JP2018033185A - 端末装置、基地局装置、使用アーキテクチャ決定方法、及びコンピュータプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】各々異なるアーキテクチャをサポートする複数の端末装置が存在する場合にデュアル・コネクティビティを行うことに寄与すること。【解決手段】基地局装置を経由して通信装置との間で通信リンクを確立する端末装置であり、通信リンクを一方の基地局装置に残したまま、他の通信リンクを他の基地局装置を経由して端末装置との間で確立する複数のアーキテクチャのうち、自端末装置がサポートするアーキテクチャを示すサポートアーキテクチャ情報を、基地局装置へ送信する無線通信部、を備え、一方のアーキテクチャは、通信装置と端末装置の間に、異なる基地局装置を経由してそれぞれベアラを確立する構成であり、無線通信部は、自端末装置が複数のアーキテクチャを同時に使用できることを示すアーキテクチャの使用可能情報を基地局装置へ送信することができる。【選択図】図2
Description
本発明は、端末装置、基地局装置、使用アーキテクチャ決定方法、及びコンピュータプログラムに関する。
標準化団体「3GPP(3rd Generation Partnership Project)」により標準化が行われたLTE(Long Term Evolution)と呼ばれるセルラネットワークシステム(以下、LTEシステムと称する)が知られている。図10は、LTEシステムの一構成例を示す概念図である。図10において、基地局装置(E-UTRAN NodeB)eNB_mは、それぞれセルCell_mを提供する。隣り合う各セルCell_mは部分的に重複して配置されている。各基地局装置eNB_mは、サービング・ゲートウェイ(Serving Gateway)と呼ばれる通信装置S−GWに接続されている。端末装置(user equipment)UEは、一つの基地局装置eNB_mに接続する。通信装置S−GWは、基地局装置eNB_mを経由して、端末装置UEとの間で通信リンクを確立する。通信装置S−GWが基地局装置eNB_mを経由して端末装置UEとの間で確立する通信リンクのことを、ここではベアラと呼ぶ。通信装置S−GWは、端末装置UEが接続先の基地局装置eNB_mを変更する際のアンカーポイント(通信経路の切り替えを実行するポイント)となる。端末装置UEが接続先の基地局装置eNB_mを変更することは、ハンドオーバ(hand over)又はハンドオフ(hand off)と呼ばれる。
図11は、LTEシステムの他の構成例を示す概念図である。図11においては、図10のLTEシステムに対して、さらに基地局装置eNB_sが設けられている。各基地局装置eNB_sは、通信装置S−GWに接続されている。各基地局装置eNB_sは、それぞれセルCell_sを提供する。セルCell_sは、セルCell_mよりも、カバレッジ(coverage)が狭い。セルCell_sは、セルCell_mに対して重複して配置されている。図11のLTEシステムは、今後、高い周波数帯の利用や多くの端末装置UEを収容する必要性などから、導入が検討されている。以下、基地局装置eNB_mと基地局装置eNB_sを特に区別しないときは「基地局装置eNB」と称する。
また、3GPPでは、通信装置S−GWが基地局装置eNBを経由して端末装置UEとの間でベアラを確立する際に、一部のベアラをある基地局装置eNBに残したまま、他のベアラを他の基地局装置eNB経由で端末装置UEとの間で確立するアーキテクチャが検討されている(例えば、非特許文献1参照)。図12、図13は、そのアーキテクチャの例を示す概念図である。
[アーキテクチャ1A(図12参照)]
図12には、「1A」と呼ばれるアーキテクチャが示される。アーキテクチャ1Aは、通信装置S−GWと端末装置UEの間に、異なる基地局装置eNBを経由してそれぞれベアラを確立する構成である。図12において、通信装置S−GWと端末装置UEの間には、基地局装置eNB(a)を経由してベアラBr1が確立される。また、通信装置S−GWと端末装置UEの間には、基地局装置eNB(b)を経由してベアラBr2が確立される。このアーキテクチャ1Aでは、ベアラ単位で見てみると、通信装置S−GWと基地局装置eNBの間、また基地局装置eNBと端末装置UEの間は、通常の通信経路とみなすことができ、単にベアラ毎に異なった通信経路で、通信装置S−GWと端末装置UEが通信するものである。
図12には、「1A」と呼ばれるアーキテクチャが示される。アーキテクチャ1Aは、通信装置S−GWと端末装置UEの間に、異なる基地局装置eNBを経由してそれぞれベアラを確立する構成である。図12において、通信装置S−GWと端末装置UEの間には、基地局装置eNB(a)を経由してベアラBr1が確立される。また、通信装置S−GWと端末装置UEの間には、基地局装置eNB(b)を経由してベアラBr2が確立される。このアーキテクチャ1Aでは、ベアラ単位で見てみると、通信装置S−GWと基地局装置eNBの間、また基地局装置eNBと端末装置UEの間は、通常の通信経路とみなすことができ、単にベアラ毎に異なった通信経路で、通信装置S−GWと端末装置UEが通信するものである。
[アーキテクチャ3C(図13参照)]
図13には、「3C」と呼ばれるアーキテクチャが示される。アーキテクチャ3Cは、通信装置S−GWと基地局装置eNBの間の通信経路は一つであり、該基地局装置eNBと端末装置UEの間では、該基地局装置eNBを経由するベアラのうち一部のベアラが該基地局装置eNBで複数に分割され、分割された一部のベアラが他の基地局装置eNBを経由して端末装置UEに至る構成である。図13において、通信装置S−GWと端末装置UEの間には、基地局装置eNB(a)を経由するベアラBr3が確立されている。このベアラBr3は分割されていない。また、通信装置S−GWと端末装置UEの間には、基地局装置eNB(a)を経由するベアラBr4が確立されている。このベアラBr4は、基地局装置eNB(a)でベアラBr4(a),(b)に分割される。ベアラBr4(a)は基地局装置eNB(a)からそのまま端末装置UEへ至る。一方、ベアラBr4(b)は基地局装置eNB(a)から基地局装置eNB(b)を経由して端末装置UEへ至る。基地局装置eNB(a),(b)間のトラヒックの転送は、X2回線と呼ばれる論理回線を使用して行われる。
図13には、「3C」と呼ばれるアーキテクチャが示される。アーキテクチャ3Cは、通信装置S−GWと基地局装置eNBの間の通信経路は一つであり、該基地局装置eNBと端末装置UEの間では、該基地局装置eNBを経由するベアラのうち一部のベアラが該基地局装置eNBで複数に分割され、分割された一部のベアラが他の基地局装置eNBを経由して端末装置UEに至る構成である。図13において、通信装置S−GWと端末装置UEの間には、基地局装置eNB(a)を経由するベアラBr3が確立されている。このベアラBr3は分割されていない。また、通信装置S−GWと端末装置UEの間には、基地局装置eNB(a)を経由するベアラBr4が確立されている。このベアラBr4は、基地局装置eNB(a)でベアラBr4(a),(b)に分割される。ベアラBr4(a)は基地局装置eNB(a)からそのまま端末装置UEへ至る。一方、ベアラBr4(b)は基地局装置eNB(a)から基地局装置eNB(b)を経由して端末装置UEへ至る。基地局装置eNB(a),(b)間のトラヒックの転送は、X2回線と呼ばれる論理回線を使用して行われる。
上述したアーキテクチャ1A,3Cのように、端末装置UEが複数の基地局装置eNBを経由して通信装置S−GWとの間でベアラを確立することを、デュアル・コネクティビティ(Dual connectivity)と呼ぶ。また、デュアル・コネクティビティを行っている状態において、制御情報を運ぶベアラを残す基地局装置eNBのことをマスター基地局装置(MeNB(Master E-UTRAN NodeB))と呼び、一部のベアラを移す先の基地局装置eNBのことをセカンダリ基地局装置(SeNB(Secondary E-UTRAN NodeB))と呼ぶ。
3GPP、TR 36.842、"Study on Small Cell enhancements for E-UTRA and E-UTRAN; Higher layer aspects"、 V12.0.0、2013-12
上述したアーキテクチャ1A,3Cによれば、例えば制御情報を運ぶベアラなど、一部のベアラをある基地局装置eNBに残したまま、他のベアラを他の基地局装置eNBを経由して端末装置UEとの間で確立することができる。例えば、図11に示されるように、カバレッジが狭い基地局装置eNB_sを多数配置した場合、端末装置UEの移動によって発生するハンドオーバの回数が増大し、その結果、LTEシステム内を流れる制御情報の量が増大し、端末装置UEによるデータトラヒックのやり取りを圧迫することが懸念される。この対処の一つとして、アーキテクチャ1A,3Cが考えられる。
