JP2018029533A - 製品熱処理装置、圧力調整方法、圧力調整装置 - Google Patents
製品熱処理装置、圧力調整方法、圧力調整装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2018029533A JP2018029533A JP2016164388A JP2016164388A JP2018029533A JP 2018029533 A JP2018029533 A JP 2018029533A JP 2016164388 A JP2016164388 A JP 2016164388A JP 2016164388 A JP2016164388 A JP 2016164388A JP 2018029533 A JP2018029533 A JP 2018029533A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- product
- heat treatment
- heat
- pressure
- flow path
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Food Preservation Except Freezing, Refrigeration, And Drying (AREA)
- Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)
Abstract
Description
前記熱交換器は、
加熱される製品または熱処理後の製品が通流する製品通流路と、
前記製品と熱交換する熱媒体が通流する熱媒体通流路とを有し、
前記加圧手段は、前記製品通流路または前記製品通流路に接続される配管に対して製品または気体を注入し、
前記圧力制御部は、前記熱交換器にて前記製品通流路における製品の通流が停止している際に、前記加圧手段を動作させて前記熱交換器の前記製品通流路の圧力を増加させる点にある。
前記製品熱処理部は、通常運転を行う際に製品に対して熱処理を行い、
前記未処理品冷却部は、前記通常運転を行わない際に、前記製品熱処理部の前記製品通流路を通流した製品を冷却し、
前記圧力制御部は、前記通常運転を行う際に、前記加圧手段を動作させて前記未処理品冷却部の前記製品通流路の圧力を増加させる点にある。
前記製品熱処理部は、通常運転を行う際に製品に対して熱処理を行い、
前記製品熱交換部は、前記製品熱処理部に供給される製品と、前記製品熱処理部で熱処理された製品とを熱交換させて、前記製品熱処理部に供給される製品の予熱を行い、
前記圧力制御部は、前記通常運転を行わない際に、前記加圧手段を動作させて、前記製品熱交換部の前記製品通流路の圧力を増加させる点にある。
前記製品熱処理部は、通常運転を行う際に製品に対して熱処理を行い、
前記製品冷却部は、前記製品熱処理部で熱処理された製品に対して冷却を行い、
前記圧力制御部は、前記通常運転を行わない際に、前記加圧手段を動作させて、前記製品冷却部の前記製品通流路の圧力を増加させる点にある。
前記減圧手段は、前記熱媒体通流路または前記熱媒体通流路に接続される配管から気体または液体を排出させ、
前記圧力制御部は、前記熱交換器にて前記製品通流路における製品の通流が停止している際に、前記減圧手段を動作させて前記熱交換器の前記熱媒体通流路の圧力を減少させる点にある。
前記製品熱処理装置は、熱交換器と加圧手段と圧力制御部とを有し、
前記熱交換器は、加熱される製品または熱処理後の製品が通流する製品通流路と、前記製品と熱交換する熱媒体が通流する熱媒体通流路とを有し、
前記加圧手段は、前記製品通流路または前記製品通流路に接続される配管に対して製品または気体が注入可能に構成されており、
前記熱交換器の前記製品通流路における製品の通流を停止する停止ステップと、
前記停止ステップの後で、前記加圧手段を動作させて前記熱交換器の前記製品通流路の圧力を増加させる圧力動作ステップとを有する点にある。
前記加圧手段は、前記熱交換器において加熱される製品もしくは熱処理後の製品が通流する製品通流路、または前記製品通流路に接続される配管に対して製品または気体を注入し、
前記圧力制御部は、前記熱交換器にて前記製品通流路における製品の通流が停止している際に、前記加圧手段を動作させて前記熱交換器の前記製品通流路の圧力を増加させる点にある。
製品熱処理装置10の運転開始時には、まず最初に機器殺菌処理工程が行われる。図2に示す機器殺菌処理工程は、製品熱処理装置10の熱交換器Aおよび各配管に加熱した製品を通流させて、殺菌を行う工程である。図2では、製品入口から流入して製品熱処理装置10の各部位を殺菌する製品の流れが、点線で表されている。そして製品熱処理装置10に供給される熱媒および冷媒の流れが、一点鎖線で示されている。
機器殺菌処理工程が所定時間行われて、製品熱処理装置10の殺菌が完了すると、製品運転切替工程が行われる。図3に示す製品運転切替工程は、製品熱処理部1で加熱される製品の温度が所定の温度へ安定するまでの間に行われる、過渡状態の運転の工程である。そのため流入した製品は、次工程へは送られず、製品供給元へ戻される。図3では図2と同様に、製品入口から流入して製品熱処理装置10の各部位を通流する製品の流れが、点線で表されている。そして製品熱処理装置10に供給される熱媒および冷媒の流れが、一点鎖線で示されている。
製品運転切替工程が行われ、製品熱処理部1および温度保持部12から流出する製品の温度が安定し、熱処理(火入れ)が適切に行える状態になると、製品運転工程が行われる。図4に示す製品運転工程は、製品熱処理部1で製品に対して熱処理を行う、通常運転の工程である。熱処理が行われた製品は、製品冷却部4で冷却されて、次工程へ送られる。図3では図2と同様に、製品入口から流入して製品熱処理装置10の各部位を通流する製品の流れが、点線で表されている。そして製品熱処理装置10に供給される熱媒および冷媒の流れが、一点鎖線で示されている。
