属していると判定するものである。
The sticky note pasting
Then, the sticky note pasting
When combined with the above-described first embodiment, the sticky note pasting
抽出モジュール140は、付箋情報抽出モジュール145、適用処理抽出モジュール2350、変換処理抽出モジュール155を有しており、台紙表示モジュール235、付箋貼付位置特定モジュール120、処理モジュール165と接続されている。抽出モジュール140は、付箋内の情報、その情報に対する適用処理を定義した規則を抽出し、それらを処理モジュール165に渡す。
The
適用処理抽出モジュール2350は、グループに関連する規則(適用処理)を抽出する。適用処理抽出モジュール2350は、グループに関連する規則を、台紙内に定義されている規則から抽出する。規則には、「付箋から情報を抽出し、その情報を処理すること」が定義されている。つまり、(1)付箋のどのような情報を対象とするか、(2)その情報に対する処理内容、が定義されている。
前述の第1の実施の形態と組み合わせた場合では、適用処理抽出モジュール2350は、グループとして、付箋の位置または台紙であるスプレッドシートのセルを対応させてもよい。したがって、この場合、付箋の位置またはスプレッドシートのセルから、グループに関連する規則を抽出することとなる。
The application
When combined with the above-described first embodiment, the application
処理モジュール165は、抽出モジュール140、処理結果出力モジュール170と接続されている。処理モジュール165は、適用処理抽出モジュール2350が抽出した規則にしたがって、付箋を対象として情報を抽出し、その情報に対する処理を行う。例えば、複数の付箋を対象とした統計処理(例えば、付箋数の計数、平均値、最大値、最小値、中央値、最頻値、合計値等の算出)等がある。複数の付箋として、例えば、あるグループに属している付箋群がある。なお、処理モジュール165の処理では、付箋生成モジュール175によって生成された付箋を処理対象としない。
The
台紙記憶装置2390は、台紙記憶モジュール2392を有しており、情報処理装置2300の台紙受付モジュール2305と接続されている。台紙記憶装置2390は、台紙記憶モジュール2392内の台紙を管理する。台紙記憶モジュール2392内には、予め作成された台紙が記憶されている。
The
第1の実施の形態で用いた付箋情報テーブル1700の代わりに、第2の実施の形態では、付箋情報テーブル2500を用いてもよい。図25は、付箋情報テーブル2500のデータ構造例を示す説明図である。付箋情報テーブル2500は、付箋ID欄2510、対象台紙ID欄2515、貼付位置欄2520、サイズ欄2525、作成日時欄2535、作成者欄2540、色欄2545、枠線形状欄2550、枠線色欄2555、枠線太さ欄2560、所属グループ欄2565、内容種別欄2570、内容欄2575を有している。つまり、付箋情報テーブル1700の対象スプレッドシートID欄1715を、対象台紙ID欄2515として、対応セル欄1730を削除したものである。対象台紙ID欄2515は、付箋が貼り付けられている台紙を、本実施の形態において一意に識別するための情報(台紙ID)を記憶している。付箋受付モジュール110は、この付箋情報テーブル2500を受け付ける。
Instead of the tag information table 1700 used in the first embodiment, a tag information table 2500 may be used in the second embodiment. FIG. 25 is an explanatory diagram showing an example of the data structure of the tag information table 2500. The tag information table 2500 includes a
また、台紙を管理する情報として、台紙情報テーブル2600を用いるようにしてもよい。図26は、台紙情報テーブル2600のデータ構造例を示す説明図である。台紙情報テーブル2600は、台紙ID欄2610、背景情報欄2620、グループ数欄2630、グループID欄2640、領域欄2650、適用処理欄2660を有している。台紙ID欄2610は、台紙IDを記憶している。背景情報欄2620は、その台紙IDの台紙の背景を示す情報を記憶している。例えば、背景となる画像のファイル名(URL(Uniform Resource Locator)等を含む)であってもよいし、パターンを示す情報であってもよい。そして、その画像には、グループの領域が記載されていてもよいし、そのパターンは、グループの領域を描画するグラフィック命令によって構成されていてもよい。グループ数欄2630は、その台紙内に定義されているグループ数を記憶している。したがって、これ以降にグループID欄2640〜適用処理欄2660の組み合わせがグループ数分だけ続くことになる。グループID欄2640は、グループを、本実施の形態において一意に識別するための情報(グループID)を記憶している。領域欄2650は、そのグループを示す領域を記憶している。例えば、領域を矩形とした場合は、左上角の座標、幅、高さによって定義されている。適用処理欄2660は、そのグループに関連する規則(そのグループに属している付箋に対して適用される規則)を記憶している。なお、付箋がどのグループに属しているかの判定処理に、付箋情報テーブル2500の所属グループ欄2565を用いる場合は、グループ数欄2630、領域欄2650はなくてもよい。台紙受付モジュール2305は、この台紙情報テーブル2600を受け付ける。
Further, the mount information table 2600 may be used as information for managing the mount. FIG. 26 is an explanatory diagram showing an example of the data structure of the mount information table 2600. The mount information table 2600 includes a
図24は、第2の実施の形態による処理例を示すフローチャートである。第1の実施の形態における図6の例に示すフローチャートに対応するものである。
ステップS2402では、台紙受付モジュール2305は、台紙を受け付ける。
ステップS2404では、台紙表示モジュール2315は、台紙を表示する。
ステップS2406では、付箋受付モジュール110は、付箋情報を受け付ける。
ステップS2408では、付箋貼付位置特定モジュール120は、付箋の位置を特定する。
ステップS2410では、付箋表示モジュール135は、付箋を表示する。
FIG. 24 is a flowchart illustrating a processing example according to the second exemplary embodiment. This corresponds to the flowchart shown in the example of FIG. 6 in the first embodiment.