しかし、従来のLTEシステムでは、同一システム内でアーキテクチャ1A,3Cの両方を併用することが考慮されていない。例えば、各端末装置UEによって、サポートする(使用可能である)アーキテクチャが異なる場合において、デュアル・コネクティビティを実施しようとするときには、基地局装置eNBは自己に接続する端末装置UEのサポートするアーキテクチャを知る必要がある。しかしながら、従来のLTEシステムでは、基地局装置eNBが、自己に接続する端末装置UEのサポートするアーキテクチャを知ることができない。
また、アーキテクチャ3Cでは、基地局装置eNBで分割されるベアラは、複数の基地局装置eNBと端末装置UEとの間の無線リソースを使用することが可能であるため、ベアラ単位でのピークスループットを向上できる。一方、ある基地局装置eNBに届いたベアラのトラヒックの一部が、他の基地局装置eNBを経由して端末装置UEに届くことから、一般的には、通信装置S−GWと端末装置UEとの間の遅延時間が増えることが考えられる。このような各アーキテクチャの特性に応じて、アーキテクチャの使い分けを行うことが課題として挙げられる。
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、各々異なるアーキテクチャをサポートする複数の端末装置が存在する場合にデュアル・コネクティビティを行うことに寄与できる端末装置、基地局装置、使用アーキテクチャ決定方法、及びコンピュータプログラムを提供することを課題とする。
(1)本発明に係る端末装置は、基地局装置を経由して通信装置との間で通信リンクを確立する端末装置であり、通信リンクを一方の基地局装置に残したまま、他の通信リンクを他の基地局装置を経由して前記端末装置との間で確立する複数のアーキテクチャのうち、自端末装置がサポートするアーキテクチャを示すサポートアーキテクチャ情報を、基地局装置へ送信する無線通信部、を備え、一方のアーキテクチャは、通信装置と端末装置の間に、異なる基地局装置を経由してそれぞれベアラを確立する構成であり、前記無線通信部は、自端末装置が複数の前記アーキテクチャを同時に使用できることを示すアーキテクチャの使用可能情報を基地局装置へ送信することができる、ことを特徴とする。
(2)本発明に係る端末装置は、基地局装置を経由して通信装置との間で通信リンクを確立する端末装置であり、通信リンクを一方の基地局装置に残したまま、他の通信リンクを他の基地局装置を経由して前記端末装置との間で確立する複数のアーキテクチャのうち、自端末装置がサポートするアーキテクチャを示すサポートアーキテクチャ情報を、基地局装置へ送信する無線通信部、を備え、一方のアーキテクチャは、通信装置と基地局装置の間の通信経路は一つであり、該基地局装置と端末装置の間では、該基地局装置を経由するベアラが該基地局装置で複数に分割され、分割されたベアラが他の基地局装置を経由して端末装置に至る構成であり、前記無線通信部は、自端末装置が複数の前記アーキテクチャを同時に使用できることを示すアーキテクチャの使用可能情報を基地局装置へ送信することができる、ことを特徴とする。
(3)本発明に係る端末装置は、基地局装置を経由して通信装置との間で通信リンクを確立する端末装置であり、通信リンクを一方の基地局装置に残したまま、他の通信リンクを他の基地局装置を経由して前記端末装置との間で確立する複数のアーキテクチャのうち、自端末装置がサポートするアーキテクチャを示すサポートアーキテクチャ情報を、基地局装置へ送信する無線通信部、を備え、一方のアーキテクチャは、通信装置と端末装置の間に、異なる基地局装置を経由してそれぞれベアラを確立する構成であり、もう一方のアーキテクチャは、通信装置と基地局装置の間の通信経路は一つであり、該基地局装置と端末装置の間では、該基地局装置を経由するベアラが該基地局装置で複数に分割され、分割されたベアラが他の基地局装置を経由して端末装置に至る構成であり、前記無線通信部は、自端末装置が複数の前記アーキテクチャを同時に使用できることを示すアーキテクチャの使用可能情報を基地局装置へ送信することができる、ことを特徴とする。
(4)本発明に係る端末装置は、上記(1)から(3)のいずれかの端末装置において、前記サポートアーキテクチャ情報又は前記アーキテクチャの使用可能情報は、基地局装置からの問い合わせに応じて自端末装置から送信される端末能力の情報、又は、無線通信システムの機能に対する端末装置の対応状況を表す情報、に追加して送信される、ことを特徴とする。
(2)本発明に係る端末装置は、基地局装置を経由して通信装置との間で通信リンクを確立する端末装置であり、通信リンクを一方の基地局装置に残したまま、他の通信リンクを他の基地局装置を経由して前記端末装置との間で確立する複数のアーキテクチャのうち、自端末装置がサポートするアーキテクチャを示すサポートアーキテクチャ情報を、基地局装置へ送信する無線通信部、を備え、一方のアーキテクチャは、通信装置と基地局装置の間の通信経路は一つであり、該基地局装置と端末装置の間では、該基地局装置を経由するベアラが該基地局装置で複数に分割され、分割されたベアラが他の基地局装置を経由して端末装置に至る構成であり、前記無線通信部は、自端末装置が複数の前記アーキテクチャを同時に使用できることを示すアーキテクチャの使用可能情報を基地局装置へ送信することができる、ことを特徴とする。
(3)本発明に係る端末装置は、基地局装置を経由して通信装置との間で通信リンクを確立する端末装置であり、通信リンクを一方の基地局装置に残したまま、他の通信リンクを他の基地局装置を経由して前記端末装置との間で確立する複数のアーキテクチャのうち、自端末装置がサポートするアーキテクチャを示すサポートアーキテクチャ情報を、基地局装置へ送信する無線通信部、を備え、一方のアーキテクチャは、通信装置と端末装置の間に、異なる基地局装置を経由してそれぞれベアラを確立する構成であり、もう一方のアーキテクチャは、通信装置と基地局装置の間の通信経路は一つであり、該基地局装置と端末装置の間では、該基地局装置を経由するベアラが該基地局装置で複数に分割され、分割されたベアラが他の基地局装置を経由して端末装置に至る構成であり、前記無線通信部は、自端末装置が複数の前記アーキテクチャを同時に使用できることを示すアーキテクチャの使用可能情報を基地局装置へ送信することができる、ことを特徴とする。
(4)本発明に係る端末装置は、上記(1)から(3)のいずれかの端末装置において、前記サポートアーキテクチャ情報又は前記アーキテクチャの使用可能情報は、基地局装置からの問い合わせに応じて自端末装置から送信される端末能力の情報、又は、無線通信システムの機能に対する端末装置の対応状況を表す情報、に追加して送信される、ことを特徴とする。
(5)本発明に係る基地局装置は、通信装置と端末装置との間で確立される通信リンクを中継する基地局装置であり、通信リンクを一方の基地局装置に残したまま、他の通信リンクを他の基地局装置を経由して前記端末装置との間で確立する複数のアーキテクチャのうち、前記端末装置がサポートするアーキテクチャを示すサポートアーキテクチャ情報を前記端末装置から受信する無線通信部と、前記端末装置から受信したサポートアーキテクチャ情報と、自基地局装置のサポートするアーキテクチャを示すサポートアーキテクチャ情報とに基づいて使用可能なアーキテクチャを決定する制御部と、を備え、一方のアーキテクチャは、通信装置と端末装置の間に、異なる基地局装置を経由してそれぞれベアラを確立する構成であり、前記無線通信部は、前記端末装置が複数の前記アーキテクチャを同時に使用できることを示すアーキテクチャの使用可能情報を前記端末装置から受信し、前記制御部は、前記端末装置から受信したサポートアーキテクチャ情報及び前記アーキテクチャの使用可能情報と、自基地局装置のサポートするアーキテクチャを示すサポートアーキテクチャ情報とに基づいて使用可能なアーキテクチャを決定する、ことを特徴とする。
(6)本発明に係る基地局装置は、通信装置と端末装置との間で確立される通信リンクを中継する基地局装置であり、通信リンクを一方の基地局装置に残したまま、他の通信リンクを他の基地局装置を経由して前記端末装置との間で確立する複数のアーキテクチャのうち、前記端末装置がサポートするアーキテクチャを示すサポートアーキテクチャ情報を前記端末装置から受信する無線通信部と、前記端末装置から受信したサポートアーキテクチャ情報と、自基地局装置のサポートするアーキテクチャを示すサポートアーキテクチャ情報とに基づいて使用可能なアーキテクチャを決定する制御部と、を備え、一方のアーキテクチャは、通信装置と基地局装置の間の通信経路は一つであり、該基地局装置と端末装置の間では、該基地局装置を経由するベアラが該基地局装置で複数に分割され、分割されたベアラが他の基地局装置を経由して端末装置に至る構成であり、前記無線通信部は、前記端末装置が複数の前記アーキテクチャを同時に使用できることを示すアーキテクチャの使用可能情報を前記端末装置から受信し、前記制御部は、前記端末装置から受信したサポートアーキテクチャ情報及び前記アーキテクチャの使用可能情報と、自基地局装置のサポートするアーキテクチャを示すサポートアーキテクチャ情報とに基づいて使用可能なアーキテクチャを決定する、ことを特徴とする。