製品運転切替工程の間に、温度計Tが計測する製品の温度が所定の閾値を下回った場合には、製品熱処理部1で適切な熱処理(火入れ)が行われ得ない。このような場合、図5に示す温度低下対応工程を行う。温度低下対応工程では、製品熱処理部1からの製品は次工程へ送出されず、未処理品冷却部3にて冷却されて、製品供給元へ戻される。図5では図2と同様に、製品入口から流入して製品熱処理装置10の各部位を通流する製品の流れが、点線で表されている。そして製品熱処理装置10に供給される熱媒および冷媒の流れが、一点鎖線で示されている。
所定の量の製品の熱処理が完了すると、製品熱処理装置10は運転を停止する。製品が腐敗・変質する食品等の場合には、製品熱処理装置10から製品が除去されて、熱交換器Aや各配管の洗浄が行われる。製品が醤油等の腐敗・変質しにくいものの場合には、製品熱処理装置10の内部に製品を充填したまま保管を行う(図6に示す運転停止保管工程)。
(1)上述の実施形態では、加圧手段Dがブロア13および除菌フィルタ14を有して構成された。加圧手段Dとしては製品通流路Bまたは製品通流路Bに接続される配管に対して製品または気体が注入可能であればよい。例えば加圧手段Dは、熱処理(殺菌、火入れ等)済みの製品を注入する配管であってもよい。不活性ガスを注入する配管やボンベ等であってもよい。不活性ガスとしては、例えば窒素ガスやアルゴンガス等が使用可能である。また製品に腐敗や劣化等の悪影響を与えない気体であれば、例えば二酸化炭素や、普通の空気等が使用可能な場合もありうる。
2 :製品熱交換部
3 :未処理品冷却部
4 :製品冷却部
10 :製品熱処理装置
13 :ブロア(加圧手段D)
14 :除菌フィルタ(加圧手段D)
21 :圧力制御部
A :熱交換器
B :製品通流路
C :熱媒体通流路
D :加圧手段
E :減圧手段
V13 :ドレン弁(減圧手段E)
V14 :ドレン弁(減圧手段E)
V15 :ドレン弁(減圧手段E)
Claims (10)
- 熱交換器と加圧手段と圧力制御部とを有する製品熱処理装置において、
前記熱交換器は、
加熱される製品または熱処理後の製品が通流する製品通流路と、
前記製品と熱交換する熱媒体が通流する熱媒体通流路とを有し、
前記加圧手段は、前記製品通流路または前記製品通流路に接続される配管に対して製品または気体を注入し、
前記圧力制御部は、前記熱交換器にて前記製品通流路における製品の通流が停止している際に、前記加圧手段を動作させて前記熱交換器の前記製品通流路の圧力を増加させる、製品熱処理装置。 - 前記熱交換器としての製品熱処理部および未処理品冷却部を有し、
前記製品熱処理部は、通常運転を行う際に製品に対して熱処理を行い、
前記未処理品冷却部は、前記通常運転を行わない際に、前記製品熱処理部の前記製品通流路を通流した製品を冷却し、
前記圧力制御部は、前記通常運転を行う際に、前記加圧手段を動作させて前記未処理品冷却部の前記製品通流路の圧力を増加させる、請求項1に記載の製品熱処理装置。 - 前記熱交換器としての製品熱処理部および製品熱交換部を有し、
前記製品熱処理部は、通常運転を行う際に製品に対して熱処理を行い、
前記製品熱交換部は、前記製品熱処理部に供給される製品と、前記製品熱処理部で熱処理された製品とを熱交換させて、前記製品熱処理部に供給される製品の予熱を行い、
前記圧力制御部は、前記通常運転を行わない際に、前記加圧手段を動作させて、前記製品熱交換部の前記製品通流路の圧力を増加させる、請求項1または2に記載の製品熱処理装置。 - 前記熱交換器としての製品熱処理部および製品冷却部を有し、
前記製品熱処理部は、通常運転を行う際に製品に対して熱処理を行い、
前記製品冷却部は、前記製品熱処理部で熱処理された製品に対して冷却を行い、
前記圧力制御部は、前記通常運転を行わない際に、前記加圧手段を動作させて、前記製品冷却部の前記製品通流路の圧力を増加させる、請求項1から3のいずれか1項に記載の製品熱処理装置。 - 前記製品が醤油であり、前記圧力制御部は、前記製品熱処理装置の運転が停止している際に、前記加圧手段を動作させて前記熱交換器の前記製品通流路の圧力を増加させる、請求項1から4のいずれか1項に記載の製品熱処理装置。
- 前記加圧手段は、前記製品通流路または前記製品通流路に接続される配管に対して不活性ガスを注入する請求項1から5のいずれか1項に記載の製品熱処理装置。
- 前記加圧手段は、前記製品通流路または前記製品通流路に接続される配管に対して除菌エアを注入する請求項1から5のいずれか1項に記載の製品熱処理装置。
- 減圧手段を有し、
前記減圧手段は、前記熱媒体通流路または前記熱媒体通流路に接続される配管から気体または液体を排出させ、
前記圧力制御部は、前記熱交換器にて前記製品通流路における製品の通流が停止している際に、前記減圧手段を動作させて前記熱交換器の前記熱媒体通流路の圧力を減少させる、請求項1から7のいずれか1項に記載の製品熱処理装置。 - 製品熱処理装置において行われる圧力調整方法であって、
前記製品熱処理装置は、熱交換器と加圧手段と圧力制御部とを有し、
前記熱交換器は、加熱される製品または熱処理後の製品が通流する製品通流路と、前記製品と熱交換する熱媒体が通流する熱媒体通流路とを有し、
前記加圧手段は、前記製品通流路または前記製品通流路に接続される配管に対して製品または気体が注入可能に構成されており、
前記熱交換器の前記製品通流路における製品の通流を停止する停止ステップと、
前記停止ステップの後に、前記加圧手段を動作させて前記熱交換器の前記製品通流路の圧力を増加させる圧力動作ステップとを行う、圧力調整方法。 - 熱交換器と加圧手段とを有する製品熱処理装置に取り付けられる圧力調整装置であって、前記加圧手段の動作を制御する圧力制御部を有しており、
前記加圧手段は、前記熱交換器において加熱される製品もしくは熱処理後の製品が通流する製品通流路、または前記製品通流路に接続される配管に対して製品または気体を注入し、