In step S2402, the
In step S2404, the
In step S2406, the sticky
In step S2408, the sticky note pasting
In step S2410, the
ステップS2412では、付箋貼付位置特定モジュール120は、台紙上に貼り付けられた付箋が属するグループを特定する。
ステップS2414では、適用処理抽出モジュール2350は、そのグループに対応する適用処理を台紙から抽出する。
ステップS2416では、付箋情報抽出モジュール145は、その適用処理に必要な情報を付箋情報から抽出する。なお、このステップS2416の処理では、付箋生成モジュール175によって生成された付箋を抽出の対象としない。
ステップS2418では、処理モジュール165は、適用処理を実行する。具体的には、ステップS2416で抽出した情報に対して、ステップS2414で抽出した適用処理を実行する。
ステップS2420では、処理結果出力モジュール170は、実行結果を出力する。このステップS2420の処理は、図19の例に示すフローチャートによる処理を用いればよい。
In step S2412, the sticky note pasting
In step S2414, the application
In step S2416, the tag
In step S2418, the
In step S2420, the processing
なお、本実施の形態としてのプログラムが実行されるコンピュータのハードウェア構成は、図27に例示するように、一般的なコンピュータであり、具体的にはパーソナルコンピュータ、サーバーとなり得るコンピュータ等である。つまり、具体例として、処理部(演算部)としてCPU2701を用い、記憶装置としてRAM2702、ROM2703、HD2704を用いている。HD2704として、例えばハードディスク、SSD(Solid State Drive)を用いてもよい。スプレッドシート受付モジュール105、付箋受付モジュール110、スプレッドシート表示モジュール115、付箋貼付位置特定モジュール120、スプレッドシート内セル特定モジュール125、レイヤ表示制御モジュール130、付箋表示モジュール135、抽出モジュール140、付箋情報抽出モジュール145、スプレッドシート内適用処理抽出モジュール150、変換処理抽出モジュール155、変換処理受付モジュール160、処理モジュール165、処理結果出力モジュール170、付箋生成モジュール175、台紙貼付モジュール180、台紙受付モジュール2305、台紙表示モジュール2315、適用処理抽出モジュール2350等のプログラムを実行するCPU2701と、そのプログラムやデータを記憶するRAM2702と、本コンピュータを起動するためのプログラム等が格納されているROM2703と、スプレッドシート記憶モジュール192、付箋情報記憶モジュール196、台紙記憶モジュール2392等としての機能を有する補助記憶装置(フラッシュメモリ等であってもよい)であるHD2704と、キーボード、マウス、タッチパネル、マイク等に対する利用者の操作に基づいてデータを受け付ける受付装置2706と、CRT、液晶ディスプレイ、スピーカー等の出力装置2705と、ネットワークインタフェースカード等の通信ネットワークと接続するための通信回線インタフェース2707、そして、それらをつないでデータのやり取りをするためのバス2708により構成されている。これらのコンピュータが複数台互いにネットワークによって接続されていてもよい。
Note that the hardware configuration of the computer on which the program according to the present embodiment is executed is a general computer as illustrated in FIG. 27, specifically, a personal computer, a computer that can be a server, or the like. That is, as a specific example, a
前述の実施の形態のうち、コンピュータ・プログラムによるものについては、本ハードウェア構成のシステムにソフトウェアであるコンピュータ・プログラムを読み込ませ、ソフトウェアとハードウェア資源とが協働して、前述の実施の形態が実現される。
なお、図27に示すハードウェア構成は、1つの構成例を示すものであり、本実施の形態は、図27に示す構成に限らず、本実施の形態において説明したモジュールを実行可能な構成であればよい。例えば、一部のモジュールを専用のハードウェア(例えば特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit:ASIC)等)で構成してもよく、一部のモジュールは外部のシステム内にあり通信回線で接続しているような形態でもよく、さらに図27に示すシステムが複数互いに通信回線によって接続されていて互いに協調動作するようにしてもよい。また、特に、パーソナルコンピュータの他、携帯情報通信機器(携帯電話、スマートフォン、モバイル機器、ウェアラブルコンピュータ等を含む)、情報家電、ロボット、複写機、ファックス、スキャナ、プリンタ、複合機(スキャナ、プリンタ、複写機、ファックス等のいずれか2つ以上の機能を有している画像処理装置)などに組み込まれていてもよい。
Among the above-described embodiments, the computer program is a computer program that reads the computer program, which is software, in the hardware configuration system, and the software and hardware resources cooperate with each other. Is realized.