(7)本発明に係る基地局装置は、通信装置と端末装置との間で確立される通信リンクを中継する基地局装置であり、通信リンクを一方の基地局装置に残したまま、他の通信リンクを他の基地局装置を経由して前記端末装置との間で確立する複数のアーキテクチャのうち、前記端末装置がサポートするアーキテクチャを示すサポートアーキテクチャ情報を前記端末装置から受信する無線通信部と、前記端末装置から受信したサポートアーキテクチャ情報と、自基地局装置のサポートするアーキテクチャを示すサポートアーキテクチャ情報とに基づいて使用可能なアーキテクチャを決定する制御部と、を備え、一方のアーキテクチャは、通信装置と端末装置の間に、異なる基地局装置を経由してそれぞれベアラを確立する構成であり、もう一方のアーキテクチャは、通信装置と基地局装置の間の通信経路は一つであり、該基地局装置と端末装置の間では、該基地局装置を経由するベアラが該基地局装置で複数に分割され、分割されたベアラが他の基地局装置を経由して端末装置に至る構成であり、前記無線通信部は、前記端末装置が複数の前記アーキテクチャを同時に使用できることを示すアーキテクチャの使用可能情報を前記端末装置から受信し、前記制御部は、前記端末装置から受信したサポートアーキテクチャ情報及び前記アーキテクチャの使用可能情報と、自基地局装置のサポートするアーキテクチャを示すサポートアーキテクチャ情報とに基づいて使用可能なアーキテクチャを決定する、ことを特徴とする。
(6)本発明に係る基地局装置は、通信装置と端末装置との間で確立される通信リンクを中継する基地局装置であり、通信リンクを一方の基地局装置に残したまま、他の通信リンクを他の基地局装置を経由して前記端末装置との間で確立する複数のアーキテクチャのうち、前記端末装置がサポートするアーキテクチャを示すサポートアーキテクチャ情報を前記端末装置から受信する無線通信部と、前記端末装置から受信したサポートアーキテクチャ情報と、自基地局装置のサポートするアーキテクチャを示すサポートアーキテクチャ情報とに基づいて使用可能なアーキテクチャを決定する制御部と、を備え、一方のアーキテクチャは、通信装置と基地局装置の間の通信経路は一つであり、該基地局装置と端末装置の間では、該基地局装置を経由するベアラが該基地局装置で複数に分割され、分割されたベアラが他の基地局装置を経由して端末装置に至る構成であり、前記無線通信部は、前記端末装置が複数の前記アーキテクチャを同時に使用できることを示すアーキテクチャの使用可能情報を前記端末装置から受信し、前記制御部は、前記端末装置から受信したサポートアーキテクチャ情報及び前記アーキテクチャの使用可能情報と、自基地局装置のサポートするアーキテクチャを示すサポートアーキテクチャ情報とに基づいて使用可能なアーキテクチャを決定する、ことを特徴とする。
(7)本発明に係る基地局装置は、通信装置と端末装置との間で確立される通信リンクを中継する基地局装置であり、通信リンクを一方の基地局装置に残したまま、他の通信リンクを他の基地局装置を経由して前記端末装置との間で確立する複数のアーキテクチャのうち、前記端末装置がサポートするアーキテクチャを示すサポートアーキテクチャ情報を前記端末装置から受信する無線通信部と、前記端末装置から受信したサポートアーキテクチャ情報と、自基地局装置のサポートするアーキテクチャを示すサポートアーキテクチャ情報とに基づいて使用可能なアーキテクチャを決定する制御部と、を備え、一方のアーキテクチャは、通信装置と端末装置の間に、異なる基地局装置を経由してそれぞれベアラを確立する構成であり、もう一方のアーキテクチャは、通信装置と基地局装置の間の通信経路は一つであり、該基地局装置と端末装置の間では、該基地局装置を経由するベアラが該基地局装置で複数に分割され、分割されたベアラが他の基地局装置を経由して端末装置に至る構成であり、前記無線通信部は、前記端末装置が複数の前記アーキテクチャを同時に使用できることを示すアーキテクチャの使用可能情報を前記端末装置から受信し、前記制御部は、前記端末装置から受信したサポートアーキテクチャ情報及び前記アーキテクチャの使用可能情報と、自基地局装置のサポートするアーキテクチャを示すサポートアーキテクチャ情報とに基づいて使用可能なアーキテクチャを決定する、ことを特徴とする。
(8)本発明に係る使用アーキテクチャ決定方法は、基地局装置を経由して通信装置との間で通信リンクを確立する端末装置の使用アーキテクチャ決定方法であり、前記端末装置が、通信リンクを一方の基地局装置に残したまま、他の通信リンクを他の基地局装置を経由して前記端末装置との間で確立する複数のアーキテクチャのうち、自端末装置がサポートするアーキテクチャを示すサポートアーキテクチャ情報を、基地局装置へ送信するステップと、前記端末装置が、自端末装置が複数の前記アーキテクチャを同時に使用できることを示すアーキテクチャの使用可能情報を基地局装置へ送信するステップと、基地局装置が、前記端末装置から受信したサポートアーキテクチャ情報及び前記アーキテクチャの使用可能情報と、自基地局装置のサポートするアーキテクチャを示すサポートアーキテクチャ情報とに基づいて使用可能なアーキテクチャを決定するステップと、を含み、一方のアーキテクチャは、通信装置と端末装置の間に、異なる基地局装置を経由してそれぞれベアラを確立する構成である、ことを特徴とする。
(9)本発明に係る使用アーキテクチャ決定方法は、基地局装置を経由して通信装置との間で通信リンクを確立する端末装置の使用アーキテクチャ決定方法であり、前記端末装置が、通信リンクを一方の基地局装置に残したまま、他の通信リンクを他の基地局装置を経由して前記端末装置との間で確立する複数のアーキテクチャのうち、自端末装置がサポートするアーキテクチャを示すサポートアーキテクチャ情報を、基地局装置へ送信するステップと、前記端末装置が、自端末装置が複数の前記アーキテクチャを同時に使用できることを示すアーキテクチャの使用可能情報を基地局装置へ送信するステップと、基地局装置が、前記端末装置から受信したサポートアーキテクチャ情報及び前記アーキテクチャの使用可能情報と、自基地局装置のサポートするアーキテクチャを示すサポートアーキテクチャ情報とに基づいて使用可能なアーキテクチャを決定するステップと、を含み、一方のアーキテクチャは、通信装置と基地局装置の間の通信経路は一つであり、該基地局装置と端末装置の間では、該基地局装置を経由するベアラが該基地局装置で複数に分割され、分割されたベアラが他の基地局装置を経由して端末装置に至る構成である、ことを特徴とする。
(10)本発明に係る使用アーキテクチャ決定方法は、基地局装置を経由して通信装置との間で通信リンクを確立する端末装置の使用アーキテクチャ決定方法であり、前記端末装置が、通信リンクを一方の基地局装置に残したまま、他の通信リンクを他の基地局装置を経由して前記端末装置との間で確立する複数のアーキテクチャのうち、自端末装置がサポートするアーキテクチャを示すサポートアーキテクチャ情報を、基地局装置へ送信するステップと、前記端末装置が、自端末装置が複数の前記アーキテクチャを同時に使用できることを示すアーキテクチャの使用可能情報を基地局装置へ送信するステップと、基地局装置が、前記端末装置から受信したサポートアーキテクチャ情報及び前記アーキテクチャの使用可能情報と、自基地局装置のサポートするアーキテクチャを示すサポートアーキテクチャ情報とに基づいて使用可能なアーキテクチャを決定するステップと、を含み、一方のアーキテクチャは、通信装置と端末装置の間に、異なる基地局装置を経由してそれぞれベアラを確立する構成であり、もう一方のアーキテクチャは、通信装置と基地局装置の間の通信経路は一つであり、該基地局装置と端末装置の間では、該基地局装置を経由するベアラが該基地局装置で複数に分割され、分割されたベアラが他の基地局装置を経由して端末装置に至る構成である、ことを特徴とする。
(9)本発明に係る使用アーキテクチャ決定方法は、基地局装置を経由して通信装置との間で通信リンクを確立する端末装置の使用アーキテクチャ決定方法であり、前記端末装置が、通信リンクを一方の基地局装置に残したまま、他の通信リンクを他の基地局装置を経由して前記端末装置との間で確立する複数のアーキテクチャのうち、自端末装置がサポートするアーキテクチャを示すサポートアーキテクチャ情報を、基地局装置へ送信するステップと、前記端末装置が、自端末装置が複数の前記アーキテクチャを同時に使用できることを示すアーキテクチャの使用可能情報を基地局装置へ送信するステップと、基地局装置が、前記端末装置から受信したサポートアーキテクチャ情報及び前記アーキテクチャの使用可能情報と、自基地局装置のサポートするアーキテクチャを示すサポートアーキテクチャ情報とに基づいて使用可能なアーキテクチャを決定するステップと、を含み、一方のアーキテクチャは、通信装置と基地局装置の間の通信経路は一つであり、該基地局装置と端末装置の間では、該基地局装置を経由するベアラが該基地局装置で複数に分割され、分割されたベアラが他の基地局装置を経由して端末装置に至る構成である、ことを特徴とする。
