JP2018032556A - 挟持装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電池セルの電極端子に板状の接続端子を接続する際の作業効率を向上させることができる挟持装置を提供する。【解決手段】挟持装置5は、厚み方向から接続端子16を挟持する一対の挟持部材51A,51Bと、挟持部材51A,51Bのそれぞれを独立して移動可能にする第1移動機構60と、を備える。挟持部材51A,51Bのそれぞれには、接続端子16を挟持する状態において、挟持方向から見て互いに重複する位置に、挟持方向に貫通すると共に、電極端子13を挿通可能な開口部55A,55Bが設けられている。電極端子13に接続端子16を接続する際に、電極端子13を最初に挿通させる挟持部材51Aにおける開口部55Aは、電極端子13を第1方向D1に挿通させるための第1部分56Aと、挟持部材51Aを第1方向D1に交差する第2方向D2に移動させたとき、電極端子13を当該開口部55Aから退出可能にする第2部分57Aと、を含む。【選択図】図4

Description

本発明は、挟持装置に関する。
特許文献1には、板状に形成された薄型二次電池の電極端子をチャックするチャック機構が記載されている。このチャック機構は、2枚1組の短冊状の金属板からなるチャック部材を備えている。チャック部材は、各金属板を閉じることにより板状の電極端子を板厚方向から挟持している。
特開2012−22847号公報
二次電池といった電池セルの電極端子には、板状の接続端子が接続される場合がある。その場合、接続端子は、厚み方向に設けられた貫通部に電極端子を挿通させることによって電極端子に接続される。このような接続作業においては、接続端子を安定して挟持した状態で接続端子の貫通部に電極端子を挿通できれば作業効率が向上する。
ここで、接続端子を厚み方向から安定して挟持するために、上記のようなチャック部材を用いることが考えられる。しかしながら、上記のチャック部材により接続端子を厚み方向から挟持すると接続端子の貫通部を覆うので、接続端子の貫通部に電極端子を挿通させる動作が困難になる。
そこで、本発明は、電池セルの電極端子に板状の接続端子を接続する際の作業効率を向上させることができる挟持装置を提供することを目的とする。
本発明に係る挟持装置は、厚み方向に貫通する貫通部が設けられた板状の接続端子を挟持すると共に、当該接続端子の貫通部を、電池セルにおいて第1方向に突出する電極端子に貫通させて接続する挟持装置であって、厚み方向から接続端子を挟持する一対の挟持部材と、一対の挟持部材のそれぞれを独立して移動可能にする第1移動機構と、を備え、一対の挟持部材のそれぞれには、接続端子を挟持する状態において、接続端子を挟持する挟持方向から見て互いに重複する位置に、挟持方向に貫通すると共に、電極端子を挿通可能な開口部が設けられており、一対の挟持部材のうち、電極端子に接続端子を接続する際に、電極端子を最初に挿通させる一方の挟持部材における開口部は、電極端子を第1方向に挿通させるための第1部分と、一方の挟持部材を第1方向に交差する第2方向に移動させたとき、電極端子を当該開口部から退出可能にする第2部分と、を含む。
この挟持装置において、それぞれ独立して移動可能な一対の挟持部材は、接続端子を厚み方向から挟持する。これにより、接続端子を安定して挟持することができる。また、一対の挟持部材のそれぞれには、接続端子を挟持する状態において、挟持方向から見て互いに重複する位置に、挟持方向に貫通すると共に、電極端子が挿通可能な開口部が設けられている。また、電極端子を接続端子に接続する際に、電極端子を最初に挿通させる挟持部材の開口部は、電極端子を当該開口部から退避可能に設けられている。そのため、当該開口部から接続端子の貫通部が露出するように接続端子を挟持することができると共に、電極端子を接続端子に接続した状態で、挟持部材を接続位置から退避させることができる。そのため、例えば、厚み方向から安定して挟持した状態で、接続端子の貫通部に電極端子を挿通させることができる。したがって、電池セルの電極端子に板状の接続端子を接続する際の作業効率を向上させることができる。
本発明に係る挟持装置において、第1部分は、一方の挟持部材の一部分に第1方向に貫通して設けられ、第2部分は、一方の挟持部材における第1部分から第2方向に挟持部材の端部まで延びる部分に第1方向に貫通して設けられていてもよい。この場合、接続端子の貫通部に電極端子を貫通させた状態で、一方の挟持部材を第2方向に移動させて当該挟持部材を接続位置から退避させる構成を簡易に実現することができる。
本発明に係る挟持装置は、一方の挟持部材を第2方向に移動可能にする第2移動機構をさらに備えていてもよい。この場合、第2移動機構によって一方の挟持部材の第2方向に移動させることにより、挟持部材を接続位置から退避させることができる。