Note that the hardware configuration shown in FIG. 27 shows one configuration example, and the present embodiment is not limited to the configuration shown in FIG. 27 but can execute the modules described in the present embodiment. I just need it. For example, some modules may be configured with dedicated hardware (for example, Application Specific Integrated Circuit (ASIC), etc.), and some modules are in an external system and connected via a communication line Alternatively, a plurality of systems shown in FIG. 27 may be connected to each other via communication lines so as to cooperate with each other. In particular, in addition to personal computers, portable information communication devices (including mobile phones, smartphones, mobile devices, wearable computers, etc.), information appliances, robots, copiers, fax machines, scanners, printers, multifunction devices (scanners, printers, An image processing apparatus having two or more functions such as a copying machine and a fax machine) may be incorporated.
なお、説明したプログラムについては、記録媒体に格納して提供してもよく、また、そのプログラムを通信手段によって提供してもよい。その場合、例えば、前記説明したプログラムについて、「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」の発明として捉えてもよい。
「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、プログラムのインストール、実行、プログラムの流通等のために用いられる、プログラムが記録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体をいう。
なお、記録媒体としては、例えば、デジタル・バーサタイル・ディスク(DVD)であって、DVDフォーラムで策定された規格である「DVD−R、DVD−RW、DVD−RAM等」、DVD+RWで策定された規格である「DVD+R、DVD+RW等」、コンパクトディスク(CD)であって、読み出し専用メモリ(CD−ROM)、CDレコーダブル(CD−R)、CDリライタブル(CD−RW)等、ブルーレイ・ディスク(Blu−ray(登録商標) Disc)、光磁気ディスク(MO)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープ、ハードディスク、読み出し専用メモリ(ROM)、電気的消去及び書換可能な読み出し専用メモリ(EEPROM(登録商標))、フラッシュ・メモリ、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、SD(Secure Digital)メモリーカード等が含まれる。
そして、前記のプログラム又はその一部は、前記記録媒体に記録して保存や流通等させてもよい。また、通信によって、例えば、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、メトロポリタン・エリア・ネットワーク(MAN)、ワイド・エリア・ネットワーク(WAN)、インターネット、イントラネット、エクストラネット等に用いられる有線ネットワーク、又は無線通信ネットワーク、さらにこれらの組み合わせ等の伝送媒体を用いて伝送させてもよく、また、搬送波に乗せて搬送させてもよい。
さらに、前記のプログラムは、他のプログラムの一部分若しくは全部であってもよく、又は別個のプログラムと共に記録媒体に記録されていてもよい。また、複数の記録媒体に分割して記録されていてもよい。また、圧縮や暗号化等、復元可能であればどのような態様で記録されていてもよい。
The program described above may be provided by being stored in a recording medium, or the program may be provided by communication means. In that case, for example, the above-described program may be regarded as an invention of a “computer-readable recording medium recording the program”.
The “computer-readable recording medium on which a program is recorded” refers to a computer-readable recording medium on which a program is recorded, which is used for program installation, execution, program distribution, and the like.
The recording medium is, for example, a digital versatile disc (DVD), which is a standard established by the DVD Forum, such as “DVD-R, DVD-RW, DVD-RAM,” and DVD + RW. Standard “DVD + R, DVD + RW, etc.”, compact disc (CD), read only memory (CD-ROM), CD recordable (CD-R), CD rewritable (CD-RW), Blu-ray disc ( Blu-ray (registered trademark) Disc), magneto-optical disk (MO), flexible disk (FD), magnetic tape, hard disk, read-only memory (ROM), electrically erasable and rewritable read-only memory (EEPROM (registered trademark)) )), Flash memory, random access memory (R) AM), SD (Secure Digital) memory card, and the like.
The program or a part of the program may be recorded on the recording medium for storage or distribution. Also, by communication, for example, a local area network (LAN), a metropolitan area network (MAN), a wide area network (WAN), a wired network used for the Internet, an intranet, an extranet, or a wireless communication It may be transmitted using a transmission medium such as a network or a combination of these, or may be carried on a carrier wave.