(10)本発明に係る使用アーキテクチャ決定方法は、基地局装置を経由して通信装置との間で通信リンクを確立する端末装置の使用アーキテクチャ決定方法であり、前記端末装置が、通信リンクを一方の基地局装置に残したまま、他の通信リンクを他の基地局装置を経由して前記端末装置との間で確立する複数のアーキテクチャのうち、自端末装置がサポートするアーキテクチャを示すサポートアーキテクチャ情報を、基地局装置へ送信するステップと、前記端末装置が、自端末装置が複数の前記アーキテクチャを同時に使用できることを示すアーキテクチャの使用可能情報を基地局装置へ送信するステップと、基地局装置が、前記端末装置から受信したサポートアーキテクチャ情報及び前記アーキテクチャの使用可能情報と、自基地局装置のサポートするアーキテクチャを示すサポートアーキテクチャ情報とに基づいて使用可能なアーキテクチャを決定するステップと、を含み、一方のアーキテクチャは、通信装置と端末装置の間に、異なる基地局装置を経由してそれぞれベアラを確立する構成であり、もう一方のアーキテクチャは、通信装置と基地局装置の間の通信経路は一つであり、該基地局装置と端末装置の間では、該基地局装置を経由するベアラが該基地局装置で複数に分割され、分割されたベアラが他の基地局装置を経由して端末装置に至る構成である、ことを特徴とする。
(11)本発明に係るコンピュータプログラムは、基地局装置を経由して通信装置との間で通信リンクを確立する端末装置のコンピュータに、通信リンクを一方の基地局装置に残したまま、他の通信リンクを他の基地局装置を経由して前記端末装置との間で確立する複数のアーキテクチャのうち、自端末装置がサポートするアーキテクチャを示すサポートアーキテクチャ情報を、基地局装置へ送信するステップと、自端末装置が複数の前記アーキテクチャを同時に使用できることを示すアーキテクチャの使用可能情報を基地局装置へ送信するステップと、を実行させるためのコンピュータプログラムであり、一方のアーキテクチャは、通信装置と端末装置の間に、異なる基地局装置を経由してそれぞれベアラを確立する構成である、コンピュータプログラムであることを特徴とする。
(12)本発明に係るコンピュータプログラムは、基地局装置を経由して通信装置との間で通信リンクを確立する端末装置のコンピュータに、通信リンクを一方の基地局装置に残したまま、他の通信リンクを他の基地局装置を経由して前記端末装置との間で確立する複数のアーキテクチャのうち、自端末装置がサポートするアーキテクチャを示すサポートアーキテクチャ情報を、基地局装置へ送信するステップと、自端末装置が複数の前記アーキテクチャを同時に使用できることを示すアーキテクチャの使用可能情報を基地局装置へ送信するステップと、を実行させるためのコンピュータプログラムであり、一方のアーキテクチャは、通信装置と基地局装置の間の通信経路は一つであり、該基地局装置と端末装置の間では、該基地局装置を経由するベアラが該基地局装置で複数に分割され、分割されたベアラが他の基地局装置を経由して端末装置に至る構成である、コンピュータプログラムであることを特徴とする。
(13)本発明に係るコンピュータプログラムは、基地局装置を経由して通信装置との間で通信リンクを確立する端末装置のコンピュータに、通信リンクを一方の基地局装置に残したまま、他の通信リンクを他の基地局装置を経由して前記端末装置との間で確立する複数のアーキテクチャのうち、自端末装置がサポートするアーキテクチャを示すサポートアーキテクチャ情報を、基地局装置へ送信するステップと、自端末装置が複数の前記アーキテクチャを同時に使用できることを示すアーキテクチャの使用可能情報を基地局装置へ送信するステップと、を実行させるためのコンピュータプログラムであり、一方のアーキテクチャは、通信装置と端末装置の間に、異なる基地局装置を経由してそれぞれベアラを確立する構成であり、もう一方のアーキテクチャは、通信装置と基地局装置の間の通信経路は一つであり、該基地局装置と端末装置の間では、該基地局装置を経由するベアラが該基地局装置で複数に分割され、分割されたベアラが他の基地局装置を経由して端末装置に至る構成である、コンピュータプログラムであることを特徴とする。
(12)本発明に係るコンピュータプログラムは、基地局装置を経由して通信装置との間で通信リンクを確立する端末装置のコンピュータに、通信リンクを一方の基地局装置に残したまま、他の通信リンクを他の基地局装置を経由して前記端末装置との間で確立する複数のアーキテクチャのうち、自端末装置がサポートするアーキテクチャを示すサポートアーキテクチャ情報を、基地局装置へ送信するステップと、自端末装置が複数の前記アーキテクチャを同時に使用できることを示すアーキテクチャの使用可能情報を基地局装置へ送信するステップと、を実行させるためのコンピュータプログラムであり、一方のアーキテクチャは、通信装置と基地局装置の間の通信経路は一つであり、該基地局装置と端末装置の間では、該基地局装置を経由するベアラが該基地局装置で複数に分割され、分割されたベアラが他の基地局装置を経由して端末装置に至る構成である、コンピュータプログラムであることを特徴とする。
(13)本発明に係るコンピュータプログラムは、基地局装置を経由して通信装置との間で通信リンクを確立する端末装置のコンピュータに、通信リンクを一方の基地局装置に残したまま、他の通信リンクを他の基地局装置を経由して前記端末装置との間で確立する複数のアーキテクチャのうち、自端末装置がサポートするアーキテクチャを示すサポートアーキテクチャ情報を、基地局装置へ送信するステップと、自端末装置が複数の前記アーキテクチャを同時に使用できることを示すアーキテクチャの使用可能情報を基地局装置へ送信するステップと、を実行させるためのコンピュータプログラムであり、一方のアーキテクチャは、通信装置と端末装置の間に、異なる基地局装置を経由してそれぞれベアラを確立する構成であり、もう一方のアーキテクチャは、通信装置と基地局装置の間の通信経路は一つであり、該基地局装置と端末装置の間では、該基地局装置を経由するベアラが該基地局装置で複数に分割され、分割されたベアラが他の基地局装置を経由して端末装置に至る構成である、コンピュータプログラムであることを特徴とする。
本発明によれば、各々異なるアーキテクチャをサポートする複数の端末装置が存在する場合にデュアル・コネクティビティを行うことに寄与できるという効果が得られる。
以下、図面を参照し、本発明の実施形態について説明する。本実施形態では、無線通信システムの一例として、LTEシステムを挙げて説明する。
[第1実施形態]
はじめに本発明に係る一実施形態として第1実施形態を説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る基地局装置eNBの構成を示すブロック図である。図1において、基地局装置eNBは、無線通信部11、通信部12、制御部13及び記憶部14を備える。無線通信部11、通信部12、制御部13及び記憶部14は相互にデータを送受できるように接続されている。無線通信部11は端末装置UEと無線通信する。通信部12は、バックボーンネットワークを介して他の装置と通信する。通信部12は、例えば通信装置S−GWと通信する。制御部13は基地局装置eNBに係る動作の制御を行う。記憶部14はデータを格納する。
はじめに本発明に係る一実施形態として第1実施形態を説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る基地局装置eNBの構成を示すブロック図である。図1において、基地局装置eNBは、無線通信部11、通信部12、制御部13及び記憶部14を備える。無線通信部11、通信部12、制御部13及び記憶部14は相互にデータを送受できるように接続されている。無線通信部11は端末装置UEと無線通信する。通信部12は、バックボーンネットワークを介して他の装置と通信する。通信部12は、例えば通信装置S−GWと通信する。制御部13は基地局装置eNBに係る動作の制御を行う。記憶部14はデータを格納する。
記憶部14は、サポートアーキテクチャ情報141と基地局アーキテクチャ情報142と端末アーキテクチャ情報143を有する。サポートアーキテクチャ情報141は、自基地局装置eNBがサポートするアーキテクチャを示す。本実施形態に係るLTEシステムでは、2つのアーキテクチャ1A(図12参照),3C(図13参照)を併用する。このため、サポートアーキテクチャ情報141は、自基地局装置eNBが、アーキテクチャ1A,3Cのうちどのアーキテクチャ(1A若しくは3C、又は、1Aと3Cの両方)をサポートするのかを示す。
基地局アーキテクチャ情報142は、他の基地局装置eNBがサポートするアーキテクチャを示す。具体的には、他の基地局装置eNBが、アーキテクチャ1A,3Cのうちどのアーキテクチャ(1A若しくは3C、又は、1Aと3Cの両方)をサポートするのかを示す。
端末アーキテクチャ情報143は、端末装置UEがサポートするアーキテクチャを示す。具体的には、端末装置UEが、アーキテクチャ1A,3Cのうちどのアーキテクチャ(1A若しくは3C、又は、1Aと3Cの両方)をサポートするのかを示す。
図2は、本発明の一実施形態に係る端末装置UEの構成を示すブロック図である。図2において、端末装置UEは、無線通信部21、制御部22、記憶部23、入力部24及び出力部25を備える。無線通信部21、制御部22、記憶部23、入力部24及び出力部25は相互にデータを送受できるように接続されている。無線通信部21は、無線接続している基地局装置eNBを介して、他の装置と通信する。
制御部22は端末装置UEに係る動作の制御を行う。記憶部23はデータを格納する。入力部24はデータの入力を行う。出力部25はデータの出力を行う。入力部24として、例えば、キーボード、テンキー、マウス等の入力デバイス、音声を入力するマイクロホン、近距離無線通信の受信デバイスなどが挙げられる。出力部25として、例えば、液晶表示装置等の表示デバイス、音声を出力するスピーカ、近距離無線通信の送信デバイスなどが挙げられる。また、入力デバイスと表示デバイスの両方の機能を有するタッチパネルを備えてもよい。端末装置UEとして、例えば、スマートフォンやタブレット型のコンピュータ(タブレットPC)等の携帯通信端末装置が挙げられる。
記憶部23は、サポートアーキテクチャ情報231を有する。サポートアーキテクチャ情報231は、自端末装置UEがサポートするアーキテクチャを示す。具体的には、自端末装置UEが、アーキテクチャ1A,3Cのうちどのアーキテクチャ(1A若しくは3C、又は、1Aと3Cの両方)をサポートするのかを示す。
次に図3を参照して、第1実施形態に係る動作を説明する。図3は、本発明の第1実施形態に係るアーキテクチャ情報取得方法の手順を示すシーケンスチャートである。
本実施形態では、端末装置の能力の問い合わせ手順を利用する。端末装置UEが基地局装置eNBに接続を開始したときなどにおいて、基地局装置eNBは該端末装置UEがどのような機能に対応しているのかを知り、それに応じた設定や通信指示を当該端末装置UEに送信する必要がある。このため、基地局装置eNBは当該端末装置UEに対して、端末装置UEが対応する機能などに関する情報(端末能力の情報(user equipment capability))の問い合わせを行う。端末装置UEは、基地局装置eNBからの端末能力の問い合わせを受けると、自己の端末能力を基地局装置eNBへ通知する。
(ステップS1) 基地局装置eNBの制御部13は、無線通信部11により、端末能力の問い合わせメッセージを端末装置UEへ送信する。
(ステップS2) 端末装置UEの制御部13は、基地局装置eNBからの端末能力の問い合わせに応じて、無線通信部21により、自端末装置UEの端末能力の情報と、さらに記憶部23に記憶されるサポートアーキテクチャ情報231(自端末装置UEのサポートするアーキテクチャを示す情報)とを基地局装置eNBへ送信する。
基地局装置eNBの制御部13は、端末能力の問い合わせに対する端末装置UEからの応答により受信したサポートアーキテクチャ情報(端末装置UEのサポートするアーキテクチャを示す情報)を、当該端末装置UEの端末アーキテクチャ情報143として記憶部14へ格納する。
[第2実施形態]
次に、本発明に係る一実施形態として第2実施形態を説明する。基地局装置eNBの構成は、第1実施形態に係る図1と同様である。端末装置UEの構成は、第1実施形態に係る図2と同様である。
次に、本発明に係る一実施形態として第2実施形態を説明する。基地局装置eNBの構成は、第1実施形態に係る図1と同様である。端末装置UEの構成は、第1実施形態に係る図2と同様である。
図4は、本発明の第2実施形態に係るアーキテクチャ情報取得方法の手順を示すシーケンスチャートである。図4を参照して、第2実施形態に係る動作を説明する。第2実施形態に係るアーキテクチャ情報取得方法では、第1実施形態と同様に、端末装置の能力問い合わせ手順を利用する。
(ステップS11) 基地局装置eNBの制御部13は、無線通信部11により、端末能力の問い合わせメッセージを端末装置UEへ送信する。
(ステップS12) 端末装置UEの制御部13は、基地局装置eNBからの端末能力の問い合わせに応じて、無線通信部21により、自端末装置UEの端末能力の情報と、さらに複数アーキテクチャの同時使用可否情報とを基地局装置eNBへ送信する。複数アーキテクチャの同時使用可否情報は、記憶部23に記憶されるサポートアーキテクチャ情報231に含まれている。なお、このとき、サポートアーキテクチャ情報231(自端末装置UEのサポートするアーキテクチャを示す情報と複数アーキテクチャの同時使用可否情報)を、基地局装置eNBへ送信してもよい。
複数アーキテクチャの同時使用可否情報は、端末装置UEが複数のアーキテクチャ(本実施形態ではアーキテクチャ1Aと3Cの両方)を同時に使用できるか否かを示す。アーキテクチャ1Aと3Cの両方を同時に使用できるか否かは、端末装置UEのハードウェア等の仕様によって、予め、サポートアーキテクチャ情報231に設定される。
基地局装置eNBの制御部13は、端末能力の問い合わせに対する端末装置UEからの応答により受信した複数アーキテクチャの同時使用可否情報を、当該端末装置UEの端末アーキテクチャ情報143として記憶部14へ格納する。なお、このとき、サポートアーキテクチャ情報(自端末装置UEのサポートするアーキテクチャを示す情報と複数アーキテクチャの同時使用可否情報)を端末装置UEから受信した場合には、該サポートアーキテクチャ情報(端末装置UEのサポートするアーキテクチャを示す情報と複数アーキテクチャの同時使用可否情報)を、当該端末装置UEの端末アーキテクチャ情報143として記憶部14へ格納する。
次に、図5、図6、図7を参照して、基地局装置eNBの制御部13の使用アーキテクチャ決定に係る動作を説明する。図5、図6、図7は、本発明の第2実施形態に係る使用アーキテクチャ決定方法の手順を示すフローチャートである。図5、図6、図7中では自基地局装置eNBのことを基地局装置Xと記しており、以下の図5、図6、図7に係る説明において、自基地局装置eNBのことを基地局装置Xと称する。また、ターゲットの基地局装置eNBとは、基地局装置Xと共にデュアル・コネクティビティを行う相手の基地局装置eNBのことを指す。また、ベアラYとは、端末装置UEと通信装置S−GWの間で新たに確立される、基地局装置Xを経由するベアラのことを指す。
(ステップS101) 制御部13が、基地局装置Xのサポートアーキテクチャ情報141を記憶部14から読み出す。
(ステップS102) 制御部13が、該読み出したサポートアーキテクチャ情報141で示されるアーキテクチャが複数あるか否かを判断する。この判断の結果、複数ある場合にはステップS103へ進み、1つしかない場合には図7のステップS113へ進む。
(ステップS103) 制御部13が、記憶部14においてターゲットの基地局装置eNBの基地局アーキテクチャ情報142が示すアーキテクチャが複数あるか否かを判断する。この判断の結果、複数ある場合には図6のステップS104へ進み、1つしかない場合には図7のステップS114へ進む。
(ステップS104) 制御部13が、基地局装置Xとターゲットの基地局装置eNBの間のX2回線の最大伝送レートが所定の閾値以上であるか否かを判断する。この判断の結果、閾値以上である場合にはステップS105へ進み、閾値未満である場合にはステップS111へ進む。
なお、基地局装置Xとターゲットの基地局装置eNBの間のX2回線の最大伝送レートを示す情報は、予め、記憶部14に格納されている。例えば、制御部13は、X2回線の確立後に、通信部12の測定により、X2回線により最大でどのくらいの伝送レートでデータ伝送が可能であるのかを示すX2回線最大伝送レート情報を取得する。そして、制御部13は、その取得したX2回線最大伝送レート情報を記憶部14に格納する。
(ステップS105) 制御部13が、記憶部14において端末装置UEの端末アーキテクチャ情報143が示すアーキテクチャが1つのみであるか否かを判断する。この判断の結果、1つのみである場合にはステップS106へ進み、複数ある場合にはステップS107へ進む。
(ステップS106) 制御部13が、端末装置UEのベアラYに使用するアーキテクチャを、該端末装置UEのサポートする唯一つのアーキテクチャとする。これは、基地局装置X及びターゲットの基地局装置eNBの両方がアーキテクチャ1A,3Cの両方をサポートしており、且つそれら基地局装置間のX2回線の最大伝送レートが所定の閾値以上であり、且つ端末装置UEのサポートするアーキテクチャが唯一つであるからである。
(ステップS107) 制御部13が、記憶部14において端末装置UEの端末アーキテクチャ情報143に含まれる複数アーキテクチャの同時使用可否情報が複数アーキテクチャの同時使用可であるか否かを判断する。この判断の結果、複数アーキテクチャの同時使用可である場合にはステップS108へ進み、複数アーキテクチャの同時使用否である場合にはステップS109へ進む。
(ステップS108) 制御部13が、端末装置UEのベアラYに使用するアーキテクチャを、該ベアラYの要求するQoS(Quality of Service)に基づくアーキテクチャとする。これは、基地局装置X、ターゲットの基地局装置eNB及び端末装置UEの全てがアーキテクチャ1A,3Cの両方をサポートしており、且つそれら基地局装置間のX2回線の最大伝送レートが所定の閾値以上であり、且つ、端末装置UEがアーキテクチャ1Aと3Cの両方を同時に使用できる又は未だ端末装置UEがデュアル・コネクティビティを行っていない(後述のステップS109参照)からである。つまり、ベアラYの要求するQoSに応じて、アーキテクチャ1A,3Cのいずれを使用してもよい。
例えば、ベアラYが要求する遅延時間がある閾値未満ならば、アーキテクチャ1Aを使用し、そうでなければアーキテクチャ3Cを使用することが挙げられる。また、他の例として、ベアラYが要求する伝送速度がある閾値未満ならば、アーキテクチャ1Aを使用し、そうでなければアーキテクチャ3Cを使用することが挙げられる。
(ステップS109) 制御部13が、端末装置UEにおいてベアラYよりも先に既に他のベアラを確立してデュアル・コネクティビティを行っているか否かを判断する。この判断の結果、既に他のベアラを確立してデュアル・コネクティビティを行っている場合にはステップS110へ進み、そうではない場合にはステップS108へ進む。
(ステップS110) 制御部13が、端末装置UEのベアラYに使用するアーキテクチャを、該端末装置UEにおいて既に他のベアラに使用されているアーキテクチャとする。これは、基地局装置X、ターゲットの基地局装置eNB及び端末装置UEの全てがアーキテクチャ1A,3Cの両方をサポートしており、且つそれら基地局装置間のX2回線の最大伝送レートが所定の閾値以上であり、且つ、端末装置UEがアーキテクチャ1Aと3Cの両方を同時には使用できず、且つ既に端末装置UEがいずれかのアーキテクチャでデュアル・コネクティビティを行っているからである。
(ステップS111) 制御部13が、記憶部14において端末装置UEの端末アーキテクチャ情報143がアーキテクチャ1Aをサポートすることを示しているか否かを判断する。この判断の結果、端末装置UEがアーキテクチャ1Aをサポートする場合にはステップS112へ進み、端末装置UEがアーキテクチャ1Aをサポートしない場合には図7のステップS117へ進む。
(ステップS112) 制御部13が、端末装置UEのベアラYに使用するアーキテクチャを、アーキテクチャ1Aとする。これは、基地局装置X及びターゲットの基地局装置eNBの両方がアーキテクチャ1A,3Cの両方をサポートしており、且つ、それら基地局装置間のX2回線の最大伝送レートが所定の閾値未満であり、且つ、端末装置UEがアーキテクチャ1Aをサポートしているからである。
(ステップS113) 制御部13が、記憶部14においてターゲットの基地局装置eNBの基地局アーキテクチャ情報142が示すいずれかのアーキテクチャと、ステップS101で記憶部14から読み出したサポートアーキテクチャ情報141で示される唯一のアーキテクチャとが等しいか否かを判断する。この判断の結果、等しい場合にはステップS114へ進み、等しくない場合にはステップS117へ進む。
(ステップS114) 制御部13が、基地局装置Xとターゲットの基地局装置eNBとの間で共通にサポートするアーキテクチャがアーキテクチャ1Aであるか否かを判断する。この判断の結果、アーキテクチャ1Aである場合にはステップS115へ進み、アーキテクチャ1Aではない場合にはステップS118へ進む。
(ステップS115) 制御部13が、記憶部14において端末装置UEの端末アーキテクチャ情報143がアーキテクチャ1Aをサポートすることを示しているか否かを判断する。この判断の結果、端末装置UEがアーキテクチャ1Aをサポートする場合にはステップS116へ進み、端末装置UEがアーキテクチャ1Aをサポートしない場合にはステップS117へ進む。
(ステップS116) 制御部13が、端末装置UEのベアラYに使用するアーキテクチャを、基地局装置Xとターゲットの基地局装置eNBとの間で共通にサポートするアーキテクチャとする。これは、基地局装置X及びターゲットの基地局装置eNBが共通にサポートするアーキテクチャが唯一つ存在し、且つそれら基地局装置間のX2回線の最大伝送レートが所定の閾値以上であり(後述のステップS118参照)、且つ端末装置UEが基地局装置X及びターゲットの基地局装置eNBの共通にサポートするアーキテクチャをサポートする(後述のステップS119参照)からである。
(ステップS117) 制御部13が、端末装置UEのベアラYに対してデュアル・コネクティビティを行わない、ことを決定する。これは、基地局装置X及びターゲットの基地局装置eNBが共通にサポートするアーキテクチャが存在しない、又は、基地局装置X及びターゲットの基地局装置eNBが共通にサポートする唯一つのアーキテクチャ3Cが存在するがそれら基地局装置間のX2回線の最大伝送レートが所定の閾値未満である(後述のステップS118参照)、又は、端末装置UEが基地局装置X及びターゲットの基地局装置eNBの共通にサポートする唯一つのアーキテクチャをサポートしない(後述のステップS119参照)、からである。
(ステップS118) 制御部13が、基地局装置Xとターゲットの基地局装置eNBの間のX2回線の最大伝送レートが所定の閾値以上であるか否かを判断する。この判断の結果、閾値以上である場合にはステップS119へ進み、閾値未満である場合にはステップS117へ進む。
(ステップS119) 制御部13が、記憶部14において端末装置UEの端末アーキテクチャ情報143がアーキテクチャ3Cをサポートすることを示しているか否かを判断する。この判断の結果、端末装置UEがアーキテクチャ3Cをサポートする場合にはステップS116へ進み、端末装置UEがアーキテクチャ3Cをサポートしない場合にはステップS117へ進む。
[第3実施形態]
次に、本発明に係る一実施形態として第3実施形態を説明する。基地局装置eNBの構成は、第1実施形態に係る図1と同様である。端末装置UEの構成は、第1実施形態に係る図2と同様である。
次に、本発明に係る一実施形態として第3実施形態を説明する。基地局装置eNBの構成は、第1実施形態に係る図1と同様である。端末装置UEの構成は、第1実施形態に係る図2と同様である。
第3実施形態では、基地局装置eNBが自己のサポートするアーキテクチャ(サポートアーキテクチャ情報141)を端末装置UEへ通知する。端末装置UEは、基地局装置eNBから通知されたサポートアーキテクチャ情報を記憶部23に格納する。そして、端末装置UEが、基地局装置eNBのサポートするアーキテクチャと自己のサポートするアーキテクチャ(サポートアーキテクチャ情報231)とに基づいて使用可能なアーキテクチャを決定し、該決定した使用可能なアーキテクチャを基地局装置eNBへ通知する。
図8、図9を参照して、端末装置UEの制御部22の使用アーキテクチャ決定に係る動作を説明する。図8、図9は、本発明の第3実施形態に係る使用アーキテクチャ決定方法の手順を示すフローチャートである。図8、図9中では自端末装置UEのことを端末装置Xと記しており、以下の図8、図9に係る説明において、自端末装置UEのことを端末装置Xと称する。
(ステップS201) 制御部22が、端末装置Xのサポートアーキテクチャ情報231を記憶部23から読み出す。
(ステップS202) 制御部22が、該読み出したサポートアーキテクチャ情報231で示されるアーキテクチャが複数あるか否かを判断する。この判断の結果、複数ある場合にはステップS203へ進み、1つしかない場合には図9のステップS206へ進む。
(ステップS203) 制御部22が、端末装置Xの接続先の基地局装置eNBから通知されたサポートアーキテクチャ情報(基地局装置eNBのサポートするアーキテクチャの情報)が示すアーキテクチャが複数あるか否かを判断する。この判断の結果、複数ある場合にはステップS204へ進み、1つしかない場合にはステップS205へ進む。
(ステップS204) 制御部22が、使用可能なアーキテクチャを、アーキテクチャ1A,3Cの両方に決定する。これは、端末装置X及び端末装置Xの接続先の基地局装置eNBの両方がアーキテクチャ1A,3Cの両方をサポートしているからである。制御部22は、無線通信部21により、端末装置Xの使用可能なアーキテクチャとしてアーキテクチャ1A,3Cの両方を示す情報を、端末装置Xの接続先の基地局装置eNBへ送信する。
(ステップS205) 制御部22が、使用可能なアーキテクチャを、アーキテクチャ1A,3Cのうち、端末装置Xの接続先の基地局装置eNBのサポートする唯一つのアーキテクチャに決定する。これは、端末装置Xがアーキテクチャ1A,3Cの両方をサポートしており、且つ、端末装置Xの接続先の基地局装置eNBがアーキテクチャ1A,3Cのいずれか一つのみをサポートしているからである。制御部22は、無線通信部21により、端末装置Xの使用可能なアーキテクチャとして端末装置Xの接続先の基地局装置eNBのサポートする唯一つのアーキテクチャを示す情報を、端末装置Xの接続先の基地局装置eNBへ送信する。
(ステップS206) 制御部22が、端末装置Xの接続先の基地局装置eNBから通知されたサポートアーキテクチャ情報(基地局装置eNBのサポートするアーキテクチャの情報)が示すいずれかのアーキテクチャと、ステップS201で記憶部23から読み出したサポートアーキテクチャ情報231で示される唯一のアーキテクチャとが等しいか否かを判断する。この判断の結果、等しい場合にはステップS207へ進み、等しくない場合にはステップS208へ進む。
(ステップS207) 制御部22が、使用可能なアーキテクチャを、アーキテクチャ1A,3Cのうち、端末装置Xのサポートする唯一つのアーキテクチャに決定する。これは、端末装置Xがアーキテクチャ1A,3Cのうちいずれか一つのみをサポートしており、且つ、端末装置Xの接続先の基地局装置eNBが端末装置Xのサポートする唯一つのアーキテクチャをサポートしているからである。制御部22は、無線通信部21により、端末装置Xの使用可能なアーキテクチャとして端末装置Xのサポートする唯一つのアーキテクチャを示す情報を、端末装置Xの接続先の基地局装置eNBへ送信する。
