JP2018029536A - combine - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、刈取部においてリールの駆動機構を備えたコンバインに関する。 The present invention relates to a combine provided with a reel driving mechanism in a cutting part.
従来、刈取部のリールを、電動モータで駆動させるコンバインの技術は公知である(例えば、特許文献1)。特許文献1に記載のコンバインは、リールの側方に、電動モータ及び減速機を備えるリール用駆動装置を配置している。 Conventionally, the technique of the combine which drives the reel of a cutting part with an electric motor is well-known (for example, patent document 1). In the combine described in Patent Document 1, a reel driving device including an electric motor and a speed reducer is disposed on the side of the reel.
特許文献1に記載のコンバインによれば、一例として遊星歯車機構で構成される減速機が記載されている。減速機を遊星歯車機構で構成した場合、減速機の軸方向の長さが大きくなる。このため、特許文献1においては減速機をリールの内側に配設し、リール外側方へのリール用駆動装置の突出量が大きくならないように構成している。しかし、特許文献1の如くリールの内側に減速機を配設した場合、リールで掻き込んだ穀稈が減速機に引っかかる可能性がある。 According to the combine described in Patent Document 1, a reduction gear configured by a planetary gear mechanism is described as an example. When the reduction gear is configured with a planetary gear mechanism, the length of the reduction gear in the axial direction increases. For this reason, in Patent Document 1, a reduction gear is disposed inside the reel so that the amount of protrusion of the reel driving device to the outside of the reel does not increase. However, when the speed reducer is disposed inside the reel as in Patent Document 1, there is a possibility that the cereals scraped by the reel may be caught by the speed reducer.
本発明は、リール用駆動装置がリールから側方に突出する突出量を抑えるとともに、リールで掻き込んだ穀稈がリール用駆動装置に引っかかることを防止できるコンバインを提供する。 The present invention provides a combine that can suppress the amount of protrusion that the reel driving device protrudes laterally from the reel, and that prevents the cereal scraped by the reel from being caught by the reel driving device.
請求項1に記載のコンバインは、
穀稈を掻き込むリールと、前記リールを駆動させるための動力を生成するリール用駆動装置と、を有する刈取部を備えるコンバインであって、
前記リール用駆動装置は、モータと、該モータと前記リールとの間に介装される減速機と、を一体的に備え、
前記減速機は、
前記刈取部に配設されるケースと、
前記モータの出力軸に連結されて前記ケースの内部で回動可能に枢支されるとともに偏心軸部を有する主軸と、
その外周面に外歯を有するとともに前記偏心軸部の周囲に嵌装されることにより偏心して回動可能とされる外歯歯車と、
前記外歯歯車の前記外歯と歯合する内歯が前記外歯の歯数よりも多く形成された内歯歯車と、
前記外歯歯車の回動に連動して前記主軸と同一の軸心回りに回動するとともに前記リールの回転軸に連結される回動伝達部材と、
を備えるハイポサイクロイド減速機であることを特徴とするものである。
The combine according to claim 1 is:
A combine comprising a harvesting unit having a reel that scrapes the cereal and a drive device for the reel that generates power for driving the reel,
The reel driving device integrally includes a motor and a speed reducer interposed between the motor and the reel,
The speed reducer is
A case disposed in the cutting part;
A main shaft connected to the output shaft of the motor and pivotally supported inside the case and having an eccentric shaft portion;
An external gear having outer teeth on its outer peripheral surface and being eccentrically rotatable by being fitted around the eccentric shaft portion;
An internal gear formed with more internal teeth meshing with the external teeth of the external gear than the number of teeth of the external teeth;
A rotation transmission member that rotates about the same axis as the main shaft in conjunction with the rotation of the external gear and is connected to the rotation shaft of the reel;
It is a hypocycloid reduction gear provided with.
請求項2に記載のコンバインにおいて、
前記回動伝達部材は、前記外歯歯車の厚さ方向における片側のみに配設される。
The combine according to
The said rotation transmission member is arrange | positioned only at the one side in the thickness direction of the said external gear.
請求項3に記載のコンバインにおいて、
前記ケースは、
前記主軸の軸線方向における前記リールの側に、前記主軸、前記外歯歯車、及び、前記内歯歯車を収容する収容室が形成され、
前記主軸の軸線方向における前記モータの側に前記モータを装着する装着部が形成され、
前記主軸の軸線方向における中途部に前記モータの前記出力軸を支持する支持部が形成される。
The combine according to claim 3.
The case is
A housing chamber for housing the main shaft, the external gear, and the internal gear is formed on the reel side in the axial direction of the main shaft,
A mounting portion for mounting the motor is formed on the motor side in the axial direction of the main shaft,
A support portion that supports the output shaft of the motor is formed in a midway portion in the axial direction of the main shaft.
請求項4に記載のコンバインにおいて、
前記モータの出力軸は、前記主軸と軸をずらして前記ケースに配設され、
前記主軸は、前記モータの前記出力軸と平歯車を介して連結される。
The combine according to claim 4,
The output shaft of the motor is disposed in the case by shifting the shaft from the main shaft,
The main shaft is connected to the output shaft of the motor via a spur gear.
