JP2018034994A - 昇降機 - Google Patents

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崇 宮野
Takashi Miyano
崇 宮野
潤之介 谷口
Junnosuke Taniguchi
潤之介 谷口
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Satake Engineering Co Ltd
Satake Corp
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Satake Engineering Co Ltd
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Abstract

【課題】
本発明は、昇降機における残留を防止する装置を提供する。
【解決手段】
穀物搬送ケースの上下端に軸支した上部プーリ及び下部プーリ間に、無端状のバケットベルトを懸架し、該無端状のバケットベルトに取り付けた複数のバケットのうち、一部のバケットにスクレーパを取付けた昇降機において、
前記スクレーパは昇降機の底面及び側面に非接触状態でバケットに取り付けるとともに、
スクレーパ付のバケットの前記無端状のバケットベルトの回転方向に対して後続するバケットはその開口縁幅方向に拡大させた幅広バケットとすることを特徴とする昇降機。
【選択図】図4

Description

本発明は、バケットで穀物を揚穀する昇降機下部に穀物が残留するのを防止することに関する。
従来、昇降機において昇降機下部に溜まった穀物の残留を防止するため、バケットの開口縁にスクレーパを設けたものが知られている(特許文献1参照)。このものは、昇降機下部に残留した穀物をスクレーパがすくい取ることでバケットに回収することができるものである。
また、昇降機下部に圧縮空気を設けたものも知られている(特許文献2参照)。このものは、揚穀作業終了後に、エアノズルにより圧縮空気を噴射して昇降機下部に溜まった穀物を吹き上げてバケットにすくわせ回収することができるものである。
しかしながら、特許文献1記載の昇降機にあっては、スクレーパが昇降機の底面や側面に接触するため、スクレーパが摩耗して穀物のすくい上げが不十分になったり、スクレーパが破損して破片が異物として混入したりする可能性があった。また特許文献2記載の昇降機にあっては、別途エアー設備を設けなければならず、昇降機のコストが高くなってしまうという問題があった。
実開昭62−144816号公報 特許第4971606号公報
そこで、本発明は上記問題点にかんがみ、スクレーパの摩耗や破損を防止しながら、かつ安価に、昇降機下部の穀物の残留を防止する昇降機を提供することを技術的課題とする。
上記課題を解決するため本発明の昇降機は、
穀物搬送ケースの上下端に軸支した上部プーリ及び下部プーリ間に、無端状のバケットベルトを懸架し、該無端状のバケットベルトに取り付けた複数のバケットのうち、一部のバケットにスクレーパを取付けた昇降機において、
前記スクレーパを昇降機の底面及び側面に非接触状態で取り付けるとともに、
スクレーパ付のバケットの後続バケットをその開口縁幅方向に拡大させた幅広バケットとする、
という技術的手段を講じた。
請求項2によれば、バケットと無端状のバケットベルトとの間にスペーサを設けることを特徴とする。
請求項3によれば、前記スペーサを、残留穀物の回収にかかるバケットにのみ設けることを特徴とする。
本発明の昇降機によれば、昇降機の底面及び側面に接触しないスクレーパを用いるため、スクレーパの摩耗や損傷を防ぐことができる。一方、前記スクレーパは、昇降機下部の残留穀物に接触するよう配置しているため、前記残留穀物は前記スクレーパによりかき上げられ、前記スクレーパを付けたバケットに後続するバケットにより回収されることになるが、前記後続のバケットは、開口縁幅方向に拡大したバケットとしているため、前記スクレーパにより前記残留穀物がバケットの進行方向から幅方向に外れてかき上げられたものも回収することができ、効果的に穀物の残留を防止することができる。また、エアー設備を設ける必要もないため、昇降機を安価にすることができる。
また、バケットと無端状のバケットベルトとの間にスペーサを設けることにより、バケットの位置を昇降機の底面及び側面に近づけられるよう調節することができるため、より底面に残留した穀物のかき上げや、かき上げの際より側面に飛ばされた穀物の回収も効果的に行うことができる。
また、前記スペーサは、昇降機下部に残留した穀物の回収を目的としたバケット(スクレーパ付のバケット、幅広バケット、幅広バケットの後続のバケット)のみに設けることで、用いる前記スペーサの数量及びバケットベルトにかかる重量を減らすことができるので、昇降機のモータへかかる負荷を抑えることができる。
本発明の昇降機全体の概略断面図である。 本発明の要部を拡大した概略断面図である。 本発明のバケットの側面図である。 図3の斜視図である。 本発明による穀物回収の様子を表した概略図である。
本発明を実施するための形態を図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の昇降機全体を示す概略断面図であり、第2図は本発明の要部を拡大した概略断面図であり、第3図は本発明のバケットの側面図であり、第4図は図3の斜視図であり、第5図は本発明による穀物回収の様子を表した概略図である。
図1に示されるように、昇降機Aは、穀物搬送ケース1の上下端に軸支した上部プーリ2及び下部プーリ3間に、無端状のバケットベルト6を懸架し、該無端状のバケットベルト6に取り付けた複数のバケット7から構成される。前記複数のバケット7の一部にはバケットの開口縁にスクレーパを設けてある(図1では図示せず)。
次に、図2から図5を参照して、本発明の要部となる昇降機について説明する。昇降機Aは、バケットの開口縁に設置するスクレーパ10を昇降機Aの底面12及び側面13に非接触状態でバケットに取り付けたスクレーパ付のバケット8と、前記スクレーパ付のバケット8の後続バケットを、その開口縁方向に拡大させた幅広バケット9と、矢印B方向に進む無端状のバケットベルト6から構成されている。
各々のバケット位置の調節は、バケットと前記無端状のバケットベルト6との間にスペーサ11を設けることで自由に変更することができる。なおスペーサ11はバケットごとに0個から複数個の間で使用する。
昇降機下部の残留穀物を回収するためのバケット(スクレーパ付のバケット、幅広バケット、幅広バケットの直後のバケット)と底面12及び側面13との各隙間は、スペーサの個数を調節することで穀物の厚み以下とし、昇降機Aの下部に残留した穀物を効率よく回収できるようにする。その他のバケットについては、揚穀が目的であり、残留穀物の回収は目的ではないため、必ずしも各隙間は穀物の厚み以下とする必要はない。
前記昇降機Aに、前記スクレーパ付のバケット10を何か所設けるかは、穀物の特性に応じて適宜決定すればよい。
上記構成における作用を説明する。
投入口4に投入された穀物は、上下に移動するバケットの作用により、揚穀され排出口5で投げ出される。穀物の多くは通常のバケットで十分に揚穀されるが、通常のバケットではすくいきれない穀物は下部に残留することとなる。
スクレーパ10と昇降機Aの底面12の間隙は、穀物の厚み以下となるよう設定しているため、スクレーパ10は昇降機Aの下部に残留した穀物に接触し、穀物をかき上げる。
かき上げられた穀物は、その後続の幅広バケット9により回収されるが、前記幅広バケット9は他のバケットよりも幅が広いためバケット開口部も大きくなっており、軌道がずれてかき上げられた穀物であっても効率よく前記幅広バケット9で回収することができる。
本発明におけるバケットは、バケットの位置を調節するためのスペーサ11を使用することでバケットの位置を調節するこができる。前記スペーサ11は、前記スクレーパ10の位置や前記幅広バケット9の位置調節だけでなく、前記スクレーパ10でかき上げられた穀物が、前記幅広バケット9で回収されなかった場合に備えて、前記幅広バケット9の後続のバケットの位置をできるだけ昇降機Aの底面12や側面13に近づけた位置に調節しておけば、更に効果的に回収することが可能である。
残留した穀物の回収を目的とするバケットだけを前記スクレーパ付のバケット8や前記幅広バケット9に変更し、通常の揚穀を目的とするバケットは一般的な形状のバケットを用いることができる。これにより、昇降機Aは、バケットの費用を抑え、不必要にバケットの種類を増やすことがなくなる。また、バケットの重量を無駄に増加させないため、昇降機のモータ(図示せず)や無端状のバケットベルト6へかかる負荷を抑えることができる。
同様に、スペーサ11も全てのバケットに設ける必要はなく、スペーサ11が必要なバケットだけに使用することで、コストを抑え、また昇降機にかかる負荷を抑えることができる。
なお、昇降機Aは、エアー設備が不要なため、昇降機自体のコストを安価に抑えることができる。
本発明の昇降機は、スクレーパの摩耗や破損したスクレーパの穀物への混入することなく、また安価に、穀物の残留を防止することができるものであり、穀物の搬送において極めて有用である。
A 昇降機
1 穀物搬送ケース
2 上部プーリ
3 下部プーリ
4 投入口
5 排出口
6 無端状のバケットベルト
7 バケット
8 スクレーパ付のバケット
9 幅広バケット
10 スクレーパ
11 スペーサ
12 底面
13 側面
G 穀物