(ステップS208) 制御部22が、端末装置Xが端末装置Xの接続先の基地局装置eNBとデュアル・コネクティビティを行わない、ことを決定する。これは、端末装置Xがアーキテクチャ1A,3Cのうちいずれか一つのみをサポートしており、且つ、端末装置Xの接続先の基地局装置eNBが端末装置Xのサポートする唯一つのアーキテクチャをサポートしていないからである。制御部22は、無線通信部21により、端末装置Xの使用可能なアーキテクチャがないことを示す情報を、端末装置Xの接続先の基地局装置eNBへ送信する。
上述した実施形態によれば、基地局装置eNBが自己に接続する端末装置UEのサポートするアーキテクチャを認識できる。これにより、各々異なるアーキテクチャをサポートする複数の端末装置UEが存在する場合にデュアル・コネクティビティを行うことに寄与できるという効果が得られる。
また、上述した第2実施形態によれば、各アーキテクチャの特性に応じて、アーキテクチャの使い分けを行うことができる。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
例えば、上述した第2実施形態では、X2回線の通信品質を表す情報として伝送レートを使用したが、X2回線の通信品質を表す情報として他の情報を使用してもよい。X2回線の通信品質を表す情報として、例えば、X2回線の遅延時間が挙げられる。また、X2回線の通信品質を表す情報として、例えば、X2回線の通信能力を表す情報が挙げられる。
また、上述した第2実施形態では、X2回線の最大通信品質を使用したが、X2回線の平均通信品質等の他の通信品質であってもよい。
また、基地局装置eNBが自己に隣接する他の基地局装置eNBの基地局アーキテクチャ情報142を格納する場所として、例えば隣接関係テーブル(Neighbour Relation Table)を使用してもよい。隣接関係テーブルは、LTEシステムにおいて、基地局装置eNBが自己に隣接する基地局装置eNBに関する情報を保持するものである。また、基地局装置eNBが自己に隣接する他の基地局装置eNBとの間で確立したX2回線の通信品質を表す情報を、隣接関係テーブルに格納してもよい。
また、上述した実施形態では、端末装置UEが自己のサポートするアーキテクチャを示す情報や複数アーキテクチャの同時使用可否情報を基地局装置eNBへ通知する方法として、端末能力の情報(user equipment capability)の問い合わせの手順を利用したが、他の方法であってもよい。例えば、端末装置UEが、基地局装置eNBからの問い合わせに応じて送信する「無線通信システムの機能に対する端末装置UEの対応状況を表す情報(Feature group indicator)」に、自己のサポートするアーキテクチャを示す情報または複数アーキテクチャの同時使用可否情報を含めて基地局装置eNBへ送信してもよい。
また、上述した実施形態では、無線通信システムの一例としてLTEシステムを挙げたが、LTEシステム以外の他の無線通信システムにも同様に適用可能である。例えば、上述した実施形態では、アーキテクチャ3CがX2回線を使用しているが、他のアーキテクチャとして他の回線を使用するものであってもよい。
また、上述した実施形態に係る基地局装置eNB又は端末装置UEの機能を実現するためのコンピュータプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行するようにしてもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものであってもよい。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、フラッシュメモリ等の書き込み可能な不揮発性メモリ、DVD(Digital Versatile Disk)等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、フラッシュメモリ等の書き込み可能な不揮発性メモリ、DVD(Digital Versatile Disk)等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。
さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(例えばDRAM(Dynamic Random Access Memory))のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
11,21…無線通信部、12…通信部、13,22…制御部、14,23…記憶部、141…サポートアーキテクチャ情報、142…基地局アーキテクチャ情報、143…端末アーキテクチャ情報、24…入力部、25…出力部、231…サポートアーキテクチャ情報、eNB…基地局装置、S−GW…通信装置、UE…端末装置
Claims (13)
- 基地局装置を経由して通信装置との間で通信リンクを確立する端末装置であり、
通信リンクを一方の基地局装置に残したまま、他の通信リンクを他の基地局装置を経由して前記端末装置との間で確立する複数のアーキテクチャのうち、自端末装置がサポートするアーキテクチャを示すサポートアーキテクチャ情報を、基地局装置へ送信する無線通信部、を備え、
一方のアーキテクチャは、通信装置と端末装置の間に、異なる基地局装置を経由してそれぞれベアラを確立する構成であり、
前記無線通信部は、自端末装置が複数の前記アーキテクチャを同時に使用できることを示すアーキテクチャの使用可能情報を基地局装置へ送信することができる、
ことを特徴とする端末装置。 - 基地局装置を経由して通信装置との間で通信リンクを確立する端末装置であり、
通信リンクを一方の基地局装置に残したまま、他の通信リンクを他の基地局装置を経由して前記端末装置との間で確立する複数のアーキテクチャのうち、自端末装置がサポートするアーキテクチャを示すサポートアーキテクチャ情報を、基地局装置へ送信する無線通信部、を備え、
一方のアーキテクチャは、通信装置と基地局装置の間の通信経路は一つであり、該基地局装置と端末装置の間では、該基地局装置を経由するベアラが該基地局装置で複数に分割され、分割されたベアラが他の基地局装置を経由して端末装置に至る構成であり、
前記無線通信部は、自端末装置が複数の前記アーキテクチャを同時に使用できることを示すアーキテクチャの使用可能情報を基地局装置へ送信することができる、
ことを特徴とする端末装置。 - 基地局装置を経由して通信装置との間で通信リンクを確立する端末装置であり、
通信リンクを一方の基地局装置に残したまま、他の通信リンクを他の基地局装置を経由して前記端末装置との間で確立する複数のアーキテクチャのうち、自端末装置がサポートするアーキテクチャを示すサポートアーキテクチャ情報を、基地局装置へ送信する無線通信部、を備え、
一方のアーキテクチャは、通信装置と端末装置の間に、異なる基地局装置を経由してそれぞれベアラを確立する構成であり、
もう一方のアーキテクチャは、通信装置と基地局装置の間の通信経路は一つであり、該基地局装置と端末装置の間では、該基地局装置を経由するベアラが該基地局装置で複数に分割され、分割されたベアラが他の基地局装置を経由して端末装置に至る構成であり、
前記無線通信部は、自端末装置が複数の前記アーキテクチャを同時に使用できることを示すアーキテクチャの使用可能情報を基地局装置へ送信することができる、
ことを特徴とする端末装置。 - 前記サポートアーキテクチャ情報又は前記アーキテクチャの使用可能情報は、基地局装置からの問い合わせに応じて自端末装置から送信される端末能力の情報、又は、無線通信システムの機能に対する端末装置の対応状況を表す情報、に追加して送信される、
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のに記載の端末装置。 - 通信装置と端末装置との間で確立される通信リンクを中継する基地局装置であり、
通信リンクを一方の基地局装置に残したまま、他の通信リンクを他の基地局装置を経由して前記端末装置との間で確立する複数のアーキテクチャのうち、前記端末装置がサポートするアーキテクチャを示すサポートアーキテクチャ情報を前記端末装置から受信する無線通信部と、
前記端末装置から受信したサポートアーキテクチャ情報と、自基地局装置のサポートするアーキテクチャを示すサポートアーキテクチャ情報とに基づいて使用可能なアーキテクチャを決定する制御部と、を備え、
一方のアーキテクチャは、通信装置と端末装置の間に、異なる基地局装置を経由してそれぞれベアラを確立する構成であり、
前記無線通信部は、前記端末装置が複数の前記アーキテクチャを同時に使用できることを示すアーキテクチャの使用可能情報を前記端末装置から受信し、
前記制御部は、前記端末装置から受信したサポートアーキテクチャ情報及び前記アーキテクチャの使用可能情報と、自基地局装置のサポートするアーキテクチャを示すサポートアーキテクチャ情報とに基づいて使用可能なアーキテクチャを決定する、