請求項1に記載のコンバインによれば、リール用駆動装置のリール外側方への突出を抑制しつつ、リールで掻き込んだ穀稈がリール用駆動装置に引っかかることを防止できる。 According to the combine described in claim 1, it is possible to prevent the culm scraped with the reel from being caught by the reel driving device while suppressing the outward driving of the reel driving device.
請求項2に記載のコンバインによれば、リール用駆動装置のリール外側方への突出をより抑制することが可能となる。
According to the combine described in
請求項3に記載のコンバインによれば、リール用駆動装置のリール外側方への突出をより抑制することが可能となる。 According to the combine described in claim 3, it is possible to further suppress the protrusion of the reel driving device to the outside of the reel.
請求項4に記載のコンバインによれば、リール外側方におけるリール用駆動装置の穀稈への接触を抑制することが可能となる。 According to the combine described in claim 4, it is possible to suppress contact of the reel driving device with the cereal basket on the outer side of the reel.
以下では、普通型コンバインであるコンバイン1について説明する。以下では、コンバイン1の進行方向を前方と規定し、進行方向に向かって右側を右側方と規定して説明する。 Below, the combine 1 which is a normal type combine is demonstrated. Below, the advancing direction of the combine 1 is prescribed | regulated as the front, and the right side toward the advancing direction is prescribed | regulated as a right side and demonstrated.
図1及び図2に示すように、コンバイン1は、機体2と、走行部10と、刈取部20と、脱穀部30と、選別部40と、穀粒貯溜部50と、排藁処理部60と、操縦部70と、エンジン80と、発電機81と、を備える。
As shown in FIGS. 1 and 2, the combine 1 includes an
走行部10は、機体2の下部に設けられる。走行部10は、左右一対のクローラを有するクローラ式走行装置11を有しており、このクローラ式走行装置11により機体2を前進又は後進方向に走行させることができるように構成される。
The
刈取部20は、機体2の前方に設けられ、機体2に対して昇降可能に支持される。刈取部20は、リール21と、刈刃22と、プラットホームオーガ(PFオーガ)23と、フィーダハウスコンベア(FHコンベア)24と、を有している。リール21、刈刃22、及びPFオーガ23は刈取フレーム25により支持されている。刈取フレーム25と機体2の間にはフィーダハウス26が設けられており、フィーダハウス26内にはFHコンベア24が設けられている。
また、刈取部20には、リール21を駆動させるためにリール用電動モータ91aを備えたリール用駆動装置91が設けられている。リール21及びリール用駆動装置91の配置構造についての詳細な説明は後述する。なお、刈取部20においては、リール21の他、刈刃22、PFオーガ23、FHコンベア24等を電動モータにて駆動するものとしてもよく、刈取部20に、これらの駆動用の電動モータを設けるものとしてもよい。
The
Further, the
刈取部20は、リール21により穀稈を掻き込み、刈刃22により掻込後の穀稈の株元を切断し、そして、刈り取った穀稈をPFオーガ23により寄せ集めてからFHコンベア24へ受け渡して、FHコンベア24により脱穀部30へ搬送することができるように構成される。
The reaping
脱穀部30は、機体2の左側上部に設けられ、刈取部20の後方に配置される。
脱穀部30は、扱胴とコンケーブとを有している。脱穀部30は、扱胴及びコンケーブにより刈取部20から搬送されてくる穀稈を後方へ送りながら脱穀し、その脱穀物を漏下させることができるように構成される。
The
The
選別部40は、機体2の左側下部に設けられ、脱穀部30の下方に配置される。
選別部40は、揺動選別装置、風選別装置、穀粒搬送装置、二番還元装置等を有している。選別部40は、揺動選別装置により脱穀部30から落下する脱穀物を穀粒や藁屑などに揺動選別し、風選別装置により揺動選別後のものを更に穀粒と藁屑などとに風選別し、穀粒搬送装置により選別後の穀粒を穀粒貯溜部50側へ搬送することができるように構成される。
The
The
図1及び図2に示すように、穀粒貯溜部50は、機体2の右側の前後中央部に設けられ、脱穀部30及び選別部40の右方に配置される。穀粒貯溜部50は、穀粒タンク51と、穀粒排出装置52と、を有している。穀粒貯溜部50は、選別部40から搬送されてくる穀粒を穀粒タンク51で貯溜し、穀粒排出装置52により貯溜中の穀粒を任意の方向に搬送してから外部へ排出することができるように構成される。
As shown in FIGS. 1 and 2, the
排藁処理部60は、機体2の左側後上方に設けられ、脱穀部30及び選別部40の後方に配置される。排藁処理部60は、脱穀部30からの脱穀済みの穀稈を排藁として外部へ排出するとともに、選別部40からの藁屑や塵埃などを外部へ排出することができるように構成される。
The