Claims (3)

  1. 穀物搬送ケースの上下端に軸支した上部プーリ及び下部プーリ間に、無端状のバケットベルトを懸架し、該無端状のバケットベルトに取り付けた複数のバケットのうち、一部のバケットにスクレーパを取付けた昇降機において、
    前記スクレーパは昇降機の底面及び側面に非接触状態でバケットに取り付けるとともに、
    スクレーパ付のバケットの前記無端状のバケットベルトの回転方向に対して後続するバケットはその開口縁幅方向に拡大させた幅広バケットとすることを特徴とする昇降機。
  2. 前記複数のバケット、前記スクレーパ付のバケット又は前記幅広バケットの全部又は一部と、前記無端状のバケットベルトとの間にスペーサを設けることと特徴とする請求項1記載の昇降機。
  3. 前記スクレーパ付のバケット、前記幅広バケット及び該幅広バケットの前記無端状のバケットベルトの回転方向に対して後続するバケットにのみ前記スペーサを設けることを特徴とする請求項1記載の昇降機。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112660704A (zh) * 2020-12-21 2021-04-16 汪忠诚 一种链斗式提升机
JP7510870B2 (ja) 2020-12-24 2024-07-04 株式会社クボタ 粒状体搬送用の昇降機及び昇降機用のスクレーパバケット

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