前記圧力制御部は、前記熱交換器にて前記製品通流路における製品の通流が停止している際に、前記加圧手段を動作させて前記熱交換器の前記製品通流路の圧力を増加させる、圧力調整装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016164388A JP6744176B2 (ja) | 2016-08-25 | 2016-08-25 | 製品熱処理装置、圧力調整方法、圧力調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016164388A JP6744176B2 (ja) | 2016-08-25 | 2016-08-25 | 製品熱処理装置、圧力調整方法、圧力調整装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018029533A true JP2018029533A (ja) | 2018-03-01 |
JP6744176B2 JP6744176B2 (ja) | 2020-08-19 |
Family
ID=61302737
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016164388A Active JP6744176B2 (ja) | 2016-08-25 | 2016-08-25 | 製品熱処理装置、圧力調整方法、圧力調整装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6744176B2 (ja) |
-
2016
- 2016-08-25 JP JP2016164388A patent/JP6744176B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6744176B2 (ja) | 2020-08-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6987059B2 (ja) | 高温食品加工ラインを定置洗浄する方法および食品滅菌ライン | |
WO2020062889A1 (zh) | 一种用于无菌灌装生产线的杀菌工艺 | |
JP6226129B2 (ja) | 殺菌装置 | |
JP5256138B2 (ja) | 加熱殺菌装置 | |
JP6283926B2 (ja) | 殺菌装置 | |
DK2233010T3 (en) | A method of operating a pasteurizer and pasteurisation | |
JP2018029533A (ja) | 製品熱処理装置、圧力調整方法、圧力調整装置 | |
JP4673400B2 (ja) | 加熱殺菌装置の冷却システム | |
JP6229887B2 (ja) | 殺菌装置 | |
JP2002262839A (ja) | 加熱殺菌装置の冷却システム | |
US7566430B2 (en) | Apparatus for sterilizing, pasteurizing, and/or disinfecting a pumpable or free flowing medium | |
CN109153557B (zh) | 饮料供给装置 | |
EA022088B1 (ru) | Способ и устройство для непрерывной стерилизации воды для орошения поршней в поршневом насосе или гомогенизаторе | |
JP2021053263A (ja) | 自動開放弁を用いた液体の加熱殺菌方法及びその加熱殺菌装置 | |
JP5826617B2 (ja) | 加熱殺菌装置 | |
US20210171364A1 (en) | Apparatus for producing and providing sterile water and method of operating the apparatus | |
JP7371428B2 (ja) | 殺菌装置 | |
JP6909443B2 (ja) | 殺菌装置 | |
JP2015130824A (ja) | 殺菌装置 | |
JP6470093B2 (ja) | 飲食物の製造装置 | |
JP6789835B2 (ja) | 高温液体式加熱処理装置及び高温液体式加熱処理装置の運転方法 | |
JP6397796B2 (ja) | 食品液加熱殺菌方法及び装置 | |
JP5930392B2 (ja) | 殺菌装置 | |
JP2012217391A (ja) | 加熱殺菌装置 | |
KR101349048B1 (ko) | 음료수 제작 장치 및 이의 이상 발생 제어 방법 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A625 | Written request for application examination (by other person) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A625 Effective date: 20181011 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190917 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20191113 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20200310 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200521 |
|
A911 | Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20200529 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20200728 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20200730 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6744176 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |