JP2018031862A - 現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
Description
現像剤を内部に収容可能な現像ハウジングと、
前記現像ハウジングに支持され、外表面に現像剤を保持して回転しながら静電潜像が形成された像保持体に前記現像剤を供給する現像剤保持体と、
前記現像剤保持体の外周面と間隙を保持して前記現像ハウジングの上面を覆うカバー部材と、
未使用時においては、前記カバー部材を押圧して前記カバー部材を前記現像剤保持体に向かって撓ませて前記間隙を狭める押圧部材と、を備えた、
ことを特徴とする。
前記押圧部材は、前記現像剤保持体の回転軸に沿って複数の凸状部が形成され、前記凸状部が前記カバー部材の一端部を外面から押圧する、
ことを特徴とする。
前記凸状部は、前記現像剤保持体の回転軸方向における中央部に形成された凸状部の凸高さが両端部に形成された凸状部の凸高さよりも高く形成されている、
ことを特徴とする。
前記カバー部材には、前記現像ハウジング内から前記現像ハウジング外へ空気を排出する排出路が形成されている、
ことを特徴とする。
前記カバー部材の、前記押圧部材により押圧されて前記現像剤保持体に対して前記間隙が最も狭められる狭窄部が、前記現像ハウジングの内部から外部に向かう方向における前記排出路の入口の上流側に位置する、
ことを特徴とする
前記押圧部材は、未使用時には、前記像保持体の露出する表面を覆って保護する保護カバーであり、使用時においては、取り外される、
ことを特徴とする。
画像形成装置本体に対して一体的に着脱され、
表面に静電潜像が形成される像保持体と、
前記像保持体の表面に形成された前記静電潜像にトナーを供給して前記静電潜像を現像する請求項1ないし6のいずれか1項に記載の現像装置と、を含む、
ことを特徴とする。
表面に静電潜像が形成される像保持体と、
前記像保持体の表面に形成された前記静電潜像にトナーを供給して前記静電潜像を現像する請求項1ないし7のいずれか1項に記載の現像装置と、を含む、
ことを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、安価な構成で未使用時の現像剤の漏出を抑制することができる。
請求項3に記載の発明によれば、押圧部材による現像剤保持体の軸方向における押圧力が軸方向中央部で弱まってしまう場合でも、中央部の凸高さが高くない場合に比較して現像剤保持体の外周面とカバー部材との隙間をより均一に狭めることができる。
請求項4に記載の発明によれば、トナークラウドの噴出を抑制することができる。
請求項5に記載の発明によれば、狭窄部が現像ハウジングの内部から外部に向かう方向における排出路の入口の上流側に位置しない場合に比較して、未使用時の排出路への現像剤の流入が抑制できる。
請求項6に記載の発明によれば、安価な構成で未使用時の現像剤の漏出を抑制することができる。
また、以下の図面を使用した説明において、図面は模式的なものであり、各寸法の比率等は現実のものとは異なることに留意すべきであり、理解の容易のために説明に必要な部材以外の図示は適宜省略されている。
尚、以後の説明の理解を容易にするために、図面において、前後方向をX軸方向、左右方向をY軸方向、上下方向をZ軸方向とする。
図1は本実施形態に係る画像形成装置1の内部構成を示す断面模式図である。
以下、図面を参照しながら、画像形成装置1の全体構成及び動作を説明する。
現像装置40各々は、現像ハウジング41に収容される現像剤を除いて同様に構成され、それぞれがイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)のトナー像を形成する。
定着トナー像が形成された用紙Pは、搬送ローラ対68を介して排出ローラ対69から画像形成装置1上面の排出トレイ1aに排出される。
図2は保護カバー200を取り外した状態のプロセスカートリッジ100を示す斜視図、図3(a)はプロセスカートリッジ100の現像装置40側に視点をおいた正面図、(b)は保護カバー200を取り外した状態のプロセスカートリッジ100の縦断面模式図、(c)は保護カバー200を取り付けた状態のプロセスカートリッジ100の縦断面模式図、図4は現像装置40における現像剤の移動を示す断面模式図、図5(a)は保護カバー200の内面側を示す斜視図、(b)は内面側を示す底面図、図6(a)は図3(b)におけるB領域を示し保護カバー200が取り付けられていない状態のカバー部材43と現像ローラ42との間隙を示す現像装置40の断面模式図、(b)は図3(c)におけるB領域を示し保護カバー200が取り付けられた状態のカバー部材43と現像ローラ42との間隙を示す現像装置40の断面模式図である。
以下、図面を参照しながらプロセスカートリッジ100の構成と動作について説明する。
プロセスカートリッジ100は、感光体ユニット30と現像装置40が一体として構成され、感光体ドラム31の外部に露出する表面を覆って保護する押圧部材の一例としての保護カバー200が着脱可能に取り付けられている。
保護カバー200は、プロセスカートリッジ100の未使用時の一例である輸送時の、落下や振動による感光体ドラム31の表面のキズの発生を抑制し、画像形成装置1に装着される際には、取り外される。
感光体ユニット30は、ユニットハウジング35に感光体ドラム31が回転自在に支持され、ユニットハウジング35内には、帯電ローラ32、クリーニングローラ33、クリーニングブレード34、感光体ドラム31の残留電位を均す除電バー36、クリーニングブレード34で除去されたトナーを廃トナー回収容器(不図示)に搬送する搬送オーガ37が配置されている。
現像装置40は、現像ハウジング41に現像ローラ42が回転自在に支持され、現像ハウジング41内には、搬送オーガ44、45、層規制部材46が配置されている。現像ハウジング41内の搬送オーガ44、45の周囲には、現像剤Dが充填されて、カバー部材43で塞がれている。
また、カバー部材43には、現像ハウジング41内から現像ハウジング41外へ空気を排出する排出路47が形成されている。排出路47は、現像装置40の現像ハウジング41内の圧力の上昇を抑制してトナークラウドを低減している(図4 参照)。
現像スリーブ42Aは、マグネット42Bの磁力によって現像剤Dが外周面に保持され、現像スリーブ42Aの回転により現像剤Dを感光体ドラム31の静電潜像へ搬送供給するように構成されている。
S2磁極は、搬送オーガ44の上方に配置されており、現像スリーブ42Aの回転によりN1磁極側から搬送された現像剤Dを現像スリーブ42Aから剥離させる。具体的には、同極であるS2磁極及びS3磁極の各々へ向かう磁界同士の反発力により、現像スリーブ42Aの磁力が略0とされ、現像でトナーが消費された現像スリーブ42A上の現像剤Dが剥離される。
一方、現像位置の下流側は現像ローラ42のN1磁極からS2磁極の間において、現像ローラ42の外周面42aを覆うカバー部材43が、現像ローラ42で搬送される現像剤Dを通過させる所定の間隙Gを保持した状態で、現像ローラ42の磁力で現像剤Dを保持することによってシールされている。
そのために、輸送時の落下や振動によって、間隙Gから現像ハウジング41内に収容された現像剤Dが逆流して現像ハウジング41の外部に漏出する虞があった。
図5に示すように、保護カバー200は、ポリプロピレン等の合成樹脂から構成されており、感光体ドラム31の軸方向に沿う長手方向に延び、感光体ドラム31の露出面に沿ったR形状を有する蓋部210と、蓋部210の両端にユニットハウジング35に取り付けるための脚部220、230とを有する。
一方の側壁240の内面側には長手方向に沿って複数のリブ241が形成され、他方の側壁250の内面側には長手方向に沿って複数の凸状部251、252、253が形成されている。
保護カバー200は、感光体ユニット30のユニットハウジング35に脚部220、230を取り付けた状態で、一方の側壁240のリブ241が感光体ユニット30のユニットハウジング35の外側面と係合し、他方の側壁250の凸状部251、252、253が現像装置40のカバー部材43の外側面と係合することで、感光体ドラム31の露出面を覆うようにプロセスカートリッジ100に取り付けられる(図3(c) 参照)。
すなわち、保護カバー200は、互いに向かい合った側壁240、250が感光体ユニット30のユニットハウジング35と現像装置40のカバー部材43を押圧した状態で取り付けられる。
そのために、保護カバー200の側壁250の中央部が押圧による反力で撓んだ場合にも、長手方向における現像ローラ42の外周面42aとカバー部材43との間隙Gを均一に狭めて、現像剤Dの漏出を抑制することができる。
また、保護カバー200に形成される凸状部は複数なくてもよく、凸状部の凸高さは同じであってもよい。さらに、凸状部は、中央に配置されたひとつの凸状部のなかで、中央部の凸状部の凸高さが高くなっていてもよく、排出路47は形成されていなくてもよい。
10・・・制御装置
20・・・給紙装置
30・・・感光体ユニット
31・・・感光体ドラム
35・・・ユニットハウジング
40・・・現像装置
41・・・現像ハウジング
42・・・現像ローラ
43・・・カバー部材
100・・・プロセスカートリッジ
200・・・保護カバー
210・・・蓋部
240、250・・・側壁
251、252、253・・・凸状部
Claims (8)
- 現像剤を内部に収容可能な現像ハウジングと、
前記現像ハウジングに支持され、外表面に現像剤を保持して回転しながら静電潜像が形成された像保持体に前記現像剤を供給する現像剤保持体と、
前記現像剤保持体の外周面と間隙を保持して前記現像ハウジングの上面を覆うカバー部材と、
未使用時においては、前記カバー部材を押圧して前記カバー部材を前記現像剤保持体に向かって撓ませて前記間隙を狭める押圧部材と、を備えた、
ことを特徴とする現像装置。 - 前記押圧部材は、前記現像剤保持体の回転軸に沿って複数の凸状部が形成され、前記凸状部が前記カバー部材の一端部を外面から押圧する、
ことを特徴とする請求項1に記載の現像装置。 - 前記凸状部は、前記現像剤保持体の回転軸方向における中央部に形成された凸状部の凸高さが両端部に形成された凸状部の凸高さよりも高く形成されている、
ことを特徴とする請求項2に記載の現像装置。 - 前記カバー部材には、前記現像ハウジング内から前記現像ハウジング外へ空気を排出する排出路が形成されている、
ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の現像装置。 - 前記カバー部材の、前記押圧部材により押圧されて前記現像剤保持体に対して前記間隙が最も狭められる狭窄部が、前記現像ハウジングの内部から外部に向かう方向における前記排出路の入口の上流側に位置する、
ことを特徴とする請求項4に記載の現像装置。 - 前記押圧部材は、未使用時には、前記像保持体の露出する表面を覆って保護する保護カバーであり、使用時においては、取り外される、
ことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の現像装置。 - 画像形成装置本体に対して一体的に着脱され、
表面に静電潜像が形成される像保持体と、
前記像保持体の表面に形成された前記静電潜像にトナーを供給して前記静電潜像を現像する請求項1ないし6のいずれか1項に記載の現像装置と、を含む、
ことを特徴とするプロセスカートリッジ。 - 表面に静電潜像が形成される像保持体と、
前記像保持体の表面に形成された前記静電潜像にトナーを供給して前記静電潜像を現像する請求項1ないし7のいずれか1項に記載の現像装置と、を含む、
ことを特徴とする画像形成装置。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10534291B2 (en) | 2017-10-26 | 2020-01-14 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Image forming system with developer retainer |
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- 2016-08-24 JP JP2016163316A patent/JP6766523B2/ja active Active
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