操縦部70は、機体2の右側前端から前方に出っ張るように設けられ、穀粒貯溜部50の前方に配置される。操縦部70には、刈取部20におけるリール21、刈刃22、PFオーガ23、FHコンベア24や、選別部40における唐箕等を操作するためのスイッチ等の操作具が設けられている。また、操縦部70には、ステアリングハンドル76及び変速レバーを含む各種の操作具や、操縦席や、キャビン77が設けられている。
The
図2に示すように、エンジン80は、機体2の右側前端に設けられ、操縦部70の下方に配置される。エンジン80の左方には発電機81が設けられている。発電機81はエンジン80に接続されており、エンジン80の回転を伝達されて駆動する。
機体2の右側後端には、バッテリ82が設けられている。バッテリ82は、発電機81と電気的に接続されており、発電機81で発電した電力を蓄えることが可能である。
As shown in FIG. 2, the
A
コンバイン1は、エンジン80の動力を、走行部10、脱穀部30、選別部40(唐箕42aを除く)、穀粒貯溜部50、及び排藁処理部60に、トランスミッションを含む動力伝達系を介して伝達して、エンジン80の動力によりこれらの各部を駆動させる。
また、コンバイン1は、少なくとも刈取部20のリール21に関しては、リール用電動モータ91aの動力により駆動させる。
The combine 1 supplies the power of the
The combine 1 is driven at least with respect to the
通常走行時には、リール用電動モータ91aは、エンジン80により駆動される発電機81からの電力で駆動する。一方、エンジン80の停止時には、リール用電動モータ91aは、バッテリ82からの電力で駆動する。
During normal running, the reel
コンバイン1に備えられる図外の制御装置には、リール21の駆動の入り切りや回転速度を制御するための操作具及びインバータ等が接続されている。該制御装置は、該操作具から信号を受信することによって、該インバータを制御して、リール用電動モータ91aの回転を操作する。これにより、リール21の動作を制御する。
A control device (not shown) provided in the combine 1 is connected to an operation tool, an inverter, and the like for controlling the turning on and off of the
以下では、リール21、及び、リール用電動モータ91aを備えるリール用駆動装置91の配置構造について説明する。
Hereinafter, an arrangement structure of the
図1及び図2に示すように、リール21は、刈取フレーム25の前側上部に配置されている。刈取フレーム25の上後端には、左右一対の支持アーム21aの後部が昇降自在に支持され、刈取フレーム25と支持アーム21aとの間には昇降シリンダ(不図示)が配置されている。支持アーム21aは、刈取フレーム25の前上方に突出しており、その突出端にはリール21が回転自在に支架されている。そして、前記昇降シリンダによりリール21を昇降させることで、リール21の掻込み高さを調節できるように構成されている。
As shown in FIGS. 1 and 2, the
図2、図3及び図4に示すように、リール21は、左右一対の支持アーム21aに水平に支架された回転軸21bと、回転軸21bに連結固定された正六角放形状のリールフレーム21cと、左右のリールフレーム21cの頂部6箇所に回動自在に水平支架されたタイン取付け杆21dと、タイン取付け杆21dに一定ピッチで並列に装着された複数のタイン21eと、回転軸21bの軸心Pに対して所定距離だけ後方に寄った偏心軸心Qを中心に回動自在に支持された正六角放形状の補助リールフレーム21fと、を有している。
As shown in FIGS. 2, 3 and 4, the
各タイン取付け杆21dの右端からはアーム21gが後ろ向きに突設されており、アーム21gの先端が補助リールフレーム21fの外端角部に枢支連結されている。そして、リールフレーム21cが回転軸21bの軸心P周りに回転されると、これに同調して補助リールフレーム21fが偏心軸心Q周りに追随回転することでタイン取付け杆21dが回転軸21bの軸心P周りに公転しながらタイン取付け杆21dの軸心周りに逆方向に自転されて、タイン21eの回転姿勢が一定に維持されるようになっている。このように、タイン21eの回転姿勢を一定に維持するための機構をクランク機構と称する。本実施形態では、前記クランク機構(補助リールフレーム21f、アーム21g等)をリール21の右側に設けている。リール21には、リール用駆動装置91が接続されている。
An
リール用駆動装置91は、リール21を駆動させるための動力を生成するものである。
リール用駆動装置91は図5に示す如く、リール用電動モータ91aと、リール用電動モータ91aとリール21との間に介挿される減速機91bと、を一体的に備えている。
The
As shown in FIG. 5, the
リール用駆動装置91は、左側の支持アーム21aの前端において、リール21の側方(左側方)に固定されている。図5に示す如く、支持アーム21aには減速機91bの本体部分を構成する筒状の減速機ケース部材101が固定ボルト102によって固定されている。減速機ケース部材101の左側面は減速機蓋部材103によって閉塞され、減速機蓋部材103は固定ボルト104によって減速機ケース部材101に固定されている。
The
減速機蓋部材103の左側面にはステータ保持部材105が配設され、リール用電動モータ91aの本体部分を構成するステータ保持部材105及びモータ蓋部材106が固定ボルト107によって減速機蓋部材103に固定されている。ステータ保持部材105にはステータ108が固定される。
A