本発明に係る挟持装置において、接続端子は、第2方向に延在するハーネスと電極端子とを接続するための圧着端子であって、接続端子には、ハーネスに連結される連結部が取り付けられており、一対の挟持部材の少なくとも一方には、接続端子に接触する側の面に段差を形成する第1位置決め部が設けられており、第1位置決め部は、接続端子を挟持する状態において、第1方向及び第2方向に交差する第3方向に連結部を挟む一対の壁面を有していてもよい。この場合、第1位置決め部によって連結部の第3方向の移動が規制される。これにより、接続端子の貫通部を電極端子に貫通させた状態において、例えば、締結部材等によって接続端子を固定しようとする際、接続端子まで回転してしまうことを抑制できる。
本発明に係る挟持装置において、一対の挟持部材の少なくとも一方には、接続端子に接触する側の面に段差を形成する第2位置決め部が設けられており、第2位置決め部は、接続端子を挟持する状態において、接続端子の外縁に接触する壁面を有していてもよい。この場合、挟持された状態の接続端子は、貫通部を第1方向に確実に露出させることができる。
本発明に係る挟持装置において、一対の挟持部材の少なくとも一方は、挟持方向と交差する方向の端部において、第1移動機構に接続されていてもよい。この場合、少なくとも一方の挟持部材には、挟持方向において一定のスペースが確保される。そのため、例えば、接続端子の貫通部に電極端子を挿通させた後、当該挟持部材が接続位置に配置されていても、締結部材等によって接続端子を固定する作業を行うための作業スペースが確保される。
本発明によれば、電池セルの電極端子に板状の接続端子を接続する際の作業効率を向上させることができる挟持装置を提供することができる。
図1は、本実施形態に係る挟持装置が用いられる電池モジュールを示す平面図である。 図2(a)は、図1に示された接続端子及び電極端子を示す平面図である。図2(b)は、図2(a)に示されたIIb-IIb線に沿った断面図である。 図3は、本実施形態に係る挟持装置を示す図である。 図4は、挟持装置及び接続端子の模式的な斜視図である。 図5(a)は、図4に示された一方の挟持部材の平面図である。図5(b)は、図4に示された他方の挟持部材の平面図である。 図6は、挟持部材及び接続端子の模式的な斜視図である。
本発明の一実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。図面の説明において、同一の要素同士、及び、相当する要素同士には同一の符号を付し、重複する説明を省略する場合がある。なお、各図において、第1方向D1、第2方向D2、及び、第3方向D3により規定される3次元直交座標系Sを用いる場合がある。
まず、本実施形態に係る挟持装置が用いられる電池モジュールについて説明する。図1は、本実施形態に係る挟持装置が用いられる電池モジュールを示す平面図である。図1に示されるように、電池モジュール1は、配列体2と、拘束部材3と、弾性体4と、を備えている。配列体2は、複数(ここでは、7個)の電池セル11を有している。
電池セル11は、例えばリチウムイオン二次電池等の非水電解質二次電池である。電池セル11は、例えば略直方体形状をなす中空のケース12と、ケース12内に収容された電極組立体(不図示)と、を含む。
電池セル11は、ケース12の頂面12aから第1方向D1に突出する一対の電極端子13,13を有している。1つの電池セル11において、一対の電極端子13,13は、第1方向D1に交差(例えば、直交)する第2方向D2の一方側及び他方側に互いに離間して設けられている。一対の電極端子13の一方は、電極組立体の正極に接続された正極端子であり、一対の電極端子13の他方は、電極組立体の負極に接続された負極端子である。配列体2において、複数の電池セル11は、第1方向D1及び第2方向D2に交差(例えば、直交)する第3方向D3に沿って正極側の電極端子13と負極側の電極端子13とを交互に配列させるように配列されている。
互いに隣り合う2つの電池セル11の電極端子13同士は、バスバー部材14によって電気的に接続されている。バスバー部材14は、互いに隣接する電池セル11の正極側及び負極側の両方の電極端子13に接続される。これにより、バスバー部材14は、電池セル11を直列に接続している。
また、互いに隣り合う2つの電池セル11の間には、電池セル11を別部品(例えば外部筐体等)に熱的に接続するための伝熱プレート(不図示)が介在されている。また、電池セル11には、セルホルダ21が取り付けられている。セルホルダ21は、例えば樹脂によって一体成型された枠体22を有している。枠体22は、電池セル11のケース12の側面のうち、電池セル11の配列方向の側面を除いた各側面に沿うように、ケース12に嵌め合されている。
拘束部材3は、配列体2に対して電池セル11の配列方向(第3方向D3)に沿って拘束荷重を付加することにより、複数の電池セル11を一体化する。拘束部材3は、例えば一対のエンドプレート31と、エンドプレート31同士を締結する締結部材32とを備えている。エンドプレート31は、例えば鉄などの金属によって形成され、電池セル11を配列方向から見た場合の面積よりも大きい面積を有する略矩形の板状をなしている。エンドプレート31は、その外縁部分が電池セル11の外縁部分よりも外側に張り出した状態で、配列体2及び弾性体4の配列方向の両端にそれぞれ配置されている。なお、エンドプレート31には、ブラケット35が取り付けられている。電池モジュール1は、ブラケット35を介し、外部筐体等に対して固定される。なお、エンドプレート31とブラケット35とは、互いに一体的に形成されていてもよい。
締結部材32は、例えば長尺のボルト33と、ボルト33に螺合されるナット34とを含む。ボルト33は、例えばエンドプレート31の外縁部分においてエンドプレート31に挿通されている。各ボルト33の端部にエンドプレート31の外側からナット34が螺合されることで、電池セル11、弾性体4、及び伝熱プレートが挟持されて一体化されると共に拘束荷重が付加される。
弾性体4は、拘束荷重による電池セル11の破損の防止に加え、拘束部品の破損を防ぐ目的で用いられる部材である。弾性体4は、例えばウレタン製のゴムスポンジによって矩形の板状に形成されている。弾性体4は、配列体2と拘束部材3との間に介在されている。弾性体4は、配列体2における電池セル11の配列方向の一端に配置されている。弾性体4の形成材料としては、例えばエチレンプロピレンジエンゴム(EPDM)、クロロプレンゴム、シリコンゴムなどが挙げられる。また、弾性体4は、ゴムに限られず、バネ材などであってもよい。
ここで、電池モジュール1は、複数のハーネス15を備えている。ハーネス15は、一例として、電池セル11の電圧を監視するために用いられる。ハーネス15の基端側は、例えば、電池モジュール1の外側に配置された制御装置(不図示)に電気的に接続されている。ハーネス15の先端側は、電池セル11の電極端子13に接続されている。ハーネス15は、接続端子16によって電極端子13に接続されている。複数のハーネス15は、電極端子13に接続された接続端子16のそれぞれから第2方向D2に延在している。
接続端子16は、ハーネス15と電極端子13とを接続する。図2(a)は、図1に示された接続端子及び電極端子を示す平面図である。図2(b)は、図2(a)に示されたIIb-IIb線に沿った断面図である。
図1及び図2に示されるように、接続端子16は、例えば、バスバー部材14によって電気的に接続された正極側及び負極側のうちの一方の電極端子13に接続されている。接続端子16は、例えば、第2方向D2における配列体2の一方側において、第3方向D3に配列された電極端子13のうち4つの正極側の電極端子13に接続されている。また、接続端子16は、例えば、第2方向D2における配列体2の他方側において、第2方向D2に配列された電極端子13のうち3つの正極側の電極端子13と1つの負極側の電極端子13とに接続されている。ここでは、例えば、7つの接続端子16が正極側の電極端子13に接続され、1つの接続端子16が負極側の電極端子13に接続されている。
接続端子16は、板状を呈している。接続端子16は、例えば丸形の圧着端子である。接続端子16は、例えば銅もしくはニッケル等の金属によって形成されている。接続端子16には、電極端子13を貫通させる貫通部16hが設けられている。貫通部16hは、ここでは、厚み方向に貫通するように設けられた貫通孔である。すなわち、電極端子13に接続された状態において、接続端子16は、厚み方向と電極端子13の突出方向(ここでは、第1方向D1)とが一致している。また、接続端子16には、第2方向D2の端部においてハーネス15に連結される連結部16cが取り付けられている。
接続端子16は、バスバー部材14上に配置され、貫通部16hに電極端子13を貫通させた状態において、ナット(締結部材)17によりバスバー部材14と共に電極端子13に固定(締結)されている。これにより、接続端子16は、電極端子13に電気的に接続されている。なお、バスバー部材14とケース12の頂面12aとの間には絶縁部材18が介在されており、互いの電気的な絶縁が確保されている。
続けて、上記のような電池モジュール1において、電池セル11の電極端子13に接続端子16を接続する際に用いられる挟持装置について説明する。図3は、本実施形態に係る挟持装置を示す図である。図4は、挟持装置及び接続端子の模式的な斜視図である。なお、以下の説明において、一例として、第1方向D1の一方側を下側、第1方向D1の他方側を上側という場合がある。
挟持装置5は、接続端子16を挟持すると共に、当該接続端子16を電極端子13に接続するための装置である。挟持装置5は、挟持部ユニット50A,50Bと、挟持部ユニット50A,50Bを移動可能にする第1移動機構60、第2移動機構70、及び第3移動機構80と、第1移動機構60、第2移動機構70、及び第3移動機構80にそれぞれ接続された駆動部90と、を備えている。
挟持部ユニット50Aは、複数(ここでは、4つ)の挟持部材51Aと、複数の挟持部材51Aを第3方向D3に並列に支持する支持部材52Aと、支持部材52Aを第1方向D1に支持する支柱53Aと、を備えている。複数の挟持部材51Aは、第3方向D3に互いに離間して配置され、それぞれ上端部(第1方向D1の他方側の端部)において支持部材52Aに固定されている。隣り合う挟持部材51A同士の間隔は、例えば、第3方向D3における電池セル11の2つ分の長さと同じである。支持部材52Aは、第3方向D3に延在している。支柱53Aは、第1方向D1に延在し、下端部(第1方向D1の一方側の端部)において支持部材52Aを支持すると共に、上端部(第1方向D1の他方側の端部)において第1移動機構60に支持されている。
挟持部ユニット50Bは、複数(ここでは、4つ)の挟持部材51Bと、複数の挟持部材51Bを第3方向D3に並列に支持する支持部材52Bと、支持部材52Bを第1方向D1に支持する支柱53Bと、を備えている。複数の挟持部材51Bは、第3方向D3に互いに離間して配置され、それぞれ上端部において支持部材52Bに固定されている。隣り合う挟持部材51B同士の間隔は、例えば、第3方向D3における電池セル11の2つ分の長さと同じである。支持部材52Bは、第3方向D3に延在している。支柱53Bは、第1方向D1に延在し、下端部において支持部材52Bを支持すると共に、上端部(第1方向D1の他方側の端部)において第1移動機構60に支持されている。
挟持部材51A,51Bは、互いに対をなしている。図3及び図4に示されるように、一対の挟持部材51A,51Bは、厚み方向から接続端子16を挟持する。挟持部材51Aは、下側(第1方向D1における一方側)から接続端子16に接触し、挟持部材51Bは、上側(第1方向D1における他方側)から接続端子16に接触する。一対の挟持部材51A,51Bは、接続端子16の厚み方向と第1方向D1とが一致するように接続端子16を挟持する。本実施形態においては、挟持装置5は、複数(例えば、4つ)の挟持部材51Aと、複数(例えば、4つ)の挟持部材51Aと、を備えている。すなわち、挟持装置5は、一対の挟持部材51A,51Bを複数(ここでは、4対)備えている。したがって、挟持装置5は、対をなす挟持部材51A,51Bと同数(ここでは、4つ)の接続端子16を挟持可能である。なお、挟持部材51A,51Bの詳細については後述する。
第1移動機構60は、支柱53A,53Bを介して挟持部ユニット50A,50Bのそれぞれを独立して第1方向D1に移動可能にする。第1移動機構60は、シリンダ61A,61Bを備えている。シリンダ61A,61Bは、例えば、リニアガイド付きシリンダである。シリンダ61Aは、支柱53Aを移動可能に支持している。シリンダ61Bは、支柱53Bを移動可能に支持している。シリンダ61A,61Bは、それぞれ駆動部90に駆動されて支柱53A,53Bを移動させる。第1移動機構60は、シリンダ61Aによって支柱53Aを第1方向D1に移動させ、シリンダ61Bによって支柱53Bを第1方向D1に移動させることにより、挟持部ユニット50A,50Bのそれぞれを独立して第1方向D1に移動させる。すなわち、第1移動機構60は、一対の挟持部材51A,51Bのそれぞれを独立して第1方向D1に移動可能にする。シリンダ61A,61Bは、それぞれ上端部において第2移動機構70に支持されている。
第2移動機構70は、シリンダ61A,61Bを介して挟持部ユニット50A,50Bのそれぞれを独立して第2方向D2に移動可能にする。第2移動機構70は、アクチュエータ71A,71Bを備えている。アクチュエータ71Aは、シリンダ61Aを移動可能に支持している。アクチュエータ71Bは、シリンダ61Bを移動可能に支持している。アクチュエータ71A,71Bは、それぞれ駆動部90に駆動されて、シリンダ61A,61Bを移動させる。第2移動機構70は、アクチュエータ71Aによってシリンダ61Aを介して支柱53Aを第2方向D2に移動させ、アクチュエータ71Bによってシリンダ61Bを介して支柱53Bを第2方向D2に移動させることにより、挟持部ユニット50A,50Bのそれぞれを独立して第2方向D2に移動させる。
第3移動機構80は、支柱53A,53Bを介して挟持部ユニット50A,50Bのそれぞれを独立して第3方向D3に移動可能にする。第3移動機構80は、それぞれ対となるシリンダ81A,82A、及びシリンダ81B,82Bを備えている。一対のシリンダ81A,82A及び一対のシリンダ81B,82Bは、例えば、リニアガイド付きシリンダである。一対のシリンダ81A,82Aは、第3方向D3の両側から支柱53Aを挟むように支持している。一対のシリンダ81B,82Bは、第3方向D3の両側から支柱53Bを挟むように支持している。一対のシリンダ81A,82A及び一対のシリンダ81B,82Bは、それぞれ駆動部90に駆動されて支柱53A,53Bを移動させる。第3移動機構80は、一対のシリンダ81A,82Aによって支柱53Aを第3方向D3に移動させ、一対のシリンダ81A,82Aによって支柱53Bを第3方向D3に移動させることにより、挟持部ユニット50A,50Bのそれぞれを独立して第3方向D3に移動させる。
次に、一対の挟持部材51A,51Bについて詳細に説明する。図3及び図4に示されるように、一対の挟持部材51A,51Bには、それぞれ接続部材54A,54Bが設けられている。具体的には、挟持部材51Aの第2方向D2における一方の端部Ayには、支持部材52Aに接続される接続部材54Aが設けられている。すなわち、挟持部材51Aは、挟持部材51Aの第2方向D2における一方の端部Ayにおいて、支持部材52A及び支柱53Aを介して第1移動機構60のシリンダ61Aに接続されている。挟持部材51Bの第2方向D2における一方の端部Byには、支持部材52Bに接続される接続部材54Bが設けられている。すなわち、挟持部材51Bは、挟持部材51Bの第2方向D2における一方の端部Byにおいて、支持部材52B及び支柱53Bを介して第1移動機構60のシリンダ61Bに接続されている。なお、接続部材54Aと接続部材54Bとは、それぞれ、端部Ay,Byにおいて第3方向D3の一端側或いは他端側であって互いに重複しない位置に設けられている。
また、一対の挟持部材51A,51Bのそれぞれには、接続端子16を挟持する挟持方向に貫通する開口部55A,55Bが設けられている。開口部55A,55Bは、接続端子16を挟持する状態において、挟持方向から見て互いに重複する位置に設けられている。本実施形態において、接続端子16を挟持する挟持方向は、第1方向D1である。したがって、開口部55A,55Bは、接続端子16を挟持する状態において、第1方向D1から見て互いに重複する位置に、第1方向D1に貫通して設けられている。このように、開口部55A,55Bは、接続端子16を挟持する状態において、電極端子13を挿通可能に設けられている。
続けて、図5(a)を参照し、挟持部材51A,51Bのそれぞれについて説明する。図5(a)は、図4に示された一方の挟持部材の平面図である。図5(b)は、図4に示された他方の挟持部材の平面図である。
挟持部材51Aは、矩形板状を呈している。挟持部材51Aには、開口部55Aが設けられている。開口部55Aは、電極端子13に接続端子16を接続する際に、電極端子13を最初に挿通させる開口部である。開口部55Aは、電極端子13を第1方向D1に挿通させるための第1部分56Aと、挟持部材51Aを第2方向D2に移動させたとき、電極端子13を当該開口部55Aから退出可能にする第2部分57Aと、を含む。第1部分56A及び第2部分57Aは、挟持部材51Aの厚み方向に貫通して設けられている。なお、第1部分56A及び第2部分57Aが貫通する方向は、電極端子13に接続端子16を接続する状態において、電極端子13が突出する方向(すなわち、第1方向D1)に一致する。
第1部分56Aは、挟持部材51Aの一部分に設けられている。第1部分56Aは、第1方向D1から見て、例えば、挟持部材51Aのおよそ中央部に設けられ、円形状を呈している。第1部分56Aの第1方向D1から見た大きさは、接続端子16の貫通部16hの第1方向D1から見た大きさよりも大きい。すなわち、開口部55Aの大きさは、接続端子16を挟持する状態において、第1方向D1から見たときに接続端子16の貫通部16hを視覚的に確認可能な大きさである。第2部分57Aは、第1部分56Aから第2方向D2に挟持部材51Aの端部Ayまで延びる部分に第1方向D1に貫通して設けられている。また、第2部分57Aは、端部Ayにおいて第3方向D3の中央部であって接続部材54Aと重複しない位置に貫通している。第2部分57Aの第3方向D3における大きさは、電極端子13の第3方向D3における大きさ(第1方向D1から見た直径)よりも大きい。
また、挟持部材51Aには、接続端子16に接触する側の主面Asに段差を形成する第1位置決め部58及び第2位置決め部59が設けられている(図6を併せて参照)。第1位置決め部58及び第2位置決め部59は、例えば、主面Asから第1方向D1に突出する突出部である。第1位置決め部58は、主面As上において第2部分57Aに沿って直方体状に設けられている。第1位置決め部58は、接続端子16を挟持する状態において、第3方向D3に連結部16cを挟む一対の壁面58s,58sを有している。第2位置決め部59は、主面As上において第1部分56Aに沿って円弧状に設けられている。第2位置決め部59は、開口部55Aを含む第1領域S1と第1領域S1を囲む第2領域S2とに段差を形成している。第2位置決め部59は、接続端子16を挟持する状態において、第2領域S2側から接続端子16の外縁に接触する一対の壁面59s、59sを有している。
挟持部材51Bは、挟持部材51Aと同じように矩形板状を呈している。挟持部材51Bには、開口部55Bが設けられている。開口部55Bは、電極端子13を第1方向D1に挿通させるための第1部分56Bと、挟持部材51Bを第2方向D2に移動させたとき、電極端子13を当該開口部55Bから退出可能にする第2部分57Bと、を含む。第1部分56B及び第2部分57Bは、挟持部材51Bの厚み方向(ここでは、第1方向D1方向)に貫通して設けられている。
第1部分56Bは、挟持部材51Bの一部分に設けられている。第1部分56Bは、第1方向D1から見て、例えば、挟持部材51Bのおよそ中央部に設けられ、U字状を呈している。第1部分56Bの第1方向D1から見た大きさは、接続端子16の貫通部16hの第1方向D1から見た大きさよりも大きい。すなわち、開口部55Bの大きさは、接続端子16を挟持する状態において、第1方向D1から見たときに接続端子16の貫通部16hを視覚的に確認可能な大きさである。第2部分57Bは、第1部分56Bから第2方向D2に挟持部材51Bの端部Byまで延びる部分に第1方向D1に貫通して設けられている。第2部分57Bは、端部Byにおいて第3方向D3の中央部であって接続部材54Bと重複しない位置に貫通している。また、第2部分57Bの第3方向D3における大きさは、第1部分56Bの第3方向D3における大きさ(例えば、曲線部分の直径)と同じであり、電極端子13の第3方向D3における大きさよりも大きい。
次に、上記の挟持装置5を用いて接続端子16を電極端子13に接続する方法について説明する。まず、第1移動機構60のシリンダ61A,61Bを駆動させることにより、挟持部材51A,51Bをそれぞれ第1方向D1に離間させる。そして、挟持部材51A上が主面As上に接続端子16を載置する。なお、接続端子16は、手動によって挟持部材51Aの主面As上に載置されてもよい。その状態で、例えば、第1移動機構60のシリンダ61A,61Bによって挟持部材51A,51Bを互いに第1方向D1に接近させると共に、第3移動機構80のシリンダ81A,82A,81B,82Bによって挟持部材51A,51Bをそれぞれ第3方向D3に接近させる。そして、一対の挟持部材51A,51Bによって、厚み方向から接続端子16を挟持する。ここでは、4つの対をなす挟持部材51A,51Bによって4つの接続端子16を挟持する。
次に、接続端子16の貫通部16hに電極端子13を挿通させる。ここでは、挟持部材51A,51Bによって接続端子16を挟持した状態で、開口部55A,55Bに電極端子13を挿通させる。例えば、第3移動機構80のシリンダ81A,82A,81B,82Bによって挟持部材51A,51Bを同時に第3方向D3に移動させて、接続端子16と電極端子13とを位置合わせする。そして、接続端子16の貫通部16hの位置と電極端子13の位置とが第1方向D1に一致した状態で、第1移動機構60のシリンダ61A,61Bによって挟持部材51A,51Bを同時に第1方向D1に移動させて、開口部55A,55Bに電極端子13を挿通させる。ここでは、例えば、第2方向D2における配列体2の一方側において、第3方向D3に配列された電極端子13のうち4つの正極側の電極端子13を挿通させる。
その後、第1移動機構60のシリンダ61Bによって挟持部材51Bを接続位置から第1方向D1に退避させる。その状態で、ナット17により接続端子16を電極端子13に固定(締結)して接続する。最後に、第2移動機構70のアクチュエータ71Aによって挟持部材51Aを接続位置から第2方向D2に退避させる。以上により、接続端子16と電極端子13とを電気的に接続する接続作業が完了する。
なお、挟持部材51Bを接続位置から退避させる前に、ナット17により接続端子16を電極端子13に固定して接続してもよい。その場合、挟持部材51Bは、第2移動機構70のアクチュエータ71Aによって挟持部材51Aを接続位置から第2方向D2に退避させる。或いは、挟持部材51Bは、ナット17により接続端子16を電極端子13に固定する前に、第2移動機構70のアクチュエータ71Bによって接続位置から第2方向D2に退避させてもよい。
次に、本実施形態に係る挟持装置5の作用効果について説明する。図4に示されるように、この挟持装置5において、それぞれ独立して移動可能な一対の挟持部材51A,51Bは、接続端子16を厚み方向から挟持する。これにより、接続端子16を安定して挟持することができる。また、一対の挟持部材51A,51Bのそれぞれには、接続端子16を挟持する状態において、挟持方向から見て互いに重複する位置に、挟持方向に貫通すると共に、電極端子13が挿通可能な開口部55A,55Bが設けられている。そのため、当該開口部55A,55Bから接続端子16の貫通部16hが露出するように接続端子16を挟持することができる。これにより、接続端子16の貫通部16hの位置と電極端子13の位置とが挟持方向に一致することを視覚的に確認しながら、接続端子16と電極端子13とを位置合わせすることができる。したがって、電池セル11の電極端子13に板状の接続端子16を接続する際の作業効率を向上させることができる。
挟持装置5において、一対の挟持部材51A,51Bのうち、電極端子13に接続端子16を接続する際に、電極端子13を最初に挿通させる一方の挟持部材51Aにおける開口部55Aは、電極端子13を第1方向D1に挿通させるための第1部分56Aと、挟持部材51Aを第1方向D1に交差する第2方向D2に移動させたとき、電極端子13を当該開口部55Aから退出可能にする第2部分57Aと、を含んでいる。そのため、接続端子16の貫通部16hに電極端子13を貫通させた状態で挟持部材51Aを第2方向D2に移動させることによって当該挟持部材51Aを接続位置から退避させることができる。これにより、例えば、厚み方向から安定して挟持した状態で、接続端子16の貫通部16hに電極端子13を挿通させることができる。したがって、電池セル11の電極端子13に板状の接続端子16を接続する際の作業効率を一層向上させることができる。