Furthermore, the program may be a part or all of another program, or may be recorded on a recording medium together with a separate program. Moreover, it may be divided and recorded on a plurality of recording media. Further, it may be recorded in any manner as long as it can be restored, such as compression or encryption.
100…情報処理装置
105…スプレッドシート受付モジュール
110…付箋受付モジュール
115…スプレッドシート表示モジュール
120…付箋貼付位置特定モジュール
125…スプレッドシート内セル特定モジュール
130…レイヤ表示制御モジュール
135…付箋表示モジュール
140…抽出モジュール
145…付箋情報抽出モジュール
150…スプレッドシート内適用処理抽出モジュール
155…変換処理抽出モジュール
160…変換処理受付モジュール
165…処理モジュール
170…処理結果出力モジュール
175…付箋生成モジュール
180…台紙貼付モジュール
190…スプレッドシート記憶装置
192…スプレッドシート記憶モジュール
194…付箋情報記憶装置
196…付箋情報記憶モジュール
200…共有付箋情報処理装置
210…付箋情報処理装置
280…会議室
298、299…通信回線
2300…情報処理装置
2305…台紙受付モジュール
2315…台紙表示モジュール
2350…適用処理抽出モジュール
2390…台紙記憶装置
2392…台紙記憶モジュール
DESCRIPTION OF
Claims (8)
特定された前記集合に関連する規則を抽出する抽出手段と、
前記規則にしたがって、前記付箋を対象として当該付箋の属性に関する情報を抽出し、該情報の処理を行う処理手段と、
前記処理手段による処理結果を内容とする付箋を生成する生成手段と、
前記生成手段によって生成された前記付箋を前記台紙上に出力する出力手段
を有し、
前記処理手段は、前記生成手段によって生成された付箋を処理の対象としない、
情報処理装置。 A specifying means for specifying a set to which the sticky notes pasted on the mount belong,
Extraction means for extracting rules related to the identified set;
In accordance with the rules, processing means for extracting information on the attribute of the tag for the tag and processing the information;
Generating means for generating a sticky note containing the processing result of the processing means;
Output means for outputting the sticky note generated by the generating means on the mount;
The processing means does not process the sticky note generated by the generating means;
Information processing device.
請求項1に記載の情報処理装置。 The specifying unit specifies a set to which a sticky note belongs by specifying a cell in the mount on which the sticky note is pasted from a position of the sticky note on a mount having a plurality of cells.
The information processing apparatus according to claim 1.
請求項2に記載の情報処理装置。 The extraction means extracts a related rule from the position of the tag or the cell;
The information processing apparatus according to claim 2.
請求項1に記載の情報処理装置。 The extraction means extracts rules associated with the set from rules defined in the mount;
The information processing apparatus according to claim 1.
をさらに有し、
前記抽出手段は、前記位置に関連する規則を、前記受付手段によって受け付けられた規則から抽出する、
請求項1から4のいずれか一項に記載の情報処理装置。 A receiving means for receiving a rule defined on the displayed mount;
The extracting means extracts a rule related to the position from the rule received by the receiving means;
The information processing apparatus according to any one of claims 1 to 4.
請求項4に従属する請求項5に記載の情報処理装置。 The processing means, when the extracting means extracts both a rule related to the cell and a rule related to the position, preferentially applies the rule related to the position.
The information processing apparatus according to claim 5, which is dependent on claim 4.
請求項1から6のいずれか一項に記載の情報処理装置。 The generation means performs a figure of a numerical value as generation of a sticky note indicating a processing result.
The information processing apparatus according to any one of claims 1 to 6.
台紙上に貼り付けられた付箋が属する集合を特定する特定手段と、
特定された前記集合に関連する規則を抽出する抽出手段と、
前記規則にしたがって、前記付箋を対象として当該付箋の属性に関する情報を抽出し、該情報の処理を行う処理手段と、
前記処理手段による処理結果を内容とする付箋を生成する生成手段と、
前記生成手段によって生成された前記付箋を前記台紙上に出力する出力手段
として機能させ、
前記処理手段は、前記生成手段によって生成された付箋を処理の対象としない、
情報処理プログラム。 Computer
A specifying means for specifying a set to which the sticky notes pasted on the mount belong,
Extraction means for extracting rules related to the identified set;
In accordance with the rules, processing means for extracting information on the attribute of the tag for the tag and processing the information;
Generating means for generating a sticky note containing the processing result of the processing means;
Function as output means for outputting the sticky note generated by the generating means on the mount,
The processing means does not process the sticky note generated by the generating means;
Information processing program.
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