ことを特徴とする基地局装置。 - 通信装置と端末装置との間で確立される通信リンクを中継する基地局装置であり、
通信リンクを一方の基地局装置に残したまま、他の通信リンクを他の基地局装置を経由して前記端末装置との間で確立する複数のアーキテクチャのうち、前記端末装置がサポートするアーキテクチャを示すサポートアーキテクチャ情報を前記端末装置から受信する無線通信部と、
前記端末装置から受信したサポートアーキテクチャ情報と、自基地局装置のサポートするアーキテクチャを示すサポートアーキテクチャ情報とに基づいて使用可能なアーキテクチャを決定する制御部と、を備え、
一方のアーキテクチャは、通信装置と基地局装置の間の通信経路は一つであり、該基地局装置と端末装置の間では、該基地局装置を経由するベアラが該基地局装置で複数に分割され、分割されたベアラが他の基地局装置を経由して端末装置に至る構成であり、
前記無線通信部は、前記端末装置が複数の前記アーキテクチャを同時に使用できることを示すアーキテクチャの使用可能情報を前記端末装置から受信し、
前記制御部は、前記端末装置から受信したサポートアーキテクチャ情報及び前記アーキテクチャの使用可能情報と、自基地局装置のサポートするアーキテクチャを示すサポートアーキテクチャ情報とに基づいて使用可能なアーキテクチャを決定する、
ことを特徴とする基地局装置。 - 通信装置と端末装置との間で確立される通信リンクを中継する基地局装置であり、
通信リンクを一方の基地局装置に残したまま、他の通信リンクを他の基地局装置を経由して前記端末装置との間で確立する複数のアーキテクチャのうち、前記端末装置がサポートするアーキテクチャを示すサポートアーキテクチャ情報を前記端末装置から受信する無線通信部と、
前記端末装置から受信したサポートアーキテクチャ情報と、自基地局装置のサポートするアーキテクチャを示すサポートアーキテクチャ情報とに基づいて使用可能なアーキテクチャを決定する制御部と、を備え、
一方のアーキテクチャは、通信装置と端末装置の間に、異なる基地局装置を経由してそれぞれベアラを確立する構成であり、
もう一方のアーキテクチャは、通信装置と基地局装置の間の通信経路は一つであり、該基地局装置と端末装置の間では、該基地局装置を経由するベアラが該基地局装置で複数に分割され、分割されたベアラが他の基地局装置を経由して端末装置に至る構成であり、
前記無線通信部は、前記端末装置が複数の前記アーキテクチャを同時に使用できることを示すアーキテクチャの使用可能情報を前記端末装置から受信し、
前記制御部は、前記端末装置から受信したサポートアーキテクチャ情報及び前記アーキテクチャの使用可能情報と、自基地局装置のサポートするアーキテクチャを示すサポートアーキテクチャ情報とに基づいて使用可能なアーキテクチャを決定する、
ことを特徴とする基地局装置。 - 基地局装置を経由して通信装置との間で通信リンクを確立する端末装置の使用アーキテクチャ決定方法であり、
前記端末装置が、通信リンクを一方の基地局装置に残したまま、他の通信リンクを他の基地局装置を経由して前記端末装置との間で確立する複数のアーキテクチャのうち、自端末装置がサポートするアーキテクチャを示すサポートアーキテクチャ情報を、基地局装置へ送信するステップと、
前記端末装置が、自端末装置が複数の前記アーキテクチャを同時に使用できることを示すアーキテクチャの使用可能情報を基地局装置へ送信するステップと、
基地局装置が、前記端末装置から受信したサポートアーキテクチャ情報及び前記アーキテクチャの使用可能情報と、自基地局装置のサポートするアーキテクチャを示すサポートアーキテクチャ情報とに基づいて使用可能なアーキテクチャを決定するステップと、を含み、
一方のアーキテクチャは、通信装置と端末装置の間に、異なる基地局装置を経由してそれぞれベアラを確立する構成である、
ことを特徴とする使用アーキテクチャ決定方法。 - 基地局装置を経由して通信装置との間で通信リンクを確立する端末装置の使用アーキテクチャ決定方法であり、
前記端末装置が、通信リンクを一方の基地局装置に残したまま、他の通信リンクを他の基地局装置を経由して前記端末装置との間で確立する複数のアーキテクチャのうち、自端末装置がサポートするアーキテクチャを示すサポートアーキテクチャ情報を、基地局装置へ送信するステップと、
前記端末装置が、自端末装置が複数の前記アーキテクチャを同時に使用できることを示すアーキテクチャの使用可能情報を基地局装置へ送信するステップと、
基地局装置が、前記端末装置から受信したサポートアーキテクチャ情報及び前記アーキテクチャの使用可能情報と、自基地局装置のサポートするアーキテクチャを示すサポートアーキテクチャ情報とに基づいて使用可能なアーキテクチャを決定するステップと、を含み、
一方のアーキテクチャは、通信装置と基地局装置の間の通信経路は一つであり、該基地局装置と端末装置の間では、該基地局装置を経由するベアラが該基地局装置で複数に分割され、分割されたベアラが他の基地局装置を経由して端末装置に至る構成である、
ことを特徴とする使用アーキテクチャ決定方法。 - 基地局装置を経由して通信装置との間で通信リンクを確立する端末装置の使用アーキテクチャ決定方法であり、
前記端末装置が、通信リンクを一方の基地局装置に残したまま、他の通信リンクを他の基地局装置を経由して前記端末装置との間で確立する複数のアーキテクチャのうち、自端末装置がサポートするアーキテクチャを示すサポートアーキテクチャ情報を、基地局装置へ送信するステップと、
前記端末装置が、自端末装置が複数の前記アーキテクチャを同時に使用できることを示すアーキテクチャの使用可能情報を基地局装置へ送信するステップと、
基地局装置が、前記端末装置から受信したサポートアーキテクチャ情報及び前記アーキテクチャの使用可能情報と、自基地局装置のサポートするアーキテクチャを示すサポートアーキテクチャ情報とに基づいて使用可能なアーキテクチャを決定するステップと、を含み、
一方のアーキテクチャは、通信装置と端末装置の間に、異なる基地局装置を経由してそれぞれベアラを確立する構成であり、
もう一方のアーキテクチャは、通信装置と基地局装置の間の通信経路は一つであり、該基地局装置と端末装置の間では、該基地局装置を経由するベアラが該基地局装置で複数に分割され、分割されたベアラが他の基地局装置を経由して端末装置に至る構成である、
ことを特徴とする使用アーキテクチャ決定方法。 - 基地局装置を経由して通信装置との間で通信リンクを確立する端末装置のコンピュータに、
通信リンクを一方の基地局装置に残したまま、他の通信リンクを他の基地局装置を経由して前記端末装置との間で確立する複数のアーキテクチャのうち、自端末装置がサポートするアーキテクチャを示すサポートアーキテクチャ情報を、基地局装置へ送信するステップと、
自端末装置が複数の前記アーキテクチャを同時に使用できることを示すアーキテクチャの使用可能情報を基地局装置へ送信するステップと、を実行させるためのコンピュータプログラムであり、
一方のアーキテクチャは、通信装置と端末装置の間に、異なる基地局装置を経由してそれぞれベアラを確立する構成である、
コンピュータプログラム。 - 基地局装置を経由して通信装置との間で通信リンクを確立する端末装置のコンピュータに、
通信リンクを一方の基地局装置に残したまま、他の通信リンクを他の基地局装置を経由して前記端末装置との間で確立する複数のアーキテクチャのうち、自端末装置がサポートするアーキテクチャを示すサポートアーキテクチャ情報を、基地局装置へ送信するステップと、
自端末装置が複数の前記アーキテクチャを同時に使用できることを示すアーキテクチャの使用可能情報を基地局装置へ送信するステップと、を実行させるためのコンピュータプログラムであり、
一方のアーキテクチャは、通信装置と基地局装置の間の通信経路は一つであり、該基地局装置と端末装置の間では、該基地局装置を経由するベアラが該基地局装置で複数に分割され、分割されたベアラが他の基地局装置を経由して端末装置に至る構成である、
コンピュータプログラム。 - 基地局装置を経由して通信装置との間で通信リンクを確立する端末装置のコンピュータに、
通信リンクを一方の基地局装置に残したまま、他の通信リンクを他の基地局装置を経由して前記端末装置との間で確立する複数のアーキテクチャのうち、自端末装置がサポートするアーキテクチャを示すサポートアーキテクチャ情報を、基地局装置へ送信するステップと、
自端末装置が複数の前記アーキテクチャを同時に使用できることを示すアーキテクチャの使用可能情報を基地局装置へ送信するステップと、を実行させるためのコンピュータプログラムであり、
一方のアーキテクチャは、通信装置と端末装置の間に、異なる基地局装置を経由してそれぞれベアラを確立する構成であり、
もう一方のアーキテクチャは、通信装置と基地局装置の間の通信経路は一つであり、該基地局装置と端末装置の間では、該基地局装置を経由するベアラが該基地局装置で複数に分割され、分割されたベアラが他の基地局装置を経由して端末装置に至る構成である、
コンピュータプログラム。
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