具体的には、挟持装置5において、第1部分56Aは、挟持部材51Aの一部分に第1方向D1に貫通して設けられ、第2部分57Aは、挟持部材51Aにおける第1部分56Aから第2方向D2に挟持部材51Aの端部Ayまで延びる部分に第1方向D1に貫通して設けられている。そのため、接続端子16の貫通部16hに電極端子13を貫通させた状態で、挟持部材51Aを第2方向D2に移動させて当該挟持部材51Aを接続位置から退避させる構成を簡易に実現することができる。
挟持装置5は、挟持部材51Aを第2方向に移動可能にする第2移動機構70をさらに備えている(図3参照)。そのため、第2移動機構70によって挟持部材51Aの第2方向D2に移動させることにより、挟持部材51Aを接続位置から退避させることができる。
また、図6に示されるように、挟持装置5において、接続端子16は、第2方向D2に延在するハーネス15と電極端子13とを接続するための圧着端子であって、接続端子16には、ハーネス15に連結される連結部16cが取り付けられており、一対の挟持部材51A,51Bの少なくとも一方(例えば、挟持部材51A)には、接続端子16に接触する側の面(主面As)に段差を形成する第1位置決め部58が設けられており、第1位置決め部58は、接続端子16を挟持する状態において、第1方向D1及び第2方向D2に交差する第3方向D3に連結部16cを挟む一対の壁面58s,58sを有している。そのため、第1位置決め部58によって連結部16cの第3方向D3の移動が規制される。これにより、接続端子16の貫通部16hを電極端子13に貫通させた状態において、例えば、ナット17等によって接続端子16を固定しようとする際、接続端子16まで回転してしまうことを抑制できる。
また、挟持装置5において、一対の挟持部材51A,51Bの少なくとも一方(例えば、挟持部材51A)には、接続端子16に接触する側の面(主面As)に段差を形成する第2位置決め部59が設けられており、第2位置決め部59は、接続端子16を挟持する状態において、接続端子16の外縁に接触する壁面59s、59sを有している。そのため、挟持された状態の接続端子16は、貫通部16hを第1方向D1に確実に露出させることができる。
また、挟持装置5において、一対の挟持部材51A,51Bの少なくとも一方(例えば、挟持部材51A)は、挟持方向と交差する方向の端部Ayにおいて、第1移動機構60に接続されている。そのため、挟持部材51Aには、挟持方向において一定のスペースが確保される(図4及び図6参照)。これにより、例えば、接続端子16の貫通部16hに電極端子13を挿通させた後、当該挟持部材51Aが接続位置に配置されていても、ナット17等によって接続端子16を固定する作業を行うための作業スペースが確保される。
また、挟持装置5において、一対の挟持部材51A,51Bの少なくとも一方(例えば、挟持部材51A)は、端部Ayにおける第3方向D3の一端側であって第2部分57Aと重複しない位置において、第1移動機構60に接続されている。そのため、端部Ayにおいて、第2部分57Aに対して第1移動機構60に接続されている側と反対側にも一定のスペースが確保される。したがって、例えば、インパクト等の工具を作業スペースに入れやすい。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限られるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
例えば、本実施形態において、挟持装置5は、4つの挟持部材51Aと、4つの挟持部材51Aと、を備えている例を挙げて説明したが、これに限定されない。例えば、挟持装置5は、7つの挟持部材51Aと、7つの挟持部材51Aと、を備えていてもよく、その他の数量の挟持部材51A,51Bを備えていてもよい。
例えば、挟持装置5は、1つの挟持部材51Aと、1つの挟持部材51Bと、を備えるものであってもよい。この場合、当該挟持部材51A,51Bによって接続端子16を1つずつ電極端子13に接続してもよい。
また、本実施形態において、一対の挟持部材51A,51Bのそれぞれには、挟持部材51A,51Bを第2方向D2に移動させたとき、電極端子13を開口部55A,55Bから退出可能にする第2部分57A,57Bが設けられている例を挙げて説明したが、これに限定されない。例えば、一対の挟持部材51A,51Bのうち、電極端子13を最初に挿通させる一方の挟持部材51Aのみにおいて挟持部材51Aを第2方向D2に移動させたとき、電極端子13を開口部55Aから退出可能にする第2部分57Aが設けられていてもよい。
また、本実施形態において、第2移動機構70は、挟持部ユニット50A,50Bのそれぞれを独立して第2方向D2に移動させる例を挙げて説明したが、第2移動機構70は、挟持部ユニット50A,50Bを同時に第2方向D2に移動させてもよい。その場合、例えば、1つのアクチュエータによって、シリンダ61A,61Bを移動可能に支持していてもよい。