リール用電動モータ91aの内部には、その先端に形成されたスプライン部が減速機ケース部材101の内部に延出するモータ出力軸112が収容される。詳細には、モータ蓋部材106に軸受部材110が配設され、減速機蓋部材103に軸受部材111が配設される。そして、軸受部材110・111を介してモータ出力軸112が回動可能にモータ蓋部材106及び減速機蓋部材103に支持されるのである。モータ出力軸112の軸心方向中央部の周囲にはロータ109が固定される。ステータ108に電源が供給されると、ロータ109が回転してモータ出力軸112が回転される。減速機91bの内部とリール用電動モータ91aの内部とは、シール部材113によりシールされている。
The reel
減速機91bの内部には、モータ出力軸112と同一の軸心Lを有する主軸121が収容されている。詳細には、減速機ケース部材101に、軸受部材130を介して第一回動伝達部材132が回動可能に支持され、同様に軸受部材131を介して第二回動伝達部材133が回動可能に支持される。そして、第一回動伝達部材132の内周部に軸受部材122、第二回動伝達部材133の内周部に軸受部材123が配設される。さらに、軸受部材122・123に主軸121が挿通されることにより、主軸121が第一回転伝達部材132及び第二回転伝達部材133に対して回動可能とされるのである。
A
主軸121の中心部分にはスプライン孔121aが形成されており、このスプライン孔121aにモータ出力軸112のスプライン部が挿入されることにより、主軸121はモータ出力軸112と一体的に回動する。主軸121における左側外周部には、第一偏心軸部121bが形成され(図6を参照)、右側外周部には第二偏心軸部121cが形成されている。第一偏心軸部121bと第二偏心軸部121cとは偏心方向が180度位相を変えて配設されており、これにより偏心の影響を相殺する構成としている。
A
第一偏心軸部121bの周囲には、外周面に外歯を有する第一外歯歯車126が嵌装される。第一偏心軸部121bの外周面と第一外歯歯車126の内周面との間には、多数の回動ピン124が介挿されている。また、第二偏心軸部121cの周囲には、外周面に外歯を有する第二外歯歯車127が嵌装される。第二偏心軸部121cの外周面と第二外歯歯車127の内周面との間には、多数の回動ピン125が介挿されている。
A first
第一外歯歯車126及び第二外歯歯車127の周囲には、減速機ケース部材101の内周面にピン129が第一外歯歯車126及び第二外歯歯車127の歯数よりも一個多く備えられる。即ち、減速機ケース部材101の内周面には、第一外歯歯車126及び第二外歯歯車127の外歯と歯合する内歯歯車が形成されている。この内歯歯車に第一外歯歯車126及び第二外歯歯車127の外歯が歯合した状態で、主軸121の第一偏心軸部121b及び第二偏心軸部121cが偏心しながら回動することにより、第一外歯歯車126及び第二外歯歯車127が内歯歯車の内周面に沿って回動する。具体的には、主軸121が図6における時計回りに回動すると、第一外歯歯車126及び第二外歯歯車127は反時計回りに回動する。
Around the first
第一外歯歯車126には四個のピン挿通孔126aが厚さ方向に貫通して形成されている。同様に、第二外歯歯車127にもピン挿通孔127aが厚さ方向に貫通して、ピン挿通孔126aと同じ位置となるように形成されている。それぞれのピン挿通孔126a及びピン挿通孔127aには、伝達ピン134が挿通されている。伝達ピン134の外周面とピン挿通孔126a及びピン挿通孔127aの内周面との間には、円筒状の摺動部材135・136が介挿されている。伝達ピン134は第一回動伝達部材132及び第二回動伝達部材133に挿通されて固定されている。即ち、第一回動伝達部材132、第二回動伝達部材133、伝達ピン134は、一体的に構成されている。
In the first
上記の構成において、主軸121の回動に伴って第一外歯歯車126及び第二外歯歯車127が回動すると、その回動に連動して第一回動伝達部材132及び第二回動伝達部材133が主軸121の軸心Lと同一の軸心回りに回動する。第二回動伝達部材133の中心部分にはスプライン孔133aが形成されており、このスプライン孔133aに、リール21の回転軸21bの先端部に形成されたスプライン部が挿入される。このように、第二回動伝達部材133がリール21の回転軸21bに連結されることにより、回転軸21bは第二回動伝達部材133と一体的に回動する。
In the above configuration, when the first
図5に示す如く、本実施形態においては、リール用電動モータ91aのモータ出力軸112の軸線と、主軸121の軸線と、リール21の回転軸21bの軸線とを、同一の軸心L上に配置している。これにより、リール用電動モータ91aの回転を、プーリ、ベルト部材等を用いることなくリール21へ伝達することが可能となり、リール21への動力伝達系をコンパクトに構成している。
As shown in FIG. 5, in this embodiment, the axis of the
リール用電動モータ91aのモータ出力軸112の回転は、減速機91bで減速されてからリール21の回転軸21bに伝達されて、リール21が駆動する。減速機91bを設けることによって、小型のモータで低速高トルクを得ることが可能となる。
このように、リール用駆動装置91が、リール用電動モータ91aと減速機91bによってリール21を駆動させるための動力を生成している。
The rotation of the
In this way, the
上記の如く、本実施形態に係るコンバイン1において、減速機91bは、刈取部20の支持アーム21aに配設されるケース(減速機ケース部材101及び減速機蓋部材103)と、モータ出力軸112に連結されてケースの内部で回動可能に枢支されるとともに偏心軸部(第一偏心軸部121b及び第二偏心軸部121c)を有する主軸121と、その外周面に外歯を有するとともに偏心軸部の周囲に嵌装されることにより偏心して回動可能とされる外歯歯車(第一外歯歯車126及び第二外歯歯車127)と、その内周面に外歯歯車の外歯と歯合するピン129が外歯の歯数よりも多く備えられた内歯歯車と、外歯歯車の回動に連動して主軸121と同一の軸心L回りに回動するとともにリール21の回動軸に連結される回動伝達部材(第一回動伝達部材132及び第二回動伝達部材133)と、を備えるハイポサイクロイド減速機として構成されている。
As described above, in the combine 1 according to the present embodiment, the
本実施形態に係るコンバイン1によれば、リール21の内側ではなく外側に減速機91bを配設することにより、リール21で掻き込んだ穀稈が減速機91bに引っかかることを防止している。また、本実施形態におけるリール用駆動装置91は、減速機91bをハイポサイクロイド減速機として構成しているため、従来技術のような遊星歯車機構で構成した場合と比較して、同等の減速比を確保しながら、軸方向の長さを短くすることができる。このため、リール用駆動装置91のリール21の外側方への突出量を抑えることができ、リール用駆動装置91が穀稈に接触することを抑制できる。
According to the combine 1 which concerns on this embodiment, the
次に、図7を用いて、第二実施形態に係るコンバインについて説明する。本実施形態以降で説明する実施形態に係るコンバインは、リール用駆動装置291以外の構成については前記第一実施形態に係るコンバイン1と同様であるため、以下ではリール用駆動装置291の構成について説明する。
Next, the combine which concerns on 2nd embodiment is demonstrated using FIG. Since the combine which concerns on embodiment described after this embodiment is the same as that of the combine 1 which concerns on said 1st embodiment about structures other than the
リール用駆動装置291は、リール21を駆動させるための動力を生成するものである。
リール用駆動装置291は、リール用電動モータ291aと、リール用電動モータ291aとリール21との間に介挿される減速機291bと、を一体的に備えている。
The
The
リール用駆動装置291は、左側の支持アーム21aの前端において、リール21の側方(左側方)に固定されている。図7に示す如く、支持アーム21aには減速機291bの本体部分を構成する筒状の減速機ケース部材201が固定ボルト202によって固定されている。ケース201には、後述する主軸221の軸線方向(左右方向)におけるリール21の側(右側)に収容室201aが形成されている。また、減速機ケース部材201におけるリール用電動モータ291aの側(左側)には装着部201bが形成される。装着部201bにはステータ保持部材205が配設され、リール用電動モータ291aの本体部分を構成するステータ保持部材205及びモータ蓋部材206が固定ボルト207によって減速機ケース部材201に固定されている。ステータ保持部材205にはステータ208が固定される。このように、減速機ケース部材201の装着部201bにはリール用電動モータ291aが装着される。
The
リール用電動モータ291aの内部には、その先端に形成されたスプライン部が減速機ケース部材201の内部に延出するモータ出力軸212が収容される。詳細には、モータ蓋部材206に軸受部材210が配設され、減速機ケース部材201の左右方向における中途部に形成された支持部201cに軸受部材211が配設される。そして、軸受部材210・211を介してモータ出力軸212が回動可能にモータ蓋部材206及び減速機ケース部材201に支持されるのである。即ち、減速機ケース部材201における支持部201cはモータ出力軸212を支持している。モータ出力軸212の軸心方向中央部の周囲にはロータ209が固定される。ステータ208に電源が供給されると、ロータ209が回転してモータ出力軸212が回転される。
The reel
減速機291bにおける収容室201aの内部には、モータ出力軸212と同一の軸心を有する主軸221が収容されている。詳細には、減速機ケース部材201に、軸受部材231を介して回動伝達部材233が回動可能に支持される。そして、回動伝達部材233の内周部に軸受部材223が配設される。さらに、軸受部材223にモータ出力軸212が挿通される。
A
主軸221の中心部分にはスプライン孔221aが形成されており、このスプライン孔221aにモータ出力軸212のスプライン部が挿入されることにより、主軸221はモータ出力軸212と一体的に回動する。主軸221の左側外周部には、第一偏心軸部221bが形成され、右側外周部には第二偏心軸部221cが形成されている。第一偏心軸部221bと第二偏心軸部221cとは偏心方向が180度位相を変えて配設されており、これにより偏心の影響を相殺する構成としている。
A
第一偏心軸部221bの周囲には、外周面に外歯を有する第一外歯歯車226が嵌装される。第一偏心軸部221bの外周面と第一外歯歯車226の内周面との間には、多数の回動ピン224が介挿されている。また、第二偏心軸部221cの周囲には、外周面に外歯を有する第二外歯歯車227が嵌装される。第二偏心軸部221cの外周面と第二外歯歯車227の内周面との間には、多数の回動ピン225が介挿されている。
A first
第一外歯歯車226及び第二外歯歯車227の周囲には、減速機ケース部材201の内周面にピン229が第一外歯歯車226及び第二外歯歯車227の歯数よりも一個多く備えられる。即ち、減速機ケース部材201の内周面には、第一外歯歯車226及び第二外歯歯車227の外歯と歯合する内歯歯車が形成されている。この内歯歯車に第一外歯歯車226及び第二外歯歯車227の外歯が歯合した状態で、主軸221の第一偏心軸部221b及び第二偏心軸部221cが偏心しながら回動することにより、第一外歯歯車226及び第二外歯歯車227が内歯歯車の内周面に沿って回動する。このように、減速機291bにおける収容室201aには、主軸221、第一外歯歯車226及び第二外歯歯車227、及び、内歯歯車が収容されている。
Around the first
第一外歯歯車226にはピン挿通孔226aが厚さ方向に貫通して形成されている。同様に、第二外歯歯車227にもピン挿通孔227aが厚さ方向に貫通して、ピン挿通孔226aと同じ位置となるように形成されている。それぞれのピン挿通孔226a及びピン挿通孔227aには、伝達ピン234が挿通されている。伝達ピン234の外周面とピン挿通孔226a及びピン挿通孔227aの内周面との間には、円筒状の摺動部材235・236が介挿されている。伝達ピン234は回動伝達部材233に挿通されて固定されている。即ち、回動伝達部材233と伝達ピン234とは、一体的に構成されている。
A
上記の構成において、第一外歯歯車226及び第二外歯歯車227が回動すると、その回動に連動して回動伝達部材233が主軸221の軸心Lと同一の軸心回りに回動する。回動伝達部材233の中心部分にはスプライン孔233aが形成されており、このスプライン孔233aに、リール21の回転軸21bの先端部に形成されたスプライン部が挿入される。このように、回動伝達部材233がリール21の回転軸21bに連結されることにより、回転軸21bは回動伝達部材233と一体的に回動する。
In the above configuration, when the first
リール用電動モータ291aのモータ出力軸212の回転は、減速機291bで減速されてからリール21の回転軸21bに伝達されて、リール21が駆動する。減速機291bを設けることによって、小型のモータで低速高トルクを得ることが可能となる。
このように、リール用駆動装置291が、リール用電動モータ291aと減速機291bによってリール21を駆動させるための動力を生成している。
The rotation of the
As described above, the
上記の如く、本実施形態に係るコンバインにおいて、減速機291bは、刈取部20に配設されるケース(減速機ケース部材201)と、モータ出力軸212に連結されてケースの内部で回動可能に枢支されるとともに偏心軸部(第一偏心軸部221b及び第二偏心軸部221c)を有する主軸221と、その外周面に外歯を有するとともに偏心軸部の周囲に嵌装されることにより偏心して回動可能とされる外歯歯車(第一外歯歯車226及び第二外歯歯車227)と、その内周面に外歯歯車の外歯と歯合するピン229が外歯の歯数よりも多く備えられた内歯歯車と、外歯歯車の回動に連動して主軸221と同一の軸心L回りに回動するとともにリール21の回動軸21bに連結される回動伝達部材233と、を備えるハイポサイクロイド減速機として構成されている。
As described above, in the combine according to the present embodiment, the
本実施形態に係るコンバインによれば、リール21の内側ではなく外側に減速機291bを配設することにより、リール21で掻き込んだ穀稈が減速機291bに引っかかることを防止している。また、本実施形態におけるリール用駆動装置291は、減速機291bをハイポサイクロイド減速機として構成しているため、従来技術のような遊星歯車機構で構成した場合と比較して、軸方向の長さを短くすることができる。
According to the combine which concerns on this embodiment, the
さらに、本実施形態におけるリール用駆動装置291は、回動伝達部材233が外歯歯車の厚さ方向における片側(右側)のみに配設されている。これにより、第一実施形態におけるリール用駆動装置91と比較して、減速機蓋部材103、軸受部材122、軸受部材130等の部材を省略することができる。このため、リール用駆動装置291の軽量化・低コスト化を図れるとともに、リール用駆動装置291のリール21の外側方への突出量をより抑えることができ、リール用駆動装置291が穀稈に接触することをさらに抑制することができる。
Further, in the
また、本実施形態におけるリール用駆動装置291において、減速機ケース部材201は、主軸221の軸線方向におけるリール21の側に、主軸221、第一外歯歯車226及び第二外歯歯車227、及び、内歯歯車を収容する収容室201aが形成されている。また、減速機ケース部材201は、主軸221の軸線方向におけるリール用電動モータ291aの側に、リール用電動モータ291aを装着する装着部201bが形成されている。また、減速機ケース部材201は、主軸221の軸線方向における中途部に、モータ出力軸212を支持する支持部201cが形成されている。このように、本実施形態においては、収容室201a、装着部201b、及び、支持部201cを一つの部材である減速機ケース部材201に形成している。これにより、他のケース部材を用いる必要がなくなるため、リール用駆動装置291のリール21の外側方への突出量をより抑えることができ、リール用駆動装置291が穀稈に接触することをさらに抑制することができる。
Further, in the
次に、図8を用いて、第三実施形態に係るコンバインにおけるリール用駆動装置391の構成について説明する。
リール用駆動装置391は、リール21を駆動させるための動力を生成するものである。
リール用駆動装置391は、リール用電動モータ391aと、リール用電動モータ391aとリール21との間に介挿される減速機391bと、を一体的に備えている。
Next, the configuration of the
The
The
リール用駆動装置391は、左側の支持アーム21aの前端において、リール21の側方(左側方)に固定されている。図8に示す如く、支持アーム21aには減速機391bの本体部分を構成する筒状の減速機ケース部材301が固定ボルト302によって固定されている。減速機ケース部材301の左側面にはギヤケース部材303が配設されている。ギヤケース部材303の左側面にはステータ保持部材305が配設され、リール用電動モータ391aの本体部分を構成するステータ保持部材305及びモータ蓋部材306が固定ボルト307によってギヤケース部材303に固定されている。ステータ保持部材305にはステータ308が固定される。
The
リール用電動モータ391aの内部には、その先端に形成されたスプライン部が減速機ギヤケース部材303の内部に延出するモータ出力軸312が収容される。詳細には、モータ蓋部材306に軸受部材310が配設され、ギヤケース部材303に軸受部材311が配設される。そして、軸受部材310・311によってモータ出力軸312が回動可能に配設されるのである。モータ出力軸312の軸心方向中央部の周囲にはロータ309が固定される。ステータ308に電源が供給されると、ロータ309が回転してモータ出力軸312が回転される。
The reel
モータ出力軸312のスプライン部には平歯車であるモータギヤ314が固定される。モータギヤ314は同じく平歯車である減速機ギヤ315と歯合する。減速機ギヤ315は連結軸316に固定されており、連結軸316はその先端部に形成されたスプライン部が減速機ケース部材301の内部に挿入されて、減速機ケース部材301で回動可能に支持されている。
A
減速機391bの内部には、連結軸316と同一の軸心を有する主軸321が収容されている。詳細には、減速機ケース部材301の内周部に軸受部材322が配設される。また、減速機ケース部材301に、軸受部材331を介して回動伝達部材333が回動可能に配設支持される。そして、回動伝達部材333の内周部に軸受部材323が配設される。さらに、軸受部材322・323に連結軸316が挿通される。
A
主軸321の中心部分にはスプライン孔321aが形成されており、このスプライン孔321aに連結軸316のスプライン部が挿入されることにより、主軸321は連結軸316と一体的に回動する。このように、本実施形態において、リール用電動モータ391aにおけるモータ出力軸312は、主軸321と軸をずらして減速機ケース部材301に配設される。また、主軸321は、モータ出力軸312とモータギヤ314及び減速機ギヤ315を介して連結されている。
A
主軸321の周囲における左側外周部には、第一偏心軸部321bが形成され、右側外周部には第二偏心軸部321cが形成されている。第一偏心軸部321bと第二偏心軸部321cとは偏心方向が180度位相を変えて配設されており、これにより偏心の影響を相殺する構成としている。
A first
第一偏心軸部321bの周囲には、外周面に外歯を有する第一外歯歯車326が嵌装される。第一偏心軸部321bの外周面と第一外歯歯車326の内周面との間には、多数の回動ピン324が介挿されている。また、第二偏心軸部321cの周囲には、外周面に外歯を有する第二外歯歯車327が嵌装される。第二偏心軸部321cの外周面と第二外歯歯車327の内周面との間には、多数の回動ピン325が介挿されている。
A first
第一外歯歯車326及び第二外歯歯車327の周囲には、減速機ケース部材301の内周面にピン329が第一外歯歯車326及び第二外歯歯車327の歯数よりも一個多く備えられる。即ち、減速機ケース部材301の内周面には、第一外歯歯車326及び第二外歯歯車327の外歯と歯合する内歯歯車が形成されている。この内歯歯車に第一外歯歯車326及び第二外歯歯車327の外歯が歯合した状態で、主軸321の第一偏心軸部321b及び第二偏心軸部321cが偏心しながら回動することにより、第一外歯歯車326及び第二外歯歯車327が内歯歯車の内周面に沿って回動する。
Around the first
第一外歯歯車326にはピン挿通孔326aが厚さ方向に貫通して形成されている。同様に、第二外歯歯車327にもピン挿通孔327aが厚さ方向に貫通して、ピン挿通孔326aと同じ位置となるように形成されている。それぞれのピン挿通孔326a及びピン挿通孔327aには、伝達ピン334が挿通されている。伝達ピン334の外周面とピン挿通孔326a及びピン挿通孔327aの内周面との間には、円筒状の摺動部材335・336が介挿されている。伝達ピン334は回動伝達部材333に挿通されて固定されている。即ち、回動伝達部材333と伝達ピン334とは、一体的に構成されている。
A
上記の構成において、第一外歯歯車326及び第二外歯歯車327が回動すると、その回動に連動して回動伝達部材333が主軸321の軸心Lと同一の軸心回りに回動する。回動伝達部材333の中心部分にはスプライン孔333aが形成されており、このスプライン孔333aに、リール21の回転軸21bの先端部に形成されたスプライン部が挿入される。このように、回動伝達部材333がリール21の回転軸21bに連結されることにより、回転軸21bは回動伝達部材333と一体的に回動する。
In the above configuration, when the first
リール用電動モータ391aのモータ出力軸312の回転は、減速機391bで減速されてからリール21の回転軸21bに伝達されて、リール21が駆動する。減速機391bを設けることによって、小型のモータで低速高トルクを得ることが可能となる。
このように、リール用駆動装置391が、リール用電動モータ391aと減速機391bによってリール21を駆動させるための動力を生成している。
The rotation of the
In this way, the
上記の如く、本実施形態に係るコンバインにおいて、減速機391bは、刈取部20に配設されるケース(減速機ケース部材301)と、モータギヤ314及び減速機ギヤ315を介してモータ出力軸312に連結されてケースの内部で回動可能に枢支されるとともに偏心軸部(第一偏心軸部321b及び第二偏心軸部321c)を有する主軸321と、その外周面に外歯を有するとともに偏心軸部の周囲に嵌装されることにより偏心して回動可能とされる外歯歯車(第一外歯歯車326及び第二外歯歯車327)と、その内周面に外歯歯車の外歯と歯合するピン329が外歯の歯数よりも多く備えられた内歯歯車と、外歯歯車の回動に連動して主軸321と同一の軸心L回りに回動するとともにリール21の回動軸21bに連結される回動伝達部材333と、を備えるハイポサイクロイド減速機として構成されている。
As described above, in the combine according to the present embodiment, the
本実施形態に係るコンバインによれば、リール21の内側ではなく外側に減速機391bを配設することにより、リール21で掻き込んだ穀稈が減速機391bに引っかかることを防止している。また、本実施形態におけるリール用駆動装置391は、減速機391bをハイポサイクロイド減速機として構成しているため、従来技術のような遊星歯車機構で構成した場合と比較して、軸方向の長さを短くすることができる。
According to the combine which concerns on this embodiment, the
さらに、本実施形態におけるリール用駆動装置291は、モータ出力軸312と主軸321とを軸をずらして減速機ケース部材301に配設している。また、主軸321は、モータ出力軸312とモータギヤ314及び減速機ギヤ315を介して連結されている。これにより、リール用電動モータ391aをリール21の回動軸21bに対してオフセットすることができる。つまり、リール用電動モータ391aを上方にずらして配置することにより、リール用電動モータ391aが穀稈に接触することを抑制することができる。
Further, the
1 コンバイン
20 刈取部
21b 回転軸
91 リール用駆動装置
91a リール用電動モータ
91b 減速機
112 モータ出力軸
121 主軸
129 ピン
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1
Claims (4)
前記リール用駆動装置は、モータと、該モータと前記リールとの間に介装される減速機と、を一体的に備え、
前記減速機は、
前記刈取部に配設されるケースと、
前記モータの出力軸に連結されて前記ケースの内部で回動可能に枢支されるとともに偏心軸部を有する主軸と、
その外周面に外歯を有するとともに前記偏心軸部の周囲に嵌装されることにより偏心して回動可能とされる外歯歯車と、
前記外歯歯車の前記外歯と歯合する内歯が前記外歯の歯数よりも多く形成された内歯歯車と、
前記外歯歯車の回動に連動して前記主軸と同一の軸心回りに回動するとともに前記リールの回転軸に連結される回動伝達部材と、
を備えるハイポサイクロイド減速機であることを特徴とする、コンバイン。 A combine comprising a harvesting unit having a reel that scrapes the cereal and a drive device for the reel that generates power for driving the reel,
The reel driving device integrally includes a motor and a speed reducer interposed between the motor and the reel,
The speed reducer is
A case disposed in the cutting part;
A main shaft connected to the output shaft of the motor and pivotally supported inside the case and having an eccentric shaft portion;
An external gear having outer teeth on its outer peripheral surface and being eccentrically rotatable by being fitted around the eccentric shaft portion;
An internal gear formed with more internal teeth meshing with the external teeth of the external gear than the number of teeth of the external teeth;
A rotation transmission member that rotates about the same axis as the main shaft in conjunction with the rotation of the external gear and is connected to the rotation shaft of the reel;
A combine, characterized in that it is a hypocycloid speed reducer.
前記主軸の軸線方向における前記リールの側に、前記主軸、前記外歯歯車、及び、前記内歯歯車を収容する収容室が形成され、
前記主軸の軸線方向における前記モータの側に前記モータを装着する装着部が形成され、
前記主軸の軸線方向における中途部に前記モータの前記出力軸を支持する支持部が形成される、請求項1に記載のコンバイン。 The case is
A housing chamber for housing the main shaft, the external gear, and the internal gear is formed on the reel side in the axial direction of the main shaft,
A mounting portion for mounting the motor is formed on the motor side in the axial direction of the main shaft,
The combine according to claim 1, wherein a support portion that supports the output shaft of the motor is formed in a midway portion in the axial direction of the main shaft.
前記主軸は、前記モータの前記出力軸と平歯車を介して連結される、請求項1又は請求項2に記載のコンバイン。 The output shaft of the motor is disposed in the case by shifting the shaft from the main shaft,
The combine according to claim 1 or 2, wherein the main shaft is connected to the output shaft of the motor via a spur gear.
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