また、本実施形態において、挟持部材51Aには、第1位置決め部58及び第2位置決め部59が設けられている例を挙げて説明したが、これに限定されない。第1位置決め部58又は第2位置決め部59は、挟持部材51Bに設けられていてもよい。また、第1位置決め部58及び第2位置決め部59は、主面Asから第1方向D1に突出する突出部である例を挙げて説明したが、第1位置決め部58又は第2位置決め部59は、主面Asから第1方向D1に凹む凹部であってもよい。
また、本実施形態において、一対の挟持部材51A,51Bのそれぞれには、挟持方向と交差する方向のそれぞれ端部Ay,Byにおいて、それぞれ第1移動機構60に接続される接続部材54A,54Bが設けられている例を挙げて説明したが、これに限定されない。例えば、挟持部材51Bには、端部By以外の場所において接続部材54Bが設けられていてもよい。
また、本実施形態において、接続端子は、丸型の圧着端子である接続端子16を例に挙げて説明したが、接続端子はこれに限定されない。接続端子は、矩形板状であってもよい。また、接続端子は、第1方向D1から見てコ字状、Y字状、或いはU字状に形成された接続端子であってもよい。
また、本実施形態において、互いに隣り合う2つの電池セル11の電極端子13同士を電気的に接続する接続部材としてバスバー部材14を例に挙げて説明したが、互いに隣り合う2つの電池セル11の電極端子13同士は、例えば、配線によって電気的に接続されていてもよい。互いに隣り合う2つの電池セル11の電極端子13同士は、例えば、1本の配線の両端にそれぞれ設けられた接続端子16とは別の接続端子によって電気的に接続されていてもよい。
また、本実施形態において、セルホルダ21が取り付けられている状態の電池セル11を配列した電池モジュール1を例に挙げて説明したが、電池セル11は、セルホルダ21が取り付けられていなくてもよい。
以上説明した種々の実施形態及び変形例は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々、組み合わせられてもよい。
5…挟持装置、11…電池セル、13…電極端子、15…ハーネス、16…接続端子、16c…連結部、16h…貫通部、51A,51B…挟持部材、55A,55B…開口部、56A,56B…第1部分、57A,57B…第2部分、58…第1位置決め部、58s…壁面、59…第2位置決め部、59s…壁面、60…第1移動機構、70…第2移動機構、D1…第1方向、D2…第2方向、D3…第3方向。

Claims (6)

  1. 厚み方向に貫通する貫通部が設けられた板状の接続端子を挟持すると共に、当該接続端子の前記貫通部を、電池セルにおいて第1方向に突出する電極端子に貫通させて接続する挟持装置であって、
    前記厚み方向から前記接続端子を挟持する一対の挟持部材と、
    前記一対の挟持部材のそれぞれを独立して移動可能にする第1移動機構と、を備え、
    前記一対の挟持部材のそれぞれには、前記接続端子を挟持する状態において、前記接続端子を挟持する挟持方向から見て互いに重複する位置に、前記挟持方向に貫通すると共に、前記電極端子を挿通可能な開口部が設けられており、
    前記一対の挟持部材のうち、前記電極端子に前記接続端子を接続する際に、前記電極端子を最初に挿通させる一方の前記挟持部材における前記開口部は、
    前記電極端子を前記第1方向に挿通させるための第1部分と、前記一方の挟持部材を前記第1方向に交差する第2方向に移動させたとき、前記電極端子を当該開口部から退出可能にする第2部分と、を含む、挟持装置。
  2. 前記第1部分は、前記一方の挟持部材の一部分に前記第1方向に貫通して設けられ、
    前記第2部分は、前記一方の挟持部材における前記第1部分から前記第2方向に前記挟持部材の端部まで延びる部分に前記第1方向に貫通して設けられている、請求項1に記載の挟持装置。
  3. 前記一方の挟持部材を前記第2方向に移動可能にする第2移動機構をさらに備える、請求項2に記載の挟持装置。
  4. 前記接続端子は、前記第2方向に延在するハーネスと前記電極端子とを接続するための圧着端子であって、
    前記接続端子には、前記ハーネスに連結される連結部が取り付けられており、
    前記一対の挟持部材の少なくとも一方には、前記接続端子に接触する側の面に段差を形成する第1位置決め部が設けられており、
    前記第1位置決め部は、前記接続端子を挟持する状態において、前記第1方向及び前記第2方向に交差する第3方向に前記連結部を挟む一対の壁面を有する、請求項2又は3に記載の挟持装置。
  5. 前記一対の挟持部材の少なくとも一方には、前記接続端子に接触する側の面に段差を形成する第2位置決め部が設けられており、
    前記第2位置決め部は、前記接続端子を挟持する状態において、前記接続端子の外縁に接触する壁面を有する、請求項1〜4のいずれか一項に記載の挟持装置。
  6. 前記一対の挟持部材の少なくとも一方は、前記挟持方向と交差する方向の端部において、前記第1移動機構に接続されている、請求項1〜5のいずれか一項に記載の挟持装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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